HUNTER×HUNTER NO.25 (25) (ジャンプコミックス) (詳細)
冨樫 義博(著)
「やっぱり面白い!」「ページの使い方のうまさ」「瞬間に込められた圧倒的な物語」「現行ジャンプ漫画の最高峰の一つ!」「わたしは待てる」
ONE PIECE 巻51 (51) (ジャンプコミックス) (詳細)
尾田 栄一郎(著)
「素晴らしい世界観」「大好き」「シャボンディ編最高!」「まとまってる」「一味違ったONE PIECE!」
鋼の錬金術師 20 (ガンガンコミックス) (詳細)
荒川 弘(著)
「約束の日。」「最後に向けて皆動いてる・・・」「"約束の日"に向けた最重要な巻!!」「エド復活!」「練りに練られた作品」
機工魔術士 -enchanter- 17 (ガンガンWINGコミックス) (詳細)
河内 和泉(著)
「ついに完結……! 晴彦、お疲れ様」
よつばと! 8 (8) (電撃コミックス) (詳細)
あずま きよひこ(著)
「毎日が「今日が一番楽しい日」」「こどもとおとな」「遂に来た!よつばと!8巻」「これはもう芸術」「こ、これはもはや「美術」だ!」
ひぐらしのなく頃に解 目明し編 4 (ガンガンWINGコミックス) (詳細)
竜騎士07(著), 方條 ゆとり(イラスト)
「素晴らしいです」「ここまで買ってる方なら普通に買いです」「「次の」世界では幸せに…」「こんな時代だからこそ読んでほしい」「理想と現実」
真月譚月姫 6 (6) (電撃コミックス) (詳細)
TYPE-MOON(著), 「真月譚 月姫」製作委員会(著), 佐々木少年(イラスト)
「作者が原作ファンであることがよくわかる出来」「極上のご馳走でした」「暴走と、激闘」「作者が本当に月姫が大好きだと伝わってくる作品ですね!」「俺的視点による評価」
ARIA(12) (BLADE COMICS) (詳細)
天野こずえ(著)
「ARIAはこれからも心の支えです」「新しい物語を紡ぎ続けるのでしょう…。」「最終巻です」「生きることを、楽しむということ」「ちょっと足早な最終巻のストーリー展開」
とある魔術の禁書目録(インデックス) 1 (ガンガンコミックス) (詳細)
鎌池 和馬(著), 近木野 中哉(イラスト)
「遂に待望のコミック化!」「俺的視点による評価」「今はやりの学園奇譚」「原作より・・・」「原作よりもいい」
とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (2) (電撃コミックス) (詳細)
鎌池 和馬(著), 冬川 基(イラスト)
「本編以上」「期待を裏切らないかと…」「スピンオフ企画なのにおもしろい」「百合成分少なめですが、相変わらず面白い!」「ただのスピンオフではない」
Fate/Zero Vol.4 -煉獄の炎- (書籍) (詳細)
TYPE MOON
「高い!」「結末が確定している小説の醍醐味に打ちのめされた」「この運命《Fate》に、タイガー道場は存在しない。」「Fate信者なら高評価。」「ついに完結」
●HUNTER×HUNTER NO.25 (25) (ジャンプコミックス)
・「やっぱり面白い!」
富樫義博氏が復活して、第2弾のコミックです。
HUNTER HUNTERは面白さが安定していて、出れば間違いないのですが、その中でもこの巻はすごいです。流れている時間はものの10秒ですが、練られた構想、先の読めない展開。息もつかせないスピード感。どれを取っても一流です。
この緊迫感はスラムダンクの最終巻を髣髴とさせる感じ。ワクワクとドキドキしながら読めます。小中学生にこの凄さがどこまで理解できるかは分かりませんが、このドキドキワクワクはまさに少年漫画。
次巻が楽しみで仕方ありません。
・「ページの使い方のうまさ」
ジャンプの中の漫画でHUNTER×HUNTERがまぎれもなく一番の漫画だろう。
レビューのタイトルでもあるように、ページの使い方のうまさがジャンプの漫画を描いている作者の中でずば抜けているのだ。
なぜか?この25巻は宮殿に突入する10数秒ほどしか書いていない。
なのに読者を退屈させないページの使い方。保ったままの緊張感。
感心するほどに上手い。だらだら書いているように見えるが、ゴンからの視点、
ピトーから視点、王からの視点、キルアからの視点など、さまざまな視点から描かれている。
進みは遅いが内容は濃い。内容が濃ければ読者は満足するのだ。
他の作者にも見習ってほしい。HUNTER×HUNTERの素晴らしさ。
休暇が多く、絵こそ上手いわけではないが大事な場面の絵のクオリティには驚かされる。
最高峰の漫画のひとつだろう。
・「瞬間に込められた圧倒的な物語」
ある意味期待裏切らなかった10週だけの連載再開。その掲載分を丸ごと収録した「HUNTER×HUNTER」25巻。
