病める無限のブッダの世界 ― BEST OF THE BEST (金字塔) (詳細)
BUDDHA BRAND(アーティスト), オーサカ=モノレール(アーティスト), LUNCH TIME SPEAX(アーティスト), FUSION CORE(アーティスト), アンタッチャブル・デストロイヤーズ・オーケストラ(アーティスト), NIPPS(アーティスト), RED EYE DARUMA(アーティスト), BUDDHA FACE KILLER(アーティスト), H.KON(その他), T.HIRAGURI(その他), DEV LARGE(その他)
「THE BEST of THE BEST.」「ブッダ!!」「冬場の野☆ソ」「まさにBEST OF BEST 。」「EよりE」
TOKYO'S FINEST (詳細)
ZEEBRA(アーティスト), HIRO(アーティスト), FIRE BALL(アーティスト), 安室奈美恵(アーティスト), KASHI DA HANDSOME(アーティスト), MIHO BROWN(アーティスト), BIG-O(アーティスト), OJ&ST(アーティスト), AI(アーティスト), Tyler(アーティスト), KM-MARKIT(アーティスト)
「イイ。」「今のZEEBRAには賛否あるでしょうけど」「かなりイイ!」「豪華な一枚」「最高だった。」
The New Beginning (詳細)
ZEEBRA(アーティスト), Braidz(アーティスト), OJ FLOW(アーティスト), NaNa(アーティスト), Hibikilla(アーティスト), AI(アーティスト), TWIGY(アーティスト), Full Of Harmony(アーティスト), CO-KEY(アーティスト), Swizz Beatz(アーティスト), Q(アーティスト)
「この一枚が更に日本のヒップホップのステージを上げる!」「意外と…。」「”開拓者”としての余裕と揺ぎ無い自信。」「なんだかなぁ。」「うーん」
THE ALBUM(初回生産限定盤)(DVD付) (詳細)
D.L(アーティスト), ZEEBRA(アーティスト), 響言奏(アーティスト), K-Bomb(アーティスト), ミドリのBruce Burner(アーティスト), TWIGY(アーティスト)
「過剰にして豊穣なるD.Lの世界」「いやいやちょっと待て」「他のアルバムとは神と民の差」「BLACK COFFE」「黒い」
BLACK BOOK (詳細)
KILLER BONG(著)
「コラージュ好きには是非」
BLACK SMOKER (詳細)
THINK TANK(アーティスト)
「煙まみれの快感」「HIPHOPとしてではなく」「とりあえず聞こう。」「高水準」
風の詩を聴かせて (詳細)
桑田佳祐(アーティスト), 山本拓夫(その他)
「カップリングも良い」「カップリングがミソ」「生きていくということ」「海で…」「こういう人を天才と言うのだろう」
GOD BIRD (詳細)
NIPPS(アーティスト), DEV MOB X(アーティスト), XBS(アーティスト), GORE-TEX(アーティスト), KB(アーティスト), RYDEEN(その他), H.KIMURA(その他), H.KON(その他), K.UBUKATA(その他), N.FUKAMI(その他), T.MIYAMORI(その他)
「問題作?」
AIN’T NO STOPPIN’THE DJ (詳細)
DJ HAZIME(アーティスト), KASHI DA HANDSOME,般若 DJ HAZIME feat.DELI(アーティスト), DJ HAZIME feat.LUNCH TIME SPEAX(アーティスト), PUSHIM DJ HAZIME feat.MURO(アーティスト), DJ HAZIME feat.SHAKKAZOMBIE(アーティスト), DJ HAZIME feat.NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(アーティスト), SUIKEN,K-BOMB DJ HAZIME feat.DABO(アーティスト), C.T DJ HAZIME feat.THE BROBUS(アーティスト), DJ HAZIME feat.餓鬼レンジャー(アーティスト), DJ HAZIME feat.RHYMESTER(アーティスト), EQUAL,RYUZO DJ HAZIME feat.ANARCHY(アーティスト)
「とにかく」「とにかく」「いのちのねだん」「最高!!!」「dj hazime メンツ」
ALTERNA (詳細)
RIZE(アーティスト), JESSE(その他), hide(その他), INA(その他)
「☆5つ!!!」「脱、アンチRIZE。」「RIZE最高ッ!!」「マジ」「heiwa」
ROOKEY (詳細)
RIZE(アーティスト), Jesse(その他)
「やっぱ、なんだかんだで好きな訳ですよ。」「とにかく熱いラップ」「激しさもあり不思議なムードもある。」「リズム体がいい」「若い」
SPIT & YELL (DVD付) (詳細)
RIZE(アーティスト)
「捨て曲なんて一切ナシ!」「な、なんだこのてんこ盛りぶりは!」「びっくり!!」「ミスってんな!!」「この音質の生感!!」
「青春って痛い」「再生しない痛みがある。」「青い春・・・。」「文句無しの傑作」「喪った何かを思い出させる痛み」
● 教科書通りの定番
