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▼朽ちない言の葉:セレクト商品

ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫)ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫) (詳細)
ダグラス クープランド(著), Douglas Coupland(原著), 黒丸 尚(翻訳)

「これからも、きっと、たぶん。」「訳文の妙」「カナダの彫刻家兼作家。」「くれぐれも浸り過ぎないことが大切」


百頭女 (河出文庫)百頭女 (河出文庫) (詳細)
マックス エルンスト(著), Max Ernst(原著), 巌谷 国士(翻訳)

「想像力の結晶」「最上のコラージュ」「文庫で出てるとは・・・・!!!!」「おそろしい絵」「満足度大」


耽美生活百科 (YOUNG YOUコミックス)耽美生活百科 (YOUNG YOUコミックス) (詳細)
楠本 まき(著)

「興味のない人にもオススメです」「耽美”生活”百科」「タンビマニア」「耽美?」


ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫)ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫) (詳細)
村上 春樹(著)

「80年代だけど新しい」「4作品の中で一番面白く読みました」「変容する村上春樹」「踊り続ける意味」「踊るんだよ、音楽が続く限り」


ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫)ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫) (詳細)
村上 春樹(著)

「愛すべき登場人物たち」「個人的な話で恐縮ですが」「題名が素晴らしいと私は思う。」「4作品の中で一番面白く読みました」「クライマックスへ」


▼クチコミ情報

ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫)

・「これからも、きっと、たぶん。
この作品のおかげで、自分なりに物を考えて、そのことに自信を持って(力まずに)生きていこうという気持ちをハッキリ持てるようになった。もちろん小説の持っているチカラというものそのものも疑って生きていくべきなんだろうけど、この本だけはまるで聖書のように、日々読んでは精神的安定を得てしまう、なんだか「出会うべくして出会ってしまったなぁ・・・」と苦笑し続けてしまう作品。旅のおともに。

・「訳文の妙
僕が今後、幸福というものについて思索するとき、必ず思い出すであろう文学作品。個人の人生の断片である『物語』が、抜群に美しい言葉で語られる。いつかこんな物語が、僕の中にも生まれればいいと思う。

・「カナダの彫刻家兼作家。
以前、「ディスカヴァリー・チャンネル」でクープランド氏を見た。プラスチックについての話をしていた。「彫刻家」ということで、タミヤ模型の兵士みたいなのを実寸大で制作していた。 5年ほど前に読んだ本。以来頭を離れない本。「今」とそこに置かれている「自分」に違和感・閉塞感を抱く人には必読の書。 ちなみにRADIO HEADのメンバーも、ことごとくこの本が好きなんだとか。(OK COMPUTERの'FITTER HAPPIER'を聴けば解るんじゃないかな?。) 発表されてからかなり時間が経つが、まだまだ古びない本。注釈・章の名前、どれをとってもオリジナル。若いうちに読んでおいた方が良いかもしれない一作。

・「くれぐれも浸り過ぎないことが大切
2〜3回読まないと日本語の言い回しに癖があるので読み辛いがその癖が逆に病みつきになり、世界観に没頭できる。

非常に中毒性のある危険な書です。

ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち (角川文庫) (詳細)

百頭女 (河出文庫)

・「想像力の結晶
コラージュの面白さを極めた作品。恣意的なところなど何もなく、細部にまでぎっちり美しい悪夢が詰まっている。もちろん、通常の意味で小説ではなく、むしろ画集と呼ぶべき本なのだが、不思議と小説的な感触もある。観る度に発見があり、自分の想像力の限界を押し広げられるような感覚を得ることができる。様々なスタイルを持つエルンストだが、これはひとつの代表作と言えるだろう。

・「最上のコラージュ
見る小説といわれる本書は文字も含めた様々なイメージのコラージュです。一ページの中で様々なイメージが反発、共鳴し合い、隣のページ、章の中で、そしてこの一冊の中でなんとも言えぬメロディを奏でる。コラージュにたいする一番の理解者であるからこそ生み出せるこの一つ一つの存在感は見る人を無条件に恍惚にさせる。没頭するのではなく、眺める。何度も、何度も眺める。それがたまらない。