この巻でようやく最終決戦を迎えるに至るが、ほとんど進んではいない。思えば戦いに突入するまでにもずいぶん話数を費やした。多少の不満もまた募る。しかし、文句をたれる隙はない。まいった。本当に面白い。キルアの思考による伏線、少しずつ大きく展開していく作戦、シュートの純粋な感動、王の堂々たる振舞い、ひとつのシーンひとつのセリフの存在感が凄すぎる。
この漫画は少年冒険漫画から現実を投影した社会派漫画へと変化してきた。そしてこの巻に至っては、もはや漫画の形を成した小説のような印象だった(かつてジャイロの過去などでもこのナレーションスタイルはあったが、また雰囲気が違う気がする)。王道にして異端な雰囲気は変わっていないようでも、ある意味別の漫画だと言えるくらいに、おもしろさの意味が違う。読み終えて浦沢直樹の漫画ほどの情報量があるように感じるが、そこまで大風呂敷を広げているわけではないし、経過している時間も1冊トータルでも数分。なのに、時間をかけて壮大なカラクリを仕掛けた長編漫画を読むよりも、この巻のみを読み込むほうが重いとさえ思える。シンプルな流れに凝縮されたコンマ刻みの状況解説・心理描写の連続は、恐ろしいほど濃くて長い。この読み応えは凄まじい。唸る程に面白い。
・「現行ジャンプ漫画の最高峰の一つ!」
一時の休載を経てジャンプに連載が再開されると共に、このコミックス25巻が発売されました。数ヶ月空いた後の連載再開で'早く再開した!'と思えるのはこの作者だけでしょう(笑)やはりこの漫画は面白すぎます。物語はついにキメラアント最大の山場であろう宮殿突入に向かいます。この巻はその場の状況や登場人物の心理が細かく説明されている事が特徴です。説明の文章を多く使うことにより、ハンター世界の緊張感と臨場感を我々に共有させるとともに、読み応えも与えてくれます先の読めない展開、練り込まれた構成。現在連載されているジャンプ漫画の中で読む前も読んでる時も読んだ後もドキドキ感が存在する唯一の漫画です。コミックスではないのですが、毎週のジャンプを持つと、ハンターの続きが気になりすぎてそれまでの他の漫画が読んでいても頭に入りません(笑)この漫画を集める価値は十二分にあるでしょう。絵の雑さと休載を差し引いても文句なしの五つ星!
・「わたしは待てる」
面白かった 本当に面白いよ連載のペースが遅いことが 話題になってるそうですねこんな質の高い漫画なら 遅くてもいい 最後の方の哀れなドラゴンボールだってみんなしってるでしょ?この漫画の続きが読めることが とても幸せなので 遅くてもいいそれにそんなに遅くないガラスの仮面なんて あんた 呼び出し電話使ってた主人公が携帯使ってんだよ多分連載終了時は 新しい年号かも それにくらべれば グ!! 待てます わたしはね
●ONE PIECE 巻51 (51) (ジャンプコミックス)
・「素晴らしい世界観」
シャボンディ諸島の描写は実に幻想的で、それでいて読む側の冒険心を掻き立てるに充分な遊び心に満ちています。個人的には今まで出てきたどの話よりも「わくわく」しました。ストーリーも「嫌なやつをぶっとばす」という、単純明快で爽快感のあるプロットになっておりまして、実に「ワンピースらしい一冊」といった感じ。ここへ来てまた物語のテンションが上がってまいりました。
・「大好き」
最高です。 ワクワクするし、こんなにキャラが沢山いて無駄なキャラがいない。人種差別などの哀しさを教えてくれているしギャグも面白い。いいじゃないですか。
・「シャボンディ編最高!」
50巻を超えてますます盛り上がってきたワンピースこの巻の見所はなんと言っても億越えのルーキー達だろう表紙にもなっている11人ですがどいつもこいつも魅力ありすぎ髭もじゃもじゃのおっさんもいたりするけど意外と言動がかっこいい(笑)
発行部数がまた伸びてるらしいけどこの出来なら納得
昔のファンが戻ってきたり新しいファンが増えたりしてるんだろうな
・「まとまってる」
いくつものバラバラのストーリーがありながら、一本の線に繋がってるこれはすごいことだと思います 他のジャンプ漫画と比べものにならないほどのまとまりっぷりですこういってはなんですが自分は正直ワンピースにそこまで戦闘に期待していませんでした・・・なのにこれから始まりそうな大がかりな闘い(白ヒゲと世界政府)にワクワクしてしょうがありません この圧倒的なスケールの大きさもワンピース人気に繋がるのでしょう
自分の知っている漫画の中で、鋼の錬金術師もすごいまとまりっぷりです やはりこれも大人気 読者は皆ストーリーを求めているのでしょうね
・「一味違ったONE PIECE!」
今回は本当に内容の濃かった。一言で言うと、すごい。(過評価なんてしていません。正直な感想です。)
・「約束の日。」
殺し続けてきた。逃げ続けてきた。軍命も人質も関係ない。ただ自分が弱かった。そんな自分と決別できるのか。マルコーとエンヴィーの因縁の対決。
