Pink (MAG COMICS) (詳細)
岡崎 京子(著)
「何十回見ても。」「いつもガケっぷち」「岡崎京子の原点」「面白うて・・・」「一番好きな漫画です」
GUNSLINGER GIRL 2 (2) (電撃コミックス) (詳細)
相田 裕(著)
「ただの不幸自慢には終始しない物語」「何度も読み返したくなる作品。」「冷たい非日常 暖かい日常」「一巻に比べて切ない作品が多いです・・・」「とらえ方は人それぞれ」
伝染(うつ)るんです。 (1) (スピリッツゴーゴーコミックス) (詳細)
吉田 戦車(著)
「吉田戦車の最高傑作!」「見えない所から殴られた・・・・・」「よしだの象徴」「奇抜な世界観とキャラクター」「ナンセンス・ギャグの一つの到達点」
リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS) (詳細)
オノ ナツメ(著)
「「いろんな愛の形があるんだわ」」「今まで読めなかったのを後悔」「素敵なリストランテ」「もぉ最高です☆」「心に落ち着きを貰いました」
ブラック・ラグーン 7 (7) (サンデーGXコミックス) (詳細)
広江 礼威(著)
「黒幕は…?」「ミスター・張の巻」「ちびっこメイド最高」「悪党たちのユートピア」「サンタマリアの名に誓い、すべての不義に鉄槌を。」
BLAME 10 (10) (アフタヌーンKC) (詳細)
弐瓶 勉(著)
「気になる・・・・(汗)」「本当に最高だった。」「完結」「諸星大二郎の正統なる後継者・・・」「万人に受けはしないだろうが...」
残酷な神が支配する (10) (小学館文庫) (詳細)
萩尾 望都(著)
「残酷な神とはなにか?」「最後まで読んで救われた」「名作です!」「最終巻が一番いい」「人を愛するということ」
敷居の住人 (1) (Beam comix) (詳細)
志村 貴子(著)
「ダラダラした青春」「全巻読み終えて」「志村貴子の世界」「久々の好きなマンガ」「あー、幸せ。」
● 好きなマンガ
● 二瓶閣下特集
● 漫画
● 名作たち
● 読んだマンガ2
● 漫画
● こんなのどう?
● 欲しい本
● ガンスリ
● 最近のおすすめ
● 買ったものリスト
● 銃。
・「何十回見ても。」
この本は大好きです。結構前に描かれた筈なのに今現在も納得できる話。全体的に感じる「夜」の空気とか、憎みあう母子とか、決してハッピーではない終わりも大好きです。…それはそうと、まだ「桜桃賞」ってあるの?
・「いつもガケっぷち」
岡崎京子といえば「リバーズエッジ」ですが、個人的には「pink」の方が好きです。22歳、昼はOL夜は売春しながらワニを飼い、部屋をジャングルにしようとして失敗、水浸しにして、ママハハの男妾の部屋に転がりこむ、と、ユミちゃんはかなりエキセントリックな女の子のようですが、読んでいくうちに、この子はすべての女の子なのかもしれない、と思えました。ただ幸せになりたくて、欲しいものはガマンできない女の子。誰もがフツーに日常を生きているようで、実はガケっぷちを歩いているんだな、と改めて思いました。「この世にはどんなことだって起こり得るんだわ。どんな美しいこともどんな酷いことも」
・「岡崎京子の原点」
この本を読んだとき、なんだか人間って不幸と幸福の狭間にいるんだなぁって思ってしまう。常識とか非常識とかそんなものに振り回されて生きているのが何だかとっても無意味な物のようにも感じさせる彼女の作品は、迫力があります。読んでいく内に、もしかしたら岡崎京子は自分の運命を知っていたのではないかって考えてしまいました。人間って恐い。
・「面白うて・・・」
