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▼ジャケットは何かを物語る!!:セレクト商品

Verde Que Te Quero Rosa: Serie 100 Anos de MusicaVerde Que Te Quero Rosa: Serie 100 Anos de Musica (詳細)
Cartola(アーティスト)

「渋すぎ!!」「自然を愛し、人を愛した古老の歌声」「古希をまじかに控えた巨人が残した作品」


The Legend of Sleepy John EstesThe Legend of Sleepy John Estes (詳細)
Sleepy John Estes(アーティスト)

「Wish I Could」


1969: Velvet Underground Live, Vol. 11969: Velvet Underground Live, Vol. 1 (詳細)
The Velvet Underground(アーティスト)

「カ…カッコイイィィィ!!!」「静かに熱いということ」


The Real Folk Blues/More Real Folk BluesThe Real Folk Blues/More Real Folk Blues (詳細)
Howlin' Wolf(アーティスト)

「全てのギター少年へ」「デルタブルースの巨人」「豪快。」


トランプ(紙ジャケット仕様)トランプ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ローウェル・フルスン(アーティスト)


ブリッジズ・トゥ・バビロンブリッジズ・トゥ・バビロン (詳細)
ザ・ローリング・ストーンズ(アーティスト), ミック・ジャガー(その他), キース・リチャーズ(その他), k.d.ラング(その他)

「いいです!」「前進を止めない姿勢が生んだ傑作。」「リアルタイムでない限り価値を見出せない作品」


溢れ出る涙(+1)溢れ出る涙(+1) (詳細)
ローランド・カーク(アーティスト), ロン・バートン(演奏), スティーヴ・ノヴォセル(演奏), ジミー・ホップス(演奏), ディック・グリフィス(演奏)

「漂泊する魂。」


ギター・フロム・イパネマギター・フロム・イパネマ (詳細)
ローリンド・アルメイダ(アーティスト)

「1960年代初頭のボサノヴァ・ブームを創り出した一人です」「ローリンド・アルメイダは、1960年代初頭のボサノヴァ・ブームを創り出した一人です」「さわやかな風を感じる」「古き良き時代のボサノヴァ」「ボサノヴァの「オールデイズ」」


Rough 'n' TumbleRough 'n' Tumble (詳細)
Stanley Turrentine(アーティスト)

「mccoy tynerがいいのです。」


大人の事情大人の事情 (詳細)
カンザスシティ・バンド(アーティスト)

「可笑しく切なく。」「最高のグルーヴ!」


The JungleThe Jungle (詳細)
B.B. King(アーティスト)

「B.B.全盛期の傑作」


Let 'em RollLet 'em Roll (詳細)
John Patton(アーティスト)

「Big John Patton!!!!!!!!!!!!」「クールさが素敵なオルガンジャズ」「サイドメンの方が有名ですけど・・・」「素敵」「佳作」


とん平のヘイ・ユウ・ブルースとん平のヘイ・ユウ・ブルース (詳細)
左とん平(アーティスト), 郷伍郎(その他), 大野真澄(その他), 里吉しげみ(その他), 深町純(その他), 村岡健(その他)

「とん平のヘイユウブルース」「人生は“すりこぎ”なんだと叫ぶオヤジ」「「う~お前は誰だ?」とかいっっちゃってる歌詞も最高」「とん平の語りがサイコー」「世の中はすり鉢。人生はすりこぎ。」


風街ろまん風街ろまん (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)

「聴きどころが満載」「日本語、そして日本の日常の美しさ」「今も流れる風街ろまん」「聴きどころが満載」「骨太日本」


Lounge LizardsLounge Lizards (詳細)
The Lounge Lizards(アーティスト)

「フェイクジャズ」「じっとりと汗の滲むような感じ」「フェイクジャズ」「革命的な名演」


クロージング・タイムクロージング・タイム (詳細)
トム・ウェイツ(アーティスト)

「疲れた夜に最高の音楽です」「夜の、いちばん深いところで」「早朝の清掃車がゆき過ぎ、朝もやで少しずつ街の稜線がはっきりしてくる頃が、このアルバムを聴くのに最良な時間です」「真夜中にひとりで聞くのが正解。(お酒があればなお良し)」「酔いどれ詩人のバラッド」


アイ・リード・ア・ライフ(紙ジャケット仕様)アイ・リード・ア・ライフ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ベン・シドラン(アーティスト)

「デビュー作に劣らず名曲揃いの名作」


Ghetto StyleGhetto Style (詳細)
Gil Scott-Heron(アーティスト)

「90年代の元ねた集」


Groove GreaseGroove Grease (詳細)
Jimmy McGriff(アーティスト)

「こっちのほうがFUNKですよ」


Live at the LighthouseLive at the Lighthouse (詳細)
Grant Green(アーティスト)

「恍惚の饗宴」「ダサ!けどシブ!」「最高のグルーブ」「この年代のグリーンにしては大ブルージーなライブ作!」「くっそー、イイじゃないか(^^;」


にゃあ!にゃあ! (詳細)
遠藤賢司(アーティスト), 高草木路(その他)

「これは本当に良いです。」「これまた大傑作!」「やっぱりあなたの歌じゃなきゃ」


ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様)ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様) (詳細)
上田正樹と有山淳司(アーティスト), 上田正樹とSouth to South(アーティスト)

「大名盤!」「大阪ブルースの名盤」「長かったぁ」「ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケ仕様)」


モージョ・ハンド(コンプリート・セッション)(紙ジャケット仕様)モージョ・ハンド(コンプリート・セッション)(紙ジャケット仕様) (詳細)
ライトニン・ホプキンス(アーティスト)

「非常に印象的なジャケット」「見よこのグーパンチ。」「永遠の不良中年」


フリーホイーリン・ボブ・ディランフリーホイーリン・ボブ・ディラン (詳細)
ボブ・ディラン(アーティスト)

「持ってても買い。」「素人の恋人の写真をジャケットに使う度胸がすごい」「プロテスト・ソングの類いは大嫌いだが・・・」


Eight Men, Four WomenEight Men, Four Women (詳細)
O.V. Wright(アーティスト)

「いつも泣かせてくれる1枚です」「本物のソウルがある」「疲れきった時の1枚」「渋くて深い。そして重い。」


▼クチコミ情報

Verde Que Te Quero Rosa: Serie 100 Anos de Musica

・「渋すぎ!!
 噛めば噛むほどに味わい深く、それはまるで本人の人生そのものであるかのようにちょっぴり苦い。まっすぐに迷うことなくマンゲイラ(リオの最古のサンバエスコーラ)への愛を歌い、その歌詞の内容はまるで人生とシンクロさせているかのように切なく感じた。この時代のアコースティックなサウンドはカルトーラの歌声と絡んで、古き良き時代のサンバの訛りをもよく顕している。しみじみとサンバカンサォンに酔いしれて下さい。

・「自然を愛し、人を愛した古老の歌声
BMGからサンバの古老カルトーラの「愛するマンゲーラ」出ましたね。以前テイク・オフというレーベルから2in1で出てましたが、これこそ音楽史上の歴史的名盤です。

・「古希をまじかに控えた巨人が残した作品
 ジャケットを見ると、なんか、ライトニン・ホプキンスとか、アメリカのちょっと怖めのお爺さんブルースマンを連想してしまう。 しかし、流れる音楽は、もう少し滑らかで優しい。 本作の主人公は、「ブラジル・ポピューラー音楽史上の巨人」なんだそうだが、浅学にも、今回はじめてその名前を耳にした。 しかし、ライナーを読むと。1908年生まれの彼のファースト・アルバムがリリースされたのは、なんと、1974年とのこと。そして、1977年発表の本作は、わずかに3作目、ということだ。 音楽的には、なんといったらいいのだろう、滋味溢れるノスタルジー、老境だからこそ表現できるまろやかさ、といったところか? 個人的には、それほど大好き! といった類の音楽ではないが、この穏やかさにハマるリスナーも多かろう。 ライナーノーツに書かれていることは、ほとんどが初耳の情報ばかりで、大変勉強になりました。

