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▼2008年アルバムTOP5(現時点):セレクト商品

ブラック アイスブラック アイス (詳細)
AC/DC(アーティスト)

「AC/DC節全開!」「デジャブ?」「8年待った価値有り」「しょっぱなから痺れた!!」「新しい感覚も織り交ぜた不変のAC/DC節ヘビーロック、200%パワーでカムバック!」


Un DiaUn Dia (詳細)
Juana Molina(アーティスト)


サードサード (詳細)
ポーティスヘッド(アーティスト)

「まさにCAN」「もう少しだけ、悪夢の続きを」「深く、深く……」「死にたくなる」「油断禁物」


Med Sud I Eyrum Vid Spilum EndalaustMed Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust (詳細)
Sigur Ros(アーティスト)

「夢から覚めてもなお」「静かな爆音好きは買い」「やられました・・・」「降りてきた」「最高傑作!!!!!」


Day & AgeDay & Age (詳細)
The Killers(アーティスト)

「多彩に広がり、際立つthe killersサウンド」「前2作を踏まえた意欲作。」


Narrow StairsNarrow Stairs (詳細)
Death Cab For Cutie(アーティスト)

「安心して聴ける」「期待を裏切らない無印良品」「(・∀・)オ〜ホホ〜」「the indie pop/rock.」「意外な展開」


We Started NothingWe Started Nothing (詳細)
The Ting Tings(アーティスト)


セイント・ディンフナセイント・ディンフナ (詳細)
ギャング・ギャング・ダンス(アーティスト), XXXチェンジ(その他), ホット・チップ(その他)


SANTOGOLDSANTOGOLD (詳細)
サントゴールド(アーティスト), トラブル・アンドリュー(アーティスト), スパンクロック(アーティスト)


Modern GuiltModern Guilt (詳細)
Beck(アーティスト)

「予想外にグッド」「ベック00年代の代表作」「驚き!凄い!いい!」「引き算ではない。圧縮というシンプルさ。」「ベックのロック」


ドンキードンキー (詳細)
CSS(アーティスト)

「今年最大のマスト・アルバム」「試聴だけで判断しないで!!」「大人びた(^ω^)」「これが噂の」「音楽的進化と個人的な感想とのギャップ」


美しき生命 【通常盤】美しき生命 【通常盤】 (詳細)
コールドプレイ(アーティスト)

「初Coldplayに感動」「まいりました。。」「今のスタンダードとして」「ドラスティックな変化」「・・・」


ジュークボックスジュークボックス (詳細)
キャット・パワー(アーティスト)

「ヴォーカルに凄く味わい有り」「けだるく、うれしい」「オリジナルな悲しみ」「今は自分のいいたいことを言うし、そうすることを恐れてもいない・・。」「ウーマン・レフト・ロンリー」


コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリーコンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー (詳細)
ザ・ラカンターズ(アーティスト)

「これはスゴイ!ジャック・ホワイトの才能爆発!!」「いやはや、トンデモなく楽しくてオドロキのアルバム・・・、脱帽!」「21世紀ロックのマスターピース。」「迷わず買いだよ」「彼の様な存在はロック界にとって貴重すぎる」


YES YES VINDICTIVEYES YES VINDICTIVE (詳細)
オペレーター・プリーズ(アーティスト)

「勢いありますねぇ」


The Hawk Is HowlingThe Hawk Is Howling (詳細)
Mogwai(アーティスト)

「マクロ と ミクロ」「5曲目なんか楽しくすらなる」


ハローハロー (詳細)
トリスタン・プリティマン(アーティスト)

「ジャケ買いオッケーですよ!」「かわいいわ〜」


Oracular SpectacularOracular Spectacular (詳細)
MGMT(アーティスト)

「久々のジャケ買い大当たり」


AccelerateAccelerate (詳細)
R.E.M.(アーティスト)

「現役最重要バンドのパンキッシュなアルバム」「どうしてこんなに元気が良いんだろう!」「ヘッドバンギングだって出来そう」「勢いのあるアルバム」「やっぱり凄かった。」


暗闇のごとく現れ、白い陽炎のように去りゆく暗闇のごとく現れ、白い陽炎のように去りゆく (詳細)
バウハウス(アーティスト)

「あまりにバウハウスらしいアルバム」「白く浄化された世界」「確かにバウハウスなんだが」「あえて書きます。これは駄作だ!。出すべきではなかった!。」


アンチドーツ(解毒剤)アンチドーツ(解毒剤) (詳細)
フォールズ(アーティスト)

「ジャケット以上の衝撃」「体ではなく心踊された」「マス・ロック通過後のポスト・パンク」「脳細胞が踊る!」「まさにAntidotes」


Sleep Through the StaticSleep Through the Static (詳細)
Jack Johnson(アーティスト)

「大事な友達と過ごしているときに」「アットホームなJack Johnson」「温かい歌声」「のんびり行こう、地に足つけて」「本当に癒されます」


1919 (詳細)
アデル(アーティスト)

「大袈裟ではなく…」「19歳とは思えない」「今adeleを聴かずして何を聴くのか?」「チェィジング ペイヴメンツ」「おそまきながら一聴惚れです・・・」


Music for an Accelerated CultureMusic for an Accelerated Culture (詳細)
Hadouken!(アーティスト)

「こういう系統のアーティストは初めてでしたが・・・」「すごくイイじゃんねー。」「最高」「名前に騙されちゃダメだ!こいつらはヤバい!」「マイスペ世代の新人類?参上!」


セイント・ジュードセイント・ジュード (詳細)
ザ・コーティナーズ(アーティスト)

「<覚悟感>の良さがイイ。」「まるでベテランのおじさまバンドのよう…」


▼クチコミ情報

ブラック アイス

・「AC/DC節全開!
AC/DCのアルバムは、どの曲を聴いてもAC/DCらしさを感じさせてくれ、ファンを満足させてくれてきた。今回のアルバムはそれはもちろんなのだが、さらに、全曲がどう聴いてもAC/DCの曲でありながらバリエーションに富んでいて、楽しめる!ライブでやったら大合唱まちがい無しの曲が多いのが、その理由かも知れない。ここ最近のアルバムではライブで演奏される曲が少な目の傾向があったが、このアルバムからはライブの定番になる曲が何曲も出るのではないでしょうか。アンガスとマルコムのギターの音も、クリフのベースの音も、フィルのドラムの音も変なエフェクトなしに、クリアに自然に響いてきます。ブライアンのボーカルもパワフルそのもので、何の不安もありません。「最後のアルバム?」なんて宣伝コピーは全くもって不要でしょう。

邦題については賛否あるようですが、自分は「ギター殺人事件」でハマったので問題ないです。これまでには「素敵な問題児」「ロック魂」など、名邦題がいくつもありますからね。まぁ今回のは少しやり過ぎの気がしなくもないですが…でもレコード会社のプロモーションへの力の入れ方は、未だかつてないほどだったのでファンとしては満足です。(やり方は別にして)今まではほったらかしな感じがありましたから…この勢いで来日公演を実現させてほしいものです!!

・「デジャブ?
初めて聴いたアルバムなのに何年も聴き込んだような感じがするのはなぜだろう?「悪魔の招待状」以来のファンですが、この時代に戻ったような感じがします。また、何度聴いても飽きがこないのはAC/ACの凄いところです。このアルバムを聴いてAC/DCを知った新しいファンにはぜひ昔の作品も聴いてもらいたいです。どこを切ってもAC/DC節ですよ。また、当時のファンだった人、相変わらずのサウンドなので安心してお聴きください。邦題の「悪魔の氷」というのも何だか80年くらいの彼ららしくてナイス!

・「8年待った価値有り
前作、前々作は楽曲の魅力の乏しさから数曲に救いを見いだしていましたが、本作は楽曲良いです。アルペジオ、スライドギターなど使い「オッ」と思わせて貰えます。8年ぶりなので16曲というボリュームも◎。ギター、ヴォーカル、サウンドプロダクション、楽曲、全てにおいて最高のものを提供してくれたのではないでしょうか?。邦題、ブックレット等もレコード会社のAC/DCへの愛情と本作への意気込みの現れだと微笑ましく思います。是非多くの人に聴いて貰いたいです。

・「しょっぱなから痺れた!!
いや〜もう最高ですよ、このバンド。ここ2〜3作品は彼らにしては大人しすぎて「あと一歩!」って感じだったけど(でも好きだけどね)これは最高。

・「新しい感覚も織り交ぜた不変のAC/DC節ヘビーロック、200%パワーでカムバック!
骨太ギターにハイトーンボーカル。重厚かつ軽快なリズムでノリノリのハードロック!チョー気持ちいい!プロデューサー・ブライアンオブライエンの手腕でしょうか、ブライアンのボーカルが絶好調で前面に押し出され歌メロがしっかり曲を形作っています。全体的にクリア&クリスプなサウンドで、ドラムスもフィルラッドの特徴を生かした心地よいハイハット音とケツから響いてくるような低音がとても心地いい。クリフウィリアムスのベースも相変わらず100%ダウンピッキングで押しまくりです。「おおっ」と感じるのはアンガスのリードギター。ところどころに新しい感じのオブリガート風なオカズを取り混ぜています。アンガスはインタビューで、常に新しいサウンドにチャレンジしていると言っています。Big Jack とか Any thing Goes にその一端を感じました。スライドギターの採用もおもしろいです。何となく、ゼッペリンの In my time of dying(確か…)に似ているけど。インタビュー映像では歳はとっても衰えを感じさせないヤンチャな永遠のギター小僧が健在だと安心しました。キースリチャーズ的な境地でしょうか。しかし、なんと言ってもマルコム神様のリフ攻撃が最高!単純明快なようで実は微妙な小細工がリズムギターに深みと幅を醸し出しています。また、クリフと共同作業のコーラスは絶妙です。特に「ウォー!マシン!」のコーラスはシビレる!もしかしたらこれはアンガスの声かもしれないですね。A面・B面的に言えば、前半はライブ向けのシングルカット的曲が多く、後半はブルーズ調ありスローテンポありドライブBGMにピッタリな聴かせるサウンド。Decibel みたいな曲が必ずAC/DCのアルバムに入っているのが嬉しいです。楽しめること間違いなし。絶対買って聴いてください!邦題については批判が多いですね(笑)。でも、名づけたくなる気持ちは分かります。ビデオクリップではいい感じで歳を取った元気な姿でした。長いライブツアーが始まりますが、円熟のステージングを披露してくれることでしょう。来日が待ち遠しいです。