岡崎作品の読者は女性が多いようです。しかし僕は♂です。しかもむくつけき三十男になったというのにまだファンやってます。文句あるか!。僕が高校生の頃、初めて岡崎京子さんに出会った作品がこの「pink」です。恥ずかしながらコンビニでの立ち読みでした。もしあのコンビニにこの本が置いていなければ、僕の人生の何%かは確実に変わっていたでしょう。変えたいとは思いませんが。面白うてやがて悲しき、とはこの漫画のためにある言葉だと思います。プードルをワニに食べさせてしまう痛快無比・天衣無縫のユミちゃんのに始めは笑いながら読んでいました。しかしページが進むにつれてなにかとてもしみじみとした、悲しいような、うれしいようないわくいいがたい気持ちが胸の中に広がっていったのを覚えています。ラストシーンはわけのわからない涙がこみ上げて、コンビニの中で人目もはばからずに泣いていました。店員さんたちが僕のほうを見てひそひそ話をしていたのを今でも思い出します。よっぽど不気味だったんでしょう。ま、それはともかくとして一度は読む価値があります。悲しみ(哀しみ)ということの意味を知ってください。
・「一番好きな漫画です」
岡崎作品では、「リバーズエッジ」がよく話題になるけど、私はだんとつこの「PINK」をすすめます。日常というなかであまりにも素直に生きるユミちゃん。社会生活って簡単に言うけど、結局自分を売っちゃってるの売春といっしょやん、ってあんまりにも、平々凡々で退屈の生活への反逆として、日常の中のスリルとサスペンスとして飼ってるワニ。
突拍子のない世界じゃないのよね。
あのねー。このマンガ、読めば読むほど味出るよ。深いよ。舐めて読んだら損しますよ。
●GUNSLINGER GIRL 2 (2) (電撃コミックス)
・「ただの不幸自慢には終始しない物語」
今回も哀しい話ばかりである。特に「パスタの国の王子様」は、少女だけでなく、教官の哀しさも伝わってくる。ただ、不幸自慢話で終始しない点が、この漫画の良いところ。少女達は不幸でもあるが、また幸福でもあるということを忘れてはいけないかと。見る者が不幸だと思っても、当事者が不幸とは限らない。これについても、作中にて以下の台詞がある。「私がサミシイかどうかは 私が決めるの」
それでも、やはり哀しい話である。
・「何度も読み返したくなる作品。」
2巻発売を機に、1巻から読み返し、数日間枕元にこの作品を置いて読み返しながら眠りについた。非現実の物語にも関わらず、これほど苦しく、切なく、心を締め付けて離さない作品は、私の近年見てきた漫画には無い物だ。
この物語の登場人物達は、必ずしも幸福ではない。むしろ、我々一般の価値観からすれば不幸である。そうした中、個々の境遇における捉え方は様々だが、それぞれの想うほんの少しの幸せに向かって直向きに生きる姿は、読者の胸を打つ。
どのような境遇においても、人はそれぞれの幸せの可能性を、必死に守りながら生きて行く物なのだと、空想の物語に教えられてしまった気がする。人間の生き方、人間の感情的な本質をえぐり出すかのような、心痛む感動を与えてくれるこの作品は、どのような言葉をしても賛美しきれない程の名作であると思う。
この物語の結末に、せめて可能な限りの幸福がある事を、願ってやまない。
・「冷たい非日常 暖かい日常」
つらく悲しい過去と今を背負った少女達の物語の続編。前巻で焦点が当てられた、ヘンリエッタ、リコ、トリエラに加え、この巻から新たに、クラエス、アンジェリカが登場してますます暗く沈んだ話が展開されます。それでも、時折出てくる少女達の日常と笑顔をみていると、この作品が暗い方向に進まないことを物語っています。
『毎日は過酷だが、不幸ではない』彼女たちの毎日の先に何があるのか、先の展開が非常に気になる作品です。
・「一巻に比べて切ない作品が多いです・・・」
徐々に登場人物が増えてくるのですが、この二巻で登場する少女たちのパートナーはどちらかと言うと彼女たちに対して冷たいです。「条件付け」と呼ばれる洗脳の副作用で、徐々に記憶を失っていく少女たち。どれだけ彼女たちに優しく接しようと、その思い出は副作用で崩壊していく。そのジレンマに挟まれて苦悩するパートナー達。
身勝手な大人と言ってしまえばそれまでなのですが、その一言では片づけられない何かを垣間見る事が出来るのは、僕も歳をとったからなんでしょうかねぇ・・・。
・「とらえ方は人それぞれ」