中央地下に眠る魂なき人形、アルとホーエンハイムの再会、グリードとエドの合流、マスタング、グラマン、イズミ、オリヴィエ・・・約束のその日へと物語は進んでゆく。
20巻はいろいろな話があって一言でまとめにくい巻です。しいて言えば『次につなげる巻』ですかね。個人的にはマルコーとエンヴィーの対決、リンとグリードのやりとりなどが良かったです。
マルコーがエンヴィーに使った術はホムンクルスに対する切り札になりそうなので今後他の錬金術師に広がるのかが気になりますね。今巻を読むと『お父様』の目的は賢者の石をつくることとはまたちょっと違うのではないかと思いました。
あとアニメの第2期ができるようですね。1期とは違って原作に忠実につくられるそうです。個人的にすごく楽しみです。
・「最後に向けて皆動いてる・・・」
北に行ったあたりから意味あるのかなぁ?とちょっと中だるみ(人気なので仕方ないですが)な感じが今まであったけどうまく今回でまとまってる雰囲気がすごくよかったです。
マルコーの戦いでスカーもちょっと変わってきてる?と思いますし前にウィンリィが許したわけでないと発言したのが心に響きます。マルコーも一緒なのだろうなぁと。許されることじゃないけどケジメをつける。んー皆かっこいいです。
二人のお父さんホーエンハイムもいい感じです。(エドとあったらどうなるんだろ(笑))「逃げた」とエドに言ったホーエンハイムもまた過去と戦って、アルと会って。
エドとグリード(リンがかっこいいなぁ)とタッグを組んでどうなるのか。きたるべき約束の日「皆が幸せに」なんてありえないことだけど、それぞれがそれぞれに満足して欲しいです。やっぱりいい漫画だなと久しぶりに読み返しました。
・「"約束の日"に向けた最重要な巻!!」
最終決戦に向けた下準備を粗方終えたって感じの内容になります具体的には、・マルコーとエンヴィーの因縁対決・エドとグリード(リン)の合流この二つが最も大きく、それに次いでアルとホーエンハイムの再会辺りが続きますその他にも、様々な人物達が"約束の日"と銘打たれた決戦に向けて各々動き出し、言わば、ハガレンのストーリーにおけるキーポイント/ターニングポイントな巻であり、必見です!内容から察するに最終回も近いようですが、それでも終りが近くで残念というより続きが気になってしょうがないといった期待感の方が勝る20巻でした♪
アニメの第2期にも期待してます♪
・「エド復活!」
最初のマルコーvsエンヴィーは色々と衝撃でした。まさかエンヴィーのさらに真の姿がああいう風だったとは・・・。
・「練りに練られた作品」
人気の週刊誌連載の作品は、しばしば作者の意図よりも引き伸ばされて物語の中だるみが出てきますが、これは違います。1巻でも読み飛ばすと、どこかで迷子になると思います。
それは少しずつ緻密に張られた伏線が全く破綻していないから。そして、その伏線が期待はずれに終わらず、見事にストーリーを盛り上げる意外な展開へとつながっているから。20巻も続いている中で、そんな漫画はあまりないと思います。いよいよ終盤。わくわくします。
●機工魔術士 -enchanter- 17 (ガンガンWINGコミックス)
・「ついに完結……! 晴彦、お疲れ様」
ついに最終巻。カリオストロ編が終結します。
晴彦とカリオストロ。どちらが正しくてどちらが間違っていたのかはわかりません。ですが、晴彦にとって優香姉に手を出されることが相手を尊重するという選択を捨てさせる分水嶺。ゆえに両者が分かり合うことはもはやあり得なく。彼らの結末は、カリオストロが優香姉をさらった時点で決まっていたのかもしれません。
身も心もボロボロになりながら戦い続けた晴彦には本当にお疲れ様といいたいですね。カリオストロという工学の陥穽に陥った男や、パラケルススのように医者として達観しているような男。そして、フルカネルリのような倫理観を持つ男。彼らと会い、話し、感じたことは彼にとって必ず成長の糧になることでしょう。
この巻で興味深いのはすべてが終わった後の晴彦とパラケルススの会話でしょう。カリオストロとの戦いではお互い思うままに自分の考えを叩きつけてる面がありましたが、この会話があるおかげで「工学による真贋、感情の妥当性」についてしっかり整理が出来ます。晴彦のよさはパラケルススが語った見解すらもすんなり理解し、受け入れることが出来る柔軟さ。そしてその柔軟さを持ちながら堅く芯の通った部分がある点でしょうね。
カリオストロとの決着がついたあと、優香姉、ユウカナリアとどのような結末を迎えたのか。晴彦が戦い抜いて手に入れた結末をどうか見届けてあげてください。
・「毎日が「今日が一番楽しい日」」
11ヶ月ぶりとなるよつばと!の第8巻、待ちに待ちました。早速読んでみるとすぐに広がるよつばの世界。