ブラック アイス (詳細)

サード

・「まさにCAN
自分は過去2作をとても気に入っていますが、普段Hip Hopなど聴かないので、その音楽的なルーツに関しては分からずに愛聴していました。でも、今作はその音楽的な背景がとてもよく分かります。ジェフが70年代クラウトロックからの影響を語っているのは知っていましたが、まさかこれ程顕著に影響を感じるとは驚きです。曲としては1.Silence, 3.Nylon Smile, 4.The Rip, 6.We Carry On, 8.Machine Gunですが、特に3、6、8にそれが顕著です。特徴としては初期クラウトロックのカンの乾いたスネア音と単一コードのギター、ノイのハンマービート、クラスターの単調ノイズ音などでしょうか。3.などはボーカルが男性であればカンの楽曲といってもよい程です。また、全体としてはそれだけに終始せず、間にアコースティックな曲を挟んでくるのでバランスがとれていると思います。個人的には、PILがメタルボックスで同じくクラウトロックの影響に言及していたものと近いものを感じます。ジェフとジョン・ライドンは同じ英国音楽オタクとして、似た感性があるのかも知れません。双方同じ音楽の影響の基、過去に類を見ない楽曲を作り上げました。このレヴューを読んで気になった方はぜひカンの「Tago Mago」、ノイの1st、初期Clusterなどを聴いてみてください。感性が合えばとても気に入るはずです。

・「もう少しだけ、悪夢の続きを
彼らの世界は誰にも超えられない。彼ら自身にも。そう思わせるくらい、1st・2ndはともに凄まじい作品だった。耽美で憂鬱な空気がヘッドホンから漏れ出し、聴くたびにその世界に浸れた。しかもそのあと驚いたことにライブアルバム「PNYC」を発表。彼らの世界はスタジオのみに存在するものではないことを証明した。

そして10年が経過。あまりに彼らの不在期間が長すぎたので、新作が出ても過度の期待はしないつもりだった。しかしこうして届いた「THIRD」はどこまでもPortisheadのままだ。どれだけBPMが上がろうと高揚させることのないドラムサウンド。津波のように徐々に水かさを増してすべてを飲み込んでしまうギター。寒い日に降り付ける雨のように容赦なく体温を奪っていくボーカル。その音像はまるで、誰の手も届かないところに作られた繊細な砂の城。彼らの時計は止まったままでいてくれた・・・・・・?いや、ちがう。完成された世界に時間など存在しない。彼らは知っている、自分達が築き上げた世界がどの時代にも無視されないことを。

以上、素人評論家の語り調で書きました。10年待たされたみなさん、その不安は一曲目で吹き飛んだから安心していい。初めてPortisheadに触れるひと、コレが気に入ったら過去作も聴いて欲しい。

・「深く、深く……
ポーティスヘッド、久しぶりの新作は、これぞ!……というか、以前にも増して、暗い……このバンドは好き嫌いが別れます。SILENCEで怪しげに幕開け。HUNTERではメランコリックに。NYLON SMILEは黒く暗く……つまり共通項は「暗い」です。全てを引きずり込もうとする闇の引力は健在。ずるずると引きずりこまれて、1時間強、抜け出せません。それでも暗闇はどこかあたたかくて、落ち着きます。

たまには孤独に浸るのもいいと思います。

・「死にたくなる
ポーティスヘッドってこんなに暗かったっけ?ってくらい唯一無二なダークさで重い。それが『ダミー』とかとは時代を経て音が良くなってる分、そのダークが直で入ってくる。良い意味で一番死にたくなる音楽。

・「油断禁物
パソコンをしていたり、本を読みながら聞いていると「おいっ!」とばかりに効果音が入ってきて、ついつい手を止めて聴き入ってしまう。油断禁物である。この作品はとても暗い。真っ暗で不気味だ。たまに光が差すのだがそれは美しくも一層不気味さを増す。しかしそこははとても魅力的で何かを求めるでなく、何度も足を踏み入れてしまう。この世界観は唯一無二といった感じ。私は当分この作品を聴き続けるだろう。

サード (詳細)

Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust

・「夢から覚めてもなお
かねてからメンバーが告知していた通り、今回の新作は今までになく「アコースティック」な仕上がりだ。おなじみの轟音ギターや凝った細工を施した幻想的な音はかなり鳴りを潜め、ナチュラルなギターにピアノ、管絃楽器やパーカッションの数々が響き合っている。何より印象強かったのは、今までは楽器のひとつのように音の波間を流れていたヨンシーの声が「ヴォーカル」としての立ち位置をはっきりとさせていたこと。音同士が共鳴して溶け合うようなお得意の加工も少なく、演奏全体が骨太になった印象を受けた。なだれ込む轟音にこっそり隠すように光らせていたポップセンスも最大限に引き出されていて、シガー・ロスの作品としてはかつてないほどRock&Popsとしての強い力を持つアルバムである。

その分、これまでの作品に特徴的だった夢うつつを漂うような雰囲気はあまり感じられないように思う。初めて聴いたときは、幸せな夢から覚めてしまったかのような肩透かしを食らったのも事実である。しかし、シガー・ロスの音楽が持つものは、決して一辺倒の手法でしか表現できないものではないということが、このアルバムで証明されたようにも感じ取れた。これまでの夢うつつから飛び出してもなお、彼らの生み出す音楽には素晴らしい世界が確かに広がっている。ジャケットにあるような晴れやかな開放感と喜びに満ち満ちた世界が、力強く刻まれているのだ。

まどろまずとも、自分たちの生きる世界はこんなにも美しいのだと、教えられたような気がした。この作品が「転機」となるのか「異色」となるのか。いずれにしろ、彼らの長く続くであろう音楽活動における偉大なマイルストーンとなることは間違いない。

・「静かな爆音好きは買い
大筋 Takk... です。最高です。ついつい音量がUPします。私は音楽にメッセージ性なんか一切求めないタイプなんでその辺は他の人に任せます。

純粋に音に感動します。Sigur Rosをリアルタイムに聴けて幸せです。

・「やられました・・・
インパクトの強すぎるジャケットに惹かれ、何の予備知識もなく店頭試聴してすっかりやられました。冒頭からいきなり繰り広げられる、美しくも疾走感あふれる壮大な展開に、まさに圧倒されました!そうかと思えば今度は祈りにも似た心洗われる穏やかな楽曲がゆったりと流れていく・・・聴くたびに新しい感動が押し寄せます。なお、輸入盤はCDの盤が紙ジャケにむき出しで突っ込んであるだけなので取り扱いにはご注意のほど。

・「降りてきた
それは例えていうなら天使である

アイスランドの天上人/Sigur Rosによる5thアルバム。キラキラと軽やかに、有機的な音因子が弾けるオープニング・トラックは、さながらAnimal Collectiveのようなフリー・フォーク。打ち震えるストリングス/チャーミングな各種器楽の音色がこれまでになく強く前面に立ち現れ、Sigur Ros独自の世界へと無邪気にじゃれついていく。階段を駆け上がるようにブラスセクションが上昇するTr.4"Vid Spilum Endalaust"は、GY!BEの"storm"を思わせる華やかなインパクト。アイスランド語と造語(ホープランド語)を交えて幻想的に蕩揺たう前半部から、高速のマーチング・ドラムに乗って高らかに舞い上がる後半部へと展開する10分間の"Festival"で大きなクライマックスを描く。アルバムはそこから一気に静謐さを増し、リリカルなピアノ・フレーズやアコースティックな器楽群、それと睦み合うヨンシーの美声を中心に、時折オーケストラルな彩りを添えつつ終着点へと緩やかに落ちていく。

サウンド・プロダクションとしてはこれまでになく大胆に変化を取り入れているはずなのに、トータル感覚的には前作・前々作にあったようなドラスティックな転換要素を感じなかったのが不思議といえば不思議。他に比べるものの無い独自の世界の中で、無理なく変化していくバンドの姿がハッキリと見える。

・「最高傑作!!!!!
まだ今年も半年残ってるけど、もうこれ以上の作品は出ないって断言したくなるくらいスゴい!もともと素晴らしいバンドだったけど、今作はほんと神懸かり的です。ある意味ポップで聴きやすい作品になっているけど、過去の作品を水で薄めたようなものになっていないところに確実にバンドの成長がうかがえます。今までのファンの人はもちろん、ちょっと敷居が高そうでって敬遠してた人もぜひ。

Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust (詳細)

Day & Age

・「多彩に広がり、際立つthe killersサウンド
2ndと比較すると明らかにギターは控えめで、その分シンセなどエレクトリックな要素が増している。しかし、だからといって1stにおけるニューウェイヴ的感覚に回帰したわけではない。シンセは、1stのようにシンセありきという使われ方ではなく、洗練されたテイストとしてより効果的に用いられているし、いわゆるロックギターが鳴りを潜めたからといっても、そのダイナミズムはさらに壮大になった世界観とエモーショナルなグルーヴとして、深みを増すとともに重層的に鳴っている。

それゆえに、ブラスにパーカッション、そして溢れるアイディアを恐れずに取り入れた楽曲が驚くべき多彩な広がりを見せる一方で、その音楽性がより明確になり、the killersサウンドが焦点化されたように感じられるわけである。

ブラスがグラマラス度を高める1、ディスコティックな4、80年代後半の成熟したポップテイストの9、ユーモラスなコーラス6などの新機軸にさえ、結局は「新しいのにやっぱりthe killers」という印象が強く残る。もちろんポップなメロディが全編を通して冴え渡り、多彩な楽曲に対応するbrandonの表現力も素晴らしい。

これまでの実績と新しい要素が絶妙にリンクし、それがポップなメロディと揺るぎ無いグルーヴのもとに見事な融合を果たした大傑作と断言できる。

・「前2作を踏まえた意欲作。
1stと2ndをちょうどよく調合したような素晴らしい作品だと思います。グラストンベリーのトリで演奏したのは伊達じゃない!!

