俺の裡で鳴り止まない詩 (詳細)
友川かずき(アーティスト)
「叫び」
人間とは何か (岩波文庫) (詳細)
マーク トウェイン(著), Mark Twain(原著), 中野 好夫(翻訳)
「是非読んでおくべき本」「人間とは、機械である」「人間とは何か」「人生に幻滅していない老人の話」「う~む」
雨に撃たえば...!disc 2 (詳細)
七尾旅人(アーティスト)
「たましいにとどろく」「ちっぽけで壮大なサイケデリア」「果てしないサイケデリア」「良い意味で、青臭い。」「振れ幅がすごい前半が肝」
宮沢賢治全集〈5〉貝の火・よだかの星・カイロ団長ほか (ちくま文庫) (詳細)
宮沢 賢治(著)
「重要な作品たち」「疲れて何も読む気がしなくなった時には、宮沢賢治がおススメです。」
「純音楽」「今日はなんの日。」「エンケン。」
Buzz Songs (詳細)
Dragon Ash(アーティスト), 降谷建志(その他)
「一生ものの一枚」「90年代最高の名盤」「革命前」「陽はまた.....」「Drive Music」
「なんといっても、メジャー第一弾」「衝撃のデビュー作」「原点」「通称木盤」「朝靄」
Last Rights (詳細)
Skinny Puppy(アーティスト)
「冥界の曲達…」「とにかく暗くて怖い…。」「グロッ!」
ブッダ全12巻漫画文庫 (詳細)
手塚 治虫(著)
「人間ブッダ」「ブッダの一生」「大人が買っていた漫画本」「気軽に読める深遠なブッダの一生」「生きることは苦しみ」
死の壁 (新潮新書) (詳細)
養老 孟司(著)
「どの道通る道」「よく分かるし、納得です」「死をどう捉えるか」「「バカの壁」よりいい」「人間が死ぬという事」
いのちの食べかた (よりみちパン!セ) (詳細)
森 達也(著)
「命の食べ方。」「若い読者に向けたメッセージに、がつん!!!と、やられました」「いのちの食べ方、根強く残る差別問題」「単なる食育に関する本ではなく広範囲な問題提起を含んでいる」「必読の一冊です」
〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻 (詳細)
中沢 啓治(著)
「平和思想との出会い、私の原点」「はげしい戦争まんが」「子どもたちへ」「子供も大人も意味ある一冊。」「戦争とは何か。」
Oz: Complete First Season (3pc) (詳細)
Gregory Dark(監督), Christopher Farmer(俳優)
「EmCityの虜。」「タブーに真っ向勝負!!」「こんなドラマは日本にはないですよ。」「怖いけど・・・。」「甘さゼロ」
「この国でHIPHOPに意味を持たせるには」「凄い。」「新しい衝撃」「挑戦者」「その異色さが病み付きに。」
● Electro-Industrial/EBM/Futurepop
● 命への賛歌
● 食を考える
● 田中共子著「図書館へ行こう」本文内に登場する書籍一覧(1)。
● 良品
● グルジェフ関連本
● 悩んでます
● 心動かすモノ
● 救われる唄
● 古今東西いい音楽
● 私の好きな音楽
・「叫び」
「な~んだ、詩は全部中原中也なんじゃないか~」そう思った人、違います。これは友川かずきです。中原中也のどんなことろに友川が感銘を受け、共感したのかわかりませんが、これは友川の命からの叫びです。「汚れツまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れツまった悲しみに 今日も風さえ吹き過ぎる」秋田の訛りのある友川が命の限り歌います。(おまえは紅白歌合戦の司会者か)
・「是非読んでおくべき本」
単純に言えば「自分は自分以外の何かから構成されていて自分には選択の余地はない」ということを述べた本。アメリカ人の書いた本らしく、結論は最初に提示され、後は全てその説明になっている。文章は短く、簡単で理解しやすい。反論できないしっかりとした理論を打ち立てている。
例えば、・人生って言うのは悲しいものなんだ・人生って言うのは楽しいものなんだみたいな事をどちらも否定できないように、この本の内容も一面否定できない。そういう理屈をもっていない人間が読むと、かなりショックを受けるかもしれないので、若いうちに読んでおいた方が適するだろう。読んでおけばそういう考え方ができるようになるという意味では貴重な本だと思う。
これを読んでからトムソーヤやらを読むと、少し違った物語が読めると思う。
・「人間とは、機械である」
「トムソーヤの冒険」でおなじみのマーク・トウェインが亡くなる直前(というか四年前?)に書いた本。『人間とは何か?』という問いに対し、1人の老人が「人間とは、機械である」と答える。しょっぱなから驚く。そもそも、人間は自分の考えなど持っていない。他の動物も含めて機械と同じ。気質や環境、教育など外からの影響によってその性能が変わるだけである。個人の考えなどは、外から影響を受けて作り出されたものに過ぎない。ただ自己の欲求を満たそうとすることだけがその行動原理であると老人は言う。そして1人の若者との間で議論が交わされていく。若者は、多くの読者が感じるであろう義憤や疑問を、ストレートに老人にぶつけていく。「では100%の善意で行われた事も、それも自己の欲求を満たす為だけに行われたと仰るのですか、、、?」
それまで人間は、神が作り出したすべての生きとし生けるものの中で、最も崇高で善意があり高尚なものであると考えらていた宗教的思想がベースにあった時代において、いくら批判を受けようとも今から1世紀前にこの本を出版したトゥエインは、物事を頭から良いことだと信じきって行うことの裏に潜む「偽善」のなかの凶悪さを鋭く指摘しているのである。
他のトゥエイン作品の中では、巻末で紹介されていた「ジム・スマイリーとその跳ね蛙」を今度は読んでみたいと思った。ジグムント・フロイトも「読書と良書についてーあるアンケート」の中で「良き親友に似たような書物のこと」の中の一冊としてピックアップしている。ジョーク満載の本らしいので、楽しみ☆
・「人間とは何か」
マーク・トゥウェインがニヒリスティックになった時期に書かれた作品。トム・ソーヤの冒険やハックルベリー・フィン冒険と同じ作者が書いたなんて自分は言われなきゃ絶対にわからなかったくらい方向性が違う本です。
この本を読んで自分なりに人間について考えさせられました。読みやすく内容がわかり易いために、やや傾倒してしまい少し凹みました。
学生のうちなら読んで傾倒しても大丈夫だとは思いますが、年齢が高くなってから傾倒してしまうと、鬱のデフレスパイラルに陥るかもしれません。といってもそこまで強烈な影響力をもっているわけではないとは思いますが。
本全体としてはかなり面白いです。読むのには時間はあまりかからないでしょう。
アメリカ的というか唯識的な発想のロジックは!行き詰まりやすいと思いました。
・「人生に幻滅していない老人の話」
マーク・トウェインは、人間は内的要因で動くことのできる生き物ではない、という。どんなに人間が、新しいことだと思っていたとしても、それは過去の産物を組み合わせたり、少しばかり、過去の知識によって作り直したにすぎない。そして、新たに作り出そうという意識も、自分自身から欲したわけではなく、外的要因によって、動かされたにすぎない、のだと。
・「う~む」
行動を起こす理由は、ただひとつ!唯一やら絶対という言葉に、自分は、抵抗があるのですが、まあ作者の言っていることは、納得せざるを得ませんでした。 あとがきによると、書いた時期が時期だけに、そういう一面しか見れなかったのかもしれない。と、これからの人生のために、自分はそう思いたい。
・「たましいにとどろく」
胸を打つ、心をふるわせる。七尾旅人の歌を聴くと、動揺してしまう。なんでそんな歌が作れるんだろう?と、彼の才能にびびる。心を病む一歩手前の人なんじゃなかろうか・・?と思ってしまうほど、彼は天才的なのだ。
上記の、CDジャーナルのレビューには呆れてしまう。
たぶん、「こんな二番煎じのアブノーマル気味なアーティストは排除すべきだ」っていう思いがあるんじゃなかろうか。だけど、こんな風に言うとずいぶん陳腐な感じがするけれど、例えば七尾君のように、人の心を無意識に揺さぶる音楽って、実はそんなに多くないぜ?
