「これでピアニストじゃないなんて・・・」「何といえばよろしいのでしょうか?」「いい意味でのサプライズ」「やはり衝撃的でした。」「プレーヤーが楽しんでいる演奏が最高なんだ!」
ブレイン (詳細)
上原ひろみ(アーティスト), トニー・グレイ(演奏), アンソニー・ジャクソン(演奏), マーティン・ヴァリホラ(演奏)
「圧倒されました。」「ジャズ、ロック、テクノ・・・溢れるイマジネーションからなるハイブリッド作品」「音楽への情熱がハンパじゃない。」「水の流れが見えてくる」「才能満開」
スパイラル(初回限定盤)(DVD付) (詳細)
上原ひろみ(アーティスト), トニー・グレイ(演奏), マーティン・ヴァリホラ(演奏)
「ジャケ、もうちょっと何とかならんかったんか?^^;」「圧倒されました。」「彼女の最高傑作」「進化する上原ひろみの世界」「ベンハムのコマ」
スパイラル(通常盤) (詳細)
上原ひろみ(アーティスト), トニー・グレイ(演奏), マーティン・ヴァリホラ(演奏)
「ジャケ、もうちょっと何とかならんかったんか?^^;」「圧倒されました。」「彼女の最高傑作」「進化する上原ひろみの世界」「ベンハムのコマ」
スパイラル・ツアー・エディション (詳細)
上原ひろみ(アーティスト), トニー・グレイ(演奏), マーティン・ヴァリホラ(演奏)
「進化する上原ひろみの世界」
はじめてのやのあきこ (詳細)
矢野顕子(アーティスト), 槇原敬之(アーティスト), 小田和正(アーティスト), YUKI(アーティスト), 井上陽水(アーティスト), 忌野清志郎(アーティスト), 上原ひろみ(アーティスト), 糸井重里(その他), MIYA(その他), 岸田繁(その他)
「至極のコラボレーションの集大成!」「天才への果敢なる挑戦者達との逸品。」「チンピラから妊婦さんまで」「鳥肌が立つピアノバトル」「天才少女の今」
タイム・コントロール (詳細)
上原ひろみ~Hiromi’s Sonicbloom(アーティスト)
「音に酔う」「一番気に入ったアルバム」「山笑う」「気持良い!」「音に酔う」
デフィニション・オブ・ア・サークル (詳細)
オーティス・テイラー(アーティスト)
映画「オリヲン座からの招待状」オリジナル・サウンド・トラック (詳細)
サントラ(アーティスト), 上原ひろみ(演奏)
「上原ひろみファンとしての感想。」「なんだコレ???」
デュエット(初回限定盤)(DVD付) (詳細)
チック・コリア&上原ひろみ(アーティスト)
「深い経験を持った巨匠と、若い天性との、見事なコラボレーション DVD付きを買うべし」「とにかく素晴らしいライブアルバムです。」「迷わず、買いましょう。」「こんなに興奮させられたジャズ・ピアノ・デュオ・ライヴは久しぶり」「手抜き無しの名競演」
チェイシング・シャドウズ (詳細)
トニー・グレイ(アーティスト)
「心地よく、味わい深く。」
ビヨンド・スタンダード(初回限定盤)(DVD付) (詳細)
上原ひろみ~HIROMI’S SONICBLOOM(アーティスト)
「1st、2ndアルバムより「突撃弾きまくり度数」を下げてアレンジ重視でも」「向こう側が見えましたw」「やはりギターがいい!」「ヒューズ万歳!!」「買いか買いでないかだったら買いです。」
ビヨンド・スタンダード・ツアー・エディション(DVD付) (詳細)
上原ひろみ~HIROMI’S SONICBLOOM(アーティスト)
「このアルバムが」「LIVE映像はウレシイけれど。。。」
上原ひろみ サマーレインの彼方 (詳細)
神舘 和典(著)
「彼女の魅力にノックアウト」「感動」「「上原ひろみ」を十分生かした伝記」「とにかくファンであれば読んで損がない一冊。」「本を読みながら、まるで彼女の世界ツアーに同行しているよう!」
・「これでピアニストじゃないなんて・・・」
彼女はバークリーで作曲などを専攻していたようです。でもこのピアノは凄いです。
取っ掛かりとしていいのは3曲目の"Summer Rain"。現在のスムーズジャズにもちょっと目配りしたような作りですが、彼女のピアノとサックスの掛け合いが面白い。夏の夕立とその後のちょっとした清涼感。そのバランスを表しているような曲ですね。
5曲目は趣向が変わってます。デジタルっぽさを入れて・・・。
最後のトムとジェリー。これは傑作。ピアノ一本で演ってますが、ラグタイム的なノリもあり、ジャズの雰囲気もたっぷり醸し出したりしており、面白いです。
これからコンサートなどもやってくれるんでしょうか。是非チェックです。
・「何といえばよろしいのでしょうか?」
少なくともジャズなのだろうけど、細かい分類に関してはハッキリ言って「不可能」なアルバム。というか、余りにも前衛的すぎて定義不能といったほうが正しく、このアルバムそのものが一つの新しいジャンルを生み出したとも言っていいぐらいだ。すくなくともロックとクラシックの影響を見事に消化しているのは間違いない。
特に聴くべき曲は7曲目の"Dancando No Paraiso"。これは凄いですよ!ゆったりと始まったかと思えば、いきなり洪水のようにピアノの音色が襲い掛かって来るのだ。しかも暴走するだけではなく緩急のつけ方も凄い。初めて聴けば面食らうことは間違いない、というかこのアルバムの曲の殆んどがそうなんだが。
上原ひろみのスタイルの特徴は手数の多さと低音を好んで使うところにあるけど、それだけではない。ベースやギターの単なる添え物としてではなく、しっかりと存在感を際立たせることが出来るのだ。だから、彼女のあまりにも変則的な演奏に聞き惚れる一方でドラムやベースの演奏もしっかりと聞き取ることが出来る。まあ、べーシストやドラマーが一流と言うこともあるかもしれないけど。
もしかすると、この人将来はハービー・ハンコックやチック・コリアを超えてしまうかもしれない。少なくとも肩を並べるレベルには到達しそうだ。次のアルバムが楽しみだ。オリジナル曲ばかりじゃなくて定番となったスタンダード曲も聴いてみたいものだ。彼女なら定番曲に新しい意に知を吹き込めそうな気が、する。
・「いい意味でのサプライズ」
今や時の人となっている上原ひとみさんのデビュー作です。筆者としては、彼女のはじけるようなピアノ満載のアルバムかな、と想像しつつ聴きはじめたのですが、それを遥かに凌駕する驚くべき作品に仕上がっています。
恐らくジャンルとしては、JAZZなんでしょう。メインはピアノ、なんでしょう。しかし、他の楽器とのコラボレーション、アドリブ、バトル、が折り重なって、奇跡というより他のない音楽作品に仕上がっています。
これがデビュー作なんて、信じられないくらい、堂々たる作品。才能あるれる曲、構成。本当に素晴らしいですね。とにかく、インストJAZZバトルを満喫させていただきました。
・「やはり衝撃的でした。」
NHKのトップランナーで観た印象は、小柄な女性なので驚いた、と言うのが正直な所です。ジャズはフォ-ビートに限ると決めていたので、彼女の音楽を聴いた時はかなり衝撃を受けましたね。大西順子のデビューCDを聴いた時も同様の衝撃を受けましたね。だから、逆に2枚目のCDを聴くのが怖いのですよ。デビューアルバムこそ、その人の最高傑作である、ことが多いからです。XYZやアナザーマインドなんか聴いていると、ピアノトリオではなく、ピアノとベースとドラムスによるジャズって感じですね。三人のプレーヤーが火花を散らしている感じと言うべきか。お気に入りは、1曲目、と3,4曲目と7,8曲目です。4曲目なんか、正に古き良きジャズですな。しかし、全曲オリジナルなんですよね、これが!
