I Hear a New World: An Outer Space Music Fantasy (詳細)
Joe Meek & the Blue Men(アーティスト)
「宇宙へ陽とっ飛び」
Wave (詳細)
Antonio Carlos Jobim(アーティスト)
「最初聴いたときは」「『less is more』」「クラウス・オガーマンの功績」「CTIがアントニオ・カルロス・ジョビンの良さを上手く引き出した」「ボッサ素人によるレビュー」
スマイリー・スマイル (詳細)
ザ・ビーチ・ボーイズ(アーティスト)
「そんなに悪い?」「凄くいいですよ」「笑って許して」「心にくい込む名盤」「スマイリースマイル~不思議なアルバム」
HOSONO HOUSE (詳細)
細野晴臣(アーティスト)
「30年の時を越えて」「フォーキーな細野音楽」「傑作!」「邦楽で一番好きなアルバム。」「日本人アーティストによる名作中の名作」
Deceptive Bends (詳細)
10cc(アーティスト)
「スチュワート/ゴールドマンによる10ccの最高傑作」「Stewert & Gouldman コンビの面目躍如」
E=MC2 (詳細)
Giorgio Moroder(アーティスト)
「元祖テクノポップ!重要作品でマストな1枚です。」
The Dub Experiments/Explode (詳細)
XTC(アーティスト)
「鬼才の面目躍如」「隠れた名盤Best1」「これぞバージョン」
Reproduction (詳細)
The Human League(アーティスト)
「合成された魂」「ボーカルがグッくるテクノ」
Ghost in the Machine (詳細)
The Police(アーティスト)
「自分が最も好きなポリスのアルバム。」「目に見えない太陽」「最初はとまどった」「ポリスのディープな世界」「やりたい放題の3人」
Power, Corruption & Lies (詳細)
New Order(アーティスト)
「US盤『Power, Corruption & Lies』」「初期の名作!」「バーナードの伸びやかな歌声(笑)。」「存在すべきではなかったバンド」「愛すべき名盤」
Three of a Perfect Pair: 30th Anniversary (詳細)
King Crimson(アーティスト)
「なんと」
Running in the Family (詳細)
Level 42(アーティスト)
「最もバランスの取れたLevel 42?」「新たなファン層=カスタマーを開拓=すばらしい企業努力である」「癖になるアルバム」「このアルバムのポイントは12"Versionです。」
「絶対元気が出る!」「ポップで痛快」「それぞれの曲が個性を持って輝いているのがステキです」「久しぶりの快作!」
Awa Yio (詳細)
Ivan Lins(アーティスト)
Kamakiriad (詳細)
Donald Fagen(アーティスト)
「上質のシティミュージック」「都会派まったり音楽」「ピコピコしてないと思います」「冬の朝聴きたくなるアルバム」「SNOBISH COOL」
一夜一代に夢見頃 (詳細)
平松愛理(アーティスト), 根本要(アーティスト), 清水信之(その他)
「正直ちょっとガッカリした…orz」
Dots and Loops (詳細)
Stereolab(アーティスト)
「前作とはかなり趣の異なるアルバムですね・・・」「ノスタルジック・アヴァンギャルド・フレンチ・ポップ…」「ますます時代性特定不可能なサウンドに変化」「緻密で複雑。」「キレイ。」
Discovery (詳細)
Daft Punk(アーティスト)
「入門編」「輸入盤で十分」「良い!」「クラブに行きたくなりますね~♪」「本領発揮ではないか」
●I Hear a New World: An Outer Space Music Fantasy
・「宇宙へ陽とっ飛び」
この値段ですんごい異世界を味わえます。お得な大名盤。愉快な音が好きな人は必聴の遊音地。聴きやすくて、超かわいい曲もあります(3,4曲が歌で、後はインスト)。'60年代のアルバムですが、全然古くない音というか、古いとか新しいとかとは無縁なすんごいいいいぃぃ音です。一生もん。
テープ操作による高い声(使われ方も完璧です)が小人っぽくて不思議な世界。聴く人の数だけ色んな世界が想像されそうです。寝る時に聴けばサイケな夢が見られそう。もしかしたら胎教にもいいかもしれません。
●Wave
・「最初聴いたときは」
言わずとしれたアントニオカルロスジョビンの名作ですが、ごく子供の頃、はじめて聴いたときは「なんじゃこのデパートでかかってるような軟弱な音は!」という印象でした。ロックにかぶれていたからか、父親経由で知って軽い反抗心が働いたからかもしれないですね。その後何度か聴き、購入してからはすっかり気に入ってて。デパートでかかってるようだと感じた要素は、自然に溶け込む音だというふうに、軟弱というのは繊細というふうに、耳の中ですっかり「聴き替え」が起ってます。食物だってカレーやハンバーグが好きな頃を経て、淡白でしかし味わい深いものが好きになったりしますし、そういう作品じゃないかと思います。
・「『less is more』」
ボサノヴァ最高傑作といっても決して過言ではないアルバム。ジョビンの極めて優れた楽曲郡を、クラウス・オガーマンのあまりにも完璧なアレンジが彩る。いうまでもなく彼の書く弦は世界で最も美しいもののひとつであるが、このアルバムでは特に洗練され、「less is more」のボサノヴァ精神を完全に体現している・・・・・。私のつたない表現では、このアルバムの魅力は1/100も語る事ができない。とにかく聴いてみてほしい。「ボサノヴァ」という音楽のひとつの到達点がここにある。
・「クラウス・オガーマンの功績」
ジョビンの代表作の一つだが、ジョビンのアルバムというより「クラウス・オガーマン・オーケストラ・プレイズ・ジョビン」と言ってもいい作品。ジョビンはピアノを弾いているが、やはり鍵を握っているのはクラウス・オガーマンの編曲だ。CTIでのこのあとの作品、「潮流」「ストーン・フラワー」等はデオダートが編曲を担当しているが、オガーマンと比較するとデオダートの編曲は凡庸で、アルバム自体も駄作となってしまっている。だから、余計にオガーマンの涼しげな編曲が最高に聴こえる。良い楽曲と良い編曲。それが、この作品がイジーリスニングとしても愛されている理由だろう。 ジョビンを聴くなら、歌入りはネルソン・リドルが編曲を担当した『The Wonderful World of Antonio Carlos Jobim』 、インストはこの『Wave』が基本である。
・「CTIがアントニオ・カルロス・ジョビンの良さを上手く引き出した」