・「ちっぽけで壮大なサイケデリア」
素晴らしすぎるメロディセンスと類稀なる言語感覚が光る1stアルバム。ほぼ作った順に曲が並べられているらしいが、とにかく後半の素晴らしさが目立つ。6曲目以降は全曲決定的名曲。
様々な音楽的要素が未消化のまま詰め込まれ、また、生と死の境界線の上で綱渡りでもしているかのような登場人物たちが混在し、ひたすらカオティックでそして本質的に危うい印象を受ける本作はグランジとテクノに塗れた日本版ブリジット・フォンテーヌ「ラジオのように」
・「果てしないサイケデリア」
ぶっ飛んだ言語感覚と狂いまくった歌唱法。一度聞いたら耳を離れないねばっこいアメーバボイス。ポップで切なくて愛しいメロディ。そしてそれらがざらついた独特のアレンジで纏め上げられた、唯一無二の音響世界。オリジナリティというものがもし「どこにもないもの」を指し示すのならば、この七尾旅人のファーストアルバムは決定的にオリジナルだと言えます。本人も自らのホームページで語ってるようにジャズの影響を強く受けたらしく、このアルバムでも特にゆらぎを意識したリズム、ビート感覚においてそのフリーキーな魅力の萌芽を嗅ぎ取れます(それは3枚目「ハミングバード」で決定的なものになるのだが)。徹底的に未知なる調べとしてつむがれるその音世界に存分に浸ってください。まさしくここには歓喜と絶望が激しく同居しています。本人によると思われる歌詞カードのデザインも最高。
・「良い意味で、青臭い。」
七尾旅人ほど青臭く、日常の泥と幸福の中を歩くような、すごく単純に言うなら、青春を体現するアーティストはいない。ひとりで夜中に考えた、くだらなくて深刻なこと。好きな人と一緒にいる幸福感や、それと同時に味わってしまう疎外感。冷静、拘泥、前向き、夢見、怖い、好き。
そんな、誰もが過去、とくに10代のころ味わったことの在るはずの感情が「雨に撃たえば...!disc 2」を聞くと押し寄せてくる。ちょっと不快、でもいとおしい。
ごたくはともかく。七尾旅人はメロディが良いです。口ずさむと、癒されます。ストレス・イライラの解消にはもってこいだと思う。ぜひ購入を。
・「振れ幅がすごい前半が肝」
ヨーロピアンな一曲目に続き仏教的な二曲目、続いてジャジーな三曲目が来たかと思えばゴスペルな四曲目。ビートルズのグラスオニオンを彷彿とさせる不思議な五曲目。後半は耳馴染みの良いポップスが並んでいるように見えて、実は一筋縄でいかないクセのある曲たち。多種多様な音を繰り広げているが、それでいてどの曲でも声、歌が大きな存在感を持っている。特にルイノンでの歌は至高の芸術。ハイライトは中盤のガリバー2か。長尺で歌詞も一見カオスなこの曲だが、実はタイトルの意味をひもとくと表れる言葉に全てが統合される世界なのだ。しかし今の若いバンドマンたちならこの曲をこんなにスローなテンポでは絶対にやらないはず。表現したいものが体の内からあふれ出てくるような、そんな切迫したものを感じずにはいられない絶対的名曲。セピアカラーに統一されたジャケットや手書きの歌詞など、アートワークもアルバムの世界観を上手くサポートしている。これはぜひCDとして手元に置いておこう。絶対損しない。
●宮沢賢治全集〈5〉貝の火・よだかの星・カイロ団長ほか (ちくま文庫)
・「重要な作品たち」
「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」のような賢治の代表作と言われる作品はこの本には納められていません。ですが、「よだかの星」や「ひかりの素足」、「二十六夜」など、それに繋がる重要な作品がここには納められています。
「二十六夜」は、梟の和尚が梟たちに梟鵄守護章というお経について説き聞かせた三晩のお話です。そのお経は梟が小さな鳥や田螺をとって食べることの罪深さを、そしてそれが永遠に続くことの哀しさを説いています。そうした中で、和尚の話を熱心に聞いていた、おとなしいこどもの梟の穂吉が人間のこどもに捕まえられてしまいます。穂吉は次の日に放されますが、おもしろ半分に人間のこどもに脚を折られていたのでした。普段は他の生き物を捕らえている自分が、逆に捕らえられる身になると、それに怒りや憎しみを感じる矛盾や哀しさが描かれています。三日目の夜に穂吉は脚の傷のために死んでしまうのですが、二十六月齢の月に乗って現れた疾翔大力(菩薩)に迎えられるというお話です。
「銀河鉄道の夜」の中のさそりの火のエピソードと同じようなテーマですが、梟の子が人間の子どもに面白半分に傷つけられることで、より感情移入させられてしまいます。 また、疾翔大力が月に乗っている情景や、「ひかりの素足」の中で描かれる彼岸の情景は、その主題とは別に賢治の仏教への想いがイメージとして見ることができて興味深いです。
作品のひとつひとつには天沢退二郎氏の解説が付けられていて、とても参考になります。
・「疲れて何も読む気がしなくなった時には、宮沢賢治がおススメです。」
本書には「風野又三郎」がおさめられている。おなじみの又三郎と思いきや、読み進めると何か違う、こんなだったかなあ、まあ気にせず先を読もう、と続けると面白さにどんどん引き込まれていく。そして読後もこの不思議な感じが抜けない。「風野又三郎」、アレなんかタイトルが違うよなあ、そうか、よく知っているのは「風の又三郎」だ、と合点がいく。こっちの風野又三郎もいいよね。サイクルホール最高!