とらえ方は人それぞれだ。
銃火気が格好いい。銃撃戦が面白い。女の子がかわいい。残酷さを感じられる。といったとらえ方は確かにある。が、それ以上に読み取ってもらいたいものがこのマンガにはあるということを 知り、読んでみたらよりいっそう、いろんな意味で面白いマンガだと思えるだろう。
個人的にはかなりお勧めするものだ。自分が興味深く感じるのは、登場人物の女の子達の心情である。細かく描写されている。描写されているのは感受性が我々より高い、いや感受性がにぶって我々にあったはずの感情を見せてくれるものだと思う。
自分が購入した目的とは、なにかについて考えさせてくれるものが欲しかったからだ。その点でいうとこのマンガは大当たりであった。
むしろ、今ではこれからの彼女たちの心情をどのように表してくれるかを非常に期待しているくらいだ。
とらえ方は人それぞれだが、一読してみる価値は大いにあるので是非読んでもらいたい。
●伝染(うつ)るんです。 (1) (スピリッツゴーゴーコミックス)
・「吉田戦車の最高傑作!」
はじめに申して置くと、電車で読まないほうがよろしいです。笑いを抑えきれないと思いますので。ページを開いたその瞬間から吉田戦車ワールドが展開します。それは実に難解な笑いを読者に要求するものでありますが、何よりツボにはまった時の衝撃、もとい笑撃は他の類書を絶するものがあると言えましょう。
浮ついた笑い、笑いを強制的に要求するような笑い、そのようなものにうんざりしている言うなれば「笑いの硬派」にぜひお勧めです。
好き嫌いは分かれると思いますが、私は自信を持ってこの本を推薦したいですね。
・「見えない所から殴られた・・・・・」
僕が中学生の時に地元で大ブームになった漫画です、友達はみんな読んでました、すごく奇想天外な漫画なので、言葉に表すと、見えない所から殴られた様な漫画です、名物キャラクターも豊富で、みんなとても可愛いです、そしてとても憎らしいです、少年時期にこの漫画を読んだので、今ではみんないい意味でひねくれ者です、とても最高な漫画です、みんな読みましょう。
・「よしだの象徴」
『スピリッツ』連載をリアルタイムで読んでいた時、漫画が別の時代にさしかかりつつあることを感じ、戦慄しました(ただ笑ってただけなんですが)。当時は「不条理」とか「難解」とか言われてたんだけど、よしだ的ロジックで世界をずらしちゃうような、シンプルで条理に満ちた名人芸の世界。「的確にあやまりなく関節はずしちゃうような技術」っていうのかなあ。「かわうそハワイネタ」で笑えるようなら、全巻読破おすすめです!
・「奇抜な世界観とキャラクター」
中学生の頃に存在を知り、単行本を集めました。声を出して笑うタイプの漫画ではなく、各4コマの核となる仕掛けに気づいた時にニヤリとしてしまうタイプでしょうか。何よりもキャラクターが奇抜でおもしろく、味があります。たらこキューピーにはまった人なら、「伝染るんです。」の世界観が難なく受け入れられ、なおかつ楽しめるはずです。オススメのキャラクターは世界征服を夢みる少女の「ミッチー」と、ムチムチ感がかわいらしい(今日で言うキモかわいい的な意味合い)「かわうそ」です。
・「ナンセンス・ギャグの一つの到達点」
もうほとんどが滅茶苦茶な設定・オチで、読む人によっては意味がわからないまま終わるかもしれません。 しかしやはり面白い人には面白い。脳で考える漫画ではなく、心で感じる漫画です。 この作品の後には巷で「ただ意味がわからないだけ」のつまらない漫画が氾濫しましたが、吉田戦車の作品は相変わらず高いクオリティを誇っています。 たしかこの「伝染るんです」はたいそうな賞をもらったと思うのですが、納得できます。ただの馬鹿馬鹿しさで終わらないものがあります。
・「「いろんな愛の形があるんだわ」」
