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▼2008年夏、聞きなおして改めて感心したアルバムたち:セレクト商品

London CallingLondon Calling (詳細)
The Clash(アーティスト)

「ロックです」「クラッシュの最高傑作」「パンク・ロックの至宝」「姿勢の一貫性、音楽の多様性、それを包括する唯一無二のパンクアルバム」「すごいっす」


Pet SoundsPet Sounds (詳細)
The Beach Boys(アーティスト)

「まさに究極のPET SOUNDS」「CDのレビューから転載ではない」「名盤」「We could live forever tonight」「最高」


24時24時 (詳細)
サニーデイ・サービス(アーティスト), 曽我部恵一(その他), 田中貴(その他), 自由参加隊(その他), 丸山晴茂(その他), 菊地(その他), 高野(その他), 斉藤(その他), 四家(その他), 新井(その他)

「夏の夜」「彼ら最大の意欲作」「けだるい夏の夜、君を待つ」


Lost HorizonsLost Horizons (詳細)
レモン・ジェリー(アーティスト)

「ファンタジーPOPの現在形」「癒し」「どこまでも」「ぬくもりのあるテクノ」「Space Walk…」


風街ろまん風街ろまん (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)

「聴きどころが満載」「日本語、そして日本の日常の美しさ」「今も流れる風街ろまん」「松田聖子、YMO、ハッピーエンド」「聴きどころが満載」


N.R.B.Q.のクリスマス・ウィッシュ(デラックス・エディション)N.R.B.Q.のクリスマス・ウィッシュ(デラックス・エディション) (詳細)
NRBQ(アーティスト)

「果てしなくドリーミー。.:*・゜゚・*:.。.ミ ☆」


On the CornerOn the Corner (詳細)
Miles Davis(アーティスト), John McLaughlin(アーティスト), Chick Corea(アーティスト), Herbie Hancock(アーティスト), Dave Liebman(アーティスト), Collin Walcott(アーティスト), Jack DeJohnette(アーティスト)

「リズムの洪水の格好いいアルバムです」「1972年、ヒップ・ホップはここに誕生す」「真っ黒けっけ」「魂から発せられる強烈なグルーヴ!!」「ジャズファンが批判するたびに価値が上がる恐るべき傑作」


ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ (詳細)
ライ・クーダー&キューバン・ミュージシャンズ(アーティスト), イブライム・フェレール(アーティスト), ライ・クーダー(アーティスト), コンパイ・セグンド(アーティスト), マヌエル“プンティリータ”リセア(アーティスト), エリアデス・オチョア(アーティスト), オマーラ・ポルトゥオンド(アーティスト), ルベン・ゴンザレス(演奏)

「哀悼コンパイ・セグンド」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「本当の音楽がここにある」「キューバ音楽って?」「心に染み入る歌声とリズム」


Dixie ChickenDixie Chicken (詳細)
Little Feat(アーティスト)

「最高傑作!」「いきなりのジャケ買いだったが損無し!今でも新しい!」「お薦めします。」「本物志向ロックの名作」「これぞ真のアメリカンバンド」


デタラーメンデタラーメン (詳細)
渋さ知らズ(アーティスト)


Chappie,Don’t CryChappie,Don’t Cry (詳細)
フィッシュマンズ(アーティスト)

「デビュー作から名曲満載」


Super AreSuper Are (詳細)
The Boredoms(アーティスト)

「生きとし生けるものに捧ぐ」「ボアダムスの到達点」「音楽の収束点」「」「実験的な音楽」


Feather FloatFeather Float (詳細)
OOIOO(アーティスト)

「癒し系CD」


KK (詳細)
クーラ・シェイカー(アーティスト)

「まさにKULA SHAKERの原点」「K」「王様の魔法」「灼熱のグルーヴ」「最高です。」


キラーストリート (通常盤)キラーストリート (通常盤) (詳細)
サザンオールスターズ(アーティスト)

「貫禄の名盤!!」「死ぬまで記憶を抱いてゆこう。」「サザン初心者より」「待ちに待った、サザンのアルバム」「7年ぶりのサザンの超大作「キラーストリート」について」


▼クチコミ情報

London Calling

・「ロックです
 ボーカルのジョー・ストラマーの言葉に「punk is attitude」とあるように、ジョーはパンクを音楽的な要素で捉えるのではなく、姿勢や、生き方そのもので体現していくということを言っていました。 このアルバムではそれが顕著に表れていて、一般的なパンクのイメージである音のうるささや疾走感は全くないです。広い意味での正真正銘のロックということができると思います。 様々な音楽的要素(スカやダブ等)が随所に散りばめられていて、音楽的雑食性の深さをうかがうことができます。 音楽ジャンルを問わずに深く聴いている人はこのアルバムの凄さが一聴してわかると思いますが、はっきりいってジャンルを偏って聴いている人にとってはこの音楽の凄さはわかりづらいと思います。自分も初めはそうでした。だからこそこのアルバムを通して様々な音に触れ、ルーツを探っていくのも面白いと思います。 他の方も書かれていましたが、このアルバムは聴いていくうちにどんどん魅力が増していくアルバムだと思います。末永く聴いていけと思います。

