ケルティック・ウーマン (詳細)
ケルティック・ウーマン(アーティスト)
「泣きます!!」「ケルト音楽とステキな歌声のコラボレーションに聞惚れました」「心静かに心に染みわたるCD」「スノーマンとエンヤと荒川静香と…」「「届く」楽曲と演奏の数々」
図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本) (ふくろうの本) (詳細)
鶴岡 真弓(著), 松村 一男(著)
「「ケルト」に興味のある方は是非手に取ってください」「渦巻き模様がとても素晴らしかったです。」「ケルトってなんでしょ?という方に」
イングランド「ケルト」紀行―アルビオンを歩く (詳細)
武部 好伸(著)
「ケルト文化をずっと追いかけているエッセイストの武部好伸さんが今回はイングランドを取り上げています。」
北アイルランド「ケルト」紀行―アルスターを歩く (詳細)
武部 好伸(著)
「他に類をみない好著です。「アルスター」や「ケルト」について良く理解できました」
スコットランド「ケルト」紀行―ヘブリディーズ諸島を歩く (詳細)
武部 好伸(著)
「天国に一番近い島」「未知なるヘブリディーズ諸島」「新しいスコットランド発見!」
巨石―イギリス・アイルランドの古代を歩く (詳細)
山田 英春(著)
「非常にカッコよくて、文章もかっちりしてる写文集」「幻想的な風景と面白い伝説の数々」「畏るべし巨石マニア!!」「この石たちの、この緑の夕方に、いつか佇んでみることができるなら!」「巨石の魅力がストレートに伝わってきます」
図説 アイルランド (ふくろうの本) (詳細)
上野 格(著), アイルランド文化研究会(著)
「とても写真が豊富で分かりやすい編集ですね」
イギリス魔界紀行―ハリーポッターの故郷へ (詳細)
荒俣 宏(著)
「一歩進むきっかけになる要素はある本」「もう少し丁寧な掘り下げが欲しい本だと感じました」「散漫で実用性低。」
エアー (詳細)
ボーイズ・エアー・クワイア(アーティスト)
「穏やかな気持ちにさせてくれるような歌声でした」「ケルト音楽を天使の声で」「今までにない作品でした。」「ケルト音楽好きな人にはおすすめ」
・「泣きます!!」
荒川選手のエクシビション、白虎隊のドラマ、それに小雪さんのヴィーガ(であってる?)のCMと、様々な場面で使用されているYou Raise Me Upを聞きたかったのが入手した理由ですけど、やはりYou Raise Me Upには泣かされました…。心の中の汚い感情を洗われるような感覚で、聞くたびに涙が出そうです。他にもSnowmanでおなじみのWalking in the Air やアヴェ・マリアなど、素晴らしい曲ばっかりです。カバーが気になるという意見もありましたが、個人的には声がオリジナリティ溢れていることもあって逆に味があっていいかな、と思いました。
・「ケルト音楽とステキな歌声のコラボレーションに聞惚れました」
最近ケルト文化に興味を持っています。ケルトやアイルランドに関するいろいろな本や音楽を探しているとこの『ケルティック・ウーマン』という素晴らしいCDに巡り会いました。
アイルランド出身の女性5人がユニットを結成しており、このCDは、アメリカのヒット・チャートのワールドミュージック部門で30週にわたり1位を獲得したそうで、その音楽的な魅力は十二分に感じました。クロエ、リサ、メイヴ、オーラの4人による伸びやかで透明感のあるソプラノは、ケルトに伝わる「妖精」のようであり、万人に愛される歌声だと思います。
何曲かゲール語の歌詞で歌われていますし、マレードが演奏するフィドルによって遥か古から脈々と流れるケルト音楽の雰囲気が感じられました。癒しという簡単なフレーズで片付けられないほどの歴史や民俗の奥深さを感じました。
映画「タイタニック」でもケルト風音楽が多用されたこともあり、エンヤの音楽が日本でも愛されていますので、ここに収録されている音楽を耳にするケースも多いと思います。
