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▼「わたしの読んできた漫画」:セレクト商品

鉄腕アトム (1) (手塚治虫漫画全集 (221))鉄腕アトム (1) (手塚治虫漫画全集 (221)) (詳細)
手塚 治虫(著)

「空を越えて ららら~」「ああ、夏貸しや、じゃないでしょ!懐かしや。」「21世紀のマンガです」


サイボーグ009 (第1巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス)サイボーグ009 (第1巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス) (詳細)
石ノ森 章太郎(著)

「当時、本の厚さにビックリ」「集え勇者たち」


火の鳥 2 未来編 (2) (朝日ソノラマコミックス)火の鳥 2 未来編 (2) (朝日ソノラマコミックス) (詳細)
手塚 治虫(著)

「人類の文明の存在意義を問う作品」「ロックのサングラス」「もう漫画から離れない」


ストップ!!ひばりくん! (1) (ホーム社漫画文庫)ストップ!!ひばりくん! (1) (ホーム社漫画文庫) (詳細)
江口 寿史(著)

「読みやすい!」「怪進撃ひばりに負けるな!耕作君(^^;)」「歴史に残るオシャレギャグ」


めぞん一刻 (1) (小学館文庫)めぞん一刻 (1) (小学館文庫) (詳細)
高橋 留美子(著)

「何度読んでもいい作品」「漫画界に輝く金字塔」「純愛です」「繰り返し読める傑作」「一刻館」


2001夜物語 (Vol.1) (Action comics)2001夜物語 (Vol.1) (Action comics) (詳細)
星野 之宣(著)

「万人必読の3巻」「人間にとって宇宙とは何かを問う大河小説」「全巻まとめてのレビュー」「80年代SFブームの香り」「星野さんが、最高に力を入れた作品です」


ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」 (詳細)
宮崎 駿(著)

「映画「風の谷のナウシカ」の原作」「映画にはない深みに目をみはる」「映画とはまた違う良さがある!」「強いメッセージのある作品」「哲学としてのナウシカ」


東京物語 (3) (ハヤカワコミック文庫)東京物語 (3) (ハヤカワコミック文庫) (詳細)
ふくやま けいこ(著)

「見事に大団円」「アニメ化して欲しい(切実)」「15年早かった?!ていねいな快作です!」


赤い花束―高橋留美子傑作集 (BIG COMICS SPECIAL)赤い花束―高橋留美子傑作集 (BIG COMICS SPECIAL) (詳細)
高橋 留美子(著)

「さすが高橋留美子」「泣きと笑いの絶妙なバランス」「こつこつと書きためた一作一作のいずれもが、味わい深い佳作揃いの短編集」「20代も切ないです」「私の考えが!私の日常が!」


機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース)機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース) (詳細)
安彦 良和(著), 矢立 肇(著), 富野 由悠季(著)

「本家ガンダム再臨!」「真のガンダムここにあり」「「ガンダム」を愛するすべての人に」「熟成されたガンダム」「20年越しの。」


宗像教授伝奇考 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)宗像教授伝奇考 1 (1) (ビッグコミックススペシャル) (詳細)
星野 之宣(著)

「伝奇ロマン」


ああっ女神さまっ 37 (37) (アフタヌーンKC)ああっ女神さまっ 37 (37) (アフタヌーンKC) (詳細)
藤島 康介(著)

「祝!20周年!」「久しぶり!」「表紙」「新たな女神、地上降臨!」


アーケードゲーマーふぶきORIGINAL (ブロスコミックス)アーケードゲーマーふぶきORIGINAL (ブロスコミックス) (詳細)
吉崎 観音

「お勧めです」「レトロゲーム好きにはたまりません」


B型H系 5 (5) (ヤングジャンプコミックス)B型H系 5 (5) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
さんり ようこ(著)

「竹下・エロ神・宮野」「宮野www」「金城さんの為の巻」


一撃殺虫!!ホイホイさん (Dengeki comics EX)一撃殺虫!!ホイホイさん (Dengeki comics EX) (詳細)
田中 久仁彦(著)

「かわいくて面白い!」「素敵漫画」「待ちに待った単行本化」「ドールの近未来でヲタク魂を」「面白い漫画」


はじまりのはこ (CR COMICS)はじまりのはこ (CR COMICS) (詳細)
よしづき くみち(著)

「次はぜひ長編を!」「綺麗なのは絵だけではない!」


ウルトラマンTHE FIRST (1) (単行本コミックス―KADOKAWA COMICS特撮A)ウルトラマンTHE FIRST (1) (単行本コミックス―KADOKAWA COMICS特撮A) (詳細)
高田 裕三(著)

「いいものは色あせない。高田氏による新解釈。ハヤタがカッコイイ!シビレマス。」「良い作品になっています。」「意外な描き手による良作!」


女子高生 1 新装版 (1) (アクションコミックス)女子高生 1 新装版 (1) (アクションコミックス) (詳細)
大島 永遠(著)

「最高なんだが」「女性も読める☆」「女子校出身者にオススメです」「ここまで下ネタ率が高いとは…」「お馬鹿で面白い!」


鋼鉄の少女たち (1) (角川コミックス・エース)鋼鉄の少女たち (1) (角川コミックス・エース) (詳細)
しけたみがの, 手塚 一佳

「通俗的な、あまりにも通俗的な。」「戦車と少女と幸せのキャンディ」「絵が雑」「う~ん。いまいち」


らき ☆ すた (6) (角川コミックス)らき ☆ すた (6) (角川コミックス) (詳細)
美水 かがみ(著)

「変化と不変」「充実した内容に大満足でした☆」「普通に共感できたり、クスッと笑えたり」「安定した面白さ♪」「うぁあーん(T-T)」


▼クチコミ情報

鉄腕アトム (1) (手塚治虫漫画全集 (221))

・「空を越えて ららら~
鉄腕アトムはたくさんの書き直しや、新しい話があってどれが始めて書かれたストーリーなのかよく分からないが、大きく見れば差別の問題だと思う。ロボットと人間の境界、そのあいだに立つのがアトムという人間の心を持つロボットなのだ。アトムはどちらの見方というわけでもない。話の中では反旗を翻したロボット達の仲間に自分の意志でなったりもしている。力を持ち心も持つアトムは両者を大切にしたいと思っているのだが、どうしても消えないその隔たりがアトムを殺してしまうことになるのである。鉄腕アトムは可愛いアトムとは対照的にかなりヘビーな話だと思うのだが・・・。

・「ああ、夏貸しや、じゃないでしょ!懐かしや。
~夏は貸せない、この本たちも他人には貸せない!!という具合に魅了されたシリーズでした。今でも多くのファンをとりこにしているはず。難しい本たちをたくさん読んで、世界がどうなるのかが少しは予測できる今になって世になって、、ふと読み返したくなった漫画本たち。

その一つのシリーズが、やっぱり鉄腕アトム。本棚に揃えて、死んだら孫たち~~に読んでもらえるかもしれないぞ、、と思うそんな「楽に明るく笑いながら」死ねたらいいな志願のわたし。

手塚氏の(聖人ですが)漫画って、どこかに必ず笑える動きがちゃんと入ってる。楽に読めるのに、実はすごいテーマが根底に。

それが理解できるのはずっと大人になってからだったり、、。もちろん読む時期と読者の年齢によっても異なるが、~~今のわたしが読んだら何を楽しめるだろうか?そんな好奇心も手伝って、再読したいリストに入りました。~

・「21世紀のマンガです
いわずと知れた手塚治虫の代表作です。じつはアトムの誕生日は2003年です。現代にはまだまだアトムのような人工知能や感情を持ったロボットはいません。アトムのような人の幸せを考えることのできるロボットにでてきてほしいとおもいます。このまんがは、アトムが活躍するところだけでなく、人間とは何か、ロボットとは何か、人間とロボットは何処が違うのかなど、いろいろとかんがえさせられるところもあり、とても面白いと思います。

鉄腕アトム (1) (手塚治虫漫画全集 (221)) (詳細)

サイボーグ009 (第1巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス)

・「当時、本の厚さにビックリ
子供のとき、親に買ってもらった時、その厚さにビックリしました。いまだにその当時の本を買えるところがすごい。ここから009の歴史が始まった誕生編。画風など違和感があるかもしれませんが発表当時のことを考えながら読むのもいいかと。当時の連載誌は今はなき少年キングです。

・「集え勇者たち
まるで何ということも無い者達が、利権の目的の為だけに集められた、私利私欲だけのために それを知れば反抗するのは当たり前、それは真実の反抗 いや抵抗だ!