 なお、MUSICA LOCOMUNDOによってサポートされた今回の「ブラジル名盤紙ジャケット・コレクション」は、目の付け所は大変良いが、ジャケットの紙が薄くてペラペラという致命的な欠点がある。 価格帯を少しあげてもいいから、頑丈な紙で製作し、永久保存版を目指して欲しかった。

Verde Que Te Quero Rosa: Serie 100 Anos de Musica (詳細)

The Legend of Sleepy John Estes

・「Wish I Could
60年代前半フォークリバイバルの中 過去のBlues Man達がこぞって再発見されレコーディングを行った。賛否両論はあったがSleepy John Estesの場合は最も成功した例に数えられる。ブルンズヴィル近郊の電気も水も通っていない田舎の掘っ立て小屋で再発見された時、彼は正に赤貧の状態で既に盲目で有った。ギターも手放し既に何年も弾いて無い状態で有ったらしいが、以前にも増して演奏に重みが感じられる。ジャケットのポートレートが秀逸でアルバム全てを端的に物語っている。なんてったってギターに鉛筆を巻きつけてカポにしてるんですから!弾き語りを中心としているが、曲によって旧知の相棒Harpのハーミー・ニクソン B/Pが入る。ピアノは録音時に居合わせたJazz ピアニストが弾いているが通常のBluesピアノとは一味違った しゃれたフレーズがアルバム全体を重くさせ過ぎない事に一役かっている。歌詞も極貧の底に喘ぐ思いが赤裸々に歌われ、悲痛な叫びに胸を打たれるが唯の恨み節にはならず「神よいつかは」の精神が歌声に感じられる所がBluesのBluesたる所以で有る。Country Bluesの傑作!

The Legend of Sleepy John Estes (詳細)

1969: Velvet Underground Live, Vol. 1

・「カ…カッコイイィィィ!!!
個人的にこのアルバムの聴き所は、What goes onのめちゃめちゃ格好いいギターのカッティングだな。これに尽きる。このアルバムについて色々と余計な事は言わない。まず視聴してみよう。そうすれば、このWhat goes onの凄さがわかるから。

・「静かに熱いということ
~ゆっくりと始まり、しだいに熱くなっていく演奏はアルバムで聴くのとは全く違った印象です。

VUのライブは数多くリリースされていますが、どの演奏も基本的には同じトーンがあります。かと言って、どれも同じではないのでファンにとってはどの演奏も大切に聴きたいものです。このライブもしかり。~~1stの曲がlouのヴォーカルでしっかり聴けるというのもVUのライブの醍醐味です。~

1969: Velvet Underground Live, Vol. 1 (詳細)

The Real Folk Blues/More Real Folk Blues

・「全てのギター少年へ
シカゴ南部派の巨人ウルフ。死ぬまで白人嫌いの頑固親父。ステージではバイクに乗って登場することもあったとか。とうとう日本にこなかったけど、晩年の録音も全く衰えなし。このCDはシカゴのチェス時代の、確か2枚のアルバムを一緒にしたものだと思います。ヒューバート・サムリンのカッティング鋭い(1)から始り、大有名な空飛ぶギターの(2)、不気味にうなりまくる(7)、ウルフのボーカルがいつもより更に暗い(9)、ヒューバートがとうとう発狂し、聞く者の総毛立たせる(12)と前半はギターが結構フィーチャーされていてギター好きには涙もの。後半も有名曲が目白押し。ちょっと軽めのウルフも聞けて、このCDは入門用として最適。

・「デルタブルースの巨人
ウルフは小さい時から大好きだった。ブルース云々の前に小さい時だから単純に、いかりや長介が格好良い曲を歌っていると言う感じだった。ロックミュージシャンに与えた影響は多大だし、このギラギラした声に私だけだが?取り憑かれたら一生の幸せである。だからウルフに関しては、どのCDでも合格点。ブルース入門者も一番入りやすい、偉大なブルースマンの一人です。永遠に普遍的魅力を放つ!!

・「豪快。
こんなおっさん近所におったら暑苦しくてうっとおしいやろなぁ。飲み屋でへべれけになりながら若いもんに説教してる親爺の姿がハウリン・ウルフにはダブる。面倒見が良くて頼りになるけど、ええかげんなことしたら無茶苦茶恐い、昔気質の大工の棟梁、みたいなイメージ。とにかく豪快。SINGはおろかSHOUTですらない、まさにHOWL。

ブルースの系譜を紐解くとき、ウルフがロックンロールへ与えた影響は大きい。ロバート・ジョンソンはブルースそのものの狂気と化し世界を呪うように歌った。マディは揺らがない事で岩のような確固たる存在であろうとした。ハウリン・ウルフは豪快に吠えまくり、蹴飛ばし、暴れまくる事で、ブルースの名で呼ばれる精神状態をぶち壊すことにトライした。このアティテュードこそが、ロックンロールの礎となっていったのは間違いない。

The Real Folk Blues/More Real Folk Blues (詳細)

ブリッジズ・トゥ・バビロン

・「いいです!
ストーンズと現代的なサウンドが絶妙に融合した作品。 わりと批判的な意見を目にするがストーンズは常に時代の最先端を意識したアルバムを作ってきたはず! この年になって新しいことにチャレンジして常に転がっていく姿勢は素晴らしいです。

・「前進を止めない姿勢が生んだ傑作。
ストーンズは、あるアルバムで新しいサウンドと方向性をつかむとそれをとことん追求していくという性質を持っています。本作は「スティールホィールズ」以来のサウンドが最高の状態にまで引き上げられています。1曲目から聴き手をグイグイ引っ張っていきます。サウンドはこれまでにない位クリアーな音質とライヴ感に満ちています。1曲目や3、7、8、11がまさにそうです。非常に健康的な力強さで若返ったような感じ。若いといえば、本作での新しい試みもそうですね。2曲目でちょっとだけ聴けるラップ、デジタルなブルース(?)の9、逆回転ドラムのイントロの12、13の最後のガムラン(やや唐突な導入かな)などは面白いです。お馴染みのストーンズ流バラードの4や10、12、13は男らしい優しさと繊細さを良い形で表現してます。結成してから40年が経とうかという事を考えると本作がこれ程の若々しさと柔軟性を持っているのが改めて凄い事だと思えてきます。この作品からの曲は海外のライブではブーイングが飛んだそうですが、(古い)聴き手って必ずしもストーンズ程「転がって」いないんだなと感じますね。そんな保守派な音楽観に挑戦するいい例が本作かも。本作は特に今のロックに馴染んだ若いストーンズ初心者にはお勧めです。堂に入ったサウンドとミックの渋くて力強くカッコいい声は聴きモノです(キースの囁く様な味のある声も)。

"Like

・「リアルタイムでない限り価値を見出せない作品
 久々に聴いてみたが、昔はブートレッグで各アルバムのアウトテイクスを愛聴していたほどの私でも途中で嫌になってしまった。発売された当時はスピード感溢れる1曲目に狂喜したが、それ以外はパッとしない曲ばかり。 レコードの時代だったら2枚組みに近い収録時間だが、このCDを「Exile on Main St.」のような大作と並べることは到底出来ない。 仮にブートレッグだと思って聴いてみたとしても、各メンバーの個性が感じられないので魅力がない。 しかし、流行を追いかけながらも自分たちのスタイルを貫いていく姿勢は素晴らしいと思う。 ツアーやりたいからアルバム1枚作っておこうか!って感じである。「Steel Wheels」からは、どうしてもその印象を拭いきることができない。 それが証拠に、このツアーの同名DVDはなかなかの秀作である。手頃な価格なので是非お勧めしたい。 ユーズド商品、最安値79円は笑える!