● お気に入りの音楽
● 精神安定剤
● Mini Japanese Hip Hop Extravaganza
● Favorite
● 和riginal
● 気持ちいい音楽
●病める無限のブッダの世界 ― BEST OF THE BEST (金字塔)
・「THE BEST of THE BEST.」
95年、日本のヒップホップシーンがまだアンダーグランドな存在であった時、Buddha Brandは正に黒船に乗って日本のヒップホップシーンに革命を起こしにやって来た。日本語ラップは格好悪いと言うmajorityにNYクイーンズから本場のフローとスキルとグルーブを持ち、日本語でラップすることの難しさを笑い飛ばし有無を言わさない格好良さを見せ付けた。このアルバムは日本のヒップホップ史上最高の一枚と言っても過言ではない。無敵の三本MIC(DEVLARGE,NIPPS,CQ)のMC’Sのフローは三者三様、独特の言葉遊びで、日本語と英語どちらもその言葉どおり流れる様にマッチアップさせている。そしてDJ MASTERKEYのmixtureはその三人のフロー、メロディーライン、ベースラインを刺激させ、また自分も刺激させられその相乗効果によってケミカルリアクションが起こり強烈なインパクトを与えている。注目トラックはDisk1にはDon't test da master。Dev Large氏の秘蔵っ子、Lunch Time Speaxをフューチャリングしているかなりコアな一曲。大怪我、シングルでシャカゾンビとのユニット(大神)を組み話題になった一曲。そして一番の注目曲はと言えば96年に10万枚の売り上げを記録した人間発電所。このメローでノスタルジックなメロディラインに乗っけられる嘲笑的なCQのラップ、DEV LARGEの切れ味鋭いカッティングフロー、Nippsの風刺の効いたなんとも言えない独特の声のラップ。そしてHOOKで三者三様のフローが融合する時にはかなりの快感を得れるだろう。HI-JACKはかなり格好いいハードコアテーストな一曲。Buddhaの休日はかなりchillでピースフルな一曲。大自然の中で聞くにはBEST。Disk2ではやはりFunky Methodist、DJ MASTERKEYのテク全開というフロア向けのFunkyでHIPな一曲。超プロフェッショナルな四人組、Buddhaのすべてが詰まったBest Album。これは買いです。
・「ブッダ!!」
聞いてみたらスゴイ良かったです!!メンバーもスゴイ豪華だし♪これはぜひオススメ!!とにかくカッコいい。個人的にはdisc1の二曲目と八曲目がいいです。
・「冬場の野☆ソ」
95からドップリやられちゃったS54より上の世代にとっては、ブッダこそ日本語RAPであり、最重要グループ。今の若いBや、Bみたいな子達には『聴きにくい〜』『歌詞がわかんな〜い』ぐらいの印象だと思うし、DLのトラックでサンプリングされたネタを探しにレコ村に毎日通ったあげく、HIPHOPを飛び出しJAZZからFUNK、SOULアーバンSOULまで様々な音楽に結局やられちゃったオッサンの評価なんて参考にもならないと思いますが、これが本物です。
いまだに日本語RAP界で席を譲らない重鎮もいますが、ブッダはその中でも珍しいタイプ。カミナリ、ギドラ、MUROなどと共に日本の音楽にぶっといビートを刻んできた代表です。HIPHOPはサンプリングの文化、これからの若い世代が彼らをサンプリングするようになるのを期待しています。見抜くチカラこそHIPHOP!HIPHOPは音楽じゃない、生き物です。生かすも殺すも己次第。
・「まさにBEST OF BEST 。」
2000年に発売されてもう3年以上経っていますが、いまだに普通に聴けます。(昔の曲ならもっと前に発表済み)ドライブの時も、家でボォ~ッとしている時も、24時間OKですよ。
・「EよりE」
CD発売から一年後の2001年に買いました。4曲目のDon't Test Da Masterは、ヘッドフォンで聴くことをオススメします。ILL伝道者とFUNKYMETHODISTでのNIPPSのフロウはかなりキています。一曲ごとに収録されているインストも良く、ベッドに入りながらよく聴いていましたがしょっちゅう寝ちゃってました。やはり良いアルバムというのは何年経って聴いても飽きることがなく、このアルバムもそのひとつです。
歌詞カードに掲載されている写真から、EL DORADOのメンバーを探すのも楽しいです。
・「イイ。」
全体を通して気持ちよく聴ける。社会派な主張は無いが、ノリの良いメロディーは今現在のメインストリームをいくものだと思う。フレッシュな、ZEEBRAらしい1枚。
・「今のZEEBRAには賛否あるでしょうけど」
日本人は、けっこうリアル談義が好きな人が多いですけどHipHopは、もちろんエンターテイメントという側面もあるわけで、それを強く意識された楽曲であると思いますガチガチに硬派な曲もあれば軟派な曲もあり、エンターテイメントを意識しつつリアルにも貫かれているという、この彼特有の幅の広さ、そしてそれを豊富な客演たちが彩っている、非常にバラエティに富んだ作品であると思う
自分的には、BIG-Oとの『東京’s Finest』、GOLDEN MIC、それと『結婚の理想と現実』を知っているだけに『Perfect Queen』なんて泣けてきますね。なにか、救われがたかった物語のひとつの幸せな結末を見せてもらったような感覚でした
これからHipHopを聴こうという方にもわかりやすく、しかも玄人の耳にも十分耐える良作であると、俺は思ってます
