Somethin' Else (詳細)
Cannonball Adderley(アーティスト)
「まさに実った果実。黄金の一枚。」「マイルスのターニングポイント」「とりあえず「枯葉」の決定版。」「jazzを聴いてみたい人に」「名盤中の名盤」
ポートレイト・イン・ジャズ (詳細)
ビル・エヴァンス(アーティスト), スコット・ラファロ(演奏), ポール・モチアン(演奏)
「絶妙なインタープレイをどうぞ」「論ずることの意味すら忘れさせる作品」「セントラルパークに枯葉を拾いに行きたくなる」
マイルス・デイヴィス・イン・ヨーロッパ(紙ジャケット仕様) (詳細)
マイルス・デイビス(アーティスト), ジョージ・コールマン(演奏), ハービー・ハンコック(演奏), ロン・カーター(演奏), トニー・ウィリアムス(演奏)
「枯葉の名演 パリの哀愁」「枯葉の名演 パリの哀愁」「枯葉の名演 パリの哀愁」「80分たっぷり素晴らしい。」「放送録音で音はいまいちだが内容は素晴らしい」
ホワッツ・ニュー (詳細)
ビル・エヴァンス・ウィズ・ジェレミー・スタイグ(アーティスト), ビル・エヴァンス(演奏), ジェレミー・スタイグ(演奏), エディ・ゴメス(演奏), マーティ・モレル(演奏)
「情念のフルート」「静と動のアラベスク」「ピアノとフルートの激しいインタープレイが炸裂」「ジェレミー・スタイグの父親というのは・・」「Mainstream Jazz」
「到達する事が許されている状態」「燃えるような枯葉、あなたと夜と音楽と、そして印象深いフィナーレ」「名演」「スタンダーズトリオの一番の作品」「白熱の名演」
「本物の癒し」「ほっとする1枚」「アンフォーゲッタブル!」
枯葉 (詳細)
ウィントン・ケリー(アーティスト), ポール・チェンバース(演奏), サム・ジョーンズ(演奏), ジミー・コブ(演奏)
「3部作締めのリラックスしたアルバム」
枯葉 (詳細)
オスカー・ピーターソン&ステファン・グラッペリ(アーティスト), オスカー・ピーターソン(演奏), ステファン・グラッペリ(演奏), ニールス・ペデルセン(演奏), ケニー・クラーク(演奏)
枯葉 (詳細)
チェット・ベイカー(アーティスト), ボブ・ジェームス(演奏), ロン・カーター(演奏), ポール・デスモンド(演奏), スティーブ・ガッド(演奏), ジャック・ディジョネット(演奏)
「人生の哀しみや苦しみをたたえて」「名演中の名演!」
枯葉 (詳細)
サラ・ヴォーン(アーティスト), ジョー・パス(演奏), ローランド・ハナ(演奏), アンディ・シンプキンス(演奏), ハロルド・ジョーンズ(演奏)
「かっこよすぎるんです。」
枯葉(紙) (詳細)
バディ・デフランコ(アーティスト), ソニー・クラーク(演奏), ジーン・ライト(演奏), ボビー・ホワイト(演奏)
The Way It Was (詳細)
Art Pepper(アーティスト)
「美品である。」「Cool Jazz」「もうひとつのミーツ・ザ・リズムセクション」「隠れた名演。ペッパーの未発表テイク集」
マイルス・イン・ベルリン (詳細)
マイルス・デイヴィス(アーティスト), ウェイン・ショーター(演奏), ハービー・ハンコック(演奏), ロン・カーター(演奏), トニー・ウイリアムス(演奏)
「緊張感漂う傑作ライブ」「イン・ベルリンと私」「ウェイン・ショーターの参加」「怪物たちの誕生の瞬間を聴くようなアルバム」「テンションは高いがクールで格好いいライブです」
スタンダーズ・アンド・モア (詳細)
チック・コリア・アコースティック・バンド(アーティスト), チック・コリア(演奏), ジョン・パティトゥッチ(演奏), デイヴ・ウェックル(演奏)
「大好き!」「結局、『スペイン』なんだけど……」「間違いない」「Spainがいい」「名曲の」
アット・ザ・クレッセンド (詳細)
メル・トーメ(アーティスト), マックス・ベネット(アーティスト), マーティ・ペイチ(アーティスト), ドン・ファガーキスト(アーティスト), ラリー・バンカー(アーティスト), メル・ルイス(アーティスト)
「若いころのベスト」
ジ・エッセンス(1) (詳細)
アーマッド・ジャマル(アーティスト), ジェームス・カマック(演奏), ジャミール・ナッサー(演奏), アイドリス・ムハマッド(演奏), マノロ・バドレーナ(演奏), ジョージ・コールマン(演奏)
「不思議なピアニストのエッセンスとは」
アローン・トゥゲザー (詳細)
ジム・ホール(アーティスト), ロン・カーター(演奏)
「デュオの最高傑作」「一応名盤の紹介」
クッキン (詳細)
ズート・シムズ(アーティスト), スタン・トレイシー(演奏), ロニー・スコット(演奏), ジミー・デューカー(演奏), ジャッキー・ドゥーガン(演奏), ケニー・ナッパー(演奏)
「名盤」
● マイルスがらみ
● わたしの愛聴盤
● ★その場に立ち会いたかったJazz Live名演集(凄いplay・粋なvocal)
● 甘美な名曲
● 定番jazz
● Music 7
● 買い忘れては後悔するJAZZ THE BEST 1,100円 vol.1(ユニバーサル・ミュージック)
● 一期一会
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Bill Evans
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>J-L>Keith Jarrett
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>M-O>Oscar Peterson
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Chet Baker
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Art Pepper
