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▼RCA Red Seal☆THE BEST 室内楽曲2〜器楽曲1:セレクト商品

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集 (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール) シェリング(ヘンリク)(アーティスト), ブラームス(作曲), シェリング(ヘンリック)(演奏), ルービンシュタイン(アルトゥール)(演奏)

「現代的な演奏」「究極のヴァイオリン・ソナタ」「親しみやすい曲」「シェリングは室内楽もあまり得意ではなかった」


ブラームス:チェロ・ソナタ集ブラームス:チェロ・ソナタ集 (詳細)
ヨーヨー・マ(アーティスト), ブラームス(作曲), アックス(エマニュエル)(演奏)


ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ (詳細)
バシュメット(ユーリ)(アーティスト), グリンカ(作曲), ロスラヴェッツ(作曲), ショスタコーヴィチ(作曲), ムンチャン(ミハイル)(演奏)


カトレーンII~武満徹:室内楽曲集カトレーンII~武満徹:室内楽曲集 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), 武満徹(作曲), タッシ(演奏), 東京クヮルテット(演奏), 山口恭範(演奏), 小泉浩(演奏), 菅原淳(演奏), 佐藤紀雄(演奏), 高田みどり(演奏)


バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲)バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲) (詳細)
リヒテル(スヴャトスラフ)(アーティスト), バッハ(作曲)


バッハ:インヴェンションとシンフォニアバッハ:インヴェンションとシンフォニア (詳細)
ゼルキン(ピーター)(アーティスト), バッハ(作曲)


バッハ:ゴルトベルク変奏曲バッハ:ゴルトベルク変奏曲 (詳細)
ゼルキン(ピーター)(アーティスト), バッハ(作曲)


バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) (詳細)
シュタルケル(ヤーノシュ)(アーティスト), バッハ(作曲)


バロック・ギター名曲集バロック・ギター名曲集 (詳細)
ブリーム(ジュリアン)(アーティスト), ヴァイス(作曲), ヴィゼー(作曲), サンス(作曲), フレスコバルディ(作曲), スカルラッティ(作曲), チマローザ(作曲), バッハ(作曲), ゲラウ(作曲), セゴビア(その他), ブリーム(その他)

「ブリームの腕冴えわたる」


トルコ行進曲~モーツァルト:ピアノ名曲集トルコ行進曲~モーツァルト:ピアノ名曲集 (詳細)
ラローチャ(アリシア・デ)(アーティスト), モーツァルト(作曲)


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第23番「熱情」&第26番「告別」ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第23番「熱情」&第26番「告別」 (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲)

「ルービンシュタインがベートーヴェン??という先入観が誤りだと痛感する名演奏!」「落ち着いた演奏」


ショパン:夜想曲集(全19曲)ショパン:夜想曲集(全19曲) (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)

「やっとセットになってこの価格!」「間違いない」


ショパン:ワルツ集(全14曲)ショパン:ワルツ集(全14曲) (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)

「聴いていて気持ちがいい」


ショパン:ポロネーズ集(全7曲)ショパン:ポロネーズ集(全7曲) (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)

「定番」


ショパン:バラード&スケルツォ全集ショパン:バラード&スケルツォ全集 (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)

「清々しさの中にある味わい深さ」「大人のショパン」「素晴らしい」「真のヴィルトゥオーゾが奏でるショパンの、身にしみて味わい深きこと」


ショパン:幻想即興曲ショパン:幻想即興曲 (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)

「違和感があるかも」


ショパン:マズルカ集(全51曲)ショパン:マズルカ集(全51曲) (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)

「初めて買うマズルカ」


ショパン:ピアノ・ソナタ集&幻想曲ショパン:ピアノ・ソナタ集&幻想曲 (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)


ザ・ベスト・オブ・ショパンザ・ベスト・オブ・ショパン (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)


ショパン名演集ショパン名演集 (詳細)
キーシン(エフゲニー)(アーティスト), ショパン(作曲)


革命のエチュード~プレイズ・ショパン革命のエチュード~プレイズ・ショパン (詳細)
ルイサダ(ジャン=マルク)(アーティスト), ショパン(作曲)


シューマン:クライスレリアーナ&幻想曲シューマン:クライスレリアーナ&幻想曲 (詳細)
キーシン(エフゲニー)(アーティスト), シューマン(作曲)


愛の夢&ラ・カンパネラ~リスト名演集愛の夢&ラ・カンパネラ~リスト名演集 (詳細)
ボレット(ホルヘ)(アーティスト), リスト(作曲), ワーグナー(作曲)

