ワールド・オブ・オズ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ワールド・オブ・オズ(アーティスト)
「ポップサイケの「純」、ここに極まれり。」
ザ・ストーリー・オブ・サイモン・シモパス~コンプリート・エディション(紙ジャケット仕様) (詳細)
ニルヴァーナUK(アーティスト)
「これを聴かずして英サイケポップを語るなかれ。」「ニルヴァーナとしては小粒だがサイケ・ポップとしては素晴しい作品」
おもちゃの歓び(紙ジャケット仕様) (詳細)
ケヴィン・エアーズ(アーティスト)
「ごめんねエアーズ本当は君のこと・・・」「管弦の響きが美しいサイケ・ポップの名盤」「ケびんにはまってさあ大変」
The Gay Parade (詳細)
Of Montreal(アーティスト)
「底なしのおもちゃ箱!」「The Gay Parade」
「永遠の一枚」「一生モノです」「物静かな夜に、暗鬱な魂の慟哭を。」「心にしみる一枚」「」
The Sunlandic Twins (詳細)
Of Montreal(アーティスト)
「めくるめく音の魔法」「00年代に刻まれた、必聴盤です」「アダムとイブのPOPミュージック」「インディーロックといえばコレ。」「ゆーとぴあ」
If He Is Protecting Our Nation... Who Is Protecting Big Oil, Our Children? (詳細)
Of Montreal(アーティスト)
Chill Out (詳細)
The KLF(アーティスト)
「羊が一匹・・・」「いながらにして、ピクニック!」「お願い」「田舎疑似体験?」「chill outの元祖、定番 !」
「Musical Spell!!!!」「秘宝にしておきたい」「チェット・ベイカ−と互角。」「ジャケ同様面白味なし!」
Psychedelic Sounds Of The 13th Floor Elevators (詳細)
13th Floor Elevators(アーティスト)
「13階のエレベータを登って見ませんか」「ヒョコヒョコいってます。」「まずはここから」
「もしも私が列車なら遅れてくるだろう」「シンフォニック!」「プログレの夜明け」「出産体験音楽」「あまり肩肘張らずに聴きたい作品」
In The Court Of The Crimson King: 30th Anniversary Edition [Remastered] (詳細)
King Crimson(アーティスト)
「傑作です。」「ジャケットと同じく音もインパクトがあるアルバム」「ロック史上に残る名作!!!!」「プログレッシブ・ロックの聖典」「死に対峙した若き天才たち」
狂気(SACD-Hybrid) (詳細)
ピンク・フロイド(アーティスト)
「開放感」「かなり大きめのリアスピーカーが要ります」「あまりに見事な音に対しあまりにおそまつな解説」「スルメだね」「あらためて、すごかった」
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・「ポップサイケの「純」、ここに極まれり。」
THE WORLD OF OZ の唯一のアルバム、その名も"THE WORLD OF OZ".DERAMレコード初、ブリティッシュポップサイケの隠れ名盤。ジャケットにくらり。1曲目からにやり。愛らしい1曲目の"THE MUFFIN MAN"。かすかに聴こえる馬車の音~おもちゃみたいなファンファーレ~絶妙に調子っぱずれに歌い出す"I am the muffine man"のvo....やられた!!!わくわくして、たのしくて、少し切ない。ポップの似合わぬハスキーボイスが敢えてポップを歌う妙。マジカルミステリーツアー? ここにだってこっそり、素敵な秘密のツアーはあるんです。
おもちゃ箱を、大人になってからこっそり部屋でひっくり返してひとり遊んでみるような、そんな気持ちになるアルバム。
♪Come come, come with me to my den in the hum-gum tree Come come, a lot to see in my den in the hum-gum tree.♪(track no5"THE HUM-GUM TREE"より。)
さあ!!