・「純音楽」
エンケンは水戸でライブを見たことがある。ライブのあとサインももらった。背中にアンプをしょって二宮賢二郎としてアンコールにこたえていたがそのライブでみた満足できるかなとか待ちすぎた僕はとても疲れてしまったなど名曲が盛りだくさん。ハードフォークの代表曲であろう満足できるかなのバックは完全にはっぴいえんどの三人、その他の曲でもバッキングを勤めている。この時代のいいアルバムははっぴいえんどが関わっている事が多い。ギターとハーモニカだけの曲でさえ退屈させない出来で、日本のフォークがこういう形で進化してればダサさのないフォークミュージックが出来ていたんじゃないかと思わせるアルバム。
・「今日はなんの日。」
三島由紀夫が亡くなって35年ですね。エンケンさんの「カレ−ライス」を聞くと当時の若い人たちの、時代のヒ−ロ−を失ってしまった大きな喪失感・やりきれなさ・悲しみというものがどれほどのものであったか感じとることができます。この曲、何回聞いても歌詞がずば抜けていると思います。僕は「鏡子の家」と「宴のあと」が好きです。静かに黙とうしよ。
・「エンケン。」
言わずと知れてるエンケンさんの傑作。
タイトル曲からして異常。 聴いてる限りで70年のむこう(米)ロックに近いてか通じていたろう、容赦なく推薦する。
そうくると当時の日本音楽は彼の登場がショックだった、それが ディランUやはっぴいえんどなんかが出るきっかけになったわけで、 とにかく革命的なお方だ。
(だからいまのあの人は理解すらできん。)
で、彼の有名な曲といえば『カレーライス』であって、三島の割腹自殺の日のことをちょこっと唄っているのは最近知った。
ニュースのなかでの世相がいかに意味をなさないものかみたいな?
なんか感じる歌詞で、普遍的なメロディーは 未だに通じ、いやいや永遠を匂わせる (言葉ヘン?)
これからもよく聴いてきたい。
・「一生ものの一枚」
この作品には、本当に驚かされる。この作品を作った当時、降谷建志がまだ十代だったという事実は、特筆すべきだろう。
Dragon Ashの一連の作品の中では、最もパンキッシュな作品だと思う。序盤のジャジーなアプローチはかなりクールで、とても十代のセンスだとは思えない。また哀愁漂うメロディーはDragon Ashの魅力の一つだが、それが最も秀逸な形で表現されているのが「Invitation」ではないだろうか。そして音数の少ないトラックとリスナーを勇気付けるリリックが印象的な「Under Age's Song」、多くのリスナーが人生の転機で必要とし、またこのバンド自身の転機にもなった「陽はまたのぼりくりかえす」という2大名曲が収録されているのも魅力的。
また全体を通して、Vo.降谷建志の声がクリアだというのもこの作品の長所だろう。
十代とは思えない音楽的アプローチ、しかし十代だったからこそ書けたリリック。ややこしく入り組んだこの世界で、また大人と子供のはざ間で、「何かやってやろう」という意気込みが伝わってくるような音楽。
そして「何かやってくれそうだ」という可能性を感じさせてくれる音楽。
思えばこれが「革命」の始まりだったのかもしれない。
・「90年代最高の名盤」
様々なジャンルの曲がひとつのアルバムに詰め込まれている。パンクありジャズありヒップホップありと、てんでバラバラに見えるが降谷建志が一貫して伝えたいメッセージがアルバムをひとつにしている。「生き急ぐとしてもかまわない、飛べるのに飛ばないよりはいい」って言葉に何度後押しされたか分からない。当然全曲捨て曲なし。ちょっと気になるのはスマパンと同じタイトルの曲があることくらい。まあそんなことどうでも良いくらいいい曲が並んでる。今のkjはこのアルバムをどんな気持ちで聴くのかな?
・「革命前」
Dragon AshのなかではこのBuzz SongsとMustangが一番聞きやすい。ここ三作の彼らの作品はメッセンジャーとして、クリエイターとしての顔が色濃くでており、楽曲のレベルが上がっているのは認めるが、通して聞くには重いと感じるときもある。ただ、このころまではプレッシャーもなく純粋に音楽と向き合って作っていたからだろうか、すんなりと作品にはいっていける。現状のkjにこうしたスタンスで作品を出すのを求めるのは酷なことだけど、またこの頃のような何も背負うことのない音楽だけで勝負した曲が耳にしたいなと思う。
・「陽はまた.....」
陽はまたのぼりくりかえす....この世のなかで最高の楽曲だとおもいます。笑
本当に涙がでます。7分半、この曲は聞いている人に語りかけてきます。何かになやんだり落ち込んでる時に聞いてみてください。きっと前を向けるはずです。
楽曲としても、落ち着いたアコースティックギターの奏でる旋律の中に入ってくるキツく歪んだエレキのリフやサビの躍動感あるベースラインがこの曲の完成度かつ感動度を演出していると思います。なにより、降谷建志の感情のこもったボーカルに泣かされます。最高の曲です。ただし、この曲はアルバムを聞く上で最後に聞いて欲しい。そこにも意味があるはず。
陽は.....のほかにもm−3、5、6、7、9、10がおすすめ。ボーナストラックのICEMANはテンションめちゃ上がります!!アルバムを深く聞いていけばm−9 Melancholy の素晴らしさに気づくとおもいます。
なんしかBuzzはアッシュで最高のアルバムだと思います!!
・「Drive Music」
名曲『陽はまたのぼりくりかえす』『Under Age's Song』を含むDAがブレイクする前にリリースされたアルバム。
降谷建志の類稀なる音楽センスはこのアルバムで確実に頭角を現し始めている。アルバムに収録されている一曲一曲が在るべき場所に入っていて曲順も完璧!更にその相互作用によってアルバム全体的に大きな流れを生み出している様に感じます。
だからアルバム一枚を通して聴かせる力を持った作品でもあるんだなと思います。きっと彼にしてみればそんな難しい事を考えて作ったものではないんでしょうけど☆
・「なんといっても、メジャー第一弾」
初めてあぶらだこを知った人は、これが聞きやすいのではないでしょうか?