ブリッジズ・トゥ・バビロン (詳細)

溢れ出る涙(+1)

・「漂泊する魂。
フルートの鼻吹き、ホーンの三本吹きなど、奇怪な奏法でばかり知られるカーク。彼の音楽はそのスタイルともども、有り体な評価や評論をしようにも、どこにも落ち着きどころが無いように思える。彼の音楽は流浪している。

1曲目の「Black and Crazy Blues」を聴くと、郷愁や哀愁など、ウエットな感情の束がどっかと、胸の中心に腰を下ろす。

溢れ出る涙(+1) (詳細)

ギター・フロム・イパネマ

・「1960年代初頭のボサノヴァ・ブームを創り出した一人です
私にとって、ローリンド・アルメイダというとレイ・ブラウン、シェリー・マン、バド・シャンクと一緒に70年代中期に人気を集めたウェスト・コーストグループ「LA4」を思い出します。クラシックやサンバの曲をジャズと融合させたオシャレなサウンドのグループでした。

このCDタイトルの有名な「イパネマの娘」では、ローリンド・アルメイダのギターと、ギタリストのジャック・マーシャルの口笛が、いきなり「ボサノヴァ」の世界に誘ってくれます。この軽快さが、「ボサノヴァ」の醍醐味ですね。アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「イパネマの娘」は、40年経った今でも「ボサノヴァ」の代名詞だと言えましょう。

アルメイダのもともと持っているサンバのリズムが、彼のクラシック・ギターのテクニックに、より色彩を加えています。彼は、後にジャズの世界でも活躍しましたが、スタン・ゲッツ同様、アメリカにおいて、といえると思います。

他に「黒いオルフェ」、「クワイエット・ナイツ・クワイエット・スターズ(原題コルコヴァード)」等、有名な「ボサノヴァ」の曲が収録されていますので、初めての方も気分良く聞いていただけると思います。

このCDは、ローリンド・アルメイダの油の乗りきった47才の頃の演奏ですので、若い方も、「ボサノヴァ」の良さをきっと感じていただけることと思います。また、ゴンチチ・ファンの方は、彼のギターのテクニックも聴いてほしいと思います。疲れた現代人にとっては、「ヒーリング・サウンド」といえましょう。

とても明るい光が室内に入ってくるような気分で聴いています。肩の凝らない音楽っていいですね。

・「ローリンド・アルメイダは、1960年代初頭のボサノヴァ・ブームを創り出した一人です
ローリンド・アルメイダというとレイ・ブラウン、シェリー・マン、バド・シャンクと一緒に70年代中期に人気を集めたウェスト・コーストグループ「LA4」を思い出します。クラシックやサンバの曲をジャズと融合させたオシャレなサウンドのグループでした。

CDタイトルの有名な「イパネマの娘」では、アルメイダのギターと、ギタリストのジャック・マーシャルの口笛が、いきなり「ボサノヴァ」の世界に誘ってくれます。この軽快さが、「ボサノヴァ」の醍醐味ですね。アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「イパネマの娘」は、40年経った今でも「ボサノヴァ」の代名詞だと言えましょう。

アルメイダの持っているサンバのリズムが、彼のクラシック・ギターのテクニックに、より色彩を加えています。

他に「黒いオルフェ」、「クワイエット・ナイツ・クワイエット・スターズ(原題コルコヴァード)」等、有名な「ボサノヴァ」の曲が収録されていますので、初めての方も気分良く聞いていただけると思います。

このCDは、アルメイダの油の乗りきった47才の時の演奏ですので、若い方も、「ボサノヴァ」の良さを感じていただけることだと思いますし、ギターのテクニックも聴いてほしいですね。疲れた現代人にとって「ヒーリング・サウンド」といえましょう。

・「さわやかな風を感じる
1964年の音源ということに驚きます。東京オリンピックがあり、東海道新幹線が開業した年。そんなムカシに、こんなさわやかな音楽が生まれていたというのが驚きです。どこにいても、このアルバムをかけるだけで、涼やかな潮風の吹く海岸に寝ころんでいる気分になれると思います。

でもね、アルメイダのギターは、ジャズプレーヤーと組んたときの方が好きです。ゲッツとの力強い演奏や、LAフォーというユニットの中で緊張感のあるプレイのイメージが強かったので、この演奏はちょっと緩すぎる(^^;;;。

正調ボサノバのファンにはお勧めですが、ウェストコーストジャズで活躍したカッコ良さを求めて聞くと「アレ?」と思うかも。

・「古き良き時代のボサノヴァ
アルバム「ゲッツ・ジルベルト」の「イパネマの娘」の大ヒットで「柳の下のドジョウ」を狙って作られたのがありありとわかる。この前後に制作された「ゲッツ・アルメイダ」は世紀の名盤で今聴いても、いささかも古びた所を感じないが、このアルバムは売れ線ねらいの「はやり歌」的要素が強すぎる。このアルバムでアルメイダはグラミー賞を得るが、今(2006年)に聴くと、なにやら「なつかしのオールデイズ」を聴いているような陳腐さはぬぐえない。しかし、古き良き時代のボサノヴァではある。(松本敏之)

・「ボサノヴァの「オールデイズ」
アルバム「ゲッツ・ジルベルト」の「イパネマの娘」の大ヒットで「柳の下のドジョウ」を狙って作られたのがありありとわかる。この前後に制作された「ゲッツ・アルメイダ」は世紀の名盤で今聴いても、いささかも古びた所を感じないが、このアルバムは売れ線ねらいの「はやり歌」的要素が強すぎる。このアルバムでアルメイダはグラミー賞を得るが、今(2006年)に聴くと、なにやら「なつかしのオールデイズ」を聴いているような陳腐さはぬぐえない。しかし、古き良き時代のボサノヴァではある。(松本敏之)

ギター・フロム・イパネマ (詳細)

Rough 'n' Tumble

・「mccoy tynerがいいのです。
この印象深いジャケットの作り主は…やっぱりreid milesでした。白と朱で、turrentineのブロゥの瞬間を彫り抜いたような…シンプルながらこれ以上は考えられない程の粋なデザイン。“白熱”という一語がピッタリ。

この頃のBNに数多いduke pearsonが編曲を手がけたものの1つで、turrentineに3管が加わる。当時のヒット曲を彼らしいセンスで料理している。この盤のポイントはray charlesとsam cookeの曲をやっている点。それもmccoy tynerがピアノを弾いている!後者は嬉しいことにあの“shake”で、始まった途端からmccoyの粒立ちのいいピアノがコロコロと跳ねる。いや〜最高の瞬間です。

ソロは一部blue mitchellとpepper adams、grant greenが取るものの、ほとんどturrentineのひとり舞台。でも味わい深いgreenの伴奏、上記mccoyの粋なピアノ、cranshawのエレ・ベもうなる…と聴き所は多い。

バカラックの“walk on by”などpearsonの編曲がとくに輝く。この人にはバカラックのアレンジばかりで1枚出して欲しかったな〜(それとも実際何かあるのでしょうか?)。この2人には共通するセンスがあるんじゃないかしら。甘酸っぱくて切くて。素晴らしいです。