個人的に好きな曲は#3のSpaceman。私見ですがこの曲にアルバムの全てが集約されているように感じます。

Day & Age (詳細)

Narrow Stairs

・「安心して聴ける
素晴らしい。初聴から苦痛無く最後まで通して聴ける素晴らしく完成度の高いアルバムだ。

こんなアルバムに仕上がっているのは、おそらくバランスが最高に良いからだろう。攻める所は攻め、抜く所は抜く。癒すところは癒し、楽しませるところで楽しませる。そんなバランスの良さをこのアルバムからは感じる。しかし、ただ単にバランスが良いだけではない。ここにはDeath Cabらしさという"アク"が存在している。

M1は、静かに始まったかと思うとクライマックスでこれでもかと言わんばかりに音の攻撃を加え、最後に肩透かしを食らわせるかのように静寂で〆る。曲としての完成度も高いだけでなく一曲目の役割も果たす、素晴らしい導入曲だ。M2はピアノが涼しさを煽る心地よいロック。ノリも良い。M3ではアップテンポと曲調から楽しさを感じる。M4は個人的にお気に入りで、"Cath"という歌い方に寒気を覚えた。M5はひたすら"静"だ。そしてM6の楽しさがその"静"から綺麗に繋がる。さらにM6からM7へと繋がるわけだが、この繋ぎが素晴らしい。M7は癒しと言って良いだろう。M8は哀愁漂う、これも又素晴らしい癒し曲。こんな曲は滅多に無い。M9では再びテンポをあげ、M10がアルバムが終わりに近づくことを知らせる。M11はM5のようにひたすら静。

今作はDeath Cabをまったく知らない人もすんなりと受け入れてしまうであろう本当に完成度の高いアルバムだ。何故このアルバムの日本版が同時発売でないのか、不思議に思う。

・「期待を裏切らない無印良品
今までよりも少しアッパーなポップの方向に変わったという前評判を聞いていたので多少不安を感じつつも購入。

結果は大満足!!確かにいままでより明るい雰囲気を感じなくも無いけど、芯の部分は全く変わってない。以前からのデスキャブファンにはほとんど抵抗無く受け入れられるんじゃないかな?

デスキャブらしさは今までのどのアルバムをも一貫して貫かれていたし、同時にどのアルバムも他とは違うキャラクターを持っていた。

今回のアルバムももうひとつのデスキャブの側面。ただそれだけだと思う。

極めてデスキャブらしい、素朴で、ポップで、でもじつは練りこまれてる、良心的な音楽。

・「(・∀・)オ〜ホホ〜
USインディー界の重鎮デスキャブの通算六枚目、メジャー二枚目のアルバム。3年ぶり。

毎回良いアルバムを作るUSインディのアーティストは多い。彼らは作品ごとに極端に変化したりすることは少なく、ともすればマンネリに陥りかねないところを絶妙なセンスで防ぎ、良曲を連発する。デスキャブもまた、そういうタイプのバンドの代表であろう。今作も大変質の高いポップソングがずらりと並ぶ。

今作の特徴としては、前作では控え目だったバンドサウンドに回帰したことだろうか。彼らの作品中では『Photo Album』のポップさや『Transatlanticism』の雄大さなどに今作のサウンドは近いのかも知れない。しかしそれらと今作の間の大きな違いは、前作『Plans』の繊細なアレンジがバンドサウンドに盛り込まれながらも、音自体がやや太くなったことだろうか。M2では珍しく太いベース音のループが曲をリードする。また、曲によって音の奥行きを使い分けることに拘っているようにも思える。

あと、前作ではなりを潜めていた轟音ギターも、今作ではしばしば効果的に登場する。幾らかエモっぽい部分が復活しているのだ。まあ事はそんなに単純でもないか。

まず、M1,M2と壮大な曲が続く冒頭。とりわけM2はその壮大すぎるイントロに彼らの今作における意気込みを感じる、スケールの大きい楽曲となっている。

この二曲の神々しい感じからM3で一気にポップになる。妙に歯切れの良いサウンドだが、ギターの音などはポストロック通過後といった風な奥行きが感じられて美しい。その後ゆったりとしたサウンドの曲が続く。この辺りは『Transatlanticism』にも共通する広大な風景が広がる。そしてM9。これ、デスキャブ全曲中でも、『The Sound Of Settling』にも勝るとも劣らない、完璧な3分ポップである。可愛らしいギターが勢いを増し、爽やかに疾走する。サビのボーカルの上昇が非常に心地よい。

その後、民族チックなリズムから壮大に展開しながらも何故かブツッと切れるM10と、少ない音でしっとりと歌われるM11でアルバムは幕を閉じる。

個人的には後半にM2レベルの壮大な曲がもう一曲欲しかった気もするが、それでも十二分に満足できる、流石の一枚と言える。ここから次はどのように変化するのか、早速だが楽しみでもあるし、少し心配でもある。

・「the indie pop/rock.
 シアトルはベリンガム出身の4人組み、death cab for cutieの6th album。 リリースはcdではatlantic recordingから、lpはbarsukから75枚目。

 これまでの作品では、"emo"や"indie"、"mellow"なんてキーワードが際立っていたけれども、今回は特に"indie- pop/rock"色が強く、「楽しさ」という感情が顕著でもある、意外なヒトにはちょっと意外なalbum。 特にe.p.として先行リリースされていて、albumでも軸となっている"I will possess your heart"は、4人によるノリの良いバンドセッションが長く続いたあと、芯のしっかりしたbenのvocalが入り、alternative rock的な展開を見せつつも、やはり従来のindie-popらしさも感じられる良作。

 dcdfcでは、benの紡ぎ出すメロディーや優しい声と、chrisによる端麗なプロディース・アレンジと、nickとjasonによる調子の良いグルーブが互いに相互作用し合い、とてもオーガニックで耳馴染みの良い音楽が作り上げられます。 ここまで普遍的でありながらも心に響かせる音を出せるのは本当に素晴らしいと思います。彼らはイイ音楽しか作れない特別な存在なのですかね。

 chris walla氏のソロと合わせて聞きたい1枚ですね。

・「意外な展開
サマソニ08に彼らが出ると聞いて、今年参戦するか否か迷っている訳ですが、そんな私の背中をそっと後押ししてくれる要因になる事を願って、このアルバムを買ってきました。

Narrow Stairs (詳細)

Modern Guilt

・「予想外にグッド
アートワークを見て、ついにベックも老け込んじゃうのかな〜なんて妄想してましたが、とんでもない。キャリアの過度期に素晴らしい作品作ってくれました。

確かにより一層地味です。時間も短い。でも、その枯れた感じがいい方向に進んでる進んでる。タイトルトラックなんて、オシャレでかつ政治的かつハミングが泣ける音楽かつちょっとラップ、という、まさに彼にしかできないようないい仕上がり。

童顔な美男子は年取ると残念になる、って定説はベックには当てはまらないですね

・「ベック00年代の代表作
まずは35分足らずの収録時間。もう少し聴きたいという聴き手の飢餓感を煽るかのような短さは昔々のアナログ盤時代でも割と短い部類に入るのでは?しかも10曲ぴったりの収録曲数にも何がしかの意図を感じる。

どういう経緯でプロデュースを引き受けることになたのか不明だが今旬な(?)デンジャーマウスをプロデューサーを起用するあたりは嗅覚が鋭いと言うべきか。余分なデコレーションをことごとく排除し、結果として完成した本作は『オディレイ』の呪縛から解き放たれたと確信させられる、00年代のベックを代表する傑作です。

・「驚き!凄い!いい!
ベックの作品を購入するのは、実はこれが初めて。全体に派手さは無いが、グイグイと引き込むこの人の魅力と一体何かを考えつつ、ここ数日すっかりヘビーローテーションのCDに加わった「MODERN GUILT」。味のあるヴォーカルはいうに及ばず、ベックの強さとはやはり音楽性の幅の広さなのでしょう。ロック・ジャズと多くの音楽要素をしっかりと吸収した玄人肌のセンスと楽曲の良さは、思わず魅了されずにはいられない。無駄な音は省きシンプルな音作りが、リスナーを飽きさせず、裏切ることがない作品に仕上がっている大きな要因なのであろう。

・「引き算ではない。圧縮というシンプルさ。
タイトでクール。その奥からヒシヒシとしたテンションが伝わってくる傑作。

殺気と気だるさが異常なテンションで閉じ込められている。このアルバムに”削ぎ落とされたシンプル”という言葉はふさわしくない。

膨大な情報を一気に圧縮したかのようなシンプルさがここにある。

前作インフォメーションでやっと自然体に解放されたBECKの音楽(情報)を、一気に圧縮したのがこのアルバム。

情報量はそのままに、演奏時間は約半分。BECKが試みた実験はとても刺激的だった。

もともと多種多様な音を盛り込む手腕に長ける彼だからこそ活きる手法に違いない。

次回作が早くも楽しみになりました。BECKはやっぱりすごかった。

・「ベックのロック
全体的にビートが重たい。それなのに思わず体が揺れてしまうようなロック。ちょっと聴いただけではオディレイやミッドナイトバルチャーズと同じミュージシャンだとは思えないほど茶目っ気がない。純粋にかっこいい。だけど無性にやるせなさが漂っている。質感的にはメロウゴールドとインフォメーションを足して2で割らない感じ。34分という短時間な内容も、インフォメーションからの情報過多な現状への反骨精神かも。これがベックのロックか。

Modern Guilt (詳細)

ドンキー

・「今年最大のマスト・アルバム
特に頻繁に外盤をチェックしてるわけでない女の子達からパーティー中に「cssかけて!」とよく言われるようになった去年くらいから、「これはマイスペ世代のビースティーボーイズ!」と確信して待ち焦がれたセカンド・アルバム。しかも内容完璧。たぶんあちこちのセレクトショップのBGMとしてもかかりまくるはず。

