きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「思わず料理をしたくなる」「料理がしたくなる」「ホントに美味しい」「お好きな方もそうでない方も楽しめる(笑」「幸せな気持ちと料理の参考に」
ヴィンランド・サガ 6 (6) (アフタヌーンKC) (詳細)
幸村 誠(著)
「主人公大活躍?」「上手く説明できないけど何度も読み返す面白さがある」「この先も楽しみ」「愛と言う最果て、闘争と言う救済」「暴力を描きつつそれを超えるものを提示」
ADAMAS 1 (1) (イブニングKC) (詳細)
皆川 亮二(著)
「青年誌の少年漫画」「また劇団皆川」「サンデー時代からの皆川ファンならば安心して読める」「ダイヤモンドカイザーナックル」「屈しない・・・ADAMAS」
PEACE MAKER 2 (2) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
皆川 亮二(著)
「皆川劇団」「メンバー構成が手堅い。」「2巻から面白くなってきた」「ビート格好良すぎる!」
PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス) (詳細)
浦沢 直樹(著), 手塚 治虫(著)
「漫画を読まない人にも読んでほしい」「これは切ない(;ω;)」「いよいよ…深部に迫る!!」「プルートウの正体」「クライマックスに近づく!?」
バガボンド 28 (28) (モーニングKC) (詳細)
井上 雄彦(著), 吉川 英治(著)
「つかの間の静けさ」「おつうがかわいすぎる」「やっと…」「相変わらず心理描写が凄い!」「戦いの後にあるものは・・・」
リアル 7 (7) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
井上 雄彦(著)
「今も心に情熱はあるか?」「また、一巻からやーーっ!」「現実を描くということ」「あなたは何に気づきますか?」「リアル」
LIAR GAME 6 (6) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
甲斐谷 忍(著)
「ナオにホれた!!」「密輸ゲーム完結!!」「凄いです」「密輸ゲーム面白かったです。」「思った以上に深い」
デトロイト・メタル・シティ 6 (6) (ジェッツコミックス) (詳細)
若杉 公徳(著)
「く、くだらない・・・(笑)」「おっさんメタル」「社長かっけええええええ!!」「映画化オメ」「クラウザー U世……」
岳 7 (7) (ビッグコミックス) (詳細)
石塚 真一(著)
「ラスト三篇が、とてもよかった。新キャラ・阿久津君のこれからが楽しみ」「阿久津くん登場」「大人気!」「うーん、いつもより軽めです」
海皇紀 37 (37) (講談社コミックス 月刊少年マガジン) (詳細)
川原 正敏(著)
修羅の刻(とき)―陸奥円明流外伝 (15) (講談社コミックス―MONTHLY SHONEN MAGAZINE COMICS (KCGM1021)) (詳細)
川原 正敏(著)
「気が付くと、いつの間にか出てる」「雷電と陸奥の物語←物語と書いて戦い。その心は…」「いつもわくわく」「時代は江戸」「ファンではない人間の評価」
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス) (詳細)
羽海野 チカ(著)
「青年の成長の物語」「何かを取り戻していく優しい物語」「家族を失う孤独と悲しみ。」「カッコウのヒナの哀しみ」「すごくよかった…」
・「思わず料理をしたくなる」
仕事がめっぽう忙しいのに、この本を読んだらいてもたってもいられず、つい料理をしてしまった。作中に登場する料理のおいしそうなことと言ったら……!できあがった料理だけでなく、料理の課程もきっちり描かれていてそこがすごく楽しい。(ものによっちゃ、材料の値段まで!)登場人物のシロさん(美中年の弁護士)の料理の手際の良さは、そのまま作者の手際の良さでもあるんだろう。よしながふみはそもそも食べ物の描写が異様にこまかく愛がふんだんにあふれているのだが、この本もその愛が爆発。こちらの料理欲も、ついかき立てられました。
登場する料理は、すぐ作れそうで美味しそうなものばかり。調味料も近所のスーパーに置いてないものなんざ使っちゃいません。みりんとかめんつゆとか白だしとかしょうゆとか、家庭にありそうなものが中心です。材料も同様です。凝ってないのがいいんです。まさにThe・おウチごはん。
料理だけでなく、人間もきっちり愛おしく描かれてます。ほのぼのゲイカップルのシロさんとケンジが素敵。声を出して笑ってしまったシーンも多々あり。電車の中で読まなくて良かったです。
・「料理がしたくなる」
いわゆるコテコテの料理マンガではなくて、日常の生活の中に毎回サラリと料理シーンが入っているのですが、主人公が作る様子がとても楽しそうで。料理も全部おいしそうなので、改めて料理の楽しさに気づかせてくれる本です。(「マンガ」よりも一段上な感じ)イワシ煮とナストマトの甘辛煮を作りましたが、どちらも簡単でとてもおいしかったです。レシピ本としても使えて、ストーリーも面白くほのぼのした気持になるので、お得だと思いました。次の巻も楽しみです。
・「ホントに美味しい」
このマンガ、もちろんマンガとしても楽しめますが料理本としてもかなり良い出来です。実際に何品か作りましたが、すごく美味しい。しかも簡単。夫にも好評で、我が家の定番メニューになった料理もあります。ストーリーを楽しむのも良し。料理本として活用するも良し。2巻が待ち遠しいです。
・「お好きな方もそうでない方も楽しめる(笑」
弁護士のシロさんと美容師ケンジの、同棲物語。もちろん、よしながさんですから、二人とも男です、はい。
で、シロさんが、とんでもなくお料理上手。といっても、変にこった料理ではなく、ごく普通の家庭料理が得意なわけです。しかも、買い物上手。安い食材を探してスーパーうろうろ。
たんに食べ物漫画として読んでもそれなりにおもしろいと思います。BL不得意な方でも、十分楽しめます。ハードな描写はほとんどありませんが、なんとなく、なんとなく、精神的SMというか(笑それ方面が好きな方は、もっと楽しめます。
・「幸せな気持ちと料理の参考に」
料理一品について本当に料理本のように書かれていて、読んだ後に今度これ作ってみようかなと思えるような漫画です。同時に同性愛についても描かれていますが、そういう趣旨の作風ではないので、苦手な方でも読みやすいと思います。そして、この二人の日常のささいな、喧嘩だったり食事中のちょっとした一言だったりがすごくほっとした気分にさせてくれます。女性でも共感できる部分がたくさんあるはず。久しぶりに漫画を読んで、幸せな気持ちになれました。雑誌で読んでしまうと単行本が待ちきれなくなってしまうようなおもしろい漫画です。
・「主人公大活躍?」
この巻をもってトルケル篇が終了した。
クヌートが夢の中で涙と鼻水を垂らして泣き、未熟なトルフィンは空を舞って雪の中に消える。キノコで狂い見境無しのビョルンと、重症のアシェラッド、そして立ちはだかる強敵トルケルに勝てるのか?