Rough 'n' Tumble (詳細)

大人の事情

・「可笑しく切なく。
可笑しくて笑える、そして切なくて泣ける、そんなアルバム滅多にありません!馬鹿馬鹿しくもカッコイイ!そんなKCB音楽が最高です☆

・「最高のグルーヴ!
スイング、ブルースのグルーヴが最高に素晴らしい名作!日本の大人達に是非聴いてほしい、心に染み渡るテナーサックス!私達のこんな気持ちもあんな気持ちも、唄ってくれてありがとう。そう、そうなんだよ〜大人の事情はいろいろあるだよ〜(涙)

大人の事情 (詳細)

The Jungle

・「B.B.全盛期の傑作
私が持っているのはデジパックの別エディションだが、昔から日本ではB.B.Kingの最高傑作と喧伝されてきたアルバムだ。Kentレーベルが、B.B.に契約切れ前の1961年頃に駆け込みで録音させた音源から、ABCに移籍後の1962〜67年の間にリリースしたシングルコレクションなのだが、自らのスタイルとしてのアーバンブルースを確立し、演奏者としても30代後半とピークにある時期だけに圧倒的な迫力の楽曲が並ぶ。

ミックスの違いなどを除けば1〜12曲目がLP当時とほぼ同内容で、13曲目以降はホーンの有無などが異なる別ミックスと未発表曲。アルバムを通して、持て余すほどのエモーションを自在に操るがごときヴォーカルが素晴らしいし、スタジオ曲としては珍しく絶叫調の#1やお得意のスロー#2、バンドとの一体感も凄い#3、#6あたりはB.B.の全キャリアにおいてもベストといっても過言ではなかろう。

The Jungle (詳細)

Let 'em Roll

・「Big John Patton!!!!!!!!!!!!
ジョン・パットン(org)、グラント・グリーン(g)、ボビー・ハッチャーソン(vibes)、オーティス・フィンチ(ds)。

間違いなくビッグ・ジョン・パットンの最高傑作で、いわゆるソウル・ジャズの中でも上位に食い込む力作ですよ。グリーンのブルージーなギタープレイに、ヴィブラフォンのハッチャーソンのモーダルな演奏、パットンの、これ以上ないソウルフルな弾きっぷりと、もう堪らないよ本当に!と思わせる空間が広がります。変に色をつけ加えないフィンチのシャープでスマートなドラミングもまさにソウル。何といってもタイトル・トラックの「Let 'Em Roll」の気持ち良さったらないが、他も質が高く、「Latona」と「The Shadow Of Your Smile」なんかは、ゆ〜ったりとした曲調が体は弛緩させるんだけど、要所要所のグルーヴィなプレイで脳はドライヴしまくり。思わずニヤリとさせるキャッチーな「Turnaround」や、グリーンの歯切れのいい高速バッキングが見事な「Jakey」など聴かせてくれます。そしてラストの「One Step Ahead」なんかは泣きが入ってるね・・・これぞソウル。

通して聞いてみて踊りたくなるような感覚でもない、リラックスした感じでもない、不思議な空間にプカプカ浮いてるような何とも形容できないけど心地いい一枚。

ジャケットも最高にイケてるが、内容はそれ以上ですよ!ありきたりなジャズ形式に飽きてる人なんかには最高に嵌まる作品じゃないかな。

・「クールさが素敵なオルガンジャズ
重量感溢れるオルガンジャズだ。リーダーはJohn Patton(org),バックにGrant Green(g),Bobby Hutcherson(vib),Otis Finch(ds)のオルガンジャズのオールスターズが揃う。オルガンに絡むブルージーなグリーンのギターがジャージーな雰囲気を盛り上げる。徹底した後乗りリズムのフィンチのドラムスがシャッフルビートを強調する。これだけならば通常のノリノリコテコテジャズで終わる。だが本盤の特徴はビブラフォーンのハッチャーソンだ。彼のインテリジェンス溢れるバイブが知的な雰囲気を振りまき、上品さと深みを加えているのが良い。普通のハードバップファンの方でもこれはきっと気に入るはず。あと昔から有名なのは、赤を基調としたボディコンギャル?のジャケ。いいですねこれ、昔のディスコのお立ち台を思い出して好きです。

・「サイドメンの方が有名ですけど・・・
ジャズ・オルガンといえば有名なのはジミー・スミスぐらいで、ジャズの中ではマイナーな存在です。バイオリンほどではないですけど・・・ジャズでオルガンといえば基本的にハモンド・オルガンの事を指しますので、もともと非常に狭いジャンルです。しかしエレピで有名なフェンダー・ローズがそれだけでジャンルにならなかった事を考えると、すごいことです。ジャズ・オルガンのアルバムって意外にはずれが少ないような気がします。当アルバムもそんな一枚です。リーダーのジョン・パットンよりサイドメンのグラント・グリーンやボビー・ハッチャーソンの方が有名なのがご愛嬌です。因みに、このジャケットの絵柄は有名ですね。それだけでも買ってもいいかも。

・「素敵
いやぁ、素敵なジャケットじゃないですか。ブルーノートぽくない、パシフィックのようなネ。でもやっぱリード・マイルズなんだな。LPで欲しくなるね。うーむ。

この手の、ファンク・ジャズはあまり聞いてなかったので、私には新鮮でした。

でも、一番「ファンク」してるのは、我らがグランド・グリーン様。亜熱帯に吹く偏西風のようなバイブはボビー・ハッチャーソン様。オーティス・フィンチ様のクールなボサノバ風リムショットも特筆。

リーダーのジョン・パットン様は演奏に余り冴えは見られないけど、このアルバムの雰囲気を決定付けてるのは間違いないでしょう。三分の二の作曲はすべてパットン様。とくに二曲目の「ラトナ」はグランド様とのリフがカッコいい。「ザ・ターンアラウンド」は我らがハンク・モブレー様の作曲で、これも素敵。

2コードのアドリブ合戦。本当に「私には」新鮮。トランスしそう(笑)。

こういう「下位打線」も充実してるのが、ブルーノートの巨大さですね。

・「佳作
名盤の類ではありませんが、普通にオルガン・ジャズを楽しむには結構良いです。

録音年は記載が有りませんが、ジャケットデザインや演奏のリズムパターンからして1960年代半ばの作品でしょう。

パットン(org)の他、グラント・グリーン(g)、ボビー・ハッチャーソン(vib)、オーティス・フィンチ(ds)録音:ルディ・ヴァン・ゲルダー

特にハイクオリティなマスタリングでもありませんが、音質も悪くないです。

定番どころを一通り聞いて、他に何かないかなー、と探してる人向け。

Let 'em Roll (詳細)

とん平のヘイ・ユウ・ブルース

・「とん平のヘイユウブルース
子供のときは何いってるか解んなかったけれど、、大人になって、、もう40になっちゃったけれど、、、

・「人生は“すりこぎ”なんだと叫ぶオヤジ
アルバムタイトル曲の“とん平のヘイユーブルース”はふざけているのか大マジなのか、「祇園精舎の鐘の声」から始まり、「人生はすりこぎだ!!」と何度も絶叫する男らしくも間抜けな歌詞が笑っていいんだかシリアスになんなきゃいけないのかよく分かりません。たぶん両方なのでしょう。そんな歌詞に対し、曲のかっこよさは半端無く、まさにソウル&ブルースの薫りたっぷり。

