ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 2 松本一人ぼっちの廃旅館1泊2日の旅 ! [DVD] (詳細)
ダウンタウン(俳優)
「蹴りたいドア。」「新しい罰のカタチ」「松ちゃん最高ッ!!!!」「笑 笑 笑!!」「至上最恐の罰ゲーム!!」
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 3 罰 + 松本チーム絶対笑ってはいけない温泉旅館の旅 ! 名作 & 傑作トーク集 [DVD] (詳細)
ダウンタウン(俳優)
「これはヤバイ!!!!!」「相当面白いです!!」「大爆笑!」「笑いの窮地」「買う価値あり」
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 5 浜田・山崎・田中 絶対笑ってはいけない温泉宿 1泊2日の旅 in 湯河原 (詳細)
ダウンタウン(俳優), 山崎邦正(俳優), ココリコ(俳優)
「浜ちゃんと松ちゃん」「実に豪華、充実さに大満足なDVDでしたー。」「これめっちゃええわー♪」「デニーロ」「笑わせる鬼、まっちゃんの本領発揮作品!」
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 8 絶対に笑ってはいけない高校(ハイスクール)+名作&トーク集 (詳細)
ダウンタウン(俳優), ココリコ(俳優), 山崎邦正(俳優)
「楽しみ」「面白いです!」「やっと発売!!」「腹がよじれそうだった・・・」「一通り見ました。」
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 1 浜田チーム体育館で24時間鬼ごっこ ! [DVD] (詳細)
ダウンタウン(俳優)
「これは良い」「世界のヘイポー!!」「笑いっぱなしの罰ゲーム!」「過酷な1日」「ガキの使い・史上最悪の罰ゲーム」
川のむこう つれづれノート(14) (角川文庫) (詳細)
銀色 夏生(著)
「本当に楽しみにしていたの!」「やめないでぇ~」「この喪失感」「残念!!」「銀色さんの真摯な姿勢が伝わります」
ばらとおむつ (角川文庫) (詳細)
銀色 夏生(著)
「待ってました!?」「最高でした。」「ああ、面白い」「エッセイ復活」「常識にとらわれない考え方」
生協の白石さん (詳細)
白石 昌則(著), 東京農工大学の学生の皆さん(著)
「ユーモアのセンスはバツグンです。」「ひねりの入った変化球」「いいなあ〜、白石さん。愛がある。」「第2弾激しく希望!」「考え」
探偵ガリレオ (文春文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「ドラマより面白い!」「何となく得した気分になれる本」「実に面白い」「理系東野」「面白いです。」
予知夢 (文春文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「東野作品の真骨頂」「読み出すと止まらない」「読みやすい短編集」「またまたまたの東野さん、、、」「面白い!」
悪意 (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「悪意の意味」「ミスリードが巧み。見事にやられました。」「まさしく悪意…」「後味は悪いですが」「新鮮かつ良作」
「どこか遠い世界の話ではなく」「人とは、斯くも業の深いものなのか」「きれいごとではない現実を私たちに突き付ける本」「犯罪加害者の家族の苦悩を問う」「途中でやめられない」
眠りの森 (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「切なくも素晴らしい読後感!」「儚く悲しい恋物語」「うまいなあ~」「加賀恭一郎がバレリーナの世界にどっぷりつかることになる」「美しく悲しい物語」
宿命 (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「文句なし」「最後の10ページに僕は惹かれました。」「ミステリーを二重に仕掛けている」「タイトル「宿命」に込められた究極の意外性―絡まった「糸」は解きほぐされるか?」「意外な事実がつぎつぎに現れます!」
分身 (集英社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「医療サスペンス」「秀逸なサスペンス作品」「止まらない」「驚きの結末」「家族の愛とは??」
「東野さんはやはり天才です・・☆」「最高傑作」「一気に読みきりました。」「献身する“2人”」「好き嫌いがわかれるかも?」
仮面山荘殺人事件 (講談社文庫) (詳細)
東野 圭吾(著)
「幕はあがり読者はいつの間にか主人公の一人であるような感覚に陥る!」「すっかり騙されました!」「途中までは星三つでした」「素直に感心」「マヤ、仮面をかぶりなさい!」
●ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 2 松本一人ぼっちの廃旅館1泊2日の旅 ! [DVD]
・「蹴りたいドア。」
部屋の電話が鳴る度に・・・。ドアにどかんと蹴りが入る度に・・・。今夜がヤマダに出会う度・・・。ブーブークッションが仕掛けられる度に・・・・。
このひとりぼっちの廃旅館も攻めてくるパターンは手を変え品を変えに見せかけて実は同じパターンの繰り返し、本質的には同じツボを狙ってきています。
何回みても腹が痛くなるのですが何がそんなに面白いのだろうとまじまじ考えてみると結局シリーズ共通の面白さは刺客がくるタイミング、「間」で笑ってしまうのだな、思い至った次第。
罰ゲームシリーズこそ真の永久保存版の名にふさわしい。
・「新しい罰のカタチ」
怖いモノが苦手なので廃墟旅館という事に少し不安があったんですが、見てみると面白い!!ちょこちょこ怖い部分もあったりしますが松ちゃんのリアクションに恐怖も吹き飛ばされます!!
シュールでかなりハマリました。罰ゲーム=痛いっていう感じだったのでこの罰ゲームは新鮮で、見やすかったです!!時間がたつにつれて松ちゃんの疲労感が滲み出てきます。それがよけい面白い!!
・「松ちゃん最高ッ!!!!」
ガキ使の罰ゲーム系はとりあえず全部笑っちゃうのですが,この罰ゲームは他のものとは違い、吹き矢などの罰が無い為、そういうのが嫌いな方でも普通に楽しんで見れるのでは‥‥? とにかく笑い過ぎて涙がでます!これホントです。松ちゃんのリアクションにもご注目!!
・「笑 笑 笑!!」
とにかく笑いました!!こないだの『笑ってはいけない高校』くらいに笑ってもぅ最後の方なんかは 笑いすぎて疲れてました。いつもの罰ゲームは どつかれたりするから痛そうで女の子はチョット笑えなかったりするけど今回の松っちゃんの罰ゲームは ビビらされる罰なのでどつかれたりがないから見ていても嫌な気持ちにもなりません。ビビらされた時の松っちゃんのリアクションが またおもしろいおもしろい!!だんだん精神的にやられていくところなんかが可愛く思えました。とにかくオススメします^^
・「至上最恐の罰ゲーム!!」
大爆笑!!これまた永久保存版です!ターゲットの松ちゃんももちろん、仕掛け人のはずの4人もめっちゃビビッてます!仕掛けでもなんでもない松ちゃんの屁にビビる浜ちゃん、うろつく田島鎧に絶叫する3人、仕掛け人の立場なし(笑)。とにかくハズすことなくほぼ全ての仕掛けに絶叫してます!「叫びすぎて頭痛いねん!」by松ちゃんあと、Disc2の「あの時は...」での藤原女将、菅Pの足も笑えます。
●ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 3 罰 + 松本チーム絶対笑ってはいけない温泉旅館の旅 ! 名作 & 傑作トーク集 [DVD]
・「これはヤバイ!!!!!」
これはホントに最高です☆『今夜が山田』にはまってしまった私ですが,何回見ても,大大大爆笑です♪ 見ないと絶対損するぞ〜!
