「この頃がお聴き頃」「「テハス」=テキサス」
対自核(紙ジャケット仕様) (詳細)
ユーライア・ヒープ(アーティスト)
「真っ暗闇での彷徨」「爆発するエネルギー」「30年経った今でも最高!」
Why Can't We Be Friends? (詳細)
War(アーティスト)
「文句なしの最高傑作!」「WARの傑作!」「聞いてみてください」
Robin Trower Live! (詳細)
Robin Trower(アーティスト)
「Trower節が炸裂」「Trower節が炸裂」
女王失格 (紙ジャケット仕様) (詳細)
グリフォン(アーティスト)
「古楽器の新解釈」
狂乱のライヴ (詳細)
ジョニー・ウィンター(アーティスト), ランディ・ジョー・ボブス(演奏), フロイト・ラッドフォード(演奏), リチャード・ヒューズ(演奏)
「どうだ俺がジョニーウインターだ!!」「魂のブルース!」「かっ飛び!ジョニー!」「「Sweet PaPa John」 で イッチャって!」
カントリー・ライフ (詳細)
ロキシー・ミュージック(アーティスト)
「完成度の高い「4作目」」「カバーもいいけど中身も上物」「地味すぎる。」
Physical Graffiti (詳細)
Led Zeppelin(アーティスト)
「ZEP盤ソウル」「中期の傑作」「超絶ドラム」「充実の2枚組!」「サウンドがハマる」
「第2期UFOの原点」「マイケル・シェンカー加入のUFOの「名盤」!」「ロック史上に燦然と輝く名盤!!」「ロック・ギターの深い闇」「最高に地味な名盤」
Land of Money (詳細)
Hydra(アーティスト)
「アメリカンハードロックバンド」
Live! (詳細)
Bob Marley & the Wailers(アーティスト)
「観客との信じられないくらいの一体感」「麻薬の様なライヴ!」「★★★★★」「完成度ではピカイチ」「最高のライブ !」
Tai-Phong (詳細)
Tai Phong(アーティスト)
「恐るべき静寂!!」「ひたすら美しく繊細な名盤」「美しく繊細な名盤」「Prog-Rock」「prog-rock」
Strange New Flesh (詳細)
Colosseum II(アーティスト)
「ゲイリームーアとドンエイリーの相性がとにかく抜群・・・発掘音源最高!!」「Mooreばんざい」
Diamond Life (詳細)
Sade(アーティスト)
「飽きないです」「Sadeのデビュー作にして稀代の名盤」「SMOOTH OPERATOR」「使用上の注意」
Moonmadness (詳細)
Camel(アーティスト)
「Peter Bardensよ永遠に」「美しいロック~おとぎ話やRPGのような音世界」「間違いなくキャメル最高のアルバム」「オリジナル・メンバーでのラスト作。名曲ルナシーはぜひ聞いてほしい」「「The Snow Goose」と並ぶ名盤。」
パーセル・オブ・ロウグズ(紙) (詳細)
スティーライ・スパン(アーティスト)
「僕の頭はこわれもの」「うなるイエス」「リマスター効果抜群」「Rhinoからのリマスター版CD」「YES、黄金期突入」
Virgin Killer/in Trance (詳細)
Scorpions(アーティスト)
「本当に」
All 'N All (詳細)
Earth Wind & Fire(アーティスト)
「単なるヒット曲の羅列ではない。」「有名すぎて」
Down Two Then Left (詳細)
Boz Scaggs(アーティスト)
「リズムヘリテッジ勢を起用したシティ・ソウルの名盤」「オトナの男の魅力が詰まった名作」「ナイト・ミュージックを・・・」「リズム&ブルーズ傾倒時期」「ミドルマン前夜」
Born to Run (詳細)
Bruce Springsteen(アーティスト)
「「開拓者」ではなく「総括者」である。」「男の哀愁」「これが、ロックだ!」「何かがはじける[M201]」「「Born To Run」は、全てのRockファン必聴の名曲」
「Steely Dan渾身の代表作」「素晴らしいアルバムジャケットに感謝を込めて」「もし無人島に1枚だけCDを持っていって良いなら」「匂い立つダンディズム」「完璧と言う言葉に相応しい」
Todd Rundgren's Utopia (詳細)
Utopia(アーティスト)
「凄いアルバムだった」「アメリカン・プログレの傑作」「トッド・ラングレンの神髄とも言えるアルバム」「まさしく音の万華鏡」「トッド・ラングレンの神髄とも言えるアルバム」
It's Only Rock 'N Roll (詳細)
The Rolling Stones(アーティスト)
「ありがとうミックテイラー」「ジャケット好きです。」「さらばマイナー弾きの名手」「玉石混交」「5曲目、ミック・テイラーSTONESでの最後の名演!」
Sommerabend (詳細)
Novalis(アーティスト)
「「過ぎ去りし夏の幻影」」「思い出の曲」「メルヒェンとロマンの波にたゆたえば…」「ドイツロマン派の名作」「聞きました」
● my roots
● '70s My Best Soul&Funk Albums 20
● トッド・ラングレン(Todd Rundgren)の落穂拾い・その1(1968〜1978)
● 気合イッパツ
● Jacket狂
・「この頃がお聴き頃」
ZZトップはブルースブギロック路線は今も変らなくいつの時代のもいいが、この頃は、特に3作目トレス・ホンブレス以降、もろブルースロックからPOPになり、彼らのスタイルがのってきた頃である。この5作目は最近の作品のように音の厚みもなく、それがまたシンプルでカッコイイ。①、⑦あたりは素朴でアメリカンロックらしく丸印。最近ZZトップを知った方もこの頃の作品はいかがでしょうか?
・「「テハス」=テキサス」
前作「Fandango!」の後の5作目であり1976年発表。この頃の彼らはまさに人気急上昇中、勢いがあり、まさにのりにのってた時期。「Fandango!」では73年発表3作目「Tres Hombres」のブルース色を豊かなブギーロックを、さらにハード&ブギー&ヘヴィに進化させたが、本作ではカントリー色を強め、より米南部、テキサスをイメージさせる様な、土臭いロックを展開させている。テキサスブルーズマンならではの雄大なスピリッツを感じさせてくれる傑作。
・「真っ暗闇での彷徨」
このアルバムを初めて聴いたとき。疲れ果ててしまうが心地よいものを感じました。その後、このアルバムでしかない体験「真っ暗闇でヘッドホンで聴くと魂の彷徨が始まり引き込まれそうな体験」をしました。時々、勇気を持ってその体験をしたいと思っています。
・「爆発するエネルギー」
ユーライア・ヒープの第三作。日本では実質デビュー作か。本作では彼等の持つエネルギーを爆発させた圧倒的な迫力が光る。特に、キーボード、ギター、ボーカルを担当するK.ヘンズリーの活躍が光る。70年代のロック・シーンを代表するアルバムである。
佳曲は多いがやはり「Look At Yourself」が代表曲だろう。悪魔的歌詞を圧倒的なパワーで演奏し、独特の世界を構築するのが彼らの特徴だが、その特徴が良く出ている曲。アルバム・ジャケットは本曲を意識したもので、ジャケットを覘き込むと自分自身が見えるという仕掛け。当時の私は、歌詞の意味も良く分からず「Look At Yourself」の部分だけ口ずさんだものだ。しかし、これをどう訳すと「対自核」になるのか、今もって分からない。「July Morning」は全体としてはヘヴィーな曲なのだが、D.ビロンの優しいボーカル、K.ヘンズリーのキーボード・ソロを間に挟むなど、起伏に富んだ創りになっていて聴きごたえがある。「Shadows Of Grief」はレコーディングの際、メンバーが最も興奮した曲だと言うだけあって、ヘヴィーさと熱気に溢れた聴く者も興奮させる曲。
70年代のロック・シーンに確固たる地位を築きあげ、ファンに興奮を与えた傑作アルバム。
・「30年経った今でも最高!」
30年以上前、おこづかいで初めてアルバムを買ったのがこれ。ケン・ヘンズレーはキーボーディストですが、アレンジ、ボーカル、ギターのセンスが良く、その効果が明確にこのアルバムに現れています。
バイロンとケンの、導入部でのソフトで美しいハーモニーから、最後には脳天をつんざくハイトーンの応酬による声の圧倒的パワーに驚かされる”自由への道”、ケンのスライドギターとミックのクライベイビーのツインギターがファンキーで緻密なリズムアレンジの上で絡みまくり、猛り狂う爆発力を見せる、”瞳に光る涙”など、このアルバムでは、ケンが主要メンバーを挑発し、良さを最大限に発揮させています。美しい”当為”、狂気の”悲嘆のかげり”も絶品。 いまだに最高のプロの味。
・「文句なしの最高傑作!」
まさに!このバンドの最高傑作に間違いなし、彼等のメッセージが色濃くかつ最も良く表された一枚。多種多様な人種・考え方等を包含してのメッセージ。まさに「why can't we be friends?」は人類共通の普遍的なメッセージのように思います。昨今の隙間のない音、他を非難・攻撃するような歌詞。画一的なメッセージ。インターネット上のハンドルネームのようにバーチャルで薄っぺらく感じる楽曲とは一線を画したものです。メンバー各人のジャムにより作り上げられた曲の数々には力強さ・やさしさが溢れています。騙されたと思いこのアルバムの1.2曲目を聞いてみてください。新しい音楽の世界が開けます。ロータス・ブロッサム、スマイル・ハッピーなどはほんとに癒されます。このグループで一枚といわれれば、迷わずこれです!一押しです。ジャケットも素晴らしいではないですか!