・「プレーヤーが楽しんでいる演奏が最高なんだ!」
彼女の記念すべきデビューアルバム。ジャズの本流のファンからは色々と注文も出るアルバムには違いないが、なんと言っても元気ハツラツ!! 上原ひろみが楽しんで演奏している音がバンバン伝わってくる。楽しくなけりゃ意味がない。荒削り、大いに結構ですね。マイルスのビッチズ・ブリューだって賞賛が100%だった訳じゃない。上原ひろみには、これからもドンドン新しい音を作って楽しんで、そして楽しませて欲しい。
●ブレイン
・「圧倒されました。」
1曲目の「KUNG-FU WORLD CJHAMPION」を聞いてアグレッシブさに圧倒されました。たとえが適切かどうかは分かりませんが(トリオ編成と言うこともあるのでしょうが)感じたのは全盛期の「EMERSON,LAKE & PALMER」。それだけ、スピーディーに、そして重厚に引きまくっています。しかし、6曲目の「GREEN TEA FARM」では全く別の、しっとりした柔らかいプレイを聞かせてくれます。
すばらしい。ジャズの好きな方にだけ聞かせておくのはもったいない。ロックの好きな方にも、ジャンルを越えて絶対のおすすめです。
・「ジャズ、ロック、テクノ・・・溢れるイマジネーションからなるハイブリッド作品」
2004 年にリリースされた上原ひろみ の 2nd.アルバム。
ジャズに限らず巷の音楽の主流は(特に女性ヴォーカルの分野で顕著ですが)「癒し」がキーワードにあると思うのですが、この作品は、というか上原ひろみの音楽はそれとは正反対の「刺激」に溢れていると言えるのではないかと思います。
それは <1> 「Kung Fu World Champion」からもう全開で、JAZZ の世界にはない疾走感がそこにはあります。続く <2> 「IF...」 も、気持ちのいいグルーブを感じさせておいて、その "ノリ" に彼女のたたみ掛けるようなピアノがアクセントをつける、とても印象に残る曲です。一方で周囲の人々への Special Thanks 的な作品という <6>「Green Tea Farm」 はちょっとホッとできるナンバーとなっており、曲の終わり方もシャレていて楽しいです。←ネタばれしませんので聴いてみて!
昨今の音楽シーンでは、ジャンルにこだわらずにあらゆる要素をシームレスに取り込んで新しいスタイルを確立しようと試みるのが一種のブームとなっている感がありますが、この作品などはまさにその代表で、アーティストの才能(イマジネーション)とそれを具現化する技術とがガッチリ噛み合って生み出された意欲作だと思います。決して空気のような癒し系の音楽ではありませんが、単に奇をてらった印象やあざとさを感じるよりも、彼女の強い野心を感じます。古い殻を破って新しいものが生まれる時の力強さってこういう感じなんだろうな、と思えてくる一枚です。五ッ星評価:★★★★☆
・「音楽への情熱がハンパじゃない。」
上原ひろみの魅力を支えているものは、ヘヴィメタルからクラシックまで、その音楽的バックグラウンドの幅広さだろう。
このアルバムからも、彼女が影響を受けたという、バッハやリストやオスカー・ピーターソン、キング・クリムゾンやスライ&ファミリー・ストーンなどなど、ジャンルを越えた色とりどりのHIROMI SOUNDがほとばしっている。さすがに、マイケル・ジョーダンやブルース・リーからの恩恵を見つけることは難しいけれど(それはライブ・パフォーマンスで顕著になる)。
その幅広さは、たとえばバンドサウンド全体が疾走する「Kung Fu World Champion」のドライブ感や、恩師チック・コリアを彷彿とさせる「Green Tea Farm」のリリシズムといった具合に、ダイナミックな表現領域を生み出している。
山下洋輔さながらに、鍵盤をコブシで叩くインプロヴィゼーションやドラムスとの丁丁発止の音のぶつけ合いなど、彼女の真骨頂であるライブを堪能するための、いわば「音のテキスト」にとどまらない、というか、それをはるかに上回るプレイの数々に驚かされるCDだと思った(山下洋輔とのピアノ・バトルを見てみたいものだ)。
美しく華奢な指先からこぼれ落ちる驚異的なテクニック、小さくて細い身体から溢れ出るパッション、コンポーザーとしての並々ならぬタレント、そして何よりも上原ひろみでなくては成し得ないと感じさせるオリジナリティ。
それらがギッシリ詰まったこの『ブレイン』で起こっている快挙に、とにかく耳を傾けてほしい。
いまは、次作『スパイラル』のリリースとそれにともなうコンサートツアーが楽しみで仕方ない。
・「水の流れが見えてくる」
時に激しく、時に優しく、細く静かに、強くうねるように、速くそして軽やかに輝いて...。地球を循環する水が様々な状態に姿を変えるように彼女の演奏から紡ぎだされる音は様々に変化していく。大袈裟かもしれないが、この心地よさは絶品である。
・「才能満開」
現代の日本人女性ジャズピアニストの中で、一番輝いているのではないだろうか。テクニックは当然のこととして、なにしろ個性がある。初めて聴くと、演奏がどこに行くのか予想もつかない。予定調和的でないのだ。聴き終わると「あーそうきましたか。」とは思うが、どこに行くか本人以外知らない、予想を裏切る展開、それがずば抜けた才能のなせるわざと、聴き終わって感じる。こんなピアニスト今までいなかった。新作「スパイラル」はこの「ブレイン」で見せた才能をいっそう開花させている。日本だけでなく、世界的に評価されているのも当然だ。(松本敏之)
・「ジャケ、もうちょっと何とかならんかったんか?^^;」
衝撃のデビューアルバムからハヤ2年(?)最近は「音速の指」とかなんとか言われている、上原ひろみ(Hiromi)嬢の最新3rdアルバム「Spiral」がついに発売されましたっ!
