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▼2008/4/15- 既読覚え書き:セレクト商品

パリの仕組み―ファッションで頂点を保つ理由がここにあるパリの仕組み―ファッションで頂点を保つ理由がここにある (詳細)
川村 由仁夜(著)

「パリのファッション界が見えてきます。」「ファッションに興味がある人なら誰でも。」「共感しました。」「なるほど...と思わせてくれる本です。」


ファッション:ブランド・ビジネス (カルチャー・スタディーズ)ファッション:ブランド・ビジネス (カルチャー・スタディーズ) (詳細)
山室 一幸(著)

「オート・クチュールとプレタ・ポルテって、どう違うの?!」


モードの方程式モードの方程式 (詳細)
中野 香織(著)

「1タイトルに一回は「へぇ~!」と言いたくなります」「「モードの方程式」って何なの?」


ファッション中毒  ~スタイルに溺れ、ブランドに操られるあなたファッション中毒 ~スタイルに溺れ、ブランドに操られるあなた (詳細)
ミシェル・リー(著), 和波 雅子(翻訳)

「ファッションを冷静に見つめ直すために」「服飾業界に関する現況を記す」「we are fashion victim!!」「安物買いの言い訳に一撃」


ユナイテッドアローズ 心に響くサービスユナイテッドアローズ 心に響くサービス (詳細)
丸木 伊参(著)

「質の高いおもてなしを全力で行える事の素晴らしさ。」「一瞬で読んじゃいました。」「商売の基本にしてもっとも難しいこと。」「接客以外の成長の要因が知りたい」「みんなトヨタの手のひらで踊るワケよ」


闇の子供たち (幻冬舎文庫)闇の子供たち (幻冬舎文庫) (詳細)
梁 石日(著)

「こどもの後ろ姿に、複雑な思い。」「終わりなき戦い」「国際協力とは」「善悪で読むものではない小説」「えぐすぎる・・」


FA(ファッションアドバイザー)キャリアアップ・バイブル (ファッション販売BOOKS)FA(ファッションアドバイザー)キャリアアップ・バイブル (ファッション販売BOOKS) (詳細)
中田 幸子(著)


ソニアのショッピングマニュアルソニアのショッピングマニュアル (詳細)
ソニア・パーク(著)

「幸せ気分」「男性が読んでも楽しいですよ」「コムデギャルソンから焼酎、最中まで。」「洋服や小物への愛を感じる一冊」「おしゃれ心の根源」


ソニアのショッピングマニュアル 2 (2)ソニアのショッピングマニュアル 2 (2) (詳細)
ソニア・パーク(著)

「ライフスタイルの提案書」「渋いセレクト」


図解入門業界研究 最新アパレル業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)図解入門業界研究 最新アパレル業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book) (詳細)
岩崎 剛幸(著)

「アパレル業界人の必読書!!(百貨店勤務)」


セレクトショップバイヤーへの道―世界を視点に活躍するオーナーバイヤーが明かすセレクトショップバイヤーへの道―世界を視点に活躍するオーナーバイヤーが明かす (詳細)
岩高 要子(著)

「実践に役立つ内容です!」「経営にまで踏み込んだ“生きた”情報」


20世紀ファッションの文化史―時代をつくった10人20世紀ファッションの文化史―時代をつくった10人 (詳細)
成実 弘至(著)

「ファッションを正しく時代のなかでとらえた本!」「すでに書かれたファッション史」「どこかで読んだことがあるものばかり!」


世界のスターデザイナー43世界のスターデザイナー43 (詳細)
堀江 瑠璃子(著)

「読みごたえ十分!!!ファッションに関わる人・そして興味ある人の必読書!!」


じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」) (詳細)
鷲田 清一(著)

「もっと早く読めばよかった」「存在の不思議」「驚いた」「雄弁な薀蓄」「電車のなかで化粧する<思想>」


ストリートファッション 1945‐1995―若者スタイルの50年史 (時代を読むシリーズ)ストリートファッション 1945‐1995―若者スタイルの50年史 (時代を読むシリーズ) (詳細)
アクロス編集室

「お洒落って、本当にいいものですね」


顔の現象学―見られることの権利 (講談社学術文庫)顔の現象学―見られることの権利 (講談社学術文庫) (詳細)
鷲田 清一(著)

