惑星のかけら (詳細)
スピッツ(アーティスト), 草野正宗(その他), 長谷川智樹(その他)
「ロックなスピッツ!」「きっかけ」「「国民的」になる前のスピッツ」「ロック」「大好きです」
THE BLUE HEARTS (詳細)
THE BLUE HEARTS(アーティスト)
「まさに終わらない歌、終わらない名盤。」「余計な言葉は要らない」「昭和の傑作――NIPPON PUNKの金字塔」「いつも僕らのそばにあった」「音楽の入り口。」
空中キャンプ (詳細)
フィッシュマンズ(アーティスト), 佐藤伸治(その他)
「“ライフ=ミュージック”」「いい声聞こえそうさ」「音楽の力」「音楽的な変化を、素直に受け入れられた一枚」「人は孤独だけど・・・」
「ジョンの存在の大きさを再認識!歴史的転回点にある作品!」「名曲"In My Life"を含む名盤」「ビートルズ初心者におススメです」「アイドルからアーティストへ」「JOHNとPAULの力が一番融合しているアルバム!」
イン・ユーテロ (詳細)
ニルヴァーナ(アーティスト), カート・コバーン(その他), クリス・ノボゼリック(その他)
「最高のアルバム」「オリジナル盤とどこが違うの?という人へ」「最高傑作かも」「カートの魂」「練りこまれてる」
「パンク・ロックのバイブル!」「まさに70年代を代表する一枚!」「パンクの名盤ベスト3に必ず入る必聴盤」「最強!!」「ライオット!ライオット!」
淫力魔人(ロー・パワー)(紙ジャケット仕様) (詳細)
イギー・ポップ&ザ・ストゥージズ(アーティスト)
「セカンドアルバムでハードロックの頂点を極めた彼らが向かった先は・・・・・」
リメイン・イン・ライト (詳細)
トーキング・ヘッズ(アーティスト)
「当時のキャッチコピー「知性と野生の融合」はまさに至言」「親しみやすいアルバムです」「1曲目からブッ飛ぶ!!!!」「名作!」「28年遅いけど・・・」
オートマチック・フォー・ザ・ピープル (詳細)
R.E.M.(アーティスト)
「静謐さと内省に立脚した転換点」「R.E.M.の最高傑作」「聞けば聞くほど・・・・・」「20世紀終わりの裏大名盤!!」
「泣き虫ロックの金字塔」
「聴きどころが満載」「日本語、そして日本の日常の美しさ」「今も流れる風街ろまん」「聴きどころが満載」「骨太日本」
ジギー・スターダスト (詳細)
デヴィッド・ボウイ(アーティスト)
「これが30年経っても変わらぬカッコ良さだ!」「これを聞かずにBOWIEは語れない!」「ロック音楽に演劇的要素を持ち込んだ歴史的名盤!」「○」「マイケルちゃん」
「蒼き轟音」「名盤!」「シューゲイザーを代表するアルバム」「今聴いてもガツンと来ます」「名盤!」
「生きるのに一生懸命だったあの頃」「真島昌利の作品は…。」「夏の終わり」「期待以上のアルバムでした。」「これがベストでしょう」
「やっと購入しました。すごい作品です。」「これぞ日本のロック!」「ドアーズではないですか」「極めつけの一枚」「日本のロック」
ハレンチ (詳細)
ザ・フォーク・クルセダーズ(アーティスト)
「端田宣彦はいません。平沼義男のオリジナル・フォークルです。」「1967年11月 当時すでにまぼろしの名盤でした」「幻のスーパーグループ」「フォークルの原点」「オラは(このアルバムで)死んじまっただあ」
フォー・ハウ・マッチ・ロン(紙 (詳細)
ザ・ポップ・グループ(アーティスト)
「朗報です。」「本当にでるのか!!」「紙ジャケ」
軋轢 (詳細)
FRICTION(アーティスト), RECK(Writer), 川島明喜(Writer), ツネマツマサトシ(Writer)
「日本一かっこいい音」「ん~」「ちょっと違うと思います」「超グルービー!!」「メインストリームとしてのオルタナティヴサウンド」
・「ロックなスピッツ!」
この作品は、初期のスピッツで一番好きなアルバムです。タイトル曲や「アパート」など名曲がギッシリ詰まってるし、「波のり」なんかは草野さんの詞のセンスがでた良い曲だと思います。また「日なたの窓に憧れて」はスピッツのなかでも特に好きな曲です。やっぱり次の「クリスピー」からポップっていう感じなスピッツやけど、「惑星のかけら」などのロックなスピッツは格別です。
・「きっかけ」
スピッツにハマったきっかけは、このアルバムでした。全体の流れ(特に前半)が絶妙で、本当にどれも名曲だなぁと思う。幻想的で、心地よい夢の中にいるような感じ。ファンタジーな世界をここまで完成された形で作り上げることができるのは、スピッツしかいないんだろう。私がスピッツのすごいと思う所の一つは、曲がいつまでも古くさくならないところ。
このアルバムも、ずっと聴きつづけられる一枚になると思います。
・「「国民的」になる前のスピッツ」
無機質なグランジ風の音の印象が強いですが、幻想的な浮遊感を持つ、独特のスピッツワールドはこの頃から健在。
望む望まぬに関わらず、売れる歌を作ってしまうのが大物アーティストの宿命だと思うのですが、そんなプレッシャーから自由だった頃の若さと冒険心とロックスピリッツにあふれたアルバムです。
・「ロック」
スピッツのシングルからイメージされる癒しはあくまでもシングルイメージ。特にこのアルバムはバンド色・ロック色に満ちており、そのイメージを打ち破るにはうってつけです。でもどの曲からもスピッツらしい和み要素は感じられ、本当にお勧めのアルバム。
個人的に気に入っているのは、惑星のかけら(バンドサウンド)、アパート(切なさと純粋な音色)、白い炎(イントロとエロ隠喩)、日なたの窓にあこがれて(これは癒し)… ぜひお試しください。
・「大好きです」
癖はあるけれど、これぞスピッツと言う王道を貫いた名曲ぞろいのアルバムだと思う。初期の頃のアルバムにしては、雰囲気は最近のスピッツの傾向を暗示しているようで面白い。ロックな曲たちも勿論、アパートのようなバラードもあって深きも浅きもスピッツファンには必聴の一枚である。 個人的には「波のり」が大好きで、曲調・リズム・歌詞と、どれを取っても最高、スピッツの中で一番好きな曲なのだが、カラオケで歌うと時々引かれてしまったり、過去に某カラオケ番組にこれで出場しようとしたらカットされてしまった苦い経験も……(笑)。 このアルバム前後のスピッツの曲の雰囲気は随分印象が違っていて、彼らにとっても1つの転換の切っ掛けになったアルバムのように感じられる。とにかく一度お試しあれ。
・「まさに終わらない歌、終わらない名盤。」
ジャケットもタイトルも、余計なものが一切無い。中味もまさにそれ。「いらないモノが多過ぎる!」ブルーハーツはファーストが一番。というより、新旧洋邦問わず私の中での最高の「ロック」アルバムと断言。色んな事を経験して少しは大人になったと思うけど、これを聴くと今でもあの頃に気持ちが戻る。良い事なのか悪い事なのか分からないけど、ああ、まだ俺は大丈夫だって思う。ヒロトとマーシーの書く詩も突き刺さるけど、最初に好きになった理由は、梶くんの力強いドラム。そのビート。大塚愛のPVでその姿を久々に見ました。やるな大塚愛。あの頃はラブソングの11だけが、受け付けなかったけど、今となっては究極のラブソングとして大好きです。全ての曲が大好きです。この曲順も大好きです。ごめんなさい、神様よりも好きです。
・「余計な言葉は要らない」
私が当時バンドマンを志していた時、彗星の如く現れた彼等。難しい言葉や比喩等一切使わず、試行錯誤のしすぎないシンプルなパンクサンドと単純で深い意味のある全ての曲に完全に敗北感を思えました。それは生きている何気ないちょっとした瞬間にブルーハーツの言葉とメロディが口をついて出てくる幸福感、背中を優しく押されている感が今もなおあり続けているという有り難いものでもあります。現在、ブルーハーツの曲が巷でよく流れて聞こえますが本当に格好つけない音楽こそが格好いいんだ、そして生活のリズムに必要不可欠なんだと、彼等に敬意を捧げます。
・「昭和の傑作――NIPPON PUNKの金字塔」
独りぼっちだった10代のころ僕はこのアルバムに衝撃を受け「ハマッタ」。すぐさまブルーハーツに惚れ込んだ。
