ザ・ストーン・ローゼズ (詳細)
ザ・ストーン・ローゼズ(アーティスト)
「石と薔薇と、時々、ストーン」「UKロック不朽の名盤」「冥途・オブ・ストーン」「Viva la 80 !」「「ジョン・スクワイアになりたかった!」」
ザ・クイーン・イズ・デッド(紙ジャケット仕様) (詳細)
ザ・スミス(アーティスト)
「マスターピース」「救いは必要なのか?」「THE SMITHS IS DASAI」「臨界点間際の傑作」「とりあえずスミスの大傑作らしい…」
Close to the Edge (詳細)
Yes(アーティスト)
「究極音質のリマスター版。買い替え必須」「イエスミュージックの聴き方(初心者向け)」「買って損なし!!!」「これぞプログレッシヴロック」「リマスター最高」
太陽と戦慄(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「いや〜驚きました・・・」「“バイオレンス・クリムゾン”」「Larks' Tonguesは男性、Aspicは女性」「ゼリーの中の雲雀の舌」「70年代クリムゾンの金字塔」
「これが「プログレ」だ!!」「イタリアンロック不朽の感動作」「マスト!!!」「期待はずれの傑作!」「メロスと並ぶ傑作」
● 夏休み
● 車で聴く音楽
● 暑いイタリアン
● 消えても
● 我が青春のロック名盤、名曲+α 美味しいベスト盤&紙ジャケ盤
● くるり 「OH! MY RADIO ('01-'03 J-WAVE)」 2003年オンエアー曲で気になったもの
● 洋楽初心者のための、おすすめ入門盤Lv.2〜ロック史に残る、永遠の名盤〜
● プログレ入門
● わたしの推薦CD
● 英語 CD
・「石と薔薇と、時々、ストーン」
現在まで聞いてきたアルバムで一番好き。初めはいまいちハマらなかった。多くの人が言うように、メロディー、リズム、演奏が完璧。ただ音が悪いので、買うなら高くてもリマスター盤にするべき。リアルタイムじゃないし、クラブにも行かないけど、踊りたくなる。(でも踊らないよ、恥ずかしいしね)無人島に5枚アルバム持っていくならこのアルバムも必ず持っていく。(でも踊らないよ、寂しいしね)アメリカ人には繊細すぎる音楽だからアメリカじゃ売れないのも分かる。イアンの歌の下手さは当代一だけど、それも味。自分に赤ん坊が出来たらまず聞かせたい。祝福に満ちた音楽。
・「UKロック不朽の名盤」
ストーン・ローゼズ無かりせばオアシス無かりけり…というのは有名で、今や過去のUKロック最重要作として評価の定まった、不朽の名盤。
この作品、雑誌等では、当時のクラブカルチャーの隆盛〜マッドチェスター・ムーブメントの文脈の中で捉えられることが多いが、ファンキーな『Fools Gold』以外の曲は、そんなにダンス音楽という感じはしない(と思う)。リアルタイマーでない自分には、そのような時代性は正直よく分からない。このアルバムのポイントは、やはり、恥ずかしいくらいにポップなメロディと、60年代ロックを感じさせる(それでもって現代的な)サイケデリックなギターとコーラスワークにあるのではないか、と自分は思うのだ。
個人的な体験だが、このアルバムにハマっていた頃…『She Bangs The Drums』や『Elephant Stone』を頭の中で再生した時、目の前の景色ががキラキラと輝くような感覚に陥ったあの瞬間は、いつまでも忘れることができない。
ジャケットも含めて、瑞々しさに溢れたカッコイイアルバム。まだ聴いてない方は、ぜひこの感動を味わってください!