「このアルバムを企画した人、センスいい!」「思わず聞きたくなる名盤」


ブラームス:ロマンティック・ピアノ小品集ブラームス:ロマンティック・ピアノ小品集 (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ブラームス(作曲)


展覧会の絵&火の鳥展覧会の絵&火の鳥 (詳細)
山下和仁(アーティスト), ムソルグスキー(作曲), ストラヴィンスキー(作曲)

「未だに「唯一無二」の演奏」「展覧会の絵&火の鳥」


▼クチコミ情報

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

・「現代的な演奏
 1950年代に録音されたヴァイオリニストの演奏は、たいていは、ポルタメントが多量に用いられていたり、テンポがせっかちだったり、ビブラートが過剰だったりなどの特徴がある。別にクライスラーやハイフェッツだけがヴァイオリニストだったとはいわないけれども、1950年代に活躍したヴァイオリニストたちの多くには上記のような傾向が見られると思う。

 1950年という時代がそんな時代だったことを思うと、このアルバムが50年以上前の1956年に録音されたものであるということが、まったくもって信じられない。シェリングの初期の頃の録音には、ロマン的な解釈の名残りのようなものを感じることがあった。1950年にヤノプーロと共演した「小品集」(オデオン)は、たしかにそのような録音だった。けれども、それからたった6年の間に、シェリングの芸風が劇的に変動してした。一挙に巨匠への階段を上り始めてしまった。一体シェリングに何があったのか。いくら考えても詮無きことだが、一ファンとしてはついつい余計な考えをめぐらせてしまう。

 何の前提知識もなしのこのアルバムを聞いたら、この演奏が50年前のものであるなんてことは誰も想像できないのではないか。

・「究極のヴァイオリン・ソナタ
ブラームスの三曲のソナタのヴァイオリン・パートの書法は、どれも飾り気が無く線の太い、それでいて感性豊かな深い味わいを歌い上げるように書かれている。こうした伝統的なドイツの音楽において、シェリングの常套手段である楽曲に正面きって対峙する正攻法の解釈と曲想の彫りの深さ、またそれに適った全く隙の無いボウイングは最大の効果をもたらす。これらの曲でも随所に見られる、彼の豊かで流れるようなダブル・ストップが聴き所のひとつで、ブラームスの厳格な構成の中にもロマン派特有の溢れるほどのカンタービレを内包させている。更にルービンシュタインの、伴奏という言葉からは程遠い、積極的で決然としたピアノの介入がこの曲集をシンフォニックな響きを持つ奥行きの深いものにしている。勿論両者の声部的なバランスが完璧に保たれていることは言うまでもないが、ピアノの雄弁さとスケールの大きさは圧倒的だ。そこにはアンサンブルの総ての要素が存在している。近年の同曲集の中には演奏家自身の生ぬるい幸福感が露呈されていることが多い中で、彼らの演奏は真に聴く側に幸福感をもたらすことができる稀有な例だ。

・「親しみやすい曲
ブラームスはショパン、ベートーヴェン、モーツァルトとは違ってあまり親しみやすい曲がない印象があった。しかしこのヴァイオリン・ソナタは素直に受け入れることができた。心に染み渡る、と言うか、癒されると言うか。シェリング、ルービンシュタインの両巨匠の名演です。

・「シェリングは室内楽もあまり得意ではなかった
シェリングがルービンシュタインに見出されてメキシコから脱出したというのは有名な話だ。ルービンシュタインにしてみれば、自分の腕前を見せびらかせることの出来る噛ませ犬がほしかったのだろう。しかし、その演奏の何とバランスの悪いことだろう。ルービンシュタインがでしゃばりすぎて、ヴァイオリンが何もしていないように聞こえる。いや、シェリングは何もしていないのではなくて、何も出来ていないのだ。ブラームスの味わいをここまで踏みにじった室内楽もあるまい。

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集 (詳細)

バロック・ギター名曲集

・「ブリームの腕冴えわたる
先ず収録曲にロベルト・ド・ヴィゼーの組曲ニ短調がある貴重だ。此れだけでこのCDの価値は充分。この曲の「こだわり」は何と言っても映画「禁じられた遊び」に使われた感動のサントラ(演奏は勿論イエペスのギター1本。カタロニア民謡やラモーの二つのメヌエットと共にこの曲が当てられた)に由来する。ブリームはギターもリュートも爪で弾くので音が硬い感じとなるが好みの問題で曲の良さを損なうモノではないーセゴビアに就いた割りには断然個性的ですがー。カッチリとしてて明るく爽やかな演奏がブリームの身上。このCDにはレオポルト・ヴァイス、ガスパール・サンス、バッハのリュート曲等も入っておりバロックギターの名品がズラリ、文句無し大満足の1枚です。