サイボーグ009 (第1巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス) (詳細)

火の鳥 2 未来編 (2) (朝日ソノラマコミックス)

・「人類の文明の存在意義を問う作品
35世紀、もはや人類は黄昏の時代を生きていた。文明は衰退し、人々は地下に潜り、無気力にほそぼそと生きながらえていた。ある日、ささいなことから、人類は全面核戦争を勃発させ、人類は一日にしてほぼ全滅してしまう。

偶然生き残った、マサトは、火の鳥からの啓示を受け、不死の身体となる。たった一人生き残った、マサトの数十億年にも及ぶ孤独と苦悩。そして、人類の文明の意味性についても警鐘をならす、遠大なテーマを含む作品。

・「ロックのサングラス
ほんとに悲しかった。マサトもロックも猿田もタマミもなんもかも…。心に残ったのはやはり悪役ロック君。『戦争だけは嫌だ!!』どんだけ泣かせるねん。

・「もう漫画から離れない
もう漫画から離れない!そう決心させてくれた私にとっては究極の漫画作品です。人類の黄昏の時代、つまらない争いで核兵器のボタンを押してしまう人類。メガロポリス・ヤマトを追われたマサトとタマミの行き着いた先は世捨て人の猿田博士のドームだった。やがて放射能の魔の手はドームにも・・・。そこからマサトの数十億年に及ぶドラマが始まる。最初見たときは、怖くて夜トイレに行けませんでした。「怪談」めいた反応かも知れませんがマサトの極限を超えた孤独の旅路を想うと、夜の闇と十数億年の時間が繋がっているような気がしたものです。あのトイレを恐れた頃から早や30余年、日本漫画の恐るべき名作は今、世界から注目されています。

火の鳥 2 未来編 (2) (朝日ソノラマコミックス) (詳細)

ストップ!!ひばりくん! (1) (ホーム社漫画文庫)

・「読みやすい!
明るくて、絵もかわいくて、コマ割りもすっきりしていて、本当に読みやすい。読むときのストレスが極限まで排除されてるから何の雑音もなく没入できる。巧いんだなと思う。絵が汚いなーとか、嫌なムード(暗い話)だなーとか、次にどこのコマを読んだらいいのかなーとか、台詞長いなーとか、引っ掻き傷のように微かだけど気になる何か、というのが全然ない。読みにくいおしゃれな漫画が僕は嫌いなので。星4つなのは完結せずに終わったことと、作者がほぼ休筆状態なことで。後者は作品自体には関係ないんだけど。気持ち的に。

・「怪進撃ひばりに負けるな!耕作君(^^;)
アットホームなやくざ屋さん「いばり一家」に寄留した耕作君、ひばりの倒錯世界に引き込まれるか?はたまたさゆりの強引な求愛に攫われるのか?

明るく逞しく、「ひばり君の恋敵」にもまれながら成長する耕作君。苦しいときの悲しいときの座右の書です。(^0^)/

・「歴史に残るオシャレギャグ
少年マンガが初めて「おしゃれ」なものとして認知された、という意味で歴史的な価値を持つ名作。ファッショナブルでポップな絵柄は当時は相当斬新だったに違いない。知らんけど。

ストップ!!ひばりくん! (1) (ホーム社漫画文庫) (詳細)

めぞん一刻 (1) (小学館文庫)

・「何度読んでもいい作品
昔からあまりアニメを見ずコミックも滅多に読まないタイプだった私ですがこちらは別でした。一刻館の超個性的な住人たち、どこか影のある魅力的な管理人の響子さん、とても一途で純粋な心優しき青年、五代君…と登場人物からして魅力的です。

五代くんの思いが響子さんに伝わるのか?とハラハラするのですが、単なるラブストーリーではなく人情味があり笑えたり切ない気持ちになったり感動したり…と“漫画でここまで心を動かされるとは”という感じでした。登場人物のちょっとしたやりとり、お互いを思っているのにすれ違ってしまう2人など見所は沢山あります。五代くんの純粋さには惹かれましたし響子さんの大人の女性なのに可愛らしさがある所も素敵。結構シリアスな部分や涙してしまう部分もあるのですが、全体的に明るくほのぼのとしていて重過ぎない所もいい。最後まで目が離せない展開で、あまり漫画に興味のない方でも楽しめるのではないかと思います。何度読み返しても“いい作品だな〜”と思えますし温かな気持ちになれます。

・「漫画界に輝く金字塔
「普段あまり漫画を読まないけどめぞん一刻は好き」という内容のレビューが多いところを見ても、この作品が国民的な「漫画のスタンダード」になっているのがよく分かります。ちなみに私は漫画をかなりたくさん読みますが、やはりみなさんと同じでこの作品が大好きです。というよりも、ラブコメというジャンルに限って言えば、この作品を超えるものはないと思いますし、これからも出てこないでしょう。漫画作品の中には作者の実力以上のものが出てしまっているもの、漫画の神様がペンに降りてきたんじゃないかと思うような作品が時々ありますが、井上雄彦の『SLAM DUNK』とこの作品はまさにそんな感じです。若い人には携帯がない頃、日本人が今よりも季節の移り変わりに敏感だった頃を、昭和生まれの人には昔を懐かしみながら、何度でも読み返してほしい名作です。

・「純愛です
アパートの管理人の響子さんと浪人生から大学生になる五代君の純愛ともいえるラブストーリーです。

当初は五代君の単なる憧れの人であった響子さんも五代君の受験、合格、恋のライバル三鷹さんの出現などにより二人の仲は近づいたり離れたり。

私は最大の醍醐味は人の心を思いやるやさしさをもつ五代君の行動にあると思います。五代君は時には頼りないし、お金もありません。しかし、響子さんを思いやる気持ちは誰にも負けていません。

響子さんの負う心の重荷(これは読んでいただくとわかります)を少しでも軽くしようと一緒に背負っていこうとする五代君。そして、本当に一緒に背負ってもらっていいのか悩む響子さん。最終的に二人で考えた上での結論を出します。結論に至るまでの二人の相手を思いやる気持ちが美しい。

何よりも年下で頼りない五代君が精一杯背伸びをして響子さんのために頑張ろうとする純粋さに感動です。ぜひ、みなさんに読んでいただきたいです。

・「繰り返し読める傑作
もう何回読みなおしたことか....読むとほんわか幸せな気持ちになれる話です。最近は恋愛もストレートになってきて、いわゆる「純愛」と言ったワードが薄れてきているように思えますが、これは純愛とかひたむきな愛とかが溢れていて、忘れかけていた何かを取り戻せる....そんな感じです。主人公の五代君の行動に一喜一憂しながら彼を応援したくなる...そんな気持ちになっている自分に驚きながら読んでいます。この作品を読んでから高橋留美子さんの作品に触れるようになったきっかけの一編です。とにかく、心が渇いてきたと思ったら読むと潤うことができます。

・「一刻館
連載当初の絵だからあまり上手いとはいえないけど、どんどん引き込まれていく世界観と個性の強いキャラクター達には圧巻。時代を超えて愛される所以はそこにあるのでしょう。これをまだ読んでないのであれば、今からでも遅く無いから全部買って読まれる事をオススメします。高橋留美子作品の中で一番好きな漫画です。

めぞん一刻 (1) (小学館文庫) (詳細)

2001夜物語 (Vol.1) (Action comics)

・「万人必読の3巻
深い。それがこの3巻である。表面をなぞれば、単なる「まあまあ出来のいいSFコミック」ということになろう。しかし、その背後には、作者の多分野にわたる深い知識と、何より人類の存在そのものの意味をダイナミックに、鋭く、叙情豊かに問うパワフルな哲学がある。何度読んでも感動しないではいられない究極の名作の1つ、心のバイブルである。唯一、「なぜ自分にこのレベルの創造ができないのか」そう強く自問してしまう点が最大の欠点といえる。まったく素晴らしいの一言に尽きる最強のSFコミックである。