・「クラッシュの最高傑作
名実ともにクラッシュの最高傑作。即ちそれは言い換えればパンク・ロックというジャンルそのものの最高傑作です。メロディ、アレンジ、演奏、ジャケットデザイン、曲の並びに至るまで一分の隙もない完璧なアルバム。

「新型キャデラック」「ジミージャズ」のようなストレートなロックンロールから「ロスト・イン・ザ・スーパーマーケット」や「スペイン戦争」のようなポップな佳曲、ドラマチックな展開を見せる「死か栄光か」、どこまでもタフな「アイム・ノット・ダウン」、ヒットナンバー「トレイン・イン・ヴェイン」とヴァラエティに富んだ仕上がりを見せています。

今では様々な音楽の要素を組み合わせる手法はよくありますが、あの時代でここまで幅広いことをアルバム一枚の中でやってのけ、しかもそのベクトルを一ヶ所に揃えることのできたバンドはクラッシュぐらいのものでしょう。

クラッシュというバンドの才能、創作意欲、それぞれのメンバーの持ち味が遺憾無く発揮された力作。

・「パンク・ロックの至宝
生き方=パンク・・・JOEはそういっていたよね?!そう70年代をぶっ壊しロックンロールを俺たちに返してくれたパンク・ロックの至宝がJOE率いるTHE CLASHさ。そして1979年、忘れもしない。LONDON CALLINGは俺たちにサウンドとダンディズムとそして生き方を教えてくれた。リアルタイムにJOEに出会ったことは幸せだった。おかげでとんでもない遠回りもしたけど、納得できるさ。LOST IN THE SUPERMARKETでMICKが歌っていたような世界にあこがれて25年以上経った。外見は変わったけど本当の中身まで変わるほど卑怯者じゃないぜ!

・「姿勢の一貫性、音楽の多様性、それを包括する唯一無二のパンクアルバム
初期二枚のアルバムは、思い出した頃に聴く程度だが、このアルバムはわりに日常レベルで聞いているという人は意外に多いのではないだろうか?初めてこのアルバムを聴いたとき、「ジミー・ジャズ」のようなかなりメローな曲が入っていることにかなり驚かされたが、そういう曲が意外な程に耳になじんでくるのが余計に驚きだった。そういう楽曲をも「パンク」という脈略で自分達のものにしていく貪欲さしたたかさのようなものが如実にうかがえる。もっと地に足をつけてこうした貪欲さを持って音楽活動をやっていれば、クラッシュは良い意味でストーンズ的スタンスを築くことができたかもしれない。それができなかったところが、クラッシュの限界だったのか、それともそれでこそクラッシュと言うべきなのか。今、ブルーハーツもどきみたいなバンドがはいてすてる程いるが、そういうバンドはこのアルバムを聴いて、このバンドが持っていた、度量と音楽性の豊かさ、そしてパンクであろうとする意志を学びとってもらいたい。

・「すごいっす
「Punk is attitude」というジョー・ストラマーのパンクの定義をまんま表したアルバムパンクがどーこーよりロックのアルバムとしてとても偉大偉大すぎる

London Calling (詳細)

Pet Sounds

・「まさに究極のPET SOUNDS
両面仕様で、片面がDVD Audio用、もう片面が通常DVDプレーヤー用で、'97年のマルチ・マスターからの5.1chサラウンドはDDのみならず、DTSも収録。その他、高音質96KHz / 24bitでそれぞれstereoとmonoも収録されており、ボーナス曲も5.1chで7曲入り。プロモやメイキングなど、映像特典も満載で、ファンならずとも絶対に買い!のソフトです。

これ一枚あれば、あとは'ヴァージョン違いの'01年版のstereo盤(monoとの2 in 1 CDで発売。'99年発売のものは'97年マスターなので注意。)があれば、音質いまいちのオリジナル・アナログ盤すらも入りません!

・「CDのレビューから転載ではない
DVD Audio でましたよ。ペットサウンズ・セッションズ等からの音源も含む20曲が、モノ・ステレオ(2002リマスター),さらに5.1サラウンドでも収録。音のよさに感動(うちのしょぼいオーディオでも)。また、DVD Audio らしく特典映像として、ペットサウンズ・セッションズのドキュメント、スループジョンBやペットサウンズのプロモヴィデオに、ディスコグラフィーと盛りだくさん。CDとさほど変わらない値段だし、絶対買うべし。

・「名盤
このアルバムは、私が20歳のとき初めて聴いて涙を流した作品です。最近のビーチボーイズへの(やっとの正当な)再評価はうれしい限りですが、個人的にはペットサウンズのみ突出した評価はちょっと・・・と考えているのもホンネ(ビーチボーイズの他のアルバムも素晴らしい!!)。が、そんなことは差し引いてもこれは後世に残すべき作品だと思います。

 このアルバムに興味を持っている方は、とにかく買ってまずは10回聴いてみよう。ちょっと難解な世界が少しづつときほぐされ、美しくも哀しい、そしてメランコリックなブライアンのハートに触れることでしょう。全てのポップ/ロックファン(もちろん全ての音楽ファンにも)に聴いてもらいたい名盤です。