・「相当面白いです!!」
1,2作目も相当面白かったのですが、これもかなりのものだと思います。おそらく、普通じゃないところがなんともいえないんですね。罰ゲームはまっちゃん笑いすぎなんじゃないか?と思うときがありますが、その分とても笑えます!トーク集もとても笑えますが、、とにかく見たら笑いが止まるまで時間がかかる作品だと思います。
・「大爆笑!」
この作品は、テレビ放送でみたんですがこれがかなりおもしろいです!笑わせようとするスタッフや浜ちゃん達に耐える松(ま)っちゃん達のリアクションや顔までおもしろいです。自分も「笑わないぞ!」と挑戦しましたがすぐさま大失敗。そして堪えるのをやめると、腹のそこから大笑いします。おばあさんがタトゥーになったのもめっちゃおもしろかったです。吹き矢を尻に吹きかけられる松っちゃん達がすごい!僕個人の意見ですが、これは最近の若手芸人の漫才やコント番組よりも圧倒的におもしろいです。ダウンタウンファンでも、なくてもこれは買いです。見終わった後もハッピー気分になれます。僕はクリスマスに買ってもらうつもりです^^
・「笑いの窮地」
誰が考え付くのだろうこんな罰ゲーム。最高です!人間は笑いという生理現象を禁止されるとこんなに面白いんだ、というのが最高に面白いDVDです。次々と襲い掛かる笑いの刺客。数々の仕掛けが見ものです。見てみる価値はありまくりです。オススメします。
・「買う価値あり」
マジで笑えます、観てるときは絶対に物をたべたり飲んだり出来ません。今回は、板長、ダイナマイト四国、ふかわ、ボブ、板尾のあたりが個人的におもしろかったです。
●ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 5 浜田・山崎・田中 絶対笑ってはいけない温泉宿 1泊2日の旅 in 湯河原
・「浜ちゃんと松ちゃん」
はじめからいきなり菅ちゃんの看板で大爆笑でした。初めからこんな凄いので一気にこの世界に引き込まれます。あと、松ちゃんのあの屁は笑いを通り越して感動しました。どの罰ゲームにも共通して言えることですが、たまに垣間見える浜ちゃんと松ちゃんの絆がとても素晴らしく罰ゲームをより一層際立たせています。
・「実に豪華、充実さに大満足なDVDでしたー。」
価格的には高いなー、と感じるひともいるでしょうが、決してそんな事はありません、2枚組みで時間も内容も実に充実、ロシアン寿司対決で敗者となった浜田・山崎・ココリコの田中の3人が絶対に笑ってはいけないという罰ゲームの温泉旅行へ、笑えば激痛のSMムチが尻に炸裂という事もあり、懸命に笑いをこらえる、しまいには互いをわざと笑わそうとして自滅したりと大爆笑の内容でした、おまけ特典としてダウンタウンの若かりし頃の爆笑漫才も多数、収録をされており、髪がフサフサだった頃の松本さんやヤンキーまるだしファッションの若き浜田さんを見れて大満足でしたー、1本の価格で考えれば、安い位ではないでしょーか。
・「これめっちゃええわー♪」
第5弾ということで、確実に笑わせてやろうという、スタッフ・松本さんの意気込みが伝わってきます。私の好きなシーンは例のおばちゃんが出るシーンとガースーポスターです。ダイナマイト四国←ハマリました。最高♪ガキ使ファンなら誰もが知ってることでしょう。毎回、大笑いして椅子から転び落ちそうになり、腹は痛くなることでしょう♪
・「デニーロ」
もう最初の「しっこく」から笑いの連続でした。罰ゲームの中でもとくにこの「絶対笑ってはいけない」シリーズが最高に大好きで、これと「3」だけ持っているのですが、コチラのほうが圧倒的に仕掛けも多く「笑わせ」に力が入っているように思えます。(モチロン「3」も面白いですよ) 個人的には、タイトルの通り「デニーロ」が好きです。デニーロがネタをやるときのハマちゃんの表情が最高です。
2枚目は全部トークでもよかったかな。
なんにしても、とにかく爆笑間違い無しです♪
・「笑わせる鬼、まっちゃんの本領発揮作品!」
3作目の笑っていけない温泉旅館編のパワーアップ版。同じようなセッティングは2回目という事もあり、前回よりはるかにパワーアップ、グレードアップしており、とにかく笑わせることに全てを注いでいます。まっちゃんの、浜ちゃんに対する執拗な攻撃は、本人にはとんでもないでしょうが、見ている側からは面白くて仕方ありません。いじめる側に徹したまっちゃんのえげつなさは、鬼ごっこを彷彿とさせる、いやそれ以上かも。
2時間ぶっ通しで笑い続けられることも可能な、恐るべき作品です。ぜひ、みて笑ってください!
●ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 8 絶対に笑ってはいけない高校(ハイスクール)+名作&トーク集
・「楽しみ」
発売を待っていました。今回の仕掛人は浜ちゃん、残りのメンバーは高校生になり笑ってはいけない1泊2日の学校生活を送る事になります。レギュラー仕掛人の板尾、おばちゃん、ヘイポー(何と今回はスベらない!)、ガースーポスターは勿論今回も登場。他にも当時旬のタレントの代表格だったHGや、今大ブレイク中の劇団ひとり等も出てきて、かなり豪華な顔触れです。他にも沢山豪華な仕掛人が出てきていてかなりハイクオリティーですが、DVDで初めて見る人の為にこれ以上は書けません!個人的には英語の授業のテレビ、板尾の嫁の二つが一押しです。
毎度の事ながら仕掛けにお金をかけていそうです。テレビ局としても高視聴率を狙ってかなり力を入れて制作しているんでしょうね。消化番組として作られた特番とははっきり言って格が違うので、笑うことが好きだけど見ていない方にはぜひ一度見ていただきたいです。
・「面白いです!」
面白い映画などでもDVDの購入となると手が出ないんですがこのシリーズだけは買い続けてます。暗いニュースが多い中、「腹を抱える程の笑い」がお金で買えるのなら…と自分に言い聞かせて割り切ってるんです。実際に買って後悔はしません。笑いのツボは人それぞれ。私は英語ビデオのジミーちゃんや恒例の「今夜が山田〜〜」にもだえました。毎回、自分も参加したつもりで笑いをこらえてますが無理ですね〜〜
・「やっと発売!!」
ガキ使シリーズ7巻発売後毎週番組を観てまだかまだかと待ってました。で念願の発売さらに来年の1月には第9弾も発売予定。そしてすべらない話の続編も発売決定と年末年始はダウンタウンで爆笑しましょう!!