・「人間にとって宇宙とは何かを問う大河小説
映画「2001年宇宙の旅」の世界を更に時代を進ませ、人類と宇宙開発の意味を鋭く世に問うSF漫画の傑作。

類人猿が道具を使い文明の扉を開き、猿による宇宙実験から人類の宇宙開発がはじまり、遂に太陽系最果てに位置する人類禁断の惑星「悪魔星(ルシファー)」の反物質を利用して小型ブラックホールを誕生させ、このエネルギーを利用して人類は無限の宇宙に旅立っていくが・・・

様様な星間で繰り広げられるアクシデント、人間模様、そして人類は本来の存在意義を知り、母なる地球へと帰還する・・・・

この深遠にして余りにも広大なテーマに挑み、成功している作品。宇宙に思いを馳せるとともにこの作品で人類とは、自分とは・・を見つめ直すのも一興かと。

・「全巻まとめてのレビュー
星野之宣さんは、宇宙戦艦や巨大ロボット、モビルスーツやモーターヘッドが戦闘を繰り広げるようなマンガを除けば、宇宙モノのSFマンガの第一人者と言っていいだろう。

『2001夜物語』も宇宙をテーマにしたSF短編集だが、それぞれのストーリーは関連したものが多く、オムニバスと考えていい。

物語として印象に残るのは、ページ数も多い第8夜「悪魔の星」あたりだろうか。ところどころに散りばめられたミルトンの『失楽園』の言葉が効果的だ。

第3夜「豊饒の海」はわずか20ページの佳作。鶴田謙二の初期の作品を集めた『SF名物』(講談社)には「豊饒の月」というこの作品のパロディが収録されていて、ちょっと笑える。

小説では味わえないマンガならではの傑作シーンは、第19夜「緑の星のオデッセイ」の星間種子(スター・シード)を飛ばす植物の造形だ。

科学の進歩が加速されている現代では、SFマンガの寿命も短くなっている。

星野さんは、「古くならないものはただひとつ人間のドラマだろうと考え、そこに重点を置くことを心がけた」と文庫版『残像』のあとがきで述べているが、『2001夜物語』もそのような思いをもって描かれているのだろう。

20年前の作品でありながら、古さは感じられない。

星野さんのSFで宇宙モノと双璧をなすテーマといえば恐竜モノだ。

『ブルー ホール』や『ブルー・ワールド』で描かれる太古の世界は生命に満ちあふれている。

著者にとって恐竜モノは、無機的な宇宙空間での物語にたいしていいバランスをもたらしてくれる存在なのかもしれない。

・「80年代SFブームの香り
 星野之宣先生のイラスト完成期の作品である。タッチがもっとも繊細であった時期の作品。いわゆるSF世界をわかりやすく美しく画像化してくれた。 SF初心者はここから入るのもありだろう。またベテランはここに懐かしい香りをかぐ事だろう。 是非、3冊揃えて読んで欲しい。

・「星野さんが、最高に力を入れた作品です
人類が、月、太陽系、冥王星外の反物質星ルシフェル、ブラックホールの制御と恒星間飛行を成し遂げる壮大な物語。中には、笑える話もあります。

2001夜物語 (Vol.1) (Action comics) (詳細)

ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」

・「映画「風の谷のナウシカ」の原作
全部で約1100ページ。その中の約220ページが、映画の部分に当たる。単純に約4倍の続きがあるとも書ける。

●本は26×20cmの大きさ。迫力がある。紙の質はわら半紙風。(長く保存したい場合は、別に愛蔵版の漫画本がある。)●1巻には、40×60cmの水彩画ポスターが付属。●1〜6巻までは、20×30cmのとじ込み水彩画ポスターが付属。ナウシカ単独、または脇役との構図でどれも味わい深い。(ポスター/4巻:王蟲とナウシカ。6巻:巨神兵とナウシカ。)

漫画としては、今のコミック単行本とくらべて「コマ割り」が小さい。手描き風で独特。映画の内容とは微妙に異なり、より深く大きな主題に迫っていく大文学作品に仕上がっている。

試しに読みたい場合は、1巻と2巻を集めれば、映画の内容とのちがいが理解できる。映画を観てからはもっと理解したいと思っている場合は、全巻揃えるといいかもしれない。

誉めすぎかもしれないが、この漫画はゲーテ、ファウストといった海外の文学作品と肩を並べるくらいだとも思う。逆にいえば、長編の小説などを読まない人にとっては、それだけ読みづらいものだとも思う。

芸術的な文学作品の漫画。芸術的な大衆娯楽作品としての映画。その両方を製作した宮崎駿さんの実力。誇り高く日本の芸術性を広く世界に認知させたその功績に、ただただ驚愕した。栄誉の人だと思った。

手塚治虫さんは現在主流の漫画の偉大な礎であり根源といえる。宮崎駿さんは書籍「出発点」のなかで、手塚治虫さんに強いライバル心を向けている。それは目を疑う程あからさまで「手塚さんのアニメで、アニメ業界は仕事を安く請け負うようなことになった」というような内容を含んでいる。もしかしたら、手塚漫画に対する、挑戦的な漫画でもあるのかな、とも感じた。大きな流れに感動した。

・「映画にはない深みに目をみはる
 土鬼(ドルク)の聖都シュワの墓所には、どのような秘密が隠されているのか。腐海(ふかい)が生まれた真の理由は何なのか。そして、封印されていた世界の秘密の意味するところを理解した時、ナウシカはどの道を選ぶのか。

 生命の存在、生命の慈しみ、光と闇の邂逅など、いくつものテーマがからまり合い、収斂していく物語の面白さ。巨神兵の扱いや、クシャナと父王との因縁の決着など、シリーズ終盤の話の展開には、正直、拍子抜けしたところもありました。でも、この世界を構築した設定の深さには、目をみはるものがありましたね。ナウシカと王蟲との心の交流、クシャナのキャラの転調、そしてある人物の最期など、心に深く響いたそれら話の琴線が忘れられません。

 映画は確かに面白かった。しかし、このコミック版は、ほとんど別の物語と言っていいでしょう。腐海を中心にした世界、王蟲の存在感、主要なキャラたちの性格設定の深みという点で、コミック版は映画にはない深みがありましたから。

 それと、この【アニメージュ・コミックス・ワイド版】の7巻セットのボックスには、商品案内に記載されている「トルメキア戦役バージョン」の言葉は見当たりません。第3巻ならびに第4巻のカラー口絵に、「トルメキア戦役戦線地図」の言葉はあるけれど。 ボックスの裏に、「NAUSICAA」(最後のAの文字の上部に、マル点ふたつ)、次の行に、「OF THE VALLEY OF WIND」と記されています。

・「映画とはまた違う良さがある!
【風の谷のナウシカ 全7巻 トルメキア戦役バージョン BOXセット】

映画化されたのは第2巻くらいまでになります。その後、ナウシカは王蟲や腐海の謎を解くために、自らの意志で風の谷を離れ南の森を目指し旅立ちます。やがて彼女は腐海の意味を知ることに...。

7巻まで一気に読んでしまいました。読んで行くうちにぐいぐい引き込まれ、不思議な世界に魅了されてしまいます。秩序と混沌、人間の愚かさ、美しさや残酷さなどが描かれていて、人間の在り方を考えさせられる作品だと思いました。

映画とコミックスでは微妙にストーリーが違う部分があるのでそれを発見するのもまたひとつの楽しみでしょう。コミックスでは映画には登場しない人物がいっぱい出てきますし、クシャナ、クロトワ、ユパのことをもっと知ることができます。

映画は万人向けですが、コミックスのほうは奥が深く複雑なのでどちらかといえば大人向けかもしれません。 トルメキア戦役バージョンのBOXも素敵ですよ。

ただ、少し残念に思ったのが、後半かなり駆け足気味になってしまって、全体的にストーリーをもっと掘り下げることができなかったように感じられたこと。10数年かけて連載されていたので、思想や心境の変化があったのか、それとも忙しくてお時間がなかったのかは分かりませんが、7巻だけじゃ足りないように思いました。

それから、これは作品とは関係なく出版上の問題ですが、紙質があまり良くなくて一部シワになってよれてしまった箇所がいくつかありました。長期保存には不向きなので、もう少し紙質にも配慮して欲しかったです。