ジャズのミュージシャンの中にはCTiレーベルで駄作を作ってしまう例も少なくないが、この取り合わせなら間違いない。CTiの醸し出す「ジャズのようでジャズでない雰囲気」が彼の良さを最大限に引き出した。
個人的には、ストリングスの入ったボサノバは好きではないのが、本作は例外である。是非とも夏の暑い夜に聴いてほしい。恐らく、知らないうちにそよ風が吹いてくるのを感じるであろう。
全曲ともにレベルは高いが、特に気に入ったのが1曲目の「波」。なんとも彼らしい下手(失礼)なシングルトーンのピアノがリラックスした雰囲気を出している。これに包み込むような管楽器が入って最高である。「波」とは言い得て妙だ。 他には9曲目の「アンティグァ」が良かった。フルートとキーボード(これがハープシコードという楽器か?)、加えてホーンセクションのやり取りが幻想的で、聴く者を心地良い不安へといざなう。
アントニオ・カルロス・ジョビンは数々の名曲を作り出しているが、アルバムとしての仕上がりで考えると、本作は最高傑作の1つに数え上げられるだろう。
・「ボッサ素人によるレビュー」
私の好みの音楽のジャンルは主にニューエイジ(乱暴なカテゴライズですね)で、専らインストものを聴いているのですが、ある日生活ににボサノヴァが足りない事に気づき、CD屋へ。そこで出会ったのがこの一枚です。正直何の予備知識も無かったので、アントニオ・カルロス・ジョビンの御名も知りませんでした。すみません。今は寝るとき南東に足を向けないように気をつけています。 で、聴いてみました。ああ、いい音楽を買ったなというのが率直な感想です。
日曜日、お気に入りのポータブルオーディオから少し控えめの音量で流れてくる"Wave"を聴きつつ誰かと待ち合わせ…なんてのはいかがでしょうか。
・「そんなに悪い?」
とかく巷でボロクソに言われてるけど、そんなに悪い?カールでさえも満塁ホームランの代わりのバントなど言ってますが今聴いてもじゅうぶんアバンギャルドだし、グッドバイブレーションズはあるし、ベジタブルズなんてこっちの方がいいと思うんだけど・・・なにしろ私はここから深みにハマっちゃいましたので大きく肩入れします!
心を、先入観を、イメージを空っぽにして聴こう!時刻は夜。ヘッドホンのヴォリュームは少し大きめで!トリップ!!
・「凄くいいですよ」
なんと言っても「グッド・バイブレーション」が素晴らしい。多分シングルヒットでは最高の作品だと思う。それに「英雄と悪漢」これも素晴らしい。どちらの曲も出だしの前の一瞬になんとも言えぬ恍惚感を感じる。その他の曲も面白いですよ。ベジタブルなんかはほんまに面白いと思って当時からお気に入りでした。当時は僕はこれが「スマイル」だと思ってた時があって、これだけでも随分革新的な凄い作品だと思って聞いていたのですがね・・・。
・「笑って許して」
~僕は、グッドバイブレーションが好きです。いい響きという音楽の題名に心ときめきます。
いい気分で体が動くと、脳、心、筋肉、その他僕を構成するすべての細胞が、生き返る感じがします。
ちょっと低めのボーカルが心を揺さぶります。
実験音楽というけれど、落ち着きも与えてくれて、うーん、なんていえばいいか、癒し系とも言え~~る気がするのです~
・「心にくい込む名盤」
このアルバムを一言で言い表すなら、ロックの頂点から失墜した「ブライアンが世間に距離を置くための音楽」という事になるだろう。しかし、優しいブライアンは聴き手を完全にを突き放すほど強くない。こけおどし的な音響の中に突然優しい旋律が流れ、我々の心を締め付ける、ブライアンの無垢さ、優しさ、故に傷つきやすい心に深く共感せずにはいられないだろう。もちろん、「グッド・バイブレーション」、そして「英雄と悪漢」は当たり前に超名曲。癒やされます。
・「スマイリースマイル~不思議なアルバム」
このアルバムに収録されている「グッドバイブレーション」「英雄と悪漢」は既に聴いて知っていた。この2曲が入っているのだからと他の曲にも期待した。 ん? 何だこれは。 野菜をかじる音、鳴り響く効果音、薄暗いボーカル・・・。あの夏のハーモニーやコーラスはどこへ行った?
これはビーチボーイズの音楽ではない。僕は一回聴いて、押入れにしまいこんだ。
しばらく時が過ぎた。心の片隅には、いつも「スマイリースマイル」があった。「いわゆるスマイル伝説」を後で知った。「ペットサウンズ」を聴いたあとで、むしょうに聴きたくなり、押入れから「スマイリースマイル」を取り出す。これは新しい音楽の形ではないか。そう思ってしまった。不思議だ。やはりビーチボーイズは最高だ。
・「30年の時を越えて」
先週、BSフジで昨年、狭山での、ハイドパークミュージックフェスティバルを見ていたら、最後に細野晴臣が恋は桃色を歌っていました。さすがに懐かしくなり、LPを引っ張り出し、聞きましたが、それなりに良いのですが、今回、CDで再発しているということを知って、早速購入しました、さすがにデジタルリマスターした音に全く別の作品のように思えました。まさに30年の時空を超えて生まれ変わったような印象を受けました。ウエストコーストへの憧れ、リトルフィートへの尊敬が感じられるすばらしい作品です。特に恋は桃色の曲、演奏は素晴らしい、駒沢裕城のペダルスティールが冴え渡っています。
・「フォーキーな細野音楽」
この作品は単なるフォークアルバムはなく細野晴臣の今後のための布石となりそうな曲もいくつかあるので細野音楽の原石と呼べそうな内容です。とはいってもはっぴいえんどの頃のフォーキーな部分が主体で、メロディが素晴らしい名曲ぞろいですのでこれはお薦めできる名盤です。
・「傑作!」
この作品はあまり他人に教えたくない。自分だけのものにしておきたい。独占したい。そんな気分にさせられる程イイ!しかし、同時にどうしても他人に聴かせたいという矛盾した気持ちを抱いてしまう。細野さん自身の存在が、音楽から滲み出ているようで、このアルバムを聴いていると、まるで細野さんと親しい友人であるような、そんな錯覚を抱いてしまう。おそらく細野さん自身もそんな魅力的な人物なのだろう。私はhosono loverです。あなたも仲間になりましょ。
・「邦楽で一番好きなアルバム。」
このアルバムは本当にいいメロディー、いい歌が詰まった名盤です。もともとYMOやその他のユニークなサウンドで自分には細野さんの音楽は向いていないだろうと先入観を持っていたんですが、このアルバムを聴いて「こんな音楽も作れる人なんだ!」とビックリすると同時に、自分が求めていたメロディーはここにあったんだ、という感動に打ちひしがれた記憶があります。トッド・ラングレンじゃメロディーは美しいけど、どこか物足り部分があり、ボブ・ディランだと、好きな曲はあるが、古いフォークなどの引用が多く、いなたい感じが強過ぎて、すぐには馴染めないなど、自分の中で最良のメロディーメーカーはどこにいるのだろうと、長年追い求めていたのですが、この『HOSONO HOUSE』でやっと自分が求めていたものに出会えた気がします。70年代のシンガーソングライターが持っているようなプライヴェートな質感を持った、心の琴線に触れる名曲、名演の詰まった名盤です。是非お勧めです。最近また細野さんが歌もののアルバムを作っているそうですが、このアルバム同様の感動を期待しております。今この時代に作る歌中心のポップス、それにどんなサウンドプロダクションでくるのか、とても楽しみです。