●ザ・ストーリー・オブ・サイモン・シモパス~コンプリート・エディション(紙ジャケット仕様)
・「これを聴かずして英サイケポップを語るなかれ。」
コンポーザー券プロデューサーのパトリック・キャンベル=ライオンズを中心としたプロジェクトのデビュー作。SFをモチーフに実験的なコラージュを施したトータル・アルバムは、英国サイケデリック・ポップ幻の逸品。ステレオ/モノ両方のミックスと、アルバム未収録のシングルB面などを加えた究極の1枚。
・「ニルヴァーナとしては小粒だがサイケ・ポップとしては素晴しい作品」
67年発表の1st。近未来をテーマにしたコンセプト・アルバム。後の作品と比べると演奏や曲などスケール不足だが、この時代のサイケ・ポップスとしては極上品。弦や木管、ハープなどを駆使した演奏の上に美しいメロディが流れていく。フォーク寄りではなくビート・ポップ系のサイケのため“ありがち”の部類と言えるだろうが、この要素は後の彼らにはほとんど見られなくなるため、このグループにとっては貴重かも。後半には以降の彼らを思わせるメランコリックで美しいバラードも登場する。音質もこの手のグループとしては比較的クリアであり聞きやすいと思う。
・「ごめんねエアーズ本当は君のこと・・・」
みんな大好きなはずなのにどうしてこんなに黙殺されているのかわからないねいくら考えたって。まじめな言い方をすれば遊び心をそのまま放し飼いにすることはかなり重要であって今のベックなんかより(最も私は彼は彼で大好きですよ!)よっぽど暖かくてもの悲しいすばらしいアルバムなんだけど。ジャケットまずかっこよすぎるでしょう。買いなよつべこべいわずにさあ
シドバレットとの競演の「朝に歌えば」も収録!!!好きなんだろ?君も彼のことも。
・「管弦の響きが美しいサイケ・ポップの名盤」
69年発表のソロ・デビュー作。バックにはソフトマシーンの2ndのメンバー3人がそのまま加わっており、タイトル曲はソフトマシーンの1st収録曲の続編になっているものの、ほとんどソフツらしさを感じさせない仕上がりになっている。デヴィッド・ベッドフォードの手によるオーケストレーションが素晴しく、初期ソフツとは全く異なるドリーミーなサイケ・ポップの名盤がこの作品。ケヴィンのけだるい低音ヴォイスの存在感がすこぶる高く、過剰と言ってもよいアレンジと見事に渡り合っている。2.は管弦の調べが美しいサイケ・ホップの名曲。3.はメロトロンをアタッキーに使った珍しい演奏が聞かれるメランコリックなポップ曲。6.ではエキセントリックとも言えるマイクのオルガン・ソロが素晴しい。7.はサイケ・フォークの名曲。サイケ・ポップとしては絶対に外してはならない作品の一つ。陽炎が立ち上るかのようなゆったりとした音世界を満喫してほしい。
・「ケびんにはまってさあ大変」
60年代後半に出されたケビンのソロデビューアルバム、のんきで、メロディアスで、独創的なケビンの世界がこの作品ですでに確立されているが、この後に見られるプログレ的な展開や狂気的な曲はまだ見られない。ただし、9の「おれ〜おれ〜ばんじゅ〜ばんどんぐ」ではケビンの前衛的な面が現れている。個人的には4の「ぶらんこ」やソフトマシーンのメンバーが参加した5、7の「エリナーのケーキ」8の「レディレイチェル」そして、ハーモニカを使った10が大好きだ。当時ケビンはピンクフロイドを解雇されたシドバレットとバンドを組む計画を進めており、同時期に「朝に歌えば」という曲をデュエットしている。もしバレットの健康が回復して、バレットケビンバンドのアルバム製作が完成すればどんな内容になっていたか?もしも「夜明けの口笛吹き」に匹敵する良質な作品ができていたら、70年代前半にデビッドボウイの「ロウ」のような作品が次々に登場し、クラフトワークのようなバンドの隆盛時代が早まっていたのかも、ケビンの次作の「月に撃つ」の曲にもしシドバレッドが関わったらさらにトリップ感が倍増し、マイクオールドの曲作りにも栄養を与えたことだろう。聞きやすさと曲のよさを考えればケビンの入門編として最適のアルバムである。ケビンの声は日本人ににははじめは抵抗を感じるかもしれませんが、一度はまるとやみつきになります。後期ビートルズが好きな人、初期のピンクフロイドが好きな人には絶対にお勧めです。ぜひケビンにはまって幸せになってください。
・「底なしのおもちゃ箱!」
「うわぁ、おっきな積み木のお城ができたぞ!」子供の頃に、時間をかけて大きなものを作った積み木遊び。それを崩す時の快感は、例えがたいものがありますよね。そんな気持ちを例えてしまえるのが、この1枚。オブ・モントリオールの『The Gay Parade』です。
完璧に計算されつくした音なのか、はたまた偶然やまぐれで作り上げてしまったのか。それがわからないほどに良く出来た音楽であると思います。アート、と言えるのかもしれませんね。聴いていると、ウキウキというかワクワクというか、キラキラした思いがムクムクと、湧き上がってきてしまうんですよね。とっても素敵な音楽を作っているんだなぁと実感する作品だと思います。
実は密かに、幼児や小さいお子さんと遊ぶときのBGMに最適だと思っているんですが、どうなんでしょう?こんなの聴いて育っちゃうと、とてもアーティスティックな大人になりそうですよね。是非、おしゃれなママさんにおすすめしたい1枚です。
・「The Gay Parade」
最初の頃の一連の作品の中では多分、不思議な魅力そのままにコンセプトアルバム風の持ち味を含めて、一番の力作という雰囲気。妙なSEからシャッフルで切ないピアノ、やがて不思議なコーラスに包まれてバンドがはじまるOld Familiar Way。やや急ぎ足というか、無理にテンポアップさせたような性急な8ビート、張り上げるKevin、少々不思議なコードのFun Loving Nun。SMiLE的なバンジョー使いが印象的なTulip BarooはBrian Children直球のストレンジな楽器と構成。この思いつきにKevinのスゴさというのか底力というのか、そういうのを感じる。シンプルにポールライクなピアノバッキングでキュートなメロディーと騒ぎ立てるSEが素敵なJacques Lamure。March of the Gay Paradeは、フェリーニのサントラみたいなバッキング、大仰に歌い上げる雰囲気とシリアルなコード進行ががどことなくコミカル。アルバムの主軸になるような持ち味。それだけのことでどことなくコンセプトアルバムのように聴かせてしまうのはこのアルバムの不思議な魅力。