老眼鏡紳士にトキメク自分という新境地(?)をオノさんのこの作品でニコレッタじゃないけれど発見してしまった。兎に角このリストランテ、カゼッタ・デッロルソには色んなタイプの老眼鏡紳士がいます。選り取り見取りです。お話の中でもこの人たちの人生の一片がさり気なく日常の中で描かれていて何だか穏やかな心持ちにさせられます。とても美しい映画を見終わった時のような、人生を肯定したい気持ちになる作品。あと珈琲やワインのにおいがしてくる作品。個人的にはソムリエ・ジジがカナリツボでした…是非一家に一冊!(笑)
・「今まで読めなかったのを後悔」
いい話だな、と思う。
年を重ねた分だけ、増す深みというものが人間にはあるんだよ、ということで。陽気な老紳士たちがとっても魅力的。そこに優しい波紋を起こすヒロインの存在も良い。個人的にはジジやルチアーノが好き。ガブリエッラも、いい女だなあ。
甘すぎず、ほろ苦く、染みてくる。お酒のような味わい。時々、こういうのに出会えるから、漫画読みは辞められないんだよね。
・「素敵なリストランテ」
素敵な老眼鏡紳士と美味しい料理で大盛況のレストラン「カゼッタ・デッロルソ」にやってきた主人公のニコレッタ。自分を祖父母に預けたまま、レストランのオーナーと再婚し殆ど会いに来ない母親に業を煮やして訪ねてきたが、素性を隠してレストランで働く事に―。
ストーリーも絵柄もシンプルなのに、すごく雰囲気があってオシャレな漫画です。映画を観ているよう。登場人物も皆、魅力的です。店の紳士達がいい味出してます。さりげない優しさでニコレッタをサポート。こんな素敵なオジサマ達、ウチの職場にも欲しいもんだ。ニコレッタと母・オルガの関係も微笑ましいです。ニコレッタがとてもいい子。母親より大人ですね。オルガは可愛い女性です。老眼鏡はオルガの趣味だとか。(紳士の人選も?) お母様、グッジョブ!
作者が別名で描いてるBLと合わせて買いましたが、こちらも良かったです。
・「もぉ最高です☆」
この本は『このマンガがスゴイ!2007・オンナ版』に4位でランクインしてます。私もそれでこの本に出会ったのですが、購入したら『ハチミツとクローバー』の作者である羽海野チカさんがオビを描いていらっしゃいました。 しかも、どーやら羽海野チカさんオビバージョンと作者による“クラウディオ”オビバージョンの2種類があるそうなじゃいですか!!でも最近は羽海野さんバージョンが増えて、オノさんバージョンにお目にかかれなくなってきているそうで…。私もオノさんのは見た事ないんで残念です(涙) 内容はというと、本当に「極上イタリア老眼鏡紳士物語」です☆☆☆ 今ハヤリの執事喫茶を想像させる、本格的イタリアンレストランですね。実在するなら、行ってみたい(笑)中でもカメリエーレ長のクラウディオは個人的に大ヒットでした!!あの笑顔と優雅な物腰…フェロモン大流出ですよ(笑)で、主人公のニコレッタ嬢も行動力があってすごくキュート♪良い本に出会えて、感動です! あと、最後に1つ。オノさんの描く人物の1番の魅力は表情…特に“目”だと思うんですよ。目を伏せた場面の瞼が良いんです。そこも注目して読んでみて下さいね(笑)
・「心に落ち着きを貰いました」
予備知識は何も持たず、店頭で表紙。いえ、帯を見て購入しました。おもてなしっていい言葉ですねえ。その言葉どおり。いい気分でさらっと読めました。そして何度も読み返してしまいます。
登場人物すべてが、作者に大切に扱われている印象を受けます。ささやかな伏線がカチカチかみ合わさっていくところとか。日常には結構幸せが隠れているんじゃないかと、思わせてくれます。
幸せなきもちです。
●ブラック・ラグーン 7 (7) (サンデーGXコミックス)
・「黒幕は…?」
ラブレス家の当主を何者かに殺されてぶちギレたロベルタ。敵をうつべくロアナプラに乗り込んで来た彼女のおかげで、今まで危うい均衡を保ってきた街のコワモテの方々が一触即発ムードになってきます。さらに、彼女の真の敵とも言うべき、当主殺害の黒幕の存在も徐々に見えてきます。今巻ではド派手なドンパチはあまりありませんが、各人が各々の立場に立った駆け引きを行う様は、まるで導火線に点った火が少しずつ爆弾に近づいて行くようでアリだと思いました。もちろん★5つ!!
