ゆれる (詳細)
西川美和(監督), オダギリジョー(俳優), 香川照之(俳優), 伊武雅刀(俳優), 新井浩文(俳優), 真木よう子(俳優), 木村祐一(俳優), ピエール瀧(俳優), 田山涼成(俳優)
「若干32歳の西川監督恐るべし!!」「なぜ女性監督にこれが撮れたのか・・・。」「鳥肌」「ゆれている心を描いた、素晴らしい作品。」「引き付けられて、離れられない」
間宮兄弟(通常版) (詳細)
森田芳光(監督), 佐々木蔵之介(俳優), 塚地武雅(俳優), 常盤貴子(俳優), 沢尻エリカ(俳優), 北川景子(俳優), 戸田菜穂(俳優), 岩崎ひろみ(俳優), 佐藤隆太(俳優), 江國香織(原著)
「間宮兄弟を見てごらんよ!」「ユルくてほのぼの」「間宮兄弟より本間姉妹」「この兄弟はイタイ」「何とも言えない魅力」
キサラギ プレミアム・エディション (初回限定生産) (詳細)
佐藤祐市(監督), 小栗旬(俳優), 塚地武雅(ドランク ドラゴン)(俳優), 小出恵介(俳優), ユースケ・サンタマリア(俳優), 香川照之(俳優)
「期待以上の面白み!!」「アイドル・オタクは私だ」「最高のワン・シチュエーション映画!」「キサラギ なだけに!」「賛否両論でしたが…」
かもめ食堂 (詳細)
荻上直子(監督), 小林聡美(俳優), 片桐はいり(俳優), もたいまさこ(俳優), 群ようこ(原著)
「構えない、作為のない、すばらしさ」「日常生活から逃避したいあなたへの究極癒しMovie」「お話は淡々としているが傑作!!」「ゆったりとした気分に包まれる、素敵な映画です」「かもめ同好会」
茶の味 グッドテイスト・エディション (詳細)
石井克人(監督), 坂野真弥(俳優), 佐藤貴広(俳優), 浅野忠信(俳優), 手塚理美(俳優), 我修院達也(俳優), 三浦友和(俳優)
「日本ってすばらしい」「なんかイイなぁ、好きです」「スローなリズムで」「どうでも良いところにも贅沢な布陣。愛に溢れた最高の一発ギャグ群。」「ほのぼのと、夕焼けが・・・」
ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ 《通常版》 (詳細)
松山ケンイチ、高畑充希、イルカのフジ(俳優), 前田 哲(俳優), 永作博美(俳優)
「とりあえず気軽に観られる」
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (詳細)
吉田大八(監督), 佐藤江梨子(俳優), 佐津川愛美(俳優), 永作博美(俳優), 永瀬正敏(俳優), 土佐信道(俳優), 山本浩二(俳優)
「他のどの映画とも似ていない不思議な映画」「永作博美さん素晴らしい」「う〜む、解説困難なこの妙〜なカタルシスはなに?」「最高にムカつく映画」「腑抜けどもに効くクスリ」
プルコギ -THE焼肉MOVIE- (詳細)
グ・スーヨン(監督), 松田龍平(俳優), 山田優(俳優), ARATA(俳優), 田口トモロヲ(俳優), ムッシュかまやつ(俳優), 竹内力(俳優), 前田愛(俳優), 矢沢心(俳優), 津川雅彦(俳優)
「ちょっと切ないけどホノボノないい映画」「プルコギ」「もったいない」「展開が よめちゃうっかなっ ^^」「物凄くもったいない作品」
SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ スタンダード・エディション (詳細)
三池崇史(監督), 桃井かおり(俳優), 伊勢谷友介(俳優), クエンティン・タランティーノ(俳優), 伊藤英明(俳優), 小栗旬(俳優), 石橋貴明(俳優), 安藤政信(俳優), 佐藤浩市(俳優), 堺雅人(俳優), 木村佳乃(俳優)
「いいんじゃない?」「私は☆5つの作品だと思うけどな--( ̄^ ̄)」「これぞ活劇、これぞ映画だ!!」「この程度、三池映画ならわかりやすいほうです。」「ひさびさにおもしろい活劇に出会えました。」
クローズZERO プレミアム・エディション (詳細)
小栗旬(俳優), 山田孝之(俳優), 黒木メイサ(俳優), 高岡蒼甫(俳優), 桐谷健太(俳優), やべきょうすけ(俳優), 三池崇史(監督)
「山田孝之の表情がいい」「山田孝之はすごい」「熱い男たちの熱い映画」「女性でも楽しめるコレマジ」「これ以上にない作品」
パッチギ!LOVE&PEACE スタンダード・エディション (詳細)
井筒和幸(監督), 井坂俊哉.西島秀俊.中村ゆり.藤井隆(俳優)
「良かった。」「もう一つの戦後史:70年代という時代がわかる」「日本人としても面白かった」「ズッシリと、手ごたえのある映画」「意識を高めたい」
遠くの空に消えた (詳細)
行定勲(監督), 神木隆之介(俳優), 大後寿々花(俳優), ささの友間(俳優), 大竹しのぶ(俳優), 小日向文世(俳優), 石橋蓮司(俳優), 三浦友和(俳優), 伊藤歩(俳優), 柏原崇(俳優)
「Coccoの主題歌も気持ちいい。」「ラストについて」「幻想的な物語」「スワロウテイル的世界と寓話」「やさしい気持ちにしてくれる」
DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set (詳細)
金子修介(監督), 藤原竜也(俳優), 松山ケンイチ(俳優), 戸田恵梨香(俳優), 中村獅童(俳優), 鹿賀丈史(俳優), 大場つぐみ(原著), 小畑健(原著), 大石哲也(脚本)
「原作を超えた見事なエンディング」「凄いインパクト」「前後編で見て初めてわかる良さがある」「悪を裁くのは正義か」「ある意味で原作を超えた作品」
L WorLd of change the WorLd (詳細)
松山ケンイチ(俳優), 工藤夕貴(俳優), 福田麻由子(俳優), 南原清隆(俳優)
「ネタばれし過ぎない範囲で雰囲気をよく伝える内容」「この安さでこの映画の裏がわかるし◎」「これで十分楽しみましょう!」「とあるLの解決した事件」「絶妙かつ爆笑」
悪夢探偵 スタンダード・エディション (詳細)
塚本晋也(監督), 松田龍平(俳優), hitomi(俳優), 安藤政信(俳優), 大杉漣(俳優), 原田芳雄(俳優)
「意外と好き」「これは素晴らしい」「こういうのは好きです」「目つぶっちゃいそう」「ふ〜ん」
陽気なギャングが地球を回す プレミアム・エディション (詳細)
前田哲(監督), 大沢たかお(俳優), 鈴木京香(俳優), 松田翔太(俳優), 佐藤浩市(俳優), 大倉孝二(俳優), 加藤ローサ(俳優), 三浦知紘(俳優), 中山祐一朗(俳優), 伊坂幸太郎(原著)
「退屈、吹き飛ばしてくれます!」「映画からのレビューです!」「俳優人たちの個性的で」「佐藤浩市さんのほど良い存在感がグッド!!」「絶対にお勧めです」
アヒルと鴨のコインロッカー (詳細)
中村義洋(監督), 濱田岳(俳優), 瑛太(俳優), 関めぐみ(俳優), 田村圭生(俳優), 関暁夫(俳優), キムラ緑子(俳優), なぎら健壱(俳優), 松田龍平(俳優), 大塚寧々(俳優)
「観る毎に心揺さぶられる快作。」「原作の洒落たセンスがよく生きている」「心にくる映画です…」「気紛れで見たけど最高の映画でした!」「完璧な映像化、見事です」
さくらん 特別版 (詳細)
蜷川実花(監督), 土屋アンナ(俳優)
「異世界へようこそ!」「女性の才能パワーが結集の惹句はウソじゃない」「日本発の江戸吉原モノはアヴァンギャルドな映像だった」「色彩と音楽のための映画」「強くなければ生き抜けない。」
アンフェア the movie (詳細)
篠原涼子(俳優)
「息つく暇もない作品でした。」「アンフェア…」「「アンフェア the movie」の元ネタは」「確かにまだ続きは作れそうですが」「楽しめます」
すいか DVD-BOX (4枚組) (詳細)
小林聡美(俳優), ともさかりえ(俳優), 市川実日子(俳優), 高橋克実(俳優), 金子貴俊(俳優), 小泉今日子(俳優), もたいまさこ(俳優), 浅丘ルリ子(俳優), 木皿泉(脚本)
「特典映像はBOXのみ収録です!!」「すいかフォーエバー!」「夏になると・・」「じんわり染みるドラマです。」「よし、料理をしよう!」
セクシーボイスアンドロボBOX (詳細)
松山ケンイチ;大後寿々花;村川絵梨;塚本晋也;片桐はいり;岡田義徳;浅丘ルリ子(俳優)
「たくさんの人に見ていただけますように」「毎(火)待ち遠しいです」「みんなに見て欲しい。」「特典とかあるといいな〜」「ドラマよかったです。」
ハゲタカ DVD-BOX (詳細)
ポニーキャニオン
「ここ数年のドラマの中でも最高クラスでは?」「見るべし、買うべし」「注意!!中毒性高し!!」「たしかに」「ここ近年で最高のドラマ」
ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け (詳細)
山川直人(監督), 三上博史(俳優), 室井滋(俳優), 内藤剛志(俳優), 原田芳雄(俳優), 細川俊之(俳優), 高橋源一郎(脚本)
「原作と合わせてどうぞ」「ようやく!!」「原作者の高橋源一郎も若かった(笑)」「みんな若い!」
太陽を盗んだ男 (詳細)
長谷川和彦(監督), 沢田研二(俳優), 菅原文太(俳優), 池上季実子(俳優), 北村和夫(俳優)
「長谷川和彦という映像作家の資質 生きる証をつかむため」「同時代的に共感出来たシラケ世代のピカレスク・ロマンの大傑作!」「黙って観りゃあ、それでいいのさ。」「原爆製造の場面が面白い」「お前が殺したがっているのは」
SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係 DVD-BOX (詳細)
岡田准一(俳優), 堤真一(俳優), 真木よう子(俳優), 総監督/本広克行、原案・脚本/金城一紀(監督)
「手段は違えど…」「賛否両論ある最後のシーンですが…」「TVドラマで終わらせるのは勿体無い」「手に汗握る緊張感」「おすすめです!」
● 映画な日々
● 2007年 年間 (01‾12月)興行収入ランキング 81‾100
● 2008/7
● 2007年 年間 (01‾12月)興行収入ランキング 21‾40
● My Best
● 見たよ!(邦画)
● 私のドラマ名作選
● 金融