一聴して他のニューレイヴ・バンドと違うのはドラムの絶妙な音色とタイム感。前作の「alala」や「off the hook」など一聴普通の女性オルタナロックのように聞こえるが、実際繋げてみると完璧なBPMと繋ぎやすさがある。(キックが無い部分、イントロのギターノイズや曲中のブレイクまで実際にはピッタリ四分打ちの尺で入ってる)。所謂打ち込みを導入したダンスロックバンドの曲が、実際に原曲のままダンストラックと繋げると違和感を感じるのとは好対照に、オルタナロックな音なのに「フロアの足が止まらない」のだ。これはたぶん計算ではなくて、日常的にダンスとロックの両方のパーティーに足繁く通い、ごく自然に身についた「センス」なのだろう(ライヴだとハシリまくってるけど)。ポップ・アイコンであるラヴ・フォックスの存在の陰になっているリズム隊が実際には他バンドのリミックス等手がけてるらしいが、彼らの感覚は新しいと思う。

このアルバムは、そうした絶妙なタイム感はさらにアップしながらも、1曲1曲のメロディーがわかりやすく立っていて、本当に全曲シングルカットできそう。2008年型ニューレイヴに流行中のちょいシンセファンク(プリンス?)な音色が全編これみよがしに鳴ってるが、これが効果的なキャッチーさを生み出してる。ブックレットの写真の充実度も考えると、対訳付きの新譜国内盤としては、お買い得(ジャケの見映えはアナログの方が良いが、写真や歌詞がついてない)。

ボーナストラックの先行シングル・リミックスもこれぞザ・2008年!というサマーフィールなシンセが効果的な出来。cssはいつもシングルのリミックス人選といい、ジャケットのデザインといい(真四角の変形8インチシングルとか)ついつい集めたくなるアイテムが多い。ここから何枚シングルカットされて、どんなジャケット、どんなリミキサーでくるのか今から楽しみ。

・「試聴だけで判断しないで!!
待ちに待ったCSSの新作だが、試聴した時正直購入するか迷った。前作のような面白さがなく、ただのガールズバンドのような音になっていたからだ。結局購入したわけだが今言えることは試聴だけで判断しないで、と言うこと。結構試聴して購入を断念した方が多いと思うが、聴いていく内にどんどんはまっていく面白さが今作にはある。はじめは直立不動でもいつの間にかダンシングしているでしょう。

・「大人びた(^ω^)
前作ほどのインパクトは無いですが、前作にはなかった何かか感じられます!!!聴いててすごいスッキリしました。このアルバムは聴けば聴くほど味が出てきます\(^o^)/正直、このアルバムを買って後悔した人はCSSの本当のよさをわかってないです!!!!

・「これが噂の
CSSですか。

前作をあまり聴いておらず、期待して聴いた本作。悪くはないです。でも特筆すべき点がありません。

ロック寄りになるというのは情報として得ていたのですが、音は割りとカッコイイ。だけど、何度聴いても、眠くなる。なぜだろう。

話題以上に「普通」だと思うのは、私の聴き方が足りないのか、本当のよさがわかっていないのか。

曲がつまらないと書けば、多くの批判を浴びそうなのですが、そう思いました。

・「音楽的進化と個人的な感想とのギャップ
僕と同じような感想持った人いると思うので、3周程度の試聴後の意見書かせて下さい。さっそく感想ですが、なんというか、普通になっちゃったなーという印象です。具体的な変化としては、1stは1つのリフ、リズムで引っ張る曲が多かったのに対し、音数、音圧、展開が増えて、構築的な曲の作り方になったということだと思います。もっとも、構築的な曲作りではあるけれど実現できなかったという方が正しいのかもしれませんが。僕のような1stの、拙いからこそ生まれたあの絶妙なゆるいファンク感が好きだった人は気に入らないと思います。まあそんな感じの方は試聴するなり御一考を

ドンキー (詳細)

美しき生命 【通常盤】

・「初Coldplayに感動
基本的にUK ROCKはあまり聴かないのですが、ここまで雑誌やメディアでパワープッシュされたら聴かなくては!!と思ってしまうのがミュージック・ジャンキーの性。

初心者の意見をしばし。

さて、(1)はアルバムの印象を指し示すかのようなイントロダクション。壮大かつ爽やか。(2)は心音を思わせるバックグラウンド。はじめは静かに・・徐々に盛大に。(3)は「We Will Rock You」を思い出させる。聴いていて自然と身体が動くんです!!(4)はピアノ弾き語りのバラード!!と思わせておいて序盤から曲調が一変!!(5)の「Lovers in Japan」てFunには嬉しいですよね。爽やかでドライブに最適。(6)は少しスパニッシュテイストですね。入りの静けさがまたいい感じです。(7)はタイトルトラック。ストリングスが良い。明るい中に壮大な感じ。(8)はノイジーなギターサウンドの上に、美しい歌声。このギャップが同じ曲に有るのは凄いと感じました。(9)は「Swing」ということでJazzっぽいサウンドかな・・と思っていると、気がついたらアジアテイストな楽曲に。(10)は本編ラスト。これがまた・・。

すべてを通して聴いた感想。

「生命の誕生から終焉、輪廻転生」を描いたのかなぁ・・と漠然と感じました。あくまで個人的に感じただけなので、その辺は個人個人の捉え方があると思うので。

でも、このサウンドに出逢えて良かった!!

そう思える作品でした。

追伸:ボーナストラックの「Last!」のALTERNATE VER.は良い!!

・「まいりました。。
コールドプレイを売れているから、という理由だけで毛嫌いする人がいるが、音楽を純粋に好きな人でこのアルバムを嫌いな人なんているのだろうか。それだけの圧倒的なクオリティーとロマンが詰め込まれたアルバムだと思う。

前作は決して駄作ではないが、正直アルバムとして散漫な印象があり消化不良な感は否めなかった。今作も曲ごとに様々なアプローチはしているのだが、前作と違い音の細部まで消化されている印象をうけた。

前作と今作を経てコールドプレイというジャンルの音楽を確立したように思う。これは本当に凄いことだ。今回表現に取り入れていた中近東あたりの音楽との相性も非常に良く、更なるステップアップを期待してしまう。

今年も様々な音楽を聴いてきたが、メジャーバンドとしての圧倒的な実力を見せつけられた1枚だった。反グローバリズムの流れを受けてか、最近は音楽でもインディー的”外し”のニュアンスとセンスをもったバンドが注目されているが、このように真っ正面からメジャーであることと勝負しているコールドプレイの音楽はなんて力強く、潔く、心に響いてくるのかと感心させられた。これからますます貴重な存在になっていくのではないかと思う。

特定のジャンルやスタイルではなく、”音楽が好き”という人は聴いて損しないアルバムだと思います。

・「今のスタンダードとして
最近のUKロックに、自分は正直懐疑的な部分があります。ロック史を塗り替える期待の新人!!などと煽っておいて、結局アルバム2枚だして失速、なんていうお決まりのパターン。皆さんもいくらかのバンドが頭に浮かぶのではないでしょうか。勿論その中にもいいものはあるし、自分の好きなアルバムもある。しかしそんな作品に総じて言えるのは「ちょっと考えすぎなんじゃないかなあ」という残酷な印象を抱く、という点です。考えてみればあと2年ほどで終わってしまうんだなあ。2000年代は中々に難しい年代だった。90年代と比べて、正直新しい「なにか」が開拓された、という実感はない。再発見の年代ではないかと思う。ロックの原初的なダイナミズム、ナマのギター音を大事にする価値観。かつてのロックを現代にあうフォルムをもって復活させよう、という年代。様々なアイデアが登場したし、様々な傑作が生まれた。しかしそんな中で、ことさらに誰もが素晴らしいとうなずけるような凄い音楽をやろうよ、という価値観をもったバンドがあまりにも少なかったのではないかと思う。もう分かると思いますが、コールドプレイはそんな中で、上記のような価値観を持ち、多大な支持を受けたほぼ唯一のバンドなのではないだろうか、と感じます。

他の方もおっしゃるように、このバンドの立ち居地は、様々な識者から「不毛の時代」と罵られた80年代におけるU2と近いものがある。初期においては「時代性を感じられない」と批評家から批判をうけたこのバンド。今になって思えば批評家さえもロックの目先の先鋭化に踊らされていた部分があったのではないかと思えてなりません。彼らの音楽はそれこそビートルズからから始まるUK(US)ロックのヒストリーにおけるエピソードを、すべて血肉化していかんとする、すさまじく広いスケールを持ったものだと思う。小手先のアイデアなんて必要ない。特に今作においてはそう感じる。アルバムを重ねるごとにドンドンアイデアが豊かになっていくけど(前作の要素をまったく削いでいないのも凄い)、今回においては「ホットさ」が加わった。まさにタイトルどおりの人間同士の魂のふれあいを感じさせる、一種のコンセプチュアルを感じさせる名盤となっています。歌詞がとてもわかりやすいのもポイントで、自分でも邦訳無しでギリギリ内容を理解できる。誰にでも、いつの時代にでも、彼らはアピールしたいのだろう。それは誰にでも出来るものではない。素直に偉大なる資質と才能と言えると思う。こういうバンド、絶対必要だ。

自分はうっかりこのアルバムの発売日を忘れてしまっていたんだけど、i-PodのCM観てたらいい曲が流れてきて、よくよく聴いてみたらそれは彼らの曲でした。そして思わずCD屋に駆け込んで買ってしまいました。こういう音楽との出会いをもっとしたいよね。ちなみに前作も全く同じパターンだった(笑)。スタンダードないい音楽を聴ける素晴らしいバンド。サマソニでもきっと「誰もが」盛り上がるでしょう。

・「ドラスティックな変化
brian enoプロデュースに「ヒスパニックの影響」という前情報から想像されるような、サウンド面における劇的な変化はないが、過去3作で培われたメロディセンスがenoの荘厳で美しく官能的ですらある音使いと絶妙に融合することにより、聴く人の心を鷲掴みにするような、人の心に直接訴えかけるような力強さを獲得していることは間違いない。表面的な変化ではなく、むしろより根源的で激烈な、いわばドラスティックな変化を遂げたと言っていいだろう。

10曲中5曲が、静から動へまたは動から静へと展開する、1曲中に2つから3つのスタイルが同居するような曲で占められているのがアルバムの特徴である。それらに取ってつけたような違和感がなく、陰影に富むサウンドがごく自然に展開し、アルバムとして非常にまとまりが感じられるあたりはenoの手腕によるところが大きいと思われる。