・「冥途・オブ・ストーン」
日本においてザ・ストーン・ローゼズがどのように受け入れられたのか寡聞にして知らないが、私見によれば、ポップなメロディーと、それと相反するような詞の組み合わせが衝撃的だったはずなのだ。例えば「メイド・オブ・ストーン」はラヴソングと誤解されているようだが、この歌は、女性に声をかけては、女性を一人で車に乗せて車ごと崖から突き落とす殺人鬼についての歌であり、タイトルの‘メイド・オブ・ストーン’は、声をかけてそれを拒絶した女性に対して男が吐いた捨て台詞だということをどれだけの人が理解しているのだろうか? ここに‘正解’を記しておこう。
君の拳はハンドルの上で青ざめる それが君の手が握った最後のもの 君の‘最後の飛翔’を遅らせることはできない 地表は見えない。雲一つ無い空だけ 君のピンクの肉感的な唇から叫び声 君は焼けて溶ける。まさに僕が見たかった光景だ
時々、僕は空想を巡らせる 都会の人々が冷たくて孤独で 僕の下で車が燃えている時 君は現実が見えなくなる 都会の人々が冷たくて孤独で 僕の下で車が燃えている時「君は一人なの? 誰か家にいるの?」
僕はその‘冷淡さ’に敵対するように暖かく(燃える車の前で)立ちつくしている 今、その炎はそびえ立っている 少なくとも君はかっこよく死んでいった 僕は見たような気がする 捩れて原形をとどめないブリキの車が僕の方を振り返りにやりと笑うのを 悪い‘女’は死ぬ。まさに僕が見たかった光景だ
時々、僕は空想を巡らせる 都会の人々が冷たくて孤独で 僕の下で車が燃えている時 君は現実が見えなくなる 都会の人々が冷たくて孤独で 僕の下で車が燃えている時「君は一人なの?...おまえは石のように冷たい奴だな!」
・「Viva la 80 !」
joy divisionやsmithsなど80年代のUKの新しい潮流は常にマンチェスターが源泉となってきた。ここでローゼズが一つの時代の完成者となりました。この1枚を聞けばjoy division以降のUKロックが何をやってきたかが分かってしまうのです。これは絶対聞いてみるべきだし、これがあわなければきっと80年代ukロックを好きになれる可能性は著しく低いでしょう。
・「「ジョン・スクワイアになりたかった!」」
ほんの1年くらいだけど。ジョニー・マーにはなれないとあきらめた頃にこのファーストがリリースされました。当時どの雑誌もハイプの嵐で、あまりにも煽るものだから(特にロッキング・オン誌)、これ以降どんなバンドがでてきても、煽りに不感症になっちゃいました。それぐらい大騒ぎでしたが、中身はメロディのかわいらしいポップアルバムです。この内容で「ダンスとロックの融合!!」とか、僕にはぜんぜん意味不明です。だって途中サイモン&ガーファンクルですよ。ギターのカウンターメロディとか、ほんとロックというより、ポップ!!という感じでサイコーです。たとえばマシュー・スイートとか、スローンなんかとか並列に聞いたほうがその真価がわかるのでは、と一人思っています。
・「マスターピース」
80年代のUKロックシーンの象徴的存在であるザ・スミスの、前作『ミート・イズ・マーダー』と双璧を為す最高傑作の紙ジャケ使用盤。
・「救いは必要なのか?」
いいや、そもそも救いなんてもの必要はないのだ。このアルバムが体現しているじゃないか。このスミスのアルバムは、モリッシーが永遠愚痴を聞かせてくる。ただ批判を続けるだけでは希望は産まれないし、周りの人間も遠のくだろう。だが、そんな中モリッシーはただただ輝いているのだ。ここまで開き直られたらもう素直に静聴するしかないだろう。
・「THE SMITHS IS DASAI」
まずスミスを聴いてると言うことは、1stのジャケみたいに「自分イケてないです」という事を知ろう、スミスについて語ろうもんなら、 いや自分「土日は一切外出ないもんで」と言ってる様なもんで、モリッシーが歌ってる事はひたすら「今日も自分ダサイし、彼女いないし、肉食わないしマイッたよ」て事です。それでもオッケーなあなた甘美なメロディーが待ってますよ