・「日本人アーティストによる名作中の名作」
どんな音楽が流行っていようが、自分がどんな状況にいようが、定期的に何ヶ月かに一度は必ず聴きたくなるアルバムです。世に出てから30年以上経っていても決して色あせることなく、いつ聴いてもいいなと思える名曲揃いのアルバムですよ。
・「スチュワート/ゴールドマンによる10ccの最高傑作」
77年発表の5作目。ゴドレイ/クレーム組脱退後の初のアルバムがこれ。10ccの最高傑作は『オリジナル・サウンドトラック』で決まりだが、あの作品はゴドレイ/クレーム組の力がかなり大きかった。この作品では彼らの作り出す奇想天外なサウンドはほぼ無くなったが、それをカバーするかのごとく極上のメロディがパッケージされている。サウンド的にも決してつまらないものではなく、彼らなりのアイディアがかなり生かされていると思う。演奏は無駄なものが排除されシンプルになり、曲そのものの良さが全面に出ている。特に1曲目から4曲目までの名曲の流れにはため息が出るほどだ。その中でも2.と4.は彼らを代表する曲であり、正直なところ「アイム・ノット・イン・ラヴ」よりはるかに出来が良い。個人的にも10ccの作品ではこの2曲が一押し(2曲なのに・・・)であり、アルバムとしても一番愛聴している作品である。何度聞いてもセンチメンタルなメロデイが胸を打つ。彼らにしてはほぼ最後の大作となる9.は前作の名曲「アイム・マンデイ」を彼らなりに目指したのだろうか?「アイム・マンデイ」には及ばないものの、極上のメロディを次から次へと紡いだ感動的な一曲に仕上がっている。
・「Stewert & Gouldman コンビの面目躍如」
そもそも「実験音楽大好きチーム」と「メロディメイカーチーム」が合体してバンドとなっていた 10cc。そこから前者の Godley & Creme が離脱し、後者の Stewert & Gouldman だけで制作された初のアルバム。邦題は「愛ゆえに」。
アヴァンギャルドさとポップさとが、いかにも英国人らしい諧謔性を軸として絶妙なバランスを保っていたのが、大ヒット曲“I'm Not In Love”で有名な前々作“Original Sound Track”や、前作“How Dare You?”(邦題:「びっくり電話」)における 10cc の特徴でした。それらに比べ、本作ではやはり大幅にポップ方面に偏ったサウンドとなり、ニヤニヤしながら聴く部分は薄れてしまっています(それでも歌詞は十分シニカルだったりするのですが)。
しかしながら、Sony VAIO の CM でもフィーチャーされた“The Things We Do For Love”をはじめかなりの名曲揃いなのは、Stewert & Gouldman コンビの面目躍如といったところでしょう。俺的にはオリジナル盤での最後を飾っていた組曲“Feel The Benefit”がいち押し。後年の再結成時の来日公演で、この曲をフェードアウト/インまで含め丸ごと再現していたのには、ただただ感動するほかなかったのでありました
カバーアートは Hypgnosis によるもの。レトロな潜水服と赤いドレスが印象的。
・「元祖テクノポップ!重要作品でマストな1枚です。」
70sにドナサマーのプロダクションで一躍有名になったイタリア人(代表作は言うまでも無く?=I FEEL LOVE=です。)その後はジャパン、スパークス、ブロンディーからヒューマンリーグのリードボーカリスト、フィルオーキー等、主にUK NEWWAVE系アーティストのヒットプロダクションも手掛け+その他映画のサントラも多数製作と売れっ子時代は、プロダクションのみならず、広い範囲で活躍していたGERGIOの79年ソロリリース最高傑作。(その他、別名義MUNICH MACHINE等)。76年リリースの本作同様の名作アルバムFROM HERE TO ETERNITYもオススメなのですが、本作はFROM HEREより鮮麗された、聴き易い感じのポップ路線。独得のシーケンスフレーズのグルーヴ感が非常に気持ちが良いです。ラストナンバーで、=ローランドのマイクロコンポーザーで全てを製作しました=等、クレジットをボコーダーで読み上げたり、シリアスになり過ぎず、遊び心を忘れていないのが良いですね。本作参加メンツに後にAXEL F のテーマで大ヒットし有名になるHAROLD FALTMEYERがいたりします。今の耳で聴いても気持ちよくてかっこいい。これを79年に製作した彼は、やはり偉大なテクノミュージックパイオニアの一人です。70sヒプノティックエレクトロ名作の一枚。クラフトワーク以外のテクノのルーツを聴いてみたいと言う方にオススメです!。
・「鬼才の面目躍如」
XTC名義となっているが、正式には今のところアンディ・パートリッジ唯一のソロ作「Take Away」にXTCのセカンド作「GO2」の初回版のみ付されていたダブEP「GO+」の2in1CDと呼ぶべき作品。長い間廃盤状態だったが、ようやく再発されたようでメデタイ。さて、スカイラーキング以降のXTCしかご存知ない方は、このCDを聞けばかなり驚かれるはず。この「Take Away」というアルバムはXTCの「Drums & Wires」収録曲及び未発表曲をアンディが様々なトリートメントを施し、ダブ化させた奇作でニューウェーヴ時代に生まれた様々なダブアルバム群の中でも最もアヴァンギャルド且つ野心的な一枚に仕上がっていると思う。ダブは勿論の事、アフリカン・ミュージックやモダン・ジャズ、現代音楽的な要素を含んだ歪なダンス・ミュージックという趣もある。勿論、XTCの元ネタ探しをするも良し、本場のダブとの相違を楽しむも良し、色々な楽しみ方ができると思う。かの坂本龍一の傑作「B-2 Unit」に影響を与えた一枚としても知られており(アンディはギタリストとしてそちらにも参加している。)そちらと併せて聞くのも面白いかもしれない。'80年前後のパンク、ニューウェーヴ期に現われた幾多のミュージシャンの中でも随一の鬼才といえる彼の、熱き音楽実験が滾る名作だと思う。
・「隠れた名盤Best1」
78年から80年にかけての曲のダブヴァ-ジョンを収めた編集盤。とはいってもオリジナル盤と同じくらい充実した内容です。「オリジナルなんてこの世に存在しない、あるのは誤った解釈だけさ」とアンディ・パートリッジが言ってたけど、そのまんまの作品。ダブの方から見るとニセモノ、それと同時にもうひとつの新しいホンモノです。
・「これぞバージョン」