・「かなりイイ!」
はじめて聞く曲もあるけど全体的にイイ曲だと思うこれからもがんばってほしい
・「豪華な一枚」
スーパースターZEEBRAが豪華客演陣を迎え、遂に待望の最新フル・アルバムをDrop!! シングル「BIG BIG MONEY」「SUPATECH」「Perfect Queen」他を収録。参加アーティストは、FIRE BALL、般若、AI、Tyler他、& スペシャルゲストです!HIPHOP好きにはたまらない一枚になる 絶対買いの一枚ですよ
・「最高だった。」
スタイルが変わってるZEEBRA、そういうスタイルまた良い。良く言えばポジティブ的思想。逆にK-DUBはネガティブ的思想。時代に乗り遅れ、スタイルが変わらないからずっと聴くと飽きる。でもK-DUBも悪くない。またKGやってほしい。
話が逸れたが、今回のアルバムのオススメはGOLDEN MIC。それだけでなくburnitup feat.FIRE BALLウィークエンド feat.MIHO BROWN,Tylerの二つも良し。重さがなくて聴きやすい。
・「この一枚が更に日本のヒップホップのステージを上げる!」
「原点回帰」がテーマと言われているが、KGや1stの頃への回帰ではなく、構成自体は2ndに近く、変声期以前のZBRを想像して聴くと肩透かしを食らうことになる。サウンドは洋楽的で、ドメスティックな音に偏りがちな現在のシーンに長く慣れた耳には、違和感を感じる。しかし2回、3回と繰り返し本作を聞くうちにこれが正常進化であることを確信させる。リリックは凡百のMCとは桁違いの重さ、熱さで、2.Street Dreamsと14.Save The Worldなどは、古株のリスナーなら落涙必至。DL、TWを筆頭とする豪華なゲストを絡めたバラエティに富んだ内容で散々もってかれたところに、ラストがfeat.AI,安室奈美恵って完璧すぎ。無根拠にZBR批判するハンパなHIPHOP通こそ耳を貸すべき。歴史に残る一枚なのでビギナーからマニアまで全員必聴でお願いします。
・「意外と…。」
町で「Do What U Gotta Do」をたまたま耳にして、勢いで購入。(笑)初めてZEEBRAを聞きましたが、普段HIP-HOPを聞かない自分にも意外と聞きやすく仕上がってます。ゲストの個性を生かしつつ、全編を通して飽きさせない作りになってます。昔からのファンの方にはどう評価されるか判りませんが、自分の様に、HIP-HOP初心者にも受け入れやすいアルバムだと思います。
・「”開拓者”としての余裕と揺ぎ無い自信。」
KREVAの「愛・自分博」の時も感じたことだが、「Hip Hopを普段好んで聴かない」むしろ「Hip Hop嫌い」な僕に、このアルバムはなぜにこれほどするりと耳に馴染むのだろう?日本のHip Hopシーンの「開拓者」として10年以上にわたり活動を続けてきたZEEBRA。彼の歌詞の中にある「マガイが増えた」現在の日本のHip Hopシーンは開拓者である彼自身も想像出来なかった事なのではないのだろうか。つまりこれほどまでに日本においてHip Hopという音楽がポピュラリティを持ち、一般の人々に支持されるなどとは。だからこそ、今ZEEBRAがこの「The New Beginning」というアルバムをリリースしなければならなかったのではないだろうか。アルバムの中ズラリと並ぶクオリティの高いトラック群、そしてHip Hopが本来持つべき自由なメッセージ。明らかにそこらへんに転がっているHip Hopもどきとは一線を画す。入り口はどこでもいい。MNに用意された豪華な”オードブル”から入ってもらって、どっぷりとZEEBRA流フルコースを堪能してみてはいかがだろうか?
・「なんだかなぁ。」
ZEEBRAの原点回帰の4thアルバム。というか、原点回帰というよりは集大成的な内容で、2nd、3rdの両アルバムで披露してきた色々なタイプの曲を1枚に納めた感じ。ただ、その曲のタイプがバラバラなためかアルバム全体が散漫になってしまっているように思う。はっきり言ってまとまりがない。Beat Boxingが復活しているのは嬉しかったけど、正直HIbikillaはいらなかったんじゃない?って感じだし。1曲1曲は最高のクオリティーだし(特にM2、M4、M15は必聴)、本当にもったいないな。
・「うーん」
原点回帰ということで期待して買ったのですがあまり原点回帰できてない気がします。15曲目なんてもろポップな感じです。それはそれで悪くないんですが。しかしながら15曲目は完全に主役をMUMMY-Dに持ってかれちゃってますね
・「過剰にして豊穣なるD.Lの世界」
11月の日付になってますが、12月4日に投稿しました。
PV撮影中の火傷により発売延期になっていたD.Lのアルバムがついに出ました。どれほどこの時を待ったであろうか。
内容は、D.Lらしく、まずジャケットからして過剰にして豊穣。やりすぎってくらい過剰(笑) しかしそれがD.Lらしくて、なんだか嬉しい。今まで蓄えていたものを盛りだくさんに詰め込んだ熱さと黒さ満載の一枚となっています。
特に昨今のインタビューでは、D.Lは達観した僧のような言葉を語ることが多かった。私は同年代なので、D.Lの思いに同意することが多かったが、「D.LはもうHIPHOPから逃げたのか?」という声もちらほらあったようだ。方向性が多彩であるがゆえに受け入れられにくかったインストアルバムの影響も強いのだろうと思う。
しかし実際出てきたソロラップ作品のなんと熱いことか!