静と動を揺れ動きながら展開するそのサウンドに、静寂と喧噪、光と影、あるいは歓喜と悲哀を投影し、それらがこのアルバムのテーマである「生と死」のように連綿と連なり、ラストのdeath and all his friendsから、再び冒頭のlife in technicolorへ回帰していくという濃密な世界観は、ただひたすら圧巻であり、このような壮大なテーマに取り組み、そして見事に描き切ったcoldplayの実直な姿勢とともに大きな感動を呼ぶ。

混沌の中に神聖な美が宿る、そんな1枚の絵画を見る思いもするアルバムだ。

・「・・・
私はミュージシャンではないので、細かな技法や知識は知りませんし、評価できません。

しかし、このアルバムに一生のうちで出会えた事は、本当に良かった。

そう思わせてくれた作品。

色々な人がこの作品に色々言うのだろうけど、心の底からそう思います。

美しき生命 【通常盤】 (詳細)

ジュークボックス

・「ヴォーカルに凄く味わい有り
Cat Powerそしてヴォーカルのショーン・マーシャルのことは一切知らず偶然試聴して一聴して気に入り購入しました。1曲目でシャーデーがビートの利いた曲を歌っているみたいと思いましたが、やはりちょっと違いますね。シャウトしないナチュラルな歌い方だけれど、とても哀愁というかソウルを感じます。所々でみられる残響音とでもいうのでしょうか、これが彼女の声と相まって独特のムードを醸し出しています、レトロ調というのか、これが、けだるくも内面をとつとつと吐露するかのようなヴォーカルによく合っている気がします。妙に後を引くというか、心に余韻を残すような効果を生んでいると思いました。色々なビッグネーム達(そのジャンルの広さにもビックリ)のカヴァー曲がほとんどですが、彼女の言うように単なるカヴァーアルバムと思わないというか、思わせない仕上がりです。自己に向きあい様々な葛藤を過ごしてきた彼女の心とそのつど同調してきた歌を通して、まるで独り語りのように彼女が自ら表現したいものを表現しており、それが染み通ってくるかのようです。オリジナルもとても印象に残りました。ちょっと(曲によっては)オルタナカントリーを思わせるところがあるとライナーノーツにありましたが、私もそう思いました。

・「けだるく、うれしい
朝日新聞の音楽時評を見て初めてCat Powerを知った。ビッグネームのシンガー達の曲のカバーで、どれも原曲を聴いたことあるはずなのに不思議に、そのオリジナルの方を思い出さない。こっちがオリジナルじゃないんですか、ってそんな感じがするのは、一つのCDの中で、トータルにCat Powerの世界が作られているから、自然の流れとして彼女の曲として、すっと入ってくるのかな。

あぁ、このけだるくハスキーな声がいいわぁ。休日のお昼に風呂に入って、ビールを飲んでちと酔ったかな。だるいなぁ。気持ちいいなぁ。と、そんな気分になりました。

・「オリジナルな悲しみ
音楽っていうものは本来的に個人の「感傷」に力点を置く表現なんだと思う。言葉を持たないで音そのものの最先端を求める音楽もあればどこまでも能天気で軽薄な音楽もあるから一概には言えないけど、フォークやブルースなどの伝統的な保守音楽はギター一本からでも伝えられる個人性の濃さ故に、その傾向が極めて強い。 父親のレコード・コレクションから知ったビリー・ホリデイや彼女が敬愛するボブ・ディランなどの往年の名曲をキャット・パワーことショーン・マーシャルが歌ったカバー・ソング集。ライブでもカバー曲をやることが比較的多いようだが、彼女はこのアルバムをただのカバー・アルバムとして受け取って欲しくないという。ここにある感傷は別人が洩らしたものだが、これらに寄り添いながら人生の潮流を経験してきた自分のそれと重ねることのできるリアルな感傷なのだということだろう。確かに、そうでなければ自然な状態でここまで真に迫った歌い方はできないはずだ。ノド元を焦がしながら這い上がってくる悲しみは、本物だ。このアルバムがただ大好きなだけの音楽のイミテーションや単なる寄せ集めというカバー・アルバムにありがちな陥穽に陥っていないのは、そこの部分の意識が何よりも強いからだろう。というか、人の楽曲を歌うことが多い彼女だからこそ、カバーという行為はそうでなければ意味がなかったのかもしれない。解釈から唱法やアレンジに意識、とにかくどこまでもオリジナルな一枚。

・「今は自分のいいたいことを言うし、そうすることを恐れてもいない・・。
タイトルは、ライナーノーツにあるショーンさんのお言葉。一曲目のどっしりしたドラム、それに重なるベースとオルガンの確かさ、あきらかにいままでのアルバムと違います。ショーンさんの歌声も、輪郭がはっきりとして、なにかを訴えかけるようにこちらを見据えています。

・「ウーマン・レフト・ロンリー
を聴いてください。孤独感をこれだけ甘美に歌えるなんて

ジュークボックス (詳細)

コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー

・「これはスゴイ!ジャック・ホワイトの才能爆発!!
 ホワイトストライプスのジャック・ホワイトと、USインディシーン屈指のメロディメイカー、ブレンダン・ベンソンを中心とした4人組バンド・ラカンターズのセカンド。日本盤待ちきれなくて輸入盤を買ったんだけど、いやはや、これは参った、凄すぎだよ!

 ストリングスやホーンにピアノ・オルガンといった様々な音を重ね合わせたバラエティかつオリジナリティ豊かな楽曲には、各楽器の音色に60〜70年代の古き良き“クラシック・ロック“の香りを漂わせつつ、特にギターソロに顕著なように、現在進行形というか、最先端のオルタナ・ロックの煌き・閃きも兼ね備えており、まさにお見事の一言。いや、もはやロックという範疇では括れない、優れた音楽だね。一聴するとキャッチャーなメロディのようでいて、実はかなり複雑な、一筋縄ではいかない構成の楽曲ばかりなのに、それを感じさせない確かな演奏力も素晴らしい。

 御大J・ペイジをして「現代最高の天才!」とまで言わしめたジャックの才能が、B・ベンソンと切磋琢磨したことで、ここに爆発したんだね。ツェッペリンが目指した“ロックの未来”を、ジャックが引き継いで、僕らを夢の桃源郷に誘っているようだ。いやいや、もはやツェッペリンを引き合いに出すまでもないね。ストライプス同様、今後も目が離せなくなったなぁ。

・「いやはや、トンデモなく楽しくてオドロキのアルバム・・・、脱帽!
主要な楽器の音色に60年代後半から70年代前半の香りが目立つようには思うけれど、も〜とトラッドな顔もひょいひょい出てくる。しかし、メロディーラインやアレンジは極めて高いオリジナリティーにあふれ、聴く方は意表を突かれてばかり。

演奏技術は極めて高い。Dsはジャストと後乗りをキッチリたたきわけ、“ブリブリ”Bとのコンビネーションは(同じバンドだっていうから、当たり前だけど)バツグン。ファズ全開のぶっといクラビネットやOr、酒場っぽいPはホント泣けてくるし、Gは見事に変幻自在でオルタナ、ブルース、トラッドが自然に同居。たとえば5「The Switch and the Spur」、マリアッチ風のラッパがGとリフユニゾンして、これがキマってしまうなんて・・・、こんなバンド初めて。

そしてなによりVoの魅力的なことったら、ないね。ラスト14の「CarolinaDrama」、ゼッタイ難しいよこれ、歌うの。それを軽くこなしてしまうのは、ジャックでしょうか、技術以上にその歌心に感動・・・。

共作のブレンダンと二人、その才能には脱帽するばかりです。とにかく、ロック好きならすぐ買ってみましょう。体験しないとわかんないですよ、この楽しさとオドロキは。

・「21世紀ロックのマスターピース。
ラカンターズの2ndは通常の手続きをすっとばしてアルバム完成後わずか3週間で発売となったために、日本盤は当然追い付かず発売は輸入盤よりかなり遅れての発売となってしまった。おまけにボートラはバンドの意向で無し、日本盤を買うメリットは歌詞と対訳だけだがこれがつくかどうか。ちなみに輸入盤のブックレットに歌詞はなかった。

さて、待ちきれない僕は輸入盤を買いましたがこのアルバム、いやぁとんでもない。ジャックの才気がほとばしりまくり、曲はロックの中にブルースやカントリー、ゴスペルやソウルやマリアッチやパンクまでがとぐろをまきながら極めてポップにグルーヴしながら突き抜ける。どの曲も完成度は高くよく練られている。曲の良さやアレンジのセンス、演奏力などとにかく際立っている、凄い、どの曲もアドレナリンが出まくりだ!

ジャックはよくZEPやジミー・ペイジをひきあいに出して語られるが(渋○さんとかね)、このアルバムはZEPより完全にストーンズだと思う。それも「メインストリートのならず者」のストーンズだと思う。さまざまな音楽をぶちこみながらストーンズの一本筋の通ったタフなグルーヴでまとめてみせたロックの金字塔。ジャックとラカンターズはたまたまストーンズと同じ方法論と同じレベルの才能とエネルギーで音楽に向かい、結果かの金字塔にせまるかのような傑作をものにしてしまったのだ(言いすぎですかねえ…)。ジャックはさしずめ一人ジャガー・アンド・リチャーズである(やっぱり言いすぎですか?)。ラカンターズには完全にまいったである。特にジャック、疑いようもなく現代最高の才能である。

・「迷わず買いだよ
1曲目を聴いて度肝抜かれた。

前作には物足りなさを感じたが、今回は間違いない。

必聴!!

