ロッキン・ザ・サバーブズ (詳細)
ベン・フォールズ(アーティスト), フレイリー・ハインズ(その他)
「ポップ色満載の好アルバム」「短編映画」「ザ・ピアノマン!!」「クラシックにもジャズにもないピアノのサウンドがこの1枚にあります!」「もっと早く会いたかった」
Love at the Hacienda (詳細)
Graham Fellows(アーティスト)
「ネオアコ・マニア最終兵器!」「イメージとは違ったが」
A Tribute to Joni Mitchell (詳細)
Various Artists(アーティスト)
「ジョニの偉大さを改めて感じます。」「豪華なトリビュート盤」「生き続ける作品の力」「この素晴らしいアルバムで、再びジョニに脚光を!」「尊敬ということ」
ALL!!!!!! (DVD付) (詳細)
100s(アーティスト), 中村一義(その他), 西條八十(その他)
「すごい!!!!!!」「100sのバンドサウンド」「すんばらしい!!!!!!」「全ての曲がハイレベル」「素晴らしい」
Double Fantasy (詳細)
John Lennon(アーティスト), Yoko Ono(アーティスト)
「とにかく、感謝」「美しい奇跡をこのアルバムに感じずにはいられない」「世紀の名盤」「衝撃でした!」「ジョンの新境地」
「いかしたアイリッシュ」「絶対にありえなかったこと」「これぞアイリッシュ・パンク!」「FIESTA! ポーグス最高!」「ポーグスの最高傑作」
It’s a wonderful world (詳細)
Mr.Children(アーティスト)
「モンスターポップ」「感謝感激雨霰!!!」「天才は言い訳しない」「良くない訳がないでしょう!」「深海の次にリピートしたアルバムっすw」
This Is My Truth Tell Me Yours (詳細)
Manic Street Preachers(アーティスト)
「これぞマニックス!」「“サクラ”を歌う英国人」「I Can't Tell My Truth Like Theirs」
Porcelain (詳細)
Julia Fordham(アーティスト)
「SENSUOUSly CLASSY」「デビューからしばらくの間は“現象”でしたね。」
「リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」「お疲れ様です」「80年代的音作りの最終版」「ラストアルバム。」「なつかし」
Busted Stuff (詳細)
Dave Matthews Band(アーティスト)
「やっぱりスゴイ!!」「あなたは最近音楽を聴いていて、涙が止まらなくなった事がありますか?」「DMBは聴くべき!!」「DMB以外のCDを買おうとしてるならそれは次回にしなさい!」「僕の宝です」
Wish You Were Here (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)
「心に滲みる・・・」「コンセプチャアル」「狂気に隠れてしまった名作」「現在のフロイドの原点はここにあり!」「これぞピンクフロイド、これぞギルモア!」
かわいい女 (詳細)
SION(アーティスト), 松田文(その他)
「Pretty Woman」
Lifeblood (詳細)
Manic Street Preachers(アーティスト)
「エレジー・ポップ+マニックスしか書けない詞」「80年代UKロックの良質な部分を総括したような内容です。超オススメ。」「音楽はペンよりも切れる武器である」「マニックス節!」「音楽はペンよりも切れる武器である」
Like a Prayer (詳細)
Madonna(アーティスト)
「MADONNAのアルバムの中でも名盤」「珠玉の1枚!」「つべこべ言っててもキリがねぇ!でも、」「マドンナ4作目のオリジナル・アルバム」「マドンナのやりたかった事」
イスタンブール・マンボ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ムーンライダーズ(アーティスト)
「常に時代をリードする」
First Band on the Moon (詳細)
The Cardigans(アーティスト)
「全体の流れが素晴らしい」「月の上の初めてのバンド。」
My Girl: The Very Best of the Temptations (詳細)
The Temptations(アーティスト)
「テンプスの集大成」
「名曲ばかり」「説明不要」「RCサクセションのベストアルバム」「どうしても」「初心者からマニアまで。」
Odessey and Oracle (詳細)
The Zombies(アーティスト)
「数ある復刻CD、選ぶなら今作で決まり!!」「まったく」「」「「ふたりのシーズン」を含むサイケ・ポップな名盤」「岡本信人の驚異の盆栽」
Magical Mystery Tour (詳細)
The Beatles(アーティスト)
「早すぎた登場」「オリジナルアルバムおすすめの1枚」「摩訶不思議な旅」とは言い当てて妙」「魔術的神秘旅行」「サージェントよりカッコイイ!」
「涙がでるほど素晴らしい」「勿体ない」「心の中にある光」「胸が痛むほどの。」「買うべき。」
メロンコリーそして終りのない悲しみ (詳細)
スマッシング・パンプキンズ(アーティスト)
「完結した小世界」「スマパン中毒」「最大最強のパンプキンズワールド」「薄幸の作品」「いろんな旨みが濃縮されている。」
ドロップ・アウト・デラックス・エディション(紙ジャケット仕様) (詳細)
イースト・ヴィレッジ(アーティスト)
「珠玉のネオアコ!」
「「ライダーズ聴いてみよっか。で、どれ買おう?」」「An American Fan's Reaction」「ムーンライダーズの80年代、傑作ポップなアルバム。」「兄弟です!」「かきぴーroomより」
・「ポップ色満載の好アルバム」
CDのプレイボタンを押した瞬間から,そのポップ色溢れる世界にどっぷりと浸れること間違いなし。僕はこの人の音楽的なバックグランドに,トッド・ラングレンやジョー・ジャクソンをいつも感じていましたが,本作では更にビートルズ時代のポール・マッカートニィや,クリスト・ファークロス的なアプローチも見え隠れしてきました。
ほぼ全ての楽器を一人で多重録音している本作では,「あえてピアノを弾かずとも」という,気持ちの余裕のようなものを感じさせる瞬間が何度かあります。アルバムタイトル曲では,ベンフォールズファイブ時代を彷彿させる演奏を聴かせてくれますが,そこでもノスタルジックではなく,過去の時代を乗り越えてここまで来たという開放感を感じます。
バンド活動の終盤は少し中途半端な感があったので,今回のソロを敬遠する人もいるかもしれませんが,美メロ連発のすごく良いアルバムです。全ての洋楽ファンにお薦め。
・「短編映画」
ベンフォールズの歌詞は非常に映画的な要素をもっていて、そこが僕にとっては最大の魅力となっています。歌の歌詞って、普通は恋愛のあれこれを描いたものが殆どで、その内容も散文的なものだったりしますよね‥でもベンフォールズの歌詞はちょっと違ってる。例えばFred Jones Part2 なんか、年輩の新聞記者が
会社を去っていく、来し方行く末を静かに見守るっていう内容になっていて、まるでモノクロの短編映画を見るような作りになってる。
また、恋愛を題材にした歌詞でも、Annie Waitsのように、ちゃんと物語になってる。ある女性が、ある男性からの連絡をずーっと待っている姿を歌っていて、聴いていると彼女はひたすら待っている。
だから恋人(或いは片思いの彼)からの連絡を待っているのだなぁ‥と。歌はひたすら彼女が待つ姿を歌ってゆき、最後の歌詞で、Annie waits But not for me『僕の為じゃない』と。ここで、初めて歌の主人公は彼女ではなく、彼女に想いを寄せるある男性の視点から綴られたものだってことに気付く。
この『物語』に沿う形で、最高且つ最適なメロディー&音楽がのることで、見事な短編映画に仕上がっている‥と僕は思うのです。
全部で13篇の絵の無い短編映画、見てみたいと思いませんか?
・「ザ・ピアノマン!!」
私が“洋楽派”に転向するきっかけとなったアルバム。virginの試聴機から三十分くらい離れられなかった覚えがあります。それくらいいいアルバムです。お勧めはannie waits と fired ですね。特にfiredはピアノがほんっと秀逸。一体どうやったらあんなふうにピアノが弾けるのか、謎です。
・「クラシックにもジャズにもないピアノのサウンドがこの1枚にあります!」
視聴機ではじめてベン・フォールズの歌声とピアノをきいて、その美しさに聴き惚れてしまいましたね。このアルバムはやっぱりピアノの美しさを再確認させてくれた気がします。
私は今まで、「心打つのは山崎まさよしみたいなアコギしかないだろう」なんて思っていましたが、いやいやピアノも捨てたもんじゃないです。リズミカルな和音で始まる<1>もとってもいいですけど、個人的には、都市の喧騒の中の孤独さを感じさせる美しい旋律の<6>はおすすめです。CMで使われている<2>は聞いたこともあると思いますよ。
とにかく、派手に目立ちすぎないベン・フォールズの声がピアノとマッチして心地よいサウンドに仕上がっています。何度聴いても心地いいサウンドはそう多くはないので私にとって貴重な一枚です。
・「もっと早く会いたかった」
一ヶ月くらい前だったろうか、真夜中にTVでちらっと彼の曲を耳にした。翌朝すぐamazonでチェック、購入。今では、日常のヘビーローテーションとなっている。忘れてた感情を思い出させてくれる。気が付くと、用事も忘れてじっと聴き入っている。心地よい彼の声、ピアノ・・・久しぶりに音楽っていいな、楽しいなと思わせてくれた一枚。彼の才能には感服。最近リリースされたアルバム「Songs for Silverman」と一緒にオススメします。
・「ネオアコ・マニア最終兵器!」
遂に出た!このアルバムがCD化されるとは何とも幸せな時代になったものです。ネオアコ本でも激レアアイテムの一つとして紹介されており、オリジナルアルバムも一時期数万円の高値がついていた程。しかもCD化にあたり4曲のボーナストラックのオマケつき!ライラック・タイムの3rdアルバムを思わせる1曲目から始まり、内容は文句のつけようの無いブリティッシュポップの結晶の様な作品。決してネオアコの枠に収めるには勿体無いクオリティで、80年初期からネオアコをリアルタイムで聞いてきた自分でも、存在すら知らずにいた事が恥ずかしいくらいに捨て曲なしの名盤です。ネオアコにおいて、プレミアが付いているもので?と思う作品は多数あれど、このアルバムはお薦めの作品!マイナーレーベルからの発売の為、またいつ廃盤になるか・・。お早めにどうぞ!!
