Revolver [FROM US] [IMPORT] (詳細)
The Beatles(アーティスト)
「ジャケ&サウンド見事な傑作。」「分岐点」「ビートルズのアルバムを購入するのが初めての方へ」「現代のリスナーにはこれを薦めます」「王道を指し示し、その通り時代がついて行った」
The Rise And Fall Of Ziggy Stardust (EMI) [ENHANCED CD] (詳細)
David Bowie(アーティスト)
「デビット・ボウイ入魂の一作」「驚異の完成度」「無人島レコード」「20世紀の宝物」「名盤中の名盤中の名盤中の・・・(エンドレス)」
Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols (詳細)
The Sex Pistols(アーティスト)
「みんな難しく考えすぎ」「戯言なんか気にするな!」「This is the history every rock fan can not skip :」「音楽を超えたエンターテイメント」「奇跡のパンクロック」
Remain in Light (詳細)
Talking Heads(アーティスト)
「25年前の作品とは思えぬ新鮮さを再認識!」「最近買いなおしをして聞いています」「ライブ盤と聴き比べてください」「ワンテンション」「イーノのプロデュースで、傑作が生まれた」
Purple Rain (1984 Film) (詳細)
Prince & the Revolution(アーティスト)
「王子、革命によって天下を取る!」「プリンス入門アルバム」「シンボリック・アルバム」「「映画も是非」」「紫の雨」
Nevermind (詳細)
Nirvana(アーティスト)
「俺は大好きだぜ!」「何なんでしょうか、」「仮面の告白」「We've broken our mirrors」「はじまり」
OK Computer (詳細)
Radiohead(アーティスト)
「このアルバムが出て、はや10年」「依存症的名盤」「KID A以前の話」「超名盤だけど...」「ノイズの騎士」
Dig Your Own Hole (詳細)
The Chemical Brothers(アーティスト)
「破壊的・刺激的」「最高のブレイクビーツ・テクノ!」「Tomorrow never knows」「ロック好きをテクノに目を向けさせた」「個人的な意見ですけど…」
The Battle of Los Angeles (詳細)
Rage Against the Machine(アーティスト)
「アメリカの暗部」「聴き易いアルバム」「最高傑作?」「最高にイカれてて、究極にパンク!!」「このアルバムは。。。」
イズ・ディス・イット (詳細)
ザ・ストロークス(アーティスト), J.カサブランカス(その他)
「嫌いになる要素がない」「純音楽」「悩めるロックオヤジにオススメです。」「スルメ度高し」「理想!!」
The Fat of the Land (詳細)
The Prodigy(アーティスト)
「迫って来る音」「かにかに!コレでいいかに?」「funkyshit」「どっかーん」「暴力的な音がハードで格好良いビッグビート&デジロック。」
Black Sea [2001 Reissue] (詳細)
XTC(アーティスト)
「オリジナルの曲順で聴くのがいいです」「よく聞いたね」「XTCの傑作」「ライブバンドもしくはギタリスト=アンディのピーク」「XTC史上最もポップなアルバム。一番好き!!!」
London Calling (詳細)
The Clash(アーティスト)
「ロックです」「クラッシュの最高傑作」「パンク・ロックの至宝」「姿勢の一貫性、音楽の多様性、それを包括する唯一無二のパンクアルバム」「すごいっす」
Closer (詳細)
Joy Division(アーティスト)
「Heart and Soul」「どう表現したらいいか・・・」「音だけで伝わるもの」「閉ざされたのは」「芸術の域」
The River (詳細)
Bruce Springsteen(アーティスト)
「若きB・ スプリングスティーンの最高傑作のひとつ。」「Bossの最高傑作」「Bossの魅力が満載」「Bossの魅力が集約されたアルバム」
Green River (詳細)
Creedence Clearwater Revival(アーティスト)
「生まれて初めて自分のお金で買ったアルバムです。」「埃っぽいアメリカンロック」「Lodi 1曲で★5つ」「埃っぽいアメリカンロックの真髄」「空想的南部」
Beggars Banquet (詳細)
The Rolling Stones(アーティスト)
「初期ストーンズの後期の始まり」「GOT ROLLS HIS OWN!」「60年代ストーンズの代表作」「人類みな悪魔」「最高傑作!」
The Velvet Underground & Nico (詳細)
The Velvet Underground(アーティスト)
「改めて聴くと60年代?」「売れなかった名盤!!」「アナログなら何万もするアルバム」「VUの可能性の提示」「ロックの宝」
Electric Warrior (詳細)
T. Rex(アーティスト)
「電気の武者FROMライノ」
Led Zeppelin II (詳細)
Led Zeppelin(アーティスト)
「まずこれを聴きましょう!」「全てがぶっ飛んだ脅威の一枚」「ハードロックといえばこれでしょう。」「zepは全てが星5つ」「ファーストのわずか8ヶ月に発売されたハード・ロックの聖典」
John Lennon/Plastic Ono Band (詳細)
John Lennon(アーティスト)
「母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』」「ジョンの魂よ、永遠なれ」「そしてジョンは永遠になった」「あるがままのジョン」「史上最強の一枚!」
Fun House (詳細)
The Stooges(アーティスト)
「尖ったあたたかさ」「お化け屋敷から愛を込めて」
Songs in the Key of Life (詳細)
Stevie Wonder(アーティスト)
「永遠の名作」「音楽の喜びを知る鍵」「まだ聴いたことのないあなたへ」「ソウル・ミュージックの「ホワイトアルバム」」「Stevie Wonderの最高傑作はこの作品でしょう。」
Entertainment! (詳細)
Gang of Four(アーティスト)
「快感!!!」「go4!」「ポストUKパンクの大名盤」「パンクの音。」「悶絶ギター!!!」
The Doors (詳細)
The Doors(アーティスト)
・「ジャケ&サウンド見事な傑作。」
ビートルズは前作の「ラバーソウル」から音楽が変わりつつある、トップの「タックスマン」はジョージの名作です、見逃せないのがポールのベースです。タイトで非常に格好いいフレーズになっている、「I'm Only Sleeping」ではテープの逆回転を用いた曲になっており。
カセットデッキを再生中にリバースを押し続けると。これと似た音源が実感出来ます。
「Eleanor Rigby」バイオリン、「Got to Get You into My Life」グラスなど、この時代にして、この音楽性はまさに驚きの一言につきます。
サウンド1つをとっても実にビートルズの才能が光る!楽器のプレイもさることながらボーカルも素晴らしくよく完成度の高い名盤です。
中期のアルバムでは、欠かせない最高アルバムですから買っておきたい一品でしょう。
・「分岐点」
あまり自分のことを書くのはどうかと思うのですが、Beatlesの日本公演に行ったこともあるのが生涯の自慢である私としては、このアルバムは、ある面、Beatlesとの関係の分岐点になったものです。上手く説明できないけれど、Beatlesがなければ夜も日も空けぬ時代から、彼らがこうやって変わるもしくは成長するのなら、自分だって、彼らと距離を置いてもいいのではと、中学生の分際で思ったものです。今、古いブルースに凝ってますが、このアルバムをきっかけに全く別の音楽を探してみようと思い、たどり着いたわけです。
ちょいとわかりにくいかもしれませんが、それくらい、このアルバムは、インパクトがあって、その後のBeatlesとの関わりを変えたことは確かです。 それを肯定的に見るか、否定的に見るかは、それぞれの感性でしょうが、少なくとも私もここで議論されている論点にそっていうなら、最初から順番に聴いてきて、このアルバムで、「理解」を超えて、他に手を出したクチです。 そのことは、今となっては感謝していますけど。
ちなみに、1967年当時の雑誌を見ると、多くの音楽評論家が、このアルバムの評価に悩み、表現は悪いけど、人気絶頂のBeatlesには逆らえないから、「壮大な実験」とか「時代の先取り」とか、無理して書いてるなあ・・・という感じですね。
・「ビートルズのアルバムを購入するのが初めての方へ」
もし、あなたが、これから初めてビートルズをきちんと聴いてみようと思ってどのCDを買おうか参考にこのレビューを読んでいらっしゃるのならば、「リボルバー」から始めるのはあまりお勧めできません。 もし、ビートルズの全楽曲を集める覚悟が出来ていらっしゃるのあれば、ファースト・アルバムの「プリーズ・プリーズ・ミー」から年代順にビートルズの音楽的軌跡を追体験することをお勧めします。ビートルズのアルバムはそれぞれに持ち味があり、「イエロー・サブマリン」を除くどのアルバムも代表盤に成り得ますから。オリジナル・アルバムからもれたシングル曲は「パスト・マスターズvol.1&vol.2」でフォローしましょう。 そこまでの覚悟がない方にお勧めなのは、ジョージ・ハリスンが選曲した通称赤盤「1962-1966」と青盤「1967-1970」です。ビートルズの数ある編集盤の中ではこれがベストです。ただし、ビートルズは古典的教養として全曲脳に刷り込んでおいても損は無いということだけは付け加えておきます。コスト対効果を考えるなら「イエロー・サブマリン」は外しても構わないかも知れません。 本題の「リボルバー」ですが、私がビートルズが初めての方にお勧めしない理由は、①先に紹介したジョージ選曲のベスト盤に「リボルバー」からは「エリナー・リグビー」と「イエロー・サブマリン」の2曲しか選ばれていない。②しかも、この2曲は「リボルバー」の全体的コンセプトを代表する曲ではない。 すなわち、このアルバムはビートルズの中でもどちらかと言うと特殊なアルバムだと思うのです。19世紀のシューベルトと比肩しうる20世紀最高のメロディーメーカーとしてポール・マッカートニーが才能をいかんなく発揮した「エリナー・リグビー」「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」「フォー・ノー・ワン」が収録されているとは言え、やはり、このアルバムの真骨頂はジョン・レノンとジョージ・ハリスンが実践したサイケデリック・ロックであると思うのです。 歌われている歌詞の内容がサイケデリックであるか否かはともかく、ジョージの「タックスマン」とジョンの「シー・セッド・シー・セッド」の2曲はポップスという形式にかろうじて留まりつつサイケデリックな感覚を音楽的表現にまで昇華した奇跡的な作品です。サイケデリック・ロックに分類される数多くのミュージシャンの残した作品群の中にも「リボルバー」のように真にサイケデリックな音楽的表現に到達しえた作品を私は知りません。アルバムの冒頭の曲に入る前の「one,two,three,four,・・・」という掛け声からすでに衝撃的な音が展開されます。彼らの音楽的アイデアを商品としての音に仕上げたジョージ・マーティンのエンジニアとしての手腕にも注目して頂きたい。