・「彼の様な存在はロック界にとって貴重すぎる
何よりも驚くのが、このアルバムが3週間で作成されたという事だ。ジャック・ホワイトのギターを聴いていると「ギターってこんな音が出るんだなぁ」と本当に驚かされる。テクニックが二の次になりがちな昨今の風潮からすれば、彼の様な存在はロック界にとって貴重すぎる。

一曲目の表題曲「Consoler Of The Lonely」からエンジン全開。鋭いリフとテンションが高まっていく絶妙のアレンジ。二曲目の「Salute Your Solution」も強烈リフとリズムのバランスが最高。

ただし、リフとリズムの組み合わせだけにならないのがこのアルバムの凄いところ。

バンドとしての演奏力の高さ。本来、当然であって然るべき当たり前の技術が当たり前以上に備わっているからこそ、このバンドの存在感は圧倒的なものなのである。

コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー (詳細)

YES YES VINDICTIVE

・「勢いありますねぇ
シングル、「ピンポン」をかじり聞きして、ギュッと惹かれてしまい、リリース情報確認してみました。昔のガールスクールみたいな、パンキッシュで、しかもさわやか?!なコーラスありと、なかなかいい感じでした。

YES YES VINDICTIVE (詳細)

The Hawk Is Howling

・「マクロ と ミクロ
ずっと好きです。毎回ちょっとずつ違う、けどまぎれも無くモグワイ。今回もいいです。

モグワイの音像はなんというか、抽象的な心像風景のような気がしていました。ロードムービーを見ている様な気持ちでいました。車窓から見てるというか。

だけどこのアルバムを繰り返し聞いてみると、もっと具体的で確信的な音であるように思いました。打ち込み、ギターのフィードバック、鍵盤。 ちょっと新しい。

一聴すると今までのモグワイ節。目を閉じて、音に身をまかせて揺らめいていると、大空を飛びながら、大地を見下ろし、空気を切り裂きながらゆっくり大きく旋回している鷹の様な気持ちになりました。だけどある瞬間にそれまでの景色が一変して、もっと近くに、はっきりと何かを見た様な、確認して理解した様な、そんな気がしたのです、、、。ただ静から激動へというんじゃなくて。

分かり難いですね,,,。

それがなんだったか、何かものだったか、獲物だったのか、はたまた誰かの気持ちだったか、何か概念のようなものだったのか、、。未だ分かりません。それぞれでしょうから、、。

ミクロからマクロへ、一気にズームインする瞬間!! 僕はそれを感じてしまいました。1000メートル上空から、野原に遊ぶウサギを発見し、一気に急降下して、鋭い爪でがっちりと捕らえた!もしくは逆説的に上空から、何か大きくて強いものが飛んで来て、ぐっと掴まれた。ような。きっとこれはバンドも意図しているに違いない。一音一音が意思によって磨かれている。

若いときには気がつけない。きっと、、。若いときには鳴らせない。音。もうすぐアラフォーな、僕。毎日悩みのつきない、煮え切らない、一歩進んで一歩半下がる的な、、僕。そんなもろもろを包むと言ったら大袈裟なんだけど、少し持ち上げて、世界はそんなもんだ。とフォローアップしてくれる。メルトダウンしてくれる。僕に取ってこれはレディオ ヘッドのIn Rainbowsと似た、究極のカンフル剤だし、癒し。(大嫌いな言葉だけど)聴くたびに深度を増し、明瞭度というか、視界が深くクリアになる。そんな感じ。湛然に塗り重ねられた音だからこそ、感じられること。

・「5曲目なんか楽しくすらなる
こんなにも聴きやすいmogwaiは初めて!!今までmogwaiはちょっと身構えないと聴けないところがあったけど、今作は本当に気楽に聴ける。mogwaiにこの言葉を使うのはかなり勇気がいるが、ポップになった、と言ってもいいかもしれない。

しかも全くmogwaiらしさが損なわれていない。sigar losも新作で開かれた方向にいき、それなりに成功したが、mogwaiの進化は大成功!!

Rock Action,Mr.Beast と並ぶ、もしかすると超える名盤です。

The Hawk Is Howling (詳細)

ハロー

・「ジャケ買いオッケーですよ!
前作がサーフ・ミュージックの波に乗り大ヒットを記録した彼女の2作目。今回はロンドンでの録音だったようで、プロデューサーはジェイムス・モリソンを手がけた、マーティン・テレフェ。そのせいか、全体的にはねるようなリズムとスウィング感がとても好印象な一枚。もちろんカントリー、ブルージーな曲もあり捨て曲無しの完成度です。それにしても作曲能力の高さに驚かされます。ウェストコーストサウンドがベースでしょうが、実にポップでこれはサーフ・ミュージックの枠に押し留めて評価されるようなものでは無いでしょうし、まして売れ線ということで毛嫌いしていては本末転倒。アメリカの正統なポップとして充分な魅力があります。この日本先行版は2曲のボーナストラックが収録されており、これまた2曲とも素敵です。特に最後の「Hummingbirds」はちょっと不思議な旋律が魅力のシングル級の1曲。おススメですね。あとジャケのキュートかつお洒落さはすでに名盤の風格、惚れます。。。

・「かわいいわ〜
オレは、ほぼジャケ買いでした(^^)可愛いんだもん(笑)

1曲目「hello」とジャケットだけで充分です!!可愛いし(笑)

2作目のジンクスという言葉もありますが、彼女のこの作品は、1枚目を遙かに凌駕する力作だと思います。

聞いててハッピーになれる曲ばかり詰まってます★絶対、買いでしょ(^^)

ハロー (詳細)

Oracular Spectacular

・「久々のジャケ買い大当たり
 ジャケが怪しい、バンド名も意味深、デイヴ・フリッドマンによるプロデュース、フレーミング・リップスを彷彿とさせる云々といった、USインディ風に吹かれない自分としては見た目と一連の宣伝文句に一抹の不安もあったんだけど、これはかなり素晴らしい。サウンドがカラフルに際限なく広がっていく印象を与える一方で、しっかりポップスとしてのツボは押さえてある。リップスより世界観絞れてて入りやすい人が多そうだし、今年のサマソニで目撃した人は既にクセになってるかも。

 当初はジャケからPOP GROUPのようなポリリズムめいたサウンドというか、不法集会的なポスト・ロック(今でいうとGANG GANG DANCE)のようなものを想像してたけど、(センスの無い直訳をすると)「神託めいた超大作」というシニカルなタイトル通り、こいつら凄い皮肉屋だなっていう風に思えます、PV見ると。今後に期待大

Oracular Spectacular (詳細)

Accelerate

・「現役最重要バンドのパンキッシュなアルバム
初めて聴いた時正直言葉を失った。キャリア28年今回で14作目となるアルバム。これだけ期待を裏切ず、安心してCDを購入できるロックバンドも少なくなってきた。

やはり初めから出てくる音が違う。前作「AROUND the sun」と比べてかなりロック色が強い。1994年の9作目「MONSTER」以来のテンションの高さと言えるかも。

トータル34分という短さながらひたすらパンキッシュでメロディアスでもある。

歌詞の面ではアメリカ政府と社会情勢に対する怒りとやるせなさが中心になってる。マイケル・スタイプの切々としたボーカルがよりリアリティさを増している。

最近は中々買う気になるロックアルバムがなく、そんな中このR.E.M.とLENNY KRAVITZは安心して買えた方だと思う。28年現役でまだここまで見事なアルバムを作ってしまうあたりやはり別格だと感じる。

・「どうしてこんなに元気が良いんだろう!
第一印象は、VOTE FOR CHANGEでの敗戦が尾を引いている内省的な前作とは、かなり違った雰囲気で、曲が進んで行くうちに、おっ、おおっ、おおおっ〜という感じ(ちなみに良い意味)。彼らにはまだこんな良い曲を作れるパワーもスキルも残っていたのか、と感心するような楽曲がズラリと並んでおり、どの曲もライブ受けしそうな予感。特にシングルカットされた曲は、歌詞はマイケルワールド炸裂といった感じで、結局何が言いたいのか良く分からない感じはありますが、それがREMの魅力のひとつだし、ギターイントロからまるで新人バンドのような元気さがあるし、その上クオリィティが高く、とても中年バンドの新曲とは思えません。インタビューを読むと、今回でもしも思い通りのアルバムが製作できなかったら解散しようという話があった程、精神的にも追い込まれてまさに背水の陣で臨んだアルバムらしいけど、その意気込みが正当に反映されている印象を受けます。いろんなことが有ったし、アメリカは未だに病んでいるけども、その上で俺たちの2008年はこんなに力強いんだぞ…という久しぶりのREMからの反撃の一枚です。

・「ヘッドバンギングだって出来そう
興味はあるけど、なんとなく手が伸びないバンドでしたが、プロデューサーが気鋭のジャックナイフ・リーだったので購入してみました。

事前情報だけだと、50手前になって、以前のエネルギーを失ってなんとなく手詰まりになったのでとりあえず原点回帰して激しくしてみましたみたいな印象だったのですが、これは本気ですね。本気で激しいですね。

バキバキのギターに突っ走ったリズムの曲ばかりで爽快感があります。かと言ってスローナンバーがおざなりになったという事はなく、こちらも素晴らしい出来です。特にUntil The Day Is Doneは素晴らしい。11曲34分と短めの構成なので、まったくだれないのも良い感じです。

今までR.E.M.を聴いた事がなかった人をも一発で引き込むエネルギッシュなアルバムです。

・「勢いのあるアルバム
11曲、35分という短い内容ながら、彼らの充実振りがビシビシ伝わってきて、圧倒されます。リッピングして携帯プレーヤーで聞いていますが、1曲目と2曲目の曲間が短くて、思わずこのアルバムの世界に引き込まれてしまいます。またタイトル曲の陰影のあるハードネスにも思わず心が揺さぶられ、あとは勢いで最後まで聞き通せます。前作の「アラウンド・ザ・サン」の枯れた味わいから一転。彼らの中での揺れ戻しかもしれませんが、あの終末感が嘘のように、はじけたアルバムです。たぶん「モンスター」あたりと比較されると思いますが、「モンスター」に比べて、ディストーションが深くない分、素の音が前面に出ています。どちらがいいかは好みの問題でしょう。私はこちらの方が全然好ましく思いました。ある意味、行き詰まりを感じていた彼らの音楽ですが、今回の揺れ戻しを境に、次回以降どんな方向性に向いてゆくのかが非常に楽しみです。こういう試行錯誤を日常の中で行って、見事な成果に昇華してゆくという点で、やはり非凡な存在であることを再確認しました。それにしても、マイケル・スタイプのボーカルは秀逸、オンリーワンの存在です。