・「臨界点間際の傑作」
混沌とした80年代のロックを代表する一枚。前作に続き力強いベースに乗って英国人としてあの時代を歌う宿命を負った1が表題曲。ピストルズの"God Save The Queen"と幻滅ぶりの底流は同じでも捻れた真っ黒な感情は比較の対象にすらならない痛烈さだ。自虐的かつ本音か冗談か玉虫色の歌詞2、緻密に構築された音のゆりかごの中で引き寄せた孤独と生きながら死ぬ暗黒の呟き3、押し寄せる波の衝撃を模したドラムスと飛び散る波しぶきのようなギターを背後に呪文のような過去への吐息4、この辺りの流れが前半最大の聴き所。
西部劇風の格好いいリズムとギターの弾丸に身体を打ち抜かれたいじけたバンドのスポークスマン6と、清流の様に輝くギターと絡み合いながら伸びやかな歌声が飛翔する7の中盤、モリッシー自身の投影なのか奇妙なロカビリー8から続く意外なほどコミカルな後半と優れたアルバム制作を続けたバンドの究極の姿が刻み込まれたサードである。饒舌でありながらコードの響きを最大限に生かしたマー入魂の演奏と弦楽器アレンジは一分の隙間もない完璧さ。シングルでは真の成功を得られなかったが、この作品を前にこれ以上何を望むと言うべきか。
・「とりあえずスミスの大傑作らしい…」
スミスってどんなヒット曲があるんだろう?って、パッとしませんよね。スミスが好きな人ってかなりマニアックなレビューを書いてるし、ボクたち庶民にはついていけそうもない。ということですが、このアルバムは世紀の名盤らしいです。とりあえず聴いてみると、なかなかの美メロ満載で心地よくお仕事のBGMに威力を発揮しそうです。なんですが、これといった掴み所のない感じで、友だちにすすめるにも何と言えばよいのやら。まっ、曲ではなくアルバムをトータルした雰囲気で楽しむアーティストという位置づけでよいのでしょうか。しかしながら、80’sを語る上で外せないバンドなので、「心に茨を持つ少年」を含むこのザ・クイーン・イズ・デッドとベスト編集盤ザ・ワールド・ウォント・リッスンは押さえておきたいアイテムですね。
・「究極音質のリマスター版。買い替え必須」
アナログ版から数えて、本作を買い換えるのは4回目。1994年度のリマスター版もかなりいい音だったので、これ以上の改善は無理かと思いつつも、今回(2003年度)リマスターを聴いて驚き。音のクリアー感と広がり感が増し、イエスの演奏のすごさがさらに強烈になった。Close to the edgeのイントロの水の音、Siberianの出だしのギターの音を聞けば、いかにこのリマスター版の音がいいかが実感できます。
イエス・ファンで長年聞き込んでいる方も、今回のは買い替え必須です。
・「イエスミュージックの聴き方(初心者向け)」
片手にジャケットを持って、ジャケットを眺めながら聴くのがよいでしょう。間違っても、歌詞とにらめっこはしないこと。訳詞を読んでも意味不明ですし、歌の内容がわからなくても、イエスを聴く上でちっとも障害にはなりません。曲を演奏をサウンドを楽しむことが大事です。ジョン・アンダーソンの声もサウンドのひとつとして楽しむべきです。
・「買って損なし!!!」
この歴史的名盤の内容をとやかく言う必要はないだろう。要は既発盤を持ってる人が買い直す価値があるかだ。私が持っている日本盤(32XD-532)と聴き比べてみた。まず全体の音量は今回のリマスター盤の方がデカイ。導入部のせせらぎなど聞こえ始めるのがおよそ10秒も早かった(1万円以下のCDウォークマンで試聴)。その分、音の分離がはっきりしレンジも広くなった感がある。以前からこのアルバムでのビル・ブラフォードの音量の比率が他のパートに較べて抑えめにミックスされたように思っていた。今回もそれは変わらなかった。あくまで個人的印象だが、本来はもっと固い音で叩く人のように思う。どうだろう。ボーナストラックに関しては、サイモン&ガーファンクルのカバーなどシングル2曲に2,3のオルタネイト。6はジョン・アンダーソンの鼻風邪声バージョンとして聴くと面白い。また8分過ぎに入る逆回転のようなフレーズはかなり新鮮だった。未発表バージョンは、リック・ウェイクマンのキーボードがオリジナルに較べてかなりダサいのもまた一興。本編の完璧さ知るにはいいかもしれない。