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>M-O>Mel Torme
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>V-Z>Zoot Sims
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Cannonball Adderley
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Hard Bop>General
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Hard Bop>Sax
・「まさに実った果実。黄金の一枚。」
キャノンボールもそうだが、特に50年代をガムシャラに走ってきたマイルスにとって、この一枚は実りの果実だったんじゃないかな。Kind Of Blueの定義付けは、ある種特別なのであれだが、60年代以降、良くも悪くも貪欲に自らの道を開拓していった両者だが、ここではそんなハングリーさとかストイックさとかとは別で、本当に悠然と心から音を楽しんでる感じが伝わってくる。「Autumn Leaves」、「Somethin' Else」、「One For Daddy-O」では、音色、フレージングともに見事なまでに安定したユニゾンを聴かせてくれる。ほんと艶然と微笑むような気持ちになれる。
もう何度も聴いた一枚だが、昔は前述の両者とサム・ジョーンズの芯の強いベース音に感服してたりしたが、年月たって聴いてみると、ハンク・ジョーンズのピアノ音は何とも温かいというか、心に沁みるというか、だんだん彼の凄さに気づいてくる。そう思って聞き返すと以外に、この作品で彼は、おいしい所どりしてるのがよくわかる。彼の音を一音一音追って聴くと何時までも飽きのこない贅沢さがあると思う。
あとキャノンボール名義じゃないともいわれてるが、何々ラストナンバー「Dancing in the Dark」の彼のアルトの、メロウにムード満点に歌い上げてるの聴いてロマンティックに浸れば、あながち彼のその後の活躍を予感させる感がヒシヒシと伝わってきて、お膳立てではあるが、間違いなく彼のリーダー作だよ。
・「マイルスのターニングポイント」
レーベルの関係でキャノンボール・アダレイがリーダーになっているが、事実上はもちろんマイルスがリーダー。この二人はこの後コルトレーンを加えた最強のマイルスのセクステットで行動を共にする。その意味でも、歴史的な邂逅といっていい。しかし、ここではこのアルバムの内容にこそ注目すべきだろう。というのもシャンソンの名曲「枯葉」の決定的名演を残した事だ。スタンダードや歌ものが得意なマイルスだが、シンプルで抑制の効いたこの曲を100㌫JAZZに仕立てた力量は彼の美学のエッセンスが凝縮された姿でもある。さらに音楽的な成果でいうならば50年代の総決算ともいえるモード・ジャズに突入する直前のマイルスのターニングポイントとして位置づけられる作品である。ギル・エバンスのオーケストラとの共演のなかでモードジャズを追及していたマイルスだが、コンボでのモード奏法への転換期の貴重な記録でもある。もう一人の主役、キャノンボールはマイルスの静と正反対のオーバーアクションな動的アドリブを展開し、見事な対比が描き出されている。チャーリー・パーカーの再来と騒がれた彼は、独立後ファンキー・ジャズの代名詞にもなったが、マイルスとの共演時代こそ、天性のリズム感やイマジネーションが真に発揮されていたのではないだろうか。他にラブ・フォー・セールなどのスタンダードがお勧めだ。
・「とりあえず「枯葉」の決定版。」
「枯葉」という曲をジャズで聞きたいならこれ以外にはありません。アレンジ、ムード全てにおいてこれが決定版でしょう。
それはさておいて、本作品は実質上はMiles Davisの作品だとはよく言われることですが(Milesのディスコグラフィーでもそんな扱いです)、でもやはりキャノンボールのアルトを楽しむ作品だと思います。Milesの作品に共通する張り詰めたエレガンスよりも、ややリラックスした暖かいムードなのは、BlueNoteがきちんとリハをやらせてくれたことと、Milesがお膳立てをしたにせよ、リーダーはキャノンボールであることによると思います。 タイトル曲のモダンなブルーズ解釈が一番Milesっぽいでしょうか。
RVGのリマスター・シリーズは結構音も良くてCDでも迫力あります。
・「jazzを聴いてみたい人に」
東芝EMIのアンケートで、「初めてブルーノートを聴く友達に勧めたいアルバム」の一位になった。私も、ジャズを聴いてみたいという友人に勧めてきた。ジャズの楽しみがギュッと濃縮されているからだ。そして何よりカッコイイ。 ピアノとトランペットの印象的な前奏から「枯葉」が始まる。薄暗い中で色彩が踊るように、音がつながって行く。黒を基調としたジャケットと雰囲気が似る。全体的に抑制が効いている。マイルス・デイビスの色だ。キャノンボールが対照的に、クールでありながらエモーション豊かなサックスを吹く。華麗なピアノが彩りを加える。
「ジャズでも聴いてみよう」という初めての一枚に最適だ。クラシック好きから入るなら、情動のストレートな表現が新鮮に響くだろう。リズムが鮮明で、揺れる様なノリもある。 ロックやポップス好きから入るなら、知的な印象を持つだろう。音のつながりに、理論を感じるだろうか。楽器に注目した聴き方も新鮮で面白い。洗練された楽器の声を感じて欲しい。
購入して、とにかくも繰り返し聴いて欲しい。気に入った曲だけを繰り返しても良いだろう。まずは音にのめりこんでみることだ。これが駄目ならば、悲しいけれど、いわゆるジャズは難しいだろう、と思う。しかし、幸いジャズは奥深い。ラテン、ファンキー、フリー、スウィングなどへ行く手もあるが、まずはこのアルバムは試金石だ。
・「名盤中の名盤」