・「強いメッセージのある作品
正直、劇場版とは違うものだと思ってよい作品だと思います。劇場版と違い、宗教国のドルクや森の人などがでてきたり、劇場版ではお姫様していたナウシカがとても力強くたくましい少女に描かれていたりします(私はそう感じました)。私はこの原作版のほうが好きです。そして、もう1人の姫様のクシャナにまつわるエピソードや生き方は、ナウシカと同じくらい惹かれます。7巻の内容の濃さは、凄まじいです。物語が一気に終末に向かいます。最後のナウシカのセリフは、とても力強いメッセージだと思います(セルムとかわす最後のセリフです)。説明はいりません。買って読んでください。CD1枚買うよりは、絶対に価値があります。読み終わった後、必ず「何か」が心に残ります。

・「哲学としてのナウシカ
『アニメージュ』の連載第一回を読んだ時の衝撃は、未だに忘れることができません。腐海、蟲、メーヴェなどいままで聞いたことのない音の響き、独特のエンピツ画など、これはとんでもない物語が始まろうとしている、と背筋がぞくぞくしました。トルメキア戦役に否応なく巻き込まれていく風の谷の人々とナウシカ、巨神兵をめぐるトルメキアとドルクの暗躍、両国の存亡をかけた戦争、重い責任を自ら背負うクシャナや僧正、この世界の存在そのものの残酷さに深く傷つくナウシカ、そしてラストでの本当に力強い、人間のそれぞれのかたちでの救いと世界の癒し・・・。こんな壮大な物語は他の大抵の作家は冗長になって訳がわからなくなってしまうか筆を折ってしまうものなのに、宮崎さんは見事に完成させた。人間は、腐海の瘴気に蝕まれ続けても「血を吐きつつくり返しくり返しその朝をこえてとぶ鳥だ!!」とナウシカが言い放つ場面(最終7巻)に、宮崎さんの世界観、哲学が集約されています。アニメーションでの評価ももちろん正当なものだけれど、このマンガ版ナウシカによってこそ宮崎駿さんという稀有な作家の評価をしなければならないと、心から思っています。☆10こぐらいつけたいくらいです。

連載当時(高校生時)は早く次が読みたくて仕方ありませんでしたが、宮崎さんがアニメをつくる度に長期休載で、ついにアニメージュを買うことをやめてしまいましたが、徳間書店からセットで出してくれていることを知ったときは「なんて太っ腹!」と思ったものです。しかもこの値段で入手できるのは、信じられないくらい幸福でした。

ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」 (詳細)

東京物語 (3) (ハヤカワコミック文庫)

・「見事に大団円
 当初はただの名探偵のように思えた主人公・草二郎の秘密が全て明かされる最終巻。超能力を失った状態で陰謀の黒幕に挑む草二郎と親友・平介の友情がほろりとさせる。主要な登場人物に根っからの悪人が居ないのも作者らしく、世界観を壊さないまま上手に陰謀を描ききった力量はなかなかのもの。

 横浜編以降に登場する松島響ちゃんの見せ場がもう少しあればなお良かったのにというのは贅沢か。

 

・「アニメ化して欲しい(切実)
文庫版が出るのを待ち望んでいたので、最終巻を手に入れて嬉しかった。書き下ろしの漫画もよかった。でも3巻に分けるよりは、3巻の最後にまとめて載せる方が読みやすいと思った。内容が同じような雰囲気にするのは難しいのではないかと思ったけど、続きが読みたい人も多いのではと思った。でもふくやまさんならできるのではないかと思うのは無理な要求かな。

・「15年早かった?!ていねいな快作です!
この作品の舞台は昭和初期。今でこそ「昭和レトロ」は定着していますが、この作品の連載開始は87年…。ある意味、時代を先取りしていたのかも。 この作品には、そんな古き良き時代に対する作者の愛情や、この時代を背景にして作られた諸作品に対するリスペクトが随所に感じられて、とても好感が持てます。キャラクターが魅力的なのは勿論、お得意の「ちょっと不思議なお話し」や、ほのぼのとしたエピソードも光っています。 ただ、主人公の過去にまつわるメインストーリーや、草二郎の性格には、少し統一性に欠ける気もしました。しかし、この作品が5年にわたって描かれた事、ちょうど作者が20代後半から30代の時期にかけて描かれた事を考えると、自然な流れだったのかも…と思っています。 ちなみに、まだ連載中の90年。宮崎駿によるテレビアニメ化の企画書が描かれていたそう。(タイトルは大東京物語) もし、これが実現していたら、例によって内容は別モノになっていたと思われますが(笑)懐かしい看板建築の街並みや、謎の洋館などを舞台に、平介や草二郎が活躍する様子を観てみたかったなあ……と思ってしまいます。

東京物語 (3) (ハヤカワコミック文庫) (詳細)

赤い花束―高橋留美子傑作集 (BIG COMICS SPECIAL)

・「さすが高橋留美子
個人的には第三話の「ヘルプ」が好きです。昔厳格だった父親が介護が必要になってしまって、妻が介護していたんだけど、その妻が入院。そこで主人公の息子(っていってもオジサンサラリーマン)が介護することになるって話。父はいつまでも父で息子はいつまでも息子なんだなあって思う場面があってね。それだけなんだけど。それだけの話なんだけどさすが高橋留美子ってとこですか。あ、ソツなく笑えます。ギャグ全開じゃない笑いって好きです。

そのホカの話も面白かった。なんか一話一話がそのまま一時間ドラマとかになりそうだよね。そしたら見るのに。西田敏行とか大地康夫とか谷啓とかオジサンパワー全開でやってほしいなあ。

・「泣きと笑いの絶妙なバランス
久しぶりの高橋留美子の短編集。「まってました!」の一言です。主人公はオヤジとおばさん。普通の人をいかに普通に書いて、読み手を世界に引き込むか。歳を重ねた作者がたどり着いたところは、このフィールドなのでしょうか?なかでも『ヘルプ』は日本の男性にはぜひ読んで欲しい。これからの時代「親の介護」という問題は誰にでも降りかかるであろう重要な人生の通過点であり、それを「笑い」と「涙」の心地よいバランスでまとめてあります。「愛しさと切なさと心強さと」…なんて流行歌ではありませんが、生きていくことに必要なちょっとしたアドバイスを作者は投げかけているのではないでしょうか。とても満足のいく作品集です。「犬夜叉」世代の人にもぜひ!読んで頂きたいです。

・「こつこつと書きためた一作一作のいずれもが、味わい深い佳作揃いの短編集
高橋留美子は、青年誌上では、「ビッグコミックスピリッツ」での「めぞん一刻」の連載を1987年4月で終えてからは、1987年7月以降、少年誌での連載の合間に、ほぼ、1年に1作のペースで、「ビッグコミックオリジナル」に、こつこつと短編を書きためており、短編集としてまとめられるのは、「Pの悲劇」、「専務の犬」に次いで、これが三つ目となる。

18年間にわたって書き連ねてきた一作一作は、いずれもが味わい深い佳作揃いであり、この人の漫画は、嫁姑問題、寝たきり老人の介護問題、中年男の過労死や、わびしく孤独な単身赴任生活といったシリアスなテーマでさえもユーモアを忘れず、最後には、どこにでも、そして、誰にでもあり得るささやかな幸せを描いて終わる、ほのぼのとした暖かさがあり、後味が良いのが特徴だ。それと、この人の漫画を見ていつも不思議に思い、感心するのが、女性でありながら、さりげないシーンの中に、男性にしかわからないはずの、男性ならではの心の内面の微妙な揺れが、実にリアルに描かれていることだ。

これだけの作品を描ける人が、1年に1作というのは、大人の高橋留美子ファンとしては、物足りない。高橋留美子にとっては、少年誌での長期連載の合間の、青年誌での毛色の変わった短編の執筆が、おそらく、格好の気分転換になっているのだろうが、「犬夜叉」の連載も、彼女の最長連載記録をすでに塗り替え、マンネリ気味になっている。そろそろ、「犬夜叉」の幕引きをし、青年誌での二度目の連載を開始してほしいと期待しているのは、私だけではないだろう。