・「現代のリスナーにはこれを薦めます」
66年生まれでBEATLESにのめりこんだのも母がなんとなく買った赤盤がきっかけだった後追い世代の私には、「ついていけなかった」という気分とは少し違いますが、小学生の時初めて聞いた「リボルバー」は確かに理解できませんでした。 20年くらい前の話になりますが、雑誌FMファンの創刊20周年記念号の特集がBEATLESで、武満徹と村上龍の対談が掲載されていました。武満の言葉から、彼が同時代に無理なく理解していたことがわかります。武満による評価は今読んでも違和感がありません。やはり、聴く人が聴くと違うのでしょう。 私も成長するにつれて、はじめはポールのスローテンポの曲が好きでしたが、中学生の頃は「And Your Bird Can Sing」のツイン・ギターがとてもカッコ良く思えたり、高校生の頃は「イエロー・サブマリン」もやっぱりいいなと思えたり、それから、理解不能だったジョンやジョージの曲に完全にはまってしまった時期もありました。 もし、多種多様な音楽を聞き込んでいる現代のリスナーからベスト盤以外で何か1枚薦めて欲しいと言われれば、私は自信を持ってこの「リボルバー」を薦めます。
・「王道を指し示し、その通り時代がついて行った」
リボルバーは先入観を排除し、そのまんま受け止めるのが一番。ジャケットを眺め(CDは小さいのが残念)、歌詞カードを拡げ、好きな飲みもでも脇に置いて、ゆったりと。ビートルズはロックだからとフルボリュームで聞く時代も過ぎたし、そんな中でジョンやジョージの不思議な世界を瞑想し、ポールの抜群なメロディーを堪能、とぼけてはいるが実によくアイデアが練られたリンゴのイエローサブマリンの色々なパートや効果音に耳を澄ませるなど、耳から入ったものをそのまま素直に受け入れる。僕はこのアルバム全体を支配する気だるさや緊張感がとても好きです。そしてジャケットの素晴らしさといったらため息が出る程です。僕は30年前の中1の時に自己2枚目のアルバムとして購入、当時から作品全体がとても好きでした。現代リスナーの耳ではこれが実験を試した作品だなんて信じられないと思います。時代が後から追いついたことより、ビートルズが決してアバンギャルドとか奇をてらうでなく王道を指し示し、その通り時代が付いて行った事に本当に驚愕の思いがする。
●The Rise And Fall Of Ziggy Stardust (EMI) [ENHANCED CD]
・「デビット・ボウイ入魂の一作」
「Five Years」でスタートし、「Rock 'N' Roll Suicide」で幕を閉じるまで、一分の隙も感じさせない感動的なアルバムです。 架空のストーリーにのせて、架空の主人公を演じて見せるという、ボウイお得意のスタイルが効果的に、しかも一番うまく決まっているのではないでしょうか。 その後も色々なスタイルの変遷を見せてくれて、それぞれに楽しませてくれるボウイですが、このキャラクター&アルバムを超えるものはないと思います。 しかし、この時期のボウイはグラムロックという括りでは片付けられない、充実した素晴らしい音楽を聞かせてくれています。
・「驚異の完成度」
初めてこれを聞いたとき、この後が辛いなと正直思った。これを超える作品は出来ないだろう。いくら天才ボウイでも無理だ。「完璧に作りすぎた」と思った。その後あまたの作品を世の中に送り出したボウイであるが、これを超えたものを出したかといえばやはり「NO]と答えざるを得ないと思う。様々なアプローチからさすがはボウイと思わせる名作はいっぱいある。「アラディン・セイン」「レッツ・ダンス」「ロウ」それに私のお気に入り「ピンナップス」そのほかにいっぱいある。ただ最高峰はこの「ジギー・スターダスト」に尽きます。作品としての完成度が極めて高い。初めのかすかな音から「ロックンロールの自殺者」まで構成が見事という他はない名作です。
・「無人島レコード」
ビートルズの大ファンである私はこれまでビートルズから派生して色々なミュージシャン、バンドを聴いてきました。「彼氏になりたい」からはストーンズ、「ホワイルマイギター」からはクラプトン、クリーム、ジョージからはディラン、レオン・ラッセル(もちろんそれらのミュージシャンからも派生していくのですが)デヴィッド・ボウイもそんなミュージシャンの一人(もちろんジョンとのコラボから)。ビートルズが基本であるもののロックアルバムの中で、私が一番好きなアルバムはこれ。ある時は淡々に、ある時はメロディアスに、またある時は狂おしく、そして絶叫する。初めて聴いて四半世紀が経過しても、未だに飽きが来ない一枚。
・「20世紀の宝物」
どれほど賞賛を繰り返そうとも決して充分にはなりえない20世紀大衆音楽の傑作中の傑作のひとつ、
クラシック音楽のような他人による再演を目的とした表現では絶対に到達不可能な、まさにアーティスト本人自身の生身の身体によってのみ達し得る高みをみせるというエルビス・プレスリー以来のロック音楽が本来もっていた機能が最大に発揮された奇蹟の1枚、
もしボウイが本作発表直後、のばしても本作の数年後に早世していたらまちがいなくジギー教という宗教に発展していたのではとおもわせるウルトラ・ハイテンション・アルバムです、歌詞をじっくり読みながら(全曲覚えることがベストです)アルバムの指示通り「最大音量」で繰り返しきくべき作品です、
バンド演奏(特にミック・ロンソンのギター)と録音の素晴らしさをリマスタリングCDで堪能しましょう、
・「名盤中の名盤中の名盤中の・・・(エンドレス)」
このアルバムは「火星人ジギーがその特異な性質でスターダムにのし上がり、やがては見捨てられ、自ら命を絶つ」というなんとも馬鹿げたコンセプトのもと作られた名盤というか妖盤である。壮大なコンセプトを持っていながら楽曲のレベルがそれにまったく追いついてないということは多々ある。そんな頭でっかちなアルバムをあざ笑うかのような、異常な楽曲のクオリティーも魅力である。この作品はボウイ自身を「世界最凶の道化・兼・芸術家」という一段上のヒエラルキーに押し上げる原動力となった「rock'n'roll suicide」を聞き終えた後、ボウイのあまりに巨大な才能にいつもため息が出てしまう。同時に「ロウ」を出した直後に逝ってくれたらなあ・・・といつも深いため息が出てしまうのも事実
●Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols
・「みんな難しく考えすぎ」
初めてPistolsを聞いたのは15歳の冬。今から25年前。ちょうど高校受験を控えて、唯一の楽しみがレコードだった頃。
既にrealに聞ける環境では無かったワケだけど、それでも当時聞いていた他のあらゆる音楽より心に突き刺さった。恥ずかしながら?Deep PurpleやKissやQueenやStonesやClashと種々雑多に聞いていた。Pistolsの持っていた政治的な背景やスキャンダラスな部分についてはほとんど知らずに聞いたワケだけど、それまでに聞いたどんな音楽よりカッコよく聞こえた。僕はあわててRock'n Roll Swindleを買いにレコード店に走ったものだ。こちらはけなされることが多いけどJohnny B Goodなんかは見事にカッコよかった。
その後、いろんなスキャンダラスな事を勉強して、どんどん痺れていくわけだけど、それでも原点は彼らの音楽。下手だけどカッコイイとかなんとか言ってるヤツらが多いけど、そもそも楽器がほとんどひけない僕にはPistolsが下手でPurpleがうまいとか、そんな事はどうでもいい。
耳から入った音がハートにグサッと来て、全身が覚醒していく感じ。それで問題ないじゃない。
もちろんそういう曲は他のバンドも時々やってるけど、アルバム1枚通して痺れるって言うのは、僕はこの1枚しか知らない。
・「戯言なんか気にするな!」
ピストルズの一番の魅力は、ジョニー・ロットンの歌う歌だと思う。僕は不良じゃなければパンクスでもない。デカダンスへの憧れも別に無いが、このアルバムが大好きだ。なぜなら、ここには僕を楽にしてくれる歌があるからだ。しかしそれはメロディとかリリックとかをややこしく説明するようなレベルではなく、口を可能な限りおっぴろげて、バカみたいな声で「ア‾‾ィア‾ムァ‾ンナンチクライストォァッ!!!!!」 (I am an anti-Christ)てな事を堂々と歌えることにたまらなく魅力を感じるからだ。
彼らはロック史上でも稀に見るくらいにバカなことをやったバンドだと思う。しかし、本当にバカだったのではなく、完全に演じていたのだ。ライドンにいたっては未だに・・・。そして、そうすることによって、縮こまった世の中を笑い飛ばした。そこにピストルズの存在意義があるように思う。
時に傍若無人に笑いながら、時にふざけてムセ返りながら、しかし言いたい事全てをたった1枚のレコードで言い切ってしまうジョニー・ロットンの歌声に、きっと何かを突き動かされるに違いない。『ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン』において繰り返される「No future」という言葉に、僕は未来への希望を感じてしまうのだ。
・「This is the history every rock fan can not skip :」
一家に一枚。
・「音楽を超えたエンターテイメント」
何故だろう?滅茶苦茶な音楽なのに聴いていて全く気になりません。それどころか凄く「もっと、もっと!」という気になるのです。これを聴くと「音楽的ってなに?」「滅茶苦茶でなにが悪いの?」と思ってしまいます。ピストルズは決して芸術のような音楽ではなくて究極のエンターテイメントではないでしょうか。
