「衝撃的な出会いでした」「50歳のおっさんも聞ける。」「僕が僕であるために」「永遠の青春アルバム。」「カリスマのメッセージ」
「研ぎ澄まされた感性。」「今、こんなティーンエイジャーが存在するか」「全ての若き世代に伝えたいアルバム」「デビューアルバムを凌ぐ力作」「音楽に理屈はいらない」
「尾崎の最高傑作!」「シェリーのアンサーソング、“誕生”」「充実の一枚」「「求道者」の「奇跡」」「星5つじゃ足りない」
Ballade of Ballade (詳細)
徳永英明(アーティスト)
「「恋人」「道標」収録の価値」「「バラードアーティスト」の真骨頂」「心に響きます」「Balladeが最高!!」
「日本一。」「キティ時代の代表曲を完全網羅」「音がいいですよ!」「安全地帯の魅力」「安全地帯の名曲をリマスターで楽しめるアルバムです」
交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ… (詳細)
ゲーム・ミュージック(アーティスト), すぎやまこういち(指揮), ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「ドラクエ音楽の傑作」「名曲多し!」「壮大なドラクエIIIの音楽をようやく耳にすることのできた名盤」「ハズレなし!!」「さすがドラクエ3おみごと!!」
・「衝撃的な出会いでした」
私が尾崎豊の曲と出会ったのは、高校2年生の時です。あれからもう20年以上がたちますが、鮮明に覚えています。期末テストの勉強をしながら、AMラジオ(懐かしい!)を聴いていた時、時代はアイドル全盛期で卒業シーズンの音楽紹介をしていました。菊池桃子や斉藤由貴の「卒業」といった曲がよくかかっていたころに、「こんな卒業ソングもあります」とラジオから流れてきたのが尾崎の「卒業」だったんです。寂しげなピアノ伴奏からはじまり、シャウトする彼の歌声に鉛筆の手が止まり、聞き入りました。「こいつは何ものなんだ?」と
十代半ばで大人になることや将来に対しての漠然とした不安を表現してくれたのが尾崎だったんです。今のようにモノや情報が溢れていない時代に突然現れた彼は、英雄そのものでした。今でも尾崎のアルバムは聞きますが、一瞬にしてあのころへ帰れるんです。思い出とはそういうものだとしたら、多感な時期に彼と出会い、共に時代を生きた事を非常に感謝しています。いつの日か、わが子が尾崎の曲と出会い、聞いている姿を見たとき、私はどんな気持ちになるんだろうか?
・「50歳のおっさんも聞ける。」
これはリアル・タイムで聞きました。デビュー前の尾崎氏のシークレット・ライブを我が友人が見ていて、それを聞いた私が、このデビュー・アルバムにはまりました。
17のしゃがれたブルースを、なんて聞くと、あの工業高校にいたときを思い出しちゃいます。バイクは盗まなかったけど、バイクに乗って死んだ友人もいました。親父が町工場の工員さんで、父の背中に哀愁を感じたときもありました。男子校だったので、愛・ラブ・ユーを言う相手がいませんでした。ナンパはしました。
50歳になった今、我が青春を思い起こさせてくれるアルバムです。と、全然レビューになってません。
・「僕が僕であるために」
言わずと知れた尾崎豊の代表作。彼の後半の作品に散見されるやや難解な詩の世界とは対照的に、むしろあまりにも率直な表現が心を打ちます。私が小学生の時に初めて耳にしたアルバムですが、30を過ぎた今になって聞いてみても改めて深い味わいを感じます。特に「僕が僕であるために」「傷つけた人々へ」は、どうしてあの若さでこの歌詞が書けてあんな風に歌えたのか至って不思議です。おそらく際だって内省的な人だったのでしょう。彼の非常に丁寧な歌い方は最近のスマートなアーティストにはない、いい意味での泥臭さを感じて私はすごく好きです。
・「永遠の青春アルバム。」