・「イメージとは違ったが」
長らく廃盤状態で、その存在だけは、ギターポップ本などで、名盤として紹介されていたため常に探していたが、ついに再発された。(元は85年作)
そのジャケットの物静かな印象から、僕はちょっとニヒルな捻りのあるモノクローム・セットやモーマス的な、ネオアコ本流とは違う流れの音なのだろうと勝手に想像していた。だからこそ、ずっと廃盤なのだろうと。しかし、その予想は大きく裏切られた。まさかこんなに人懐っこいメロディで、ポップの玉手箱みたいなアルバムとは思わなかった。こりゃあ素直にネオアコの名盤です。どの曲も、思わず微笑んでしまいそうなほど、温かく柔和な雰囲気で、優しさに溢れている。歌声も、かわいいとすら言えるほど、甘い歌声で、あえて似ている人を思い浮かべたら、ジェットセットやスモール・タウン・ハレードを率いたポール・ベヴォアみたいな感じだろうか。とにかく良いメロディを基本としていて、そこに80年代らしい、シンセなどの簡素なカラフルさと甘いボーカルが加わり、ジャケットからは、とてもイメージできないストロベリーミルクみたいな甘酸っぱくも栄養満点のポップが次々と現れる。
本当に、これを長らく廃盤にしていたのが不思議としか思えない。そもそも国内盤で未だに再発されないのは、版権上の問題があるのだとしか思えないほど、もしできたのなら、ギターポップジャンボリー・シリーズなどですぐに発売していたと思わせるだけのクオリティの高い1枚。
・「ジョニの偉大さを改めて感じます。」
ジョニ・ミッチェルのトリビュートです。様々な分野のミュージシャン達から崇拝されているジョニだけに集まったアーティストの豪華なこと!ビョーク、プリンス、コステロ、アニー・レノックス、サラ・マクラクラン、ブラッド・メルドーなど超一流アーティストばかりです。一曲目はアレンジの違いにエッ?って驚かずにはいられない「Free Man・・・」。二曲目には癒しの極め!ビヨークの歌声が聴けます。もちろん、「Help Me」(K.Dラング),「River」(ジョームス・テイラー)などのようにジョニの雰囲気を踏襲している曲もありますよ。けど、圧巻はプリンスの「A Case Of You」でしょう。プリンスが自らピアノを弾き(ギターだけでなくピアノも素晴らしい!)、切なく歌う極上のバラードになっています。この一曲を聴くだけでもこのアルバムを買う価値はあると思いますよ。このアルバムを聴いた後「コート&スパーク」、「ブルー」、「夏草の誘い」など名作を聴いて本家本元のよさを知るのもいいでしょう。今年中にジョニのニューアルバムも出るそうで・・、それもまた楽しみです。
・「豪華なトリビュート盤」
ジョニのオリジナル曲も素晴らしいが、各アーティストによるアレンジ、歌唱、個性的味付けも素晴らしい。
1は斬新にアレンジされてますがそれが良い感じに2,5はアーティストの個性を生かしつつオリジナルをうまく継承している3はVocalistの性別が変わるだけで雰囲気が変化する4はVocalなしのインストにアレンジされていて6,10,12は大御所の味とジョニの作品の融合7,11はオリジナルに忠実にジョニへの尊敬の念が伺えます8はより幻想的に9はらしい選曲ですね
ジョニ・ミッチェルのオリジナルを聴きまくってますがそれでもいても飽きないトリビュートです。 だからといってトータル的にジョニの姿が浮かんでこないアルバムではなくジョニの輪郭もはっきり見える良いトリビュート盤だと思います。
・「生き続ける作品の力」
2000年にNYで開催されたジョニ・ミッチェルのトリビュートコンサートと時期を同じくして発売を予定していたアルバムの企画自体が頓挫。その後いつ出るかとファンを待たせて7年。ついにリリースになったこのアルバムは、まさに待った甲斐があったと言わしめる抜群の内容だと思う。選曲が初期の作品に固まってしまったのが少々残念な気がするが、ビョークを筆頭に、カエターノ・ヴェローゾ/プリンス/ジェイムス・テイラー/KD.ラング/カサンドラ・ウィルソン/ブラッド・メルドゥ……と業界の中でもかなりの「クセモノ」たちが集結したことは素直に嬉しい。そしてそのアレンジの大胆さもまた秀逸。もはや原曲を感じさせないほどの仕上がりに、ジョニ本人は(苦い顔をするどころか)大喜びでしょう。そういう人です、あの方は。そのジョニの新作が今年の秋に予定されていることですし、このアタリでもう一度彼女の作品に向き合って見るいい機会だと思います。是非第二弾を企画して欲しい、そう思える近年稀な秀逸なアルバムだと思います。超お薦め!
・「この素晴らしいアルバムで、再びジョニに脚光を!」
このアルバムは良い。しかも、相当。
やはりこのアルバムを手にとるのは、その大多数がジョニ・ミッチェルのファンということになろうかと思うが、かなりコアな方々(ちなみに私もそうなのですが)も含めて、充分満足いく出来になっているのではないだろうか。
選曲は彼女の長きに渡るキャリアを全般的にカヴァーしたものであるし、その作品群の音楽性に合わせて、演じるミュージシャンも実に様々なジャンルから集められたヴァラエティに富む顔ぶれとなっている。そして何といっても、それら各ミュージシャンの各楽曲が、それぞれのオリジナリティあふれるジョニ解釈を持ちつつ、決して一人よがりならず、非常に高いクオリティの“聴かせる”作品に仕上げられている点が重要だ。個人的には、Sufjan・Steavens,Caetano・Veloso,Brad・Mehldauといった人々は初めて聴いたのだが全く瞠目させられたし、コステロやプリンスはその実力どおりの素晴らしい仕事ぶり、豪華女性陣の競演も見事で、中でもビョークの「ボーホー・ダンス」は圧巻と言える出来栄えである。思うに、やはりジョニ自身のオリジナル作品の他に類を見ない独創性とその完成度の高さが、それをカヴァーするミュージシャンたちをして、相当な覚悟と気合と技量をその作業に要求し、これらの充実した結果をもたらしたといえるのではないだろうか。
カヴァーしたそれぞれのミュージシャンのファンの方々をはじめ、トータルな一枚のアルバムとしても非常に整合感・質ともに高いので、より多くの人達に聞かれればと思う。そして、2002年の「トラヴェローグ」以降引退状態にあり、最近の情報が極めて乏しいジョニ本人に対しても、再評価の波が大いに盛り上がってくれることを期待したい。
・「尊敬ということ」
噂が出た段階からずっと気にしていたけれど、聞いてみて、更に驚いた。 参加しているミュージシャン全員がジョニ・ミッチェルを尊敬していて、私もあなたのような存在になりたい、と思っているのがはっきりと判る。 それにしても生きて、活動をしているというのにトリビュートアルバムが出ちゃうジョニはすごい。それだけの力があるんだなぁ、と改めて思った。 さらに。どの曲もジョニの曲というより、その人の曲になっている、というのがすごい。最初の音から間違いなくその人の曲だ。すごいなあ、みんな。どれも予想以上にいい。ノンサッチは素晴らしいレーベルだとここでも改めて思った。偉いよ、ノンサッチ。もう、手放しで誉めちゃう。素晴らしい。
・「すごい!!!!!!」
最初、曲数と100sの2枚目だし、「太陽」のような位置づけかなぁ?って思っていたのに1曲目の「♪でぇー――!!」で「これはタダモノやない!」と思いました。そこからはOZとはまた違った100sがそれこそ「炸裂!」しています。
しかしOZ、それに続くツアー後に中村一義の祖父が他界され、祖父に捧げる鎮魂歌という側面で聴くと、曲はポップなのに哀しみと力強さが溢れています。ライブでも「蘇州夜曲〜ももとせ〜もしこのまま」の流れは泣きました。
100s初心者にも受け入れやすいアルバムじゃないかなぁって思います。
・「100sのバンドサウンド」
第一印象は「ライブに行きたくなった」です。OZの時には強く感じられなかったバンドとしての纏まりがこの作品には有ってライブで聴きたいと思う曲ばかり。中村一義の作品も含めて、個人的に一番好きなアルバムになった。今回全曲歌詞が耳に残るメロディーで歌声が耳に残るから口ずさみたくなる。ストレートじゃない歌詞、メッセージが相変わらず素敵で胸が高鳴りました。「もしもこのまま」のような愛の歌は意外でしたが、これがまた良い曲!DVDの映像も良かった。「まんまる」のユルイ雰囲気がバンドの仲の関係を伝えてくれていて和む(笑。個人的に「なぁ、未来」の映像は意外な感じがしたけれどあれ?格好良いぞ…と不思議と好感持ててかなりお気に入りになりました。私はDVD付をお薦めしたいです。
・「すんばらしい!!!!!!」
今回の100Sのアルバムはロックよりで収録時間も短いという前情報は「ロッキンオン・ジャパン」の立ち読みで入手していたのですが、こんなにも素晴らしいアルバムであるとは想像もできませんでした。購入してからリピートで朝まで聞き続ける日が何日も続いています。それでも聴きたくなるほどに素晴らしいです。お婆ちゃんが大好きだった自分には「鬼子母は俺の親だ」や、宮沢賢治が好きな自分には「あの星座で眠る君へ」なんて詩が心に残ります(前の歌詞はカード見るまで分かりませんでした)。エルトンの臭いが感じられる曲もありますが、エルトンのアルバムを一枚も持っていない自分には元ネタが分かりません。アルバム毎に感動を必ずくれる彼の才能に本当に脱帽です
・「全ての曲がハイレベル」
正直言って、前作のOZは特殊な曲が多く、長すぎる気がしました。今作はそれとは全く正反対であり、ストレートな曲ばかりで短くまとまっています。曲数は少ないですが、どの曲もシングル並のレベルなので十分満足できます。100s(中村一義)を初めて聴く人にはこのアルバムが一番オススメです。
・「素晴らしい」