「読めば読むほど深い本です。」


時代を拓いたファションデザイナー時代を拓いたファションデザイナー (詳細)
堀江 瑠璃子(著)

「そして伝説となるであろうデザイナー達」「つまらないです」


パリコレ51人―’76-’01パリコレ51人―’76-’01 (詳細)
平山 景子(著)


服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について (詳細)
菊地 成孔(著)


ファッションデザイナーの仕事がわかる本ファッションデザイナーの仕事がわかる本 (詳細)
小野田 史(著), obscure inc.(著)


SAMPLE―100ファッションデザイナー‐010キュレーターSAMPLE―100ファッションデザイナー‐010キュレーター (詳細)
ファイドン


わたしのせいじゃない―せきにんについて (あなたへ)わたしのせいじゃない―せきにんについて (あなたへ) (詳細)
レイフ クリスチャンソン(著), Leif Kristiansson(原著), Dick Stenberg(原著), 二文字 理明(翻訳)

「その責任の重さ。」「なんらかの見て見ぬふりをしている」「是非子供たちに。」「あなたたち全員がやったのと同じなのよ」「人のせいにしてはいけない―自分が惨めになるから」


ぼくと1ルピーの神様ぼくと1ルピーの神様 (詳細)
ヴィカス・スワラップ(著), 子安 亜弥(翻訳)

「文句なしの面白さ」「現代インドの抱えている現実」「息をつかせぬ展開」「21世紀のハックルーベリー=フィンここにあり!」「インドには行く勇気はないな」


NYのおさんぽNYのおさんぽ (詳細)
鈴木 智草(著), 石川 さとる(著)

「Real NY」「そのままのNew Yorkを楽しめるフォト・ガイドブック!!」「通り一辺のガイドブックに飽きてしまった方に」「新感覚の観光ガイドブック」「宝物」


ファッションビジネス 入門と実践 (FASHION BUSINESS早わかりQ&Aシリーズ)ファッションビジネス 入門と実践 (FASHION BUSINESS早わかりQ&Aシリーズ) (詳細)
山村 貴敬(編集)


▼クチコミ情報

パリの仕組み―ファッションで頂点を保つ理由がここにある

・「パリのファッション界が見えてきます。
パリがなぜファッションの首都なのかを、ここまで明確に説明した本はこれまでお目にかかったことがありません。歴史をさかのぼって詳しく説明してあります。世界中のデザイナーがなぜパリに行きたいのかが理解できました。ファッション業界の人じゃなくても面白く読めます。5つ星の本です。

・「ファッションに興味がある人なら誰でも。
ミラノでも、ロンドンでも、ニューヨークでもなく、なぜ「パリ」でないといけないのか、が非常にわかりやすく説明されている。

ところどころ引用されるデザイナーやファッション関係者の言葉も、素晴らしいものが多くて嬉しい。

日本人の読者が一番知りたいのはやはり日本とパリのどこが違うのか、だろう。 それについても、日本のどういったところがダメで、どういったところが優れているのかもしっかりと書かれているし、それをふまえた上で「パリ」の凄さがわかるようになっているから面白い。ファッションに興味がある人は、読んでて面白いところばっかりなのでは。

・「共感しました。
川村由仁夜さんが朝日新聞の「私の視点」に日本の若者のファッションに関してご意見を述べられています。川村さんのご意見に共感したので、「パリの仕組み」を読んでみました。パリがどうやってファッションの首都としての不動の位置を守ってきたかが詳細に説明されています。私もファッション業界の者ですが、ファッション文化を制度として分析した読み物には初めてお目にかかりました。日本のファッションが世界から劣っているのは制度が欠けているからだというのは、ごもっともなご意見です。著者は英語でも出版されているようで、「パリの仕組み」に似た英語の本は、名門エール大学の教材に使用されているみたいです。著者は筋金入りのファッションの専門家の方ですね。同じ日本人に、こんな素晴らしいファッションのエキスパートがいるとは嬉しい限りです。大ファンになりました。