女子フィギュアの荒川静香選手が、このCDに収録されてある「ユー・レイズ・ミー・アップ」をエキシビションに使用したことは有名ですね。
「ダニー・ボーイ」や「アヴェ・マリア」、「主よ、人の望みの喜びよ[ライヴ]」というお馴染みの曲も聴くことが出来ますので、「ケルト」というキーワードにこだわらず、とても親しみやすいアルバムに仕上がっています。
・「心静かに心に染みわたるCD」
もんくなしにおすすめの一枚です。 通勤の車の中で聴いています。特に帰るとき暗い夜の道を静かにこのCDを聴いていると、心に染みわたる。無理のない澄んだ声が素晴らしく、何度聞いても飽きることがない。 「ザ・ベスト・オブ・ケルティックウーマン」もとても素晴らしいCDだが、こちらはよりCDとしての統一感がある感じがします。かならずしもアンサンブルではないけれど、全体としてアンサンブルのような統一感があります。また、シンプルな伴奏が曲想にあっていて心の落ち着くいいCDだと思います。
・「スノーマンとエンヤと荒川静香と…」
2006年のトリノ・オリンピックで金メダルに輝いた荒川静香がアイス・ショーでイナバウアーを披露する時に流れている曲は何だろう…と思って調べたら、このアルバムの16曲目でした。ですが、実際に買ってみたら、他にも色々と面白い曲が入っていてお買い得感がありました。イントロに続いて聴こえてくるウォーキング・イン・ジ・エアーは「スノーマン」のテーマ曲ですし、エンヤのカバーもかなり面白いと思います。特にエンヤ版が「ロード・オブ・ザ・リング」のテーマ曲になったメイ・イット・ビーは秀逸です。5人の女性ボーカルの中ではクロエの声が一番幻想感が強くて好きでした。
・「「届く」楽曲と演奏の数々」
ジャケットの女性をはじめてみたときはアニメかCG作成の架空の女性に見えました。実は五人のメンバーの合成画像だそうです。
全員があふれる才能と伝えたいものをもち、ケルトの伝統に根ざしながら斬新で時代に即した素晴らしい表現能力を発揮しています。こんなにも美しくこんなにも豊かに輝いている女性を他に知りません。
大好きな映画「ミッション」のサウンドトラックから「ガブリエルのオーボエ」も歌詞をつけて歌われておりビックリ、嬉しくなりました。
ここまで「届く」声を持ち、表現できるというのは何と素晴らしいことでしょう。日本版ボーナストラックとして2曲追加されていますがライブの臨場感と盛り上がりっぷりに脱帽です。
実際に生で演奏される場合は絶対会場にいたい、そう思いました。
●図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本) (ふくろうの本)
・「「ケルト」に興味のある方は是非手に取ってください」
アイルランドの聖パトリック像の神々しさに以前から関心を持っている者です。ケルトの宗教と文化に興味がありますので、本書を手に取りました。ケルトの歴史的背景を調べる意味でも本書の価値は大きいと思います。
ケルトの巨石文化にも興味を覚えています。記載されていたフランスの中の「島のケルト」の遺跡としてブルターニュ地方の「アルモリカ」が上げられていましたが、なかなか素晴らしいものですね。
前から興味を持っているケルト教会の象徴ともいえる「ケルト十字架」の写真の数々は、じっくりと眺めました。この分野の権威である鶴岡真弓氏の解説が詳しくていいですね。カルナック巨石群とストーンヘッジの関係や巨人のメンヒルなど興味をひく写真が多数収録されていました。様々な文化を扱いながら、写真や図版も数多く収録してありますし、丁寧で分かりやすい解説がありますので、初心者にも分かりやすい編集がされていると思います。
大陸のケルトに多く見られる「渦巻の装飾」の変遷や、彫刻に見るローマ人とケルト人の美術史的な取り上げ方も勉強になりました。