1stアルバムの「Another Mind」は真っ向勝負の上、凄すぎ、2ndアルバムの「Brain」では逆に実験的試みが評価を二分しましたが、今回の3rdアルバムである「Spiral」は、彼女自身、上記二作を消化して、新しいものができあがった様に、私は思いました。「Brain」のころから聞かれた実験的要素もありつつ、正統派で攻めるところ、大人のBLUEを聞かせてくれるところとあり、楽しめます。(願わくば,最初からSACD同時発売して欲しかったっ!)
・「圧倒されました。」
個人的に、ジャズはあまり好きではなく、今までは本格的に聞いたこともありませんでした。だけど、このアルバムはすごい。いろんな要素が絡み合って、まさにスパイラル。 先日のライブにも行きましたが、まるで金縛りにあったみたいで、すごい迫力に、驚きを通りすぎて興奮してしまいました。それからもっともっと好きになりました。 本物の存在感って、圧倒的ですよ。ピアノの音色が好きな人はもちろん、ベースもドラムもすごいですから、きっと感動できると思います。 唄のない音楽で、こんなに楽しめたのは初めてです。すっごくお勧めです。
・「彼女の最高傑作」
これは良い!音の強弱、各曲はしっかりしたテーマをもちながらも、いっきに突っ走るインプロビゼーションを展開する。妙にブラッドメルドー風や、パットメセニー風だったりするところもあるが、やはりこの人のベースはプログレッシブロックとカンフ-?のようです。圧倒的パワーとテクニック。ピアノは打楽器だということを再認識させられる。05年JAZZ最優秀アルバムはこれに決定でしょう。なお、この初回盤はDVDもついてるし、なんと5.1DVDAudio音源まで収録されていて超お買い得。演奏中の彼女の表情は鳥肌が立つほどかっこいい。
・「進化する上原ひろみの世界」
進化する上原ひろみの世界を現在進行形として楽しめるCD.各曲の味わいがそれぞれ違って堪能できる一枚.最後の「Return Of Kung-Fu World Champion」はかなり前衛的なので好みが分かれるかもしれないが,前のアルバムの原曲と比べると面白いかもしれない.この曲以外はアコースティックピアノの演奏.ジャズを基本としつつ,クラシックの要素もあり,ファンキィーな要素もあり,そのミックスを楽しめればこのCDはお買い得だと思う.
・「ベンハムのコマ」
ベンハムのコマ。白と黒の着色しかしていないコマを回すとカラーに見えるという不思議なコマがあるのはご存知でしょうか。さて、本アルバムは本人の意図した通り、オーケストラである。トリオでオーケストラ的表現を行おうという試み自体意欲的であるが、高次元な完成度に驚嘆する。楽曲は、以前のアルバムに比べ、よりクラシカルな旋律美とプログレ的な構成美が際立ち緻密なアレンジがなされているが、オーケストラであるなら自然の成り行きであろう。楽曲の美しさと相まって流し聞きしても心地よい。しかし、目を瞑ってどっぷりと聞き入ってみるとどうだろう。鳴っている音はピアノ・ベース・ドラムスのみであるが、脳内でフルオケの色彩として再構築され、圧倒的な奥行きで迫って来る。日によって、気分によって、構築は万華鏡のように変化する。ちなみに、ベンハムのコマは見る人によって全く違う色彩に見えるらしいが、本アルバムもそうかも知れません。1〜6曲目までどっぷり聴いて疲労を感じるほど消耗した後に、7曲目のストレートアヘッドなナンバーがシャワーを浴びたようで心地良い。そして今更説明の必要も無いであろう8曲目でパワーをもらう。うねうねベンド健在(nordのベンドは操作感がタマラナイ ^^)
・「ジャケ、もうちょっと何とかならんかったんか?^^;」
衝撃のデビューアルバムからハヤ2年(?)最近は「音速の指」とかなんとか言われている、上原ひろみ(Hiromi)嬢の最新3rdアルバム「Spiral」がついに発売されましたっ!
1stアルバムの「Another Mind」は真っ向勝負の上、凄すぎ、2ndアルバムの「Brain」では逆に実験的試みが評価を二分しましたが、今回の3rdアルバムである「Spiral」は、彼女自身、上記二作を消化して、新しいものができあがった様に、私は思いました。「Brain」のころから聞かれた実験的要素もありつつ、正統派で攻めるところ、大人のBLUEを聞かせてくれるところとあり、楽しめます。(願わくば,最初からSACD同時発売して欲しかったっ!)
