容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7) (詳細)
東野 圭吾(著)
「●数学って、実に面白い!!」「この本で「数学」の見方が変わる!!わたしの人生の視野を広げてくれた一冊!」「映画化に先駆け文庫化」「献身という言葉では収まらない」「”最愛”の人の為に。」
・「●数学って、実に面白い!!」
事前に『数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!』を読んでいたためか、文系出身の私でも、かなり楽しく読めました。数学的思考力によって「サキヨミ」ができる能力があると知っていると、天才数学者・石神の思考過程や行動が非常にリアリティーをもって感じることができました!
数学って、こんなにもスリリングでサスペンスな実用的な思考の訓練を学べる、超実用的なものだったのですね!私の人生は、これまで損をしていたように感じました。
理系のかたが書く本って、実にわかりやすくていいですね。ワクワクしながら読めました。これなら映画のほうも期待大です!
・「この本で「数学」の見方が変わる!!わたしの人生の視野を広げてくれた一冊!」
わたしは文系で、数学はとても苦手でした。
だから、もしもわたしが(この本の)石神先生の授業を受けていれば、 まさにこの本に出てくる森岡という高校生と同じように 「石神先生さあ、受験に数学がない大学を受けるんだから、 数学なんて勉強しなくてもどうでもいいじゃない」と言っていたと思う。
この本では「何のために数学を勉強するのか?」という、数学嫌いの 多くの文系の人たちがずっと抱き続けている大きな疑問に 「バイクと微分積分」などの例を使って、興味深く教えてくれています。
まさに目からウロコという感じになりました! 数学って、本当はとても意義深い学問だったと分かりました。 わたしたちの先生もこの石神先生のようだったら良かったのにな、と 残念に思いました。
他のかたも言っていましたが、細野真宏さんの書かれた 『数学的思考力が飛躍的に身に付く本』でも同じように 「何のために数学を勉強するのか?」「なんで数学的な考え方が必要になるのか」 ということを非常に興味深く教えてくれています。
この2冊は、意外な角度から本質的で根本的な事柄を教えてくれます。 しかも面白いのは、答えが同じでも、切り口がまったく異なっている点です! まるで、数学の二通りの解法を見ているようです。 どちらも違った魅力があります。 きっとこれが、石神先生の言う「エレガント」という話なんですよね。
おかげで、かなり人生の視野が広がりました! ありがとうございます。
・「映画化に先駆け文庫化」
待望の文庫化ですね。単行本を持っているにもかかわらず、つい購入してしまいました。しかしそれも、これが名作だからでしょう。
東野圭吾さんの本は10冊以上読んできましたが、その中でもこの作品はとてもレベルが高いと思いました。
理系の天才二人による頭脳戦、とでも表現すればいいのでしょうか。とにかく石神という人物が印象的です。人によってそれぞれ全然違った、石神という人物の姿が浮かぶことでしょう。ですから、映画を見てしまうと、自分が読んでいて想像した石神のイメージと食い違う可能性が高いのです。
私も映画は非常に期待しています。決して映画を見ることを否定しているわけではありません。ですが確実に、映画を見た後にこの本を読むのはおすすめできません。映画と原作、両方これからという方は、原作を先に読むことを強くおすすめします。
それだけ、石神という人物は印象的です。
・「献身という言葉では収まらない」
ガリレオシリーズの中では異例で、湯川学の心理面での苦悶があり、且つ容疑者の行動が"献身"という言葉で表現するにはあまりにも軽すぎる。
自分は本書を読んで泣きました。
湯川側に自分を置いても、容疑者側に自分を置き換えても。
とても切なく、悲しい物語です。
・「”最愛”の人の為に。」
映画公開に合わせて再読。以前呼んだときよりも、号泣しました。
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