リリースされて20年以上経っているが、もし尾崎が今このアルバムを引っさげてデビューしたとしても、決して古さを感じないだろうし、売れると思う。それほどに、普遍的なアルバムだ。捨て曲は一切ない。歌詞とメロディーはもちろんだが、アレンジも素晴らしい。今でも時おり聴くことがあるが、やはり、高校生の頃が、最も聴いていたし、深く心に響くものがあった。何度このアルバムに励まされ、勇気付けられたことだろう。尾崎を知らない今の高校生にも、先入観をもつことなく、とりあえず聴いてみてほしい。きっと心に何かが残るだろう。
・「カリスマのメッセージ」
私は尾崎 豊のファンではない。
ただ彼の特に初期のアルバムから放たれる強烈なメッセージはそれまでの日本には無いものであったことは確か。
感受性が先行する10代特有の心の闇、時としてそれは大人に否定される青臭さという「心の叫び」を彼は何のてらいもなく「歌」にしてメッセージを伝えようとした。
彼のファンでなくとも「15の夜」には心動かされる。
当時大人と言われる人からは甘えと散々否定された大人社会へのアンチテーゼはロックンロールの本質的役割の1つでもある。
そんな彼の傑作「回帰線」よりもこちらのメッセージの方が私の胸には響いてくる。
●回帰線
・「研ぎ澄まされた感性。」
デビューアルバム「17歳の地図」の完成度があまりにも高かった結果、尾崎は自分自身に非常に高いハードルを課してしまったわけだが、彼はそこからさらに奇跡的な成長を遂げ、前作を越えるこんなに素晴らしいアルバムを作ってしまった。歌われる世界も一気に広がって、学生から大人まで楽しめるアルバムになった。人生の岐路で迷ったときにこのアルバムを聴きたくなる人は多いであろう。しかし、こんなアルバムを10代でつくってしまったことは、世界的にみても、尾崎が早熟の天才であったことを示している。今聴いても、とても未成年の青年が作れる内容じゃないなと感じる。そのあまりにも鋭敏な感性と、その感性をコントロールできる抑制力がなかったこと、あるいは抑制しようとしなかったことが、結果、尾崎の若すぎる死を招いてしまったわけだが。「アクセルは常に踏みっぱなし、ブレーキなんてくそくらえ」と突っ走ってしまえる、まさに命がけの気持ちがなければ、こんなに優れた作品はできない。そして、そんな気持ちを持って曲作りに挑むことができたのは、後にも先にも尾崎しかいないだろう。
・「今、こんなティーンエイジャーが存在するか」
とても18~19歳の青年が作ったとは思えない作品。そのことを最も感じるのが「シェリー」。この『回帰線』では、1st『十七歳の地図』とは一転してメッセージ色の強い曲が揃っている。ブレイクした「卒業」もそうであるように、「Scrambling Rock'n'Roll」「Bow!」そして前述した「シェリー」。心に強く印象に残る名曲は、この『回帰線』に凝縮されている。
没後は[愛を歌う尾崎]が広く印象付けられたが、生前の尾崎は、[自由を求め叫ぶ尾崎]が一般的に印象付けられていた。当時のシングル曲と『回帰線』が基軸となっていると思う。
・「全ての若き世代に伝えたいアルバム」
自分にとって彼の音楽を聞き始めるきっかけとなったアルバム。当時中学生だった自分が、ラジオから偶然このアルバムの曲が流れていたのを聞いた時、なんて共感できる言葉が多いのだろうと驚いた事を覚えている。このアルバムは彼の作品の中で最も勢いがあり、もっとも素直な作品であると思う。全て一発録りと言う事もこの時点では正解だったと思える。
こんな事をいうと他のファンからは誤解されてしまうかもしれないが、正直、彼が十代の内に残した三枚のアルバム以降は、どれも俺の心を打つものではなかった。かといって、他の作品が駄作というわけではない。それだけ十代に残した三枚のアルバムがすごすぎたのかもしれない。
このセカンドアルバムは、その三枚の中でも最も素晴らしい作品だと俺は思う。
・「デビューアルバムを凌ぐ力作」
尾崎豊のアルバム批評はあらかた述べられているが、このセカンドアルバムも尾崎の初期作品として総合的完成度の高さで圧倒的評価を得ている最高傑作である、では尾崎の何が人々の心に響いたのか、今尚響いているのか、それは個人によるところがあるだろう、しかし一つだけはっきりいえるのは、私は尾崎に「自己、自分自身を投影していた」と思う、あがいていたのは尾崎ではなく私自身、もがいていたのも、心に鬱積していた思いを尾崎が社会に向けて歌っていた、その姿がまぶしかった、かっこよかった、まさしく尾崎豊に共感していた、彼のような稀有なシンガーソングライターに出会えたことに感謝している、尾崎さん、ありがとう、そして安らかなれ。
