HORRORS OF MALFORMED MEN : 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 [DVD] (詳細)
石井輝男(監督), 吉田輝雄(俳優), 由美てる子(俳優), 土方巽(俳優), 葵三津子(俳優), 小畑通子(俳優), 賀川雪絵(俳優), 小池朝雄(俳優), 英美枝(俳優), 小山陽子(俳優), 木山佳(俳優), 田仲美智(俳優), 笈田敏夫(俳優), 近藤正臣(俳優), 加藤欣子(俳優), 高英男(俳優), 大木実(俳優), 江戸川乱歩(原著)
「暗黒舞踏(Butoh)の創始者である土方巽のすばらしい演技」「土方巽! 小池朝雄! そして由利徹を見よ! ☆は500だ!」「家庭「奇形人間」時代突入。」「ついにアマゾンにも登場しましたか!」「なんとリージョンALL!」
幻の湖 [DVD] (詳細)
橋本忍(監督), 南條玲子(俳優), 隆大介(俳優), 星野知子(俳優), かたせ梨乃(俳優), 関根恵子(俳優), 北大路欣也(俳優), 芥川也寸志(その他)
「人が持つ気持ちのグルーヴ感」「うわ~、DVD出したんだぁ!」「東宝の暗部が時空を越えてDVDに!(失笑)」「導入部が悪かったので、結果的によかった」「決して一人では見ないで下さい」
「エロ事師たち」より 人類学入門 [DVD] (詳細)
今村昌平(監督), 小沢昭一(俳優), 坂本スミ子(俳優), 近藤正臣(俳優), 野坂昭如(原著)
狼の紋章 [DVD] (詳細)
松本正志(監督), 志垣太郎(俳優), 安芸晶子(俳優), 黒沢年男(俳優), 松田優作(俳優), 平井和正(原著), 真鍋理一郎(その他)
「平井和正!!」「ストーリー展開はほぼ原作通り」「なんじゃこりゃあ!前夜」「不完全燃焼」
暴行切り裂きジャック [DVD] (詳細)
長谷部安春(監督), 桂たまき(俳優), 山科ゆり(俳優), 岡本麗(俳優)
「高村ルナさん出てます。」「なんで桂たまきなの・・・」
女獄門帖引き裂かれた尼僧 (日本カルト映画全集) (詳細)
筒井 武文(編集), 多田 功(編集)
火星の女 (夢野久作の少女地獄) [DVD] (詳細)
小沼勝(監督)
「原作との類似点」「少女じゃないじゃん・・・。」「原作を知らないと・・・」「これは駄目だろ」
女地獄 森は濡れた [DVD] (詳細)
神代辰巳(監督)
「闇の狂宴」
悪徳の栄え [DVD] (詳細)
実相寺昭雄(俳優), 李星蘭(俳優), 清水紘治(俳優), 寺田農(俳優), 岸田理生(俳優), 石橋蓮司(俳優), 佐野史郎(俳優), 木築沙絵子(俳優)
「意図はわかるが、惜しい。」「昭和初期のデカダンな雰囲気」
~江戸川乱歩猟奇館~屋根裏の散歩者 [VHS] (詳細)
田中登(監督), 宮下順子(俳優)
「猟奇的なエロス」
獣人雪男 (詳細)
佐藤勝(アーティスト), サントラ(アーティスト)
犬神の悪霊 [DVD] (詳細)
伊藤俊也(監督), 大和田伸也(俳優), 山内恵美子(俳優), 泉じゅん(俳優), 白石加代子(俳優), 岸田今日子(俳優)
「ずうっとまっていました・・・・。」「被差別の怖さ」「予想を上回る凄まじさ」「カルトムービー」「一見の価値あり?」
不道徳教育講座 (角川文庫) (詳細)
三島 由紀夫(著)
「三島入門。」「三島先生の最高傑作?!」「ユニークでおしゃれな作品」「頭のいい人の丁寧に書いた不道徳教育講座」「笑いたい人にお勧め。」
黒薔薇の館 [VHS] (詳細)
美輪明宏(俳優), 田村正和(俳優), 深作欣二(俳優), 丸山明宏(俳優), 川津祐介(俳優), 松岡きっこ(俳優), 西村晃(俳優), 小沢栄太郎(俳優)
性的犯罪 [VHS] (詳細)
崔洋一(監督), 風祭ゆき(俳優)
ポルノ時代劇 忘八武士道 [DVD] (詳細)
石井輝男(監督), 丹波哲郎(俳優), ひし美ゆり子(俳優), 伊吹吾郎(俳優), 小池一雄(原著), 小島剛夕(原著), 佐治乾(脚本)
「裸だらけだが質の高い時代劇」「見直しました、丹波先生!」「日本映画の隆盛をかいま見られる」「役者たちを魅了した小池原作映画」
地獄 [DVD] (詳細)
石井輝男(監督), 丹波哲郎(俳優), 前田通子(俳優), 佐藤美樹(俳優)
「無意味だからこそ意味がある」「地獄って面白い・・かも」「おせちに飽きたら」「たっ!たまらんでしょう!」「友達にはすすめられません 」
徳川いれずみ師 責め地獄 [DVD] (詳細)
石井輝男(監督), 橘ますみ(俳優), 片山由美子(俳優), 吉田輝雄(俳優), 掛札昌裕(脚本)
「異常性愛路線の集大成!」「豪華絢爛、悪趣味大会」
太陽を盗んだ男 ULTIMATE PREMIUM EDITION [DVD] (詳細)
長谷川和彦(監督), 沢田研二(俳優), 菅原文太(俳優), 池上季実子(俳優), 北村和夫(俳優)
「圧倒的なおもしろさ」「太陽を盗んだ男の極私的みどころ」「シャレにならないくらい秀逸な無軌道性」「長谷川和彦の新作を望む」「これが映画だ!」
ガス人間第1号 [DVD] (詳細)
本多猪四郎(監督), 三橋達也(俳優), 八千草薫(俳優), 土屋嘉男(俳優), 佐多契子(俳優), 左卜全(俳優), 木村武(脚本)
「愛ゆえに」「本当の主役は後から登場」「トールケースで再登場」「テロップ的には・・・」「かっこいい。」
吸血鬼ゴケミドロ [DVD] (詳細)
佐藤肇(監督), 吉田輝雄(俳優), 佐藤友美(俳優), 楠侑子(俳優), 高橋昌也(俳優), 金子信雄(俳優), 高英男(俳優), 菊池俊輔(その他), 高久進(脚本), 小林久三(脚本)
「遊び心満載のうれしい一枚」「真野代議士役の北村英三は最高!あんなジジイになりたい」「吸血鬼ゴケミドロ」「日本版「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」」「SFホラーの最高傑作にして幻の作品」
瓶詰地獄 (お風呂で読む文庫 21) (詳細)