曲のほうは、相当吟味されていますので、どれを聴いても、楽しめます。
そこで、さらに知りたいと思う方は「青盤」に行ってみてください。
いまだにライブで「木盤」の曲が流れるとみんな暴れます。どう見てもライブにいるのは30代の人間ばかりですが、みんなが暴れます。 つまり、それほどいい曲を並べています。これが「ベスト」という人も多いです。
まずは触れてみてください。少しでもあぶらだこファンが増えるといいなと思ってます
・「衝撃のデビュー作」
日本のパンクバンドの中でこれほど文字通り孤高という言葉が似つかわしい存在もないだろう。とにかく1曲目から圧倒される。激しいリズム・チェンジ、ノイジーなギターをバックに哲学的な詩を絶叫するヴォーカル。このアルバムは特に現ルインズの天才ドラマー、吉田達也が在籍時の文字通りの強力盤で、おそらく彼がこのグループの基本的なサウンドを作り上げたのではないか?変幻自在にたたき出す彼のドラミングは本当に天才的。特に生きた午後の中間部の鮮やかなテンポ・チェンジは見事としかいいようがない。楽曲もとにかく粒が揃っているし、構成も完璧。個人的には最も愛聴したアルバム。
・「原点」
ルインズの超絶変拍子ドラマー吉田達也をゲストに迎え、遂にあぶらだこはその異形にして究極のロックバンドとしての全貌を現す。ROW HIDE、生きた午後、BUY、PARANOIA、翌日。1stにして、代表曲を多数収録した今作を最高傑作とする声も少なくない。ここから『亀盤』までの三枚はロックが好きな人全てにぜひ聴いてほしい。
・「通称木盤」
気持ち悪いけど僕は大好きです。
・「朝靄」
我が母校では秋になると、午前0時に山奥に放り出され、40キロ強の道程を走って学校まで戻ってくると言う過酷なマラソン大会(強歩大会)が行われている。僕はこの日のために好きな曲やアルバムを6時間分カセットに収め、走りながら聴いていた(iPodに興味がなかった)。
真っ暗闇からスタートしたランナーの口数は徐々に減り、中盤に差し掛かると誰もが顔を歪ませ、苦言を呈した。僕もその中の一人だった。しかし、そのどうしようもない苦しみの領域を超えた時、よく分からないけれどまるで悟りを開いたかの様に、妙に感情がフラットになる瞬間がやってきた。静寂の中、生き物の声が素直に心の中に入ってくる、あの優しい気持ち。
それは、朝になる瞬間だった。 そしてそれこそがあぶらだこの名曲、「翌日」なのだと分かった。
苦痛の終焉、耳に流れてきたのはこのアルバムだった。ここに収められている全ての曲は、日本の自然の夜明けと鋭く同調し、「PARANOIA」という曲は、夜と朝の境目に訪れる虚ろな気持ちと明け方の森に感じられる冷たく壮大な空気を鮮明に描き出した。そして、「翌日」のベース音が鳴った瞬間、僕は闇を忘れ、この曲の展開と共に、僕の認識する全世界が朝になっていった。その時初めて、僕はこの曲の本当の意味を分かった気がした。
「変拍子」で有名な彼らだけれど、彼らが伝えたいのはそんな小さい技術のひけらかしなんかじゃない。彼らは、日本人が感じられる繊細な味わい、葉の囁く音、夜を食べていく森、そんな美しさを素直に表現しているバンドなんだと思う。
どこをとっても唯一無二で、一聴すると奇っ怪きわまりないのに、やがて自然に身体に入ってくる様になる音楽。なおかつ暴れられるので、これの名盤ぶりには困ってしまった。
・「冥界の曲達…」
このアルバムはSKINNY PUPPYの中でも最も難解なイメージがあります今までの作品に比べピアノやオルガン、シンセ・ストリングスなどを全面に使い、一つ一つの音の重さが増して、広大で重厚かつ幻想的な世界が広がってます。亀裂の入った、壊れる寸前の世界のように感じます。アルバムが進むにつれその世界が崩壊していくように、バラバラに切り刻まれた曲が続き、最後には不思議なシンセ音が支配する静寂で幕を閉じます。
もしくは世界が壊れていくのではなく、下手な表現かも知れませんが「冥界に誘(いざな)われていく」ような流れだと思いました。
でも終焉のイメージに包まれたその世界観が例えようも無く綺麗に感じて、吸い込まれるように聴き入っています。
・「とにかく暗くて怖い…。」
「なんじゃこりゃ~!?よくわからん!」というのが第一印象、すぐに連れに貸してしまった(笑)!で、その連れが「聞き込んでみたら良かった。」と。…で、聞き込んでみると、「すごく暗いな~ → …不気味な音ばっかやな~ → ………ああ怖い!」と思ったが最後、ホラー映画を観てゾクゾクするような感覚にやられてしまった。今ではこの不気味な醜さの中に一縷の美しさを見い出してしまう始末(笑)!