「僕らは泣くために生まれたわけじゃない」「僕らは負けるために生まれたわけじゃない」「くそったれの世の中にションベンかけてやろう」
最高だった。言葉のひとつひとつが乾いた気持ちにビンビン響いた。
TVでみたヒロト(Vo.)のワケが分からない、狂ったようなアクションも80年代の無力な若者の「不定形」な怒りを代弁しているような気がした。
あれから随分経って、僕はこのアルバムを聞くことも少なくなったけどここにある荒削りな「衝動」は正当なものだと今でも強く思う。
ブルーハーツは日本のパンクの最高峰として
このアルバムは昭和の大傑作として、歴史に残るはず。ヒロトの歌は荒々しく攻撃的でありながらとても優しく、切ない。そして彼は類まれなメロディメーカーであり天才的な詩人だ。
ときおり悲しい辛い思いをしている、怒りや憤りを感じているそんなあらゆる若者にぜひ聴いてもらいたい。
・「いつも僕らのそばにあった」
苦しいとき、悲しいとき、傷ついたとき、人を信じられなくなったとき、生きていたいと思えなくなったとき、気が付くといつもこのアルバムを取り出し聴いていた。いつもこのアルバムと共にあった。
生への衝動や喜び、信じる力、明日への不安と希望、自分だけの真実を掴み取ろうとする姿勢、そんなすべてが詞や音からあふれている。
逆境と戦うすべての人へ。そしてロックが好きなすべての人へ。
・「音楽の入り口。」
生まれて初めて自分で買ったCD。当時小学生だった僕は、こつこつと貯めた小遣いを手に、緊張しながらCDショップへと向かった。そして、このアルバムを購入するやいなや、脱兎のごとく家へと帰った。慣れない手つきでフィルムをはがし、CDをデッキに挿入して、再生ボタンを押したその瞬間、僕の音楽への扉は開かれた。「未来は僕らの手の中」そう叫ぶヒロトの声に、鳥肌が立ち、自分が今、よくわからないが何やらすごい世界に足を踏み込んだのだと小学生ながらに猛烈に感動したことを覚えている。シンプルで無垢でやさしい。日本のロック史において燦然と輝きを放ち続ける名盤です。
・「“ライフ=ミュージック”」
普通に生活していて思ったり感じたりする様な物事。例えば何気ない「退屈だなあ」とか「幸せだなあ」という気分や感情、景色や風景を見て「綺麗だなあ」とか「なんか懐かしいなあ」思う感慨とかは言葉にすると非常に陳腐に感じられて、実際に感じた「想い」の質量には到底適わない。誰でもが分かっているだけに、今さら言葉にする必要など無いし、ましてやそれを歌や音楽にするなんて。
誰でも簡単に出来そうなのに出来なかった事が、音楽的にも高度な形で表されている事。この作品が発表されて5年が経過した今でもそれがこのアルバムの最大のマジックだと思う。僕の稚拙な表現で説明するよりも、まずは聴いてもらいたい。その深みのある音像と音響には聴くほどに魅了されるし、言葉とビートが寄り添って耳の奥に入り込み頭の中で色々な景色を写し出す様な感覚は他に無い音楽的な体験だと思う。星は取りあえず5つだけど、星の数で推し量れるような作品ではない。
・「いい声聞こえそうさ」
アルバム単位で見れば、個人的にはこの作品が彼らの最高傑作だと感じます。今までの躍動感、そしてどこか隙のある構えのままで向かえた音楽的成熟の成果。ロック・ポップスだけでなく、ダブ・レゲエ・ヒップホップ等黒人音楽に精通していた彼らだったからこそ成しえた浮遊感と芯のある音。およそ流行に消費されるだけの曲たちから遙か彼方に在る音作り、それでいてそういった流行歌よりポップで心に焼きつく素晴らしいメロディ。「ずっと前」の最初のギターが鳴り響いた瞬間に、心の中の張り詰めた線がたゆんでゆく感覚をおぼえます。中でも特筆すべきは「ナイトクルージング」。異常なほどに音が濃密で、完全な別世界を構築してます。ベースのグルーヴ感も他の曲より際立っている。どこまでも続く夜の散歩・・・情感の塊のような曲です(「SEASON」同様ロングバージョンを出してほしかったと僕は思いました)。どこまでも優しく、悲しみも分け合うことができる音楽。変な言い方ですが、僕はフィッシュマンズを聴くと「こんな素敵な友達がいればなあ」とよく思います。
・「音楽の力」
非常にちっぽけで、退屈な日常と、それに伴う小さな変化を深淵なダブサウンドでパッケージングした歴史的名作。ゆれる音、響く音、はじける音、全ての音ひとつひとつが、まるで魂を持っているかのようなきらめき。普段の何気ない日常を繰り返し、時折ちっぽけな変化を繰り返しながら進んでいく僕らのようなアルバム。
音楽の力とはかくも偉大なものなのです。
・「音楽的な変化を、素直に受け入れられた一枚」
平成教育委員会で使われていた「MY LIFE」でフィッシュマンズを聞き始めました。まだその頃は「ポップなメロディ」とう印象が強いフィッシュマンズでした。ライブアルバム、メンバー脱退を経て届けられた「ナイトクルージング」をラジオで聴いたとき、完全に世界も時間も自分も止まって、ただフィッシュマンズの音楽だけが動いているような錯覚でした。
変わってしまったフィッシュマンズ。でもそのことを「ああ、こうなったんだ」と聴いた瞬間すぐ当たり前に受け入れていた自分がいました。それくらいすばらしかった。心を掴んだ。クオリティが高いとか低いとかいう比較論ではなく、まったくなかったもの、ありえなかったものにフィッシュマンズがなった。
そのはじまりがこのアルバムなんだと個人的には思っています。シンプルな編曲は底の深い純粋な音を響かせます。あまりに空間的な音の隙間。そこに感じる、孤独・寂しさ・純粋・むなしさ・喜び・悲しみ...。それは、そこにフィッシュマンズが歌ったものでもあり、あるいは私達がそこに読みとった、あるいは想像した「何か」なのではないでしょうか。
・「人は孤独だけど・・・」
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・「ジョンの存在の大きさを再認識!歴史的転回点にある作品!」
ビートルズの作品を聞く楽しみは、音楽性がアルバム毎に変化してゆく驚きである。音楽と同時に、詞やジャケットの表情やファッションなど一緒に変わってゆく。デビュー作の「プリーズ・プリーズ・ミー」からここまで辿り付いた時、ここから一段と大きく音楽が変化し始める。
個人的には、大きなターニングポイントになったこの作品には、ジョンの役割が大きいと考えている。 有名な「ノルウェーの森」「イン・マイ・ライフ」「ひとりぼっちのあいつ」「ガール」というジョンの名曲がビートルズの音楽の方向性に大きく影響を与えたと思う。ジョンの声も何かしら思索的に聞こえる。 ジョージの才能も徐々に発揮しはじめ、ジョージらしい軽快な曲、「恋をするなら」が入っている。世界を巡業していたアイドル・バンドが、いよいよ自らの音楽を完成させるべく視点を変え始めたことが伺える。
「ラバー・ソウル」で大きく旋回し始めたビートルズは、次の「リボルバー」そして「サージェント・ペッパー」で頂点に達する。
「サージェント・ペッパー」もこの作品から聞き始めると一段と味わい深くなるだろう。
・「名曲"In My Life"を含む名盤」
1963年12月3日に発売されたこのアルバムRubber Soulは、ビートルズのアルバムの中でも好きな作品の1枚です。
前作Helpまで多く含まれていたストレートなラヴソングから、歌詞やメロディーに変化が感じられ、曲を聴く楽しみだけではなく、歌詞を読んで楽しんだり、何度も何度も繰り返し聴いてきました。
中でも名曲"In My Life"は、Rod StewartやBette Midlerがカバーするなど、多くの人々に愛された1曲です。Rod StewartやBette Midlerのファンの方もオリジナルの"In My Life"を聴いてみてください。
・「ビートルズ初心者におススメです」
「さてビートルズを聴いてみよう」と思った時に、その音源の多さに途方に暮れる人も多いと思います。
一枚目から順に聴くのもテですが、まずこの<ラバーソウル>を聴いてみれば、おのずと他の作品も聴きたくなること請け合いです。