・「永遠の一枚」
ファイブ・リーブス・レフトから通算3枚目でこの境地になってしまった者に残されるのは死。基本的にギターと少しのピアノのみで構成された楽曲達は、あえて余分な楽器で彩らず、細部の美しさをこれでもかと強調(本人はそのつもりはないにしろ)。最後の「ハーヴェスト・ブリード」からピアノの音で始まる「フロム・ザ・モーニング」に移る瞬間の美しさ!前2作を担当していたプロデューサーのジョー・ボイドが去り、精神的に追いつめられてのレコーディング、ほとんどアレンジなしでとデモテープを渡されたピンク・ムーンをプロデュースしたジョン・ウッドは相当困り果てたことでしょう。しかしそれが、傑作中の傑作、一作目のファイブ・リーブス・レフトさえ越えるアルバムになるとは・・・。やはり天才です。そして、アウトテイク集、time of no riplyのblack dogへ・・・もはや狂気と美が紙一重だということを身をもって知らしめてくれるアルバムです。4枚全てが永遠のマスターピース。合掌・・・・
・「一生モノです」
ニックドレイクの3枚目にしてラストアルバム。とにかく、美しい。複雑なアコースティックギターの美しい響きと、彼の優しく温かい声が聴く者の心を揺さぶってくれる。飾らないからこそ輝く美しさもある。
僕の拙い英語力で語るのもおこがましいけど、彼の作品がここまで感動させてくれるのは、彼の歌・詩や、特に音楽に対する姿勢に嘘がなかったからだと思う。寝るときによくこのアルバムをかけるが、結局最後まで眠れずに聴いてしまうことがよくある。彼の認知度があまり高くないのが残念ですが、出会えたものだけが知りえる素晴らしい世界があります。
・「物静かな夜に、暗鬱な魂の慟哭を。」
イギリスのカルトヒーロー、ニック・ドレイクの3枚目にして、最後のアルバム。日常に潜む陰鬱さを音楽というものに昇華して、その本質を見事に一表した名盤で、沈んでいるときに聞くともっと暗鬱な気分になれるアルバム。
シンプルで交じりっ気の無い素朴な音で作られていて、非常に丹念にかつ丁寧に織り込まれている。朴訥なその散りばめられた音が、不思議と心の琴線に触れる。その類い稀なる音楽性は静かな夜に聞くといっそう心に響く。そして、雨もよく似合うアルバムだ。雨の降る静かな夜に一人で聞いてみて欲しい、きっとこのアルバムの真価が十二分に分かるに違いない。少なくとも、私はそう確信している。そうする価値のあるアルバムだ。
・「心にしみる一枚」
今現在、このアルバムがこんなにもてはやされるなんて、世の中相当病んでいるのかな、などと思ってしまう一方で、いや、こういうアルバムこそが売れなきゃいけないと思ったりもします。発表された当時は全く見向きもされず、重度の鬱病にかかってしまった彼は'74年に亡くなってしまいました。まさか現在その当時の何倍も売れてるなんて、天国で彼は、ゴッホと共に「ざけんなよ!全く!」てな心境なんでしょうか?実際5年ほど前、生まれ故郷タンワースにある彼のお墓に行った時、周りの寂しげな墓石に比べ、真新しい花がたくさん捧げられていて、思わず涙が出てきました。教会の記帳ノートには世界中からやって来たファンのニックへのメッセージが書かれていて、中には中国かどこかアジアから来たファンの方もいました。セカンドのブライターレイターがまず、クラブシーンで評価されたとか、ポールウェラーがニックのことを褒め称えたとか、きっかけは何でもいい、とにかく彼の全レコードを多くの人に聴いてほしいですね。このラスト作は死の2年前に発表された、彼の中では当然、音を含めて最も赤裸々で孤独なメッセージに満ちていますが、決して暗いだけでなく希望も同居しているからこそ、心にしみるのだと思います。
・「」
わずか三枚のアルバムを残し、この世を去ってしまったニック・ドレイク。最後の作品となった今作は、ギターと歌、そしてピアノというシンプルなスタイルをとっている。
ひたすらストイックで、悲壮感すら漂わせる音は、鳥肌がたつほど鋭利で力強くもある。
物静かで、どうしようもなく暗く、悲しく、だからこそ信じることができる『ニック・ドレイク』がココにいる。
・「めくるめく音の魔法」
天才発見。
本作でプロデュース、作編曲、演奏、エンジニアリング、ミックスをほぼ一人で手がけているKevin Barnesはオルタナ世代のBrian Wilsonだな。おじさんたちがBeach Boysを初めて聴いたときの衝撃ってこんな感じじゃなかろうか。
万華鏡のようなサウンドスケープは、これもバーンズの手がけたジャケットの雰囲気そのもの。Cornelius、Tahiti 80、The High Llamsなどが好きな人は絶対気に入るはず。
これ以上ないくらいポップで、これ以上ないくらいマニアック。まさしくそれこそ優れた芸術。
・「00年代に刻まれた、必聴盤です」
何が素晴らしいって80年代から活動して、コンスタントに作品を発表し続けてきたベテランバンドが2005年の現在にこんな魔法にかけられた様な(まるで若かりし頃のブライアン・ウィルソンが乗り移ったかの様な)アルバムを発表してくれた事実ですよ。
内容は過去最高に多彩なものとなっています。The Carsを彷彿とさせるギターポップありエレクトロニカの影響を感じさせるものもあり(5曲目のイントロはモロにドラムンベースです)9曲目ではストリングスを大胆に用いています。
4曲入りのボーナスCDにはOf Montrealに対しての最大公約数的イメージを具象化した様なひねくれポップが詰まっています。
いやー、間違いなく今年のベストの1枚ですよ。聴かないと損しますよ!
