The Lie Lay Land (詳細)
world’s end girlfriend(アーティスト)
「相変わらずだけど…」「死への憧れ、生への意志」「現在の世界を描く」「end of the world」「涙流れる」
ゆきゆきて、神軍 (詳細)
原一男(監督), 奥崎謙三(俳優)
「これぞドキュメンタリー映画の迫力」「なんとも言えない不快感」「蝿の王」「ドキュメンタリーの傑作」「語り継ぐべき戦争の叫び」
Ramones (詳細)
The Ramones(アーティスト)
「衝撃のデビューアルバム」「永遠不滅のワン・ツー・スリー・フォー!」「マッシュルームカット!!」「ラモーンズ」「全てのロックに愛されるパンクの王様☆★」
Meddle (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)
「ロックミュージックの可能性」「エコーズの為だけのレビューです」「ピンク・フロイドミュージックの完成形、「エコーズ」」「究極の名曲」「トップアーティストに」
「最高にかっこいい」「カート・コバーンの選ぶベスト50にも入っていたアルバム」
フリークス (詳細)
トッド・ブラウニング(監督), ハリー・アールズ(俳優), オルガ・バクラノヴァ(俳優), ヘンリー・ビクター(俳優), ウォーレス・フォード(俳優), レイラ・ハイアムズ(俳優), デイジー・アールズ(俳優)
「伝説的な映画」「エレファントマンがベビー級名作なら、これはライト級良作♪」「いい映画です。」「色々な意味で深い映画」「意外に感動します!」
映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝 (詳細)
矢島晶子(俳優), ならはしみき(俳優), 藤原啓治(俳優), 臼井儀人(原著)
「ブリブリ王国の秘宝ってなんだろう」「たかがしんちゃん、されどしんちゃん!」「シンメトリーな子供達に仕組まれた運命…何だかワクワクしませんか?」「シロはお休み」「ひろしとみさえは理想の夫婦」
Diane Arbus: An Aperture Monograph (Aperture Monograph) (詳細)
Diane Arbus(著)
「異端の中にある普遍」「フリークスと共生した写真家」「フリークスとの対峙」「20世紀後半のアメリカのイメージ」「異形であるゆえの生きてゆく力」
CONTAX T3 (チタンブラック) (詳細)
コンタックス
「小さな宝石?」「 ☆☆コンパクトカメラの帝王☆☆」
眼球譚(初稿) (河出文庫) (詳細)
ジョルジュ バタイユ(著), Georges Bataille(原著), 生田 耕作(翻訳)
「視覚の相対化」「エロテシズムの極致、三部作の一」「「史記」と「眼球譚」」「眼球(球体)を主軸とした作品」「バター湯」
The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators (詳細)
The 13Th Floor Elevators(アーティスト)
「」「元祖サイケデリックバンド」「ダメ人間のペヨーテ万歳讃歌」
エネマグラ EX2 (アストログライド1oz付) (詳細)
ACE01
エネマグラ教典―ドライ・オーガズム完全マニュアル (詳細)
クーロン黒沢(著), ポッチン下条(著)
「世界初(たぶん)! 21世紀の至宝“エネマグラ”の完全ガイド!」「21世紀、エネが地球を救う」「堂々と読もう」「男の人って大変ね」
・「相変わらずだけど…」
「dream’s end come true」は電子音がこれでもかってくらいに激しくいびつに、複雑に絡み合う快(怪)作でした。物憂げな美メロにノイズの毒を被せていく美学。壮大でかっちょえかった。
そして近作は?というと、その美学は保たれてた。いつもどうり尺も長くて壮大。変わったのは、毒と音。毒のほうはピー!ガー!ドオンッ!というのが抑え気味に。突発的ではなくて徐々に被せていく感じ。音のほうは「生」っぽさが増した。ホーン・ストリングスはモチ、アコギや打楽器etc。といっても、勿論ピーガーいっとります。安心を。
んで結局、美メロ・ノイズは健在。緩急つけてきますよ。今回は。繊細でスリリング。狂気とメランコリー。
聴き終わると、やっぱ天才。それに尽きる。
・「死への憧れ、生への意志」
不気味なノイズ、無機的な喧騒、緊張感を煽るダークなメロディラインが織り成す終末絵巻。音楽が始まった途端、聴き手の心は純粋で甘美な死への欲望のうねりに流され続ける。そこに聞こえる無垢なあの子の笑い声。はたしてこれは死への誘いか、それとも生きる意志への助けの手か。破滅が限り無く近づく世界を好きな少女と二人だけでさまようような錯覚をモロに頭に浮かばせる妄想誘発力の凄さといったらない。バンド名とジャケットのコラボレーションもこの妄想に拍車をかける。生(性)と死(志)がこれほど無垢さを含んで表裏一体のものとして表現出来ている作品は音楽史上でも数える程なのではないだろうか。ため息が出るような淫猥さとストイックな美しさに溢れた1枚。
・「現在の世界を描く」
