アフリカン・ピアノ (詳細)
ダラー・ブランド(アーティスト)
「アフリカン」「ジャズピアノソロの至宝」「果てなく広がる海」「抜群のバランス感覚」「ピアノプレイの金字塔」
At the Village Vanguard (詳細)
Great Jazz Trio(アーティスト)
「大傑作、最強トリオ演奏、最高録音アルバム」「本当にグレイトなジャズトリオ」「Post Bop」「”グレ〜ト”」
We Get Requests (詳細)
Oscar Peterson(アーティスト)
「雑誌でピアノトリオのベスト10をやれば必ず顔を出すアルバムです。」「We Get Requests」「バーゲンプライス?」「ピアノトリオの大人気盤」「甦る歴史的名盤 プリーズリクエスト」
ザ・シーン・チェンジズ (詳細)
バド・パウエル(アーティスト), ポール・チェンバース(演奏), アート・テイラー(演奏)
「なんと言ってもクレオパトラが魅力」「やっぱり「クレオパトラの夢」がいい」「マイナー調の美しい曲」「BN最後の名盤」「ジャズの基本では・・・」
フライト・トゥ・ジョーダン (詳細)
デューク・ジョーダン(アーティスト), レジー・ワークマン(演奏), ディジー・リース(演奏), スタンリー・タレンタイン(演奏), アート・テイラー(演奏)
「哀愁誘う美しいメロディが魅力」「枯れた名盤」
The Art Of The Trio, Vol. 3 (詳細)
Brad Mehldau(アーティスト)
「光り輝くダーク」「Mehldauの評価を決定付けた傑作アルバム!!」「素材=(カヴァー曲)に対する柔軟なアプローチが見事」「モダン・ジャズって、個人技ですよね」「購入してもう8年」
Waltz for Debby (詳細)
Bill Evans(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)
「奇跡のアルバム」「出会えて良かった!」「ビル・エヴァンスの最高傑作の1枚です!」「ピアノの音に恋愛してしまうということ」「WALTZ FOR DEBBY」
From Left to Right (詳細)
Bill Evans(アーティスト)
「正当な評価を希望」「とても素敵な一枚です。」「一つの素敵なレコードとして」「フェンダーローズ大好き!!」「隠れた秀作」
Quintessence (詳細)
Bill Evans(アーティスト)
「5人の名プレーヤーの絶品ケミストリー」「クインテットものでは一番おしゃれ!かっこいいですよ、これ。」
モントゥルー・アレキサンダー・ライヴ (詳細)
モンティ・アレキサンダー(アーティスト), ジョン・クレイトン(演奏), ジェフ・ハミルトン(演奏)
「ごきげんなトリオ」
My Funny Valentine (詳細)
Miles Davis(アーティスト)
「珠玉のバラードプレイが最高!」「もっとも脂の乗ったマイルス」「ballade」「『All Of You』以外は全てフルーゲル・ホーン」
Kind of Blue (詳細)
Miles Davis(アーティスト), Wynton Kelly(アーティスト), Paul Chambers(アーティスト), Jimmy Cobb(アーティスト), Cannonball Adderley(アーティスト), John Coltrane(アーティスト), Bill Evans(アーティスト)
「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"」「マルチチャネルとステレオのSACDです。」「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。」「60年代モダン・ジャズへの布石と音楽の豊かさ」「恐ろしいまでの完成度」
Thelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie Hall (詳細)
Thelonious Monk(アーティスト), John Coltrane(アーティスト)
「歴史的発掘音源の米国盤はCCCDではない通常盤!」「半世紀を経て発見された歴史的名演!」「コレでしょう!!!無条件で推薦」「ビックリしたなあ」「歴史的発見」
ブルースエット (詳細)
カーティス・フラー(アーティスト)
「青春時代のジャズ 中低音の魅力」「わが青春の“ブルースエット”」「一度は聞いておいた方がよいでしょう!」「一度聞いたら忘れられない・・・。」
ソングス・イン・ア・メロウ・ムード (詳細)
エラ・フィッツジェラルド(アーティスト), エリス・ラーキンス(演奏)
「絶頂期のエラの代表作」「渋いけど エラの最高のアルバム」
Live at Jazz Standard, Vol. 1 (詳細)
Dena DeRose(アーティスト)
Stockholm Kaza Session (詳細)
Rebecka Törnqvist(アーティスト)
「かっこうよい、女性JAZZボーカル」
ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ (詳細)
ミルト・ジャクソン(アーティスト), レイ・ブラウン(演奏), テディ・エドワーズ(演奏), モンティ・アレキサンダー(演奏), ディック・バーク(演奏)
「ミルト・ジャクソンの隠れた名盤です。」
二人でお茶を(紙ジャケット仕様) (詳細)
ビヴァリー・ケニー(アーティスト)
「買ってよかった!!!!」
デュエット(3ヶ月期間限定盤) (詳細)
ドリス・デイ&アンドレ・プレヴィン(アーティスト)
ナイト・ライツ (詳細)
ジェリー・マリガン(アーティスト), アート・ファーマー(演奏), ボブ・ブルックマイヤー(演奏), ジム・ホール(演奏), ビル・クロウ(演奏), デイブ・ベイリー(演奏)
「アーバンミュージックの先駆け」「俯瞰してみた夜の都市」「都会の夜の心」「夜の摩天楼」「マリガン・ミュージックの格調と不思議さ」
ゲッツ/ジルベルト (詳細)
スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト(アーティスト), アストラッド・ジルベルト(アーティスト), アントニオ・カルロス・ジョビン(演奏), トミー・ウィリアムス(演奏), ミルトン・バナナ(演奏)
「サックスの暖かい響き」「時代の申し子ボサノバの原点」「たまには反論を」「夏の夕暮れにピッタリ」「不朽の名作」
ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード (詳細)
チューチョ・バルデス(アーティスト)
「キューバジャズ」
スペイン・アゲイン (詳細)
ミシェル・カミロ&トマティート(アーティスト), ファン・ルイス・ゲーラ(アーティスト)
「静と動」
「聞き込むほど」
● ★その場に立ち会いたかったJazz Live名演集(凄いplay・粋なvocal)
● わたしの愛聴盤
● ★BARのカウンターで、一人で聴きたいJazz Vocal特集(女性)
● ★BARのテーブル席で、皆で聴きたいJazz Vocal特集(男性・グループ)
● 夏に聴きたい音楽
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Art Taylor
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Bill Evans
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>J-L>John Coltrane
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>M-O>Milt Jackson
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Art Farmer
Custom Stores>By Formats>国内盤>ジャズ
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>M-O>Oscar Peterson
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Bebop>General
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Bebop>Piano
・「アフリカン」
大傑作!!一曲目の最初のピアノの音がでてきた瞬間から、のめりこんでしまう。とてもソロ・アルバムとは思えない音の密度は、発表から数十年経った今も色褪せない。今後も愛聴するであろう一枚。