・「これぞプログレッシヴロック」
この「危機」という作品を聴き終わった後の感動は、まるで山の頂上に到達し、素晴しい景色を見ているときのような感覚に似ている。 「プログレッシヴ・ロック」は、今となっては様々な形に変化し、拡散しているが、いつ聴いてもこのアルバムは、聴くごとに新しい発見を与え、いつまでも新鮮で飽きさせることがない。
この一枚で、他のプログレグループには無いわかりやすさと素晴しさで、プログレッシブ・ロックの素晴しさを教えてくれる。 このアルバムこそ、真の「プログレッシヴ・ロック」を歴史に築いた決定盤であることに相違はない。
・「リマスター最高」
危機はLP盤、初回CD盤、紙ジャケリマスター盤と買い続け今回が4回目の購入ですが、興味深い貴重なボーナストラックと、表題曲のSE部分や「同志」のスティールギターの最後のグリスアップまでクリアに聞こえる手をかけたリマスターなど、買って損のない内容です。私自身は大満足でした。Rhino万歳!
・「いや〜驚きました・・・」
キング・クリムゾンの曲が車のCMに使われるなんて・・・こんな選曲ができるCMプロデューサーは、きっと私と同年代で熱烈なクリムゾンファンに違いありません。多くのファンを驚かせたと同時に、King Crimson て何者・・・?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
1969年の衝撃的なデビュー以来、現在もアルバムがリリースされ過去の音源がいまだに若いファンを増やし続けているプログレッシヴ・ロックの筆頭で、ピンク・フロイドと並んで常に頂点に君臨する、まさにモンスターグループです。
CM曲になっている「イージー・マネー」が収録されているこのアルバムは1973年発表の6作目で、内容は作曲半分、即興半分の前衛的超テク頭脳派音楽共同体ロックといった感じでしょうか・・・。けれどロック好きなら難しく構えることはありません。
作品数も多く、メンバーも演奏もその時代によって違うのでどれから聴けば良いという答えもありません。
どうぞ気楽に、興味を持たれたこの作品からお試しください。そして、ショボいロックなんかひれ伏してしまうほどの圧倒的な音世界を体感してください。
・「“バイオレンス・クリムゾン”」
デビュー作『クリムゾン・キングの宮殿』で世界中を驚かせたキング・クリムゾンは、2nd以降幾多のメンバー・チェンジを繰り返しながらアルバムを発表しては来たものの、1stのインパクトがあまりにも大きすぎたばかりにその呪縛から逃れられずにいた。しかしビル・ブラッフォード、ジョン・ウェットン、デビッド・クロス、ジェイミー・ミューアという個性の強いアーティストを集合させたロバート・フリップが、起死回生ともいうべき強烈な作品でその1stの亡霊を完全に払拭したのが通算6作目となったこのアルバムだった。優美でメランコリックな側面と暴力的とも言える側面を併せ持ったこの作品は、無駄な贅肉を削ぎ落とした強靭な肉体を連想させるくらいにゴツゴツした作風であり、これは後々のクリムゾンを形容した“メタリック・クリムゾン”の原型とも言うべきサウンド・コンセプトの上に成立している。特にビル・ブラッフォードとジェイミー・ミューアのパーカッションが暴風雨のように暴れまくる様は圧巻。その合間に登場するデビッド・クロスのバイオリンも、非常に高いテンションをキープしている。元UKのエディ・ジョブソンのバイオリンは華麗なイメージがあると思うが、デビッド・クロスのそれはもっと幅が広く重心が低い。天才的なプレイヤーだと感じる。この作品によってクリムゾンは、『宮殿』だけではない別な側面がある事を世界的に認知され、本当の意味でのビッグ・グループに昇格したとも言える。しかしながらジェイミー・ミューアは後のロンドン公演で負傷、脱退せざるを得なくなり、最強のメンバーを集めたこの布陣での活動は短命に終わってしまった。