・「ミスター・張の巻」
セリフが多いマンガだよな〜w。で、そのセリフがイカしてると思うんだよ。
今回一番よかったシーンはちびっ子メイドのプールシーンでもなく、レヴィーのシャワーシーンでもなく、ミスター・張だな。ロックのことを随分と買っているんですな。ここのシーンが非常にカッコよかった。マンガの舞台、ロアナプラの未来を見つめて言ってるよなシーンであった。あと、三合会での語りもカッコよかった。
レヴィーとロックの関係も、シャワーシーンでのやり取りで決まっちまったよな、な感じなのでここも見どころか、本来のロベルタとガルシア絡みの話は次巻以降じゃないと、ヨーわからん感じだ。
・「ちびっこメイド最高」
前巻に引き続きまだ序章といった感じ。ロベルタの復讐から起こる大きな事件が動き出しました。ロックの依頼承諾から、そしてマフィア、教会の動き。一体今後どう物語が進むのでしょうか。スケールが大き過ぎます。今回は銃撃戦は最初のみで、あとは過去に起こった事件について、そしてロベルタが着々と復讐のために動き、それをガルシアたち。個人的にレヴィの出番が少なかった感がありますが、ファビオラがその穴を埋めるかのように登場してて全く文句はありません!純粋に子供っぽい性格のキャラはこのシリーズでは見かけないので際立って良いキャラに見える。今後きな臭い話になりそうなので、明るい笑える場面があってよかったと思います。あの双子みたいに死んで欲しくないですね。
・「悪党たちのユートピア」
「我々が法律を作り、我々こそがその支配者たる場所―― 「現代の海賊共和国」――我らの望む穢れた別天地。 たゆまぬ努力、そしていくばくかの幸運に恵まれ、この田舎町を―― この街すべてを、俺たちのアジトへと変貌させた。 (中略) それが――この街だ。それがロアナプラだ」
ブラクラはしばらく買っていなかったが、コンビニで立ち読みしている途中で上記の張アニキの演説にガツンとやられて即購入。
おお、なるほど。『ブラック・ラグーン』ってのは、そういう話だったのかよ。
今までは、商社マンからならず者にドロップアウトしたロックの成長や同じラグーン商会の女ガンマン・レヴィとの仲だの、バラライカ姐さんのイカレっぷりだの、ドンパチ、ドンパチ、ドンパチだのを中心に読んできたのだが、ここにきて、舞台となる悪徳の街・ロアナプラの行く末が気になってきた。
というか、内外の悪党どもの間で絶妙なバランスを取ることで存続しているこのユートピアの浮沈が、ストーリーの大きな軸だということにようやく気づいた。
ブラクラのドンパチは非常に魅力的なんだけど、次第に飽きてきて、「ラグーン商会の面々は今日も元気にドンパチやってます」というようなラストを想像してしばらく買ってなかった。けど、こうなると、ユートピアの崩壊をもって、この作品は完結するんじゃないかという気がしてくる。
ドンパチ少なめの折り返しの巻、とあとがきにも書かれているが、ストーリーの主軸が定まってきて、購入の価値ありだと思う。おまけページもわりと好き。
・「サンタマリアの名に誓い、すべての不義に鉄槌を。」
待望の7巻!!
ロベルタの復讐劇の始まりにより大きな力の渦に巻き込まれていくロアナプラの住人達。それぞれの思惑を交えつつ今後どう動いていくのか?に期待!
派手な展開ではないが、その分8巻あたりで大放出してくれるのでないだろうか?
ちなみにラブコメは期待していないが、ロックそりゃずるいよ…
・「気になる・・・・(汗)」
ネット端末遺伝子を探し、無限に構築される構造体の中を旅するお話。
残念ながらBLAME!はこの巻で終わりみたいです。9巻で謎だったレベル9の球体が何であるかがわかります。今までの巻より、強い敵がわんさか出てきます。主人公が復活するまでに、珪素生物などの科学が進歩したのかわかりませんが、NOISE(BLAME!の外伝)で出てきた
武器が普通に使われています。
最後に出てきたセーフガードの容姿が主人公にそっくりなのと小さく書かれた「04」という数字・・・最後のページの主人公の後ろの防護服姿の少女(目次の絵で少女ということが判明)すっごい気になります。
とにかく、終って尚、世界観にどっぷりはまってしまいました(笑)
・「本当に最高だった。」
このような世界観をもった漫画は、もう2度と現れないような気がします。キャラ個人の事情関係なしに、容赦なく消えていく。それもスッパリと。人間に属しているようで、すでに人間ではない彼ら。彼らの行動や言動に時々切なくなります。この世界観を理解できない読者もいるかもしれないけれど、それも無理はないと思います。
でもとても愛しい漫画でした。
弐瓶先生、本当にありがとう。またBLAMEのような漫画に出会いたい。
・「完結」
ついに最終巻です。終わらせ方は、弐瓶勉テイストが出ていて、無駄がなく、又、想像力が掻き立てられることでしょう。もう何度か全巻通しで読んでみるつもりです。弐瓶勉、素晴らしい作品をありがとう。次回作に期待!!!