全ては作者の十八番である『愛』が解決した。しかしその愛の形は最も優れ、最も虚しいものなのかも知れないが。
トルケル戦でようやく主人公らしい活躍を見せたトルフィンだが、ツメの甘さでクヌートに全てを持っていかれる始末。それもまた素晴らしい。
さて次巻からの展開に期待が高まる。
巻末には恒例の「トルフィンの航路」とアフタヌーン本誌にも掲載されたオマケ漫画熊谷氏の「うろおぼえ う゛ぃんらんど・さが」が某先生に恐れ多くも載っている。
・「上手く説明できないけど何度も読み返す面白さがある」
六巻単体だと起承転結の転が無いのだけども、読み終わってから充実感があり面白かった。六巻はどこがどう面白いのか上手く説明できないけど何度も読み返す魅力がある。当然次巻も購入決定。
・「この先も楽しみ」
衝撃的な愛の定義に王の目覚め、決闘の決着。この巻で物語が大きく動き始め、まさに見所満載といった感じです。クヌートがこれから何をしていくのか?見届けずにはいられない、この先が本当に楽しみです。
・「愛と言う最果て、闘争と言う救済」
愛とはなんだろうか?と長年疑問に思っている。
その割には私自身、愛と言う言葉をよく使う。単純に「好き」という意味で。
私だけでなくマスメディアでも「愛」の大安売りで、それさえ言えば全て片付いてしまうほどである。
だがしかし、実生活で愛に遭遇しているかといえば、よく判らない。常に私たちは条件付の愛と付き合っている。恋人や夫婦間の愛はもちろん、親子の間でだってそうだ。ましてや赤の他人との間など…。
そのように手前勝手で強欲な感情の捌け口を私達は陶酔とともに「愛」と言うのだ。あるいは何らかの取引として耐えざるを得ない状況を自らに納得させるために「愛」と言ってみるのだ。そして、いつも「愛」には陶酔がついて回る。
しかし、本作で遂に語られる「愛」とは、そのようなものではなかった。陶酔を寄せ付けない厳寒の地平であった。私はその事に納得し、安らいだ。私はもう、「愛」に悩まされずとも良いのだ。自らの冷血ささえ許すことが出来る。
この物語は、遠い昔のヴァイキングの話しでありながら、現代に暮らす私達の物語でもある。最果ての地で、自由競争の名の下に、差別と闘争を繰り返す私たちの物語だ。
大槻ケンヂじゃないが『戦え。何を?人生を!』と言う訳だ。
・「暴力を描きつつそれを超えるものを提示」
美しい雪山の中で、、酸鼻を極める闘いが続く。クヌート王子は、実父と天なる父(神)の双方への絶望と断念、そして人間の心に愛が不可能なことへの怒り、嫌悪と諦念の中王としての覚醒を迎えた。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」の絶望の只中でのアレクセイの覚醒を思わせる。
トルフィン、アシェラッド、トルケルの物語は王子を中心に、今後全く新しい次元に展開の予感。
絶望と暴力を主題にした凄惨な漫画は多いが、それに正面から答えを提示している稀有な例。幸村誠は「愛」という言葉で、意識の拡大、ある種の悟り(?)を描いているようだ。前作「プラネテス」も主題は通低しているので要参照。(4巻PHASE.18 グスコーブドリのように など)
・「青年誌の少年漫画」
皆川亮二、1月に刊行された「PEACE MAKER」に続き早くも新刊が登場。集英社に続いて今度は講談社からの初コミック。なんだか新鮮だ・・・。というか表紙、格好良すぎ。帯のデザインも非常に素晴らしい。
この作品は宝石を題材としたもので、なんと主人公は女。題材も珍しいが、皆川亮二の漫画で女性主人公というのも珍しい。こういう変化あるいは挑戦も青年誌に移動したからこそ出来たのだろうか? 着眼点が優れている上に、話の転がし方も実にスムーズなのでスラスラ読める。ボリュームのあるページ数に重厚な絵柄なのでじっくり読むタイプ、と誤解されそうだが「PEACE MAKER」でも健在だったように、ネームの巧さはピカ一だ。というか年代を重ねるたびに、ネームがこなれているような印象も受ける。そして大コマや決めるシーンに持ってくまでのコマ運びのすばらしさは職人芸の域まで来てるのでは?同じようなシーンでも、また違った味わいがある。
しかもこの作品、いわゆる王道の面白い少年漫画のイメージがした。簡単に言うと「能力バトル」の作品なのだ。ただそれを宝石といかにも戦いには無縁そうな女性でやっているのでギャップというか、そういう部分も面白さにつながってる。主人公は「宝石使い」という通り名(?)を付けられていて、宝石よって力が増したりまた宝石と会話のようなことが出来たり、はたまた特定の宝石によってはまた違った能力を使えたりするのだ。しかも今作にも「敵の組織」みたいな連中が存在し、もう少年漫画の面白さに近いといっていい。
アクションシーンも見ごたえたっぷり。カイザーナックルで次々と悪党をぶちのめしていく彼女の姿は凜としていて格好良い。 またすぐ泣く溝口さんや正義感の強い新谷刑事などサブキャラもバッチリ。
これは少年漫画好きにも、青年漫画好きにも両方受け入れられる作品ではないか。是非多くの人に読んでもらいたい。
・「また劇団皆川」