・「やっぱり凄かった。
『UP』以降、曲もセールス的にもどんどん渋くなっていって、一抹の寂しさを感じていましたが。

復活です。ロックしてます。セールスと質の高さは直接関係ありませんが、ビルボード初登場2位という結果は純粋にうれしいです。

先行シングルの「Supernatural Superserious」をはじめ、『Green』の頃を彷彿とさせるようなポップナンバーが目白押しです。

そしてマイケル・スタイプ。年を取っていい声になりました。今が一番いい声じゃないでしょうか。

迷ってる人は「買い」だと思います。

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暗闇のごとく現れ、白い陽炎のように去りゆく

・「あまりにバウハウスらしいアルバム
私にとってバウハウスが衝撃的だったのは、そのサウンドをバラバラに分解して聞いたとき稚拙ともいえるワンフレーズが融合し奇跡的なまでにアーティスティックな曲の骨格が生まれそこにメンバー個々の思想とピーターの存在感が刻まれた、唯一無二のバンドだったことだった。

二回の再結成をはさんだとはいえ、最後のオリジナルアルバムからは、25年もの月日が流れている。

しかし、しかしである。このバンドはまったくブレることなく、自分達の最良の部分だけを抽出してそのキャリアにふさわしいアルバムをここに作り上げた。

最初の2曲を聴いただけで私は体がふるえて涙がでるほど感動した。

・「白く浄化された世界
バウハウスとの付き合いはもう10年くらいになる。最初聞いたとき暗く意味がサッパリ解らなかった。しかし聞きこむとまさにデカダンだと思えてきた。あれから数年、またもや暗黒大王のCDが発売された。しかもラストアルバム。もう出さないと言っていた。今回のアルバムは真っ白な世界。今まで黒かった世界を浄化するため白くしたとメンバーは言っていた。多くのビジュアル系バンドはバウハウスをベースとして活動してきた。このアルバムを聞いてこれからの世代のビジュアル系バンドはどう変化していくか?楽しみだ。

・「確かにバウハウスなんだが
私にとってバウハウスは今でも世界一のバンドの一つである。で、この4人が集まったから確かにバウハウスなんだが、うーん…やっぱり違う。個人的な意見だが、やっつけ仕事に感じる。これなら本作をリリースする意味があったのだろか?という疑問が浮かぶ。個々の演奏や、彼らのシングルのB面っぽい曲調は昔と変わらないんだが、当時感じた緊張感が感じられない。これはもう、バウハウスを終わらせるためにリリースした作品としか感じられない。これをバウハウスの作品として世に出したのは残念に思えてならない。

・「あえて書きます。これは駄作だ!。出すべきではなかった!。
十数年ぶりのオリジナル・アルバム。発売を心待ちにしていた。だが、その反面「内容的に大丈夫なのか?」と言う猜疑心も持っていた。収録曲は再結成ツアーの合間をぬって製作されたものらしい。当初は発売に消極的だったとの話もある。

暗闇のごとく現れ、白い陽炎のように去りゆく (詳細)

アンチドーツ(解毒剤)

・「ジャケット以上の衝撃
もともと、効果的なコーラスとツボを押さえたアレンジにより、グルーヴ重視のスタイルとエキセントリックで個性的なボーカルにしては、意外なほどポップな感触がある面白いバンドではあったが、この1stアルバムに至り、そのポップ・センスにさらに磨きがかかったように感じられる。しかも、彼等のアート志向をうかがわせる、どちらかといえば前衛的ともいえるクールかつ理知的なブラスの大幅な導入と、美しさすら感じさせる鍵盤類による繊細な音使いが、アルバム全体に鮮烈なインパクトを与えるととともに、各曲の輪郭を際立たせた結果として、ポップにビルド・アップしたように感じられるのだから、やはりこのバンドは只者ではない。一方、無駄なく絶妙の間で鳴らされる有機的なグルーヴには、相変わらず微塵の迷いもなく、むしろ重厚さとしなやかささえ加わっている。性急で硬質なビートということになれば、どこか味気なさや物足りなさが付き物だったり、何より最近ではそれ自体に食傷気味でもあるのだが、彼等の有機的グルーヴとソリッドかつ幻惑的な眩い音空間、そして全体としてのポップな感触には、他に類を見ない存在感がある。奇妙なジャケットに負けず劣らずユニークで刺激的である。

・「体ではなく心踊された
ニューレイブを謳うバンドの奏でる音がことごとく自分の好みではなく、さらにこのCDの帯には”踊れるロックの決定版”のキャッチコピーが。素通りしてしまいそうな要因が沢山ある中それでも手を伸ばしたのは、ジャケットやフォトから発せられる異質さに惹かれたからです。そして彼らの音楽世界はそれらのアートワークに似て、何となく違和感を感じる不思議で刺激的なものでした。確かにノリは良いのですが、やや無機質で冷たい質感の音色も相まって、あまり享楽的な印象を受けません。明るいのか暗いのかどっちつかずの不安定さが心地良いです。個人的には体を揺さぶるのではなく、じっくり聴きたい一枚。

・「マス・ロック通過後のポスト・パンク
英国ではネクスト・クラクソンズと呼ばれているオックスフォード出身の5人組。フランツ・ミーツ・ブロックパーティと呼ばれていますが、共通している点はダンサブルなビートだけだと思います。

基本的にかなりビートの効いた演奏を聞かしてくれます。でも、かなりカテゴライズしにくいです。アフリカンビートからマス・ロックまで幅広く内包している感じ。

一方でメロディはフランツほどポップではありませんが、けっこう分かりやすいです。リフよりもカッティングのブレイクやキメで聞かせるタイプ。キーボードやら管楽器など音数もけっこう多いです。

かなり雑な表現になってしまいますがニューウェーブ・リバイバル〜ニューレイブ〜マス・ロックという流れのそれぞれの良さを掬い上げ、一気にシェイクした感覚。

ビートの効いたミュージックをエクレティックにしています。新人ながら、すさまじい雑食性です。

踊りたい人、バスドラの音が死ぬほど好きな人にオススメ。また意外に分かりやすいので、UKロック好きにもオススメの新人です。

・「脳細胞が踊る!
脳細胞が踊る!battles・Bloc Party・Franz・!!! (chk chk chk)が好きな人は要注意。Foulsはこの世界の全てを栄養源に今までに見たことのない花を咲かせてしまいました。CDが回った瞬間、唖然。。。今まで生きててよかった。どんな苦労も報われますよ。というより何もかもブっ飛びます。まだこんなバンド出るんですか!聞いて損をするということはまず無いです。むしろお得で、3枚くらい購入して初めてちょうどいいくらいです。一曲一曲がインテリジェンスの固まりです。気がつけばただひたすらリピート、これは中毒必死の解毒剤だわこりゃ。

・「まさにAntidotes
英オックスフォード出身の5人組によるデビュー盤。本人達は何と言うか知らないが、サウンドの端々にRapture、Battles、そしてBloc Partyといった先達の色が散らばっている。ただしその混成具合は絶妙で、出来上がりの配合物に「我」を感じさせるところは強みかも。

明滅するシンセの微熱、ストイックに空間を刻むリズム、囃し立て、時に情緒的な幕も張るヴォーカルを掛け合わせた複層仕様。度重なるリフレインにより築いた端整な音壁へ、生楽器の鈍い煌めきやプリミティヴなビートの亀裂を走らせ次第にアゲてくところなど、全般にアタマを使ったプレイが印象的。

ハイフレットのギターワークに鍵盤・打楽・声の全てがポリリズミカルに絡み収斂するTr.8"Two Steps Twice"が個人的にはハイライト。ただ、アルバム全体で見るといささか小さく纏まり過ぎかも。オープニングで燃えたものが、そのまま下火になっちゃう感じ。色々なピースの配合を巧くこなす分、その際に抜かれた毒っ気が多いのか、突き抜けた昂揚感が絶対的に不足気味。近しくも結びつき難いジャンルの垣根を、巧くブツけて壊さんとする姿勢はオモロイけれど、今作ではまだちょっと弱いかなーというのが正直なところ。

アンチドーツ(解毒剤) (詳細)

Sleep Through the Static

・「大事な友達と過ごしているときに
本当に仲のいい友人と車に乗って旅行をしている。そんな楽しいときに、静かな音でかけると、楽しい旅行が更に楽しくなる。Jack Johnsonの音楽は、それ自体が主役になるのではなく、僕たちの生活に色をつけてくれるような、そんな素敵な音楽だ。

今回のCDも、「いまは忙しいけど、いつかあいつと、また旅行に行きたいな。」なんて気にさせてくれる、最高の一枚。春に備えて、是非。

・「アットホームなJack Johnson
サントラを含めれば5枚目となるJack Johnsonの新作。穏やかだけど、たくさんの仲間とサーフィンを楽しんでバーベキューをするような賑やかさがあったこれまでとは少し作風が違います。波の音からはちょっとだけ遠ざかり、潮風が届く家の中で、ゆったりと家族と話しながらギターを弾いているような、そんなしっとりとした暖かみがアルバム全体に溢れています。自らのレーベル“Brushfire”で作った、ソーラーエネルギーを利用したスタジオでの録音という点もすばらしい。愛する人のとこに帰りたくなる1枚です。

・「温かい歌声
日本の寒い冬に・・ジャックの歌声が陽だまりの温かさを運んできてくれます・・Weekendやドライブで聞きたいアルバム。アットホームな雰囲気の歌声で、日々のストレスから開放されました。気持ちだけでも、ちょっとだけハワイへ逃避できるかも?  全体的に優しい音なので、BGMに最適だと思います。

・「のんびり行こう、地に足つけて
彼の後に、レイドバックしたアコースティックサウンドを聞かせるサーフ系?アーティストがどんどん出てきましたが、これを聴くとジャックと他のアーティストとでは何かが決定的に違うように感じます。以前にリリースされたアルバムと、音楽的に変わったとかはほとんどありません。エレキギターの音色が若干増えたかな?という程度。色々な音楽を取り込んで、地域的普遍性を持たせる音楽も良いですが、おそらく100年経っても変わらない時間的普遍性を、彼の音楽は持ってるのではないでしょうか?まっ、そんな小難しいこと考えずに、ピースな音に耳を傾けて過ごすピースな時間にはぴったりの音楽。スピード上げて前のめりになりがちな日常に、「そんなに急ぐなよ、のんびりいこうぜ!」と言ってくれるような優しさに満ちたアルバムです。