・「腹がよじれそうだった・・・」
下宿暮らしなので見るときは笑いをこらえながら見ていたのですが・・・
無理です。
おもいっきり笑いました。耐えられない。何ヶ月も前に放送されたので内容はほとんど忘れてしまいましたが、ヨメのことはよく覚えてます。ヨメはもう最高ですね。マドンナを聞き始めたのもヨメのおかげです。
シリーズ最高の笑いを是非ご堪能下さい。
・「一通り見ました。」
去年オンエアされたのをDVDにおとして見ていましたがようやく出ましたね。何度見てもおもしろいです。気付いた点。オンエア時カットされていた、「国語:三匹の松坂牛(小笑)」「校内放送:人生相談・次長課長河本準子登場(爆笑)」「図書室でタイキック(中笑)」などのシーンが追加されています。ちょっぴり興醒めだったのは例の爆笑「板尾の嫁ダンス」の音楽ですがオンエア時はほんもののマドンナ・マテリアルガールandライク・ア・ヴァージンだったのですがこのDVDでは曲は勿論同じですが他人が歌っています。版権の問題なのかもしれませんが、個人的にこの罰ゲームのキモの部分なのでちょっと残念。
また、2枚目のディスクですが「(誰が罰を受けるか決める)電気ビリビリ対決」「罰ゲームを振り返る」「ガキトーク総集編」と至って普通。今回はこの第8巻と来年発売の9巻を両方買うともれなくクチビル西高校生徒手帳が貰えるんですって。おまけはともかく、過去2回の「笑ってはいけない」罰ゲームを遥かに凌ぐ罰ゲー最高傑作。一家に一本。
●ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 1 浜田チーム体育館で24時間鬼ごっこ ! [DVD]
・「これは良い」
やっとでた~とすぐに買いましたまさに期待どおりでしたいままでに罰ゲームは映像化されてないのでダウンタウンファンはもちろんそうじゃない方も間違いなく買いですね私は第二弾も予約済みです
・「世界のヘイポー!!」
ヘイポーファンの私としては、彼のシーンが、多く入っていて大満足。4人が罰を受けるシーンも最高だけど、ヘイポーが何度も××される姿は、マジで大爆笑。
次回の廃旅館でも、○○役で珍活躍!?があるので、こっちも楽しみです♪
・「笑いっぱなしの罰ゲーム!」
恒例行事となっている浜田チームvs松本チームに別れて行われた対決によって、負けたチームに課される罰ゲームを収録したDVD。
今回は浜田ココリコ、山崎邦正チームvs松本チームで行われた変則100m競争の勝敗で、浜田チームが負けたことによって行なわれた松本考案『24時間耐久鬼ごっこ』です。
罰ゲームの舞台は体育館。そこで24時間何時何をしているにも関わらず襲い掛かってくる黒の全身タイツを着た『鬼』(攻撃されます)から
逃げるという単純かつ、度が過ぎると恐ろしい罰ゲーム。トイレにいても襲い掛かってくるんだから気を抜く暇なんてありません…。浜田チームも徐々にぐったりと…。もちろん考案者・松本人志や名物スタッフ・ヘイポー、おばちゃんも登場!
今回のDVDには番組スタッフも製作に参加し、厳選された未公開映像も多数収録!
対決~罰ゲームシリーズはリアルタイムで見て、馬鹿みたいに笑った記憶が今でもはっきり残っています。
未公開のほうも力が入っているようなので、そちらのほうも今から楽しみです。笑いたいなら、コレ!抱腹絶倒必至DVD!!
・「過酷な1日」
とにかく見てください。このDVDは、はっきり言って笑いの域を超えています。ガキの使いを知らない人にこそ、是非見てもらいたいです。ネタバレになると嫌なので、詳しい内容などは言いませんが、ダウンタウン浜田、ココリコ、山崎。真剣にやってるので、芸人魂に感動しました。鬼ごっこという我等が幼いころから慣れ親しんでる遊びが、ここまで過激にグレードアップするとは、度肝抜かれました。
・「ガキの使い・史上最悪の罰ゲーム」
ガキの使いの中でやはり最悪の罰ゲームかと…まぁ、見てる分には影響は無いんですが。(笑)特に紙芝居のオチとトイレのくだりの山崎さんの顛末のへタレ具合は笑えてきます。後お尻の部分は別の意味で笑撃を受けます。これ以上、書けばネタバレの恐れがあるので書きませんがこれは買いだと思いますよ。
・「本当に楽しみにしていたの!」
わたしが銀色さんの本に出会ったのは今から18年くらい前。それ以来、詩や写真、そして特にこの「つれづれ」は自分の成長において、ずっとずっと心の支えであり、憧れでありました。
今回で最後となってしまうのは、本当にさびしい。もっともっと、銀色さんの声が聞きたい、そしてかんちゃんやチャコくんの成長も拝見したかった。。。前作で「読んでくれる人がいる限り出し続ける」というようなことが書かれていたのに、本当に残念でなりません。
「これから先のことはこころにまかせましょう」P.350
また来年、こころにまかせて発刊するよ!となることを願って。
・「やめないでぇ~」
銀色さんの詩には、抽象的でつかみきれないような比喩がちりばめられており、正直難しいなぁと思うこともしばしば。しかしその中に、はっとするほど輝く宝石のような、心をわしづかみにするような言葉が隠されています。そういう表現はいったいどういう生活から生み出されるのだろうかと想像をめぐらしたのが18年前。つれづれノート①が発刊されて以来、毎年6・7月にはその年のつれづれノートが店先に出ているのを楽しみにしてきたというのに、今回が最後だなんて信じたくありません。食べ物に関することもたくさん出てきて、その日の夕食のメニューを決めるのに役立てたことがある人は私だけではないはずです!やめないでぇ~!
・「この喪失感」
作者のように、それぞれが自分の山を登るべきなのだろう。そう自分を納得させ、銀色夏生つれづれノートの終わりを受け止めようと思いつつ、この喪失感をまだ埋められずにいる。まだまだこの日記形式で、作者の考えが聞きたかった。人生を遊ぶ様子を、その日常を、突っ込み入れつつ笑いたかった。自分でも想像以上のこの喪失感。ナンシー関が亡くなって以来、かも。ただ、作者は現時点で同じ時間を生きている。次の何かを期待したい。最後のページは、長年つれづれを楽しんだ読者には、ぐっと迫るものがあると思う。
・「残念!!」
毎年本当に楽しみにしてました。色んな人に真似され、定番化したこの日記スタイルのエッセイですが、やっぱり一番おもしろい!普通の人なら躊躇して書けないような事まで本当に正直に書いてあって、そうそう!と楽しく読んでました。かっこつけることもなく、こんなこと書いたら悪い人だと思われるかな?という部分を排除して書くスタイルは素晴らしい!前回くらいからそろそろ終わりかな。。という予感があったのですが、周りから色々言われるのが面倒になったのかな?あとがきもなくて寂しかったけど、銀色さんらしいですね。また他のスタイルでもいいからエッセイ出して欲しいです。
・「銀色さんの真摯な姿勢が伝わります」
余計なものがどんどん取り除かれて、銀色さん独自の世界観がますます確立していっているように思えます。これからももっともっと深いところへいって、私たちに生きる姿勢を見せてほしい。
・「待ってました!?」
つれづれノートの続編?!と思うくらい、銀色さんとご家族の日常がつづられていて、介護という大変なテーマがあるにもかかわらず、相変わらずの銀色さんのペースと考えにノックアウトでした。やっぱりつれづれ続けて欲しいなぁ。と心から思いました。それにしてもせっせのメールの文章が笑えます。元々このご家族はユーモアのセンスがあるのかな?とてもとても暖かくてセンスのある方だなと思いました。この合作、次回もあるそうなので?とても楽しみです。
しげちゃんには、少しでもよくなって長生きして欲しいです!
・「最高でした。」
つれづれの長年のファンの私…どれだけ銀色さんの言葉に救われ励まされたことか。バイブルのようにいつも手元に置いていたシリーズ。終わってしまいすごくガッカリしていたのです。最後の方は賛否両論イロイロあったようですが、私がオモウニ銀色さんってすごく正直なだけなんだと…『こんなこと書いたら』と躊躇するようなことでも『人からどう思われるか』ということに価値を置いていないが故に不快感を与えてしまう…でもそのアリノママさが素晴らしい。この本もアリノママ。みんなそれぞれのやり方で愛し合っている。笑いあり涙あり!!(さくちゃんのとこではまさに涙)最高!ありがとう、銀色さん。
・「ああ、面白い」
しげちゃんが脳梗塞?!と少し心配しながら読み始めたが…相変わらずの個性豊かな銀色一家。そもそも、せっせのメール文が笑えるし、周囲の親戚・家族とのおかしなエピソードも満載。ぜひ読んで確認してみてください。おかしい〜!
