Necroticism: Descanting the Insalubrious (詳細)
Carcass(アーティスト)
「This is real Carcass.」「方向転換のサードアルバム!」「上手くなるよ」「カーカスに駄作は無い!!」「マイケル・アモット加入。」
「全然イイ。」「行き着いたのがこれ」
ザ・ジェスター・レース (詳細)
イン・フレイムス(アーティスト)
「最高傑作。」「初期の名盤」「叙情デスの最高峰!」「聴くほどに味のあるアルバム」「曲は良いが、声が好きじゃない。」
ヘイト・クルー・デスロール (詳細)
チルドレン・オブ・ボドム(アーティスト)
「メロデスの頂点を聴け!」「非常に聴きやすいデスメタル」「久々に楽しめたデスメです」「売り方を間違えたね!」「メロデスは食傷気味だったけど。」
ブラック・アース (詳細)
アーク・エネミー(アーティスト)
「衝撃のデビュー作!」「いいですよ。」「すげぇ・・・」「最高傑作」「メタル界の彗星。」
スティグマータ (詳細)
アーク・エネミー(アーティスト), ヨハン・リーバ(その他), マイケル・アモット(その他)
「超ウルトラヘヴィ&ダークネス」「暗く、重い」「初期傑作」「ギターオリエンテッドなメロディック・デス」「ギターソロが泣きです。」
Burning Bridges (詳細)
Arch Enemy(アーティスト)
「メロディック・デス・メタルの最高傑作。」「ヨハンの最後。」
●Necroticism: Descanting the Insalubrious
・「This is real Carcass.」
個人的にCarcassに初めて出会ったのがこのアルバムです。最初に聞いたときは、正直げんなりしましたが、聞いていくうちにリフ、メロディ、ソロの素晴らしさに引き込まれました。一般的にはHeartworkが評価が高いですが、個人的にはCarcassの当初からのバンドコンセプトから(特にバンド名からの)見ると、このアルバムは一応の完成形ではないでしょうか。1stでグラインドコア、2ndでデスメタル、このアルバムでメロディックデスメタル、Heartworkで正統派メタル、ラストでモダンなメタル。こんなにアルバムごとに進化を著しく遂げたバンドもそういないでしょう。ただ人によっては歌詞や歌声なんか(邦題が死体愛好癖だった・・・)で生理的に駄目な方もいると思うので、(1st,2ndに比べれば、格段に上品になってますが)そういう方はとにかくメロディを聞いてください。(歌詞はヒアリング不可ですけど) マイケル・アモットとビル・スティアーの今考えると豪華なツインギターは、素晴らしいです。メロデス好きでまだ未聴の方は是非。普通のメタル好きの方はHeartworkから、こちらへ。
・「方向転換のサードアルバム!」
カーカスのサードアルバムです。このアルバムからマイケルアモットが参加しています。ファースト、セカンドにあったゴアグラインド的なものはこのアルバムには皆無です。しかもギターがメロディアスになっています。ゴアグラインドバンドであったカーカスのファン達が離れていったのも十分理解できます。しかしデスメタルサウンドにメロディアスなギターというスタイルは、今の時代のほうが受けるはずです。個人的にはこのアルバムで聴けるサウンドこそが本来の意味におけるメロデスだと思います。曲の邦題でひいてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、これこそが真のメロデスです!聴いてみてください。
・「上手くなるよ」
こ…コピーできない!いくら練習しても!まったくもってビル・スティアのアタマの中は常識はずれのコードばかりで、ブラスト・ビートが影を潜めたかと思ったら、カーカスというこのバンドは実はかなりのテクニックを有していたことを見せつけてきたのがこのアルバムからだ。1stからすると相当「普通の」バンドになった感があるが、単純にこのアルバムをコピーすれば、かなり上達できるのでは?