・「We could live forever tonight
『ペットサウンズ』は時間の流れを変えてしまう。それぞれの楽曲がもつ3分なら3分という時間がほんの一瞬に感じられたり、逆にある一秒にも満たない一瞬の響きが永遠の広がりをもつように感じられたりする。

”God only knows”や ”Wouldn't it be nice”は最初に聴いた時から大好きになったが、その他の曲に関しては何度も繰り返して聴いてゆくうちに少しずつその素晴らしさを理解していった。その過程のなかで僕にとって決定的だったのは”Don't talk”の素晴らしさに気がついた瞬間だ。本当に突然、僕はその曲が引き起こす”うねり”のようなものに気づいた。その”うねり”にあわせて時間の流れは伸びたり縮んだりするようだった。それはまるで”永遠の一瞬”ともいえるような瞬間であり、同時に僕が『ペットサウンズ』という音楽に”出会った”瞬間だった。

『ペットサウンズ』はその全編が途切れることのない”永遠の一瞬”の連なりによって成り立っている。僕が感じた”うねり”とは、もしかしたら宇宙のうねりなのかもしれない。

・「最高
 初めは??でしたが、繰り返し聴くとよさが分かってきました。今では事あるごとに聴いています。多分、一生聴けます。

Pet Sounds (詳細)

24時

・「夏の夜
サニーデイサービスの数あるアルバムの中でも「東京」とこの「24時」が双璧であると思います。春という響きに何か感じるものがあれば「東京」夏であれば「24時」強引なようですがそれぞれの季節の響きがピタリときます。夏、少し熱気の冷めた黄昏。湿度が高く蒸せかえるような夜。眠れない夜。「ああ 太陽の季節 暑い夜 君はどこで 何をしてる」と唄う7.シルバースター。曽我部恵一のセンチメンタリズムが、汗になってぼろぼろとこぼれ落ちるているかのようです。

・「彼ら最大の意欲作
 コンパクトなアルバム作りを身上としていた彼らが一転して作り上げた、全82分19秒に及ぶ超大作にして最大の意欲作。曽我部君の最も溌剌とした歌唱が聞けるアルバムでもある。

 前半はとにかく力強い楽曲がずらりと並ぶ名曲揃い。オープニングにはもってこいの力強いフックを持ったメロディが光る名曲①を筆頭に、憂いを持った美しいメロディが光る②、このアルバム中最も軽快なナンバー③、いかにも70年代風な④、このアルバムを代表する楽曲でカントリー風の⑥など素晴らしい流れ。一転して後半は徐々に内省的なナンバーが並ぶ。⑩は恐らくサニーデイの楽曲の中では最もフリーキー且つアヴァンギャルドな楽曲。こうした冒険的なものも収録されているあたり、これまでの自分達から脱却しようという意志が見え隠れする。

 恐らくコンセプト・アルバム的な路線を狙ったのだろう。結果としてはかなり上出来なのだが、ちょっと気になる部分もある。ジャックスの「冷たい空から500マイル」をあからさまにパクった⑭などはどうしても元ネタが強力な為か、ちぐはぐな印象があるし、前曲⑬もやや曖昧な雰囲気に流され気味であり、蛇足だったと思う。素晴らしかったのは、わざわざボーナスCDにまでして収録した「ベイビー・カム・ヒア組曲」。⑮のメロディラインのリフレインから幻惑的なストリングスが流れ始め、ゆったりとしたフォーク・ソングへと雪崩れ込むこの楽曲は正に白眉。超大作であるこのアルバムの締めにふさわしい名曲だと思う。もう少しアルバムの後半が充実していれば、間違いなく彼らの最高作に仕上がっていただろう。これを最高作に推す人がいるのもうなずける、彼ら最大の冒険作である。 

・「けだるい夏の夜、君を待つ
クーラーのないアパート/無風の熱帯夜街の灯かりはすぐそこ/夜はまだそこで待っている

気の抜けたビールを片手に『24時』を聞いている。出かけるのは今日はよそう。君からの電話をそっと待とう。

~そんなだらだらと続く夏の夜に、是非。 天才・曽我部恵一の珠玉の一品。必聴「シルバー・スター」、「24時のブルース」。  ~シングルCD付の2枚組みです。

24時 (詳細)

Lost Horizons

・「ファンタジーPOPの現在形
 キラキラ光る綺麗な音の粒が広がるファンタジーエレクトロポップ。決して実験的な音にならず、あくまでもラブリーでバランスの取れた音楽性も、アルバム通しで安心して聴ける要素の一つ。

 レモンジェリーはニック・フラングリンとフレッド・ディーキンの二人ユニット。ニックはゲームプログラマでもあり、フレッドはクラブDJ兼グラフィックデザイナーでもあるのです。二人の才能が合わさって、1曲目からまるでストーリーのある物語を見ているような音楽が展開します。キュートなアイディアとファンタジーのいっぱい詰まったカラフルなアルバム。CDの仕様やデザインなどのアートワークもキュート。(TAKATOYO 2003年8月)