・「音楽に理屈はいらない」
久しぶりに尾崎の音楽を聞いた。自分のルーツはここにあったんだと納得してしまう。学生の頃、尾崎のメッセージは(当事の自分には)あまりに多く、内容も深かったため殆ど理解できなかった。にもかかわらず、心を離さない何かに魅かれて随分と聞いていた。今度は自分が大人になり、今あらためて尾崎のCDを聞くと、
彼が何を伝えたかったのか、何故昔自分が尾崎に魅かれていったのかが分かってくる。最近嫌な事件や暗い話題しか新聞やニュースで聞かない。社会全体がいらいらして、自分だけがよければ他人はどうでもよい人が多いような気がする。また物事の表面だけしか見ないで、本質を見ていない人も多いと思う。
学歴(テストの点)だけ磨いて、他のもっと大事な何かを忘れてきたつけがまわってきてるだけだと思う。彼が描きたかった将来の日本はこんなものだったのか?当事彼の曲を聴いて育った(今は大人になってる)人たちには、何もできないのか?TVのようにスマートでかっこよいだけが人生ではない。
人は、悩み、苦しみ、もがき、その中から何かがみえてくるものである。特に若い人には、尾崎のメッセージを聞きながら、自分にとって本当に大切なものは何か、自分をどう変えてゆきたいのかも考えて欲しい。「シェリー」には、何度も自分は勇気づけられてきた。長々と書いてしまったが、本当に良い音楽は理屈じゃない!のでとにかく聴いてみて下さい。
それから、自分の人生と色々比べてもいいかな。
●誕生
・「尾崎の最高傑作!」
私は、これは尾崎のアルバムで最も優れた1枚だとずっと思ってきた。久しぶりにCDで聞いて、一層その思いは強くなった。どの曲にも音楽的な普遍性を感じる。ビッグヒットのシングルはないが隠れた名曲ばかりだ。でもこの曲のほとんどはなぜかベスト版には収められていないし、最も後期のものだからかライブ映像も見たことははない。
・「シェリーのアンサーソング、“誕生”」
この二枚組アルバムでは、なんといっても、アルバムタイトルにもなっている誕生だろう。この誕生という曲を作り出すために、二十代の全ての体験があったと思えるほど。
十代の頃、シェリーで、“何時になれば俺は這い上がれるだろう/何処に行けば俺は辿り着けるだろう” と歌ったのに対し、“俺の時計の針がちょうど午前0時をさした”という、新たな決意を込めた歌詞から始まるこの誕生で
“俺はクールにこの街に生まれた/俺は祈りの言葉なんか忘れちまった/俺はきっと まだまともにやれるはずさ/街中の飢えた叫び声に立ち向かいながら//俺は走り続ける/叫び続ける/求め続けるさ/俺の生きる意味を”と歌った。そして、
“忘れないで強く生きる事の意味を/探している答えなんかないかもしれない/何一つ確かなものなど見つからなくても/心の弱さに負けないように立ち向かうんだ”とメッセージを送る。
この10分にも及ぶロックは、自分のファン、息子、そして、自分自身に出したシェリーの答えである。
ちなみに、アルバム誕生の曲がプレイされてるライブCD、約束の日二作品もお薦め。FIRE、誕生、また、誕生の曲じゃないが、太陽の破片、I.LOVE.YOUなど素晴らしい。
・「充実の一枚」
有名な曲からすると、とかく10代の3部作が取り上げられがちなOZAKI。しかし、このアルバムは完成度的にはすべてのアルバムの中でもっとも上だと思う。もちろん、これはその3部作や街路樹を否定するものではない。それらはすべてその時代のOZAKIをあらわしており、すべてがOZAKIだ。このアルバムの発表の背景には、もちろんあの麻薬所持事件・そして逮捕、また結婚、出産も大きく横たわっている。その絶望を乗り越えて、どん底から這い上がり、反省もし、自分の人生を振り返りながら、人間の孤独感を感じつつ人生を力強く生きていこうと訴えながら、そして完全復活を宣言する。それがあらゆる曲の中でちりばめられ、2枚目の最終曲「誕生」の中で集結している。内容的にも3部作をまったく否定することなく、この時代の(すでに大人になった)OZAKIの観点から大人の世界、社会の矛盾に、正面から向かい合いながら「愛」を歌う、こんなアルバムだ。「人は、誰もひとりにはなりたくないんだ、それが人生だ、分かるか?」(「誕生」より)。。。。だから「愛」が必要なんだ。
