Sugar High (初回限定盤) (詳細)
鬼束ちひろ(アーティスト)
「低音の魅力と迫力、「ニュー鬼束」の誕生」「まっすぐに響いてくる魂」「悪魔かそれとも天使?」「これからずーっと聞き続けられる一枚」「パッケージの写真で誤解して迷っていたが店頭で視聴して久しぶりに気に入った!!」
無罪モラトリアム (詳細)
椎名林檎(アーティスト), 亀田誠治(その他), 川村“キリスト”智康係長(演奏), 森“グリッサンド”俊之本部長(演奏)
「斬新でありながら懐かしい」「最高」「すごいアルバム」「一人でも多くの人に聴いてもらいたい」「不朽の名作」
MONTAGE (詳細)
YEN TOWN BAND(アーティスト)
「優しさを知るために」「これはすごい。映画のサントラの枠を超えた名盤。」「60〜70年代のロックが好きな人にお薦め。」「超名盤!!」「ある意味、癒しなのです」
オールトの雲 (詳細)
柴田淳(アーティスト), 澤近泰輔(その他)
「ここに優しい柴ジュンがある。」「きら星のごとき10曲」「1曲目の始まりから引き込まれました」「元気が出るアルバムです」「シバジュンの記念すべき 1st. アルバム!」
深海 (詳細)
Mr.Children(アーティスト), 桜井和寿(その他), 小林武史(その他)
「ミスチルの全アルバムの中で最高傑作」「先見性」「名盤☆」「完璧すぎるコンセプトアルバム」「邦楽を代表する大名盤」
呼吸 (詳細)
Lily Chou-Chou(アーティスト), Shunji Iwai(その他), Takeshi Kobayashi(その他), Miho Omasu(その他), Yuko Saegusa(その他)
「特殊な空間」「リリィの世界」「映画を見た人なら絶対買い。」「エーテルの意味」「heavenly voice」
「少年の日は遠く」「買うならボーナストラックの付いた国内版」「自然な女性の魅力溢れる超名盤」「ポピュラー音楽の金字塔!」「久々に心が揺れました」
「いつの季節にもカーラ」「ピュアなウエストコーストサウンド最後の大傑作」「青春時代が戻ってきた!」「名盤」「飾り続けているジャケット」
The Road Home (詳細)
Heart(アーティスト)
「名盤です!」「酒を片手にハートのアコースティックライブ、こりゃ最高。」
バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)
「賢者の回答、泣けるアリア!」「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです」「この曲のアクシスを変えた」「グールドのバッハ」「グールドがこのテンポで弾いた訳」
・「低音の魅力と迫力、「ニュー鬼束」の誕生」
前作『This Armor』ではちょっとばかり物足りないように感じられた低音部の再現性も、今回はバッチリです。羽毛田氏のピアノをメインとした最低限の伴奏が最大限の効果を発揮して、鬼束さんの、優しさの中にも迫力のあるあの魅力的な濃厚さを持ったヴォーカルを、一層引き立てています。それはたとえば、アルバム中で唯一ロック・テイストの「Tiger in my Love」に顕著でしょう。そこいらのチャカチャカ・ロックとは格が違う低音の響きとその比類の無い迫力は、それこそ一聴必殺間違いなしです。 また、8cmCDだけに収録されているバージョンの「Castle・imitation」はこれまでに無い勇壮な曲調で、聴く度に気持ちが鼓舞されるような、素直に「良いな」と思える曲。
アルバム全体を通したトーンはどこか優しい雰囲気に満ちているようにも思えますが、どっこい歌詞は相変わらずの、いやむしろさらにパワーアップした感さえある鬼束ワールド全開です。彼女の歌を「癒し系」などと言う人たちがいるみたいですが、もし仮に(事実として)そうであるなら、強いて言えばそれは「毒をもって毒を制す」タイプなのかもしれません。歌詞同様、ヴォーカルにもさらに厚みと広がりが加わったような気がしますね。
アルバム自体には9曲しか収録されていないので確かに物足りなさを感じもしますが、その分余計に(?)繰り返し聴き込むことができます。「量より質」を地で行っているこのアルバム。「シングル曲が一つも入っていないから今回はパス」なんて思っている人、「ニュー鬼束」の誕生に立ち会えないなんて勿体無い・・・。
・「まっすぐに響いてくる魂」
初回限定番には8cmCDがついており、Castle・imitationが収録されている。個人的にはこっちのCastle・imitationが好き。「不完全な瞬きで綺麗なもの以外全てを消すのならこの眼を捨てよう」など直接的に表現されないからこそまっすぐに、そして痛切に響いてくる言葉がある。同じような問題を抱えたことのある人にしか伝わらないかもしれないという意味で、哲学的とも言える彼女の言葉はもはや「癒し」などという次元をはるかに超越している。彼女自身の魂が凄まじい勢いで迫ってくる、他に類を見ないアルバムである。
・「悪魔かそれとも天使?」
先日のUltimate clash02の公演でこのアルバムに収録される曲を数曲ライブで聞きましたがTiger in my loveなどは、一瞬いままでのどんなアーティストにも感じられなかったような凶暴性すら感じさせられるド迫力の絶唱を体験してこの人はほんとうに本物だとさらに実感しました。そのほかの収録予定の漂流の羽、castle imitationはもちろんのこと
そのほかの曲名のわからない曲も絶品でしたこんどのアルバムは1stの時のような衝撃度120%の作品になると思いますそれでいてyumingの守ってあげたいのカバーなども歌えるからすごい!優しさや包容力のような要素はまた凶暴性などと同居しているからこそその力が発揮されるのだと思いましたまさに悪魔か天使か?って印象をうけました
・「これからずーっと聞き続けられる一枚」
本当にボーカルが良い。また、細かいニュアンスやブレスなど、本当に声が良く録れている。メロディーも詞も、記憶に残るものばかり。こんなに真剣に音楽を聞いたのは久しぶりだ。名盤!