・「癒し
私はこれを聞いていると、とても癒されます。

・「どこまでも
火・木・水・・・。五行トランス。

・「ぬくもりのあるテクノ
シンセなどを多用していて無機質なテクノポップかと思いきや、ものすごく温かい、押し付けがましくないポジティブさに溢れています。聞いているとじんわりとすごくいい気持ちになって、自分自身も前向きになれる感じです。オススメです。

・「Space Walk…
宇宙モノが好きな私は宇宙船と地上とのやり取り(音声)に興味があり何かコラボ風の音楽ないかなーと思っていたところradioから『Space Walk』が…タイミングが良すぎて宇宙からのプレゼントかと思った。涙が出るほど感動した…こんな人はいないかとも思うが、個人的なツボにグッときました。

Lost Horizons (詳細)

風街ろまん

・「聴きどころが満載
 はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。

 まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。

 鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。

 さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。

 最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。

・「日本語、そして日本の日常の美しさ
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。

今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。

けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。

声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。

曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。

尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、

はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。

全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。

・「今も流れる風街ろまん
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。

・「松田聖子、YMO、ハッピーエンド
松田聖子、YMO、ハッピーエンドのつながりを知らなかった。

FMラジオでハッピーエンドをリクエストしたら、そんなグループは知らないと言われた。

松本隆、細野春臣、大滝詠一、鈴木茂というメンバのリストを次に送ったら、松本隆は松田聖子の曲で知っている。細野春臣はYMOで知っていると言われた。

それでもCDがないと言われたので、サテライトスタジオにCDを持っていきました。持っていったCDを快く書けてくれました。

それ以来、はっぴいえんどの曲をリクエストするとかけてくれるようになりました。

最近では、テレビのコマーシャルで流れるので、知っている人も増えていますね。

ps.高校生の頃、先輩から借りたアルバムがこの作品。放送で流して、毎日聞いていました。今では、車にCDを入れています。

・「聴きどころが満載
 はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。

 まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。

 鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。

 さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。

 最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。

風街ろまん (詳細)

N.R.B.Q.のクリスマス・ウィッシュ(デラックス・エディション)

・「果てしなくドリーミー。.:*・゜゚・*:.。.ミ ☆
クリスマスに向けて前から欲しかったこのアルバムを買いました。17曲入ってるけどトータルで27分23秒なのでちょっと短すぎて残念です。。。。が、ジャケのサンタさんの絵やケース開いたとこに写ってるジャケ裏のメンバーのパジャマ写真が素敵です☆そう思ったら2310円の価値はあるなあ。曲はもちろんほんわかドリ〜ミ〜☆やっぱN.R.B.Qは大好きです。

N.R.B.Q.のクリスマス・ウィッシュ(デラックス・エディション) (詳細)

On the Corner

・「リズムの洪水の格好いいアルバムです
マイルスデイビスがエレクトリック楽器を多用し、リズムを追求していた72年録音の作品ですが、発表当時はジャズファンに酷評されました。サウンドとしては、前衛ファンクともいうべき、リズム・リズム・リズムの洪水で、ジャケットどおり、思わず体が動いてしまう音になっています。

ロックでリズムというと、トーキングヘッズあたりを思い浮かべますが、ヘッズよりも10年も前にこのような音楽をやっていた所に、改めてマイルスのすごさがわかります。ちなみに、①~④でギターを披露しているのはジョンマクラフリンです。ロックファンにも是非聴いて欲しい非常に格好いいアルバムです。

・「1972年、ヒップ・ホップはここに誕生す
変貌と疾走を続けるマイルスの重要なターニング・ポイントが本作。バダル・ロイのタブラを筆頭に、すでに過去のジャズの要素はリズムの中にほとんど無く、当時のリスナーには認識すらできなかった『ヒップ・ホップ』という新しい音楽がこのアルバムで誕生している。24ビットでリマスターされたサウンドで今聴き直すと、なおさら本作の音楽史上における存在の意義がいかに大きいかを感じずにはいられない。後のジャズの世界を担う重鎮たちは、ここでマイルスの音楽に対するあくなき変貌と疾走の実践をともに体験している。それがいかに後のジャズの世界に影響を残したか本当に計り知れないものがある。

マイルスのみならず、後の音楽の世界に多大な影響を与えた原子爆弾級の作品。『Black Satin』のDNAは今、まさに開花している。

・「真っ黒けっけ
パーラメントやファンカデリックに通じるものを感じつつもやはりこの意味不明グルーヴはマイルス特有ですね。

自伝によると編集でかなりいじくりたおしてるらしくBlack Satinの冒頭を聴くとわかりやすいですが全パート1拍目をずらしてるらしいです。いやぁ、やっぱり帝王の考えることはわからない。

こういう編集(Mixing)の巧みはHipHopに通じるところがあると思います。この時代から大胆な編集を行っていたマイルスはやはり宇宙人なんだろうなぁ。

・「魂から発せられる強烈なグルーヴ!!
アルバムを出すごとに良くも悪くも物議を醸したマイルスですが、発売時どんな評判だったろう、ジャズの評論家のセンセイ方はきっとボロクソに言ったのかな…なんて思いも馳せながら、ソウル/ファンクに傾倒していた時期での最高傑作であり、多くのマイルスの作品でも現在に至る音楽そのものの流れを大きく動かしたであろうという意味で、私が聴いたマイルスの作品の中でも最高のものではないかと考えてます。腰、体、魂から発せられるグルーヴに身を任せさえすれば、至福の時間まで乗っけていってくれる、ブラック・ミュージックの集大成的な作品。必聴!

