BUCK-TICK FEST 2007 ON PARADE (完全予約限定盤) (詳細)
BUCK-TICK(俳優), 清春(俳優), Rally(俳優), abingdon boys school(俳優), J(俳優), MCU(俳優), KEN ISHII(俳優), BALZAC(俳優), THEATRE BROOK(俳優), 土屋昌巳(俳優)
「素晴らしい!!」「心から…ありがとうBUCK-TICK!!」「ぜひ限定版を!」「?」「いいんだけど…」
バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)
「賢者の回答、泣けるアリア!」「この曲のアクシスを変えた」「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです」「グールドがこのテンポで弾いた訳」「グールドのバッハ」
闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3) (詳細)
上橋 菜穂子(著)
「1作目よりもおもしろかったです」「バルサの過去と、未来」「うーん、はまりましたぁ」「涙が出ました。」「この夏一番の収穫でした」
ネフェルティティEXP.―ツーリング・エクスプレス特別編6 (花とゆめCOMICS) (詳細)
河惣 益巳(著)
「気楽に観光気分で(^^」
MOON 1―昴ソリチュードスタンディング (1) (ビッグコミックス) (詳細)
曽田 正人(著)
「袋小路からの脱出」「11巻のレビューを書いてから、もう4年・・・」「今後はライバルと切磋琢磨して欲しいです。」「帰ってきました」「更に進化してます♪」
EXIT 10 (10) (バーズコミックス ガールズコレクション) (詳細)
藤田 貴美(著)
「待ちに待ちました!」「音楽が聞こえてきそうな臨場感!!」「二つのバンドと一人のシンガー」
エロイカより愛をこめて (33) (プリンセスコミックス) (詳細)
青池 保子(著)
「今回はシリアス」「次第にハードになっていく伯爵と少佐」「続きが楽しみ」「この頃芋を食べていない」
まいあ Maia SWAN act II 2 (詳細)
有吉 京子(著)
「前巻よりおもしろくなっていると感じました。」「懐かしい作品」「点が辛い訳は…」
小さなお茶会 完全版(1) (詳細)
猫十字社(著)
「あの名作が大判で!」「懐かしい優しさ」「良質なファンタジーのひとつの到達点です」「昔からのファンはちょっと拍子抜け」「日常の楽しさ」
Custom Stores>By Artists>クラシック>演奏者別>カ行>グールド
コミック・アニメ・BL>出版社別>白泉社>花とゆめコミックス
コミック・アニメ・BL>出版社別>秋田書店>プリンセスコミックス
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クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>演奏者別>カ行の演奏者>グールド
●BUCK-TICK FEST 2007 ON PARADE (完全予約限定盤)
・「素晴らしい!!」
BUCK-TICKは孤高のバンド…みたいなイメージがありましたが、他のバンドやミュージシャンと一緒でとても楽しそうでした〜。清春やGLAYのTERUやJ、T.Mの西川さん…等々まで丁寧に原曲をアレンジして演奏していて改めてBUCK-TICKの凄さを感じました。舞台裏の映像では各バンドの演奏が終わる度にステージ裏口でユータが握手しているのがとても印象的でした(*^_^*)付属の写真集も買ったら4000円はするんじゃないか?と思うボリュームで特典ディスクも付いているので一万円は安い位だと思える内容でした。とにかく、画面サイズはワイドで音量は非圧縮なので画面を切らす事も無く、大音量にして家でライヴ気分になれる事間違い無しです☆