・「WARの傑作!」
数ある黒人バンドのなかでも、不思議な魅力を持つバンドです。
・「聞いてみてください」
ジョンレノンのImagineよりもアップテンポで明るいけどちょっと悲しくなってしまう曲かもしれません。でも聴いてみればきっとあなたが世界中に言いたい言葉を教えてくれるような曲です。是非買ってみてください。
・「Trower節が炸裂」
ジミヘンが好きだった高校生の頃、これ聴いてみなよと友人に勧められたのがこのアルバムです。冒頭の「Too Rolling Stoned」からして「何だこりゃー!!!!!」というのが第一印象。彼をして「ジミヘンの再来」「ジミヘンフォロアー」と評する見方があります。確かに大きく影響を受けていますし、本人も否定していません。俗称ジミヘンコードやワウワウの多用など、聴き方によっては「亜流」と捉える人もいるかも知れません。当時ほかにもフォロアーが出現しましたが、ジミヘン的なテイストを上手く吸収し、かつオリジナリティーを持たせた音楽を作ったという意味では、彼が第一人者でしょう。最近作を聴くと流石に枯れてしまった印象がありますが、若い頃の元気な彼をここで見つけてください。
・「Trower節が炸裂」
ジミヘンが好きだった高校生の頃、これ聴いてみなよと友人に勧められたのがこのアルバムです。冒頭の「Too Rolling Stoned」からして「何だこりゃー!!!!!」というのが第一印象。彼をして「ジミヘンの再来」「ジミヘンフォロアー」と評する見方があります。確かに大きく影響を受けていますし、本人も否定していません。俗称ジミヘンコードやワウワウの多用など、聴き方によっては「亜流」と捉える人もいるかも知れません。当時ほかにもフォロアーが出現しましたが、ジミヘン的なテイストを上手く吸収し、かつオリジナリティーを持たせた音楽を作ったという意味では、彼が第一人者でしょう。最近作を聴くと流石に枯れてしまった印象がありますが、若い頃の元気な彼をここで見つけてください。
・「古楽器の新解釈」
英国出身の個性派プログレ・バンドの最高傑作と呼び声高い、’74年発表の3rd。 とにかく個性的なバンドだ。ギター、ベース、ドラム、キーボードとロック・バンドとしての編成に加え、バスーン、リコーダー、クラムホーンなどといった、中世ヨーロッパのバロック音楽に用いられた古楽器を看板に、独自の音楽を作り上げている。 そのサウンドは、ロマンティックであり、カラフルであり、濃厚だ。単に伝統をなぞっただけの模倣ではなく、あくまでも現代を意識した新解釈により、ロック的なハードなアンサンブルが繰り広げられている。 10分前後の大作志向の楽曲も、メロディックで実にドラマティックな展開を持っており、そのサウンドと見事にマッチしている。 温故知新という言葉がその音楽の世界に当てはまっている、まさに字義通りのプログレッシヴ・ロックだ。
・「どうだ俺がジョニーウインターだ!!」
まだ ジョニーウインターがギンギンのロックをやっていた頃のライブです。もう1人ギタリストがいますが、ウインターファミリーでギター弾くやつはみんな同じようなフレーズを弾くのでなかなか区別がつきませんが、このアルバムのギタリストもそうです。フェイザーがかかってうねってるの ジョニーウインターですよ!本当にどうだ俺がジョニーウイターだ!!といわんばかりに弾きまっくています。最近のハイテクギタリストと違って味があります。本当によいアルバムですよ!スライドも絶品です。
・「魂のブルース!」
ジョニー・ウィンターが残しているライヴアルバムの中でも初期の最高傑作と言われている作品です。1976年に行われたサンディエゴ、オークランドでのライヴを収めたもので、メンバーはジョニー・ウィンターを始めとして、Randy Jo Hobbs(ベース)、Richard Hughes(ドラム)、Floyd Radford(サイドギター)という構成。
全体としてはいまさら言及するまでもなく、ジョニー・ウィンターならではのストレートなブルースですが、ジョニー・ウィンター自身の体調がよほど良かったようで、まさに火の出るようなプレイでお腹が一杯になります。Floyd Radfordというギタリストはサイドメンという扱いになっていますが、実際にはセカンドソロという感じです。たとえば②の「Roll With Me」で聴かれるジョニーとの強烈な掛けあいでもまったく動じることなく対等にわたり合うあたりは、いま改めて聴いてもまったく時代を感じさせませんし、豪快な迫力は鳥肌が立つほどスリリングなものです。
・「かっ飛び!ジョニー!」
ジョニーウィンター、鼻血ブー!ライブ。ジョニー、もうノリノリです。これでもかというくらいギター弾き倒してますが、長いソロでも凄いドライブ感。考えたら、ジョニーに影響受けてるギタリストって、かなりいるよな〜と思うね、こういうの聴くと。もう一人のギタリスト、フロイドラドフォード。あまり、知られたギタリストじゃありませんが、彼もまたスゴイ!両者、どうなってんの!?というくらい弾きまくってます。でも、全くタルミ無いんだよね。ご機嫌な演奏繰り広げてます。素晴らしい!☆10個上げたい!
・「「Sweet PaPa John」 で イッチャって!」
そんなに大ファンでもないのだが、何故か彼のCDは殆ど揃えてしまっている。小気味よいギターソロが好きなんだろうなぁ。97年のNewYorkLiveも枯れてて最高でしたが、これはバリバリ現役時期のギンギンライブ。発売当初のオリジナルLPを聴いた時は、正直あまりの激しさに疲れた。乗り乗りのロックンロールが果てもなく続く、ジャケットのジョニー・ウィンターの顔見てみ!完全にイッテしまってます。聴いている我々も陶酔の果てに最後の超ドBLUESで悶絶昇天間違いなし。
・「完成度の高い「4作目」」
ROXY MUSICというとBryan Ferryのイメージが強かったのでお洒落なROCKをやっている程度に思っていたのですが(先入観)、とんでもない。私はこのアルバムをEddy JobsonとJohn Wettonが参加しているので聴きましたが、このアルバムは非常に完成度が高く、「ROXY MUSIC」の魅力溢れた素晴らしい作品だと思います。その後のイギリスの様々なバンドに影響を与えていったのがよく分かります。①The Thrill Of It All、②Three And Nine、③All I Want Is You、④Out Of The Blueまでの流れが非常に良く、タイトで格好の良いロックを聴かせてくれます。サウンドは決してプログレではありませんが(ありえない、ハードロックでもない、ロックです。)、Eddy Jobsonのキーボードとヴァイオリン・John Wettonのベースが曲を引き締めているように思います。また、キーボードはBryan Enoではありませんが、ROXY MUSICの魅力が損なわれる事無く、むしろ進化したかのようにも聴こえます。ある意味このアルバムがROXY MUSICのピークだと思いますが、この作品の前後にも良いアルバムが非常に多く、まだROXY MUSICの音楽を聴こうかどうしようか迷われている方にはきっとお気に入りの1枚が見つかると思いますので、是非一度ROXY MUSICの世界に触れてみてはいかがでしょうか?
・「カバーもいいけど中身も上物」
カントリー・ライフはカバーのデザインでも有名だが、ロキシーがまさに音楽的な急成長を遂げた時期のアルバムである。ぞくぞくするエレキ・オーボエが印象的な#1「ザ・スリル・オブ・イット・オール」、力強さを加えたフェリーのボーカルが冴える#4「アウト・オブ・ザ・ブルー」あたりはライブでも取り上げられる自信作だ。そのほかにもまるで宮廷音楽のような#7「トリプティック」で見せる遊び心。映画の挿入歌を思わせる#9「ア・リアリー・グッド・タイム」、お得意のウェスタン風#10「プレイリー・ローズ」と、さまざまな趣向が楽しい。#8で愛欲の虜カサノバァを取り上げるところはフェリーらしいといえばらしい。
・「地味すぎる。」
過激なジャケットにしては、曲は地味すぎる。しかし、ブライアンのボーカルには、引き込まれてしまう。
・「ZEP盤ソウル」
違うコンセプトの寄せ集めの前作から、ついには2枚組で発売、まるでビートルズの「ホワイト・アルバム」状態である。全曲に共通することと言えば、「歌心=ソウル」が出てきたことで、これは何もボーカルのR・プラントだけではない。ギターもドラムも歌っているのである。各楽器の音色は、生音に近く、ギターとドラム以外の楽器の参加も少ない。編成は、必要最小限の楽器に絞られ、代わりに台頭してきたのが、「間(ま)」である。当然ドラムが主役となるが、曲のテンポや微妙なハシリ具合、ズレ具合、音の強弱が歌となり、聞いているものの心に響くのである。「THE ROVER」「IN MY TIME OF DYING」「THE WANTON SONG」が特に良い。シンプルなことを執拗に繰り返す。分かり易くてポップなのだ。
ZEPはこれまで、どちらかというと演奏重視でクラッシクの手法で試行錯誤していたように思えるが、本作以降大衆音楽の方向に転じている気がする。本作のソウルをはじめ、「ALL MY LOVE」の歌謡曲、そのほかロカビリー、パンクなど。どのZEPが好きかは、もう聴いている人の嗜好で決まるとしかいいようがない。器用なバンドだ。
・「中期の傑作」
ZEPは駄作が存在しない数少ないバンドのひとつだ。初期のブルースをベースにしたハードロックやⅢから顔を見せ始めたアコースティックな曲、聖なる館では更に多様な音楽性をZEPサウンドにしてしまったが、このアルバムでは過去の全てのスタイルの集大成的ないろいろなZEPが聴ける。ブルースハードロックのカスタードパイ、11分を超えるボンゾのドラムが強烈な死にかけて、キャッチーな聖なる館、中近東っぽい傑作カシミール、インザライト、アコギのインストブロンイアー、胸にしみるバラードテンイヤーズゴーン、ホンキートンク調のブギーウィズステュー等々。捨て曲も1曲たりとも存在しない。2枚組ながら一気に最後まで聴かせてしまうすごさはやはりZEP。
・「超絶ドラム」
スタジオ版におけるボンゾのドラミングの最高峰のアルバムだと思います。
ボンゾのドラムはそのサウンドから他のバンドのドラマーとは全く違っています。彼のドラムは、一言で言えば力強い。それもただ力強いのではなく、全てを使い切っての力強さ。例えば、他のバンドのドラマーは「ドン、タッ」というサウンドでたいてい分かりますが、彼の場合はそれでは説明不足です。「ズドンッ、ドシャッ!」
というくらいの力強さなのです。特にこのフィジカルグラフィティでは、ライブで真価を発揮するボンゾのドラミングが、スタジオ版でそれに一番近いサウンドを提供してくれている。まずはそれです。それと、ドラミングの繊細さ。時にはすすり泣きの様なドラミングに、心を打たれます。
彼はもうこの世にはいませんが、彼のサウンドを超えるドラムを、私は聞いたことがありません。もちろん、他のメンバーの音なくしてはツェッペリンサウンドは構築されなかったでしょう。ですが、大して曲のクレジットに掲載されていなかったボンゾが亡くなったことで、みんな解散を決定したのです。それだけでも、彼のサウンドの偉大さがわかります。
このアルバムでは特に、彼のドラミングに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
・「充実の2枚組!」