・「アダムとイブのPOPミュージック」
米国ジョージア州アセンズのポップバンドof montrealの通算12作目。
ほとんどの楽曲を手がけるケビン・バーンズの才気迸るPOPオタクぶりも爽快なまたまた、大傑作。
Kevin Burnsと結婚して加入したノルウェーのEthnobabesの元メンバー、ニーナの影響だろうか。80'sニューウェーヴ感覚や70'sアフロビートなども盛り込まれさらに幅広いPOPワールドを展開する。
ひねくれてて、マジカル。ドリーミーでノスタルジック。
ポップなメロディはキラキラと弾けストレンジに展開する。
エレファント6系のなかでも際立ったポップセンスを見せる彼らのポップ・オペラともマジカル・ミステリー・ポップともいえるようなトータルPOPアルバム。
ジャケットの男女はバーンズ夫妻だろうか。ポップ・ミュージックの光に輝く新世紀のアダムとイブのようにも思える。
その尽きないアイデアと豊かなPOPマジシャンぶりにますます目が離せなくなってきた。
・「インディーロックといえばコレ。」
結構キャリアも長いIndie Rock Band, Of Montreal。日本では知る人ぞ知るというバンドではないでしょうか。The Shinsが好き!という人は是非チェックしてみてください。「僕らはエレクトロ・ポップ・オペラを演じている」とバンド自身が言っているようにポップ、ロック、オペラなど、ジャンルを問わないバンドです。この「The Sunlandic Twins」にはボーナスEPもついていてその中の一曲の「Keep Sending Me Black Fireworks」ではケヴィン・バーンズの妻のニーナがボーカルをとっています。とにかくどの曲も捨て曲一切ナシ、最高のアルバムです。
・「ゆーとぴあ」
ポップ。めくるめく展開。ベタベタは全くしていないドリーミングさ。なにか歪んだ感じ、それを包み込むユートピアな感じ。ドキドキしました。
・「羊が一匹・・・」
タイトルまんまのチルアウト音楽の最高峰。 素晴らしいジャケットはピンクフロイド『原子心母』へのオマージュ。 KLFは音楽のみならず、大問題ばかり引き起こしまくった行動でも大いに尊敬されるべきアーティストだと思う。
・「いながらにして、ピクニック!」
時、場所、時間を選ばす、落ち着きたいとき、こいつを1枚聴いてみましょう。たちまち廻りは、ゆらゆらに…。太陽より高いところへ行っちゃいます。90年代初頭のエスケイプミュージックの大傑作。
・「お願い」
KLFよ再結成してChill Outの続編を作ってくれー。最近また聴いているが、なんなんだこれは。今聴いてもやっぱ気持ちよすぎるじゃないか。まだ買ってない人。買いなはれ。買いなはれやー!このアルバムをかけたとたん、あら不思議。部屋に小川の清流が、周りを見渡せば田園風景が。マイナスイオンの洪水に酔いしれ、α波を出しまくるがいい。いつの間にやらあなたは夢の中。
・「田舎疑似体験?」
本来,躍らせる為のハウスがその機能を捨てて,瞑想させるハウスに進化した1枚。仕掛けイッパイ,遊びイッパイ,クールに決めてくれています。
使い方その1夏に都会で寝苦しい夜,クーラー効かせて,これ聴いて!グッスリです。
使い方その2昼にカーテン引いて暗くして,お香をたいて,これ聴いて!グルの説教は無くても,瞑想出来ます。
使い方その3大人になって久しい貴方に,これ聴いて!プレステ無くても,休日出勤続いても,夏休みです。
使い方その4恋人と一汗かいた後,これ聴いて!インターバルです。もう一回?