バックは最小編成でボーカルを聞かせようという意図が見える。でも、そのせいか、圧倒的にボーカルが勝ってしまっているために、極端に言うと、演奏は必要なんだろうかという疑問もわいてくる。もっと、ピアノなどの楽器の音数をざっくりと抑えたアレンジや、ボーカルだけで聞いてみたい衝動に駆られてしまう。
・「パッケージの写真で誤解して迷っていたが店頭で視聴して久しぶりに気に入った!!」
こういう個性的なシンガー・ソングライターは、久しぶりじゃないでしょうか?個性的ながらも、音の帯域バランスや楽器が回帰しているようで。。。凄く落ち着きます。。。ずっと聞き続けていたい。飽きない。。。今まで、星5つを付けてきた他の歌手方には失礼ですが。。。もう、打ち込みなんだ、電子楽器なんだ、クラシック楽器が入っても
合成なんだ、それしか無いんだ。そう思い込んで居たんですが。。。この、ソフトに包まれるような落ち着いた感じ。。。長時間のヘッドフォンなどでの視聴には今までレビューしてきた全てが。。。難しいんです。疲れるんです。高音が強すぎたり、迫力を出す為に、ドンシャリ(低音と高音を強調している)。良くても、フラット。。。
中低域をベースに上下にふわぁっと広がる感じなども最高!!!歌詞の内容もいい。ただ。。。難点は1つだけ、現在主流の廉価なCDラジカセやウォークマンやミニコンポでは。。。中低域がベースなのは分かるんですが。。。高域が強調されてしまう。。。今のオーディオシステム全体が未だ、デジタル志向が主流なんです。
ゆったり長時間聞くなら、低音は解像度が高いウーハーやスピーカーケーブルでなく。。。アコースティックを主張しいるケーブルと量感重視のウーハーのオーディオで聞きましょう。本来の録音されている音をモニター的に全部ストレートに聞きたいなら。。。解像度重視のケーブルとウーハーのオーディオで聞きましょう。
どういう聞き方をしたいかでかなり変わりますよ!!!とにかく、誤解していました。今までレビューを書いた中では、これが一番気に入りました。ここまでたどり着くのに、何年かかったか。。。!!最高です。お勧めします。
・「斬新でありながら懐かしい」
このアルバムは彼女の作品の中でも名作です♪天性の才能と繊細な感性に かなり衝撃を受けました。かなりのインパクトがあり どの曲も素敵でクセになっちゃいます。とても情緒があるというか、なぜかちょっと切なくなってみたり…個人的には「丸の内サディスティック」は名曲だと思う。これだけ内容が濃く、詰まったアルバムもあまりないですね~
椎名林檎さんは たしかに超個性的でやりたい事を突き進んでいくタイプの 本当の意味でのアーティスティックなミュージシャンなので 万人ウケするタイプではないかもしれません。それだけに一度ハマルと抜けられない程の魅力(魔力?)があります。
最近の作品はこの頃に比べるとあまり聞かないのですがあまり彼女が好きでないという方(ビジュアルとか過激なイメージとか)にもそのイメージは置いといて ひとつの作品として純粋に一度聞いてみて頂きたいアルバムです。なかなか深いですよ。
・「最高」
東京事変になってからも色々楽曲は聴きましたが、この無罪モラトリアムの上を行くアルバムはありませんでした。何年たっても私の中で、このアルバムが一番です。
・「すごいアルバム」
椎名林檎の中ではこのアルバムが一番だと思います。実験性に走りすぎた後期と比べて聴きやすく、衝撃も強いです。
ひとつひとつの曲に区別がつかない、聴いてるうちに飽きてくるなんてことは絶対にありません。個性的なメロディーとアレンジがしっかり頭の中に入ってきます。単純だけど文学的な歌詞も魅力的です。
彼女の派手なパフォーマンスやキャラが嫌いな人も、一度でいいから聴いてみるのをおすすめします。
・「一人でも多くの人に聴いてもらいたい」
椎名林檎は、本当の意味でアーティストだと思う。売り込みをせずにこれだけ世間に認められるということはよっぽどの実力がなければ無理だと思う。「ここでキスして。」 「歌舞伎町の女王」この2曲が特に好きです。けど外の曲もいい曲ばかり。アルバムというものはいつも好きな曲だけきいて後は飛ばしたりする事もあったりする。けど「無罪モラトリアム」はすべて聴き入ってしまうのばかり。ぜひ、聴いてみて下さい。
・「不朽の名作」