・「諸星大二郎の正統なる後継者・・・」
人間がメモリーとして保存され、いつの日か復元されるのを眠るように待つ。敵も味方もダウンロードされて突然存在を始め、自分が何処から来て何処へ行くのかも分からない。彼らの立つ地上とは一体何なのか、誰一人理解するものはいない・・・。そんな暗黒が支配する世界でのキリィの果てしない旅が描かれる。ネット端末遺伝子を追い求めていたはずの彼は、いつの間にか失ったシボを捜し求め、自らを犠牲にしても守ろうと試みる。絶望を背負い、ボロボロになりながらも表情ひとつ変えず、ただひたすらにシボを追い、やがて手にする小さな希望を守って、更なる旅を続ける・・・。この悲しさと感動は、かつて『孔子暗黒伝』や『マッドメン』で諸星大二郎が与えた衝撃に勝るとも劣らない。21世紀の日本漫画界が獲た最高の収穫のひとつと言っても過言ではないだろう。
・「万人に受けはしないだろうが...」
~まぎれも無く「本物」であるBLAME!独特の世界観最近の漫画らしい可愛い女の子も見やすさも無いが、確実に上手い画...人に「面白い漫画無い?」と聞かれたら勧めたい品です。先のレビューにもありますが、風呂敷を畳みきらない終わり方は賛否分かれるとこでしょうが、良い締めだと思います。NOISEも読んでおくと世界観というか、設定が掴みやすいと思~~いますよ!~
・「残酷な神とはなにか?」
~最初は不幸な運命や人間の性質のようなもっと抽象的なもののことだと単純に思ってましたが、最終巻で「親は子供にとって神だ」という台詞があるし、ヴァレンタインも「エリックは私の神です」というし、ああ残酷な神って愛のことだったんだと思います。愛という支配というか。最後にグレッグが純粋で若かった頃の想像シーンが出てきて、ああイアンは母も父も許すことができたんだろうな、と思います。解決、昇華、取り戻すことはあり得なくても許すことはできる。やっぱ萩尾望都すごーい、ヘッセやゲーテのような小説家並みのレベル。マンガを文学にした人ですね。~
・「最後まで読んで救われた」
長い永いこの物語をやっと読み切ることが出来ました。前半は、ただただ衝撃の勢いに流されるようにして、ページをめくる指が止まりませんでした。後半は、本当にどうしようもなくページをめくる指が重くて仕方ありませんでした。私自身がこの物語の中に存在するかのように、そしてただ見ていることしか出来ない無力さを感じるのです。救いも終わりもなかなか見えてこない物語の底をジュルミとイアンは歩き続けます。特に後半からイアンについて深く考えさせられました。私は、物語の初めの頃イアンという人間を信じていませんでした。真実を知ってからの、彼のジェルミに向ける言動にリアリティを感じられませんでした。しかし、何があってもジェルミを愛することを諦めない彼の姿に、人間の本質を見たのです。それは強さであり弱さであり野心でも純情でもあると思います。人間はそこまで出来て、そんな愚かなことをしてしまう生き物なのです。愛はときに残酷です。残酷なまでに愛し、支配する者の上にまるで神のように君臨しても、その人間もやはり人支配される者なのだということを、私はこの物語から受け取りました。読後、心が重くなった気がしました。辛くても本当に最後まで読んでよかった。
・「名作です!」
久々に「これは名作だ!」と心から思える作品でした。長い話ですが、あれだけのテーマを扱うのであれば長くなるのは当然でしょう。前半は残酷な虐待の場面がやや多く後半は度々回想と対話のシーンが繰り返される。特に後半は難解なので(でも時にギャグも入り)、こういった重いテーマの物が苦手な人は放棄してしまうかもしれません。重いし苦しいけれど、最後に救いがあり、読んだ後になんだか幸福な気分になりました。できれば一人でも多くの人に読んでもらいたい作品です。作中、同性愛表現が出てきますが、ボーイズラブとかそういうジャンルとは別ものなので、同じように括られたくないです。なんといっても萩尾先生の漫画ですので!