・「なるほど...と思わせてくれる本です。
森英恵さんの引退のショーを見に行ったあとにこの本を見つけたので、森さんのパリでのデザイナーとしての地位が理解できました。オートクチュールというのは一つの制度なのだと初めて知りました。私達日本人は何にもパリのファッションのことを知らないのだと痛感しました。本当に読みやすいし、勉強になる本です。

パリの仕組み―ファッションで頂点を保つ理由がここにある (詳細)

ファッション:ブランド・ビジネス (カルチャー・スタディーズ)

・「オート・クチュールとプレタ・ポルテって、どう違うの?!
ファッション業界、とくにブランドの世界を中心に、歴史や現状を分かりやすく説明した本。 オートクチュールの勃興からモード史の概略を紐解いた第一章をはじめ、章ごとにテーマを設定したうえで、歴史と現状の2側面からブランド・ビジネスをとらえようとしている。 この本をよむと、オート・クチュールとプレタ・ポルテの違いが、実は歴史的な理解に限定されていたことが分かるだろう。双方に根本的な違いは存在しない。そして、この事実こそが、20世紀のファッション史が抱えたビジネス戦略の問題そのものに反映されている。その反映のあり方が本書で随所に指摘されている。 また、ブランド界を知る上で最低限知っておくべき知識も適度に頭に入ってくる。

ファッション:ブランド・ビジネス (カルチャー・スタディーズ) (詳細)

モードの方程式

・「1タイトルに一回は「へぇ~!」と言いたくなります
やっと一冊の本として手元におけるようになった、と頬擦りしたくなるくらい私にとって待望の一冊。日経新聞夕刊に連載していた時に切り抜いて保存していたくらい、大好きなコラムです。

書籍名からファッションの本と思われそうですが、それだけではなくとにかく内容が濃いです。服飾史に興味を持つ人にも、雑学を仕入れたい人にも読んでソンはない内容。巻末に挙げられた参考文献の多さにもびっくりしました。

「パジャマって何ていう映画がきっかけで普及したか知ってる?」と友人に問題を出したくなってしまいます。元が新聞のコラムですのでひとつひとつのテーマがとても読みやすい長さにまとめられているので、お風呂でのリラックスタイムのお供にもぴったり。

今からもう「2」が出版されるのが待ち遠しいです。

・「「モードの方程式」って何なの?
タイトルには「方程式」とあるが、どういう意味かわからない。ただ単にファッションに関する蘊蓄と個人的感想を垂れ流しただけの内容なのだ。つまりこの著者が、男性の衣類に関してどのような信念、思想を持っているかが全くわからないのである。

例えば落合正勝氏には(賛否両論あるだろうが)、自分なりの信念だけはある。著者がファッション(とその周辺)に詳しいということだけはわかるのだが、何を目指して、どのような仕事をやろうとしているのか、私は判読できなかった。

モードの方程式 (詳細)

ファッション中毒 ~スタイルに溺れ、ブランドに操られるあなた

・「ファッションを冷静に見つめ直すために
この本では、ファッションに踊らされる人たちを「ファッション・ヴィクティム(ファッションの犠牲者)」と呼び、

 ・大枚をはたいてボロを買う(わざと古びさせ、傷つけたファッション品が人気) ・使えない便利さを欲する(フード付きシャツのフード等) ・ペット・子供も自分同様に着飾らせる

というような症状が出る、と言っています。

たとえば以下は「使えない便利さを欲する」の項。

--------------------------------------------------------------------2001年には、穿くたびに脚にごく少量のローションを塗る効果あり、というストッキングが出て、各女性誌から絶賛を浴びた。

日本の富士紡績は、着るだけで一日のビタミンC所要量が補給できるTシャツとレースの下着を開発した。(中略)

でも-(中略)、何かもっと本当に役立つものを発明したらどうなんだろう?

たとえば、かぎ裂きしにくいカシミアのセーターとか。それってそんなに大変なこと?(p.44-45)--------------------------------------------------------------------

もう1つ、面白かったところを。

--------------------------------------------------------------------消費主義にそれほど毒されていない国の人々は、ちょくちょく服を変えたりはしない。(中略)

ほかのことに関しては嗜好が安定しているのに、服の趣味だけがそんなにころころ変わるなんておかしくはないだろうか。

好みの異性のタイプはめったに変わらない。食べ物の好き嫌いもあまり変わらない。美術品や映画の好みにしたって、生涯通じてそう変わるものではないのでは。

それなら、なぜファッションの場合だけそんなに移り気なのだろう?