わたしは音楽には、ジャンルを問わず、どれだけ現在の世界を描いているかをもとめます。今年、monoとのジョイントライブで、World`s end girlfriendをみました。既発のアルバム曲を再構成して、エレキ・ギターを弾く本人とフリースタイルのドラマーが音をのせていくという方法でしたが、このライブでつくりだされた音楽はまさにわたしのもとめるものそのものでした。クラブ・ミュージック以降エレクトロニカと親和性の高い子どもの世界、童話の世界が、無機的なビートと亀裂でバラバラになっていくのを見せつけられたからです。静かとはいえない演奏が終わったあと、会場が波を打ったように静まりかえったのが印象的でした。この緻密で大胆なつくりのうつくしいアルバムは、そのライブで感じ取ったものを一番よくつたえてくれています。godspeed!youと並ぶ、芸術家としての才能をもった現代音楽家だと思います。
・「end of the world」
彼の音楽は 聴覚を通してこの世の果てまで私たちを引っ張っていってくれるような感じがします。 ずっと探し続けていたような音楽であり、ずっと前から既に知っていたような音楽。。 world's end girlfriendはどこか寂しく 悲しく きれいな音のなかに なぜか幸福感をも与えてくれ、感じさせてくれます。 彼の音の向こうには心があり、いつもそこには ”愛”を感じます。おそらく歴史上最高の音楽家の一人..音で物語を描くような、絵を描いているような 深い音楽。。。このアルバムでは 暗闇の中を彷徨っているような 模索しているような 悲しみの果てのような、だれもの人間の心の中にある孤独。。そんなものがよく描かれています。
・「涙流れる」
今日絶望の淵に立たされた。でもなんとなくだけど、行く先には光があるって思えた。確かに感じ取れたあの希望は何だったんだろう。また深い悲しみに溺れてしまった。一瞬にして沸いてきたこの怒りをぶつけてやろう激しく狂った暴れ馬の様になってしまいそうそして孤独、恐怖、両方に抱かれた
そんなアルバム。
・「これぞドキュメンタリー映画の迫力」
見終わった後二度と見たくないと思った。開けてはいけない「パンドラの箱」を開けてしまったと後悔した。1週間くらいこの映画のことが頭を離れなかった。
でもどういうわけかしばらくして「この映画に出会っていなかったらもっと後悔したんじゃないか」という思いが押し寄せてきた。
決してこの映画の主役である奥崎氏に同情することや共感することは出来ない。彼のやっていることは単なる暴力の行使であり、間違っている。取り付かれたかのように「歪んだ使命感」で戦争犯罪者を独りよがりの方法で断罪していく奥崎氏は許されない。それはわかっている。でも戦争が日本に落とした強大なトラウマ体験を自分一人で背負い込み、清算しようともがく様は見ていて心を打たれずにはいられなかった。負の遺産を直視しようとしない日本国家につばを吐きかけることでしか自分が生きる意味を見出すことが出来ない奥崎氏は紛れもなく戦争の被害者であるのだから。
いわゆる「戦争を知らない世代」の私はただこうした記録映画を見ることでしか戦争を追体験することが出来ない。今イラクで起きている戦争を安易に正当化したり、否定することは出来ないが、戦争がまた「第二の奥崎氏」を生み出してしまうとしたら、それはとてもやるせないことである。
・「なんとも言えない不快感」
今までのレビュアー達がこの作品に対して、いや奥崎謙三に対して不快感を表しながらも☆5つをつけてしまう理由が分かる。はっきり言って奥崎謙三という人間は理解不能であるし、暴力と脅しを使ってでも自分の使命感を達成しようとする姿はどうしても納得できない。作品もドキュメンタリーとはいえない不自然さが目に付く。それでも、見終わってから時間が経つにつれてこの作品のすごさがじわじわ伝わってくる気がする。あまりの奥崎謙三の執拗さにこちらもとりつかれていくようだ・・・
・「蝿の王」
記憶が薄れるとは怖いものだ。戦争が終わり普通の生活を営んでいた元日本兵のもとに突如男は現れる。老境に差し掛かり、突然過去と向き合わされた元日本兵の反応は見るに耐えない。すでに家庭では優しい「おじいちゃん」なのだ。「おじいちゃん」は、戦争中に食料に困り群集心理にコントロールされ、上官の命令に従い下級兵から順番に処刑し食べていったのだ。これは、まさに「蝿の王」の世界だ。「ご遺族の方になら話す」といい、頑なに口を割らない老人の気持ちも理解できる。ここでは触れられていないが、類似の出来事として、戦時中の特高警察をしていた人間の卑劣な行為に光を当てても良かったのではなかろうか?こちらは戦後闇に葬られたままだ。悪い奴ほどなんとやら。恐らく善人面をして戦後を生きたのだろう。しつこくかぎまわる蝿とは奥崎なのか?それとも上官なのか?考えさせられる作品である。
・「ドキュメンタリーの傑作」
原一男監督、入魂の問題作。ニューギニアで発生した、上官による部下の射殺や人肉食いという「事件」の真相究明を行う神軍平等兵・奥崎謙三の手段を選ばぬ過激な行動を追うドキュメンタリー。この「事件」に関与する人物たちをカメラは克明に写し、その実名までもが観客に伝えられる。
奥崎氏の執拗なまでの追求を受ける彼らのプライバシーは、果たして侵害されているのではないかと思ってしまうほど、カメラは淡々と撮り続ける。ドキュメンタリー映画としては、間違いなく傑作。しかし、奥崎氏の行動には、深い疑問の念がつのる。
彼は、真相を究明する理由として、「今後、あのような悲惨な戦争を起こさないことを後世に伝えるため」としている。しかし、その一方で、「必要であれば、暴力もふるう」と言って憚らない。恐ろしく巨大化した「暴力」が「戦争」ではないのか?「戦争」を否定する者が、何故あれほどの「暴力」をふるうのか?