・「圧倒されました。」
個人的に、ジャズはあまり好きではなく、今までは本格的に聞いたこともありませんでした。だけど、このアルバムはすごい。いろんな要素が絡み合って、まさにスパイラル。 先日のライブにも行きましたが、まるで金縛りにあったみたいで、すごい迫力に、驚きを通りすぎて興奮してしまいました。それからもっともっと好きになりました。 本物の存在感って、圧倒的ですよ。ピアノの音色が好きな人はもちろん、ベースもドラムもすごいですから、きっと感動できると思います。 唄のない音楽で、こんなに楽しめたのは初めてです。すっごくお勧めです。
・「彼女の最高傑作」
これは良い!音の強弱、各曲はしっかりしたテーマをもちながらも、いっきに突っ走るインプロビゼーションを展開する。妙にブラッドメルドー風や、パットメセニー風だったりするところもあるが、やはりこの人のベースはプログレッシブロックとカンフ-?のようです。圧倒的パワーとテクニック。ピアノは打楽器だということを再認識させられる。05年JAZZ最優秀アルバムはこれに決定でしょう。なお、この初回盤はDVDもついてるし、なんと5.1DVDAudio音源まで収録されていて超お買い得。演奏中の彼女の表情は鳥肌が立つほどかっこいい。
・「進化する上原ひろみの世界」
進化する上原ひろみの世界を現在進行形として楽しめるCD.各曲の味わいがそれぞれ違って堪能できる一枚.最後の「Return Of Kung-Fu World Champion」はかなり前衛的なので好みが分かれるかもしれないが,前のアルバムの原曲と比べると面白いかもしれない.この曲以外はアコースティックピアノの演奏.ジャズを基本としつつ,クラシックの要素もあり,ファンキィーな要素もあり,そのミックスを楽しめればこのCDはお買い得だと思う.
・「ベンハムのコマ」
ベンハムのコマ。白と黒の着色しかしていないコマを回すとカラーに見えるという不思議なコマがあるのはご存知でしょうか。さて、本アルバムは本人の意図した通り、オーケストラである。トリオでオーケストラ的表現を行おうという試み自体意欲的であるが、高次元な完成度に驚嘆する。楽曲は、以前のアルバムに比べ、よりクラシカルな旋律美とプログレ的な構成美が際立ち緻密なアレンジがなされているが、オーケストラであるなら自然の成り行きであろう。楽曲の美しさと相まって流し聞きしても心地よい。しかし、目を瞑ってどっぷりと聞き入ってみるとどうだろう。鳴っている音はピアノ・ベース・ドラムスのみであるが、脳内でフルオケの色彩として再構築され、圧倒的な奥行きで迫って来る。日によって、気分によって、構築は万華鏡のように変化する。ちなみに、ベンハムのコマは見る人によって全く違う色彩に見えるらしいが、本アルバムもそうかも知れません。1〜6曲目までどっぷり聴いて疲労を感じるほど消耗した後に、7曲目のストレートアヘッドなナンバーがシャワーを浴びたようで心地良い。そして今更説明の必要も無いであろう8曲目でパワーをもらう。うねうねベンド健在(nordのベンドは操作感がタマラナイ ^^)
・「進化する上原ひろみの世界」
進化する上原ひろみの世界を現在進行形として楽しめるCD.各曲の味わいがそれぞれ違って堪能できる一枚.最後の「Return Of Kung-Fu World Champion」はかなり前衛的なので好みが分かれるかもしれないが,前のアルバムの原曲と比べると面白いかもしれない.この曲以外はアコースティックピアノの演奏.ジャズを基本としつつ,クラシックの要素もあり,ファンキィーな要素もあり,そのミックスを楽しめればこのCDはお買い得だと思う.
・「至極のコラボレーションの集大成!」
これは本当に素晴らしい出来だと思います。どんな声とも美しく調和してしまう、矢野顕子にしか出来ないコラボレーションの数々が贅沢におさめられています。
特に、2.「中央線」での小田和正との歌唱では、小田さんのパートへの橋渡しが非常に美しいです。両人ともに澄んだ高音の持ち主なので、勿論ハーモニーに関して言う事はありません。3.「PRESTO」は、ピアノオンリーなのでしっとりしているのかと思いきや、シングル版に匹敵するぐらいボーカルとピアノが弾んでいて格好良いです。5.「架空の星座(新曲)」は、井上陽水の低音との掛け合いが非常にしっくり来ます。7.「そこのアイロンに告ぐ」は、矢野さんが上原ひろみさんに猛レッスンを受けたと言うだけあり、向かい合わせに置かれた二人のピアノの鳴りが激しく綺麗です。私もピアノを弾く身ですが、ピアノの音色を好む方にはたまらない完成度だと思います。お互いのピアノのタッチの癖が非常に巧く活かされています。
マイナス要素をあげるとすれば、4.「ごはんができたよ」で、YUKIさんのドライな高音とは、組み合わせとして微妙に合ってない様な気がした(YUKIさんがコラボレーションを意識し過ぎて、余りYUKIさんらしくない気がした)のと、5.「ひとつだけ」で、忌野さんのボリュームがしぼってあり、ピアノがかなり前に出て聴こえる点、あと収録曲が少ない点ぐらいでしょうか。
結論は、ズバリ「買い」です。上記のマイナス点を差し引いても星五つです。買わないと後悔すらする気がしますw
・「天才への果敢なる挑戦者達との逸品。」
多分、矢野顕子という人とデュエットするのは難しいことなのであろう。 奔放な歌唱は、ソロでこそ最もその力量が発揮される。 しかし、このアルバムに参加したゲスト達は、果敢にその困難に立ち向かっている。