・「心から…ありがとうBUCK-TICK!!」
実際に見に行きました。完全予約生産という事なので感想を書いても意味ないかなとも思いましたが、通常版の購入を考えている人もいると思いますし、一ファンとして書きたいので記します。炎天下の中始まり、後半から陽が落ちていき、ラストは横浜の美しい夜景の中…主役が登場します。BUCK-TICK以外のアーティストは一曲しか収録されていませんが、その熱気はじゅうぶんに伝わると思います。BUCK-TICKは優しく力強く美しく、本当にすばらしいバンドになりました。今だにかつての暗いイメージを持たれたりヴィジュアル系と言われてしまう事もありますが、これほど変幻自在のメロディと声を操り、感動を与えてくれるバンドを僕は他に知りません。内容の細かい説明をするとキリがありませんが、個人的な見所としては出演者に名を連ねているアーティストの他にも、以外なアーティストがバックで演奏していたり、ここでしか見られないセッションやカバー曲もあり豪華です。あとは少しですがバックステージの様子も収められていて、出演者の素の表情が見られます。DISC2はドキュメント。こんなに喋るメンバーの映像を見たのは初めてで、こういう姿を見られるのは貴重で嬉しいです。ライブ中ありがとうを連発した櫻井さん。けれど、ありがとうを言いたいのはこちらです。こんなに素晴らしいイベントをありがとう。出演してくれた他アーティストもみんなありがとう。BUCK-TICKに出会えて良かった…!改めてそう思えるライブでした。BUCK-TICKの20年に星はつけられませんが、とりあえずこのDVDは迷うことなく星★5つです。
・「ぜひ限定版を!」
最高! 20年間、メンバーチェンジ一切無しの五人組バンドは「BUCK-TICK」が日本初! 彼らの感謝の気持ちとすべての人への「ありがとう」が詰まっています!限定版付属の「RESTROOM」は、メンバーの貴重な会話や生の姿&ツアーの舞台裏の映像が58分も入っています! これだけでも、ファンなら完全に元はとれますよ!!ちなみに「ワルシャワ〜」は遠藤ミチロウの「スターリン」時代の曲です。アニィがその証言を限定版ではしています。在庫がなくなる前に買い!
・「?」
ワルシャワの幻想って B−Tの曲?スターリンの曲
ファン層が高めとはいえ1万円はどうなの
・「いいんだけど…」
価格はまずまずってとこですね。ピクプロ2とかに比べたらはるかに買い!です♪付属の写真集もいい感じです。DISC2も中々。いいメンバーの雰囲気かもしだしています。ライブ自体はホントに貴重なメンバーで進行されていて、おもしろかった。でもそろそろ、BUCK-TICKの曲目にマンネリを感じでいます…新曲もありますが、ちょっと思いました。なのですいませんが星四つです。
・「賢者の回答、泣けるアリア!」
55年版が超爽快な超々名演なら、この81年版はグールドの人生最後の回答でしょう。第30変奏におけるどうしようもない気分の高揚感は他の誰からも得られません。そして、続く最後のアリアは心を掴んで離さない。人生の最後にして、始まりへと回帰するような、これ以上慈しむことなど考えられないような愛情すら感じさせる。私はいつもは55年版を聴きますが、”どうしても”というときは81年版を聴きます。どちらもグールドであり、どちらも正しい。グールドの演奏の聴ける時代に生まれてよかったと心から思える究極の演奏。
・「この曲のアクシスを変えた」