的確なトラックメイキング。メッセージ性が強くなってきたライム。変わらず熱いフロウ。ゲストの顔ぶれの凄さ。
みんなが待ってたD.Lが帰ってきたと言っていい。
ブッダの復活の日がいよいよ目の前に来た。
(個人的には今後THINK TANK全員とやってくれたら凄くうれしいかな)
・「いやいやちょっと待て」
韻を踏まないなんてことは無い。DEV-LARGEがどこで韻を使ってるか 解る人には解るはずだ。その部分と独自の表現 トラックメイクやジャケのアート性 彼の魅力はそうゆう所にもあるんだ。昨今の押韻ブームみたいな傾向にあるが はたしてそれだけで最高と言えるのだろうか?確かに韻は大切だけど聴いてても機械的な感じがするラッパーがいるのも事実。このアルバムを買った人は大抵DEV-LARGEの独自の魅力にやられた人達だと思う。
・「他のアルバムとは神と民の差」
ついにHUSTLER BOSEのアルバムが出た!ってだけでもファンは嬉しいこの一枚。全曲、真っ黒!正にILL伝導者。捨て曲は無いです。確かにD.Lはあんまり韻を意識していません。なのでガッツリ韻を踏んでるのがラップ、という固定観念がある人は物足りないのも事実。しかしD.Lの魅力は韻じゃない。韻も大切ですけどフロウや伝えたい事、そして何よりトラックが良い。もちろん踏んでるとこは踏んでますよ。客演も豪華で意外な人が参加してたりします。
D.Lも言ってましたが、人は日々変わっていくもの。これは進化したD.Lの濃く、熱く、そして黒いアルバムです。
・「BLACK COFFE」
しかし、彼はスゴイ。
着実に、且つ確実に、地に足をつけつつも、気持ちは未だにon the run…
キャリア、実力からして既に、唯一無二のtop of hip hopでありながらも、その御大と言うべき身分に甘んじることなく、ドス黒いMUSICでmake us storongしてくれる…
そんな存在、他にいないだろう。
その分、このドス黒いMUSICの価値を味わうためには、ある程度のセンスが必要とされることも間違いない。
黒いMUSICな分、さながらBLACK COFFEとでも表現できよう。味わうためには、受け手側にも、本格派志向のHIGHな感受性が必要とされるということである。
大人な音楽求める本格派には、コレぐらいの味わいが丁度いい。
・「黒い」
95年から日本語ラップを聴いています。ブッダが帰国した時の煙たい感じ、ギドラが渋谷をジャックした時のパワー。さんぴんで光が射しすぎたシーン。アンダーグラウンドに止まるはずのHIPHOPがそのパワーを抑えきれずに飛び出してしまった後、誰も戻すことなく、二分にしてしまった現在の日本のシーン。唯一、黒く太く日本語ラップ、日本のHIPHOPを表現できる人物だと思います。このアルバムはDLらしさは勿論出ていますが、逆にシーンへの皮肉も交えて完成させている作品だと思います。
むしろ、RAPを聴くよりTRKを楽しむアルバムだと思いました。RAP聴いて、韻がどーのとか、歌詞が見にくいだのホザイテルHIPPOPSな方々にはむかない作品です。
95の危ない匂いが少し感じた作品でした。今のブッダより良いね。
・「コラージュ好きには是非」
池袋の地下に蠢くTHINK TANKの中でひときわ異彩を放つK-BOMBの作品です。アナログ感の強い、氏の独特の世界観が味わえます。手帳サイズで持ち運びに便利なので、移動時なんかにも気軽に楽しめます。通勤・通学時に軽くILLな世界に浸りたいときに便利ですね。
・「煙まみれの快感」
のっけから身も蓋も無い事を言う様だが、はっきり言ってthink tankは何が凄いのか全く判らない。練り込まれたリリックで社会問題に言及している訳でも無ければ、作り込まれたギミック満載のトラックで魅了させてくれる訳でも無い。確かに現在の邦ヒップホップシーンを見渡してみて、彼等と似た様なグループは殆ど存在しないと言っても良いだろう。強いて挙げるならblue herbとの類似性がよく指摘されるが、むしろ全てをあざ笑うかの様なノンポリ感や脱力感を伴う彼等は、メッセージありきのユニットとは対極に位置するのではないかとすら思ってしまう。ただ、この人達の作る音楽には何故か聴き入ってしまう「何か」があり、何故か聴き終わった後もまた聴きたくなってしまう中毒性がある。全く意味不明の日本語になってしまうが、彼等は「何が凄いのかは判らないが、凄いと感じてしまう所が凄い」のである。
・「HIPHOPとしてではなく」
どの曲がどうこうではなく、ひとつのアルバムとして全曲通して聴ける作品!メンバーそれぞれのラップがトラックの一部分となっている気もする。とにかく聴けばトリップできること間違いなし!!