スピード・シック現象を知るためには、その必須要素である<トレンド>を理解することが重要だ。(p.72)--------------------------------------------------------------------

・「服飾業界に関する現況を記す
米国ファッションの近況から服飾業界の実情を描いているため、(親切なのだが)非常に注釈が多いのに、少しゲンナリ…。だが、消費者からファッション雑誌のマスコミの実情、アパレルメーカーの実態、そして環境保護団体への言及まで幅広く網羅しており、現代ファッションを取り巻く状況を理解するにはもってこいの一冊。

服の着こなし方に興味がある人よりも、アパレル業界で仕事をしてみたいと考えている人にお勧め。なぜならば、アパレル業界とマスコミの関係、生産現場の実情、ブランド価値の作り出し方、業界がローカル(国内)産業に留まっていられない経済環境から購入する消費者の心情まで記されているからだ。

筆者の原文のせいなのか、翻訳の文体に好き嫌いが出るかもしれない。

・「we are fashion victim!!
毎月いくらファッションにかけているのかわからない人。セレブスナップに思わず見入ってしまう人。そんな人たちにぜひ一度読んでもらいたい1冊です。

業界の裏側を膨大な情報とともにcriticalな視点からきりこんでいる本はなかなかない。ただ、なぜそれをちゃんと目をそらさずに読みすすめられるかというと、著者本人が中毒だから。

ただ、単に表面的な華やかさをファッションに求めるだけでなく、いろいろ知っておくのも悪くはない。結局好きなものには盲目になってしまうものだし、ファッションにはそこまでの魅力があるものだと思うから。

・「安物買いの言い訳に一撃
 スウェットショップに関する記載は広範囲に渡っていて秀逸でした。"Made in XXX"だから労働環境は悪く無いだろうとか、物価が安い国で作っているのだから安くても不当ではないだろうといった、安いものを買う際に後ろめたさを打ち消す大抵の言い訳に対して、そうとも限らないことを示す事例がいろいろ挙げられています。

 ただ、私はむしろ、ファッショナブルあるいはフォーマルであろうとするとどうしてこうも窮屈で体に悪い服や靴を着用しなくてはならないのかという疑問に対する説明を期待していましたが、それについてはあまり記載がありません。

ファッション中毒 ~スタイルに溺れ、ブランドに操られるあなた (詳細)

ユナイテッドアローズ 心に響くサービス

・「質の高いおもてなしを全力で行える事の素晴らしさ。
この本は私に販売という事の素晴らしさとこんな企業があるんだという事を教えてくれました。

お客様の意思を蔑ろにし、こちらが売りたい物を押し売りするのがごく当たり前と教えられ、各企業ごとにそれが蔓延っている今日にこの様な企業があり、成長を遂げている事を心から嬉しく思います。読みながら何度も頷き、何度も感銘を受け、何度も芯の部分が熱くなりました。

販売を行っていて一番嬉しい瞬間はお客様からの「ありがとう」です。本当に良いと思う物をご提供し、お客様から「ありがとう」の言葉を頂く、それだけで販売という仕事は続けてゆけるのだと私は思います。

同じような考えをお持ちで販売の仕事を行っておられる方には必ず読んでいただきたい一冊です。

・「一瞬で読んじゃいました。
自分はレストランを経営しているのですが、接客業をされている方なら十分参考になる内容です。UAの理念、従業員教育、など分かりやすく書かれています。どちらかと言うとオーナーより現場の人間に参考になるかと思い、僕は従業員の分も購入して読んでもらおうと思っています。1つ言うなら、実際にUAで使っている資料がそのまま出ているともう少し分かりやすいかな〜って思いました。

・「商売の基本にしてもっとも難しいこと。
「成長と顧客満足の両立」このシンプルにして、もっとも難しい課題に挑み続けるユナイテッドアローズの強みを探る。

ユナイテッドアローズはよく使わせてもらっているが、確かに接客が気持ちいい。あまり押し付けがましくなく、さわやかだ。なんとなく、「次も来ようかな?」という気持ちにさせられる。