●ゆれる
・「若干32歳の西川監督恐るべし!!」
人間の心理の複雑さを巧みに、そして、スリリングに描いていています。
本作で描きたかったのは、兄弟でも特に弟の心理。自分のことしか考えない男だから、他人との記憶が曖昧で、結果、他人もしくは自分を欺いてきた。そんな弟が、やっと素直に自分のことを振り返れるようになるまでの話なんだろうと思います。それを描くため、ひとつの出来事の解釈が二転三転するトリッキーなサスペンスドラマ様式をとったのでしょう。これが、黒澤明監督の「羅生門」を思い起こさせ、裁判シーンの出来のよさもあって、見ごたえ十分です。はたして実際は何が起こっていたのか? 曖昧な記憶が感情を揺さぶり、その感情が引き金となった出来事でまた揺さぶられる。観客はそんな彼らの心情を読み取るうちに、自然と揺さぶられていくという構図ですね。 オダギリ・ジョーのある種ナルシスティックな演技も自然にドラマに溶け込んでいる。終盤、兄弟二人が向き合う面会室のシーンは本当に凄いです。それにも増して凄いのは香川照之。いい人を演じ続けてこなければいけなかった長男の苦悩、その仮面の下で抑圧されていた嫉妬、劣等感といったドロドロとした感情をさらけ出す生々しさ。
それにしても、「蛇イチゴ」もそうだったけど、本作もラストシーンまでの、すべてのシークエンスが長いプロローグのようでした。
・「なぜ女性監督にこれが撮れたのか・・・。」
寂れた地方の山村の、これまた寂れたガソスタの店長をしている兄と、都会に出て成功したカメラマンの弟。
ほとんどすべての重荷を背負い込まされてもなお、弟の成功を手放しで喜んでくれる人のいい兄と、その人のよさに心を痛める弟。
気まずいながらもそれまでは安定していた兄弟の関係が、一人の女の死をきっかけにゆれはじめて・・・。
取り残された地方と都会という対比もさることながら、家を守っていくことに人生を犠牲にした兄を演じる香川照之がすばらしい。「人はいいんだけど何から何までうまくいかなかった人」を演じさせたら、彼の右に出るものはいないのではないだろうか。
男兄弟の家庭で育った者ならおそらく誰もが、身に詰まる思いをする作品。不思議なのは、これほどまでに繊細な兄弟愛をなぜ女の監督が描ききることができたのかということ。
・「鳥肌」
この映画を観ていて、いったい何度鳥肌が立っことか。すごすぎる。主演のオダギリ・ジョーも、香川さんも真木さんも。そして、脇を固める全ての俳優さんたち、みんながすごかった。検察官役のキム兄の演技も素晴らしかった。そして、西川美和監督による脚本の上手さ。前作の『蛇イチゴ』を凌駕するミステリアスでサスペンスフルな空気感。そして、随所に散りばめられた滑稽とも言える笑い、メタファーの数々が作品全体をとてつもないほど奥行きのある世界へと仕上げています。
そして、観た人それぞれの解釈が求められる衝撃のラスト。こんなにも鳥肌を誘発され、涙を流した映画は久しぶりでした。西川美和監督、次回作を心から待っています。
・「ゆれている心を描いた、素晴らしい作品。」
ゆれながら展開する心理描写が実にスリリングでした。田舎町の旧家でしょうか。二人兄弟の運命は決まっています。兄は跡を継ぎ、弟は都会に出る。兄は旧家のしきたりに生き、弟は奔放に育つ。家を出て都会暮らしに慣れた弟は、因習に縛られた生活を見下ろし、家に残ったものたちはその視線に気づきながらも今を生きています。そこに事件が起こります。兄弟と弟と理由ありで兄と一緒に働く女性がハイキングに行き女性が死亡します。兄が自分が殺したと証言したことで状況が一変。事件は裁判に持ち込まれます。兄は積年の鬱憤を晴らすかのように変わってゆく。一つの事件を巡って兄と弟、二人を取り囲む人達のこころがゆれます。このゆれる心理こそがこの作品の主題なのでしょう。見応えのある映画でした。兄弟役のオダギリ・ジョーさん、香川照之さんは表情の動き、目の動きで微妙な感情を演じています。素晴らしい作品です。
・「引き付けられて、離れられない」
西川監督の繊細な感性と妥協を許さない演出が、オダギリジョーや香川照之の真に迫った演技を引き出したまぎれもない傑作。
兄と弟、故郷と都会、欲望と嫉妬、嘘と真実、愛と憎しみ…。さまざまな葛藤が見る者を引き付けて離さない。その感覚は見終わっても続く。この兄弟に救いの日はやってくるのか。これからどうなっていくのか…。密度の濃い作品なので、言葉や表情だけでなく全てのものに意味があるように感じられる。印象的だったのは、オダギリや香川を背中から撮影したシーン。その背中から伝わる彼らの思い。哀愁。彼らの人生。男は人の背中など見ない。女性監督ならではの視点だと思った。俺は一体どんな背中をしているのだろう。
見終わってから20時間たったけれど、まだ吊り橋の上にいるようだ。まだラストシーンが頭から離れない。まだゆれている。
・「間宮兄弟を見てごらんよ!」
弟思いのさえない男(兄・アキノブ)と兄思いのブサイク男(弟・テツノブ)の仲良し兄弟の日常と問題解決(具体的に言うと「彼女が欲しい」)を描いた作品です.
噂に違わず,ほのぼのとした気持ちになれました.期待して映画館に観に行って期待通りだったのは実に久しぶりの経験.DVDも買ってしまいました.
弟役はドランクドラゴンの塚地武雅なのですが,これがハマリ役,上手い.100%.話としては兄弟合わせて主人公なのですが,映画を見た限りでは塚地が主人公です(断言)ぼったくりバーでコーヒー牛乳しか飲んでないのに10万円請求されて財布ごと取られる役なんて,彼にしかこなせません.
全篇通して,何か問題が解決するわけでなく,誰かが成長するわけでもない,のですが,ひとつひとつのエピソードがそれぞれ独特のおもしろさを持っていて,退屈しませんでした.
あと,テレビドラマから見ればずっと長く,でも長まわしの邦画から見ればずっと短い,「間」が,なんとも心地よくまた間宮兄弟の雰囲気に合っていてよかったです.きっと,テレビでみたら退屈なんだろうな.
私見ですが,小説よりも映画のほうがずっとおすすめです.機会があったら是非.
・「ユルくてほのぼの」
なんとなく観ていたら引き込まれました。
・「間宮兄弟より本間姉妹」
この映画のみどころは、やっぱり本間姉妹だと思うのです。本間姉妹は、姉が沢尻エリカ、妹が北川景子。男性から見て、間宮兄弟はファンタジーにしか見えないけれど、本間姉妹は断然リアル。恋人がいて、今を楽しむ普通の女の子たちに見える。(こんな美人姉妹いるはずない!という突っ込みはなしで)
女性がこの映画を見たときに、上記の感想に共感してくれるだろうか。女性から見ると、「ファンタジーは本間姉妹の方だよ」となるなら、この映画はなかなか旨い。
間宮兄弟、オタクとみせて、服装のセンス抜群だと思います。特に塚地。そういうとこが森田流でしょうか。
楽しい映画です。お勧め。
・「この兄弟はイタイ」
イタイ二人が、内輪の世界の中、お互い傷つかないように仲良く暮らしていれば、それはそれで平和な日常。でも、外の世界と接すると、やはりイタイものはイタイ。それが「オタク」といえばその通り。弟くんが振られるシーンは、あまりのイタさに、せつなくなってしまいました。が、そのイタさに、愛情でも同情でもなく、友情でこたえる少女(北川景子)の存在が、この映画の癒しであり許しであったと思います。
・「何とも言えない魅力」
登場人物全てが自分にとっての幸せあり方を問い続ける映画です。互いに思い合う兄弟愛がメインでほのぼのさせられますが、結局の所、傷つかない恋はないということでしょうか。作中には葛原依子=常盤貴子本間直美(姉)=沢尻エリカ本間夕美(妹)=北川景子大垣さおり=戸田菜穂の4人の女性が間宮兄弟と絡んできます。その中で、この兄弟に一番興味を持ち、共感したのが一番遠い存在に思えた、本間夕美と言うのがミソです。自然とピュアなものに引きつけられるというか…天真爛漫であるがゆえに他人の傷みにも素直に反応できるのでしょうね監督の森田芳光は惚れ込んでるようですが個人的にはあまり好きな演技ではなかってす。しかし、本間夕美(北川景子)の存在がこの作品に光を与えていることは間違いありません。
・「期待以上の面白み!!」
塚地のファンだし、プラス「旬な」男たちが出演してるので映画館に観に行きましたが…予想以上の傑作です(^^♪アイドル、ホームページのカキコミ、ハンドルネーム、オッカケ等etc..どっちかといえばオタク系のコトバとテーマなのに、まるで舞台劇を見ているような錯覚をおこさせる展開。良質な脚本、カメラワーク、そして出演者の個性あふれる演技力に脱帽!!ついついオフィシャルブックも購入しちゃいました(^^)
・「アイドル・オタクは私だ」
この作品を観て、どうしてもキモい感じがして嫌悪感が否めなかったオタクさんたちを、だいぶ身近に感じられるようになりました。出演俳優たちがカッコいいor作りこまれたキャラがかわいいから好きになれる、というのももちろんありますが、それ以上に、彼らの心理に共感できるのです。愛と嫉妬、これにつきます。あの人が好きで好きで仕方がない、だから客観的にはブザマなこともいくらでもしてしまうし、自分よりあの人に近づける人(とりわけ同性)が憎たらしくて絞め殺したくなる。自分が誰よりもあの人のことを知っている、と主張するために犯罪すれすれの愚行すら犯してしまうヤツも出てくるけれど、そこまでしてあの人を思える気持ちは他のヤツラも理解できてしまう。この高揚したファン心理、人を本気で好きになったことのある人間なら誰でも一度は体験したことがあるものではないでしょうか。その心理がおもしろおかしく、ときに切なく、そして何より上質のストーリーのもとで表現されているから、この作品は最後まで興奮しまくって観終えることができた後、そこに「私」が感情移入してしまう「私」の一部を確実に発見することができるのです。オタクの思い、自分も持ってるなあ、とここまで軽やかに痛感させてくれる大傑作は、なかなかありません。
・「最高のワン・シチュエーション映画!」
予想をはるかに上回るおもしろさ。あっという間に上映時間が過ぎてしまいました。脚本・キャスト、全てが最高!単調なシーンがない、素晴らしい・ワンシチュエーション映画です。
サスペンスでありながら、笑いも感動もこの映画1本で楽しめてしまうとてもお得な映画。「お前なんか毎日香で充分だ!」気になった方はぜひ見てください!!