~素晴らしいメロディー・センスを持ってるミュージシャンとは思えない奇才ぶりです。
~~ダブ・バージョンと言われても元曲を聴きたいと思わせないくらいの壊しっぷりはお見事です。バージョンという名で「この曲はこんな素敵なアレンジもできるのよ」大会をするミュージシャンがいる一方で、このアルバムは「あの曲はあのバージョン以外ない!」として、「でもバージョン作るンならこれくらいしたい!」そんな一曲入魂な熱さが伝わってきます。決~~してヌルくないのが職人です。~
・「合成された魂」
ヒューマン・リーグ≒Don't you want meのイメージがある人は驚く内容かもしれませんが、これが彼らの1stアルバムです。ジャケットにもメッセージ性が感じられます。まだ女性メンバーもいませんでした。ギターを用いずにニューウェーブというムーブメントの持っていた先鋭的なセンスとパワーが記録されています。当時シンセサイザーを用いたグループが多く台頭してきましたが、それまではバンドスタイル+シンセというのがほとんどで、彼らのように完全にシンセのみというグループは異色の存在でした。(彼らがギターもドラムも演奏できなかったという事もありますが)リズムボックスではなくシンセサイザーで作られたバシュバシュというビートに乗って、時にヘヴィで、時に勢いのある曲が展開していきます。歌詞もDare!以降のポップな世界観とは180度違いクールな(冷たい)印象があります。
7曲目もメドレーになっていますが、非常に内省的な曲からホール&オーツのバラード「ふられた気持ち」のカヴァーに展開していて、アルバムを意識した曲構成になっています。
現代のエレクトロニカの始祖としても十分に評価されていいアルバムではないでしょうか。
・「ボーカルがグッくるテクノ」
ヒューマンリーグがブレイクしたのは、メンバーが分裂して、後にヘブン17となる二人が抜けた後のこと。これは、分裂前にリリースした二枚のうちのファーストアルバムで、音は当時の流行のピコピコテクノよりはジャーマンプログレに近い。
アコースティックとは真反対にある合成された音、なのにそれににのっかるボーカルが
不釣り合いなほどの肉声、感情を抑えているんだけれど、それは確かに生きている人の声なのだ。合成された冷たい音と、淡々とした歌い方が、余計にその情感を際立たせる。
2ndでファンキー色が出て、その後分裂、ヒューマンリーグはファンキー全開のテクノに変身した。ヒューマンリーグを去っていった2人は、このアルバムの音楽を継承するのだと
思っていたので、正直、ヘブン17を聴いたときはガックリきた。もう遠い思い出だけど。
・「自分が最も好きなポリスのアルバム。」
policeの中では、この「ghost in the machine」が自分が最も好きなアルバムです。一般的には最後のアルバムがセールスも伴って一番良いのかもしれませんが。ポリスのアルバムには外れが無く、どのアルバムも全てが素晴らしいです。僕が中学生のときに始めて聞いたポリスのアルバムがシンクリニシティで、そこから時代を逆行してアルバムを聴いていきました。リアルタイムで、この素晴らしいバンドのアルバムを追えない僕たちにとっては、この聴き方が一番良いと思います。優秀なポリスのアルバムの間にリリースされた、このアルバムは、ちょっと地味目かもしれませんが、一番多く聴いているCDです。題名の意味が近頃、やっとわかりました。名前は忘れましたが有名な哲学者の言葉です。シンクロニシティという言葉が心理学の用語なことは知られていますが、このアルバムの題名に関しては、情報が無くて知りませんでした。哲学や心理学の言葉を引用するところからも、スティングのスノッブさが、垣間見れます。3人だけの最低限なバンド編成で、ここまでの音を出せるのは凄いです。スチュアート・コープランドのドラム・テクニックによるところが大きいと思うけれど(その腕の動きの凄まじさから「阿修羅ドラム」なんて言われていました)。
・「目に見えない太陽」
佳曲揃いのアルバム。Stingの歌詞&歌も前作よりソウルフルになり、音もさらにタイトにしあがっています。歌詞の内容はメッセージ色がつよくなり、次作よりも完成度が高いのではないかと思います。3人のバランスが最もとれたアルバムのようなきがします。まだ聴かれていない方は、是非聴いていただきいです。あきません、名盤です。
・「最初はとまどった」
このアルバム発売当時、私にとってのポリスとは、「孤独のメッセージ」であり、「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」だった。だから、このようなわかりやすいポップソングの収録されていない本作を初めて聞いたときは、いささか、とまどった。シングルカットされた「マジック」は、決して、わかりやすい歌ではなく、他の曲も、明快な曲ではなかった。 しかし、このアルバムをきっかけに、過去の3枚のアルバムをきちんと聞きなおして、ようやく、ポリスのことが少しはわかったような気がした。ギター、ドラム、ベース、曲作り、全てにおいて、ポリスは中途半端ではなく、道を追求するかのように、ストイックなのだ、と。ヒット曲を作ってしまうこともあるが、それが、むしろ、偶然的なのだ、と。
・「ポリスのディープな世界」
3ピースバンドにキーボードやサックスが加わってしまうと(ましてプロデューサーまで変わっちゃって)、それだけでバンドのサウンドや本質が全く変わってしまって、リスナーとしてはがっかりさせられてしまうことが少なくないのですが、彼らには何の心配もいらないです。彼らはそういった外部の力を自分達の武器にして完全にスタイルを確立させてしまった感じがします。詞の世界はますます意味深になっていき、音もある意味インテリジェンスを感じさせます。ポップというよりディープなアルバム。
・「やりたい放題の3人」
前作「ZENIYATTA MONDATTA」あたりから感じてたが、この人達はまったくアルバムを売るつもりがない。とにかく自分達の好きなことを音にして、あまりリスナーのために作ってるようには思わない。いや思えない。
次作「SYNCHRONICITY」はとんでもないセールスを記録したが、内容的にはまったくポップじゃない。限りなく前衛的な世界である。別にPOLICE批判してるつもりではなく、好き放題やってこれだけ中身のある音楽を作ってしまう所が凄いと思うのだ。
このアルバムはジャケットからして内容を表している。初めて聴いた時なんじゃこれは?と思わず耳を疑った。非常に違和感を感じたのを覚えてる。しかし今改めて聴くとこのバンドの偉大さがわかる。2曲目のシングル「マジック」がポップすぎて浮いてるのだ。タイトルを日本語に直すと「触れられない太陽」「破壊者」「最後の男」「闇」とまあ椎名林檎も真っ青の世界。