・「カーカスに駄作は無い!!」
このアルバムはよりテクニカルになり、かなり構築された感がある。曲も長尺だし、なによりマイケルアモットの加入により前作までにはなかったメロディがギターソロなどに多分に聴かれるようになった!それによりスラッシュファンはもとより一般的なメタルファンにもファン層を拡大出来たように思う。要するによりメタル的になったわけだ!アルバムの完成度もかなり高い!まぁカーカスは基本なんで全部聴きましょう!
・「マイケル・アモット加入。」
今作から現アーチ・エネミーのマイケル・アモットが加入した事により、これまでのゴア路線からは方向性を変えた新たなCarcassとしての一面が見られる作品です。
全体的に曲がながいですが、リフは割とシンプルでギター・ソロもメロディアスなものが増えているので、非常に聴き易くなっています。
今作では、ブラストの使用頻度はかなり減ってしまいましたが、キメる所ではちゃんとキメています。
さすがに1st, 2ndからかなりの路線変更をしているので、この作品からCarcassを聴かなくなった人がいるのも納得できる気がします。
・「全然イイ。」
1stから本作まで全部揃え、最後にこれを買ったのですが(評判が良くなかったので後回しに)、初期カーカスの勢いを期待してしまうと確かに物足りないものかもしれません。
しかし楽曲自体は良いものがそろっており、退屈は一切しませんでした。むしろ「ハートワーク」より楽しめた気がします。間違いなく、駄盤ではありません。
・「行き着いたのがこれ」
凶暴なグラインドゴア→ドロドロのデスメタル→テクニカルなメロディックデス…とアルバム毎に音楽性を変化させ、最後に行き着いたのがこのアルバムである。 初期の彼らが好きなグラインドファンは3枚目辺りからとまどい、次の「Heartwork」でそのクリアさと流麗でメロディアスなギターワークに完全に幻滅し、逆にグラインドゴアなど見向きもしなかったHMファンが彼らに注目したのである。 そんな中、音楽的ポリシーもなく、グラインドゴアでもHMでも気にいりゃなんでも聴いてしまう人間は、そういった賛否両論を気にすることなく、毎回彼らのアルバムは愛聴し、「よくこんないろんなことできるんもんだ」と感心したりする。こういう人もいるのである。私がそうだ。 で、最後がこのアルバムである。 これはすごい。てっきり成功を収めた「Heartwork」路線で行くのかと思うと、今度はキャッチーなリフに支配されたヘヴィロックが目白押しなのである。 で、今度は「Heartwork」を聴き倒したHMファンから「速い曲がない」「流麗なソロがない」だのブーブー言われる羽目になってしまった。ファンってのはほんとに自分勝手なものだといつも思う。 というわけで、Carcassの作品群ではイマイチ低評価に甘んじているこのアルバム、はっきりいうが、決して駄作ではない。それどころかリフはキャッチーでよく練られていてかっこいいし、プロダクションもいい。なによりも彼らの「聴かせよう」という姿勢がよく見える(プロのミュージシャンなら当たり前だけども)好盤だと私は思う。
彼らのようなブルータル系のバンドのファンは「大衆性」というものを毛嫌いする傾向があるので(いろんな音楽がはこびる今となっては大衆性という言葉は死語に近いけど)、アルバムを作る度に音楽的な質の向上を目指し、その結果自然に「大衆性」を身に付けていったがためいろいろと非難を受ける羽目になってしまったCarcassは、今思うと可愛そうなバンドである。でもそういう声を一切無視してとうとうここまで行き着いた彼らはやはりかっこいいと思う。それと同時に才能溢れるバンドだったんだなあと、私は彼らのアルバムを聴く度に思ったりするのである。
ちなみにボーナス映像であるが、ライヴ映像にスタジオ曲をかぶせただけのもで別にどうってことのない出来である。わざわざボーナスとして収録することはなかったと思う。なので、★4つってことで。
・「最高傑作。」
もう8年も前にリリースされた作品ではあるが、いま聴いてもその魅力は全く色褪せない。