本書には、どのようにしてそうした気持ちのよい店が作れるのか、また、猛烈な勢いで成長しながら、顧客満足を追求していくためにはどうしたらよいのか、という点が具体例とともに記されている。

特に、「販売を一生の仕事と考える人しか採用しない」というポリシーであったり、顧客満足のために自分ができることは何でも実践するという文化はすばらしいものだ。理念は唱えても、実践するための動機付けやシステムが伴わない企業が多い中、理念を現実に変える力を同社は持っている。

ノードストロームやリッツカールトンなど、伝説のサービスで有名な会社は多い。日本にも、そのような理念を追求し、日々実践している企業があることを頼もしく思う。これから更なる成長の中で、その輝きをどのようにして保っていくのか。興味があります。

お客様向けの販売に関係があるすべての方になんらかのヒントを与えてくれる本。UAファンはもちろん、お客様満足を求めるすべての方におすすめです。

・「接客以外の成長の要因が知りたい
私の勝手な希望だが、なぜユナイテッドアローズという企業がこれほどまでに成長しているのか、接客以外で、その要因が知りたかった。本書では、成長要因を顧客サービスに求めているが、いまひとつ抽象的な気がする。確かに、タイトルにも『心に響くサービス』とサービスに言及しているので、タイトルに偽りがあるわけではないのだが、内容も会社のお題目の部分に依拠する部分が多く感じる。サービスについて、記述するのであれば、店舗の現場の人は、実際には、どう考えているのかをもっと知りたい。また、本部と現場の乖離をどのような方法でなくそうとしているのか、さらなる具体的な記述がほしい。私見だが、私が感じるUAが伸びている要因。接客が押し付けがましくないこと。そして、無理に買わせようとしないところ。そこが、非常に良い。メンズ、ウィメンズを問わず、先を行き過ぎず、少し洒落た服を、少し高めの値段で提案している。カップル、家族で買い物ができるので店舗滞在時間が長くなる。男もおしゃれをしたいのに、その要望に応えるお店が少ない。以上、蛇足ながら書かせていただきました。

・「みんなトヨタの手のひらで踊るワケよ
数字ですべてを明らかにしていくトヨタ式の次に、大流行な世界の本。リッツカールトン、帝国ホテル、伊勢丹、そしてユナイテッドアローズ。凄いブーム。しかし、内容は似たり寄ったり(爆だいたい、サービスは業態により違うので、おいそれとまねができわけがない。そう思うのですが、如何でしょう?マネができそうな超基本的なことは、リッツカールトンでも、帝国ホテルでも、伊勢丹でも、ユナイテッドアローズでも、同じだし。ねぇ?ちなみに、おもてなし、サービスブームを作り出したのはLEXUS。つまりトヨタですな。LEXUSのおもてなしが、すべての発端。あら、みんなトヨタの手のひらで踊らされているって感じなのかしら?

ユナイテッドアローズ 心に響くサービス (詳細)

闇の子供たち (幻冬舎文庫)

・「こどもの後ろ姿に、複雑な思い。
「これは小説なんだ…」何度もそう思いながら読み進めました。

この小説はタイを舞台に幼児が売春宿に売り飛ばされ、挙げ句生きたまま臓器売買されるというショッキングな内容と並行して、それを阻止しようとする現地NPO団体の苦悩を描いたものです。 あまりにも後味の悪い結末とともに途中何度も憤怒の涙を流した私は、気になって他の方(有名無名を問わず)のレビューも読んでみました。 大体が「取材不足」や「リアリティ不足」などとありましたが、ルポルタージュではないにしろ、ここまで肉迫した文章を小説として世に出した梁 石日氏に私は拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

なぜなら、フィクション、ノンフィクションの違いはあれど、火のないところに煙は立たないのです。 取材不足といわれる所以となった現実味に乏しいと言われる文脈も、あえて『小説』という仮面をかぶせたら普段問題意識のない市井の人にも提起できると感じたからです。 それは普段平和の中に身を委ねた私自身が、作中涙も枯れ果てたこども達に魂を重ね合わせられた瞬間だったからです。