ストーンズの「メインストリートのならず者」と雰囲気が似てるんですよねぇ。同じ2枚組だし。もちろんいい意味で、ですよ!・・・ツェッペリン独特の、ほのぼのとした雰囲気が漂うというか、何というか。このアルバムのために用意された新曲(もちろん当時の)8曲はどれも秀逸な出来映えなのです!前作までの過程を踏まえ、さらに磨きをかけた傑作です。ただ、LP1枚に収めるにはちょっと1曲あたりの時間が長すぎた。「じゃあ、」ということで前作までのレコーディングでアルバム収録に漏れた楽曲群の中から、新たにミキシングし直した未発表曲を追加収録することになったのでした。その追加収録の7曲は「この曲が何でボツになっちゃってたの?」というぐらいの素晴らしい出来映え!「流浪の民」、「夜間飛行」、「ダウン・バイ・ザ・シーサイド」などがその中の曲たちです。信じられないでしょ?ツェッペリンの創作水準の高さ、妥協しないで取り組んでいる活動姿勢がにじみ出てくるようです。ビルボードのポピュラー・アルバムチャートでは初登場3位、翌週から6週連続1位とまさに大・大ベストセラー!!!ツェッペリン全盛期に発表された、大傑作アルバム。ワタシは全アルバムの中で1番このアルバムが大好きです。皆さんもぜひ聴いてみて下さい!きっと気に入っていただけると思います。
・「サウンドがハマる」
ペイジいわくZEPではアルバムを作るときいつも1枚半分の曲を録音していて、未発表分を合わせてこのへんで2枚組を出すかということになったそうだ。「聖なる館」が同名のアルバムじゃなく本作に入っているのはこうした事情もある。
よって録音時期はまちまちなのだが、サウンドには統一感がある。ジェリーフィッシュの人が「生っぽいサウンド」と表現していた独特の音でハマってしまう。ちょっとダブっぽい感じにして深みを出すのはペイジのプロデュース術の十八番で、BBCセッション等はこのアルバムで完成されたサウンドの展開形である。
D1-2はボンゾのパワーとリズムの安定感が素晴らしいが、このように典型的にメタリックな曲はZEPでは実はあまり多くない。D1-5は前作以来のファンク路線だし、D1-6はエスニック風でもありプログレ風でもあり、ジャンル分けが難しい。2枚組でZEP音楽の多様さを見せつけた感のあるアルバムである。
●現象
・「第2期UFOの原点」
日本で初めてUFOが紹介されたのはC'mon Everybodyが東芝から発売された1971年だった。立て続けにUFO1とUFO2のアルバムも発売されたが、演奏は荒削りで方向性もUFO1のハードロックからUFO2ではプログレ的になり、ただダラダラと長い演奏を続けているものであった。72年にスリードッグナイトの前座として来日。その時の日比谷野音のLIVE版が、このメンバーでの3枚目(最後)のアルバムとなった。このLIVE版は、ワイルドかつエネルギッシュで彼らの熱演、まさにハードロックの熱さを実感できる秀作である。その後、彼らの活動はプツンととぎれたまま自然解散かと諦めていた74年、クリサリスレコード(日本ではキングレコード)から「PHENOMENON」という色鮮やかなジャケットのレコードが発売された。まさしく、あのUFOの復活である。しかし、メンバーのクレジットは、ギタリストがミック・ボルトンからマイケル・シェンカーに変わっていた。そして多くの曲作りに参加している。
第2期UFO。そこから響くサウンドは、軽快でメロディラインを重視し、ヒット性の高い新生UFOの音だった。そこに今までのUFOを求めることは出来ないが、それは逆にマイナーでマニアックなUFOが、ヒットの出せる(商業的に成功する)バンドに生まれ変わった瞬間だったと言えよう。フィルのやや哀愁のあるボーカルを聞かせるCrystal LightやSpace Child、シェンカーのギターがうなるDocter Docter、Rock Bottom そして、ひと時の安らぎをLipstick Tracesが・・・延びのある透明なシェンカーならのギターだ。その後のUFOの成功は、このアルバムから始まった! 彼らの原点がここにある。
・「マイケル・シェンカー加入のUFOの「名盤」!」
初期の頃のUFOのサウンドと比較すると、明らかに「マイケル・シェンカー」加入の影響がサウンドに現れていると思います。(もちろん、いい意味で)名曲③「Doctor Doctor」が1974年作と意外と古いことには少し驚きました。 このアルバムの中では⑤「Rock Bottom」も聴き応えがあります。
アルバム全体は所々激しさのあるものの、静かに流麗に流れていく、そんな感じのアルバムです。 ここから「UFO」の黄金期が始まります。 アルバムジャケットは「ヒプノシス」。
・「ロック史上に燦然と輝く名盤!!」
マイケル・シェンカー加入後、初のアルバムにして、ロック史上に燦然と輝く名盤。マイケル・シェンカーのファンならずともロックファンなら必聴といえる作品。私が下手な言葉を並べるよりも、とにかく聴いてもらいたい!
・「ロック・ギターの深い闇」
まだ中音域に鼻をつまんだ様な独特のクセがついていなかった初期型マイケル・シエンカーの素晴しい演奏が、どこか唐突で不似合いな印象すら与えるこの時期のUFO。後のアメリカ侵略作戦すら想像がつかないような、英アングラ・シーンに通ずる謎っぽいモコモコした音作りと、マイケルの直球勝負との組み合わせが聴く側を刺激する。しかし何時聴いても物凄いギター・ソロだ。「情念」というと凡庸だが、しかしロック周縁国ドイツの宿命を背負ったが如くの無二の旋律。ゆらゆらとした幻が現実に変る瞬間、あるいは掴めそうで掴めない人生の夢を独り謳う様な、そんな切ない旋律が次から次へと流れ出す様は圧巻だ。名曲「ロック・ボトム」のリフは彼の逸品中の逸品。一音一音を探りつつ自我の闇深くに降りてゆく!様を聴くにつけ、彼は本物だと思わざるを得ない。ロック・ギタリストという花形でありながら、何者にも縛られなく自由であることがどこか不安なものであることをも、彼は音で表現できる逸材だ。彼の仕事は楽観的な職人芸や名人芸ではない。ペシミステイックという意味で彼のその後は周知の通りだが、それが本作の発表当時から既に音にも出ていることは無視出来ない。この点を”感じ”ずに、彼のハード面を中心に取り上げ、かつ奇行や変人という面を面白がるのが、本人やリスナーにとって有意義とは思えない。彼の技巧や音質はそれらから演繹出来るものではない。更に違う処に彼の音の理由はあるのであって、この闇の所在こそ彼の彷徨う場所なのだろう。そしてその深さ由か、彼は今だ彷徨っている様に見える。
・「最高に地味な名盤」
なんて地味なアルバム、ZepやPurpleの持つ華やかさなど全く無い、凄く地味なアルバムです。もちろんSabbathの様な重さも皆無です。B級バンドの隠れた名盤的雰囲気が有ります。またそんなところもこのアルバムの良いところだと思う。もちろん、彼らはこれから大成功を収めるわけですがUFOを聞くなら、Strangers in the Nightの次はコレだと思います
・「アメリカンハードロックバンド」
今回のジャケットもヒプノシスですね。 ハイドラはブリティッシュロックとサザンロックをミックスしたようなサウンドのバンドです。このアルバムは広大なアメリカ大陸を車でカッ飛ばすときにカーステレオから流れてくるBGMにはピッタリですね!でも狭い日本では・・・・。
・「観客との信じられないくらいの一体感」
1975年7月18日ロンドンの中心地にあるダンス・ホール、レイシアムを会場に選んでのライヴ。冒頭のMCが叫ぶ、『トレンチタウンの体験を!』。かくてマーリィの歌・ウェイラーズの演奏・リタ・マーリー、ジュディ・モワット、マーシャ・グリフィスから成る女性コーラス隊、アイ・スリーズと観客がまさに一体となるライヴが始まる。ライヴというのは観客とひとつになるためにあるのだと気がつくアルバムである。何といっても鳥肌が立つのは5『ノー・ウーマン・ノー・クライ』だ。ジャマイカのリズムが彼らの手によって世界に認知された瞬間である。そこはロンドンの中心であるのにまるでジャマイカのキングストンのトレンチ・タウンでライヴをしているような錯覚におちいる。1945年2月5日の生誕の日からガンと脳腫瘍で死す1981年5月11日(おお、あさっては命日だ)までの36年の短い生涯の魂が観客全員の魂と交信しあい瞬いているのを感じることが出来る。もはや誰が演奏しているとか誰が聴いていることが大切なのではなくて、誰もが感じていることが大切なのだと教えてくれる。
決して経験したわけではないライヴなのに、間違いなく聴くものも交信を開始して同時体験的なハートフルな一体感に取り込まれる幸せを感じられる唯一のライヴだ。
・「麻薬の様なライヴ!」
レゲエ=ボブ・マーリィとの出会いは、昔むかしにさかのぼる。今から何十年か前の話である。NHKのヤングミュージックショーという番組があり、初めてボブを見た。別にボブ見たさにチャンネルを入れたのではない。とても充実した番組であり、海外アーチストを見る機会が乏しかったから、見ただけだった。変てこなヘアースタイル、カッタルイリズム。何じゃこれと思いながら見いていた。しかし、いつの間にかリズムに乗っている自分がいた。まるで麻薬の(薬はやったことがないので良く分かりませんが)様なリズムと化していました。特に、後半戦の盛り上がりと言ったら異常だった事を今でもはっきり憶えています。No Woman,No CryにGet Up Stand Upが耳から離れない。心に残って離れない。この世の中には、こんな音楽もあるんだと感銘した。この時期のライヴアルバムがこれ。悪いはずがない。素晴らしいに決まっている。
今でも夏になるとこのアルバムが聞きたくなる。レゲエのリズムに身を委ね、ボブの音楽に酔いしれ、ボブのメッセージを考える。何度も何度も繰り返して聞いてしまう。やっぱり名盤です。
・「★★★★★」
ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラーと決別した後に発表したアルバム『ナッティ・ドレッド』のプロモーション・ツアーの記録。録音は1975年夏のロンドン。そんなことは常識ですね。とにかく熱い演奏で、会場の雰囲気も最高。レゲエの初心者でもマニアでも、おまけにレゲエのファンじゃなくても楽しめるという、本当の名盤です。冒頭を飾る"Trenchtown Rock"は音楽ファンのためのしゃれっ気たっぷりの音楽賛歌で、これでいきなり盛り上げます。歌詞はこんな感じです;「音楽のいいところってのは、音楽に撃たれても痛くないことだ」「だから、音楽で俺を撃ってくれ!」
・「完成度ではピカイチ」
数あるボブ・マーリーのライヴのうち、最も有名なものであると同時に、もっとも完成度の高いものだろう。この流れは「アット・ザ・ロキシー」とほぼ同じであり、当時の彼のライヴのひとつのパターンだったのだろう。 ボブ・マーリーはその政治色のつよい歌詞で、レベル・ミュージックの使徒として死後現在に至っても世界中で尊敬を集めているわけだが、歌詞を離れてもその意欲的な演奏は未だにわれわれの心を打つものだろう。何度聴いても「これこそがレゲエそのものだ」という感を禁じえない。 個人的な好みとしては「バビロン・バイ・バス」を採るものであるが、ボブ・マーリーを代表するライヴといったらやはりこれだろう。必聴。
・「最高のライブ !」
ボブ・マーリーが絶頂期の頃のライブ盤である。レゲエの心地良いリズムによって陶酔感が味わえる。この当時、ジョージ・ハリソン等もボブのライブに行っていたそうである。
「I Shot the Sheriff」はエリック・クラプトンが取り上げた事で一躍有名になった曲。クラプトンのアレンジは流石にロックっぽいが、オリジナル曲は緩やかで包み込むようなアレンジになっている。そして、何と言っても代表曲は「No Woman, No Cry」だろう。レゲエの真骨頂とも言えるリズムの心地良さは無論の事、前記の「I Shot the Sheriff」と言い、本曲と言い、歌詞が体制を厳しく批判する内容である点が光る。ボブが単なる歌手としてではなく、ジャマイカの大衆の意見を代表する英雄として扱われたのもうなづける。この他の曲も、聴く者を大きく包み込むレゲエの良さを表現したものが多く、まさにレゲエの真髄とも言えるアルバムである。