アンビエント・ハウスはこれ一枚で充分。ジャケット,パロディーセンスもGOOD JOB !フロイドやゴングは引用多いですね,ハウス。
・「chill outの元祖、定番 !」
正にタイトル通り、ジャケットのイメージ通りの内容。ぼーっとしたい時、寝る時、起きる時になんとなくかかってると気持ちいいアルバム。疲れている人、癒されたい人にお薦めです。
・「Musical Spell!!!!」
メジャーから出たサイケのアルバムで最も入手困難だったもの。もともとRahgoosという名で活動していた彼らはライブ中にボーカルに奇妙なtape echoを行うことでラビンスプーンフルなどを手がけたプロデューサーに注目され(その特徴的な音は一曲目から表れている)'67年録音、しかしミキシングの遅れ、契約問題、ジャケット取り違え
などさまざまな不幸に見舞われ発表は69年になってしまいすぐ店頭から消え去ったらしい。当時にこれが普通に流通していたらかなり評価されていたのではないか。Peggy Leeで有名なGolden Earrings、TimHardinの曲などカバーが中心だが極めつけはギターのPeter Sandoのオリジナル2曲だろう。Colin Blunstoneの様なボーカルにハモンド
オルガンが乗るという夢みるような展開。本人たちはミックスに不満でもっとヘビーだった、との事だがこれだからこそ評価されたのだろう。本盤は丁寧な仕事で著名なSundazedからで、一部で期待されたボーナストラックこそないがリマスターは高品質、オリジナルはきっと買えないからこれで一生楽しみましょう。
・「秘宝にしておきたい」
どこからこの旋律は聴こえて来るのだろうか。いや確かに狭い我が家の安物コンポからその音が鳴っているのが確認できるのだが、そんなはずがないのである。このような妖しいほど美しい音楽は、絶対に遥か遠くの、人類がまだ穢していない場所から鳴っているに違いない。ああ、生きている内に、こんなにも素敵なものに出逢えたという、何物にも変え難い幸福!!地球人が発明した、全宇宙に誇るべき、永遠に褪せることのない究極の至宝!!それがこのアルバムだ。このレコードの存在を、宇宙人(地球人も含む)全員に知らせてやりたいが、それも惜しい気がする、極上のあの世行きミュージック。どんなダメ人間でも、この音を聴いたことがあるというだけで誇らしく死ねる気がする。
・「チェット・ベイカ−と互角。」
退廃系ヴォーカルと言えば、チェット・ベイカーが相場だが、この中性的風情を醸し出すヴォーカルは、それに匹敵する声質の持ち主。
乙女チックなハープシコード&ヴィブラフォンをバックに歌う様は、まるで、少女漫画に登場する、白馬の王子様である。このナルシスト野郎!
本人に負けず劣らず、ナルシストなジャケがサウンドの内容を暗示している。聴いていると、頭の中が、まっ黄色になる妖サイケの快作なのだ。
・「ジャケ同様面白味なし!」
ジャケットがどうにもダサイ! 心配だったがカスタマーズレビューなんかを読んで、イチかバチかで購入したのだが、ジャケットを見た時の直感を信じるべきだった。音の作りは悪くないのだが、面白味がまったくない。メンバーの中には随分期待感を抱かせる風貌をしたのもいるのだが、それだけに余計残念で仕方がない。また今だに私はこのグループの正しい読み方ができない。普通自分のCDラックの中にあるグループの名前を読めないなんて事実があると随分格好が悪いものだ。そういうリスナーにコンプレックスを抱かせるところも、イチイチ癪なのだ。サイケだ、プログレだなんていっても普通の名前でいいんだよ! シャドウズ・オブ・プレイボーイズとか分かり易いグループ名にしていてくれれば、もう少し星を加えてやってもよかったのだが……。
●Psychedelic Sounds Of The 13th Floor Elevators
・「13階のエレベータを登って見ませんか」
良い子は決して聴いてはいけません。バックでパーカッション使って出す例の音が入っていて、しびれます~。
・「ヒョコヒョコいってます。」
サイケ/ガレージで有名な盤。何と言ってもほとんどの曲で聴かれるヒョコヒョコ音がいい味出してる。何でもエレクトリックジャグという楽器(?)で、マイクをしこんだ壺に口を付けてヒョコヒョコ言ってるらしい。ネットで検索するとこのバンドの60年代の演奏シーンの写真が見れるが、壺持った人が立ってます(笑)
・「まずはここから」
ガレージ・サイケの代表盤もこのお値段で。後多くのバンドにカヴァーされる定番曲もほとんど ここに入ってます。ここから深みにハマッて下さい。
●原子心母
・「もしも私が列車なら遅れてくるだろう」
↑収録曲”IF”の一節ですがなかなか心に沁みます。この曲から始まる、アナログ盤で言うところのB面が特に好きです。ふわふわしたうつろな、徹夜明けの日曜の朝みたいな幸せな気分が味わえるいいCDです。この喪失感みたいな気分はどう書いて良いのかわかりませんが、現実逃避できて、とても気に入っています。歌詞もそんな気分に拍車をかける感じで大好きなので、ぜひ日本盤で聴いてほしいと思います。音楽に何を求めるかは人によって違うと思いますが、逃避型の喜びを求める人にはぴったりです。おすすめします。
長いタイトル曲については、若い時分、「なんじゃこのクラシックの出来損ないみたいなのは」なんて思ってましたが、今聴くとどうしていいメロディがたくさん含まれていて、とばすのは勿体無いです。あと余談ですが、日本盤CDにオマケでついている、収録曲”アランのサイケデリック朝食”の献立表カード(!)は、何に使ったらいいのか不明ですが、ちょっと嬉しい一品です、かな?