「PeaceMaker」もそうだったが、この人の漫画はいつも基本設定が一緒。登場人物も前の作品で見たような奴ばっかし。だが、それがよい。今回の主人公は「スプリガン」の染井芳乃が成長したッぽいお嬢様。宝石に愛されているというよくわからない特殊能力で事件を解決するという、最初は探偵モノみたいなモノかと思ったら、解決手段は鉄拳制裁。作者の真骨頂であるアクションシーンは秀逸。作者のファンは、迷わず買いだろう。
・「サンデー時代からの皆川ファンならば安心して読める」
表の顔と裏の顔、特殊能力を持った人間のSFバトル漫画。おおいなるワンパターン。そんな中、本作品で新しかったのは、女性(レイカ)が主役である点です。画力の高い皆川さんですが、顔絵が不安定なのもSPRIGAN以来の伝統。本作品ではどうやら主役は凄い美人という設定のようですが、綺麗に描かれているコマがあったりなかったりで、完全な記号美人です。特に、魅せ場であろうP.199下コマのレイカの顔アップ、はっきりって不美人です。Episode2にしてヘアスタイルが変わっていますが、設定変更でしょうか?レイカの特殊能力も万能でない事が強調されており、なかなか緊迫感があります。
・「ダイヤモンドカイザーナックル」
皆川ワールドにおいてはやはり、ドラテクや射撃技術などよりも、体術こそが一番見栄えがすると感じます。武器の選択もナイスです。か弱い女の一撃で、大の男が吹っ飛ぶ快感。癖になりますよ。
・「屈しない・・・ADAMAS」
まず表紙の装丁の美しさに目を奪われる皆川作品です。主人公の名前が流崎麗華(りゅうざきれいか)というだけで作者のイメージする”お嬢様”がよく分かります(苦笑)
皆川作品初の女性主人公・・・ということだからなのか、作者もキャラクター設定に結構とまどったのかなという感じも。エピソード1とエピソード2以降では麗華が設定変更されているのが明らかですし。ただやっぱり日常と非日常、両方の顔を持っている・・・という皆川作品主人公の系譜はしっかり受け継がれている。
基本的にエピソード毎の脇役を状況説明役に置きながら彼女が活躍、という描写なのですが、第1巻でもきちんと麗華のパーソナリティを少しずつ描いているのはさすがか・・・。
エピソード1:基本的に麗華の能力の徹底描写エピソード2:ADAMASがどういうスタンスで物語を進めていくか、を説明。エピソード3:いきなり能力が通じない場合があるということで主人公の絶対無敵説の否定。エピソード4:やっぱ君も皆川作品の主人公(苦笑)でもドレスアップするとやっぱお嬢様。
・・・しかし作者の画力の腕前もARMSやD−LIVEの頃に比べると随分上がったんだなあ・・・と思いますよ。
●PEACE MAKER 2 (2) (ヤングジャンプコミックス)
・「皆川劇団」
最初の4ページを読んだだけで、展開が最後まで分かってしまう。それが皆川漫画。しかし、分かっていても面白すぎる。それこそが皆川漫画。今回も皆川漫画力が全開だった。p.171〜p.175 までの流れなど、シビレが来るくらいカッコよすぎる。これを見てしまうと、「この漫画に台詞はいらねぇ」と思えてしまうほどだ。なんせ皆川方程式と言えるほど、どの作品でもキャラとシチュエーションを見るだけで台詞を読まなくても何を喋るか分かってしまうくらい完成されているからだ。
巻末の広告によると、次巻は来年になるらしいが、そんなには待てない…
PEACE MAKER 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)
・「メンバー構成が手堅い。」
今回ビート・ガブリエルとミクシー・バングスが新キャラとして物語の主要人物に正式参入することになる紹介エピソードというところか。
カイルもホープとビートのコントロール役として上手く機能しているのが上手い。ビートはホープが基本、無用なトラブルは避ける性格なので、逆にトラブルに突っ込みやすい性格も付与されておりまたまた手堅いキャラクター。ミクシーはキレイなお姉さんも主要人物として用意されてきた(苦笑)しかも駆け出しだが、医者としての心得もあり、ホープへ好印象?とポイントは押さえてる。
それにしても、ホープは強すぎでは?皆川作品とは主役の戦闘能力は作中ぶっちぎりの座なのは間違いないですが。今回ビートがバイクに搭乗しながら戦うシーンがあるが、「D−LIVE」を思い出してニヤニヤする皆川作品の読者の方、いるでしょうね。
・「2巻から面白くなってきた」
1巻での決闘(トラブル)→当然圧勝→銃の撃ち方解説。というマンネリパターンに辟易としていたのだが、2巻でそれらは抑えられ、とても面白くなった。
ギャンブラーの存在によって心理戦が生まれ、もう一人の銃士の加入で受動的だった主人公の銃士も影響されてか、バトル展開にも面白味が出てきた。特にもう一人の銃士の行動のハチャメチャさが良いスパイスになっている。
欲を言えばヒロイン(?)の少女と、この巻で登場したお嬢様の金髪で円らな瞳がアップになった時に描き分けきれていないのが気になる。(というか少女は出番が無い。時折行方不明になるし、登場がまた唐突)
とはいえ、内容は十分に楽しめたので、次巻の発売が待ち遠しくなった。
・「ビート格好良すぎる!」
平凡だけどやるときはやるホープとは対照的に格好からやることまで格好良いビートが活躍します!