・「Larks' Tonguesは男性、Aspicは女性」
以下は筆者の解釈です。Larks' Tonguesはひばりの舌、硬いが、しかし実は繊細なものを、aspicはゼリー状の料理、暖かくて柔らかい包容力のあるものを、それぞれ表象しています。ジャケットは、太陽たる男性と月の女性を表象しています。Larks' Tongues in Aspic part1は、はっきりとしない、ためらいがちなスタートから、すこしづつ夢中になっていく様を、PART2は反復運動の後に絶頂へと達する様を表象しています。途中の4曲ですが、男性の感情・本性を表現しています。book of saturdayは表面的なやさしさを、EXILEは気障さと弱さを、EASY moneyはずるさを、talkingdrumは凶暴さをあらわしています。このアルバムはこういったことをものすごく高度なレベルで抽象化した、類まれな作品です。したがって毒蛇がどうとか、「太陽と戦慄」いう日本語題名は実はまったく関係ありません。もっともこの題名は有名になったという意味では大成功ですね。
・「ゼリーの中の雲雀の舌」
このアルバムの頃のバンドの状態などは他の方々が書いているので、省略します。
長いヴァイオリンのイントロはこのアルバムを聴く度にワクワクさせてくれます。Larks' Tongues In Aspic ! なんて素晴らしい曲だ!パート1とパート2でサンドイッチ状態の他のタイトル曲以外のチューンも、ジョンの渋い声とビルの素晴らしいドラムとデビッドの綺麗に奏でるヴァイオリンとミューアの複雑怪奇なパーカッションが完璧なハーモニーを作り出しています。クリムゾンと言えば、1stのイメージが強いですが、このアルバムは全く違うバンドだと思って聴いてください。
このアルバムはタバコや麻薬のように、やめられなくなります。
・「70年代クリムゾンの金字塔」
1stアルバム「クリムゾンキングの宮殿」以降のアルバムの中でも、特に完成度の高い作品。新たにバイオリンを導入し、ハード&メタルなサウンドに独特の哀愁感を漂わせている。ビル・ブラッフォードの小気味良いドラムスの「トーキング・ドラム」も聴き所。
Liveで必ずと言っていいほど演奏される、「太陽と戦慄part1、2」はクリムゾンの中でも名曲中の名曲。緊迫感満点の演奏とメロディラインにまさに「戦慄」させられる。「土曜日の本」「イージーマネー」など、Liveでもお馴染みのナンバーが目一杯つまっており、30年経過したとは思えない名盤である。
太陽を表現したシンプルかつ印象的なデザインの紙ジャケ仕様も、懐かしのLP時代を思い出させてくれてVeryGood!(もちろん大きさは全然違うけどww)
・「これが「プログレ」だ!!」
間違いなくプログレ史上最高傑作の一つであると確信できます。↓の方が「わけのわからない感動」という言葉を使われていますが、私もまったく同感です!とにかく聴き終った後、「一体全体これは何の話だったんだ…でも凄すぎる!!」という感想を毎回毎回覚えてしまいます。全編これでもか!というくらいの究極まで練った曲構成、すべての楽器が爆発的な荒々しさで繰り広げる野蛮なアンサンブル(ジミヘンとハウ/フリップが合体したかのようなギター!唾飛ばしまくりの必死なフルート!突撃ドラム!)、これぞイタリア!決定版とも言うべき臭い哀愁全開のボーカル。そしてこの楽曲演奏の魅力を最大限引き出すことに成功した、アビーロードも真っ青のずば抜けて音が良く、大迫力なプロダクション!しかも音響効果は抜群にこりまくっていて、同時代の英国産3大プログレに引けを取るどころか、引き離さんばかりの勢いをこのバンドに与えることに成功しています。私はつい最近になってこのパレポリを初めて聴きましたが、もっと早く出会えなかったことを後悔するかのように毎日毎日聴き込んでいます。
この凄まじいまでの爆発的な勢い、ユーロプログレファンだけのものにするにはもったいなさ過ぎる名盤中の名盤です。全クラシックロックファン必聴です、是非チェックを!!