中村一義は所謂「ロッキングオン的な」歌手の代表の様な存在だが、曲自体は相当にポップであり、今回は特に万人が聴きやすいそれになっている。普通の大学生の様な風貌のメンバーからは想像できないくらいサウンドはハイレベル。今作では4曲目の「なあ、未来。」のような激しいロックも披露。これがまたカッコイイ。全体を聴いて思うのはとにかく何を歌っているのかわかり難い事。日本語なのか英語なのかもほとんど聴き取れないが、歌詞カードを見ると「朝は決まって築地でいつもの朝食」とか「単線にチェンジしてすぐ、車窓に稲穂の波が」とかそういったフレーズが入っていることに驚く。しかも殆ど日本語なのだという事も。それをカッコ良く聞かせれるのは見事としか言いようがない。付属のDVDを見ると本当に楽しそうにしているメンバーを見れてバンドに対する好感がまた上がってしまう。本当にその辺の大学生の様な感じだが、チャートで上位に入る事が半ば義務付けられているビッグアーティストには感じられない、勢いや自由さをかなり感じられる。買って損なし。
・「とにかく、感謝」
‘スターティング・オーヴァー’は文字通り「再出発」ソングだったが、ヨーコの作品も含め、アルバム全体にポジティヴな「安息感」が見えた。『ヌートピア宣言』ではまだ「思想」だったものが、「自然な実践」になった事の証明なのではなかろうか。安心できる。でも、やっぱり、‘ウーマン’を聴くと、今でも涙が出てくるよ。
・「美しい奇跡をこのアルバムに感じずにはいられない」
1980年11月15日発表。ジョンはこのアルバムを『これが僕たちのファースト・アルバムなんだ。』と言っている。1980年6月11日、5年間の主夫生活をやめ、活動を再開すべくショーンを伴いバミューダ諸島へ出かけ滞在中に9曲のデモ・テープを完成させる。その後、8月4日ニューヨーク、ヒット・ファクトリー・スタジオでレコーディングを開始。ジョンはオベイション・エレクトリック・レジェンド1651-4を多用して9月24日、本作を完成させた。さいたま市の『ジョン・レノン・ミュージアム』には、このアルバムの最高傑作、『Woman』の白いノート・パッドに書かれた自筆原稿が展示されている。詞はレコーデイング直前にバミューダ諸島で書かれたとある。作詞原稿のタイトルは人類の半分が女性であることを表すため『Wo/man』と、区切られている。最愛の人と子供ができ、この時のジョンは幸せを噛みしめている。年少の頃から、女性に裏切り続けられていたジョン。1966年11月9日に出会ったオノ・ヨーコだけは彼を裏切らなかった。その二人でも、1973年10月から別居をし、1975年1月ヨーコが戻るまでの1年3ヶ月間、ジョンは一人で生きていたのだ。そしてその年の10月ショーンが誕生する(ぴったり10ヶ月だ)。僕は『Woman』に自分の子供を生んでくれた女性への愛を、『Beautiful Boy』に生まれてきた子供への愛を感じずにはいられない。同じ時代に同じ時間を過ごし、二人の遺伝子を半分ずつ受け継いだ子供を残す。その美しい奇跡をこのアルバムに感じずにはいられない。『Beautiful Boy』の最後に消え入るようなバミューダ諸島の波の音とショーンの喜ぶ声にジョンだけでなく、人間の究極の幸福を感じる。
・「世紀の名盤」
ソロ活動中は駄作を連発していたジョン・レノンですが最後の最後で究極の名盤を作ってくれました。キャリアの長いポール・マッカートニーでもこれ程緊張感が漲る超名盤はありません。これが天才と呼ばれる所以でしょうか。
ジョンとヨーコの曲が交互に並ぶので1曲おきにヨーコの曲を聴かされる羽目になるわけですが、これが当たっています。まるで二人が火花を散らしているような独特の緊張感を生んでいます。特に5曲目から6曲目につながるところはいつ聞いても背筋がゾクゾクします。
当然ながら2曲目はスキップします。聴くに堪えません。
・「衝撃でした!」
これは、おじさんの戯言として聴いてほしいのですけど、この作品が1980年12月、僕の手元に届き、DENONのプレーヤーで針を落としたときの衝撃は、なんともいえないものでした。 「House Hasband」と称して家にこもってショーン君の世話をしているという情報ばかりが流れてきて、ジョンは引退したのかと思ったくらいだったのです、当時は。そこにいきなり「Starting over」。僕なりの理解では、「さあ、もう一度はじめるぞ!」であったのです。ジョンが戻ってきた! 次の衝撃は、ヨーコの歌が一曲おきに入っていて、正直うざったかった(当時はこういう表現はなかったけど)。 ともあれ、ジョンが始めるぞ!と思った瞬間テレビでジョンが狙撃されたと報じているのを見て、本当にショックを受けた。朝まで、友人たちと語り合い、飽かずにジョンの思い出を語った。
そんな、思い出のぎっしり詰まった、アルバムです。 ジョンの最期の作品として、皮肉な第一曲でした。
・「ジョンの新境地」
ショーンの「パパはビートルズだったの?」がジョンの活動再開のきっかけという話についてヨーコは懐疑的らしい。「自分は散文的な人間になってしまって、詩を書くのが面倒になった」とぼやくジョンに、ヨーコが「だったら散文で曲を書けばいいじゃない」と言ったというエピソードを披露している。この話はヨーコの自己顕示な感もあるが、本作でのジョンの着想を物語るものではあると思う。『アビイロード』から『ジョンの魂』で見られたような言葉を削って直截さを目指すリアリズムとは正反対の、饒舌体散文調ロックンロール。家庭生活のなかで思ったことを日記のように曲に書いて、それが名曲佳曲になっている作品と言えるかもしれない。Womanが僕の一番のお気に入りで、ビートルズのDear Prudenceにも通じるような少しルーズなリフの刻みかたが心地よい。ジョンの曲にかんしては5点満点。
・「いかしたアイリッシュ」
すでにたくさんのレビュアーの方が言われているように、Poguesの最高傑作アルバムだと思います。ノリノリのアイリッシュメロディーを前歯の無いしゃがれ声で歌い叫ぶボーカルのシェーンの存在感が光ります。4は今でもクリスマスシーズンが来ると、英国ではラジオ、テレビ、街中で頻繁に聞かれる名曲です。この曲は余りにも有名で、今は酒と薬で全く歌の歌えないシェーンが、今でもクリスマスが来ると英国ではテレビによく映ります。ヒット時を思い返すようなインタビュー番組ばかりですが。(薬のせいで体は太り、年の割りにおじいさんのようになってしまっています。)デュエットの女性ボーカルは数年前に若くして、交通事故で死んでいます。個人的には89年にロンドンでのライブでPoguesを見た時に飛び入りでWhite Rioteを歌ったジョーストラマーが忘れられません。彼も2002年に亡くなりましたが、、とにかくクラッシュも愛した、いかしたアイリッシュバンドの最高傑作がこのアルバムです。
・「絶対にありえなかったこと」
廃盤になってしまったCDが再発売されること。シェインのいるポーグスのライブをまた日本で見れること。まじですか!今このCDを手にしてますが、まだ半信半疑なのは私がポーグスが大好きという少しひねくれた性格なのだからでしょうか。これは絶好調な時期のバンドと、U2のヨシュアトゥリーのミキシングを担当したばかりのスティーブリリーワイトというこれまた絶好調だったプロデューサーが作ったので、当然ながら歴史に残る大傑作になってます。更に今回は6曲のボーナストラックがついており、ヒットしたアイリッシュローバーが含まれているので、お得感も満載です。なんとか今回の再リリースを機に、この偉大な酔っ払いバンドのファンが1人でも増えてほしい!!
・「これぞアイリッシュ・パンク!」
最高です。買ったばかりのころも好きでしたが,好きなのは2.Turkish Song Of The Damnedとか6.Thousands Are Sailingなどの数曲で,あとはまあ悪くないんじゃない,みたいな感じでした。ところが聞けば聞くほど全曲好きになっていきました!ボーナストラックもめちゃめちゃいいです。アイリッシュ勢はDropkick MurphysとかFlogging MollyとかTossersとかGreenland Whalefishersなど有名どこは聴いたけど,やっぱり一番はPoguesです。僕はこれを一生聞き続けるでしょう。
・「FIESTA! ポーグス最高!」
私にとって、このポーグスほど音楽の素晴らしさを伝えてくれたバンドはありません。思いっきり楽しくて、切なくて、激しくて、そして美しい。彼らの最高傑作とされるこの3作目は、アイリッシュトラッドとパンクが美しく融合し、素晴らしく完成度の高い演奏を聴かせる必殺の1枚です。 昨年のフジロックフェスティバルで奇跡の来日公演を果たした彼らですが、その関係のblogでも「最高!」「心が震えた」「涙した」等々、熱い感想を寄せていた人が数多くいました。ポーグスが今でも聴衆を魅了する音楽を続けていることに感嘆すると共に、本当に一ファンとして嬉しく思いました。 未聴の方は是非聴いてみてください。この音楽との出会いに感謝すること請け合いです。
・「ポーグスの最高傑作」
私が初めてポーグスを知ったきっかけがこのアルバムでした。今から20年ぐらい前、高校生の時です。
当時ハードロック・ヘヴィーメタル一辺倒だった私は、このアルバムの1曲目“墜ちた天使”で一発でノックアウトされました。何なんだ、この異様なハイテンションは?パンクっぽい荒々しい音のくせに何でアコーディオンとかバンジョーなんて甘っちょろい楽器使ってるんだ??(当時のCDは今のCDジャケットで使われている楽器を持ったメンバー写真が裏面に使われていました)こいつら一体何者だ???