傑作中の傑作、名盤中の名盤とはこのアルバムのことだ。キャノンボール・アダレイ(アルト・サックス)ハンク・ジョーンズ(ピアノ)サム・ジョーンズ(ベース)にアート・ブレイキー(ドラム)。加えてマイルス・デイビスと豪華キャスト。ブルーノートレーベルで最も売れた一枚だろう。表題曲「サムシン・エルス」や「ラブ・フォー・セール」もごきげんだが、やっぱり一曲目の「枯葉」。マイルスのトランペットを聴くと涙が出る。ジャズファンでなくとも必聴の一枚。(松本敏之)
・「絶妙なインタープレイをどうぞ」
ひとつひとつの音色がくっきり浮かびあがるビル・エバンスのピアノ演奏を十二分に楽しめます。また、緊張感と躍動感溢れるピアノトリオのインタープレイを賞味するにもすばらしいアルバム。録音から50年も経とうというのに、全然色あせないこのビアノトリオにはいつもながらに敬服します。ビル・エバンスの十八番であり名曲中の名曲「Autumn Leaves」、「Someday My Prince Will Come」以外にも、「Peri's Scope」はベースとピアノの絡みかかっこよくてお気に入り。
・「論ずることの意味すら忘れさせる作品」
1959年12月28日ニューヨークで録音。この不滅のトリオは、「ワルツ・フォー・デビー」および「サンディ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード」の収録からわずか11日後、1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失うことになり、2年に満たないほど実は短命である。
このアルバムは実に静かに時を流す。しかしながらスロット・ラファロのベースもポール・モチアンのドラムもビル・エバンスのピアノに挑みかかっていてインター・プレイは青い火花を散らしている。死の影を感じるアルバムである。また、論ずることの意味すら忘れさせる作品でもある。
ピアノを弾くものにとっても、ベースを弾くものにとっても、ドラムを弾くものにとっても、何故彼らがああ表現し得たかを考えさせられる作品である。しかし聴いているうちに考えることすら出来なくなる。ほんとうのチカラを持った演奏というのはこういうものなのかもしれない。ピアニストにとっては永遠の憧れのタッチだ。
・「セントラルパークに枯葉を拾いに行きたくなる」
ワルツ・フォー・デビー」「アンダーカレント」「サンデー・アット・ビレジバンガード」と並ぶエヴァンスのベストの1枚。CDではオリジナルになかった別テークの「枯葉」が入っているが、やはりオリジナル版の「枯葉」がいい。スパイラル状に絡みつくエヴァンスとスコット・ラファロとのインタープレイを聴いて欲しい。天才ベーシスト、ラファロの死後いろいろなベーシストと共演しているが、やはりラファロ、モチアン(ドラム)とのトリオの演奏を超えるものはない。秋の寂しい日に聴くと、セントラルパークに枯葉を拾いに行きたくなる。しかし、この値段は嬉しいかぎりである。(松本敏之)
●マイルス・デイヴィス・イン・ヨーロッパ(紙ジャケット仕様)
・「枯葉の名演 パリの哀愁」
パリでのライブステージのドキュメント。枯葉が素晴らしい。サムシング・エルスの名演があるが、勝るとも劣らない内容だと思う。ハンコックのバッキングとソロはおそらくこのクインテットの演奏の中でも5指に数えられるのではないか。マイルス・イン・ベルリンのショーターが加わったものより数段いい演奏だ。テナー・サックスのJ・コールマンも健闘している。やはり本場パリの雰囲気が枯葉を桁上げしたのであろう。マイルストーンズ、ジョシュア、オール・オブ・ユーと続く演奏は、熱気のうちに終了。同じライブでもパリ、ニューヨーク、東京、ベルリンでこれほど違うのかと驚かされる。もちろんサックスがコールマン、サム・リバース、ショーターと猫の目のように変化した時期ではあるが、それ以上に場所(トポロジー)の問題を考えてしまう。
・「枯葉の名演 パリの哀愁」
パリでのライブステージのドキュメント。枯葉が素晴らしい。サムシング・エルスの名演があるが、勝るとも劣らない内容だと思う。ハンコックのバッキングとソロはおそらくこのクインテットの演奏の中でも5指に数えられるのではないか。マイルス・イン・ベルリンのショーターが加わったものより数段いい演奏だ。テナー・サックスのJ・コールマンも健闘している。やはり本場パリの雰囲気が枯葉を桁上げしたのであろう。マイルストーンズ、ジョシュア、オール・オブ・ユーと続く演奏は、熱気のうちに終了。同じライブでもパリ、ニューヨーク、東京、ベルリンでこれほど違うのかと驚かされる。もちろんサックスがコールマン、サム・リバース、ショーターと猫の目のように変化した時期ではあるが、それ以上に場所(トポロジー〕の問題を考えてしまう。
・「枯葉の名演 パリの哀愁」
パリでのライブステージのドキュメント。枯葉が素晴らしい。サムシング・エルスの名演があるが、勝るとも劣らない内容だと思う。ハンコックのバッキングとソロはおそらくこのクインテットの演奏の中でも5指に数えられるのではないか。マイルス・イン・ベルリンのショーターが加わったものより数段いい演奏だ。テナー・サックスのJ・コールマンも健闘している。やはり本場パリの雰囲気が枯葉を桁上げしたのであろう。 マイルストーンズ、ジョシュア、オール・オブ・ユーと続く演奏は、熱気のうちに終了。同じライブでもパリ、ニューヨーク、東京、ベルリンでこれほど違うのかと驚かされる。もちろんサックスがコールマン、サム・リバース、ショーターと猫の目のように変化した時期ではあるが、それ以上に場所(トポロジー)の問題を考えてしまう。
・「80分たっぷり素晴らしい。」
歴代クィンテットの最高のステージですね。ショーターが加入してどんどん「早く」なる前の落ち着いた演奏は個人的には好きですね。1曲の演奏時間も長くてJAZZを満喫できますね。「枯葉」もいいけど「I Thought About You」も最高。特にハービーハンコック!もう素晴らしいピアノじゃないですか!