・「20代も切ないです
僕が高橋 留美子さんを知ったのは4年前くらいにBSでうる星やつらを見たのがきっかけで、それから留美子さんにハマってます。

僕はこの作品の中でこの本の題名にもなっている「赤い花束」が心に残りました。

・「私の考えが!私の日常が!
嘗て、大学の漫研で高橋氏の作品の載った漫研誌を見て「うまいな〜」と感じた、作者と同世代読者です。そしてこのシリーズは、僕らが結婚してから体験した近所づきあい・上司との交流・会社での悲哀・子供との話・親の老いなど、まさに僕らのグラフィティといった趣です。毎回続編を待ちに待ってます。今回の作品集では「日帰りの夢」が特に印象に残りました。同窓会で男なら誰もが一度はあこがれるであろう「好きだった人」との再会。そんな時ついつい考えちゃうんですよね、「きっとあの子も・・?」なんて。ところがいつものように作者高橋氏は「日常にこそ幸せがある」とのテーマを忘れない。主人公、東雲さんが「好きだった人」から渡される日記ノートの言葉「過去は永久に静かに立っている」は深いな〜、と感じ入りました。

赤い花束―高橋留美子傑作集 (BIG COMICS SPECIAL) (詳細)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース)

・「本家ガンダム再臨!
「機動戦士ガンダム」放映からすでに20数年が経った。現在38歳の私は当時まだ高校生だった。「マンガなんて!」と思いつつ図らずも偶然観た第一回放送の時の軽い衝撃は今でもハッキリと覚えている。当時、TVマンガでこれほどのSFは存在しなかったからだ。スペースコロニー間の人間同士の未来戦争が舞台であること自体、画期的であった(フツウは人類VS宇宙人もしくはマッドサイエンティストなんていう設定だった)。このようなガンダム世界の骨太な設定があったからこそ、20年以上経った今でも世代を超えて人気を保ちつづけることができていると思っている。我が家では私とともに小学生の2人の息子たちもガンダムファンだ。(今でもガンプラ作ってます)

このエポックメイキング的アニメの「ガンダム」が“オリジン”の名をつけて帰って来た!筆者の安彦さんは言わずと知れたガンダムのキャラデザイナー。まさしく“オリジン”の冠は彼でしか付け得ないものだ。ガンダムを初めとするMSや兵器のデザインは大河原氏にも協力を得ながら、独自の新しい発想でリメイクされており新鮮だ。ストーリー的にも、TV版ガンダムを踏襲しつつ、やはり新解釈も取り入れられている。が、安彦氏のアムロやシャアであれば、多少の新解釈を入れられても安心して見ていてられる。今になってマンガでガンダムが帰ってくるとは思いもしなかった。これは面白いことになりそうです。

・「真のガンダムここにあり
私は過去ガンダムの本を読みましたが、これが一番よいのではないかと思います。

理由は、アムロがガンダムを起動させたシーンやシャアの秘められた意志を確実に、そして忠実に読者に伝えてくれる、そんな作品だと思うからです。これは過去のいかなるガンダムコミックにも勝ります。

また、安彦良和氏が自ら筆を持ち作品を仕上げたと言うのも大きなポイントです。それは、安彦氏だけが知っていた部分も描いているのではないかと思います。

ですが、理由なんかを省いても、ガンダムを過去に読んだ事のある方にも、自信を持ってお勧めできる一冊です。

・「「ガンダム」を愛するすべての人に
 ファーストガンダムの衝撃から20余年、安彦良和氏が満を持して放つコミック版ガンダム。一体何人の人がこれを待っていたのだろう。

 アニメ版で分かりにくかった部分、つじつまが合わなかった部分(例えば、「なぜアムロははじめて実物を見たはずのザクの、正確なコクピットの位置が分かったのか?」)や、より細かな設定(ガンキャノン→ガンダムRX-78-1→ガンダムRX-78-2への改良の度合いがよく分かる)が描きこまれ、不自然さを全く感じずに物語を楽しむことができる。

 正直に言うと、一読した最初の感想は「……?。あれ、こんなものかな」だった。これはつまらなかったという意味ではなく、第一巻がアニメ版の細かなキズを埋める作業に終始しているような印象を受け、新鮮な驚きに乏しい気がしたからだ。

 しかし、当然ながらこれは安彦氏の力量が足りないせいでは決してない。アニメ版「ガンダム」のプロローグ(特に第一話)の完成度がそれほどに高かったということなのだ。そしてその完成度が、このコミック版では安彦氏の手によってさらに高まっていることには疑問の余地がない。

 すべてのキャラクターは、新たな息吹を吹き込まれて生き生きと動き出している(この巻を読んで、個人的には今後のセイラ・マスの描かれ方に興味が出てきた)。「安彦氏の手で新たに描かれるガンダム」のプロローグとして、この第一巻は文句なしの出来上がりだ。 「ガンダム」を愛するすべての人に是非読んでもらいたい。    

・「熟成されたガンダム
 今10巻まで読んでみてこのレビューを書いています。 最初はこれまで知っていたガンダムと多少の違いがあり、違和感を感じます。しかし、これは当時のアニメとしてのガンダムと、今のそのころ子どもだった大人が読むガンダムとの違いというのが解ってきます。 アニメでは表現できなかったこと(登場人物の思考の機微など)がふんだんに盛り込まれ、単に子ども向けではなかったガンダムが、巻がすすむごとに顕れてきます。 もちろんモビルスーツのかっこよさは、抜群なので子どもの頃覚えた興奮は当時のまま。(多少モビルスーツや戦艦等の仕様は、現実的に変更されています。漫画なので現実的という言葉は相応しくないかもしれませんが。) ストーリーは全部知っているのに、又楽しめる希有な存在の漫画です。できれば感動の最終回まで連載が続くことを祈ります。 初めてガンダムにふれる方には「Welcom to the First Original Gundam World」!!! ※SEED等とは、違う世界なのでその点は注意!!

・「20年越しの。
つい最近ビデオ屋に通うという習慣ができ、なんとなしに借りてしまった『機動戦士ガンダム』のビデオ。あまりに面白くて、思わず『THE ORIGIN』に手を出してしまい・・・。まんまと嵌りました。

当時は番組編成(週1サイクル)というものが理解できず、本放送・再放送・再々放送とちゃんぽんで見て流れが曖昧だった上、

SFアニメにあった取っ付き難さ・画面の冷たさに尻込みして、弟やクラスメートの男の子たちの話に耳を澄ますことしかできませんでした。

アニメでは語られなかったエピソード、パラレル・ワールドのように微妙に違うエピソード。『THE ORIGIN』は、追従するだけのものでもなく・別物でもなく。

鏡のガラス面と金属面のように、微妙にずれながらも共鳴しあって存在している物語で。アニメが冷静な目で、歴史と戦争とそれに巻き込まれてゆく人々を映していたとすれば、こちらは、漫画ならではの微妙な仕草で(見様によってはギャグに見えてしまいますが、個人的には、それがとても人間らしく見え)

ただそのシーンに映っていただけ-と当時思っていた-人物たちが、確かにそこに生きて居るのだということを気付かせてくれます。

過去の残像ではなく、現在進行形のもう一つのドラマとして見てゆきたいと思っています。

24年目にしてようやく『機動戦士ガンダム』という極上の物語に手を触れることができた気がしました。

あの頃、興味を持ちながらも、ガンダム話で盛り上がる男子たちを遠くから見ていることしか出来なかった少女たちへ。ビデオと共に、ぜひ、お薦めいたします。

歴史を手に入れてください。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース) (詳細)

宗像教授伝奇考 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)

・「伝奇ロマン
「白き翼 鉄の星」白鳥処女伝説、プレアデス、クレーター、隕鉄「潮盈珠」浦島伝説、海幸山幸伝説、潮盈珠、潮乾珠「宗像の海」宗像三女神、「贄の木」猪頭神事、飢饉「巨人伝説」ストーンサークル、ダオダラボッチいくつかのキーワードを元にパズルのように古代史を駆け巡る伝奇ロマン。強引な部分もあるが、考えさせられる部分もある。

宗像教授伝奇考 1 (1) (ビッグコミックススペシャル) (詳細)

ああっ女神さまっ 37 (37) (アフタヌーンKC)

・「祝!20周年!
ああっ女神さまっ20周年です!37巻では新キャラのクロノが出てきます。彼女はなかなか個性的で服装もメイド服です。(これはある人物の陰謀なんですが…。)

この巻では探し物がメインなんですが、ウルド・スクルドのペアがまたなんかやらかしちゃってます。(笑)

この先の展開に期待です!