CD・DVDの全てを所有しているほどの椎名林檎大好きな自分ですが、無罪モラトリアムは本当に良い作品です。椎名林檎の名前で出した3作のアルバムのうち、一番素直な出来だと感じます。3rdなどは歌詞までちゃんと読み込み、何度も何度も聞いているとトンデモナイ味が出てくるような印象ですが、それに対して1stは初めて聞いたときに衝撃を受けるタイプのものですね。特に「正しい街」「歌舞伎町の女王」「丸の内サディスティック」の流れは秀逸。聞いてるだけで心の奥の方からゾワゾワとした、何か心地よいものが沸いてくる名盤です。
・「優しさを知るために」
MONTAGE ~YEN TOWN BAND~
岩井俊二監督の『スワロウテイル・バタフライ』の中でCHARA演じるグリコが結成した架空のバンドからこの音楽は生まれたという感じです。YEN TOWNが無国籍という設定の中で生まれたので、音楽も日本語、中国語、英語と多才な言語が使われていて、聴いていて不思議な感じになります。
また、唄い手のCHARAの独特の甘い声と、優しく、悲しい響きからも不思議さが感じ取れて曲全体に魅了されるといってもいいような感覚に陥る感じも受けます。詩も全体的に優しさ、せつなさを唄い上げているように思われ、CHARA=グリコの母性的な愛情をも感じ取れる部分も見つけだすこともできます。
優しい気持ちになった時などに聴くと、共感できるものがあったりして、深い部分で、ゆったりできたりするかもしれません。
・「これはすごい。映画のサントラの枠を超えた名盤。」
映画「スワロー・テール」のサントラだが、楽曲といい、Charaのボーカルといい、とにかく絶品。 英語の楽曲と日本語の楽曲のバランスもよく、サウンド、スピード、どれをとってもCharaの小悪魔的な魅力が輝いている。
これは近年の日本のアルバムの中でも、確実に最良と言えるもののひとつ。自信を持ってお勧めします。ただし、Charaのボーカルが嫌いな人は、止めましょう。
・「60〜70年代のロックが好きな人にお薦め。」
映画『スワロウテイル』では、中国系移民達が主人公ですが(中国語が一部使われているし)、大陸的な中国音階を使ったオリエンタルなロックではなく、映画の設定が日本のロックバンドでも違和感無さそう。 音楽プロデュース&アレンジの小林武史がお得意の、60〜70年代のゆる〜んだら〜んとしたアナログテイストで土の匂いがするロック。LOVE PSYCHEDELICOを彷彿させる。 大ヒットした4曲目の『スワロウテイル・バタフライ‾あいのうた』は、歌詞を読まずに聴いても感動しますが、歌詞を読みながら聴くと涙が出そうになります。1曲目の『サンデイ・パーク』は、映画『スワロウテイル』で流れた時から印象的でしたが、改めて聴くとこれまた良いです。 CHARAの癖が有る歌唱法が苦手ですが、『YEN TOWN BAND』では、癖が有る歌唱法が全く気になりませんでしたし、むしろ独特の歌唱法を活かしつつ癖の有る歌唱法を中和させナチュラルに聴かせています。英語・中国語・日本語が混ざり合っていますが、違和感が無く自然に聴けます。 レビューに書かれている通り「映画『スワロウテイル』で、CHARA演じるグリコが結成する架空の無国籍バンド「YEN TOWN BAND」のデビューアルバム」ですが、単なる企画物じゃありませんね。邦楽・洋楽問わずトップレベルの音楽だと断言します。
・「超名盤!!」
映画スワロウテイルを観て購入しました。捨て曲なしの超名盤ですここから、CHARAを聴くようになったのですが、一番聴きやすいと思います。
・「ある意味、癒しなのです」
全体的に、とってもいい雰囲気でCHARAの声が非常にマッチしていると思いますたまにとっても聴きたくなる1枚ですカバー曲などもありますが、とても個性的で、癒されたいときなんかはとても良いです楽曲もすばらしく、またいつか復活して新たな展開を行っていただきたいものです
・「ここに優しい柴ジュンがある。」
「ひとり」「ため息」もいいが、実はここ「オールトの雲」に彼女の代表的な曲が揃ってる。私を含めたファンの中でも根強い人気がある。「ため息」が眠るときに聞く曲なら、「オールトの雲」は昼間のBGMつまり、彼女のオーソドックスな曲が詰まってる。それでも来た道・・・心和む、穏やかな曲が続く。未成年を含む「ひとり」がシャープな所があるのと違い心が全体的に和む。
・「きら星のごとき10曲」
アルバムに収録の10曲はすべて素晴らしい出来。実体験に基づくという恋愛(切ない想いがほとんど。)を歌う彼女の曲には、誰もが共感できると思う。デビュー5ヶ月で待望の1stアルバムをリリースした彼女。その実力を遺憾なく発揮したこのアルバムを聞けば、柴田淳の"すべて"が分かる。ピアノ弾き語りも入って、充実度120%のアルバムとなっている。
・「1曲目の始まりから引き込まれました」