しかも、読んでいてどきどきする展開はさすがです。
今巻ではニコラの秘密も徐々に明かされてきてラストではホープの新しい力も楽しめるので1巻以上に楽しめます!
ちなみに、ウルトラジャンプ2008年9月号に2巻用のドレスアップクリアカバーが付録でついているので模式になる方はそちらもチェックすることをオススメします!
●PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)
・「漫画を読まない人にも読んでほしい」
鉄腕アトムは読んでませんし、PLUTOの連載も見てませんので純粋に単行本だけで物語を追ってます。さすがに今回はちょっとこたえましたねぇ。そうくるか...と。そうはならないでほしい、と思っていた展開。
このシリーズは是非、普段漫画を読まない人や漫画は好きじゃない、ってひとにも読んでほしいですね。実写のドラマではできない物語や世界背景を構築できるメディアとしての漫画を実感してもらえると思います。
・「これは切ない(;ω;)」
登場人物に肩入れしすぎていたせいか、この巻の展開はほんとうにショックで(って言っても、手塚作品の方を知ってれば当然の展開なんだけど)何度も読み返してしまった…。で、読み返せば読み返すほど、ささいに思えるエピソードがあまりに切ない。
1巻の「ノース2号」のときも思ったけど、いや、それ以外のロボットたちに対してもだけど、「どうにかして彼らの『魂』を救ってあげる事はできないだろうか?」と、本気で思っている自分がここにいる。…ああ、肩入れしすぎている。
浦沢作品は『MONSTER』以降からひととおり読んでるけど、これは、切なさでいったらずばぬけてる。自分、泣きすぎ。
・「いよいよ…深部に迫る!!」
これまでの5巻よりも、グッと話の展開のスピードが上がりました。一気に読ませるこのパワー…浦沢さん、すごすぎます。
こんな展開になるとは…プルートゥ最初から読んでて良かった!!でもこんな展開になるんだったら…豪華版でそろえるべきだったかも!!
・「プルートウの正体」
手塚版を読んでいた人は、予想通りだったと思いますが、プルートウはいわば被害者の側のロボットです。
そして、次々に倒されている最強のロボット・・。
おそらく、この戦いの影に隠れている「あの方」は、同士討ちをさせて自らが最強のロボットを作り上げ世界を征服しようとしているのでしょう・・・。
それを阻止できるのは、残った3体になるのか?プルートウは心を取り戻すのか?
非常に面白くなってきました。
・・・蛇足ながら、今回の表紙はお茶の水博士よりはあの人の奥さんの方がよかったような。
・「クライマックスに近づく!?」
プルートゥの謎が解明されて行き、クライマックスに近づいている感があります。一方、主人公であるゲジヒトは、感情や意思を持ち、行動しているように思えます。
ロボットへプログラミングで制御できるのは、どこまでで、記憶や感情はどのように制御できるのか...ベースとなるストーリーを手塚治虫氏が50年以上前に考えているとは、改めて凄い発想力であると感心します。
・「つかの間の静けさ」
吉岡一門70人との殺し合いを潜り抜けたあとの28巻。嵐が通り抜けたあとのような静けさが全編を覆う。
おつうを通して描かれるのは、男の背中を追う女のもどかしい想い。無茶してほしくない。強くならなくてもいい。そしてずっと私といてほしい・・・。女はそう願うわけだけれども、そんな女があこがれる男がそもそも無茶する生き物、強くならなければいけない生き物。そして、故郷を捨て荒野をさまよい続ける本能をもった生き物であるのだからしょーがない。おつうは、言いたいことをグッとこらえて胸に飲み込む(武蔵が寝てるときにつぶやいてみたりはするけれど)。
これって「仕事と私、どっちが大切なのよっ!?」ってすぐに問い詰めちゃう類の女性とは違う、ずっと我慢の必要な生き方だよな。
もう剣を握れないかもしれない。そんな境遇になってもまだ「我」に固執する武蔵に、沢庵は活を入れる。五体満足のときは思い浮かべもしなかった「剣の道以外の道」。それはつまり他人と「殺しあう」以外の関係性をとり結ぶことであり、他者との共生の道だ。その道とそこに立つ自分を想像すらできない―したくもない―武蔵はその道と向き合い、人間としての成長を遂げることができるのだろうか。
そしてその成長を遂げたときこの寺での休息は、武蔵が「殺し合いの螺旋」から離脱するきっかけとなるのか、はたまた地獄と地獄の狭間のつかの間のときとなるのか。それはまだ定かではない。
・「おつうがかわいすぎる」
おつう健気すぎるなんですかこの理想のやまとなでしこは・・・武蔵うらやましすぎ
・「やっと…」
この巻を読んでやっと又八を好きになれました。斬り合いの巻の方が好きですけど今回はすごく良かったです。マンガ展も楽しみです。
・「相変わらず心理描写が凄い!」
又八、武蔵、おつう、城太郎、そして..小次郎。伝説的な逸話と共に闘う力を失った1人の男を中心に、周りの人達、それぞれの複雑な想いが、井上さんの驚異的な画力で表現されています。あなたは、彼らの言葉やしぐさから何を感じるか。作者に問われているような気がします。だいぶ前にネタフリしたあの件が遂に完結。この一冊を読んだら是非13巻→1巻→2巻と読み返したいですねヾ('▽`;)ゝ