「COLONY」以降、メロディアスではあるものの徐々にメロディの臭みを消していき、現在の彼らはバンドとしてより洗練され強力になった。それは間違いないだろう。
しかし、もし僕が誰かに「IN FLAMESのオススメは?」と問われたら、迷うことなく本作を推す。HMバンドとしての彼らの凄みを知ってほしいと思うならば目下の最新作である「SOUNDTRACK TO YOUR ESCAPE」を挙げるのが正しい選択だとは思うが、このバンドがいかに優れたメロディ、楽曲を生み出すことに長けているかを如実に物語っているのはやはりこの「THE JESTER RACE」を置いて他にないと思うのだ。
多くのフォロワーを生み出し、北欧叙情デス・メタルを語るうえで絶対に避けて通れない名盤であるこの作品は、とにかくメロディの質が恐ろしく高い。泣きのメロディかくあるべし、といった極上のメロディがてんこ盛り。特に、個人的には"DECEMBER FLOWER"のギター・ソロで奏でられる激情と悲哀のメロディは生涯忘れ得ない逸品だ。
現在の彼らにこのような音を出してほしいとは思わない。ただ、仮にそうしたとしても本作ほどの驚異的な作品は作り得ないとも思う。濫出・淘汰が進み、いまや典型的な叙情デス・メタルをやるバンドは数少ない。そのフォロワー達にもこの作品と同等のものを作り出すことを求めることはあまりにも酷なことだ。
だからこそ、本作はこの先もずっと多くのファンに愛でられていくに違いない。
・「初期の名盤」
スウェーデンのメロディックデスメタルを代表するIN FLAMESの初期の名盤。慟哭のメロディラインにアグレッシブなボーカルが乗ったそのスタイルは、イエテボリ系デスメタルの代表格として知られる。切ないまでに叙情的なその彼らの世界を堪能してほしい。
・「叙情デスの最高峰!」
96年発表の2nd。叙情メロディーがさらに強力になっており、デスらしい攻撃性は、新加入のアンダース・フリーデン(前ダーク・トランキュリティー)の咆哮によって留められているくらいで、純粋なデス・メタルとは天地の差である。叙情メロディの洪水に溺れてしまうのは間違いなし!ライヴの定番④ムーンシールドを筆頭に、全作品中最も“泣ける”アルバム。
・「聴くほどに味のあるアルバム」
正直、1stの曲自体の衝撃と、前ボーカルであるスタンネの声に魅了されていた自分には、少しだけ馴染めない感じがありました。
今では、アンダースフリーデンの声も違和感を感じなくなり、聴けば聴くほどに、メロディの良さに心が躍ります。
北欧メロディックデスメタルとは何ぞや?と聞かれて、一番に頭に浮かぶまでになりました。
初期インフレイムスでは一番メロディアスだと思う1枚です。
・「曲は良いが、声が好きじゃない。」
曲は良いのに、ボーカルのアンデッシュ・フリーデンの掠れたような声が好きじゃない。マリリン・マンソン系の声だったら好きになったと思うのだが...。
・「メロデスの頂点を聴け!」
前作から約2年ぶりとなる4thアルバム。前作で“ネオ・クラシカル・デス・メタル”とでも言えそうなサウンドを極めた彼ら。もうそろそろマンネリに入るかと思いきや、ヤツらはやはりただ者ではなかった!前作までの大筋は踏まえつつ、今回はよりモダンなサウンド(時代への迎合という意味ではない)を持って帰ってきた。
デジタル・サウンド(ピコピコ音)を用いた疾走チューン①やモダン・ヘヴィ系風のうねるリフを持った②、ミディアム・テンポの⑤等、どれもが新鮮な響きを持っており飽きさせない。自身が作り上げたスタイルに固執するのではなく、それを踏まえつつ更に前進・挑戦を続ける。凡百のフォロワー達との違いがこの柔軟さにあるのだろう。
そして、今回強く感じたのがアレキシのシンガーとしての成長だ。以前まではギャーギャー喚き散らす絶叫型Voだったが(これが嫌いという人も多いのでは?)、今回は同じ絶叫でもより深みのある、説得力に充ちたVoになっている。アレキシ(G)とヤンネ・ウィルマン(Key)によるギターVSキーボードのバトルは相変わらず壮絶!