夢野 久作(著)
●HORRORS OF MALFORMED MEN : 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 [DVD]
・「暗黒舞踏(Butoh)の創始者である土方巽のすばらしい演技」
99分の映画で、展開が早く、全編を通して無駄の少ない乱歩の原作らしい妖しくサスペンスに満ちた映画です。設定が大正時代で、その時代にしかない独特な雰囲気を再現しています。舞踏家の土方巽とコロンボの声優としても有名な小池朝雄が、彼らにしかできない非常にテンションの高い演技を見せており、もし他の役者が演じていたら、それこそお笑いにしかならないであろうシーンにリアリテーを持たせています。特に土方は動きのすべてが舞踏のようであり、哀しみ・怒りといった感情をたくした動きの一つ一つが、(暗黒)舞踏(Butoh)の創始者である土方の貴重な記録映像としても重要かと思われます。特典映像で、石井輝男監督はパノラマ島奇談が原作なのだが、映画会社が勝手に題名を現在のものにしてしまったと言っています。題名が差別的なものになってしまいましたが、内容はむしろ身体障害者に対する健常人からの差別がもたらした悲劇となっており、健常人の差別意識への批判が込められています。障害者を怪物のように宣伝しているこの映画のポスターなどとは作り手の真の意図は異なると思われます。残酷シーンも性描写も穏当ですが、精神障害者、性倒錯者、差別問題など現在の尺度では不適当な表現が多く、解釈の困難な部分がありますので、中学生からの鑑賞が適当です。特典映像で、二人の日本の映画監督が、“カルト映画ファンらしく、バカバカしいシーンの連続で爆笑でき、10本の指に入る映画”と語っていますので、コアなカルトファンのかたは、そうした楽しみかたも可能です。ただし、石井監督のインタビューなどからも伺えますが、そうしたシーンは決して笑いをとることを目的とはしておらず、何の先入観もなく見ると、大変真面目に作っている姿勢が感じられました(安い作りのC級映画を馬鹿にして笑ってみるのは私も好きですが、この映画は私にとってはそうしたジャンルには入りませんでした)。
・「土方巽! 小池朝雄! そして由利徹を見よ! ☆は500だ!」
世にいくつかある、“封印”された日本映画の中でも、そのインパクトの強さに加え、ただのキワモノに終わることなく意外にきっちりと作られ、高い娯楽性を誇る《最強》の一作が、リージョンオールの海外盤でついに登場しました。『直撃地獄拳 大逆転』の国内盤発売もあって、個人的に“石井輝男チャンピオンまつり”を開催したい、そんな気分の今日この頃ではあります。さて、この作品を映画館で観る時、場内に渦巻く“うねり”のようなグルーヴ、そして奇妙な一体感は、実に忘れがたいものがあるのですが、実際に家で―「なんでこんなところで笑うの?」みたいな場面で発生する、他のお客さんの妙な笑い声に悩まされることもなく―比較的冷静な状態で観ていると、乱歩ワールドの映像化として、これは最高のもののひとつなんじゃないかとか、また新たにいろいろな事に気付かされたりしました。本質的にこれは、とてもヒューマンな、悲しい物語であり、あの衝撃のラストを眼前にしながらも、思わず涙してしまうことがあるかもしれません(オレもそうですが)。ぜひその気持ちを、大切にしてほしいと思います。
なお、画質・音質・発色は、きわめて良好。字幕は英語のみで、もちろん消すことができます。予告編(波打ち際で踊る、土方巽が着ている振袖の柄が、本編と異なる点に注目)、左右キー/ボタンで、30作以上のビジュアルを一覧できる、石井輝男監督作品ポスター・ギャラリー(隠しコンテンツあり)など、映像特典も充実。そしてなんといっても、メニュー画面が素晴らしい!ジャケットはリバーシブル仕様で、裏返すと公開当時のポスター・ビジュアルをジャケットにすることができます。もし国内盤が出たとしても、これだけのブツになるかどうか、ちょっとわからないだけに、ここは迷わずご購入されますよう、おすすめしておきます。
・「家庭「奇形人間」時代突入。」
本作DVDがリリースしているのに遅れて気付き、慌てる者1名。(08.1現在)かつてサンプル版が流出、一部の間でのみ家庭内鑑賞が可能だった時代から、ついに「奇形人間」一億鑑賞時代がやってきた!!
ファミコンお茶の間進出並みの事件だ。
もう観ていても、他から笑い声はいつもの場面で聞こえてきません、いつ泣くも笑うも貴方の自由。
由利&大泉両氏登場(上田吉二郎氏も含)で笑える以外は薄れた記憶を取り戻すように静かに観ました。
乱歩好きだった石井監督も、鬼っ子扱いなこの作品がピュアにリスペクトされる機会を嬉しく思う事でしょう。
各ご家庭でじっくり観ていきましょう!!
万歳!!
・「ついにアマゾンにも登場しましたか!」
国内外で一部の人たちに(海外ではかなりの人たち?)熱狂的に支持されながら内容に特異な精神病院描写や奇形人間などが含まれるため国内では放置されてる映画
アメリカ盤にもかかわらず実は売れている中の多くは日本人が逆輸入で購入しているらしい
アメリカ盤とは言えリージョンはフリーで日本のプレーヤーでも問題なく再生できたし本編や石井輝男監督インタビューや塚本晋也・河崎実監督のインタビューは全部日本語で話しているので英語がまったくわからなくても普通に楽しめます
しかし、すばらしいのは日本のメーカーなんかは特典は予告編入れて終わり、みたいなところがほとんどなのにこのDVDは実に愛に溢れてるというかすごくいいですメニュー画面の土方巽の踊りがすばらしいしイタリアでの石井輝男映画祭(けっこうでかい会場でやってる)のドキュメンタリーは入ってるし塚本晋也・河崎実監督が語る「石井輝男映画」も楽しいしポスターギャラリーなんかもかなりの数の作品のポスターが収録されているし極めつけはリバーシブルジャケットで裏返せば当時のポスター・チラシーのデザインそのままのジャケットになるし(かっこよすぎ)最高です!
日本の配給会社も見習って欲しいですね!