また、病気のため手術を受けた元上官に対し「病気になったのは、戦地でのあなたの行動に対する天罰」だと奥崎氏は言う。続けて彼は、「自分も妻の目を盗んで、赤線で女と遊んだ天罰で、殺人を犯し独房に入ったのだ」とも言う。「戦争」という極限状態と「赤線」で女遊びをすることを同じ次元で述べている彼の感覚は、全くもって理解できない。
彼の挙動言動が非常に不可解なだけに、見る者に様々な考えを想起させる未曾有の作品。
・「語り継ぐべき戦争の叫び」
このフィルムを初めて見たのは1989年のことである。奥崎氏のことをふと思い出し、このDVDを購入して鑑賞した。相変わらずの直情劇的な氏の行動ぶりには圧倒される。餓島と呼ばれたニューギニアでの体験はおそらく誰しもが墓場まで持っていきたいようなものだったに違いない。にもかかわらず氏は自分の立場、ひいては戦争体験者の立場をもひっくり返さんばかりにあくまでも当時の事件を追及しようとする。長いものには巻かれろ的なネガティブな人間がメジャーになる昨今、奥崎氏が実際に存在し、且つこうした記録的フィルムが映像として一般に供給されていることに感謝の意を表したい。
・「衝撃のデビューアルバム」
衝撃のデビューアルバム メンバー全員がラモーンを名乗りライダース・ジャケットにボロボロジーンズ姿でとかくテクニックに走りがちで一曲を演奏するのに十数分かかり、アルバム一枚に8曲程度しか収録されていないような時代に1曲全て3分以内で全て3コードで演奏、全てダウンピッキングで演奏、全て8ビート、ギターソロは一切なし、したとしてもチョーキングで少し弾くだけとおよそロックを演奏するにあたり必要最小限のテクニックとスピードだけでロック界に勝負を賭けた一枚、しかも14曲も収録されていてとてもお買い得です。HEY! HO! LETS GO!と始まる「Blitzkrieg Bop 」の掛け声はビートルズの1・2・3・4で始まるI SAW HER STANDING THEREと通じるものがあり新時代の幕開けを感じさせビートルズ同様、こんな音楽がしたかった、これなら俺にも出来るとバンドを始めた人も多いのでは? 以降ラモーンズはこのスタイルを20年以上貫き通す
・「永遠不滅のワン・ツー・スリー・フォー!」
どうだ!この曲の多さ!1枚でなんと22曲! なんてことはどうでもいいけど、NY PUNKの草分け、RAMONESの1st+おまけのレア・テイク。好きな人は病み付きになるが、嫌いな人はまったく受け付けない永遠不滅のワン・ツー・スリー・フォー!ビーチボーイズの'70中期NY的展開とでも言えばいいのか、ポップでうるさくて単純で、しかしながらロックが本来持っていたスピード感と猥雑さをみごとなまでに体現したRAMONES。ロックはこの1枚から新たな時代をむかえたといっても過言ではない。
・「マッシュルームカット!!」
やっぱりラモーンズはすごいですよ。 なんてったってあの曲の速さと、1曲3コードの爆音。 そしてあの髪型!! はじめ見たとき笑っちゃったけどぉぉそこが彼らのスタイル!!すぐ好きになりました。 それでこのアルバムを買ったんですけど、自分の中では革命でしたね。1曲目の「電撃バップ」や2曲目の「ビート・オン・ザ・ブラット」そして3曲目の「ジュディ・イズ・ア・パンク」などなど、あんなにノリがいい曲は聴いたことないよっ!! ぜひ聴いてみてください。オススメです!!
・「ラモーンズ」
伝説のパンクバンドRAMONESの1stアルバムジャケットからしてものすごいインパクトがありますね曲は短くシンプルで勢いがあり歌詞の内容も過激ですノリノリのパンクがたまらなくイイこれは病みつきになります
・「全てのロックに愛されるパンクの王様☆★」
HEY!
HO!
LETS GO!
このほかにもGABBAGABBAGABBAなどの多くの『魔法の呪文』を生み出した最高のロックバンド、ラモーンズの1st。
ヘビーメタルからパンクスまでほとんどのジャンルのロッカーたちにリスペクトを受けてやまない彼らは、一般ぴーぽーにはピストルズ・JAM・ダムドの影に隠れがち。でも実際のところヘビーユーザーたちに一番「マニア」が多いのはこのバンドだったりしますw聞いたことないロックファンなら後学のため(?)にも一度は耳を通したほうがいいとおもいますよ?
シンプルなフレーズばかりが並ぶがあなどるなかれ!この一音一音のニュアンスは本当のロッカーズにしか出せないものである!どういうことかというと詳しくは語らないし意味がまるでわからないかもしれないが、POPパンクの本当の意味、すなわちドクロマークの真髄がこのアルバムには詰まっているのである!
あふれる若さを抑えられないクソガキ、死に損ねた中途半端な大人、全てのくそったれどもに捧ぐ最高のロックの名盤!
もう一度言うぜHEY HO LETSGO!永遠のりぼるばーじゃんきーずへアディオス!