そして最高なのは4曲?目の“続・東京っていい街だな“。 かわいいベビちゃんと飲むお酒を選びながら、「暑いね、いっしょに脱ごうか? い、いや上だけ」だって。笑えます。 さくらんぼで出来たお酒を開けながら「ベビちゃんの、バストちゃんの、先っぽちゃんの、さくらんぼちゃんでこさえた。。。」とかいいながら雪崩込み。こんな手で口説くヤツがホントにいたら面白い。コトが終わった(だろう)後に、急に口調が渋くなるのもありがちな感じで笑えます。バックに流れるロココ調だかなんだかのクラシック音楽がまたいい。

・「「う~お前は誰だ?」とかいっっちゃってる歌詞も最高
日本語によるヒップホップ、日本語によるフリーソウルの原点とでもいうか、とにかく今でもたまに聴いてしまう、大好きな曲です。歌詞が微妙に文学っぽいといんだけどどこか笑えてしまうところもいい。主人公が社会に翻弄されて疲弊していることを怒っているようなんですが、その過程で仲間とスイカ盗んだり、同じ女に抱かれたり、とよく判んないシュールさがたまんないです。タイトル曲以外に「東京っていい街だな」もいい。クラブ(踊んない方)で遊び人左とん平が語るっていうシチュエーションが昭和っぽくて笑えます。

・「とん平の語りがサイコー
 中学生の時、「西遊記Ⅱ」で猪八戒が西田敏行から左とん平に変ってガッカリしてしまった私だが、この年になると当時のとん平の良さも分かるというもの。「東京っていい街だな」と「とん平の酒びたり人生」における小芝居が最高にイカス。「東京っていい街だな」ではマービン・ゲイ風のメロウグルーブ、「とん平の酒びたり人生」ではスインギーな4ビートをバックに語るとん平が異様にマッチしている。「♪もう一杯いっちゃお」とつい口にしたくなる秀逸な一曲なのだった。

・「世の中はすり鉢。人生はすりこぎ。
この曲を「再発見」したのはかの大槻ケンヂ氏。この曲をただのコミックソングと思っている人も多いけど、これほどブルースを体現している曲もなかなか無いと思う。借り物じゃない自分の言葉で歌うということがいかに困難か。

「世の中はすり鉢。人生はすりこぎ。」こんなに生の言葉で世界と自分の関係を比喩して見せるこの曲は、確実に本物だ。

後にオーケンやカンニングがこの曲をカバー。特にカンニングバージョンは中島氏が若くしてこの世を去ったとき、告別式の出棺の際にBGMとして流れた。僕はそのあまりのはまりっぷりに涙を覚えた。偶然の出会いだったとはいえ、この曲で人生を終えることが出来たカンニング中島氏は本当に幸せだと思う。

Hey you! Hey you, What’s your name?

とん平のヘイ・ユウ・ブルース (詳細)

風街ろまん

・「聴きどころが満載
 はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。

 まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。

 鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。

 さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。

 最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。

・「日本語、そして日本の日常の美しさ
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。

今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。

けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。

声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。

曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。

尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、

はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。

全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。

・「今も流れる風街ろまん
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。

・「聴きどころが満載
 はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。

 まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。

 鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。

 さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。

 最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。

・「骨太日本
 今から4・5年前、大学入りたての頃に喫茶店で時間を潰しながらよく聴いてたアルバム。などと言うと、「風をあつめて」の歌詞の様ですが、実際、音楽好きな学生達が楽しんで創っている情景が感じられて、大好きでした。 日本のビートルズと言っても過言ではない彼等ですが、サニーデイサービスやキリンジ、ハナレグミ等、現代の注目ミュージシャンへの影響もはかり知れません。日本的な情緒を匂わせながらも、音は極めて60年代の英米ロックよりであり、明らかにクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングや、ザ・バンド等の影響がかい間見えます。「夏なんです」のギターリフはどう考えても、モビーグレイプと言われる方々も結局は好きなんです。元ネタどうあれ、はっぴえんど唯一無二のサウンドです。 大瀧詠一の1STアルバムが極めてビートルズ以前のポップス、フィルスペクターを匂わせるものであるのに対し、こちらの大瀧氏の歌唱はどう聞いてもバッファロースプリングフィールド。器用な方なんですね。「ロング・バケーション」等の洗練されたAORよりのサウンドとは違った骨太さ、イナタさが濃縮されています。そんな部分にもスティーリー・ダン的な要素を感じてしまいます。 また、カントリーやフォークを独自に煮詰めた細野氏の「hosono house」、現代的な視点からフリーソウルやボッサとも言える鈴木氏の「band wagon」どちらも合わせて大好きです。 はっぴいえんどの1STの出だしのギターサウンドを始めて聴いた時から、洋楽コンプレックスの様なものが氷解された方も多いと思います。

風街ろまん (詳細)

Lounge Lizards

・「フェイクジャズ
ジム・ジャームッシュなんかの映画にも出演している男前、ジョン・ルーリー率いるThe Lounge Lizardsの1枚目。プロデュースはマイルスで有名なテオ・マセロ。収録されている曲は全て2分から4分くらいのコンパクトなもので、トータルでも40分ないから、気がつくとすぐ最後の曲になってたりする。スパイ映画かピンク映画のサントラみたいな妖しいテーマが主体の音楽だけど、そこにアートリンゼイのパラノイアックなギターであったり、アントンフィアの上手いんだか下手なんだかよくわからない微妙にずれたドラムが絡むと、彼ら独特のフェイクジャズに姿を変える。すごく変。この変な感じが、長い間ロックばかり聴いてきた僕には、とっつきやすい。

・「じっとりと汗の滲むような感じ
コンパクトにまとめられたフェイクジャズ。破壊力を持ったアルバムだと思います。でも聴き終わった後にスカッとする類の作品ではないです。ロマンチシズムの薄皮の中に狂気を内包したサックス、頭の中を掻き回す神経質なギター、炸裂する寸前でつんのめるドラム。それらがねっとりと耳に絡みつきます。やらなきゃならない事が山積みなのに、ただ時間だけが獏と過ぎていく状態のあせり、苛立ち・・・そういった焦燥感を強く感じさせる音です。被虐的な快感をもたらす格好良い音です。

・「フェイクジャズ
jazzが死んでいた(?)時代に切りこまれたavanなjazz。当時はフェイクジャズとか言われていました。マシンガンのごとく弾きだされるアートリンゼイのギター、パワフルなアントンフィアのドラムにエヴァンのオルガン、ピッコロのベース、そして当時モデルや俳優もしていたジョンルーリーのアルトサックスが絡んでいくさまは、まさに「一瞬の奇跡」と呼ぶしかないプレイがおさめられています。アートは脱退後アンビシャスラバースを結成、アントンはゴールデンパロミノスを結成しました。このメンバーで再結成しないかなあ。名盤!!