・「「求道者」の「奇跡」」
私は、尾崎の訃報を聞いた時、当時十代後半で、彼の訃報をきっかけに真剣に聴き始めた不謹慎なリスナーである。
その当時は、既に「十七歳の地図」は聴いていて、実はそれほどの感銘も受けず、雑然と並べられたカセットテープのコレクションの1部にそれは収められてた。
そしてその後、彼の異常に早過ぎる「死」の報道を見るにつけ、「もっとこの人を知っておかねばならない。」と思い、あらためてCDを買い漁った。(当時私にとって「死」は、何か他人事ではなく、自分の背後にぴったりと寄り添った「暗殺者」のように思えていたからだ。」
「十七歳の地図」は、まだ余裕があったのだと思う「だから大多数の人が聴いても、気持ちいい。」のだと思う。だが、この「誕生」を聴いた時は、「痛かった。」何かこう、ヒロイズムにも置き換えられないような「痛み」に満ちていて、結局それは社会というものが存在する以上、自分も「悪」と言い切らねばならないどうしようもない部分があり、結局誰しも絶対的な「正義」など持ち得ないということを、暗黙のうちに示しているような気がし、そしてその「救いようの無さ」に自分は当時、「共感」したのだと思う。
人間は、どんなに「浄化」に理想を掲げても、「限界」がある。と思う。「真実」を覆い隠し、ヘラヘラ安っぽい笑顔で当たり障りの無い「希望」を語るのは簡単だ。現在のポップソングの殆どが、この「安っぽい笑顔」として容易に象徴されることだろう。
このアルバムに収められている「希望」は、そんな生半可なものでは無い。正に「命をかけた希望」であり、社会や自分自身の生活、それ以上の「何か」に向けて、「懸命の浄化」を祈る「求道者」の奇跡である。
「新しく生まれて来る者よ、お前は、間違ってはいない。誰も一人にはなりたくないんだ。それが人生だ。わかるか・・。」ラストの「誕生」を締めくくるこの一節は、「自分が生まれてきたこと自体にに意味を見出せない現代の若者」に対する「大人である尾崎豊」からの精一杯の懺悔録でもあるような気がする。
・「星5つじゃ足りない」
個人的にこのアルバムが一番好きです。前作『街路樹』は、諸般の事情で大人しくなってしまっていたものが、『誕生』で真の尾崎が復活したようです。歌詞カードを開いて驚かされました。字が小さい!言葉が多い!そう、尾崎のメッセージが溢れているのです。それがCD1枚に収まらず2枚組になっているのです。
事件後の再出発は、事実上このアルバムからだったのでしょう。そして皮肉にも生前最後のアルバムに……『放熱への証』は没後のアルバムだったので、悲しい気持ちが先にたってしまって、どうにも……
・「「恋人」「道標」収録の価値」
世の中に同名タイトルで“よい曲”とされているものはたくさんある。しかし徳永の「恋人」は、人のせつなさを表すのに最も適した彼の声が、曲の世界を最高のセンチメンタルにもってきている。この時の究極さは、そこらでぽこぽこ出てきたバラード歌手には表現できない領域。彼のクリアボイスでしか到達できないから。DISC1前半~中盤は、徳永の昔や、AORが好きな人でないと、ものたりなさを覚えるだろう。DISC2の「道標」も「恋人」同様、彼の隠れた名曲。きっと徳永のクラシックさを好きになれた人には、とても喜んでもらえる曲だと思われる。
・「「バラードアーティスト」の真骨頂」
オリジナルは1997年11月に発売されたもので、バンダイミュージック・エンタテインメントが解散し、徳永氏のアルバムが軒並み廃盤の憂き目にあったのを、現レーベルが復刻したものの内のひとつである。