一番のお気に入りは拝啓EMI殿でしょうか。散々言いたいこと言った挙句に、最後の最後でキッタねえ「ム゛ゥー」とかいう音…。本当に最高です。
・「奇跡のパンクロック」
「生涯で聴いたアルバムでは最高の出来」とピストルズを存在を含めて大絶賛したカート・コバーン。「無人島に絶対に持っていくアルバム」と評したアクセル・ローズ。まさに実際ピストルズよりも巨大なセールスと成功を収めようと彼らへの敬愛を忘れなかったアーティストの真剣な声だ。ジョニー・ロットンとシド・ヴィシャスという対照的なパンク・ロッカーのスターが在籍していただけではなく、彼らの「未来はない、俺たちこそが未来なのだ」と絶叫するゴッド・セイブ・ザ・クイーン。20歳前後のチンピラのなんと志の高いことか。グダグダと能書きを垂れる、あるいはただの勢いだけのパンクとは180度異なる人間の本質を抉り出すような歌詞とポップでラウドな彼らの音楽は今や優雅すぎるほどの余裕を持ってロックンロールの原点に君臨している。セックス・ピストルズは21世紀になっても色あせるどころかますます我々が発奮し決起し、まずは自らやってみろ!と勇気付けてくれる。
・「25年前の作品とは思えぬ新鮮さを再認識!」
彼らのアルバムの第2作からブライアン・イーノがプロデュースを始め、第3作の1曲目でこの4作目の試験的作品「イ・ジンブラ」(何とクリムゾンのロバート・フリップが参加している!イーノとの交流の結果だろう)を演奏し、この作品で、全面的にアフロリズムを取り入れた傑作となって、大ブレークしたのが1980年10月発売だった。当時25才だった私は、高価な日本盤LPよりも輸入盤を購入しており、これもUS盤のファーストプレスを当時開店したての渋谷タワーレコーズで購入し、聴きまくった。つい最近のように感じていたが、もう4半世紀経っていたとは! そして、このセットは、最新リマスター(LPと同じ「STERING SOUND」)された充分音が良いCDに加え、5.1チャンネルサラウンドのDVDが付いている、というよりもこのDVDが実はメインなのだ! リマスターCDは、オリジナルのミキシングに忠実であるが、DVDは、チャンネル数が多いという利点(モノラルとステレオの違いのように)を発揮し、ミキシングを変え、今まで他の楽器音に埋もれていた音がはっきりと聞こえてくるのだ、しかも分離良好で、同じ作品というよりも最新盤と言っても良いサウンドに仰天する。80年代に競って16bitデジタル録音に向かい始めた時、アナログ録音であった事に感謝するという、皮肉な結果が、これを聴いて実感する。このDVDは、24bitサンプリング周波数96khz(80年代デジタル録音は、44.1khz)により、当時のCDスペックを大きく超えている。 映像としては、当時のドイツテレビ局収録のライブ2曲で、エイドリアン・ブリューは、既に「エレファントギター」を披露している。きっと、この2曲以上に録画されていると思うのでいずれ、完全版が発売されるのが楽しみである。フォトギャラリーには、キャプションが無いので、画像を良く見ないと何かは解らないが、最初の1枚は日本公演でのデヴィッド・バーンのIDカードなのは、嬉しい(日本に愛着があるという事)。後は、PV用の絵コンテ(ここにもJapanという文字を見つける事ができる)や、歌詞を完成させる途中の推敲しているカード(赤字で見え消ししている)など、画像を良く見ると、何なのか解るという趣向。 しかし、なんと言っても、この音の素晴らしさは、最新録音と言っても充分な鮮度は、内容の素晴らしさとともに、若いポップス、ロックファンに是非聴いて欲しい。このDVDを聴きながらそれを是非伝えたくて、レビューを書かねば!という義務感にかられたのです。是非貴方も体験して下さい。また、素敵な作品であることを再認識して、幸せです。
・「最近買いなおしをして聞いています」
昔LPで聞いていました、最近ごそっと買いなおしをして聞いています。今となって、かえってトーキング・ヘッズのすごさがわかる気がします。リメイン・イン・ライトは至上の傑作と感じています、素晴らしい作品です。
・「ライブ盤と聴き比べてください」
1970年代後半あたりで日本でも知られるようになったトーキング・ヘッズですが、当初は折からのパンクロックブームもあって十把ひとからげで語られていたような気がします。1980年に発表されたこのアルバムは、そんな世間の思い込みを一掃するに十分過ぎるほどの衝撃を与えてくれました。なんと言ってもアフリカンなポリリズムを大胆に導入したこと。さらには変態ギタリスト、エイドリアン・ブリューを迎え入れて狂気の部分を彼に託すことで、奇才・デヴィッド・バーンの自由性がさらに高まった点が特筆されます。そんな大胆な変革は、当時パンクロックを最初に日本に紹介したことを吹聴し、さらにキング・サニー・アデなどのアフリカンなミュージシャンの紹介を試みていた某音楽雑誌の大物編集長SYには到底理解できなかったようで(多分飼い犬に噛まれたような忸怩たるものがあったのでしょう)、「西洋音楽によるアフリカに対する帝国主義」などという妄言を生むに至りました。
そんな話はさておいて、この作品は2枚組のライブアルバムと聴き比べるとさらに面白みが増すと思います。緻密に計算されたスタジオ盤を十分に聴き込んだうえで、ワイルドに飛躍するライブを堪能すると彼らの目指したものが、決して「音の帝国主義」なんかではないことが明らかになります。
・「ワンテンション」
何でレビューを書きたいかと言えば、いろんな人に聴いて欲しいからです。トーキングヘッズもほかにいろいろ聴いたけど、これ以外は「絶対に聴いて損はしない」という保証はできません。でも、このアルバムは間違いないです。メロディを重視する人は、きっと違った音楽の良さにすんなり入っていけるとアルバム思うし、
最初から「音楽はメロディだけじゃないよね」という意見の人もサウンドの歯切れの良さも手伝い、生涯の一枚になるんじゃないかと思います。
なにがいいかというと、一曲がワンテンションだと言うことです。開始から終わるまで、同じテンションが貫かれています。それがものすごく気持ちいい。無機質だなんてとんでもないです。
こちらの体調でどこまでも興奮できる。で、音の選び方がすごくいい。個人的にはボーン・アンダー・ザ・パンチスが一番いいと思う。フランクザッパのホットラッツとともに、買って、心から成功したといえる数少ないアルバム。それから一曲目のボーン・アンダー・ザ・パンチスですが、ハイハットの音に細工がされていて、
周波数帯がランダムに変更されているんです。耳元でなったり、遠くになったり。最初は気付かず、知覚態度を知らないところで操られているわけですが、すごくこの効果は大きいと思います。
・「イーノのプロデュースで、傑作が生まれた」
この作品は、前作の1曲目「イ・ジンブラ」のイメージを拡大し、アフリカンビートを借りて作られた、リズム中心の作品。この前後のアルバムとはイメージが全く異なり、「トーキング・ヘッズ」を好きでない方でも、このアフリカンリズムの洪水に浸ると、快感です。当時この作品の2枚組ライブアルバムが出ていた(CD化されていないのは何故?)が、スタジオ録音と遜色のない出来でした。ヘッズの最高傑作といって良いでしょう。ライブ盤のCD化が待たれます。必携!
・「王子、革命によって天下を取る!」
84年、洋楽ファンならずとも世間にPRINCEありと知らしめた大ヒット・アルバム。同名の映画のサントラとして発売されたが、やはり先に音があり、溢れ出る才能のあまりトータルコンセプトを執れきれず、後づけで映画を作ってしまったのではないかとさえ疑ってしまう。これで売れなければおかしいといった完璧さがある(売れることは悪いことではない)。
本作は、それまで年1枚アルバムを出し続けてきた彼が2年置いて、しかもThe Revolutionというバンドと連名で出した初の共演アルバムでもある。しかし内容はあくまで前5作に表現されていたプリンスの集大成的なものだ。プリンスは最初から天才だった。だが前作までと音楽的なスケール、質ともに桁違いにアップしている。
その2年間、彼に何があったのだろう。たぶん今まで知らなかった多くの人と出会い、様々な音楽を聴いたのだろう。そしてバンドのメンバー達と化学反応みたいなものを起こし、自分の天賦の才とキャリアをまとめ上げた。そうでもなければ、ここまで大衆的でありながら、完璧な音楽は創れたものではない。それまでの彼になかった(避けてきた)ジャズ的な要素も加わった。⑤をじっくり聴くと、そのニュアンスを感じることができる。「捨て曲がない」というのはこういうアルバムを言うのだろう。ここで普通の才人の才能は枯渇しかねないのだが、彼の才能はこの後さらにまた一歩飛躍することになる。
・「プリンス入門アルバム」
超カッコイイ・ロックンロールLet's go crazyに始まり、最高に美しいバラードPurple rainまで一気にエネルギーとエロティックに満ちた時間が駆け抜けます。1984年度グラミー賞Best Rock Performance By A Duo Or Group With Vocal 受賞作品。
・「シンボリック・アルバム」
1984年という時代を全く感じさせない。この時期に人気のあったアーティストで今でも世界のトップであり続ける人が他にいるだろうか?天才とは何なのか、実感できるアルバム。彼の場合ライヴ・パフォーマンスも素晴らしいのでビデオなどを見るのもおすすめ。タイトル曲は感動的。
・「「映画も是非」」
バンド名のように、’80年代の音楽シーンに「革命」を起こした、「貴公子」プリンスが放つ、金字塔的アルバム。このアルバムは、同名本人主演映画のサントラ盤みたいな感じではあるが、たとえこの映画を見てなくとも、優秀なアルバムとして聴ける事は間違い無しであろう。だが、この映画を見る事によって、とてつもない相乗効果が得られるので、この映画も是非見て欲しいところだ。基本的にプリンスと言う人物は音楽に対して秀でた才能を持ち、それが、前作の「1999(’82)」で一気に開花し、このアルバムに繋がる訳だが、このアルバムで単にアルバムを作るではなく、映画まで手掛けて、主演してしまうと言う、当時は大事件でもあったのだ。それでいて、映画もアルバムも大ヒットしてしまった事で、一躍TOPスターの仲間入りを果たしたのであった。ちなみに、この人、ギターも上手いんですよ。もうこう言う人は、何やらせてもセンスが良いんだろう。羨ましい限りである。実際、アルバムだけ聴いても、プリンス独特のロック&ポップワールドと’80年代特有ののエレクトリカルな部分が展開されて、オープニング①と⑨のタイトルナンバーが、世界的に大ヒットとなった。特に、⑨は珠玉の名バラードなのだが,①と共に少なからず、ドコかで聴いた事はあるだろうと思う。プリンスと言う人物を知る上で、入門編なアルバムなので、是非とも聴いていただきたい。