・「放送録音で音はいまいちだが内容は素晴らしい」
フランスの国営放送が録音したため、音はモノラルで、音質もいまいちです。しかし、ジャッキー・マクリーンが発掘した天才ドラマー、トニーのドラムが冴える素晴らしい演奏。注意しておきたいのはブルーノートの「サムシングエルス」の「枯葉」と違い、ここでは有名な「枯葉よ~」のテーマは吹かないので、それを期待しないように!しかし、フリーブローイングの「枯葉」は、男マイルスを感じさせる力強さがあり、トニーのドラムソロの後、マイルスが吹き始める所はいつ聴いても、ぞくぞくさせてくれる。私にとって、マイルスの「枯葉」はこれに決まりました。「マイルストーンズ」など、有名な曲ばかりで、お薦めです。
・「情念のフルート」
ジェレミー・スタイグは事故で顔半分の筋肉の自由を失い、唇の半分が動かない。そこで独自のマウスピースを持つフルートを用いて演奏している。しかし、唇が不自由なことで、舌のコントロールによる鋭く突きぬける音や、ほとんど息漏れのような音を活用し、ユニークな音世界を創り出している。そんな鬼才、ジェレミーとエヴァンスが共演したアルバムがこの『What's New』である。
炸裂するジェレミーのフルート、迎え撃つエヴァンス・トリオ・・・とりわけアップテンポ曲での攻防はスリルに満ちている。しかし・・・それにも増して、スロー・バラードが泣けるほど良いのだ!
"Lover Man"のブルージーな世界、そして、なんと言っても"スパルタカス愛のテーマ”である。静かに始まる美しいテーマ・・・アドリブ・・・後テーマに入ってからのジェレミーとエヴァンスの対話・・・フレーズを受けては返し、受けては返し、ときに重なりあい、また離れて・・・
これをインタープレイという一言で片づけるのは余りにも安易だ。ジェレミーの情念的なプレイを聴くと誰しも彼のようにフルートを吹きたいと思うし、彼のように吹くためにフルートを始めたいと思うかもしれない。それほどに、このアルバムはジャズ史上まれに見るフルート作品の傑作なのだ。
余談だが、このアルバムはCDとしては米国でリリースされておらず、輸入でしか手に入らない。そのことを「恥ずべきこと」と嘆いてるエヴァンス・メファンのカスタマー・レヴューを米国アマゾンで見かけた。そのとおりだ、と思う。
・「静と動のアラベスク」
ビル・エヴァンスのユニークな共演盤として人気のアルバムだが、ジェレミー・スタイグの激しいフルートがクールで端正なビル・エヴァンスを刺激してドライブ感あふれる見事なインタープレイを展開している。スタイグの参加はヴァイヴのデイブ・パイクが共演したパイクス・ピーク同様、白人同士ながら唸りを発するスピリチュアルなアドリブに満ち、エヴァンスの持つ静的な部分とアグレッシブな面がアラベスク文様のようなスリルと複雑さをかもす要因を作っている。ストレート・ノー・チェイサー、ソー・ホワット、枯葉などはとりわけアタックの効いた、激しさとスピード感に彩られ、方やラヴァー・マン、ホワッツ・ニュー、スパルタカス 愛のテーマのようなバラードの耽美的世界とのコントラストを見せてくれる。ややもするとトリオがマンネリした印象を与えがちなのに対して、時に試みられた異色の共演によって、エヴァンスの魅力は多方面に発散されたといえる。
・「ピアノとフルートの激しいインタープレイが炸裂」
ビルエバンスとフルートの共演というと、どのような音を連想されますか。恐らくリリカルなピアノと美しい旋律のフルートとの破綻のない耽美的世界ではないでしょうか。Forget It! 違います、全く違うんです。フルートのジェレミースタイグというプレーヤーを本盤で初めて知りましたが、凄いです。何が凄いのかというと、フルートという楽器に対する一般常識が彼によって覆されてしまうからなんです。軟弱さのかけらすらない彼のパワフルなプレースタイルに脱帽するしかありません。言葉は悪いですがこれほど汚くフルートを吹けるのは彼だけ。フルートのチャーリーパーカーはスタイグで決まりと言える程のアグレシッブで斬新なプレーぶりなのです。彼のフルートの行き先は誰にも想像でない。不幸にも交通事故で顔の半分の神経を失ったらしいですが、彼独自の特別なマウスピースにより、この変則的なフルートプレイを編み出したようです。相対するエバンスも信じられないくらいバリバリとピアノを弾きまくります。あのリリカルなエバンスのプレースタイルをかなぐり捨てて、ハードボイルドなプレーに徹し、スタイグと渡り合う。どこかあのバドパウエルが取り憑いたかのような素早くて力強いタッチが横溢する。ベースのエディイゴメスが激しくフロントをプッシュし、ドラムスのマーティモレルが硬質なプレーで全体を締める。このピアノとフルートのアドリブデスマッチセッションはジャズと言う音楽の醍醐味、つまりインプロビーゼションの凄さを余すところなく伝えてくれる。トッテモマッチョナエバンスサンデス。
・「ジェレミー・スタイグの父親というのは・・」
アメリカで、というより世界でもっとも有名な週刊誌の一つ「ニューヨーカー」は「エスクァイア」や「GQ」と同じく、音楽専門誌でないのにジャズについての質の高い評論を良くのせます。またこの雑誌は読み物だけでなく、表紙を始めとしたイラストもどれも素晴らしく、時々イラストだけの特集号が出たりします。で、何の話かというと、この雑誌専属のイラストレーターに昔、ウィリアム・スタイグという人がいて、線の優しい夢のあるイラストを描いていました。日本であまり有名な人でないのが残念ですが。そしてそう、このCDであのビル・エバンスと渡り合って丁々発止のフルートを吹いているジェレミーはその息子なのです。まあこれが父親のほんわかとした絵とは違って、実に骨太で尺八の山本邦山もビックリという多彩な音を出しているわけです。他のレビューアーの方々も書いているように、よくある「優しくて少しへなへなしたような」フルートのイメージがぶっ飛んでしまう演奏です。さて、このジェレミーが1964年にそのニューヨーカー専属のジャズ評論家のインタビューを受けたものがあって、これがなかなか興味深いのです。ビル・エバンスのトリオが出ているクラブに聴きに行ったら、エバンスの方からジェレミーに声をかけてきて一緒に演れ、といわれたそうです。それまでほとんど独学でフルートを学び、色々な場所で演奏していたジェレミーのことを、エバンスがどうやって知ったかは分かりませんが、エバンスが言うには自分はフルートが出来ないからお前演れ、みたいな感じだったそうで。というわけで、このフルートが入ったジャズアルバムで一二の人気を誇る演奏が生まれたのです。口から火を吹く勢いのジェレミーに影響されてか、エバンスもいつもの銀行員の雰囲気からがらっと変わって、たてがみを振り乱すライオンの感じです。お試しあれ。