・「グロッ!」
puppyのなかで、最もぶっ壊れた感じの8th。前作[TOO DARK PARK]なんかよりサウンドはすごい豪華、というより、怖い(笑)。しかし、これもpuppy、というかインダストリアの傑作。でもogreの声、完全に死神だよ(笑)。
・「人間ブッダ」
手塚治虫氏は大好きな作家ですが、彼の作品の中でも特に好きなのがこの『ブッダ』です。今回は、文庫版として出ている潮ビジュアル文庫で12巻読みました。
この文庫版の帯には「ごらん世界は美しい…」というセリフが載っています。最初は「すごいきれいなセリフだな」と思っていましたが、読み進めるうちに、もしかしたら、この言葉をこの帯に載せているのは、この作品の素晴らしい要約なのかもしれないと思いました。
ここに出てくるブッダは、悟りきった聖人ブッダではありません。この作品の最初では、彼は史実通りシッダルタとして登場します。そして、そのシッダルタが王族としての生活に迷いを抱き、出家し、そして悩み、悟りを開き、自分の教えを広める中でまた悩み、最後涅槃に入るまでが描かれています。
ここに出てくるのは紛れもなく、われわれと同じ「人間」であるブッダです。そして、そのブッダの周りにも善悪様々、とても魅力的な人間が登場します。彼らは、時にはブッダを誘惑し、時にはブッダを貶めようとし、ついにはブッダに心を許し、心を開いていく。漫画とはいえ、そこには本当に泥臭い、人間の悲喜こもごも全てが存在します。
そして、そのストーリーを通じて感じたのは、人間の持つ根の美しさ。世界の、宇宙の中の一部分でしかない人間の持つ、本当の美しさを、ブッダの一生を通して見事に描き切った作品だと感じました。
特定の宗教を信じる人間ではありませんが、この作品はとてもオススメです。手塚治虫が好きな人も、あまり良く読んだことがない人も、ぜひ読んでみて下さい。
・「ブッダの一生」
手塚先生のブッダ観が展開されています。手塚先生の著作の特徴として、世の不条理を問う作品が多いと思いますが、この作品もそのひとつだと思います。主要人物が成功の絶頂で突然死んだり、「えっ」と思わせるストーリーが展開されていきます。
よく考えると現実の世界も同じであり、人が予想もできないような展開が起こるのが現実世界だと思いますが、そういった意味で手塚先生の作品は現実世界に近いものがあると感じます。人がこの世に生まれ、何年かすると誰もが必ず死ぬわけで、このことからしてもこの世は不条理だらけだと言えます。この作品も、この世の最大の不条理のひとつである「なぜ人は生まれ、死ぬのか」がテーマになっているような気がします。
火の鳥もそうですが、この作品の根底に流れているのは「原因と結果」という、神様がこの世をお創りになられた時から脈々と流れている法則であると思います。想像したことが現実となる、自らの行いがいずれ自分に返ってくるなど、因果律は古代インドのヴェーダ哲学からもみることができます。
またこの世は全てはひとつであるということも、この作品のテーマのひとつとなっています。動植鉱物など、この世に生きとし行ける物全てがつながっています。つながっているから因果律が働くわけで、他人を傷つけるという行為はなんと愚かな行為なのかと、ブッダは嘆いておられます。
ブッダが苦行を否定する箇所は多少でてきますが、それほど多くはありません。むしろ、最後の方でアナンダとの旅路の際には肯定的な見解を示す部分も出てきます。(これは、手塚ブッダのオリジナリティーだと思いますが。)火の鳥でもそうですが、なぜ手塚先生は中道というブッダの教えを作品に取り入れないのか、やはり疑問が残ります。もしかすると、これは手塚先生自身が仕事という苦行に追われ、実践できていなかったためかもしれません。
手塚先生の作品は、主人公が最後に旅に出て終わるというのがとても多いです。この作品も例外ではありません。(涅槃後、ブラフマンに連れられてあの世に旅立ちます。)手塚先生の人生観は、「人生は旅である」ということなのかもしれません。
・「大人が買っていた漫画本」
子供のころ、小学校の先生から「漫画本は読めば読むほどバカになる」と言われてそういうものを買うのは恥ずかしいことだと感じてしまっていたころ東京の大きな本屋さんのレジで一般書を買って並んでいると前に並んでいた外国人の人がなにやら自分が選んだ日本語の本が本当に買うべきものだったのか隣のサラリーマン風の紳士に尋ねたところ、その紳士は流暢な英語で答えてあげていました。外国の人は笑顔でお礼を言って、最後に「あなたは何を買ったのですか?」と聞くとその紳士は10冊ほどの単行本を見せて「コミックブックですよ」と答えて相手は「それはナイスですね」と答えていました。
その紳士がまとめ買いしていたのが、手塚治虫の「ブッダ」でした。ただ当時はその表紙だけを見て、何の漫画だかは分かりませんでした。
それから数年後、本屋でみかけたブッダの漫画を見て、是非買おうとしてあらためて表紙を見たら、あのとき紳士が買ったものであることを思い出しました。そして家に帰ってブッダを読み終えて、自分が海外の人にも胸を張って見せられるマンガ本を読んだことに気づきました。
私が最も印象に残っているのは、奇しくもこの全集のカバーになっているウサギが出てくる場面でブッダのためにウサギが火に身を投げるシーンでした。
このような漫画でブッダの教えや悩みを表現する手塚先生の業績の素晴らしさをあらためて認識しています。
これからも、日本の、そして世界の子供たちに推薦したい良書だと思います。
・「気軽に読める深遠なブッダの一生」
いざ仏典を読むとなるとしきいが高すぎるが、本作は漫画という媒体で気楽に読めるので、仏教に興味がある人はもちろんそうでない人にもお勧めできる。
ゴータマ・シッダルタが生まれて悟りに至る過程から最期を迎えるまでを全12巻に渡って(一部、創作を加えながら)見事に描いている。個人的には悟りに至るまでの過程が面白く印象に残った。特に修行仲間であるアッサジの最期は衝撃的。腹を空かせた狼たちに自ら身を投じることで、"犠牲"の精神を究極の形で実践してみせたアッサジ。これを見たシッダルタはショックを受けるが、その後悟りに至り、"ブッダ"となるのである。
それから2千年経った現代というこの時代を考えると、残念ながらブッダの説いた"犠牲"や"慈悲"といった精神性が尊重されているとは言い難い時代である。"お金"と"物質主義"に価値を置く現代では、むしろ蔑ろにされているのが現状だと思う。我々人類は2千年前と比べて精神的な意味でそれほど進歩していないことに本作を通じて気づかされた。
とにかく、宇宙の根源とか壮大なテーマについて色々考えさせてくれる良書なので老若男女問わず全ての人にお勧め。
・「生きることは苦しみ」
ガウタマ=シッダルタの生涯を描いた作品
一回読んだだけでは未消化な部分は多いが、自分なりに内容をまとめると以下の2点に集約される。
・全ての生き物に等しく、生きることは苦しみである。
・個々人が(時に自らを犠牲にして)他人のために行動することで、世の中が全体的にましになる。