・「キサラギ なだけに!」
本当にひっさしぶりに この映画は心底感動しました!何か月も上演を楽しみにしていたにも関わらず その想いを上回る面白さ。内容ももちろん キャストも素晴らしいです。滅多に出会えるもんじゃありませんよ この感触。
ツッコミ・泣き・笑いどころ満載 本当に忙しくて面白い。早くDVD観たい!引きこもりそうです。
・「賛否両論でしたが…」
評価は色々ありましたが、私は凄くおもしろかったと思います。なんせ2回見に行きましたからねぇ〜もう一度ゆっくり見たいので映画終わった瞬間から「DVD買おうッ」と決めてました。カガテル最高です!!
・「構えない、作為のない、すばらしさ」
ヘルシンキに開店した「かもめ食堂」が客がまったく来ない日々から、満席になるまでの、ただそれだけを綴った映画。なのに、すごくいいと感じてしまうのはなぜなんだろう。見終わって数ヶ月経っても、強い印象が残っているのはなぜなんだろう。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ・・・フツーの演技をする彼女たちの「優しさ」が出ているからだろうか。それとも、昼でも平行な日差しのヘルシンキの、ゆっくりと過ぎていく「時間」を感じ取ってしまうからだろうか。
未だにわからない。
エンディングに流れる井上陽水の「クレージーラブ」がまたいい。
監督、原作、脚本とも女性だから出る味なのだろう。今年の映画「さくらん」もそうであった。もっと女性監督、原作者、脚本家の作品を、僕は観たい!
・「日常生活から逃避したいあなたへの究極癒しMovie」
特別な事件が起きるわけではなく、日常生活(まあ、自分のとは違うが)がたんたんと描かれています。でもその日常生活が音楽のようで、美味しいコーヒーのようで、お洒落な家具のようで。 そこにあるだけで、ほっとさせてくれるものなのです。映画に出てくる食器、家具がオシャレ。フードもとても美味しそうに撮れている。仕事に疲れて帰ってきたときに、また手にとって思わず再生したくなるそんな映画です。
・「お話は淡々としているが傑作!!」
おしゃれなキッチンの佇まい、焼き立てのシナモンロールから始まり、トンカツ、ショウガ焼き、肉じゃが、そして、おにぎり、鮭の塩焼き、等々、シンプルな料理が実に美味しそう。そんな料理を作るシーンを観ている、ただそれだけで幸せな気分になってしまう...。
そもそも「フィンランドなら、何とかやっていけそうだと思った」という以上に、サチエが食堂をオープンしたいきさつは語られないし、ミドリが日本を飛び出してきた理由も分からない。ドラマティックな展開をあえて避けてる脚本なのですよ。つまり「野暮なことは聞かない」という姿勢がとても良い。オトナだね。(笑)
「やりたくないことはやらない」という姿勢も羨ましい。映画はそんなスローで暖かな映画の空気に包まれますが、「人はみんな変わっていくものですから」と、ちょっと辛味の利いたスパイスをふりかけるのも忘れない。話は全然違うものなのですが、なんか、「バクダッド・カフェ」を思い出してしまいました。
それにしても、何と言うことのないシーンで、ずいぶん笑わせてもらいましたし、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、それぞれの強烈な個性が生きている。絶妙の間がすばらしい。エンドクレジットに流れる、井上陽水の「クレイジー・ラブ」がこれまた素晴らしい。この曲をもってくるセンスに脱帽。自由だけれど哀しく、もどかしいけれどちょっと希望がある。コメディな部分も含め、ゆったりした映画でした。
・「ゆったりとした気分に包まれる、素敵な映画です」
北欧はフィンランドの港町。その街で「かもめ食堂」を開いた小林聡美の店を、最初は片桐はいりが、次にもたいまさこが手伝うようになります。ソロだった音楽がデュエットになり、いつの間にかトリオになって、静かだけれど凛とした調べを奏でている、みたいな・・・。そんなハーモニー、生まれてくる三人の雰囲気、異国の食堂として次第に馴染んでくるお店の雰囲気が、とてもとてもよかったです。
不思議に心地よく、リラックスしたたたずまいの音楽が、またいいんですよね。ゆったりとしたフィンランドの空気にしっくり溶け込んでいる、そんな音楽による作品との絶妙なブレンド。美味いコーヒーのような、静かな風味の中に、深みとコクのある味わいをたたえているみたいな。見ている間、「この作品のたたずまい、空気感はいいなあ」と、心からくつろぐことができました。
そうそう、いくつかのシーンで、しゃけとおかかとこんぶのおにぎりを食べたくなったなあ。「おにぎりは、日本のソウル・フード」って台詞に、確かにそうだよなあ、うんうんとうなずいておりました。
見終えて、また最初からのんびり、ゆっくりと見返したくなった映画。私の心のツボのど真ん中にすこーんと、乾いたいい響きを立てて収まった一本。これはもう、すっかり気に入ってしまった。
・「かもめ同好会」
何もしない。何も悩まない。美味しいもの食べて、お茶飲んで、友達やご近所さんと何気無い会話。何事にもスローで、でも、芯は強く。ヒールの靴や、肩苦しい洋服は厳禁。自分が自分らしく出来るそんな清潔感溢れる身なり。そんな何事にも適度で、自分自身に丁度いい生活スタイル。なかなか出来てない日本人が多いよね。せめてこのDVDを家で流して、空気だけでも、スローな生活を。
・「日本ってすばらしい」
とても面白かったです。役者さんのキャラもみんな濃くて、ほのぼのとしているんだけど超非現実的だったり。変わった人たちがいっぱいでてきて、ごちゃごちゃしてるんだけど、最後にはすうっと心に残る。起承転結とか盛り上がりは特になくて、途中で、「中学生のあたしがこんな映画ちゃんと理解できるのかなあ」と心配になったけど、最後には、にんまり笑顔になって、「これでいいのだ。」と幸せな気分になれました。もっと大きくなってからもう一回みたいなと思います。役者さんの演技は「カメラ回ってんの気付いてる??」ってぐらい自然で、浅野さんのシーンはふつうのプライベートの会話をきいてるようでした。幸子ちゃん役の女の子は、セリフの少ない役をよくあそこまで表現できたなあと感心してしまいます。じっくりと家でまたみたいなあと思いました。
・「なんかイイなぁ、好きです」
6歳の少女、幸子を演じた坂野真弥のどこか醒めた表情が作品のトーンを象徴していますね。(笑) そして、『何か納得いかない、釈然としない』モヤモヤ感を体現しています。
ストーリーテリング的に、各エピソードをあまり語りすぎないのがいい。結末に明確な「オチ」がなく、ちょっと説明不足かなと思わせる。その尻切れとんぼな感じが余韻となる。「オチ」を何となく自分の気持ちの中で補いながら観るという、ゆったりしたテンポが何とも言えず心地いい。とにかくもホンワカとした結末を迎えるんだよね。
「プレミア」という映画雑誌を読んでたら、カンヌ映画祭で小津安二郎に通じるという外国人評があった。ハチャメチャな展開のこの映画から小津を関連付けるとはすごいなと思っていたけど、実際観たら、そういわれれば、笑いの方向性としては「鮫肌男と桃尻女」や「PARTY 7」の延長だと思うが、どことなく小津安二郎のコメディに似た感じもするから不思議。
・「スローなリズムで」
最近自分じゃないなぁ。がんばりすぎてるなぁ。
そんな気分の人にお勧めします。やさしく、ほわほわした映像。いろんな人がいて、それでいいのだ!!
会話はほとんどありません。伝わります…。えー、この人が?と思う出演者にも注目です(^^♪
・「どうでも良いところにも贅沢な布陣。愛に溢れた最高の一発ギャグ群。」
パーティ7、鮫肌男と言うように普段ぶっ飛び作品を作る石井監督が、本作では一転して温かな家族愛を描き出しております。
浅野忠信、我修院達也、坂野真弥、土屋アンナという出演者を見るだけでもいい顔ぶれだなぁと感心するのですが、本当にどうでも良いところにも贅沢な布陣が・・・。ナレーション和久井、我修院達也の奥さん役(既に亡くなった役なので写真のみで)に樹木希林、アマゾンの野生少女で漫才師デビューする役に野村佑香、長男の佐藤貴広の初恋役に相武紗季と贅沢な一発ギャグが散りばめられています。
お話は春野家の人々がそれぞれ持つ生活上の悩みを、有り得ない映像表現を用いつつも、ほのぼのまったりと描いている以外はあくまで誰にでも有る普通の日常の物語です。そのため演技も恐ろしいくらいに日常的で浅野と元彼女の気まずい空気だとかは痛いくらいに伝わってくるものがあります。長男に自身の野グソデビューを語るエピソード等、各エピソードが大変微笑ましく描かれているのも印象的で、ラストのエピソードでは暖かな愛に包まれます。
余談ですが「山〜よ山〜よ!茶ッ々ッ」の挿入歌が頭から離れません。思わずそちらのDVDも買いました。
・「ほのぼのと、夕焼けが・・・」
特に大きなストーリーはないのですが、ユル~い雰囲気で、140分がゆったりと楽しめます。ひとつひとつのネタはしょーもないのもある(笑)のですが、積み重なったクスクス笑いで幸せな気分になります。『♪なんでアナタは三角定規なのっ!』 って、もーキュートで笑っちゃいました。
また、監督が『CGはありえない!』と、見事ロケで撮りきった満開の桜の美しいこと!ナンセンスなギャグと美しいビジュアルで、愛すべき作品です。
変なおじいちゃん(我修院達也)のパラパラマンガ、謎のダンサー、ヒマワリと逆上がり・・・と、お気に入りは挙げきれませんが、心地よかったのが春野一(ハジメ)の淡い恋のパート。雨の中、バスに乗る少女にカサを渡す場面なんか、カッコ良くて拍手です。その彼女を演じる土屋アンナも可愛らしくていい感じです。今回はヤンキー役じゃありません(笑)
とりあえず買っておいて、10年くらい経ってからまた見たいなぁ・・・そんな映画です。
●ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ 《通常版》