販売当初(20年以上昔)のインパクトは凄かった。当時バロック音楽は古楽演奏がメジャーになりだした頃で、世話になっておいて悪いが、イ・ムジチやミュンヒンガーやパイヤールなんかは、全部詰らなく思えてきた頃で、まして、「ピアノで弾くバッハなんか」っていう感じだった。石丸電気の2号館でクラシックの階へ足を運んだ時、耳にしたのがこの演奏。当時何処の誰かも知らないままにすかさず買った。で、やがてCDになってからも買い揃えた。繰り返し部分は省略されているが長大な全曲を、一気呵成に弾き込んで、聴き手に時間を忘れさせ、外に出て歩いても、かすかに頭の中で鳴り出す、という小林秀雄まがいの怪しい体験までしてしまった。幾種類ものチェンバロの演奏を聞いていた筈なのに、それらは、当分聞くことはなくなってしまった。本当の「古楽演奏」とは、グールドの演奏かもしれない。ところで、グールドは何度かこの曲を演奏しているが、55年の最初の録音より、この盤のインパクトは凄かった。というより、この盤が話題になってから、逆に「思い出された」感じ。この盤は55年盤よりポリフォニックな面がかなり強く出ている。凄まじいスピード感と音符の一音一音が浮かび上がるかのような両手の力は神業で、同曲のみならず、ほかの多くのピアノ演奏を、過去のものへと追いやった感じさえした。ほかにザルツブルク音楽祭のライブ盤があるが、それはこの演奏と、55年盤の中間のような気がする。
・「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです」
81年録音の、グールド2回目の「ゴールドベルク変奏曲」です。1回目の55年録音のアルバムでデビューし、当アルバム録音の翌年、50歳の若さで急死してしまったことは、何かの因縁でしょうか。当アルバムですが、まるで生き急ぐかのような急テンポの55年盤に比べると、バッハの楽譜を慈しみ、対話するようなテンポになっています。ただ、その1音1音がはっきりと聞こえる滑らかなピアノは、得もいわれぬ安らぎを感じさせてくれます。55年盤と比べ、どちらが良いと云々するよりは、両方を揃え、その時の気分で、盤を変えたい、「バッハ弾きグールド」による名演奏です。
・「グールドがこのテンポで弾いた訳」
グレンのゴールドベルク変奏曲は新録音(1981年)が旧録音(1955年)に比べてテンポが遅く、それに文句をつけている人もいるようですが、グレン自身旧録音を気に入ってはいなかったようです。その訳は、グレンの興味は対位法(作曲法の一つ)にあり、それをシッカリ聴かせたいので新録音のテンポを遅くしたと、彼自身が語っています。自分が聴き比べると、やはり新録音の方が落ち着いて聴けるし、バッハの書いた音符の一つ一つをジックリ聴いている気持ちもします。新録音と旧録音の共通点として、グレンのピアノタッチがまったく同じ事が挙げられます。テクニックが衰えたわけではないのです。やはり、ゴールドベルク変奏曲のどちらをまず買えばいいかというと、新録音の方が断然お勧めです。グレンが辿り着いた新境地を堪能できます。
・「グールドのバッハ」
グールドのバッハは何か違う。バッハの譜面にのって演奏しているというよりも、グールドのオリジナルに聞こえてくる。神がかり的名演と思います。小生が自分の世界に入り込んで集中したい時に聞く名盤です。
・「1作目よりもおもしろかったです」
最近文庫化されたとのことで読み始めた守り人シリーズ。1作目が面白かったので迷わず手に取った本書でしたが、期待以上のおもしろさを味わうことができ、1作目よりおもしろかった、という印象を受けました。
主人公バルサの過去の生い立ちを元に構成されたストーリーとそこに絡まってくる故郷での新たなる動き・・・緻密に構成された話の展開と完成された世界観に上橋先生の筆力のテンポのよさが相まって、こちらもあっという間に読了してしまいました。
1作目でチャグムを守る中でバルサが感じた思いが、2作目でしっかりと見つめ直されます。
1作目を読んでおもしろいと感じた方は絶対に読んだ方がいい、という感じです。
・「バルサの過去と、未来」
前作、「精霊の守り人」の続編です。今作は、女用心棒として活躍していたバルサの、過去に向き合うお話です。
前作でもふれられていた、彼女の実の父と養父、そして幼い彼女の負った傷と、養父の罪のあがないのために、彼女は故郷に戻ります。しかし、そこでは今でも陰謀が張り巡らされており。まきこまれつつ、傷に向かい合おうとする彼女の養父や実父への思い、未来へのあわい甘い想いと進行する冒険に、途中で本を置くことができませんでした。