・「ジャズピアノソロの至宝」
1973年ジャズディスク大賞銀賞受賞アルバム。このときの金賞がマッコイタイナーのエコーズオブアフレンド(これもピアノソロ)。この年はピアノが熱かった。このときにレコードを買っておりにつけ本当によく聴きました。一応8曲になっていますが、組曲のようになっていて、ほとんど途切れ目はありません。レコードではA面の最後がフェイドアウトし、B面の最初がフェイドインしているくらいです。CDでは裏返す手間がなく最初から最後まで集中して一気に聴けるので、ありがたいことです。ピアノ好きの人必聴。
・「果てなく広がる海」
ソロピアノの作品は、ともすればトリオやカルテット形式での作品に比べ、単調になってしまうのではないか。そういった自分の浅はかな考えを、完膚なきまでに打ち砕いた作品です。はじめにリズムだけが浮かび上がり、そこから音が溢れてゆく。特に1曲目、10分を超える大作「BRA JOE FROM KILIMANJARO」は圧巻。ブランコを漕いでゆき、その振れ幅が徐々に広がってゆき、最後には天にも届きそうなほど高く舞う・・・そんなイメージが浮かぶ曲です。左手のゆったりしたリズムの反復はウッドベースの役割を、右手の美しいメロディから一転する叩きつけるリズムはドラムの役割をも担っているかの様。現実を忘れ、遥か遠く音の世界に溶け込む40分間。タイトル通り、大地の息吹、命の力強さがある音です。個人的には、何かする時のBGMではなくて、じっくりと向かい合って聴いてほしいです。
・「抜群のバランス感覚」
異質な、少しオリエンタルな、歪な、新しい、オリジナルな、と、キャッチコピーが延々と続きます。それだけ個性の強いあくのあるアルバムです。胡散臭い(村上春樹氏弁)キースより芯が一本通っていてみるみる演奏の中に引き込まれていきます。この人は無垢な人でただただ、自分の気持ちを音にしたのではないかと思います。残念なのは録音状態が悪いこと。多少聞き疲れがします。それを差し引いても、すばらしい作品で、ソロピアノの中でも五指に入るできです。
・「ピアノプレイの金字塔」
個人的な話で恐縮ですが、私の知り合いのジャズ好きのかたの友達(バークリー卒業)がニューヨークでブランドのライブを観たらしいです。約3時間以上に及ライブだったらしく、かなりの聴き応えだったらしいです。そのかた、感動のあまり号泣したそうです。拭いても拭いても涙が止まらない・・・そこではグループとしてのブランドだったらしいのですが、私からすると「観たかった」という思いが猛烈に掻き立てられるエピソードで強く印象に残ってます。要するに「理屈じゃないんだよ、音楽は」つーことで。
・「大傑作、最強トリオ演奏、最高録音アルバム」
~1曲目ムース・ザ・ムーチのトニー・ウィリアムスのドラムのすごさ。必聴です。ハンク・ジョーンズ、ロン・カーターとのからみはトリオ演奏の模範です。~暴れるトニー、抑えるハンク、マイペースのロン。ライブならではの臨場感。まさにジャズが持っているドライブ感、グルーブ感。これを聞いて背筋がゾクゾクしない方は、あまりジャズには向かないと思います、と断言できます。このゾクゾク感はMiles DavisとのアルバムFour & Moreと同じです。録音はDavid Baker、制作は伊藤八十八氏ときては駄作はありません。David Baker氏のドラム録音は当代最強、最高です。一度このアルバムを高級オーディオで聴くことをお薦めします。バス・ドラムの音がボディにドス・ドスと迫ってきて、パシッとシンバル音で頭を殴られる感じがするはずです。私は、日本一のジャズ・スポット一関ベイシーで経験済み。David Baker氏も一度ベイシーに来て、自分の録音したこのアルバムを聴き、自分がすごい録音をしたということに感激していったようです。ムース・ザ・ムーチのトニー・ウィリアムスの飛んでくるシンバル音、はねるスネア音、うなるバス・ドラム。ジャズ好きには、た・ま・り・ま・せ・ん。イケイケイケと聴いている方がランナーズ・ハイになります。これを聴いてスゴイと思った方は、Roy HaynesのアルバムLove Letter 、Miles DavisのFour & Moreも併せて聴いてみることをお薦めします。
・「本当にグレイトなジャズトリオ」
英語圏で最高の賛辞はグレイトに他ならない。トリオの名称にそれを冠するのは少々おこがましいというのが日本人なら普通に思うところだ。しかしこの3人、その名に恥じぬ凄いメンバーである。大御所ハンク・ジョーンズは中間派からモダンまで幅広くこなすキャリアを持ち、自分の息子の年齢かそれ以上というロン・カーター、トニー・ウイリアムスの二人と共演しても全く違和感がない。ロンとトニーについては多言を要すまい。いわずと知れた60年代のマイルスコンボの最高のリズム陣としてあまりに有名だ。凄いのはメンツだけでない。単なるジャムセッションなどでなく、彼らは数度の共演の機会を経てレギュラーでヴィレッジ・ヴァンガードに1週間連続で出演し、そのコラボレーション、完成度の高さを見せ付けたのである。ここで聴かれる演奏はまさにそのドキュメント。録音のよさとコンビネーションの見事さからスタジオ録音と錯覚する。ムース・ザ・ムーチ、ネイマと続く演奏の随所に見られるスリルとテンションの高さ、そして安定感はハイレベルの技量を共有しなおかつ相互の信頼感を持ちえた者たちだけがなしうる領域なのだといえよう。当時このジャケットがジャズ喫茶に登場するとグレイト!と叫びたくなったものだ。
・「Post Bop」
なんだかわかりませんが鳥肌がたちますね。10年経過してなおも同じ感動が沸き上がるというのは奇跡的。やはりトニーウイリアムスやばいくらいなドラミング=神業なり。アンサンブルもばっちり。スィングばっちり。10点中10点
・「”グレ〜ト”」
日本のレーベルからのリリース。ハンク・ジョーンズ、ロン・カーター、トニー・ウイリアムスのベテランジャズマンによるトリオ。おまけにその名前が"Great Jazz Trio"とくる。あまりジャズ的とは思えないジャケットの写真。たとえニューヨークでのライブとは言え、こりゃ例の「年金ジャズ」に違いないと警戒心をもっていた。「年金ジャズ」とは、昔はバリバリだったが今パッパのベテランジャズマンが、生活費稼ぎのために日本のレコード会社のオファーで、日本人が喜ぶ「昔は良かったね」風のピアノトリオを録音することを指す。本作にも全くそのような要素がないとは言い切れないが、現代に生きるジャズとしても充分に通用するスーパーな内容を誇る作品だと実感した。17才からプロだったドラムスのトニー・ウイリアムスが凄い。あのトニーがハンク・ジョーンズと一緒にピアノトリオ。もう若年寄りになってしまったのかと勘違いしてしまった。素晴らしい録音状態でトニーのドラムスが捉えられているのに降参。アート・ブレイキーの様な生きの良さとスケール感、フィリー・ジョー・ジョーンズのようなハイレベルで小粋なスゥイング感、エルヴィン・ジョーンズのような手数の多さとコンビネーションの良さ。もう完璧です。彼がこのトリオの中心人物だ。ドラム好きの方は是非耳を傾けて下さい。トニーをサポートするのが、ベテラン名ジャズピアニトのハンク・ジョーンズ。トニーとは対照的に音数の少ない渋いプレイに徹する。だが、その一音一音がとても的確だ。所々で饒舌にプレイするパートもあり、ビ・バップ時代からの華麗なテクニックは未だ健在だ。見事なリラクゼーション効果をもたらす"Naima"でのめくるめく柔らかいタッチは聴きものだ。ベースのロン・カーターは相変わらずユルユル(笑)だ。だがトニーとハンクの白熱のプレーの間では良い緩衝材となっている。ピアノトリオとして云々と言うよりも、ジャズとして高レベルにある作品だ。聴いていて本当に楽しかった。最後に聴かれる今は亡きトニーのメンバー紹介のMCには感極まってしまった。本当にトニーはGreatest Drummersの一人だった。
・「雑誌でピアノトリオのベスト10をやれば必ず顔を出すアルバムです。」
雑誌でピアノトリオのベスト10をやれば必ず顔を出すアルバムです。ひとくちにピアノトリオといってもその個性、魅力は千差万別なのですが、
選曲が(イパネマの娘とか)スタンダード中心であること。演奏が洗練されておりかつ、すべての曲のアベレージが高いこと録音が素晴らしいこと。(JAZZフアンのオーディオチェック用の定番としても有名)
などから初心者入門用の定番でもあります。
オスカー・ピーターソンといえば小曽根誠さんがこの人の演奏をライブで聴いてジャズピアノをやることを決意したというのは結構有名ですよね。
20年以上愛聴してきた私が一番魅力を感じるのは
むずむずと思わず足でリズムをとりたくなる心地よいスイング感でしょうか?