・「Mainstream Jazz」
チックコリアとほぼ同年令なジェレミースタイグ(ジャズフルート奏者)とのセッションアルバム。バーブからの1969年もの。かなり古いけれども。スタイグの深い情感の発露や珍しくスタイグにインスパイヤーされて熱い演奏を繰り広げているエバンスが聞ける。ハービーマンとともにジャズフルートの有名どころ。ベースのエディーゴメス、ドラムのマーティーモレルも絶妙のサポート。フルートはややポップコンシャスな音色になりがちであるがこのアルバムでは優雅さと上品さとロマンテックなムードに満ちている。10点中8点
●枯葉
・「到達する事が許されている状態」
1986年7月13日、ミュンヘンでのライブ、1985年7月のパリでスタートし、87年10月のアメリカで終わるスタンダーズの長期ツアーの中間にあたる。
このアルバムはまさにジャズの伝統曲がめじろ押しだ。約1年のスタンダーズというライブ・ユニットが『伝統』を飲み込み、現代の感性で新しく創造してく過程も本腰になってきた事を意味している。
ただ、86年の7月のアンティーブ・フェスティバルでは、ライブ照明の熱さに耐えられず3曲目で3人とも演奏やめてしまうという事もあった。音だけでは判別できない状況が常にライブでは存在しているということでもある。
この頃のスタンダーズの演奏についてキースはこう言っている。
『それはスタンダード・ナンバーとは何の関係もない。ジャズとも関係がない。外見上どう!見えるかという事にも関係がない。それは、僕らが人々の前で、到達する事が許されている状態とかかわるものなのだ。』
本当のミュージシャン同志がお互いの演奏を聴き、影響を及ぼし合い、精神を高揚させる。それこそが彼等スタンダーズの音楽なのだと思う。
・「燃えるような枯葉、あなたと夜と音楽と、そして印象深いフィナーレ」
キースは他でも「枯葉」を演奏しているが、この「枯葉」は本当に火の出るような演奏である。一つのムダもない、ひきしまった演奏でもある。2枚めでは「あなたと夜と音楽と」から「星に願いを」がメドレーで演奏されるところが最高潮に盛り上がる。そして、ひたすら美しくしびれるフィナーレ「I remember Cliford」。ジャズファンでなくても、だれでも知っている曲がとても新鮮に聴こえるところが特に凄い。
・「名演」
前作<Standards Live>で頂点に達したと思われていた演奏のさらに上をいくレヴェルを披露しリスナーを驚かせた。ツアー中のレコーディングということもあり、それまでに重ねて来たライヴでの経験がこのトリオのポテンシャルをさらに引き上げているように感じられる。
<My Funny Valentine>冒頭、キースのソロによるイントロからして、この日の彼が最高の状態であることを示している。ペンタトニックを用いた動機が徐々に声部を重ねて対位法的な動きを見せつつ、次第に熱を帯びて展開するこの2分弱の演奏は、いきなりではあるがこのライヴの白眉である。
さらに続けて演奏される<Autumn Leaves>では、ビル・エヴァンス・トリオのをさらに大きく拡張したかのようなダイナミズムと緊密なインタープレイの絶妙なバランスを聴くことができる。冒頭の2曲を聴くだけでも、それまでに存在したピアノ・トリオのどれもが到達し得なかったレヴェルの表現を獲得していることがわかる。
決して新奇な方法は採られていない。一見オーソドックスな様式を用いつつそれらを絶妙なバランスで表現し、さらに高いレヴェルに引き上げた。この困難な作業にチャレンジしさらなる高みへ上り詰めることができたのは、一重にヴァーチュオーゾ3人が3人とも何をなすべきか無言のうちに理解し、進むべき方向をはっきりと認識していたが故である。
ここに収められているのは、まぎれもなくピアノ・トリオの歴史に名を残す一晩の名演の記録である。
・「スタンダーズトリオの一番の作品」
スタンダーズトリオ(トリオジャズ)を代表する1枚。内容は申し分無し。音質的にも申し分無し。核爆発とそよ風が同居するアルバム。聴き手をあきさせない展開、聴き手をうっとりさせるメロディー。聴く度に新たな発見がある1枚。いつか王子様がのイントロのすごさ、枯葉の爆発力、マイファニーバレンタインのナイスな解釈、ソングイズユーの最後のトリック。私はスタンダーズライブ(邦題 星影のステラ)より本作のほうがスリリングで好きです。やっぱスタンダーズの作品は2枚組の作品のほうがスリリングな作品が多いように思います。是非、打ちのめされてくださいね。
・「白熱の名演」
この「枯葉」は白熱してます。キースの作品の中でも類を見ないほどに。キースの声も何時にも増して大きいです。 私はこのライブ作品のハイライトは「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」だと思います。絶妙な解釈で聴かせてくれます。そして邦題にもなっている「枯葉」。この演奏は凄まじいです。ドラムが暴れまくっていて、主役を食うような勢いで畳み掛けています。私の印象として、ジャズのドラマーにはあまり迫力が無いかな、なんて思ってたもので、この演奏は衝撃的でした。 全体的に見ても、スタンダーズの傑作ということは間違いありません。ただ、やはり声が普段に比べやや大きいので、苦手な人はあまり楽しめないかも知れません。
・「本物の癒し」
真夜中に静かな場所で、このアルバムを聞くことほど落ち着けることはそうはない。ガットギターから紡ぎ出される透きとおる様な音色は、ジャズ・ギターの巨匠 ジョー・パス の天才性を感じさせずにはおかない。(一度でいいからこの人の弾くギターを生で聴きたかった。)