それまでは「輝きながら…」からのイメージで「バラードの徳永」と言われることを嫌っていたと言われる彼が、『Rainy Blue〜1997 Track〜』を発表した時に、自分はバラードアーティストなんだと自覚したことがこのアルバム誕生の切っ掛けとなったと言われている。アルバムコンセプトを大切にする徳永氏が、デビューアルバムの「Girl」から、当時の最新アルバム「bless」+ニューシングル「Rainy Blue〜1997 Track〜」までの中で、彼自身が思い入れのあるバラードナンバーが抽出されたと言われています。
時代背景としてはこのアルバムリリース後に外国へ旅に出る徳永氏。1年後には、2枚のシングルコレクションが発売されたため、結構被っているナンバーも多いが、シングルを除き、各アルバムに収録されているバラード曲はやはりどれも雰囲気と存在感のある曲を選んだなと率直に感じる。シングルA面曲を除き個人的にお勧めなのが、DISC.1 No5『さよならの水彩画』/No12『君の青』/DISC.2 No4『道標』/No11『太陽がいっぱい』です。「バラードの徳永」の真骨頂をうかがい知れるナンバーだ。
VOCALISTシリーズなどで比較的新しく徳永英明を知った人は、彼を知るために、シングルコレクションから入り、このアルバムはその次の段階で聴かれた方が良いと思います。
・「心に響きます」
徳永さんの曲、特にバラードは、何かをしながらではなくじっくりと聴き入ると、よりその良さがわかると思います。私はこのCDの中でも「僕のそばに」が一番のお気に入りで、こう言う男性にそばにいてもらえたら、どんなに嬉しいだろうと思います。
・「Balladeが最高!!」
この収録方法はいかがなものか?だったらオリジナルアルバムで揃えた方が利口である。しかし、バランスよく収録されているので★3つ。
・「日本一。」
中学生で初めてこの人たちの音楽に触れた私です。この「コンプリート・ベスト」はほとんど知っている曲ばかりでしたが、改めて聴いてみても、感動は色褪せることはありません。選曲に関してはどうこう言うつもりはありません。ただ、この人たちの凄さについて感想を述べたい。中学生という、まだ青臭い年齢だった私に、あれほどの衝撃をもたらした音楽は、他にない。ボーカルの玉置さんの妖艶な声に性的な匂いを感じ、もう誰もが知っている「プルシアンブルーの肖像」では心の壁を無理矢理突き破ってがんがんと鋭い何かが入り込み、「浸食」されるような感触さえ覚えた。まるでその曲の世界にいるように、「恋の予感」や「ワインレッドの心」などではいちいち陶酔させられた。まさに、「曲に恋をする」とはこういう状態ではないかと思った。その裏で、「朝の陽ざしに君がいて」「あの頃へ」では、温かく、それでいて力強い「生命」を感じた。安全地帯が今も熱狂的に支持される理由には、小難しい音楽論よりも、こういった、人間の「本能的」な部分に触れるものがあるからではないかと思う。初期の頃の曲に関しては賛否両論あるようですが、このベストに入っている「FIRST LOVE TWICE」「ラスベガス・タイフーン」はこのアルバムで初めて聴きました。私の感想としては単純に「凄い」。「やはり凄い」ではなく、ただ「凄い」。特に、小椋佳の詞に対してこんな作曲をした玉置さん。頭があがりません。「銀色のピストル」が好きなので入っていたら良かったなと思いましたが、このアルバムに収録されている曲だけでも、充分、感じるものがあります。星5つ。
・「キティ時代の代表曲を完全網羅」
デビューシングル「萌黄色のスナップ」から「ひとりぼっちのエール」までキティから発表された全シングルに加え、井上陽水とのジョイント作「俺はシャウト」、コンサートでおなじみの「We're Alive 」、名曲「朝の陽ざしに君がいて 」がバランスよく収録されており昔の音源を収集するにはいいかも。全曲デジタルリマスタリングされて音質はいいです。月に濡れた二人はアルバム初収録のシングルバージョンです。
・「音がいいですよ!」
ヒット曲のオンパレードで、コアな玉置ファンは「もういらない!」と思っている人が大半でしょう。しかし私が聞いたところ、デジタルマスタリングの効果なのか、間違いなく音質が向上しています。とにかく聞いて見てください!