・「ジャズファンが批判するたびに価値が上がる恐るべき傑作
エレクトリック・マイルズは「Bitches Brew」を例外として冗長と感じられる作品が多いけれども、この作品は違う! ミニマルで緊迫感があって、かつ、緩さもあり。徹底した反復。曲をスキップしてもスキップしてもまったく同じリズムが流れてくるのには爆笑。インテリのファンカデリックという感じか。クラウトロック的でもあり、Canなどが好きな人も必聴。クラウトロック/ジャーマンプログレ→テクノ→ブレイクビーツ/エレクトロニカに繋がる壮大な流れをこれ一枚で予言している…というのは深読みしすぎですね。ジャズファンが批判するたびに価値が上がる恐るべき傑作。

On the Corner (詳細)

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

・「哀悼コンパイ・セグンド
このアルバムのヴォーカリストの1人コンパイ・セグンド氏が7月14日に95歳で亡くなりました。とてつもなくハッピーで同時にどこか物悲しい音楽。音楽というもののパワーを再認識させてくれました。キューバの老ミュージシャン達よ、ありがとう。合掌。

・「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
 生きると言うこと。 命が音になってほとばしる、ということ。それが過不足なく体現されたのがこの一枚だ。 どこかもの悲しい海辺の夕暮れ、街並みに流れてゆく葉巻の香り、真昼の熱に萎れた植物、星たちに空を占領されるほんの一瞬前の、至福のひととき。朝になれば、またそれらは独特の活気を取り戻すに違いない。嘘も偽りもない、繰り返す日常の風景がそこにはある。 音楽界から忘れられ長く苦しい暮らしを余儀なくされた彼らの時間さえ、音楽という波で洗い流したら、こんなやさしく甘美なイメージになるのだろうか。ライ・クーダーによって見いだされ再び演奏する機会を得た老プレイヤーたちの、音楽への歓び、感謝の心が聴く者に生き生きと伝わってくる。音楽と生きることがイコールで固く結ばれた彼らの音楽は、ほんとうにカッコイイ。 

・「本当の音楽がここにある
飾りも無ければ気取りもない、大音響でもないし大編成でもない。しかし、生活を歌うという音楽の原点がここにある。メンバーは全て還暦を(とっくの昔に)通り過ぎた者ばかりだが、世界中のどの歌手にも負けないリズムと歌唱とで聞く者の心を揺さぶる珠玉の作品。

・「キューバ音楽って?
 キューバ音楽とか言われたって、何がなんだかわからない、想像もつかない、と皆さん思われるでしょう。実は、私もその1人でした。

 本作で聞けるキューバ音楽ってのは、思いっきり簡単に言うと「わりと落ち着いた(ちょっとテンション低めの)ラテンのリズムと、アルゼンチンタンゴのようなちょっと上品でちょっと切ない感じを足して2で割った」ような感じです。

 最近の音楽に共感できないで70'sの音楽を聞いている人や、ピアソラなどが好きな人には、特にお勧めします。また、このCDを聞いている間は、時間の流れがキューバになって、ゆったりとくつろげますよ。

・「心に染み入る歌声とリズム
世界の音楽が聴いてみたい、あるいはキューバ音楽に興味があるなど、音楽を愛するあらゆる人に勧めたいです。ロックしか聴かない、という人にももちろん!キューバのリズムにはジャンルを超えたかっこよさがあります。

ギター、パーカッション、全ての楽器がグルーヴを生み出しています。そしてイブライム・フェレールの歌声が素晴らしいです。このアルバムですっかりお気に入りのアーティストになってしまいました。ぶ厚いブックレットを開くと、収録曲を一曲ずつ詳しく解説してあるので勉強になります。セッション中の写真も名前つきで載っています。

映画を観た人も観てない人も十分にキューバ音楽を堪能できる一枚です。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ (詳細)