友人から彼女の名前を聞いてこのCDを買い、心療内科に通院している自分は1曲目の詞にとても共感してしまいました。幼少の頃からピアノを弾いているということで、弾き語りの「聴かせ」も確かなものです。「オールトの雲」とは太陽系を取り囲むさまざまな天体の集合体という仮説とのことですが、この名前をアルバムタイトルに決めたきっかけを知りたいと思っています。
・「元気が出るアルバムです」
柴田淳さんのCDを聴いていると、ナチュラルに世界に入っていけて、心地好くなります。歌いかたはとても素直で、「がんばれ!」って元気づけられるというより、そっと背中を押してくれそうであったり。「なんないいことないかな」っていう日常のつぶやきから、いとおしい「ぼくの味方」、せつない「海の海に立ち...」、
ピアノがとても美しい、決して明るくない、でもとても前向きな「それでも来た道」。是非詞とともにお楽しみください。
・「シバジュンの記念すべき 1st. アルバム!」
2002 年にリリースされた柴田淳のメジャー 1st. アルバム。
鬼塚ちひろを筆頭としてこの手のスローバラードを聴かせるスタイルのシンガーは多くいるが、その中でもシバジュンほど僕たちの耳と心に近い位置で歌ってくれるアーティストを他に知らない。根拠はないが他のシンガーよりも 50cm くらい僕たちに近い位置に立っている感じがします。その容姿にとは裏腹に自己評価の低い内向的な詞が、女性リスナーには共感を、男性リスナーには「守ってあげなきゃ」感をかき立てるんだと思います。しかもそれが全く嫌味に映らないのはシバジュンの(多分)性格の良さに起因するのかな。
もし、まだ柴田淳さんを聴いたことのない方が「どれから入ろうかな~」と探っている場合は、間違いなくこのアルバムから聴くべきです。この後の作品で楽曲的には洗練されてきますが、何と言ってもこの作品がシバジュンのルーツですから。(もともと私としては未知のアーティストの「入り」はベスト盤からよりもオリジナルアルバムを 1st .から順に聴いていく派なのですが、彼女こそそのような聴き方をするのにふさわしいと思います。デビューからの歩みを共有することが大事!)
試聴の機会があれば素直に [1] から。「なんかいいことないかな~」の歌詞にグッときたら即、購入で後悔しないと思います。五ッ星評価:★★★★☆
●深海
・「ミスチルの全アルバムの中で最高傑作」
くるみ、君が好き、終わりなき旅、ノットファウンド・・・深海以降の曲でもいい曲は一杯あるんだけど、やはり深海が最高傑作っすw
結構暗めのアルバムっす。だけど、アルバムのストーリー性とか構成とかが最強っす。
この作品を超える作品は20年後ぐらいに出るんじゃないかなあって感じ。
今までのミスチル作品の中で一番リピートして聞いたアルバムっす。
・「先見性」
日本音楽界の頂点にいるミスターチルドレンがこういうアルバムを作ったから「意味」があると僕は思います。 このアルバムを発表したときのミスターチルドレンはシングルを出せばミリオンという状況でした。だからこういうアルバムを逆に発表できたというのもあると思います。 アルバムも前作の「アトミック・ハート」のように、大衆ポップ・ロックの路線でいくと思っていたら、こういうアルバムを「期待」に反してあえて作り発表した、 その勇気は計り知れないと思います。 この「深海」というアルバムには「シーラカンス」という「キーワード」が出てきます。 当時、桜井さんは「あってもなくても、現代社会にはあまり意味のない物の例として「シーラカンス」というものをキーワードにした」と語っていたのをボクは覚えています。 ですが、アルバムを聞いているとその「あってもなくてもよいもの」に対して桜井さんは呼びかけて、「答え」を見つけ出そうとしていると感じます。 このアルバム1996年発表のアルバムですが、現在(2007年)の社会問題「引きこもり」「ニート」といった人のことに対してのメッセージのようにも聞こえます。 桜井さんの先見性の良さを感じるアルバムだと思います。
・「名盤☆」
個々の楽曲を聴いて、飛び抜けているのは、「名もなき詩」と「花」くらいだと思いますし、そういった面では他にいいアルバムがあるでしょう。にも関わらず、多くの人にとってこの作品が特別であるのは、唯一無ニの魅力があるからに他なりません。
ダウナーなアナログサウンド、心の溜まりを吐き出したようなメッセージ性、倦怠感や暴力性の漂よった空気・・・、この音像の中には、まさに心の深海部分をさ迷っているような、深みを含んでいます。