・「とりあえず気軽に観られる」
実話を元にしているだけあって(一応)感動作です。105分と短いので、映画館では小さい子供さんも退屈しないで観ていたようでした。大人が観ても面白いことは面白いのですが、凡庸と言えば凡庸な気も・・・。(琉球もの出過ぎですかね?感もありつつ)やっぱり子供さんとかイルカ好きな方の方が、より楽しめるのかも知れません。イルカは文句なしに可愛いです。とりあえず気軽に観れて、感動出来る、健全な映画だと思いました。松山ケンイチが良かったです。
・「他のどの映画とも似ていない不思議な映画」
山間の農村。事故死した父母の葬式に東京で「女優修業」中の娘(佐藤江梨子)が帰ってくるところから物語は始まる。上京して「成功」した村人の帰還、「都会人」と農村の人々との対比。コメディ映画の導入部としてはきわめて常套的である。『カルメン故郷に帰る』を思い出す人もいるだろう。しかし、その後の展開は破天荒で、他のどの映画とも似ていない不思議な映画になっている。
自己中心的な妹に対してなぜか強く出ることができない兄(永瀬正敏)とその妻(永作博美)、姉の理不尽な暴力と暴言に耐え(ているように見え)る妹(佐津川愛美)。いずれの人物も観客の共感を寄せつけないいびつな個性をそなえており、それでいてどこか憎めない人間味をたたえている。これは原作が舞台劇の脚本であることとも関係があるのかもしれない。ある人物の視点に立てば物語は悲劇以外の何ものでもないが、別の人物の視点に立てばまったく別のジャンルの劇にも見える。それらを総合すると、アイロニーのほろ苦さが際立つ一編の「人間喜劇」として立ち上がってくる。
時にグロテスクで俗悪な道具立てに惑わされるかもしれないが、根本にあるヴィジョンというか物語世界を支えている世界観はほとんどチェーホフを思わせる、と言えば褒めすぎだろうか。
・「永作博美さん素晴らしい」
映画自体とても面白かった。永作博美さんの演技が素晴らしい!おそらく監督が意図したであろう細かいニュアンスを巧みに、本当に巧みに汲み取って演技しているように思います。本当に素晴らしい。文句なしで助演女優賞もの。サトエリもいい女優さんになったと思います。まさにハマリ役。でも地でやってる感じでもない。演技が自然でとても良かった。
・「う〜む、解説困難なこの妙〜なカタルシスはなに?」
主人公が妹に「私を褒める言葉を100個(?)並べて皆の前で叫べ」といびるシーンがあって、当然のことながら妹はじきにつまってしまうのですが、逆に罵る言葉だったら、傲慢、自己チュウ、うぬぼれ、勘違い・・・きり無く溢れ出てきそうなくらいの嫌な女をサトエリが見事に演じきっています。そんな嫌なやつに妹も兄嫁もそして一見屈強そうな兄までも惨めなまでにひれ伏す不条理なストーリーと生々しい描写に途中で少し気分が悪くなったりもしましたが、ラストシーンではいいようのないすがすがしさに包まれました。でもそれは服従するばかりだった妹が奇跡の大逆転をしたからといったものでもないのですね。うーん、どう言ったらいいのかわからないのがじれったいのですが、とにかく暗澹たる気分が続いたあとなせいもあって、なんかやたら気持ちよかったのですね・・・。それがブラックユーモアってもんなのさ、なんてわかったふうなこと言われたって納得はできないので、不思議なカタルシスについてはもう少し自分なりに分析してまた書き込もうと思います。 サトエリの怪演以外にも、兄・長瀬正敏の情けなさっぷりや、皆さん絶賛の兄嫁・永作博美の単純なマゾなんかとは微妙に異なる超自虐キャラ、妹・佐津川愛美の何でも面白がってしまう奇妙な性格とか、とにかくやたらめったらコテコテでしつこいのですが、ぐいぐい引き込まれてしまい、いつもは何度も休憩をはさみながら鑑賞する私も最後まで一気に見てしまいました。少し前にこの吉田監督の手になるショートムービー(男の子はみんな飛行機がすき)を見たときには、ダメだこのカントク・・・なんてつい思っちゃいましたが、この映画を見て考えを改めました。次回作がとても楽しみです。
・「最高にムカつく映画」
ここまでムカつくとかえって清々しいかもしれないです。
ムカつく姉貴、シスコン兄貴、言いなりのお嫁さん。
何もが馬鹿らしい。馬鹿らしいのに、愛しい家族。歪んだ世界が癖になる。
陰気な妹が観客の代わりに、全部を切っていく。才能のない姉、才能のある妹。『お姉ちゃんは最高に面白いよ』
おどろおどろしくても目が離せない。
・「腑抜けどもに効くクスリ」
救いのない物語の中に散りばめられたブラックユーモアを押し付けがましくなく、ごく自然に溶け込ませ、俳優一人一人の個性がぶつかり合わずに活き活きしている。喜怒哀楽の全てが盛り込まれた絶妙なバランスの映画だと思います。
オチは読めるが、展開が実に爽快で、絶望的な物語の結末が嘘みたいに後味が良いものに。途中目を離したくなるような救いのなさがありましたが、その中で永作博美の存在が大きかった。後光が差して見えるぐらい素晴らしい演技。
現代に生きる多くの勘違い馬鹿女を一言で嘲笑うかのような、「お姉ちゃんは面白すぎるよ」は、衝撃的。誰もが「言いたいけど絶対に言えない!」とむず痒い思いをしたことがあるでしょう。「言っちゃった(笑)」と思わずニヤニヤしてしまう爽快さでした。
私は映画を観た後に原作を読みましたが、まだ観てない方には映画から観ることをオススメします。
・「ちょっと切ないけどホノボノないい映画」
焼肉ムービーっていうからドタバタしたただの料理バトル系のドラマかと思っていたら、ちょっと切ないけどホノボノとする人間ドラマで、予想以上にいい映画でした。若手からベテランまで結構豪華キャストなんですが、俳優さんそれぞれ適所適材でいい味だしてました。兄弟や家族の絆がテーマになってるけど、全然ジメジメしてないし、ところどころギャグ笑えるし、何度も観たくなる映画です。
・「プルコギ」
原作とは少々内容が違ったが全体的に遜色はなかった。ただ山田優ではなくもっとチャキチャキ感のある女優が相応しいと感じた。
・「もったいない」
松田龍平さんファンなので買いました。物語り的にはまあまあな感じです。ただせっかくキャストの皆さんがお料理の勉強したっぽいのに、それがあまり映像に現れていませんでした。勿体ない。メイキングがあるのかと思いきや、物語りのあらすじの映像みたいな感じで、オフショットは僅かです。。舞台挨拶はまあよかったです。
・「展開が よめちゃうっかなっ ^^」
焼肉バトル 赤と白 山田優はかわいいし・・ ^^ これはこれで いいんとちゃう けど 間がながーーーい
・「物凄くもったいない作品」
「焼肉ムービー」と銘打っちゃうと、ちょっと違うなぁ・・・と思うのですが、人の絆を描いた作品として観ればなかなかGOOD!!とくにタツジとヨリの恋模様はほんわかとしていて好きです。松田龍平氏の「目も耳も鼻も〜」のセリフには爆笑!三枚目もうまい。やるなぁ。しかし話の内容は消化不良になってしまう部分が多々あります。小説版『プルコギ』を読まないとわかりにくい。ストーリーの取捨選択は難しいですね。キャスト・音楽はいいのになぁ。
●SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ スタンダード・エディション
・「いいんじゃない?」
アンチ三池結構!!私も正直いままでの作品でハマったのは無い。しかしこれは面白かった。みんな徹底してキャラ作りをしているが要はバカ騒ぎが好きなのだ。
ヒューマンドラマばかりが映画じゃない!正統派コメディーばかりが映画じゃない!TVドラマのスピンオフも悪いとは言わないが映画はこういうもんだという意思を感じる快作!
ちなみに木村佳乃が驚くほど色っぽい♪♪
・「私は☆5つの作品だと思うけどな--( ̄^ ̄)」
私は友だちと勢いで映画館に見に行きました。はじめ香取慎吾さんの下手っぴな演技が始まった時は「おお-っと。。こりゃ間違ったんかな-」と心配でした。なにしろあらすじもなにもわからないままみてしまったので…でもいざ粘って見たところ、心臓がハラハラ…!!おもろ!カッコ良い!役者さんが全力で演じてるのもそうですが、なにより楽しそうでした。最後の最後で「お?」となりましたが調べてみたらちゃんと意図したラストだったんですね-バカやってるようで(←ごめ--(汗)ちゃんと奥が深い作品です。友だちと2人で「おもろいで!!」といっても学校のみんなは「え-!?なんで勢いでそんなんわけわからんのみたん!?観んわそんなん!!」といわれましたが、これは観ないと良さが分かりませんよ。まじで。観てないくせに「面白くないって-」といった友だちにみてもらいたいわホントに…賛否両論あるかと思いますが人の意見聞く前にとりあえず。。。。自分で感じて観てくださ----ィ!!!
・「これぞ活劇、これぞ映画だ!!」
今の日本映画に足りないものを見事ぶちかましてくれた!正しくスキヤキの如くごちゃまぜでありながら食うと美味い。監督の独りよがりでいいじゃないか!ワケがわからなくていいじゃないか!日本人が英語で喋って銃を撃って刀で斬ったっていいじゃないか!だって映画なんだし!
・「この程度、三池映画ならわかりやすいほうです。」
ここでの評価の低さが目立ちますが、そもそもこのタイトルとジャケ絵から、いったい何を期待して鑑賞しているのでしょうか? まともな筋の映画なわけないじゃないですか。とにかくハチャメチャのお祭り騒ぎのような映画です。しかしながら節々には重い雰囲気も多々あり、相変わらず一筋縄ではいかない映画に仕上がっています。また三池さんの映画にしては単純明快でわかりやすい仕上がりなっていますので(「IZO」と比べてみなさいって!!!)、独自の世界に入門するには最適の作品だと思います。あまりにお約束な展開には拍子抜けしてしまいますけどね。佐藤浩一もこういった「おばか」が演じられるようになってきたんですね。「今日から俺の名はヘンリーだ」は最高です!!!