Dixie Chicken

・「最高傑作!
 セカンドである前作「セイリン・シューズ」で早くも彼らなりの音楽を築き始めたフィートのこれはサードにして最高傑作。ローウェル自身、グループの全てを表しているというとおり、非常に優れた作品になっている。 ファーストでのサイケデリック感覚はここではもうあまり聞かれない。と、同時に前作では聞けた南部伝承音楽の奇妙なたたずまいも余りない。そういったものを捨てたのではなく、それら全てを飲み込み、新たに自分のものとし、その結果生まれた楽曲をそろえたという感じである。さらには前作で顕著だった土着民族的なビートをリズム隊の強化で一歩進め、楽曲を全体的にファンキーにさせ聴きやすくしたというのも指摘されるところ。ローウェルの指揮の元、ここで鳴らされる音全てに「リトル・フィート」の刻印が押されているのは、驚異の事実。聴きやすくなったとは言え、それは決してミュージックビジネスに媚びたことではないのがこのバンドの、そしてこのアルバムの凄いところである。 プロデュースもローウェルで、冒頭のとおり非常な自信作であった。今となっては彼らのと言うより、ロックの金字塔のひとつである。が、発表当時は、商業的には見事に敗北、バンドはまたも解散状態、ローウェルはドラッグにのめりこみ始める。いやはやなんとも。 それにしても、そんなローウェルのソロも一緒に紙ジャケで復刻すべきじゃない?今からでも遅くはないよ。 

・「いきなりのジャケ買いだったが損無し!今でも新しい!
彼らのことを全然知らなくて(すみません)、某音楽ムックを斜め読みしただけの知識で、ジャケ買いしてしまいました。でも、すごく良い!カントリーミュージックもニューオーリンズジャズ系統も以前から時々聞いていた私は、やっぱり予想通り!とにやりとしたと共に、予想外な音に、にっこりという感じでした。おっ、これこれ!こういうの有りそうで意外と無かったかも、という感じですね!フュージョンを思わせるようなサウンドも有り、とても面白いですね。いくつかで感じたことですが、楽器の音がそれぞれ主張し過ぎず自然に出入りしていて、独特の音楽を作り上げているみたい。

今聞いても決して古くない、ファンキーです。本人たちが楽しんで演奏していて、肩の力が適当に抜けている感じがします。バックヴォーカルとかコーラスがちょっとゴスペルっぽいですね。なぜ今までもっと知られなかったのか、不思議な位です。南部の情景とか、ホンキートンクなんてのが目の前に広がるようです。

・「お薦めします。
ずばりこれは買いです。私の持っているCDのジャケットは色がくすんでいるんですが、この紙ジャケの発色がすばらしい。色が綺麗に印刷されていて、紙ジャケはこうあるべきという仕上がりです。ネオンパークも喜んでいるでしょう。音楽もスライドギターを渋く鳴らしてこれまたすばらしいです。どちらかというとブリティッシュ寄りの私もこれを聴くとライクーダーとか聴きたくなっちゃうんですよね。すばらしいです。

・「本物志向ロックの名作
名盤に必要なこの一曲がタイトル曲のDixie Chickenだ。ニューオリンズ名物のセカンドラインを強調したリズムセクションとローウエルのブルージーなボーカルとヘヴィーなスライドが炸裂する。ディキシークィーンと過ごした一夜のお楽しみは自分だけのものだと思ったが・・・という歌詞も面白い。レイドバックしたサウンドにトリップ状態にさせられるOn Your Way Downも聞き応え充分。シンガー、スライドギタリストだけとしてではなく、ライター、プロデューサーとしても大活躍するローエルジョージがグレート。ローエルをうまく引き立てるベース、ドラムス、キーボードのプレーヤー達の優れた演奏能力も聞き物だ。凄いのはローウェル・ジョージだけでない。"Walkin' All Night"辺りをジックリと聴き込んで欲しい。LP時代にA面だった5曲がニューオリンズテイストを発揮していて良い。バックコーラスとしてボニー・ブラムレット(元デラニーアンドボニー)やボニー・レイットが参加している。70年代本物志向ロックが最もR&Bに近づいた一枚。渋くて豪快で上手い。一念発起でスタジオに籠もって本作をモノにしたローウエル達は快哉を叫んだが、リリース当時のセールスは全然だったらしい。笑えない話だ。

・「これぞ真のアメリカンバンド
LAやNYCだけがアメリカじゃない。中西部のコーンベルト、アリゾナの大砂漠、ミッシシピーデルタ....アメリカの広大でアーシーな大地を連想させるバンドがリトルフィートだ。洗練されたリズム隊が北部のタフな大都会の人種混合を、スライドギターの音色が南部の田舎の懐かしさを、ラフなスタイルのボーカルが開放的な人々のライフスタイルを思い起こさせる。リトルフィートの音は、アメリカ南部志向の非アメリカ的ミュージシャン達ーーストーンズ、ザ・バンド、エリッククラプトン、スティービーウィンウッドーーとは大きく違う。リトルフィートの音にはアメリカの大地の血と肉と言ったものが良くも悪くもしっかりと刻み込まれていると感じる。僕にとって「アメリカンバンド」の原点はこのリトルフィートや一時期のドゥービーブラザースにある。彼らの持つこのアメリカ的良さは後のヒューイルイスアンドニュースやブルースホーンズビーアンドレイジらによりポップな形で継承されていったと思う。

グループの中心人物故ローエルジョージがプロデュースしたアメリカンテイストに溢れる本作は、全曲スケールの大きい、ルーズでファンキーな演奏を収めた出来の良い曲揃いで、やはり彼らの最高傑作と言えるだろう。CD化によってLPの時代よりキーボードやリズムセクションの細かいアンジューレション等が聴き取れるようになって魅力が増大した。