ビートルズは古臭いと思っている人も、ビートルズは小難しいと思っている人も、
ビートルズは教科書的音楽だと思っている人も、このアルバムを聴いて、必ず1曲はお気に入りの曲を見つけられると思います。
一曲ずつの時間も短めですし、アルバム全体としても短くまとまった作品です。とっかかりとしてぜひおススメします。
耳あたりは難しくないのに何度も聴くと奥深い、そんな得がたい特色を持ったアルバムです。
・「アイドルからアーティストへ」
ビートルズは間違いなく史上最高のアイドルグループでした。そのビートルズがアイドルであることに飽き足らずアーティストの道へと第一歩を踏み出した記念すべきアルバムが本作ラバーソウルです。特に歌詞の面での変化が大きいように感じます。ひとりぼっちのあいつやインマイライフは恋愛をテーマにしていませんし、ガールやノルウェーの森はラブソングではあるもののアイラブユーで済むような単純なものではありません。(みんなジョンの曲だ)こういうとなんか小難しいように思うかもしれませんが大丈夫!サウンド面で大きな変化が訪れるのは次作のリボルバーからで、ラバーソウルはビートルズの入り口にいるような人でも問題なく楽しめるはずです。前述の曲以外でもミッシェルなどの佳曲が多数あり! 全曲二重丸とまでは言わないが、わりと平均点以上の曲が集まっているのがラバーソウルであると言えるだろう。
・「JOHNとPAULの力が一番融合しているアルバム!」
このCDには、YESTERDAYやLETITBEのような超有名曲もない、サージュン~やアビーロードのような、世紀の名作と称えられてもいない。しかし、最もBEATLESらしさが出ているアルバムだと思う。なぜならBEALESの魅力はJOHNとPAULの2名の偉大なミュージシャンがいたグループであったからだと思う(もちろん、GORGEもRINGOもBEATLESに欠かすことの出来ないのだが)。サージェント以降はPAULがグループのイニシアティブを取り、2人の音楽性の違いが(それが良さでもあるのだが)明確になっていたのに対し、このアルバムは2人の個性が旨く融合している。
また、このアルバムからBEALESがアルバムを単なるシングルの寄せ集めではなく、トータル的に考えていたこともわかる。(ジャケットももちろん)2人のツインボーカル・共作でテンポあるリズムに2人のボーカルが絡み合うのりのり、ぞくぞくの①⑥⑫、JOHNの美しくおおらかなバラードとGORGEのシタールが絡み合った②、PAULのボーカルとJOHNとGORGEのコーラスが絡み合う③、JOHNの作品でボーカルを多重録音し、一人の自分を歌い上げたJOHNに描けない作品④、フランス語を駆使したPAULの名バラード⑦、時にはけだるく切なくJOHNのメロディーメイカーとしての本領発揮のバラード⑨、JOHNが故郷リバプールの事を歌い、ピアノが印象的に使われているほのぼのとした中にも哀愁もただよい、JAZZのカバー曲ともなった⑪など、魅力ある作品のオンパレード。若さはつらつの前期でもなく、完成された後期でもなく、BEATLESがもっとも生き生きしていた?時期のこの作品は、一押しの作品です。心地よいR&Rとバラードがつまっています。
・「最高のアルバム」
これは僕がNirvanaに初めて出会ったアルバムです。聞いたときは正直よくないと思いました。だけど本当にいいアルバムというのはスルメのように噛めば噛むほど味が出るというように、このアルバムも聞けば聞くほど良さが伝わってきました。おかげで今はNIRVANAファンになり、バンドにどういうイキサツがあってこのアルバムが出来たのかということを知ったので、より一層NEVERMINDより深く聞いてしまうのです。特にこのアルバムは事実上ラストアルバムなんだけど、カートはそれを知っていたかのように最後の曲のALL APOLOGIESのラストフレーズ"ALL IN ALL IS ALL WE ALL ARE"(「俺達はみんな何ものにも勝るかけがえのない存在」・・対訳より)と静かに歌っています。さすがにコレを聞いた時には泣きそうになりました。本当にいいアルバムです。このアルバムが永遠に人々に聞き伝えていかれるように...。
・「オリジナル盤とどこが違うの?という人へ」
大手デパートなどに置いてもらえるように、というくだらない理由で、つまりはより多く売る為にオリジナルに多少の変更を加え発売されたもの。裏ジャケでの「Rape Me」の表記が「Waif Me」になっていたりとか、胎児の模型や百合の花を散りばめた写真がぼかされていたりとかデザイン面では実にあほくさい処置が施されている。
ただし内容の方はほぼ変わらず、そればかりかオリジナルではイマイチだった「Pennyroyal Tea」のミックスが多少改善されている。ギターももう1本足され、オリジナルのものより立体的だ(コーラスが大き過ぎる気もするが)。
もう既にオリジナル盤を持っている人がその1曲のためにわざわざCD1枚分のお金を出して買うかどうかは個人の価値観の問題なので言及はしないけれど、初めてこの「In Utero」というレコードに触れるという方は中身だけ考えればこっちの方がいいと思う。
ドラッグ問題や娘フランシスの親権を巡ったマスコミとの対立など、とかくカート・コバーンには音楽以外の話題が付き纏うが、そういったことは取り敢えず忘れて、この素晴らしい作品にひとりでも多くの人が耳を傾けてくれることを願いたい。音楽はいつも嘘をつかず、その人自身を他の何よりも雄弁に語っている。
・「最高傑作かも」
なぜ音楽雑誌ではネヴァーマインドの方が評価されているんでしょうかね。ネヴァーマインドの方が聴き易いっていうのはありますけど、自分はこっちの方が遥かに素晴らしいと感じました。この鋭角的なギターはほんとにスゴイです。
・「カートの魂」
中学時代より古いイギリスロックしか聴かなかった。アメリカンロックに比べてちょっと陰鬱で複雑なロックに夢中だった。正直NEVERMINDはそれほど私を捉えなかったが(むしろその過大な評価に懐疑的だった)NIRVANAは神の領域にまで達しつつあった。このアルバムを初めて聴いたとき中学時代にジョンの魂を初めて聴いたときの気持ちが蘇った。赤裸々な感情表現、怒り、苦しみ、虚無感、喪失感を叫びと歌で表現しているカートの半年後を、そのとき想像はできなかったが、得体の知れない方向にこのバンドが導かれている事は想像に難い事ではなかった。上記の感情を絞りだす動的、衝動的曲から合間の静的楽曲そして感動的ラストソングまで1曲も飛ばすことはできない、誰がなんと言おうが名盤です。少し年をとった(ブリティッシュ)ロックファンに是非聴いてもらいたい作品です。
・「練りこまれてる」
前作より憂鬱で荒々しく暴力的で絶望的で閉塞的で、そして少しの愛がよく練りこまれている。前作はハードロック、へヴィメタルでヘッドバッキングしていた少年たちの対象を変えたアルバムだったがこの作品はヘッドホンで聴くほうが陶酔感があると思う。細部の細部まで感情移入できる音だ。それにしてもカートにしても、Alice In Chainsのレインにしても、MelvinsのバズにしてもPearl Jamのエディにしてもグランジ、オルタナを支えてきた人は皆先見性があると思う。時代が殺伐と閉塞的になっていくのを見通していたと思う。今現在聴いてるほうがしっくりくる。今巷で流れてるのは全部嘘にしか感じられない。
●白い暴動
・「パンク・ロックのバイブル!」
77年発表、クラッシュのデビュー作にしてロンドン・パンクの名盤『白い暴動』。76〜77年頃というと、イーグルスが虚しさに溢れた『ホテル・カリフォルニア』を、スティーリー・ダンがAORの名盤『彩(エイジャ)』を発表するなど、ロックがよりポップに、或いはディープになっていった時期です(個人的にはそういった音楽の方が好きですが)。そんな中、ロックの原点とも言えるシンプルで攻撃的なパンクのサウンドが、当時の若者に圧倒的に支持されたのも納得できます。