・「ひさびさにおもしろい活劇に出会えました。」
刀とピストルの組合わせとても良かった。伊勢谷のクールでストイックなところがいい、特に刀でピストルと一騎打ちの場面自体が面白いのに、さらに刀で弾をはじきとばすところの意外性あり面白かった。昔の日本映画の原点であるチャンバラ活劇を彷彿しているが絶対にこちらの方がおもしろい。あっと言う間に時間が過ぎてしまった。私はレンタルでこれを300円でみましたが、映画料金の1500円分楽しめました。欲を言えば、主人公の個性が腕前が凄いだけであまりキャラクタ的に魅力が無かった。伊勢谷のクールでストイック面と反して佐藤の典型的な悪人に徹している点や桃井のキャラクタも良かったと思う。マカロニウェスタンなどまねているところがあるが、まねしていても元祖よりもおもしろいので全然OKです。このような、気を抜いて見れる活劇にあまりどうでもいいような細かい指摘や時代検証/背景やマカロニものまねの箇所をどうのこうのと評論家気取りで指摘している人達がいるけど、おもしろけば、それでいいのだ。最後に、佐藤側の脇役にもう少し面白い個性をもたせたり、桃井のBBとしての凄さをあらわす為に伊勢谷との活劇シーンを入れれば、もっとおもしろいかなと感じました。昔のチャンバラや西部劇はあまり好きではないですが、今回のように悪人側にも色々と憎めないような個性や強烈な個性を持たせるとなかなかいいなと感じました。今後も、三池監督には、このようなおもしろいものをドンドン作成してもらいたいです。
・「山田孝之の表情がいい」
当方原作は読んだ事がないんですが凄く夢中になって見てしまいました。
・「山田孝之はすごい」
昔のビーバップをかなりパワーアップさせた、ここ最近にはないど迫力の不良物。あまり山田孝之はしらなかったが、スタートから主役の小栗旬よりも目を見張るものがある。ナヨナヨした役が多いイメージで余り興味なかったが、あの役をあそこまでこなすとは今後も注目していきたくなった俳優である。彼の存在でこの映画が更に面白いものになったということはいうまでもない!自分の中では確実に押さえておきたい一本。
・「熱い男たちの熱い映画」
ヤンキーとか不良とか全然興味ないし、山田孝之さんが出ていなかったら見にいかなかった映画。でも、予告編から何かガツン!と来るものがあり・・もしかしたらこれはすごい映画かもしれないと期待して見に行きましたが、もう期待以上の熱さ、面白さだった!音楽も最高!ただ、不良学校のてっぺんを取るというだけのお話なのに、冒頭からぐいぐいと引きつけられ、男たちの熱い戦いから目が離せなくなった。とにかく、身も心も熱い熱い!相手が憎くてなぐってるのではない、決して弱い者いじめはしない。負けたら潔く、下につく。体を張ってでも自分の信じた友を守る。見終わった後、スポーツ観戦をしたあとのような満足感と爽快感が残りました。そして、やっぱり山田孝之の演技はすごい!!体は決して大きくはないのに、誰よりも魅力的なボスとしてのオーラを放っていました。監督、役者、スタッフの意気込みが素晴らしく、この映画への深い愛情を感じます。
・「女性でも楽しめるコレマジ」
映画は一度しか見に行けなかったのでDVD凄く待ってマシタ!出演者本人達が言っていたように花男VS電車男ミゴトに裏切ってくれました!鳥肌が立つってこんな感じ!それにこの手の映画は苦手な方、ケンカばかりですがケンカばかりではありません!笑わせるところもあり人情が垣間見れて男とは…を覗き見したようでドキドキ
本編は何度でも楽しめマス!またメイキングがいい!芝居にたいしての想いとか合間に見える素の表情。
1番お゛ーっ!と思ったのが山田孝之(ファンデスが〜)自分で言ったアンニュイさを見事に払拭!!アタシがいくら友達に言っても役者山田孝之を受け入れて貰えなかったのにカナリ射抜かれたみたいですよぉー!
ヨッシャー!恐るべし山田孝之!百聞は一見にしかずデスネ
・「これ以上にない作品」
最初テレビなどで予告されているのを見て「これは凄い映画だな」と感じさっそく映画館に向かいました。
もともと原作本を読んだことが無かったのでどんなストーリーか楽しみに見ていたらあっという間にクローズという世界観に引き込まれましたね。普段ドラマや映画では見ることが出来ないカラスを演じる小栗旬、山田孝之がそこいてそれをバックに楽曲を歌い盛り立てるTHE STREET BEATSや横道坊主…そして臨場感あるサントラ…どれをとっても◎ですね。
既に二回映画館に見に行った時点でDVDを買おうと決断しました。
ちなみにこれを見ると80%〜90%の確立で原作を読みたくなることは間違いなしです。
●パッチギ!LOVE&PEACE スタンダード・エディション
・「良かった。」
一回観た感想ですが、自分は良い映画だと思います。自分はこの作品(監督)が伝えようとしている事は人間の当たり前の事ではないかと見終わった後に思いました。
民族問題とか関係ないと思いました。
在日の主人公と、日本人の青年との友情。息子の難病を治したいと願い、危険な事でも何でもする父。甥の為に芸能界の世界へ入ってゆく叔母など・・・。
これから観てみようかなと思っている方はこの映画のテーマとされている部分を、あえて忘れて見てみる事をお勧めします!
(自分もこの問題やテーマについて殆ど知識がなく観ました)
他の方もおっしゃる様に、好き嫌いはハッキリ別れるとは思いますが・・・。それでも自分は単純に良い作品だと思いました。
・「もう一つの戦後史:70年代という時代がわかる」
沢尻エリカとラブストーリーに重点が置かれていた前作より、レベルが高くなっています。日本人が見ても興味深い、もう一つの戦後史。舞台を1974年に設定し、時代背景をしっかり描きこんだ群像劇です。
でも、この映画の本当の主役は亡き父でしょう。そして男の子を生んで短い人生を終えた奥さんと、孫を心配するアンソンの母親の存在感が素晴しい。祖国を離れた移民の、三世代にわたる物語です。こういう移民の叙事詩が、今までなかった方が不思議なぐらいです。
これを反日なんて言っているのは、心の狭い人。日本人であっても、高度成長の恩恵を受けられなかった若者も大勢いました。国鉄職員の佐藤はその象徴。
この映画は優れて70年代の物語です。70年代の日本は、本当にああいう社会でしたから。80年代篇、90年代篇の制作を期待しています。
それと太平洋戦争の時、南の島ヤップ島で行なわれていた皇民化教育の様子がすごい。鳥居をつくり、半裸の子どもたちを集めて「天皇陛下のために」と日本語で教えているんですよ。この様子は必見です。
・「日本人としても面白かった」
中村ゆりのキョンジャは沢尻エリカのキョンジャに負けないくらい良かった。個人的には前作も中村ゆりがキョンジャだったらよかったのに(笑)と思ったくらい。日本人として負い目を感じて観た訳ではないから面白かったのかも。 しかし多かれ少なかれ、ちょっと前の日本の対朝韓感情ってこんな感じだったよな。だから個人的に手のひらを返したような韓流ブームが信じられない。韓流ブームに乗っている人達の大半は当時朝鮮人、韓国人にそういう感情を持っていた世代ではなかったか? 子供の頃、身近に朝鮮があった。家の近くには朝鮮人部落(当時はコリアンタウンとは言わなかった)があったし、朝鮮初級学校もあったからそう思う(十何年か前に出張で初めて韓国に行った時、懐かしい感じがした)。劇中にもあったが「あの歌手、朝鮮人やで」という会話は実際にあった。小学生の頃、差別について『道徳』の授業もあったし、学校もクラスの1/4は朝鮮人(故郷が南のヤツもいたのだろうが、子供の頃は韓国も北朝鮮も関係なかった)だった。ビビンバは友達の弁当で初めて知った。今でも付き合いのあるヤツはたくさんいる。そのせいか子供の頃から「パチキ」「タンベ」「シクサ」とかの朝鮮語は日本人の僕らも普通に使っていた。(失敗した時とか「アイゴー!」とか言ってた)しかし当時はハッキリとは言わなかったが、そんな状況に対して両親はイイ顔はしなかった。子供の間には関係なかったが、「親の表情」それが世間だったのかも知れない。 この映画に意見が色々あるようですが、少なくともテレビ局がバックについた昨今の日本映画より何倍も面白かった。ただし監督やプロデューサーの狙いは僕には関係なかった。そういう事で簡単に影響されるほど「単純」じゃないもんで(笑)
・「ズッシリと、手ごたえのある映画」
テレビ局主導の安直な日本映画が多い昨今、骨のある映画を作る井筒監督が届けてくれた重みのある作品。前作「パッチギ!」の設定を引継ぎながら、その後の在日一家の物語とその祖先の物語を描いています。1作目がすっきりとした青春物語ならば、この第2作はよりコントラバーシャルで、ズッシリとヘヴィーに、そしていろいろなことを考えさせてくれる映画です。この時代に、この作品に出会えてよかった、と私は思います。
・「意識を高めたい」
僕はこの映画を観て差別云々じゃなく平和について、人種のちがいは人間がつけたものですあるように思った。この映画は強く生きて行く大切さや戦争の無意味さを教えてくれる。
・「Coccoの主題歌も気持ちいい。」
ファンタジーなのだ。物語がどう着地するかは自由だし、着地しないでフィニッシュしても全然OK。空港建設に反対している村民がいて、新しい空港公団の団長・楠木(三浦友和)が息子・亮介(神木隆之介)を連れてやって来る。亮介が地元の悪ガキ・公平(ささの友間)たちと仲良くなっても、観てて気持ちよければ、それでいいのだ。
UFOに父親を連れ去られた少女ヒハル(大後寿々花)や、弟を失って頭がちょっとおかしくなった鳩飼いの青年・赤星(長塚圭史)、7年ぶりに村に帰って来た生物学者で公平の父・土田(小日向文世)など、突飛な設定があったとしても、配役にわくわくできて、その演技を楽しめれば、それでいいのだ。 2時間24分の長尺がまったく気にならない。もっと観ていたかったほど。観終わって、幸福感が胸にジワ〜ッと広がったのだ。
この映画の主役は、舞台となる架空の村「馬酔村(まよいむら)」でしょう。この村の自然といったら素晴らしいとしか言いようがない。俳優では、「リアリズムの宿」で主演の長塚圭史が気になった。今後が楽しみ。それから、鈴木砂羽が伸び伸びとやってて、うれしかった。行定勲監督は、「セカチュー」はつまんなかったし、「GO」のイメージしかなかったけど、このファンタジーは新しい代表作になるね。「ボードビル・ファンタジー」っていう映画の新しい路線を作ったのかもしれない。
村を去る亮介を公平が追いかける。車の後部座席で後ろを振り返る亮介と追走する公平。ここで「少年時代」が流れたらどうしようってヒヤヒヤした。大後寿々花めあてで観たんだけど、最近観た日本映画では出色の出来だった。
・「ラストについて」
UFOがいるなんて突拍子もないことだけど、いないってわかっているけど信じたい少女の気持ち。そして、友達がそれを全力で形にしてくれた。「馬鹿だなぁ…」って言うけど、それが嬉しい。
UFOのくだりはSFだとかっていう話ではなくて、友達を全力で信じてやるということ。それが、親の代のネズミの話から連なるメッセージだと思う。とても綺麗でよい映画だと思いました。
ただ、先生のエピソードだけは、あまりいらない気がします。
・「幻想的な物語」
行定ワールド全開な映画です。
とっても幻想的な映像で映像を見ているだけでうっとりしてしまいました。
これは、少年・少女の心にならないと内容が分からない映画。大人の方!!少年少女になって見て下さい。
でないと、この物語のよさは分かりません☆
・「スワロウテイル的世界と寓話」