ピアノトリオの名盤数あれど、ミディアムテンポの曲をこんなに気持ちよくスイングさせてくれるトリオはそうは多くないです。
このスイング感を作り出しているのはベースとドラム。特にこのアルバムのベース(レイ・ブラウン)は大好きです。
名盤というと居住(いず)まいを正してでないと聴けないようなものも多い中
リラックスして水割りの一杯でもやりながら聴くのにうってつけの一枚です。
・「We Get Requests」
オスカーピーターソントリオの演奏するこのCDは昔1960年台にアナログレコードで発売され大変有名になりました。とくに6曲目のYou Look Good to Meはベースを演奏している名手レイブラウンのボーイング演奏によるベースの独奏が冒頭にありますが大変魅力的な演奏で聴く人の心に響きます。この曲は何度聴いても魅力があり私は30数年聴いておりますが聴くたびに新しい感動を覚えます。収録されている曲は有名な曲が多く皆に親しめる曲ばかりです。永遠の名曲の一つでしょう。
・「バーゲンプライス?」
ジャケットも音源も同じなのに通常CDとでは似て非なる物!まるで立ち見から特S席に席替えしたみたくピアノが際だつから不思議。紙ジャケでないのが唯一残念だけど、個人的には価格を超えた素晴らしいマスタリングに太鼓判
・「ピアノトリオの大人気盤」
オスカー・ピーターソンが逝った。類まれなテクニシャンとして君臨したジャズ・ピアノの巨匠も82歳であったときく。70歳を超えれば長寿という斯界において長年第一線で活躍できた彼は天寿を全うしたといっていいミュージシャンであろう。ジャズをよく知らなくてもピーターソンの名を知るものは多い。だからジャズへの入門も彼からというファンも多かったに違いない。僕自身もピーターソンとは割合早く出会い、アルバムを購入している。そのうちモンクやらバド・パウエルやらビル・エヴァンスなどを知るにつけ、ピーターソンを聴いているのは恥ずかしいような気分になり、ひっそりと聴くといった時期もあった。しかしピーターソンはそんなことお構いなくいつ聴いてもうまく、完璧で、ものすごくスイングして楽しい。特にこのアルバムは彼の中でも大人気盤であり、ベストメンバーで最高の選曲・演奏を聴かせてくれる。何よりも肩肘を張らずにゆっくりとリラックスできるのが嬉しい。ジャズの歴史もまだ100年くらいだが、数々の名手、巨匠を輩出した。その中でもアート・テイタムらと並ぶ最高のテクニシャンであり、総合的にも屈指のピアニストとして残っていくであろう。われらがピーターソン、本当に長い間ご苦労様でした。
・「甦る歴史的名盤 プリーズリクエスト」
~世界のオノ・セイゲン氏がマスターテープからリマスタリングを行い、現代に甦らせてくれた歴史的名盤です。 このシリーズに共通の紙ジャケットもすごくいい出来で、往年のLPを彷彿とさせるものです。 既に先行発売のCDやLPをお持ちの方も改めて購入する値打ちがあると断言できます。 アンプのボリューム位置も普段より高めにして聞いてみて下さい。 ~~丁寧にリマスタリングされたこの作品はうるさくないです。 これによりレイブラウンのベースの音程進行がよく理解できました。 なんと、ラジカセでもそれなりにいい音がします。 こんな名盤、名演奏を、たまには家族で食事するときなんかに流してみませんか? もちろん、一人でスピーカーの前に座って聞くのもいいです。数年前に1万円も出してLDを買~~って、これからは絵付きだなとか言ってジャズをテレビの前で聞きましたが、この64年録音のCDの方がいいです。 熱いです。 良かったです。皆さんも聞いてみてください。 ~
・「なんと言ってもクレオパトラが魅力」
パウエルがBlue Noteに残したリーダーアルバムとしては最後の作品。パウエルは、自身の体調によって好不調の波がありますが、ブルーノートの演奏はどれも高い水準にあると思います。この「シーン・チェンジズ」はすべてパウエルのオリジナル。本人の意気込みもその演奏から伝わってきます。1曲目の「クレオパトラの夢」はかつてCMにも使われ、日本のジャズファンにあまねく知られている曲。アップテンポで憂いを含んだ美しいメロディを弾くそのプレイで聞く者の心をつかんでいきます。クレオパトラ以外の曲もパウエルらしい魅力あふれる曲が多く末永く愛聴盤になるでしょう。
・「やっぱり「クレオパトラの夢」がいい」
この演奏時(’58年)はもうとっくに彼の全盛期を過ぎていた時期で、長年のそううつ病のせいか、演奏もかなり出来不出来が激しかったと言われるが。このアルバムは幸い健康にも恵まれた時期のもので、演奏にも非常に活気が見られる。なんと言っても昔、CM曲にも使われた「クレオパトラの夢」を含む前半部が最高に乗っている。あのうなり声さえ聞きようによってはなぜか演奏にマッチしたようにも聞こえるから不思議である。後半パワーが多少落ちるのが残念だが、彼のごろごろとしたピアノを堪能できるアルバムと言えよう。 私はかつて、このアルバムを聞く夜、雰囲気をつけようと、部屋を暗くして煎りたてのコーヒーを飲みながら思考に耽り、聴いたことがあったが面倒くさくなってすぐにやめた。 何のことはない、いいアルバムはどんなシチュエーションで聴いてもいいのだ。ジャズ愛好家のなかには、この盤を好まない人も多くいるときくが、やっぱり、ジャズの名盤には違いないと個人的には思う。 彼はその後60年代中頃まで多数の録音を残している。晩年の彼は(といってもまだ30歳代だったのだ!)なんとなくよっぱらいの千鳥足ごとく、よろよろとしたピアノタッチで弾いていたが、それはそれで人間臭くて私は好きだ。
・「マイナー調の美しい曲」
バド・パウエルと言えば「クレオパトラの夢」日本人好みのマイナー調の美しい曲。これぞ名曲中の名曲だ。ポール・チェンバース(ベース)、アート・テイラー(ドラム)と夢のようなメンバー。麻薬中毒だったとは信じられない指使い。バド・パウエル、やはり天才だ。(松本敏之)
・「BN最後の名盤」
パウエルの最高傑作は、衆目の一致するところルースト盤「バド・パウエルの芸術」ということになろうが、より親しみやすいという点で、このアルバムはファンにとって欠かせない逸品となっている。親しみやすいからといって、決して安易に作られているわけではない。パウエル一流のブルース・フィーリングに支えられたソロを聴けば、及第点どころか、文句なしに名盤の称号を与えていい作品であることがわかる。「クレオパトラ」のせいか、初心者向けのパウエル作品として紹介されることが多いが、年季の入ったファンをもうならせるだけの骨太なものに仕上がっている。
・「ジャズの基本では・・・」
日本のジャズ初心者が、「ジャズらしい!!!」と納得できて、ジャズが本当に好きになりそうになる「確実」な1枚ですよ・・・
・「哀愁誘う美しいメロディが魅力」
~ジョーダンは、全盛期のチャーリー・パーカーのバンドのピアニストを務めたキャリアの持ち主ですが、モダンジャズ・シーンに美しいメロディを持った曲で貢献したピアニストといえるでしょう。クリフォード・ブラウンが取り上げた「ジョードゥ」やジャズ・メッセンジャーズが取り上げた「危険な関係のブルース」などマイナー調の美しいメロディは、一度聞いた~~ら忘れられないものです。そのジョーダンがブルーノートに残した唯一のリーダーアルバムがこの「フライト・トゥ・ジョーダン」です。そのメロディメーカーとしての才能はここでも遺憾なく発揮されていて、今現在でも彼の代表作になっています。冒頭1曲目のアップテンポのタイトル曲で聞く者を引き込んでいきます。リースのソロも彼のベストプレイで答えま~~す。ジョーダンのピアノソロは、クリーンな透明なタッチが美しく完璧。2曲目の「スターブライト」は美しいバラード。「シ・ジョヤ」は、「ノー・プロブレム」としても知られる「危険な関係のブルース」のジョーダン自作自演の名曲。何度聞いても心にしみる名曲。これからジャズを聴く人、ジョーダンを初めて聴く人にまず聞いてもらいたいアルバムです。~
・「枯れた名盤」
ジョーダンがブルーノートに残した名盤です。どの曲をとっても素晴らしいですが、特に、LP時代のB面だった4〜6の三曲は、続けて聴いていくと、最後の「危険な関係のブルース」のイントロで、思わず背筋がゾクゾク!っと来ます。派手さはなく、どちらかというと枯れたわびさびの世界。日本人好みの名盤といえましょう。聴けば聴くほど味が出る、するめのようなアルバムです。
・「光り輝くダーク」
1998年5月27・28日ニューヨーク・ライトトラック・スタジオにて録音。ブラッド・メルドー5枚目のアルバム。10曲中1.2.5.6.10がメルドーのオリジナル、4がRadioheadの曲(『OK Computer』に収録)である。全体に広がるダークさ、ただ単にダークなのではなく渋く燐光のような深い奥底の光を含有した希有なダークさがこの作品にはある。決して疾走しないブラッド・メルドーはここでも自らを見つめ続けるように立ち止まりそうになりながら音楽を作り上げていく。3の『Bewitched,Bothered and Bewilderd』の切るようにセンテンスを弾くピアノの美しさは特に絶品である。
ブラッド・メルドーは1970年8月23日生まれ、ドイツ人眼科医の養子として養女の姉とともに育つ。ホルヘ・ロッシィ、ラリー・グレナディアとの出会いはニュー・スクール時代に遡る。その才能に最初に気がついたのは母、そしてマット・ピアソン(ワーナー・ブラザース)だった。24才だったブラッド・メルドーはワーナーとの契約の時に一つだけ条件を出した。『アーティストとしての自分に忠実であることを何よりも大切にしたい、それを理解してもらいたい』である。
今や、自らの感性に正して良いものは自らのものに取り上げるというブラッド・メルドーの世界は見事にこのアルバムで完成したといえるだろう。誰が他にRadioheadをジャズ・トリオでやろうなどと考えるだろうか?27才のメルドーは既にジャズ・ジャイアントの仲間入りをこのアルバムで果たしたと言えるだろう。
ジャケットの中にブラッドの手が大写しになっているがわりと小さな手である。この手がこれから作り出す音楽はジャズの歴史を書き換えるだろう。
・「Mehldauの評価を決定付けた傑作アルバム!!」
Brad Mehldauの「トリオの芸術」シリーズ第3弾である。オリジナル曲,スタンダード曲にNick DrakeやRadioheadの曲を交えて繰り広げられる本作において,彼のピアノ世界がほぼ完成したと言ってよい大傑作。やり過ぎると嫌味になる,左右両手の独立したソロ・ラインもここでは美的なレベルで展開されているし,ほぼ全編ミディアム以下のテンポで展開される演奏は,ダークな響きを持ちながらも美しい。音楽的なテンションは前作のライブ盤同様かなり高いが,全編での演奏やサウンドにおける美しさ,デリカシーが勝っていることが,このアルバムをより優れたものにした。Grenadier,Rossyとのコンビネーションも完璧なまでの緊密度を示し,ピアノ・トリオとしては近年稀に見る傑作。いずれの曲も素晴らしいが,"Bewitched"や"Exit Music"が特に優れているように思う。
・「素材=(カヴァー曲)に対する柔軟なアプローチが見事」