・「紫の雨」
まだ聞いていない人は是非聞いて欲しい名盤中の名盤です。溢れんばかりの才能とテクニックを発揮してきたプリンスはこのアルバムが発売されるまではまだ知る人ぞ知るという存在でした。しかしこのアルバムの超大ヒット全米26週連続NO・1と5曲ものシングルヒットで誰にも知らしめしました!!前後のアルバムも強烈にインパクトがあり聞きごたえ十分ですが、万人受けするのはやっぱりこのアルバムにつきます。1のロックンロールからファンク、テクノ、ゴスペル、ソウル、ジャズなど贅沢に取り入れた全く無駄のない最高のアルバムです!!雲の上の存在のようなプリンスがグラミー賞やアメリカンミュージックアワードにも登場してスタンディングオベーションのパフォーマンスも印象的でした。
・「俺は大好きだぜ!」
私は勿論リアルタイムでニルヴァーナを聴いてましたが、正直言ってグランジという言葉がいまいち馴染めません。単にアメリカンロックとして聴いて気に入っただけのことなもんで。だいたいパンクにしろグランジにしろマスコミが勝手にあおっていただけでしょ?そんなもんに振り回されているような奴は真のファンとは言えないと思うよ。このアルバムはそんなもんとは無関係によく出来たアルバムだと思う。でもいろいろな人が指摘しているように、このアルバムがニルヴァーナのすべてではありません。彼等の魅力のほんの一部分でしかないし、このアルバムだけを聴いてニルヴァーナをかたり尽すことは出来ないと思います。もしこのアルバムを聴いてニルヴァーナが気に入ったら他のアルバムも是非聴いてみてもらいたい。このアルバムとずいぶんと違う感想を持つかもしれないが、それもまたニルヴァーナの魅力の一部分なのです。
・「何なんでしょうか、」
いったい。ロックを分かるというのは。もし、ロックを分かるという事がニルウ゛ァーナを分からなくなるという事なら、その事程哀しい事はないと思いました。
・「仮面の告白」
90年代ロックの伝説となった2ndアルバム。
前作の荒削りなサウンドは一変。磨き上げられた大理石のようにシャープでソリッドな音に仕上がっている。
(1)Smells Like Teen Spiritから(12)Something In The Wayまでの全12曲は、質の高さ、音楽的な幅広さ、緩急の妙、どこを取っても間然とするところがない出来栄えで、まさに名作と呼ぶにふさわしい。
スタジオアルバムとしての完成度は次作『IN UTERO』をも凌ぎ、本作品をもって、NIRVANAの最高傑作と言っても差し支えないだろう。
一方で、この作品で聴かれるNIRVANAは本来の姿とは全く異なるという批判も多い。他の音源を聴けば、その批判が正しいことはすぐにわかるだろう。
しかし、『NEVERMIND』が本来の姿であろうとなかろうと人々は『NEVERMIND』のNIRVANAを求め続けた。このアルバム最大の誤算はまさにこの点にあった。
・「We've broken our mirrors」
これを聞いたのは、まだクラブ通いをしていた頃。クラブのにいちゃんが、アナログレコードのこれを抱えて、最高です!といっていた。
空間を掻き回すようなギター、どっかで聞いたことのある、夢の中のようなつぶやき。僕はこのアルバムの虜になりました。
毎日聞いていたので、必然的に毎日聞かされるはめになった家内の一言。あれっ!これっておんなじグループなの?そう、彼女は、このアルバムを、様々なアーティストによるオムニパスだと思っていたのです。それだけ、このアルバムの曲は多様。変化に富んでいます。
このアルバムには、もうひとつ特徴があります。それは歌詞。語っている主体、要は、歌っているカートの視点が、くるくるミラーボールのように、変化するのです。
たとえば、”Polly"。拉致され、火あぶりされる女の子の歌なんですが、カートは、その女の子自身になったり、その事件に同情しているカート本人になったり、「やらせろよ。」と言う犯人たちになったり、くるくるくるくる視点が移動します。また、”Breed"。おそらく、カートの祖母のつぶやきが、基となっているだろう歌詞は、これまた、不思議と夢の中のつぶやきのように聞こえ、まったく現実感というものを失い、聞くものを、ホラー映画のワンシーンのような、独特の曲の世界に引き込んでいきます。もちろん、Smell like・・・の、A mulado An albino A mosquito My libito、というリフレインは、妙に色っぽく、思春期の交錯した性衝動をおもいおこさせます。
そう、主体のはっきりしないカートの歌は、いか様にもとれ、聞くものを、ある種のデジャブー(既視感、どこかで体験したことのある光景)感覚に引き込むのです。どこかで、聞いたことのあるつぶやき、夢の中の光景。このまったく、現実感の伴わない感覚は、誰にでもある、記憶の中の光景、子供の頃の記憶を思い起こさせるのです。
”Something in the way"。この曲を聴くたびに、僕は、どこか遠く、河原の草原に放り出され、飢えでひもじい思いをするカートと、いつのまにかいっしょになっているのです。
そう、これは聞けば、聴くほど、恐ろしい魔力をもったアルバムなのです。
・「はじまり」
もう何年前か、ある中古屋さんでこのジャケットが目に入り何となく買った。それまでは洋楽には興味なく、少しぐらい聴いたことがあっても心に残らなかった。この1曲目を聴いた瞬間にものすごく衝撃をうけたのを覚えてる。何かに導かれるように手にし、あらゆる洋楽のロックに目覚め、今では日常に欠かせない存在となっている。後から前作など聴いた今ではニルヴァーナの中では綺麗過ぎるアルバムなのかもしれないけど、それが逆に私をロックに引き込んでくれたから感謝しています。アルバムの最後の曲のsomething~シークレットトラックにいたる純粋な陰鬱感は何とも言えないくらい好きです。
・「このアルバムが出て、はや10年」
当時の世界情勢、イギリスの社会状況を反映し、音楽によって現実世界のヘドロのような状況を表現した作品。90年代後半から00年代前半にかけてのエレクトロニカ、ポストロックの活況の原点にもなったポリフェリックなロック・アルバム。シューゲイザー、ギターロック、エレクトロニカなどを分解、脱構築し、ブリットポップ以降のUKロックの指標。
・「依存症的名盤」
それまで60年代、70年代の過去の遺産に依存してきた私がもっとも繰り返し聴いたアルバムである。過度の評価にどこか懐疑的になって敢えて聴かなかった90年代の最高のバンドの音はトムの線の細い寂しげなヴォーカルと重厚で不気味なバックサウンドにより、それまでのヘビーローテンションであったスティービーワンダーのInnervisionsに変わり私を支配していった。前出のInnervisions同様1曲目からラストまでメドレーのようなトータル的構成のため繰り返しアルバムを聴くことをお勧めします。
・「KID A以前の話」
20世紀が終わりに差し掛かった頃、多くの人がこのアルバムを90年代のベストに挙げた。とにかく当時は、猫も杓子もOKコンピューターだった。ファンに限っても、このアルバムが圧倒的であるという認識が通低音であったと思う。ただ、現在ではベンズの評価が前よりも上がった感がある。だからこそ、このアルバムをフラットな感覚で楽しめる気がする。時代と共に変化してくレディへのようなバンドは、時代によってベストと思えるアルバムが変わっていくのではないだろうか(例えばビートルズのように)。まずはベンズから買うべきだけど、とにかく時代を作ったアルバムなので、この値段なら買って損は無いでしょう。
・「超名盤だけど...」
~いわずとしれた超名盤ですけれども、私にはこのアルバムが何故一般受けしたかわかりません。すごく地味だし、爽快感など皆無です。誰もが口ずさんでしまうような必殺メロディーもありません。下手すれば一部の音楽ファンがひっそりと聴いているだけの、もっと言えばファンからも支持を得られないような、~~マイナーなアルバムにもなりえたんじゃないかと思うほどです。誤解されないように書きますが私は、トムヨークのディープで孤独な精神世界を美しく表現したこのアルバムが大好きです。UKの最高傑作とも思います。ただ、非常にマニアックで、前作のthe bendsの方がよっぽど一般受けがいいと思うのですが。~~世紀末の暗い世界観がRADIOHEADを選んだのでしょうか?~
・「ノイズの騎士」
1997年発売、Radioheadの3rdアルバム。ジョニー・グリーンウッドのロバート・フィリップばりのリードで始まる『Airbag』。トム・ヨークのアコースティック・ギターで蠢き出す『Paranoid Android』。アコースティク・ピアノで始まり、トム・ヨークのファルセット最高潮の『Karma Police』と名曲がめじろ押しだ。コンピューター音声やノイズを随所に織り込み、既存のロックの概念を覆す実験性の高いサウンドは、ブライアン・イーノが作り出した一連のノイズ系・効果音系音楽をはるかに進化させている。それはまるでノイズやコンピューターを子飼いにし、対話しながらサウンドを構築しているノイズの騎士だ。『Fitter Happier』などはまるでビートルズの『レボリューションNo.9』をすら思い出させる。
1990年代を代表する大傑作。
・「破壊的・刺激的」
ブレイクビーツといえばこれ。テクノが起こした旋風でこれ以上大きいものはないだろう。イギリスのチャートでシングル2枚、さらにアルバム自体も首位を獲得した異例のアルバム。
まず、いわゆるピコピコのテクノとは全然違う。不協和音を多用した強烈なインパクトを持つ曲ばかり。不気味な異次元に連れてこられたかのごとき音。ぶっ飛んでいる。オアシスのノエルをフィーチャーした5曲目が全てを物語る。まずこの曲を聴いて、肌に合わないと思ったら聴くのをやめた方がいい。逆に、メロウな普通のテクノで眠くなるひとにはオススメ。思わず体が反応する、とでも言おうか。コンピュータから作られる音だけで数万の観衆を酔わせられる人たちはやっぱり違う。最新のアルバムを好きになれなかったのは、この頃のイメージがついてまわるからだろう。
オススメ曲…1,5,11。1,5はシングルとしてUK1位になった。ちなみに先述した5曲目はBeatlesの「Tomorrow Never Knows」がモチーフになっている。カットはされなかったが、9分を越えるラスト11曲目はケミカル最大の名曲。
ロック好きに訴求しうるテクノ。ロック意外聴かないという人も、このアルバムからテクノに馴染んでみては?