バロック・ギター名曲集 (詳細)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第23番「熱情」&第26番「告別」

・「ルービンシュタインがベートーヴェン??という先入観が誤りだと痛感する名演奏!
 ルービンシュタインといったらショパンというイメージですが、このCDを聞いてそういったイメージは払拭されました.12カ国語を操り、多くの友人を引きつれて79才(wikpediaによる)まで現役で演奏活動を続けたというこの芸術家の凄味を感じました.天才は何をやってもスゴイ、当たり前のことかもしれません. ルービンシュタインのベートーヴェンを一言で言い表せば、「美しいベートーヴェン」です.例えば悲愴第一楽章graveの最後の高音部から低音部に至る速いパッセージ、ハッとさせられるほどの美しさがあります.作品全体を通じても嫌み・不自然さは全くなく録音状態も良好で、大変好感度の高い演奏を気持ちよく聞くことができます.多くの方に受け入れられる名演奏だと思います.晩年まで現役を続けられた理由が、彼が音楽家というよりも芸術家だったが所以だったのではないかと確信した次第です. 個人的にはベートーヴェン弾きとしてのイチオシはギレリスですが、熱情に関して言えば、ここでのルービンシュタインの演奏が一番です. 因みにCDジャケットもディスクのデザインも大変オシャレで、かつ内容も伴っていますので、もっていて大変満足度の高いCDです.バックハウスより圧倒的にお勧めです(バックハウス・ファンの方ごめんなさい).

・「落ち着いた演奏
落ち着いた演奏という印象を持った。それはおそらく、美しく聴かせようとする心がそうさせているではないかと思う。技術をひけらかそうとか、派手な演奏で目立とうとか、そんな心は全く感じられない、感じのいい演奏だった。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」&第14番「月光」&第23番「熱情」&第26番「告別」 (詳細)

ショパン:夜想曲集(全19曲)

・「やっとセットになってこの価格!
ショパンの色々な分野の曲集の中でも、ノクターンで気に入った演奏に巡り会えることは少ない。その中でこのルービンシュタイン盤は20年以上聞き続けている大のお気に入りです。長く2枚別売りだったものがセットになって、しかもこの価格で、まだノクターンを持っていない人は必携です。

ルービンシュタインの肩の力の抜けたおおらかな音は、いつもリラックスして聞くことができますし、テンポ・ルバートの取り方もとても洒落ていて気分がいいです。

一番の名演は1番変ロ短調です。感情は極力抑えたような演奏ですが、なんと表情豊かに響くことでしょう。必ず気に入られること間違いない演奏です。有名な2番変ホ長調も、派手さを抑えたリラックスした演奏が楽しめます。7番嬰ハ短調と8番変ニ長調もいぶし銀のような深い感動を備えた演奏です。2枚目は、大曲の13番が堂々として素晴らしいのは勿論ですが、14番嬰へ短調と19番ホ短調が私のお薦めです。特に14番は、テンポの取り方で名曲にも陳腐な曲にも押しつけがましい曲にもなりますが、コーダ部の和音の音が、感情を抑えに抑えた表現で、深く感銘を覚えます。また19番は、他の演奏家のように華やかに弾くのではなく、老人のように枯れたはかなさのなかに残された情熱を感じられるようで、人生の奥深さを感じさせます。

このルービンシュタインの演奏は録音が古くて、今ならもっとピアノらしいピアノの響きを収録したものもあるでしょうが、何ものにも代え難いものがあります。ピリスやポリーニの新盤購入をも躊躇させるだけの存在感が私にはあります。本当にお薦めのアルバムです。

・「間違いない
今日多くの演奏家がいますが、ショパンについてはルービンシュタインを選んでおけばまず間違いはありません。もちろん、各曲についてはそれぞれ他にも素晴らしい録音がありますが。

ノクターンもそうで、特別ルービンシュタインが良いかと言うとそうではない、でも外せない、という感覚を持っています。ノクターンはピリスやレオンスカヤなど女性のピアニストのものが他ではお勧めです。

ショパン:夜想曲集(全19曲) (詳細)

ショパン:ワルツ集(全14曲)

・「聴いていて気持ちがいい
華麗と言うよりは剛健という言葉がしっくりくるようなワルツだ。しかし聴いていて気持ちがいいことは確かである。それは誰でも感じられるのではないだろうか。

ショパン:ワルツ集(全14曲) (詳細)

ショパン:ポロネーズ集(全7曲)

・「定番
ショパンを聴く人なら必ず一度は聴くと思われるルービンシュタイン。このポロネーズは、彼の数ある演奏の中でも、特に私が気に入っている演奏のひとつである。何と言うか、堅実で確実な演奏は聴いていて安心できる。難しいことはうまく言えないが、一言で言えばルービンシュタインはうまい!