ニックドレイクとは日本では『カルトでマニァックな人気が一部である人物』。個人的にはそれだけを聴いたのですが。他の曲も、メランコリーで繊細なタッチがすごいですが。ニックドレイクのカヴァーはなんだか、聴いていると、『さらに壊れやすいガラス細工みたいな』感触が吹き込まれている。これはブラッドメルダウが優れた吟遊詩人である証拠だ。ニックもまさにそう言う人物。メルダウという私人の朗読を聴くと私も『快活な世の中』から自分を守りたいと感じる。ニックは自閉症的ではなく、それは繊細なだけなのだ。メルダウもまた負けずに繊細なだけである。
・「モダン・ジャズって、個人技ですよね」
最初に述べておきますが、私も独学で少し楽器をやります。ジャズのピアノトリオも、若い時には真似事も少しやっていました。それが、ある時からパッタリと止めてしまいました。それは「(地域の)お客さんが求めているのは、(私の音楽でなく)有名ジャズプレーヤーの音楽なのだ」と悟ったからです。修行中の学生ならまだしも、一介のセミ・プロが他人の音楽のまねをするほどバカバカしい事はありません。そんでもって、今は他人様の前では極力弾かないようにしているのです。 ところが、ここ数年でいろいろ変化が起こりました。ヤン・アッカーマン(ギター)、とかマイク・ノック(ピアノ)とか「好き勝手にやっている(誰の音楽にも似ていない)」人の音楽に触れてみて、「やっぱり他の人と違う方がオモシロイじゃん」と悟ったのです。 このブラッド・メルドーもそうなんですね。誰にも似ていないんですけど、彼独自の世界を持っているんです。「やってますねえ」という感じで、「もっとヤッテちょ!」という気分にさえなります。かつて、ジョージ・ガーシュインがラヴェルに弟子入りしようとして尋ねた時「一流のガーシュインが二流のラヴェルになる必要はない」と激励して断った話があります。そんな感じのメルドー、私は陰ながら応援しています。このCDでは2曲目が素晴らしい。ドラマーの繊細さが、ピアノを盛り上げています。
・「購入してもう8年」
好きな曲は1,4。1はベースとピアノの左手のユニゾンで始まります。ベースとピアノの低音がとてもソフトに調和しており、まるでソファーのような暖かみを感じました。そこに右手のメロディが氷のような透明感と鋭さをもって現れます。すごく緊張感があり、印象に残る曲です。4はテーマのメロディがすごくきれいだと思います。メルドーは速いテンポの曲も良いですが、スローテンポの曲も素敵だと思います。スローテンポの曲ではインプロビゼーションの自由度が高いのでしょうか。静かに躍動的です。
・「奇跡のアルバム」
私にとって奇跡のようなアルバムである。ジャズを聴き始めた頃、5枚目のCDとして購入した。初めて聴いた驚きは忘れられない。自分の聴きたかったジャズが、まさにそこにあった。以来20年間、Jazzだけで500枚以上、ビル・エヴァンスだけでも100枚近くを集めて聴いたが、依然として色褪せない。
たまに取り出して1・2曲目を聴く。苦しいとき、集中力を出したいとき、何度も世話になった。くつろぎたい時にも聴いた。たった10分で気持ちが変わる。音にのめり込み、メロディーにのめり込み、すると私の中の何かが変わる。確かに他に好きなアルバムや曲もあるが、この10分は、やはり他には変え難い。
もう何度も名盤として語り古されてきたように、音色のつや、タイミングの絶妙さ、ベースとの相互作用、ジャケットの良さ、全てが確かに良い。何度も分析され、語られ、伝説とさえ言える程であるのは、ファンとして嬉しい反面、つまらなくもある。しかし、どんなに他人に語られようとも、言い古されてしまったことも含めて、このアルバムを愛せるのだ。全て了解した上で、それでも、聴いたときには好きだと明言できる。人間の作る芸術が、すごいものだと実感できる時である。
・「出会えて良かった!」
本当に。
JAZZにはまったら遅かれ早かれ絶対に遭遇する一枚なのだろうが・・・。数ヶ月前からジャズにはまり、今日このアルバムに出会い、感動している。
タイトルにもなっている「Waltz for Debby」はBILLの代表作と言われるだけあって、一度聴いたらそのメロディを口ずさんでしまうほどイイ曲だ。トリオの演奏も素晴らしい。ライブ録音なのもまたヨシ!
この出会いでどっぷりジャズにはまっていきそう。
・「ビル・エヴァンスの最高傑作の1枚です!」
ジャズをあまり聞いたことがない初心者の人にもおすすめします。ジャズの世界ではあまりにも有名な名盤のひとつです。
ビル・エヴァンスはジャズピアニストで、とても詩的で繊細な音楽を奏でる人です。まるでポロポロと水滴がはね落ちるような、美しい響きです。
表題曲の「ワルツ・フォー・デビー」は、メロディーもとても美しく、親しみやすく、かわいらしく、とても素敵ですよ。
ジャズに慣れていない人は、最初はいまひとつわからないかも知れませんが、何度も聞いているうちに、ほんとうにこの曲が好きになるんじゃないでしょうか。
おすすめです。
・「ピアノの音に恋愛してしまうということ」
ビル・エヴァンスが語られるとき、必ず出てくるのがインタープレイという言葉。このアルバムは彼のピアノトリオのキャリアにおける「インタープレイ」の極致と呼べる最良の姿を記録している。なにしろこの収録のわずか11日後に、彼の人生最高のパートナーだったベースのスコットを交通事故で亡くしてしまうのだから。
ビル・エヴァンスの登場以前のピアノトリオと言えばバップスタイルが主流で、ベースとドラムはピアノの単なるリズム隊にすぎず、ピアノに追従していくだけの存在であった。ところが彼が提示したインタープレイとは、ドラムとベースをピアノと対等な立場まで引き上げることによって、お互いの演奏に反応し合い、あたかも3人で対話をしているような自由なやりとりが可能になったのである。これを踏まえてこのアルバムを聴いてもらえれば、インタープレイというのが何か分かってもらえると思う。そしてそれ以降のジャズピアノのあり方ををがらりと変えてしまった。
ここでは彼らが三位一体となって、その最後の喜びを伝えている。ピアノトリオの最良の姿であり、饒舌なベース、爪弾かれる可憐なピアノの音。ピアノの音に対して恋愛してしまうということはつまり、ここにあることを言うのであって、そしてここまで心を奪われてしまっては説明する言葉さえも意味を無くしてしまう。
・「WALTZ FOR DEBBY」
彼は、1980年9月20日に来日して、公演する予定でしたが、直前の9月15日に亡くなりました。楽しみにしていたコンサート、とても残念でした。ヴィレッジバンガードでのライヴで、ワルツフォーデビーは名演ですが、マイロマンスもいいです。マイフーリッシュハート(LPの時も同じですが、最初の曲で少し前にNHKラジオでは、「愚かなりし我が心」と呼んでいました。)は、レコード針を置いた時から、曲に引き込まれてしまいます。A面とB面を何度もひっくり返し、聴いたものです。CDになって便利になりましたが、レコードで聴いた時のノイズもたまらなく良かったです。
ワルツフォーデビーは、当時3歳だったデビー(兄ハリーの娘さん)の為に書き下ろした曲です。マイロマンスも、彼のお気に入りで何度も演奏しています。私も毎日、車の中でCDを聴いています。
いつも、ピアノにくっつく位前かがみに演奏するスタイルは、独特のものでした。アルバム 「ライヴアットザヴィレッジバンガード」のジャケット写真には、彼の両手が写っていますが、少し浮腫んでいるようにみえます。ドラッグのせいです。とても真面目(打ち解けたりするとそうでもなかったようですが。)な性格で、いつも自分の仕事を完璧にこなそうと考えていました。ライブなどでは、細かい打ち合わせなどせず、カウントもなく、演奏に入っていったそうです。11年もコンビを組んだエディゴメスは、「最初のビートを彼が出すと、次のビートに私が乗っていくんだ。自分が、ベースを弾いている時には、余りにもスウィングが素晴らしくて、我を忘れて至福の時を何度味わったかしれない。」と、語っています。
日本には、彼のファンが多くて来日の度に、とても歓迎されたので(子供のように)喜んでいたと、プロデューサーのヘレンキーンが、あるジャズ雑誌で話していました。
・「正当な評価を希望」
彼の全カタログの中最も異色の内容で、数年前ようやく再発された作品です。中身は彼自身のエレピとアコースティックピアノに大胆なオーケストレーションが絡むもので、エヴァンスはアコースティックでなければならない!というジャズ・マニアが多かったことから比較的冷遇されてきたかわいそうな作品と言えます。
しかし、これまで埋もれていたというのが信じられないぐらいの奥深い響きを持った名作。エレピこそ弾いているものの、彼自身のリリカルなフレージング、ピアニズムは健在だし、そこに絡む優雅かつ哀しげなオーケストレーションの美しさは絶品の一言。エヴァンスとしてはこれまた異色のボッサ・ナンバーもあり、そのピアノとオーケストラの完璧な調和は、あのアントニオ・カルロス・ジョビンの名作「波」に匹敵するといってよいほどです。これを機会に正当な評価をされることを希望します。
・「とても素敵な一枚です。」
傑作か駄作かなどの評価はこの作品にはあえて必要ありません。美しいものは美しい!それ以上でもなくそれ以下でもない。特に1曲目や4曲目のメロディーの美しさは絶品。Luiz Ecaの名曲「Dolphin」のカヴァーはまるでJAZZ BOSSAのようなライトできらびやかな演奏に心を奪われます。聴き終えた後に不思議な温もりを感じる素敵な一枚です。
・「一つの素敵なレコードとして」
エヴァンスがエレピをやったってことで、往年のファンの間ではあまり評価の対象として捉えられなかったという作品(70年作)。
確かにエヴァンスがエレピを弾いている。それにいつものトリオ編成ではなくオーケストラまで使っている。なるほど珍しい。そういう観点で見れば、いつものエヴァンスとは違うというのは分かる。では純粋に一つの作品として見た場合どうなのか。答えは単純に素晴らしいということだ。正直、ここまで良いとは思っていなかった。エレピとグランドピアノの間を行き来(まさにfrom left to right)しながら、ひたすら美しい世界を築き上げている。オーケストラといっても、エヴァンスのピアノをあくまでも柔らかくサポートしている感じで仰々しさは皆無だ。そしてエヴァンスのピアノの音は、エレピであれ何であれ、どこまでもリリカルで透明な音だ。また、この作品の特徴としては、非常にアルバムとしての流れが良いという所だろう。各曲が、3-5分程度の小品でまとめられており、中弛み感が全くない。またメロディーもソフトロックやブラジル系の優しくポップな曲調が多く、清涼感と温もりが同時に体感できる。
これを聴いて、改めてエヴァンスの奥深さに感嘆した。こういう作品を残せているから、いつまでもアップ・トゥ・デイトな存在として、次々と新しいファン層を広めていけるのだろう。このピアノの王者は本当に強い。
・「フェンダーローズ大好き!!」
フェンダーローズの癒される音+ビルエバンスの内面からにじみ出てくる熱、とでもいうのでしょうか。一曲目のテーマに移る所なんか最高です。涙が出そうになります!