音はシンプル極まりないもの。凝ったサウンド的演出は全くせず、ただ激しいビートに乗せて毒を吐く。曲自体も、カバー曲「ポリスとコソ泥」以外はどれも3分未満のものばかりで、全収録時間も35分ほど。ギター兼ボーカルのジョー・ストラマーが「俺たちもデビューしたいが、まだ練習中だ」とラモーンズのジョーイ・ラモーンに語った際、ジョーイが「上手くなるまで待ってたら年寄りになっちまうぜ」とアドバイスしたとか。確かに、その言葉通り決してテクニカルとは言えないサウンドですが、これが意外と聴いていて気持ちイイ。
プログレとか凝った音楽を毎日聴いて、たまにこうゆうシンプルなロックを聴くと、何だか原点に返れる気がします。70年代ロックを聴く人の中には、“パンクは嫌い”という人も結構多いと思います(私の父もそう)。そういう方の中には、ほとんど聴かずに“聴かず嫌い”になっている方も少なくないような気がします。実を言うと、私も最近までそうでしたが、聴いてみたら意外とカッコ良く、軽くハマリました(笑)。
パンクを愛する10代のロック・ファンにはもちろんオススメの必聴盤ですが、“親父世代”も是非一度聴いてみてほしいアルバムです。
・「まさに70年代を代表する一枚!」
ジギー・スターダストなどと同じように、70年代を代表するベストの1枚として選ばれたクラッシュの1枚です。 パンクと言ってもUSのと違い、UKのパンクは、理論派と言うよりは、パブ・ロックから出てきたちょっとうさんくさいところのあるのが特徴。そこがまた良いのでもある。分かりやすいのである。クラッシュもパブのにおいでいっぱいです。 ピストルズの1stが、オーヴァープロデュースなら、こちらは、スカスカです。「ひたすらうるさく」作られたピストルズもいいのですが、私はこのスカスカの音が大好きです。「ポリスと‾」なんかすごいよね。これが白人のレゲエ!と言う感じ。スカスカだけれども、鋼鉄のような硬い音です。 後にPILに行くキース・レヴィンも作曲にかんでいるし、裏ジャケットなんか全くインディーから出たの?と言う感じ。 買って損は無い、と言うか、買わないと損する一枚です。
・「パンクの名盤ベスト3に必ず入る必聴盤」
77年発表の1st。パンク・ムーヴメントを代表するグループの一つであり、そのムーヴメントの最中に発表されただけに、このアルバムを聴かずしてパンクなんて分かるはずもないと思う。8.なんて震えがくるほど好きだし、テレビのライヴで見た14.も荒々しくてカッコ良かった。しかしながらこのアルバムはクラッシュにしては信じられないほどまとまりが良く、演奏も上品に聞こえてくるくらいだ。何だか「ええ仕事しましたよ」的なクオリティの高さがあり、その意味でパンクらしくないという矛盾も含んだ内容だと思う。全曲がポップで、ロックンロールとして楽しめるものばかりで、単純に“作品”として聞き応えがある。これがパンクか?・・・もちろんそうなんだけど個人的にはまとまり過ぎなんですよね。そして「歴史的名盤」という重みを持った見出しをつけても良いこの「質感」。やはりクラッシュのアルバムとしては別格の優れ「過ぎ」た作品だと思います。荒々しい2ndもぜひ。
・「最強!!」
まさに音楽史に残る一枚だと思います。兎にも角にも、どんな人でも一回はこれを聴いて欲しい。
・「ライオット!ライオット!」
初めて聞いたのが、17歳の頃。確かI fought the lowがコピーしたかったから。
で、一発でパンクにはまった。ロンドン・パンク初体験はピストルズでもジャムでもダムドでもなくクラッシュだった。
音もざっくりしていて、時代を超越していた。タフで骨太なロックンロールという感じ。他のバンドよりも男気とかガッツを感じる。歌詞が聞き取りにくいのが難ですが、とりあえず政府とアメリカとサッチャーへの怒りはよく分かる。
そういやピストルズは日本にも毒づいてましたね。硬派なジョー・ストラマーに憧れた17歳の冬。
未完成だけどかっこいいとはこの事。クラッシュを聞きたいなら、やはり1stから聞きましょう。4ピースのパンク・サウンドは今聞いても、やっぱりかっこいいです。リフもクールです。
・「セカンドアルバムでハードロックの頂点を極めた彼らが向かった先は・・・・・」
シンプルなロックンロールでした。1〜3、5、7と個人的に好きな曲はいっぱいあるのですが4、6、8などは正直今聴くとつらいです。時代に対応できてません。無敵のストゥージズ唯一の汚点ですね。ボツになった「 I Got A Right 」、「Gimme Some Skin 」を入れてくれればファンハウスに並ぶ傑作になったのにとても残念。とはいえ他のハードロック、ハードコア、へヴィメタル、のアルバムを聴くくらいならこれを聴いたほうがいいです。
・「当時のキャッチコピー「知性と野生の融合」はまさに至言」
1980年発表。プロデュースはブライアン・イーノ。1枚を通し、徹底してロック的なメロディが一貫して存在しない。ひたすらさまざまな楽器やコーラスでアフリカンなビートを打ち合い、そこから生まれるハーモニーとテンションのみで構成される楽曲が並ぶ。粗野な叫びとノイズの集合体が、聴き手に素晴らしい昂揚感をもたらす音楽となって届くという独特の面白さを有している。表現される音楽は野性的だが、シンプルかつ変拍子を多用した深い作りになっているので実に知性的な感想を聴き手に与えるのが素晴らしい。すっきりした全体の音の中にノイズを自由に遊ばせるイーノのプロデュースもバンドの志向に完璧に合致していてよい。多分彼の仕事の最高傑作。ロックの手法でアフリカンな音楽のヴォリューム感とテンションを見事に表現した革命的な一枚。非メロディ非エモ非プログレ非パンクによるロック。多分イーノは個人でこの内容を表現するのが夢だったに違いない(笑)。
・「親しみやすいアルバムです」
80年発表。ニュー・ウェイブの代表格、トーキング・ヘッズの名作4thアルバム『リメイン・イン・ライト』。アルバム制作メンバーに黒人ミュージシャンを加え、アフリカン・ビートを大胆に取り入れた作品。ニューヨークの洗練されたモダンなポップ感と、アフロ・ビートの躍動感が見事に融合した名盤です。アートなジャケットも秀逸。
サウンド自体はデジタル・ロック的な印象を受けます。本作は「ヒート・ゴーズ・オン」「グレイト・カーヴ」「ワンス・イン・ア・ライフタイム」など、リズム・ギターを主体としたアップ・テンポな曲が大部分を占めます。しかし、「リスニング・ウインド」「オーヴァー・ロード」のラスト2曲は、同時期に活躍したジョイ・ディヴィジョンのような暗く陰鬱なムードが漂い、最後は怪しげな後味を残したままフェイド・アウトします。
アフリカン・ビートとか、アフロ・ファンク・ロックとか言うとイメージが掴みにくいかもしれませんが、要は理屈抜きに踊れるロックです。躍動感溢れるリズムは一度聴いただけでもつい踊りだしたくなるような、親しみやすさがあります。本作は名盤100選等にも度々選出されるくらい評価の高い名盤ですが、そんなに肩肘張らずに誰でも気軽に聴けるアルバムなので、それほどロックに詳しくない、という方にもオススメです。
・「1曲目からブッ飛ぶ!!!!」
ウヘェ〜!!こんな曲作ってたらどっかおかしくなりそうなぐらいイッてます。ロック/ポップスとアフリカン・ビートの融合、なんていう評論も多々ありますが、要はP-FUNKの魔術にハマってしまってここまでやっちゃいました、というのが正直なところなような気がしないでもありません。特に1曲目はPARLAMENT/MOTHERSHIP CONNECTIONの1曲目とよく聞き比べてみてください。本人たちもそうした部分は当時否定していなかったように思います。あとは、スパイス以上のプレゼンスを発揮しているADRIAN BELEW大先生のギターがこれまた強烈!!同じく1曲目のコンピュータみたいな音(今のコンピュータではこんなイメージもありませんが…)、これ彼のギターソロです。K.CRIMSONでもエレファント・トーンなんてやってましたが、こんなのどうやって出してるのか、未だに全く分かりません。という意味でもギタリストの方は一聴の価値はあると思います。'80'Sの幕開けにふさわしい、単なる実験には終わっていないショックがあります!!!