「このドクロマークはなぁ・・・なんでもできるっていう勇気と信念の象徴なんだよ!」『まんが、ワンピースより』
・「ロックミュージックの可能性」
このアルバムはすごい。ある意味このアルバムのエッセンスは『Echoes』一曲に凝縮されているといってもいい。ロックという範疇では語れない人間の精神の深みと寂寥感そして希望を巡る旅を表現するかのような『Echoes』。虚無感にひたりながらもそうしたことの先には希望の明かりがあり、そこに向かっていくかのような展開。かつてこれまで精神性を表現したロックがあったろうか?アルバム『狂気』も素晴らしいがピンクフロイドの珠玉の一曲は『Echoes』ではないかと私は思う。素晴らしいアルバムである。
・「エコーズの為だけのレビューです」
あの「ピン!」という音は、何の象徴なんでしょうか。あの張り詰めた「ピン!」で始まり、以降はその「ピン!」を主題とした、壮大で無限大とも言える秀逸なイメージの探求を、このエコーズは、我々に要求します。イメージを、「見せつけられる」のではなく、自分の脳から「引きずり出される」感じでしょうか・・・・。とにかく恐ろしく「想像」を、「喚起」されるのです。
それは説明しようが無いくらい、おそろしく「抽象的」なものですが、決して曖昧でぼやけた脆弱な性質のものではありません。繰り返しますが、「抽象的」ですが、「正確」で、「強烈」なのです。
「宇宙創世時の特異点」「原始生命体誕生時の化学反応」「受精卵の神秘」「一人間としての誕生と意識の覚醒」・・・・・あの「ピン!」から引きずり出された私の代表的イメージはそれらのものですが、聴く人によってはイメージは正に無限大と言えるでしょう。私も体調と気分によっては、「ピン!」の主題は無限に変動します。いつか半覚醒状態で「エコーズ」を聴いてる時、「宇宙創世時の特異点」以上の怖ろしい何かが頭にめぐっていたような経験がありますが、それがどんなものであったかは、言葉では上手く言い表せません。
自分の中の「未知」の「想像力」を垣間見て見たい方・・・「エコーズ」・・・を聴くだけで、貴重な体験ができるかも知れません。
・「ピンク・フロイドミュージックの完成形、「エコーズ」」
「原子心母」における実験の成功によって、自分達の音楽性の追求が可能になったピンク・フロイド。そんな彼らがバンドとして最もまとまりのある時期の作品が本作。全体に陽光の暖かさのようなものが感じられ、傑作「狂気」と対を成しているようにも感じられる。ギルモアのギターが炸裂し、後の作品につながっている「吹けよ風、呼べよ嵐」、「Fearless」「A Pillow Of Winds」等良質な小品である。しかし、やはりこのアルバムはなんと言っても「エコーズ」、この曲に限る。この曲はサイケデリックだとか、プログレだとかそういう概念を超えて「ピンク・フロイドミュージック」を聴かせてくれる。この曲を一回目をつむって聴いてほしい。まるで宇宙を旅しているかのようなトリップ感覚を体験することができるはずだ。しかしこのアルバムが最高傑作と呼ばれる時期はすぐに終わってしまう。なぜなら、サントラ盤「雲の影」を挟んであの「狂気」がリリースされるからだ(私的には本作が一番好きだが)。にしてもこのアルバムのわずか4年後に「炎」のような暗黒的アルバムがリリースされるとは誰が予想しただろうか?
・「究極の名曲」
もう四半世紀以上ロックを聴いてきましたが、一曲挙げろと言われたら「a day in the life 」 beatlesか、この「echoes」のどちらかを躊躇せずに挙げます。要するに私にとってロックとは、耳から入る無害な麻薬だったと思います。ベスト版にも短縮されたものが入っていますが、あれじゃ困ります。この催眠性のある「繰り返し」が大切だからです。
・「トップアーティストに」
ずっとデビューから聞いていた者としては、この「エコーズ」の入っている「おせっかい」でトップにたったと思っている。毎日学校から帰ったらまずこれを聞いていた。単純な構成なんですがねえ・・・今聞いても良いですね。その後のオフィシャルのライブには収録されないのが残念です。レコード時代は各国のジャケットの色が微妙に違っていて面白がって買い集めたから何枚あるか分からないです。中間の宇宙的世界から段々ベースラインが響いてきてボーカルが被さる一瞬が聞き所です。この一瞬を聞くためにそれまでの音があると言っても過言ではありません。
●Dry
・「最高にかっこいい」
ベックもそうだけどこの初期のスキャンダラスなイメージでだいぶ損してる気もする…性的な満足そのものを目的にするネオフェミズムとかいうのに支持されたらしいけど、本人はそんなことに関心はないということ。かっこいい!このアルバムではしなやかでダイナミックな3ピースバンドのかっこよさ、身をえぐられような楽曲の鋭さ、たたきつけるようなポーリーの歌声を堪能できます。Sheela-Na-Gigなど歌詞も興味深いので(性器を露出する女性像に向かい、男が「この露出狂と叫ぶ歌詞です)できれば国内盤をお勧めします 。
・「カート・コバーンの選ぶベスト50にも入っていたアルバム」
1992年にマイナーレーベルから発売されたPJハーヴェイの1stアルバム。彼らはポーリー・ジーン・ハーヴェイを中心とした3人編成のブルージーなロック・トリオで、その贅肉を削ぎ落としたようなストイックでドライで硬派でなおかつ官能的なサウンドと、ダークで過激な歌詞の内容は当時の音楽シーンに衝撃を与えた。ギター、ベース、ドラムに曲によってはバイオリンやチェロなどのストリングス系を加えたいたってシンプルではあるが強弱を利かせた、気分を盛り上げてくれる演奏に、ポーリーの鋭く、悲しく、力強いヴォーカルが放たれる。初期であるがゆえの荒さ、というのも否めないが私にとってはその部分もひとつの魅力に思える。淡々とした9曲目も隠れた名曲だと思う。内省的でダークな気分にどっぷり浸れる1枚です。買い。