本作はファンタジーではない。現代の寓話と言ったほうがいいだろう。冒頭、飛行機から降りてくるのは何と柏原崇である!行定監督と柏原崇が北海道ロケで出会うなんて。行定がまだ助監督のとき、小樽で柏原と組んだのが、言わずもがなの大傑作「Love Letter」であった。あれから14年。変わらない柏原崇を観て涙が出た。CA役の高橋真唯もここいらで「シムソンズ」を撮っていたし。ここから物語は寓話の世界に入るのだが、神木隆之介は声変わりして大人になったなあ。カッコいい男優はたくさんいるので、これからが勝負だろう。対する大後寿々花は「セクシーボイス&ロボ」で弾みが付いて上げ潮の女優である。志田未来とは同じ1993年生まれ・神奈川出身という共通点もあり、二人の今後は末恐ろしい(笑)。行定監督は岩井ワールドを自分流にアレンジしており、それはそれで良いが、中身はちょっと支離滅裂かな、と思う。でも4つ星なのは北海道の空気感と寓話としての「怪しさ」がよく出ていたからである。観る人を選ぶ作品だが「スワロウテイル」が好きな人はぜひ。
・「やさしい気持ちにしてくれる」
ノスタルジックな思いと、子供時代の出来事。それは、日本映画の一つのパターンともいうべきモチーフ。ちょっと演歌っぽくって心に残る音楽と、出演者の個性で見せる映像。そんなパターンを使った映画だったけどごめんなさい。わたしには、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。このパターンの真骨頂は、最後の奇蹟にあると思います。みんながえっーーーと思うと同時に、納得させられてしまうような奇跡。そして、大団円に向かう。または、ちょっと不思議なエピソードと余韻を残して終わる。途中わーわーわーっと広がって、どこまで広げてこのままうまく終わるのだろうか〜と不安になるような雰囲気でも、わさわさっと つながって終わってしまう(三谷作品風)のようなパターンもあるかも知れません。そんなまとめ方にちょっと不満を覚えました。が、みなさんはどうでしたでしょうか。最後に奇跡を起こすのは、みんなの団結とやさしい心。というのは共感を覚えました。みなさんは、やさしい気持ちになれましたか。
●DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set
・「原作を超えた見事なエンディング」
2006年は邦画が豊作で、興行収入は21年ぶりに洋画を上回ったそうだ。年が明けてからそれら話題作が続々とDVDで発売されだしたので、片っ端から買って観ている。
正直、前評判のわりにハズレが多い。が、そのなかで本作は数少ない「あたり」である。
原作の長大なストーリーをどうやって2枚のDVDで完結させるのか、ことに、前編は原作をはしょらずほぼ忠実に再現しただけに、後編に残された膨大なストーリーを扱いきれるのか、そこがひとつのおおきな関心であった。
しかし見事に、まったく見事に完結させた。
原作ではLはライトに敗北する。が、もし本当にLという天才がいたとしたら、ホンモノのLはきっと原作のLではなく、映画のLである。そう思わせるほど見事な結末であった。
映像もCGに手間隙かかっており、浮世離れしていていい。演技もとくに、松山ケンイチがLになりきっていて、いい。この役をやるために役者になったのではないか、と思うほどはまっている。かっこいいことこのうえない。
ストーリー、映像、描写、3拍子揃ったエンターテイメントの王道をいく作品である。未見の方には、ぜひお勧めしたい。
・「凄いインパクト」
正直なことを言えば、後編を見たのは友人の付き合いで、本意では無かった。金使うの嫌だな、程度の考えだったのだが、脆くも崩されましたね。衝撃に継ぐ衝撃。圧巻に重なる圧巻。まさに衝撃のオンパレード。月役、L役共にあの2人以外には無理だったなというのが理解出来ました。DVD版は前後編入ってこれなら凄く安いので、是非購入することをオススメします。
・「前後編で見て初めてわかる良さがある」
相次いで公開された大ヒットシリーズ。出来で言うと、前編<後編なのだが、はじめから前後編を前提に製作されたので、評価は2つを通しで見てからにして欲しい(だいぶ長丁場にはなるが、、、)。特に後編は、L、キラ、海砂の3人の駆け引きが面白く、終わりまで飽きさせない。若手俳優を多く起用していることもあって、国内外の一般映画と比較したときに、違和感や物足りなさを指摘する向きもあろうが、これは一般映画とは別のエンターテインメントとして捉えた方がいい。コミック原作物の荒唐無稽さやジュブナイル作品としての新鮮さがある。オチが原作と違っているうえ、原作を知っていることを前提としているように思われる面があるので、原作を読んでからの方が楽しめるはず。
・「悪を裁くのは正義か」
このデスノート、一部の方には「そんな、簡単に人を殺していく話なんて」とえらく評判が悪いとお聞きします。
ですがこの作品が伝えたいのは「犯罪者を裁くのは正義だ」ということではありません。悪人であろうと人の命を奪うことはどういうことなのか、それは正義という言葉で済ませて良いものか、といった深い疑問を投げかけています。そういったことを踏まえて見ていただければと思います。
映画は原作よりも見てわかりやすい構成になっています。あの頭脳戦やセリフだらけの内容を、雰囲気を壊さずよくもここまで完成度を高めてくれたと感動しきりです。さらに、何度も見ると気づく細かなこだわりなどもポイントが高いです。製作側の、デスノートという作品に対する思い入れがよく伝わってきます。
ぜひ前編後編を通して、デスノートの世界を堪能して下さい。
・「ある意味で原作を超えた作品」
ある意味で原作を超えた作品だと思います。原作であった後半のグダグダ感がありません。ただ一つだけ不満があるとすればエキストラの演技が作品唯一の欠点です。
・「ネタばれし過ぎない範囲で雰囲気をよく伝える内容」
まずケースが、CDのような仕様になっていて、このタイプのものを見るのは初めてでしたので珍しかったです。デザインはとても気に入りました。
そして始まりもDEATH NOTEらしい雰囲気。一瞬テレビが壊れたのかと思いましたが(笑)。ただメニュー画面がすべて英語で構成されており、そんなに難しくない単語ではあるのですが、何から見ようか選択する時にちょっと戸惑いました。
内容は、映画メイキング、キャストインタビュー、タイでの撮影風景、その他といった構成になっています。真剣にどう演じるかを悩むキャストたち、笑顔で苦労話を語るスタッフさんと、「ああこの映画を本当に楽しんで作られているんだなぁ」という気持ちが伝わってきて面白かったです。松山ケンイチさんが「Lを演じきりました。もうこれ以上は無理です」とおっしゃる気持ちがよくわかりました。
隠し映像などもあり、何度も見て楽しめる内容になっていますので、内容的にも価格的にも満足ということで、星5つにさせていただきました。
・「この安さでこの映画の裏がわかるし◎」
私はLを見に行ってから見ました。セットを作る所から、爆発、個々のからくり式コメント、私は意外にも本編予告が凄いきにいりました☆Lファン以外も見てみてほしいです☆からくり映像の出し方がわからず全部見れてません!ΩÅΩ;デスノートは原作を見ていないので、二倍たのしめそうで嬉しいです☆
・「これで十分楽しみましょう!」
この手の作品は本編の公開前に見て本編への期待を高めつつ見るか、本編の後に見て、ああ、あそこはこんな風に撮っていたのか。などとキャスト、スタッフの苦労を偲びつつ見るのが正しい鑑賞法でしょう。この作品の場合、前者、本編鑑賞前に見て本編は見ない方が楽しめるでしょう。本編は松山君の好演に関わらずLのキャラクターを放棄するような衝撃作で内容自体もツッコミ処満載の駄作だからです。是非、これを楽しむだけで本編は見ない方がLファンにとって幸せだと思います。
・「とあるLの解決した事件」
言わずと知れたデスノートの外伝今風に言えばスピンオフ作品描かれていないので描きたい放題のLの過去人気が出ればこれからも続編は増殖いち早くでた小説の方は原作FANから見ればLである必要の無い事件ぶっちゃけ駄作でしたがアニメや実写映画しか見ない人のレベルじゃあ高評価も期待できるこれに限らず原作を越える他メディア化は無いのだから見るなら原作読む前ですね
・「絶妙かつ爆笑」
とにかくキャスティングが絶妙かつ爆笑。一番はナンチャンのFBI、出て来た瞬間に大爆笑です。他、鶴見さん工藤さんなど絶妙かつ微妙でB級感満点です。
・「意外と好き」
何でだかこの作品が異常に好きです最初はちょっと・・・て思ってたんですがあの映像も綺麗だし塚本晋也さんのあの不気味な演技が大好きです新感覚のエンターテイメントとしては楽しめるかと思います
・「これは素晴らしい」
結構グロイのでそういうのが苦手なひとにはおすすめしません。これはいい!これはいいぞ!!僕はこの作品すごく好き。なんか知らないけど、すごく好きになる作品がたまにある。これだ。
眠りながら自らを切りつけ自殺するという連続猟奇事件が起こる。警察は他人の夢の中に入れるという‘悪夢探偵’に捜査を依頼する。いやいや、他人の夢に入っていく松田龍平がとてもいい!塚本監督自身による怪演、これ必見!ただ、安藤政信とhitomiのアクトはいただけない。特にhitomiはもうこし演技を勉強していただきたい。続編もできるんだし。
・「こういうのは好きです」
塚本晋也といえば「鉄男」。最高にして最強の映画を製作した記憶が未だに埋め込まれていて、とうてい悪いことは書けません。本作は少しわかりにくいところがあって、映像の激しさでスイスイ進んでいってしまいます。ひとつひとつのシーンはものすごいインパクトで、特に回想シーンなどは塚本晋也のお得意シーンです。ところがいかんせん重要な役割のhitomiがトホホの演技でぶち壊し。完全にキャスティングミスです。本作は効果音を際立たせるために音声が抑えられているので、見ている途中で何度もボリュームを上げ下げしなければいけませんでした。音が小さいというクレームがあるようですが、不良品ではありません。
・「目つぶっちゃいそう」
人の夢の中に入れる能力を持つ人が、同じく夢の中で殺人を行う犯罪者を追う物語です。
追いかけられるシーンがすごく怖いです。もしあんな夢を見たらやだなー
hitomiの演技がちょっとねっても感じましたけど彼女はキレイですね〜なんでOKかな?(個人的に)
後半、?って思うシーンがありますけど作品全体的には面白いと思いますね。
あと、一様グロイ場面が多いので苦手な人はやめたほうがかもですね。
・「ふ〜ん」
歌手hitomiのファンとして、酷評されてる割には結構面白かったかなぁと。
確かに演技の面では浮き沈みがあってトホホ…な感じもしましたが、表情や動きは割と馴染んでたと思う。現実離れしたストーリーなので好みは別れるだろうけど、自分は好きです◎
やっぱりhitomiは美人!どのシーンも美しいですな。
・「退屈、吹き飛ばしてくれます!」
まず感想から。面白いです!!!それはもう!!!でもそれは、きっと原作を読んで無いからでしょう。原作ファンの方は物足りなかったり、納得いかないみたいです。私は原作を知らないので、映画として楽しめました!!もともと、松田翔太目当てで観たわけですし。松田翔太、格好良いです!!でも見終わったあとは、この映画のファンになってました!!!ラストなんかめっちゃ爽快!!ホントに、遊び心いっぱい!大満足ですよ!!
・「映画からのレビューです!」
原作が結構お気に入りだったので、映画化されたらどうかな〜と思いながら見に行きました。 (今までそのパターンで裏切られたことも多い)
しかし本作は良かった! 原作のイメージで言うと、キャストで「えっ?」って人も、映画の雰囲気にははまってます。 それぞれが非常にユニークなキャラ設定になっていますが、映画全体を引き締めているのは恐らく佐藤浩一です! 随所で魅せてくれます!