・「イタリアンロック不朽の感動作」
かつてキングのヨーロピアンロックコレクションでトップクラスの売り上げを誇ったらしい人気作。私ももちろん買って,何度も聞き込んだアルバム。CDで買い直して聴き直しても,やはり,わけのわからない感動を呼ぶ名作だ。サントラである「ミラノカリブロ9」もなかなか良い曲をやっていて良いのだが(ミラノの方が好きという人も多いが),個性的である点で本作のほうが数段魅力的だ。キングクリムゾンの影響が大きいことは聴けばすぐ分かる。しかし,民族音楽を取り入れているだけでなく,演奏面でも個性的特徴がある。私の友人Y氏の意見では,「荒い」。演奏が下手という意味ではなく,独特の荒さがあるのだ。フルートもギターも,音が荒い。そして,ぶ厚いメロトロンに哀感のあるヴォーカル。なお,「わけのわからない感動」に至るためには,できるだけ大きな音で聴く必要がある。これはクリムゾンも同じだが,小音量ではダメである。近所に迷惑をかけたくない人はヘッドホンを使って,大きめの音で聴くこと。また,紙ジャケットはうれしいようでもあるが,収納には困る。変形ジャケではないので,プラケースでも良かった。
・「マスト!!!」
OSANNAの最高傑作であり、プログレ系では個人的に一番好きな作品です。へヴィーなギターに絡むフルートがたまりません!!イタリア語で歌うVoも最高です。後期には英詩になっていくOSANNAですが、やっぱりイタリア語の独特の響きの方が熱いです。イタリアン・ロック史上に残る、まさに不朽の名作です!プログレ好きな方だけでなく、BLACK SABBATHあたりが好きな方にもおすすめです。
・「期待はずれの傑作!」
かってキングのユーロロックシリーズの中に、「オザンナ」というバンド名があったのは覚えていたのですが、ユーロロックは当たり外れがあるからなあと敬遠していた所、しつこく「おすすめの音楽」に登場するため、購入したアルバムです。結果からいえば、良い意味の期待外れ。イタリアのバンドということでPFMに代表されるように、哀愁のある中でのカラッと感を想像していたのですが、攻撃的なギター、激しいサックス、吹きまくられるフルート、重いドラム、そして哀愁のメロトロン&ボーカル、複雑な楽曲が加わって、ヘヴィなプログレになっています。何に似ているか一言でといわれれば、その攻撃性からアースバウンド期のKCかと。もちろん、ユーロロックだけにボーカル等にクセがあり、ブリティッシュプログレのように多くの方に是非とはいえませんが、プログレ−とりわけ2期KCあたり−ファンであれば、試してみる価値のあるアルバムです。
・「メロスと並ぶ傑作」
イタリアのプログレバンド、オザンナの3rd。1973作/紙ジャケリマスター盤70年代イタリアン・ヘヴィプログレの中でもCERVELLOの「MELOS」と並んで、もっとも幻想的であり、そして完成度の高いアルバムがこれだ。鈴の音とともに太古の儀式を思わせるような雰囲気から、フルートが鳴りだし、うねるようなギターとメロトロンが合わさって、祝祭めいたサウンドが作られるとやがて幻想都市パレアポリスが目に浮かぶ。イタリア語の歌声による叙情と、濃密な空気がかもしだす特有の迫力は、このバンドならではのものだ。吹き鳴らされるフルート、荒々しいギター、フェリーニの映画のような破天荒さと呪術的な幻想性…すべてにおいてイタリアからしか出て来得ない傑作だ。
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