・「非常に聴きやすいデスメタル」
何故だろう・・・ヴォーカルはこれでもかと言わんばかりのデス声なのに凄く引き込まれる。私が思うにキーボードが影響してるのだと思います。私はデスメタルはほとんど聴きませんが皆さんのレビューを見て「そんなにイイものなのか?」と半信半疑で購入して聴いてみたところ、見事ツボにハマってしまいました。鋭く刻まれるリフにキラキラと音を奏でるキーボード。なんだか不釣合いそうなこの二つが上手い事マッチしていて、独特の音が出来上がっているのだと思います。
キーボードって重要なんだなぁ・・・。
・「久々に楽しめたデスメです」
個人的に2ndが好きだったので、幻想的(?)な感じを期待するとがっかりかも。 けど聞き流ししてても曲がどんどん耳に入ってくるし、リピートで2,3周目にはもう楽しくてたまらない。 今までで一番攻撃的で聞きやすく仕上がってる。 デス特有の「えぐい」感じはほとんどないし、ダンスミュージックのように気持ちよく聴ける。
・「売り方を間違えたね!」
日本のレコード会社はCOBの宣伝文句にブルータルなる言葉をやたらと使っています。おそらく、初めて買ったデスメタルはCOBなんて言ってる人達はそんな宣伝文句を鵜呑みにしちゃったんだろうね。デスメタルは少数の熱心なファンによって支えられている特異なジャンルです。アングラの世界から出てくることは有り得ないのです。他のレビューを否定するようで申し訳ないのですが、COBはデスメタルではありません。そんな狭い世界に閉じ込めていいバンドであるはずがないじゃないですか!むしろノクターナルライツやストラトヴァリウスあたりのファン層を狙った販促をレコード会社はかけるべきでした。そうすればもっと大きな人気を得られたはずだし、またそれだけの魅力をCOBは持っています。そんなことは、このアルバムを聴けばすぐわかるはず! デスメタルに嫌悪感を持ってた人達でもCOBは大好きになれたんでしょ?そういう人達でまだ未聴の人達も沢山いるはずだ。メロパワファンなら是非聴いてくれ!こいつら最高だぜ!
・「メロデスは食傷気味だったけど。」
メロデスが溢れるようになって正直飽きてましたがこれは聴けました。
1.Keyがとても良いアクセントになっている事2.曲ごとのカラーがはっきり出ている事3.北欧民謡からのパクリっぽいフレーズが無い事(笑)4.耳を惹く良いリフやメロディが多い事この辺りが要因だと思います。
ボーナストラックとしてSLAYERのトリビュート盤に参加した時の音源とラモーンズのカバーが収録されています。私は昔のSLAYERも大好きなのでデイヴ・ロンバード特有のフレーズをほぼ崩さずに無駄なブラスト等を入れる事なくカバーしてくれているのが◎ラモーンズの方は・・・このVoだとちょっとキツい。
・「衝撃のデビュー作!」
なんだこいつらは!?これが最初このARCH ENEMYの1stを聴いた時の感想だ。メチャメチャヘヴィなギターサウンドのデスメタルだが、メロディックなのだ。
他のメロデスバンドと違う点は、間奏部でのギターソロが有り、アモット兄弟のユニゾンが、これまた非常に美しい。この作品は、この後にリリースされた作品の中でも、
疾走感が溢れ、かなりのパワーで押し捲っている作品だ。また非常にブラック色が強く、かなりアンダーグラウンド・サウンドだ。ステレオのヴォリュームを上げると、ギターの音で床が揺れる(笑)
ライブでは定番の1、4、9を始め、非常に良い楽曲が多い。8曲目は、アコースティックとエレキで構成されているインストで、
彼らの原点とでも言うべき非常に美しくも何故か悲しくなるような、そんな美しい楽曲である。
永続的な活動はないとマイケルが言って結成したバンドだが、この後はみなさんも御存知の通り、現時点で既に4枚ものアルバムを出している。このジャンルでは、王者であると言っても、過言ではない。
デスメタルは×と思っていたあなた!