・「最高のブレイクビーツ・テクノ!」
大ヒットしたM1『Block Rockin` Beats』、OASISのノエル・ギャラガーが参加した『Setting Sun』を含む彼らにとって通算2作目のアルバム。とにかくブレイクビーツとヴォイス、ベースラインの絡みがかっこいい。彼らの作品の中で最もブレイクビーツよりで、一つの頂点を極めたともいえる。個人的には彼らのアルバムの中で一番好き。
・「Tomorrow never knows」
2005年の東京ベイNKホールでのライブでは新曲のGalvanizeが大いに盛り上がっていました。
ライブはアルバム「サレンダー」に収録されているHey boy hey girlでスタートしていましたが、2人が登場して会場でかかっていたのはビートルズのアルバム「リボルバー」に収録されているTomorrow never knowsのケミカルブラザーズバージョンでした。アルバム「ディグ・ユア・オウン・ホール」収録のSetting sun感じはTomorrow never knowsを現代に復活させた名曲だと思います。
・「ロック好きをテクノに目を向けさせた」
なんといってもこの分厚いベース音、ビートにつきる!!はっきり言って別に今までテクノやらビッグビートやらクラブミュージックやら聴いたことない人をも関係なく巻き込む10年に1度出るかでないかといった作品。頭2曲を大音量で聴いたら全身血たぎります。そしてシングルになってる”setting sun”はあのオアシスのギャラガー兄弟の兄貴ノエルが「俺にも歌わせろ!」と頼み込んだ作品。あのノエルがですよ?期待に十二分にこたえてくれます。
・「個人的な意見ですけど…」
ビッグビートの大御所、Chemical Brothersの出世作となった、97年発表の2nd Album。
テクノとロックの融合というのが謳い文句ですが、楽曲構成は所謂デジロック系のものではなく、1コード・トランスみたいな楽曲が多いんですよね。
やっぱりこの構成の楽曲に必要なのは、「前へ!前へ!」と突き進む疾走感だと個人的に思いますが、このアルバムにそういった疾走感はあんまり見受けられないんですね。(長く聴いてると、フレーズや音色の抜き差しばっかりの展開に飽きてくる…)サウンドも割と地味めな気がします。
ただし、OASISのノエルが唄った5.Setting Sunは良いですね。これくらいダイナミックな音使いの楽曲がもっと多かったら良かったんですけど…
・「アメリカの暗部」
9・11当時アメリカ国内で自粛対象曲となったのはジョン・レノンの「イマジン」そしてRATM「全曲」。ブッシュ政権下ではテロリストの詩として規制の対象にされてきた。真実を謳い始めたとたん自由の名のもとに弾圧されたバンド、歪んだ強国アメリカが生んだ一点の曇りもない鋭いナイフのような存在。
・「聴き易いアルバム」
RAGE AGAINST THE MACHINEのアルバムの中では、個人的にはこのアルバムが一番好きです。聴く回数も一番多いし。「激しさがなくなった」と一部の人達には不評のようですが、相変わらずベースはうなるしギターもトリッキーだしで、かっこいい楽曲が揃ってると思います。結構聴き易いので、いまだにドライブに爆音でかけてますね。ほとんどの曲が好きだけど、特にお勧めはM1,M2,M6,M11あたりかな。
・「最高傑作?」
1st、2ndが好きな人には不評なアルバム。たしかに荒さがなくなり、ポップでキャッチーなメタルになってしまったが、トムの変態ギタープレイが炸裂しまくってて凄いことになっている。ヘヴィにうねるベースもカッコよく、ザックのラップも切れ味を増してたたみかけてくる。ラップメタルは彼らだけで十分です。
・「最高にイカれてて、究極にパンク!!」
現時点で、ザックの在籍するレイジとしての最後のオリジナルアルバムということになる本作。「ポップになった」という意見をよく耳にするが、より曲が聞きやすくなったということだ。トム・モレロのギターは究極的に変態化し、ザックの怒りは英語が全く駄目な自分にもビンビン伝わってくる。『PRIDE』のテーマ曲『ゲリラ・ラジオ』や『マトリックス リローデッド』のエンディングにもなっている『カーム・ライク・ア・ボム』は耳にした人も多いハズだが、私は凄まじい疾走感の『スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイアー』がフェイバリットだ。恐らく世界で最もパンクで危険なバンドの最高傑作であることは間違いない。
・「このアルバムは。。。」
レイジのアルバムの中では最高傑作だと思う。聴いてないひとがうらやましい。あの感動を、衝撃をうけれるのだから。もはや人間業ではないギターと、ノリがいいボーカル。。。リンプ、コーンを聴いてていいな?って思うのならば、絶対このアルバムを聴いたほうがいいと思う。
レンタル屋で借りてみようかな?って思う人もいるだろうが、やめたほうがいい。借りてもすぐ買ってしまうだろう。意味がない。相当おすすめする。もはや名盤ではない、神盤だ。
・「嫌いになる要素がない」
The Strokes(ザ・ストロークス)の傑作1stアルバム。ここ数年のロックンロールリバイバルの起点となったアルバムである。ニューヨーク出身のバンドだがブレイクしたのはイギリスが発端だった。イギリスでは1997年にRadioheadがOK Computerを発表した後に、Radioheadフォロワーが次々とRadiohead的な表現を試みた。しかし、そのほとんどが結果的には単なる陰気臭い音楽に終始し、時代背景も含めてなんとなく停滞ムードだった空気感を一気に吹っ飛ばしたのがこのアルバムだった。メンバーの抜群なルックス、クールな姿勢も全てがツボだった。
このアルバム「Is This It」は僅か36分で構成されている。アルバムといえばダラダラと60分を超える作品が多かった中で、この潔さも良かった。日本版のボーナストラックもなし。そもそもアルバムに入らない曲を録音するつもりも無いと発言していた様な気がする。これもまたクール。
捨て曲なし。全部の曲がどこかの部分は好き。嫌いになる要素がない。そんなアルバム。
・「純音楽」
音楽に対し特に知識を有している私ではありませんが、このアルバムが革新的なものであっただろう事は容易に想像できました。流行に媚びず、自分が伝えたいことだけをできるだけシンプルに表現しています。本来、自己を音楽という形で表現する場合、その時間は3分もあれば充分なのでしょう。文学と音楽を混同することにあまり意味はないとは思いますが、私は純文学を音楽にしたらこんな感じかなぁなんて思ってしまいます。無駄がなく、硬派で、歌詞も曲も、一見(一聴)すると、どこがいいのかイマイチよくわからない、まぁこれは個人的な感想ですけれども。まぁ、でもそう考えると彼らの成し遂げた事は、革新というよりは、回帰なんでしょうね。
・「悩めるロックオヤジにオススメです。」
最近のロックはいまいちピンと来ないとお嘆きのロックオヤジのあなたに、このアルバムをお勧めします。パンク・ニューウェーヴ・ネオアコの全盛期をロック一色で過ごしてきた方ならば、きっとこのアルバムはグッとくるはずです。このアルバムの魅力を言葉で説明するのはちょっと難しいのですが、とにかく曲がいいことは間違いなく、サウンドもイカしています。
私もロックオヤジですが、このアルバムにハマってしまい、何度聴いても飽きません。まずは、この傑作ファーストからどうぞ。
・「スルメ度高し」
最初聴いたときは「は?」って感じでした。世間でなぜここまで騒がれているのか、正直理解に苦しみました。買ってきてから1週間くらいは適当にかけていましたが、どうしても良いとは思えなかったので、それから1年くらい放置していました。ですが、改めて他の人に強く薦められたので、気になって引っ張り出して聴きなおしたところ、いくつか気になるフレーズを見つけ何度も繰り返してリピートしていたら、パズルのピースが埋まっていくようにじわじわと好きになりました。今ではこのCDのない人生なんて考えられません。最初聴いてピンとこなかったのは、自分の頭が初めて聴く種類の音楽に着いて行っていなかったのではないかと思います。どの曲も聴くたびに新鮮で、最初は何とも感じなかった彼らの演奏も、じっくりと聴くと恐ろしいくらいに完璧にベースとドラムと2本のギターが絡み合っていて、ぎゅっと胸を締め付けられます。「LAST NITE」はアルバートのギターが最高に格好よく、「NYC COPS」ではツインギターの魅力を存分に出し切っています。ヘッドフォンで聴くと左右でリフが絡み合い、最高に格好いいです。ドラムはバネのように弾力性があり、それでいてタイト、ベースは地味ですが安定していて心地よいです(3rdでは攻撃的になっていて面白い!)、ボーカルは痺れるほどクールですが、とても熱いです。この5つの音全てが曲の中で外すことなく完璧な統一感をみせてくれます。最初聴いてピンとこなかった人にも、もう一度じっくりと聴いてもらいたいです。
・「理想!!」
こんなにもクールでシンプルでかっこいいバンドが現在storokes以外に存在するだろうか。おそらくいないでしょう。正直、現代に音楽に慣れかけていた部分が心のどこかにあったんだと思います。それをstrokesが一掃させてくれました。僕が理想に掲げていたクールとシンプルの追求が、この作品に凝縮されています。
・「迫って来る音」
多くのサントラに登場し、多くのアーティストと比較されたプロディジー。「音楽の原点は創造にあり」を強く実感できるアルバムに仕上がっている。単純な音のループではなく、多くの音源を重ね合わせた重厚なビート。この1枚を知っているだけで、音楽の幅が大きく広がること間違いなし。
・「かにかに!コレでいいかに?」
サンプリングを多様していた前作に比べ生ドラムやギタ−を前面に導入したりと、ROCK+TECHNOとの融合を目指した実験作。また、先行シングルカットされた「FIRE STARTER」がヒット、UKチャート1位になり一気にトップア−ティストへと上り詰めた。本作はライヴを想定して作られており、マキシムとキ−スのヴォーカルも圧倒的に増えている。この二人のコントラストは、ヴォーカルスタイルの違いや佇まいなど、あらゆる意味でPRODIGYの武器となっている。あの、凄まじいライヴを経験済みの方なら解ると思うが。そして、そのドラムンパンクとでも言ったら良いだろう楽曲を作り出す天才DJ、リアムの事も忘れてはならない。彼はあくまでDJ、職人なのである。後続組が彼等を未だ超えていないのはバンド的なアプロ−チに固執してしまい、リアム独特のDJならではの自由奔放な作曲方法を真似出来ないからであろう。「SMACK MY BITCH UP」「FUEL MY FIRE」(L7のカヴァー)などに到ってはインダストリアルチュ−ンと称しても問題はないであろう激しさを持っている。さらに「FUNKY SHIT」「FIRE STARTER」「BREATHE」といった曲が持つ、外向きのアグレッシヴなヒップホップ感も特筆すべき強みであろう。「SERIAL THRILLA」は、RAGEAGAINSUTO THE MACHINEのトム・モレロがギターで参加したテイクもあったらしいが未収録。もったいぶらず出せってば!!本作がミュ−ジックシ−ンに与えた影響は計り知れない。間違いなく、時代を動かした名盤である。
・「funkyshit」
単純に大傑作だと思う。今日のミュージックシーン(笑) はよく解りませぬが、コレは何時聴いてもかっちょえええええのです。クール!
・「どっかーん」
どっかーんとかぼーんでも何でもいいが、そういう事を突然耳元で叫ばれたら。。。びっくりするでしょ?しない?耳掃除しろよ。このアルバムはそういうびっくりをともないます。びっくりだけで世界各国のチャートで1位をとりました。すごいです。
耳元でどっかーんとか言う人は、世間では狂人といわれます。世間はいやがります。だから誰も今までやらなかったんです。それをはじめてやった彼らは神童です。これぞロックだ!!