・「文庫で出てるとは・・・・!!!!
澁澤龍彦の「幻想の画廊から」で知って以来、見てみたいと思っていましたが、お手頃価格の文庫で出版されるのは嬉しい限りです。縮小されても何ら魅力は損なわれていません。マグリッドが”絵画とタイトルの関係は詩的であること”と言ったように、エルンストのこの作品もまとまった作品というよりは1枚のコラージュに1つの詩があって、独立した作品として完成されているように思えます。

・「おそろしい絵
眠る前に、静かな部屋で、暗闇の中で細い電灯を照らして、見たいのはこんな本だ。

とびきり素敵な悪夢が見られそうな、奇異な絵たち。その絵に合ってしているのか否かさっぱり分からないコラージュされた言葉たち。怖いような気もする。とても滑稽な気もする。つまらない気もする。気持ち悪い気もする。

でも、見れば見るほど引き込まれる。人間の頭は、これほど奇妙奇天烈なことを考えられるんだ、と嬉しくなる。やはり、面白い。

一気に読める類の本ではない。また、順番どおり前から読む本でもない。思い出したときにでも、数ページを、気の向くままにめくるだけでよい。それだけで、日常の雑多な生活とは完全に断絶された世界が垣間見れる。

・「満足度大
コラージュ絵とキャプション。そのふたつの関係や無関係を考えたり考えなかったりしながら淡々と読み進めると、それだけでチルアウトできる。

百頭女 (河出文庫) (詳細)

耽美生活百科 (YOUNG YOUコミックス)

・「興味のない人にもオススメです
耽美な生活を送るためには、どうしたらいいかのアドバイスが著者ならではの世界で描かれています。 50音順に著者が独自に耽美と思われるカテゴリについてコメント(紹介)しています。わかりやすくカッコいい本です。 エッセイっぽいカンジなので、自分には関係ないと思った人にもオススメです。

・「耽美”生活”百科
耽美というのは私自身まだまだ理解できているとはいえない。しかし、著者の中に流れる美意識だとか、考え方には、既にすごく共感を覚えている。他作品を読んで「これは!?」と想った方なら、この本にはまることうけあい。耽美がどーだとか、その意味だとか、そういうのを求めている人には、本屋にいって、専門書を読まれることをまずお勧めする。

(頭で理解することが必ずしも必要だとは想わないけれど)これは楠本まき式耽美生活百科である。

・「タンビマニア
耽美=同性愛や単純にエロティックなものという間違ったイメージは捨てましょう。美の実現を至上とする生き方、それが耽美生活だ!本書は五十音順のタイトルで綴られるエッセーであり、著者のツボに入ったアイテム、様式、作品などがちりばめられている。また、著者は漫画作家である故、イラストも大変充実している。今「耽美」について全く知らない、若しくは懐疑的な人にも大いなる啓蒙書となりえましょう(ちょっと大げさ?)。

・「耽美?
この作者大好きなんですが、あまりにも遅筆。なので新刊出るまで読み返してます。で、読み返す度に自己の中に発見がある。いや、ホントに。

"耽美"と付けたのは半分冗談と作者自ら書いてるけれど、百科と書いてあるのは本当。 作者で好みが分かれるのが予想されるけど、この作品だけはちょっと別物。割と広い間口なのではないかなぁ。

耽美生活百科 (YOUNG YOUコミックス) (詳細)

ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫)

・「80年代だけど新しい
村上春樹にしては珍しくミステリーっぽいこの作品。 『羊をめぐる冒険』もなかなかスピード感があったが、今作はそのミステリー感の影響でさらにスピード感のある作品となっている。

あんまり書くとネタバレになるので書かないが、今作のテーマは『死』と言っても良いと思う。

ある場面で主人公はこんなことをユキと言う不思議な少女に語りかける。

「人の生命というのは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。だから人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。公平に、できることなら誠実に。そういう努力をしないで、人が死んで簡単に泣いて後悔したりするような人間を僕は好まない。個人的に。」

良い台詞だ。

80年代後半に書かれたとは思えないくらい新しい。

一読の価値アリ。

・「4作品の中で一番面白く読みました
 「ダンスダンスダンス」は「風の歌を聴け」から始まる、ぼく(主人公)が活躍する第4作品目です。(タイトルだけではシリーズ第何作目か分かりませんので始めて購入する方は注意が必要です。)