・「隠れた秀作」
アコースティック・ピアノと電子ピアノを行き来しながらビル・エバンスが一風変わった演奏を披露.全体のトーンはデリケート,エモーショナルでビル・エバンスの他のCDとは全然違う感触だが彼独特のリリカルなタッチは健在.The Dolphinsの2つのバージョンが特にすばらしい.ビル・エバンスとはこうだ,という通俗的固定観念からすれば,このCDはかなり異色すぎるが,そういう色眼鏡を外して聴けば「隠れた秀作」と呼べるのでは.
・「5人の名プレーヤーの絶品ケミストリー」
エヴァンスのミニコンボものといえば若き日のフレディハバートのラッパが聞き物の"Interplay"が有名だけど、本作はこの日のためだけのエヴァンスクインテット:Bill Evans(p),Harold Land(ts),Kenny Burrell(g),Ray Brown(b),Philly Joe Jones(ds)による、ヴェテランプレーヤー達のじっくりと聴かせる化学反応に酔わされる作品。触媒としての役割を果たしているのがレイブラウンのベースで、ゆっくりとしたテンポを設定し、ダークで美しいメロディを奏でる。それに乗ってコクのある音色を聴かせるハロルドランドのテナーが好きだ。微に入り細に入ったプレイぶりで、まるで走馬燈のように切ない。そこに絡むビルのリリカルなピアノとバーレルのあのゆっくりとコードを刻むギターが美しい。いつになくおとなしいフィリージョーも場にピッタリと合っている。この5人のインナーファイヤーが燃える、静かな化学反応が絶品の一枚だ。ビルのトリオ作とは趣を異にするけどリスナーの心に染み込んでくる味わい深いハードバップジャズだ。タイトルのQuintessenceは元々は物事の本質という意味だけど、5人(Quintet)のVeteran Jazz MenのEssensceつまりQuintet-Essence溢れる演奏に、ただただ聴き惚れるだけの37分間だった。
・「クインテットものでは一番おしゃれ!かっこいいですよ、これ。」
最初に買ってしまった頃、エライ後悔した。なぜなら、エヴァンスハピアノトリオでしょって先入主があったから、うっかりクインテットものを買っちまった!というだけのことですが、先入主とはおそろしいものでこんなになじむ(和むではない)かっこいい、小じゃれた音楽なのを理解するまでにはずいぶん遠回りしたものです。エヴァンスには同等の作品にinterplay(1961年)やWe Will Meet Again(1979年)がありますが、フレディハバードが入ることによって強引にハードバップ化してしまった前者や「日本人好み」でくくられそうな安っぽいロマンチシズム臭が強い後者(すいません、個人的な趣味ですから...)に比べ、このアルバムはジャケ写ままのクールで突き放した寂寥感がたまらなくかっこいい!フィリージョーも成長したって事か!うるさくなく、渋くサポートしているし、やはりジムホールよりもケニーバレルノブルージーさがプラスしたか、それよりもエヴァンス自身ひげが生えた分、いろいろあったって事だよね。A Child Is BornとかMartinaとか、やっぱ40、50代の(まだ知らないけど)のやるせない感じが迫ってきます。そうするとWe Will Meet Againがそんなでもないのが不思議だけど、それはまた別の機会に。このアルバム、マイナーだけどいいですよ、ほんと。
・「ごきげんなトリオ」
このアルバムは、とにかく最初から最後までご機嫌なナンバーをご機嫌なタッチで演奏したおすというとても分かりやすい内容です。終始ノリがとてもよく、元気なときに聞きたい一枚ですね。ライブなので演奏はやや荒いところがありますが、ドラムとベースが地に足ついたプレイでしっかりとサポートしています。爽快感あふれるノリノリアルバムです!
・「珠玉のバラードプレイが最高!」
~いきなりタイトル曲のスローバラードから始まる本アルバムは、発表された当時ドキモを抜かれた記憶があります。H・ハンコック、R・カーター、T・ウイリアムスから成るリズムセクションのプレイは、斬新の一言で今聴いてもゾクゾクします。唯一不満はやはりテナーのG・コールマンでしょうが、彼のプレイはマイルスの脇役に徹していて邪魔には成っていません。マ~~イルスのバラード、若々しいリズムに注目して聴くべき1枚です。なお、本作はマイルスは全編トランペットを吹いています。~
・「もっとも脂の乗ったマイルス」
マイルスと言えば「カインド・オブ・ブルー」やキャノンボール・アダレイとの「サムシング・エルス」が超名盤とされているが、この盤も負けず劣らず素晴らしい。マイルスに最も脂の乗り始めた時代の一枚。1964年、ニューヨークはリンカーン・センターでのライヴ盤で、ライブ独特のノリの良さが楽しめる。トランペットの音の美しさと「瞬間」に紡ぎ出すアドリブの妙は天才ならではのものだ。表題曲以外に、「オール・オブ・ユー」「星へのきざはし」「オール・ブルース」と、スタンダードの名曲がザクザク。バック陣もロン・カーター(ベース)、ハービー・ハンコック(ピアノ)トニー・ウイリアムス(ドラムス)、ジョージ・コールマン(テナーサックス)当時の最高のプレーヤー揃い。名盤であり、いつまでも持っていたい一枚。(松本敏之)
・「ballade」
バラッド集。ペットの音がココロに突き刺さる。ジャケットもめちゃくちゃ格好良い。
・「『All Of You』以外は全てフルーゲル・ホーン」
1962年2月12日、ニューヨーク、リンカーン・センターのフィルハーモニック・ホールにてライヴ録音。この後、5ヶ月後1962年7月、日本で行われた『世界ジョズ・フェスティバル』において日本のファンはマイルス・デイビス・クインテットを初めて生で聴くことになる。このアルバムのマイルスはフルーゲル・ホーンではないかと思われる。『All Of You』以外は全てフルーゲル・ホーンだ、と断言してしまおう。この辺がこのアルバムの好き嫌いを分けるような気がする。もう一つテナーがジョージ・コールマンであること。彼がマイルスのクインテットにいたのは1年余りで、相当イビラレたようだ(●^o^●)。その2つを意識した上でこれを好きか嫌いかであるが、僕は嫌いである(●^o^●)。
・「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"」
JAZZのアルバムの中で、世界中でもっとも売れるこの"Kind of Blue"は、JAZZの代名詞となってしまうかもしれない、という日本のJAZZミュージシャンがいる。数十年後の世界では、JAZZというものを紹介するときに、このカテゴリーに他のもの、例えばチャーリー・パーカー等のビバップなどは入らないことさえ考えられるかも、と。
それはさておき、Kind of Blueである。マイルスのアルバムの中でも、押さえたムードの中でお洒落で都会的なサウンドが静かに展開される。タイトルどおりちょっとブルーな雰囲気。十代の頃に何十回も聞いたアルバムだ。一言で言うとマイルスのアルバムの中でも特に格好いいのだ。マイルスの口癖でもあった"So What?"(だからどうしたってんだ?)から始まるこのアルバムの曲は、いつでも頭の中でリフレインする。マイルスは、最晩年に至るまで、常にJAZZ界に新しいアイデアを提供してきた。多くのミュージシャンがこのアルバムを聴きまくって、いろんなヒントを得たのも事実だ。マイルスが亡くなったときにキース・ジャレットが「これからは誰がアイデアを提供するのだろう」と嘆いたのは有名だ。モード奏法の確立したアルバム云々、このアルバムについての解説は恐ろしいほどの量だ。だけど、虚心坦懐にこのサウンドに耳を傾けてほしい。マイルスの終生変わらなかった洗練された、繊細なサウンドを楽しんでほしい、と思う。