・「なんとリージョンALL!」
本物の“見世物小屋”を登場させてしまった傑作『悪魔の植物人間』(日本劇場公開の邦題)でさえ、『ザ・フリークメーカー』なるタイトルでDVD化され、国内でも発売されている。ならば、「海外でプレスすれば、あれもOKなのではないか?」と夢想していた“あれ”が本当にDVD化されてしまった。しかも、私の手元に届いた実物はリージョンALLで、国内仕様のプレーヤーで普通に見ることが出来た。「原版フィルムが破棄されて上映不可能」という噂もあった、四半世紀前を思い起こせば、夢のようである。「孤島の鬼」と「パノラマ島奇談」をブレンドさせた発想が素晴らしく、デタラメのようで意外と筋の通っているストーリー構成にも感心させられる。土方巽の暗黒舞踏ショーもタップリ見られるので、個人的には大傑作だと思っている。初めて映画館で観たときには、感激して泣いてしまった。その後、機会あるごとに観ているが、大阪の梅田東映会館閉館記念上映で観たときにも、やっぱり泣いてしまった。“怪作”だと言われることの多い映画だが、本作よりも、たとえば藤田“姿三四郎”進が「よーし、俺が一丁もんでやろう」みたいな柔道家ノリで明智小五郎を演じた『蜘蛛男』などの方が、よっぽど変だと思うのだが…。
・「人が持つ気持ちのグルーヴ感」
多くのレビューではあまりにも「変な映画」的な側面が強調されていますが、真剣に「人が持つ気持ちのグルーヴ感」みたいなものを描こうとした映画だと僕は思っています。
主人公の考えることがいわゆる「完全」ではないのはリアリティの表れです。多くの一般的な映画では主人公は道理にかなった行動しか
行いません。ですが、この映画の主人公は違います。
まさに自分の信じる道を行きます。それがどんなに他人から見たときにくだらなくても、意味がないように見えても、自分が正しいと思う道を行く。そういうことの意味は「結局は人生は限られた一瞬の夢である」ということだと思います。そして、そういうことを信じて実行する人間の姿は
他人から見るとおかしなものに見!えるものです。ですからもちろん、笑えます。しかし、その底には強烈なリアリティがあると思うのです。本当にそのように考えて、行動した人間がどこかにいる、という感覚がある。
そういう意味で本当に勇気付けられるというか、感動する映画です。人間とはこのようにして、唐突に、笑われながら、
夢の中で生きるものだと思います。その夢がいかに荒唐無稽なものであったとしてもね。僕の人生に対する実感とまったく同じです。僕も同じように夢の中で生きていますので。
表現に対する真摯な姿勢としてこれ以上の立場は存在しないでしょう。
・「うわ~、DVD出したんだぁ!」
・・・何と言うか、ある意味絶対観ておいて損は無い(笑)映画。というか、損も限度を超えると不思議な感動(?)を生み出すという珍しい映画。内容紹介なんて、どう書いたって伝わるわきゃない。伝えようがない位狂ってるんですもん。かの日本映画脚本界の重鎮・橋本忍が、満を持して
発表した、というか満を持過ぎてアッチの世界へ行ってしまった超怪作!・・・ほらほら、何だかすごく観たくなったでしょう?そういう意味では迷わず星5つ付けました(笑)。ちなみにアイデアのモチーフは、LSI・出刃包丁を振りかざした女・十一面観音菩薩像・・・だそうです。ドヒーっ!訳分からん!!
とにかくこのDVDのリリースを決定した東宝の大英断&勇気に拍手!
・「東宝の暗部が時空を越えてDVDに!(失笑)」
東宝の50周年記念超大作にして、一週間で打ち切りになったという伝説の映画が時空を越えてDVD化!琵琶湖のソープ嬢が愛犬を殺した作曲家と繰り広げるジョギングバトル!謎の笛吹き!そして時空を越えて展開される悲恋話…うあー!ワケわかんねー!
今までビデオ化もされずにひっそりと単館リバイバル上映されてきた伝説の作品が何故か今DVD化!コレを逃すとあとがない!みんな、買おうっ!
・「導入部が悪かったので、結果的によかった」
この映画のトンデモ加減は多くの人が述べているので省くが、南條玲子の最初のシーンで、単にジョギングコースをそれた犬に対して「シーローッ、何やってるの!」と性悪そうに怒る台詞一発で、全ての観客がこの女への感情移入を永遠に拒否したことは想像に難くない。ただ、この女に対して感情移入できてしまうと、この映画がこのように別の意味で評価されることもなく単なる駄作として忘れられてしまったであろうから、結果的にはよかったのであろう。
・「決して一人では見ないで下さい」
東宝50周年記念作品なのに、これが初の商品化である。めでたい、といいたいところだが、ちょっと複雑な気持ちだ。映画は劇場で見るものだという意見があるが、この映画などその最たるものではなかろうか。あまりにぶっとんだ展開ゆえ名画座などでかかると場内は爆笑に包まれるのだが、こういう風に大勢で見るというのがいちばん合っているという気がしなくもない。部屋でひとりで見る類の映画ではないような気がする。部屋で見るなら、誰か心の広い友達を呼んで来た方がいいかもしれない。それでも絶交されるかも知れないけど。すごいシーンはいくつもあれど、やっぱり主人公が愛犬殺しの犯人を琵琶湖大橋の上で刺殺、すさまじい血しぶきが上がると同時に、隆大介の乗ったシャトルが轟音とともに発射されるというクライマックス。「2001年」の猿からスペースシャトルの場面転換を超えてませんかそうですか。
・「平井和正!!」
当時は少年誌にコミック版も連載されていたウルフガイシリーズですが千葉真一のアダルトウルフガイの映画化燃えろ狼男と並んでたった2本の貴重な映画化作品です。小説やコミック版では相撲取りばりの羽黒獰がスマートでデカイ松田優作なので小さい志垣太郎がすごく見劣りします。これならかえって優作さんをウルフガイにしたほうが原作のイメージに合ってるような気がしました。どちらにせよ70年代という空気が生み出した怪作です。
・「ストーリー展開はほぼ原作通り」
暴力追放学生集会なるものや、それを潰す側の、ヘルメットにゲバ棒と言う出で立ち(右翼が実際にこんな格好をしたのか疑問)が、公開当時の1973年を偲ばせる。しかし、安っぽい着ぐるみをかぶっただけと言う感じの狼男はいただけない。当時の特撮やメイクの技術はこの程度だったのか、と落胆した次第である。
犬神明役の志垣太郎にはもう少しストイックさが欲しいし、羽黒獰役の松田優作もこの当時はまだ精悍さに欠けている。青鹿晶子役の安芸晶子の顔立ちも原作のイメージにそぐわない感じがするが、彼女の体を張った演技は買いたい。松田優作に柔道の投げ技を何回も決められ、最後の方はずっとトップレス状態である。
リメイクして欲しいと思う作品のひとつ。
・「なんじゃこりゃあ!前夜」
当時はバリバリの二枚目だった志垣太郎。対するはこれがデビュー作の松田優作。この二人のビリビリと張り詰めた関係性が素晴らしい。クライマックスは一転、直接的な対峙。「なんじゃこりゃあ!」って台詞が出てきそうな展開に。脇を固める女優陣も素晴らしい。監督の演出もシャープそのもの。ただ、狼男の造型(?)だけはNHKの幼児番組程度。そのギャップも含めて好きです。
・「不完全燃焼」
映画は、東映テーストのバイオレンスアクションと東宝怪奇ロマンの融合を狙った様ですが、観た感じは成功とは思えません。観終わって心に残る物は、安芸晶子さんのここまでやるのかと言える文字通りの体当たり演技です。当時のポスターにもDVDのパッケージにも美乳をさらしています。70年代の女優さんは凄い!!!