個人的には、松村一男氏の記述による「『島のケルト』神話と伝説 −アイルランドとウェールズを中心に−」には、関心のある地方を取り上げられていましたので参考になりました。
ケルト文化の中心と見られているアイルランドは「妖精」のイメージもありますが、鶴岡真弓氏の「ナショナリズムとケルト意識」の文にありますように現代の民族興隆の動きと歴史との関係は密接です。奥深さと根深さの両方を見て取りました。
・「渦巻き模様がとても素晴らしかったです。」
ケルトの渦巻き模様を初めて知ったのは、映画「ガイアシンフォニー第1番」でした。 その時に、この模様を自分のデザインに使ってみたいと思い、映画でも紹介されていた鶴岡真弓氏の「ケルト/装飾的思考」(ちくま学芸文庫)を読みましたが、図版が全てモノクロというのがちょっと残念でした。 そこで、これらの図版をカラーで見ることが出来ないかと思い、本屋で衝動買いしたのがこの本。 「ダロウの書」「ケルズの書」「リンディスファーン福音書」「リッチフィールド福音書」の渦巻きや組紐模様がとても素晴らしかったです。 ラ・テーヌの日用品やアクセサリーなどの装飾模様もじっくり鑑賞できました。 ケルト文化にケルト暦(太陰太陽暦)があることを知ったのもこの本でした。(エンヤの公式サイトにある生年月日も恐らくこれ) この本の140ページのアイリッシュダンスの写真で、アコーディオンを弾いているのはエンヤの父親ですよ。
・「ケルトってなんでしょ?という方に」
フルカラーのビジュアルブックで、とにかく写真と図版がきれいな本です。値段の割に薄いのがちょっと寂しいですが、ほぼ前ページフルカラーなので、しかたないのかも。年表や地図、豊富な図版や写真、絵画資料など、解説を読まなくても見ているだけで楽しめます。ケルトに興味が無くても、ラファエル前派やファンタジー系の絵がお好きな方にはお勧めです。写真は鶴岡真弓氏の撮り下ろしが沢山載っており、他の本では見ることの出来ない貴重な移籍の写真も沢山見られます。コンパクトにまとめられた内容はケルトとはなんぞやとお思いの方が最初に読む本として非常によいと思います。ただ、いろいろ読んでいる人には少々悔い足りない面もあるかも知れません。このシリーズの他の本同様ビジュアル重視の本です。
・「ケルト文化をずっと追いかけているエッセイストの武部好伸さんが今回はイングランドを取り上げています。」
書名の副題のアルビオンとは、古代ローマ人がイギリス本島につけた名前で、イングランドの古名だそうです。「島のケルト」に関する記述が興味を惹きました。どちらかといいますと、武部好伸さんは島のケルトにより関心を持っておられるように感じました。すなわち、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、マン島、コンウェール、フランス・ブルターニュ地方の文化の成り立ち等です。フランス、ドイツ、オーストリアに広がっている大陸のケルト文化と併せてこれからより深い研究が望まれるところです。とにかく、日本人がほとんど行くことの無いイングランドの辺境まで訪れる熱心さと探求心には頭が下がります。いわば未知の領域ですので、本書のような紀行作品がとても重要な意味を持つのは語るまでもないことです。マン島の人々との交流を読むに連れ、筆者のフレンドリーさが伝わってきました。マン島、コンウェールあたりもケルト文化の探求には、はずせない地域でもあるというのが本書によって理解できました。
後半は南イングランドやコンウェールに残るアーサー王伝説に関する遺跡やお祭りを訪ねられたこともあって大変詳しい記述が続きます。土地の方にとってこのような英雄伝説は自分のアイデンティティの存在を証明するもので大切にしているのがよく分かりました。
大英博物館の収蔵物の素晴らしい展示品との出遭いも含めて興味深いお話が続きました。確かにイングランドにも沢山のケルト文化の足跡があると感じました。異文化理解の橋渡しとしてこれからも筆者武部さんの続編を読みたいと願っている一人です。