最後の戦いは、ほんとうに胸にせまります。
・「うーん、はまりましたぁ」
前作「精霊の守り人」ですっかりフアンになって、大急ぎで買い求めあっという間に読み終えました。おもしろい。
元々が児童向けとか大人にも面白いとか、そんなジャンル分けの必要もなく、これは広い世代、老若男女が楽しめる、素晴らしいファンタジーであり、手に汗握る大活劇です。文化人類学者らしい著者が細部まで気を配った別世界の社会風俗、歴史。しかも、それらがうるさくなく自然に配され、何よりストーリーの展開、テンポのよさ、豊かな着想。
小野不由美の十二国記も、そもそも割合にヤング層を狙った物語であったようだけど、どんどんいわゆる大人がはまっていった。十二国記の多分に伝奇的、亜中国的な香りがそこはかとなく漂うのとは違って、本作品は、全く別の世界を形作っている点が、さらに味わい深い。
文庫本になっているのは、現時点本作まで。うーん、次が待てない。そんな気分です。
・「涙が出ました。」
久しぶりに読書中に泣きました。ラストを自宅で読んでて良かった〜と思ってます。前作・精霊の守り人のラストも泣けたけど、今回は魂の叫びと言いますか、ずっと胸の奥にしまっていた(隠していた)想いに涙が出ました。辛い、でも忘れたくても忘れる事の出来ない過去と向き合うバルサに心を打たれ、読む手が止まりませんでした。バルサだけじゃなく、ムサ氏族の少年カッサの直向さにも感動です。過去を清算するために生まれ故郷に戻ったバルサ。しかし過去の陰謀の闇は消えておらず、さらなる陰謀がバルサとカッサを飲み込んでいく。大人ではなく、でも無垢な子供でもない、15歳のカッサがいたからこそ、この物語を純粋な心で読めたのだと思っています。大人にも、子供にも、多くの方に読んでほしい小説です。
・「この夏一番の収穫でした」
ファンタジー作品は、海外ものも国産も玉石混淆。軽々しく使われる「世界観」という台詞にさえも、もううんざり…と、あきらめて久しかったのですが。これは珠玉ですよ。読書体力の落ちてきた私ですら、一気に読み通してしまったほどですから。トールキンを引き合いに出すまでもなく、学問的素養をもった人が描く物語が、いかに厚みのある構造になるか、あらためて感じました。あとひとつ。学者ゆえ、女性ゆえに、「アクションシーンの弱さには目をつぶろう」と、勝手に決め込んでいた私をお許しください。活字の向こうにそのまま映像が浮かぶほどの、迫真の描写力です。
●ネフェルティティEXP.―ツーリング・エクスプレス特別編6 (花とゆめCOMICS)
・「気楽に観光気分で(^^」
当該シリーズ12巻をもって離れ、つい最近戻った身にはこの番外編はさらり和風味。昔Ver.の長編でやれば仏の移民問題を扱った『復活祭』なんかは深い話になるだろうしタイトルの第一話は後半アクション大作の気配十分。だが今回はそんな長編なら見せ場満載の部分はファラやリュシーの解説でさらりと終了。とはいえ、正直な嗜好としては軽い方が実は楽で嬉しい。リュシー夫妻の夫婦喧嘩を1話挟んでの主人公'S本編2本はどちらもテロを扱いディーンに持ち込まれる依頼もターゲットもその背景事情も昔と随分変わった。彼自身が無差別テロの被害者になるあたりはなんというか、激リアル。(で、包帯だらけの姿をシャルルにみられたくないとぼやくし、夜中に痛みで呻きつつやせ我慢するし・笑)回復後、自分が巻き込まれたテロの報復をするやり方も犯人にはそれが報復とはわからないやり方で、報復を理解させて始末していた昔からするとこれも現代性にとんでいる。まさに時事を扱う作者の真骨頂。 とかしかめつらしくいいながら、実は個人的に一番のインパクトは表紙のコスプレ?ディーン(^^年齢考えたら貴方、既によんじ・・ごほごほ(;^^Aいや〜鍛えてらっしゃる、お見事!