・「伝説的な映画」
他の方が書いておられるように画像は‘32年という制作年代を考慮しても、決して良いとは言えないし、純粋に劇映画として見た場合においても構成上褒められた出来でもない。しかし、別の視点からみれば、公開すれば非難・中傷の声が聞こえてきそうなものなのに、当時、よくぞこのような冒険的な試みをしたものだと考える。今でこそ、ある種伝説的な映画となっているが、当時では、なおさら俳優を用いて劇映画を作るのが常識だったはず。倫理面からも問題視されただろう。製作者、スタッフにとってもかなりの勇気だったのではなかろうか。案の定、初公開当時は日本でも映画の評判は散々なものであった。
どこかで読んだことがあるのだが、この映画には90分バージョンがあって、ラストの復讐シーンが克明に描かれているものだと聞く。真嘘の程は不明だが、画像処理の改良を含めて今一度調査願いたい。
・「エレファントマンがベビー級名作なら、これはライト級良作♪」
冒頭だけで物語の全貌が予見できてしまうほどシンプルなストーリーです。それでも“奇形”を扱った話としては、こういうわかりやすさがとてもイイ!話を複雑にするとそれだけ重く暗い映画になってしまいますが、このわかりやすさが奇形をフランクに、しかしリアリティも失わせずに描いています。まぁ主人公が“小人症”という基本的に健常者とそんなに変わらない姿であるということもありますが、それも手伝って奇形の話ではありますが、感情移入も難しくありません。騙されるハンスを心配するフリーダの乙女心も人間的に描かれてとても切なかったです。。また彼等をとりまくサーカス団員や、シャム双生児(体のくっついた双子)や小頭症の女達やダルマ(四肢がない)etcの団員達の人間模様も愉快なような哀しいような描写でそつなく気軽な感じで描かれてます。総じて、フリークスよりフリークスを笑う人間達のほうが醜いんだと、そういう話を寓話的というか、とても簡潔に描いた話ですね。クレオパトラが酔っ払ってハンスの前で本性をさらけ出すシーンなんか、そういう風刺がすごい効いてます。
重い話でもないし、わかりやすいし、さらに<64分!>と短く気軽に観れる作品!一時間映画と考えれば間違いなく名作!これまで“奇形”というものを敬遠していた方なんかには是非とも観てほしい映画ですね。^^もちろんそれ以外の方にもオススメできる一作です。
ただ白黒で古く画質が悪いというところだけが難点。私はこーゆーレトロさもこの映画に合っていたと思いますけどね。^^
・「いい映画です。」
フリークスの役者たちがいい表情を見せている。劇中の団結とは違いそれぞれ皆役者のプライドが強く、舞台裏では仲が悪かったそうですが。健常人も悪い人ばかりではない。むしろ一番悪い奴それは小人のおっさん。
・「色々な意味で深い映画」
内容はサーカスと見世物小屋を併営する旅芸人一座の日常と恋愛悲劇をサスペンスホラータッチで描いた作品です。見るまでは人権無視、無法時代の悪趣味見世物小屋映画と思っていました(確かに奇形な人々が続々登場します)しかし、これが想像と違って、人間とは外見ではないのだ、健常人のほうこそむしろ醜い心であさましいということを知らしめる問題提起に解釈できる内容に驚きを感じました。オチはいただけないけど・・まあいくら当時でも露骨な見世物小屋映画はまずすぎるといった所からなのかもしれませんが・・製作者の意図は今となってはわかりませんが、色々な意味でガツンとくる映像が見たい方におすすめします。※この映画は白黒、モノラル音声です。
・「意外に感動します!」
フリークス達の心温まる優しさを何とも思わない健常者の人々の醜い考えに健常者としてのあり方を問う映画と同時に、古き良き時代の純愛映画と言えるストーリーで、観終わった後は感動さえ覚えます。
・「ブリブリ王国の秘宝ってなんだろう」
福引きで当たった海外旅行に出かける野原一家だったが、何かの悪巧みだったらしく、変な二人組に誘拐されるしんのすけ。そして現れたしんのすけと瓜ふたつの男の子はなんと、ブリブリ王国のスンノケシ王子。ブリブリ王国の秘宝ってなんだ? ホワイトスネーク団の狙いって?
はたして野原一家は、太古の魔人を蘇らせようと企むアナコンダ伯爵の陰謀に勝てるか!(笑)ブリブリ魔人って、どうみても「ぶりぶりざえもん」まんまなんで、声もそうかと思ったら違った。ぶりちゃんが登場しないかわりに、普段ぶりちゃんの声をやっている塩沢兼人さんがオカマのサリーちゃんなのだ。
ニーナとサリー、この二人のオカマさんたちの活躍にご期待!(;^_^A
アナコンダ(富田耕生)/ミスターハブ(中田浩二)/ブリブリ魔人(加藤精三)黒魔人(納谷六朗)/ニーナ(屋良有作)/サリー(塩沢兼人)/王様(宮内幸平)ルル(紗ゆり)/子ザル(こおろぎさとみ)/スンノケシ王子(山田妙子)小宮悦子(小宮悦子)
・「たかがしんちゃん、されどしんちゃん!」
カムイ・中田浩二、星一徹・加藤精三、亀仙人&外艦和尚&オンジ・宮内幸平などなど往年のアニメファンにも楽しめます!
・「シンメトリーな子供達に仕組まれた運命…何だかワクワクしませんか?」
壺に眠る魔人は望みを一つだけ叶えてくれる。良い願いも悪い願いも問わずに…この映画はクレしん版の『アラジンと魔法のランプ』です。
しんのすけとスンノケシ王子は秘宝を守る鍵の役目を生まれる前から背負っている。それ故に巡りあい、古代の秘密を明かしていく。次から次へと続く“必然”の連鎖に私はまるで自分が冒険しているかのように胸がドキドキしました。それにしてもこの均整のとれたコンビ、どうしてこうも愛しいのか!!