楽曲全体の構成もとても良く、1曲目の<My Romance>が始まると後は夢見心地のままラストまで聞き入ってしまうに違いない。
・「ほっとする1枚」
このアルバムを聞くと本当にほっとする。リラックスした気分で聞けるので、癒されること間違いなし。
・「アンフォーゲッタブル!」
名作「ヴァーチュオーゾ」でその名を不動のものとしたジョー・パス。そのジョーによる無伴奏バラード集がこの「枯葉〜ソロ」です。はっきり言ってこのアルバムは渋過ぎる!使用されているギターはジョーの作品としては珍しいガットギターで、ナイロン弦特有のニュアンスで一音一音が粒だち良く爪弾かれています。一曲目の「マイロマンス」から「枯葉」、「スターダスト」といわゆるスタンダード物ですが、その優しさたるや、彼ならではの世界を演出しています。弦と指の擦れる音までもが臨場感を醸し出し、この人のセンスの良さを引き出しています。自らを「ギターを弾く芸人」とのたまった様に気取り無く、ストレートに美しさを追求したアルバムと言えます。
●枯葉
・「3部作締めのリラックスしたアルバム」
「グレイト」「ミッドナイト」に続くヴィージェイ3部作のトリにあたる本作は“枯葉”をはじめスタンダードナンバーの多さとドラムがジミー・コブになったことでしっとりと落ち着いたムードで楽しめます。「アット・ミッドナイト」でのフィリーにプッシュされてグイグイいくのも気持ちよいが、この盤のようにリラックスしたケリーもまた最高です。コブシの気持ち良さとでもいうのかいわゆる“ケリー節“がたまりません。⑦のバラードなど一押しです、是非聴いてみてください。
●枯葉
・「人生の哀しみや苦しみをたたえて」
晩年に差しかかったチェットが、1974年にクリード・テイラーのプロデュースで制作した1枚。ヒットを連発するクリード・テイラーらしく、そつなく聴き易くまとめている。しかし、一見何気ないイージーリスニング風のチェットのトランペットは、人生の哀しみや苦しみを背後にたたえている。と、言っても、聴いていて暗くならず、心の奥に暖かいものがこみ上げてくる。ロン・カーター(ベース)ジャック・デジョネット(ドラム)、ポール・デスモンド(アルト・サックス)、ボブ・ジェームス(ピアノ)ヒューバート・ロウス(フルート)と他のプレーヤーも豪華。一曲目の「枯葉」と「タンジェリン」を聴いて欲しい。(松本敏之)
・「名演中の名演!」
1974年収録メンバーはP.デスモンド(as)、B.ジェームス(E.piano)、J.ディジョネット(ds)、D.フリードマン(vib)、R.カーター(bs)アレンジはD.セベスキーとお馴染みのメンバー。 デスモンドもC.ベーカーもすでに円熟の時代に入っていたのだろうか。圧巻はAutumn Leaves(7:05)。スリリングなアドリブが次から次へと続いていき、聴く方のどんどんその世界に入っていく。バックのB.ジェームス、J.ディジョネット、R.カーターのリズムセクションも一団となって突き進んでいきAutumn Leavesは熱く、クールに燃え上がっていく。もう2度とこんな演奏を聴く事はできない。
●枯葉
・「かっこよすぎるんです。」
この「枯葉」を初めて聴いた時はぶっとびました。あれから約20年たちましたが、いま聴いてもやはりぶっとびます。とにかくかっこよすぎるんです。サラはともかくバックもすごい。バックなんていってはいけないような……。ジョーパスのギターにもしびれます。20年後に聴いてもぶっとぶかもしれません。
・「美品である。」
ペッパーの三つのセッション(1、56年のウォーンマーシュとの録音から5曲、2、57年のミーツザリズムセクションから1曲、3、60年のインテンシティから1曲、同年のゲッティントゥギャザーから1曲)からのコンピレーション。曲の殆どが有名スタンダーズから選ばれている。よってペッパーの美味いところである甘く切ないバラードプレイが満載である。上品なフォービートを刻むバックの演奏も見事だ。軽く聞き流しても良い、じっくりと聞き込むのも良し。あまり有名な作品ではないが、他のレビューにもあるとおり、アートペッパーここに有りの名盤である。
・「Cool Jazz」
1956年もの、47年前。でも、いいものはいいさ。アートペッパーは天才的な部分があるから当たり外れがあるね。でもこれは彼のピークを切り取ったもの。もっとハードバッパーであるとは思うがやや抑えて吹いているようだ。無駄のないぴりりとした演奏。クール&エレガントなアルトサックスの響きが程よいコントロール(アーティキキュレーション=音色コントロール=)で見事にバランス良く消化されている賞味期限の長い音楽。ピアニストが複数参加なのでそれを聴きくらべるのもいいかも。 10点中10点
・「もうひとつのミーツ・ザ・リズムセクション」
1956年録音のミーツ・ザ・リズムセクションのお蔵入りを中心に編集したオムニバス盤。さすがに絶頂期のペッパーが聞かれる充実の内容である。しかも Can't Believe That You're in Love With Me、All the Things You Are、What's New?、Autumn Leaves、Way You Look Tonightといったスタンダードが目白押しで、ペッパーファンには応えられない選目である。ただ惜しむらくは、全体に構成が今一歩で、スムーズに聴くにはやや演奏のバランスが悪い。オムニバスの限界といってしまえばそれまでだが、それぞれが名演でも、アルバムの完成度はまた別物なのである。とはいえ天才ペッパーの貴重な記録であり、彼のアルバムの中でもベスト5に軽く入る秀作といえよう。
・「隠れた名演。ペッパーの未発表テイク集」
1972年に発売された、ペッパーの未発表テイク集。録音されたのは、主として50年代後半です。最初の6曲(オルタネイトテイクを含む)が、テナーサックスを含めたクインテットで、残りの3曲がワンホーンカルテットです。