「あべこべ」の話ではくすっと笑ったり、「どんぐり」の話では思わず頷いたり、子供の視点を大人が見ると、なんでもないことがこんなにも面白いんですね。
6巻までは花火や海水浴など「夏!」というイベントが多かったけど、7巻で季節の移り変わりを、この8巻では秋を感じさせる内容がそこかしこにちりばめられています。
登場人物の服装とかにも秋を感じさせるものがあり、時間が過ぎてゆくんだなぁと感慨深く思いました。
とは言ってもよつばは相変わらず半そで半ズボンで走り回ります。(とうちゃんも半そでトランクスで頑張っています。)
季節は移り変わってもよつばは何も変わらない。「今日が一番楽しい日」をよつばにはいつまでも続けて欲しいですね。
・「こどもとおとな」
今回は凄く名シーンが多いような。個人的に98、99ページが大好きです。後半に向けてキャラ総出演してきて知らないうちに連載が終わってたのか?とちょっと不安になりましたが大丈夫でした。なんというか、昔はケータイなんか持って無くて、雨降ってきて傘が無いならずぶ濡れになりながらダッシュで帰ってみたり、小学生の時は風が強い日には傘で飛べるんじゃねーかとわさわさして遊んでみたり。古い事を思い出してしまいました。今はケータイ濡れると困るからコンビニで傘を買ったり保護しながら歩いたり、風が強い日は髪形が崩れてうざったいと思うだけだったり。色々変化してしまったんだなと、なんだか切なくなりました。大人になるってそんなものかもしれませんが。どんぐりが見つけられないとーちゃんが屈み込んで見ると見つける事が出来る、ちょっとしたことで世界って違うものです。
登場人物、大人から子供まで、みんな一様に「こども」してます。子供は外で携帯ゲーム機で遊び、大人は子供そっちのけでメールに興じる現代によつばとにリアリティなんかきっと無いけれど、確かに記憶のどこかにリンクする大事なものが散りばめられてると思います。ノスタルジックになりつつ思わず小さく吹き出してしまう様なシーンもありで素晴しい漫画だと思います。とーちゃんみたいな大人になれたら良かったなぁ。無理だな・・。育児における苦労や日常生活にあってもおかしくなさそうな苦境が描かれるわけではないので求める方向性が合ってる方にはオススメです。日常を描きながらも一種のファンタジーだと思うので。
・「遂に来た!よつばと!8巻」
ようやく出ましたね。個人的によつばと!は読んでいる漫画のなかでも特に楽しみにしています。
よつばと!は1巻から巻を重ねるごとに絵柄の変化が大きくなってきています。あずまきよひこ先生本人いわく、「6巻からちょっと新しい方向に入り、7巻でそれをちょっと進化させ、8巻ではその路線を徹底化しているところです。」という旨のことを本人のblogにて仰っていました。では、何が変わったかというと、簡単に言えば、背景の細かさに変化が出てきています。
ここからは先生のコメントを踏まえた上で、すべて個人的な見解です。1巻では、人物と背景の線の濃さ(?)が同じでした。これはいわゆる非現実の世界の形だと思います。しかし、8巻では、人物より背景のほうが薄く、細く書かれています。これは、生きているものを無機的なものがはっきりと分けられている、いわば現実の世界の形に近いものだと思います。もしも、絵にリアリティを求めるのであれば、有機的なものと無機的なものを分ける必要があります。よつばと!1巻の世界も8巻の世界も絵の中の世界に過ぎず、非現実の世界です。しかし、人物を背景よりも強く表現することで8巻は非現実の世界の中にリアリティが生まれている、と自分は思いました。
何はともあれ、8巻もすばらしいです。キャラクターもオールスターで出てきますし、ついつい笑ってしまう話ばかりです。巻を増すごとにパワーアップしていくよつばと!。いつまでも続いて欲しい漫画ですね。
・「これはもう芸術」
待ちに待ったよつばと!の最新刊、8巻が発売となりました。 私がよつばと!と出会ったのは今年ですから、発売と同時に購入するのは今回が初めてです。 それだけに発売日が待ち遠しく、初日にきっちりとゲットしました。
物語は夏休みが終わり、秋に向かうところです。 普段の何気ない生活の中で楽しみを見つけるよつばの、天真爛漫な姿に思わず微笑んでしまいます。 文化祭、台風、お祭り、どんぐりと、季節感のあるストーリーに自分の昔を重ね合わせたりすることで、また新たな面白さがあります。
月刊誌に連載されていることもあり、執筆に時間をかけることができるのでしょう。 とにかく絵に手抜きが無く、見事なぐらい綺麗な作品に仕上がっています。 じっくりと練り込まれたストーリー、芸術とも言ってよい絵柄、非の打ち所がありません。 1巻に7話ですから半年ちょっとで1巻のペースで発売されていくのでしょうが、とにかくライフワークぐらいの思いで、ずっと続けて欲しいです。 アニメ化などの多角展開はせずに、地道な活動を今後も期待します。