今でこそ有名な野原家の家族愛ですが実はこの頃から絆が強く、悪の組織に捕まった息子を取り戻しに危険な所にだって追っかけて行きます!みさえの火事場の怪力もヒロシの足も大活躍!!今のクレしんに至る要素が詰まっていますよ。
浪漫を駆り立てられたい貴方にお勧めしたい作品です。
・「シロはお休み」
映画になると、喋りだしたり結構な活躍を見せてくれているシロは今作ではお休みです。なのでいまひとつになるんじゃ・・・?と思いますが、そんな事はありません。
前作は舞台がカスカベ(正確には裏カスカベ?)だったのに対し、今回は日本を出てブリブリ王国という常夏の国で話が進みます。そしてこの作品にも今やもう定番というべきでしょうか(笑)悪役のオカマさんも登場します。
見終わっての感想ですが、しんちゃん映画の中では影も薄いし、なにより山場といえる展開も余り無いです。ですがしんちゃん定番のギャグが随所に見られるので「単純にしんちゃんを楽しみたい!」という人なら楽しめると思います。そうでない人は・・・・・・少し退屈かな?(汗
・「ひろしとみさえは理想の夫婦」
まだ映画シリーズの2作目ということで(?)ひとしとみさえのラブラブなシーンを見ることができます。特にふたりが森の中で歌いだすシーンは、シリーズ後年の作品である「暗黒タマタマ大追跡」のボス戦のシーンや、短編集「クレしんパラダイス」のみさえ主演のミュージカルの元ネタになったのではと思わせる、心に憎い演出でした。
テンポの良い冒険活劇の中にも、ちゃんと人間を描いたドラマが織り込まれており、しんちゃんのさりげないやさしさを感じさせるスンノケシ王子とのエピソードが見物です。
●Diane Arbus: An Aperture Monograph (Aperture Monograph)
・「異端の中にある普遍」
初めて見たときに、とても衝撃を受けた写真集だった。そして何か目を離せないような、不思議な魅力を感じた。ダイアン・アーバスの撮ったフリークスの写真を見ると心の中がざわつく。それは写真のフリークスの中に、自分が持つ不安を見出しているからではないかと思う。彼女は異端の人々に対して、もうどうしようもないくらいに性急に惹きつけられ共感を持っていたのだと思う。それと同時にアーバス自身が、現実に生きる自分の存在に対して違和感を持ち強い不安を抱き続けていた人なのではないかと思う。
・「フリークスと共生した写真家」
おそらく私が最も影響を受けた写真家のひとりがダイアン・アーバスです。彼女の写真集を手にしたときの衝撃と感動は忘れることができません。それは「わたしが最初にたくさん撮ったのはフリークスだった」という書き出しで始まります。その言葉通り、シャム双生児、ヌーディスト、同性愛者などなどの写真が次々と展開します。ダイアンは1923年3月14日にニューヨークで生まれ、14歳で未来の夫となるアラン・アーバスと出会います。戦後、ふたりはファッション写真家として出発します。しかし1957年、ダイアンはアランと袂を分かちます。それはうわべだけの欺瞞的なファッション写真から逃れ、異常、あるいは倒錯者へ視線が移ったからでしょう。フリークスたちが具有した精神的外傷を彼女は共有し、彼らを「貴族だ」と結論しています。1963年には彼女はグッゲンハイム助成金を受けます。1967年、ニューヨークの近代美術館の「新しいドキュメント」に出品、その後大学で教鞭をとるようになります。しかし 1971年の7月、大量のバルビツル酸塩を飲み、自ら手首を切ってこの世を去ります。彼女の伝記にはカメラのことは出てきません。しかし日本製の二眼レフを使っていたようです。近代写真の貴重な一冊、写真を志す若者に勧めたい。
・「フリークスとの対峙」
この写真集を見ると、freaks(奇形の意)として物理的、精神的に隔離された人々と、真に一対一の人間として向き合えるように思える。あまりにリアルな表現も時としてあるため、目を背けたいような感情が沸き起こるかもしれない。しかし、そこにこそ真実があるような気がしてならない。
この写真集のなかに写し取られたひとりひとりと対峙していると、見ている自分と被写体、どちらがfreakなのかわからなくなってくる。私はDiane Arbusはおろか写真についてまったく無知であるが、この写真集は一見の価値があるように思う。
・「20世紀後半のアメリカのイメージ」
ダイアン・アーバスは60年代のフリー・カメラマン、
アメリカ国内を放浪しながら市井の片隅に暮らす主にマイノリティの印象をうける人々を撮影、残された作品は当時のアメリカン・イメージを決定付けたともいえます、
その対象は自由と夢の国としてのアメリカではなく、夢破れたような人々とベトナム戦争と公民権運動・学生運動の時代に揺れ動く悩めるアメリカ、そして結局はたくましく暮す市井の人々です、
本書の表紙の双子の写真のイメージをそっくりそのまま、スタンリー・キューブリックがスティーブン・キングの小説を映画化した「シャイニング」のなかで利用したことも記憶されるべきでしょう、
・「異形であるゆえの生きてゆく力」
障害を持っている人達などを被写体にすることにより、そこに生きる力強さや優しさをかんじます。真正面から撮影したポートレートが飾らない本当の姿を映し出しています。
・「小さな宝石?」