ベテラン故の力量を感じさせ、同時に年齢を考えると恐ろしいほどに美しいハイトーンの響きで、真っ向から矢野顕子と勝負している小田和正。意外にも声がシンクロして違和感が思ったよりもないYUKI。 「Good,Good-bye」「pi po pa」と既に2曲のデュエットの実績があるからか、どこか余裕を感じさせる井上陽水。いい感じの力の抜け具合が心地良い。スタンスを崩さずに曲を自分の手許に引き寄せている忌野清志郎(ハーモニカもお茶目だ)。 かつての坂本龍一との「アベック・ピアノ」を思い出してしまった上原ひろみとのピアノバトル。 (腕前は教授よりも段違いでこっちに軍配なのは言わずもがな。) どれも文句無しに素晴らしい聴き応えのある作りになっている、圧巻だ。
唯一、完全に矢野顕子に負けてしまっているのが槇原敬之の「自転車でおいで」。 歌唱力では槇原敬之に遥かに劣る(失礼)佐野元春との元歌バージョンの方がずっと味がある。 槇原敬之は、自身のソロでは「ごはんができたよ」や「David」等、決して失敗作ではない矢野顕子のカバー作品を聴かせているだけに残念でならない。 これだけは完全に選曲ミスでは…もっと他の曲で勝負すべきだったと思う。 じゃあ何をって言われても困るんだけど、同じ「グラノーラ」からなら「ふりむけばカエル」などが良かったかも。本当は「ラーメンたべたい」を押したいけど、既に奥田民生バージョンがいい味出しているので…。
・「チンピラから妊婦さんまで」
昨年末のことであったが、NHKホールにて矢野顕子コンサート。総じてダウナー系の曲が多い気がしたが後半は「ごはんができたよ」「中央線」など往年の名曲が続々。中島みゆきコンサートのときにも観客の年齢層の広いことに仰天したものであるが、矢野顕子も負けず劣らず観客層が多様である。チンピラから妊婦さんまで、といった様子であった。大変良い。
ピアノをつまびく頑強な二の腕こそが真の癒し系であることは有名な話であるが、今回はその力強き腕に加え、髪型までが著しくたくましかった。いわゆるひとつのアフロである。これにはさすがの僕もメガネをずり落とした次第だ。
なお、アンコールの際には特別ゲストが登場した。僕の席が二階席ということもあり、ゲストがステージに登場した際には顔を判別できなかったものの、それが忌野清志郎氏であることはすぐさまわかった。ピンクのスーツに黄緑のブーツを履いていたためである。ピンクのスーツを着ている人が一人で出てきた場合、それは忌野清志郎である可能性が高い。二人で出てきた場合は、まちがいなく林家夫妻である。二人(林家夫妻ではなく、矢野顕子と忌野清志郎)が歌う「ひとつだけ」は締めにふさわしき一曲であった。満足。
そんなスペシャルな「ひとつだけ」のほか、小田和正と歌う歎美な「中央線」、YUKIと歌うあまりにキュートな「ごはんができたよ」など、果てなく絶品。チンピラから妊婦さんまで、あまねく購入されたい。
・「鳥肌が立つピアノバトル」
アルバムの7曲目「そこのアイロンに告ぐ」を聞いて鳥肌が立った。ゲストは上原ひろみ。今の日本のジャズシーンで最も熱いピアニストだ。矢野顕子との競演はまさに新旧女性ジャスピアニストのバトルという表現がまさにピッタリである。「そこのアイロンに告ぐ」は1986年の「峠の我が家」に収められている。モダンジャズ形式をもちダイナミックなリズムを刻むこの曲はお互いスタイルの違うピアニストがジャズという土俵で戦うのに格好の素材であるといえよう。矢野顕子の曲ではあるが、普遍性を持つジャズレパートリーともいえる曲なので、必ずしも矢野有利とはいえない。むしろジャズ直球ど真ん中で活動している上原若干優位といえるだろう。イントロ部分から引き込まれる。加速度的にドライブが増していくこの感覚。白熱のピアノバトルだ。また録音も良い。長年、矢野顕子のピアノ録音に携わっている吉野金次との息もピッタリだ。ファンとしての贔屓目ではなく、一人のジャズファンとして、この演奏は日本のジャズピアノの歴史にも名を残すような名演奏であるといえよう。(筆者は矢野顕子デビュー以来のファン)
・「天才少女の今」
矢野顕子は天才少女であった。坂本龍一氏と結婚したときも、秀才肌・努力家の坂本氏と天才たる矢野顕子との対照が印象的であったわけである。メジャーでありながら天才であり続けることの困難さを感じつつ、息の長い音楽活動をそれとなく見守ってきていたのだが、飾り気のない無印良品みたいなパッケージに惹かれて購入。どの曲も良い。が、個人的には、忌野清志郎との競演の「ひとつだけ」が気に入った。なんだか聴いていると宇宙の中の孤独を感じて年甲斐もなく泣きそうになってしまったよ。
・「音に酔う」
前作「Spiral」もいいですが、このCDも十分楽しめました。2曲目「Time Flies」の疾走感に酔い、8曲目の「Time Out」では曲の流れの美しさに酔わされます。CDを聴いた後に、この両曲をライブで聴く機会がありましたが、快感でした。ライブもおすすめ。
・「一番気に入ったアルバム」
はっきりいって,Hiromiの今までのアルバムの中で、一番気に入ったのがこのアルバムだ。Hiromiのノードとエフェクトをきかせまくったフュージンスキーのエレキがかぶるのではないか、との不安をもちながら、また、Hiromiなら、なんかやってくれているはずだ、と期待をしながら、聞き始める。「きたッ!!!」最後まで、とても流れがよく、メンバー全員が作り上げたアルバム、といった感じで、ただ主張すればいいといった感じではなく、前回よりも一歩大人になったHiromiを感じる。さらにピアノの技術自体も前回より数段あがったように感じる。私自身、ギターをひくのだが、Hiromiのピアノにはベースしかあわないか・・・、とCDでのHiromiとのセッションをあきらめていたが、本当にうまくギターと融合させたHiromiに圧巻だ。次回には間違いなくさらなる完成度、融合度が期待できる、と確信させるのもHiromiのすごさである。ジャンルの枠を乗り越えたいという彼女の意志も強く感じる。まだ26歳。10年後の彼女を考えると、恐ろしい。ギター好きにはとくにお勧めの一枚です!