・「エッセイ復活」
去年のHARCO対談、そしておしゃべりシリーズで、もうだめかも…という気分でしたが、久々に表紙がかんちゃんとさくちゃんということで、つれづれの雰囲気を思い出して購入。
今まで想像の世界にいたセッセでしたが、セッセからの介護だより(=ばらとおむつ)で、セッセがどんな人だかわかってきたような!!そして、普通だと絶対に重くなってしまう、脳梗塞の介護(しかもそれが長く本で読んできたしげちゃんだなんて)をめぐるしげちゃんの毎日や、周りの人の毎日がいきいきとえがかれていました。
ここ数年は銀色さんの本もなかなか本領発揮のものが見られなかったので、この「ばらとおむつ」での復活は嬉しかった!
セッセのお便りはこれからも続くのでしょうか?今熱い宮崎で、東国原さんと対極的に家で介護を頑張っているセッセ、一生懸命さが伝わってきます。それにしても、これだけ書いてOKなご家族一同、心がひろいですね。
・「常識にとらわれない考え方」
銀色さんのつれづれノートにえらく感銘を受け、何度も読みかえした一人です。この本も銀色さんのクールさとか、ユーモアさが存分にでていて、考え方がストイックというかすじが通っているな〜と感じた。実際身近にあったら、深刻になってしまうような状況(周りの人々の人柄も含めて)を銀色さんの視点から見て、そしてそれを読者に伝えている。これによってかなり世界観が変わる人も多いのではと思う。著者は一文字一文字に妥協していないし、あそこまでの考え方を作り出し、それを伝えていくまでには大変なこともたくさんあっただろうと思わさせられた。
・「ユーモアのセンスはバツグンです。」
生協の要望カードに書かれた学生の皆さんからの山ほどの問い合わせ。それに一つ一つ丁寧に、しかし断るべき所はやんわりと厳しく答えているところに白石さんの誠実さが見えます。また、普通の職員なら思わずキレてしまいそうなくだらない質問にも、自分の記憶する俳優の全盛期に例えて答えるところにも好感が持てます。東京農工大学を東京農業大学と間違えて「名物の大根踊りを覚えたい」と意気込んでいた所など笑いどころ満載です。なお聞く話では、白石さんは某イケメン俳優にソックリなんだそうですが、すでに奥様がいらっしゃるとのこと・・・(^_^;)。女性の皆さん、残念でしたね。
・「ひねりの入った変化球」
物語でもなくエッセイでもなく、詩集や学問書でもなく。東京農工大学生協職員・白石正則氏と東京農工大学学生の、「ひとことメッセージ」による交流が収録された本です。出版当初は随分と騒がれましたが、今はもう大きめの本屋店頭にあるかないか。しかし中身の面白さは、もちろん変わりません!
「生協の白石さん」、中身は大学生協利用者による「ひとことメッセージ」に職員である白石氏が返答を書く。その返答を「ひとことメッセージ」と一緒に載せて本にした。それだけのものです。しかし、普通であれば「馬鹿馬鹿しい」と一蹴して終わるようなメッセージにもユーモア溢れる回答がなされていて、それがとても面白い。そのひねりの入った変化球のような回答は、何度読んでも小さな笑いを提供してくれます。相当のセンスがないとこのような楽しいメッセージは作れません。個人的なお勧めは「愛は売っていないのですか…?」への返答です。
・「いいなあ〜、白石さん。愛がある。」
簡単なのですぐ読めます。もしあなたが、今やっている仕事がつまらなくて、むなしくて、この仕事を辞めてどんな仕事についたら楽しくなるんだろ?って悩んでたらこの本読むといいよ。だってさー沢山ある業務の中の”ひとことカードへの返答”という些細でつまらない仕事であっても、いかにおもしろくしてやろうかって仕事していれば白石さんみたく、一冊の本になるんだからね。すごいよね〜。俺ももし、つまらない仕事与えられたら、白石さんみたく、おもしろい仕事に変えてみんなを感動させてやろうと思った。たとえば挨拶一つでも「おはよー」の言い方研究して研究して、こんな挨拶の仕方をしたら、「こんなに楽しい職場に変わりました。」って考えだせれば、もしそのことで人よりも抜ん出たら、一冊の本になるもんな〜。
・「第2弾激しく希望!」
面白かったです!
どんな質問にもまじめにかつユーモアを交えてきっちり答える姿勢、すばらしいです。こういう文章かけるってすごいセンスあると思います。白石さんいい人だー。「あなたをください」と書いてしまう人の気持ちもわかります(笑
また白石さん自体の裏話もあってとても面白かったです。これを読んで、仮にその大学生協に白石さんを見に行っても、顔写真とかネットに流出させようなんて誰も思わないだろうなと思いました。
・「考え」
普通なら、軽く流されるような質問の内容。けれど、白石さんは、かかさず答えてくれる。しかも、優しく丁寧に。相手が白石さんだからこそ、みんなは質問を投げかける。そして、白石さんだからこそ、質問に答えてくれる。この本は、ブームを起こしてましたね。もっと、もっとみんなに読んでいってもらえればいいと思います☆世の中、みんなが白石さんのように考えられれば、無駄ないざこざは、起きないのかもしれない・・・。平和になるのかもしれない!!
・「ドラマより面白い!」
ドラマが面白かったので、読んでみました。ドラマとはまたイメージが違うんですね。ドラマだと理系的な会話が雰囲気だけで物足りないです・・・でも、ついて行けない人がかなり出そうだし。ドラマで面白いと思った人は、一度読んでみて欲しいです。本のほうがずっと深みがあります。
・「何となく得した気分になれる本」
いきなり後頭部から発火したり、海上に火柱が立ったり、心臓だけ腐った死体が見つかったり…事件のきっかけは、警察も手を焼く超常現象。けれど、天才物理学者・湯川助教授の手に掛かると、「合理的」かつ「理論的」な説明で、いとも簡単に解決してしまう。
事件だけ見てると、これは確実に完全犯罪だったのにね…と思わず犯人に
同情してしまうくらい、凝った計画犯罪だったりします。
事件はオカルトっぽいですけど、内容は至って読みやすいミステリーです。
理系嫌いの人間でも、湯川助教授のキャラクターは好きになれると思います。内容は面白いし、豆知識は得られるし…お得な推理小説です。
・「実に面白い」
新しいドラマ“ガリレオ”のオリジナルな本。僕は日本人じゃなくて、日本語もペラペラできませんのに、この本のことが大好きになりましたよ。でも、もしあなたは科学って大好きじゃなければ、少し分かりにくくなりますね。そうですけど、本当にすごかった本ですよね。カナダから日本の本屋まで行ったの僕、実にこの本は最高のプレゼントだったと思ってます。話毎は短かったから、特に僕のほう、読みやすくにしました。
唯一つのことって残念と感じてます…僕はこのシリーズのことをわからなかったから、続きの『予知夢』などを買いませんでしたよ!!もしかして日本へ再び行かなければいけませんの?!高いから… :(
・「理系東野」
理系東野圭吾氏ならではの作品。