・「最終巻が一番いい」
前評判がとてもよく、読み始めたら「ボーイズラブかよ!」と中々乗り切れずにきましたが、最終巻まで来た甲斐がありました!
イアンにとって、ジェルミにとって、これは完全なハッピーエンドではないのかもしれません。でも実際に親との問題をここまで抱えていたならば、完全なる解決があるほうがおかしいでしょう。そういう意味でもこの結末はリアル。すばらしい作品と思います。
親と子と神と生贄と。この最終巻では色々な意味でのトラウマに悩んでいる人も救われる部分があると思います。
・「人を愛するということ」
愛というのは難しい。あなたのためを思う,思って行動する。
でも,それって本当は自分のためなんじゃないの?相手を,自分の望み通りにしたいんじゃないの?自分の思い描いた通りの人にしたいんじゃないの?
そんなジレンマの中,語られる数々の「愛」
BLととらえる人もいるようです。でも,物語の奥底,深い深いところにあるものは,すべてを読まなければ伝わらないと思います。多くの大人に,目を背けずに読んで欲しい物語です。
・「ダラダラした青春」
久しぶりにどっぷりハマってしまいました。主人公のミドリちゃん=本田千暁クンの空回りっぷりには読んでいてハラハラさせられるし、彼を振り回す?女の子たちの危うさにもちょっとドキッとさせられる。危うくて脆い人たちだからこそ、一体次に何をやらかすのかが気になって仕方がなくなります。
1巻より2巻、2巻より・・・という風にどんどん勢いが加速して、いつしか自分もドロドロとした人間関係の隅っこに加わっているかの様な不思議な感覚に陥る作品です。今中学生・高校生と青春真っ盛りの人も、もうとっくに「枯れ果ててる」人にも是非お勧めします!読み終わった後の何とも言えない青臭い?切ない気持ちを味わって下さい。
・「全巻読み終えて」
「この漫画は何の漫画か」と聞かれてはっきり答えられる人はいないんじゃないでしょうか。作品内では、ほとんどこれといった事件も起こらず、思春期の情緒不安定な少年少女の淡々とした日常が描かれ、ほんとに最後までこれといった事件は何も起きません。メインキャラクターの誰もが、上手く行かない世の中、行動の自律さえままならない自分に唾棄して生きていて、そういった点では『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に似てるかもしれません。(私なんかは現代東京を舞台に翻案したんじゃないかってくらい似てると思うのですが、それを期待して読んでも全くイメージと違う可能性が高いのであしからず。)
正直このレビューだけ見れば、非常に退屈な漫画に思えるでしょう。実際私も「その漫画面白いか?」と聞かれて「面白い!!」と断言できる自身は全くありません。しかし、それでも不思議と読んでしまう。読み返してしまう。これが志村貴子の技量のなせるワザなんでしょうか。活字文学では文体で読ませる作家というのがいますが、この方もそういった部類の作家だと思われます。
漫画もついにここまで来たんだなぁ・・・。
・「志村貴子の世界」
この方の他作品が好きならまず読むべきです。そうでない方は、少し変わった雰囲気に戸惑うかもしれません。
何ともいえない、空気。コマ割りや、表情、テンポ良く流れるセリフすべてが、独特な世界。読めば読むほど、はまっていきます。ストーリーはごく日常的な、非日常。普通では無いが、普通の学生の話に思わされるストーリー。志村貴子さんの世界。是非、お試しくださいな。
・「久々の好きなマンガ」
初めは今時の絵のうまさとセンスの良さが目を引いて買ったのですが、巻を追うにつれ、話も面白く、ついついはまってしまいました。(情けないお父さんは味があるし)今では更に絵はうまくなりましたが、話はちょっと中だるみかな。10巻まで読者を引きつけるものがあったら、本当にうまいマンガ家だと思う。一応期待しています。できれば小林じんこのようにはなってほしくないかな(好きだっただけに)。
・「あー、幸せ。」
「放浪息子」、「どうでもいい日々」、「青い花」と読んできて「敷居の住人」まで遡ってきました。いいわ、これ。この何とも切ないダラダラな感じ。ほかにこんな漫画読んだことない。しかも7巻分もダラダラできます。これぞ漫画読みの幸福。おすすめ。
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