スケールの大きなレゲエの心地良いリズムに身を委ねながら、ピカリと光る歌詞を味わえる傑作ライブ・アルバム。
・「恐るべき静寂!!」
究極の悲哀がココにある。邦題が「恐るべき静寂」とは良く言ったものだ。どうしても今なお語り継がれる名バラードSister Janeに焦点がいってしまうが、このアルバムのハイライトはなんと言ってもFields Of Goldと続くOut Of The Nightだろう。この2曲は歌詞を追いながら目を瞑って聴き込めばあたかも目の前に曲の光景が浮かび上がるかのような視覚効果(マジック)を持っている。そのドラマティックで幻想的な、見事なまでの曲の構成とアレンジが一層感動を引きたている。あまりにも美しく、あまりにも強烈で、あまりにも悲しい。心の琴線に響きわたるその「恐るべき静寂」は20数年経っても褪せる事がない。またリズミカルで練り練った構成で唸らせるプログレ・ハードの1曲目なども名曲だ。
・「ひたすら美しく繊細な名盤」
ジャケのイメージ通りの淡い水彩画のような音楽が聴ける名盤。 ジャケットになぜ侍が描かれているのか正確なことはわからないのですが、中身そのものは確かに日本的な繊細さが溢れており、これを聴いて何も感じない日本人はほとんどいないのではないんでしょうかと言いたくなるほどです。 丁寧に作られたやさしく美しい音づくり、泣きまくるギター、美しいヴォーカルライン…息を呑むぐらい素晴らしいです。プログレというイメージを抜きにしても十分感動できるアルバムでしょう。メロディアスなロックが好きな人にも聴いてもらいたいです。 個人的には「Goin' Away」「Out Of The Night」の構成と泣きのギターに大感動してしまったんですが、「Fields Of Gold」のオープニングのささやくようなコーラスと展開。そして当時シングルヒットしたバラード「Sister Jane」の感動的なVo。ここまで日本人の琴線に触れる音楽はそうはないのではないでしょうか。文句なしの☆5つです。 サウンドプロデュースが向上した2ndの「Windows」はこの1stよりも洗練された印象もありますが、それぞれの好みといったところでしょうが、美しさと繊細さは損なわれることのない名盤でおすすめです。
・「美しく繊細な名盤」
ジャケのイメージ通りの淡い水彩画のような音楽が聴ける名盤。 ジャケットになぜ侍が描かれているのか正確なことはわからないのですが、中身そのものは確かに日本的な繊細さが溢れており、これを聴いて何も感じない日本人はほとんどいないのではないんでしょうかと言いたくなるほどです。 丁寧に作られたやさしく美しい音づくり、泣きまくるギター、美しいヴォーカルライン…息を呑むぐらい素晴らしいです。プログレというイメージを抜きにしても十分感動できるアルバムでしょう。メロディアスなロックが好きな人にも聴いてもらいたいです。 個人的には「Goin' Away」「Out Of The Night」の構成と泣きのギターに大感動してしまったんですが、「Fields Of Gold」のオープニングのささやくようなコーラスと展開。そして当時シングルヒットしたバラード「Sister Jane」の感動的なVo。ここまで日本人の琴線に触れる音楽はそうはないのではないでしょうか。文句なしの☆5つです。 サウンドプロデュースが向上した2ndの「Windows」はこの1stよりも洗練された印象もありますが、それぞれの好みといったところでしょうが、美しさと繊細さは損なわれることのない名盤でおすすめです。
・「Prog-Rock」
メロディーがやけに美しいです。シスタージェーンが印象的。シンセサーザーをはでにじゃかじゃか使用しているわけではなく、『耽美的に』『間を聞かせる』『泣きのメロディーの多用』が特色のバンド。じっくり聞き込みたい音のさざなみという感触。あくせくした毎日。ほっと一息つきたいときに聞きたいアルバムである。テクニック押し売りというよりも、やはりオルガン+シンセサイザーを薄味でアレンジに組み込んでいる部分がよい。10点中8点
・「prog-rock」
クラシカルな美を大切にした叙情派音楽。泣きが特色。 10点中10点
・「ゲイリームーアとドンエイリーの相性がとにかく抜群・・・発掘音源最高!!」
2005年リリース。1976年リリースのファーストに、発掘音源を加えた特別仕様盤・・・国内で紙ジャケ仕様もリリースされましたが(考えてみりゃ凄い!)、値段を考えれば十分満足いくフォーマットです。メンバーは、ジョンハイズマン(Dr)・ゲイリームーア(G)・ドンエイリー(Key)・ニールマーレイ(B)・マイクスターズ(Vo)・・・このファーストのみ専任ボーカリストがいるので、他2枚のインスト主体の内容とは趣が違います。このアルバムは、私にゲイリームーアの存在を初めて教えてくれた重要な1枚で、とにかく大好きです!!いまじゃ考えられない勢い溢れるジャズロックなゲイリームーアのプレイは、最高です・・・ドンエイリー(このバンドでのアルバム全部!)のプレイは、コラシアム2の時が最高ではないでしょうか(この二人の掛け合いのなんとスリリングな事か!)。発掘音源の方も、これまた素晴らしい内容・・・ブート(ライブ)でしか聴いた事のなかった「サイレンソング」のスタジオバージョンなんてのは、そりゃもう大感激でした(カッコいい!!)。DISC2のラスト3曲(BBC音源)を聴くと、その演奏レベルの高さが良くわかります・・・1976年ですよ、この演奏!!2の5〜7の楽曲は内容的に、ニールマーレイのベースではなくジョンモール(セカンドから)加入後のデモだと思うのですが・・・どうなんでしょ?デイヴクレムソン→アランホールズワース→オリーハルソール→ゲイリームーアと、素晴らしいギタリストと組んできたジョンハイズマンって本当凄いと思いますね・・・オジーオズボーンか(笑)!!メンツに反応した方は、後悔しないうちに購入すべき素晴らしいフォーマットです。
・「Mooreばんざい」
こんな曲が埋もれてたのか!Gary Mooreが好きな人はとにかく購入。disc-1のCastles-version 1を聴けば自然と頬がゆるみます。イングヴェイ・マルムスティーンやポール・ギルバートのネオクラシカル路線にちょっぴり飽きた人、ジョン・ペトルーシの機械のような正確なソロにちょっぴり疲れた人、リッチー・ブラックモアのロックの醍醐味のようなソロが懐かしい人、そういう人は、ブルース基本・ジャズかじりかけの奔放なソロを楽しんでください。ギター・ソロの興奮を味わえます。Garyがこんなギターを弾いてた頃があるんだって感動します。Garyのvocalだけは減点1ですが・・・。
・「飽きないです」
シャーデーのアルバムを何枚か持っていますが。どれも飽きないです。新曲でも聴けば彼女だとすぐわかるし独自の世界を確立しています。すごいところはこのファーストアルバムと最近の彼女のアルバムを続けて聴いても違和感がないことです。落ち着いていて安心して聴けます。長く聴けるので損はしませんよ。ポップで明るい曲を求めている方にはあまりおすすめしませんが、ボーカルもののJAZZが好きな方とかに特に聴いていただきたいです。
・「Sadeのデビュー作にして稀代の名盤」
スタイリッシュでJazzyなサウンドとCoolなSadeのヴォーカルが新鮮な驚きと賞賛を巻き起こしてはや18年、そしてこのデビュー作は今も輝きを失わない稀代の名盤です。きっちり自分のインターバルを保ちながら、水準の高い作品をリリースするSadeですが、自分的には、好みの曲の多さからこの"Diamond Life"と"Love Deluxe"が双璧です。
CoolでJazzyなゆったりとしたGroove(プロデュースしたRobin Millarの手腕も冴えてますね)感とモノトーン調のMistyなSadeのヴォーカルが織り成すサウンド。しっとりした気品と同時に豊かな情感を感じさせる魅力に溢れています。個人的には、大ヒットした"Smooth operator"、しっとり聴かせる"Your love is king"、"Frankie's..."、リズムワークがカッコいい"Hang on..."、"Cherry pie"が大好きなナンバーになっています。VTRがこれまたスタイリッシュでCool、チャンスがあれば是非ご覧になって下さい。
・「SMOOTH OPERATOR」
ここに紹介する、「シャーデー」という女性シンガーは、大過去のジャズ、R&Bをこよんなく愛し、それらを吸収した上でソフィティケイトされたポップスへと作り上げているアーティストです。このアルバムが、「シャーデー」のファーストアルバムです。ここで「シャーデー」について詳しく紹介すると、「SADE ADU(シャーデー・アドゥ)は1960年1月16日、ナイジェリア生まれ。父はナイジェリア人で(彼女のの魅力的なルックスはここに起因します)、大学の経済学の先生、母はイギリス人で看護婦をしていた。4歳になるまでは、イギリスとナイジェリアを往復していましたが、それ以後はイギリスに永住しました。父の音楽好きな血を受け継いだのか、いつしか「シャーデー」は、レイ・チャールズやビリー・ホリデイ、はたまたアレサ・フランクインやアル・ジャロウ、マービン・ゲイなどR&B、ソウル・ミュージックを愛聴そして、できることなら、シンガーになりたいと、ひそかに一人するようになりました。「シャーデー」じしんがメインとなってからは、俄然バンド株は上昇、話題を集めるようになった。そのソフィティケイトされたジャズ、シルク・カットでジャジィなサウンドは、彼女をヤング・ジャズ・ボーカリストとして一躍ロンドンの音楽シーンで有名になってしまた。といういきさつがあるのです。何か、ひかるものを感じます。
・「使用上の注意」
■効能・効果 気になる異性との距離感を縮める すでに親しい異性を特別な関係に 倦怠期の男女関係の再活性化など■用法・用量 大人(18才以上)1回1~2周の再生を 居住する街から離れた地 可能であればリゾート地などで 車内で夜に服用できればなお良し■注意 次の場合は服用しないこと (1)意中の異性以外が同乗している時 (2)3名以上が車中にいる時 (3)本品を服用しても効果がないと予想される時
・「Peter Bardensよ永遠に」
昨年、Peter Bardensがこの世を去った。ちょうどこのアルバムをはじめとするCAMELの一連のリマスター盤の発売を前にしてのことで、ショックは大きかった。特に思い入れの深いこのアルバムでの彼のキーボードプレイは、Andy Latimerの独壇場を許さず、確固としたポジションをキープしている。
このアルバムほどサウンドとジャケットが一致するものも珍しい。淡い夢み心地の色合いそのままに展開する幻想的なサウンドは、ブリティッシュ・プログレと呼ばれるジャンルの中でもGENESISやフランスのTai Phongをまぜ合わせたような浮遊感に溢れている。傑作である。
・「美しいロック~おとぎ話やRPGのような音世界」
まるでロールプレイングゲームのテーマ曲のようなオープニングから、最後まで、とても美しく、ファンタジックな雰囲気のアルバムです。アルバム全編に渡って大々的にフューチュアされているキーボードはとても美しく、ギターも適度に湿り気を帯びた繊細なサウンドでとても良い感じです。エフェクトがかかったようなヴォーカルもひとつの楽器のような使われ方をしており、上手く楽曲に溶け込んでいます。またフルートが非常に効果的に使われており、このアルバムの魅力を増すことに貢献しているように思います。
ジャンル的にはプログレの部類に入るのかもしれませんが、どの曲もメロディが非常に美しく、とても聴きやすいので、普段そういった音楽に馴染みのない人でも、それほど身構える必要はないかと思います。 ブリティッシュロックならではの、美しく、気品に満ち溢れた音楽です。