・「久しぶり!
20周年ですか。長いですね。一話で一つの話が完結していた頃が懐かしいです。最近は話の進みが緩慢なときがありますね。1話で完結した話はchapter89(15巻)が最後でした。話のリズムは良かったです。ですが、もちろん今でも私は「女神さまっ」が好きです。それに、今回はなんと15巻以来の人物と3巻以来の人物の登場という久しぶりの再会があります。特に15巻以来の彼女にはそろそろ会いたいと思っていたので、うれしかったですね。

・「表紙
半年に1巻ずつくらいのペースでしょうか。今回はクロノが登場し、あれこれとやらかします。表紙はもちろんクロノだと思っていたんですが、違いましたね。久しぶりの人たちも結構出てきます。

・「新たな女神、地上降臨!
 収録内容chapter.231 空からメイドさん 事件の事後処理で忙しいペイオースに代わって地上へプログラムを届けることになったクロノだったが、天性の属性が作用して・・・そして当然森里が・・・chapter.232 ドジっ娘女神のゆううつ ベルダンディの治療?によって目覚めたクロノは旋律の玉のことを思い出し・・・chapter.233 音のない世界 更新プログラムがなくなって起きる大問題、それは世界から歌が・・・・chapter.234 変調 プログラムの回収を始めるクロノ達、そんな彼女の前に工事現場で働く先輩達が・・・chapter.235 エラー拡散増幅中 プログラムのエラーの影響でクロノの音感が・・・そして今度はゴミ収拾所で沙夜子が・・・chapter.236 チカラワザ プログラムの影響を受ける空を見つけたウルドとスクルドは自分達で回収しようとするのだが・・・

 またもや新たな女神が地上に降臨!(しかしメイド姿であの属性って・・・) なんか定番となった作品、(でも絵柄は昔の方が好きですね)

ああっ女神さまっ 37 (37) (アフタヌーンKC) (詳細)

アーケードゲーマーふぶきORIGINAL (ブロスコミックス)

・「お勧めです
OVA「アーケードゲーマーふぶき」の原作漫画が刊行されている事実は以外と知られていないのではないでしょうか?そんな本書ですが中身は素晴らしい出来で納得の一品。吉崎観音先生らしいギャグを織り交ぜつつ進むストーリー展開は1巻完結ながらも物足りなさは無く、良く練られた感じがします。劇中に登場するゲームはどれも懐かしく、レトロゲームファンなら楽しめる事間違い無しです。掲載誌の関係上、ページが普通のコミックとは逆開きになってしまっていますが、それ程気にはならないでしょう。

・「レトロゲーム好きにはたまりません
ゲームセンターあらし女の子バージョン。へっぽこゲーマーのふぶきはP・P(パッションパンティ)を発動することによってスーパーゲーマーへと変身する。「一撃でクリアー」が決めゼリフ。昔懐かしいファミコン時代のゲームがワンサカ出てきます。ゲーム好きな方にオススメ。

アーケードゲーマーふぶきORIGINAL (ブロスコミックス) (詳細)

B型H系 5 (5) (ヤングジャンプコミックス)

・「竹下・エロ神・宮野
今回は山田さんが、いよいよ小須田君に対する気持ちを自覚しだす展開です。でも相変わらずの山田ロジックで動くから小須田君は振り回されっぱなしで、大笑いさせてもらいました。それ以上に竹下さんの山田ロジックに対する性も根も尽き果てたツッコミも堪りませんな。それでも友達として付き合うんだから善人だなぁ。後半クリスマスパーティーで、山田さん達がいよいよ…!ですが監視カメラで見てる金城さんとエロ神様、お手伝いさんの市原さんの掛け合い漫才の方に目が行ってしまいました。展開にダレが出てパワー無くなったなぁと思ってましたがトンでもない。かなりのオススメです(笑い方面で)そうそう、影が薄い筈の宮野さんも超人的ボケパワーで最強キャラになりました。

・「宮野www
まさか宮野がヒエラルキーの頂点だとは……

何だかんだ言って、きちんと山田の恋心が描かれてて面白いので、是非一度読んでみて欲しい一冊ですwww

・「金城さんの為の巻
金城さんがだいぶ面白いキャラになってきましたね。山田は相変わらずエロまっしぐらで小気味いいです。でもやっぱりこの巻では金城さんに凌駕されてしまっているかもしれません。

B型H系 5 (5) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)

一撃殺虫!!ホイホイさん (Dengeki comics EX)

・「かわいくて面白い!
もともと田中久仁彦さんの絵が好きで、雑誌で掲載されている時、早くコミックス化してほしい!と思っていました。購入して、初めて全部読んでただ絵がうまいだけではなく内容も起承転結がしっかりなっていて、なおかつ面白い!一言で言うと、ヲタク心をついています(笑)コレクターの気持ちや、限定品に弱い人たちの気持ちをおもしろおかしく書かれていて、納得したり、共感したりたまに驚いたり、感心したり!フィギュアや、ちっさいもの好きな方にはとってもオススメです!

・「素敵漫画
イラストレーターさんが描く漫画は、絵だけ素敵で、話が駄目なものが多い。でもこの作品は一冊完結の漫画本として、高クオリティ。絵が綺麗、上手、可愛い。話面白い、テンポ良い、わかり易い。著者の田中久仁彦さんはかなり昔から活躍なされている方なのに、『今』に乗り遅れないばかりか、その最前線でトップクオリティを維持なされていて、本当に凄い方だと思います。

・「待ちに待った単行本化
~電撃大王で連載されていた害虫駆除コミック「一撃殺虫!!ホイホイさん」が、遂に単行本化されました。害虫駆除ロボットであるホイホイさんや、それを取り巻く人々の日常が描かれる本編はもちろんのこと、ホイホイさん達のスペックや設定画、さらにゲーム等で使用されたカラーイラストなども載っている充実の内容です。田中久仁彦氏の描くキャラクター達は、~~みなとても愛らしく見ているだけでも楽しめます。連載を毎月読んでいた人も、数回しか読んでいない人も、そして一度も読んだことがなくて内容がわからない人でも絵が気に入ったのなら満足できると思います。~

・「ドールの近未来でヲタク魂を
ワンフェスとかドールとかフィギュアとか、そんな言葉に反応してしまうなら読んでみる価値はあるだろう。

普通、手乗りサイズのメイドロボっていったら、それ自体を萌え対象とした展開がお約束な今日このごろ。それが完全に、ドールの延長線上として扱われることが、まず新鮮だった。

そして、そのホイホイさんをうまく小道具として、今のドールやフィギュアなヲタク達の心情を見事に書いていると思う。もし私のように噂だけ聞いて、ありがちなミニ・メイド萌えコミックと勘違いしてるようだったら、大損してますよ。読みましょう。(^^;

・「面白い漫画
一撃殺虫!!ホイホイさんは、月刊コミック『電撃大王』に連載されていた田中久仁彦氏のショートコミック。

20XX年、どんな駆除剤をも克服した害虫を処理するために、日本企業“マーズ製薬”は超小型害虫駆除ロボット『ホイホイさん』が開発された。ホイホイさんは銃器やハエ叩きや日本刀などの武器を駆使して害虫を駆除する。ホイホイさんを購入し、様々な『ホイホイさんグッズ』に手を出しているサラリーマン、油壺。これはそんなホイホイさんと油壺を描いた作品。

ホイホイさんは身長約10cm、手の平サイズのかわいい女の子型ロボット。カスタマイズの自由性は高い、武器や服、フェイスパーツなどの交換が可能です。そして、ホイホイさんはプログラムに従って自動的に害虫を駆除する、処理した害虫はちゃんと掃き集める。僕はロボットがとても好きですから、この便利でかわいいロボットが欲しいです。