映画では原作を基にして、もう一つのアナザーストーリーが走ります。 ゆえに原作を読んでいる人でも、 「これはこれでアリだな」 って思えるんじゃないでしょうか? そのままだったらつまんないですもんね。
後は小ネタの応酬! 「気づいた人は笑って」的なものがぎっしりです。 「田中商店」「品質保証」あたりはみんなお気に入りなのでは?
これはドラマ化するかもしれませんねー。 とりあえず、満足の一本です!
・「俳優人たちの個性的で」
原作を読んでいないので私も面白かったです。コメディーなので佐藤浩一さん、大沢たかおサンがとっても新鮮に見えました。どなたが主役という感じもなく、それぞれのキャラクターが活きていてかっこよくてこんなギャングなら、許せそうです。仲間になりたいぐらいポップでキュートなギャングたちです。ストーリーの展開も早くて見入ってしまいます。
これを見て一段と大沢さんのファンになりました。これからまだまだ、いろんな顔を見せてくれる大沢さんと出演人たちの作品が楽しみです。
・「佐藤浩市さんのほど良い存在感がグッド!!」
佐藤浩市さんが出演なさった映画やドラマは、良くも悪くも『佐藤浩市一色』になってしまう。個性が強いし、演技が上手で、とにかく並々ならぬオーラを感じる方なのでいたしかたないのだが。それにしても、いつも『印象が同じ』。ところが、この映画は、違った!適度に軽み有り。この映画は、『新・佐藤浩市』と言っても過言ではない。周りの共演者たちともうまく調和した雰囲気。今までは、どんなに豪華な共演者を周りに並べても、どうしても一枚上手の毒さ加減だったのに。
『俺は大人げないことを信条に生きてるんだ!』と、一回り以上年下であろう松田翔太に毒づくシーンなんて、すごく愛らしい。愛すべきギャングを好演している。
大倉孝二は圧巻。あれ?こんな役??って違和感感じながら最初観ていた。ラスト、私の違和感が正しかったことが証明される展開となる。
松田翔太君かわいい。肩の力が抜けた感じが良い。
大沢たかおさんと、鈴木京香さんのラブシーンもとっても素敵。
・「絶対にお勧めです」
配役も、出演されている俳優さんたちにハマっていて観ていてすごく楽しいです。予測不可能な出来事が次々に起こり、観ていて飽きず、むしろ、このストーリーの中に引き込まれそうになるくらい魅力ある作品です。
・「観る毎に心揺さぶられる快作。」
東京から仙台の大学に進学した学生が、下宿先の隣人から、遠い異国から来た外国人のために「広辞苑」を書店から盗み取ってくると言う、些細なしかし突拍子もない企みに誘われる事から始まる今作は、伊坂幸太郎の原作に忠実でありながら、小説世界でこそ実現可能と思えたミス・ディレクションなトリックを見事に映画的技巧を以って描き、しかも全編映画ならではのエモーショナルさを発散させる快作だ。ここで描かれているのは、青春期における友情であったり、悪い事から目を背けない勇気、意思表示(行動)の重要性であったり、コミュニーケーションを取り合う事の難しさともどかしさであったり、そしてもちろん恋であったりする。ミステリーの要素が魅力的なため、触れられないのが口惜しいのだけれど、劇中、前半と後半の二度に渡り反復される“回想”シーンの何と哀切に満ちた事か。あたり前の事だけど、人間はひとりでは生きていけない。繰り返し繰り返し流れる、ボブ・ディランの「風に吹かれて」が見事に作品世界にマッチしているし、アジアの小国から来た若者の視線を通じて、我々日本人が忘れつつある他者への信頼と熱いハートを思い出させてくれる。主役2人のナチュラルな存在感(なんか言い回しがヘンだけど)が素晴らしい。私はまず小説を読んで好感を持ち、劇場で観てその演出ぶりに感動し、更にDVDにて再見し、そして最も心揺さぶられた。いい年をしてなんだけど、ボクはこの映画が大好きだ。
・「原作の洒落たセンスがよく生きている」
伊坂幸太郎の原作のミステリアスな話の面白さ、小粋なセンスがよく生きていて楽しめた映画。 初めのうちは訳分かんなかったストーリーが、後半、するすると事の真相が明らかにされて、序盤の映像につながるところ。原作もそうだったけれど、話のつながり方、編集の仕方が実に巧みであるなあと、そこに一番の妙味を感じました。
全編を貫いて流れていたのが、ボブ・ディランの「風に吹かれて」の曲。雰囲気のあるその曲の生かし方も上手かったですね。なかでも、越してきたアパートの部屋の前で椎名がこの歌を口ずさむシーンと、コインロッカーの中で曲が鳴っているシーン。そこがナイスだなあ、素敵だなあと、印象に残りました。
キャストでは、椎名の隣の103号室の住人を演じた瑛太と、ペットショップの店員・琴美を演じた関めぐみのふたりが魅力的だったな。ハマり役であるなあと思いましたよ。
すごく感動するといった類の映画ではなかったけれど、110分、全く飽きずに、いいテンポで観ることができました。原作を面白く読んだ方なら、この映画はきっと楽しめると思う。
・「心にくる映画です…」
この映画の予告編を見ていて欲しくなって購入した者の一人です。原作は読んでません。ですからストーリーの展開に驚きを隠せないでいます。激しい映像やCGがあるわけでもないのにする思わず笑い、映画にひきこまれ結末に心がせつなくなるはずです。脚本もホントに最高なんですが濱田岳くんや瑛太くんといった素晴らしい俳優さんたちが映画の魅力をよりいっそう深めています。一緒についてくるメイキング映像のDVDを見てより一層この映画を好きになるはずです。2007年で一番の作品だと思います。ぜひお金に余裕がある人は…ではなくお金に余裕がなくても手元に置いておいてください。
・「気紛れで見たけど最高の映画でした!」
原作も宣伝もまったく知らずに見た映画でしたが、椎名が新幹線の中で「風に吹かれて」を口ずさむシーンから傑作の予感!ラストまで釘づけになりました。素朴で周囲に振り回されてしまう椎名と瑛太さんの怪し気でせつなく味のある演技も素晴らしく、後半登場する松田龍平さんの存在感にも…ラストまでやられっぱなしの作品でした。DVDを何度見ても好きなシーンだらけです。久々に素敵な作品に出会えて嬉しかったです。
・「完璧な映像化、見事です」
これはもう完璧な映像化でしょう。あの原作がもつ大小様々な伏線がどんどん繋がっていく緻密さ、二つの時間軸を実に自然にまとめあげていく展開、そして何よりもその果てに待っている何ともはかない結末・・・どうみても映像化は”不可能、こける”という観る前からのあきらめをものの見事にくつがえします。原作を読んでいる人にとってはこのオープニングは脱帽でしょう。素晴らしい原作を丁寧に気持ちをこめて映画にしていただいた監督、キャスト、スタッフに敬意を表したいと思います。
・「異世界へようこそ!」
例えれば「スワロウテイル」。スワロウテイルの世界が日本のパラレルワールド的世界観を感じさせたように、さくらんの世界は江戸吉原であるようでいて江戸吉原で有り得ない世界。言うなれば「鏡の中の吉原」であり、異世界好みの自分にはサイコーの作品でした。役者・美術・音楽の全てがひとつの世界をバランスよく構築していて、心地よく入り込む事が出来ました。蜷川幸雄の芝居の舞台をスクリーンに移したような感覚。インパクトが強いので好き嫌いは分かれるようですが、感性が合う方なら事ウケアイです。^^
・「女性の才能パワーが結集の惹句はウソじゃない」
まず、衣装とかセットの美術、フラワーアレンジメントも含め強烈なインパクトのある映像。中島哲也監督の「嫌われ松子の一生」の映像もすごかったけど、この蜷川実花の映像も天才のひらめき。色と光の入念な処理も尋常ではない。写真家だからこそか映画の24コマを一枚一枚のスチル写真として仕上げたかのような作り。
音楽を担当した椎名林檎の多様なアレンジメントが、遊び心を加えるが、ジャズ、タンゴ、ある種のクラシックも入る多彩な音がミスマッチの良さと、彼女本来の楽曲では、さすが歌舞伎町を歌い上げていただけあって本作の吉原ワールドにピッタリ。土屋アンナは、相変わらず滑舌が悪くセリフが聞き取りづらい部分はあるものの、ぶっ飛びスーパー遊女ぶりがピッタリはまる。それより、登場場面はそれほど長くないが菅野美穂ーには正直驚いた。色っぽいし、芯の強さ意地悪さのなかに優しさを垣間見せる難しい役どころを存在感タップリに演じている。カワイイだけの女優を脱したね。木村佳乃については特に感想はないけど、きつい感じの黄緑色が似合っていた。郭のしたたかな女将を演じる夏木マリも相変わらずの大迫力!!
男優はあまり登場しないけど、成宮寛貴は惣様っぽかった。(笑) あの笑うシーンは絶妙でした。安藤政信は役に恵まれた部分も大きいと思いますが、クールでカッコよかった。あと、永瀬正敏、小泉今日子の元夫婦(残念ながら共演シーンはない)など、豪華脇役陣も話題のひとつですが、忌野清志郎、大森南朋、ゴリなどもカメオ出演していたようなのですが、気がつきませんでした。DVDでこのあたりを確かめてみよう!!