・「間違いなくキャメル最高のアルバム」
キャメルの・・・。と云うよりアルバムとしての完成度では秀逸である。個人的には6曲目の"Air Born"が最高に気に入っているが、邦題は「ゆるやかな飛行」で、珍しく?ピッタリはまってくる。全体を通してファンタジックでムディーなトーンで覆われており、女性が聞いてもかなりしっくりくるのではないだろうか。アナログレコードに入っていなかった?8曲目以降のボーナストラックもファンならば喜ばれる。ただ1点残念なのは、CD化されたことによってか、低域と中高域のバランスが狂ったようで、アナログ盤にみられた包み込まれるような、やわらかく芳醇な低域がスポイルされてしまったことだ。全体的にレンジが狭くなった感じで時代に逆行する思いだ。キャメルを分からない人間がCD化したのかは知る由も無いがこういった手抜きのCD化は非常に残念だ。
・「オリジナル・メンバーでのラスト作。名曲ルナシーはぜひ聞いてほしい」
76年発表の4作目。オリジナル・メンバーによる最後の作品であり、本作をもってベースのダグ・ファーガスンが脱退する。本作はムーグのシンセが全編で大活躍しており、あの暖かみのある不器用な音色を楽しむには最適だと思う。またオルガンのプレイは特筆ものであり、エレピのプレイなどを含めて鍵盤関係は特に聞き応えがあると思う。作品としては地味なポジションになりそうだが、彼ららしい高水準の楽曲が揃っている。1.の現代音楽的な響きを持ったシンセを中心としたインストは聞き物。キャメルらしいトーンは保ってはいるものの、かなりエキセンントリックで刺激的なサウンドを出している。2.ではメランコリックな演奏にアンドリューの美しいフルートが絡み、直後に物憂気なヴォーカルが登場するキャメルらしい佳曲。この流れはなかなか素晴しい。3.はムーグとハモるギターの音色が美しいインスト曲。キャメルらしいフュージョンっぽい曲であり、この曲のオルガンのソロはキャメルのオルガン・プレイの中でも一、二位を争う出来だと思う。5.は哀感溢れるアンディのヴォーカルが素晴しい曲。プログレを強く意識した複雑な展開はこの時期のキャメルならでは。やはりピーターのオルガンが光っている。6.はピアノをバックに演奏されるフルートによるイントロが素晴しい。ちょっぴり演歌っぽいメロディと変則的なリズムはクリムゾンのファンなら直撃級。ソリーナ?っぽいストリング・マシンの音色も感動的。7.はスティーヴ・ハケットならば「スペクトラル・モーニング」的位置にあるキャメルのインスト曲の代表作の一つ。アンドリューの素晴しいギター・ソロが満喫出来る名曲である。
・「「The Snow Goose」と並ぶ名盤。」
名作コンセプトアルバム「The Snow Goose」でその地位を不動のものとした彼らが余裕を持って制作した4thアルバム。「Mirage」のような荒々しさに前作のような滑らかな感覚でかぶせた本作はファンの間からも人気が高く、前作と共に最高傑作と呼べる作品だ。名曲揃いの本作であるが、その中でも特筆すべきは最終曲「Lunar Sea」。7拍子の疾走が印象的で、本当に月面の湖の上を飛んでいるかのような感覚を味わうことができる。ドラマーのワードが作曲していて、彼のセンスをうかがわせる。プログレファンは勿論のこと、70年代のロックファンは是非とも聴いてほしい一枚だ。
・「僕の頭はこわれもの」
1971年リリースのイエスの4作目。トニー・ケイが抜け変わりにリック・ウェイクマンが加入しその理路整然とすら感じる圧倒的な技巧によって大きく変貌する事になりました。元来イエスにあったグルーヴに、スティーヴ・ハウの気宇壮大な浮世離れしたギタースタイルが加味し、更にその演奏面にパズルのピースを埋め込むようにウェイクマンのキーボードが入り絶妙の調和が完成しました。
この一枚は大作3曲と各々のソロ小品で構成されてますが、どれが欠けても成り立たないすばらしい構成で、聴き込んでいくうちにパズルのピースが合わさっていき最終的にはジャケットデザインのような世界観に呑み込まれ包まれるでしょう。
まず「ラウンドアバウト」、「南の空」、「燃える朝焼け」の大曲はまさにピーンと張り詰めたスリリングな展開で度肝を抜かれます。メロディーはわかりやすいのに圧倒的な緊張感で演奏されるその様は、まさに情熱と冷静の間を体感するかのような不思議な体験だ。
そして小品の方は、、リック・ウェイクマンの手腕が光る隙のない「キャンズ・アンド・ブラームス」。アンダーソン作らしい個性的で創意工夫が感じられる「天国への架け橋」。この世のものとは思えないエキセントリックなサウンドのブラッフォード作「無益の5%」。まさに名人芸に艶然と微笑みたくなるようなハウ作の「ムード・フォア・ア・デイ」等等、、どれも1〜3分の短い曲ばかりだが、癖になってリピートしたくなるナンバーが揃ってます。
イエスの金字塔「危機」よりも、個人的に思うイエス最高傑作の「リレイヤー」よりも、、この一枚は中毒性って意味なら高いかもしれません。この一枚の持つ完璧な調和に脳をヤラレたら最後病み付きですね。。今となってはどうしようもないが、そうなっちゃいましたね。。
・「うなるイエス」
ああ、また再発かあ、とおもいきや、今回は気合い入ってる!凄いぞライノ!よくあるリマスター再発だけど、これは大成功と思います。こうなるとアナログ時代のしかも再発盤から始めた私のフラジャイル歴もこれで終着かも。リアルだなあ、このベースのガリガリ感とモタったブラッフォードのドラムのタイム感。変な組み合わせなんだけど、いい味のワン・アンド・オンリーを作り出してる。プログレ入門盤に最適ですね、これは。当初から散漫という評価でしたが、現在の耳には、それがいい方向に作用している気がします。ボーナス・トラックはマニア以外あんまし効き目、ないかな。
・「リマスター効果抜群」
1971年リリースの中期「YES」の大きな転機になった傑作。彼らの最初の黄金期を飾るメンバーは、ご存知Chris Squire、Jon Anderson、Steve Howe、Bill Bruford、Rick Wakeman。特にキーボードがトニー・ケイからウェイクマンにチェンジしたことによって楽曲全体がよりシンフォニックによりテクニカルになったことが特筆されます。
恥かしながらこれまで旧規格のCDを聴いていた私の耳にとって、このリマスター盤から沸き出てくる音の洪水は大変新鮮で、大袈裟に表現すればまるで新譜を聴いているような思いです。音圧が上がりまた分離が明確になったことは当然ですが、やや高音を強調した感がします。旧規格ではうっかり聴き逃していた音まで耳に飛び込んできます。話題のボーナストラックは、S&Gの「America」と名曲「Roundabout」のアウトテイク。特に加工前といった感じの「Roundabout」は興味深いものがあります。ただこの2曲はあくまでも「おまけ」であって、やはり生まれ変わった本編に集中して耳を傾けてみてください。
アナログ時代からのファンはもちろん、旧規格で歯がゆい思いをしてきた人は、間違いなく「買い」です。またまだ「YES」を聴いたことがない若い世代にとって、1971年という時代に、こんな素晴らしい音楽をプレイしていた彼らに触れることができる「格好の入門編」としてお勧めします。豪華ブックレットも嬉しいプレゼントという感じですね。
・「Rhinoからのリマスター版CD」
日本国伝統の紙ジャケットとは異なるが三つ折りデジパック仕様。オリジナルブックレットの完全な再現に加えて、Bill Martinによるライナーノーツに歌詞付き。ロジャー・ディーンのアートワークも、このパッケージなら浮かばれようというもの。リマスタリングされた音は、70年代のバンドサウンドに相応しく、数値的な情報量よりもライブ感のある音像とざっくりした切れの良さを重視し、名より実質を取ったかのような手堅い出来のCDに仕上がっていると思う。ボーナストラックはファンにはすっかりおなじみの"America"に、スタジオライブ感覚で結構面白いラフミックス版の"Roundabout"。音楽的にはもう何も言うことはないが、久しぶりに聴いてみて、例えばオーケストラの弦のパートをエレピで置き換えたリック・ウェイクマンの"Cans and Brahms"のアレンジの巧みさに感心させられた(ストリングス系のシンセ音などにしてしまうと凡庸この上ないところである)。さすがだ。夢見るような生ギターソロの"Mood for a day"が終わり、突如炸裂する"Heart of the sunrise"のイントロ。その間隙に息づく一瞬の静寂に、このアルバムの語り得ない美しさが集約されているように思う。
・「YES、黄金期突入」
Keyがトニー・ケイからリック・ウェイクマンに代わり、ついに黄金期突入。製作期間がなかったため、各個人のソロ曲をその他の4曲の間に挟み、見事に組曲として成立してしまった。
「Roundabout」はもちろん名曲だし、Keyソロの美しさがなんとも言えない「South Side of the Sky」に、「Long Distance Runaround」は短いながら、展開の妙技を聴かせる。そして最後にスリリングなバトルが聴ける「Heart of the Sunrise」で締める。各個人のソロ曲も、各人の個性がよく出ていていい。
BTの「America」は、Yesの斬新なアレンジの仕方と妙な拍が意外にこの曲にマッチして、なぜか不思議と気に入ってしまう。「Roundabout[Early Rough Mix]」は音量に気をつけよう、Roundaboutがどう変わってったのか聴き比べてくらべるといいと思う。
・「本当に」
ウリ在籍時のどよ〜んとした雰囲気の素晴らしさはなかったですね。実際仙人と呼ばれるのがよくわかります。この頃から既に大器だったわけですね。
・「単なるヒット曲の羅列ではない。」
まちがいなく最高傑作。2曲目の「宇宙のファンタジー」が日本でも大ヒットしたが、トータルアルバムとしても非常にまとまっている。この時期、クリエイティブな面でもバンドが絶好調にあったことを感じさせる。単なるヒット曲の羅列ではない。天才エンジニア、ジョージマッセンバーグの立体感あふれるミックスも実に革新的だ。さらなる商業的成功を望むモーリスホワイトはこの後、バンドメンバーよりもデビッドフォスターなどの白人ヒットメーカーたちに信頼を置くようになる。その後もヒットを飛ばすEWFだが、マッセンバーグとも別れ、次第に存在感を失っていった。
・「有名すぎて」
アースの曲はベスト盤で聞く人が多いかもしれないが、このアルバムの曲はほとんど入っているといっても過言ではない(Iamもそうだが)。オリジナルを集めたいと思わない限りは、買っても意味が無いかもしれないがついつい買ってしまうのがアースの魅力かも。
・「リズムヘリテッジ勢を起用したシティ・ソウルの名盤」
前作「シルク~」の延長線上にあり、より自身のスタイルを確固としたものが本作。いわゆるAOR3部作と言われるものの2作目で、前後作と比べると意味不明なジャケットやチャートアクションの不振故にやや地味な印象を受ける。しかし楽曲のまとまりはなんと言っても本作に軍配が挙がる。それは、当時新進気鋭のアレンジャー/キーボディストのマイケル・オマーティアンの起用によるものの他ならない。前作ではディヴィッド・ペイチをキーマンに据えたボズだが、ここでは更なるソウルテイストを求め、スティーヴ・バリとのコラボレイションで実績があったオマーティアンにイニシアティヴを預け、リズム隊もオマーティアン自身のユニット、リズムヘリテッジの面々が中心に請負い、ボズの求める洗練されたソウルが見事に完成した。全曲全てがスタイリッシュでタイトで高水準。名手によるプレイも特筆すべきで非の打ち所が無い。やや時間を置いた次作「ミドルマン」ではディヴィッド・フォスターを起用したがボズと時代とのミスマッチな感が否めず、楽曲毎の出来に差が出てしまったのが悔やまれてならない。やはり、本作が最高の出来であろう。まさにボズの感性と時代の音、LAの空気が三位一体に成り一瞬の輝きを放った名盤と呼ぶに相応しい。