精神性の強い作品でもあるので、それが合わない人にとっては、ひらべったいメロディで、何か叫んでるだけの独りよがりな音楽でしかないかもしれません。そういう好き嫌いはあると思います。
ただこの作品が、圧倒的なパワーを持っていることは確かで、ハマった人に訴えかけるものは、生々しく強烈なものです。一貫して暗いテイストでありながらも、今のミスチルが歌っている作品よりも、本当に深い優しさに通じると思いますし、誰かにとっての確かな光にもなりえるのではないでしょうか。
自分にとっても邦楽ベストのひとつです。
・「完璧すぎるコンセプトアルバム」
まずはジャケットが最高である。邦楽ではあまりジャケで勝負するという雰囲気はなんだけどミスチルは比較的アートワークにも力を入れているようで共感できるね。このジャケは彼らの当時の心境を本当に良く表していると思う。そしてアルバム内容。こちらはもう文句の付け所がない。アルバムカラーを重視して不必要だと思ったシングルは収録していないのも潔くていい。そして初期の彼らのように清涼感に溢れたラブソングがまったく収録されていない。『Mirror』なんかは近いがどこか斜めから見ているようなところがあるしね。『ミスチルなんて甘いラブソングばかりだ』なんて思ってる人にもこのアルバムはオススメですよ。
・「邦楽を代表する大名盤」
憂鬱な気分になった時、酷く落ち込んだ時に聴いて下さい。自分以上に悲しんでいる人が世界には沢山いる。戦争で大切な人を失ってしまった人、そして後悔で埋め尽くされた手紙を読む男の気持ち。どこまでも救いようの無い世界が「深海」にはある。コンセプト・アルバムとしてリリースされた今作はセールスを考慮せずに生み出された異色作と言っていい。しかし、結果的に当時の空前のミスチルブームの影響で、このアルバムは馬鹿売れした。流行であっても何百万人という多くの人が桜井の抱える悩みや苦悩を共有していた素晴らしきあの時代。だが時は経ち現在日本の音楽シーンは無意味なラブ&ピースを歌う歌手が多く、世間やマスコミはそれを煽り立ててカリスマ化させて行くという悪い風潮が出来上がってしまっている。中身の無いからっぽな音楽。消費され捨てられて行くのがほとんど。そんな病んだ時代だからこそ「深海」は更にその普遍的な輝きを増して行く。決して明るくはない。だが暗さの中にある人間の本質的な暖かさを感じることの出来るアルバムである。当時の異常なブームが無ければ生まれなかったであろう偶然にして必然であった傑作。
●呼吸
・「特殊な空間」
やっと手に入れたので聞いてみたんですが、特別な空間が流れているというか・・・。どこか宇宙のような場所に一人漂う感覚。でもそこはなんとなく寂しいような、なにかが欠如している・・・。一体この感覚はどこから来るんだろう。そんな気持ちにさせる歌ばかり。最後のグライドは本当に草原に一人ぼっちでたたずんでいるイメージ。
どれも良い曲ばかりです。
・「リリィの世界」
映画『リリィシュシュの全て』の中の架空の歌手リリィが映画の中で実際に発売しているアルバム。サントラではないので、映画を思い出すものとはまた違う。
リリィの歌声が・・・とか歌詞が・・・とかメロディが・・とかそんなふうに説明できなくてとにかく聞いているとせつないような、悲しいような、でもなんだか勇気が湧いてくるような気分になる。
なんだか遠くに行きたくもなる。
私には「エーテル」という言葉ははっきり見えないけれどリリィが歌っているのはみんなの心の中にあるものなのかなと思う。
夜、照明を落として聞くとリリィの世界に浸れる。一人で寂しい時に聞くとちょっと涙してしまうかも。でも辛い時には泣くといいそうなのでそれもいい。
好きな人と一緒に聞くのもゆったりとした時間が流れるのでおすすめ。
・「映画を見た人なら絶対買い。」
一曲一曲、映画のシーンがよみがえる。曲が終わり、始まるごとに、新しい世界へと誘われていく。イメージ。リリイの歌声に乗せて、何かが体の中に入り込んでくる、そんな感じ。もしそれが「エーテル」なら、こんなに幸せなことはないんじゃないか。
というわけで最高です。映画を見てない人でも、ぜひ聞いて欲しい!
とっても美しくて、和やかで、平和で、清冽で、強烈で、とにかくすごい音楽。エンドレスリピート間違いなしの、傑作です。
・「エーテルの意味」
岩井俊二監督の「Lily Chou-Chou の全て」のビデオを観て、このCDを購入しました。とりあえず、聴いてみようと思って。この映画の中では、「エーテル」という言葉が多数出てきます。はたして、「エーテル」とは何なのか?