その後、『HELL'S DITCH』で事実上解散するまでポーグスを聴き続けましたが、やはりこのアルバムがポーグスの最高傑作です。荒削りでハイテンションな音とだみ声にアイリッシュ伝統の哀愁漂う旋律が融合した独特の音世界は正にポーグスのONE & ONLY。このアルバムにはそんなポーグスの魅力全てが凝縮されています。
こんな音楽史上に残る名盤が一時期とはいえ廃盤になっていたとは信じられません。廃盤になる前のCDも持っていますが、リマスターされたこととボーナストラックが6曲も入っているということで、今回新たに購入してみました。リマスターとはいえ、音自体は昔とほとんど変わっていませんでしたが・・・
・「モンスターポップ」
傑作。確か仮タイトルが「醜くも美しい世界」だったのがJENの一言で「IT'S A WONDERFUL WORLD」へと改題されたという。頭から最後まで完璧な流れができていて中だるみしない。「シフクノオト」もそうだが、コンセプチュアルでありながら個々の曲の個性が強いものが多いのもおもしろい。シングル群が少し弱い分余計に。鹿野淳氏が押していた、「ファスナー」をシングルにして「LOVEはじめました」をカップリングにするアイデアもアリだ。まあ、シングルを量産するよりアルバムを聴いたときシングル級の曲が揃っていたほうが嬉しいだろうという計らいらしい。アルバムのハイライト「蘇生」は名曲だ。どこまでも伸びてゆくメロディーと何度でも生まれ変われるって詞が好き。「優しい歌」と同じく、「Q」のいい意味での試行錯誤から新しい世界が開けたような曲だ。そして特筆すべきは「LOVEはじめました」。これは自らを皮肉った歌。ラップとは違うが畳み掛けるような暴力的な詞が印象に残る。LOVE=「君が好き」、つまり、「LOVEはじめました」は「ミスチルが満を持してラブソング「君が好き」を歌ってみました」という構図だ。こう考えると「お口に合いましたか」がものすごく皮肉に聞こえる。「皆さんお望みの王道のラブソングですよ?いかがでしたか?」という具合に。桜井さんの確信犯的な楽曲。すっげぇ曲だ。なのに。最後は「優しい歌」が強い。優しいアルバムだ。「Over ture」と「蘇生」が繋がってたり、「Dear〜」「It's A〜」が同じ曲だったりバラエティにも富んでいる。王道ポップなミスチルを、改めてミスチル自身がプロデュースしたようなアルバム。一周してきたような、節目を越えたような。まさに、生まれ変わったようなアルバムだ。こういう作品には「傑作」という言葉が似合う。
・「感謝感激雨霰!!!」
名曲ぞろい。全ての曲がシングルで発売されていてもおかしくないほど。歌詞が美しい。メロディーとの調和が美しい。この世界は今日も美しい!!ミスチルの生み出す音楽の世界は美しい。まさにIt's a wonderful world
・「天才は言い訳しない」
ベスト盤「肉」「骨」発表後の第一作目。音が“ロック方向”ではない、全体的に優しい雰囲気が漂っています。何故だろうと調べてみると、ミックス担当のエンジニアが初期のアルバムを担当していた今井邦彦さんに変わっていました。
今作はとてもバラエティ豊かな楽曲が並んでいると思います。ミスチルにしか作れないど真ん中ポップの「蘇生」、AOR系の「渇いたキス」、ミスチルにしては珍しく疾走感のある「youthful days」、リズムアレンジが最高な実験作「ファスナー」「Bird Cage」「Love はじめました」、小品だが愛しい「いつでも微笑みを」、そしてラブソング「Drawing」「君が好き」。ソングライターとしての桜井さんの実力が如何なく発揮された名曲ぞろい!(「UFO」は蛇足な気が・・・)
自分は特に後半の流れ「君が好き」〜「It's a wonderful world」が大好きです。というか、ミスチルのアルバムの中で一番好きな流れですね。“忘れないで 君の事、僕は必要としていて 同じように、それ以上に想ってる人もいる”の部分に、腹の底からこみ上げるものがありました。
そういえば、2001年9月号の「JAPAN」誌で桜井さんはこう話していました。“ロックよりもポップのほうがタフだと思う。少数派であるが故の正しさがロックの美学とするならば、そこから外れていくべきだ。”この発言に思わず唸り深く共感したわけですが、これって上記の歌詞と地下で繋がっていますよね?
“天才は言い訳しない”とは過去の桜井さんの弁ですが、それを地でいった、ポップ全開の傑作だと思います。
・「良くない訳がないでしょう!」
「優しい歌」、「youthful days」、「君が好き」と徐々に原点に戻りつつ、ポップを追求してるって感じのミスチル。誰に何を言われようとも、自分たちの道を突っ走って、媚びる事なく、良い曲を作り続けている、彼らはやっぱりスゴイ。10年目の10枚目のアルバム。しかも、デビューアルバムが出た日と同じ日にリリースされるこのアルバム。
シングルになった曲だけでなく、ミスチルの場合はカップリング曲やアルバムにしか収録されていない曲こそが、不意打ちの名曲だったりするので、この新しいアルバムにも、かなり期待しちゃいます。期待しすぎは良くないから、普通に待っていようと努力はしてみたものの…。発売まで、ドキドキ。「youthful days」のカップリング曲も、収録されるようなので(かなり良い曲!)本当に今から楽しみです。「KIND OF LOVE」みたいな感じのアルバムになる(?)という話も出ていますので、楽しみにしまくりです。ずっとずっと、突っ走っていって欲しいバンドです。
・「深海の次にリピートしたアルバムっすw」
このアルバムは深海の次にリピートしてきいたっすw蘇生とか聞くと頑張ろうって気になるっすねw
LOVEはじめましたはちょっと気持ち悪いっすねwこの曲いらねw
きいといて損はないアルバムっすわw
●This Is My Truth Tell Me Yours
・「これぞマニックス!」
マニックスは結成からもう10年経つ大御所です。メンバーはジェームズ・ディーン・ブラッドフィールド(vo/g) ニッキー・ワイア(b) ショーン・ムーア(ds)の3人ですが、ここで語らなければならないのが、ギターを担当していたリッチーの存在なのでしょうか?
95年の2月。アメリカツアーの直前に失踪。んー。マニックスにおいてリッチーの存在って大きかったとは思います。そして、リッチーが抜けたメンバーで出した最初のアルバム、それがこのアルバム『This Is My Truth Tell Me Yours』なんです。前作までのロックと言う感じより、【聴かせる】と言う事をとても重視したメランコリックな楽曲がとても多いです。
リッチーの欠けた3人と言う何とも皮肉な状況、それなのにこれほど澄んだ曲が出来あがった事、そして、マニックスとしては、このアルバムによって大衆に受け入れられた事。私的には、ほんとそんな事どーでも良い訳で、取り敢えずこのアルバムは素晴らしいんですよ。このアルバムは完璧です。マニックスの楽曲センスには頭が上がらない位ですよ。全く…。
兎に角1曲目から全ツッパなんですが、1曲目のThe Everlasting。信じられないくらい綺麗な曲です。特に1曲目~5曲目までの流れが完璧ですよ。すべて名曲に入れたい位です。今ベスト盤も出てますが、私的マニックスのベスト盤はこれです!
・「“サクラ”を歌う英国人」
最高傑作と称する人も少なくない名作。特徴的だったへヴィメタのような重いギターフレーズもすっかり消え去り、えぐみの無い爽やかささえ感じさせるメロディが驚く程美しい。上質な大人のロック、といった風情だろうか。ギリギリの緊張感で常に張り詰めていたマニックスにも、いつしかこんな余裕が生まれていたのだと改めて気付かされる。
マニックスのメンバーが読書好きなのはファンの間では有名な話だが、三島や太宰といった日本文学もお気に入りであるらしい。「nobody loved you」はリッチーに向けたメッセージとも言われる名曲だが、失った人への強い愛を叫び、はかなく散り行く桜を歌い上げる歌詞が、日本人の心情にも少なからずマッチするものがあるだろう。相変わらず斜に構えたところはあるが、全体的に優しい印象のアルバムに仕上がっている。
・「I Can't Tell My Truth Like Theirs」
精神的支柱であったリッチーの失踪事件(未だ行方不明)を経て発表された前作「Everythig Must Go」からのシングル「A Design For Life」がヒットしたことから一躍、彼らはイギリスの国民的バンドとなった。彼らは、リリカルな面を担当するニッキーとリッチー、音楽的な側面を担当するジェームスとショーンといった具合にバンド内で分業を行ってきたが、リッチーの失踪に伴い音楽的な側面が従来よりも前面に出てくることが結局、大ブレークのきっかけになったのではないだろうか。本作は基本的には前作の路線を踏襲するものの、前作見られた仰々しいストリングス主体のアレンジが控えめになっており、よりコンテンポラリーなロックアルバムとして楽しむことが出来る。デビュー時の「1STアルバムを世界で1位にして俺達は解散する」発言やその社会主義的な思想からインタビューなどを読んでいるとラジカルな印象を受けるが、彼らの音楽自体は過去のロックの美味しいどこ取りをしたまさに王道ロックで素晴らしい説得力を持っている。特に1~5曲目までの流れは圧巻でベスト盤と錯覚してしまう程、クオリティが高い。またリッチーに捧げた「Nobody Loves You」の美しさもこの時期の彼らの絶頂を象徴している(本作は「桜」、「津波」など何故か和風な風景描写が多く見られる)。本作発表後、彼らは保守本流になってしまったバンドを軌道修正すべく試行錯誤を続けているが、本作の誇るクオリティを凌ぐ作品をものにするには今しばらく時間を要すると思う。
・「SENSUOUSly CLASSY」
With a voice matched only by Michael Bolton and recently Norah Jones in its raspiness, Julia Fordham brings an inimitable sexy elegance to music that is played in subdued classy ambience--whether a French cafe, a dimly lit cozy jazz bar, or a quiet evening at home in candle or lamplight and drink in hand.
Unheard of when it came out, and as far as I know, unduplicated since then.
Whether melody or lyrics, each of the songs and the artist herself are simply INIMITABLE..