Dixie Chicken (詳細)

Chappie,Don’t Cry

・「デビュー作から名曲満載
1991年5月に当時新興レーベルだったヴァージン・ジャパンから発売されたフィッシュマンズのデビュー・アルバム、その再発盤。プロデュースは元ミュート・ビートの小玉和文氏。「ひこうき」「チャンス」というライヴでもおなじみの二大名曲に当時はシングルカットもされたいかにもこの時期ならではのハジけっぷりが微笑ましい「いなごが飛んでる」に隠れた名品「Future」、スカ・アレンジの童謡「夏の思い出」のインスト(サトちゃんのコルネットと“聞こえる?”の台詞が何とも言えず良い)などを収録。

よくこのバンドに関してはある時期を境にガラっと変わった様な物言いも見受けられるのだげど、果たしてそれはどうか。実際のところ、その核みたいなものはこのアルバムの頃から既にあって、抽象的な言い方だけども、きっと頭の中では僕らがフィッシュマンズに抱いている「あの感じ」はもう鳴っていたんだと思う。メンバー自身の言葉を借りれば「こんな顔がしたかったんだけど、実際には出来なかったもどかしさ」みたいなものがよく表れている様な、そんな1作。

Chappie,Don’t Cry (詳細)

Super Are

・「生きとし生けるものに捧ぐ
日本のアヴァンギャルド・バンド、ボアダムスの96年作。以前はかなり滅茶苦茶な音楽をやっていたのだがこの頃にはトランスや民俗音楽を取り込んだ未曾有の世界観を志向しつつあった。これは単純な好き嫌いを超えて、音で聴き手をねじ伏せてしまうような超自然的なパワーに満ち溢れていると思う。地球の核を流れているマグマのようなエネルギーの塊を

ぽんっと手の上に落とされたような感じ。部屋の壁やスピーカーが窮屈に感じてしまうほど、そのスケールは圧倒的で原始的なリズムとグルーヴに血が熱くなる。ぶっちゃけこれはライブで体感するのが正しい聴き方で、音源化はしない方がいいのかもしれない、と思うことも。

この世の音楽は大抵は地球で生きる人間のためのサウンドトラックだけど

これは堂々と宇宙に誇れるような気がする。

・「ボアダムスの到達点
オルタナティブ・ミュージックを巡る言説が10年後にも続くのであるならば、このアルバムを巡る評価は年月を経過するほどに重要になってくるだろう。ハードコア・パンク〜スカムからスタートしたバンドが10年の歳月を経て到達した極北のサウンドにして90年代の日本のロックアルバム史におけるマスターピース。民族音楽・テクノ・ファンク・ミニマル・ハードコアetcとあらゆる音楽を吸収しながらもけっして頭でっかちにならずに開放的な音楽として機能している。

唯一、残念なのはボアダムス自身がこのアルバム以降、次の地点に行けなかったことだ。

・「音楽の収束点
音楽が人としての生を喜ぶものとして作られている としたらすべての音楽はここに収束していくのではないか、とも思えてしまう。ほどの情報量、熱量、密度。

過去Boredomsが、そしてEYヨが発散してきたノイズを、重ねてきた実験を、ひとつのことろに、凝縮した結果、できてしまった「創作」を越えた「何か」。

・「
メンバー(特にアイ)の関係で、初期は混沌とした雰囲気だったボアダムスだけど、(それはそれで良い)今作は、広がりのある変幻自在な音を聴かせてくれる。

ジョンゾーンの NAKED CITY や、Mr.Bungle などは、ひとつの楽曲にどれだけの音楽をぶちこんで展開させるか、を考えてるようだけど、ボアダムスはたくさんの音楽をぶちこんだ音に主眼を置いてると思う。少なくとも今作では。似てる、とも言われる前者よりも、ひとつの音について拘ってるんじゃないかと。

目が点になるほど素晴らしい演奏を繰り広げながら、音ひとつひとつへの気の配りようは尋常じゃない。ボアダムスは、ジャンルという狭いフィールドを飛び越えた、世界最高峰のバンドだ。凡百のトランステクノなんてこいつらにかかればトランスですらない。

それほど複雑怪奇な音楽ではない、ストレートに凄さが伝わってくる作品だと思うので、未聴のロックファンはぜひ聴いていただきたい。

・「実験的な音楽
非常に覚醒している音楽ですね。カオスパワーと狂気と遊びがブレンドされています。これは面白いな。日常生活の皮を一枚むけばそこはそうそうそう『クレージーワールド』なのさ。リスキーな音楽ほど面白い。日本にもソニックユースに負けないバンドがここにあります。ノイズが気持ちいいッス!!  10点中10点

Super Are (詳細)

Feather Float

・「癒し系CD
ヨシミの声が綺麗で、透き通る様な感じがします。疲れてる時にドウゾ。

Feather Float (詳細)