調べたところ、少し、哲学的な話になりますが、遠い昔に「エーテル」という言葉が生まれました。地球があって、宇宙があって、地球の中には空気や自然のもの、たくさんのものが存在します。でも、空気の中にもたくさんの物質があり、例えば、酸素や二酸化炭素とかの類です。でも、宇宙は真空で何も存在しません。でも、実際は存在します。それで、昔の物理学者が、それを「エーテル」と名づけたそうです。でも、いろいろ問題点もあり、その「エーテル」という言葉は消されました。でも、最近、また復活してきた言葉みたい!です。
いろいろ説はありますが、とりあえず、この映画、そして、CDの中では、「エーテル」=「存在」という意味になっていると思います。自分はここに存在するんだという意味です。このCDの「Lily Chou-Chou 」という方の声も最高です。中でも、「飽和」という曲があるのですが、何かとても優しいものに包まれた感じがします。是非、聴いて見て下さい。
・「heavenly voice」
I got this CD as a gift from my girlfriend. I saw the movie Lily Chou Chou at Chicago International Film Festival and fell in love with the music instantly. The songs are sexy and on the other hand peaceful, even though I don't quite understand what she is singing about. The music is just wonderful. The singer has a heavenly voice. I will definetly buy their next album.
・「少年の日は遠く」
16歳、高1の時だから32年前になる。確か初めて買った洋楽(なつかしい響きの言葉)のLP(これも)である。購入したきっかけは、いまでははっきり覚えていない。
とにかくアナログのLPをターンテーブルにおいた日から、半年ほどにわたって、毎日欠かさず聴いた。何度も何度も繰り返し針を乗せ、歌詞もほぼ暗記してしまうほどだった。犬の散歩をしながら、いろんな歌を次々と口ずさんだ。「You've Got A Friend」「So Far Away」「Natural Woman」「Way Over Yonder」「Home Again」あたりがお気に入りだった。
洋楽の聴き始めのころ、ビートルズでもプレスリーでもなく、キャロル・キングだけがなぜこんなにも深く心に滲みたのか。それは今もわからない。
ただ過剰な自意識を抱えていた少年には、キャロルは世界への一筋の通路だった。冬の後には春が来る。恋が終わっても人生は続く。人は人と関わってしか生きていけない。「どんなに不器用でも、不細工でも」。このアルバムを聴きながら、そんなことをとりとめもなく、しかし真摯に考えていたのである。それはやっぱり説明しにくいことだけれども……。
とまれ、厚顔に生き恥をさらしてきたオヤジは、今でも年に何度かこのアルバムを聴く。時折、犬に引っ張られて手のひらに鎖がくい込む感覚が甦ってくるが、もはや少年の日のように口ずさむことはない。ただ、杯を傾けて、酔いに身をまかせるばかりである。
長い時が過ぎた―。しかし、キャロル・キングはここにいる。多くの若いリスナーを獲得しながら……。そのことをオールドファンは静かに喜びたい。
・「買うならボーナストラックの付いた国内版」
私がキャロルキングを知ったのは五輪真弓のアルバムに入っていたI'ts too late'を聴いて、オリジナルを探した結果です。勿論、LP時代の30年以上前の話しです。しかし未だに時々、私のみならず家族も聴いております。他にロバータフラックもあり、同じくオリジナル買い求めましたが、このアルバムには叶いませんでした。彼女の3枚目のアルバムにあたり(ソロでは2枚目)、聴き手を無視したように歌い放すエネルギーがあります。彼女のライター時代のアルバム、一人目の旦那とのアルバム、などソロデビュー前アルバムから海賊版まで、手許に60枚ほどのアルバムがありますが、これを超えるアルバムはありません。このアルバムにはSACD、輸入盤、国内版、高音質国内版、ボーナストラック付国内版と有ります。ナチュラルウーマンで終わるのが、アルバムとして聴くには完結します。しかしながらボーナストラックの2曲はこの形態でしか手に入らないので、このアルバムを選択する意味はあります。
・「自然な女性の魅力溢れる超名盤」
今さらと言わずにおじさんの話を聞いてください。このアルバムが発売された年に私はまだ1歳。だから、リアルタイムの人には「何を生意気な、若造!」という事になるのかもしれません。でも、僕は70年代のロック/ポピュラーミュージックの魔法を感じずにはいられないのです。「つづれおり」の誕生は奇跡です。それは決して押し付けがましくなく、それでいて女性の主張という何かに対抗するエネルギーでもありません。あくまでも自然な女性の魅力がおこした奇跡です。一曲一曲の完成度はもちろん高いのですが、アルバムを通して聞いた時によりその奇跡を感じます。僕は「You've Got A Friend」、「So Far Away」、「Tapestry」で泣いてしまいそうになります。昔は良かったとか言いたくないです。でも、本当の感動を与えてくれる音楽に最近巡り合えていないと感じるのは僕だけでしょうか?