・「革命的な名演
 ねじれていくジャズ、ラウンジ・リザーズのファーストアルバム。ハードコア・パンクの名コンピ”No NY!”でも異彩を放っていたジョン・ルーリーを始めとするメンバーは、ジャケットのクールなたたずまいとは対照的に、音楽の中で革命が起こるとはこういうことだといわんばかりの演奏を繰り広げる。具体的には、上昇と下降を繰り広げるサックス、リズムを微妙に、時には大胆にずらしていくリズム隊、破壊的なアヴァンギャルド・ギター、それらが同時に発生するとでもいおうか。後期のおおらかなジャズ・ブルースとは一線を画する、音楽の幅を確実に広げた、絶対的な名盤です。強力にお薦めします。

Lounge Lizards (詳細)

クロージング・タイム

・「疲れた夜に最高の音楽です
鬼才トム・ウェイツの大傑作ファースト・アルバム。

最悪の気分で、ドロドロに疲れきって家に帰った夜には、色々なリフレッシュ方法があると思いますが、私は必ずビールかワインかウィスキーを片手にこのCDを聴きます。トム・ウェイツの渋い歌声が身体中に沁み渡り、何とも言えない静かな気持ちになれます。

とにかく佳曲ぞろいのこのアルバムですが、「恋におそれて」とか「ロージー」などは涙が出るほどいい曲です。とにかくお勧め。

・「夜の、いちばん深いところで
1曲目のイントロだけで、決定的な何かを見た気がします。聴き始めてしばらくの間は本当にこのアルバムしか聴けなくなっていました。タイトル通り、閉まった酒場で独り静かに奏でているような、後のいずれの作品よりも寂しく、突き抜けた感傷があります(個人的には「土曜日の夜」がそれ以前の、開店時間に流れてる音楽、て感じがします)。この作品に出会うまでのあらゆる体験、思い出が音の中で流れているのを自分は感じました。特に1や5、11ではそれが際立っていた。波長が合う人にとっては、この上なく心に突き刺さる歌の数々。少なくとも僕は死ぬまでこの作品を大好きだと思います。本当に言うことなしの作品は、正直レビューに困ります。気持ちを表したいのだけど、どの言葉でも伝えきれないです。

・「早朝の清掃車がゆき過ぎ、朝もやで少しずつ街の稜線がはっきりしてくる頃が、このアルバムを聴くのに最良な時間です
 この作品は、不器用で人間臭い人々への深い慈愛が感じられる、素晴らしいアルバムです。作者がこの作品をリリースしたのはなんと24歳。酒で無理に老成させたようなしわがれ声と、少しカントリーを感じさせるメロディは、彼が幼い頃強い興味を持ったという、昼間とはまったく違う顔を持つ酒場の大人達への深い憧憬の表れなのだと思います。一つひとつの曲にいろいろな情景が浮かびます。真夜中のハイウェイを駆け抜けるトレーラー、ドライブインの壁に掛かった黄ばんだ何かのポスター、明け方の清掃車と掃除夫、大声で何かを叫んでいる浮浪者。――朝もやによって、少しずつ街の稜線がはっきりしてくる頃が、このアルバムを聴くのには最良な時間です。何かに悩み、疲れ、眠れずに朝を迎えてしまったような時に聴いてみてください。デビュー作にして「Closing Time」。その意気がぐっと心根に沁みる一枚です。

・「真夜中にひとりで聞くのが正解。(お酒があればなお良し)
73年発表の記念すべきデビュ-作。80年代以降の作品に比べると随分とシンプルな作風ですが、内容は名曲揃いの傑作です。イ-グルスがカヴァ-した<オ-ル`55>は有名なので知っている方も多いのではないかと思います。それにしても当時まだ23歳だったと言うのに、すでに現在のスタイルを作り上げているのには驚きます。

次作の<土曜日の夜>と同様に忘れられないアルバムです。

・「酔いどれ詩人のバラッド
æ°-の抜ã'たç"Ÿã¬ã‚‹ã„ãƒ"ールã‚'ロワーズのç'«ç...™ãƒ„キに見æ"¾ã•れた人ç"Ÿç„¡é€ ä½œã«ãƒã‚±ãƒƒãƒˆã«çªã£è¾¼ã¾ã‚ŒãŸçšºã ã‚‰ã'のç'™å¹£è¶³å...ƒã‚'走り去るネズミの親子今にもかかとがとれそうなエンジニアãƒ-ーツåŠ'働意欲のないバーテン黄ばã‚"だ壁不器ç"¨ãªå¤ªã„指

そã‚"なå†'えないç"·ã®èº«ã®ä¸Šè©±ã¯ã©ã"にでもあるような話だã'ど、

「人ç"ŸãŸã¾ã«ã¯ã„いコトあるさ。だからそã‚"なに落ち込むなよ。é-"違っても俺みたいな人é-"になっちゃダメだぜ。ホラ、上ã‚'見てみろよ!今æ-¥ã¯ã‚¯ã‚½æº€æœˆã ãœã€‚」ってかっã"悪いã'どかっã"いい。

絶望・孤独・裏切り・・・、そã‚"な人ç"Ÿã«ãŠã'る負の遺ç"£ã‚'背負い込み、è¶...えてはいã'ない一線ã‚'越えてã-まったç"·ã«ã-か歌えない歌は、なぜか人の心の深いé-‡ã‚'一筋の温かいå...‰ã§ç...§ã‚‰ã-てくれã!‚‹ã€‚

クロージング・タイム (詳細)

アイ・リード・ア・ライフ(紙ジャケット仕様)

・「デビュー作に劣らず名曲揃いの名作
ベン・シドランの Blue Thumb、Arista 時代の作品は01年に日本のみでCD化されていましたが、今回は紙ジャケでの登場です。Blue Thumb 移籍後のソロ2作目である本作は、Capitol からのデビュー作『Feel Your Groove』に劣らず名曲揃いの名作と言えます。前半はフリー・ソウル周辺で注目されたメロウな「Chances Are」やソフト・ロックっぽい3曲目などの名曲が続き、6曲目以降はベースのフィル・アップチャーチとJB'sのドラマー、クライド・スタブルフィールドの強力なリズム隊によるファンキーなグルーヴ感を持った演奏が聴けます(7曲目のみおそらくライヴ録音でベース、ドラムは彼らではありません)。最後の2曲がインストルメンタルなのも、グルーヴを強化した現われだと言えるでしょう。また、タイトル曲などでのニック・デカロによるストリングスとの相性の良さも抜群です。ベンはジャズ・フージョンの分野で語られることが多いのですが、ジャズという形式を利用してはいますが、個人的には彼のロック、ブルースを含めた幅広い音楽感に魅力を感じます。60年代に在籍したいたスティーヴ・ミラー・バンドのブルージーな感覚もこの頃の作品にはしっかり反映されています。そういう部分において本作はロック・ファンにもアピールするものがありますし、時代を先取りしたミクスチャー感覚は今の時代でこそ正当に評価されるのだろうと思います。それにしてもこのアルバムは1972年の作品なんですが、とてもそうは思えないです。恐るべし、ベン・シドラン!

アイ・リード・ア・ライフ(紙ジャケット仕様) (詳細)

Ghetto Style

・「90年代の元ねた集
このコンピは、初期三枚からのセレクトで、特に『pieces of a man』からは、「プリズナー」を抜かして全部入ってます。GILのアルバムを一枚と思ったら、これがお得です。アシッドジャズのジャミロクワイ、マザーアース、日本ではアイス、初期の達郎などものすごくたくさんのアーティストが影響を受けているのがわかります。グルーヴ、メロディー、声、歌詞、どれをとっても、とんでもなくかっこいいアルバムです。

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Groove Grease

・「こっちのほうがFUNKですよ
みんなジャケットで恥ずかしがってるみたいだからおじさんが、、、。Electric Funkはこれより2年古いのに音も良いし、ブラスが入って「明るい健康な70年代の音」になっているのに対し、こちらはサックスが目立つ、トランペットは入っているけど目立たない。前者がどこかの音楽ホールの大きい舞台の雰囲気とすれば、こちらは天井の低いタバコの煙むんむんの夜の猥雑な酒場とゆう雰囲気です。前者も健康な盛り上がりはあって悪くないですが、大人のおじさんとしてはこちらが好みです。ジミースミスとはまた違う良さがある。

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Live at the Lighthouse

・「恍惚の饗宴
奇跡のようなライヴですね。よくこんなグルーヴの塊が生まれたもんだと感心します。軽くてシンプルなグリーンのギター以上に、ウィルトン・フェルダーのベース、このウネリがグルーヴの基ですね。オルガンにヴァイヴという編成もたまりませんし、「Fancy Free」でのオルガン・ソロは、熱帯の桃源郷を思わせるほどノリまくってます。最後の「A walk~」もクールで最高。サックスが若干弱いのが難かと思いますが、そんな細かいことは抜きにして音に呑まれるのだ!ドーン!と喪黒福造ばりにグラント・グリーンが迫ってくるジャケットも含めて、大傑作です。

・「ダサ!けどシブ!
まるでポンコツのアメ車が、部品をポロポロ落としながら時速200キロで爆走するような疾走感!!。洗練されたジャズギターに飽きたアナタ!グラントグリーンにハマって下さい!勉強なんかやめてグリーンと一緒にJAZZしようぜ!!!!!