・「安全地帯の魅力」
安全地帯自体、ロック系バンドとしてひと括りにできない独特の世界観を持っていたと思う。そのオリジナリティーこそが魅力だった。
ロックバンドと言えば、その起源が反体制的な物だったため現在でも音を故意に歪ませたディストーション系の音色でガンガン弾くのが常だが、安全地帯はその範疇には留まらなかった。身が洗われ心が透き通るようなクリアーサウンドを展開していた。勿論上記の歪み系サウンドも使用したが、その使い方が巧みだった。例えば「マスカレード」のイントロやラストのフェードアウトする部分でのソロギターに、この歪み系を展開した訳だが、余韻を持たせた泣きの旋律に敢えて使う事で思わぬ哀愁さを生み出した。この「哀愁」こそが、安全地帯の秀でた魅力の一つだった気がする。クリアーサウンドと泣きの旋律の混合、その上でこれでもかと言わんばかりの玉置の震えるようなボイスが覆い被さる。それらで底力を発揮したのは正にバラードだったはず。「恋の予感」の一言ずつ囁くようなイントロからドラマティックなサビへの展開等がそれだ。
そして哀愁さに関連して、彼らには「お洒落」な雰囲気があった。歌謡界に属すと言われた割に大人達でも聴くに耐え得る洗練されたサウンドを展開していた。多分意識的だろうが、舞踏会へ行くようなキマッたスーツを着用したり、意表を突いたメイク等は勿論、「ワインレッド」に代表される妖艶さに異性は勿論男性でさえも理想像として追求したのかもしれない。それでいて、曲間で時折覗かせる「都会性」もエッセンスとなった。地方の方は、この洒落た雰囲気に憧れを抱いたかもしれない。それに反して、北海道の香りがする反都会的な涼しげな雰囲気を表現した相反性にこそ魅力が詰まっていた。そして、例えば或る人が去る時の哀愁感。。これは超個人的だがそのような哀愁感でさえ上手く音楽に滲ませていたと感じる。
そのような意味では、日本人だからこそ支持される歌手が安全地帯なのかもしれない。
・「安全地帯の名曲をリマスターで楽しめるアルバムです」
安全地帯の82年から93年までのシングル曲を収録したベストアルバムです。この年末にカラオケで、他の人が安全地帯を歌うのを聞き、改めて安全地帯っていいなあと思い、購入した次第です。ベストアルバムを聞いて思ったのは、やはり曲の良さ。とりわけ最初のビッグヒットとなった「ワインレッドの心」から始まる2枚組の中盤あたりは名曲のオンパレード。その歌唱力とも相まって、玉置さんって天才だなあと改めて思いました。そして、90年代前後の当時は気がつきませんでしたが、バンドの演奏力の高さ。さすがに井上陽水さんのバックを務めていただけのことはあるなあと。そしてこのアルバムで嬉しかったのは全曲デジマルリマスタリングされていること。曲、歌唱力、演奏力の良さをさらに引き出しています。90年代当時に青春時代を過し、また聞いてみようかなあと思われているような方に適したベストアルバムです。
・「ドラクエ音楽の傑作」
このロンドンフィル版にはチェロ・ソロによる「回想」という曲があります。これは勇者の父、オルテガとの別離を表現した美しい曲なのですが、楽団のチェロ奏者がすぎやま氏に物語のあらすじを聞き、オルテガの壮絶な最後を何度も頭のなかにイメージして演奏にのぞんだそうです。
曲が終わったとたん皆から一斉に万雷の拍手がおこり、すぎやま氏は深く感動されたそうです。この一曲だけでも聴く価値があると思います。
・「名曲多し!」
未だに根強いファンを誇り、ドラクエの最高峰と言われる3。随所に絶妙のタイミングで流れるBGMが、人気を更に高めたと思います。
ドラクエはどれも、甲乙つけがたいほど素晴らしい曲が多いのですが、3には一度聴いたら忘れられない曲が多いです。有名な<ロトのテーマ>や、透明感がありどこか物悲しく、けれど美しい<おおぞらをとぶ(ラーミアのテーマ)>などは、ドラクエ屈指の名曲と言われています。心に染みる名曲の数々を、あなたも聴いてみませんか?