クインテットでの演奏は、いかにもウエストコーストジャズ風の掛け合いが聴かれます。ペッパーも爽やかですが、ウォーン・マーシュのテナーサックスが、さらに輪をかけて爽やかで軽快です。個人的に一番良いなと思ったのは、速いテンポで演奏される7曲目の「The Man I Love」ですねえ。リズム隊が物凄く煽っていて、ペッパーも熱くなっています。で、この曲のリズム隊は誰なんだ?と思ってメンバー表を良く見たら、「アートペッパー ミーツ ザ リズムセクション」と同じメンツでした。って、よくよく調べたら、同じ日に録音されてるじゃないかいな。あ、そうか。「ミーツ ザ リズムセクション」の時のボツになった曲を発掘してきて再発したわけですな。
ただ、ボーナストラックを追加してくれるのは有り難いけども、できればアルバムの最後にまとめて入れて欲しかったです。
・「緊張感漂う傑作ライブ」
黄金のカルテットの幕開けとなるショーター初参加のライブ。マイルスのフリーブローイング時代は、サックスが転々としながら、良いアルバムを数多く出しているが、本作品の決め手は、まさしくショーター。モードやスタンダードの名曲で選曲されているため、他のライブアルバムとの演奏の違いが良くわかる。とにかく新鮮なのは、ショーターが、あまり饒舌に吹かないこと。意図的に頭を外したり、尻切れトンボとしたり・・・。これを後ろで煽る若きトニー・ウイリアムス。同じように捻ったアプローチを試みるハンコック。良い意味で緊張感にあふれたライブとなっています。JAZZをインプヴィゼーションの面白さで捕らえるのであれば、60年代マイルスの最高傑作といっても過言ではない好きなアルバムです。
・「イン・ベルリンと私」
ジャズの醍醐味を存分に味あわせてくれる一枚。ウェイン・ショーターの加入により後に「黄金のカルテット」と呼ばれる事になるメンバー達の初レコーディング。お互いが呼応しあい、タイトにまとまっている。いたずらに声を張り上げる事なく、熱を帯びた一音、一音の緊張感が聴く者を捉えて離さない。幼稚な感情はひとかけらもなく、過去への甘い憧憬もすてさっている。「何か」を探し続ける、求め続ける。
これがジャズというもの、そして音楽というものだと思う。
・「ウェイン・ショーターの参加」
1964年9月25日、ベルリン・ジャズ・フェスティバルの行われたベルリン・フィルハーモニック・ホールでライヴ録音。 何と言ってもこのアルバムを有名にしているのは、ウェイン・ショーターが初めて参加したアルバムであるということだろう。ウェイン・ショーターは1964年9月15日からマイルスのバンドに参加し、1970年2月17日にマイルスのバンドから離れている。彼の参加で所謂60年代のマイルス・クインテットは完成をみる。ウェインはこの時31才、ロン・カーターは27才、ハービー・ハンコックは24才、ドラムのトニー・ウイリアムスはなんと18才だった。 マイルスは常にメンバーに言い続けた。『常に新しい方法で表現しろ。』これをこなし続けられる面子しか彼のバンドには残れない。逆にそれが出来ると思われるヤツしか招集がかからない、とも言える。かくて最初の招集にもかかわらず集められた彼らは端々にそういうプレイを聴かせてくれる。 このアルバムでは特にハービー・ハンコックのピアノが素晴らしいと僕は思う。弾いているフレージングも切り方も小さな音であっても実に斬新だ。
怪物たちの誕生の瞬間を聴くようなアルバムである。
・「怪物たちの誕生の瞬間を聴くようなアルバム」
1964年9月25日、ベルリン・ジャズ・フェスティバルの行われたベルリン・フィルハーモニック・ホールでライヴ録音。何と言ってもこのアルバムを有名にしているのは、ウェイン・ショーターが初めて参加したアルバムであるということだろう。ウェイン・ショーターは1964年9月15日からマイルスのバンドに参加し、1970年2月17日にマイルスのバンドから離れている。彼の参加で所謂60年代のマイルス・クインテットは完成をみる。ウェインはこの時31才、ロン・カーターは27才、ハービー・ハンコックは24才、ドラムのトニー・ウイリアムスはなんと18才だった。マイルスは常にメンバーに言い続けた。『常に新しい方法で表現しろ。』これをこなし続けられる面子しか彼のバンドには残れない。逆にそれが出来ると思われるヤツしか招集がかからない、とも言える。かくて最初の招集にもかかわらず集められた彼らは端々にそういうプレイを聴かせてくれる。このアルバムでは特にハービー・ハンコックのピアノが素晴らしいと僕は思う。弾いているフレージングも切り方も小さな音であっても実に斬新だ。
怪物たちの誕生の瞬間を聴くようなアルバムである。
・「テンションは高いがクールで格好いいライブです」
ウェインショーターをsaxに迎え、後に「黄金のクインテット」といわれる5人組が勢揃いしての初のライブアルバムです。そういうわけでもないでしょうが、5曲とも名曲そろいなのは嬉しい所です(といっても、あの「サムシン・エルス」での「枯葉」を期待して買われると、大きく崩して演奏しているので、要注意です)。サウンドとしては、この頃のマイルスは、テンションの高いライブを連発しており、それはこの5人になっても変らないのですが、この5人だと何故だかク-ルになるのが特徴でしょうか。というわけで、「フォア&モア」等ではこちらも「聞くぞ」という身構えが必要になるのですが、「インベルリン」は極めて上質のBGMとしても聴ける所が特徴でしょうか。といっても、耳をすますとあちこちでテンションの高いプレイを聴くことができ、クールさとも相まって、非常に格好いいアルバムになっています。
・「大好き!」
確か、アコースティックバンドとは、エレクトリックバンドが大編成なので地方都市に回れないので、少人数でアコースティックにして足回りを良くするために作ったバンドだったんですよね。でも、サウンド的には、エレクトリックバンドのアンプラグドバージョンという感じはしないですね。シンプルに有名スタンダードをずんずんやる。チックと、ジョン、デイブで丁寧にそして比較的長くソロを取る。。あまり過激な事はやらずに、生の演奏を、凝ってはいるもののシンプルになるべく聴こえるアレンジでずばっとスタンダードをプレイ。そして、あの頃のGRPらしく音がすきっと綺麗。スペインのこのアレンジは、この後、GRPビッグバンドでも使いましたね!