東野圭吾氏の作品は取り扱う題材の幅の広さが凄い、ということはよく知られていることだ。デビュー作は学園を題材にしたものであったために出始めの時はその方面の作家と思われていたが、その後の作品を読むとどれもこれも全く違う作品。”前に読んだのに似てる”ということのない稀有な作家の一人である。
今回の作品は短編集。大学の教授と刑事というコンビが謎を解く。理系東野の理系的推理、そして理系的解答。実際科学的にこうなったのだと証明される過程はスリリングである。東野氏の作品のなかでも一押しの作品。
・「面白いです。」
これが私の東野圭吾初作品だったのですが見事にはまってしまいました。刑事の草薙は不思議な事件が起こったので、大学時代のテニスサークルの友人で物理学科助教授の湯川の所へ向かいます。いつも湯川は人の気付かない所に気付き科学によって事件を解決します。こんな事普通の人間が出来るのか?という疑問もありますが、面白いミステリーだと思います。
・「東野作品の真骨頂」
数々の難事件を物理学者の湯川が解決していきます。 東野さんの作品はやはりこのようなミステリーものが一番です。 ついつい物語の中に引き込まれていきます。 このようなトリックを次々と考え付く東野さんはすごいです。
・「読み出すと止まらない」
警察が解けないオカルト的な事件でも、ガリレオこと湯川助教授にかかれば科学的に立証されてしまう。メインの主人公は草薙刑事(殺人課)だと思うのですが、湯川の前では無知なイメージがついてしまう。これは探偵物の刑事の悲しい宿命か。それでも草薙は不可解な難事件を解決すべく、理工学部物理学科第十三研究室のドアを開ける。今回も事件には予知夢や幽霊といったオカルト的な出来事が起こっている。短編なだけに少し読み進めれば犯人が誰かわかってしまうが、内容は短編ミステリとしては面白いと思う。読み出せば一気に読めてしまうが、一気に読めるのは面白い証拠なのでは?ガリレオシリーズの続編は長編ミステリなので、そちらも読みたくなった。長編で草薙と湯川の活躍が楽しみです。
・「読みやすい短編集」
TVドラマのDVDを見てから原作を読むことにしました。こちらは、原作の2冊目になりますが、TVドラマはこの1冊目と2冊目の全10話を元に作られています。
順番が違うのでまずは対比をしておきましょう。「予知夢」→TVドラマ1章 霊視る→8章2章 夢想る→6章3章 騒霊ぐ→3章4章 絞殺る→5章5章 予知る→7章
TVドラマを見た方へのレビューのつもりで書きます。前作も同じ感想でしたが、そもそもドラマとは湯川の事件への取り組み姿勢が違います。学友だった草薙刑事には協力的に活躍します。短編ということもあり、無駄な時間がないため、トリックはわりと短時間で解かれることが多くなります。原作だけでは湯川の人物像をきちっと捉えることは難しいでしょう。かと言って、ドラマとは全然違う雰囲気があります。純粋にトリックを楽しむという読み方が良いのだと思いますが、ドラマと種明かしは同じなので、TVドラマを見た人にはその楽しみが半減します。ただし、人物関係は多少違ったり、動機も変わっていたり、犯人が違っていたりしますので、そういう発見をして楽しめます。
1作目よりも若干薄くなっていますが、こちらの方が読みやすく感じられました。少々オカルトちっくなネタになっていますが、何故かそういう事件になると草薙は湯川を訪れます。最後には湯川の影響で、オカルトを科学で解明できるというような発言に、湯川も驚かされています。不思議に思える現象、偶然に思える現象も、それが実は必然的なものだと考えれば、そこに人の意志があり、事件の裏があるということです。小さな疑問から一気に推理を広げていく様が、湯川の本領という感じで面白いです。
・「またまたまたの東野さん、、、」
ミステリは種をあかすことができないので、お読みになっていないかたにはどーーもーーすみませーーん。とくに、よかったので、わたしの口からレビュアーなのに宣伝しかできません。まーよくある子供の頃の憧れが現実味をおびてきて事件はおきます。 湯川先生はまためがねに手をかけて方程式なんかで、実験みたいなものでといてゆきます。それは前作とおなじですよね。TVとちがいますので草薙さん相手でだからといって、こおちゃんがいなくてもたのしめる。 でも、湯川さんのプライバシーのぞいてみたくなりました。TVと比べて読むのもいいかもですが、TV終わってから読んだ方がよりたのしめます。 どうか本買って湯川助教授の動向をたのしんでください。
・「面白い!」
東野さんの作品は、どれを読んでも面白いです。スラスラ読めちゃいます。この本は一応繋がりはありますが、5話に分かれた短編なので、サラッと読めちゃいます。著者が理系出身だけあって、トリックも理系っぽくて、さすがだなと思います。まだ『探偵ガリレオ』を読んでいないのですが、読んでなくても違和感なく読めます。と言うか、これが2作目であることは知りませんでした。これってあの有名ドラマの原作なんでしょうか?
・「悪意の意味」
一人称の形で物語は進行する。ある作家が殺される。犯人は案外あっさりと分かる。しかし、その犯人はなぜか動機を語ろうとはしない。次々と動機に関係ありそうな事柄が浮かび上がってくるが、決め手となるものはない。謎はますます深まってゆく。そして、犯人自身によって真相が語られる。それは込み入っており、われわれ読者が想像できる範疇を超えている。作家というもののエゴを感じずにはいられない。しかし、犯人が動機を語らなかったのは、愛する人を守るためだった。そこからは、人間の本質が見えてくる。悪意というタイトルがついているが、事件の真相からは犯人の悪意は見えてこない。むしろ、自分ではどうしようもない感情に流される人間の弱さ、哀しさ…そういったものが浮かび上がってくる。このストーリーは決して特別なものではなく、われわれがともすれば陥りかねないわなを描き出している。どこにでもある、私たちみんなが持っている悪意。それが時には、殺人事件を引き起こすこともあるのだ。私たちは、彼ら(殺人犯)を特別な人間と考えるのではなく、同じ人間としてとらえるべきであろう。 …と思っていたら、最後に大どんでん返しが待ち受けていた。これまでの出来事がすべて覆されてしまうほどの。さすが東野圭吾、と思わせる作品である。ミステリー好きを満足させるに足る好著。 悪意―。このタイトルの持つ本当の意味を知ったとき、読者は人間の不可思議さ、その心理の微妙さに思いを致さずにはいられないだろう。人間の持つ業が見事に表現されている小説である。
・「ミスリードが巧み。見事にやられました。」
いきなり捕まる犯人。彼の書いた手記により明らかになる動機に成程と納得。が、甘いのです。読者を一旦納得させておいてから見事にそれを裏切る東野氏の十八番が待ち構えていました。東野作品なので多少のミスリードはある程度は覚悟していましたがこの作品は特に手が込んでいます。2転3転していくアクロバティックな話の展開に完全にしてやられました。正直少なすぎですが星5つ!