・「壮大なドラクエIIIの音楽をようやく耳にすることのできた名盤」
ゲーム本編のスーパーファミコンへの移植と,シリーズの音源がソニーに移ったことを機に,ロンドンフィルよる演奏で再録されたものを,さらにリマスタリングしたものです。
ファミコン版発売にあわせて発表されたN響盤も「交響組曲」を名乗っているため,スコア自体はほぼ同一ですが,なによりも,録音が素晴らしく,ロンドルフィルによる名演と相まって,ドラクエIIIの壮大な音楽をようやく耳にすることができたといっても大げさではありません。
決してN響による演奏をけなすわけではありませんし,演奏の深みは,ロンドンフィルよりもあると思っています。それでも,アポロンとソニーにある,クラシックのホール録音における技術力の差は,聴き比べると歴然で,根本的に,ややこもった印象のあるN響盤に比べ,このロンドンフィル盤の音は,遥かに広く鮮やかに響き渡ります。
「1. ロトのテーマ」は,かなりアップテンポな演奏になっているので,好みが分かれるかもしれませんが,特に「3. 王宮のテーマ」や「8. 鎮魂歌~ほこら」などにおける弦の深みと,「5. 冒険の旅」や「13. 戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦」における管と弦の融合した迫力はすごいとしかいえません。
スーパーファミコンに移植した際に新たに加えられた「2. まどろみの中で」「7. 回想」なども決して「つなぎ」の曲ではなく出色の出来栄えであることも特筆できます。いずれにしても,「10. おおぞらをとぶ」の澄んだソロ・パートと「14. そして伝説へ」の見事な演奏を聴けば,納得していただけることでしょう。
・「ハズレなし!!」
このCDほんとにハズレ曲ありません。普通のサントラだと、ほこらとか洞窟とかのBGMは他の曲より見劣りしてしまうものですが、このCDの曲はオケアレンジとして粒揃いにアレンジされています。どの曲も魅力満点です。ここらへんに演奏者と作曲者の愛を感じます。あと演奏ミスが無いことが地味ながら好印象です。自分は素人なんで、プロの方から言わせれば、また意見が違うと思いますが、少なくとも素人の耳からすると、ミスは無いと思います。 最後に、個人的に#13のアレフガルドにてが好きですね。ファミコン音源しか聞いてない状態でいきなりコレを聞いたので、鳥肌がたちました。そこから勇者の挑戦につなげるのもニクい演出でした。カッコよすぎ。
・「さすがドラクエ3おみごと!!」
数あるドラクエの中でも特に名曲ぞろいの3、とくにゲームでしか聞けなかった「 冒険の旅」鳥肌がたったと同時に涙があふれました。いままでゲームのサントラを聞いて涙が出たのはほぼ旧スクエア作品だったので、自分はこと音楽に関しては、旧エニックスより旧スクエアのほうが優れてると思ってました(FFの植松さんにしろ、サガシリーズのイトケンにしろ、浜渦さんにしろ)しかしこのCDを聞いて、その考えを改めなければいけないと思いました。じっくりと聞きたいCDです。
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