・「暴力的な音がハードで格好良いビッグビート&デジロック。」
暴力的な音がハードで格好良いビッグビート&デジロック。次作の『Always Outnumbered,Never Outgunned』で無くなってしまった濃密さが、これには有る。↓の人も書いていますが、テクノというよりヒップホップ色が強いので、純粋なテクノを求めている方にお薦めしません。
・「オリジナルの曲順で聴くのがいいです」
XTCのアルバムは、他のも含めて、CD化されたときに、当時発売されたシングル盤のB面等が間に挟み込まれていて、ファンとしては貴重な音源なのでありがたいのですが...そもそもの完成度が損なわれます。 この版では、追加曲が後にまわされて、オリジナルの曲順に戻っているので5つ星です。
・「よく聞いたね」
これを聞いてから、90's Britポップを聞くと、2番煎じだと気がつく、本当にオリジナルな作品。
この頃はポストニューウェーブだのポストパンクだのいわれてだんですよね、XTCの若さと勢いが伝わる力作。スティーブリリィホワイトのエンジニアも光る音圧のあるアルバム。
XTCはミュージシャンズミュージシャンの典型です。
・「XTCの傑作」
だね。1,2,7番が有名だけど他の曲も良作ぞろいです。それにしてもコリン・モールディングのベースは練り込みどがあるというか、いい音だよねー。
あとジャケットも大好き。
・「ライブバンドもしくはギタリスト=アンディのピーク」
彼らは本作発表後のツアーで「ライブ」から撤退する。アンディは「ステージフライト」に耐えられないと言っているが、正直なところブラック・シー以上に音楽的に複雑なアルバムを作った時点で、それはライブでは再現不可能だからだろう。つまり本作がライブで再現可能な最高レベルのXTCミュージックなのである。このアルバムを聞いてしみじみ思うのは、この頃のアンディはエレキギターとライブサウンドが大好きだったんだなってこと。さらにこのアルバムの画期的な点はアンディがミュージシャンとして成長するのと同時進行でリリーホワイトの録音テクニックも進化していくのだ。80年代は音楽と録音技術がシンクロしながら進化したダイナミックな時代だ。ほとんどの曲は親しみやすいポップスでありロックンロールであるがアンディ+リリーホワイトのコンビが手がけると変態チックでエレクトリックな楽曲に変貌する。全曲シングルにしてもいいくらいの楽曲が並ぶ①②③は代表作、ヒットした。XTCは80年代最良のバンドだった。
・「XTC史上最もポップなアルバム。一番好き!!!」
どれだけ年月が経っても輝きを失わないアルバムがコレだ!僕がブリティッシュ・ポップにはまったきっかけが「BLACK SEA」だった。
超一流のポップセンス、イギリスらしいウィットや皮肉、そして暴力的なリズムが絶妙に織り交ぜられて、奇跡のような曲が並べられた。
序盤のたたみかけるような曲の展開は、高揚しっぱなし。
ヒットチャート1位いけるよって王道感に溢れる「BURNING WITH OPTIMISM'S FLAMES」。サビのリフレインが耳について離れない「DON'T LOSE YOUR TEMPER」、「LIVING THROUGH ANOTHER CUBA」。こんなにイギリスな曲知らねえ「TOWERS OF LONDON」。など注目曲が目白押し。
「アンディ・パートッリジめちゃめちゃ元気だねー」
・「ロックです」
ボーカルのジョー・ストラマーの言葉に「punk is attitude」とあるように、ジョーはパンクを音楽的な要素で捉えるのではなく、姿勢や、生き方そのもので体現していくということを言っていました。 このアルバムではそれが顕著に表れていて、一般的なパンクのイメージである音のうるささや疾走感は全くないです。広い意味での正真正銘のロックということができると思います。 様々な音楽的要素(スカやダブ等)が随所に散りばめられていて、音楽的雑食性の深さをうかがうことができます。 音楽ジャンルを問わずに深く聴いている人はこのアルバムの凄さが一聴してわかると思いますが、はっきりいってジャンルを偏って聴いている人にとってはこの音楽の凄さはわかりづらいと思います。自分も初めはそうでした。だからこそこのアルバムを通して様々な音に触れ、ルーツを探っていくのも面白いと思います。 他の方も書かれていましたが、このアルバムは聴いていくうちにどんどん魅力が増していくアルバムだと思います。末永く聴いていけと思います。
・「クラッシュの最高傑作」
名実ともにクラッシュの最高傑作。即ちそれは言い換えればパンク・ロックというジャンルそのものの最高傑作です。メロディ、アレンジ、演奏、ジャケットデザイン、曲の並びに至るまで一分の隙もない完璧なアルバム。
「新型キャデラック」「ジミージャズ」のようなストレートなロックンロールから「ロスト・イン・ザ・スーパーマーケット」や「スペイン戦争」のようなポップな佳曲、ドラマチックな展開を見せる「死か栄光か」、どこまでもタフな「アイム・ノット・ダウン」、ヒットナンバー「トレイン・イン・ヴェイン」とヴァラエティに富んだ仕上がりを見せています。
今では様々な音楽の要素を組み合わせる手法はよくありますが、あの時代でここまで幅広いことをアルバム一枚の中でやってのけ、しかもそのベクトルを一ヶ所に揃えることのできたバンドはクラッシュぐらいのものでしょう。
クラッシュというバンドの才能、創作意欲、それぞれのメンバーの持ち味が遺憾無く発揮された力作。
・「パンク・ロックの至宝」
生き方=パンク・・・JOEはそういっていたよね?!そう70年代をぶっ壊しロックンロールを俺たちに返してくれたパンク・ロックの至宝がJOE率いるTHE CLASHさ。そして1979年、忘れもしない。LONDON CALLINGは俺たちにサウンドとダンディズムとそして生き方を教えてくれた。リアルタイムにJOEに出会ったことは幸せだった。おかげでとんでもない遠回りもしたけど、納得できるさ。LOST IN THE SUPERMARKETでMICKが歌っていたような世界にあこがれて25年以上経った。外見は変わったけど本当の中身まで変わるほど卑怯者じゃないぜ!
・「姿勢の一貫性、音楽の多様性、それを包括する唯一無二のパンクアルバム」
初期二枚のアルバムは、思い出した頃に聴く程度だが、このアルバムはわりに日常レベルで聞いているという人は意外に多いのではないだろうか?初めてこのアルバムを聴いたとき、「ジミー・ジャズ」のようなかなりメローな曲が入っていることにかなり驚かされたが、そういう曲が意外な程に耳になじんでくるのが余計に驚きだった。そういう楽曲をも「パンク」という脈略で自分達のものにしていく貪欲さしたたかさのようなものが如実にうかがえる。もっと地に足をつけてこうした貪欲さを持って音楽活動をやっていれば、クラッシュは良い意味でストーンズ的スタンスを築くことができたかもしれない。それができなかったところが、クラッシュの限界だったのか、それともそれでこそクラッシュと言うべきなのか。今、ブルーハーツもどきみたいなバンドがはいてすてる程いるが、そういうバンドはこのアルバムを聴いて、このバンドが持っていた、度量と音楽性の豊かさ、そしてパンクであろうとする意志を学びとってもらいたい。
・「すごいっす」
「Punk is attitude」というジョー・ストラマーのパンクの定義をまんま表したアルバムパンクがどーこーよりロックのアルバムとしてとても偉大偉大すぎる
・「Heart and Soul」
今までに音楽の名盤は幾枚も登場しているが、その作品が発表されていらい幾年にも渡り人々の「心と魂」に訴えかけ影響を与える歴史的芸術作品は数少ない。 本作は音楽の多様化過渡期の'80代前半にイギリスのインディーレーベル「ファクトリー」より発表された、あるボーカリストが人生の終焉を迎える直前の「魂の動と静」を記録した20世紀最後ともいえる歴史的芸術作品である。 たんたんと刻まれるドラムパターンに破壊的なギター、無機質でありながら「心」に入り込むシンセ音。「肉体と魂」を揺するベース音。そしてベース音よりもさらに低い、人の心をまでも不安定にさせる、しかし、崇高的なボーカル。 それらが織り成す音楽世界はまさに、それまでには体験できない音空間であった。 しかし、やはり本作が歴史的芸術作品である意味は、ギター音が消えた、ラスト2曲が存在しているからである。 また、この2曲がなければ、20数年たった今デジタルビートでモンキーダンスを踊るイアン・カーチスの姿を見れたのかもしれない。
・「どう表現したらいいか・・・」
あまりにも病的で、緊張感とストイックなムードに満ちて深淵に臨むようにいった先には混沌とした世界が待っている・・・はっきりいって表現できないと素直にいったほうがいいのかも・・・。すでに2枚目の作品で(最後の作品だが・・)円熟味を帯びている。洗練されて研ぎ澄まされているバーナード君のギター、神経質なほど精密なスティーヴン君のドラミング、疾走感とタイム感両方完璧なピーター君のベース技術。そして唯一無二な歌声と哲学的で誰よりも人格者(僕はそう思う。)を思わせる歌詞を書くイアン君。
ポストパンクなんて簡単に決め付けれない音の空間がここにある。そしてその空間と僕の身体が響きでつながっていく。
ある種の宗教的体験の原型・・・
・「音だけで伝わるもの」
とにかく全体的に暗く、絶望の淵からは、何も見えてこないような世界観で構成されているようなアルバムです。タイトルや歌詞が理解できなくても、それは十分に伝わってきて、イアン・カーティスの静かな絶叫が、聴く者の鼓膜を揺さぶり続けます。このアルバム発表直前に自殺した彼にとっての遺書がわりだったのでしょうか。そして良くも悪くも、自殺という方法による死によって、イアン・カーティスは伝説的な存在になりました。自殺を肯定はしないけど、なぜか夭折(早死に)する人物に、思いを寄せたりする複雑な感受性。自分は若いのか、それとも単なるできそこないの大人なのか。きっと後者なのでしょうが、そんな感受性は大事に持っていたいものです。
・「閉ざされたのは」
音楽とは「音」を「楽しむ」と読むのがセオリーですが、Joy Divisionはその点の「音楽」とは対極を成すものだと感じます。歌い上げるイアン・カーティスの声には「絶望」「孤独」そんな感情が「噴出すように」聞こえてくるのです。言ってしまえばベクトルの違う「情熱」さえも感じるようです。
衝動的で荒々しく唸るギター、ベース、ドラム。その混沌の中で孤独を静かに叫ぶボーカル。イアン・カーティスの哲学ここにあり。
・「芸術の域」
厨バンドといわれようがこのバンドが大好きだ!極端に陰鬱なムードが支配する暗いアルバム。とはいってもジャケットよろしく前半は割と清らかで滑らかで軽やかでもある。ところが後半になるとなにかが憑いてしまったような絶望が支配し始める。傑作といわれるアルバムは数あれど聞き手の心を思いっきり音楽で変えてしまうアルバムってあんまりない。何かを感じずに聞くのは無理。それくらい絶望的。死にたくなってくるくらい美しい曲たち。Isolationはテクノポップって感じで、いいなあ。イアンってクラフトワーク好きなんですね。
・「若きB・ スプリングスティーンの最高傑作のひとつ。」