・「こ、これはもはや「美術」だ!」
漫画界に写真トレースという手法が生み出され徒弟制度によってアシスタント時代に新人に技術が継承され定着して久しい。写真そっくりに描く技術はプロならごく当たり前に誰もが持っている時代である。あずまきよひこは、そんな時代にあって写真トレース的な背景から「偏執狂的なヤバさ」を、こしとって「キレイな絵」としての幸せ感を注入し、頭ひとつ抜け出た。その意味で、「美術の域に達した」と言えると思う。その姿勢は日常から不快感をこしとり、上澄みだけで場面を構成するという作劇上のテーマとも共通する。絵だけで幸せを呼ぶことが出来るようになったので、よつばは客寄せ奇人としてギャグを生み出す役目から解放され、のびのびとただの子供として振る舞うようになってきている。初期のギャグを面白がっていた読者には退屈かもしれない。しかしここで静かに行われている革命を見逃す手はない。
●ひぐらしのなく頃に解 目明し編 4 (ガンガンWINGコミックス)
・「素晴らしいです」
ついに目明し編完結です。アニメでは詩音の猟奇的な行動しか出てこなくて詩音の心境の変化
や詩音と魅音の呼び方が変わった理由や梨花が最後にOOするシーンがカットされていたため
かなり消化不良でした。このコミックはアニメでの不満を十分に補ってくれるものでした。沙都
子が最後に成長をみせる姿や詩音の最後の行動にはおもわず泣きそうになってしまいました。
詩音の日記などカットされているところももちろんありますが、コミックしか読んでいない方アニメしか見ていない方はもちろん原作プレイ済みの方でもお勧めできる作品です。
・「ここまで買ってる方なら普通に買いです」
やはり漫画の方がアニメ版よりも断然、詩音の心境の変化が分かりやすいですね。
他の方のご指摘の通り原作から省かれている部分もありますが、ごちゃごちゃしすぎずにあくまで詩音中心に書かれていて読みやすいと思います。
カバーと巻末の1ページに書かれた方條さんのコメントはうなるほど印象的でした。方條さんは語咄し編3巻でも描かれてますので、目明し編の結末でお別れしたくない方はそちらも手にとってみてはいかがでしょうか。
・「「次の」世界では幸せに…」
この余りにも哀しい物語もいよいよ最終巻となりました。詩音が犯してしまった罪は同情できるものではありません。ただ彼女は幸せだった日々を取り戻そうとしていただけだった。しかし、疑心暗鬼に囚われ、いつの間にかその目的さえも見失ってしまった時既に彼女の運命は決まってしまったのかもしれません。
ちなみに、漫画版では原作とは違ってラストに一工夫(アレンジ?)されていますが、この話の後味の悪さをより一層引き立てており個人的にはアリかなと思います。
何はともあれ、作画担当の方條ゆとり様、お疲れ様でした。
・「こんな時代だからこそ読んでほしい」
目明し編最終巻。この巻にはやたら人が死ぬ場面が出てきます。その死に方はどれも本当にむごいものです。実際にそれを絵として見ると、目を背けたくなります。しかし、敢えて、その光景を間近で見るという擬似体験をしてみて下さい。主人公がどれ程、自分の殻に閉じこもり思考の悪循環に陥っていたかを追体験してみて下さい。そして、その後、主人公がどれ程の後悔、罪悪感、虚無感に襲われたかを一緒に感じて下さい。
もしかしたら、あの事件の犯人もこういう思考の悪循環に陥っていたのかも知れません。このひぐらしという物語が真に意図することを皆が理解すれば、あんな悲しい殺人事件は起こらない。そう思うのです。
この物語は人に何か重要な事を気付かせてくれる。それだけの力をもっています。
・「理想と現実」
ひぐらしの世界では、暴力的な手段に訴えた者が悲惨な末路を迎えることが多いです。特に祟殺し編の圭一や目明し編の詩音が代表格です。
・「作者が原作ファンであることがよくわかる出来」
ついに佳境に入る月姫……恐ろしいくらいにカッコいい殺人鬼・志貴。凄惨な過去を持つ不死の代行者・シエル。すべては志貴のため責務を果たそうとする遠野家当主・秋葉そして志貴に会うたびに吸血衝動を募らせる馬鹿みたいに可愛いアルクェイド
それぞれの思惑・過去が絡み合い、「あの吸血鬼」との迫力満点の戦いが繰り広げられる……
軋間紅摩、ナルバレック、七夜黄理といった原作ファン垂涎のキャラも登場します。
これほどまでに高い原作再現性を維持しつつオリジナリティ溢れる展開を描ききれる画力と構想力には脱帽せざるをえません。
・「極上のご馳走でした」
原作ファンからみれば、これほど様々なギミックが飛び出してくるビックリ箱はないと思います。ビックリ箱というよりは、料理のフルコースでしょうか?とにかく月姫に関わるものは全て使い尽くしてやろうという、あまりにも貪欲な暴飲暴食。それでも、読んでいて全く胃もたれを起こさない無理のない展開、その疾走感。改めて月姫という物語の奥深さに感嘆し、それを余さず引き出す筆者の手腕に脱帽です。