・「まさしく悪意…」
推理ものでもあり、それでいてヒューマンドラマでもあるような作品です。自分にも勿論悪意は潜んでいるし、友や自分の尊敬している恩師などにも必ず存在するかもしれない悪意という無意識のうちの意識を、この本を通して改めて考えさせられました。常に人は悪意と善意とを戦わせながら今日一日を過ごしている…その悪意が勝つとき、人は人ではなくなるのかもしれない。
・「後味は悪いですが」
全く救いがない。でもここまで畳み掛けられると違った意味で気持ちいい。悪意の本当の意味は最後にわかります。途中、勘違いして読んでた自分に気が付いた時に、さすが!と、うならされました。かなりのボリュームで内容もHeavyですが、飽きさせずに引き込まさせられ、あっという間に読めました。
・「新鮮かつ良作」
東野作品で言えば「白夜行」なんかが、読めば読むほど面白くなっていく傑作なんですが、この「悪意」は内容が分かってしまっていると、1回目に読んだときほどの衝撃を受けることはなかったです。逆に言えば1回目に読んだときは物凄く新鮮で、尚且つ面白いと感じることができました。読み終えて単純に、「面白かった」と感じることができるという意味ではこの本が一番かもしれません。「内容が新鮮」と表現しましたが、話自体ははある人気作家が何者かに殺されたという推理モノです。ただこの作品、普通の推理小説とは違って早い段階で犯人は捕まります。この作品は犯人が捕まってからの、殺人を犯した動機を解明していくという一風かわった内容のものとなっています。
またこの作品は刑事と作家、2人の視点から交互に物語が進められていきます。いや、視点とも少し違いますね。二人の記録文や手記から話が展開されていくわけです。つまり一つの事件について、2人の人物が記録し、そしてその「書いた」文章ので話になっているわけなので、リアルタイムで話が展開されていくことはほとんどないわけです。
どんでん返しを期待して読んでも、きっと期待は裏切られないはず。それほどまでに凝った作品だと思います。
・「どこか遠い世界の話ではなく」
映画化もされて、いまはどこの本屋さんにも平積みになっているベストセラーだが、やはりそれだけのものがある、とすべて読み終わってそう思えた。強盗殺人犯の弟として生きていく、というところに遥か自分とは遠い世界を思っていた。しかし、その世界は決して遠いところにあるものではなく、自分のすぐ隣、身近にあるものだった。そう気付かせてくれる小説である。「強盗殺人」というもの自体、多くの人にとっては縁遠く感じているものだが、この小説に出てくる人物は決して特別ではない。直貴を繰り返し繰り返し苦しめてしまうのは周囲の人物に違いはないのだが、特別に嫌な性格の人物たちが集中しているわけではなく、自分の胸に手をあててみてもいろんな面で理解可能な周囲の人たちの行動の連続なのである。様々なきっかけを読んだ人に与えてくれる小説である。
「手紙」は、考えていた以上に、ずっしりとたくさんの気持ち、書く人読む人両方の気持ち、を運んでいた。
・「人とは、斯くも業の深いものなのか」
映画化されたんですね。久しぶりに本棚から手に取り読んでみました。
加害者と被害者、それぞれの家族、そして社会から向けられる差別。テーマとしては古典的だが、加害者の家族である弟・直樹の視点は現代的であり、定期的に送られてくる受刑者である兄からの純実な手紙にもがき、いらだつ弟の姿や、理不尽な差別・偏見に対する憤りに感情移入しながらストーリーは進んでいく。
終盤、主人公の勤務先社長の言葉に息をのむ。差別の肯定とも受け取られかねない激烈な言葉。 冷徹なまでに差別の事実を説く言葉。作者によって多くの読者が、理想や道徳の影から引きずりだされる場面ではなかろうか。だが、そうしておいて答えを明示してくれるわけでもない。それがこの小説を読み進める苦しさなのかもしれない。
ラストは東野さんの作品らしく、わずかながらの救いを読者には差し伸べてくれる。愛であり、許しであり、絆の存在を明瞭に確信させてくれる。しかし、それをもってもこの兄と弟は救われない。 いや、それこそが苦しみを増感させるのか・・・
―兄貴、俺たちはどうして生まれてきたんだろうな。―兄貴、俺たちでも幸せになれる日が来るんだろうか―。
そこに感動や希望、終結は見いだせない。無限の苦しみを前にした兄弟の張り裂けそうな「祈り」だけが共鳴し、涙となって溢れ出す人はきっと多いと思う。
残酷で美しい物語です。
・「きれいごとではない現実を私たちに突き付ける本」
読後、小説から本の帯に抜粋された言葉をあらためて読んだ。納得したくないのだけれど、納得せざる得ないのか?微妙な感覚に、いまだに頭を整理できずにいる。すごい本を読んでしまった。学校の道徳のテキストや新聞掲載の小随筆などには絶対に出てこない現実を突き付けられて戸惑いを覚えながらも、頷きながら読むしかなかった。殺人犯であり服役中の兄のため、主人公である弟が社会的に様々なものを失い、兄の犯罪が自分のためのものであった故にこそ、一層苦しみ、社会、そして兄を憎む姿は、切なく辛い。しかし筆者は筆を緩めることなく、これでもか、これでもか、と主人公を苦しめ続けるのだ。そして兄との完全な別離。犯罪加害者の身内の真の痛み、苦しみとは、またその社会的な必然性とは何か。最後の場面はあまりにできすぎていた感は拭えないが、きれいごとではない現実を深くえぐった作品であった。
・「犯罪加害者の家族の苦悩を問う」
ニュースや新聞で毎日のように目に耳にする「殺人」。私たちがメディアで接する「殺人」とは被害者家族側の情報ばかり。メディアは悲しみにくれる被害者や遺族の悲しみ・憤り・怒りを取り上げたほうが視聴者を引き付けることができるであろう。それに、それを大衆に伝えることがメディアの正義となりつつあるように思う。
しかし、加害者の家族にも悲しみや苦しみがやってくる。「殺人者の家族」というようなレッテルを貼られ差別や偏見の末に職を失い、居場所も失い、凄惨な状況が続くのである。確かに加害者に言い訳は通用しないかもしれない。だが、その家族にまで害が及ぶ風潮は本当に正しいことなのか?
この小説はその加害者とその家族の苦悩を余すことなく読者に問いかける。
しかし、その反面加害者の家族にも差別や偏見から逃げてはいけないと訴えかける。差別や偏見がなければ犯罪は減少しない。差別や偏見という十字架を加害者家族が背負う苦しみを加害者本人が知ってこそ犯罪という過ちは繰り返されることがなくなるのだと。また、その差別や偏見に苦しむ加害者の姿を目にした大衆が「同じ苦しみを自分の家族に背負わせてはならぬ」と考えるための教訓になるのだと。
なんとも悲しいが、これが現実であろう。しかし、最後の最後に加害者家族にも(加害者本人も含め)一筋の光が挿す。
涙無くしては読めない。東野作品の最高傑作であろう。
・「途中でやめられない」
東野圭吾さんの本は何冊も読んだけど、これはかなり好き。
犯罪者の弟が主人公として描かれていて、とても面白かったし、かなり考えさせられた。犯罪者の家族がうける世の中からの差別、そのストーリーに引き込まれてしまった。最後は泣けて仕方なかった。きっと現実にあるのではないかと錯覚してしまい、それが余計に涙を誘ってしまう。
途中で会社の社長が弟が受ける差別をいい意味で正当化する場面が出てくる。なるほどと思うし、東野圭吾さんの表現に「やられた」と思ってしまう。
映画もやっているので、すごく見たい。(もうすぐ上映終了)
久しぶりに途中で読むのをやめることができない本でした。
・「切なくも素晴らしい読後感!」
バレエ事務所に押し入った男の死体が発見される。そばで倒れていたダンサーの女性の話からは正当防衛であるように思われたが、バレエ団の中でさらなる事件が起こる。
著者の数少ないシリーズ(?)キャラである加賀恭一郎が、関係者の一人の女性に心惹かれながら真相に迫っていきます。事件そのものもとても切ないものですが、加賀さんの恋は、彼が誠実で潔い人であるだけに、さらに胸を締め付けられる想いがしました。読み進むうちに、音楽と映像が行間から湧き出てくるような、美しい小説だと思います。是非続編を!!
・「儚く悲しい恋物語」
東野さんの直木賞受賞後第一作「赤い指」の主人公、加賀刑事が出ているとても切ない物語で、私の中では東野作品のベスト5に入る作品です。
この物語に出てくる登場人物は加賀刑事も含めてとてもピュアです。それ故に、事件の内容・結末は悲劇的です。
東野さんは何度もバレエを観察されたそうですが、大阪府立大学でのアーチェリー部主将としての経験も活かされた、恋愛物語としても、ミステリーとしても、スポーツ(バレエ)ものとしても、誰もが楽しめる非常に安定した高品質な小説だと思います。
・「うまいなあ~」
小粒なんだけど、最後のどんでん返しに「うまいな~」と唸らせてくれる作品。ここまでバッタバッタとひっくり返してくれちゃって、本当に気持ちよいというか。東野さんは、ほんとに読者をあっといわせる術が最高!