そして若いリスナーには、”音楽の秘境”へと突き進んでいき、つねに驚嘆すべきサウンドを作り上げていった、この天才ミュージシャンの70年代、80年代、90年代のアルバムも聴いてもらえたら嬉しい。
・「マルチチャネルとステレオのSACDです。」
このアルバムの国内版のSACDは通常の2Chのステレオ版ですが、この輸入版のSACDには、マルチチャンネルとステレオの2種類の音源が収録されています。マルチチャネルで再生すると、小さなライブハウスで、ステージの直前で聞いているような感覚がします。演奏者の汗が飛んでくるような臨場感を味わえます。一方、ステレオで再生すると、比較的広いジャズハウスで、ステージから20mほど離れた座席で、静かに落ち着いて聞いている感じです。これは有名なアルバムですので、このアルバムの解説は、簡単に入手できます。そのため、日本語のライナーノーツがなくても困りません。SACDのマルチチャネルの再生環境がある方は、こちらの輸入版をお勧めします。
・「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。」
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・「60年代モダン・ジャズへの布石と音楽の豊かさ」
モード・ジャズを探求していたマイルス・デイビスがその完成と60年代のジャズに対して決定的な影響力を持った傑作アルバムとしてあまりにも有名。マイルスの抑制の効いたトランペットはモード奏法の自由で新鮮なメロディー・ラインを実現している。「ソー・ホワァット」の静謐な出だしは、ポール・チェンバースの良く響くベースとビル・エバンスのクリアーなリフから始まり、マイルス、J・コルトレーン、キャノンボールと緊張の中にも寛いだ雰囲気で続けられる。3曲目の「ブルー・イン・グリーン」はジャズにおける美の極致を感じさせるトラックである。モードはジャズに限らず現在のあらゆる音楽の幅を広げ、音楽の豊かさを切り開いた。このアルバムこそ、その原点になったといえるだろう。
・「恐ろしいまでの完成度」
「JAZZの歴史の中で最高峰に輝くアルバム」と言えばこれ以外にはない。これは恐ろしいほど完成された驚異的な作品である。マイルスの作品であるのは間違いないが、ビル・エヴァンスの支配力が多大に存在しており、その綿密なアレンジとアンサンブルには唖然とさせられる。代表曲「So What」におけるマイルスの、静寂を切り裂くような鋭角的かつ気品溢れるソロ、それに続くコルトレーンのモード展開に満ち満ちた動的なテナー、キャノンボールの明快なアルト、そしてビルの“間”を利した透明感溢れるピアノ…。ポール・チェンバースの非の打ち所のないベースラインに乗ったこれらソリストのプレイは全く無駄がなく、各パートの絡み具合いが完璧に組み立てられており、張りつめた緊張感に聴き終えた後はぐったりしてしまうほどだ。この前衛アートにも似た芸術性は「見事」と言うほかはない。またビル・エヴァンスに代わってウイントン・ケリーがピアノを担当している楽曲では、ケリー独特のブルースフィーリング溢れる“ゆるい”演奏がビルのプレイとはコントラストをなしており緊張を解きほぐしてくれるが、そのウイントン・ケリーのバタくさいプレイがコミカルに聴こえてしまうほど「So What」の張りつめた緊張感と完成度は恐ろしい。熱いソロの応酬を聴かせてくれるJazzもあるが、これはその真逆を行く、無駄のない演奏と完璧なアンサンブルによる超芸術作品である。
●Thelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie Hall
・「歴史的発掘音源の米国盤はCCCDではない通常盤!」
MonkとColtraneの共演盤の発掘というだけでも,歴史的快挙であるが,この予想を上回る音質の良さにはある種の驚きさえ感じざるを得ない。演奏はMonk,Traneともに好調であるが,本録音(1957年11月29日)の段階でTraneのフレージングにはかなりの成長のあとが見られるし,既にシーツ・オブ・サウンドの萌芽が見られることがわかる。注目がTraneに集まるのは仕方ないところだが,最良の共演者を迎えたMonkの演奏も素晴らしい。いずれにしても本年最大の発掘音源の一つであることは間違いないところ。尚,欧州,日本ではCCCDやセキュアCDで発売されている本盤も,EMIの毎度のパターンのとおり,米国盤は通常CDフォーマットでの発売である。デリバリーに多少の時間が掛かっても,米国盤の入手にこだわるべきアルバムである。
・「半世紀を経て発見された歴史的名演!」
マイルスが1957年に一時グループを解散した後、コルトレーンは4月からの9ヶ月間、モンクの教えを乞うために、毎朝ベッドで寝ていたモンクを起こし、練習に励んだ。4月16日には早速「セロニアス・ヒムセルフ」というソロ・ピアノアルバムの最後に「モンクスムード」をウィルバー・ウェアのベースとともにトリオ演奏の録音をしている。このCDの1曲目であり、モンク独特のタイム感覚でここでも演奏されています。 このCDは、2005年2月に発見された38cm/秒のテープスピードによるモノラル録音テープが音源となっています。CDが実用化されるまで、家庭用オープンリールデッキは38cm/秒が最高峰だった事を見ても、音質的に充分! 11月29日のコンサートは、午後8時30分からのステージと深夜の2回演奏され、5曲目までが最初のステージ、6曲目からが2回目のステージとなっており、5曲目までは、ほぼモンクのピアノを中心とした演奏ですが、2回目が凄い! 7曲目の「スイート・アンド・ラブリー」の中盤4分58秒からテンポが早まり、モンクは伴奏に徹し、コルトレーンの強烈なサックス「シーツ・オブ・サウンド」の完成された演奏を聴く事が出来る! ここに至るまで、6月26日の「モンクス・ミュージック」と「セロニアス・モンク ウィズ ジョン・コルトレーン」の録音、7月からのファイブ・スポットへの出演という過程を踏み、ついにこのCDでは「コルトレーン」の誕生を耳にする事が出来ます。これは素晴らしい! 上記3枚と合わせて聴く事により、コルトレーンの進歩する姿を聴く事ができます。このCDだけでも無論充分ですが、興味をお持ちなら是非、聞き比べてみましょう。熱心に修行した「コルトレーン」の成果がここに有ります!素晴らしいテープが存在していた事に感謝!
・「コレでしょう!!!無条件で推薦」
ああ、遂にこんなものが聴けるとは!!50年近く、その存在が捜し求められてきた音源を耳にできるとは!!しかも素晴らしい音質で!!
実際、ファイブスポットではなく、大観衆を前にしてのカーネギーホール、ということもあって、やや前半は少しおとなし気味ながら、段々と…アルペジオ、ダブルタイムを多用したシーツオブサウンドの世界へ!こんなサウンドは、勿論それまで存在しなかった。
少しオフマイク気味のトレーンですが、実際の音はこんな感じだったのでしょう。素晴らしい。モンクのピアノもいいですよ。聴きながら、立ち上がってクルクル同じところを回りたくなりますね。怪しさ100%!