・「高村ルナさん出てます。」
私はやっぱり所謂ポルノ映画を、一般映画と比較するのは難があるなぁと思います。この映画、カルトと称されていることもありますし、長谷部安春監督の最高傑作と言う人もたくさんいます。でもやはり映画の性質上、エッチシーンがちょっと長い。(こういった映画でエッチシーンを表現にまで高めていたのが、神代辰巳監督であったろうと思いますが、それでもやっぱり神代作品でも必要以上に長かったと思います)アクション主体のつくりでシリアルキラーの話ですので、裸はやたらと出てきてもエッチシーンはこの手の映画としては異様に少ないですが、それでもちょっと長い。とにかく延々殺戮シーンをそのエッチシーンとスキャットでつないでいるという映画ですから、アンモラル感は確かにすごいものがありますけれど。でも時間にして70分少々ですからね、そりゃスピード感もあって衝撃的ではあるけれども、やっぱり他の長谷部監督作品と比較しちゃいかんのではないかと思います。アクション映画監督らしく激しい動きのあるところでは、殺戮シーンですら格好いいんですけどねぇ。ですからDVDで発売になったのは本当に嬉しいですけれど。またこの映画には2004年に亡くなられた、もとゴールデンハーフの高村ルナさんが出演していて、そのこともDVDになって嬉しいですね。
・「なんで桂たまきなの・・・」
日活ロマンポルノの名作です!バイオレンス映画好きなあなた、見て損はしない映画ですよ。話の展開もスピーディーだし、見ててまったく飽きさせません!
でも、なんでヒロインが桂たまきなのって感じです!もっと綺麗な女優さんおるでしょ!内容が最高だけに悔やまれます。
後ひとつ疑問に思ったのが、パレットナイフで人って殺せるのか?ってことぐらいかな。
・「原作との類似点」
”おばさんのセーラー服”を観ていて思い出した原作の一節。うろ覚えなので正確ではないが、”見る角度によって老婆にも見える”というような表現があった。
・「少女じゃないじゃん・・・。」
夢野久作原作、あの幻の作品ということで購入。主演の二人の少女が、ぜんぜん少女じゃない!エロさが出すぎです。原作のドロドロ感もあまりでてないと思う。これは、火星の女という作品としてみれば、素晴らしい。
・「原作を知らないと・・・」
夢野久作原作の「少女地獄」だと聞いて購入。原作(とも異なる内容だが)を知らないと、全然物語的にわからないのではないかと思った。役者が少女ではないのと、成人向けなのは出してる会社のせいか・・・
原作のドロドロ感は多少は感じられた。知らない人が見たら、やはり後味の悪い気持ち悪さは残ったと思う。
ビデオDVD化していない「瓶詰めの地獄」(内容がだいぶ異なるようだが)こちらも気になるところ。
・「これは駄目だろ」
まず、原作とかなり違う。原作を読んでいたから全体の流れは分かったが、初めてDVDをみる人には意味が分からないのではないかと思われる部分もあった。
そして、ここが絶望的なのであるが、下の人も言っている通り、全く少女とは言い難いおばさんがセーラー服を着ているわけで、全体の説得力をさらに失わせている。
・「闇の狂宴」
マルキ・ド・サドのSM文学「ジュスティーヌ」を神代辰巳が映像化した日活ロマンポルノ。山奥でホテルを営む裕福な夫婦が、宿泊客を捕らえては自らの快楽のために犯して殺すという物語。映画の大半は悦楽と殺人の宴に費やされるが、警視庁に上映中止処分を下されたという割りにはたいした描写はない。神代辰巳の演出は行為そのものの残虐さよりも、光と闇のコントラストを多用するなどムード作りに重点を置いているため、例えばパゾリーニの「ソドムの市」のような病的な狂宴を期待する向きには不満が残るだろう。とはいえ、神代辰巳の演出は総じて芸術性が高く、オープニングの森を駆け抜けるショットには胸騒ぎを覚えるし、画面が暗過ぎて何をやっているか分からないというのも観る者の不安を煽る。「悪徳の美学」を奇を衒わずに真っ当に描こうとする姿勢は評価出来ると思う。
一応ポルノ映画として公開されているが、カラミのシーンでは局部どころか画面半分が真っ黒にマスキングされるので、一体何を隠しているのかさえも判定不可能になっている。当時の検閲なのだろうが、現代の基準でボカシを取り払っても恐らくヘアぐらいしか映っていないはず。こんなにでかいボカシを放置したまま堂々とDVD化するメーカーの手抜きに呆れた。
・「意図はわかるが、惜しい。」
にっかつロマンポルノが幕を下ろし、ロッポニカと名前を変えて出直した時期の作品。見るからに低予算で苦しい現場であったと思われ、実相寺監督の個性も十分に発揮されていない印象が残る。ビデオだと開き直れば「ラ・ヴァルス」のような傑作が撮れるのだが…。意図は理解できるが、出来栄えとしては惜しい作品。
・「昭和初期のデカダンな雰囲気」
マルキ・ド・サド著『悪徳の栄え』をモチーフにした作品であるが、サディズム・マゾヒズムと言うものをイメージ出来るようなシーンはほとんど無い。エロティックかつグロテスクな味付けの施された、昭和初期のデカダンな雰囲気を映像と音楽から堪能すべき作品と言えるだろう。
新人の李星蘭がそれなりに脱いでいるばかりか、木築沙絵子、橘玖海子、姫野真利亜、前原祐子など、脱ぎ要員が豊富なことも一応付け加えておく。
・「猟奇的なエロス」
内容どうのこうのより、宮下順子演じる「奥様」が半端なくエロイです。この色気だけでも見る価値あり。
・「ずうっとまっていました・・・・。」
DVD化されること、ずうーっと待っていました!なかばあきらめかけておりましたので、たいへんうれしいです。 音楽は、「キーハンター」や「Gメン’75」の菊池俊輔氏。ドロドロした民謡調の主題や泉じゅんさんたちの水浴シーンに流れる美しいバラード調の曲を書いています。 表記の出演者のほか、室田日出男、白石加代子、小林稔持各氏など結構な役者さんが出演しています。 犬神の祠、犬神おとし、犬神封じ、犬神造り、憑依現象などの犬神関連の映像。当時流行のオカルト映画「キャリー」や「エクソシスト」などのオマージュと思われるシーン。ウラン公害もからめて盛り沢山、最後の最後の荼毘のシーンまで気が抜けません。特撮はいまいちなのはご愛嬌。これ1本でOKといった感じです。 最近、自衛隊や警察のお偉いさんを演じることの多い大和田伸也氏ではありますが、泉じゅんさんの乳をなめているシーンを思い出し苦笑してしまうのは私だけ?
・「被差別の怖さ」
「怪談映画」というより、しっかりとした「和製オカルト映画」の先陣であり金字塔だと思う。この映画が怖いってのは、血しぶきや残酷場面といったビジュアルとしてではなく、室田日出男の一家が村中から嫌悪され、村八分にされる描写のリアルな感じ。村という組織のなかで集団で差別化するその構造がマジで怖い。そして村の有力者・鈴木瑞穂たちの体制側が、「たたり」なんてものがないのは百も承知なのに、それを理由にして事故を隠蔽するというのも恐ろしい。
なぜこの作品が封印されていたのかは、室田日出男一家の血筋の描写だけではなく、土蔵の中に住む精神障害の長男を決して表に出さなかった理由とかではないだろうか。
もう少しどっしり構えて撮っていれば、これまでにない社会派の作品になったような気がする。まあ破綻している部分がこの作品の魅力であればそうなんだけど。
美声なのに寡黙に徹した岸田今日子。村社会でどれぼど警官が無能なのかを見事見せつけた三谷昇。霊媒師をリアルに演じた白石加代子(ちなみに長谷川真砂美に悪霊が憑いてからの声の吹き替えは白石加代子!)。個性派な役者さんたちの鬼気迫る演技も圧巻です。
DVD化は本当にめでたいですね〜!