80年代はじめ、ふとラジオで聞いて強烈な印象と魅力を感じました。もう20数年前になりますが、いま聴いても色褪せることなく、もはや古典の範疇に入るくらいではないでしょうか。2枚組みで、構成的にもストーリー性があり、魅力的な曲が多い。タイトル曲のリバーをはじめ、ハングリー・ハートなどブルース・スプリングスティーンの最高傑作のひとつではないでしょうか。私の記憶では、日本での本格的なコンサートは85年の4月が最初で最後と思います。当時、まもなく40歳になろうとしていた私はそれまで所属していた会社を辞め、新しい挑戦を決心し、2ヶ月間の予定で渡米する前夜に家族と一緒に代々木体育館で行われたコンサートに出掛けました。コンサートはすばらしかった。ちょうど、ボーン・イン・ザUSAが大ヒットしたころです。そうした想い出とも重なり、私のCDライブラリーのなかでももっとも大切なものになりました。このCDがキッカケになり、過去に遡りCDを聴き、その後のCDも必ず聴いています。若い人たちにもフアンは多いでしょう。そして、私のような60のジジーでも共有できる音楽の世界がそこにあります。
・「Bossの最高傑作」
一曲目のTies that Bindから三曲目のJackson Cageまでの疾走感が大好きです。「明日なき暴走」のThunder Roadのハーモニカから始まるオープニングとこのアルバムのオープニングは甲乙つけがたい緊張感がいっぱいです。Hungry Heartをラジオで聞いて買ってみたんですが、こんなゆったりした曲はあと数曲あるだけで、ほとんどの曲がピンと張り詰めたような出来で、特にタイトル曲の、当時のアメリカの世相を反映した暗さは、彼がこの世代の代弁者であることを強烈に印象づけています。Next Dylanといわれながら、ロックンローラーとしてのアイデンティティーを強烈にアピールしたのが「明日なき暴走」ならば、ベトナム戦争に傷ついたアメリカのヒーローとしての出発点がこのアルバム。一般の人と同等の目線で語られた当時のアメリカの姿に、すべてのアメリカ人が共感を覚えたのではないでしょうか。
余談ですが、近年の彼のアルバムにパワーを感じないのは、こういう視点を失っているからだと思います。もう少し声高に反戦を叫んでほしいと思います。
・「Bossの魅力が満載」
70年代のアメリカで最重要なロックン・ローラーと言われたBossの80年発表のアルバム。Bossのファンなら万一の時にはこれを持って逃げるでしょう。代々木体育館でI am a prisoner of Rock'n Rollと叫んだ彼のロックン・ローラーとしての真髄と第2のボブ・ディランとも言われた姿、そしてフィル・スペクターにも大きな影響を受けていた事をこのアルバムにより理解出来ます。そのヒットでファン層を拡大したハングリー・ハートやタイトル曲などどの曲も秀逸。日本でも佐野元春など如何に多くのミュージシャンが彼の影響を受けているかもこのアルバムで知ることが出来ます。
・「Bossの魅力が集約されたアルバム」
70年代において最重要のロックン・ローラーと言われたブルース・スプリングスティーンの80年初頭のアルバム、Bossのファンであれば万一の時にはこれを持って逃げるでしょう。代々木体育館でI am a prisoner of Rock'n Rollと叫んだ彼のロックン・ローラーとしての真髄と第2のボブ・ディランといわれた姿、またフィル・スペクターに大きな影響を受けている事もこのアルバムを聴けば理解出来る筈。佐野元春などの日本のミュージシャンが如何にBossに影響を受けているかもこのアルバムを聴けばわかります。当時、よりファン層を広げた作品ハングリー・ハートやタイトル曲などすべてが秀逸。
・「生まれて初めて自分のお金で買ったアルバムです。」
思い出話ですみません。自分のお金で買ったはじめてのアルバムがこの「グリーン・リバー」です。何故このアルバムだったのか記憶にありません。当時はアルバムの価格も高く、貧乏人の自分にはなかなか買えない時代でした。購入場所は秋葉原の石丸電気だったと記憶します。店内に入るとそれこそ欲しいアルバムが目白押しでした。余談ですが、このレコード店の雰囲気が忘れられず、大学を出でレコード屋に就職しました。けどリストラであえなく30代で首。まあそれはさておき、このアルバムは割りと軽めのアルバムでして、全曲さらっと聴けちゃいましたね。だから一寸物足りなさもありましたっけ。でもシーシーアールの良いところは、この物足りなさだと思うんですよ。結局シングル・チャート1位もとれずじまいでしたからね。また変なレビューになっちゃったよ。
・「埃っぽいアメリカンロック」
1969年にリリース。“Green River”“Bad Moon Rising”の2曲が全米2位というヒットを生みましたが、やはり彼らの場合は全編を通じてみなぎるアメリカンロックを体験して欲しいです。カントリー調の曲も交えながら良質のアメリカンロックが貫かれています。
・「Lodi 1曲で★5つ」
永遠の名曲Lodiを含むこのアルバム。他にもいい曲が収められていますが、Lodiがどのようなコンテクストの中で生まれたか知るためにもベスト盤ではなくこのアルバムで聞いていただきたい。Lodiのメロディはそれほど素晴しい!名曲Lodiに乾杯!
・「埃っぽいアメリカンロックの真髄」
1969年にリリース。“Green River”“Bad Moon Rising”の2曲が全米2位というヒットを生みましたが、やはり彼らの場合は全編を通じてみなぎるアメリカンロックを体験して欲しいです。カントリー調の曲も交えながら良質のアメリカンロックが貫かれています。
・「空想的南部」
を歌い続けたCCRの中でも、本作は充実期のど真ん中に発表された快作である。タイトル曲は彼等の代表曲であり、「悪い月」「ローダイ」と言った人気曲も含まれている。デビュー時からヘヴィでブルージーな曲調を持っていた彼らの音がここでも維持されているが、そこに明らかにカントリーの要素が加わり始めているのが判るアルバムでもある。でもそれは彼ら独特の音であり、カントリーのコピー的なものではない。あくまでもフォガティによるカントリー・フレーバーの味付け具合の変化なのである。この後、「綿花畑」や「裏扉から覗いて」等のその筋のヒット曲を放ち、解散前後にはカントリー風味の方が強いロック・バンドになっていった事実の通りである。本作はその転換期に当り、且つ代表作にもなる充実した作品であると思っている。ヘヴィな「バイヨー」とポップな「貧乏楽団」の間に位置するからと言って中途半端に軽視する事なかれ。その混合攪拌されたアメリカン音楽の要素そのものがCCRの音楽の背骨なのであるから・・・。
・「初期ストーンズの後期の始まり」
明らかにこのアルバムから彼等の音が変わった印象がある。ビートルズの「ホワイトアルバム」に触発されたのか、原点への回帰と言う理解が発表当時の世評だった。本作が彼等の歴史の中で明らかに際立っているのが、アルバム全体を通したサウンド作りが徹底されている事だと思う。「アフターマス」と同様に、アルバムの音が一つのトーンで貫かれている。私がこのアルバムを気に入った最初の好印象がこの事だった。ポップなセンスの曲は少ないかもしれない。だが、どれもがヘヴィーなロックを内在している音楽である。「迷い猫ブルース」は「Get Ya…」でも演っているが、曲が漂わせているムードはスタジオ録音のほうが明らかにヘヴィーだ。「路上の戦闘男」も同様で、音質ではなくプロデュ−スがヘヴィー・センスなのだと思わせる。J.ミラーの影が興味深い。ストーンズの数あるアルバムの中で、一番と言われれば迷う事もあるが、3枚ベストを選べと言われれば、このアルバムは必ず選ぶ一枚である。
・「GOT ROLLS HIS OWN!」
1968年発表の大傑作。けっこうアコースティックギターが目立つ曲が多いのだが、それでもこの禍々しさ、毒々しさ、グルーヴは並なバンドでは絶対に出せない部分である。初期はイメージ戦略で「ワルのバンド」として売り出していたようだが、そんな表面的なものではなく、この音は本当に深くてこわい。ドラッグやアルコールなども影響しているのであろうが、その影響が最大限良い方向へ向かっている。(使用しているのが良いということではない)これを超えるロックを長年探しているがまだ見つけることができない。
・「60年代ストーンズの代表作」
68年発表8作目。ジミー・ミラーをプロデューサーに迎えて、一般にブルース指向の本来のストーンズに回帰したと言われるアルバム。前作は明らかに本来のストーンズとは別物の作品ではあったが、かといって本作がそれ以前の作風に戻ったか?と言われれば明らかに違う。この作品は過去の作品と比べると“旨味”のようなものが、ワン・ランクもツー・ランクも増している。高い緊張感を持った代表曲の1.や6.ピアノが印象的な次作に繋がる南部指向の2.カントリー・ワルツ風の3.ブルースっぽい4.ブライアンのスライドが素晴しい5.カントリーっぽい7.これぞストーンズと言った風情のロック・ナンバーの8.フォルクローレ?風なアコースティック・ナンバーの9.バラードの10.・・・と何処が原点回帰なのか理解に苦しむのだが、世間で言われるところの最高傑作の称号は全く問題のない作品だと思う。60年代末の作品は曲のクオリティも高いが、他の年代のものと比べて空気感のようなものが全く違う。この空気感だけでも名盤の証になると思う。
・「人類みな悪魔」
ジャケットの汚らしい便所の意味するところは何だろう?それは「どいつもこいつもクソをする」ということだろうと思う。大金持ちの社長であろうが、医者であろうが、一介の労働者だろうが、ホームレスであろうが、美少女であろうが、アイドルであろうが、結局みんなクソをするのだ。「便所の中では皆平等」。そんなメッセージが語られる。聴く者をみな便所の中に引きずり込む。そんなパワーがあると思う。次作の「レット・イット・ブリード」と合わせて間違いなく最高傑作。
ところで、ストーンズを聴き始めたばかりの人は、「なんだあんまりいい曲入ってないじゃん」と思ってしまうこともあると思います。ストーンズの一番の聴き所は、そのストイックなグルーヴ。おもわず体が動いてしまうそのグルーヴに耳を傾ければ、必ずやはまると思います。
・「最高傑作!」
ストーンズのオリジナルアルバムの中でも一番かっこいいアルバム。っていうか全てのロック界NO.1のアルバムだと思います。特に「パラシュートウーマン」「Prodigalson」は最高。あの時代性とあの時代のSTONESが奇跡的に出会ったからこそ出せるフィーリング。キースのあのギター音は今のどんな技術を結集しても絶対出せない音ですし、「パラシュートウーマン」のチャーリーのスネアの入りにはいつ聞いてもぞくっとさせられます。ミックのボーカルも黒っぽくブルースフィーリングたっぷり。ブルース・サイケ・ロックががっちり融合した本当にすばらしい芸術作品だと思います。
●The Velvet Underground & Nico
・「改めて聴くと60年代?」
ってぐらいグランジな音楽ですよね。アンディ・ウォーホルは先進的な音楽だと見抜いたらしいですが、その先見性に感服です。全曲通して聴き応えがありますが、僕はJ.ケイルのやりたい事とか、ルー・リードやニコのヴォーカルとか、S.モリソンのギターより一番好きなのはモーリン・タッカーの洗濯物を叩くかのごとくのドラミングなんだなぁ。Velvet Undergroundの不思議な陶酔感はやっぱこのドラミングが大きいんじゃないかなー。間違ってもこんな叩き方する人はそうそういないからなぁwまだ聴いたことない人是非この不思議な陶酔感に浸ってみて!