・「シンフォニック!」
A面全てを使った、6楽章からなる表題曲の圧倒的な構成力が、この後のフロイドの代名詞になる。映像的なイメージを喚起させ、スケール感が抜群かつシンフォニックで素晴らしいのだが、B面の、各メンバーが提供したメロディの美しさが光る小品集は、ムーディで各人の個性を生かしたプロダクションが最高で、これまた素晴らしいのだ。アコースティックな“イフ”の病み方の「美」、あまりにも涼しい“サマー’68”など、ポピュラリズムも兼ね備えている。このポピュラリズムが、フロイドの傑出した才能で、人々に圧倒的に受け入れられていった最大の理由だと、僕は思う。
・「プログレの夜明け」
LP時代にレコードが針ですり切れて、音がカサカサになるまで聴いた。表題作「原子心母」はトランペットをメインとした激しい叫び、甘美なヴァイオリン、合唱団が醸し出す不思議な雰囲気。当時としては非常に斬新だったが、これでもロックなのだ。当時もてはやされたロックはツェッペリンやパープルなどのハードなものだったが、激しいリズムやギターテクニックよりも交響曲的な曲全体の精神性を求める方にはウケた。FM放送でも斬新なロックとして繰り返し流された。プログレッシヴ・ロックという言葉が一般的になったのはこのアルバム発売後くらいからだと思う。1970年代前半頃だった。この頃からイエス、クリムゾン、ELPも一つの時代を築いていった。原子心母はプログレの一つの方向性を明示した後、ピンクフロイドは名作「狂気」を完成させた。こういう背景を云々する以前に、プログレファンにはこの作品は理屈抜きで本当に楽しい。
表題作以外の曲も興味深い。「もしも」は鼻に空気がスカスカと抜けている様な声でギターをバックに穏やかに歌うが、暖かい雰囲気に満ちている。「アランのサイケデリック・ブレックファスト」は面白い曲だ。否、これを曲と呼べるだろうか。男が目覚めて顔を洗ったり、朝食を食べたりする場面の音が収録され、コーヒーがどうのとか呟いている。こんな状況が続く中に3曲の歌の無い短い曲が挿入されている。作り手がこれでも曲だと思っているあたりが斬新?だが、この曲は退屈だけど意外に楽しめる。
発売当時はLP1枚2000円から2500円に値上げされた時期でもある。当時の物価水準としては高かった。今はCDとしてこの価格で買えるのなら、興味のある方には是非おすすめしたい。
・「出産体験音楽」
私はロックは嫌いだ!!なのに木製レコードボックスの中には、「狂気」と「原子心母」のLPが大切にしまわれている。高校生の時に買ったものだ。部屋には「狂気」のポスターが貼ってあった。たしかプルシャンブルーの中に黒く鎮座するピラミッドの写真。どんなヤツだったんだ私。
その何年か後に、出産をした。陣痛が三日間続き、口から泡を吹いて、・・・結局帝王切開だった。全身麻酔とは、ふわふわした気持ちいいものと思っていたらとんでもない、頭の回転が次第に早くなり、「原子心母」が流れ出した。最初から最後まで。産声は聞いていないはずなのに、原子心母とリンクしていたような・・・。カッコイイとか、スゴいとかそんな安っぽい言葉では現せない、もっと神聖な音楽だったと思う。「だった」・・・というのは、もう何十年も聴いていないので。これを書いていて、CDが欲しくなってしまった。
追伸。買いましたよCD。懐かしいというよりは新鮮でした。これはロックではありませんね。タイトルも、エリック・サティの真似みたいだし。でもやっぱり出産を思い出します。その時の赤子がもう18歳。彼にはCDを聴かせていません。もしもこれを読まれたら恥ずかしいでしょう。'05.9.29.