是非聴いてみることを薦める。実は俺も、デスメタルは身体が受け付けなかった(笑)でもARCH ENEMYは違う!”ただ”のデスメタルではない!騙されたと思って、聴いてみては?
・「いいですよ。」
96年発表1st。マイケル・アモットはCARCASS脱退後、地元スウェーデンに戻り、スピリチュアル・ベガーズを結成し2枚のアルバムを発表した。キャプテン・ビヨンドやマウンテンを彷彿させる70年代風HR/HMであったが、当時のマイケルは、スピリチュアル〜には不向きともいえる、かつての中期カーカスの血脈を継いだブルータルなリフが頭に浮かんでいたという。そこでかつてのCARNAGE時代のメンバーであったヨハン、当時18歳であった実弟のクリストファー、ユーカリストの実力派ドラマー・ダニエルといったメンバーでARCH ENEMYを結成。この当時はプロジェクトで終わる可能性が強かったがこの1stの完成度の高さとファンからの強い要望もありスピリチュアル〜と平行してバンドを継続させることになった。やはりCARCASSの方法論で、正統派HMとデスメタルの融合、静と動、美と醜の対比が素晴らしい。当時はイエテボリのアンダーグラウンドシーンが盛り上がりをみせていたが、それらとは違ったあくまでブルータルなリフで構成された楽曲での辛口アプローチが彼らの魅力であったと思う。あれからもう10年も経つんですね…。
・「すげぇ・・・」
友達の車で買ってすぐかけたけど驚いた。
なんであんな激しい曲の間にアコースティックな部分をしかも自然にはさめるんだ・・・イイですわぁ
・「最高傑作」
アークエネミーはすべて聞きましたが、このアルバムが最高傑作かと。私は音楽を聞くとその歌や音楽の「色」を想像しますが、このアルバムにはそれがない。無機質なのにマイケルやクリスのメロディに感情が乗る。 オススメは1、2、10トラックです。彼らのこのアルバムを越える出来は自分的にもう出ないと思います。
・「メタル界の彗星。」
アークエネミーというバンドの出現により、天才マイケル・アモットの存在が、デスメタルなどコアな世界だけでなく、一般の音楽界にも認知され始めた意味で画期的なデビューアルバムであったと思う。ダークではあるが、どこか美しいこのアルバムのセンスの良いジャケットのアートワーク同様、内容も素晴らしく美しい仕上がりである。
ブルータルなイメージのデス系メタルがここまで悲しく美しいメロディと調和する、いや、させるとは・・・・それが初めて聴いた時の感想であり、以来このバンドの虜になってしまった。
現在、ドラマー、ヴォーカル、ベースの交代などを経ていることからも、このバンドの中心メンバーは、やはりアモット兄弟であり、彼らの率いるプロジェクトである事が伺える。
以前、最新作のアンセム・オブ・リベリオンに対して、少々厳しい評価をつけてしまったが、改めて何度も聴くと、このバンドのある種、派手になりすぎつつあったメロディラインに展開面での試みを感じさせる原点回帰的な作品と考えると、中々の秀作であるとも思えるのである。
とにもかくにも、アークエネミーの作品は現在まで、デス、へビーメタルのその他の作品の中でも、かなりのクオリティを誇る作品ばかりで、次回作で、ある種今まで構築してきた物と新しい試みが融合すれば、大傑作が誕生する可能性が大いにあり、またファンとしてもそれを期待せずにはおれない。
・「超ウルトラヘヴィ&ダークネス」
衝撃のデビュー作から1年半後に本作が発表された。デビュー作でヨハン(Vo)はベースもこなしていたが、本作からVoに専念し、新たにマーティン(b)を加入させた。前作同様の方向性を示唆し、非常にダークでヘヴィであるが、ただのデスメタルでないことは、アモット兄弟が奏でる旋律の美が象徴している。
デスメタルと言えば猛然と突っ走るリズム体と吠えるVoというイメージだろう。しかしこのARCH ENEMYは、完全に曲になっている。緩急を上手くコントロールし、ソリッドな一面を持たせながら、何処か優しく、美しく、時には物悲しく、なんとも言えない気持ちにさせてくれる。