・「売れなかった名盤!!」
「このアルバムは売れなかったが、聞いたやつはみんなミュージシャンになった」というルーリード自身の言葉にもあるようにほぼ全曲と言っていいほどカヴァーソングが発表されている名盤中の名盤です。この年のビートルズのホワイトアルバム、ピンクフロイドの夜明けの口笛吹き、ドアーズのハートにファイアーと並ぶ傑作中に傑作にもかかわらず売れなかったのは歌詞のどぎつさが大いに要因のひとつでしょう。しかし例えばデビットボウイがルーに接近したのもheroinの曲のよさに惚れたというエピソードもあるぐらい(後に彼のHEROESで再現)ミュージシャンの心をつかんだのでしょう。もう2度と生声を聞くことのできないニコのけだるい声もループ的不協和音的サウンドも何故か心地よくなってくるから不思議な傑作アルバムです
・「アナログなら何万もするアルバム」
誰もが名盤ベスト100という本などでこのジャケットを1度は目にしたことがあるのではないだろうか? アンディ・ウォーホールがデザインしたジャケット、アナログ盤はバナナの部分がシールになっていて剥がすとバナナの中身が出てくるというアイデアとともに有名なVELVET UNDER GROUNDの1STアルバム、ルー・リードが捨てられたSM雑誌から名付けたというこのバンドは退廃したニューヨークの暗闇に潜むヘロイン中毒者、同性愛者、SMセックス等をテーマにした曲がずらりと並んでいる、どの曲もシンプルなコード進行と構成で成り立っているのに妙に何か落ち着かない、気分を落ち込ませ不安にさせる曲ばかりである 発売当時はTOP100にも入らなかったこのアルバムは70年後期のパンクムーブの中数々のバンドにカバーされ今ではロックファンのマストアイテムになっている
・「VUの可能性の提示」
あまりにも有名なVUのファーストアルバム。この時代ならではの録音状態の悪さが、再現不可能な独特の空気を持っている。また、VUの持っている相反する性格、可能性のほとんどが、このファーストアルバムで提示されている。この後のセカンドではVUの攻撃性、邪悪さ等の「アンダーグラウンド」の要素にこれでもか、と焦点が絞られ、逆にケイル脱退後のサードでは叙情性、4枚目の最後のアルバムでは打って変わってポップさ、を前面に強調している。上記の全てがこのファーストでは展開され、「名盤」と呼ばれるほどになっている。この当時のサイケデリック、ラブ&ピースとは全く異なる、現代の耳にも新鮮なアルバムだと思う。これが気に入ったら、順番で他を聴くと良いと思う。
・「ロックの宝」
60年代のニューヨークが生んだ奇跡がこの作品。アンディ・ウォーホルの印象的なバナナジャケットは、本作を知らない人でも一度は見たことがあるに違いないでしょう。ルー・リードとジョン・ケイルという、ニューヨークを代表する二人の天才が在籍していたという事実だけでも十分な奇跡だと言えるでしょう。
彼等の織り成すメロディの上に乗る、ニコの危ういヴォーカルも印象的。珠玉の名曲⑦『HEROIN』を含む。正に万人必聴の名盤。彼等が、いやこのアルバムがなければ、TELEVISIONもパティもRAMONESもTALKING HEADSも、そしてSTROKESも現れ得なかったと思うし、以降の世界のギターロックに与えた影響力も計り知れない。
これぞ正しくロックの基本であり、永遠の名作として語り継がれる魅力を備えていると言えよう。
・「電気の武者FROMライノ」
言わずと知れた最高傑作が米ライノから発売です。2年前に30周年記念盤が発売されていますが、ボーナストラックが異なります。ライノ盤のボーナストラックの初出音源は1曲だけですが、最後にレアなインタビューが収録されています。CDサイズの紙製パッケージ仕様で、見開き3面ジャケットでポスターが封入されています。音の方も名手ビル・イングロット氏によるリマスタリングで最高の音質です。すでに30周年記念盤をお持ちの方にもお薦めです。契約の関係で国内盤の予定は無いようです。
・「まずこれを聴きましょう!」
ベスト盤から聴くのもいいが、やはりこの2から聴いていただきたいですね。天国への階段やロックンロールなど有名な曲が多いため最初に4を聴く方が多いとは思いますが、勢いとパワーが感じられるこのアルバムを最初に聴くと、4から聴き始めた人に比べ、より深みにはまること請け合いです。このあと1から順番にどうぞ!
・「全てがぶっ飛んだ脅威の一枚」
1969年の秋、時は大阪の千里丘陵の世界万国博を目前に控えた数ヶ月前に発売されたこのLZの2枚目は、ひょっとしてビートルズを超えたのでは?と思わせるほどの衝撃を私に与えてくれました。「胸いっぱいの愛を」で始まってからあっという間の45分間です。「レモンソング」のギター、「ハートブレーカー」から「リビング・ラビング・メイド」へのつなぎの一瞬、最後の「ブリング・イット・オン・ホーム」まで、毎日毎日、繰り返し繰り返し聞いたものです。前作のブルースを下地とした構成から、オリジナリティが増したというかよりロックっぽくなり、トータルコンセプトアルバムというような明確な線を打ち出していなくても全体の構成が静と動が上手く組み合わされて実に良く練られたトータルアルバムという感じを与えます。これほど1枚のレコードが短く感じられたレコードはそれまでなかったと記憶しております。その時代に与えた影響度という意味ではまさしく超弩級の1枚です。
・「ハードロックといえばこれでしょう。」
ZEPを文字どおりトップバンドにのし上げた2NDアルバムです。ZEPはプログレバンド以上に進化を繰り返し、しかもどのアルバムも完成度が高いことから、その人の趣味によってZEPの最高傑作は変わると思いますが、ハードロックファンならほとんどの人がこのアルバムを最高傑作に押すのではないでしょうか。
ベートーヴェンの運命の冒頭に匹敵するペイジのギター音に始まり、LASTまで一挙に聞かせてくれます。渋谷陽一も書いているように、バンドの才能や勢い等が重なって生まれた奇跡のアルバムだと思います。ロックファンだけでなく全ての音楽ファンに聴いて欲しいアルバムです。
・「zepは全てが星5つ」
受験勉強してました、レコードを小さな音で聞きながら徹夜してました、頭の中がドロドロに溶けて勉強になりませんでした、気分転換にラジオに変えても…ヤッパリ[ZEP]がオンエアしてました。
・「ファーストのわずか8ヶ月に発売されたハード・ロックの聖典」
1969年10月発売。この年の2月にはデビュー・アルバムを発表してわずか8ヶ月後なのだから驚きだ。しかもこの間にアメリカ・ツアーを4回敢行している。元ヤード・バーズ(こういう言い方はもうしないのかもしれないな)の『マジック・フィンガー』ジミー・ペイジは、ヤード・バーズを離れたころから様々なミュージシャンのバックを勤めていて、その中でも有名どころがミシェル・ポルナレフのスタジオ録音だとおもうが、この頃にジョン・ポール・ジョーンズと知りあうことになる。既にヤードバーズ時代にレッド・ツェッペリンのコンセプトが出来上がっていたジミー・ペイジは、ジョン・ポール・ジョーンズとともにバンドのコンセプトにあったメンバーを探し始める。R&Bを黒人的に歌う能力でなく、これまでにないジミーのギターと五分に渡り合えるシャウトする強く伸びるボーカルを持った男と、公衆電話ボックスをぶっこわせるくらいパワフルなドラムを叩ける男が、ジミー・ペイジの求めるメンバーだった。ロバート・プラントにジミーはこう声をかけたと言われている。『俺と一緒に金儲けをしないか。』ドラマーはロバート・プラントのバンド仲間だったジョン・ボーナムが加わり(よくもこれだけの2人が一緒に揃っていたものだ・・・)、レッド・ツェッペリンは結成を見る。この不世出のロック・ユニットは、ジミー・ペイジの『マジック・フィンガー』な超速弾き、ロバート・プラントのブルースその物みたいなシャウトするボーカル、そして重戦車みたいなボンゾのドラムという超一流の武器にジミーペイジの優れたブルース解釈論が加わり、このセカンドは既にハード・ロックの聖典である。1の『Whole Lotta Love』の空間的なアレンジも当時としては脅威的!4『Thank You』の叙情性。5『Heartbreaker』から6『Living Loving Maid』に移り変わる時の超カッコよさ。不世出の名盤にして聖典である。
・「母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』」
1970年12月11日発表。1970年アーサー・ヤノフによって著された『プライマル・スクリーム』にジョンは出会い、約半年間プライマル精神療法を受ける。ジョンの心は幼年期に遡り、両親の離別や母を交通事故で失ったことなど内面に閉じこめていた心の傷と正面から対峙し苦痛と恐怖感を徐々に解き放った。そして出来上がったジョン最初のソロ・アルバムが本作『ジョンの魂』だ。
霧深い鐘の音で始まり、母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』、信じないものを列挙する『God』、愛を定義し続ける『Love』と、カラカラに干からび、傷だらけになった天才の心を感じずにいられない作品になっている。『My Mummy's Dead』と歌い続けて終わる最後のナンバーはまさに象徴的で、ジョンの幼年期の傷がいかに深いものであったかを感じる。
『ダブル・ファンタジー』に幸福な人間の魂を、『ジョンの魂』にどん底の人間の魂を感じる。そしてもどちらも同じジョン・レノンという人間の作ったものだということに、彼の偉大さを感じずにはいられない。
・「ジョンの魂よ、永遠なれ」
ジョンとポールの創るラヴソングの違いとは何か。一言で言うとポールのはぬくもり、ジョンのはせつなさではなかろうか。ポールのマイラヴと本作収録のラヴを聴き比べるとそんなふうに感じます。さてこのアルバムですが、ジョンの私的な心情の告白とも言える内容になっています。亡き母への思い、ビートルズのメンバー(特にポール)への思い、ヨーコへの思い・・・。聴く人によっては重い内容に辛くなるかもしれません。しかしながらこれがジョンレノンというひとりの人間の人生を映し出したアルバムなのです。それにしてもジョンの魂という邦題をつけたセンスに脱帽します。まさに内容のすべてをこの一言が言い表わしています。ソロ作品を含めたビートルズの全てのアルバムのなかでも三本の指にはいる傑作でもあります。ビートルズファンはもちろん、イマジンやハッピークリスマスでジョンに興味をもった人たちに最も聴いてもらいたいアルバムが本作品ジョンの魂である。
・「そしてジョンは永遠になった」
このアルバムは詩である。ジョンは、自分の過去を、今を、未来を一冊の詩集のように綴り、アルバムとした。孤独だった少年時代、スターとなったもののむなしさばかりにさいなまれた自分、ヨーコとの出会い、友へのメッセージ、そして愛。それらを赤裸々に語り尽くそうとするアルバムであった。音は、あくまでもシンプルでありソリッドであり、その詩をよけいに露わにしている。このアルバムには、人間ジョンレノンがいる、世界的な有名人ジョンではなく。一人の人間ジョンレノンの告白である。だからこそ僕らはジョンに熱狂した。このアルバムに心を打たれた。ロック史に残るアルバムである。このアル