POLICEを聴くといつもスチュアート・コープランドのドラムに耳がいってしまう。スティングのことには触れなかったが、今この時のテンションでやれといってもまず無理だと思う。
POLICE入門としてはこのアルバムは向かないと思う。1,2作目あたりからの方がいいだろう。個人的には「SYNCHRONICITY」よりこちらのアルバムのほうが傑作だと思ってます。
・「US盤『Power, Corruption & Lies』」
このUS盤『Power, Corruption & Lies』は、通常盤では収録されていないNew Orderの大ヒット曲「Blue Monday」と「The Beach」が収録されています。「Blue Monday」収録と言う事で、このUS盤はかなりのお得盤と言えるのですが…このUS盤はNew Orderファンの中では賛否両論の一枚となっています。それはなぜかと言うと、元々このアルバムはトータル・アルバム的な(曲の流れに重点を置いた)作品で、1曲目「Age Of Consent」から4曲目「5 8 6」までのA面、5曲目「Your Silent Face」から8曲目「Leave Me Alone」までのB面の流れが、恐ろしいほどに美しく仕上がっている作品だったのです。このどこか凛としたアルバムの中に「Blue Monday」のような派手な曲が少し場違い的な感じで入っていて、本来のアルバムの流れを壊してしまっているのです。アルバムの流れを壊してしまったために、本来のラスト・ナンバー「Leave Me Alone」でこの作品が上手く締め括ることが出来なくなっていて、それを補うためなのか?「The Beach」という「Blue Monday」のリミックス曲がラスト・ナンバーになっていますが、あまりうまく締めくくられているようには感じません。こういった所があるので、このUS盤はNew Orderファンの一部の人にはあまり良い評価を受けていないようです。なので、このUS盤を聴く時には一度「Blue Monday」と「The Beach」を作品から切り離して本来の流れで聴いてもらうと、この作品本来の素晴らしさを堪能できると思います。その後、「Blue Monday」を楽しむのが私的にはBESTだと思います。
・「初期の名作!」
「New Order」としてのデビュー・アルバムに当たる前作「Movement」では、イアン・カーティスの影を振り払おうとして懸命な彼らの姿が痛々しいアルバムでしたが、その直後にリリースされ、イアンの事を歌った曲「Blue Monday」が大ヒットを記録し、このシングルによってイアンの亡霊から解放されたかのように、これこそが彼らのオリジナルと呼べる、彼らにとっての大きな一歩といえるアルバムが今作ということになりましょうか。前作までにあった無機質でダークな質感が薄れ、シンセサイザーのサウンドを中心としたエレクトロ・ダンス・ポップへとシフトしました。相変わらずピーター・フックのベースは異常な位にブルブリと冴え渡り、バーナード・サムナーの、はっきり言ってうまいとは言えないヴォーカルも、このバンドの個性の核となってきた感じがします。「Your Silent Face」あたりに聴かれる流麗なシンセサイザーのサウンドは、アンビエント?と呼べるくらいにクリアーで美しいです。再発盤には本来は収録されていなかった名曲「Blue Monday」も収録され、お得盤となっています。正にターニング・ポイントを迎えた彼らの、初期の名作アルバム!
・「バーナードの伸びやかな歌声(笑)。」
別に歌のヘタさをからかっているわけではありません。元々バーナードはボーカルではなかった。そのド素人がその素人っぽさを出し切ったのがこのアルバムではないかと思っています。これより以前では痛々しいほどぎこちないし、これ以降では少しうまくなって、垢抜けてきている。うまくなればそれでいいんだけれど、生々しさは失われていく。このアルバムではその中間の、少しヘタだけど懸命にやっています感が出ていていい感じです。We All Standの伸ばしきった声の最後のところに喉の震えが混じるところなんかは良いですね。
曲としていいと思うのはYour Silent Face、Leave Me Aloneでしょう。メロディーが綺麗で、歌のヘタさもちょうどいい。逆に言うと、これでとっても声に張りがあって艶がある人が歌うと変です。この音程を外しそうで何とか食らい付いていっている懸命さが良いんですね。ま、ライブでは実際に音程を外しつつギターも間違えていたけど。それはいいんです。それでも一生懸命なので良いんです。愛すべきバンドですから。今から振り返って聴いてみると音はすかすかなんですね。でもそれだけにそれぞれの音に必然性があると思うし、音同士の空間にも意味があるように聴こえてきます。ひとつひとつの音を踏みしめて噛みしめて聴いていけるというか。途中にBlue Monayが入っていますが、これはオリジナルには無かったので、飛ばして聴いてあとで戻ればいいと思います。明らかに違う流れの作品ですからね。
・「存在すべきではなかったバンド」
存在すべきではなかったバンドNEW ORDERの83年の2nd。
旋律についていけないボーカルと延々とリフを続けるだけのベース、指一本のたどたどしいキーボード、リズムマシーンなしではいられないドラム、すべてがお粗末極まりない中で作られた究極の素人作品。いや作品という程の完成度があるのだろうか、あるのは自己満足すらかなえられない排出物の堆積だろう。その中でただ一人ポップスターのように、Ho!と奇声をあげるサムナーの嘘っぷりはロック以外の何モノでもない。醜態をさらけ出すことで狂気と諦念の蓋が抉じ開けられ、魂が露呈した名盤。
・「愛すべき名盤」
ほとんど同じころに、同じくギター+シンセをフィーチャーしていたウルトラヴォックスと比べると、演奏もアレンジも明らかに洗練されていない、というよりずばり素人臭い。だけど、それがどことなく温かみを感じさせる。
後期の、怒涛のエレポップ路線(OMDやペット・ショップ・ボーイズと同じスティーブン・ヘイグがプロデュース)の方がお馴染みでしょうが、これも名作。
●Three of a Perfect Pair: 30th Anniversary
・「なんと」
ボーナストラック10でフリップの{てゆうか全員の}歌声を聞く事が出来ます。三番目に歌っているのが{聞けばわかる}フリップだと思われます。アイムボビーってゆってるので{ボビーはロバートの愛称}。というかアカペラなのでお遊びだとは思いますが驚きです。そういえばwindows vistaの件はどうなったんでしょうね?録音してるのは見ましたがどうなるかはまだ未定らしいです。ぜひ使ってほしいですが…。
・「最もバランスの取れたLevel 42?」
これは、Jazz/Funk的なものからPop/Rock的なものへと音楽性が徐々に変化していった彼らの、ちょうど橋渡し的な、最もバランスの取れたアルバムではないか、と思います。個人的には、これと、前作(?)のWorld Machine、次作のStaring at the Sunがお気に入りです。