・「最高のグルーブ
一言でクール。ここまで熱いライブ版には滅多に会うことはありません。荒い演奏ではありますがロック系、クラブ系、ファンク系ファンの方に是非聞いて頂きたいです。グルーブ感はもちろんの事、会場に漂う雰囲気まで含め最高のアルバムです。

・「この年代のグリーンにしては大ブルージーなライブ作!
この後グラント・グリーンもフュージョンには勝てずイージーリスニングのようなアルバムをだすなどかつてのブルーノート時代の彼の面影がなくなってしまいましたがこのライブアルバムはもー最高にブルージー&ソウルフルで生きていたらこのような素晴らしいライブを見ることができたかもしれません。グラント・グリーンの動く(プレイしている)映像が非常に少ないだけにこのアルバムを聴いてグリーンならではの演奏を是非嘆能して下さい。LPは2枚組でしたがお得な2In1CDで一気に聴き終えると思います。クラブ系の方も聴いて下さい。グラント・グリーンよもう一度・・・

・「くっそー、イイじゃないか(^^;
モダンジャズはその音楽的な演奏技術の高さが(他のカテゴリ、ジャンルに比して)要求されると個人的には思っています。その面だけに固守すれば、G.グリーンのテクニックを凌駕するギタリストはカテゴリ/ジャンルを問わず山ほど居るでしょう。ただ、このノリにノッタ演奏とオーディエンスの一体感。強要するでもなく、寡黙に徹する訳でもない、このどうしようもなく熱く、スモーキーな雰囲気。"そうか、こういう事か"と気付かされた訳です。#やはり、最初に聴いた作品だけでイメージ付けするのは#よろしくないですね。反省しきりです。本作('72年作)ではスタイリスティックの曲として知られる[3](G.バーツも演じてましたっけ)、[7]もR&B系の曲からのチョイス(J.ブリストル作)と、ある意味、ジャズっぽくない曲での張り切り具合もいい感じなのですが(^^;、D.バード作の[4]は、その柔軟性のある曲を見事にソウルジャズに仕立て上げてみせたりしてます。一筋縄ではいかない老獪さとでも言うのでしょうか。以前、G.グリーンの他作に対して"手癖一発的な技術で、(ギタリストとしての)面白さが判らない"と思いました。が、これを聴いて前言を撤回いたします。すみません。m(_ _)m

Live at the Lighthouse (詳細)

にゃあ!

・「これは本当に良いです。
僕は特別、エンケンのファンではないのですが、このCDは好きです。特筆すべきは「どうにかなっちまう」、「ビートルズをぶっとばせ!」、それに「ド・素人はスッコンデロォ!」の3曲は凄い!とにかくトンガっていてハードで格好いい!聞いてるとスカッとするんです。2曲目も格好いい!日本のニールヤングと言われている理由がわかりました。こんなCD作れる人は他にいないだろう。サイコーです。

・「これまた大傑作!
盲目的エンケンファンなので新譜が出れば個人的にはそれでよしなのですが・・・これはちょっとすばらしすぎる。一曲一曲のクオリティ高く、且、アルバムとしてのまとまりも近作では群を抜いているのでは?一曲めでドンドン叩かれ、2曲目のニールヤング調もかっこよく、3曲目女性コーラスが胸に染み入る。以下一気に聞かせる何度も聞かせる大傑作。

・「やっぱりあなたの歌じゃなきゃ
ホント、グチャボロの世の中だにゃ。つらいよ。苦しいよ。どんな音楽を聴いても満足できないよ。エンケン。やっぱり、やっぱり、やっぱり、やっぱりあんたの歌じゃなきゃ。

にゃあ! (詳細)

ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様)

・「大名盤!
1000円の廉価盤で売っていたのが店頭から消えて久しいですが、ようやくといった感じでのリマスター発売!。いや、ホントうれしい!。早速、前のCDと聞き比べておりますが、全体的に音圧も上がってクリアになったなあという感じがします。また、当時のライブ音源がさりげなくボートラとして付いており、当時の雰囲気をリアルに伝えてくれています。個人的には、チャーの1stやシュガーベイブとならんで70年代を代表する名盤ではないかと思います。ホントにさらっと、軽く凄いことやってる大名盤!ぜひ聴いてみてください!

・「大阪ブルースの名盤
以前のCDと比べて音圧があがった分、クリアーで左右のバランスもはっきりしています。アルバム導入部の大阪アキンドのセリフのSEのクリアーさに音質向上を実感しました。このオープニングのSEは何回聞いてもニンマリします。このSEでもって、このアルバムから大阪の匂いをプンプンさせてきます。

アルバムはブルースやニューオーリーンズ・ジャズといった所謂ディープサウス系統の音楽です。といっても、ドロドロとしたところはほとんどなく、大阪弁で歌う大阪やお金とか貧乏といった内容が全く違和感なくブルースにマッチしています。決して聞きにくいことはないのに、なんでこんなに長い間、手に届かない状態(廃盤)だったのか不思議でたまりません。歌良し、曲良し、演奏良しのこのアルバムはもっと見直されるべきだと思います。

ボーナストラックは、89年版の解説にあった「1部もいいけど、2部もまたいい。」を再現しているようです。最初の三曲は、1部のアコースティックセットから、そして、続く3曲は、2部のバンドセットのファンキー大会から。個人的には、アコースティックセットだけでもよかったな。アルバム本編の曲をLiveバージョンで聴いてみたかった。あと、解説がないのがちょっと残念。

このアルバムを聞きながら、あの頃の道頓堀川はミシシッピー川に続いていたのだろうか…という思いに馳せます。

・「長かったぁ
LP,CDと聞き込んできて今回はおまけ付きでしかもたったの1500円、これは買いでしょう。昭和は良かったと思わせてくれる1枚だと思います。

・「ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケ仕様)
音は格段に良く素晴らしいのですが、ボーナストラックに捻りが無いです。このアルバムを購入する人はほとんどの人が知っていて、ボーナスではなく、おまけです。もっとびっくりするような音源があったはずです。 残念・・・です。

ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様) (詳細)

モージョ・ハンド(コンプリート・セッション)(紙ジャケット仕様)

・「非常に印象的なジャケット
ライトニン・ホプキンスは数多くのレコーディングを行っていますが、このモジョー・ハンドかライトニン・ストライクスの2枚は必聴アルバムです。スロー、ブギーともにライトニン節が炸裂しています。今にもツバが飛んできそうな雰囲気があります。興味があれば他のアルバムを集めるのも良いのですが、Video(DVD)も発売されています。彼の私生活に近いドキュメンタリですが、非常に生き様が垣間見れて面白い映像です。