●MOON 1―昴ソリチュードスタンディング (1) (ビッグコミックス)
・「袋小路からの脱出」
「昴」はストーリをつくるのがものすごく大変な漫画だと思う。ふつうのバレエ漫画なら、ライバルとの対決やバレエカンパニー内での競争などを描いて主人公の成長を描くものだが、昴はそういう既定路線を踏まない。ただ己の中で如何に納得のいく踊りに近づいていくかが描写される。しかもあまり言葉による説明をつけずに。私はバレエのことは何も知らないが、この作品を読んでバレエの奥の深さやその表現の無限の可能性に触れることができた気がする。昴の11巻が出て五年。もう作者はバレエについて描ききったものと思っていた。11巻に登場したFBI捜査官はまさに作者の分身であった気がする。昴の心情を完璧に理解し、彼女がこれから使うお金の額まで完璧に予言できる人物。作者と昴が深い恋仲に陥ろうという異質な展開の一歩手前で作者は全てを停止させ「バレエとは何か」という哲学的な思索に終止符を打ったかに思えた。今回の新刊は五年前の行き詰った展開を打破し、再びバレエ哲学の新たな旅路に着いた意欲作である。・・・なんて意気込まなくても、誰が読んでも楽しい一冊だと思う。超おすすめ。
・「11巻のレビューを書いてから、もう4年・・・」
スバル。どんどん迫り来る不幸に追い詰められて、打ちひしがれて、不幸と戦ったり、逃げ出したりしながら、それでも自分の居場所を探す。最初の白鳥の湖のスバルの解釈が全てを物語っているように思います。「ひとしきり抵抗したあと、運命を受け入れて生きていく。」
ただ、今は開き直りに近い状態。まだまだ全開じゃない。彼女の悪いところはスロースターターだということ。異質に妖しく光るスイッチが入るのは、本当に追い詰められて自分の何かを削りとって私にはバレエしかないと覚悟を決めたとき。
後半やっとスイッチが入り異質な空気が劇場に広がり始めた。バレエの本場に乗り込んだ異人が、才能で全てを凌駕する!やはりスバルは、望まれていない環境で苦しみながら自分を表現する様がよく似合う!
それにしても、あの終わり方は読者にとって惨い!あそこで次に持ち越すとなると、2巻は圧倒的な説得力で観客を侵食すると期待していいのよね!
スバルのゾーンに触れたニコは、いったい何を視たのか!!パ・ド・ドゥでスバルは何を表現するのか!!待ちきれない・・・
・「今後はライバルと切磋琢磨して欲しいです。」
主人公昴はクラシックバレエの天才少女。バレエの才能はすごいがそれ以外はボーっとしていて、友人も少なく、かなり子供っぽく自己中心的な性格かも。ただバレエに関してはまっすぐで純粋なので理解者は多いし、彼女を好きな人もたくさんいます。
普通のバレエ漫画と違って、彼女はもうすでに完成された天才という感じなので、成長ものというスタンスでは描かれません。既存のスタイルにとらわれずに踊る彼女のポリシーと才能をどれだけ回りに理解させられるかがストーリーの肝になっています。そのぶん読者にとっては感情移入しづらい主人公ではあります。
ちょっと思ったのは、ダンスのパートナーに「踊っているとき以外は死んでいるのか?」などと言われるわりには、オシャレには興味があるらしく、服や靴を衝動買いしている姿がみられます。まあ年頃の女の子だし、実際には踊り以外にまったく何もない人生なんていうことはなく、恋愛や友情もそれなりに描かれているし、好き勝手に振る舞うわりにはたくさんの人に愛されているのだが本人にはそういう自覚はあまりないようです。
幼少のトラウマから家族に心を閉じているのと、天才の孤独というか、自分は誰にもわかってもらえない、とちょっとナルシスト気味に、他人に対して壁を作っている部分があるのでそのあたりが昇華されて、他人との絆を自然に受け入れられるようになれば、踊りにも本当の深みがでてきて、それが彼女にとって真の「成長」になるのかもしれません。
今後はできれば同じような実力のライバルと競い合って欲しい。主人公だけが天才で、周りが「おお!」とか言ってるだけじゃ面白くないですからね。前作からずっと読んでいるので今後の展開に期待しています。
・「帰ってきました」