最近、このアルバムが他アルバムとバンドルされて2アルバムで1つのCDになってしまったのが残念です。アルバムそれぞれに、別々の思い入れがあるのに・・・
・「新たなファン層=カスタマーを開拓=すばらしい企業努力である」
従来路線からの方向転換をしたアルバム。ジャズファンク的なのりは影をひそめ。逆に強められたのはラジオでもかかりそうな視聴率をとれそうな耳当たりのよい売れ線音楽だ。この路線で行くとバンドはすぐに破たんするのだが。
よくよく聴いてみると黒人音楽でメジャーなバンド=ずばり声が似ているジェイムステイラーがいたクール&ザギャングの路線である=売れている時の彼等を知っていれば早いが。
それに英国スタイルのシンセポップ=OMD/ティアーズフォフィァーズ/デュラン/ハワードジョーンズ/ABCあたりの風味をちょいとぱらぱらっとまぶしましたつう感じですかね。
でもそのさじ加減が絶妙なんで消費者のつぼを直撃したのですね。この作品は。クールでビターなジャズファンクはありませんからね。レコ会社というのはでかければでかいなりに、=ここではポリドール=会社として組織がきちんとしてる、だからバンドの蘇生術=延命方法とは=なんていう会議までやるわけだ。
そんななかで、選択しなどないわけで。
つうわけでできあがったのは、極端に甘口でリスナーの側にたった=ユーザーフレンドリーでかつラジオフレンドリーなアルバムというわけだ。
つうわけで、音楽スタイルを楽々とスライドできて、ワールドワイドに成功してしまうかなり巨大企業バンドに変貌したレベル42というわけ。あまりの音楽的な柔軟性に驚いたアルバムである。
しかし売り上げと音楽的な質は関係ない。特筆すべきな曲は存在しない。使い捨ての100円ライターなのだ。
・「癖になるアルバム」
このバンドを知ったキッカケはシングル曲「ラニング・イン・ザ・ファミリー」だった。当時、デュラン・デュランやカルチャー・クラブ、ハワード・ジョーンズなどに夢中になっていた中で何となくバンド名とジャケットに惹かれて買ったこのシングル、本当にバンドのこともどんな音楽をやっているのかも知らずに聴いたのだが、もう一発でやられた!という感じだった。当時、ド派手なピコピコ・サウンドが主流だった中で(と、いうかそのテのものしか聴いてなかった)彼等の音楽は僕にとってかなり新鮮だったのだ。派手ではない。しかし都会センスを感じるスマートでスタイリッシュな感覚と、コマーシャル性とマイナー性がほどよくブレンドされたという感じ。で、さっそく聴いたこのアルバム、もう信じられないくらい聴きたおした!先のタイトル曲はもちろん、クセになる曲ばかり。「レッスンズ・イン・ラヴ」「チルドレン・セイ」「イッツ・オーヴァー」など、これでもか!というくらい強烈なレベルの楽曲揃い。当然ながらここから5曲の大ヒットが生まれるわけだが「ファッション・フィーヴァー」などシングル・カット曲以外のものもかなり強烈。このバンドにすっかりとりつかれ、初期のフュージョン時代のものを聴いてさらにハマってしまったのだが、逆にこのアルバム以降の作品はコマーシャル性を意識しすぎてそれが皮肉にも裏目に出たという感じに。普通のポップ・バンドになってしまったようでガッカリしたものだ。とはいえ、昨年ひさびさに発表された新作はなかなか良かったのだが。マーク・キングのベースは相変わらず人間技じゃない!
・「このアルバムのポイントは12"Versionです。」
このアルバムは、オリジナルの"Running In The Family"のうち、タイトルナンバーやLessons In Love、Something About Youなどの曲を12"Versionに差し替えたものです。当時入手困難だった12"VersionをまとめてCDで入手できたので、彼らのRemixが好きな人にとっては、絶好のディスクとなりました。今となっては、RemixesやThe Remix Collectionのような、12"Versionを集めたコンピで、ほぼ彼らのRemixは網羅できる訳ですが、そんな中でのこのアルバムの存在意義は何か?と言いますと、他では入手できないWorld MachineのShep Pettibone Mixでしょう。2in1の"World Machine"に入ってたDubじゃなくってオリジナルのShep PettiboneのUS Mixです。個人的には、プロの曲作りとサウンドデザインをポップに展開していたこの頃のLevel 42が結構好みです。他のレビュアーの方が、この頃の彼らの"売れ線"加減を批判しておられますが、UKではこの前々作あたりからTop40にもけっこう入ってた訳で、"売らんかな"で彼らが売れた訳でもないと思います。USのMTVでHot WaterやらSomething About Youがたまたま受けた、というのがワールドブレイクのきっかけだった訳ですし。売れたもの="売れ線"と直結してしまっては、良いものを聴き逃すことにもなりかねませんね。
今年もこのアルバムは、初夏~盛夏にかけてのサウンドトラックになりそうです。
・「絶対元気が出る!」
タイトル曲LOVE WARSは本当に元気の出る曲。リフレイン部など、たった2音しかない、本当にメロディと呼べるのかというメロディだが、なんせ歌詞がいい。何度でもリプレイしてがんばるんだ、いつの日か無敵なんだ、って、本当にユーミンの強さが出ている。落ち込んだ時はこの曲を聴いて自分を奮い立たせていました。他にもValentine's RADIOやWANDERERSもとっても洒落ているし、「心ほどいて」や「Uptownは灯ともし頃」「トランキライザー」ととってもバブリーな響きがあって、お金持ちで元気だった日本を思い出させてくれます。浅野ゆう子や時任三郎が出ているトレンディ・ドラマ(もう死語かな?)の主題歌Good-by Goes byも今聞いてもかっこいい。それに極めつけはANNIVERSARY。こんな名曲ないですよ。当時の彼女のコンサートで、ミラーボールの上に乗ってこの歌を歌ってたユーミンにすごいこの人!と思ったのを今でもよく覚えています(^-^)
・「ポップで痛快」
「Valentine's RADIO」「WANDERERS」「LOVE WARS」とポップな曲が続いたら、次はぐっと聞かせる「心ほどいて」と続く。これは確か、映画「波の数だけ抱きしめて」で使われてたっけ。これに似ているのが「届かないセレナーデ」。全体的に英語やカタカナ言葉が多いが、うまくアレンジされてるので違和感がない。
トリの「ANNIVERSARY」はだれもが認める名曲。ちょっと一般受けを狙いすぎかな。
歌詞はよく聞くと必ずしもHAPPYなものだけではないのだが、曲がいいので痛快。元気をくれるビタミン剤!