・「戦いの後にあるものは・・・」
前巻までの地獄のような戦いを終えた武蔵を待っていたのは、沢庵からのキツい問いかけ。夢に見たおつうとの再会の喜びに素直に浸ることもなく、体の傷も癒える前に役人に連れられていく。それにしてもこの役人、70人を斬った者を捕まえに8人で来るとはあきれる。小次郎と辻風黄平とのからみ、又八の語り、全国を駆け巡る武蔵の噂に反応するつわものたちなど前巻までとはうって変わっての展開の早さ。ドラマチックで引き込まれる。
・「今も心に情熱はあるか?」
1年に一度だけ発売されるリアル。もう連載が始まって7年近くが経った。
今回は新生タイガースとドリームスの再戦が軸になって描かれている。表紙のように清春やタイガースが話の中心となって進んでいく。人数が少なく、環境もまったく整っていないタイガースは当然、苦戦を強いられる。そう、まるで誰かの人生のように、それは野宮朋美でもあり、この巻から登場した車椅子の少年亮、そして我々の人生を象徴しているようにも感じる。
しかし、彼らは諦めない。決して諦めないのだ。どんなに辛い状況があっても、今が未来へと地続きになっていることを知っているから。だから、必死に声を出す。勝てもしないと揶揄される状態でも足掻く、もがく。
僕はそれがとても美しいと思う。そう、いつも心の中で誰かが言う。「このくらいで諦めてしまえ、認めてしまえと」だが、それは自分を殺してることと同義だ。そうやって人は心から年老いていく。
この巻の途中で試合中にアクシデントがあり、タイガースは5人ではなく4人で試合に臨まなくてはならないシーンがある。そのとき、周りの観客が言う「もう終わったな」と。当然だ、4人と5人では結果は見えている。けれど、残された4人はこう言うのだ「逆転するぞ、ここからやるぞ」とそしてベンチから野宮が言う「終わりじゃねえ、次に5人で戦う時どれだけ心強いよ」と
そう、重要なのは不屈の意思といつまでも心に情熱を持ち戦うこと。そんな大きくてシンプルなテーマをリアルは必死に問いかけてくる。「君は必死に生きているか?情熱を今も絶やさないでいるか?」と
下手な自己啓発本よりも心にエネルギーを与えてくれる素晴らしい漫画だ。もし、悩みや不安がある人はぜひ、この漫画を読んで欲しい。読み終えた後、心に何かとても熱いものがこみ上げてくるはずです。
・「また、一巻からやーーっ!」
年の瀬を感じさせるものに、年賀状はお早めに!のCMやケーキの予約は○○で♪というチラシ同様、「リアル」の発売があります。で、一年の間にすっかり話を忘れているので、毎年1巻〜読み直すことになります。またそれも楽しいのですが(^^ゞ
・「現実を描くということ」
リアル第七巻。選手権大会が迫り、タイガースの練習も熱を帯びてくる。初戦の相手は優勝候補ドリームス。戸川は彼らからの加入の誘いを断り、気持ちの上でもタイガースでやっていく決心を固めたものの、ある約束をしてしまいなんとしてもドリームスに勝たなければならなくなってしまったのだった・・・。
このマンガの「リアル」というタイトルにはどのような意味が込められているのだろう。それは単に身障者スポーツの「ありのまま」を描いているからか?あるいは考えの浅い読者ならば障害をあつかっているからと答えるかもしれない。私はそうではないと思う。
我々が直面する現実には、少年マンガが教えてくれるような「起死回生の一発」や「土壇場の大逆転」なんて起きやしない。現実は淀みなく流れ、変化はあっても段階を踏んでやってくる。野宮はバイク事故やバイトで繰り返す失敗などの不幸も自分の人生の一部分、現実だとして受け入れて、歯車がうまくかみ合い始めた人生に期待感を膨らませる。しかし、その先で待つのもやはり「現実的」な展開だ。本当の現実は我々に何か教えてくれる物語ではないし、我々が何かを克服したらご褒美をくれるようなギブアンドテイクのシステムでもない。いくらページをめくったって書き込まれているのは救済ではない。現実は突き詰めていってもやはり現実でしかないのだ。『スラムダンク』という壮大なファンタジーを描ききった作者自身が、そのことに痛感しているからこそ、このマンガは描かれているのかもしれない。
またリアルの矛先は我々読者にも向けられている。我々は身障者に出会った瞬間、無意識のうちに相手を人畜無害、善人といった画一的な人格の類型に当てはめてはいないか?このマンガのバスケットのシーンで彼が描いているのは、選手たちの血眼になってボールを追いかける姿や、ゲームに勝つための姑息さ、汗まみれになった肉体やゴムの焦げた臭い。彼らはまさにアスリートなのである。このマンガは善人という牢獄に彼らを押し込めてきた我々の罪をも告発している。
・「あなたは何に気づきますか?」
今まで泣いたことのある漫画の中の1つ。それがこの『リアル』。この漫画を読むと、毎回気づかされることがある。