・「とりあえず聞こう。」
このアルバムはどっちかというと重たくどんよりとした感じではなくむしろ明るくて初心者でも聞きやすいと思う。ソロの曲が何曲か入っているがやっぱりこのアルバムの良さは4人参加している曲だったりする。パーティ感の強い曲が前半でTHINK TALK PT4から後半とすると、後半はTHINK TANK特有のどんよりした曲などが少々出てきたりする。 曲と曲の間のインストなども入って一曲一曲が良く聞こえてくる。 まあ買って損はないと思う。 歌詞カードはやはりない。
・「高水準」
「ビートが太けりゃHIPHOP RnBなんじゃないの?」みたいなミックスがひどい作品が垂れ流されている昨今ですが、このアルバムはそんな日本の現状からとびぬけてかなりの水準に達しているんじゃないでしょうか?Ultra Sound,Think Talk,のキックとスネアを聴いてください。「どう?このビート○○っぽくない?似てない?」といった次元を飛び越えたような、なんかすごい自信がビートからはうかがえるんです。本人たちは狂ってるようで音作りはかなり機材かちゃかちゃしながら真面目に作ってますよ。一度でもMPCなどで作曲したことのある人ならこのアルバムができるまでの製作の苦労なども理解できるんじゃないでしょうか。I Say You sayみたいなわりとキャッチャーなものから420、Chain ShotPotみたいな淡々とした表情で進む曲もあり、聴いて損は無いです
・「カップリングも良い」
タイトルナンバーの「風の詩〜」は南国風のスローバラード。カップリングの「NUMBER WONDER GIRL」は缶コーヒーのワンダのCM曲としても使われているノリの良いダンサンブルなナンバー。そして「MY LITTLE TOWN」は茅ヶ崎の思い出を桑田佳祐が語る切り口のスカビートな曲。
ここではあえて、「MY LITTLE HOMETOWN」をレコメンド。特に歌詞が良い。昔の風景を良くぞ歌詞にした、そしてなかせる各段落の中の最後のフレーズ。
「明日晴れるかな」もいいシングルでしたが、こちらのほうが(カップリングを含めた)トータルでの完成度は高い感じがします。
このシングル2つに入っている6曲だけでもアルバムを作れるだけの内容になっているのはさすが。
来年はサザン30周年。おそらく満を持しての企画、曲を引っさげての登場に期待をしています。
・「カップリングがミソ」
A面の風の詩を聴かせてはさすが桑田、という感じのバラード。普通にいい曲。
しかしカップリングにも着目してほしい。とくに2曲目のNUMBER WONDA GIRLは最高!風の詩〜とはうってかわってエロス&ロックなナンバーになってます。個人的にはタイトル曲よりインパクトが強かったです。
・「生きていくということ」
若くして癌になり、うつ病やパニック障害を併発しながらも、最後まで生きる望みを捨てず、笑顔でいたプロサーファーの方の話に共感し、作られたという曲。 私も5年前からうつ病で、今も闘病中です。でも、この病気を通じて、生きるとはどういうことかを考える機会を与えられました。そして今は病気に決して屈しない心を持って、笑顔と感謝を絶やさず、きっと完治すると希望を捨てず、命がある今日を精一杯生きています。明日命が尽きてもいいくらい悔いなく…。たとえ命は尽きても魂は永遠でいる。そう信じて頑張っている私の背中を温かく、いつもの優しい桑田さんの笑顔で見守ってくれている、そんな気がして胸が熱くなります。桑田さんはどんな境遇の人の心も分かってくれている、優しい人ですね。だからあのような人間臭い微笑みをされるんだと思います。
・「海で…」
夏の終わりの砂浜でイヤホンで聴くと、せわしない世の中が嘘のように忘れてしまえる気分に浸ることができます。ただただ、切ないばかりです…
・「こういう人を天才と言うのだろう」
桑田佳祐。恐ろしい人物である。前作の「明日晴れるかな」もそうだが、とても50歳を過ぎたおじさんが作った曲とは思えない。自身の曲、サザンの曲も含め、この人は一体何曲作っているのだろうか。どの曲も似ているようで似ていない。とんでもない変な曲を作ったかと思えば、恐ろしいほど美しい曲も作る。サザンや桑田の曲をギターで弾いてみると分かるが、決して難しいコードを使っているわけでもないし、複雑なコード展開をしているわけでもない。あくまでもオーソドックスである。にもかかわらず、どうしてここまで耳に残る印象的な曲になるのであろうか。本作「風の詩を聴かせて」は、まさに波間をゆったりと漂うような気持ちにさせてくれる穏やかな曲である。「白い恋人達」のメロディーラインにも相当うっとりさせられたが、本作も独特の空気感を持つ名曲である。おそらく、こういう人を天才と言うのであろう。一曲ぐらいだったら、いい曲は作れるかもしれない。でも、30年以上ヒット曲を作り続けられるアーティストは他にいないであろう。個人的には、ミスチルぐらいだと思う。残念なことに、桑田のライブのチケットは外れてしまった。絶対行きたかったのに。とりあえずは、ライブDVDの発売を心待ちにするとしよう。
・「問題作?」
KB→DEV MOB X→Nipps→XBS→GORE-TEXのマイクリレーはなかなかなものでした。びっくりしたのがウサマ・ビ○・ラ○ィンなどの単語があったこと。個人的にXBSが良いと思いました。ゴアもなかなかでした。このシングル買うならアルバムの方をCHECKした方がいいかもしれません。まあ聞いてみる価値ありでしょう。HIPHOP初心者にはオススメできませんが・・・・・。
・「とにかく」
11曲目の般若が最高です。さすがは極東一のMCの実力を見せてくれていますよ。それだけでも買いでしょう!他にはハジメ君のセンスが光る二枚組みって所もお勧めですよ。
・「とにかく」
11曲目の般若が最高です。さすがは極東一のMCの実力を見せてくれていますよ。それだけでも買いでしょう!他にはハジメ君のセンスが光る二枚組みって所もお勧めですよ。
・「いのちのねだん」
DJ HAZIME メンツってレビューを書いてる方の意見には賛成出来ません。日本に一体何人の方が世界平和についてに考えていると思いますか?