・「予想を上回る凄まじさ」
大和田伸也と言えば、テレビでは『水戸黄門』の格さんを何シリーズも演じた人であり、真面目なイメージが強い。その他の配役も、鈴木瑞穂、小山明子、岸田今日子と、文芸映画かと思うような顔ぶれである。だからこそと言うべきか、普段は真面目な人が、文字通り何かに憑依されて、おかしくなっていく怖さがある。山本薩夫監督作品で演じた正義漢の印象が強い鈴木瑞穂までも、妄執にとらわれて無残な死を遂げる役なのだから、救いは全く無いと感じられる。ラストは、やり過ぎの感もあるが、カルト作品として名高い『女獄門帖 引き裂かれた尼僧』や野村芳太郎監督版『八つ墓村』も公開された年の映画、と考えれば、これで普通だったのかもしれない。
・「カルトムービー」
「エクソシスト」に始まるオカルト・ブームに乗って作られた1977年の東映の作品。その後、なかなかソフト化されなかったのでカルトムービー化しております。 30年前、劇場で見たときは、大変エロティックかつ怖い映画だという印象がありました。もう当時は泉じゅんが出てくるだけでエロいのですが(最初から全裸ですし)、村人たちに赤飯のおにぎりで体中を撫でられて着物がはだけたりして、それを上から撮っているので、今見ても相当にエロいです。村の因習やその恐怖の描写がいちいちエロにつながっているのが、とても魅力的です。まるで「見てはいけないもの」を見ているような興奮といいましょうか。恐怖とエロと田舎の暗部が見事に一体化しております。 ストーリーは破たんしているのですが(無理やり切ったためのようです)、話は分かりやすく、トントンと進んで次々と超常現象が起こるので飽きません。次々起きる怪奇現象の描写が最初から暴走気味。ラスト近くになるとますます暴走が加速して、だんだんバカ映画の領域に入っていきます。しかしこの後半の暴走ぶりが大変に面白いです。 この作品がDVD化されなかった理由は、「犬神筋」という現実にある差別を描いているうえ、大分という地名も出ているからと言われていましたが、天海祐希の「狗神」も四国ですが同じテーマを描いており、テーマだけで封印されていたのではないような気がします。別の理由があって自主規制されていたのかも知れません。大変に面白い作品なので、DVDになってとりあえずは良かったです。
・「一見の価値あり?」
なぜか長らく封印されて日の目を見る事がなかった作品がDVDで初登場。映画のタイトルは記憶にあるのだが内容はまったく覚えていない。差別的表現があったのか理由は知らないがこのように封印されていた作品が発売になるのは奇蹟であろう。ぜひ観たい(買いたい?)作品である。これを逃すとまた封印されるかも。急いでゲットしよう!
・「三島入門。」
私は三島の小説よりもエッセイが好き。私はこれで三島入門しましたが(10年くらい前)今でも引っ張り出して時々読み返します。
30年以上前に書かれたとは思えない斬新さ、屁理屈、小理屈、でも筋が通ってる。
この本を読んでいると、筋を通す勉強にもなります。
・「三島先生の最高傑作?!」
三島の作品では、エッセイもかなりの確率で大当たりです。とくに、「不道徳教育講座」。涙がでるほど、実は道徳的かも。お勧めは、トイレに置いておいて、一章づつチビチビ読んでいくことかな。なんでこんなにオシャレなヒトなんだろう、って感動します。
・「ユニークでおしゃれな作品」
小説も好きですが、彼のエッセイも大好きです。おしゃれで上品でユニークでありながら機知にもとんでいる文章でまったく古さや時代を感じません。感激です。不良を装っていても生真面目な作者像が感じられます。筋が通っていないようできちんと論理立ての出来ている不思議で素敵な作品だと思います。
・「頭のいい人の丁寧に書いた不道徳教育講座」
僕の読んだ最初の三島由起夫の本です。不道徳教育講座っていうあくまでもちょっと胡散臭くて、軽薄そうな題ですが、この本は決して馬鹿が勝手に気取って書いたありふれた偽悪的な本ではないのです。これは、すごく頭のいい人によって丁寧に書かれた文章の魅力がどんなものであるかを見せてくれるすばらしい味のある作品です。が、そうは言っても、エーリッヒ・フロムの書いた名作「The Art of Loving」みたいな本とは違って、題から醸し出されるニュアンスが読者になんとなく期待させる魔法的であり実用的でありそうなその何かを裏切ったりはしません。これこそが本当にこの本の読書を楽しくさせるところでありますが、この本の題は正にその内容をうまく代表しているもので、三島さんは、へたに悪を使って何か崇高たるものをいっているふりもしなければ、言おうともしないし、もの正直にいろいろなことについて道徳という観念に捕らわれることのない考え方の持ち主だけが考えられることをユーモラスに語っています。
この本を読んで、僕は新しい感覚を得た気がしてすごく嬉しかったです。本当にいろいろなことをこの本を読んで習いました。そして新たに教えてもらった分だけ、また別に新しい疑問が心のなかにできました。こんな本はそれほどおおくあるものではありません。そして文章の完成度も凄く高いのです。軽い主題を洒落た文章で気軽く書くのにもこんなに、賢くて、創造的な展開をみせて、文の密度と構造の素的さを維持できる三島由起夫さんは、なんだかんだ言ってもその文才と頭の良さは認めざるを得ない人物なのでしょう。
・「笑いたい人にお勧め。」
こんなに笑ったのは久しぶりでした!マンガのクレヨンしんちゃんぐらいに面白くて笑えます。笑いのツボが両者ともよく似ています。もちろん、内容は意外にも為になります。騙されたと思って読んでみてください。
・「裸だらけだが質の高い時代劇」
ひし美ゆり子、相川圭子、一の瀬レナ、城恵美、池島ルリ子らの女忘八者(忘八とは「孝、悌、忠、信、礼、義、廉、恥」の八つの徳を忘れたの意)が、吉原総名主(遠藤辰雄)の客分・明日死能(丹波哲郎)の元に結集→その場を立ち去り荒れ野を進む→そこで忍者風の敵(内田良平)と出会い戦う→敵に捕らえられる→明日死能に助けられる→外国人女(ダナ・ケイ)を拷問→仲間割れしてキャットファイト→総名主(遠藤辰雄)に説教されると言う上記一連のシーンは12分ほどだが、その間、女優陣はずっと全裸である。
また、新年のシーンでは20名ほどの全裸の女が総名主の前に揃って挨拶するなど、作品全体としても、ひし美ゆり子を含め、ほとんどの女優は着衣より全裸でのシーンの方が多い。
30年以上前の作品であるにもかかわらず、SOD も真っ青の演出である。また、しっかりしたセットや演技、豊富なエキストラなどのため、今見ても安っぽさ、拙さを感じない。
難点は、斬られて飛んだ首や腕が嘘っぽいのと、女優の前バリがところどころ映っていることだろうか。
CG が発達しヘア OK になった現在なら、本作品を越えるものが登場しても良いはずなのだが…。
・「見直しました、丹波先生!」
冒頭の斬りあいの演出も迫力あります。何と言っても丹波先生、貫禄もさながらチャンバラ上手い!明日死能、はまり役です。今西刑事、黒木警視、山本総理と並びます。
・「日本映画の隆盛をかいま見られる」
あの網走番外地シリーズを撮った石井輝男監督によるキワモノの一作日本映画に勢いと元気とエンターテインメントがあった頃の隠れた名作 迷作?