作者の画力が高く、絵が非常に綺麗です。このコミックは1冊完結。基本的に1話1ページ長くないので、テンポはなかなかいいです。そして分かり易いです。

このコミックの内容はライトで、話も面白いです。ロボットが好き、ゴキブリを恐れくないの方は、ぜひどうぞ。

一撃殺虫!!ホイホイさん (Dengeki comics EX) (詳細)

はじまりのはこ (CR COMICS)

・「次はぜひ長編を!
コミックスは好きで買っていたけれど、完全オリジナルの作品を読むのは初めてでした。原作があるものをやっていたので、ストーリーを創るが苦手なのかと思っていましたが、まったく違いました。今まで短編マンガで、これほどすっきりとまとめてくれた人を、他に知りません。ストーリーもうまいんじゃん! と思わず、心の中で突っ込んだくらいです。ぜひ、オリジナル長編ストーリーマンガを描いてほしいと、思いました。

・「綺麗なのは絵だけではない!
私はよしづきさんの作品は原作のあるものしか知りませんでした。ですので、この短編集を読んで初めてよしづきさんの作風に触れた感じがしました。タイトルはそのままの意味です。よしづきさんはとても繊細で綺麗な絵を描きます。しかし、この短編集は絵だけではなくストーリーも綺麗!ストーリーが綺麗と言うと変な表現かもしれませんが、読んで貰えれば「綺麗だな」と感じられるかと思います。

私はこの作品に触れ、改めて母の存在感の強さを知る事が出来ました(母娘中心の短編が収録されています)。そういった意味でも、心が温まりました。

はじまりのはこ (CR COMICS) (詳細)

ウルトラマンTHE FIRST (1) (単行本コミックス―KADOKAWA COMICS特撮A)

・「いいものは色あせない。高田氏による新解釈。ハヤタがカッコイイ!シビレマス。
・・ウルトラマンです。世代的に私はセブンとか、新マンなのですが、やはり原点となるウルトラマンは大事です。(DVDとかビデオでよくみました!初回と最終回は今観ても、色あせないすばらしい作品です!)

なお、このコミックは、高田裕三氏によるウルトラマン!ストーリーはテレビ放映版に沿いながらも、細かい部分で現代人向けにアレンジされています。ハヤタが、とにかくカッコイイ!ウルトラマンと一身同体となったハヤタの内なる葛藤。葛藤を抱えつつも、ハヤタは、地球と愛する人々を守るためウルトラマンと変身する!

永遠の敵バルタン星人や、ベムラーが登場。次巻の発売がタノシミな一冊であります!

・「良い作品になっています。
 「ウルトラマン・ザ・ファースト」の最大の特徴はハヤタの存在が変更されている点。テレビではハヤタはウルトラマンが化身している。最終回で分離するまでハヤタの意識は眠っていたようである。

 でも、良い作品になっています。ラゴンは高田先生好きそうですね。

良いセンスで空想科学シリーズまんがに取り組んでいますよ。2巻が楽しみ。

・「意外な描き手による良作!
連載当初は、高田裕三とウルトラマン、という組み合わせに「なぜ?」という違和感を覚えたものだが、蓋を開けてみればなかなかどうして、良作である。まず、作家がウルトラに強い思い入れがあることがビンビン伝わってくる。(この手の作品ではここが最も重要な要素である)そして、そんな作家のオタ度(知識&スキル)を活かしての巧妙なアレンジ。これが上手い。意外なエピソードを混ぜて巧みに構成したり、バルタン星人に乗り移られるのがアラシでなくフジにしているのも面白い。

『ガンダムエース』における安彦ガンダム的な位置づけの看板連載という狙いの企画だと思われるが、それに恥じない作品だと言えよう。

余談だが、この人の描くフジは、やはり林原めぐみの声でしゃべりそうである。

ウルトラマンTHE FIRST (1) (単行本コミックス―KADOKAWA COMICS特撮A) (詳細)

女子高生 1 新装版 (1) (アクションコミックス)

・「最高なんだが
一巻を読んでハマり残り全て大人買いしてしまったほどハマりました ノリとしてはクレヨンしんちゃんやちびまるこちゃんが高校生だったらこんなんかなって感じです 女子高生の実態がここまでやるか?ってぐらい赤裸々に描いてあります 一見絵もかわいいし青年誌連載なので萌え狙いかと思われますが萌えなどカケラもないです(笑)たださわやかでハイテンションなノリで描いてあるので不快感はなかったです 下ネタが極端に苦手な人にオススメできないのと男の女子高に対する憧れや理想が粉々に砕かれるのが欠点でしょうか(笑)

・「女性も読める☆
女性も是非読んでほしい!なんとな〜く気持ちとかわかる☆しかもメチャクチャ笑える(^^)v 下ネタ有りだけどエロくないし、中心はギャグなので話がダラダラ続くわけでもないしおもしろい!とにかく一度は読んでほしいなぁ★

・「女子校出身者にオススメです
この作品、リアルです(笑)女子校(特に中高一貫校)に通っていた人なら「あ〜あるある(笑)」と共感すること間違いなし。女子校独特のあのグルーブ感が見事に描かれていて、読んでいて高校時代が懐かしくなりました。バカマンガの名のつく通り内容はおバカ満載で楽しめるギャグものですが、女子校出身者にはまた違った意味で楽しめる漫画だと思います。

・「ここまで下ネタ率が高いとは…
表紙を見たとき、「絵がきれいだな〜」と思った人は多いと思いますが、「エロそうだな〜」と思った人は非常に少ないってか、いないと思います!あ、でも題名が題名だからなぁ…下ネタとかエロとか言ってますが、女性が描いているだけあって、下品すぎるわけじゃない!!…って言いたい所ですが、結構下品な所が多いです。でも、イヤになるほどではないので、とりあえずで1巻読んでみてはどうでしょう?女の子の立場で書かれているので、あまりないタイプのエロ系マンガだと思いますよ。

・「お馬鹿で面白い!
何となく題名と出版社からいかがわしい内容のマンガのようですが、実際はとある女子校の女子高生達(表紙参照)がお馬鹿なハイテンションギャクを繰り広げる女子高生の実態を交えた正統派(?)ギャクマンガです。内容もお馬鹿なギャグ満載でとても面白いですし、絵もとても綺麗で演出も良くとても好きな作品です。

ただ下ネタは普通に出てくるので下ネタがダメな人、あとうまく言えませんが、今時(?)の若者系のノリというのがダメな人は注意(そういう人は単に下品な作品と感じてしまうかも)。大丈夫な方にはおすすめです。このお馬鹿なノリで好き嫌いが分かれるのかもしれませんが私は好きです。私にとっては、なかなかの掘り出し物でした。「知る人ぞ知る作品」、そんな感じがします。

女子高生 1 新装版 (1) (アクションコミックス) (詳細)

鋼鉄の少女たち (1) (角川コミックス・エース)

・「通俗的な、あまりにも通俗的な。
「エルフ耳の美少女」たちが主役だから、とかいった、見せかけに騙されてはいけない。

 この作品には「戦争物」に必須のエッセンスが大方含有されている。例えば、戦車をはじめとするフェティシュな兵器群の書き込み、砲撃戦や白兵戦、籠城戦などのバリエーションに富んだ戦場、兵員不足から幼くして前線に送り込まれてくる「使えない」新兵、(一見)無能な将官と有能な下士官との衝突、戦略、謀略、塹壕、土嚢、怒号……。

「こんだけ緻密でシビアな設定つくっといたら、別にオンナノコみたいな売れ線用意せんでもそれなりにユーザー掴めるんとちゃうか?」

 などと、思わないのでもないのだが、掲載誌が「エース桃組」ではそうもいきませんかそうですか。いやまあ、どこまでがマーケットを配慮した妥協の産物でどこまでが制作者たちの趣味かは容易に判断しづらいところですが、みせかけに反して、内容的にはけっこうシリアスです。ものが「戦争物」なわけで、手足を失ったり、負傷しても医療品がなくて放置されたり、といった描写も逃げずにやっていて、それどころか、捕虜になった女性兵士がまとめて敵兵たちに陵辱される、とかいうシーンも(おそらくは読者サービスではなく、戦争というものの悲惨さを強調するために)用意されています。