途中、事件の検証がちんたらしてるなあと感じる部分もありますが、最後まで読んでください、絶対に!
・「加賀恭一郎がバレリーナの世界にどっぷりつかることになる」
美貌のバレリーナが男を殺したのは果たして正当防衛なのか?正当防衛なのか意図した殺しなのかを加賀恭一郎が追及するわけである。バレリーナのストイックさが際だっているなあという感じがします。一日練習をサボるとそれを取り戻すのが大変な世界なんだな。
加賀恭一郎は、真相を追究すると共に美女バレリーナの世界にどっぷりつかることになる。その中でも、浅岡美緒という女性に惹かれることになる。加賀は彼女を温かい視線で見守っているかのようなまなざしをしている。好きと言う気持ちと冷静に事件の真相を追究するという相反する気持ちを持つことになる。好きと言う気持ちが余りにも強すぎると、真実を曇らせることもある。正当防衛ならばいいなあと思っても、だんだんと真実が分かっていくともしかしたらという気持ちがよぎることになる。
本書は、バレリーナという独特の世界観を持つものを取り扱っていることから、ストイックだなとか閉じた世界だなという印象がある。その中でも、哀しい世界観ではあるけれども何か温かさを感じるのは、加賀恭一郎が浅岡美緒を見つめる視線の温かさを感じるからではないだろうか。
・「美しく悲しい物語」
かつて、こんなに美しく悲しい物語を読んだことはない。隠された事実が1つずつ明らかになる度に、その人間の悲しみが浮かび上がってくる。しかしながら、主人公である2人の心の美しさに、魅せられてしまった。
・「文句なし」
おもしろかったです。本当に読みやすいし「宿命」っていうタイトルがピッタリで・・・。単なる推理モノじゃなく人間の因果みたいなものがにじみ出てます。おすすめ最近のヒットです。ドラマ化して欲しいくらい!!
・「最後の10ページに僕は惹かれました。」
本の帯にラストを先に読まないでくださいとかかれていますが、本作品の結末を読んで、やはり東野圭吾は旨いなーと改めて感じました。 名作「白夜行」の基となった作品でしょう。主人公の人物描写に若干弱い部分があるかもしれませんが、作品の展開、終盤からラストまでの構成は、やはり並大抵の作家では書くことが出来ないはずです。
・「ミステリーを二重に仕掛けている」
東野氏の作品は、いくつかのカテゴリーに分けることができ、この作品は、白夜行、幻夜とおなじカテゴリーに入れることができると思うが、これらと比べるとミステリーの要素が強い作品である。作品中でおこる殺人事件の他に、もう一つのミステリーを二重に仕掛けているところが、作者らしく、また、うまいところだと思う。また、このほかに「家族」というテーマもうまく取り込んでおり、完成度の高いエンターテイメント作品だと思う。一方で、私の場合、白夜行、幻夜を読んだ後でこの作品に接したのであるが、読書中に、言葉にはうまく表せないのであるが、何か物足りなさを感じることがあった。この作品の初出が1990年であることを考えると、作者が(元々完成度が高いが)成長していると言うことなのかもしれない。
・「タイトル「宿命」に込められた究極の意外性―絡まった「糸」は解きほぐされるか?」
東野圭吾の作品は、講談社文庫として全部で25作品刊行されているが、それらのなかで最も読まれているのがこの『宿命』だろう。「宿命」とは、「前世から定まっており、人間の力では避けることも変えることもできない運命」だ。本書のストーリーもまさにこの言葉に完全に合致する内容である。「序章」と「終章」を除く全6章の意味深な言葉に盛り込まれた作者の意図を味わいながら、本書を読み進めるのがよいだろう。
本書においても殺人事件は生じるが、その事件の解明に関する詳細は、多くの読者にとって「二の次」だったのではないか。巻末の「解説」にある作者自身の見解が示しているように、本書の主眼はそこにはない。主人公を含む二人の男に課された「宿命」の意味とは何であるのかということに、われわれは必然的に集中する。その当時に作者が関心のあった「脳」という題材や社会派的な要素も随所に登場し、初期作品としてもかなりの自信作であったに違いない。「終章」は、繰り返し読み返したくなる名シーンだ。そこで明らかになる衝撃的いや「究極の意外性」に、一瞬ではあるが、時間が止まったような感覚を抱く。それゆえ、ラストを先に読んでは絶対にいけない。きちんとそれまでの歴史的経緯を知ったうえでのラストなのだから。
主人公(の二人)は、医学部進学を断念し父親と同じ警察官の道を進んだ和倉勇作と大企業の御曹司で、勇作が諦めた医学部に進学した瓜生晃彦である。同じ高校にいた彼らだが、ここから先の進路は決定的に違った。とはいえ、先の「宿命」という言葉にあるように、「糸」はずっとそれ以前から、つまり彼らが生まれる前から絡まっていた。晃彦の父親が他界する時に、彼が残した最期の「晃彦、申し訳ない、よろしく頼む」という言葉の真の意味とは何かを念頭に置き、作者の世界に足を踏み入れよう。読了後、不意に考えるかもしれない。自分にも「宿命」があるのか、と。
・「意外な事実がつぎつぎに現れます!」
すっごいおもしろかったです。読み始めたらとまらなくて、あっという間に読んじゃいました。(他のやらねばならないもろもろのことを放っておいて・・・)ちょっと先ですらどうなるかわからないし、意外な事実が次々にあらわれて、最後の最後までどきどきはらはらでした。リアリティもあって物語りに引き込まれていっちゃいます。こんなに夢中になって読んじゃうような本にあったのは本当に久しぶりです。
・「医療サスペンス」
遺伝子操作、体外受精をあつかった、医療サスペンス。
両親と似ていないこと、母親が自分を見る眼が冷たいことを意識して北海道で成長してきた鞠子は、ある出来事をきっかけに、自分の出生の秘密を調べ始める。一方、アマチュアバンドのボーカルとしてテレビ出演した双葉は、テレビ出演をきっかけに母親がひき逃げに会う。父親の顔を知らずに育った双葉も、この事件をきっかけに自分の出生の秘密を調べ始める。やがてそれぞれが、自分に容貌の酷似した女性が存在することを知る。
この内容をベースに、様々な大人達の思惑を絡め、秀逸なサスペンス作品として仕上がっている。作品の構成も、「鞠子の章」「双葉の章」を交互に配し、スピード感のある展開とともに、読む者を飽きさせない。ラストシーンも映像が眼前に鮮やかに浮かぶほどきれいにできあがっている。
原題は「ドッペルゲンガー症候群」
・「秀逸なサスペンス作品」
遺伝子操作、体外受精をあつかった、医療サスペンス。
両親と似ていないこと、母親が自分を見る眼が冷たいことを意識して北海道で成長してきた鞠子は、ある出来事をきっかけに、自分の出生の秘密を調べ始める。一方、アマチュアバンドのボーカルとしてテレビ出演した双葉は、テレビ出演をきっかけに母親がひき逃げに会う。父親の顔を知らずに育った双葉も、この事件をきっかけに自分の出生の秘密を調べ始める。やがてそれぞれが、自分に容貌の酷似した女性が存在することを知る。
この内容をベースに、様々な大人達の思惑を絡め、秀逸なサスペンス作品として仕上がっている。作品の構成も、「鞠子の章」「双葉の章」を交互に配し、スピード感のある展開とともに、読む者を飽きさせない。ラストシーンも映像が眼前に鮮やかに浮かぶほどきれいにできあがっている。