・「オトナの男の魅力が詰まった名作」
今やすっかり枯れたおじさんの域に突入してしまった感のあるボズ・スキャッグスが77年に発表した彼の全盛期の油の乗り切った「オトナの男の魅力」をたっぷり聞かせてくれるアルバム。TOTOのポーカロ兄弟やスティーブ・ルカサーをバックに従えて、完成度の高いサウンドでソウフルな「ホワッチャ・ゴナ・テル・ユア・マン」や軽快のメロディー・ラインが印象的な「ハリウッド」、そしてオトナの男の色気を十二分に表現した「ハード・タイムス」など、バラエティに富んだ作品が並び、今もって何度聞いても飽きることがない。正しくボズの全盛時代を語る上で欠かせない1枚である。
・「ナイト・ミュージックを・・・」
・・・を見た人います?8曲目をハウスバンドが演奏したんですけど、その面子がすごいのなんのって・・・マーカスミラー・オマハキム・ハイラムブロック・デイビットサンヴォーン・・・今じゃ考えられない面子で演奏してました。
正直、前作のシルク~はJ-boyたちの格好の「ネタ」でした。しかも、このアルバムはそうとうなプレッシャーのなかでの製作だったと思います。(ナンセ、前作は馬鹿売れしましたから・・・)個人的には、そういう時のほうが人間の精神力みたいなのが垣間見えて良いと思うのです。
結果、個人的には8曲目が愛聴でき満足です。ブラス有りのファンクソングですが、ボズの声質となんだかマッチしててかなり良いです。
・「リズム&ブルーズ傾倒時期」
またもやジョニーブリストル(モータウンプロデューサー)起用。ブルーアイドソウル路線をひた走る。曲のさえがややおちる。プロダクション全体の完成度は落ちた。10点中6点。商業的なバカ売れは音楽家をだめにするの公式にそったもの。
・「ミドルマン前夜」
少し乾いたサウンドが特徴的なボズの力作。1のパーカッションから独特で明るく、この時代の陽気さが心地よい。「ア、クルー」でのルカサーのギターソロは初期の傑作だろう。「ギブミー、ザ、グッド」はサンボーンがホストのTV番組のライブで良いパホーマンスをみてから楽曲の良さに気づいた。
・「「開拓者」ではなく「総括者」である。」
USロックシーンのド真ん中に位置する最重要人物の最重要アルバム・・・ということになるのだろうが、00年代も半ばに差し掛かった現在になって振り返ってみると、本作のDNAを継承したフォロワーがほとんど存在しないことに気づく。
特に本作の聞き所であるツインキーボードとサックスを軸とした高揚感のあるサウンドは、現代のロックに全く影響を与えていない。冷静に考えれば、現代に連なるUSロックの系譜から孤立した“進化の袋小路”ともいえる作品である。
一方、オービソンの震えるような唱法を力ずくで継承してしまう狂信ぶりや、スペクター譲りの分厚いサウンドを触媒に、有り余るパワーを臨界点まで持っていく楽曲展開を見ていると、前世代の音楽とは強く結びついていることが分かる。 ロック史の中でのスプリングスティーンの位置づけは、「開拓者」ではなく「総括者」ということになるのだろう。
しかし、仮にそうだったとしても、かつてロバート・スミスが「ボウイなんて『ロウ』を出した後に死んでしまえばよかったんだ」と言ったように「スプリングスティーンなんて『明日なき暴走』の後に死んでしまえばよかったんだ」とは思わない。
法廷闘争や離婚で苦しんだり、米国の代弁者に祭り上げられたり、バンドと決別したりくっついたりしながら、不格好に歩き続ける姿に共感を覚える。 スプリングスティーンはロッカーではなく、スプリングスティーンである。そして本作は、その唯一無二の“立ち位置”を確保していく眩しすぎるほどのスタートラインなのである。
・「男の哀愁」
ブルーススプリングスティーンの曲は何故か泣けてきます。あの哀切のある張り上げ声、押し殺したスローバラード、ストリートの似合う男は彼が一番でしょう。彼のCDは4枚持っていますが、その中でも私はこのアルバムが特に気にいっています。他のアルバムと比べると多少、曲が短く感じられますが。それは彼のスプリットが凝縮されているからでしょう。やはり、BORN TO RUNが最高でしょうか。スピード感がたまりません。彼の歌は決して応援歌ではないのですが元気が出ます。生きていこうという思いにさせてくれます。それは人生の苦しみを知っている男の歌だからでしょう。
・「これが、ロックだ!」
「吉里爽の人生を狂わせたアルバムシリーズ」の3枚目は、これだ。
高校生当時、購入してから1年くらいは朝から晩までこのアルバムを聴いて、その中で暮らしていたような覚えがある。新宿区大久保3丁目(明示通り沿い)で暮らすティーンエイジャーにはこのアルバムで歌われていることすべてが真実であり日々のBGMであり、また信じることができる某かの光であった。もっと言うなら、この時期の自分のサントラ盤であったとも言える。とにかく、このアルバムこそが吉里爽が隅から隅まで英語の歌詞を覚えた、最初の洋楽アルバムではなかったか。そして、このアルバムから立ちのぼるロックンロールと言う名の魔法が、いや麻薬が吉里爽の魂を蹂躙し、解放し、宇宙の果てまでぶっ飛ばし、挙げ句の果てには‘ Born to Run(生まれついてのかっ飛び)’というタトゥーを心の奥底に刻んだのだった。
1曲目の♪Thunder Road で「勝つために敗残者たちの街を出る」と勇んだ少年は2曲目の♪Tenth Avenue Freeze-Out で10番街へと繰り出し、3曲目の♪Night の中で夜の精に心を解放し、4曲目の♪Backstreetsでは挫折の涙を流す。(LPでは、ここまでがA面だ。)5曲目の♪Born to Run では生きる喜びを享受することへの祈りと賛歌が情熱的に歌われ、6曲目のShe's The One(彼女でなけりゃ)では恋の熱情がジャングルビートに乗せて解き放たれる。7曲目の♪Meeting Across The River で川向こうで起こるはずの秘め事に心ときめかせた主人公は、ラストナンバーの♪Jungleland で種々雑多な人々が蠢く大都会で自らの居場所を探しあぐねて途方に暮れてしまう。
捨て曲は1曲もなく、すべての曲が有機的に絡み合い引き立て合い補完し合う、濃密なコンセプトアルバムである。音楽的には、スプリングスティーンが青春時代に吸収してきた50年代のロックンロール、ロカビリー、60年代のブリティッシュ・インヴェンション、スタックス、モータウンなどのソウル、R&B などが充分に咀嚼され、親しみやすいメロディと絶妙なアレンジメントとして結晶化している。
アーティスト生命の何分の一かを注ぎ込んだと思わせるほどの労作であり、過不足ない演出とキャスティングで仕上がった1編の上質な映画のように、いつまでもそして今でも胸に残る傑作だ。人生でもっとも多感な時期にこのアルバムと出会えたことの幸せをしみじみと噛みしめたい。ロックが好きなら、ロックンロールを語るなら、マスト・バイ!である。
・「何かがはじける[M201]」
誰だってみんな、高校時代なんてロクなもんじゃない。通学途中の喫茶店で、忘れ去られたコーヒーを囲んで1時間でも2時間でも友達と代わり映えのしない話を毎日のように繰り返す。
でもある日、喫茶店のスピーカーからBruce SpringsteenのBorn to Runが流れたら?「何をするために生まれてきたんだろう」なんてことを考え始めるかもしれない。僕はそうだった。
Thunder Roadの最高にクールなイントロから始まるこのアルバムは、1975年のものだけど、1985年に初めて聴いた僕にものすごいインパクトを与えてくれた。きっと30年後の今日にだって、初めて聴く人を虜にするに違いない。
たった8曲しか入っていないけれど、Born to Runはもちろんのこと、She's the oneやBackstreetsも聴き応え十分の名曲だから、最後まで聞き終わる頃には、ニュージャージーの街の片隅に佇んでいるような気分になれることは間違いない。そこから何かを始めればいいんだ。
・「「Born To Run」は、全てのRockファン必聴の名曲」
70年代半ばの発表時、米国Rolling Stone誌の著名評論家に「Rock'n Rollの未来を見た」と言う記事書かせ、Bruceの名前を世界に轟かせた一大傑作アルバム。楽曲の完成度という点では後の「The River」に一歩譲りますが、荒削りな日の出の勢いの疾走感を溢れるほどに感じさせるこのアルバムは、Rock'n Roll Musicの重要な側面を見事に切り取って提示しています。表題曲「Born To Run」は、全てのRockファン必聴の名曲です。
●Aja
・「Steely Dan渾身の代表作」
1977年発表。Steely Danの6枚目のアルバムにして最高傑作。
このアルバムからメンバーはドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人となる、が、結果的にそれが良かった。残りのメンバーを各曲毎に超一流ミュージシャンで固め、プロデューサーに頭脳派ゲイリー・カッツ、そして特筆したいレコーディング・エンジニアにロジャー・ニコルズを迎えて彼らの最高傑作が完成したのだ。
複雑なコード進行とそれに絡む腕利き達のプリミティブなフレーズ、そしてそれを記録するレコーディング・エンジニアの驚異的な技術で本作は77年とは思えないくらい音質が秀逸だ。特に表題作とDeacon Bluesは大傑作。聞き逃せない名盤だ。
余談だが彼らのオフィシャル・サイトでは各アルバム毎のレリックを見ることができてなかなかいい。音楽だけでなく『詞』も見てくれよと言われている気がしてならない。知的なアメリカン・ミュージックの代表的傑作。
・「素晴らしいアルバムジャケットに感謝を込めて」
LPからCDに音楽メディアが変わり、最も大きく変わったものの一つがアルバムジャケットだ。LP時代、本作のジャケットはつやつやして硬い感触の上質な素材を使っていた。そして黒の背景の中でわずかに見せる横顔だけで見るものに大きなインパクトを与えたのが、国際的モデルの山口小夜子さんだった。その彼女が今月14日に57歳の若さで亡くなったことを今日の新聞で知った。
僕は昔からジャケットを眺めながら音楽を聴くのが好きだ。だから、僕にとって山口さんは「Aja」音楽の中で重要な“パート”を演じている。約30年に亘り感動を与えてくれたことに感謝するとともに、心から哀悼の意を表したい。
フェイガンが歌う“Aja”は、明らかに“Asia”に聞こえる。アルバム名・曲のタイトルと日本人女性モデル起用の関連性が明らかにコンセプト的であること、そしてこの曲がS.ガッドの永遠の名Drソロとともに本作中ベストであることは、日本人として誇りに思っていいとずっと思っている。
・「もし無人島に1枚だけCDを持っていって良いなら」
昨年、ケーブルテレビのMusic AirでSteely Danの"Aja"のMaking ofを放送していました。それまでイージーリスニングなみの気持ちで聴いていたのが、まるで罪であるかのような後悔が走りました。とにかく信じられないほどの深みを持った作品群です。表題曲の"Aja"は、1度さっと聴き、2度目はドラムセクションだけ聴き、3度目はギターセクションだけ、4度目は、、、という具合に続けて何度聴いても全く飽きがきません。もし無人島に1枚だけCDを持っていって良いなら、ためらわず、ボクはこの"Aja"を選ぶでしょう。おっとその前にその島には電源はあるのか?