・「デビューからしばらくの間は“現象”でしたね。」
'89年発売の2nd。デビュー盤では確か当時のトレンディードラマ(懐かしい響き…)の主題歌になった曲もあったり、本作のタイトル曲もヒット、続く3rdからも当時のトヨタのコロナエクシヴのCMに採用された曲もあったりと日本でも話題の多かったアーティストです。何と言ってもお綺麗ですしね…。その容姿からはちょっと想像できない低いハスキーな声で切々と私的で詩的な世界を追求し続けるミュージシャン。アルバムに参加するミュージシャンもレベルの高い演奏をする面々で固められ、単純なリリカルワールドではないことも特徴でしょう。最近出たライヴDVDもVINNIE COLAIUTA、DEAN PARKS等豪華なメンツでバンドが構成されています。本作では、PETER GABRIEL、STINGで当時一世を風靡した個性的なグルーヴァー、フランス系ジプシーのドラマーMANU KATCHEが参加、個人的には大好きで今ではJEFF BECKとツアーを回る重くツボを押さえたオールジャンルOKのPINO PALLADINO(最近FENDERから彼が使うヴィンテージプレベのシグネイチャーモデルも出ましたね)をベースに迎えリズム隊も強力、DIMINIC MILLERのギター、HUGH PADGHAMのミキシング等、やっぱりSTINGなのかな、当時のブリティッシュポップ〜ロック王道のスタッフで固めています。タイトルのイメージどおり、女性の思いを静かに、しなやかに歌い綴っており、今風に言えば癒し系。上質な音楽になっていますが、腕利きのミュージシャンの演奏そのものも抑え気味の上品さを前面に出しているので、ある意味では物足りないかもしれません。そこは贅沢な音楽に仕上げる手法でもありちょっと我慢が必要ですね。ジャケットも印象的で、ゆっくり夜を過ごしたいときに聴くのが非常によいと思います。当時“現象”というか流行ではあったので、最近どうしてるんだろうと思っていたところ、先述のDVDでペースを守って音楽を続けている彼女を観て、あらためて芯があるアーティストだったんだなあと痛感しました。そんなポリシー、力強さも感じられる作品です。1stのある意味での溌剌さから少し脱皮したものを作りたい、そんな思いも伝わってきます。初期の作品では最も聴いていますし、今でも聴いています。デビュー以降話題になった3作品では最もオススメしたいです。
・「リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」
YMOのアルバムの中では、ちょっと異色な、AORっぽい響きのするアルバムです。全曲英語(英訳はピーター・バラカン)の歌詞がついており、唯一「全曲歌えるアルバム」でもありますね。The Madmenの歌詞が、なんとなくKeyに通ずるところがあって好きです。
曲の中では、坂本のPerspectiveが秀逸。この曲は後に彼のピアノ・アルバム”/04”にも収録された、美しい曲です。(その他、彼のライブ盤にも収録されています)
さて、手持ちの"サービス"の中でもっとも新しい盤、1998年のALCA-5224(これ以前の盤は全て同一音質)と比較してみました。音に厚みが加わっていて、別のアルバムのようです。音質比較の為に再生した際、ついつい全曲聴いてしました。2003年の再リリース盤はまだ、 1.BGM 2.Technodelic 3.浮気なぼくら+インストゥルメンタル 4.サービスしか聴いておりませんが、1、2は劇的に音質が変わっているにもかかわらず、3はほとんど変わっていなかったので、本作の音質向上はあまり期待していなかっただけに、うれしい誤算でした(ただし、1,2ほど劇的な向上ではありません)。
他のアルバムがどれくらい音質が向上しているのか、楽しみになってきました。
・「お疲れ様です」
「アフターサーヴィス」と「テクノドン」を別にすればYMO最後のアルバムですね。わりと冷ややかな反応が多いようですが彼等の長い戦いを終えた徒労感みたいなものが感じられて、ちょっと悟りみたいな雰囲気がいいです。S・E・Tも素直に笑えましたよ。僕は。教授の「PERSPECTIV」が良かったですね。毎日の繰り返しが人を支えてるんですね。
・「80年代的音作りの最終版」
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・「ラストアルバム。」
YMOとしての最後のアルバム。三宅裕司率いるSETとの合作。あの懐かしのスネークマンショー(小林克也、伊武雅刀)を思い出すかのような…。散解にふさわしいアルバムの構成をしているが何気に淋しい雰囲気も感じられる。ラストの「茶柱が~」は、「増殖マルティプライズ」のラスト曲“ジ・エンド・オブ・エイジア”の最後「あぁ~、日本はいい国だなぁ~」と同じ幸せな感覚を覚える。細野晴臣さんの笑顔が見えてくるような。
・「なつかし」
なつかしくて、思わず買ってしまいました。YMOの音楽とSETのギャグのバランスがとてもいいスネークマンショーを思い出しました。
・「やっぱりスゴイ!!」
1回や2回聞いたくらいではなかなか地味に聞こえて分からない、10回聞いてやっぱりイイと思い、20回聞くと、もう超ハマってしまう。以前のアルバムも全部そんなカンジ。日本ではあまり知名度が高くないけど、本国アメリカじゃあグレイトフルデッドを上回るライヴ観客動員数らしいし、早く日本でもメジャーになって来日して欲しいなぁ。(このあまり知られていないところに1人占め気分があっていいのかもしれませんが・・・)11曲目の‘バーテンダー’はメジャーデビューする前のデイブ本人のことかな?あのベックでさえ敬愛しているからベックファンも聞いてみて!!演奏は全員めちゃめちゃうまいよ。
・「あなたは最近音楽を聴いていて、涙が止まらなくなった事がありますか?」
DMBはすごい。出て来た頃から、あァ、この人達いい感じだなァ、と思っていたけど、アルバム、コンサートを重ねる度に良くなってく。実は私最近アメリカから帰って来たんだけど、日本ではあまり人気がないと聞いてびっくり。最近よく聞く「軽い」曲には絶対ない、深み、響きがDMBにはある。実は、"Busted Stuff" が出たのを今日の今日まで知らなくて、たまたまインターネット・ラジオでかかったので知った。"Where Are You Going"がかかったんだけど、自分の今の気持ちとすごく共鳴する物があって、不覚にも泣いてしまった。あなたは最近音楽を聴いていて、涙が止まらなくなった事がありますか?心に響く音楽を聴きたいと思う人、DMBを是非聞いて下さい。
・「DMBは聴くべき!!」
日本では知名度は低いけどアメリカでは超人気があるDMB。ジャンルはいちようロックだけどジャズバンドとも言われている。ジャズと聞いて退屈そうに思うかもしれないけど全然そんなことはない。メロディーがすごくきれいだしボーカルのデイブの声もなんか胸にグッと来る。バイオリンとかの音もふんだんに使われているから結構落ち着けるかも。どのバンドとも比較が出来ないバンドだと思う。DMBは絶対聴くべき!!!!!!
・「DMB以外のCDを買おうとしてるならそれは次回にしなさい!」
まだDMBを聴いていないなんて勿体無い!べつにアメリカでは初登場1位(3枚)を記録してるほどの人気だからイイと言っているのではない。ジャズ、ファンクなどさまざまなエッセンスを取り入れたサウンドとデイヴの味のあるVocal。いま日本で人気のあるバンドでは体験できない厚み、奥行きがDMBある。DMB以外のCDを買おうとしてるならそれは次回にして、迷わずDMBを買いなさい!
・「僕の宝です」
このアルバムはすばらしい。
牧歌的な雰囲気でデビューしたDMB。「before these crowded street」で急旋回。自分のあるがままの姿を受け入れよ。それがどんなに醜くても・・・
「everyday」を通過して、このアルバムには彼らの一つの到達点が滲みあふれている。ゲストミュージシャンを一切むかえず、DMB5人だけでレコーディングした初めてのアルバムでもある。浮ついていた彼らの魂は、一回路上にもどり、泥まみれになり、そしてそこで尊いものを見つけ「昇華」したようだ。
ジャケットの最後のページに、路上で一人だけ裸足でたっているDaveの写真が、このアルバムを象徴している。
・「心に滲みる・・・」
本作には新機軸と呼べるような冒険や派手なコンセプト性は見当たらない。しかし、当人たちの予想をはるかにしのぐ成功後、改めて、自分達には辿り着けない所に行ってしまった盟友シド・バレットに対する想いを、“クレイジー・ダイヤモンド”やタイトル曲“あなたがここにいてほしい”で歌い、成功に対する困惑を“葉巻はいかが”で吐露し、またその後の作風を象徴するような社会風刺を込めた“ようこそマシーンへ”等、「前衛性」より、音の「情緒性」と世間に対する個人的な「違和感」を追及し始めた作品で、興味深い。特にバレットに送った二曲は、人間としての弱さをさらけ出した彼らの人間宣言とも受け取れる、心に滲みる、あまりにも切ない名曲だ。
・「コンセプチャアル」
『炎(Wish You Were Here)』はコンセプチャアルだ。1975年1月から7月にかけて録音されたこの作品は今は無きメンバー『シド・バレット』に語りかけるように作られている。パート9までに分かれる『Shine On Your Crazy Diamond』こそはブルースに貫かれたブルース以外の新しい産物。テープ技術を駆使した視覚的な音楽だった。『あなたがここにいて欲しい。』、約43分の長い長いこの空間を味わって欲しい。
・「狂気に隠れてしまった名作」
フロイドの代表作と言えば狂気、原子心母、ザ・ウォールといったところが一般的だと思うが、自分にとってはそれらのアルバムに隠れてしまったこの炎とアニマルズの2枚になる。特に炎。このアルバムそのものといえる狂ったダイヤモンドとあなたがここにいてほしいは心にしみる名曲であり、メロディーの美しさもさることながらギルモアのギターが泣ける位切ないのもポイント。他の2曲ようこそマシーンへと葉巻はいかがも曲のつながりが良く最初から独自の世界に引き込まれる。そして狂ったダイヤモンドの第2部が終わった時なんともいえない満足感に支配される。名作とはこういうアルバムのことを言う。
・「現在のフロイドの原点はここにあり!」
静寂の中に鳴る悲しげなギター、不気味な笑い声、旧友シドに捧げた”クレイジーダイアモンド”は今のフロイドの原点だ! その他うねるようなグルーブの”葉巻はいかが”、フロイド流テクノ?の”マシーンへようこそ”、生ギターから始まる”あなたがここにいてほしい”等 名作 狂気 の後に隠れながら、実はそれ以上の説得力を持つトータルアルバムだ!