世界平和について考えてる方の中で何人がその思いを行動に移してますか?
自分はただ小銭を募金箱に入れる程度の事しかしていません。
何万人といる日本の世界平和を考えるアーティストの中で何人が戦争について歌っていると思いますか?
少なくともメジャーでは何百万、何千万以上という数の曲が出回っていますが、真剣に自分でリリックを書いて世界平和について歌ってる曲は数える程しかないと思います。
RHYMESTER(音楽に限らず)くらい行動する人が日本人口の5割以上占めてから『普通』という表現を使った方がいいと思いますよ。
・「最高!!!」
このCDは客演がとてもスゴイ!!!!毎日聞いています。これはおすすめです。
・「dj hazime メンツ」
イイメンツが揃っても、正直これと言ってイイのは無かった。このアルバムがイイ!っていう人に「ドコがいいのか」聞いてみたい。強いて言えば、ライムスターの「いのちのねだん」が泣ける曲らしいってことぐらいで。(別に刺激的な曲でもなく、ただライムスターがいつもボーと生きているヤツに「考えろ」っていう感じの曲であって)個人的には、普通。ただイイこと言っているよね、ウン。っていう・・「911エブリデイ」同曲じゃん?正直な所。それ以外は、「ウンチャウンチャ〜♪」みたいな同じ感じの曲調とかで、「ハーコーハーコー♪オリジナル♪俺らタフ♪チェケラ〜」っていうマスターキーの様なアルバムと同じ感じの雰囲気がただよっているので、それがどうかは自分の耳で確認してください。
・「☆5つ!!!」
最近はHipHopとHouseを多く聴く中で,たまたま耳にした久々のRIZEに痺れた。ピンクスパイダーでバッシングされてるみたいだけど,リスナーとしてはhideの曲だろうが何だろうが関係ないし。単純にRIZE版カッコイイし。歌もRapも特別上手いと思わないけど,昔から演奏力は抜群だし,このアルバムはメロディーラインが素晴しい。特にリズム隊が凄いレベルUPしてる。久々にCrazy TownとかMixture関係を聴き直そうと思わせてくれたアルバムです。
・「脱、アンチRIZE。」
どちらかといえば、自分はRIZEを良く思っていませんでした。しかし、昨年のピンクスパイダーからのすばらしさで、発売日に思わず購入していました。びっくりするほど分厚い音に、ストレートに伝わるメッセージ。(heiwaがありがちじゃなくて、どーする?子供にも大人にもわからなくてどーする?)彼らはすばらしいネクストステージに立ったと思う。恵まれすぎた生い立ちに、苦しむこともあると思う。でも、このバンドが生まれてくれた奇跡に、少なくとも自分は感謝します。
突っ走ってください!!!自分も、AMERICAN HEROがおすすめです!
・「RIZE最高ッ!!」
ALTERNA買えばRIZER間違いなしだょww特にheiwaAmerican Heroおすすめです!!ALTERNEのツアーもやってますょ!!めっちゃ盛り上がったし懐かしい曲もLIVEでやってくれました♪JESSEカッコイイし是非アルバム買って行ってみて下さい!!いい曲いっぱいですww
・「マジ」
最高!ヤバいね絶対聴いたほうがいい。神から始まりまして。気に入ったらLIVEに遊びにいこう。マジでヤバいから
・「heiwa」
RIZE史上こんなに素晴らしい出来のアルバムはあったか?否、これが最高傑作と謳われて間違いないだろう。JESSEの歌も随分上手く感情を表せています。リズム隊も文句なし。まだ洋楽からの影響はちらほら見えるが、特に気になるほどでもない。HEIWAは聴いた時感動した。
・「やっぱ、なんだかんだで好きな訳ですよ。」
~青春まっただ中の時に聞いていたのがこのアルバムで、4年近く経って最近聞き直してみたんですが、やっぱり良いんですよ、なんか。
確かにこのRIZEよりもスキルがあるバンドだっていて、もっとかっこいい曲もありますがこの何となくダサイかもしれない、でも青春してる熱い雰囲気や荒っぽくて洗練はされてない、だがその暴走するような勢いなど~~このバンドだからこそ好きという部分が多くて、今聞き直してもやっぱり良いなと思えますよ俺的にはこのアルバム、間違いなく聞いて得する1枚です。~
・「とにかく熱いラップ」
情熱を感じさせる作品。カミナリで締めるところがいい。一曲目のMUSICのラスト部分も非常にカッコ良い。とにかく聞いてみるのが吉。
・「激しさもあり不思議なムードもある。」
海外のヤツと比較してもこれはいい!海外のバンドって上手くても音圧無いし、曲が全部似てるし、曲に変なことつめこみすぎで全然胸に残らないんだよね。日本のラップって外人のと違ってキャッチーだし、ビートにノってる感じがしていい。バックの演奏はまだ3人でこのアルバムは原点だなぁって感じるけど、名曲もいっぱいあるしイイです!!