・「匂い立つダンディズム」
いったい今まで何回聴いたのか、カウント不能な位これまで何回も聴いた(これからも聴く)アルバム。特に「ブラック・カウ」「ペグ」「ディーコン・ブルース」がむちゃくちゃ好きである。やっぱり夜聴きたいですね小生は。「ブラック・カウ」・・歌詞の内容は一応都市に暮らす男女を描いているようですが、この曲でのフェイゲンのヴォーカルが私は無性に好きです。めちゃくちゃクールでドライで何かこう鋭利な刃物で「スパッ」と一刀両断に斬るかの如き爽快さを感じます。「ペグ」・・軽快かつ流麗なサウンドはもちろんのこと、リリクスがいいです。某UKアーティストの「RIO」みたいに、容易には手の届かない美しい女性に憧れる心の、リリクスでの表現がサウンドに負けず劣らずクールで最高です。「ディーコン・ブルース」・・この曲もサウンドと互角かそれ以上に歌詞が良い。シブすぎます!「サキソフォンの吹き方を習って/思うままに吹いてみたい/夜通しスコッチ・ウイスキーをあおって、車輪の下で死んでやろうか/人は成功した時世に名を馳せるが、オレはむしろ挫折した時名を得たい/陽が落ちる頃に目覚めては/ヘビのように街を徘徊し/行きずりの女たちとその場限りの甘く苦いゲームに身を任す/こんな、俺だけの世界/これこそを俺のスイート・ホームと呼ぼう」衝動的で退廃的な歌詞ですよね。しかしわたしゃ、この歌詞にどうしようもなく惹かれてしまうんだな。トゥルバドールな生き方ていうのかな。HIPですよね。最高です。
・「完璧と言う言葉に相応しい」
メンバーの脱退等によって、Donald FagenとWalter Beckerの2人となったSteely Danではあるが、実際Steely Danの歴史上、この2人のコンビによる時期こそ、黄金時代と呼んでも過言ではないだろう。そして、この"Aja"というアルバムこそ、彼らを代表する名盤として知られている。この70年代後半という時期は、白人の音楽と黒人の音楽がクロスオーヴァーという形で融合される事が風潮としてあり、このSteely Danも例に漏れず、ホワイトによるユニットでありながら、ソウルフルなグルーヴが前面に押し出された洗練された音楽が特徴だ。
彼等を指し示すのに相応しい言葉は正に「完璧主義」なのだろうと思う。様々なゲストプレイヤーとスタジオで緻密な音を積み上げるその姿勢は、正に職人と言えるべきもので、常に音源の完成度と評価は高い事で知られている。この"Aja"もLarry Carlton、Joe Sample、Chuck Rainey、Steve Gaddと言った誰もが知る名プレイヤーが制作に参加している。ここに収録されている楽曲を聴いていて思うのだが、1音たりとも無駄というものが感じられない。必要最小限の音だけを使用し、まるで空間さえもアンサンブルの一つとして捉え、そして名プレイヤー達の楽器がせめぎ合うように交錯していく。そうして生み出された音源の心地良さは、感嘆を洩らしてしまうほどだ。
最後に、このアルバムの印象的なジャケットも注目せざるを得ない部分だと思う。日本の生んだ国際派モデル、山口小夜子の艶やかなその存在感は、正に"Aja(彩)"という言葉を示すのに相応しいものだと思う。このジャケットがより一層"Aja"というアルバムのコンセプトを、誰の目にも明確なビジュアルとして表現し、この素晴らしい音源の数々を引き締める役割を担っていたように思う。これだけの表現を1枚の写真のみで表現出来る彼女自身もまた、「完璧主義者」なのだと思う。名盤と呼ばれる作品は、更なる完成度を求め、必然的に多くの芸術を引き寄せる力があるように思う。これだけの贅沢な気分にさせられる作品はあまり無い。
・「凄いアルバムだった」
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・「アメリカン・プログレの傑作」
英国のプログレが全盛期の頃、アメリカのプログレ・バンドで気を吐いていたのがこのユートピア。彼らのデビューアルバムである本作は「太陽神」と双璧をなす傑作。1曲目の「ユートピア」だけでも聞く価値は大。トッド・ラングレンという希有な存在が、その才能を開花させた名作。
・「トッド・ラングレンの神髄とも言えるアルバム」
74年発表のユートピアとしての1stアルパム。前半3曲がライヴで後半の大作がスタジオ録音という作品だが、前半のライヴはとにかく演奏のテンションが高い上に録音状況が良く、また完成度も高いためライヴだと思えず、途中に歓声が入って「おっ!!これライヴだったのか」と気が付く。作風としてはプログレの系統に含まれるものだろうが、音楽そのものがポップでメロディアスなためプログレとして聞くよりも長尺なハード・ロックとして聞いた方が良いかもしれない。初期ユートピアのメンバーはケヴィン・エルマン(Dr)、ジョン・シーグラー(b)、ムーギー・クリングマン(key)、ラルフ・シュケット(Key)、M・フロッグラバット(Syn)というラインナップでトッドの新しいバンドの結成という意気込みが伝わってくるかのようだ。何にしても70年代という空気がダイレクトに伝わってくるにも関わらず、他の多くのアーティストとはかけ離れた何かがあるアルバムで、やはりトッド・ラングレンの作品としては絶対に外せない一枚だと思う。1.は何とデイヴ・メイソンとの共作。ラストの大作は私もライヴで気持ち良く変則ビートに乗らせていただきました。
・「まさしく音の万華鏡」
ユートピアの衝撃的なデビューアルバム、ビートルズ的なポップソングやバラードの名曲を次々に量産し、その方面の才能が高く評価されていたトッドだったが、2枚組の名作「todd」をリリースしたあたりから変なインスト曲などありきたりでない曲を作るようになり、プログレ的な楽曲の製作に向かうようになった。本作はバンドで制作されているが、普通のバンドでは絶対に作れないような高い演奏技術と誰もついてこれないぶっ飛んだ曲構成と感性で製作されており、オンリーワン的な存在であった。そんなな中でも聞き手をうならせるアイデアや、うっとりさせるようなきれいなメロディーが随所に散りばめられており、長い曲が多いにも関わらず退屈することはない。個人的には「フリークパレード」の不気味でふざけた雰囲気が大好きで、「アイコン」の中間部にある非常にきれいなメロディーも捨てがたい魅力がある。フランクザッパの作品にも同傾向のアルバムがあるが、トッドの方がメロディーがきれいで聞きやすさではこちらに軍配があがると思う。
・「トッド・ラングレンの神髄とも言えるアルバム」
74年発表のユートピアとしての1stアルパム。前半3曲がライヴで後半の大作がスタジオ録音という作品だが、前半のライヴはとにかく演奏のテンションが高い上に録音状況が良く、また完成度も高いためライヴだと思えず、途中に歓声が入って「おっ!!これライヴだったのか」と気が付く。作風としてはプログレの系統に含まれるものだろうが、音楽そのものがポップでメロディアスなためプログレとして聞くよりも長尺なハード・ロックとして聞いた方が良いかもしれない。初期ユートピアのメンバーはケヴィン・エルマン(Dr)、ジョン・シーグラー(b)、ムーギー・クリングマン(key)、ラルフ・シュケット(Key)、M・フロッグラバット(Syn)というラインナップでトッドの新しいバンドの結成という意気込みが伝わってくるかのようだ。何にしても70年代という空気がダイレクトに伝わってくるにも関わらず、他の多くのアーティストとはかけ離れた何かがあるアルバムで、やはりトッド・ラングレンの作品としては絶対に外せない一枚だと思う。1.は何とデイヴ・メイソンとの共作。ラストの大作は私もライヴで気持ち良く変則ビートに乗らせていただきました。
・「ありがとうミックテイラー」
前作「山羊の頭のスープ」の怪しげなドロドロ感は薄まり、本作はポップな曲が多いです。表題曲では「たかがロックンロール、でもそれが好きだ」と言いきり、何だかメンバーがロックの楽しさを再確認したかのような感じがします。どのアルバムもそうだけど、やっぱりストーンズのアルバムは1曲目が素晴らしく、そのアルバム全てを象徴していると思います。ミックのシャウトはすんごくかっこいいし、キースの甲高いコーラスもナイス。ビルとチャーリーのリズム隊の落ち着き具合もグッド。そして本作をもって脱退したミックテイラー・・・。このアルバム以降彼の美しいギターソロは聴けなくなってしまいます。キースの荒々しいリフの隙間を埋め、新しいストーンズサウンドの確立に一番貢献したのは間違いなく彼でしょう。本当にお疲れさま。そして、こんにちはロニー。
・「ジャケット好きです。」