そして、前巻までで散りばめられた数多の布石は徐々に一箇所に集約をはじめ、誰も予想だにしない、けれども誰もが納得するであろう結末へと導いてくれることを期待させてくれます。あと、やはり相変わらず描画力がすばらしいというか、今巻のアルクェイドは犯罪です。
・・・色々な意味で。
・「暴走と、激闘」
【真月譚月姫】も6巻目に入り、徐々に物語の謎の部分にも触れ、ストーリー展開の意味でも、アクション的な意味でも動きのある巻になってきました悲惨にして凄惨な過去の回想を時折交えながら展開されるノエルとロアの激突が見所だと思います♪ 血塗れになりながら剣を振るうノエルの姿は鬼気迫るものがありますし、追い詰められたようでどこか余裕を持ってそれをあしらうロアも不気味ですまた、それとは別に個人的に一番衝撃度が高かったのは、自らの内側から沸きあがってくる殺人欲(?)を抑えきれずに殺人鬼として暴走する志貴! 敵を次々と切り倒して無数の亡骸と血溜りの中にたたずむ志貴の姿はかっこいいと思う一方で、寒気のようなものを覚えます
最後に、今までの月姫のコミックの中では一番かっこよくインパクト溢れる表紙だったと思います♪
・「作者が本当に月姫が大好きだと伝わってくる作品ですね!」
とにかく最高!の一言。原作ファンですが、佐々木少年の描く漫画版月姫は原作を超えたのではないかと思えるほどに面白い、相変わらず内容の濃い一冊になっている。漫画版オリジナルの部分がありますが文句なしの出来で、戦闘が熱い!!残りもわずかと思いますが期待しています。
・「俺的視点による評価」
佐々木少年による、TYPE-MOON原作の大人気ゲーム「真月譚 月姫」第6巻になります。 この巻は、シエル先輩が大空中戦をしたり、シエル先輩・志貴の過去が明かされたりします。 佐々木少年は相変わらず良い仕事をしてます。 バトルシーンや、血の使い方が凄く良かったです。
・「ARIAはこれからも心の支えです」
「最終巻」の発売を知ってからずっと、ドキドキしながらこの日を待っていました。
新刊を読むたびに『もうこれ以上感動するエピソードは描けないだろう』と思わせながら、巻を追うごとにその思いを見事に裏切る号泣エピソードを用意していてくれたARIA。もう終わりなんですね。もちろん、寂しくて寂しくて仕方がないのですが、読後は不思議な安堵感と幸福感でいっぱいになりました。
今までの刊行ペースからするとこの12巻の発行はかなり早いと思うのですが、別れと旅立ちの季節にこのお話を読むことができたことに感謝したいです。
終わりのない物語などあるわけもなく、灯里たちがプリマを目指している以上、ゴールはそこしかありません。が、ゴールした姿を見たいと同時に、ゴールまでの時間をもっと共有したい!もっとARIAに浸っていたい、と思う気持ちは、灯里の昇格を先延ばしにしていたアリシアさんの気持ちと同じだったのかもしれません。それでも、前を向いて新しい世界へ進んでゆくウンディーネ達を見ると『幸せとは見つけるだけでなく自ら築いてゆくもの』だと思わずにはいられません。
本当は、自分だけの宝物、にしておきたいような、でもやっぱりより多くの人達とこの思いを語り合いたい。周りの、今ちょっとへこんでいる友人に贈って、『おかげでちょっと元気出たよ』と言ってもらいたくなる作品。ARIAと出会って、この先、不安や困難にぶつかってもきっと大丈夫、と思えるようになりました。この作品から得たやさしさと強さは、いつまでも心の奥にあたたかく灯り続けると思います。
・「新しい物語を紡ぎ続けるのでしょう…。」
私がこのARIAに出会ったのは約二年前、アニメが始まる少し前、何となく本屋に立ち寄り(綺麗な表紙だな)と七巻を手に取ったのが最初でした。当時、勤めていた仕事場で役職に就いたばかりで、思う様に進まない仕事や人間関係に疲れ、退職を考えはじめていました。家に帰りARIAを読む前までは。読み終えた時、本当に泣いてました…(照)アリシアさんやアテナさん、アキラさんの言葉に。その時の自分が藍華やアリスに重なって思え、諭された様でした。私はARIAに(天野こずえ先生の作品に)出会えて本当に救われました。今の生活が最善では無いかもしれません。あの時、ARIAを手にしなければまた別の道を進んだかも知れません。でも、ARIAに出会った事は間違いなく幸せだと心から言えます。こんなにも優しい世界感と人々達。ARIAはこの巻で終わりを迎えます。でもその世界はアイ達を通して私達が知らないAQUAを紡いで行くのでしょうね。寂しいけれど、それよりも沢山のありがとうを贈りたいです。天野先生、本当にお疲れ様でした。追記−−仕事場で共に歩む大切な人と出会えました。これも天野先生のおかげ?願わくば、いつの日か子供達にも、この水の惑星の物語を…。
・「最終巻です」