・「見よこのグーパンチ。
このジャケットはブルースジャケットのベストファイブに入るであろう有名なジャケットだ。そしてこのアルバムもブルースアルバムのベストテンに入るものだ。ライトニン=黒こぶしとすぐに浮かぶ。そして内容もあくまでどす黒い一曲目から強烈なブギだ、そしてドロドロのスロー。アコギでやってるのにここまでぶっといとクラプトンのアンプラグドなど枝のようだ。話が横道にそれたが、今回紙ジャケになりボーナストラックもてんこもり、さあ今すぐレジへ直行だ。

・「永遠の不良中年
ブギからスローまで、どこをとってもライトニン。デヘデヘした、これぞブルーズマン!という声と、親指と人差し指で慣らすピッキング。聴くたびに思うのは、本当に天然のブルーズマンだなってこと。あまりにも膨大な数のレコーディングをして、チョイスに困りますが、これが1番好き!部屋でひとり聴いていると、首にタオルをぶら下げ、節ばった太い指でEコードのブギを弾き、歌う口からは金歯がちらり、なんて想像してしまいます。ほんとにねちっこく、泥臭いブルーズ。かっこよすぎ。

モージョ・ハンド(コンプリート・セッション)(紙ジャケット仕様) (詳細)

フリーホイーリン・ボブ・ディラン

・「持ってても買い。
アナログを持ってても買いです。今月44枚目のアルバム「モダン・タイムス」が発売される(ほんとに発売日にちゃんと出るんでしょうか。「血の轍」以来、発売が延期されるのが美徳になってるような気がするので)ボブ・ディランのセカンド。PPMであまりにも有名(PPM自体知らない人が多いかも)な「風に吹かれて」から始まるこのアルバムは、次作「時代は変わる」ほどプロテスト色が濃くなく、とてもバラエティーに富んだ内容になっています。キューバ危機を歌ったと言われる「はげしい雨が降る」、アイルランド民謡のメロディーを借りた「北国の少女」、女性との別れを歌った「くよくよするなよ」(友部正人にいいカバーがあります)等の有名な曲以外にも、聞く以前に歌詞がすでにせつない「ボブ・ディランの夢」(実はこの曲が一番好きかも)や、唯一バンドを伴った「コリーナ コリーナ」(ブートで聞いたソロもよいです)といった佳曲もあります。印象的なジャケットとも相まって、「思い出の1ページ」的に大切に思っている人も多いのではないでしょうか。最近DVD化された「ノー・ディレクション・ホーム」でこのジャケット以来の姿を我々に見せてくれたスーズ・ロトロは相変わらずチャーミングで、このアルバムをまたさらに思い入れ深いものにしてくれました。

・「素人の恋人の写真をジャケットに使う度胸がすごい
素人の恋人の写真をジャケットに使う度胸がすごい。ここで写っているスージー・ロトロは「No Direction Home」で久しぶりに顔が見えたみたいだが、いつまで経ってもこの写真を見せつけられるのもかなわん話だと思うが。まあ余計なお世話か。それはともかく私はこのジャケット好きなのだ。この冬のニューヨークのピンと空気が張っていそうな雰囲気の中を歩く二人。絵になる。内容は今更言うことも無い。Dylanの人気を決定付けた傑作だが、同時にDylanに未だに付きまとうプロテストシンガーとしてのレッテルを貼り付けたアルバム。冷静に聴けば「Blowin' In The Wind」なんて全然抵抗せずに「答は風に舞ってる」と淡々と述べているだけなんで全然抵抗という感じしないんですけど。

・「プロテスト・ソングの類いは大嫌いだが・・・
63年発表の2nd。プロテスト・フォーク時代のディランの作品はどれも重要かつ名曲がぎっしりと詰まっていて甲乙付け難いが、個人的にはこれが一番好き。もちろん他のアルバムも大好きであり、なぜこのアルバムが一番好きなのかは説明が付かないのだけどフト聞いてしまうのがこのアルバムなのだ。また私は説教臭いプロテスト・ソングの類いははっきり言って嫌いなのだが、その草分け的なディランが大好きなのは自己矛盾しているだけに言葉につまってしまう。何にしてもメッセージ云々は置いておいても曲として楽しめるがディランの素晴しさなのだろう。曲の素晴しさがあってこその歌詞の説得力だと思う。ということでディランを国内盤以外で買うのはやめた方が良い。あくまでも曲として楽しめるが、言いたいことがあって歌っているのがディランなのだから。どの曲も良く煮込んだおでんのように味が染み渡っていてうまい。1.は60年代を象徴する曲であり、6.も代表作の一つ。2.はナッシュビル・スカイラインでジョニー・キャッシュとのデュエットで再演される曲。7.と8.はディランの曲の中では個人的に大好きな曲です。

フリーホイーリン・ボブ・ディラン (詳細)

Eight Men, Four Women

・「いつも泣かせてくれる1枚です
o.v.wrightを僕が知ったのは、持ってるLPのライナーノーツからすると79年、僕が24歳のころ。そして、再びこのCDに出会って当時を思い出しました。その頃も丁度今のように、R&B(もっとも当時はsoulといってましたが)がはやってました。僕も、マービンゲイやアルグリーン、カーティスメイフィールド、ルーサーバンドロスなどたくさんの曲をDISCOで聴いてきましたがo.v.wrightを聞いて大変なショックを受けたものです。彼の歌には、人生が凝縮されているのです。流行にのって軽く歌いこなすシンガーとは次元が違います。本当のエモーショナルなsoulシンガーとは彼のような人のことを言うのだと思います。生きることの苦しみ、支えてくれる人に出会った感動などを正面から朗々と歌う彼の前では、心を洗われる思いがします。

いつ聞いても真摯な気持ちで聞けます。20数年間を通して、かれは僕の心から尊敬するsoulシンガーです。

・「本物のソウルがある
このCDには、本物のsoulmusic がある。生はんかな気持ちで聴けば通り過ぎてしまうその楽曲一つ一つに、深い味わいがかみ締めるように現れて、人生のいろいろな場面を想像させる、とても尊いアルバムである。昨今、R&Bなどといって、TVを賑わしているコマーシャリズムに乗っかったどのアーティストとも違う、漆黒の闇と明日の光が見える。何もかも知り尽くし、苦労し、喜びの尊さを知り、最後にたどり着く至極の極致が存在する。軽い気持ちで聴いて欲しくない本物の音楽がある。推薦間違いない。

・「疲れきった時の1枚
ジャケットからいきなり渋いO.V.WRIGHT。初めて聞くと彼の声は少し高く、若干線が細い。しかし、激しいスクリームやスローな曲での身体の芯から搾り出すような唱法は何回か聴くうちに、非常に深みをもった表現として心にしみてくる。まさに聴けば聴くほど良さがわかる、といったタイプのアーティスト、シンガーだ。曲想も彼の歌にピッタリのシブいのがずらっと並んでいる。マイナーキーの冒頭2曲をはじめ、ディープマナーの3,4、ふたたびマイナーミディアムの4など駄曲は1曲もなし。懐の深い歌声とシブいけど安心させてくれる楽曲。本当に疲れたとき浸りたい1枚だ。

・「渋くて深い。そして重い。
渋くて深い。そして重いですね。HipHopだけが好きな人にはきっと分からない世界がここにあります。このアルバムをライフタイムベストに挙げる人が私の周囲に何人かいます。その気持ち、分かります。私もこれから何度も聴くことになるでしょう。

Eight Men, Four Women (詳細)
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