・「これぞピンクフロイド、これぞギルモア!」
ウォールがロジャー色の強いアルバムならば、こちらはギルモア色の強いアルバムといえる。どうしても狂気と比べられて評価が一般的に低いようだが、それに関しては私は異論をとなえる。ウォール、狂気も良いが、このアルバムも良い。ギルモア好きの私にしてみると、ギルモアの全てが堪能できるアルバムで非常に素晴らしい。ピンクフロイドは、初期はサイケであったが、ギルモアが加入しブルースを基調にしたプログレへと変わっていった。この泣きのブルースギターこそ、ギルモアであり、ピンクフロイドだといえる。1曲目はもちろんのこと、3曲目のギターもギルモアの味が出ている。ピンクフロイド初心者は、是非このアルバムから入ることをお勧めする。
・「Pretty Woman」
SIONの詩にはやさしさがあります。すごく素直な歌詞と語りかけるような歌い方。ほとんど字余りばかりで、歌ではありません。でもなんだか心にしみてしまいます。それがSIONの詩なのです。「元気か?」なんてただの手紙のような歌詞なんだけど妙に共感してしまうし、「もうしわけない」も素直な男の気持ちを歌っていてとても良い。お薦めの一枚です。
・「エレジー・ポップ+マニックスしか書けない詞」
CDを買い聴いて以来ずっと耳に残る。マニックスのアルバムはいつもテーマ・曲のトーン共に彼ら固有のものだが、これほど統一感をもって静かに鳴り響くアルバムは初めてかもしれない。 GOLD AGAINST、Holy Bibleのようなマニックスにしかできない曲が多く収録されている印象です。 メロウなメロディ、80年代風、といった言葉ではなかなか表現しつくせない。それは現在の世界に広がる空虚な不安定さが取り込まれて鳴っているからだろう。MANICS以外にこの空虚さ・あてどもない閉塞感・静かで確かな怒りを美しいメロディで歌うことなどできない、そんな曲が並んでいる。全体のトーンはミドルテンポだが、一曲一曲が耳にのこる。 特にエミリー、エンプティソウル。世界にマニックスが居て良かったと思う程、詞を読み、聴きこんでしまう。
ベスト盤・lipstick、9.11とイラク戦争以降マニックスはどんな曲と詞を打ち出すのか--正直ずっと気になっていた。 そして届けられた新譜は見事に「今」を確かに捉えている名盤。
・「80年代UKロックの良質な部分を総括したような内容です。超オススメ。」
自分はこれまでマニックスについては過去にメンバーが失踪したことや、「エブリシング・マスト・ゴー」がかっこいい曲だということしか知らなかったのですが、この作品は試聴していっぺんで気に入りました。即購入してヘビーローテーション中です。前評判で「メンバーは最近アソシエイツ、U2、ニュー・オーダーとかを聴き込んでるらしい」というのは知っていて、それで興味を持ったんですが、正にそういう音になってると思います。哀感漂うメランコリックな旋律が全編を貫いてますが、けして暗くなっていないのはビートが立っているのと、あとボーカルがエモーショナルだからでしょうね。まるで、自分の代わりに叫んでくれているような気がしました。最近仕事ですごく嫌なことがあって、鬱になりかけてたんですがこれ聴いてすこし元気が出てきました。
・「音楽はペンよりも切れる武器である」
2004年11月1日発表。彼らの7枚目のアルバム。『1985』で始まるこのアルバム。この時代の音でできている。この時代に20代を過ごしこの頃の音を聴き続けてきた『僕ら』にはとても響くが、現代のニート達にはいかがだろう。折りも折りブッシュvsケリーの大接戦の大統領選もブッシュの勝利で終わったが、途中でウサマ・ビンラディンのビデオ登場でアメリカ国民にテロの再来の恐怖を植え付けなかったらどうなっていたか分からなかったのではと思える。このブッシュが何年か後にこのアルバム2の『Nixon』のように批評されないことはありえないと僕には思える。歴代アメリカ大統領で最も愛されたのはレーガノミックスでアメリカを建て直したレーガン、そして最も恥るべき大統領がニクソンなことは誰がどう見ても間違いないところで、振り返ってみてブッシュが次にこないことを祈るだけだ。音楽はペンよりも切れる武器である。そのことを最近の音楽は忘れていなかったろうか。このアルバムはそれを喚起させてくれる僕のお気に入りである。
・「マニックス節!」
やっぱ日本じゃマニックスって言っても洋楽けっこう聞き込んでる人じゃなきゃ「??」ってなると思う。そこで、マニックスをまだ聞いたことが無い人は、ベスト版のForever Delayed をお勧めする。Everything Must Go や、A Design For Life っていう大ヒット曲も聞けるし。 そんな中でマニックスの音を感じてほしい。そして、次に、このアルバムを聞いてほしい。このアルバムはマニックスじゃなきゃ作れない。
MANICS節をご堪能あれ。
・「音楽はペンよりも切れる武器である」
2004年11月1日発表。彼らの7枚目のアルバム。『1985』で始まるこのアルバム。他のレビュアーご指摘の通り、この時代の音でできている。この時代に20代を過ごしこの頃の音を聴き続けてきた『僕ら』にはとても響くが、現代のニート達にはいかがだろう。折りも折りブッシュvsケリーの大接戦の大統領選もブッシュの勝利で終わったが、途中でウサマ・ビンラディンのビデオ登場でアメリカ国民にテロの再来の恐怖を植え付けなかったらどうなっていたか分からなかったのではと思える。このブッシュが何年か後にこのアルバム2の『Nixon』のように批評されないことはありえないと僕には思える。歴代アメリカ大統領で最も愛されたのはレーガノミックスでアメリカを建て直したレーガン、そして最も恥るべき大統領がニクソンなことは誰がどう見ても間違いないところで、振り返ってみてブッシュが次にこないことを祈るだけだ。音楽はペンよりも切れる武器である。そのことを最近の音楽は忘れていなかったろうか。このアルバムはそれを喚起させてくれる僕の超お気に入りである。
・「MADONNAのアルバムの中でも名盤」
個人的に大好きなアルバムです。いちばんMADONNAらしい気がします。当時、Like a Prayerのビデオ中で十字架を燃やすシーンがあったため宗教的物議を醸したことが話題になりましたが実は、純粋にこのアルバム自体の出来がすばらしいと思います。
バリエーション豊かなのも特徴ですが、私にとって印象深い曲は話題となったLike a Prayer、フレッシュでキュートなCherish、とても印象的なTill Death Do Us Part、神秘的なSpanish Eyesなど。他5,8,10のバラードにも癒されます。やはりよい作品は時間が経っても変わらず良いもので、今聴いても古さは感じません。多彩なバリエですが、ちゃんとアルバムとしての統一感があり完成度高し。
・「珠玉の1枚!」
パトリック・レナード、スティーブン・ブレイとの共作でリリースされた本作は、前作「トゥルー・ブルー」の延長上と言えるが、さらにスケール・アップ!「エクスプレス・ユアセルフ」は、パワフルなボーカルで展開され、Blond Ambition World Tour 1990 でのオープニングのダンサーとの群舞は鮮明に記憶に残っている。
また、よりマドンナの精神的内面をクローズ・アップされている。4曲目の「ティル・デス・ドゥ・アズ・パート」、「キープ・イット・トゥギャザー」がそれに当る。後者は、家族の絆の大切さを歌っている。
宗教上の物議をかもしたタイトルをはじめ、3曲もの全米ベスト5入りを送り出した、本作は必聴と言えるのではないか?
リリースから10年以上経ったが、色あせないサウンドは、さすがだ。
・「つべこべ言っててもキリがねぇ!でも、」
マドンナのマスター・ピースとして確実視されるのは何と言っても本作。これ程までにバラエティに富んだ内容ながら、恐ろしい程の統一感に溢れる奇跡的1枚。まるで1冊の物語を読んでいるかのようなトラッキング・アレンジも完璧と言えよう。技術的に優れたシンガーではないが心に訴えかける歌い方をするシンガーという点でも本作は他のどのアルバムよりもその魅力が鮮明に現れている。エロティカ以降の彼女のミニマリズムに慣れきってしまっている最近のファンには多少理解し難い曲調、音づくりが並ぶが、これぞ彼女のルーツであり、ソウルでもある。すっかりベテランの風格が漂う近年の彼女では作り得ない緊張感と、キャリア上人気絶頂期という当時のある種の自信が心地よく同居した空気感も格別。恐らく今後どれだけ歳月が過ぎようとも、この作品の持つ輝きは褪せることはないであろう。そして、ポピュラー・ミュージックの歴史の中でもこれは『名盤』としてあり続けるであろう。
・「マドンナ4作目のオリジナル・アルバム」
「レイ オブ ライト」以降のマドンナには全く興味が無くなってしまったのだが、このアルバムは文句無しに好きだ。全体的にシンプルながら、とてもエモーショナルな音作りで、楽曲はどれも完成度が高い。R&B有り、モータウン風有り、クラシック風有り・・・と様々なジャンルを取り入れながらも、一枚のアルバムとして完璧にバランスがとれている。「オー・ファーザー」「スパニッシュ・アイズ」でのマドンナの歌声は素晴らしいほど感情豊かであり、大ヒットを記録した「ライク ア プレイヤー」、「エクスプレス ユアセルフ」も、それまでのマドンナとは比べものにならないほどの、深みのあるダンス・ロック・ナンバーである。プリンスとの共演「ラヴ・ソング」も奇妙過ぎて素晴らしい!
・「マドンナのやりたかった事」
世界的に大ヒットを産んだ過去の3枚のアルバムとは打って変わりとても内向的と取られる作品でいてマドンナのルーツを知れる内容の傑作。
アコースティックやファンクなど乾いたサウンドやに独特の可愛い声を抑え生身を感じさせるやり方は、本来の彼女が全作品で狙いたかったものだとわかる。彼女はメディアの落とし子のように、巧みな操作でセンセーショナルな存在となった割りに、非常に貪欲で真面目な構成を考える人。
歌詞も不肖な親父どもが読めば心に刺さるような、「オー・ファザー」の名曲も、プリンスとの異協和音のようなデュエットやスパニッシュ系の当時彼女が凝っていた曲も、全部とんちんかんに聞えるかもしれないが、彼女が作り出した逸品だもの。
・「常に時代をリードする」
多彩で個性的なメンバー6人、これだけ力量の均衡がとれたバンドは世界中見ても非常にめ希。それぞれが個性的で充実したソロアルバムを発表できて、他者のプロデュースまでできるのである。しかも。30年以上にわたって日本のロック界をリードするバンド活動を続けているなんて、なんと素晴らしいことか。常に時代の先を読み、優れたアルバムを発表し続ける。本アルバムではタイトルから伺えるように、無国籍的ロックを届けてくれる。いまでこそこのようなアイデアは他でも聞かれるが、これが1977年の作品と言うから驚きである。中近東的サウンドがあるかと思うと、他アーチストでもカバーされている名曲「さよならは夜明けの夢に」など、夢のような時が過ごせる。
・「全体の流れが素晴らしい」