とうとう、ARIAも最終巻を迎えました。全巻でアリスがプリマに昇格し、残された藍華と灯里は?物語は最終刊になると動きが速くなるのが常ですから藍華もプリマになります。残された灯里もついに...。然しそれにはアリシアさんの理由が隠されていました。3人とも無事にプリマになりました。もっと続きが読みたいところなのでしょうけど、この辺で止めておく作者の配慮には脱帽です。名前は言いませんが20年以上も続いて一向に何の恋愛も進展しないマンガよりかは遥かにましです。3度のアニメ化。メディアミックスも成功しました。作者が言うように「癒やし」ではなく未来のAQUA(火星)での日常をほのぼのと描いた作品として秀逸な作品でしょう。続きは読み切りの方が良いかもしれません。「終わりよければすべてよし」ではないですが、本当に12巻+2巻によく纏まった近年まれに見る作品です。星は5つでもたりないくらいです。
・「生きることを、楽しむということ」
この作品から、とても大切なことを私は学びました。それは「楽しむ」ことです。今という時間を、生きることを楽しむことを学びました。
・「ちょっと足早な最終巻のストーリー展開」
いつかは来るとは思った最終巻。
現実世界と何ら変わらない変化を最終巻に見ました。
変わり続ける日常・・・。そしてめぐる日常・・・。
楽しかった過去と楽しい現在・・・。
「あの頃は楽しかったじゃなくて、あの頃も楽しかった・・・よね」「だから いずれは変わっていく今をこの素敵な時間を大切に ね」
名言です。
泣けました。
●とある魔術の禁書目録(インデックス) 1 (ガンガンコミックス)
・「遂に待望のコミック化!」
とあるシリーズが遂にコミックスに登場! このままアニメ化へ……。 本の内容は文庫本一巻の約三分の一ぐらい。 まだまだ始まったばかりだが、原作の内容がかなりのものなのでこのコミックもこの後も最高の作品になるでしょう。 続巻に出てくるあのキャラ達が出てくるのが今から楽しみだ…。
・「俺的視点による評価」
メディアワークス発のライトノベル「とある魔術の禁書目録(インデックス)」の漫画が遂に発売しました。「漫画化したら面白そうだな」とか思ってましたが月刊少年ガンガンで、連載するとは思いませんでした。思わぬ所で、メディアワークスとスクウェア・エニックスのコラボが起こったものです。余談ですが、月刊電撃大王 で、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」もやってるんでよかったら見て下さい。
・「今はやりの学園奇譚」
超能力とか超人養成所を兼ねた学園を舞台にした、最近よく見る設定のマンガ。80年代はやったスタイルが、今また復活という感じがする。「頑丈人間スパルタカス」とかがその代表格だが、最近はこーゆー細かい設定を詰め込んだ形式が主流なのかしら?巻末マンガを見た限りでは、太古の流儀でも十分いけそうな気がした。ストーリーは「守ってあげたい貴女」なノリで、よくある話なのだが、設定萌えな人には十分楽しめる。別の出版社から出ている「とある科学の超電磁砲」と併せて、続きを見守って行きたい。
・「原作より・・・」
原作の小説は途中までしか読んでませんが はっきり言って原作は表現がくどい所が目立ち せっかく面白い話しが 読みづらいです。しかしこれならば手軽に読む事ができ なおかつ面白いと一石二鳥です!話しは素晴らしいので読んで損は全く有りません。大体原作通りの展開なので 原作ファンの方でも十分楽しめると思います。これを読んだら是非スピンオフ作品の「とある科学の超電磁砲」も読んでみて下さい!
・「原作よりもいい」
原作のラノベは設定やシナリオはいいのに表現力で非常に残念な結果になっていますが、このコミック版はそれを十分に補間しておもしろい作品になっています。きっと映像化して映える作品なのでしょう。ラノベ1巻のラストシーンをどうよい方に修正してくれるかに期待です。
●とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (2) (電撃コミックス)
・「本編以上」
原作未読者です。マンガ版「とある魔術の禁書目録」と並行して発刊されている「とある科学の超電磁砲」第2巻です。僕は表紙に魅せられて本編(マンガ版)よりも先に外伝に位置付けられる本作を手に取りました。1巻同様に綺麗な画風と、何より特殊な世界観を持つにも関わらずそれが苦にならないテンポで話が展開していくので、早足で話の終わった本編と比較するとより面白い仕上がりではないでしょうか。原作未読でも楽しめる点を加味して、文句なしの星5つです。物語はまだ始まったばかりなので、未読の方はぜひ1,2巻同時に購入して「とある科学」の世界に浸ってください。
ちなみに裏表紙の4コマもなかなか面白いので見落としてはいけません!