・「あまり肩肘張らずに聴きたい作品」
私は長きに渡ってPINK FLOYDを敬遠していたが、意を決して、今更ながらではあるが、有名作である本作を聴いてみた。
私個人は、評判が悪いタイトルトラックに感動した。確かにクロスジャンルでもあり、万人が受け付ける種類の音楽とはとても考えにくいが、このグループやクラシックに何を求めるかによって評価は異なってくると思う。ちなみに私は、それほどクラシックに詳しい訳ではないが、交響曲はあまり聴かず、室内楽やバロックが好きである。
②③④は普通に名曲と呼んで差し支えないだろう。⑤については、曲自体はとても良いが、冒頭の、食べ物をグチャグチャ食べる音が効果音として入っているのは…?これもこのグループの味付けなのかも知れないが…
●In The Court Of The Crimson King: 30th Anniversary Edition [Remastered]
・「傑作です。」
キング・クリムゾンの数々のアルバムの中で、デビューアルバムである本作は特に毀誉褒貶の落差が激しいアルバムではないだろうか。それは発表当時からそうだったようで、当時はシンフィールドの詩に対する批判が多かったようだ。「笛吹き」や「魔女」がてらいもなく登場する歌詞が子供騙しだ、という批判である。今になってみれば、それに加えて大仰な構成や悲壮感漂う曲調が、「古臭いプログレ」としてアナクロニズムを指摘された危うさを確かに持っている。しかし実際にこのアルバムに耳を傾けてみると、そういう批判はあまりに表面的だという気がしてくる。当時としては斬新だったプログレのフォーマットを提示したことだけがこのアルバムの値ではない。
今でもこのアルバムを聴いて感じるのは、クリムゾンの楽曲にはなぜが聴き手を非常に動揺させるユニークな力があるということで、それはおそらく 曲形式とはあまり関係がない。私はこのアルバムを聴くとゴヤやボッスの絵を思い出す。不安、狂気、そしてこの美しさの底には恐怖すらある。アルバム全体を通して絶え間なく不安の情緒が流れていて、それは「風に語って」のような静かな曲でも例外ではない。更に言えば、一つ一つの楽器の音にすらそれが感じられる。レイクのヴォーカルにじわじわとかぶさってくる「エピタフ」のメロトロンの美しさは有名だが、この楽器を使うプログレバンドは数あれどこれほど不安感をたたえたメロトロンの音を私は他で聴いたことがない。まったく異質だ。それと同じことをアコースティックギターやフルートの音にすら感じてしまう。不安感、徹底的なユーモアの把??如、そして何か非常に切迫した現実逃避の感覚。これを作ったアーティストは精神を病んでいるのではないか、とすら思わせる何かがある。無論それは芸術的狂気であり、つまりは傑作ということだ。
・「ジャケットと同じく音もインパクトがあるアルバム」
今でもよく覚えています。貸レコでこのジャケットと出会い、そのまま気に入って借りてしまいました。そして帰宅して針を落とした瞬間、衝撃が走りました。ディスティネーションギター+ホーンでリフを奏でて始まる"21st Century Schizoid Man : 21世紀の精神異常者"。なんと声も歪ませています。そして2番まで歌った後、突然曲調が超速Jazzになりロバートフィリップ氏のギターソロになります。と思ったらSAXとロバートフィリップ氏の超速ユニゾン。そして曲調が戻り3番の歌です。と思ったらまた超速Jazzになりかけて終わり。と思ったらもう一度。。。シャレかと思う曲構成です。
そのまま"I Talk to the Wind"につながります。牧歌的できれいな局で、前曲とのギャップがすごいです。
今聞いても全くインパクトが薄れていません。そんなスゴイアルバムです。
・「ロック史上に残る名作!!!!」
今更何を言う事もない、ロック史上の傑作である。
「アビイ・ロード」をチャートから引きずり降ろした事で有名なアルバムだが、ビートルズが拡大しきったロック・ミュージックにおいて、まだ創造すべき物がある事を示したディスクでもある。そして、アートワークを含めて、ロック・ミュージックが芸術と成り得る事を証明した作品でもある。
オリジナル・マスターを使用したこのディスクでは、まず音質改善の素晴しさに驚愕した!!! スティックが触るタッチの違いまで聴こえてくるシンバル、マクドナルドのブレスまで聞こえニュアンス豊かに響き渡るウィンズ。
レンジが広くなり分離が良くなった事で、もやもやしたものが一切ない眼前に迫ってくる音像となっている。しかしデジタル的なピリピリしたものではなく暖かみがある。
久し振りに良い音でこの作品が聴けた。まさに30年前にLPで聴いた生々しさ、いや実際はそれ以上だろう。 凡百の新譜より遥かに素晴しい感動を体験できた。
30数年経てこれほどの物を聴けるとは・・・!オリジナル・マスター恐るべし!!!。
・「プログレッシブ・ロックの聖典」
1969年発表。キング・クリムゾンのデビュー・アルバム。僕の持っているCDは1989年にロバート・フィリップとトニー・アーノルドの手によってリマスターされたEGCD1だ。が、他のファン同様レコードから通算して4枚目の『宮殿』である(●^o^●)。ギター・メロトロン・サックスを見事に使いクラシック・ジャズそしてハード・ロックのエッセンスを見事に融合昇華させた本作は『プログレッシブ・ロックの聖典』とも言うべき傑作である。メンバーの異様なくらい高い演奏能力と破壊性(特にロバート・フィリップ)と哲学的とも言える歌詞による叙情性(まさにピート・シンフィールド)を合わせ持った希有なこのアルバムは、ビートルズの『アビー・ロード』を追い抜き、全英ナンバー1を獲得。時代が変わることを宣言した。ジャケットはバリー・ゴッパーの作品。不安に満ちたその表情はこのアルバムを見事に表現している。また、6作目のアルバム・タイトル『Starless and Bible Black(星一つ無い聖なる暗黒)』と本作中の『エビタフ』の『Confusion will be my epitaph(混迷が僕の墓碑銘)』は心に突き刺さる僕のクリムゾンに対するイメージそのものだ。『聖典』に言葉はいらない。ただ聴くべしである。