・「山笑う」
hiromiの第四作目にあたる『タイム・コントロール』はアルバムとして素敵に仕上がった作品のように思う。第一作目の『アナーザーマインド』は気持ちにストレートで新鮮なアルバムである。hiromiによるjazzの新しい幕開けであり新しい世界の扉が開いたのだ。第二作目の『ブレイン』はたいへん実験的野心のアルバムで新たな挑戦を予感させるものだった(個人的にはなかなか馴染めなかったのが残念だけど笑)。第三作目の『スパイラル』は非常にまとまった感のあるアルバムで特にとある絵画から着想を得た「古城,川のほとり,深い森の中」は絵画を見事に躍動させ物語へと昇華させている。また「リターン・オブ・カンフー・ワールド・チャンピオン」はノリノリの曲でライブのアンコールの〆の定番でもある。さて、本作品だがhiromi自身の進化と成長を随所に感じることが出来た。Timeという貫かれたテーマと個々の曲が見事にリンクしつつリラックスして聴くことの出来るアルバムとなっている。特筆すべきは2曲目の「Time Out」なんかは凄く完成度の高い曲だと思う。hiromiのピアノがあまりに超絶なため「技巧的」過ぎるとの声やjazzの魂がないとの声も聞かれるが、案ずるなかれ聴いてみると氷塊するが、日々絶え間ない努力による成果と天性のハートはいずれの批判をも軽くクリアしてしまうのだ。彼女の音楽作りにはjazzのジャンルに縛られず、しかしながらjazzのハートを失わないそして新たな地平を拓いていく・・・というなんだか得するような話ばかりだが、しかしながらそんな気にさせてくれ、しかも心がワクワク、顔がほころぶアルバム!いやはや春だけにどんな聴き方をしてもどこそこに「山笑う」アルバムなのだ。
・「気持良い!」
今、最も輝いているジャズ ピアニスト、上原ひろみの約1年半ぶりの新作が登場。相変わらずバイタルで、花火のようにイマジネーションが炸裂する。 これまでのトリオのメンバーに加えて、ギターの鬼才デビッド フュージンスキーが参加し、ニューグループの結成となった。その効果が既に全開で、まったく新しいグループの音楽になってます。アルバムのテーマは、「時間」で、時間を巡って様々な想像力が発揮されてます。異なる場所の生活時間の差や暗闇に流れる時間を考えたりと、そういう不思議さを独特の感性で音楽にしてしまうのはこの才人の個性である。曲の左右の手が異なる時間を表現するところなどは、好奇心と冒険心、そして、あくなき技術の探究者である上原ひろみの面目躍如の快演だ。
・「音に酔う」
前作「Spiral」もいいですが、このCDも十分楽しめました。2曲目「Time Flies」の疾走感に酔い、8曲目の「Time Out」では曲の流れの美しさに酔わされます。CDを聴いた後に、この両曲をライブで聴く機会がありましたが、快感でした。ライブもおすすめ。
●映画「オリヲン座からの招待状」オリジナル・サウンド・トラック
・「上原ひろみファンとしての感想。」
私のお目当ては上原ひろみさんが担当しているメインテーマ「PLACE TO BE」という曲。「PLACE TO BE」は初めて聞いたのにどこか懐かしい気がするステキな曲だと思います。上原ひろみファンの方へのオススメ度ですが私としては★★★★★(5つ)。「PLACE TO BE」のためだけに3,000円出して聴く価値があると思います。
「Duet」にもチックとの演奏が収録されていますが、チックの息吹が吹き込まれた事で若干アップテンポで歯切れがよくなりオリジナルとはだいぶ印象が違っています。もちろんチックとの演奏も素晴らしいですがオリジナルも是非聴くべきだと思います。さらにサントラには上原さんご本人がディレクションされているストリングス・ヴァージョンが収録されています。オーボエ+弦楽で上原さんの曲が演奏されているというのは新鮮です。
不用意にこのサントラの評価を上げたくないので★2つにさせていただきましたが上原ひろみさんのファンの方はオリジナル&ストリングスの「PLACE TO BE」必聴すべきだと思います。
・「なんだコレ???」
tr.2とかライオンキングのサントラの『Under the stars』とメロ同じでしょ。ダメダメ。
・「深い経験を持った巨匠と、若い天性との、見事なコラボレーション DVD付きを買うべし」
上原ひろみのファンには、チックコリアも大好きと言う人は多いだろう。私も、その一人だが、そんなファンには、家宝とも言えるCD&DVDだ。
まず、CDを聞いての感想だが、...2人の音が混じり合い、ソロとかバックとかというものではなく、2人でフレーズを作り上げているところが素晴らしいと思う。ライブの前の日に入念にリハーサルをやったそうだが、その成果だろう。これは、ライナーやSwingJouralの記事の通りなのだが、確かにその通りなのだ。そう思っていた。
ところが、DVDを見て、印象は一変した。実に、上原ひろみは、上原ひろみらしい演奏をしているのだ。そして、チックコリアは、それを支えている。もちろん、上記のCDの印象の通りの演奏なのだが、それは、こうして作られたものなのだ。おそらく、リハーサルでは、かなり緻密な打ち合わせを行ったが、実際のライブでは、上原ひろみに、「自由に弾いて良いよ」と言っていたのではないか。実際、CDとは、かなり内容の異なる演奏となっている。(別の日の収録だろう。)と言っても、上原ひろみは、勝手きままに演奏しているわけではない。リハーサルで練り上げたストーリーをベースに、チックコリアの音を良く聴き、その上で、自分の感性を開花させているのだ。これは、深い経験を持った巨匠と、若い天性との、見事なコラボレーションだ。
DVD完全版も出してほしい。
・「とにかく素晴らしいライブアルバムです。」
とりあえず迷わず初回盤を購入しましょう。(笑
ボクは幸運にもライブに参加することができたので内容に関しては当然期待マンマンでしたが2人の醸し出す空気感とでもいいましょうか。あの日の空間が見事にCDに納められている。そんな感じです。
内容に関してですがお互いのオリジナルとスタンダードを織り交ぜた全12曲。演奏は緊張感を保ちつつも見事に解け合いう感じで、2人の相性がいいのは間違いないと思います。この事は初回盤に付いているDVDでのやりとりを観てみるとより実感出来ると思います。そしてSpainに関してはDVDとCDでは別セットでの演奏を収録。(Fool on the HillはCDと同じテイク?)2曲収録のDVDは決してオマケなどではなく2枚のCDをより深く楽しむ為の重要な要素だと思います。なので是非、初回盤を手に入れてください。w(っつかDVD単体での発売も希望したいところです。)
「スタンダードへの想い」があって現段階では自身の作品ではスタンダードを収録していない上原ひろみさんがスタンダードを演奏している事、また、上原ひろみさんの曲にチックの息吹が吹き込まれ新しい表情を見せている事がとても面白い。とにかく聞き所満載です。タップリ聴いてみんなで武道館に乗り込みましょう。w
あとこのアルバムでは左右の音の振り分けが割とはっきりしていて左から聞こえてくる音はチック・右から聞こえてくる音はひろみさんという感じなのでヘッドホンで聴いてみるのも楽しいと思います。(間違いないと思うけど逆だったりして・w)
・「迷わず、買いましょう。」
絶対に損はしません。2人の楽しさが伝わって来て、自然と笑顔になります。当日、生で参加できた方が本当に羨ましい!