・「本当に癒されます
今まであまり知らなかったのですが、ハワイで毎年催されるジャック・ジョンソンがメインとなっている“コクア・フェスティバル”に誘われ行くことになり、予習のために購入。最初の曲からそのあまりに癒し系の声に驚き、何度も聴くうちにすっかり虜になってしまいました。予習のおかげでコンサートはどの曲にも乗れて最高のオアフの夜を過ごせました。このアルバムの中にない昔の曲でも『あ!これ知ってるわ』というのもあったりで、あの歌はこの人だったんだ、と感動したものです。ジャンクの地球環境や子供たちに対する想いもとても共感でき、その為に色々な活動もしているそうで、あのなんとも言えない心が癒される歌声はそういう精神の持ち主だからこそ心が声となって表れているんだなぁと思いました。

Sleep Through the Static (詳細)

19

・「大袈裟ではなく…
おそらく今まで何十年も音楽を聴いてきた中で、もっとも劇的で美しく、心が揺さぶられる曲「チェイシング・ペイヴメンツ」。あのサビを聴いた瞬間から、胸が張り裂けそうな、泣き出しそうな、、、

最初は歌詞の内容なんかわからなかったけど、無条件に涙が出そうになった。19歳とは思えない表現力と歌唱力。

日頃携帯電話に興味がない僕が、着うたを「チェイシング・ペイヴメンツ」にしちゃいましたもん(><)♪

・「19歳とは思えない
19歳の若さで、しかもイギリス人なのに、アメリカのルーツ・ミュージックと言われるブルース、フォークからジャズ、R&Bまでをよく消化して曲を書き、19歳とは思えないハスキーな声で、19歳とは思えない表現力で、自分の書いた曲を歌い上げている、と思います。近年だと、カイル・リアブコ、ソーニャ・キッチェルが17歳、16歳という年齢でデビューを果たしたことにも驚きましたが、アデルは、10代のシンガー/ソングライターの決定版という感じがします。9は、ボブ・ディラン『タイム・アウト・オブ・マインド』収録曲のカヴァーです。ブライアン・フェリーも『ディラネスク』でカヴァーしていましたが、ディランのヴァージョンやフェリーのヴァージョンに劣らず、アデルのヴァージョンも渋いことには苦笑します。キャロル・キングとの類似性が指摘されているようですが、キングよりは、強烈な個性をもっています。キャロル・キングとエイミー・ワインハウスとのあいだ、ぐらいですね。日本盤ボーナストラックは、3曲。アデルのオリジナルのほか、サム・クックの曲のカヴァー。日本盤ボーナストラックにも、ほかの日本盤にありがちな「制作の都合上割愛」なんてことはなく、しっかり歌詞と対訳がついています。

・「今adeleを聴かずして何を聴くのか?
今adeleを聴かずして何を聴くのかというほどの凄まじい内容だ。 歌声の素晴らしさについては、シングル3、12で証明ずみだったが、アルバムにおいてカバー曲以外、全ての作曲(共作も含む)を手がける、その非凡な才能にも大いに驚かされる。

新人らしいヴィヴィッドな感覚はもちろんだが、それぞれにしっかりとフックが効いた、様々なタイプの曲を書けるという新人らしからぬ風格さえ漂わせている。

淡々としたフォークの1、ベースの弾き語りからゴスペルへと展開する2、ダンサブルな4、リラックスしたムードの5、壮大なソウル・バラード6、ノスタルジックなポップス8、jazzyでhipな10、エレクトリックなテイストのクールな11。どの曲もクオリティが高く、捨て曲など見当たらない。

メロディに酔い、声に振るえるうちに、アルバム1枚があっという間に終わってしまう。 美しいメロディにユニークなポップ・センス。 そして、あらゆる感情を呑み込んでしまったかのような圧倒的な歌声。 何度でも聴きたくなる。

・「チェィジング ペイヴメンツ
『このままこの道を信じて突き進んで良いのか?もしかしたら、この道に先は無いのかも知れないけれど…』

人生を生きる中で、誰にでもこんな岐路に立つ瞬間ってあると思う。

彼女の、何かを深く感じさせる声も、胸が痛む切ないメロディも…皆素晴らしいけれど、何よりもこの歌詞に引き込まれずには居られなかった。

これが正しいかどうかなんて判らない…だけど、こうする事しか考えられない、例えこの身が泡と消えても…

人には誰にでもこんな瞬間があるはず。

彼女の声が、あの切なく苦しいメロディが…そんな刹那を切り取って、私達にそれを思い出させる。

・「おそまきながら一聴惚れです・・・
このサイトでジャケットを目にしたくらいで別に興味もなかったがちょっと前、たまたま車のFMで流れた思わず息を呑むほどの歌声に聴き惚れてしまった。

お届けした曲はアデルの「Hometown Glory」...

なに〜!! アデルって、もしかしてあの19というタイトルの...!?なんだこの人生を悟ったような歌声は... これが19才...!?こんな驚きは「オートマティック」を聴いて、これほんとに15才...!?と思った時以来だ...。

もう声とか詞とかよりも、この人がどんな人生を歩んできたのかそっちの方に興味が行ってしまう。

この曲の雰囲気を他のアーティストに例えようとしてもなかなか思い浮かばないが私にとってはこの1曲でこのアルバムを買う価値がある。

世の中には魅力的な音楽がたくさんあるがそれが聴き入れられる人にどれだけ届いているのだろうか...。すぐ目の前にあっても、それに気づかないでいることの方がもしかして多いのかもしれない...。

19 (詳細)

Music for an Accelerated Culture

・「こういう系統のアーティストは初めてでしたが・・・
 先行シングルの「リキッド・ライブス」の怒涛のサウンドに強い衝撃を受けてこのアルバムを購入してみました。こういう系統のアーティストのアルバムを買ったことがなかったので、最初聴いた時は若干戸惑いもありましたが、二回目以降はわりと馴染めてきました。最初から最後まで一気に聴き通せる作りになってます。6曲目に収録の「クランク・イッツ・アップ」も「リキッド・ライブス」なみの激しさとキャッチーさがあって気に入りました。他にも打ち込みサウンド炸裂な楽曲が名を連ねていますが、曲調的にもバランスよく構成されているので聴いてて飽きません。それぞれの歌詞世界は歌い手である彼らと同年代ぐらいの若い世代の青春ゆえの愚行や苦悩を大胆かつ冷静にリリックとして曲内に収めており、その構成には私のように若者という世代からだんだん押し出されつつある人間にも敷居なしに楽しませてくれる破壊力と扇動力を感じさせます。激しいサウンドの曲にありがちな軽々しさや無鉄砲さをも武器として利用されているようで、その不敵な創作活動からは今後も目を離せませんね。今作は全英でも初登場12位を記録しており、日本でもサマソニ出演等で着実にファンを増やしているようなので、洋楽に馴染みのない方にもぜひチェックしてもらいたいです。

・「すごくイイじゃんねー。
かつて聞いてた、ヘビメタなんかを思い出したりして、チョイと赤面。音はすごく気持ち良くて文句無し。歌詞は案外まじめなコト歌ってたりでビックリ。

・「最高
myspaceで発売前からかなり聴きまくっていましたが最高のアルバムですね。自然と体がのってるくるような♪Electronicっていうジャンルなんでしょうかそういうジャンルが好きならきっと気に入りますよ!!

・「名前に騙されちゃダメだ!こいつらはヤバい!
KLAXONSとENTER SHIKARIとBEASTIE BOYSが手を組んだらこうなりました。みたいな感じ。EPの段階でここまでのアルバムを作るとは思っていなかったよー。すっげえ格好良い。そしてなおかつ踊れる。メンバーのルックスもなかなかだし、今年ブレイクの予感!

・「マイスペ世代の新人類?参上!
日本生まれの某有名TVゲームの必殺技名を冠した、名前からして普通じゃない感バリバリの彼ら。本国イギリスの音楽紙で「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、ポンコツのパックマンのゲーム機でプロディジーと邪悪生命体ベビーを生み出しているようだ」と紹介されたそうだが、言い得て妙だなぁ…。

昨今のヘヴィロックにも通じる攻撃的なラップにエッジの効いたレイブサウンド、そしてファミコンやゲーセンを思わせる下世話な電子音(笑) しかし歌詞はイギリス人らしいユーモアとアイロニーがあり、スマートな感覚も同時に持ち合わせているところが魅力的。そして、マイスペースやiTunesやグーグルなんて言葉が出てくるあたり、2000年代の若者文化を体現していて面白い(と同時に連帯感を感じる!)。

ともあれ、この過剰なサウンドはハマる!ジャンルこそ違え、マキシマム・ザ・ホルモンと同質の「コイツら熱い!」感を受けるし。“熱い”音楽を求めているリスナーに是非。

Music for an Accelerated Culture (詳細)

セイント・ジュード

・「<覚悟感>の良さがイイ。
メディアは彼らを「The Smithのような

リリシズムを持つバンド」と評するがそれは多分違うだろう。

「何そんなにボーとしてるんだ。俺が

モリッシィーにでも見えるのか?」ライブで前のめりになるオーディエンスの頭を後ろからハンマーで打ち砕くが如くアルバム・ハイライト曲の1つ『What Took You So Long』で

リアムはステロタイプのファンを攻撃する。

個人的には昨年(2007年)のベスト新人

だと思っているThe Enemyを批判したりそのビックマウスばかりが目立つバンドと

いう先入観があったが、

この『St.Jude』を聴いて

少なくともフロントマンのリアム・フライは美メロなブリットポップ・ムードに誠実にNoと言っている。

何か<覚悟感>が気持ちイイBandだ。

・「まるでベテランのおじさまバンドのよう…
ローゼス、オアシスの直系のように紹介されているが、全く違うと思う。1stアルバムなのに全然はじけていないのだ。曲自体はカッコイイのだが、まるでベテランのおじさまバンドが作った作品に聞こえる。きれいにまとまりすぎている。もっとゴツゴツしていたほうが新鮮だと思った。

セイント・ジュード (詳細)
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