・「それぞれの曲が個性を持って輝いているのがステキです」
「Valentine's RADIO」の歌詞は深夜放送世代でかつディスクジョッキー経験のあるユーミンならではの秀逸さを誇っています。ラジオ、チューナー、サテンのガウン、ランデヴー、エレキ、リクエスト、という懐かしいキーワードが歌詞のいたる所に挿入してあり、意識的にラジオ聴取が当たり前であった時代までタイムワープさせられました。「オールナイト・ニッポン」と叫ぶユーミンの声が聞こえてきそうです。
ビートの効いている「WANDERERS」や、当時流行していたテレビゲームをモティーフにしたアルバム・タイトル「Love Wars」も好きな曲です。どんな曲でも創れる、という自信に満ちているユーミンが浮かんできます。
抒情的なバラード「心ほどいて」は、荒井由実時代を思い出させるような懐かしさが込められています。♪学生時代のまま 時が止まっていたね♪のような泣かせるフレーズを描かせれば天下一品と言えるでしょう。
「ホームワーク」の60年代のポップスを思い出させるようなイントロがいいですね。ユーミンの曲によく使用される手法ですが、松任谷正隆の軽快で軽妙なアレンジは曲の良さを惹きたてます。
「ANNIVERSARY」の歌詞にあらためて感心しました。永遠の愛の姿を、視覚的な情景を交えて、印象的に歌い上げている名曲です。サビの部分は変拍子が使用されており、より伝えたいメッセージを強調するような音楽的な処理がなされています。このあたりが巧いですね。
・「久しぶりの快作!」
「No Side」以降、イマイチいいアルバムがありませんでしたが、今作はなかなかいいですよ!
1ー4曲目まで、統一感もあり、ポップに仕上がっています。
5曲目以降は、イマイチなのですが、最後に名曲、「Anniversary」があるので、アルバム全体が「いい!」という錯覚に陥ります!!!
・「上質のシティミュージック」
あらためてスティーリー・ダンのと説明する必要もないドナルド・フェーガンのソロアルバム。緻密に計算された彼らしい完璧な音作りになっています。上質のAORシテイ・ミュージックの名盤だと思います。ジャケ写真とは関係ないですが、個人的にはドライブミュージックなどにピッタリだと思います。AOR伝説の名盤「The Nightfly」も合わせて是非聴いてください。
・「都会派まったり音楽」
歴史的名作「ナイトフライ」から10年ぶりの新譜ということで、発売当時は話題になった。完璧にサウンドを作り込んでいるので10年に1枚しか作れないと嘘宣伝がされていたが、実はブタ箱に行っていた(罪名は伏せる)。表題のとおりカマキリのようにシャープなサウンドだが、加工しすぎで音が軽い。エレキギターがファミコンみたいにピコピコ鳴っているのは勘弁してほしい。
楽曲はスティーリー・ダンの変態的コード進行から、前作でも見られたレゲエのようなシンプルなノリの曲に興味が移っているようだ。それでもフェイゲン節は健在で、声の調子が良かったらと思わせるメロディの佳曲が揃っている。
ひねくれ度が薄まり開放的になった曲に合わせて、演奏もリラックス感あるものだ。前作のように人間がマシーン化してるような超精確な演奏は息が詰まるので、この作品のほうが好きだし、良く聴いている。ウォルター・ベッカーのレイドバック感ある演奏も全体の雰囲気に寄与している。スタジオミュージシャンのビッグネームに頼らなくなって、彼の出番が大いに増えたのも、ベッカーファンとしては嬉しい。
・「ピコピコしてないと思います」
このアルバム、ピコピコした音と表現されることがありますが、私にはそうは聴こえません。たぶんギターのブリッジ・ミュートした単音カッティングのリフの音を指していると思いますが。これはこういう奏法なので非常にきれいにキマっていると思います。(コンプレッサーくさい感じがしなくもないですが)この手の奏法はアル・ディ・メオラやパコ・デ・ルシアなどが非常に得意とするもので、ウォルター・ベッカーも得意でよく使います。1曲目のギターの高音部でのファンキーなカッティングはちょっとコンプレッサーで整え過ぎかと思いますが、許容範囲でしょう。
このアルバムはアーバンロック寄りのAORとしては、非常に完成度が高いと思います。夜のハイウェイのドライブのお供に最適で、たら〜っと聴き流すのにも耳に心地よいですが、注意して聴けば毎回新しい発見があるような仕掛けも随所に見られます。ドナルド・フェイゲン健在と思います。
私がスティーリー・ダン〜ドナルド・フェイゲンのアルバムで一番好きなのは、フェイゲンのソロ第一弾ナイトフライで、次にガウチョ、幻想の摩天楼の順で、エイジャ(彩)はその次くらいです。このアルバムはその次くらいでしょうか。とにかく、最初聴いたときパッとしない印象を受けても聴き続けると味が出てくるアルバムだと思います。
・「冬の朝聴きたくなるアルバム」
このアルバムは私はどういうわけか冬の早朝になると聴きたくなる。まだ薄暗いとても寒い朝に。理由は自分でもよくわからない。超のつく名作「ナイトフライ」同様、ハンドルを握りながら聴くととてもしっくりくるアルバム。フェイゲン特有のシニカルでクールなダンディズム溢れる個性ある一枚。個人的には「SNOWBOUND」のベースがとても好きだ。
・「SNOBISH COOL」
まず、コンセプトそのままだがドライブ向けのアルバム。その点外してはいない。もともとDonald Fagenの以前作も、夜風に吹かれながら首都高ドライブの供とするのに最適なのだが。中身といえば相変わらずレコードワーク・音質にはえらい気を使ったのではないかと思わされる質の高さにニヤリ。曲調は相変わらず全体にシニカル&スノッブ。でも、これで良いのだ。アレンジには特に新味はないのだが、相変わらずHornやKey等楽器のバランス・アレンジ処理の見事さには惚れ惚れ。個人的にはOn The Dunesがお気に入り。だらだらしたDrumsソロは趣味が分かれるだろうけど。
・「正直ちょっとガッカリした…orz」
1993年シングル「Single is Best」と同名のベストアルバムを出し、まさに絶頂期にあった彼女は、同年婚約発表を経て本アルバムのリリースとなりました。それまで独身女性、キャリアウーマンを徹底的に歌い上げた彼女が、「Single is Best」の後に婚約発表とはこれまた皮肉な…まあでも、あの平松愛理のことだ。本アルバムもきっと前作以上の仕上がりになっているだろう!と発売日当日に本アルバムを購入し、帰宅してワクワクドキドキしながらプレイヤーをONにしたのですが…