ショパン:ポロネーズ集(全7曲) (詳細)

ショパン:バラード&スケルツォ全集

・「清々しさの中にある味わい深さ
バラードとスケルツォは他の演奏家によるものを聴いており、このCDははじめはオーソドックスな印象で、衝撃を感じることはありませんでした。

しかし、何回か聴いているうちにバラスケに関してはこのCDを聴くことが一番多くなっていることに気づきました。清々しさと深さが同居しているような、と言えば良いのでしょうか。くどくない、でもしっかりと聴かせてくれる、というのがこのレビューを書いている時点での感想です。飽きがこない、聴けば聴くほど味がでてくる名演だと思いました。

・「大人のショパン
「やっぱりバラ1はホロヴィッツ」10代の頃の私の主張でした。

華々しく魅せるホロヴィッツの音楽の虜だった私は、大音量ヘッドフォンの向こうから聞こえてくる超絶技巧にもう夢中。

それに比べてルービンシュタインの演奏は実にか弱く、面白くない演奏にしか聞こえませんでした。

今や私も20代半ば。今は逆にルービンシュタインの音楽がたまらないのです。ホロヴィッツのような過度な演出は少ないけれども、自然体に奏でられる演奏から溢れ出すルービンシュタインの強い自己主張がいつの頃からか聞こえてくるようになったのです。ルービンシュタインの良さが分かるには、ある程度の成熟さが必要なのでしょうね。

・「素晴らしい
今のピアニスト達も素晴らしい演奏をするけれど、クラシックというのは今も昔も変わらずいい演奏があることが素晴らしい。このバラード4曲、スケルツォ4曲は、全てにおいて完璧だと思う。ルービンシュタインは1時代前の巨匠。この時代、ショパンの演奏においてはルービンシュタインをしのぐピアニストはいなかったのではないかと想像する。生で聴きたかった。

・「真のヴィルトゥオーゾが奏でるショパンの、身にしみて味わい深きこと
 何も特別なことはしていないように思えるのに、自ずと光がにじみ出るようなショパン。曲のツボを押さえた理論的な面と、内面を深く照射した情感の面が、絶妙のバランスで融合している、そんな印象を受ける演奏。真のヴィルトゥオーゾのひとり、アルトゥール・ルービンシュタインの弾くここでの演奏は、なんとも味わい深いものがあるなあと、身にしみて感じるものがありました。

 曲の構成、スタイル、味わいこそ違え、どちらも1831年〜1842年にわたって書き紡がれた『スケルツォ』と『バラード』の各四曲。とりわけ、『バラード』の「第1番 ト短調」と「第4番 ヘ短調」、『スケルツォ』の「第3番 嬰ハ短調」の趣がしみじみ素晴らしかったですね。音符の背後にあるものを見つめ、そっと掬い上げようとする手つきのようなもの。言葉ではこぼれ落ちてしまうショパンの音楽の真髄に、細心の注意を払って触れ、取り出そうとしている名人の手わざ。それがとてもファンタスティックで、魅力的でした。

 四曲の『スケルツォ』が、1959年3月25日&26日。四曲の『バラード』が、1959年4月28日&29日。いずれも、ニューヨークのマンハッタン・センターにて。ルービンシュタイン72歳の年の録音です。

 本CDの解説書に掲載されたルービンシュタインが語るショパンあれこれ、1960年の「ショパンについてのモノローグ」も、読みごたえがありましたねぇ。ショパンの作品の性格、その本質をきっちりと掴まえ、明快に言葉で表現しています。なるほどと頷かされる箇所が、いくつもありました。

ショパン:バラード&スケルツォ全集 (詳細)

ショパン:幻想即興曲

・「違和感があるかも
正直言って「最高」とまでは言えないが、ショパンに対して忠実、堅実な、質の高い演奏である。特に幻想即興曲はショパンの自筆譜を使用しており、今世に出回っている楽譜とは異なるため違和感を覚えるかもしれない。作曲家の意思を尊重する気持ちが、ルービンシュタインの曲の解釈を支えているのであろう。

ショパン:幻想即興曲 (詳細)

ショパン:マズルカ集(全51曲)