・「他に類をみない好著です。「アルスター」や「ケルト」について良く理解できました」
ケルト音楽に興味があり、それらの理解の助けになるのかなあ、という軽い興味から、筆者が書かれた前作『スコットランド「ケルト」紀行―ヘブリディーズ諸島を歩く』読み進めたわけですが、本当に興味深いお話が続き、関心が深まりましたので、本書も手に取りました。
日本人にとって「北アイルランド」というと紛争のイメージしかわきません。物騒な地域と言う先入観がぬぐえなかったのですが、「ケルト文化」の探求には、はずせない地域でもあるというのが本書によって理解できました。
北アイルランドの「アルスター」地域を訪れた日本人はそんなに多くないと思います。いわば未知の領域ですので、本書のような紀行作品がとても重要な意味を持つのは語るまでもないことです。
筆者自身が撮られた多くの「ケルト」に関する写真は大変珍しく貴重なものでした。新聞記者として長いキャリアを積んでこられただけあって、分かりやすい文章が、門外漢には助かりました。
北アイルランドの人々と筆者の交流を読むに連れ、筆者のフレンドリーな性格がまたその土地の方の心を開いたわけで、とても温かい気持ちが伝わってきました。
プロテスタントとカトリックという宗教の違いと政治の対立を思うと「ケルト文化」の探求だけでなく、その文化の上に成りたっている北アイルランドの歴史の奥深さと現代のそれぞれの地域が抱えている問題がリンクするのも当然だと思いました。
・「天国に一番近い島」
昨年スコットランド北西部のスカイ島を旅し、壮大な景色と食事のおいしさ・すごしやすさに感動しました。さらに外側のアウター・ヘブリディーズにも興味があったので、これぞ私のほしかった本!といった感じです。欲を言えば、もっとカラー写真がほしいところですが、スコットランドに旅したことのある人もない人も、ぜひお勧めです。メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」がアウター・ヘブリディーズ近くのスタッフア島に実在したなんて...思いもよりませんでした。それに、この洞窟の圧倒感といったら!折につれ、本棚から出して眺める本のひとつです。
・「未知なるヘブリディーズ諸島」
まったく予備知識もなく本書を手に取りました。ケルト音楽に興味があり、それらの理解の助けになるのかなあ、という軽い興味から読み進めたわけですが、本当に興味深いお話が続きました。
一般的に、スコットランドのヘブリディーズ諸島と言われてもイメージが全く湧かないのが普通です。スコットランドの西に広がるヘブリディーズ諸島は未知の領域の島々です。そこを訪れたことのある日本人も多いとはいえないと感じました。それゆえ、このような紀行作品が貴重なのは良く理解できました。
ヘブリディーズ諸島はヨーロッパの辺境地とも最果ての地とも書かれていましたが、島の人々と筆者の交流を読むに連れ、とても温かい気持ちが伝わってきました。
ヘブリディーズの歴史とそれぞれの島民における宗教の違いを見るにつけ、文化の成しうる奥深さに驚き、用いられている原語の成り立ちにも感心しました。掲載されている写真を見ているだけで、未知なる文化への関心が沸き起こることでしょう。
筆者の武部好伸さんの別の作品も読んでみたいと思う紀行作品でした。
・「新しいスコットランド発見!」
スコットランドに興味を持ち,初めてヘブリディーズ諸島を知った本でした. 著者が,諸島を流れ旅ゆくゆったりした調子で(でもちょっとお急ぎ旅行!?),島それぞれの雰囲気や人とのふれあい,そして歴史を感じさせてくれます.
確かに,写真がもうちょっと欲しい気もしましたが,著者の文からでも十分に景色をイメージできます.
このイメージを確かめるには,実際に行くしかないかしら...