高級コンパクトカメラというジャンルはよくありますが、このカメラもまたそういうジャンルに分類されていると思います。しかし、このT3は高性能コンパクトとか、高画質コンパクトとよばせていただきたいカメラと思います。リバーサルで撮って大伸ばししても、一眼レフにもひけをとらない画像が得られます。カメラの大きさからは考えられない高画質と思います。G2やariaのサブ機としても十分な機能と思います。シャッターボタンに象徴されるようにまさに小さな宝石です。
・「 ☆☆コンパクトカメラの帝王☆☆」
題名は、嘘ではないです。コンパクトカメラのレンズに、35mm一眼レフレンズにも負けない(超えているやも)描写力を実現さしているのは圧巻ものです。
これが空気感とゆうんでしょうね。
ネガフィルムでも、リバーサル(ポジ)フィルムでも、どちらでも体感できます。
出てきた、絵をじっくり鑑賞していて飽きないですよ。何度見ても。
普通のカメラと比べたら、丸っきり、出てくる絵が違います。
空気感、光りと影、そして悪天候に強い(いえ、悪天候こそ実力を発揮)
お持ちの方は、とてもラッキーですよ。手放さないことです。
・「視覚の相対化」
近代とは身体のあらゆる感覚の中で視覚が過大に重視された時代でありました。この著作は視覚への偏りという社会の歪みがバタイユを通して表現されたものだと思います。
あらゆるものを原初の闇へ視覚が意味を成さぬ闇の中へ。
理解を深めたい方は塚原史『ダダ・シュルレアリスムの時代 』ジョルジュ・バタイユの眼球を読まれることをお勧めします。
・「エロテシズムの極致、三部作の一」
この作は、「死者」「マダム・エドワルダ」と並んで、エロテシズム三部作である。バタイユの最重要書物の一つだ。 エロテシズムすなわち性なるもの=聖なるものは、「死」と「狂気」を媒介としなければ、成立する事無く、徹底孤独ながら、《他者》との連続性を求める、矛盾したものだ。 日本人で正しく理解した小説家は、三島由紀夫ただ一人、…あとは皆が知っているとおり、エピゴーネン「亜流」ばかりがだらだら続く。ロジェ・ラパルトによると格調高い精緻なフランス語で描かれているらしい。原語で読んでみたいものだ。
・「「史記」と「眼球譚」」
この小説を読んで真っ先に思い浮かべたのは、かの司馬遷「史記」における「眼」の執拗な記述のことである(加地伸行「史記-司馬遷の世界」講談社現代新書を参照)。バタイユが史記を知らなかったとすれば、やはり眼球というテーマを取り上げたことには精神分析的に意味のあることだったのだろうか。「眼球譚」のあとで、「司馬遷」を一読するときっと興味を惹かれることと思う。
・「眼球(球体)を主軸とした作品」
本作は、とにかく眼球(球体)を主軸とした、幻想小説だ。構成はと言うと、第一部は、不可解のまま通り過ぎた謎(例えば、根本にあるバタイユ自身、何故眼球にそこまで執念を抱いていたのか)、第二部に入ると、その謎が金メッキを剥がすようにボロボロと剥がれ落ちてくる。読者は、きっとこの剥がれ落ちる瞬間に一種のオルガスムスに達するのではないだろうか。(私もその中の一人だ)あまり、詳しく喋りだすと読者に申し訳ないので、最後にこれだけは伝えたい。バタイユに少しでも興味がある方、普通の小説に飽き始めた方も然り。この文を読んで少しでも気になった方もまた然り。是非読まれる事をお薦めしたい。ただ、ページ数の割には、値段が高く感じられたが、本書はそれ以上の価値を持っているのは、言うまでもない。
・「バター湯」
ボクはバター湯様の本を三冊本棚に置いてるよ。「エロティシズム」と「文学と悪」とこれね。でもボクは一番「エロティシズム」が面白いと思うんだ。どうしてって?バター湯様はニーチェ様が大好きで、よく図書館で読んでたんだってさ。(ちなみに、バター湯様は図書館で働いてたんだよ。こんな図書館司書がいたら怖いよね。)あっ、そうそう、どうしてボクが「エロティスズム」のほうが面白いかというとね、「悲劇の誕生」のエロスバージョンだからなんだよ。バター湯様はニーチェ様にマルキ・ド・サド様をミックスしたみたいなキャラクターだからね。あれ?こんなレビューはつまらない?それじゃあそろそろ冷蔵庫に戻るね。クスクス。
●The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators
・「」
サイケデリックの名盤としておそらくはほぼ全てのロックファンが一度はジャケットを見たことはあるのではないだろうか。
原色のドギツイジャケット、テュクテュクという変な楽器が終始鳴り渡るガレージサウンド。それらは決して洗練されてはいないが、生々しい、サイケデリックの原始の姿を完璧にパッケージしている。
・「元祖サイケデリックバンド」
1966年you're gonna miss meのヒットを含むエレベーターズのデビューアルバム。LSDにインスパイアされたトミーホールの歌詞や、ロッキーエリクソンの吼えるボーカルが印象的で、次作ではよりサウンド的にもオリエンタルなサイケデリックの深みに達する彼らが、まだどこかブリティッシュなビートバンド的音で演奏してる。この時代のローカルバンドにみられるガレージっぽいサウンドが良い。テキサスで生まれた元祖サイケデリックバンド。サンフランシスコがサイケデリックの中心のように言われているが、遠く離れたテキサスこそサイケ発生の地と呼びたい。
・「ダメ人間のペヨーテ万歳讃歌」