日本盤はCCCDで、大分問題になって、輸入盤を求める人も多いと思います。まあそれを抜きにしても、この内容なら今すぐ聴くべきだと思います。
・「ビックリしたなあ」
もはやジャズ史の伝説と化している、1957年のセロニアス・モンク・カルテット・ウィズ・コルトレーンのライブ。十数年前に出たファイヴ・スポットでのプライヴェート録音(トレーンの最初の奥さんのナイーマさんがポータブル・レコーダーを持ち込んで録音していた!)のCDの音質があまりにも悲惨だったので、本作の音の良さには感動します。
演奏が若干おとなしくて、キッチリしすぎているのは場所がライヴハウスではなくてコンサートホールだからか。それでもトレーンのソロの随所に「シーツ・オヴ・サウンド」の萌芽が垣間見られるのがスリリング。
一般的にわが国ではコルトレーンが大化けしたのは、マイルズ・デイヴィスのバンドにいるときにモード演奏を吸収および学習してから、というのが定説になっているが、それは誤りで「シーツ・オヴ・サウンド」のアイディアはモンクから得たというのが真実らしい。
あのソニー・ロリンズもモンクから多大の教えを受けていて、「モンクは教師というよりヒンズ−教でいうグールー(導師)のような人だった」とまで発言しているのである。そう考えるとモンクはわが国では過小評価されすぎですよね。
・「歴史的発見」
モダンジャズファンにとって偶然見つかったというこのテープの発見は歴史的です。これから聞く人はスタジオ録音の「モンク・ウィズ・コルトレーン」は聞いておいた方がいいでしょうが、これも歴史的と言われ心震わせて聞いたあの録音状態のライブ「ファイブスポット」はもう聞く必要がないでしょう。曲目はお馴染みのものばかりですが、前述の2枚に比べ、コルトレーンは自信満々で吹いてます。なお、私のは輸入盤のCCCDですが、安物のミニコンポ・CDラジカセ・カーステでの再生は全く問題なしです。
・「青春時代のジャズ 中低音の魅力」
若い頃ジャズ喫茶で必ずといっていいほどかかっていた人気盤。リクエストするのがやや恥ずかしいくらいの頻度で、かけられていた。カーティス・フラーとベニー・ゴルソンのユニゾンが同じく人気盤、クールストラッティンにおけるトランペットとアルト・サックスとのコントラストを見せていた。すなわちこのフロントラインは中低音の落ち着いたサウンドが魅力でもあった。ファイヴ・スポット・アフター・ダークは、一度聴いたら忘れられないメロディであり、58年というハード・バップの爛熟期に開花した完成度の高い名曲だ。標題曲ブルースエットもファンキーだが、マイナー・バンプのスピード感とぐいぐい迫るアドリブのドライブ感がもう一つの聴き所だろう。カーティス・フラーはJ.J.ジョンソンという帝王の牙城は崩せなかったものの、50年代終わりから60年代前半にかけて最も活躍したモダン・トロンボーンの一人であり、後にジャズ・メッセンジャーズでも何度か来日を果たした。また、同じくジャズ・メッセンジャーズに在籍し音楽監督を務めたベニー・ゴルソンは、作編曲者としてだけでなくもっと評価されてもいい実力派のサックス・プレイヤーだ。50年代の古きよき時代の青春のエッセンスがぎっしり詰まったアルバムだといえよう。
・「わが青春の“ブルースエット”」
30年位前京都の大学に通っていた頃、初めて買ったジャズのレコードがこのブルースエットでした。それ以来ロックしか聴かなかった私の人生にジャズという音楽は欠かせなくなりました。それほどこのアルバムの印象は新鮮で強烈でした。ジャズの入門としてこのアルバムがよく引き合いに出されますが、当然と言うべきでしょう。モダンジャズ史上永遠の名作だと思います。私とジャズが出会うきっかけを作ってくれたのがこのアルバムです。
・「一度は聞いておいた方がよいでしょう!」
カーティス・フラーのトロンボーンはイイですね。ブルーノートとはまた一味違って・・・さすが名盤と言われるだけあって、つい聞きたくなってしまいます。ピアノに名盤の陰の立て役者トミー・フラナガンが入っていたりしてますますイイ。一曲目がやはり名曲なのですが、他の曲も絶対良いので、値段も安いし一度は聞いておかないといけないと思います。
・「一度聞いたら忘れられない・・・。」
トロンボーンを吹く人には自然と名曲として伝わっているかもしれません。やはりファイブスポットアフターダークは名曲で、あの独特のリズムと音は一度聞いたら忘れられません。もちろんそのほかの曲もいいんです。
ただ1曲目は・・・なんとも言えない不思議な魅力があり、好きになったらずっと聞いていたくなる曲なのかなと思います。
ジャズが好きな人、楽器を演奏している人、ジャズを聴きはじめたい人、どんな人にもお勧めです。
・「絶頂期のエラの代表作」
ハーレムのアポロ劇場のコンテストで名を挙げたエラは、10代でチック・ウェッブ楽団のバンド・シンガーとしてデビューし、瞬く間にその実力を高く評価されることになるが、思いもかけないバンマスの死によって、バンド・マネージメントまで背負うこととなった。若かりしそんな時代のみずみずしい歌唱も素晴らしいが、エラの歌が円熟して、麗しい味わいを醸し出すようになったのはデッカ入りしてからのこと。このCDは、そんな絶頂期にあったエラの代表的傑作である。全編スタンダード・ナンバーのバラードで、エリス・ラーキンスの美しいピアノだけが伴奏を務める。エラの歌唱はまさに”メロウ”というべきもので、モノラルながらデッカの優秀な録音も、彼女の絶唱を見事にとらえて、名盤のお膳立てをしている。カーメン・マクレエの「ブック・オブ・バラッド」と並ぶバラード歌唱集の最高傑作である。
・「渋いけど エラの最高のアルバム」
エリスラーキンスのピアノとエラだけのアルバム。非常に渋く、聞き込むうちに良さがわかる逸品。エラ好きの私のイチオシ。
・「かっこうよい、女性JAZZボーカル」
一曲目がすごく印象的で、これを聴いて購入した。スウェーデン人らしいが、英語の歌詞で、ややハスキーな声だが、全体的に心地の良いボーカルを聴かせてくれる。録音も良いと思う。
・「ミルト・ジャクソンの隠れた名盤です。」
ソウルフルなヴィブラフォーン奏者ミルト・ジャクソンとこちらもソウルフルなレイ・ブラウンの双頭クィンテットのライブ盤です。1曲目の"Frankie And Johnny"はブラウンのベース・ソロからスタートです。この時点でソウル度はかなり高しです。テナーのテディ・エドワーズのアドリブも短いながら
も熱さを感じますし、それに続くミルトのヴァイブがもう最高です!いつもよりペダルは使っていませんがとにかく、アドリブ・フレーズがカッコ良しなんです。ピアノのモンティ・アレキサンダーはもっと評価をされてもおかしくはない名手ですし、このクィンテットにピッタリハマっています!"Here's
That Rainy Day"ではミルトのステキなバラードを聴く事ができますし、"Tenderly"はレイ・ブラウンによるベース・ソロが聴き所となっています。タイトル曲の"That's The Way It Is"はメンバー全員ソウルの塊り状態でのミドル・テンポのブルースに仕上がっています。ここでの聴きはテディ・
エドワーズの"コテコテ・テナー"です!ミルトの声でメンバー・紹介も入っていて聴衆も最高に盛り上がっています!ミルト・ジャクソンの数あるアルバムの中では余り評価されない1枚ですが、ソウルフル・ジャクソンがお好きな方にはお勧めの1枚です!
・「買ってよかった!!!!」
ビヴァリー・ケニーは大好きなので、未発表が出ると知った時は小躍りしました。でも、デモ録音だという。となると音がどうなのか心配で、買うか買わないかちと迷いましたが、買わないとあとで後悔しそうなので、購入しました。いや〜よかったですね!音はちゃんとしているし、ピアノだけの伴奏でしかもデモ録音だからか、ビヴァリーはすごくリラックスしている。あの可憐な歌声がいっそう可愛らしさを増して迫ってくるのです。芳紀23歳のころの録音とのことで、まさに女性として一番輝かしい時期ではなかったのかしら。それだけに5年後に訪れる悲劇がいっそう心に突き刺さってきます。ジャケットもクラシックでいいですね。
・「アーバンミュージックの先駆け」
もう40年も前のアルバムですが今聞いても十分アーバンミュージックとして通用するのは驚きです。全曲オススメですが特に3曲目の「IN THE WE SMALL WORLD]が一番です。深夜の高速道路を走らせる時はぜひセットしておきたい一枚です。ジェリーマリガンのバリトンサックスが流れた瞬間、その場の空気が変わります、至福と時が訪れます。
・「俯瞰してみた夜の都市」
CDよりもLPで持っていたくなるほど、ジャケットのデザインが美しい。遠くから見た夜の都会は、その喧騒や騒音を忘れさせるほどにロマンチックに揺らめいている。
1曲目の表題曲では、マリガン自身のピアノが聴ける。非常にスローなこの曲は、まさに都会の夜の美しさをバックに流れているのがジャストな感じで、とても大人な雰囲気に満ちている。CDでは、ボーナストラックとして、ラストにもこの曲の65年バージョンが聴けるのだが、こちらでは、マリガンはバリトン・サックスで主旋律を吹いている。全体を「ナイトライツ」という曲で挟むというこの試みは、なかなか粋な計らいで、とてもしっくりきている。また間に挟まれた5曲には、マリガン自身の曲が2曲や、「黒いオルフェ」の主題歌「カーニバルの朝」やショパンなど、かなりポピュラーな楽曲にも取り組んでいる。そうありながらも、全体のムードはあくまでシックでアダルトな雰囲気だ。スピーディな曲が1曲もないというのも、俯瞰してみた夜の都市のけだるい美しさを感じさせてくれ、アルバムに強い統一感を生み出している。