・「期待を裏切らないかと…」
スピンオフ作品でありながら、話が作り込まれていて非常に面白いです。キャラクターの個性はそのままに、本編では脇役と思われるキャラクターたちがいきいきとしていて読んでいて飽きを感じません。また作画も丁寧で読みやすいです。「とある魔術の禁書目録」を知らなくても一読の価値はあると思います。この2巻では1巻から出ていた「幻想御手」とは何か?また1巻の最後に出てきた「木山春生」とは何者なのか?が明かされます。そしてまた生み出される謎…前回からの失速は全く感じさせないとてもよい2巻です。
・「スピンオフ企画なのにおもしろい」
スピンオフ企画の作品は原作ありきであったりキャラクターの力だけでストーリー性など皆無なものが少なくない。けれどこの作品は面白い。『幻想御手』の正体やこの事件の犯人がわかります。どのエピソードにも無駄が無く、笑わせる所は笑わせ、真剣なところはどこまでも熱く描かれています。1巻もおもしろかったが、2巻で話が大きく動く。その分2巻の方が読み応えがあるかもしれません。1巻購入者は文句なし。絵も好き嫌いはあるかもしれませんが安定してると思います。この絵に惹かれて買うのもいいかもしれません。現に私は1巻を表紙買いして読み始めたくちなので^^
・「百合成分少なめですが、相変わらず面白い!」
第1巻に比べると百合成分が少し少なめですが、この巻は、アクションシーンが目白押しなので、そこに注目ですね。当面の敵?である、木山春生が登場し、御坂美琴との対決シーンは、早く第3巻を読ませてくれ!という展開です。ブックカバーをめくったところに隠されている四コマ漫画など、手を抜かない作りも、第1巻から継続しており、本当にコストパフォーマンスに優れた良いコミックです。ちなみに、原作知らなくても、全然問題ありません。楽しめます。
・「ただのスピンオフではない」
残念美人に惚れました(笑)
単純な小説原作のコミック化とは違い、もはや完全に一本立ちしてますなぁ。「とある魔術の禁書目録」の設定を基準に、科学サイドのシナリオがみごとなまでに構築されています。オリキャラも本編に負けず劣らず魅力的なメンツが揃い踏みで、本編涙目な出来栄え。この手のコミック化は数冊出ただけで終わってしまうのが常ですが、ぜひとも長期で続けてほしい所です。
ただ、やはり外伝ということで本編にリンクするような記上が少々みられました。もうここまで面白いなら、魔術師とかそんな設定はなしでいったほうが、へんに複雑化しないでいいのでは?
・「高い!」
自分はニトロプラスダイレクトという、元々Fate/Zeroの通販を取り扱っていたサイトですが、そこで一冊1500円ほどで購入しました。しかも、4冊買ったらブックスタンドみたいなのも付いてきました。あれは、初回だけだったのかはわかりませんが、アマゾンは少し高い気がします。内容は多少言葉が難しいですが、Fate/stay nightの世界が好きな人なら楽しめると思います。Zeroはセイバーや切継の物語ではなく、綺礼の物語です。読み終わった後、レアルタの桜ルートで彼の生き様に酔いしれてみてはいかがです?
・「結末が確定している小説の醍醐味に打ちのめされた」
ライダーに酔った。ネタバレはしちゃいけないことだから・・・一言だけ。4巻一気読みすべし!その後、目を閉じて、余韻に浸って欲しい。無意識に、Fateのソフトを起動している自分が、そこにいるはずです。
・「この運命《Fate》に、タイガー道場は存在しない。」
Fate/ZeroはBAD ENDだ。登場人物全員が何かを失う形になって幕を下ろす。
しかし、読み終わってみて、この物語がTRUE ENDに思えるのは何故だろうか。
この物語はFate/stay nightの十年前の物語であり、十年後に確かな希望が残ることは確約されていることが前提となって話が進むからか。それもあるだろう。確かにそれは正しい「TRUE」といえるだろう。けれどそれだけではない。虚淵玄氏の文章が上手いのだ。「巧い」といってもいいだろう。物語の魅せ方を心得ているし、読者を物語に引きずり込む力がある。小手先のものではなく、この文章力は自然と会話ばかりが目立ってしまうノベルゲームのシナリオライターの次元を超えていると思う。これはFateをやった人ならまず間違いなく楽しめる作品だ。これは断言できる。「stay night」あっての「Zero」だが、「Zero」は、「Zero」がなくては「stay night」が成り立たなくなってしまうところにまで登り上がった。私的に「Zero」のほうが読み終わったときの達成感や満足感は「stay night」よりも上だと思っている。文体を奈須に似せるという難しいことをやっておきながら、Fateの持っているスピード感も、臨場感も、白熱する感情の爆発も、見事に書ききっている。
「人の土俵で、これだけの相撲が取ってしまえるというのは、ただ事ではない。」
三巻の解説を書いた田中ロミオ氏のいうとおりだ。これは文句無しにおもしろい。極限のBAD ENDがここにある。
・「Fate信者なら高評価。」
全巻を読み終えての評価。自分は全く小説は読まない方なのですが舞台が『Fate/stay night』の前の話という事で全巻セットで購入しましたが...傑作です!!、読み易いし『Fate/stay night』に繋がる伏線が散りばめられていて、もう一度ゲームをプレイしたくなります。『Fate/stay night』をプレイした方なら読む事をオススメします。個人的に気になったのは4巻で≪あちゃ〜〜≫と思わずにいられない場面が...、宿命の対決『衛宮切嗣VS言峰綺礼』なのですが『衛宮切嗣』のアレは『界○拳』ですか?、頭の中で≪『孫○空』かよ!!≫とツッコミを入れてしまいました(苦笑)
・「ついに完結」
切嗣の過去、『より多くの命を優先すべきだ』という脅迫観念に突き動かされるまでに至る経緯。セイバー(騎士王アーサー王)とバーサーカーの過去の複雑な関係。ライダー(征服王イスカンダル)の夢と過去。聖杯の意志と切嗣の歪んだ信念の対峙。そして、stay nightへのつなぎ目が明かされます。とことん悲しく、虚しく、凄惨な展開ですがどうぞ最後までZero(stay nightの始まりまで)をお読みください。
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