・「ポピュラー音楽の金字塔!」
もはや語りつくされてはいるが、ポピュラー音楽史をつづる金字塔アルバム!70年代、女性シンガー・ソングライターの先導者であり、後に日本のニューミュージック系アーティストに与えた影響は計り知れない。『You've Got A Friend』は、アメリカ国民の愛唱歌としても知られている。中ジャケットに写っているポロポロになったオリジナルマスターテープの箱がその歳月を物語っているが、デジタルリマスターで甦った音は、その普遍の音楽により輝きを与えている!私が初めて聴いたのはもう20年以上前になるが、これからも生涯聴き続けるであろう。
・「久々に心が揺れました」
あるジャズシンガーが Will you love me tomorrow をカバーしていて.とても気に入ったのですが.一箇所聞き取りにくい発音部分があったので.これを購入しました。(失礼)
年末,プレゼント用.また自分の趣味で20枚程のCDを購入しましたが,その中でもダントツの No1! です。
また.今までキャロル・キングにこれほど無知だったのかと恥ずかしくもなりました。 彼女と同じ世代を共有出来た人が.本当に羨ましい。
リズム.メロデイ.共に何処までも自然で.歌詞もシンプル&ストレート→それがなにより素晴らしい!、しかしその中に不思議な気品と.強さもあります。
今.これを聞きながら、オーディオの前に平伏して.もうこれ以上賛美の言葉が見つかりません。
『You've Got A Friend』で彼女は I will be there to brighten up even your darkest night と詩ってくれています、正にそんな感じのアルバムでした。
・「いつの季節にもカーラ」
この人の声はなにか切なげで、それでいて気の強さが感じられて。ウエストコーストの人で、バックも当然その周辺の人たちなのですが、どこかしっとりしんみりしてしまうのです。一人になって、ちょっと元気になりたい時に、カーラの歌が寄り添ってくれます。
・「ピュアなウエストコーストサウンド最後の大傑作」
カーラボノフ79年発表の大傑作。当時は私は大学生でLPレコードを部屋に飾り毎日何回も何回もかけていました。当時は①や④のようなアップテンポに聞き入っていましたが、その後、年に数回聞くようになるにつれこのアルバムの本質っていうかカーラの魅力が違った意味で理解でき心癒す曲の多さと素敵さに参っています。もともと曲作りには才能のある彼女が当時のLAの名うてのミュージシャンの協力をえてつくったこの作品はその表現力の素晴しさが今聞いてもまったく色褪せていません。世に言うウエストコーストミュージックの最後を飾る大傑作と思います。80年代に入るとこういった音楽って無くなりましたよね
・「青春時代が戻ってきた!」
四半世紀も前のお話・・・「涙に染めて」を聴いた。彼女がリンダ・ロンシュタットに曲を書いてたことも2ndアルバムであることも何も知らなかった。ただ、ただ、この曲が聴きたくてこのアルバムを購入した。まだ大きなジャケットだった頃。でもこの大きなサイズは今でもうれしいのだが。当時、僕の初めて購入した自動車の車内にはいつもこのアルバムの曲が流れていたのである。つい最近TVでこの曲が流れ、すっかり忘れていた彼女を思い出したという訳である。
・「名盤」
カーラ・ボノフのセカンドアルバムです。全体を通して、素直なボーカルで、非常に聞きやすい。イーグルスのメンバーや、ジェイムズ・テイラーなどがゲストとして参加している。
特に、スローテンポのバラード曲での歌がすばらしい。三曲目の「The letter」やラストの「The water is wide」などは、思わず胸が締め付けられるような気さえする。アップテンポの曲もあるが、全体的にイメージは、ジャケット写真によくあらわれているように思える。
個人的にすきなのは、ラストの「The water is wide」。海の向こうにいる恋人への思いを歌ったトラディショナルナンバーだが、大げさな言い方をすれば、世の中にこれほど切ない歌はないとまで思っている。カーラの歌も、素朴ながらよく悲しみが伝わってくるし、ゲストのガース・ハドソン(ザ・バンド)のアコーディオンや、ジェイムズ・テイラーのギターとバックボーカルも雰囲気が出ている。この曲一曲のために、このアルバムを買っても損はないといえるくらいである。
・「飾り続けているジャケット」
不思議なことに25年以上経つのに、このアナログ盤ジャケットを額にいれて飾り続けている。捨てられないのである。
・「名盤です!」
私は特別にハートのファンというわけではないのですが、このアルバムは最高です。もう何度も何度も聞いてますが本当に飽きの来ない作品です。ハートのベスト版のアコースティックライブヴァージョンといった感じでアーティストの魅力が十分に伝わってきます。ぜひとも聞いてほしいです。
・「酒を片手にハートのアコースティックライブ、こりゃ最高。」