・「名作!」
「ストップ・メイキング・センス」と並ぶ彼らの最高傑作。いわゆるニュー・ウエイヴの最高傑作の一枚でもある。80年発表で、プロデュースは、ブライアン・イーノ。 前作2nd「モア・ソングス」では、まだ、「ロック」ぽかったりしていたり、若干頭でっかちなところもあったが、ここで聴かれる音楽は、もはや既に「ロック」でなくなってしまっている。流れる音楽は、全編エスニック風、アフロ風のリズムに乗せてのものである。が、あくまで「風」であって、そういった音楽でもない。そういった音楽からインスピレーションを得て彼らが新しく作り上げた音楽である。どこにもない、ここにしかない音楽である。例えば、ボーカルひとつとっても、歌っていたり、トーキングであったり、叫びであったり、つぶやきであったりとさまざまな試みがなされており、そして、その全てが成功している。そして、本作では、そういった音楽が、アタマにではなく、カラダにうったえてくるから凄い。 プロデューサーのブライアン・イーノと言えば、いわば、彼らとは反対のところにあるプログレッシブ・ロック、オールド・ウェイヴの代表的存在でもあるが、「ノー・ウェイヴ」と言うニュー・ウエイヴをあつかってもいる。そのようなイーノにプロデュースを任せたのも正解だったようで、バンドの若い革新性と幸福な化学反応を起こしている。 いつまでも色褪せない、間違いない名作である。
・「28年遅いけど・・・」
当時中学1年生だった私は「リメイン・イン・ライト」をリアルタイムで聞いていない。当時爆発的人気だったYMOにはまっていたのは、私だけでは無いだろう。まだ洋楽にはほとんど触れていなかった頃だが、「デビット・バーン」がTVCMでダブダブのスーツを着て踊っていたのは覚えている。「トーキングヘッズ」をまともに聴いたのは、80年代中頃、ヒットチャートを上がってくる曲を「ベストヒットUSA」でチェックする程度で、とても気になったが何故かLP(当時はCDでは無い)を買おうという気にまではならなかった。今回「レココレ25周年80年代ベスト100」でこのアルバムが1位となっていたのを機に購入。今まで聴いていなかった事を大変後悔する、素晴らしい内容に驚きを隠せない。1980年でこれは「凄い」の一言。金字塔です。痺れます。是非チェックすべし。
・「静謐さと内省に立脚した転換点」
R.E.M.のメジャー・レーベル移籍後三作目となるアルバムです。『Murmur』でマイナー・レーベルからデビューした後、彼らは一貫して、自らの音楽とメッセージ、そして音楽に対する姿勢を貫いてきました。それは、『Green』でメジャー・デビューを果たした後も変わることがありませんでした。しかし、彼らが影響力のあるバンドとしての自分達に、より強い責任と義務を課したという点で、このアルバムこそが大きな転換点と言えるのではないでしょうか。アルバム全体に派手な印象は全くなく、むしろ静謐さと内省が満ちた作品という印象を受けます。"Sidewinder Sleeps Tonight"や”Man On the Moon”といった比較的アップテンポの楽曲もありますが、やはり上記のような空気がアルバム全体を覆っています。しかし、よりはっきりとした形を取るようになったメロディーラインや、言葉を明確に発するようになったマイケル・スタイプの声、よりタイトになったバンド・アンサンブルなどには、彼らの明確な意思が感じられ、次作『Monster』以降で展開される、より外へ向かった力強さが芽生え始めています。『Parallel』は、『Automatic for the People』と『Monster』から選曲されたビデオ・クリップ集ですが、この作品も現代において重要なロック・バンドの転回点を劇的に示している興味深い作品です。
・「R.E.M.の最高傑作」
個人的にはこの作品が一番好きだし、一番聴いてる回数も多いです。Driveから始まり、内向的な歌詞が多かったりしますが良質な音と相まって深みの世界へ引きずり込んでくれます。全編通して完成度高く大満足な一枚です。特に最後の3曲の流れが好きです。歌詞もいいので国内版2000円で歌詞、対訳つきの方を是非。
・「聞けば聞くほど・・・・・」
前作「アウト・オブ・タイム」を聞いてR.E.M.が大好きになり、勢いでこのアルバムを買って聞いたけど、その勢いが一気に弱まるような、内容だった。大半がアコースティックな感じで、R.E.M.らしくなく、なんだか異様だなあと最初感じた。 しかし、何度も聞くうちに、どんどん心に染み渡っていくサウンドに心を奪われた。どの曲もオルタナティブで揺れてた92年に出たとは考えにくいような、優しいギターサウンドが流れていて、特にM4やM11は頭の中を漂うように響き、とても気持ちいい。 尚、 カート・コバーンが遺書を書く際にこのアルバムを聞いていたらしく、ニルヴァーナを愛する人はもちろん、90年代のUSロックを愛する人にとって大きな意味を持つアルバムになると勝手に思っている。
・「20世紀終わりの裏大名盤!!」
このアルバム、それまでのアルバムに比べると、内省的で暗く重いイメージがありますが、聴き飽きないアルバムです。その堂々とした静寂さの中に、普遍的な真実を感じ、このアルバムが、その後、数ある彼らのアルバムの中でも、名作として語り継がれる理由となっています。このアルバムの冒頭の曲“Drive”から「重さ」を感じますが、決してのしかかってくるような重さではなく、聴く人の心に染みいってくるような重さです。“Nightswimimming”は、某コンピ盤にも入るような、ピアノのリフが素敵な、スタンダード的なナンバーで、このアルバムの「ウリ」にもなっています。一曲一曲が「名曲」ですが、最後の曲の“Find The River”が、特に私のお気に入りです。「後期高齢者・・・」などという悪政がはばかっていく現代日本。それらとしたたかに闘い、乗り越えていかなければという思いを、この曲を聴くたびに感じます。「川は潮の流れに少しずつ近づいていく・・・」20世紀終わりに、ロックという文化が産み出した、世の中をしたたかに生きていくことを実感させてくれる作品の代表が、イギリスのU2の「ヨシュア・トゥリー」だとすれば、この「オートマチック・・・」は、その裏代表作品だと思います。
・「泣き虫ロックの金字塔」
WEEZERの記念すべきデビューアルバムにして最高傑作。今でこそありがちな感じの音だけど、当時はこれを聞いてぶっとびました。のびたくんそっくりのVoが魂を込めて歌ってます。泣ける歌詞も共感しまくり。初来日のライブは狭い箱でしたが、全曲みんな大合唱で会場全体が一体になった感動的なライブでした。この頃とかセカンドぐらいまでは、メジャーを凌駕するインディーズっぽい感じなんですが、サードぐらいから完全なメジャーな音になっっちゃって残念です・・・
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「日本語、そして日本の日常の美しさ」
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。
今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。
けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。
声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。
曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。
尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、
はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。
全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。
・「今も流れる風街ろまん」
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「骨太日本」
今から4・5年前、大学入りたての頃に喫茶店で時間を潰しながらよく聴いてたアルバム。などと言うと、「風をあつめて」の歌詞の様ですが、実際、音楽好きな学生達が楽しんで創っている情景が感じられて、大好きでした。 日本のビートルズと言っても過言ではない彼等ですが、サニーデイサービスやキリンジ、ハナレグミ等、現代の注目ミュージシャンへの影響もはかり知れません。日本的な情緒を匂わせながらも、音は極めて60年代の英米ロックよりであり、明らかにクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングや、ザ・バンド等の影響がかい間見えます。「夏なんです」のギターリフはどう考えても、モビーグレイプと言われる方々も結局は好きなんです。元ネタどうあれ、はっぴえんど唯一無二のサウンドです。 大瀧詠一の1STアルバムが極めてビートルズ以前のポップス、フィルスペクターを匂わせるものであるのに対し、こちらの大瀧氏の歌唱はどう聞いてもバッファロースプリングフィールド。器用な方なんですね。「ロング・バケーション」等の洗練されたAORよりのサウンドとは違った骨太さ、イナタさが濃縮されています。そんな部分にもスティーリー・ダン的な要素を感じてしまいます。 また、カントリーやフォークを独自に煮詰めた細野氏の「hosono house」、現代的な視点からフリーソウルやボッサとも言える鈴木氏の「band wagon」どちらも合わせて大好きです。 はっぴいえんどの1STの出だしのギターサウンドを始めて聴いた時から、洋楽コンプレックスの様なものが氷解された方も多いと思います。
・「これが30年経っても変わらぬカッコ良さだ!」
最近コマーシャルで使われて、懐かしくなり聞いてみた。20年ぶりに聞いてみた!なんてこった!カッコ良すぎ!古いよ!確かに古いかも知れない。なんてたって30年前だもの。けど38分強の短い時間ノンストップのカッコ良さ!!!