 本作では、タイトルが現すように、主人公(ぼく)はかなり積極的な動きをする。北海道、ハワイなどでの生活、また深い謎を解くためにも時には攻撃的なコミュニケーションをとる。それらは、ダンスを踊り続けるという羊男からのアドバイスにもよるのだろうが、ストーリーも奇想天外でこれまでの作品以上に奇想天外で楽しい。

 個人的には、4作品の中で一番面白く読みました。

・「変容する村上春樹
 初期三部作の続きで最後の作。もちろん 今後村上が更なる続編を作る可能性は排除しないが おそらく 作らないと思っている。

 村上にしては珍しく後書で 本書の主人公は 「原則として」三部作と同人物であると言っている。逆に言うと そう言わないと それが分からない読者が多いのではという村上の懸念かもしれない。 それほど 前の三つの作品との断層があるのだと言う事なのだと思う。

 この作品では村上はひたすら「死」を扱っている。出てくる登場人物達は 現実からのやり直しを求めながらも どうしようもなく死に取り付かれて死んでいく。

 本書を書いていた頃の村上は 40歳程度で 欧州で「常駐的旅行者」という立場で 放浪していた頃だ。そんな疲れと影が どこか本書に漂っている気もしてならない。

 本書は評価としては分かれているようだ。むしろ 元々の村上ファンからは 幾分かマイナス評価を得ている趣もある。確かに 話がきちんと完結しておらず 答えを出さないというスタイルが本書あたりから 村上には出てきたような気がする。その点で 読んでいてもどかしさがある。 但し 初期三部作、特に 始めの二作に見られた村上のスタイリッシュな軽さの中に おりのようによどんでいたものが はっきりと主張され始めたという点では貴重な一作だと僕は考えている。ストーリーテリングの冴えも申し分ないと思うからだ。

 

・「踊り続ける意味
自分は村上作品の中でこの「ダンス・ダンス・ダンス」が一番好きだ。一般的に失敗作といわれているにもかかわらず。高度資本主義社会で自分を見失ってしまった主人公、どうしようもない喪失感と孤独感をかかえながら、彼は踊り続ける(他者とかかわり続ける)ことで自分を回復しようと奮闘する。とにかく会話が洒脱で読んでいて楽しい。作者もきっと楽しく書くことができたんじゃないだろうか。魅力的な登場人物たちとドラマティックな展開は難しい解釈以前に、ぐいぐい物語に引き込んでくれる。

タイトルからもいえるようにとても音楽的要素の濃い小説だと思う。作品中には実に多くのミュージシャンの名前が出てくる。「トーキング・ヘッズ」、「デュランデュラン」、「ジェネシス」・・・これらの名前はその時代を強く意識させる役割を担いながら、作品に彩りを添えているように思う。小説のラストシーンで「僕」がささやく希望に満ちた言葉はどこか穏やかな読後感を与えてくれるものだ。

・「踊るんだよ、音楽が続く限り
久しぶりに本書を手に取った。本書に描かれている、いわゆる「前回のバブル」の意匠は色褪せ、既にレトロの領域に入ってはいるものの、主人公の「僕」の年齢を超えた今、その喪失感と疎外感は痛いほどリアルであらためて村上文学の奥深さを実感した。

昔はリアルな設定の中の「羊男」といった断絶の意匠がSF的としてどうにも馴染めなかったものだが、突然の訃報といった日常の断絶を何回か経験した今ではどうにも抗えぬ世界の真実としてこの上もなくリアルに感じる。

ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫) (詳細)

ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫)

・「愛すべき登場人物たち
とにかく登場人物が魅力的!時々ふっと羊男、美少女、娼婦、片腕の詩人、映画スターとホテルの精みたいな女の子に会いたくなる。まるでおもちゃ箱!村上作品の中で個人的には上巻とあわせてナンバー1の作品。初めて読んだときから10年近くたってるけれど何度読み返したか分からない私にとっては宝物みたいな1冊。基本的には全3部作からの再生の物語だがミステリーの要素もあって一気に読ませる。デビュー作から出てきたこのちょっと不器用な主人公にこういう完結編を作ってくれた事もうれしい。で、この後この人どうしちゃうんだ?って終わり方が多い村上作品の中でこういうハッピーな終わり方は珍しいと思う。ノルウェイともねじまき鳥とも違う村上ワールド、体験してみませんか?