・「初めて買うマズルカ
ショパンは長く聴いてきて、曲目によっては何種類もの演奏を買う程でしたが、民族色が一番表れていると言われるマズルカだけは今まで手控えてきました。しかし今回ルービンシュタイン盤が2枚セットで廉価版で出たので買うことにしました。

ルービンシュタインは、もって回った歌い回しやテンポ・ルバートをしないので、大好きな演奏家で、特にノクターンなどは同種のもので一番好きなCDでした。どちらかというと、ソナタ、バラード、スケルツォ、ポロネーズなど、華やかで力強い曲より、ノクターン、ワルツなどの小品的な曲がよくあっていたので、大規模な曲のないマズルカならルービンシュタインだな〜と思っていましたので、実際聞いてみて、小粋な歌い回しがとても洒落ているし、押しつけがましいところがなくて、とても気持ちよく聞いています。これからも聞き込んでいきたいと思っています。

ショパン:マズルカ集(全51曲) (詳細)

愛の夢&ラ・カンパネラ~リスト名演集

・「このアルバムを企画した人、センスいい!
20世紀最後のロマン派ピアニスト、なんて呼ばれることもある(ホント?!)ボレットの名盤。彼の演奏によるリストのボックスセットよりもこの1枚をお薦めします。最後の1曲も必聴。

・「思わず聞きたくなる名盤
自分もピアノ専攻者として、本当に好きなアルバムの1つです。 まず、音がすごく綺麗で、中身がありながらも滑らかです。曲の解析は原曲に充実しているため、オーソドックスながら嫌味がありません。基本に充実しながらとても綺麗です。 なお、このアルバムは構成がすごくいいです。結構工夫してレパトリーを組んだような気がします。 録音も良いです。普段ずっと続けて聞けるアルバムです

愛の夢&ラ・カンパネラ~リスト名演集 (詳細)

展覧会の絵&火の鳥

・「未だに「唯一無二」の演奏
山下が「展覧会の絵」を編曲、演奏してからすでに30年近い年月が流れたが、当時「絶対に誰にもマネできない唯一無二の演奏」であると確信すると共に、、「ひょっとしたらいつかは山下を凌ぐようなギタリストがこの地球上のどこかから現れ、山下編の「展覧会の絵」を完璧に弾きこなす日が来るかも知れない」とも思ったものである。しかし、現在まで一人のギタリストもこの曲にチャレンジすらしていないように思われ、少なくとも公の場で演奏したという話は全く聞かない。それにしても山下のギターは尋常では無い。余りにも技巧が物凄すぎて、音楽性に疑問を投げかける人が少なくないのもこのギタリストの特徴である。私見によればこの「疑問」は的外れである。山下の演奏に音楽性が無いのではなく、既存の楽曲では山下の演奏技巧と表現力を満たす程のエネルギーを持ち合わせていないために、山下の技巧が楽曲に勝ってしまい、楽曲の方が霞んでしまうのである。しかし、この「展覧会の絵」は楽曲と山下の演奏技巧・表現力が見事に合致した数少ない例と言える。この曲は元々ピアノ独奏曲であり、数々の技巧派ピアニストが取り上げて来たが、改めて山下のギター版に軍配が上がると断言する。ダイナミズム、スリス感、音色の多彩さ等、山下の演奏が見事にこの曲の持つ「音楽性」を表現している。このところ山下は「苦戦」しているように見える。それは、山下の演奏力、表現力を満たすような楽曲に巡り合えていないからである。歴史の浅いギターという楽器の世界に30年前に突然変異的に現れた山下は未だに「異次元の天才」であり、その音楽性と表現力は「ギター」という楽器をも超えている。遠くない将来、この「展覧会の絵」のような、山下が持つ演奏力、表現力と「幸せな合致」を実現できる楽曲に巡り会い、素晴らしい「音楽」を聴かせてくれる事を祈って止まない。

・「展覧会の絵&火の鳥
ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」とストラビンスキーの組曲「火の鳥」をギター1本で演奏している、力作です。ギターという小さなしかも左手で弦を押さえて右手で弾くというハンディーがある中、ギターで演奏できるジャンルを広げたという功績は大きいです。しかし余りのハイテクニックの演奏であるため、恐らく彼以外の人は演奏するのを躊躇するでしょう。とくに「火の鳥」では超人的な技巧が使われており、普通の人は全く手がでない演奏となっております。演奏は原曲の雰囲気をかなり忠実に再現しており、彼の持っている音楽性の高さと技巧の高さが現れています。山下和仁の技巧を堪能できる1枚と考えます。

展覧会の絵&火の鳥 (詳細)
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