ボウイというと押しつぶしたような低い声を想像する人が多いかもしれないけど、これは違う。ぶっ飛んじゃうぞ!
決して聞き飽きない、聞けば聞くほどハマるはず!あなたもあのリズムに酔いしれてネ。
・「これを聞かずにBOWIEは語れない!」
グラムロックが好きな人はもちろんおすすめ、NMEで二十世紀もっともアーティストに影響を与えたアーティストとして選ばれた、BOWIEの名盤です。30年近くたった今聞いても新鮮に聞こえます。
・「ロック音楽に演劇的要素を持ち込んだ歴史的名盤!」
デビッド・ボウイは、何といってもこのジギー・スターダストでしょう。ロック音楽に、詩的あるいは演劇的な要素を持ち込み、ロック音楽の世界を飛躍させた、ボウイの傑作アルバムであり、ロックの一つの頂点でもあるといえるでしょう。
この頃、ボウイとコンビを組んでいたスパイダーズ・フロム・マースのミック・ロンソンのギターも秀逸で、サウンド、コンセプトがブリティッシュな香りがします。英国の古いシアターを連想させます。
4曲目のスターマンは、シングルカットされヒットしましたが、このアルバムの構成で聞くと一段と深みが増します。70年代ロックの名盤です。是非、味わってほしいと思います。
・「○」
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・「マイケルちゃん」
ロック史に残る完全なる傑作。音がどう、ヴィジュアルがどう・・・そんなごたくは、はっきりいってもう言いたくも聞きたくもない。そんな感じです。時代を超えた名盤・・・まさしくこれがそういうものなんでしょうね。30年たった今聞いてもまったく色褪せない。改めてデヴィッドボウィという人のすごさを実感します。
・「蒼き轟音」
「轟音」というものの気持ち良さを私の中に文字通り「叩き込んだ」、RIDEのデビューアルバム。リリースされた1990年、私はまだ小学生だったのでさすがにリアルタイムで経験することはできなかったんですが、のちのち何年か経ったあとに聴いても全く色あせない輝きを放っている傑作アルバム。
地を這うようにメロディアスなラインを弾き出すベースに導かれる"Seagul"では、キラキラとまばゆい光を放ちながら疾走するギターと手数の多いドラムが、浮遊感のある繊細なフレーズを呟くボーカルに彩りを加え、そしてそれらを全て飲み込むかのように暴れまわるフィードバックノイズが吹き荒れる。とんでもない轟音ながらメロディアスで、眩暈のするような光と繊細さを感じさせる音。自分たちが演っていて気持ち良い音を作ったという彼らだが、聴いてるこっちも最高に気持ち良い。蒼き初期衝動を放つ、圧倒的な活力に満ち溢れた問答無用の名盤。
それにしてもこのアルバムでの活き活きしたアンディのギターワークを聴いてると、現在Oasisで淡々とベースをプレイしている彼の姿に「なぜ!?」と思ってしまいます。
・「名盤!」
80年代の後半から、イギリスではMY BLOODY VALENTINEやLUSHなんかのバンドが『シューゲイズ・ムーブメント』を作っていましたが、このRIDEもそのムーブメントの中から生まれたバンドでした。本作は彼等の記念すべきファーストアルバム。
シューゲイザー独特の甘美な轟音ギターファズの音色を中心に彼等独特の世界観を展開していっていますが、上述のバンド達と異なっていたのが、彼等が伝統的なUKロックバンドのフォーマットを有しており、その上にギターファズが乗るというアプローチをとっていたこと。
ロックのダイナミズムと甘美なメロディが共存するエキサイティングかつ儚い音世界は、今なお私の耳を捉えて離しません。個人的には捨て曲なしの名盤です。
・「シューゲイザーを代表するアルバム」
1990年発表のデビューアルバム。UKチャート11位。ライド最高傑作の呼び声高いこの作品は、彼らのUK音楽シーンにおける多大な功績を感じ取ることができると思います。うねる轟音のギターノイズがとても心地よく、そのギターと共にのせられた豪快なドラムと甘く切ない声が一体化し、アルバム全体がこの上ない完成度のものになっています。代表曲"Seagull"や"Dreams Burn Down"、"Taste"収録。輝いていて澄み切った、しかしながら棘のある、シューゲイザーらしさが随所に散りばめられている幻想的で可憐なこのアルバムは、1990年を代表する1枚というのではなく、シューゲイザーを代表する美しい1枚だと言えるでしょう。
・「今聴いてもガツンと来ます」
90年代の頭には、ライドをはじめ、SWERVE DRIVERや MY BLOODY,NED'S ATOMIC DUSTBIN, CATHELIN WHEEL,FIVE THIRTYなど、とにかく本当に良いバンドが沢山あったと思います。
特にライドはギターがまるでノイズ?公害?のように歪みきっているのに、メロディーは超!超!超美しい~のが最大の特徴。初めて聴いた時には体に衝撃が走りましたね~。
後期になるにつれ、よりポップ色は強くなっていき、ノイジーな音は消えていきましたが、楽曲の素晴らしさはどのアルバムを聴いても変わりありませんね。
・「名盤!」
80年代の後半から、イギリスではMY BLOODY VALENTINEやLUSHなんかのバンドが『シューゲイズ・ムーブメント』を作っていましたが、このRIDEもそのムーブメントの中から生まれたバンドでした。本作は彼等の記念すべきファーストアルバム。
シューゲイザー独特の甘美な轟音ギターファズの音色を中心に彼等独特の世界観を展開していっていますが、上述のバンド達と異なっていたのが、彼等が伝統的なUKロックバンドのフォーマットを有しており、その上にギターファズが乗るというアプローチをとっていたこと。
ロックのダイナミズムと甘美なメロディが共存するエキサイティングかつ儚い音世界は、今なお私の耳を捉えて離しません。個人的には捨て曲なしの名盤です。
・「生きるのに一生懸命だったあの頃」
普通アルバムを買うと「これとこれが良かった」という曲があるけど、このアルバムに至っては「外れ無し」だった。少なくとも私には。「夏が来て、僕等」に何もかも輝いていた様な夏と過ぎ行く夏の寂しさを思い出し、「世界で一番はげた場所」であの頃のずっと続くと信じてた恋を思い出した。勿論、「さよならビリー・ザ・キッド」は最高に良かった。気がつけば周りにそういう友達がいるし、自分もいつのまにやらビリーに「さよなら」を言っていた。「子犬のプルー」を聞いていると自分も雨の中に傘もささず打たれている気持ちになった。本当に「この曲がオススメ」と限定してオススメしたくない位良い。全てオススメ。でも、とっかかりというかCDを手に取るきっかけが必要ですよね。名曲「アンダルシアに憧れて」をとりあえず聞いてみるつもりで手に取ってみてください。きっとお気に入りの一曲になる筈です。
・「真島昌利の作品は…。」
真島昌利(マーシー)の曲といえば近藤真彦(マッチ)に提供した「アンダルシアに…」が有名ですが、あの曲だけで判断しないほうがよいと思います。自分一人で聴くものとして本作は最高です。大人数で聴いたり、カラオケで歌ったりする曲は、本作を含め、マーシーのソロ作品では少ないですね。ソロの処女作でもあり、最も評価の高い作品です。
全ソロ作品を通じて、恋愛よりも人生を考えるメッセージが多いように感じます。
・「夏の終わり」
M1「夏が来て僕等」 は、夏の終わりとともに青春の終わりも来てしまった、そのことに気付いてしまった寂しさが伝わる名曲です。このアルバムは前編通して胸締めつけられる名曲揃いです。
・「期待以上のアルバムでした。」