1点目が個人的に啓発された部分です。人間誰しも他人を羨み、自分を悲観しますが、結局気分が羨んでいる人もそれぞれ悩みや苦しみを抱えており、そういう点では平等なのである。むしろ、他人を羨むことが炎が燃えるように自分の欲望を膨らませ、結果的に苦しみを増やしてしまう。「心を無にする」とは何も考えないことではなく、そうした自他比較をやめ、己をあるがままに受け容れろということではないでしょうか。
2点目の部分は、仏陀の言葉を借りれば「(利他的な行動によって)輪廻の苦しみから解放されて解脱できる」ということになりますが、私的な解釈としては、これによって個人の行動を動機付ける題目であり、寧ろブッダの本意は、その結果として、世の中全体の苦しみの総量を減らそうとしているのだと思いました。
・「どの道通る道」
死の壁というタイトルからすると少し敬遠される方も居られるかもしれませんが、すごく読みやすいです。さすが養老先生といった感じです。生まれて死んで行くのは避けて通れぬ道。どうせならそのことについて知っておくのも悪くないでしょう。何故なら受け入れるべきものだからです。これが絶対ではないでしょうが、読んでみて下さい。
・「よく分かるし、納得です」
「バカの壁」は中盤あたりから妙に壮大な雰囲気になってきて、途中で読むのをやめてしまいました。これも途中から「おいおい、どうなっちゃうの?」という嫌いがありましたが、その後は大変わかりやすく、なるほどなーるほど、と思いながらすぐ読み終えてしまいました。なるほどと思ってしまうこと自体、著者が言うように普段見据えていない証拠なのでしょうね。「エリートは本来、汚れた仕事も背負わなくてはならなかった」という記述は重要で、「はぁー、なるほどー!」でした。そういう、汚れた部分の持つリアルさがどんどん失われて、人間ですらも情報と数値に置き換えられていく。
仕事柄よく葬儀に参列します。今では棺をカマに入れるのに、コンテナで運ぶのが主流です。強烈だった例として、リモコンで動くコンテナの後ろから、遺族がついて行くっていうのがありました。コンテナが独りでに動いて、遺族の先導をしているわけで、そうなるとコンテナに乗っかっているあれは一体何だ?とわからなくなってきます。死とか死の儀式ですらも、色や香りのない無機質なものになっていくのでしょうか。曖昧にしとけば良いものを明文化して、越えなくてもいい一線をわざわざ越えなくてもいい、という著者の考えに大納得でした。
・「死をどう捉えるか」
人が死ぬという事は誰でも理解していることだだが本当に自分が理解しているかと言われると断言できない…
よく人間は失ってみないとその本当の有り難味を知ることが出来ないと言われているがこの場合はどうであろうかやはり生を理解することが死を理解することではないか生とは健康である事の喜び!生きているということの喜び!
当たり前という感覚では死を理解することは出来ないのではないか…
後悔しない為にも一度本書を読んで死について考えてみては
・「「バカの壁」よりいい」
誰もが考えなくてはいけないと思いつつ目をそらしてしまいがちな、「死」について、あらゆる角度からアプローチをしている。「現代人は”自分だけは死なない”と思っている」といった指摘は、最近の人質事件も連想させる。また、後半の養老氏自身の幼少期のエピソードも感動的だった。
「バカの壁」よりも読み易く、身にしみる内容だった。
・「人間が死ぬという事」
死の概念を自問自答し死の壁を乗り越えた先にあなた自身の死生観という悟りの境地が待っている、人間が死ぬとはどういう事か、全日本人に死ぬ事の意味を問う慧眼書です
・「命の食べ方。」
普段何気なくスーパーなどで売っている牛肉や豚肉がどのようにして解体され、ラッピングされた状態になっているのかを我々はあまり知らない。
だから生命を殺して得ている食料を「生命の死」から離れたところのものに感じている。
それでは生命のもつナマナマしさを感じることはできず、ひいてはその大切さも疎かになりかねない。
本書ではじゃあまずはそれを知ることからはじめようという本。
そして知らないことの恐ろしさもまた教えてくれる。知らないことで過ちの連鎖が今も続いている事例など、とても考えさせられる。
中学生ぐらいから読める内容で、文章も読みやすい。でも書いてあることはとても重要で重大なこと。
大人が読んでもとても考えさせられた。
・「若い読者に向けたメッセージに、がつん!!!と、やられました」
本文は110頁あまりと薄手の本ですが、中身は非常に濃く、読みごたえがありましたね。「食肉市場であると場(とじょう)は、なぜテレビ番組などのメディアに取り上げられないのか」「被差別部落問題の根っこにあるものは何か」といった問いかけをしていくなかで、著者が若い読者に向けて一番言いたかった「知ろうとすることの大切さ」が、繰り返し語られています。本書によって初めて知ったことのなかでも、わたしは特に、以下の二点が強く印象に残りました。●食肉として、と場で殺される牛と豚の解体の様子が、まるで映像でも見るような具合に、リアルに活写されていた件り。生半可なコメントなどきっぱり拒絶するような、ドキュメンタリー・タッチの文章のすごい迫力。ひたすら圧倒されました。●本書のなかでその一部分が引用されていたエッセイ「戦争責任者の問題」が、戦争問題の本質を鋭く突いていたこと。エッセイの書き手は、映画監督の伊丹万作。 すっかり面の皮が厚くなり、ものの見方が硬直化してしまっているわたしのような読み手ではなく、十代、二十代の若い諸君が読んだなら、受ける衝撃とか新鮮な驚きは、かなりのものなんじゃないかな。 同じ著者の『世界を信じるためのメソッド』(理論社)、松岡正剛の『17歳のための世界と日本の見方』(春秋社)とともに、若い読者に強くおすすめしたい一冊。
・「いのちの食べ方、根強く残る差別問題」
屠殺(とさつ)と聞いてすぐにわかる人が少なくなった。本書は、東京芝浦にある屠殺場のルポルタージュであると当時に、それを通じて、私たちが「解体された肉」を買っていることの意味と重みを伝えてくれる。一匹の牛や豚が、流れ作業のように殺されて解体されてバラバラになりやがてそれらがスーパーにパック売りされる。その解体作業を行なってきたのは、被差別部落の人たちだ。そのことについても触れており、私たちが「いのち」を食べなければ生きていけない存在であること、その意味の奥深さを痛感させてくれる。
中学生向けぐらいに書かれているが、もちろん大人にも充分耐えられる内容だ。ミートホープ事件などがあったあとに再読してみて、余計にこの本の「濃さ」がわかった。
・「単なる食育に関する本ではなく広範囲な問題提起を含んでいる」
この本の題名を聞いた時に「スーパーの鮮魚売り場に並んでいる切り身の魚しか知らない子供達が魚は切り身の形で泳いでいると思っていた」という話を思い出した。この本はその「肉バージョン」だろう、というのが読む前の予想であった。が、家畜がと殺され解体され、スーパーやお肉屋さんでパッキングされて食卓に届くまでの過程が、なぜ一般の人に知られていないのか?という素朴な疑問をベースに、昔の身分制度やそれに起因するいわれなき差別問題、報道における事なかれ主義にまで言及している。つまり、かわいそうだね、でもお肉を食べないと○○ちゃんは立派な大人に成長できないから、出されたものは残さず食べて、牛さんや豚さん、鶏さんに感謝しようね、という単純な内容ではない。