・「非常にカッコよくて、文章もかっちりしてる写文集」
羊が放牧されてるようなだだっ広いところに巨石が……こんな風景がイギリス中にあるのですね。ストーンヘンジくらいしか知りませんでしたが、いろいろな形の巨石遺跡があって、石の写真ですが飽きずに読めます。
ニューエイジっぽいちょっとアヤしげな本かと思いきや、歴史的なことも文献に当たって書いてあって結構本格的です。
・「幻想的な風景と面白い伝説の数々」
ともかく、写真がとても美しく、神秘的です。こんな不思議な風景が本当にあるのか、と、ページをめくるたびに驚き、魅了されました。さらに、数々の伝説、さまざまな考古学仮説などを紹介した文章もなかなか本格的です。ケルトやアーサー王伝説に興味のある人にもオススメです。写真集としても、歴史の本としても楽しめました。
・「畏るべし巨石マニア!!」
著者は研究者ではなく石に魅せられたブックデザイナーだそうです。<伝説、歴史、考古学、民族学、考古天文学、レイライン・・・>といった情報が一貫して客観的な視点で紹介されとぃます。しかし膨大な時間と労力が掛けられた巨石遺構のように、本書もまた偏執的な情念の産物ではないでしょうか。畏るべし巨石マニア!!
・「この石たちの、この緑の夕方に、いつか佇んでみることができるなら!」
心を洗われる佳作です。イギリス、アイルランドの草原や丘陵に点在する謎めいた巨石群、ドルメンやストーンサークルを、たんねんにたどり歩き、みごとな写真に写しとってきた著者の旅に感動しました。おなじ島国だから、というので、いわれのない親近感をたとえばアイルランドに抱いたりしがちなわれわれですが、この荒涼とした雰囲気は、やっぱりちがう、ちがう。ユーラシア大陸の東のモンスーン気候と西の海洋性気候のちがいのみならず、やはり住んでいた住民の感受性がどこか根本的にちがうのでしょうか。ほんとうに? いや、それでも極東の島っ子であるわれわれが、極西の島々のあの石たちに魅入られたようになるのには、どこかヒトの心の古層の普遍を思わせるものもあります。それにしても石たちには、日没寸前の長い陰が似合います。冬のストーヴの前でのんびりと、スモーキーなスコッチ・ウイスキーでも舐めながらページをめくるのがおすすめ、絶対。行ってみたいなあ、いつか。さわってみたいなあ、この石の列に!
・「巨石の魅力がストレートに伝わってきます」
巨石に魅入られてイギリス・アイルランドの古代遺跡を写真に撮られている山田英春さんのまさしく「労作」です。288頁、オールカラー、筆者が訪れた50ヶ所以上の「巨石」はどれも素晴らしいもので、見る者を圧倒する迫力と存在感と神秘性を帯びていました。
遥か彼方のケルト文化にも通じる歴史的な資料的価値の高い巨石を取り上げられており、それぞれの写真は芸術性にも富み、眺めているだけで不思議な落着きをもたらしてくれます。
日本からユーラシア大陸を挟んで対極にあるイギリス・アイルランドの古代遺跡を訪れるのはままなりませんが、このような素晴らしい本にまとめ、筆者の貴重な写真で飾られる巨石をみることが出来るのは幸せです。自然崇拝と言いますか、巨石を信仰の対象物として崇め奉った感覚は、原始的な宗教観の全世界的な共通性を感じます。 有名なストーンヘンジ、ストーンサークルだけでなく、この地には本当に興味をひく巨石遺跡が多いのに改めて感心しました。 アウター・ヘブリデス諸島には以前から関心があり、ルイス島とアイルランド文化の関係性も理解できるものでした。
様々な巨石文化を扱いながら、写真や図版も数多く収録してありますし、丁寧で分かりやすい解説がありますので、初心者にも分かりやすい編集と記述がされていると思います。
・「とても写真が豊富で分かりやすい編集ですね」
ケルト音楽に興味があり、そのケルトの末裔が住んでいるアイルランドに魅力を感じ、本書を手に取りました。妖精伝説やファンタジーに彩られ、不思議な文化の香りに包まれている魅力も合わせて調べたいと思っています。