私が二十歳の時に発売されたアルバムで、ちょうどその発売日に人を傷つけた思い出があります。帰宅して年甲斐も無く泣いていたら、その日買ってきたそのアルバムが部屋にありました。♪夏が来て・・・で始まるブルーハーツのマーシーにしては大人しめの曲が続き、意外に思っていたら「さよならビリー・ザ・キッド」に驚きました。その後も私の中で名曲と言える曲の数々。ブルーハーツの「チェインギャング」の印象が強く、それが好きで期待して買ったアルバムだったのですが、それ以上の感動がありました。今でも時々あの日の事を思い出すと、このアルバムを聴いています。評論家やら、若者達がよく「あの人の歌(またはあの曲)、歌詞が良いんだよな」何て言ってますが、その言葉が最高に当てはまるのはマーシーだと思ってます。
・「これがベストでしょう」
数多いマーシーの作品の中でこれがベストでしょう。曲もリラックスして聴けるものが大半で特に詞の面では世の詩人たちの中でもトップクラスだと思います。ブルーハーツ、ハイロウズのギタリストとしてではなく一人のシンガーソングライターの作品として最高傑作だと思います。一つの典型として後世に残っていくでしょう。
・「やっと購入しました。すごい作品です。」
以前からジャックスの「ジャックスの世界」はやばいと回りから聞かされ、先日やっと購入しました。ごめんなさい・・・これ歴史的名盤ですわ。まずは早川さんの声と世界観に驚かされ、正直ほんとに寒気がしました・・・。さらにアルバムに掲載されている彼のコメントを読んだら、凍りつきました・・・自らの音楽を鏡に例え「見ている者がいつか見られる者に変わっていくときの、恐怖を味わっていただきたい」・・・完全に壊れているようにみえます。しかしこのバンドは「アンダーグラウンドであること」「カルトであること」を極めて意図的に確信的に創りあげている気がします。サウンド的には唯一無二でありながら、しいて欧米のバンドと比較すれば、ドアーズ、ラヴに近いです。またドラムに非常に特徴があり、ロックのダイナミズムを生み出すいわゆるグルーヴは皆無です。これも明らかに意図的なものでこれによりヴォーカルの存在感、サイケデリック感が倍増しているように思えます。とにもかくにも恐るべき才能と知性でもって産みだされた奇跡的名盤です。
・「これぞ日本のロック!」
1曲目の『マリアンヌ』からすでにジャックスの世界は始まっている。内面から滲み出る魂の叫びを歌いあげるVoの早川義夫の声は本気だ!早川義夫の歌詞からは、新聞記事を読みながら政治的な歌詞を書いた歌手やグループとは違う、本当の意味での『ロック』を感じる。歌謡曲とロックの融合、素晴らしい世界。これぞ、日本人のための『日本のロック』ではなかろうか。興味のある方、ロックが大好きな方、つげ義春が好きな方、本当のロックを聴きたい方……是非、一度聴いてみてください。あなたにとっての『名盤』になるはずです。
・「ドアーズではないですか」
改めて聞き直すと、この陰鬱(いんうつ)な歌詞とサイケデリックな演奏はドアーズではないですか。ヴォーカルの早川義夫の不安定な音程がますます不安感をあおります。名盤ですね。
・「極めつけの一枚」
岡林教の真っ只中にいた当時の自分としては、早川さんはミュージシャンというよりも、岡林さんのディレクターのイメージです。現役時代から、書店をやりたいが口癖で、その後本当に本屋の親父になってしまうのですが、、、GSとはまったく違いますし(シンガーソングライターですから)、サイケデリック・フォークなんてジャンルは無いので、やっぱり「ロック」なんでしょうね。もちろんGSで無いのと同様の理由で、ポップスなのにロックと呼ばせていた、「商業主義ロック」とは明確に違います。そういう意味ではフォークぽいですが、フォークソングとは絶対に違います。
つのだヒロさんが加入して、サウンド的に昇華した次作アルバムよりも、怪しさはこちらのほうが数段上ですね。
・「日本のロック」
僕にとって早川義夫は、ジョン・レノンやパティ・スミスと同格の人物です。
そして、彼がかつて在籍していたこのジャックスは、ドアーズやヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵するバンドだと思っています。
「日本にもこんな凄いロックがあったんだ!」と驚くことは確実です。ぜひ聴いてみて下さい。
●ハレンチ
・「端田宣彦はいません。平沼義男のオリジナル・フォークルです。」
加藤和彦、北山修、平沼義男の3人からなる学生フォークグループ、ザ・フォーク・クルセダーズの解散記念自主制作盤「ハレンチ」。1967年に300枚(一説に250枚)しか作られなかったLPは幻のアルバムでしたが、1991年に初めてSOLID RECORDS社からCD復刻されて大きな話題になりました。現在手に入るのがこのAGENT CON-SIPIO社盤です。どのアルバムも収録曲は12曲で、オリジナルの形を伝えています。
フォークルは、加藤和彦、北山修、平沼義男、井村幹夫、芦田雅喜の5人組で1965年に結成されました。受験のために2人脱退してトリオになりますが、途中で芦田が復帰。「コキリコの唄」は芦田が復帰した4人組時代のライブ録音です。その芦田が渡欧し再び3人組となったフォークルが、2年間の学生フォーク活動の締めくくりに1967年夏に録音されたのが本作です。
伝説として語られているのが、ライブ音源をあわせても収録曲が11曲しかなく、当時のLPの標準的な曲数(12曲)に延ばすために穴埋めに作ったのが「帰って来たヨッパライ」。あまりによく出来た話ですが「帰って来た~」が最後に録音されたというのは間違いないようです。手売りでLPを持ち込んだラジオ関西の電リクで放送されたのが11月8日、これが大反響を呼んで12月25日にはメジャーの東芝がシングルを緊急発売。「帰ってきた~」のシングルは録り直しではなく、アングラ音源(インディーズ)だった本作のテイクが使用されました。アルバム「紀元弐千年 」にも再収録されています。
このアルバムは「帰って来た~」と「イムジン河」で語られることが多いですが、笑いのフォークルと言われた彼らの持ち味が発揮された「ひょうたん島」や、自分たちの解散も歌詞に盛り込んだ「雨を振らせないで」の楽しさ、ハーモーニーの美しさも聴き逃せません。
「帰って来たヨッパライ」の空前の大ヒットで時代の寵児となったフォークルは、家業のために辞退した平沼に代わり、端田宣彦を加えて1年の活動期限付きでプロデビューします。そんな数々の伝説を生んだのが、この「ハレンチ」です。
・「1967年11月 当時すでにまぼろしの名盤でした」
俺が大学1年の9月にオールナイトニッポンが始まり、2ヶ月あまりたった頃「イムジン河」が初めて放送された。その後発売中止の運命の曲となり、2002年3月にリマスタリングで34年ぶりに発売されたが、ラジオで聞いたあの「イムジン河」では無い。当時かろうじてオープンリールのテレコで録音した俺の「イムジン河」はカセットにダビングされ37年間大切にされてきた。俺の「イムジン河」を含む12曲。300枚だけの私家版と云うこのLPは、当時すでにウン万円というプレミアがついており、けして世に出ることは無いとまで言われていた。それが今こうして俺の手の中に、しかも当時のパッケイジのままで。ただただ感激です。
・「幻のスーパーグループ」