数多あるマンガの中でも、他を寄せ付けぬバレエの天賦の才を授かった「昴」の設定は異質だ。才能がたぐいまれなる時点で彼女は他を圧倒しているにもかかわらず、彼女の行く手は前途多難。才能があるが故に彼女は傲慢になり、傲慢であるが故にまわりの反感を買っていく。天才であるということ、天才の高見にいることがどれだけすごいことで、どれだけ辛いことなのか。それを曽田正人は昴という天才少女を通して教えてくれる。
昴は、その内面もまた複雑怪奇だ。ダンスでしか存在意義を見いだしてもらえない自分に強烈な嫌悪感を示しながらも、プロダンサーとしての強烈な自尊心をもあわせもっているのだから。女心は複雑なのよ。
そんな彼女がカンパニーで惹かれた唯一のダンサー、盲目のニコ。文字通りぶつかり合う二人はパ・ド・ドゥを解消させられてしまい、ニコは彼とそつなく踊ることができるローズと組むことになったのだが・・・。
「パ・ド・ドゥはどっちかが一方的に合わせるとかじゃない。お互いが100パーセントでぶつかり合って踊りを引き上げていくもんだろ・・・。」
ニコ兄さん、これって「恋愛」にも当てはまりますよね?
・「更に進化してます♪」
力強い線で描かれる絵が読む者を圧倒する。「2部」の存在には不安もありましたが、読んで消し飛びました。画力の更なる進化には目を瞠りました。昴(や登場人物)の顔、表情が更に綺麗に魅力的になっている。それだけでも1部を読んだ人にはお勧めしたい位。め組の後半、キャラ絵の変化にがっくりした者には随分嬉しい復活になりました。(少女漫画系のバレエ作品が好きな方には、こちらも是非とも読んでみてほしいです。)
昴の生命エネルギーに匹敵する存在は今後登場(浮上)するのでしょうか、今後の展開に期待です。
●EXIT 10 (10) (バーズコミックス ガールズコレクション)
・「待ちに待ちました!」
単行本派とは言えども,9巻から今回迄は長かったです。しかし待った甲斐はありました!前巻で色んな一歩を踏み出した人達の,その先や如何に!?「EXIT」と出会って幾星霜。漸く道半ばという所ですが,最後迄しっかり追いかけて行きます。藤田先生,頑張って下さい。
・「音楽が聞こえてきそうな臨場感!!」
やっと10巻です。成長してきたVANCA(ばんか)。メジャーデビューを果たして、やっとメディア露出が増えてきました。たくやとぼんちゃんの微妙な気持ちの変化にもビックリしました。「花とゆめ」本誌で連載開始当初から、読んでます。少しずつビッグになって行く彼らの今後の成長が楽しみです。
音楽が聞こえてきそうな臨場感溢れる画力は流石です。
・「二つのバンドと一人のシンガー」
連載開始から17年経つと、いくら待たされても忍耐できるようになるから不思議ですね。ま、今回はWEB発表版への大幅加筆修正のための時間でしょう。
主人公のバンドがいよいよブレークする巻ですが、それを描くだけなら他のバンド漫画と同じです。崩壊の危機にあるバンドと、アイドル路線から降りたいシンガーとを併記して、対比させて描くところが別格。やっぱりEXITは人間群像劇です。
それにしても、エクスの方の話がちょっと膨らんできたので、完結は遠のいたような気がします。
次巻は、また(早くて)1年後かぁ・・・。
●エロイカより愛をこめて (33) (プリンセスコミックス)
・「今回はシリアス」
いつもながらのエロイカワールド。これまで読んできた方なら絶対に買うべし。内容は32巻の「ケルティックスパイラル」の続きのみ(まだ完結しません、34巻へ続きます)。今回は「あはは」と笑える場面は少なめですが、その分、いくつかのエピソードが複雑に絡み合い事件の全貌が見えてきて、一気に読めます。32巻では謎だった「シリウス」とは誰か明らかになり、伯爵達とは関わらないつもりだった少佐も、やはり関わらざるを得なくなってきます。ドイツワールドカップにちなんでか、舞台はドイツが中心です。16巻〜の「皇帝円舞曲」くらい長く、複雑な話になりそうで、34巻以降がますます楽しみになること請け合いです。
・「次第にハードになっていく伯爵と少佐」