丹波先生が自殺願望のある凄腕の浪人をノリノリで演じているアンヌ隊員役で子どもに限らず世の男達を虜にしたひし美ゆり子が素っ裸で走り回るほら これだけでも観たくなるでしょ?
良くも悪くも 映画を作っていた人が 観る人を楽しませる心を忘れていなかった時代の作品ですから 観て損は無し
・「役者たちを魅了した小池原作映画」
私たちが子供のころ、お化け屋敷はチープだった。
遊園地の寂れっぷりがその場所へ凝縮したような異様な空間で、お化け屋敷として用意された建物内はサイケな照明がこれでもかと子供たちを直撃するし、閉塞感も暑苦しかった。
そして、お化け屋敷にはマネキンへ安っぽい手作りメイクをした幽霊や、熊だか犬だかわからない化け猫が、これみよがしに赤いペンキを垂れ流して「展示」してある。従業員が必死に演じるミイラ男を振り切って出口から外へ駆け出してくる子供たちは、大抵、ゲラゲラ笑っていた。
安っぽくて、暑苦しくて、笑いを誘う。石井輝男の監督した作品は、そんなのばかりである。
小池一夫原作の映像化作品は「子連れ狼」が有名。あの作品、原作を読んだ若山富三郎が自分を主役にしてくれと駄々をこねて、テレビ版の萬屋錦之介まで巻き込んで大変だったらしい。
この忘八武士道も、原作を読んだ丹波哲郎が自ら企画を持ち込んで映像化を望んだという。ちなみに、輸入盤のDVDには特典映像がたっぷり収録されている。東映なんかドーでもいいから、ファンならそっちを買ったほうがいいだろう。
早く続編の「さ無頼忘八武士道」もDVD化してくれ。
・「無意味だからこそ意味がある」
一般的な尺度から見れば、全く無意味で不愉快な作品であろう。予算的に非常に苦しい現場で、その安っぽさを更に強調するかのような演出を、わざわざやったとしか思えないし、なぜ丹波哲郎が強引に現れるのかも、わからない。しかし、この作品を一般的尺度で測ることや、意味付けしようとすること自体も、また無意味なのだろう。生きても地獄、死んでも地獄、そもそもテメェの人生とやらに何の意味がある。意味付けを拒否して意味を問う。これぞ石井監督流の「反意味」。
・「地獄って面白い・・かも」
鬼才すぎる鬼才石井輝男監督の作品。「地獄」なのでリアルな演出をする気はなかったようで、原口智生のチープでユーモラスな特殊効果が魅力的。現存する犯罪者たちのそっくりさんを登場させて結構真面目なつくりでした。丹波先生が登場するまでは・・・
・「おせちに飽きたら」
よく おせちに飽きたら〇〇と言う言葉がありますが、まさにそんな作品です。通り一遍の映画に飽き飽きしている方にはオススメです。愛すべき失笑、爆笑場面満載。さらに憎たらしい犯罪者をブチ殺す、溜飲が下がるシーンに拍手。最後は意味無くトップレスの女たちが拝みながら屈伸!
・「たっ!たまらんでしょう!」
たしかにB級とかC級とかの分類でしょう!だけど普通に それだけで片付けられる作品じゃないんス。ミョ〜〜〜な「味」! 例えば、みなさんそれぞれ食べ物にも好き嫌いはあるのでしょうが、いわゆる「珍味」好きにはたまらんでしょう(^^) 社会に対して訴えるような作品を作ったという感じがしないでもないのですが、そんなものは軽々と吹き飛ばす程の ショボイのに見入ってしまう映像インパクト(笑) ・・・・あのですね〜、誰でも「打てば響く」人ばかりではないはずですが、すくなくとも私には「脳震盪」が起きるほど響きました(笑笑笑)
・「友達にはすすめられません 」
最初から、どことなく怪しげなチープさがスゴイ!なんだかなーと思いつつ見ていくと、逆にハマルという複雑な映画です。小道具とか特撮は、はっきり言って破綻していますが、なんでしょう妙なリアルさもあるんです。ハリウッドの金をつぎ込んだ映画と比べても、インパクトでは勝ってます。友達のおかんの裸のような、見ないほうがいいけど見てしまうような映画とでも言いますか・・・。友達にこれ絶対見ないほうがいいよ!と見せたくなる映画でした。
・「異常性愛路線の集大成!」
ご存知石井輝男監督の東映異常性愛路線の集大成。「徳川女刑罰史」や「女猟奇犯罪史」はちょっとシンドイが、本作はより開き直ってマンガチックな演出を取り入れて、それまでのドロドロのイメージを突き抜けて一種爽快な域にまで到達していると思う。
奇怪な形状の自宅で、売春宿を経営する不気味な白塗りの与力の田中春男(大阪弁を使わない彼を初めて見ました)、何故か女囚に扮する由利徹と大泉あきらなど、あいた口が塞がらない見所満載だが、一番はやっぱりラストの小池朝雄と吉田輝男の二人の彫師が、長崎異人館で外人の少女たちをいたぶりながら繰り広げる「蛍光彫り物合戦」であろう。この想像を絶する見世物はバカバカしいのを通り越して、ある意味映画史に残る快挙と呼んでもよいだろう(笑)。あっぱれ石井輝男!してやったり石井輝男!そして必見です。
・「豪華絢爛、悪趣味大会」
もともとは、『プレイガール』の片山由美子の検索で入手を決意したのですが、それだけではなく、素晴らしい作品でした。ショッキングな女体逆さ吊り、目玉刺し、股さき、他、拷問シーンが次々と登場、また、当時らしく、洗練されてない「隣のお風呂屋さんから来ました」みたいな、おっぱいがぞくぞくと並びます。 緊張度の高い物語の中、由利徹と大泉滉がオバカに徹しているところには爆笑しました!! また、入れ墨とはいっても、サイケだったり、アールヌーボー風だったり、暴走族風だったり、けっこうめちゃくちゃで楽しませてくれます。
こういった『原色幕の内弁当』みたいな『画』はしかし、白熱したドラマを描くための、あくまで小道具に過ぎないような気がします。逆に言えば、道具立てが素晴らしいからこそ、鬼気迫るドラマチックな傑作となりえたのでしょう。 片山由美子、やっぱり美しいです。ものすごい役どころですけど。。。
●太陽を盗んだ男 ULTIMATE PREMIUM EDITION [DVD]
・「圧倒的なおもしろさ」
今から25年程前、私が見る日本映画は古い名作と言われるものだけでしたが、この映画を見て日本映画に対する考えが変わりました。ストーリーのおもしろさ(荒唐無稽だが)、音楽のすばらしさ。何より長谷川和彦という監督の映画をおもしろく作るという才能にたまげました。黒澤映画以外でこんなに面白い映画はめったにありません。
それにしても、長谷川監督は今どうしているのでしょうか?たしかこの後、劇映画を撮っていないのでは・・・。
私が大金持ちなら彼に映画を撮らせたい。
・「太陽を盗んだ男の極私的みどころ」
内容についての正統なレビューは既に先達が書かれているので、ここは個人的にツボに入ったところを挙げておきたいと思う。
1.昔の東京の様子が懐かしい この映画に限ってではないのだが、この映画の舞台となった四半世紀前の東京の情景や名称がやたらと懐かしい。電電公社、”○”に井の字の丸井のマーク、インベーダー、初代RX-7等々... あの時代の東京を知る人間は、この映画に出てくるあの時代の風景を見るだけでも楽しいと思う。
2.音楽が時代の雰囲気を醸す 『太陽にほえろ』『傷だらけの天使』等を手掛けた、ある意味70年代の音楽を代表する井上堯之の曲がとにかく素晴らしい。「歌は世につれ」という文句通り、この音楽があの70年代へと誘ってくれる。