「人の気持ちをストレートに受け取るっていうのは こんなにも心を揺れ動かされるものなんだ。」と。
多分、ものすごく当たり前だったことが、今では当たり前ではなくなってる。どっちがいいとか悪いとかは、別にどうでもいい。
ただ、物語の中に出てくる彼らの言葉一つ一つに”人間”として生きていく上で最低限必要なモノを感じてしまうのだ。
そんな素敵な作品を読めて幸せです。
・「リアル」
それは、空想ではないということ。この作品は、夢に向かってワクワクすることもなく、強大な敵の前に勇気を振り絞ることもない。設定や起きる出来事、心情は正に現実だ。
犯罪や事故、病気といった不幸は身の回りに普通に起きている。ヒトは誰だって幸せに生きたい。不幸になりたくない。そういう気持ちから身の回りの不幸はフィクションとして、見てみぬふりをしてしまう。だけど、そこにある不幸は確実に現実として存在しています。
やはり、この作品は世界観に浸って楽しむものではなく、一人一人の登場人物に自分を投影して、自分がこういう境遇だったらどうするだろうと彼らの気持ちをリアルに考えること。そうして、いづれ起こりうる不幸に備える。たぶん、それがこの「リアル」という作品を自分にとって次に「つなげる」ということなんだろうと感じました。
●LIAR GAME 6 (6) (ヤングジャンプコミックス)
・「ナオにホれた!!」
ドラマが先に完結してしまった密輸ゲームですが、その終わり方には賛否のなかでも否が多いようです。そんな方には是非読んでもらいたいのが原作の密輸ゲーム完結編。 頭脳戦という面でも原作者はさすがだなと思わせる内容でした。ヨコヤの最後の策は私は読めませんでした。
ゲーム以外の面で特に見て欲しいのはナオの活躍。どんどん強く魅力的な女性になっていますね。ドラマ版のナオの女神のような扱いは私はあまり好きではなく、一人の人間として強い信念を持った原作の方が好きです。作品でもナオにアキヤマ以外の仲間が増えていきます。
あと「人は信じるべきか疑うべきか」というテーマはやはり簡単に答えは出ないようですね。お互いに影響し合っているナオとアキヤマの今後の変化にも注目したいです。
次のゲーム内容も、物語も楽しみです。甲斐谷先生、連載再開を楽しみにしています。
・「密輸ゲーム完結!!」
この巻で密輸ゲームは完結です。結果発表までの過程、発表後の新たな事実と、駆け引きや機転・発想が沢山出てきます。
マネーの移動に関して数字や属性などややこしい所は相変わらずですが、気にせずとも読めます。
そして決着後のそれぞれの動きにも注目です。今後の展開も楽しみな第6巻でした。
・「凄いです」
甲斐谷先生は天才すぎですね。 これ読んだ後にドラマ版の密輸ゲームを改めて見ると比較する事自体が可哀想になってきます。 レベルが違いすぎる・・・。
・「密輸ゲーム面白かったです。」
このカスタマーレビューは本当に参考になります。5つ星評価が多いのでやはり買って正解でした。頭脳戦ならぬ心理戦の展開はこれまでで最高。(私は予想できませんでした)北の国の人間関係やココロの揺れ動きを読む難しい局面に対しアキヤマはさすがと思わせます。アキヤマの感情に触れたナオにも今後注目したいです。
・「思った以上に深い」
確かにゲームの頭脳戦も、ところどころ読めたにせよ凄いことは間違いないし、これだけマネーのやりとりだけでも入り組んだ構造をよくまとめているなぁと感心させられましたが、それ以上に奥深いと思ったのが、 アキヤマの初めて見せる弱い部分とナオの持つ意外な強さと論理性…ゲームの内容もさることながら、人物たちの心理面が非常によく描かれており、テーマも考えさせられる。正直前巻までは ワクワクはさせられるものの、キャラの面で描き方が軽いなぁという印象でしたが、まったく自分の勘違いであり偏見でした。この物語は深い!侮れない!そう実感させられた今巻でした。
特にナオの最後の、ヨコヤへの起死回生の(言葉での)反撃は、 他の方がレビューで書かれていたので、アキヤマがヨコヤに凹まされたあと、ナオが何かやってくれるというのはわかっていて期待しながら読みましたが、まさに期待以上の活躍でスカッとしました!
●デトロイト・メタル・シティ 6 (6) (ジェッツコミックス)
・「く、くだらない・・・(笑)」
やはり1話ものの方が個人的には好きですね。淫獣伝最高(笑)後半はクラウザー1世の話がメインなのでクラウザーさんの出番が少ないけど、社長が超カッコイイから良し(笑)
・「おっさんメタル」
前巻ではパワーダウンした感じがあるんですけど、出てくるキャラが半端なく濃くて、今回もクラウザー T世にはかなり笑わせてくれました。ものすごくギャップが大きくて、キャラが濃いなと思いました。この漫画はストーリーよりもキャラ先行なんですね。
・「社長かっけええええええ!!」
とうとう出てきたクラウザー一世様ですが普段の姿は・・・。どんどんと追い込まれていく根岸くん。このままじゃアンハッピーなラストしか見えない!!ギャグよりも自虐的なイメージが強い展開です。名づけて自ギャグ・・・お粗末。体を傷つけて、心も傷つけてどこへ行く!?