非常に親密な感じのライブ。アメリカの場末のライブハウスでやってるみたい。客との距離感が近い。1曲目が終わると、彼女たちは“Welcome to our livingroom”と客に語りかけて、小さくフフッと笑う。なにせここは彼女たちが生まれ育ったシアトルで、客数はわずか500。
最大の聞き物は、「ALONE」と「ALL I WANNA DO IS MAKE LOVE TO YOU」という
2大名曲が、最高の絶唱とアコースティックアレンジで聴けること。あのかすれ声。姉妹ならではの絶妙ハーモニー。ライブならではの熱。アコースティックならではのため感。エレキギターのソロが入る代わりに、弦楽器とアコギのアルペジオになる気持ち良さ。そしてプロデュースは、ジョン・ポール・ジョーンズ。
夜中にグラス片手にこれを聴く。
気分はシアトルの500席の会場の前から3列目。最高です。
・「賢者の回答、泣けるアリア!」
55年版が超爽快な超々名演なら、この81年版はグールドの人生最後の回答でしょう。第30変奏におけるどうしようもない気分の高揚感は他の誰からも得られません。そして、続く最後のアリアは心を掴んで離さない。人生の最後にして、始まりへと回帰するような、これ以上慈しむことなど考えられないような愛情すら感じさせる。私はいつもは55年版を聴きますが、”どうしても”というときは81年版を聴きます。どちらもグールドであり、どちらも正しい。グールドの演奏の聴ける時代に生まれてよかったと心から思える究極の演奏。
・「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです」
81年録音の、グールド2回目の「ゴールドベルク変奏曲」です。1回目の55年録音のアルバムでデビューし、当アルバム録音の翌年、50歳の若さで急死してしまったことは、何かの因縁でしょうか。当アルバムですが、まるで生き急ぐかのような急テンポの55年盤に比べると、バッハの楽譜を慈しみ、対話するようなテンポになっています。ただ、その1音1音がはっきりと聞こえる滑らかなピアノは、得もいわれぬ安らぎを感じさせてくれます。55年盤と比べ、どちらが良いと云々するよりは、両方を揃え、その時の気分で、盤を変えたい、「バッハ弾きグールド」による名演奏です。
・「この曲のアクシスを変えた」
販売当初(20年以上昔)のインパクトは凄かった。当時バロック音楽は古楽演奏がメジャーになりだした頃で、世話になっておいて悪いが、イ・ムジチやミュンヒンガーやパイヤールなんかは、全部詰らなく思えてきた頃で、まして、「ピアノで弾くバッハなんか」っていう感じだった。石丸電気の2号館でクラシックの階へ足を運んだ時、耳にしたのがこの演奏。当時何処の誰かも知らないままにすかさず買った。で、やがてCDになってからも買い揃えた。繰り返し部分は省略されているが長大な全曲を、一気呵成に弾き込んで、聴き手に時間を忘れさせ、外に出て歩いても、かすかに頭の中で鳴り出す、という小林秀雄まがいの怪しい体験までしてしまった。幾種類ものチェンバロの演奏を聞いていた筈なのに、それらは、当分聞くことはなくなってしまった。本当の「古楽演奏」とは、グールドの演奏かもしれない。ところで、グールドは何度かこの曲を演奏しているが、55年の最初の録音より、この盤のインパクトは凄かった。というより、この盤が話題になってから、逆に「思い出された」感じ。この盤は55年盤よりポリフォニックな面がかなり強く出ている。凄まじいスピード感と音符の一音一音が浮かび上がるかのような両手の力は神業で、同曲のみならず、ほかの多くのピアノ演奏を、過去のものへと追いやった感じさえした。ほかにザルツブルク音楽祭のライブ盤があるが、それはこの演奏と、55年盤の中間のような気がする。
・「グールドのバッハ」
グールドのバッハは何か違う。バッハの譜面にのって演奏しているというよりも、グールドのオリジナルに聞こえてくる。神がかり的名演と思います。小生が自分の世界に入り込んで集中したい時に聞く名盤です。
・「グールドがこのテンポで弾いた訳」
グレンのゴールドベルク変奏曲は新録音(1981年)が旧録音(1955年)に比べてテンポが遅く、それに文句をつけている人もいるようですが、グレン自身旧録音を気に入ってはいなかったようです。その訳は、グレンの興味は対位法(作曲法の一つ)にあり、それをシッカリ聴かせたいので新録音のテンポを遅くしたと、彼自身が語っています。自分が聴き比べると、やはり新録音の方が落ち着いて聴けるし、バッハの書いた音符の一つ一つをジックリ聴いている気持ちもします。新録音と旧録音の共通点として、グレンのピアノタッチがまったく同じ事が挙げられます。テクニックが衰えたわけではないのです。やはり、ゴールドベルク変奏曲のどちらをまず買えばいいかというと、新録音の方が断然お勧めです。グレンが辿り着いた新境地を堪能できます。
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