・「日本発の江戸吉原モノはアヴァンギャルドな映像だった」
この一見チープとも取れる破天荒なアヴァンギャルドな映像は、椎名の音楽とともに実は抽象化された吉原の歓楽を見事に描き出していた。当時の吉原のテンションを現代の人間に伝えるにはやりすぎくらいがちょうどいい。非常に効果的に映った。吉原には粋はあっても格調なんかありはしない。江戸っ子の自分が言うんだから間違いない。今までの江戸を描いた作品には、どこかしらニセモノ臭い野暮ったさが漂っていたものだった。それをこのスキャンダラスなキャスティングは見事に演じきってくれた。公開時の世相を考えれば、離婚したカップルやら、突然ヌード写真集を出した清純派女優、元教師との売春の嫌疑をかけられた若手俳優、と実にアブないキャスティングだ。実はそういったかなり辛いスパイスが隠されているところが、監督も「世界の蜷川」の愛娘といったところか。誰一人自分が好きなキャストが出ていなかったが、全員に賛辞を送りたいと思った初めての映画だった。
ただ、このかもし出す雰囲気、わからない人にはわからないだろうことが危惧される。ストーリーは原作をうわべでなぞっただけで実に陳腐だし、映像もひとたび間違えればかなりの駄作に映るだろう。しかし、実はこの作品はかなりのものだと思う。数十年後にものすごい評価を得そうな気がする作品である。
惜しむべくは特典盤に含まれる「カットシーン」。なぜカットされたのかがわからないほどグレードが高い。ならばいっそ、チャプターで分けるなどして、本編に溶け込ませて「ディレクターズカット」版にして欲しかった。特典DVDはどこまでもおまけなのだから。
・「色彩と音楽のための映画」
安野モヨコの原作は単行本が一巻しか出ていないためラストがどうなるかと思いながら観ましたが、これはこれで納得のラストでした。ストーリーがどうこうと言う映画ではなく細部にまでほどこされた色彩の優雅さと林檎の音楽を楽しむための映画ではないでしょうか?林檎の歌で町を歩くシーンは実際、震えがきました。
・「強くなければ生き抜けない。」
私は、主人公が言った台詞の中で、生きていくのはどこでも同じ、といった趣旨の台詞が一番印象に残りました。そして、この主人公に生き方を教えた粧ひがとても大好きです。ここまでは原作にも共通しますが。そして、映画編について。菅野美穂さんがとてもきれいでした。大奥のときは桃色が主だった気がしますが、紫・銀のテーマカラーも難なくこなしておられます。原作の粧ひより冷たさが際立つかなとも思いましたが、主人公に手練手管を教える辺りではもう原作の粧ひのイメージそのものでした!綺麗といえば、バックに出てくるお花がとても美しかったです。私が一番好きなのは牡丹です。ビイドロの中でしか生きられないといわれた花魁が現世でどう生きるのか観ている者に想像の余地を残す作り方も好きです。
・「息つく暇もない作品でした。」
テレビ版の殺人の捜査と違い今回はダイハードのような占拠された建物、中には家族が・・・助けに行く主人公、そして特殊部隊(SAT)の突入。これだけでは他のアクションものと変わりませんが、この作品の魅力は複雑に入り組んだ真相だと思いますね。武器もリアルなので(犯人のほうは首を少し傾げますが・・・)武器マニアの方も納得するのでは?
・「アンフェア…」
まさか真犯人があの人だとは…。予想はしてはいましたが結構ショックでした。犯人は日本の警察を立て直すため?に犠牲は必要だという理由から犯罪に走っていってしまいます。たしかに犯人のやろうとしていることは良いことなのかもしれません。しかし、何の理由があろうと犯罪は犯罪です。国を立て直すためには犯罪に走らないといけない。本当に世の中はアンフェアなことだらけです。
・「「アンフェア the movie」の元ネタは」
もうすでに同じようなことを指摘されている方がいらっしゃるかもしれませんが、「アンフェア the movie」がなぜこのような話の展開になり、黒幕〔真犯人〕がなぜこの俳優さんになるかと言えば、関西テレビと同じ系列のテレビ局の某有名ドラマの1エピソードが下敷きとしてあるからです。ヒントは....。これがヒントです。ポスレンのレビューに同じことを書いたのは、私です。 母物刑事ドラマという新しいジャンルを開拓した、画期的映画です。
・「確かにまだ続きは作れそうですが」
これ以上話を続けるとなると、本当に警察という組織を雪平がどうにかしないといけないような…警察上層部が敵なわけなので。続きは作ってほしい気もするんですが、映画のラストシーンの犯人である彼と敵対するシーンは見たくないなー個人的には(笑)映画としては、突っ込みどころは色々ある(例えばこっそり潜入してるはずの雪平のハイヒール?の靴音が常に響いてるとか)ようにも思いましたが、ベテランな俳優さんが多いし、私はかなり楽しめました。ただアンフェアの最高傑作、と言われると???ですけど…やっぱり連続ドラマが1番かな。ただ今回は娘の美央の為に戦う、今までで1番母親らしい雪平が見れます。相変わらず美央ちゃんは可愛いですね。アンフェアにおける癒しだと思います(笑)
・「楽しめます」
大々的な宣伝を裏切らない素晴らしい作品でしたが、やっぱりドラマの方が面白い。 従来の刑事ものにないスリリングな展開こそが、アンフェアの魅力なので、この映画はアクションなどがちょっとやり過ぎな感じがしました。最後は、すっきりしない終わり方でしたが、あれはあれで良かったのではないでしょうか。それでも、篠原さんや江口さんの演技は素晴らしかったので、観る価値は十分にありますよ。
・「特典映像はBOXのみ収録です!!」
ドラマに限った話ではありませんが芸術作品には、口当たりが良いものと、噛めば噛む程味が出るものとがあります。ものの好みは十人十色、全ての人に受け入れられるものなどこの世には存在しませんが、この「すいか」は先程の分類では後者にあたる、いわば「玄人受け」するドラマではないかと思います。一度見ただけでは「えっ、何これ」とちょっと戸惑う方が多いかと思います。事実オンエア中は視聴率が取れず業界的には「失敗作」ととられてしまったとも言われています。ところがそうは問屋が卸しません。「なんだ、こりゃ」と言っていた人達は幸いです。どうにも気になって仕方がないのです。時間が経てば経つ程教授のあの一言、基子さんのささやかな生き様、絆さんの苦悩、等々が頭の中を駆け巡り、確認しなくては気が済まなくなってしまいます。それで繰返し見ているうちにすいかの本当の世界が少しづつ解ってきます。第一話の教授のセリフ「居て良し」は全ストーリーを通して一番の名セリフと思います。ぜひあなたのその目、その耳で感じ取ってください。心あるドラマだと自信を持っておすすめします。
・「すいかフォーエバー!」
TV放映時、そしてDVDBOX・・・こんなに何度も見返したドラマは、俺史上初めてです。ウケる。なごむ。元気が出る。ハッとさせられ、うーむと考えさせられる。涙腺をぷるぷるとゆるめられ、そしてまたウケる。なんのメリハリもない人生を送ってきた33歳独身・信用金庫勤めのOL基子(小林聡美)のひと夏を通じて、平凡に見える日常の奥深さ、人生の面白さに迫っていくのがこのドラマです。その視点は、したたかで、ユーモラスで、痛快。観る者の目線を、ありふれた日常のかけがえのない瞬間へと向けさせ、一方で物や数字・他者との比較に牛耳られた現代の価値観に対してきっぱりとNOを突きつけます。
全エピソードが面白いんだけど、特に好きなのは最終話。信用金庫から3億円を横領し逃走を続ける、基子の同僚であり親友の馬場万里子(小泉今日子)が基子と再会するシーン。ふたりが交わすひとつひとつの台詞が奇跡のように機能して、生きることの原点に迫っていく、この一連のシークェンスはすごい。俺を何度も泣かせます。
昨日も明日も同じに見える毎日。平凡な俺たちの平凡な生活。このドラマが描いてるのは、その「平凡な人生をただ生きていく」ことの偉大さなんだと思います。とにかく面白いです。ぜひ一度見てみて下さい。
・「夏になると・・」
放送されてたときは、キャスティング的にすっごく見たいドラマであったにも関わらず、土曜日だったこともあってほとんど見れずに終わってしまったので、DVDが出てホントに良かったです!
去年の夏もいっぱい見て、今年の夏もいっぱい見ました。泣けるんだけど、決して悲しい涙ではなく、切ない涙であったり、温かい涙であったり、とにかく胸がいっぱいになる作品です。ほのぼのとした中にも、白石加代子やもたいまさこといった超個性派の方々の演技が笑えます。ほんとうに存在するんじゃないかと錯覚してしまいそうな『ハピネス三茶』や『泥舟』はすごくステキな空間で、あの世界に入りたいな~と思いました。
秋になって来年の夏まで封印しますが、2006年の夏にまたいっぱい見ることでしょう。
・「じんわり染みるドラマです。」
今時珍しい賄い付きの下宿「ハピネス三茶」を舞台に、そこに下宿する人々の人間模様を描いたドラマ。
主人公の小林聡美は30代半ばで、親と同居する信金勤めの独身OLだったが、同僚の小泉今日子の3億円横領事件をきっかけに自分の生き方にふと疑問を持ち、手始めにたまたま目にした「下宿人
募集」のチラシを頼りに「ハピネス三茶」に住み始める。
下宿人、オーナーはみな一癖ある女性ばかり、関わる人々も一風変わった人が多いが、共通点は何かしら「欠落感」を抱えて生きているということ。自分の意思で選ぶ人生、亡くなった姉恋人、生き別れた母、平凡な日常・・・。しかし、全く物語に暗さは
なく、全体的にコメディータッチではあるけれど、「笑わせよう」という笑いではなく、そこはかとなく「可笑しい」。そして、相手へのさりげない気遣いにあふれた登場人物のやり取りは、一話終わるごとに温かいもので心を満たしてくれる。
小林聡美、ともさかりえのさりげない演技、タフな小泉今日子、
「教授」にぴったりの浅丘ルリ子、そして、登場するだけで可笑しい白石加代子(小林聡美の母)と、もたいまさこ(近所のバーのオーナー)をぜひ見てください。ともさかりえ、市川実日子のファッションもとても可愛いです。
・「よし、料理をしよう!」
食べ終わり台所に重ねられたハピネス三茶の下宿人たちの食器に残された梅干しの種を見て、「ふつうに暮らす」ことの尊さに気づく。ドラマの中で馬場ちゃん(キョンキョン)が気づくのと同時に自分も気づきます。何度見ても気づくことができます。
教授(浅丘ルリコ)の教えはいつも深く胸に染み込みます。
ゆかちゃん(市川実日子)の元気レシピがやる気にさせてくれます。絆さん(ともさかりえ)と早川基子(小林聡美)の不器用な友情の芽生えが素直な気持ちにさせてくれます。
ドラマのDVDを自分が買うなんて思わなかったけど、買って良かった。
・「たくさんの人に見ていただけますように」
ロボとニコをはじめ役者の皆さん、丁寧な作り、どこかノスタルジックな雰囲気、脚本、音楽、主題歌・・・どれもすばらしかった。松山さんと寿々花ちゃんは最強コンビです。不自然な取り合わせのはずがあまりにも自然。相乗効果でミラクル量産! あんなピュアで堂々としたおもしろいオタク初めてだし、寿々花ちゃんの内面を映し出しているようなかわいらしさ、語りのうまさ・・・ 浅丘ルリ子さんに負けてない、すごい二人です。エンタメとして楽しませつつ、毎回、恋愛とは、自分の存在価値とは、家族とは、幸せとはといったテーマがさりげなくもくっきりと描かれており、芯を感じさせるドラマ。ニコの成長物語としても鮮やかな、奥行きの深い作品です。最終話のメッセージはずしんと響きました。ロボみたいな人が本当にかっこいい人なんだなと思えたし、ロボのすごさに気づいたニコもすてきだ。二人の姿・表情が残像のように焼きついています。
浅丘さんがニコへ諭すように言う言葉・・・「この世界にあなたは関わっているの。どうしようもなく関わっているのよ」「気のすすまない仕事でも、押しつけ