3人時代特有のベースの存在感がいいです。
・「リズム体がいい」
このアルバムはベースがTOKIEさんだと知ったので聴きました。やっぱりベースがかっこよすぎです! 歪んでるのにぶっとくて、さすがトッキーって感じ。1曲目のベースソロとかカミナリのイントロとかマジでかっこいい! ドラムも上手いですね〜!でも…歌詞がダサい… こんなの恥ずかしくて歌えないでしょ!! TOKIEさんがいるからこそ、ライズはかっこ良かったのに…今はどうでもいいです。
・「若い」
正直言って、かなり期待して聞いたんですよ。この手のミクスチャ系って、山嵐とかいてもやや日本じゃマイナーな感じで、こうやってぼかんと若手が売り出されるってのもいいな、と。しかしまぁ、実際聞いてみると、意外と目立つのはふてぶてしさばかり。ファーストだし、若いし、勢いでいくのも悪かないか、という意見もありそうですが。
自分としては、もうちっと緩急つけられるようになればよいかなぁ、と。
・「捨て曲なんて一切ナシ!」
久々の新譜!活動再開して1発目だから相当の気合がつまったものになるだろうとは予想はしていましたがイイ意味で裏切ってくれました。重厚、濃厚、高圧、どんな言葉で形容していいかわかりませんが、とにかく濃いアルバムではないでしょうか。
ギターリフにはリズム感と厚みが増し、楽器隊全体としてのグルーブもガッチリできあがっています。まさにタテノリmusic! 体が動かずにはいられません。Youth to Youthはシングルカットされていましたが、リアレンジされているところも聞き逃せません。ありがたや~。買うしかないでしょう!ねぇ、そこのアナタ!!
・「な、なんだこのてんこ盛りぶりは!」
凄いです。何が凄いってほとんど全部の曲にPV(ってかビジュアライズ)がついてて、全編通して一つのストーリーが出来上がるんです。もうDVDのおまけがCDって感じです。これで2600円はいい根性してる。で曲なんですけど、なんていうか伸びやかで豊かな感じなんです。なのにヘヴィ。録音が(良い意味で)ラフな雰囲気で、楽器が主張しまくってて、Jeseeのラップは日本語のリズムをとらえてて、今までのアルバムよりずっとつくりが自由になったな、て思います。楽しいも悲しいも全部入ってて、なんとなく僕はブルーハーツとレッチリを連想しました。(ちなみに僕はDVDのアニメパート見てて不覚にも泣きました)(一部18禁だったりしますが僕は爆笑しました)
・「びっくり!!」
いい意味で裏切られた!って感じです。今までの作品よりも重厚でハード、なのにメロディック☆捨て曲なし!ジェシーのボーカルもよりハード&ハスキーかつセクシー♪ライブでやったらうけるんだろーなあ。これ聞いてるとライブに行きたくてたまらなくなります。
・「ミスってんな!!」
マジでこれ知らないやつが可愛そうだわ涙騙されたと思って聞いてみな!LIVE行ってないやつ行ってみな!RIZEでしょ??間違いないでしょ??やばいでしょ?RIZEが世界を変えるね?人生観かえる☆そうだろ??まぁなにが言いたいかってこれ聞いてないやつ、ミスってんぜ!