3.完璧なスクリプト この映画の言葉の精度の高さや無駄の少なさという点ではほぼ完璧ではないだろうか。荒唐無稽で話のつながりや展開が荒い部分もあるが、DVDで何度も見ると、全ての言葉やシーンが有機的につながっており、この映画に引き込まれる要因としてこの緻密な脚本も大きく寄与していることが確認できると思う。チャプター11の最後、市川博士のセリフの英語字幕「If this was plutonium, it'd be a perfect A-bomb.With half the power of the Hiroshima bomb」は、日本人にとって実に生々しい、ヘビーさを感じさせてくれる。
理屈ぬきで観ても面白い映画だが、いろいろな見方で楽しむことが出来るという点でも、この「太陽を盗んだ男」のエンターティメント性はずば抜けている。まだ観てない人は一度観て楽しみ、出来れば何度も観かえして自分なりの見方を見つけて楽しんで欲しい映画です。
追記:先日サントラを購入。長谷川監督の言う「ハイだけどヘビー」を目指したこの映画に、この音楽が大きく貢献していることを再認識。カーチェイス時の虚無感、エンディング時の高揚感、そしてスタッフロールの余韻。全てが素晴らしい。
・「シャレにならないくらい秀逸な無軌道性」
友人に薦められて観た。主演「沢田研二」?、何かイロモノっぽいなあー。あまり期待しないで観たが、観終えた時、脳がヒリヒリして、1000本に1本の秀作と出会ってしまった時の、あの放心状態を久々に味わうことができた。職務に全く無気力な中学教師の学校での世捨てぶりと、プルトニウムを手に入れ、自室で原爆を造る段階の恐ろしい集中の度合いとの対比が、たまらなく面白い。湧き上がる衝動で原爆を完成させ、政府に要求を突きつけるまでの完璧なシナリオを実現できたにも関わらず、自分の要求自体が曖昧で、逆に「何をしたいのか分からない」という自分への問いを投げかけられる主人公。
主人公には「思想も目的」も無い。「衝動」だけがある。それは「この街はとっくに死んでる」と自ら見切りをつけた「神」からの、孤独で息苦しい「罰」でもある。
「街」の守り神である山下警部との対決も実に面白い。
思想無き現代人の「闇」を客観的に炙り出した秀逸なブラックコメディー映画としても、この作品は完成されている。
キャラとキャラの絡み方、俳優のハマリ具合、綿密なプロット等、あげればきりが無いが、本当に「命」を持った映画とは、こういうのを言うのだろうと思う。
・「長谷川和彦の新作を望む」
再評価されてすっかりカルトムービーとなった作品だが、今の10代の人達にも大きくアピールするのではないかと思う。1人孤独に部屋で原爆を作る主人公は、今では日本の大半の若者とオーバーラップする。彼らが絶対的な力を手に入れた時、やっぱり「ナイターを最後までやれ」というレベルに近い要求しかできないのではないかと思う。そして主人公の性の行き所のなさも極めて今日的だ。男そのものの菅原文太にも、女っぽい女、池上季実子にも惹かれるが、決して飛び込んでいけない。だからオカマ言葉で話したり女装したり、キスした後唐突に水の中に投げ込んだりするのだ。彼にとっての恋人は、原爆という「モノ」だけなのだ。しかしポランスキー作品のような壮絶な孤独を描くことも出来る題材なのに、どことなく温かみ・愛情があるのは長谷川和彦の資質である。やはり彼にもう一度メガホンをとってもらい、「浅間山荘」の映画を作って欲しいのだ。なお、本DVDは特典映像が素晴らしく、是非購入して欲しい。サントラも素晴らしい。
・「これが映画だ!」
この映画を初めて見たのが16歳の時。今、2003年。40歳になってこの作品を改めて見る時、当時と違った思いが駆け巡る。
この作品には全てが語られている。個人VS体制。自由VS権力。経済発展の中で埋もれていく人間の孤独。
結局、日本は何も変わっていない。当時のままである。そして当時からそうであったのである。
長谷川和彦はすでに暴いていたのだ。“国家”に教えてもらった“幸福”というものを・・・。
原爆という絶対を手に入れながら、自分が何が欲しいのか?何がしたいのか?それすらわからないという喜劇。他人に・・・、大勢に聞かないと自分の気持ちがわからない・・・。わからないのが、人に物を教える先生という悲劇。
そんなメッセージを控えめに発しながら全編に溢れるスピード感。ロケの臨場感・・・。アッというまの2時間半。これが映画だ!!!。
映画ってやっぱりこうでなくては。映画は娯楽と思うけど、人の心を動かす力を持っている。
24年も前に一人の映画人が発した熱いメッセージを感じよう。そして無上の2時間半を堪能しよう。
・「愛ゆえに」
美しき日本舞踊家元への愛の為に犯罪を重ねるガス人間を土屋嘉男が好演。東宝特撮の隠れたメインアクターたる彼のベストワークであり、本多猪四郎の最高傑作。そして大げさでなく、まるでギリシャ悲劇のように破滅的な結末を迎える、この異形のラヴストーリーに説得力を与えているのは、若き八千草薫の冷酷なまでの美貌なのだ。
・「本当の主役は後から登場」
形式上の主人公・岡本警部補が捜査を行っている序盤はやや退屈。しかし中盤、捜査中に少し会話しただけの一脇役と思われていた水野が真の主人公=ガス人間として名乗りを上げてから一気にテンションが上がっていく。他人を犠牲にしても自己の欲求を満たそうとする誰もが持ちうるエゴイズム。個々のエゴを抑制するための社会ルールを飛び越えていけるだけの力を持ったゆえの悲劇。不死に近い肉体、無敵に近い能力、そこから生じる空虚感、孤独感を埋めるために水野は落ちぶれた踊りの家元・藤千代を盛り立てることに己の存在意義を求める。(「君は僕をうんと利用すれば良いんだ」と言い切る場面は清々しささえ感じる)しかし水野が藤千代に貢ぎ肩入れするほど、二人は社会から孤立していく。ガス人間が対峙する敵は興味本位で劇場に押しかける群集に象徴される社会そのもの。本来、主役であるはずの岡本など彼の眼中には全く無い。最後は一時の勝利に喜ぶ水野に対し、その先の絶望を見ている藤千代が悲劇の幕を引く。結末の壮絶さたるや昨今の怪獣映画など全く比較にならない。
・「トールケースで再登場」
ようやく再販されますね。
これは凄い映画です。怪奇作品の体裁をとっていますが、実は誰からも祝福されない、悲恋の物語です。世界に類を見ない、特撮映画の最高傑作と言えるでしょう。
星いつつじゃ足りませんよ。この傑作を称揚するには。
・「テロップ的には・・・」
主役は三橋達也なのですが、三橋達也をあまり意識したことないですね。
・「かっこいい。」
小学生の時、年末にテレビで初見しましたが土屋嘉男氏のかっこよさにやられました。
・「遊び心満載のうれしい一枚」
タランティーノ監督の"キルビル1"を見た時、特に重要なシーンでもないのにやたら印象に残ったのが、あの真っ赤な空とミニチュアの飛行機。結構大勢の人が同じことを言っていました。なんか昔の特撮(SFXではない)映画みたいだなあ、と思っていたら、なんと元ネタが"ゴケミドロ"だったとは!