アップテンポな曲も、ダウンテンポな曲にも共通しているのは「キャッチー」なベースがあること。飽きさせる暇無くアルバムが終わってしまうと言った感じです。幸せな歌詞の歌も悲しい歌詞の歌もノリノリで聞けます。私はこのアルバム以外はカーディガンズは好みではなかったです。カーディガンズの中ではちょっと色の違うアルバムだと思います。
・「月の上の初めてのバンド。」
90年代スウィデッシュ・ポップ・ムーブメント巻き起こした張本人、The Cardigansの3rd album。 自分の中ではThe Cardigansの作品の中で最高傑作。
今聞いてても全然ダサくない最高にポップ!なアルバム。 スウィデッシュ・ポップにちょっと興味ある人ならここから聞いて全然いいと思う。 結構耳に馴染みの曲とかもあって「あ、この曲知ってる」なんてことも多いと思います。 ふらふらした転調に予定調和無視のトリッキーな変拍子ながら、peterのすげぇ楽曲のポップセンスとninaの色っぽいナイスVoが光る秀作です。
まぁそしてここでもtore johansson大先生のプロデュースが冴えてるなぁと思わせるわけですよ。 月の上の低重力空間をふらふらするみたいな、こんな空気感を出せるのはこのオジサマの仕業だと思うのです。
なのに何故かちょっと暗めの歌詞。 で捨て曲なしだと思うのですよ。個人的には「lovefool」大好きですけど。
●My Girl: The Very Best of the Temptations
・「テンプスの集大成」
60~70年代始のモータウンの代表的男性コーラスグループ、テンプテーションズの2CDベスト。ヒット曲が多いため、1CDものはトップ10ヒットでもどれかが抜け落ちているが、この作品は、ほぼ全てのヒットが網羅されており、これ一作でテンプテーションズの歴史はフルカバーできる。
「エイント・トゥ・プラウド・トゥ・ベッグ」「ジャスト・マイ・イマジネーション」等、ストーンズのカバーによって、テンプテーションズを知ったが、オリジナル作品の素晴らしさはカバーではわからない。永遠の名作「マイ・ガール」、ソウルの新しい潮流を生むきっかけとなったノーマン・ウィットフィードプロデュース時代、70年代に入っても健在ぶりを示した「パパ・ワズ・ローリング・ストーン」等々、今聞いても魅力的な曲満載のお勧めセット。
●EPLP
・「名曲ばかり」
今となれば初期(1980年前後)の作品であるが、当時は見事復活した清志郎のパワーに感激したものである。5枚のシングルから成り立っている。さすがにA面は今でも歌い継がれる伝説の歌ばかり。個人的には「ステップ」と「トランジスタ・ラジオ」がお気に入りである。特に「トランジスタ・ラジオ」の歌詞、「ベイ・エリアからリバプールから〜」は最高の表現である。ギターにはあのカルメン・マキ&オズの春日はっちゃんや伝説のギタリスト小川銀次が参加している。
・「説明不要」
シングルでリリースされた5枚をアルバムにまとめたものであるが、シングルマン再発売委員会の頃には考えれない位にこのころのRCサクセションはアルバムセールス能力が向上していたのだろう。「君がぼくを知っている」や「ステップ」はこのアルバムでないと聴けない。何か一枚RCのアルバムを買おうと思う方はこれをお奨めする。
・「RCサクセションのベストアルバム」
RCサクセションはそれぞれの時代で名盤を生み出しているため、思い入れのあるアルバムは人それぞれと思う。なので海外のロックバンドの紹介などで見られる「これぞ最高傑作」と誰もが認めるアルバムがない。その「誰もが認める最高傑作」にいちばん近い位置にあるのが本作と思う。「ステップ」は隠れ名曲としてファンが多い。代表曲「雨上がりの夜空に」はノリノリのライブバージョンでは決して聴けない重量感溢れるアレンジ。「愛してまーす!」のフレーズでも有名な「ボスしけてるぜ」。シングルカット曲で人気No.1の「トランジスタラジオ」。坂本九の名曲のロックアレンジ「上を向いて歩こう」。ライブの定番?「キモチE」。発売時よりむしろ後年になって詩の世界やセンスが評価を受けている「君が僕を知っている」「たとえばこんなラブソング」。そしてブレイク前夜の佳曲「わかってもらえるさ」「よごれた顔でこんにちは」。シングル集ということで低く評価されがちかもしれないがRCはまずこの一枚と思う。なお、アルバム「ラプソディー」はこのアルバムとかなり曲が重複している。ディープパープルの「マシン・ヘッド」と「ライブ・イン・ジャパン」のような関係があり、こちらもお勧めです。
・「どうしても」
買ってしまいました。と、言うくらい、いいアルバム(厳密にはベスト?ですが)です。初心者の方にはもちろん、このアルバムでしか聴けないスタジオ録音が入っていますのでファンの方なら絶対に欲しい一枚だとおもいます。
・「初心者からマニアまで。」
『雨上がりの夜空に』や『トランジスタ・ラジオ』など、RCのパブリック・イメージを作り上げた名曲が、数多く収録されたシングル・コレクション。初心者の方には、これが一番のオススメです。アルバム単位で見れば、もっと完成度が高いアルバムはいっぱいあるけれど、曲単位で見れば、ここまで名曲揃いのアルバムは他にないと思います。初心者からマニアまで誰もが楽しめる、ある意味、究極のスタンダード・アルバムです。
・「数ある復刻CD、選ぶなら今作で決まり!!」
60年代ROCKを代表する名盤『オデッセイ&オラクル』も、国内、輸入を問わず、各社から数種類もの復刻CDが発売されています。紙ジャケやデジパック仕様盤、ボーナストラック入り等。しかし、選ぶならこの30周年記念盤です。他の復刻CDでは未収録の「ふたりのシーズン」の別テイクが素晴らしい。終始クールな演奏のドラミングが、サビの部分ではタイトなリズムを刻んでいて、私はこちらのヴァージョンの方が好きなほどです。オリジナル・アルバム全曲もステレオ&モノ・ミックスで収録とヴォリューム十分。今作をリリースしたBIG BEATは、97年のBOX『ZOMBIE HEAVEN』でも実証済みのとおり、ゾンビーズに対する愛情が伝わってくるレーベル。
・「まったく」
まったく知識のないまま、なんとなく買ってみたのですが。すごいですね。こんなセンスの塊のようなCDは初めて聴きました。何十回リピートしたかわからないくらいです。
・「」
ぶっちぎりで大名盤。ビート、サイケ、ソフトロック… あらゆるカテゴリーを超越したポップ・ロックの決定的一枚。あまりにも美しいメロディと優れた演奏力、そしてジャケットのアートワーク、「あぁ」とため息が漏れてしまう。全てのポップ・アルバムはこの作品の前にひれ伏すしかない。同時代のビートルズやローリングストーンズの影に隠れてしまい陽の目を見る事は無かったが、ここ数年ロック愛好家の間で急激に再評価が進んだ。日産の車のCMでお茶の間でも聴かれるようになったが、ロック・ファンのみならず、全ての音楽ファンが手にすべき1枚。マスターピース!!!!!
・「「ふたりのシーズン」を含むサイケ・ポップな名盤」
68年発表。当初はビート・ポップ的な要素の強いグループだったが、ラスト・アルバムとなった本作ではサイケ・ポップ色の強いメロディアスな作風を押し進め、「ふたりのシーズン」の大ヒット(全米3位) も生み出した。良く知られているようにこのヒットはグループが解散状態になってからのものであり多少のゴタゴタを生み出したものの、その後の彼らの新たな活動の自信に繋がったことは間違いないだろう。メロトロン、パープシコード、オルガンなどの各種キーボードを駆使したサウンドとメロディアスな楽曲はどれもが一級品だが、この作品はレコード会社の要望によってロッド・アージェントとクリス・ホワイトが既に録音されていたマテリアルの中から選んだ寄せ集め的なものである。にも関わらずここまで統一感があって優れた楽曲が揃っているのは彼らの音楽が既に一つの到達点に辿り着いていたことの証。紛れもない名盤だと思う。1.はサイケなアレンジにビーチボーイズ風のコーラスを加えたフラワーな佳曲。8.はポール・ベヴォア風・・・というよりもマッカートニー風の佳曲。全部佳曲が付いてしまいそう。
・「岡本信人の驚異の盆栽」
地味な奴等が凄い作品を作っても、案外無視されがちなのである。仮に異常な奴等がまぁまぁのものでも作れば、ええっ! ってな意外性で周囲の関心事になるものだ。例えばアホの坂田が割りに上手に盆栽を育てていれば、「おおっ、凄い!」ってなもんで、テレビなんかでもワイワイ騒がれるだろうが、岡本信人が玄人はだしな素晴らしい盆栽を育てても、なんだかワイワイ騒ぐのも面倒だし、馬鹿馬鹿しい。このゾンビーズの名作はそんな岡本信人の玄人はだしの盆栽のような儚さがある。『ペット・サウンズ』や『サージェント…』と並ぶとはいえなくとも、ストーンズの『アフターマス』と十分にタメを張れる60年代の重要なアルバムなのだ。しかし当時も今もどうにも存在が薄いのはゾンビーズの持つ岡本信人性だろう。このアルバムを聴き、その素晴らしさを十分に理解できたら、今後は岡本信人も暖かく見守られる目を持つことができるようになるだろう。つまり人に優しくなることができる作品なのだ。
・「早すぎた登場」
今のミュージックシーンにおいてはプロモフィルムは当たり前のように作られている。日本のアイドル歌手ですら! それもただ演奏に合わせ口パクするのではなくメンバー以外の出演者も多数登場する本格的なドラマ仕様のものも珍しくないほどだ。ではそれを最初にやったのは誰か? 異論はあろうが、私はビートルズのMMTであると思う。確かにMMTはストーリーも無くかって気ままなバスの旅をフィルムに収めただけの代物だ。でも見方を変えると、ビートルズのプロモフィルム集と考えることはできないだろうか?いや、間違いなくMMTに触発されてプロモフィルムを作ったアーティストはいるはずだ。(M.J?)肝心のアルバムだが、当時のシングルヒット作品も収められたベスト盤的内容でもあり、初めてビートルズのアルバムを聴く人にも違和感なく受け入れられる作品だ。アルバムとしての統一性は微塵もないが、フライング以外は全曲後期ビートルズを代表する名曲と言って差し支えないだろう。
・「オリジナルアルバムおすすめの1枚」
今から20年程前、ビートルズのオリジナルアルバムを全部揃えようとしていた時、最後に買ったのがこのアルバムでした。当時は情報が今ほど氾濫していなかったので、一般的に寄せ集めアルバムとして見られて評価の低いこのアルバムは一番最後になってしまいました。しかし、聞いてみてビックリ。シングルのAB面の曲が多いので、楽曲のクオリティーの高さに愕然し、なぜ最初に買わなかったのかと後悔した記憶があります。トータルコンセプト云々ではなく、ビートルズ初心者が最初に買うアルバムとしては最適ではないかと思われます。近年、テレビ(特にフジ)でいろいろな番組の挿入歌やバックミュージックなどで使われる事の多いビートルズですが、特にこのアルバムの曲は多いので、耳にされた事もあると思います。後期のアルバムには「サージェントペパー」や「ホワイトアルバム」など、マニア趣向が高い中、「マジカルミステリーツアー」には華あるので入門者はぜひ聞いてみたらいかがですか?