と殺場で働く人たちの思い「苦しまずに家畜を殺してあげること」「生産者のために商品の価値を落とさないように慎重にかつ手際よく作業をする職人気質」にも、触れられている。同名のドキュメンタリー映画(ドイツ・オーストリア)が今公開されて話題になっているが、上述した職人の思いや、日本固有の差別等の問題には触れられていないため、残念ながら本書で取り上げている問題意識の重要な部分が欠落している。
忘れられない記憶のところで、職人のOBが、戦後間もない頃、大きな山羊を一発で殺してあげることができず苦しませてしまったことを、目に涙を浮かべながら「かわいそうなことをした」と語っている話が、強く心に残った。
日本の食料自給率は40%しかないにも拘らず、日本人の一人当たりの年間残飯量は171kgにものぼり、世界で一番多いという。外食産業の影響も大きいが、それらは全て命あるものから食べるために命を頂いたものである。日本語の「もったいない」が「物を大事にする心を表す言葉」として世界中で注目されたが、食料については浮かれている場合ではない。
・「必読の一冊です」
人間として読んでおきたい本だと思います。いのちの大切さ。生きるということの過酷さを再認識できます。分かりやすい言葉で書いてあり、読み手を引きこみます。短い本ですし、あっという間に読了するでしょう。
僕は途中で何度か涙を流しました。素晴らしい作品です。ぜひ読んでみてください。
・「平和思想との出会い、私の原点」
この本は、どの立場からも読まれるべき本である。集英社少年ジャンプに連載されていたが、右翼の圧力に屈した情けない出版社(社長が殺された後の右傾化した中央公論も同様、情けない)として集英社はその名を歴史に残した。この本は、単なる原爆の話ではない。より広く戦中戦後の人々の生活を捉えたものだ。この本でなければまず知ることのできない言葉がいくつも出てくる。戦災孤児、浮浪児、傷痍軍人、ABCCなど。特にABCCは酷い機関なのだが、最早これに関する本は皆無である。もう一点は、人間という存在の中にある美点と醜い点を浮き彫りにしていることである。特に、差別に関する記述は特別によくできた筋立てでかかれており、その本質を知ることができる。小学生後半に読み始めるといいと思う。そしてこの本はその後も読み返すことになる。気持ち悪い、残酷というが、原爆が落ちたとき、幼少の子供達はそれを目の当たりにしたのであり、それを本書で追体験することにも意味がある。登場人物の年齢層も広がっており、よって読み返し荷も耐えうるのである。末永く読み継がれるべき不朽の名作であり、日本で起きたことが何であったのかを知るために欠かせない本である。体験・経験は事実を教えてくれるが、真実は、追体験と想像力によってしか見つけることはできない。30万に上る犠牲者の前に、この言葉を背負う義務があると思う。
・「はげしい戦争まんが」
小学校の図書館によくおかれているこのまんが…子どもたちはまんがだというだけで借りていきます。しかし、まんがという、視覚的で分かりやすい表現手段で、戦争のことを次の世代に伝えてくれるこの作品は貴重だと思います。かくいう私も、戦争を知らない世代ですが、やはり感銘を受ける部分はありました。ぱっと見、この作品の絵は本当にど根性まんがという感じで、力強いものでしたので女性の私が手に取るには少し抵抗がありましたが、読んでみるとおもしろいのなんの。ページをめくる手がとまりませんでした。力強い絵もゲンという主人公のまっすぐ伸びる麦のような性格をよくあらわしていると思えました。グロテスクな表現や左翼思想などは、全く気になりませんでした。単純に、戦争漫画としての教訓的な面でも、娯楽的な面でも、おもしろい作品だなぁと思います。
・「子どもたちへ」
私の両親は、共に終戦の年生まれ。つまり私は、「戦争を知らない子どもたち」の子どもだ。
小学6年生の夏に、祖母の家から電車で1時間ほどで行ける、広島の原爆資料館に行った。やさしかった祖母は、私に向かっていつになく真面目な顔で、「そろそろいいかもしれないね」と言った。
言うまでもなく、祖母は実際に戦争を体験していたのだ。そのことは当然のようで、孫である私には衝撃的な事実だった。戦争なんて、遠い世界の話のように思っていた。
私に子どもが生まれたら、私はその子どもたちにちゃんと伝えられるだろうか? 恵まれ、かけ離れた生活を送ってきた私に、戦争を語ることができるんだろうか?
ただ、「戦争は怖い」「愛する人を理不尽に失うのはつらい」。それだけでいいから、この漫画を通して、戦争を望まない人が増えることを願う。
・「子供も大人も意味ある一冊。」
わたしは20年以上前、学校にある「学級文庫」で初めてこの本を読みました。その時の衝撃と感動は大人になった今でも鮮明におぼえています。100年、200年先の人々にのこしたい名作です。戦争の悲惨さ、今の自分と向き合う1冊。呼んで何か感じる事まちがいなし!
・「戦争とは何か。」
戦時下、特に圧倒的劣勢に立たされた国の戦時下ではどんなことが起こるのか。原爆(ピカドン)に被爆すると人間はどうなるのか。戦争に負け、占領された国ではどんなことが起こるのか。逆境の下で人間はどう立ち直り、どう自立してゆくのか。……これらの疑問の答えが本書の中で余す所なく詳細に描かれています。最近の若い人は「昔日本はアメリカと戦争をしていた」といっても信じてくれない人が多いそうです。せいぜい1945年に太平洋戦争が終結した、と受験の知識として知っている程度です。歴史年表にただ1行、記されるだけのささいな出来事。そうした若い人にこそ本書を読んでもらいたいです。そして後世の人々に本書を伝えてもらいたいです。本書は極めて具体的に「戦争とは何か」を描いた傑作です。
●Oz: Complete First Season (3pc)
・「EmCityの虜。」
かなり反社会的な要素や暴力表現がありますが、何人もの囚人達の葛藤や脅威を上手く表現しているこの作品に1エピソードから釘付けです。ある意味、大人向け。だと僕は思います。(精神年齢が)
・「タブーに真っ向勝負!!」
リージョンコード1なのでこのDVDをみるためだけにオールリージョン対応のDVD再生機に買い換えました(¥39800!!)でも、はっきりいってその価値ありです。刑務所OZの一角、新しいスタイルの監獄エメラルド・シティで繰り広げられるドラッグ、セックス、人種、宗教などのなかのあらゆるタブーをハードかつ哲学的に映像化、いまのアメリカが抱える問題をとりあげているにもかかわらず、きれい事なし、弱肉強食!はっきりいってはまりまくりです。アメリカ国内でも(特にRAP)ARTISTの支持が高く、それに賛同した大物BLACK ARTST多数参加のサントラ(CD)もかなりかっこいいです!!