本書は、豊富な写真と図を使いながら、分かりやすくアイルランドの素晴らしさを的確に伝えていますので、きっと多くの方に満足を与えられると思います。
個人的には、アイルランドに多く見られる石作りの十字架に興味を覚えました。キリストの磔刑台という意味より、アイルランドに伝わる巨石文化とのかかわりの方に関連性があるように思います。不思議な文化の融合と言う感じでしょうか。
観光のガイドブックとして、ハンディで見やすい編集がしてあります。その歴史的背景を調べるのに必要な史実も豊富に掲載されています。オススメします。
・「一歩進むきっかけになる要素はある本」
博覧強記のアラマタ先生の著作だが、元ネタは先生が出演された二種類のNHKの紀行ドキュメンタリーだ。
私はたまたま両方とも見たことがあるが、番組の方は時間が限られるうえ映像に目を奪われるため、それなりの充実感があった。しかし本書は、テーマを広げすぎて突っ込み不足。途中からは駆け足の紀行文となってしまった。ハリー・ポッターとの直接的な関わりがあるわけでもなく、副題の「ハリー・ポッターの故郷へ」という文句が浮いてしまっているのがあざといと言われてもしかたがないだろう。ただ、序文にあるように「古いものと新しいものとがうまく共存しているイギリスという国の不思議」というのは本書から感じとることができる。今に残る魔女の活動というのはTV番組中でも紹介された「スコットランドの方なら魔法使いの学校があってもおかしくない」というようなイギリス人のコメントと合わせて共存を感じさせる一例だった。(本書では西部のコーンウォール地方を中心に取り上げているが、番組の時のコメントはスコットランドの方が魔界に近いという内容だった気がする) タイトルはともかく、一読すれば一歩進むきっかけになる要素はある本だと思う。たとえばレイラインについては同じ著者の「風水先生レイラインを行く」(集英社)などは日本の事例なども紹介されていてよっぽど充実しているなど、類書を探すのは容易だし楽しい物だ。
・「もう少し丁寧な掘り下げが欲しい本だと感じました」
NHKが制作した2つのテレビ番組のために取材された内容を本にまとめたもので、豊富な図版や写真が掲載されていますので、門外漢でも理解しやすい内容になっています。ただ、ハリーポッターの故郷へ、という副題は内容を表していないので不適切でしたね。荒俣宏さんの著作でしょうが、NHKが意図的にハリーポッターと絡めて企画したような感じを持ちました。確かにイギリスはファンタジー小説の故郷ですし、ハリーポッターも魔女や妖精との関連性もありますので、つなげたくなる意図は理解しますが。
イギリスにおける巨石文化は世界史的にみても特異な存在で、ケルト文化に由来するものではないかと言われていますが、実際まだその謎は解明されていません。石に刻まれた渦巻きの文様につきましては、ケルト文化との関係が有力です。その意味においてアイルランドの巨石文化にも言及してほしい気がします。ヒースの荒れ野に忽然とその存在を誇示するかのように置かれているストーンヘンジの存在は、神々しくもあります。巨石崇拝についての記載も詳しくして欲しかったと思いました。
博覧強記と言われている荒俣宏ですので、どのようなジャンルでも一通りの本として仕上げる能力はあるでしょうが、この分野の専門家の著述と比較しますと、掘り下げが浅いのは少し憂慮すべてき点でしょう。
・「散漫で実用性低。」
散漫な本です。イギリスの、魔術やオカルトっぽい話の種になった各種の土地をめぐるという趣向の本で、ストーンヘンジやストーンサークル、魔女たち、ミステリーサークルなどを見物しつつ、その背景について説明する本。実は、テレビのドキュメンタリー番組二本で集めたネタのお蔵だしみたいなもの。