“It's Only Rock'n'roll”…なんてベタなタイトルなんだ。もう逃げも隠れもできやしない。でもそこをぬけぬけと突破し、更に予想以上のアタックを聴く者に与えてしまう。さすがストーンズだ。 #1からイキナリパワー全開! 「悪魔を」「ギミーシェルター」「ブラウンシュガー」「ロックスオフ」「Mr.D」「ホットスタッフ」「ミスユー」「スタートミーアップ」etc.ストーンズのアルバムの1曲目はどれもワクワクさせる傑作だらけだが、私の趣味ではこの「イフユーキャント…」がピカイチ。ドラムス・ベース・ギターの絶妙なるロックアンサンブルにしゃがれたミックのボーカル。まことに威勢のいい痛快曲。#2はカバー曲だがキャッチー&シンプルな佳曲。#4貫禄たっぷりのバラード。包容力あふれるミックのボーカル。「ワイルドホーシズ」よりこっちの方がいい。#7モコモコした感じが面白いシンプルビート。CDではLPほどモコモコしてなくてちょっと残念。#10ミックテイラーのベースが聴けるサスペンス劇場。キースのギター冴え、Vo.のミックもノリまくり。ゾクゾクする。 そして何といってもこのアルバムは#5に尽きよう。「アンジー」は美しいけど、同じしっとり系でも曲としては「タイムウエイツ…」の方がはるかにいい。まさにテイラー有終の美。 ところで私はタイトル曲#3がダメなのだ。CD聴く時はここだけとばしている。ストーンズファンなのに申し訳ない。謝ることもないか。
・「さらばマイナー弾きの名手」
景気に波があるように、人の一生にも波がある。ギター奏者、ミック・テイラーにとり、「人生のバブル期」とも呼べるのがストーンズ黄金期の屋台骨を支えた6年間だろう。
「キャン・ユー・ヒア・ミー・ノッキン」の粘りつくようなレスポールの音色。明るく、抜けるようにストラトを奏でるロン・ウッドも確かに素晴らしい。だが、クラプトン以上にブルース色が濃いギターを弾くテイラー抜きでは「スティッキー・フィンガーズ」も「メーンストリートのならず者」も今、我々が耳にしているような名作にはならなかっただろう。
そのギター職人のプレーが満喫できる最後のアルバムだ。数多あるストーンズの作品の中でもベスト5に入ると思う。代表作の1つである3はもちろん、テンプテーションズのカバー2や小気味よいロックを聴かせる7、重たいビート感がかっこいい1など、捨て曲は全くない。そして、ジャガー・リチャーズ作とされているものの実際はテイラー作とみられる5。この曲を聴くためだけに本作を購入しても損はない。
ストーンズ脱退後、テイラーは醜く太り、「本当にギターが弾けるのか」と思うくらい指も太くなった。しかも、長らく不遇を囲っている(ブルースブレイカーズのリードギター奏者で商業的に成功したのはクラプトンだけか…。ヤク中のピーター・グリーンもサッカーボールのように太ったし)。だが、こんな素晴らしい演奏を聴かせる男だということを本作を通じて改めて多くの人に認識して欲しい。
・「玉石混交」
僕はついつい誰がどのパートを弾いているかが気になってしまうのですが、このアルバムはLove you Liveとの聞き比べができるので特にそう。1曲目はキースがベース、ギターリフはミックが担当。Love you Liveと比べるとリフの切れ味がイマイチなのと、ごりごりのベースソロがない理由がよくわかります。そもそもビルはベースの音を歪ませたりしないですしね。でもこの曲のキースのごりごりベースはかっこいいです。10曲目はミックとキースがギター、ミック・テイラーはベースでビルはシンセを担当。Liveではロニーがベースを弾いてます。テイラーのベースはアルバムの白眉で、ギターソロ同様に繊細で情感あふれる素晴らしい演奏です。あんまり凄いので最初、「ビル・ワイマンすげえ!」と感心したのですが日本盤解説を読んで納得しました。その他の聴き所は、2曲目と6曲目です。3曲目は別格(Liveの方が断然すきですが)。2曲目はテンプテーションズのカバーでわりとまんまなのですが、ノリノリのピアノとめいっぱいタメを作って「ガーん!」と一発できめるキースとのかけあいや、テンプスの洗練とは隔絶のミックのシャウトがたまらなくかっこよいです。6曲目は「ベガーズバンケット」の「放蕩息子」や、「メインストリートのならず者」の「Turd on the run」を彷彿させるザクザクしたギターがいいですし、サラリーマンの悲哀を歌った歌詞としぶいミックとキースのハモリ、疾走感のあるドラム、後半の哀愁を誘うピアノとギターソロといった具合に非常にスキのない構成で隠れた名曲だと思います。7曲目も車で聴くとグッときます。あとの曲は、個別には好きなのですが似たようなもっといい曲(ストーンズの)があるのでついついとばしてしまいます。ごめんなさい。でも、4曲目も前半までは最高に好きです。
・「5曲目、ミック・テイラーSTONESでの最後の名演!」
STONES黄金期の魅力の一つにキースのヘタウマゴリゴリ・リフギターとM・テイラーのテクニカルに流れるBLUESギターのメチャメチャなギターバトル(合ってるようで合ってない、(特にLIVEがすごい)でも僕は好き)がありますが、そんな時期の彼等が味わえる最後のアルバムです(コレでテイラー脱退、理由もキースとのコレが原因かも?)。いいアルバムが続いていただけに(そんな時期がずっと続くワケがない!)以前の作品より評価が低いようですが、STONES・ROCKプンプンのファンなら絶対持っとけ買ってソンなしのアルバムです。この時期世間はソウル、ディスコモノが主流になりだし、それっぽい黒人カヴァーやラストのようなイイ曲もありますが、なんとイッテモ5曲目!コレはSTONESの隠れた名曲でM.テイラーの泣きのギターがホントにスバラシイィ!(LIVEでヤラナイのは彼がいないからか?)彼のSTONESでの最後の名演で、聴いた時にはホントなんともいえない、イイモノ見つけたなという気持にさせられました。STONES得意の王道ロックチェーン(1.7曲目)もこの時期ならではなタイトな演奏で、とにかく3曲目イッツ・オンリー・ロックンロール(そう言ったのは力がなくなりだしたからか?)です!。ちなみにジャッケトの絵はイイような悪いような? ジャケ絵アイデア、デヴィット・ボウイに先とられ、ミック激怒!
・「「過ぎ去りし夏の幻影」」
という、LP時の邦題もまさにつけもつけたりといった感のある、夏の終わり頃の夕暮れの「切なさ」や「匂い」といったものを想起させる泣きまくりメロが日本人にはたまらない?ノヴァリスの名作。というか昨年の夏の終わり頃さんざん聴きまくりました(笑)。
・「思い出の曲」
三年前に初めて聞かせて頂きました。 私にとって思い出の曲クラシカルなロックバンドで、心に安らぎを与えてくれる曲だと思います、NOVALISとはある詩人の名前なんですが、多分知っている人は少ないでしょうね
・「メルヒェンとロマンの波にたゆたえば…」
76年の3rd。ドイツのシンフォニックなプログレバンド。演奏技術とかはあまり関係なく、ひたすら雰囲気とメロディで魅せる。日本人好みの哀愁サウンド。ややハードかつ憂いに満ちたギター、オルガンやシンセ、メロトロンが織り成すアンサンブルはクラシカルだが、ボーカル部はドイツ語独特の格調高い美しさを持ちつつもフォークソング的な色合が強く、日本の民謡や演歌に近いような気もする。前作と比べれば多少は垢抜けてきたが、それでもやっぱり田舎臭くて何だかどんくさい…でも、そこがかえって親しみを感じさせ大きな魅力となっているように思う。高度な演奏技術を求める人には退屈だろうし、クサいのが苦手な人にもすすめられないが、このどこまでも幻想的でロマンチックな音の世界には純粋に人の心を感動させる力があると思う。ひたれます!「AUFBRUCH」は約10分のインスト。淡い色合の美しさながら、ギターはけっこうへヴィ。「WUNDERSCHATZE」も約10分。美しく流れるアコギ、どこか懐かしく郷愁を誘う歌声が、じわじわ心に染み入ってくる。インスト部はクラシカルなオルガンと情念たっぷりのギターが絡み合いながら徐々に白熱していく。特に最後のインスト部は少しずつスピードアップ、ハードロックらしい力強さで走り出し盛り上がる。「SOMMERABEND」は途中で威勢よく駆ける場面などを挟みつつも、全体的にまったりした展開、約18分の大作。寂しそうな歌声が漂う。「夏の夕暮」という意味の題名そのものといった感じの、けだるく物憂げで甘酸っぱいムード。ヨーロッパの深い森と静かな池、農村、沈んでいく夕日が思い浮かぶ。それでいて、日本人にとって懐かしい風景にもオーバーラップできるような気がするから不思議だ。稲穂の並んだ田んぼの水面に赤い夕日が映ってゆらゆら揺れているようでもある。
・「ドイツロマン派の名作」
ドイツのロマン派シンフォニックロックバンド、ノヴァリスの3rd。ANYONE'S DAUGHTER以前のドイツのシンフォニックシーンでの代表格であるこのバンド、その最高傑作とされているのが本作、かつての邦題は「過ぎ去りし夏の幻影」。音の方もジャケット同様に、いかにもドイツらしいロマンティックなメロディを盛り込んだ哀愁漂うシンフォニックロックで、9分、10分、18分の全3曲という構成もいかにも大作的。メロウなギターに、うっすらとしたシンセワーク。技巧的な部分は少ないが、秋から冬にかけてゆったりと楽しみたいような、そんな雰囲気の楽曲が詰まっている。
・「聞きました」
sommcrabcndを、初めて聞きました。 感想は、微妙…でも、田舎臭さ(どんくさい)はないですね。 普通じゃないかな…