K

・「まさにKULA SHAKERの原点
  ボーカルクリスピアンの思想が大いに反映されているらしく、歌詞、曲調ともにインド風。 エアロスミスの『NINE LIVES』の『TASTE OF INDIA』とは、全く違う味付け。 エアロスミスは「夢のINNDIAロック調」なのに対し、KULAのインド調は「精神的インド思想ロック調」です。 アルバム『K』は、精神的インドを求めつつ、全曲違った感じに仕上がっているのが不思議な一枚です。 

・「
声はジョン・レノンに似ていて、曲はインド調。インド調というところが曲者で、かなり印象的なメロディーの曲が多いです。クーラ・シェイカーのなかでも評価が高いアルバムで(二枚しかありませんが・・)たしかに1曲目「HEY DUDE」などはかなりの名曲です。

中心だったクリスピアンは現在Jeevas(ジーヴァズ)というバンドを組んでいます。フジロックにも来たようです。興味があればこちらもぜひ。

・「王様の魔法
インドの王様の名を冠したバンドの96年リリースの1stアルバム。ブルースとサイケをベースに、シタールやマントラを使ったミステリアスで妖しげな雰囲気が聴くものを引き付ける。この異端な音楽が、当時ブリットポップ全盛のUKシーンにおいても素晴らしい評価を得ていた事に驚きだ。これでもか、というくらいグルーヴィーな東洋趣味的サウンドにヘタウマ系のボーカルが非常にマッチしている。

「ヘイ・デュード」、「グレイトフル・ホエン・ユー・アー・デッド」は特に素晴らしい楽曲。癖があるメロディーには魔法をかけられたかのようなトリップ感がある。60〜70年代のサイケデリック精神を90年代に蘇えらせた、今なお輝き続ける作品。

・「灼熱のグルーヴ
UKバンドには珍しく、超グルーヴィーな作品。1曲目"HEY DUDE"でおそらくノックダウンだと思います。ほんと、稀に見るかっこいいバンドだった。4人が生み出す魅惑的な熱いグルーヴは唯一無二のもの。即効性があり、最高にハッピーなアルバムです。これ聴いてストラトが欲しくなったのを覚えています。ロックにヤラれたい人、必聴です。

・「最高です。
オルガンがフィーチャーしてるロックが好きな人に良いですね。かなりサイケな感じでジミヘンの影響なんかも随所に見られます。曲数も結構多いですがサクサク聴けて程よい質感です。ほんと解散が惜しまれます・・・。

K (詳細)

キラーストリート (通常盤)

・「貫禄の名盤!!
前作「さくら」から実に7年ぶり。通算14作目のオリジナルアルバム。改めてサザンの幅広い音楽性を感じる全30曲の超大作です。

2003年以降に「シングル曲」として世に出て行った、元々はアルバム用に作った楽曲達。それらを集めて「ニューアルバムです」というのも醜いので、もっともっと曲を作って、既発の曲がたくさん入っていても後ろ指を指されない体裁と質感のあるものにしようと思った…と、桑田さんは語ってます。

そのボリュームもさることながら、すごいですよ。このクオリティは。音楽好きな人ならば、思わず笑ってしまうような随所にちりばめられた音遊びや、歌謡曲、ロック、ジャズ、ヒップホップまで、バラエティに富んだ曲調でありながら、アルバム全体としての統一感。発売済みのシングル曲とカップリング曲も、見事にアルバムに溶け込んでいます。(一部のシングル曲は、アルバム全体としての音合わせの為、リミックス&リマスタリングしてます!!)

桑田さん自身がおっしゃっているように、「壮年期のサザン」を感じさせる、ちょっと「落ち着いた感じ」も受け、歌い方に関しても同様に、昔のような「若さとパワー押し」な感じは薄くなりましたが、時間をかけて完成させただけある「今のサザン」が詰まっているアルバムだと感じました。

・「死ぬまで記憶を抱いてゆこう。
 先日大阪ドームのコンサートに行ってきました。

・「サザン初心者より
僕はこのアルバムからサザンが好きになりました。本当にどれも素晴らしく良かったです。昔から、今まで全く才能が衰えていないことを証明するアルバムだと思います。本当に買って良かったです

・「待ちに待った、サザンのアルバム
 まずは、DVDを見てDISC-1から聞きながら「キラーストリート」桑田佳祐セルフライナーノーツを読むとその風景が浮かぶようだ。とても満足できる、曲が満載だ。

・「7年ぶりのサザンの超大作「キラーストリート」について
サザンと言えば茅ヶ崎の海や湘南を連想する人が多いと思います。なので待望の本作品の発売日は海開きしている「6、7,8月」暦でいえば夏になると思っていたのですが涼しさも定着した秋の10月5日発売と言う事になったのは誰もが意外に思うのかも知れません。発売日が秋になったと言う事は夏にふさわしい曲は従来通りもちろん聴けるとは思いますが秋にふさわしい曲も沢山聴けるのかも知れません。もしかしたら今回の本作品はオールシーズンで聴けるかも知れません。ボリュームも満点でサザンファンにとっては打って付けの一枚のCDになると思います。

キラーストリート (通常盤) (詳細)
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