・「死に対峙した若き天才たち」
このアルバムについてその音楽的な水準の高さ、圧倒的な衝撃、現代においてもなお新鮮さを保ち続けていることに議論の余地はない。キング・クリムゾンはロックのみならず音楽そのものの可能性を拡大させてきたバンドであるが、このアルバム一枚だけでもそれだけの存在意義がある。
このアルバムの特筆すべき点は、この若さでありながらすでにある種の死生観を表現している点、死に正面から向き合っているところである。その意味で、およそデビュー・アルバムらしからぬ、もう世の終わりがみえているような絶望感、悲壮感漂う内容を感じ取るにつれて、一体彼らをここまで追いつめたものは何だったのだろうかと考えざるをえない。ベトナム戦争だろうか、激化した冷戦構造に向かってのことだろうか? 例えばその名も「墓碑銘」、Epitaph では、4分20秒あたりからまさに墓を掘っているような戦慄が走る音が展開されており、Moonchildを夜の首都高速などで渋滞している時に聴いたりすると、廻りのクルマがみな葬式に向かっているような、人々がそれぞれこの世の終わりを待ちうけているような風景に写ってしまうほどである。
音楽自体は決して難しいものではない。その高い芸術的水準、多様な作品世界、美しい旋律とめまぐるしくうねるリズムそしてクライマックスへとのぼりつめていく迫真の演奏は現代においてもなお超一流のエンターテインメントといえよう。幾世代にもわたる多くの人が「針」が擦り切れるほど聴いている。聴くたびに発見のあるアルバムである。
・「開放感」
心臓の鼓動の音から始まるあまりにも有名な、あまりにも売れたアルバムです。本来ポピュラー・ミュージックであるロックを、芸術作品と呼ぶことを可能にした作品だとも思います。
自分はThe Wallが一番好きな人間なんですが、やはりこのアルバムの凄さは語られている通り、もしくはそれ以上だと思います。
あまりに完成されたサウンド・プロダクションと、情緒的で優しいメロディは、壁も天井も地面も消えたように、現実に自分の居る空間から解放され、壮大な異空間、もしくは宇宙の中に解き放たれたような気分にさせてくれます。アルバムの流れも完璧に作られていて、本当の傑作とは何かを教えてくれます。
5.Moneyや8.Us And Themも好きですが、自分のこのアルバム内のベスト曲は4.Timeです。あまりにも王道だとは思いますが…時計の音のSEからのミステリアスで惹き込まれるようなイントロ、切ないメロディに絶妙の女性コーラス、そしてD・ギルモアの“鳴くギター”によるギターソロ…上に書いたように自分が現実の空間から解放されていくような気分になります。
あらゆるジャンルを超えて、音楽が好きな人ならば必ず聴いてみるべきアルバムだと思います。
・「かなり大きめのリアスピーカーが要ります」
この5.1ch版狂気を実際に聴いて感じたのは、かなり高いスペックのサラウンドスピーカーが要るという事です。通常のドルビーサラウンド/DTS音声ソフトの場合、リア・スピーカーは、補助的にミックスされたサラウンド音声を受け持つ為のものなので、大きなスピーカーはそれほど必要ではありませんが、このソフトはリアスピーカーもメインスピーカー並みのスペックを必要とします。また、リアの音量や音質をかなりシビアに設定してバランスを整えないと、良さが生きてくれません。でも、うまく設定した時の音は圧巻です。個人的にはシンセ音が縦横無尽に飛び交う「望みの色を」が最もサラウンド向きだと思います。
・「あまりに見事な音に対しあまりにおそまつな解説」
立川直樹はレコードの時代からPFのご意見番として専属ライター的な扱いで仕事をしているが、中身のない解説は不要。和久井光司もしかり。「クリストーマスにインタビューしたことがある」程度で誇らしげに書いている事は感想文。レコード会社のディレクター氏ももう少し考えて(ないのだろうな)人選するか、歌詞対訳のみか、レコーディングデータをもっと詳しく(音響が売りのSACDなんだからね)載せるとか商品価値、セールスポイントに沿った仕事をして欲しい。よくあるでしょう、試写会に呼ばれたタレントのコメントを載せた新作映画の広告を。あれ読むと観る気がしなくなるのと一緒です。
・「スルメだね」
ディープパープルのライブインジャパンと言うお決まりのコースからすぐにこのアルバムに入り、以後ほぼ1年半このアルバムだけで過ごした高校浪人時代、一日三回はアナログで聞いていたと思う。お陰で全ての曲を歌詞カードなしで歌える様になってしまった。バックの話し声までコピーしようとしていた。筒井康隆が最初に傑作に出会う事程不幸なことはないと書いていたが正にその罠に嵌ってしまったのであった。このトラップから逃れるのにはクリムゾンキングの宮殿との出会いまで待つ必要があった。傑作には傑作で。この二作のお陰でこちんこちんのプログレ頭になって、この巨大な穴からはその後10年程抜け出る事が出来なかったのだ。それ位の傑作である。しかし、作りそのものはイージーリスニングと言っても良い程万人受けする作品である。
・「あらためて、すごかった」
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