・「この音質の生感!!」
まず驚いたのが音質の良さ、ドラムも凄い綺麗に録音できているしバランスもよく、ここまでの生感を持ったいい音のCDは個人的にあまり聞いたことがありませんでした。構成やアプローチ的には特別な新しさはないですが、本作において「RIZE」はいままでよりもバンドとして確実にネクストステージに達したであろうことは聞けばわかります。
本作でベーシストのUZOが脱退していますが、このアルバムを作っているときのスタジオリハの緊張感はいままで経験したことがないぐらい凄まじいものだったとインタビューでも言っているように、表現者、バンドとしての「RIZE」を全て吐き出した傑作だと思います。
あと、個人的には金子君のドラミングだけでも聞く価値あり。最早風格する漂うそのドラミングは沼澤さんにも誉められるわけです。
●青い春
・「青春って痛い」
痛い映画だった。精神的にも映像的にもそうとう痛い。攻撃的なのに切なくロマンティック。音楽に例えるならニルヴァーナといった感じ。
高校生、特に3年生というのは将来のことや何だかんだとちょっと本気で考えなければならなくなる難しい時期。でも、学校生活というのはなんとなく平和で退屈でもあり、漠然とした不安と倦怠感というモノが常に内包されている。
つまらない日常に飽き飽きして色々やってみて面白がっていても、本当は何も面白い事なんて無いとみんな分かっている。分からない振りをして楽しむのはルールなのに、九條はそのルールを無視する。九條はクールというより冷めている。熱くなるのは面倒だから。でも、カリスマ性があって、何故か目立ってしまう。そんな役に松田龍平の無言の存在感が見事にはまっている。
その他のキャスティングも素晴らしく、それぞれ印象に残るキャラクターになっている。特にマメ山田扮する花田先生が秀逸。この映画に花田先生がいなかったら救われない話になっていた。すごいぞ豊田監督。同じ松本大洋原作の「ピンポン」ほど話題になりませんでしたが、「青い春」はカルトな青春映画として語り繼がれることでしょう。
・「再生しない痛みがある。」
すばらしい青春映画である。もう、これに尽きる。それで終わってもいいくらい、すばらしい青春映画だ。学校の中しか写さないカメラは、ある意味学生時代の閉塞感を思い出させる。ここから出れば何かがあるような、しかしここから出られないような、そんな閉じた世界観を感じるカメラワークがうまい。
そして、とにかく、出てくる役者それぞれの面構えがすばらしい。OPの屋上から立ち去る画面だけで、もうゾクゾクする。「なんかある!」と思わせる。それは期待でも希望でもないのだが。だが、17歳の時に、前途に希望だけがあった人などいるだろうか? そんな幸せな人などおそらくこの世にはほとんどいない。だからこそ、この映画は価値がある。そして痛々しく、やるせない。悲しい、というだけでは言葉が足りない、ヒリヒリしたあの感覚を思い出すだけで、この作品は価値があるのだ。7人の仲間がそれぞれにそれぞれの理由でカメラから出て行ってしまうことにより、やがて二人の友情に焦点があってゆくさまがすさまじく痛ましい。二人の関係の速度は、友情を大切だと思っている人にはより一層リアルに感じられることだろうと思う。あの年代特有の、あのあせり、あの熱、どこにむかえばいいのかわからない熱さが、痛みとともによみがえって、本当に、やるせない映画だ。男子であればリアルに、女子であれば痛ましく、見ることが出来ると思う。是非、若い人に、若いうちに見てもらいたいと思う。
・「青い春・・・。」
この映画はホントにすごいです。今まで洋画ばかり見ていた私ですが、邦画のすばらしさを教えてくれた映画です。
83分という時間ですが、ミッシェルの曲に乗ってガンガン進んでいく感じ、だけど内容的には何時間もあるような。
若手の俳優さんのキャスティングも見事です。松田さん演じる九條の妖しい雰囲気とか、
新井さん演じる青木の不安定な気持ちとか個人的にはマメ山田さんの先生がホントに胸を打たれるシーンがたくさんありました。
暴力的な描写もあるので少し苦手な人もいるかもしれませんが、見終わった後には涙が出るほどの切なさと感動が味わえると思います。
・「文句無しの傑作」
ストーリーの筋と本編の短さはぴったりだと思います。
何気なく毎日を過ごし、このままいつまでも変わりたくないと思いながらも時間はあっという間に過ぎてしまう。形は違ってもこんな思いは誰にでもあったんではないでしょうか?自分も高校時代はそう思っていました。このまま変わらずいたいだけなのに次第に現実の問題が迫ってくる。
流されることを恐れながらも、自分がどうしたいかを言葉にできない。身に覚えがあるからこそ切なくなってしまうのでしょうか。
ラストの映像が最高でした。九条が一心不乱に階段を掻け上がり辿り付いた屋上で、青木が描いた地面のラクガキに舞う桜の花。綺麗なだけではなく痛くて苦しくなるほどあざやかな『春』の別れと切なさが見事です。
・「喪った何かを思い出させる痛み」
個人的に数年ぶりの傑作邦画が登場した。それがこの「青い春」だ。画が素晴らしい。音楽が素晴らしい。そしてストーリーが素晴らしい。 83分というコンパクトな枠の中で一切無駄のない展開が心地よい。
暴力描写の激しさが観る人間を選ぶかもしれないが、この作品において真に衝撃的なのは肉体的暴力の描写ではない。感情だ。彼らが言葉にしない、できない、激しく、もどかしい想いだ。 その純粋さは切ないほどに青く、透明に澄んでいて、肉体的暴力の描写よりもはるかに暴力的に胸を抉る。 ラストシーンの美しさは筆舌に尽くし難い。
九條の存在を全力で肯定した青木の想いの激しさを、愛と呼んでも何も差し支えないだろう。
さて、この映画の主演である松田龍平だが、彼の存在感の強さは今更ながら、その異様なほどのカリスマ性を遺憾なく発揮させることに成功した豊田利晃監督の手腕には拍手を送りたい。
そしてこの映画においてデビューを果たした青木役の新人・新井浩文の発見は今後の日本映画界において素晴らしい財産になるだろう。この作品では他にも多くの若者達が刹那的な輝きを放っていたが、全てこれからの邦画界における財産である。将来が楽しみだ。
この青く透明な愛情の物語には、繰り返す日常に忙殺されて失ってしまった何かを思い出せる、ひりひりとした「痛み」が満ちている。是非一度、その痛みに触れて何かを感じて欲しい。
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