初期の頃のお笑い・ロマンティック路線から次第にハードなスパイ物に変化している33巻。時代が変わっているからなのか、青池先生の嗜好が次第に変化しているからなのか?いずれにしても読み応えのある一冊。内容は読んでのお楽しみ。伯爵も木に登ったり、とんでもないオバサンに付き合いながら活躍します。少佐はもちろん変わらずかっこいいし、重戦車の迫力で突っ走ります。そして「Q」。その辺の無内容な小説や新書よりはお金の出す価値は、100倍以上あります。正直、本体価格390円は安い。
・「続きが楽しみ」
ジークフリート線、なんてこの巻を読むまで全然知りませんでした。青池先生が多方面にアンテナを張り巡らせて、綿密に調査しているから、こういう骨太な作品が描けるのだなあ、といつも感心させられます。伯爵とQと少佐が、次巻でどうからんで行くのかが待ち遠しいです。
・「この頃芋を食べていない」
少佐はますます厳しさを増し、伯爵はますますその優雅さを増している。せっかくドイツにいるのだから、芋を食べてほしいと思う。少佐にはビールよりも芋、ベンツよりもBMWがよく似合う。
・「前巻よりおもしろくなっていると感じました。」
前巻でもレビューした者です。(よかったら前巻のレビューをどうぞ)前の分よりおもしろくなっていると感じました。元祖キャラが本格的に出てきていてカラんでいるということもあるかもしれませんが新しい世代たちだけの場面も前より入り込める感じで、おもしろくなっていると思います。今回の巻では葵さんが初登場です。葵さん変わってません、まいあには「葵おじさん」と呼ばれています(笑)いつになるかはっきりとは分かりませんが、これから元祖キャラ達がもっとたくさん出てくるみたいです。(セルゲイエフ先生、ラリサ、シドニー、フェルナンドなど)巻末のSWANとは直接関係ない昔のマンガのページ数が40ページ以上と、多いことが少し不満でした。
でも本編が面白かったので、また3巻も買いたいです。
・「懐かしい作品」
幼い頃にSWANを読んで、バレエに憧れた世代なので、続編が出てる事を知り、1巻と同時に買いました。真澄とレオンを見られるだけで嬉しかったし、まいあは確かに感受性豊かなヒロインですが、真澄の成長のように、彼女がどう成長していくのか、母親の世代になった私は見守っていきたいと想っています。ただSWANに関係ない作品はいらなかった事で一つ減点しました。
・「点が辛い訳は…」
このシリーズは現実感より夢の部分が強い様です。シビアさや葛藤などがあまり無く、ダンサーの成長物と言える程ではない印象を受けます。ある意味現実に疲れた大人のための少女マンガなのかも知れません。
しかしちょっと夢ゆめし過ぎな印象です。まいあって苦労知らずのお嬢さんなんですね。破格に恵まれた環境にいて、殆どありがたみをわかっていないで、その程度って事で弱音を吐いているような。両親は有名バレエダンサー、レッスン環境に恵まれ、オペラ座バレエ学校に入っていなかったら親のコネでデビューが用意されていたとは…。オペラ座入らなくてもよかったじゃない、と正直白けました。
なのに、ちょっと友達と差が見えただけで、もうバレエをやる自信が無いとか言い出して、すぐそんな事を思ってどうしようとか葛藤しないんでしょうか。名門校にいるありがたみがわかっていないで簡単に投げてるようで、正直イラッと来ます。そんなで難関校の中でやっていけるでしょうか。ちょっとリアリティが無さ過ぎると思いました。名門バレエ学校ならではの大変さとか、克服法とか、その辺をもっと出して欲しかった。オペラ座バレエ学校自体の特徴なども何も出ておらず、舞台は他のバレエ学校でも同じのような気がします。
と、点が辛いですが、折角バレエに詳しい作者が描くバレエマンガなので、もっとこう…と思って色々書いてしまいます。作品や作者が嫌な訳ではありません。
関係ない昔の読みきりが50ページも入っていたのもよくありません。SWANマガジンが年4回しか出ないで、やっとまいあがまとめて読めると思ったのに、他の物で水増ししないで欲しいです。言ったら何ですが、この作者のマンガは、バレエ物以外はそんな特徴ない普通の物だと思います。わざわざ今再録する程の物ではないと思いました。
・「あの名作が大判で!」
オークション等でいつも高値がついていた漫画の復刻です。以前、漫画文庫という形で出版もされていたのですが、完全版はこれが初めて。しかもA5版!