・「結局、『スペイン』なんだけど……」
結局のところ、チック・コリアといえば"Spain"となるわけである。まあ、仕方がないよね。いい曲なんだから。このアルバムに入っている曲は当然、アコースティック・バンドだから"light as a feather"に収録されている"Spain"とは違う。前者はシンプルでチック・コリアのピアノが鋭く際立っており、後者はフュージョン系でフルートによってソフトな印象がある曲となっている。どちらも味わいが違うが、いい味を出しているので聞き比べて見ることをオススメする。ところで、以外にも"Spain"に肩を並べる曲もある。"So In Love"である。オリジナル曲ではないが見事なぐらいに渋くキメているので、このアルバムは買い、である。
・「間違いない」
ライヴ版の『alive』と比べると少し物足りなさを感じるかもしれませんが音が綺麗に聞き取れるのでお気に入りです。特に『スペイン』は間違いないでしょう!!
・「Spainがいい」
チック・コリアのアコースティックも好きな者としては,「Now He Sings」や「Now He Sobs」を思い出させてくれる一枚.ユニットとしてのリズミックな一体感が感じられるのが好き.曲構成はジャズスタンダード半分,オリジナル半分といったところ.数ある「スペイン」の演奏としては,このCDのものが一番のお気に入り.
・「名曲の」
Spain、名だたる名曲。
………何故頭出しにFollow Meのコピーを持ってきてるのかはわかりませんがね。最初聞いた時はどうしようかと思いました(苦笑)
それでもいい感じに出来上がってます。やはりチックコリアは素敵だ。
・「若いころのベスト」
たぶん、歴史的な意味でのトーメのベストはいうまでもなくシュバートアレイ、、でも、この2回目のクレッセンドはほんとうにいい。ハイブラウとか、玄人好みというけれどハワイできいたとき、おばはんたちがキャアキャアとうるさかったこと。この写真をみてのとおり、アイドルだったんですよね。当時。でも、シナトラと同じく、歌がとてもチャーミングだったから、単なるアイドルに終わらなかった。その辺が、とてもよくわかるライブです。この若さで、このスイング感
・「不思議なピアニストのエッセンスとは」
マイルス・デイビスが影響され尊敬したというピアニスト、アーマッド・ジャマルはユニークなスタイルの持ち主である。音を節約するようでいて結構饒舌な面もあり、聞いた印象では、ジョージ・シアリング、エロル・ガーナーやレッド・ガーランド的軽さとセシル・テイラーを髣髴とさせるパーカッシブな即興性を併せ持った不思議なピアニストだ。まさに鬼才、異才という形容がふさわしく、独特なリズム感やハーモニーのセンスは類を見ない。1978年にロンドンのロニー・スコットクラブでドラムスのフランク・ガントの演奏を偶然聴いたことがあった。ガントはバリー・ハリスやジャマルと共演した経験があるドラマーだったので、演奏の合間の休憩時間にジャマルのことを聞いてみた。彼は苦笑しながら「よく知ってるよジャマルは本当にユニークなピアニストだ」ということを強調していたことを思い出す。90年代に入ってからの久々に健在ぶりを伝えたこのアルバムでは、ジ・エッセンス、枯葉でジョージ・コールマンも加わりモーダルな自然発生的なサウンドを聞かせている。癖のあるピアニストゆえ爆発的な人気は出ないかもしれないがもっと評価されてもいい才人である。
・「デュオの最高傑作」
ジャズのデュオというと、ピアノとギター(ビル・エヴァンスとジム・ホール)の「アンダーカレント」やピアノとサックス(ケニー・バロンとスタン・ゲッツ)の「ピープル・タイム」などが傑作だ。異なった楽器の組み合わせが普通だが、このアルバムのようにギターとベースという弦楽器同士のデュオは珍しい。出来は最高。弦楽器同士のインタプレイのすごさに驚かされる。当時としては画期的な試みだったのだろう。もちろんアルバムの成功は、ジム・ホールとロン・カーターという超実力派あっての事だ。選曲も有名な表題曲以外に「朝日のようにさわやかに」「枯葉」など名曲も多いのがうれしい。1972年と古い録音、しかも条件の悪いライヴだが、ジム・ホールの透明感溢れるギターとロン・カーターのベースの低音もよく再現されている。1970年代を代表する名盤である。(松本敏之)
・「一応名盤の紹介」
超インテリギタリスト、ジムホールおじさまとマイルスバンドでおなじみのロンカーター大先生の素敵なアルバム。ロンカーター先生!ここでもリフ大好きさは変わりません(笑)。素晴らしいグルーウ゛にわたくし、酔いしれました^^ジムおじさま!考えられ、洗礼されたアレンジ、卓越したメロディー・・・もう好きにしてください( ゜Д゜)y─┛~~
こんなアメージングな親父達の演奏を聞ける私たちは幸せです。
●クッキン
・「名盤」
永らく入手困難盤として高嶺の花だったズートのロンドンでのライブ音源。私はCDから入った口だったけども、噂通りの名演奏で絶頂期のズートを楽しむ事が出来感動した。50年代の暖かいスィンギーなスタイルはそのままに、クールでバップなアドリブが聴かれる。流石・・・
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