題名に入っているハリー・ポッターとはまったく無関係。全般に、あっちに行った、こんな人に会った、という羅列にとどまり、ストーンヘンジやミステリーサークルがらみの諸説紹介も通りいっぺん。そして何より、現地訪問記の部分は実に散漫。ミステリーサークルを見たら、麦がそよいで生きているようだった、なんてのに大騒ぎするところは、絶望的に脱力。
ときどき文献調査になると、かつての荒俣㡊??すごさをちょっとかいま見せてくれる部分があるけれど、一瞬。全体を貫く強いコンセプトに欠けるし、冒頭で言われているツアーガイド的な役割というのも、行き方をきちんと書いていなのでまったく果たされない。この1/3くらいで、地図と行き方をきちんと載せて、しぼった解説だけにしてくれればまだ使えるが、これではあまりに散漫。
●エアー
・「穏やかな気持ちにさせてくれるような歌声でした」
アイルランドの伝統曲というものはなかなか聴くことができません。
このボーイズ・エアー・クワイアの『エアー』では、美しいメロディーと一味違ったアイルランドやケルト地方の伝統曲の数々を美しいボーイ・ソプラノで堪能できます。
このイギリスの少年聖歌隊から選抜されたソリスト達のboys air choirの演奏は本当に素晴らしいですね。遥か遠くから降り注ぐようなボーイ・ソプラノの響きがとても魅力的です。高音の済みきった美しさは格別ですね。世界を魅了した理由がよく理解できる透明感あふれる歌唱でした。
コナー・バロウズの弟、エドワーズ・バロウズやパトリック・バロウズのソロが中心で、透明感溢れるソロの歌声は「天使の歌声」の形容がまさしく当てはまる雰囲気を持っています。
日本でも有名な「夏の最後の薔薇(庭の千草)」は、ハープの伴奏が施してあり、従来のアレンジとは違って現代的な香りが感じられました。
・「ケルト音楽を天使の声で」
コナー・バロウズ率いるboys air choirのアルバム。コナーの弟であるエドワード&パトリック、そしてアンドリューがメインとなっています。アイリッシュの情緒漂うケルト音楽中心のアルバムで、リズミカルで楽しい曲からしっとりと切ない曲まで、boys air choirが魅せてくれます。
個人的にはパトリック君の歌う『シューラ・ルーン』&『デュラマン』がお気に入り。少々テンポが速くて、息継ぎに必死な様子がうかがえるけれど・・・。コーラスを期待している方には少し物足りないかもしれませんが、それでも聴いていて楽しいです。コナー君が最後に貴重な歌声を聞かせてくれます。ケルト語の発音、歌詞の意味など詳細にこだわったboys air choirの意気込みが感じられます。
・「今までにない作品でした。」
世界に誇るトップソリスト集団Boys Air Choirの第三弾であるこのAirは今までの作品では見られなかったアップテンポで軽快なリズムで構成されています。このCDで主流として使われた音楽はアイリッシュ&ケルティックミュージックというアイルランドの伝統曲や古代の雰囲気を感じられるものです。
このCDでメインとなっている2人、Burrowes家のルーツとも言うべきアイリッシュの伝統的な音楽は新しくもありどこか懐かしい感じのする曲でした。このCDでソリストを務めたEdwerd Burrowes, Patrick Burrowes, Andrew Johnsonの三人も教会音楽では味わえないリズムや旋律、歌詞、アンサンブル、そして音楽全体の解釈。それらをとても楽しんで制作したと言っています。
とても素敵な1枚になっているので、クラシックが好きな方、これからクラシックを聞こうと思っている方もきっと気に入ってくれる作品だと思います。
・「ケルト音楽好きな人にはおすすめ」
このグループのアルバムの中では一押し!めったに聞けないアイリッシュトラッドが何曲か歌われてます。お勧めはシュリーヴ・ゲール・クア(アカペラ)と夏の最後の薔薇(歌声にハープが加わっていて綺麗)です。
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