・「個人的な話で恐縮ですが
僕のネットでの知人が、先日交通事故で亡くなりました。年齢は17才。学校になじめず、高校には通っていなかったけれど、BIGになるんだ!というのが口癖の、おもしろい奴でした。

そんな時だからでしょうか、本作の主人公が、P.213において、お葬式の後にユキに語る以下の言葉が心に染み入りました。

“「人の生命というのは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。だから人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。公平に、できることなら誠実に。そういう努力をしないで、人が死んで簡単に泣いて後悔したりするような人間を僕は好まない。個人的に」”

人間は、いつか絶対に死にます。そのことについて、村上春樹さんは「ダンス・ダンス・ダンス」全体を通じて、適切な言葉でやさしく説明をつけてくれたような気がします。

・「題名が素晴らしいと私は思う。
 ただ「ダンス」という単語を三回繰り返しているだけだけれども、なんとも本作品をよく表現しているなと読み終えてそう思いました。私は、村上氏の描く、人の生きる世界の象徴的な表現が好きで、彼の作品を読むのですが、本作品もその期待を裏切らず、とても面白かった。  題名もそうですが、本作品では多くのリピートが見られます。単純な文章表現的なリピートもありますし、象徴的な意味でのリピートもありました。それはあたかも、決められたダンスのステップを踏んでいるようでもあり、「僕」という主人公の生き方を象徴しているかのようでした。 休む間もなく、ステップを繰り返していなければいけないという羊男の台詞は、80年代後半に書かれた作品であるにも関わらず、21世紀に突入して数年たった現代を表現しているようでもあります。

 村上氏の初期の作品ということで、近年(後期)の作品群―『海辺のカフカ』や『ねじまき鳥クロニクル』など―に見られるような、重量感のある、深い森の中を一人で散歩しているような印象は無く、幾分すっきりとしているけれども、やはり村上氏らしい独特の文体は健在だなという印象でした。 「僕」の台詞の空虚さが、逆に非現実性を想像させながらも、物語から読者を遠ざけない。リアルに描きすぎないところにも、彼の上手さがあると思います。 とても面白い作品でした。

・「4作品の中で一番面白く読みました
「ダンスダンスダンス」は「風の歌を聴け」から始まる、ぼく(主人公)が活躍する第4作品目です。(タイトルだけではシリーズ第何作目か分かりませんので始めて購入する方は注意が必要です。)

 本作では、タイトルが現すように、主人公(ぼく)はかなり積極的な動きをする。北海道、ハワイなどでの生活、また深い謎を解くためにも時には攻撃的なコミュニケーションをとる。それらは、ダンスを踊り続けるという羊男からのアドバイスにもよるのだろうが、ストーリーも奇想天外でこれまでの作品以上に奇想天外で楽しい。

 個人的には、4作品の中で一番面白く読みました。

・「クライマックスへ
下巻ではいよいよ物語が終結に向かいます。村上作品にしては珍しく、物語が非常に大きな力をもっていたのがこの「ダンス・ダンス・ダンス」の特徴であり、魅力といえます。「僕」ははたしてうまくダンスステップを踏み続けることができたのでしょうか?ユキや五反田君の運命は?

この小説における大きなモチーフの1つが高度資本主義社会が生み出したさまざまな弊害です。極端に合理化され、洗練された社会において人々はそれぞれに問題を抱え込み、苦しんでいます。ユキには家庭問題が、五反田君には仕事の虚構性が、そしてディック・ノースには戦争体験がそれぞれ象徴されているのでしょうか。多くの喪失をくぐりぬけながら、主人公は再生へと歩んでいきます。

羊男の言葉通り、「僕」は誰かとつながる事ができたのでしょうか。答えは読者にゆだねられています。あなたなりに、意味をくみ取ってみて下さい。

ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫) (詳細)
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