・「都会の夜の心」
そう、まさにこのCDに収録されてる曲達は一言で夜の心・・・・この曲達を聞いていると不思議と闇に光る都市その中で交錯する人々の心が見えてくる派手さは見えないでも、曲からは繊細な華やかさと静の優しさが滲み出ている全ての仕事を終え帰路につく時夜を静かにすごしたい時にこのJAZZは優しく聞き手を包んでくれるだろう
・「夜の摩天楼」
ジャズを聞くのは初心者で、ネットで名盤として紹介されていたので購入しました。大人の世界に浸りきれました。名前が「ナイトライツ」なので夜にばかり聞いています。夜に、このCDをかけると、ジャケット通りの摩天楼のイメージが開けて広がり、包み込まれます。とても気にいってしまいました。旋律もいいし、個々の音も魅力的です。大事にしたい盤です。
・「マリガン・ミュージックの格調と不思議さ」
ベッパー・アダムスやハリー・カーネーと異なり、あくまでも紳士的で優しくインテリジェントと感じるジェリー・マリガンのバリトン・サックスはある種の格調に支えられているように思う。それほどポピュラーではない楽器を一つの完成されたイメージに仕立て上げた彼の功績は、トロンボーンのJ.J.ジョンソンに匹敵するであろう。このアルバムはマリガンの中でも最も人気の高い作品で、ボサノバやクラシックの要素が色濃く、イージーリスニングなジャズに仕上がり、それでいてジャズのレイジーなムードをも漂わせる不思議さを持ち合わせている。「カーニヴァルの朝」や標題曲の「ナイト・ライツ」、さらに魅力的なテーマをもつ「プレリュード:ホ短調」など愛着の沸くトラックが多い。特に「プレリュード」はかつて、油井正一氏が「アスペクト・イン・ジャズ」というFMの番組のオープニング・テーマに使っていたので、ミドル・エイジのファンには懐かしい曲だろう。個人的にはアート・ファーマーをフィーチャーした「フェスティヴァル・マイナー」が好きだ。枯葉と似た雰囲気で繰り広げられ、乾いたトーンのマリガンと対比的にファーマーのメロウなサウンドを楽しむことが出来る。バリトンとトランペットは結構相性がいいのだろう。マリガン自身も、チェット・ベーカーとのユニットで数々の名演を残している。とにかく聴き易いので、ジャズの入門編としても価値あるアルバムだ。
・「サックスの暖かい響き」
何と暖かいサックスの響きでしょうか、スタン・ゲッツの奏でるサックスには言葉では言い表せない、とろけるようなサウンドを感じます。そしてジョアンのささやくようなソフトボイスにも、ジョビンのリリカルなピアノにも心を動かされるものがあります。このアルバムは、ジャズというよりは、ボサノヴァの代表的な1枚と言えるものです。近年、ボサノヴァが見直され、オムニバスアルバムが数多く出されつつある中で、このアルバムのナンバーが数多く引用されていることでも、いかに多くの人々に共感を与えているかがわかると思います。とりわけ「イパネマの娘」や「デサフィード」「コルコヴァード」は数多い録音の中でも他に追随を許さない名演奏と言えるのではないでしょうか。ボサノヴァ入門用としても最適のアルバムと言えるでしょう。S.ゲッツのヴァーブ時代の代表作となるわけですが、当時米国で流行のきざしを見せていたボサノヴァの魅力にいち早く気づいた、彼のその先見の明にも敬意を表したいところです。なお、S.ゲッツのヴァーブ時代のジャズ・ボサとしては、このアルバムの曲目も含めた4枚組「イパネマの娘、ボサ・ノヴァ・イヤーズ」が出されているので、いっそのことまとめて聴きたい方にはそちらをお聴きになることをお奨めします。値段は高いけど聴き応え十分ですよ。
・「時代の申し子ボサノバの原点」
モダン・ジャズとサンバの融合によって誕生したといわれるボサノバは20世紀のハイブリッド・ミュージックの元型のような音楽である。カルロス・ジョビンとジョアン・ジルベルトというブラジル人が伝統的なブラジル音楽をいかに現代的に蘇生させようかという努力をそれぞれ別の角度から行っていた。彼らの才能と出会いによってボサノバの基礎は築かれ、そこにアメリカのクールな都会派を代表するモダン・ジャズの巨人スタン・ゲッツが割り込む形でハイブリッドな音楽が完成した。三人はそれぞれに音楽性を異にしており、必ずしも一枚岩の明確な音楽理念によってボサノバが完成したものではない。しかし民族性や地域性を超えたボサノバの魅力は、そのような世界性と現代性によってモダン・ミュージックの地位を得たのだといえよう。ボサノバの代表的名曲イパネマの娘ではジョアン・ジルベルトの妻アストラッド・ジルベルトが英語で歌っているが、これほどの素人っぽい情感のこもらない不感症的な歌声がかえってボサノバの現代性とクールさを象徴しているように思う。デサフィナード、コルコヴァード、ソ・ダンソ・サンバなどいずれもボサノバの名曲が文明の衝突のような不思議なユニットによって繰り広げられる。彼らはやがて分裂し、それぞれの道を歩む事になるが、70年代のクロス・オーバーやフュージョンの最も素朴で新鮮な姿がここにある。ボサノバはまさに時代の申し子なのだといえる。
・「たまには反論を」
異種格闘技戦を許容できない未熟なリスナーに酷評される悲運なアルバムと言ったら怒られるんでしょう。ルイ・カストロ著「ボサノヴァの歴史」の受け売りでこの作品をけなす風潮が未だにありますね。ジョアンの伯ODEON3部作との比較でしょうか?伝説CDをたまたま持ってたリスナーが通ぶって酷評してるようにしか思えません。
このアルバムを持っていない善良なリスナーは、是非買うべき作品だと思います。
・「夏の夕暮れにピッタリ」
もう40年以上前の1963年の録音で、ボサノバとジャズを融合させ全世界で大ヒット。仕掛け人はのちにCTIレコードを創設するプロデューサーのクリード・テイラー。面子はスタン・ゲッツ、ホアン・ジルベルト、カルロス・ジョビンと豪華。あまりに有名になった一曲目「イパネマの娘」でジルベルトの美声と、妻のアストラッドのちょっとヘタで、ちょっと危なげなヴォーカルが話題を呼んだ。この「超名盤」何度聴いても古びず、飽きない。夏の夕暮れにピッタリ。殺伐とした日常を忘れてイパネマ海岸にひとっ飛び。(松本敏之)
・「不朽の名作」
スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトがアントニオ・カルロス・ジョビンをフューチャーして、1963年にニューヨークで録音された作品。3年に渡る欧州でのブランクによって散々酷評を受けたスタン・ゲッツ、ボサノヴァリズムを作り上げたバイーア出身のジョアン・ジルベルト、多くの作曲もリズムに恵まれなかったアントニオ・カルロス・ジョビン。野合との指摘もあるが、3人の奇才によってこの傑作が生まれた。そして、この背景には当時ヴァーヴだったクリード・テイラーがプロデュースを担当していることも付け加えたい。結果、多くの賛同を得てスタン・ゲッツは本作でグラミー賞を受賞し、白人テナーとしてのゆるぎない地位を得た。また、本作は純粋な音楽とは違った側面からも多くの注目を集めた。ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツの音楽性の違いからくる確執や、本来、ギターとヴォイス程度の素朴な編成からくる音楽にサックスが執拗に入り込んでくるこの作品は果たしてボサノヴァといえるのか?等、様々な論議をかもし出した。しかし、その音楽性は極めて豊かで、いわゆる純粋なボサノヴァの作品の追随をも許さないものがある。それが顕著に出てくる場面は3者それぞれ特徴的で、スタン・ゲッツのバッキングプレイと、ジョアン・ジルベルトの声とギター、そして、アントニオ・カルロス・ジョビンのピアノである。いずれも”ささやく”ような演奏に徹していて、決して前に出てこない。しかし、ハマッタポイントに音を入れてくるので非常に目立つ。静かな音にも明確な主張が見て取れるのだ。ボサノヴァに限らず、ブラジル音楽を聴く上でこの作品を欠かす事は出来ない。いや、この作品の与えた影響はジャズを始めとした多くの国の音楽に色濃く現れており、音楽を聴く方全てが耳にすべき音ではないかと思う。それだけ画期的なのだ。今聴いても実に新鮮である。
・「キューバジャズ」
初めてキューバンジャズを聞いたが、・・・感動した。今までに聞いたどんなジャズピアニストの演奏よりもダイナミックでパワフル、それでいて繊細でやさしい音色を放つ彼のピアノは必聴である。また、アレンジも今までに聞いたことのないもので、ノリがよく、楽しい。このCDを聴くと、もっとキューバジャズを追求したくなる、そんな1枚だ。
・「静と動」
ミシェル・カミロとトマティート、二人とも超絶技巧の持ち主なのでそれだけでも聴きごたえ充分なのですが、際立って素晴らしいのは音による静と動の波が繰り返されている点です。叙情的で澄んだ音のあとに思わず踊りだしたくなるような熱に溢れたプレイが待ちかまえています。超一流の技巧を持ちながらそれを見せつけず、演奏には歌心がありとあらゆるところにちりばめられています。この二人の出会いに拍手!!
●黒い涙
・「聞き込むほど」
大好きなBeboとのコラボだったので買ってみたら初めはCigalaの声が強すぎてどうも聞き辛かったのですが、聞き込むほどに彼のしがれた声、フラメンコのリズムとBeboのピアノ、そして歌詞にこめられた思い、などなど。聞き込むごとに大好きになっていった一枚です。
特にお勧めはタイトルと同じLagrimas Negras。
最初は聞き辛くても、ちょっと我慢して一日聞いてみてください。必ずはまります。
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