・「こんなに興奮させられたジャズ・ピアノ・デュオ・ライヴは久しぶり」
上原ひとみの最近の長足の進歩には目を見張るものがありますが、本作も買って大正解でした。チックとひとみ、どちらも主役で変幻自在にソロをとり、あるいはソロをぶつけ合う実にスリリングなプレイの連続で、ジャズ・ピアノ・デュオ・ライヴでこんなに興奮させられたのは久しぶりです。本作で2人の紡ぎだすピアノのトーン、タッチ、フレーズのスタイルは似ており、まるで1人のピアニストが4本の腕を持って2台のピアノを演奏しているかのよう。2人の息の合った演奏の充実ぶりは、ジャケットの2人の満面の笑みが自ずと物語っているのではないでしょうか。曲はチック、ひとみのオリジナルからセロニアス・モンク、ガーシュインの曲まで多岐に亘っており、特に嬉しいのがビートルズのフール・オン・ザ・ヒルの素晴らしいカヴァー。この曲が聴けるだけでも本作は買いです。
初回限定盤のみライヴ映像を収録したDVDがついているとのことですが、収められているのはそのフール・オン・ザ・ヒルとアランフェス協奏曲/スペインのみ。映像はクリアですが、音はPCMステレオだけ。このように物足りない面もありますが、白熱のライヴを視覚の面から補うべく、ファンの方にはDVD付きのエディションを求めることを薦めます。
・「手抜き無しの名競演」
昨年のブルーノートでの競演待望のCD化です。食事客のクチャガチャ音までよく聴こえます(笑)やはりJAZZライブの名盤につきものの食器音がいい感じで入ってなくちゃですよね。
・「心地よく、味わい深く。」
前作「…moving」ではその幅広い音楽性に驚かされましたが今作も素晴らしいアルバムに仕上がっています。
印象はとにかくポジティブなアプローチの作品。
透き通るようなサウンドとメロディはアルバム全編通してとても心地よく聴くことができます。そして連続で聴いていても全く飽きません。むしろ繰り返して聴くことでどんどん味わい深くなる感じ。
決して派手なプレイスタイルではないと思いますが丁寧に丁寧に組み立てられていくベースライン。繰り返し聴いていく事で新たに見えてくる音。素晴らしいです。
・「1st、2ndアルバムより「突撃弾きまくり度数」を下げてアレンジ重視でも」
共演者、聴衆と演奏を共有する事が、楽しくってしょうがないと言いたげな、ハツラツピアノは当然健在。フューズ氏に賛否あるようですが、おそらくどのような共演者にとっても「異物」であるはずのこのギタリストを、あえて一定のレベルまで高まったスパイラルトリオに混ぜる事で、化学反応を期待しているのでは?もともとひろみ女史、自らのオリジナル曲に対して、作曲者としては当然納まりの良さをもとめるハズなのに、演奏者としての衝動で「揺らす」事で自作の新しい顔を作り出すところにも喜びを見出してるのでは?逆にフューズ以外にいくらでもいるはずの「合わせ上手なギタリスト」を加えたところで、ただ聞きやすいだけのスタンダード集になっちゃうだけだったカモ。他の誰でもない自分自身の音楽を産み出す為に、この人がはらっている注意深さはアルバム全体にゆきわたっています。片手で創造しつつもう片手で破壊するなんて並みの才覚ではできません。
・「向こう側が見えましたw」
前作の感想では賛否両論入り乱れていた事から考えると新作が Sonicbloom である事もきっと賛否両論になるのかなぁと思います。しかしこの「Beyond Standard」。前作で「否」側の感想を持った人も是非一度は聴いてみて欲しい作品だと思いました。
スタンダード集でありながらも「Beyond Standard」というタイトルが表すとおり独自の解釈・世界観を明確に打ち出している素晴らしいアルバムだと思います。それなのに全編に渡って「奇をてらった」という印象を受ける部分が全く無いのが不思議。
やはり作家・楽曲に対する敬意と愛情が込められているからなのでしょうか。分解・再構築する課程で緻密で複雑なアイディアを折り込みつつも原曲を深く理解し原曲の持っているエレメントを大切にしながら組み上げていった結果なのではないかと思います。
スタンダードというフレームがあることでむしろ上原ひろみさんの新たな側面が際だって見えてくる。そんな印象を持ちました。
早くライブで観てみたいです。
・「やはりギターがいい!」
玄人好みのギターがたまらないってんでまたまた出てきたこのCD,たまたま寄った多摩のCDショプでまたまた買ってしまた。
最近の上原のCDにはなくてはならないこのギター・サウンドも、多分これで最後になるんでしょう。そんな予感をさせる不思議なCD。他の3人ともしっかり息の合ったこのギター、誰がなんと言おうと最高ですな。
おまけDVDの”タイム・ディファレンス”では、ギターが頑張っているのと比べて、今回のCDは明らかにピアノが勝っている。新婚のせいか?その成果?