ライブでもよく演奏される「BEAST OF MAN」、「STIGMATA」、「TEARS OF THE DEAD」、「DIVA SATANICA」などなど美味しいところが満載に収録されている本作である。
非常に重いヘヴィなサウンドを望んでいる人は、一度聴いてみることをお薦めする。
・「暗く、重い」
個人的には3rdなんかよりも好きだ。
ヨハン・リーヴァの、勢いはないものの不気味なデス声。それをさらに不気味に演出するアモット兄弟らによるバックサウンド。
アルバム全体が仄暗い雰囲気で覆われ、それに寒気をプラスする流麗なギターソロがこれ以上ないほど合っている。
勢いという点では、他のスウェディッシュデスには及ばないが、楽曲構成の完成度などは圧倒している。
是非、メロデス好きの方はもちろん、正統派メタルが好きな方にも聴いていただきたい。
・「初期傑作」
2ndアルバム。まだデスラッシュ的な匂いが全編に立ち込めている。3rdでは、メロディをより多用し、4thではスラッシュ的な匂いを薄めた。純粋にデスメタル的なのはこの作品までである。もちろん、マイケル・アモットによるメロディはしっかりと詰め込まれている。
ハーモニーパートやギターソロのみならず、バッキングなどにも音使いの特徴がにじみ出ているといえるだろう。
・「ギターオリエンテッドなメロディック・デス」
1998年リリースの2nd。前作同様、素晴らしいGuitarが聴けます。最新のメロディックデスでありながら、コード進行やギターソロは伝統的なハードロックの手法で構築されておりかなりの好印象。マイケルの曲にクリストファーのソロにヨハンのブルータルなボーカルもマッチしてます。やっぱり嬉しいのは、マイケル・シェンカーやイングヴェイやウリ直系のギターソロ。IN FLAMESなんかよりも全然ギターオリエンテッドで、個人的にはこの手のバンドの中では抜きん出た存在です。
・「ギターソロが泣きです。」
これでもか、これでもかと言わんばかりにメロディックなギターソロ。楽曲はイン・フレイムスみたいなクサクサではないので、ブルータルデスが好きな人でもイケるかも?個人的にはヴォーカルがパワー不足だと思う。
・「メロディック・デス・メタルの最高傑作。」
ARCH ENEMYの3rdアルバムで、彼らの最高傑作であると同時にMELODIC DEATH METAL界の最高峰に位置している。MICHAEL AMOTTとCHRISTOPHER AMOTT兄弟コンビが繰り広げる憂いを帯びたメロディアスなギター・ソロの数々。前2作と比較すると、さらにメロディにも磨きがかかり、曲の作りも著しく向上したように見受けられる。このアルバムは、4曲目の"SILVERWING" に凝縮されていると言っても過言ではない。この曲のラスト1分30秒は、全てのHEAVY METALの曲を凌駕している。曲が始まって2分30秒ぐらいから曲が変調してAMOTT兄弟のギター・ソロが始まるが、その美しさはかつて聴いたことが無いほどだ。絶品です。1曲目"THE IMMORTAL"から最後の曲"FIELDS OF DESOLATION '99"まで、怒濤のギターサウンドの連続。CHRISTOPHER & MICHAEL AMOTT兄弟の流麗なギター・ソロに涙すること請け合いです。 このアルバムは、MELODIC DEATH METALだけど、普通のHR/HMを聴ける人は是非聴いて見て欲しい。どれだけ素晴らしいアルバムか、きっとわかるはずだ。その辺の、メロディアス・ハード・ロックよりもずっとカッコいい。このアルバムは全曲捨て曲無しの最高傑作だ。
・「ヨハンの最後。」
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