 でも、そうしたパーツのひとつひとつを取り出してみると、過去の膨大な作品群の中にいくらでも類似するシーンなりシチュエーションなりというものが散見されるわけで、そういう意味ではあまり独創性がないというか、いわゆる「戦争物」のお約束から逸脱するところが少ないので読んでいて物足りないような印象も正直かなり受けます。

「通俗的な娯楽作品」として読む分には、特に支障ないとは思いますが。

・「戦車と少女と幸せのキャンディ
 鋼鉄の塊である冷たい戦車に、小さな体の少女達は押し込められ、そして、おしっこを漏らしながらも戦います……。

 ストーリー的な魅力というよりは、設定や台詞回しに萌える作品でしょうか。

 また、作者の作品に対するこだわりも感じられ、雑誌掲載時より大幅な加筆――全書き換え?くらいの情熱があります。戦車から“女の子”まで、“細部”に渡り手が加えられているようです。

 素人にはお薦めできません。戦車が大好きな男の子はどうぞごらんあれ。

・「絵が雑
まず絵の雑さが目立つ点がマイナス。ストーリー全般、登場人物から受ける印象もパッとしない。少女だけの戦車部隊と少年も含む歩兵部隊の混成部隊の物語。戦争に駆り出された彼らの苦悩と成長を描くというのが主眼なのだろうがいまいち心に訴えてくるものがない。ストーリーの構成・演出もイマイチ。

・「う~ん。いまいち
何か訴えてくるものが今一ありません...。お勧めできませんね..。GGのように政治的なストーリーが有るなら未だ良いのですが..。少し行動が読めないです。素人ならば買わない方がいいかもしれません。少し暴虐的なのものもあるで。

もう少し主人公や周りのキャラクター達の心理状態を闡明にして欲しいです。

鋼鉄の少女たち (1) (角川コミックス・エース) (詳細)

らき ☆ すた (6) (角川コミックス)

・「変化と不変
「らき☆すた」待望の最新刊。5巻からちょうど1年ということでやや遅めだが矢継ぎ目に出すよりはいいのではないか。ページ数も元に戻ったし!今回もゆったりと落ち着いて、クスクス笑える至福の時間を味わえました。

今回はキャラを掘り下げているというか、ギャップを狙っている印象を受ける。珍しくこなたが自分を客観的に見て嘆いていたり(これは本当に珍しい!)、クール系だったみなみが犬に振り回されていたり、これがまた可愛い。可愛く描けてる。ひよりのキャラも今まで以上に固まってきたし、かがみも何というか、いつものキリッした感じではなくむしろ弱点を突かれたようなネタが多かった。 具体的にいうとダイエット、ゆたかのお守りネタ(これがまたしんみりするネタなのよ・・・)、そして極めつけはこなたが悪戯でラブレターを下駄箱に入れるネタ!かがみネタでは過去最高の萌え度を発揮している。 6巻というと、この手の漫画では割りとこなれてきてマンネリ化するケースも多いがきちっとキャラの魅力やネタの面白さを広げていて好感触。やっぱらき☆すたは常にフレッシュでなくちゃ!

しかも今巻では卒業式も敢行。これは賛美両論っぽいが、もともと時間軸は進んでいた作品だし終わるということもなさそうなので個人的にはあり。 必要以上にしんみりしないのもこの作品らしい。美水かがみの「ほどほど感」を最も端的に表したシリーズだったのでは。・・・といいつつもななこ先生のアレではやや感動してしまったのだが。

今回は実作品のパロディが多く、これもまたこの作品にリアリティを与えているなと思う。基本フィクションでありながら、ところどころ現実とリンクしたような点があるのは面白い。テニスの王子様、スト2、日常などなど・・・メジャーからマイナー系まで選ばずに出してるので結構どういう人でも反応できるのではないかと。 余談だが、最近読んで面白いと思った「あきば浪漫ス!」が作中で堂々と出てきたのは嬉しかった。

5巻はおまけページがやや少なめだったが今回はキャラ別に紹介イラストをセリフ付で描き下ろし。ラフでありながら結構描きこまれてるのでこれは見ごたえあるなあ。それぞれのキャラの日常の1シーンが描かれているのだが、個人的にはつかさのが特にほっこり出来たかな。でもみんなまったりしてるけど。台湾でのサイン回も愉快な出来事があったようで笑わせて貰った。おまけページ大好き人間なんで、過去最高に充実してて実に良い。

多彩なキャラクターを柔軟な手さばきで魅力的にしている最新刊。古参としてはもちろん満足。次巻からは卒業後、となるので新展開についても大いに期待したい。

・「充実した内容に大満足でした☆
 前巻の書店向け宣伝紙の漫画の使いまわし(宣伝ネタばかりでしたがそれもこの漫画のノリで結構楽しめたけど)等もなく、原作の漫画をぎっしりと詰め、小神あきら主役による外伝ストーリーも追加とのことで、非常に充実した内容でした。こなた達の高校卒業がかなりあっさりと描かれてましたが、これで最終回ということでもないのでほっとしてます。ひよりの漫画ネタとこうVSこなたのゲームネタ等、やっぱりまったりとした内容でしたが、ゆたかがかがみの神社で受験のこなたのためにお守りを買う漫画は何だかしんみりとしちゃいました。 この巻ではこなた達の友情の深さを再確認させるようなネタも多かったですね。そんなことからもやっぱりこの漫画には長続きして欲しいし、新キャラの出番もどんどん増えつつあるようなので、その辺も楽しみですね。プレステのゲームに登場してた永森やまともチラッと姿を見せてたので、「テコ入れとしてすんなり出しちゃえばいいのになぁ」なんてことも思います。あと、どうせならDSの「萌えドリル」に出てたひかげやひなたもどんどん出していって欲しいです。ひなたにしては、次巻からはメインキャラ達の大学生活編も見られそう(?)なので、例えばこなたのアルバイト先の上司とかどうでしょう?学校だけでなくアキバ等の街をを舞台にした話にも期待してます。普遍的な友情や家族の団欒ネタを抑えつつも、コミケやワンフェス(今巻でこなたもフィギュアにはまり始めた様子なので)を舞台にガッツリとしたヲタ向けのネタをもっと見たいです。 あきらをメインにした四コマの方ですが、結構個性の強いキャラも揃ってるし(まあ、王道といえば王道の顔ぶれですが)、サブストーリーとしては今後も見たいと思えるものでしたね。ただあきらは初期のいじられキャラの方がよかったかなと思えたりもしますが、それも他の友人キャラとの絡みで今後は確立したものになるんじゃないかな。何にしても次が本当に待ち遠しいです。アニメやCD等のメディアミックスも記録的な大ヒットを見せてたみたいだけど、やっぱり私にとっての「らき☆すた」は原作の漫画が命だと思いますから。 

・「普通に共感できたり、クスッと笑えたり
オタクな女子高生とその仲間達が織り成すゆっくりまったりな四コマ漫画の6巻目ですまず、主人公がオタクって事や、デフォネメが施された可愛らしいキャラクターなんかがあってオタク向け……ってか事実オタクに人気のある作品ですですが、今回、内容自体は一般的で共感できるネタばかりだった印象が強かった。ネタ元知らないと理解できないようなマニアックネタはほとんどなかったし、むしろ安定感があったように思いますもっとも、「絵が嫌」って言われたらそれまでですけど(苦笑

しかし、今回の卒業式のイベントには不意を付かれた気がします「もう、らき☆すた終りなのかなぁ?」と思わせる展開です……あとがき辺りを見た感じだとまだ続きそうですが、少し寂しさを感じました

・「安定した面白さ♪
10日発売のはずが、本屋に置いていたので激買い。最近、ドラマCD、OVAなども発売されるので、らき☆すた好きの私にとってはうれしい限りです。こなた達は卒業してしまったみたいですが、これからも続いて欲しいなぁ。今まで、読んできた皆さんなら、きっと面白く読めると思うので是非買ってみてください!

・「うぁあーん(T-T)
こなた達が高校卒業しちゃったよー泣リアルに最終回かと。。。(>_<)

しかし普通にまた高校ネタでいくのか?はたまた次巻からは大学編が始まるのか?!

天真爛漫学園物コメディーマンガここにありィィィ!!!

らき ☆ すた (6) (角川コミックス) (詳細)
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