ガッカリしました。いえ、それまでの平松愛理の神業とも言える名曲に慣れちゃったためでしょうか、本アルバムは先入観抜きに聞けば名曲揃いなのですが、すでにこの時点で平松ファンの多くは、平松中毒と化していました。中毒患者をさらに悪化させるほどの、平松流の「毒」があまり盛り込まれてなく、期待が大きかった分落胆も大きかった、が正解でしょうか。
例えば「Holy!HotChristmas」という秀作があるんですが、これは歌謡曲なのかボサノバなのかサンバなのかジャズなのか、方向性がまるで不明な仕上がりに…。以前の「マイセレナーデ」は似たようなメロディでも、平松愛理の世界観がしっかりと描かれていたのですが……。
総評を言いますと、婚約発表して平松愛理らしさが失われた一枚、平松中毒から醒めた一枚と申し上げておきます。熱心なファンの皆さん、ごめんなさい。
・「前作とはかなり趣の異なるアルバムですね・・・」
実はこのアルバム、5thの[Emperor Tomato Ketchup]と7thの[~Milky Night]の後に購入しました。5thと7th間のサウンドの変化が既にこの6th[Dots&Loops]から始まっていたとは、先に投稿された某カスタマー・レビュァー御方のおっしゃる通りで、確かにこのアルバムを境に好みが真っ二つに分かれると思わされました。サウンドはかなり緻密になり、リズムのアプローチも細分化~複雑化していると思います。個人的には、2ndから5thまでの「ウルトラ・ラウンジ・ポップ/ムーグ風味/ローファイ仕立て」のstereolabが大好きです。先日発売された、過去のシングル集大成+未発表曲3-CD+プロモビデオ&スタジオライブDVD付きの格安極楽BOX-SETも通して聴くと、幅広い年代から選曲されているにも拘らず先に述べた初期寄りのサウンドに統一されているかの様に聴こえますので大好きです。正直、この[Dots~]と[~Milky Night]は、サウンド~リズムがあまりに緻密過ぎるので聴いていて窒息しそうになります。(収録時間が70分を超えるのも僕にとっては関係があります・・・。)でも「結局、好きなの!?嫌いなの!?」と問われれば・・・「嫌いじゃないよ」と答えるでしょう。これからstereolabを買い始める方は、このアルバムの前後でstereolabの音楽が著しく変化(進化!?)していることを覚えておかれると、コレクションの方向が変わってくるのではないでしょうか。先に投稿されているカスタマー・レビュァー方々は、とても詳しい方が多くてすごく参考になりますよ。
・「ノスタルジック・アヴァンギャルド・フレンチ・ポップ…」
流行音楽をほとんど聴かない少子ですが、このアルバムは発売当時、新聞などで取り上げられていて興味がわき、購入したら大正解だった作品です。その後、このバンドのいくつかの作品を聞きましたが、このポップな心地よさに匹敵するものは個人的には見あたりませんでした。電気的なノイズを施しながらも先鋭的になりすぎず、メロディはひたすら優しく、どこかノズタルジック(ビブラフォンのさりげない案配がポイント)。この絶妙なバランスがとても素晴しいのです。ドラムン・ベースを採り入れた曲もありますが、そこでもこのバンドのポップな個性をしっかり主張しいて「流行」に流されていません。流行に流されていないから、時代を超えて聞き続けられる強さのある作品だと思います。全てのポピュラー音楽ファンに是非、お勧めしたい作品です。
・「ますます時代性特定不可能なサウンドに変化」
1997年発表。通算6作目。
前作「エンペラー・トマト・ケチャップ」まではまだなんとか60年代のサイケサウンドをモンド風味に味付けしたフレンチポップスという枠組みで語れたのだが、本作でいきなりシンセ主体の浮遊感あるサウンドに急転換する。音としては一見するとエレクトロニカ〜ラウンジといった感じでお洒落で聴きやすいのだが、レトロなのか近未来的な音なのかそれともただの変な音なのか、聴き手を混乱させる音楽的な混沌性はさらに増した。前作で頂点を極めた、オーガニックな不協和音と無機質なコーラスでヴィヴィッドに狂気と不穏さを感じさせる独自の手法を潔く捨て、猛毒入りエレポップという別の手法で新たな頂点を目指した意欲作。まったりとした毒のなさそうな音から、不穏で危険なヤバいオーラが出まくっているのがひしひしと伝わってくる。知らないうちに毒に侵されるなんてもんではない。即効性ありまくりのシロモノだ。ちなみに歌詞はフランス語なので私には全くわからないのだが、このアーティストがヤバいものを作っているということはよくわかる。一度でも聴いてみれば、この感覚を理解していただけると思う。
・「緻密で複雑。」
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・「入門編」
より前作よりも大衆に作ってある感じがします。聴きやすい。
このアルバムからDaft Punkの世界に入っていってもいいと思います。
・「輸入盤で十分」
某CMなどにも使われたためDaft Punkでは一番メジャーと言えるこの作品国内版を買うのであったらこちらの輸入盤とインターステラ5555をあわせて買うと良いでしょう。
・「良い!」
Duft punkの知名度を一気に上げたアルバム。前作のHomeworkよりダンスなノリで万人受けする曲が多いですね。正直突然ボーカル曲で驚きはありましたが「One More Time」はやはり名曲でしょう。
個人的に「Harder,Better,Faster,Stronger」はツボでした。鳥肌もんです!
・「クラブに行きたくなりますね~♪」
とは言ったものの、行くとしたらどうしてもライヴハウスに行っちゃってクラブには行った事ないんだけど(^^;あまりこういったサウンド(いわゆるハウスとかテクノとか)はあんまり聴かないジャンルなんで、小難しい事はよくわかんないんだけど、単純に好きか嫌いかって言うと割と好きな方に入るアルバムですね♪たてノリな小気味良いサウンドで、リズミカルな感じがドライブする時に車でかけてると気分良く運転出来ます。良く出来たアルバムだと思うんですけどねぇ。意外に評価が低いのでビックリしました。
・「本領発揮ではないか」
デジタルラブのヴァンヘイレンのギターソロみたいな部分が最高!
それだけ
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