・「摩訶不思議な旅」とは言い当てて妙」
LPの時代は、B面が所謂「寄せ集め」だったが、全体の統一感という意味では素晴らしい。それだけこの時代の彼らの創造力は並み外れていたという事だろう。まぁ何せ天下のビートルズな訳だから。レノンが好きな私だが、この時代のポールの才能には目眩がする。ポールがリードしたアルバムだと思う。音の色彩感覚と位相、個人的には「サージェント・ペパーズ」よりもマジックを感じた。その理由は、やはり楽曲の質の高さだろう。彼らの中でも最上の部類に入るものがひしめき合う。初期の「ア・ハ-ド・デイズ・ナイト」、中期の「リボルバー」、後期と呼べるかだがこのレコードに、彼らの創作力、産みの苦しみが記録されている。天才は、大人から子供まで、そして長きに渡り感動を与えつづける。色褪せない「音の魔法」はいつまでも解けない。
・「魔術的神秘旅行」
企画盤ということで、ビートルズの中では過小評価されているアルバム。確かに、全体的な完成度は低いのだが、その代わり、各曲のクォリティの高さは半端ではない。曲名を見ているだけで涎が出そうなほどの名曲の嵐。個人的には、ビートルズの中で一番好きなアルバムは、これです。
・「サージェントよりカッコイイ!」
今となってはちょっと肩に力の入りすぎた感のある(そして、収録予定のペニーレインとストロベリー・フィールズをシングルにとられてしまった)サージェントより、曲の良さ、まとまりの良さともに際だっている名作である。私はそう思います。A面(6曲目まで)は同名テレビ映画サントラですが、それぞれ意味のある傑作ぞろい。映像のエンディングに流れるユア・マザー・シュッド・ノウはどのベスト盤にも収録されていないのが不思議なくらいの名曲ですしジョージ・ハリスンの風に乗ったような歌声が印象的なブルー・ジェイ・ウェイも秀逸、今やバリバリのスタンダード曲ザ・フール・オン・ザ・ヒルですら、ただのEP(イギリス盤では)の一収録曲にすぎなかったのです。ジョンもポールもジョージも、ここでは!実にのびのびと曲をつくっている印象があります。そして、この作品のポイントはやはり映像だと思います(でもDVDが今在庫切れ、とはショック!)。アイ・アム・ザ・ウォルラスのシュールさ、ユア・マザー・シュッド・ノウのシンプルな美しさ、ジョンがスパゲッティを盛るシーンやオール・マイ・ラヴィングのシーンなど、クールな映像が満載です。
●ある光
・「涙がでるほど素晴らしい」
アルバム未収録のシングルを集めたベスト作「刹那」で最も惜しまれたのは、この曲がリストから外されてしまったことだ。彼はこれまでにも数々の名曲を生み出してきたけれど、これは間違いなく最上の部類に入る、正に「名曲中の名曲」だと思う。試行錯誤を繰り返した(勿論出来は素晴らしいものばかりだったけど)「Buddy」や「ダイスを転がせ」を経てリリースされたこの曲は一聴、「LIFE」を思わせるような軽快さに包まれてはいるけれど、どうにも拭いきれない先の見えない不安感とうっすらとした希望を見据えた彼の心境がうかがえて、何度も聴くたびにジーンとなってしまう。それはあの感動的な名曲「天使たちのシーン」への数年越しの結論のようにも思えてくる。彼を語る上では絶対にはずせない感動的な名曲である。その後に出たラストシングル「春にして君を想う」にも、わざわざシークレット・トラック扱いにしてまで収録されていたことからも分かるように、彼にとっても重要な楽曲であったことは間違いないだろう。そして、渋谷毅の美しいピアノと小沢君の繊細極まりないヴォーカルが光る、「さよならなんて云えないよ」のジャズ・ヴァージョンである③の素晴らしさも特筆しておきたいと思う。いつか再発されることを心から願って。
・「勿体ない」
紛れなく名曲。彼の楽曲の中でも、個人的にはベスト5に必ず入る曲だ。繰り返し歌われる「この線路を降りたら~」のフレーズが印象に強く残る。不安や迷いが段々と昇華されていくような様は、とても強く美しい。タイトル通り、光が見えてくるような一曲。
録音も良く、音が非常に綺麗に聞こえるのが嬉しい。
これがシングルでしか聴くことができないのは、とても残念だと思う。この時期のシングルは良い曲が目白押しなので、集めて再発しないかな、なんて願っているんだけど・・・無理なのかな。
・「心の中にある光」
わたしの好きな小沢健二の曲は数多くあるけれども、その中で、この曲は一番だ。「ある光」は、フルレングスが8分を越える(ポップソングとしては)大作だけれど、これ以上長くても短くても、こんな風に、心に残る曲にはならなかったと思う。
小沢さんは、ことばをとても丁寧に選んで歌詞を作っていて、小沢さんのうたを聴いていると、日本語はとても美しいことばなんだと、実感します。
・「胸が痛むほどの。」
名曲です!小沢君の歌詞はいつもまっすぐに未来にむかっているけれど、この曲はもう痛いほどにそれが伝わってきます。泣きたくなってきます。久々に(?)「語り」が入っているのもヨイ。coupling withの「美しさ」は、「さよならなんて云えないよ」をスローテンポにした、これまた名曲です。一刻も早い、小沢君の活動再開を心から祈りつつ。
・「買うべき。」
小沢君旅立ちの歌!少し肌寒いうすく霧のかかった朝、前は見えないけれど、何かに向かって風を切って真っ直ぐ歩いて行くようなイメージ。決意の歌。何度も何度も繰り返されるメロディが頭の中でくるくる回り不思議な気持ちにさせてくれます。小沢君後期の名曲中の名曲。GET!GET!!GET!!!
・「完結した小世界」
スマッシング・パンプキンズの最高傑作「メロンコリーそして終わりのない悲しみ」、本当に素晴らしいアルバムだ。「Zero」のようなヘヴィーでかっこいい曲あり、思わず涙が出てしまいそうな美しい曲ありと、ビリーコーガンのヴォーカルは大きく揺れ動きながらもどこまでも魅力的だ。音楽がメロディーがここに存在する喜び、そんな世界で日々悩みながらも生きている人々たち、このアルバムで聴くことができるのはそういった喜びと優しさである。
「tonight,tonight」の僕を信じてくれという言葉はいつまでも心に残るだろう。
・「スマパン中毒」
トゥナイト・トゥナイトが大好き!ディスク1の1曲目から2曲目への流れ、ディスク2の最後の曲の終わり方などに感動する。曲順、アルバム全体の雰囲気などがとても良い(>_<)スマパンの最高傑作☆
・「最大最強のパンプキンズワールド」
2枚組 全28曲というボリュームにもかかわらず、全世界で1000万枚以上売り上げた 3rdアルバム。大躍進のきっかけとなった前作より2年でリリースされたにもかかわらず、28曲すべて棄て曲なし、という恐ろしいまでのクオリティの高さ、楽曲の多様さに驚かされる。ハードなJerry Berry やZERO、キュートなポップの 1979、そして壮大でロマンティックな By Starlight.... この時点で完成されていたパンプキンズワールドに浸れる2時間。後世に伝えられるべき超名盤。聞くべし!
・「薄幸の作品」
前々から思っていましたが、この作品あまり聞き込んでない人多いような気がします。この2枚組みの完成度は並みではありません・・・!前作も良いですが今作の比じゃありません、まあ前作の方が聞きやすいとは思いますが。ジャケットや歌詞カードの幻想的な入念な作りこみも素晴らしい(歌詞カードには1曲毎に挿絵が挿入されている)。暴力的な曲も収録されているのでとっつきにくいとは思いますが、はまるとかっこよすぎです。アルバムにもれた曲も多数あり、それを消化するためにシングルまで出したのだから、ビリー・コーガンの才能は恐ろしい・・・!とても1枚にまとめられたものではない。圧倒的なボリュームのせいで不当な評価を得がちな幸薄な作品だけれど、そのクオリティは聞けばわかるはず!
・「いろんな旨みが濃縮されている。」
当時ラジオでスマパン特集をしており、エレカシの宮本が「なんか美大出身のインテリみたいな魅力を感じて、カッコイイなあってね。」といっていた。そこまでいうのだから、興味を持って彼の話を聞いていたら、「寝る前はいつもこれ聴いてます」といい『tonight,tonight』を流したのだ。自分も素直にこれいい、と納得だった。メロやギターが烈しく“燃え上がる”ロックの美しさは、ZEPらハードロックのそれは知っていたけど、そこからさらに“散ってゆく”要素は確かに彼らの文学的なアプローチを垣間見れる。「儚さ」や「行間」が存在するロックとして、同曲から学ぶことは多かった。
しかし、このオルタナバンドは直ぐ次の曲でゴリゴリのハードさも魅せてくれる。そういう次の曲次の曲と角を曲がるたびに、優秀なモンスター曲が現れて、リスナーをどんどん引き込んでゆく、分厚さとか充実さが今作の魅力だった。聴けば、名盤と言われるわけもわかるはず。ビリー・コーガンの声は、あんなに潰れた声なのに何故魅力的なのだろうと思うと、バックの音たちと調和して魅力が引き立つのだと思えた。即ち、バックに流れるメロやリフの美しいラインが既に官能の要素を担っているから、彼の声がそこに混ざったとき、総合的にバランスいい。それどころか非常にロックが総合芸術として、多彩な旨みを一つの中に内包している魅力があった。
●ドロップ・アウト・デラックス・エディション(紙ジャケット仕様)
・「珠玉のネオアコ!」
East Villageは以前にLPでもアルバムが再発されましたが、これは凄いです!!リマスターを施した2枚組デラックス・エディションで、アルバム『DROP OUT』に入手困難なシングルほぼ全曲プラス未発表ヴァージョンが収録されています。注目したいのは音質で、オリジナルでは聞けなかったギターの細部まで聞けるのですごく新鮮です。そのリマスターでバンドの特徴である切ないメロディは、さらに涙なくしては聞けないぐらい素晴らしいものになってます。しかも紙ジャケットで丁寧なブックレット付きなので永久保存盤の内容です!!
●青空百景
・「「ライダーズ聴いてみよっか。で、どれ買おう?」」
というあなたへ。とりあえずこの「青空百景」はいかがでしょう。いや、とりあえずは失礼でした。これ、いいアルバムですよ。特長。どの曲もメロディーが覚えやすい。歌詞も耳に残りやすい!空を突き抜けるような明るい曲が多くて、好きです。けれど、その中で暗い曲がひっそり闇を添えています。
そんなちょっとしたスパイスに味をしめたら、他のアルバムも気に入るかもしれません。
「物は壊れる、人は死ぬ、三つ数えて、目をつぶれ」タイトル読むだけでどんより暗くなりませんか?中身の詞も音もそうなんです。なのに聴いたらその後、口からポツポツ歌詞がこぼれ落ちていく・・・とっつきやすい ならぬ、とりつかれる 一曲です。
対照的にめちゃめちゃ明るいのが「トンピクレンッ子」。一人で聴くより、外に出て大勢でパーっと聴いて、歌いたくなります。この曲と「青空のマリー」はギターの白井氏作曲です。ボーカルは鈴木慶一氏ですが、ライブ盤「ワーストオブ・ムーンライダーズ」では、白井氏のイタズラっ子歌声で「マリー」が聴けます。
・「An American Fan's Reaction」
I don't know what happened, maybe Moonriders turned a corner in 1982, but this album marks a departure from their decidedly trite 70's prog-rock tradition. As if out of the blue, Moonriders hits us with an album part The Cure, part David Byrne, and yet completely original. Track 1, "I am Superfly", deceptively travels several paths at once, and is the equal of anything the Talking Heads ever had to offer. Track 2, in the fashion of various "days of the week" songs concocted by the Cure, even has a *horn* reprise... and then Track 3 comes, with Keiichi Suzuki doing a perfect mimick of David Byrne, even maintaining the vocal intonations. The best part: this album still has 7 tracks left (at least 4 of which are classics in their own right)! True bliss, for any music fan.