作品としては、やはりタランティーノが目をつけるだけあって(?)チープさがぷんぷん匂う60年代B級映画(いや、勿論おもしろいんですよ)で、特にこの時代のこういう傾向の作品にあまり興味のない方には向いていないかもしれません。私も最初購入をためらいました。もしこれが、本編と劇場版予告編のみのありきたりのディスクだったらちょっと失望したかもしれません。しかしこのDVDは特典映像満載、特にみうらじゅん氏のカウチコメンタリーは抱腹絶倒で、一度本編を見てからこっちを見ると二倍楽しめました。こんな作品(いや、勿論おもしろいんですよ)に、ここまでのこだわりを見せる人々の熱い熱気が伝わってくる一枚。マイナー作品はこうして売れ!というお手本のようなディスクです。
・「真野代議士役の北村英三は最高!あんなジジイになりたい」
ハリウッド映画が女子供にも分かり易いドンパチかなんかを立て続けに盛り込んで疾走感を出しているとすれば、この映画はギトギトな脂っこい人間性、気持ち悪い物体、救いようのない現象がテンポ良くボカンボカン暴発して、行ってはいけない方向に全力疾走しているような感がある。ジェットコースタームービーというより、首つりバンジージャンプ・ムービーって感じか。マジメぶった目的意識とか説教臭さがが感じられず、作品全体を貫くやけくそ感、アナーキーな感じが最高に格好いい。いや、作り手はそんなつもりでないのかもしれないが。恐竜とかサメに襲われるより、こんな人たちと一緒に遭難する方が百万倍いやだ。
・「吸血鬼ゴケミドロ」
子供のころ見てギョエー状態になり、以来思いで深い作品として記憶に残りましたが、そのころは、日野日出志の漫画「地獄の子守唄」のような、毒々しい色彩に満ちた、暗い終末的なホラーのイメージでした。ドス赤い空や、それを背景にした円盤の飛来は、時々夢に出てくるくらい印象にのこりました。現実に、大気汚染のひどい地域では、かなり毒々しい夕焼けが見られますが、落日のイメージと重なっているせいか、本当に「終末」というイメージの強い映像です。生き物のように地面を這って近づいてくる円盤に、人間が引き寄せられて入っていく場面も、サーモグラフィのような赤い光を背景にして、影となった人物が揺らめいて見えるのが不気味で印象的でした。その赤に対照的なのが、これまた毒々しい青みがかった銀色に輝く、流体状のエイリアン、ゴケミドロです。カウチ・コメンタリーでも指摘されていますが、取り付かれた人間のぱっくりとした額の割れ目と、そこから粘液状のゴケミドロが出入りする状況は、ちょっとエッチな感じもありますね。あの盛り上がった額の割れ目を、特撮班がコンドームを材料にして作ったというのには、笑えました。とにかく、ここまで(漫画的なくらいに)厭世感が強いと、醜い争いや戦争をして殺し合い、果ては核兵器で地球を巻き添えにして自滅してしまうかもしれない人類を、宇宙からやってきたゴケミドロが全滅させてもいいのじゃないか?という主張にも見えてきます。円盤群の飛来によって、地球の洗礼が行われ、人類のいない平和な(?)緑の惑星に生まれ変わる名ラストは、今見ても充分印象的でした。突っ込み満載のカウチ・コメンタリーは必笑です。「悪魔のいけにえ」なんかもそうですが、もともとこうした名(迷)画の楽しみ方は、ギャグとしても見ることができる点にあるのだと思います。
・「日本版「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」」
侵略テーマのSFとしては「サイン」を遥かに超える出来の作品。ジョージ・A・ロメロの中期作品を思わせるペシミスティックな演出が胃を締め付けるかのように作品のテーマを浮き彫りにしていく。特に金子信雄の人間の欲を濃縮したかのようなキャラクターには不快感を通り越して殺意すら覚える。すばらしい演技である。そして、バッドエンディングにむけ突き進むシナリオも、今日のマーケティング全盛の邦画では考えられないほどの完成度である。
画質はレーザーディスク版よりも鮮明、レストアにはかなりの労力が費やされたものと思われる。コメンタリーが与えるであろう影響への配慮も素晴らしい。DVDは各在るべし、というマイルストーンとなる1枚と言える。
・「SFホラーの最高傑作にして幻の作品」
このDVD、この時代の映画とは思えぬほど画質が鮮明です。音声は大音量で聴いた時、ちょっとごく一部に聞き苦しいところがありますが、気にならない範囲ですし、むしろこの時代の作品を復活させたことを考えれば、十分許容範囲です。
私的には「マタンゴ」と双璧をなす傑作です。でも、「マタンゴ」はよくTV放映もされましたしビデオ化されていたのですが、「吸血鬼ゴケミドロ」は作品中にとある描写があることからビデオやTVでも出ず、幻の名作となっていたのです。ともあれ、この作品は「ボディ・スナッチャー・インべーダー」系の作品としては世界最高峰のもののひとつ。
飛行機事故で山奥に取り残され、極限状態になった人々が織り成す人間模様が絶妙。飛行機に偶然乗り合わせていた殺し屋はおぞましいエイリアンに取り憑かれ、人間でないものへと変わり、生き残りが次々と殺されてしまいます。
そして人々はお互い疑心暗鬼に・・・人間描写が実にうまい。互いにエゴを剥き出しにする人間達の姿はとても現実感があり、見ごたえがあります。必死の逃走中、登場人物たちは無慈悲な現実のごとく、容赦なく酷い最期を遂げます。最後に生き残って、やっと町についた主人公を待っていた、さらに恐ろしいエンディング・・・。
ストーリー、演出等全てが抜群で、日本映画は現代の作品群より、この時代のもののほうが凄いと思えるのはナゼなんだろう・・・。私は洋画ホラーファンですが、この作品に太刀打ちできる作品は今まで洋画でもそれほど多くめぐり合ったことがありません。
ぜひ観てみてください。
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