原題は「ドッペルゲンガー症候群」
・「止まらない」
続きが気になって気になってどんどん読み耽ってしまう。まぁ、東野圭吾さんの小説は全部そうですが。。本当に東野圭吾さんの話はどれも甲乙つけがたいですが、あえて1番面白かったものと聞かれたら、、容疑者X〜も捨てがたいですが、「分身」を選びます。
・「驚きの結末」
まったく別の場所で育った二人をあるきっかけがもとで運命の糸が引き寄せていく。そっくりな二人の前に現れる女性、研究者という一面をもった父。謎が謎を呼ぶといった形で進む物語には驚きの結末が!体外受精、代理母といった問題をミステリアスに綴ったこの作品はすばらしいの一言です。
・「家族の愛とは??」
「鞠子と双葉。そっくりな二人の周りで起こる不可解な事件。その真相を調べて行くと、両親の過去が鍵を握っていた。二人の視点で交わる長編サスペンス。」
二人の行動や、調査結果や、東京と北海道の二つの地でそれぞれに明らかになる真相との交わりが、とても面白かった。最新医療を話の中心に取り入れて話を面白くしており、「なるほど」と関心してしまうほど上手く仕込まれていると思う。最後は少し悲しい事実も出てきますが、爽やかに締めくくっていると思った。
・「東野さんはやはり天才です・・☆」
東野さんの作品は大好きで殆ど読んでいます。いつもいつも奇想天外な発想と人間的な情愛と理数的なトリックの数々にハラハラドキドキしながら楽しんでいます。今回の作品もとても期待していたのでゆっくり読もうと思っていたのですが、その誓いも虚しくあれよあれよと言う間に読み進んでしまって気がついた時は時既に遅しで・・もう読み終わっていました。とても悔しくさえ思っています・・笑石神さんの風貌や情愛の心が哀しくてつらくて最期は涙が止まりませんでした。でも彼なりにとても幸せだったのではないかと思います。だって人生を賭けても惜しくない素敵な女性に出会う事ができたのですから・・東野さんの作品はいつも哀しくても心が清清しくなります。
・「最高傑作」
東野作品は20作くらい読みましたけど、自分にはこれが最高傑作です。若干突っ込み所はありつつも見事な叙述トリック、そして石神の純粋すぎる愛と湯川の優しさを描いたストーリー、どちらも大満足でした。結末は賛否両論ですけど、自分はこれでよかったと思います。最後の石神の叫びには悲しさだけじゃなく、喜びも含まれてるような気がします。ちなみにこれから読まれる方は先に「探偵ガリレオ」「予知夢」を読んでおいた方がいいです。草薙と湯川の関係や、湯川のキャラクターを把握しておいた方が今作を何倍も楽しめますので。
・「一気に読みきりました。」
世間とある種隔離されて生活する主人公の切ないほどの片思いが感じ取れました。高嶺の花に恋焦がれるのに一歩が踏み出せない、踏み出しても続かない、空回り・・共感してしまいました。ですが直接の言葉としては書かれてないので、人によっては気持ちが見えにくいかもしれません。人の心理描写がうまく、私は特に物理学者の“一目置いていた人のあまりにもあっけない最期”への嘆きとやるせなさに胸打たれました。感動できる作品だと思います。
・「献身する“2人”」
“ガリレオ”湯川助教授のシリーズ第3弾かつ初の長編である本著ですが、一言で言えば「素晴らしい」でした。 トリックは意外性があり、また登場人物の人間模様(特に石神と靖子)も私は「なるほどな」と思わされました。 ただ湯川助教授と草薙刑事の名コンビの距離感が前2作(『探偵ガリレオ』『予知夢』)に比べてあったのが少し悲しかったのですが、ストーリー上止むを得ないと解釈しています。 また最後の湯川助教授の行動には賛否両論ありますが、個人的には彼の「優しさ」からきているものだと思っています。(つまりアリです。)また最後の彼のセリフには感動しました。
・「好き嫌いがわかれるかも?」
わたしはこの作品の出来はものすごくいいと思いますが、好き嫌いがはっきり分かれる作品ですね。東野圭吾さんのどの作品を読んでも、この人の頭の回転の速さ、文章力のすごさに感動しますが、今回の主人公・石神のせつなさに胸が痛くなりました。大人のための小説と思います。
・「幕はあがり読者はいつの間にか主人公の一人であるような感覚に陥る!」
帯にある「スカッとだまされてみませんか」という宣伝文句はなかなかの効果があるのではないか。私自身、本書の「舞台」に登場する主人公であるような感覚(錯覚というべきか)にすぐに陥った。最後までほとんど休むことなく読み進めた。興奮と緊張感、最後まで予断を許さないストーリー展開に見入ってしまったということであろう。
・「すっかり騙されました!」
出版からだいぶ時間が経過した直木賞受賞作品ですが色褪せる事がないですね〜すっかり騙されました!
高之の婚約者朋美が打ち合わせの為教会に赴いた帰路 居眠り運転と見られる事故で死んでしまう・・・「だっていままで随分待ったんだもの」と朋美は結婚に胸を膨らませていた・・・それが・・・
それから半年後 舞台は朋美の父親の山荘に。8人の朋美の親戚などが集るなか高之も招待される。が・・・思わぬ侵入者!なんと銀行強盗が山荘に忍び込んできてしまった。さらに 思わぬ殺人事件が・・・徐々に解き明かされる朋美の死の真相は如何に・・・
東野氏の本格的ミステリー!山荘内部の背景描写も克明で 参加者の思惑、疑心などの心情描写、緊迫した状況が手にとるように分る。どんどん読者を惹きつけて離さない。構図もきめ細かに仕立て上げられいて二重三重とトリックされた見事な作品。東野ワールドに拍手喝采です。今度こそ最後までだまされないぞ〜と思いながらもまたしてもすっかり騙されてしまいました。
・「途中までは星三つでした」
途中まで、いや、10分の9までは星三つでした。たぶんミステリ慣れした人には途中で犯人が分かると思いますが、大丈夫です。途中のそんなはずはないだろと言う雰囲気も最後には納得します。
同著者の悪意がお気に入りの方には特にお奨め。
著者の新しいミステリ、新しい推理小説を模索する姿勢には脱帽です。
・「素直に感心」
面白いです。 ひねりがとてもきいていて、かなりトリッキーな本格ものになっていると思う。今まで読んだ東野作品の中では一番だ。 ネタバレになるので言わないが、とりあえず解説は最後に読んだほうがいい。てゆうか、かなり駄文な解説なので読まなくていい。別作品のネタバレもしてるし。
・「マヤ、仮面をかぶりなさい!」
本格物の典型的な東野作品。少なくとも今まで読んだ東野作品は◯◯と◯◯が途中ないしラストで入れ替わる、そんな作品ばかりでした。例えば犯人と被害者であったり、仕掛けている者と仕掛けられた者だったり、母親と娘だったり(笑。これは違うか)。この作品もそんな作品で、気持ち良い驚きの引っくり返しと、嫌〜な気分が後を引っ張るラストで東野節全開です。作者は人間が嫌いだとしか思えない。舞台装置として、玄関に飾られた仮面が非常に良い効果を出していて、この視覚効果が読者を主人公の視線で建物の中に導いて行き、そして去って行かせる。ここが非常に素晴らしい。どちらかというとメタミス寄りな作品な気もしますが、現代本格を語るのに外せない作品として星5つ。
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