君もボクも皆がよく知っているスタンダードを独断と偏見をまぜこぜにして、ここまでやってくれるのは聴いていて清清しいし、やはり楽しく「元気になるピアノ!」であることには、間違いがない。今回もザブトン5枚だらゥ。
・「ヒューズ万歳!!」
前作ではあまり炸裂してなかったヒュージンスキーのプレイが、こんなにフューチャーされたアルバムを聞けて私は幸せです。彼のプレイスタイルはこれしかないので、ひろみさんもこれを期待してメンバーにしているはずです。特にレッドブーツでのバッキング、ソロともにたまりませんでした。賛否両論あるようですが、リーダーの存在を喰ってしまうようなヒュージンスキーをメンバーにしながら、きちっとリーダーアルバムを仕上げてしまったひろみさんに拍手喝采です。
・「買いか買いでないかだったら買いです。」
多くのフューズ(ギター)に対する意見を見て、聞きましたが、客観的に見て・・・「そういう事か〜」と理解できたと共に、共感はできませんでした。
一部のリスナ−の要求とひろみさんの表現に少しズレがあったようです。ひろみさんは曲全体の表現を構成をどうしようかと考えてのアルバムだったのですが、一部のリスナーがひろみさんのあのどうしようもない情熱ドバドバ溢れる演奏でスッキリしたり味わったりしたかったのも納得いきます。
ですが、私はファンとしてもリスナー、同じプレーヤーとしても、十分スタンダードをひろみ色に調理されてると思いとても満足しました。
これまでの曲はオリジナルだったためひろみ色100%って感じでしたが、今回は歴史あるスタンダードなため、これまでのような調理はできませんし、すべきではありません。あくまでスタンダードを“プレーヤー”として演奏されたとして聞くべきだと考えます。
その分、最後の3曲はとてもひろみ色の強いものとなっており、I Got Rhythmはソロのためトムジェリのようなひろみ色、XYG・カンフーはドップリ100%ひろみって感じですから、ここで安心して作曲者・超絶技巧プレーヤとしてのひろみさんもお楽しみください('-'*)
・「このアルバムが」
現時点での最高寡作だと思います。幅広い音楽と感じられるアルバムだと思いますよ。
・「LIVE映像はウレシイけれど。。。」
当たり前の事ですが念のためCDの内容は初回盤・通常版と全く同じです。スリーブ・ブックレットと2曲収録のDVDがついたバージョン。
ついているDVDは2007年のBlueNote Tokyo公演から2曲。両方ともCSで放送されたものですが「朝日の如くさわやかに」を演奏まるまる放送したのはMVCのみだったので(タブン)MVCを視聴できなかった方なら購入を検討してもいいかもですね。ただ既にCDを持っていて購入する人の方が多いでしょうからできれば未放送の映像を1曲ぐらいは収録してほしいものです。
という事で★4つにしました。
これから始まるツアー会場で買えばサインがもらえると思うので(例年と同じなら・・・)サインが欲しい人は会場で買ってもいいかもですね。
・「彼女の魅力にノックアウト」
新作「スパイラル」と合わせて買いました。彼女の魅力が行間からあふれてくるような本でした。音楽を聴いていると、その素晴らしい才能とオリジナリティに思わず唸ってしまいますが、ピアノが好きで好きでたまらず、そしてそのピアノを究めるために日夜努力を欠かさないという「努力と根性」の意外な一面を知って、ますますファンになりました。
ジャズファンのみならず、新しいことにチャレンジしようとしている人や、これから留学しようと思っている大学生にもお勧めの一冊です。勇気と元気がもらえます。
・「感動」
彼女の行動力、気持ち、考え方など、多くを学び、感銘を受けました。 単に、彼女の人柄を知ることが出来るだけでなく、生き方を学んだような気がしています。 心に残る名著の1つになりそうです。
・「「上原ひろみ」を十分生かした伝記」
上原ひろみは磨き上げられてきた本物。だからその「振る舞い」をそのまま素直に文章にすれば、名作ができる。
彼女は幼くして「大好きなもの」に出会えた幸運はあるけれど、それを徹底的に鍛え上げた、自分の生き方そのものに厳しかった。他人にも厳しいので周囲の人は辟易したかもしれないが、エネルギッシュで魅力的な部分と好意的に解釈しておこう。そういう人柄が、ちゃんと伝わってくる作品になっている。
神舘さんも余計なことは何も足さず、かといって乱さず。綺麗にディスプレイしてみせているし、白土さんの写真も彼女の魅力を伝えることに専念しているように思える。音楽に興味がある、ないに関わらず薦めたい伝記である。
音楽家の伝記や音楽雑誌の解説をみると訳のわからない(そもそも日本語なのか? というような)記述をしている評論家がいるけれど、それはとりあげた音楽家が偽物なので誤魔化さなくてはいけないのか、素材を台無しにする三流のコックみたいな未熟なライターだということなのだろう。 本書はそんな駄本ではないので、安心して手にとっていただきたい。
・「とにかくファンであれば読んで損がない一冊。」
いまさらながらレビューなど。(笑
まだ書店で見かけることがあるので購入しようかどうかと迷っている人は即購入すべし。 そう言われても迷ってしまう人はとりあえず序章(10ページ強)を立ち読みしてみるといい。この序章を読むだけでこの本がいかに上原ひろみさんの魅力を伝えているか、そして著者である神舘和典さんの愛情溢れるスタンスが十二分に伝わって来るはず。(もちろん続きは購入して読むべし・w
本編は上原ひろみさんの音楽に対するスタンスから学生時代・子供の頃の話まで多岐にわたり興味深い話が凝縮されている。
年表的な時系列に縛られた堅苦しいものではなく名盤 Spiral のレコーディングスタジオから始まり数回に渡るインタビューを通して上原ひろみさんのいろいろな側面を紹介していくというもの。数々のエピソードを紹介するその文章にはとても臨場感があり読み終わった後には、まるで「自分もその場に立ち会っていたんじゃないか?」と思えてくる程。
触れられているエピソードも見事にツボを押さえていてこの一冊を読むだけでかなりの「上原ひろみ通」になれる。w 実際その後に読んだ雑誌などでのインタビューなどでも「あぁこれはサマーレインの彼方でも言っていたな」と思うことが多々あった。また、2nd ALBUM 「BRAIN」に収録されているGreen Tea Farm 。CDには納められていない歌詞の全文が掲載されているのもウレシイ。
ホントに素晴らしい切り口で上原さんを紹介してくれた神舘和典さんには一ファンとして拍手を送りたい。また時が経ったら是非、神舘和典さんに続編を書いていただきたい。
・「本を読みながら、まるで彼女の世界ツアーに同行しているよう!」
私も彼女と同じように、音楽家を目指しています。03年に放送された情熱大陸を見て、彼女を知りました。ピアノの技術も素晴らしいけれど、それだけではない魅力に溢れている人だと思います。ピアノを弾いている彼女はキラキラ輝いていてとてもキレイ。本当に、音楽を、ピアノを、そして人を愛してやまない人なんだと思います。本は、発売日前日に買いました。この本を読んだ人は必ず彼女の音楽が生で聞きたくなるはずです!あの素晴らしいピアノの音色に込められた彼女の想い、そしてこれまでの努力。本をよんでさらに、彼女の虜になりました!ちなみに、12月の東京での彼女の公演、既にソールドアウトです!!
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