時は1967年の12月、深夜放送でけったいな曲がかかった。最後はビートルズの「ハードデイズナイト」を木魚と一緒に歌っている。次の日、その歌の話で学校は盛り上がる。「けったいや歌やけどおもろいな」「売ってるんかな」「自主制作やいうてたで」「府立医大の学生らしい」「洛星出身らしい」・・・とまあこんな感じでした。高校2年の話です。そうこうしているうちに、この自主制作のLPを持っている奴が出てきたり、関西の高校生に勇気を与えてくれた衝撃のレコードでした。今から考えたら、「帰って来たヨッパライ」の他も結構意味深いものが多く、深刻なテーマと関西風のユーモア(加藤和彦は関西と違ったはず・・)ちょっとその辺のお兄さんバンドではありませんでした。特に加藤和彦の才能は後で大きく開花していくわけですが、その片鱗が見え隠れしております。僕は「こきりこ」の歌が好きで、民謡というものに対する新しい感覚をこれで教えてもらいました。結局、グループとしての活動は期間限定で終ったのですが、もっと恒久的に続けていたら、日本の音楽シーンももうすこし知的レベルが上ったように思います。歌詞に皮肉ありユーモアありパロディあり、そして音にも創意工夫が施せるバンドは他に見当たりませんでした。続けていたらモンスターバンドになっていたと確信します。
・「フォークルの原点」
1967年10月に300枚生産されたという、フォークルの最初期音源。今回は当時のLPサイズのジャケットを再現し、中の厚紙にCDサイズの袋が貼り付いているという、凝った企画。ライナーノーツも当時のものが再現されている。難を言えば、CD本体を取り出すのに少々手間がかかる。あと当然ながら、ケースが大きいので他のCDとは別の保存場所が必要になる(宅配便で届いた際にも、結構大きいダンボール箱で驚いた)。音は60年代のアマチュアバンドの自主制作とはとても思えない高音質で、「帰ってきたヨッパライ」レベルに統一されている。たとえば終盤3曲のライブテイクに関して、音の悪さは御容赦の旨がライナーに書いてあるが、その3曲も決して悪い音質ではない。内容としては、やはり「ヨッパライ」が抜けてはいるものの、カバー曲の選曲などを含めて(ライナーはひたすらふざけた文章だが)彼らがシリアスかつユーモラスなフォークバンドであったことを再認識させてくれる。
・「オラは(このアルバムで)死んじまっただあ」
自主制作にして、この出来は奇跡だと思います。時代が生んだ名盤でしょう。「帰ってきたヨッパライ」はもちろん、カバー曲の選曲もセンスが光っています。この後、日本を代表するミュージシャンと成長していく加藤和彦の天才的センスには、ホント脱帽です。ぜひ一度聴いてみて下さい。そして心に触れるものがあれば、ライブ盤でも聴いてみて下さい。一見ふざけてみえるメンバーですが、実は細かく練られた音の世界を体感できることでしょう。
・「朗報です。」
ポストパンクの歴史的大名盤が再々々度復活するようですね。これで3度目のリイシュ−ですかね。RIP RIG&PANICの3枚のアルバムは未だにCD化されていないし、このアルバムも版権の関係で廃盤、ということでしたので状況的にはかなり厳しいのでは、と思っていただけに本当に嬉しいです。このアルバムが出たとき、私はまだロ−ティ−ンのガキんちょでしたが、「ポップグル−プの2NDが大変なことになっている」という噂はあっという間に広がり私の耳にも入ってきました。しかしながら当時のイギリスからの輸入盤はとても高く(1枚4000円ぐらいまではねたこともある。)、またこれぞ、といった盤はすぐ店頭から消えてしまうので私のようなガキんちょはききたくてもなかなか聞くことができず、徳間ジャパンが割と早めに日本盤を出してくれたおかげでようやく聞けたのでした。今、聞いてもやはりすごいです。頭より感性、遠心力ですっとばしてるような演奏ですがそれが音楽的音楽として全く無理なく自然に成立してしまうところが本当にすばらしい。例えば、GANG OF FOURやTALKING HEADSやFRICTIONといった人たちもそれぞれすばらしいア−ティストだし、すごいアルバムを出しているのですが、このTHE POP GROUPの2NDはさらにその1つ上をいっているのです。それにしても、最後の最後によくぞやってくれました。持ってる持ってない関係なく今年のリイシュ−BEST1はこのアルバムで決まりです。但し、「BLIND FAITH」は絶対けずってはいけません。アナログ時代のA面のハイライトの曲なんですからね、あれは。
・「本当にでるのか!!」
80年代に徳間から、その後TDKでCD化、さらにワーナーからのガッカリさせられた編集CDに続いて、漸くリマスター&新聞紙付きでのCD化。輸入盤LPを購入し耳にしてから20数年。決定版CDの登場。ボートラも必殺シングル・ナンバーの収録と嬉しい限り。忘れかけていた血が騒ぎます。1月21日発売から少し延期されたようですが、必ずリリースして欲しいです。
・「紙ジャケ」
再発してくださいよ〜お願い!権利問題とか詳しい事はわからないけど、今年中には再発、頼みます!
●軋轢
・「日本一かっこいい音」
やっとデジタルリマスタリングされ、音の迫力が格段に増しています!以前のCDを持っている方もマジで買いなおしをお薦めします。
・「ん~」
ブライアンイーノがNo New Yorkで当時のニューヨークの緊張感を余す所なく捕まえたのに対して、このアルバムでの坂本龍一のプロデュースは、ちょっと軟弱 きっともっと凄かったんだろうなぁでも、楽曲と演奏の緊張感は凄い!聴いとけ!日本人なら
・「ちょっと違うと思います」
アナログが発売された当時に買い求めた「軋轢」。レック、常松、チコヒゲ三人の追っかけだった自分にとって、まあ、こんなものか、程度のものでした。この三人以前のフリクションも、その後のメンバーチェンジしたフリクションにも興味の無い自分にとって、この作品に収められた彼らは別のバンドです。アマチュアが緊張しながら丁寧に録音するのと同じように、彼らの荒々しさ、スピード感が完全に殺されてます。僕の知っているフリクションとは別のバンドの作品としては、もちろん十分に名作です。正直かっこいい。でも、あの三人のほとんどのライブを見た自分にとってはあまり価値が無いのです。東京ロッカーズに収められた二曲も一発ライブ取りということでガチガチでした。「軋轢」発売時シングルででた「I Can Tell」のB面に収められた「ピストル」こそ彼らという感じです。
・「超グルービー!!」
前からこのCDは欲しかったんだけど、手に入らなかった。そして、最近再発されてすごくうれしかった。そして速攻買った!やはり、最高にかっこよかった!!特に二曲目のオートマチックフラは、自分の中でベスト5に入る程好き!!超重低な激しいベース音、歌詞と歌詞に入る間のドラムソロ、激しいギター、一見わけがわからん様に思えるけど、実は現代(80年代~)の日本人のことを切実に語った歌詞、すべてがかっこいい!!でも、やっぱり、no waveと謂われる通り、他に類を見ない卓越した音がかっこいい!!つーか、口で説明できないから聴くしかない!!聴いた人しかわからない!!二曲目の他も全部かっこいいから、かって損はない。
・「メインストリームとしてのオルタナティヴサウンド」
私がこのサウンド(当時LP発売)にだったとき、コアなファンは『この音は将来メインストリームになる』と叫んだものだ。当時こそ、良質(鉱物的)な、ハードなパンクサウンドはそれほど日本で多くなかった中、間違いなく異彩を放っていたのだ。ミッシェルガンやブランキーは間違いなくその音にルーツをここに求めていると思われる。絶対1度はこのスピード感に酔ってもらいたいと思う。この後、レックはフリージャズ系に傾倒してゆくのも偶然ではない。
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