・「こんなドラマは日本にはないですよ。」
日本でも、CSかケーブルテレビ等の「スーパーチャンネル」というチャンネルで放送されてます。そこでは吹き替えなので、生の英語で見たいという方には是非このDVDを買っていただきたいですね。
OZをまだ見たことがない人は、早速「スーパーチャンネル」を見るか、このDVDを買って見るかしてください!まぁ、人それぞれ好みはあるとは思いますが、衝撃を受けることは確かです。とにかくすごいですね。
・「怖いけど・・・。」
アメリカのある刑務所の話。暴力的なシーンが多いけど、自分の命がマジでかかっている生活に見ていて夢中になれる作品。私はテレビでずっと見ているのですが、DVDも是非欲しい。沢山の人が出てきて人間関係とか力関係とかすごくこだわっている。役者の方もどの人も役がはまっていてカッコイイ。
・「甘さゼロ」
“人種差別・思想の差・・・・人間の弱さ”を刑務所って入れ物に詰め込んで・・・想像しただけでも、ドギツイ事件がおこりそうな予感がしてきません?しかもOZは濃厚、エメラルドシティーは厳しい夢の世界。
1年に8本しかとらないドラマなんて他にあったかなぁかな~りハイクオリティです。
日本国内版が発売されるといいですね。
サントラもオススメです
・「この国でHIPHOPに意味を持たせるには」
なのるなもないと志人の2MCからなる降神のファースト。日本という国で生きる上で恐らく多くの人が直面するだろう矛盾や憤りやるせなさを吐露したリリックはTBHのBOSSの求道的なそれよりもより身近なものに感じるのではないでしょうか。勿論BOSSのリリックが悪いと言ってるわけでは全くないです。身近で、そして決して明るい未来を打ち出すものでは無いリリックは憂鬱を誘いますが、それでも繰り返し聴かせるだけの中毒性があります。正統派のなのるに対して余りにも個性的な志人のフロウは最初拒否反応を起こすかもしれませんが、その時期を通過すればきっとハマるでしょう。templeATSの面々によるトラックも軒並み非常にレベルが高い。
リリックについてもう少し突っ込んだ感想を書くと、この国で社会批判などは無意味なように思います。不景気だと言っても食うには全く困らないし命の危険を感じることも滅多にない。それに日本人の性質上そういった批判は余り意味を成さないように感じます。TBHや降神の様に個人の精神面に直接訴えかけていくようなリリックこそ日本のHIPHOPが目指す境地ではないか、と個人的に思ってます。
・「凄い。」
本物の名盤。ストリートではなく道路と呼びたくなる様な、深夜の高田馬場の路上を思い出させるリアリティと、悪夢の様な酩酊感の双方が備わっている。嫌になる程に現実的でありながら奇妙に空想的。そして志人となのるなもない男が呟く、鬱屈した自己主張は、それだけで十分過ぎる程HIPHOP足りえている。また韻を踏む技術も二人とも凄腕。言葉を選ぶセンスも抜群だ。
アルバム一枚で、一年は楽しめる。ジャンル分け不要だ。好き嫌いは分かれるかもしれないが、聴いてみるべき。通しで三回聴いてから、評価を出して欲しい。
・「新しい衝撃」
これまでのJ-HIPHOPの概念を覆したアルバム。社会生活の渦の中でじっと息を殺して生きる現代人の心の闇や叫びを、志人(シビット)とナノルナモナイがその常人離れしたスキルで描き出す。彼らにタブーは全く無く、時に政治的な部分にさえ及ぶ己の思想や哲学を、フィルターを通さずにそのまま音に乗せている。俺は、彼らのスキルもさることながらそのスタンスに強く惹かれた。そろそろ中身のない似たり寄ったりのラップミュージックに飽きてきた人も、ヒップホップをそういうイメージで捉えていた人にも、一聴の価値はあるだろう。これまで感じた事のない感覚を、あなたはどう受け容れるだろうか?
・「挑戦者」
ヒップホップのみならず、音楽というモノの表現方法はとにかく自由なんだな、と感じさせられます。なのると志人と心のリリックにしても、onimasやKOR-1らの創り出すトラックにしても(なのると志人のそれぞれのソロ、並びに「月を亡くした王様」にも言えます。あと客演のaqzやMSCの漢やIFKのエローンとかも自由ですよね)。まずこの一点が既存のヒップホップとは違うところ。これリリック付けられるの?と思わせられる不可思議なトラックや、歌モノから正統なラッピング〜ポエトリーリーディングに緩急自在なフロー。降神はチャートに入る種の音楽(とすら呼べないようなモノですが…)とは全く別次元で、逆に真の意味で“音”を“楽”しんでいる印象があります。そしてリリックの内容にしてもそこらのアーティストと違う点、それは“自我(パーソナルな自分)を表現しない”ところ。彼等のリリックは政治・経済から人間の本質・精神、学級崩壊、宗教、テロ、戦争、生と死、くだらない音楽へのDIS、メルヘンな夢物語や一つの小説の様な文才に溢れたモノ…まで実に多彩ですが、志人やなのる“自身”を表すリリックは希少(逆に降神の盟友・MSCは彼等自身のリアルな経験や生活を表すリリックが大半。つまり降神とは真逆)。ある意味彼等の“個のキャラ”に匿名性が出ています。最近むやみやたらに外見やキャラを売り出し、“愛”やら“恋”を語るアーティストが多いし、いかにもノレるトラックで溢れてますが、ならば遭えてそれらの流れとは全く違う表現を追求し続けているオルタナティブなアーティストの方が面白いと思いませんか?ヒップホップに於けるある種の新しい解釈のパンク、それが降神だと思います(TBH周辺やShing02やLibra周辺、Oil Works周辺とかも良いですよね)
・「その異色さが病み付きに。」
とにかく他に類を見ない。 これはHIPHOPなのか・・・? その衝撃に感動すら覚える1枚。 その病的な世界観を演出するリリックの一つ一つがパンチライン。 志人となのるなもないの2MCの病んでいるのだけれどどこか切ない空気が病み付きになります。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。