あらすじは「ぷりん」と「もっぷ」という夫婦の猫が過ごす、少しファンタジーな日常。一話が短い話で読みやすく、それでいて少し哲学的な話も詩的な話も、美味しそうな話もあるというお得な本です。
登場するキャラクターも可愛らしく、時にリアル。そして少し変ですごくまとも。今の漫画では少なくなってしまった雰囲気があります。
ほんわかとした話が読みたい方には是非!
・「懐かしい優しさ」
うちの姉ちゃんが買って帰ってきたのを読んだのはもう十数年前。とても大好きだった「小さなお茶会」が完全版になったと知り買い求めました。懐かしい優しさに満ちた作品に思わず涙がでそうになりました。昔も、今も、これからもずっと、ともにあり続けたいそんな漫画だと思います。
・「良質なファンタジーのひとつの到達点です」
・・・この本は、絶対的な信頼と愛情。だけではなく、やっぱり悩みやどろどろした部分というのが(オブラートに包まれながらも)呈示されます。でも、彼らはそれから「逃げない」絶対に立ち向かっていくんです。メルヘンキャラの皮を被っていますが、高い倫理性をもった世界観がとても印象的です。特に後半に行くにつれて、哲学的な思考をすすめていくことも多く、死と生を扱った話には落涙しましたよ。
考えてみれば「指輪物語」も「ゲド戦記」にしても、ファンタジーの世界観を持ちながらも、高度な倫理性と主人公の成長。そして悪との対決といった物があって、始めて物語としての完結しますよね。「小さなお茶会」は大上段にこそ構えていませんが、その流れにある佳作と堅く信じてやみません。
・「昔からのファンはちょっと拍子抜け」
帯に「散逸した作品を集成」とあったので、花とゆめコミックスや絵本にものってない未単行本化作品があるのか!と喜んで全4巻買ったら読んだ事のある話しかなくてちと残念。「巻末に描きおろし作品」とあるので期待して読んだら、お話じゃなくて詩だったのも拍子抜け。カン違いしたのがいけないんですが…。作品自体はもちろん名作!見た目で甘ったるいメルヘンだと思ってる人は損。深くて心に残る、宝物のような作品です。
・「日常の楽しさ」
小さな、というタイトルに表されているように、4頁一話ぐらいの短いメルヘンです。主人公のぷりんともっぷという猫の夫婦は私達の日常経験するようなことを視点をかえて楽しむ力をもっています。そのなかで、「あるなあ、こんな気持ち」と思うような痛みやすれ違いもきちんと描かれています。甘いだけのメルヘンではないからこそ多くのかたに長きに渡って支持されているのだと思います。巻末の書き下ろしが詩というのが残念かな。ちなみに完全版の1から4巻を全てそろえると背表紙の絵がつながっているのがわかります。
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