クラウザー一世の思い出話は必見。無茶苦茶カッコイイ社長の若かりし姿が見れます!!本当にいかした美人だぜ!!こっちも○○○てきやがった!!
・「映画化オメ」
4〜5巻に比べて、面白くなってるし、内容が濃い\(^o^)/ ファンブックも合わせて買ってみましたが、まだまだイケます(^-^)/ 映画化オメデトウ☆
・「クラウザー U世……」
新曲の発表ありまた T世の真相も明らかにとにかく新キャラがたくさん登場します…また濡れてしまいました。7巻は、もっと濡れそうです!
・「ラスト三篇が、とてもよかった。新キャラ・阿久津君のこれからが楽しみ」
最初のほうの話がいまいち物足りなかったので、ちょっと期待しすぎたかーと思ったんだけど、おしまいの三つの話がとってもよかったので、「やっぱ、このシリーズはいいなあ。これからも要チェックや!」と、読みはじめた時と読み終えた時で、がらりと評価が変わりましたね。
本巻で新たに登場した山岳救助隊員・阿久津のキャラに、俄然惹かれて、「頑張れー」って応援したくなった「超クライマー」。 三歩とザックのふたりが、要救助現場に向かって必死に駆けつける姿が素敵で、かっこいいなあと思えた「頑張れる時」。 ナオタ君の涙にじんときた後、山の素晴らしさを讃える三歩の言葉、絵と話の清々しさに胸が熱くなった「心の山」。 本書収録のこのラスト三篇、よかったなあ。心にぐっとくるものがありました。
椎名久美ちゃんは、今回は居酒屋「ケルン」での活躍が印象に残ったなあ。阿久津君の先輩として、面倒見のいいとこ見せてくれてます。
上記、三篇のほか、「ありがとう」「嘘は罪?」「父の言葉」「続く道」「ワン モア トライ」「お山の動物」の話を収録。巻末に、「主人公と著者のキャラクターは似てますか?」との読者の質問にはじまる「おまけ」の四頁あり。
最初と最後で印象ががらりと、いい方向に変わった本巻の出来栄えに、私はかなり満足しましたです。石塚真一さん、「Nice Job!」
・「阿久津くん登場」
新しいキャラが登場しました阿久津くんです懸垂下降も出来ないような弱虫ですが大器の予感がありますがんばれ阿久津くん
・「大人気!」
売り切れ続出で、ここでも手に入れることが出来ませんでした。
内容はやっぱり心温まるストーリー。ちょっと恋愛の部分はどうかな?とも思いましたが、三歩君の恋愛感が垣間見えて面白いかもしれません。 一言一言が胸に染みるのは改めて言うコトではありませんが、やっぱり「良く頑張った!」はいいです。
・「うーん、いつもより軽めです」
レヴューは5巻目しか書いていないが、自分には今までの全ての巻が5つ星だった。当然今回も期待してしまったが、ちょっと息切れしたのだろうか、比較的軽いエピソードが続いている。それぞれは悪くはないのだが、今までのような感動を得られなかったのが残念。作者も、毎回山にまつわる生死を濃いテンションで描きつづけて疲れたのかもしれない。また盛り返してくれると期待して星を4つにしている。
●修羅の刻(とき)―陸奥円明流外伝 (15) (講談社コミックス―MONTHLY SHONEN MAGAZINE COMICS (KCGM1021))
・「気が付くと、いつの間にか出てる」
ひさしぶりの修羅の刻です。雷電&葉月の生き方がカッコイイ。巻末の盛り上がりは相当なもの。雷電の禁じ手に込められた思いに胸を打たれます。ホント毎巻必ずジーンとさせてくれます。兵衛の父親は誰なのか?もう一度読み返すことで、色々と伏線が見つかり自分なりの答えが出ました。時代も現代にだいぶ近づいてきたので、20巻までには完結してしまいそうな勢いです。ギリギリ力道山ぐらいまでが範囲でしょうか?作者には修羅の刻のラストで、上手に修羅の門の一巻へ繋げてほしいです。
・「雷電と陸奥の物語←物語と書いて戦い。その心は…」
相撲が格闘技としてカスだと証明してしまった元“横綱”この雷電(それか南洋竜)のような戦いをしてほしかった。今更だかね。
・「いつもわくわく」
修羅の門からずっと愛読しています。得にこの修羅の刻シリーズは突然掲載されるので、驚きと喜びでじっくりゆっくり読んでいます。以前作者の川原氏がこの雷電編の構想を語られていたのでずっと待ちに待った作品となりました。毎回のことですが、本当にうまくまとめているなあと関心します。そして登場する陸奥もみな魅力的で、確かにみな似たようなキャラですが、今回に関してはシリーズ初の女陸奥の登場に新たな満足度が加わりました。正直もっと葉月の圓明流を見たかったですが、息子の兵衛とあわせて3人の陸奥が登場したことで、それはそれでよかったです。願わくばもう少し雷電の迫力があればなあと思いました。それと前作の14巻からなくなってしまった最後の略年表がまたなかったのが残念です。次の陸奥はいつになるのかなあ。今度は作者がちらっと言っていた南北朝あたりかなあ。次の陸奥がいまから待ちどうしいです。
・「時代は江戸」
今回は江戸時代。陸奥左近の章となっているが、出てくるのは前半のみ。全体を通してみると葉月が主役も気もする(表紙飾ってるし)とはいえそれはそれ、やはり闘うのは左近であり、その子兵衛。そこまで闘うシーンが多いわけではないが、相変わらずまぁ、面白い。
この修羅の刻はホント、唐突に出てくるので困るんだが(苦笑)時代はもう江戸。やはりそろそろ終わっちゃうのかなぁ…。
終わりがよくわからないので何とも言えないけど…。
そこまで気にする事じゃないけど兵衛の父親って誰だろ?このシリーズでそういった関係がちゃんと描かれてるのはごく稀ですが。
・「ファンではない人間の評価」
「修羅の門」はまだ読めたのですが、「修羅の刻」になってからまったく読めなくなりました。 ただ、この15巻だけは、楽しんで読めました。 扱っている人物が、マイナーな人物と言う事で、キャラクターの描写をしっかりやったためだと思います。
・「青年の成長の物語」
前作「はちみつとクロバー」では 「生きていく上で生じる孤独、悩み」「青年の自立」「身近な人間の死を乗り越えていく」といったテーマを前作では主役格の7人に負わせていた。しかしこの作品では「桐山零」という主人公一人に全て背負わせている。
かなり重いテーマに挑んでいるのだが、喜怒哀楽をバランスよく書く作者の腕で、まったく読む側に重さを感じさせないものとなっている。
物語はまだ序盤であり、これから面白くなっていくところです。未読の方、是非一緒に応援しましょう!