いいなぁ〜。まるで洗練されていないのがいい。なんか田舎の兄ちゃんが、ペヨーテを喰いまくって、「うお〜、空から砂金が降ってくるぅ〜っ! これを音楽にしない手はない」とかわけがわからないことをいいながら、ギターを手にしたようなダメ人間特有のザラザラしたサイケな感覚がある。バックでテュクテュクへ〜んな効果音がなっているが、それ自体もビーチ・ボーイズのテルミンみたいに洗練された効果音ではない。むしろ藤本卓也作詞作曲の『まぼろしのブルース』で使われているクィーカのフッコフッコいう音に影響を受けたのかもしれない。底が浅いんだが、つきつめると案外深い、深いんだけど何も考えていない、何も考えていないけど、なんだか宇宙とつながっているような気も……。まぁペヨーテ的(あくまでもLSDではない)原始アシッドの効果そのまんまといったアルバムである。
・「世界初(たぶん)! 21世紀の至宝“エネマグラ”の完全ガイド!」
~エネマグラとは何か? 本書によるとアメリカで開発された「前立腺障害に効く医療器具」にして、その副作用である「男性でも射精を伴わないドライオーガズム(女性にはおなじみの複数回オーガズム)を体験できる!」という局面がひとり歩きし、数年前から好事家の間で静かなブームが進行中の、いわば“究極の性感増大ツール”……だという。本書は、そんな~~エネマグラの効用や使用法のイロハから、プレイ後の後始末やグッズの隠し方まで、懇切丁寧に書き上げられた使用マニュアル。快感レベルアップのための裏ワザ(男性の乳首巨大化、電気自慰、前立腺風俗嬢に依頼、媚薬系脱法ドラッグによる底上げ)まで網羅され、しかも単なる興味本位にとどまらず、各々の危険性にまで踏み込んでいる。例えば、尿道からカテー~~テルを挿入する「前立腺初期化」のくだりなど、読みながら思わずアイテテテテ!と叫んでしまう。イラストやキャプションも気が利いていて、300ページを超える大冊なのに、最後までスラスラ読める。
~~あなたもサクラだらけの出逢い系サイトでナンパ&大枚はたいてデート…なんて、しょぼい異性間セックスに散財するくらいだったら、この夏は本書とエネマグラをゲットして、自分のあえぎ声で部屋のガラス窓にひびを入れてみませんか?~
・「21世紀、エネが地球を救う」
「男性に比べて女性のオーガズムは桁外れにすごい」と常々聞かされてきた男性諸君に、神様からの福音です。何と、男性でも射精を伴わない無限の快感(=ドライオーガズム)が得られるらしい。そんなことを紹介しているのが、この「エネマグラ教典」。
エネマグラとは元々前立腺肥大症を治療する器具だったらしいですが、前立腺を刺激することで女性並の快感が得られるグッズとして、一部の求道者の間で徐々に広まっていったようです。偶然が産んだ世紀の発見。世の男性が皆ドライオーガズムに達することができれば、多分、戦争はなくなるでしょう。
ただし、快楽の園に達するのは一日にして成らず。人によっては何年もの修行の末ようやく到達できる世界らしいのですが、この「エネマグラ教典」は、購入の仕方、はじめての使用法、レベルアップの仕方などが懇切丁寧に書かれているので、とっても便利(ママに○ナニーを見つからない方法、なんてことまで。何て親切!)。さあ、あなたもエネマグラ教に入信し、より高いレベルを目指そうではないですか(ちなみに、快感の度合いによってレベルが定義されており「レベル0:エネマグラは持ってないが、興味があるのでこの本を読んでいる・・・レベル7:ドライオーガズムに達する・・・レベル99:宇宙を理解する」とのこと。ホンマかいな)。「そんなの試してみたくねえよ」とお思いの方も、この本は文章や挿絵がいちいち笑わせてくれます。エネマグラに興味がなくても、最近笑いが少ない貴方にお勧めの一冊です。電車の中では読めないですけど・・・
「世の中に まじらぬとには あらねども ひとり遊びぞ 我はまされる」と良寛さんも言っておられるように、いい年に達したら、一人遊びっすよ、一人遊び。
・「堂々と読もう」
膨大かつきめ細やかな内容で、満足の一冊です。表紙と題名はちょっとおどろおどろしいですが、中身は至ってさわやかで、読みやすく書いてあります。女の私でも楽しめ、そして勉強になりました。私も当初の著者同様、「エネマグラってなに?ドグラ・マグラ?」というぐらい無知でしたが、読んでみてびっくり。こんな性の世界もあるのですね…。排便を「はー、気持ちいー。」を感じる男性には特におすすめ。いい世界が見つかるかも…。普通にエロに興味がある方も楽しめます。図解を隠せば電車内でもカフェでも読める!レッツトライ。
・「男の人って大変ね」
著者二人がゲイで乳繰りあったりして、お互いで前立腺を刺激しあったりしているのかどうかはわかりません。ただ、この本に出てくるエネマグラというものの存在と、男の人たちのエクスタシーについて、とても勉強になりました。自分の目の前で、ゲダモノのように興奮してくれたり、昆虫のようにまるまってくれたりするために、私がすることは何なのか。それを教えてもらったような気がします。女ばっかり奉仕してもらってごめんなさい。でも、できれば、男性たちの前立腺の興奮も、ともに味わえるものであるハズなんで、女なんか必要ない…なんて言わないでくださいね。それにしても、ゲイの人たちってすごいなあ…。妄想中♪女の子にもお勧めの本だと思います。
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