「ハチクロ」ファンだった方、キャラクターの性格が前作に出てきた人たちと(良い意味で)ダブる部分があるので、とても楽しめると思います。
・「何かを取り戻していく優しい物語」
『ハチミツとクローバー』で大ヒットをとばした羽海野チカの新作です。『ハチワンダイバー』『しおんの王』が現在進行形で注目されている「将棋マンガ」というジャンルへの作者の参入は正直やや意外でした。
主人公は幼いときに家族をなくした17歳のプロ棋士、桐山零。1巻では彼の棋士としての生活と、あかり・ひなた・モモの三姉妹との交流をメインにストーリーは進みます。
『ハチクロ』が青春の喜びと痛みをともに見せる作品であったのに対して、本作はコメディ部分で緩急をつけながらも、どちらかというと哀しい印象の作品です。零は多くのものを失ったキャラクターとして描かれており、彼を受けいれ居場所をつくってくれる三姉妹もまた家族をなくしています。
また本作は「才能」をめぐる物語でもあります。零が家族の事故死の後、養父である棋士に引き取られ、現在の一人ぐらしに至るまでを語るエピソードが本書のラストにおさめられています。このエピソードは「才能」がときに持つ者にも、持たない者にも等しく残酷なものになりうることを示しており、本巻の白眉だと思います。
『ハチクロ』ではあまり見られなかった、写実性の高い書きこまれた絵がときおりあらわれるのも興味深いです。前作とはちがった種類のリアルを見せようという作者の意志が感じられます。少女誌から青年誌に発表の場を移した点も象徴的です。
裏表紙には「様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語」と作品紹介がなされています。次巻以降、零たちが何かを取り戻していく姿を見守りたいと思わせる作品です。
・「家族を失う孤独と悲しみ。」
大切な人、家族を失った人にしか本当の痛みはわからない、と思う。それも突然に、死に目にも遭えずに失ってしまう悲しみは、計り知れないものだから。主人公の桐山零は、小学生で両親と妹を一度に失う・・・その孤独がどれほどのものか、想像するだけで泣きたくなる。
・「カッコウのヒナの哀しみ」
やられました。じわじわとやられました。主人公の零くんは、家族を失う孤独と、才能ゆえの孤独の両方に苦しむわけですが、それゆえの陶酔もヒロイックにかっこよく描く意図もこの作品には感じられません。一人の人間が自分の境遇や自分自身をを受け入れ、苦しみながらどう成長していくのか。それをきっと羽海野さんは描ききってくれると期待しています。才能がものをいう世界で、それを持つものと持たざるものの違いは残酷。内省的で心優しい零は、自分を、育ての親の本当の子供を殺し、巣を奪い、親をだまして生き延びるカッコウのヒナと捉え、激しく心を痛める。誰が悪いわけでもないのに、勝負の世界に身を置くがゆえに非情な運命をたどる一家。私は零ももちろんですが、まだチラとしか姿を見せぬ「香子」の孤独にも胸が痛みます。「アナタの居場所なんて何処にも無いじゃない?」と冒頭で零に吐き捨てた彼女こそが実は本当に居場所が無いのではないか。この二人の過去の関係も、これからの関係も気になります。
・「すごくよかった…」
ほんとにただただ良かったです。
ハチクロが好きで羽海野先生の作品なので買ったんですが
正直ハチクロの存在が私の中でとても大きくてこわかったんですけど、そんなこと全然なくてほんとに素晴らしかったです。
せつなくて、悲しくて
でも温かくて、かわいくて、笑えて…
羽海野先生大好き☆
ハチクロが好きな方はぜひ読んでみてほしいです
あと猫好きな私としてはP41のねこが寝てる時の効果音が「プスープス…」と「クスークスー」だったのが猫を飼ったことがないとたぶん解らない音だと思うのでそんな細かいところがツボ★あと所々にジ〇゙リのネタを持ってくるところもツボでした*
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