・「終わりなき戦い
「幼児売買春」「人身売春」「臓器売買」という事実があることを知っていても、その中身がどういうものかまでは知りませんでした。自分が空の上から一部始終を見ていたかのように錯覚してしまうほどの詳細な描写。買う側の大人は醜い私欲のために子供達を物として扱い、使い捨てることに微塵も心を痛めない。そして、売る大人(親)も貧しいのだからしょうがない、子供が働くのは親孝行という認識。その先に待っているのが売春やエイズ、死であることを知っていても。とても恐ろしい現実です。日本の日常からは信じがたい内容に、初めは(こんなことをして良いはずがない)、(なんてひどいことを)と思っていたが、読み進めていくうちに驚いたことに(これはフィクションなんだ)と思ってしまう自分がいた。だが、実際にアジアでは日常的に起きている問題であり、目を背けず現実として受け止めなくてはいけません。この本を読んでひとつ気がかりに思ったことは、世界各地にペドファイルが存在しているという背景があるなかで、これほど性的描写がきつい文章を読んだ隠れペドファイルの人が「なんだ、自分以外にもこういう人がいるじゃないか」と安心したり、幼児性愛に興味関心を持ち“新しい愛”に目覚めてしまう人もいるのではないかということでした。

個人的な感想としては、このような形で終わって良かったと思います。へたに終わりを与えてしまえば、著者が伝えたいことが嘘になってしまうように思います。音羽恵子は今やっと、彼女自身が戦いのスタートラインについたに過ぎません。闇の中にいるのは、子供達だけではなく彼女もなのです。そしてこれらの問題も。今夏、映画化された。それが日本での一過性のできごとで終わってしまうのではなく、アジアの国々の一般の人々の間でも認識され、人としてやってはいけないことであると意識が変わっていってくれればと切に願います。

・「国際協力とは
本書ではアジアの闇の部分をよりリアルに描写しているとともに、海外でボランティア活動を行う者にとっても考えさせられる内容も盛り込まれている。

アジアの最底辺で行われているもの。後を絶たない人身売買や児童買春、そして臓器提供の真実。しかし一見残酷そうに見える一方で、明日の希望も見出せない人々の魂の叫びのようなものが随所に感じられる。また、この宿命ともいえる先進国と途上国の関係性をリアルなままに描いている。さらに、一向に解決の糸口が見えないこの諸問題に対し「1人でもいいから助けたい」というようなNGO職員のひたむきで純粋な姿勢と葛藤の日々をこれまたリアルに描いている。

衝撃は文中最後の南部の台詞である。あくまで日本人という台詞はボランティア経験者にとって一番触れられたくない部分であろう。最後の音羽恵子とのやりとりは、NGOの困難さや脆弱な部分を生々しく示している。

また、これは映画として実写化されているが、映画の中でも新聞社社員の清水がNGO活動をする音羽に対し「どうせ自分探しだろ」という台詞に、ボランティア活動が世のためではなく自己実現の手段として成り立っている現実をさらけ出している。しかし、NGO所長のように本当に奮闘している人が大半であると思うが、興味本位の国際協力活動がいろんな意味でどれだけ危険であるかを示している。

・「善悪で読むものではない小説
きっかけは映画「闇の子供たち」を観て原作に興味を覚えたからです。たまたま初日で舞台挨拶もあり、出演者たちの挨拶も聞きましたが、運動の主体にならないように言葉を選んだ発言でした。

小説と謳うことで公表できた事実ではないでしょうか。内容は映画と異なり、己の抑圧した部分が呼び覚まされるのではと思う程に緻密に描かれています。私は作者のことを知らないが、NGOの本質を捉え、人権や子供を守るという自ら狭い範囲にとどまろうとする人々を描き、その先にある南北問題を提起しているのではないかと、読後感を持ちました。具体的な事例に囚われることなく、普遍的問題提起として読まれることをお勧めします。長編ですが平易な文体とテンポで読みやすく、小説としても完成されています。

・「えぐすぎる・・
限りなくフィクションです。

タイやベトナムなどで今も行われてる人身売買・・

人は自分の環境と全く違う物は意識して見ないようにしたいです。

「闇の子供たち」を単純に小説としてアラ探しするような事は違うと思う。

よくぞここまでリアルに生々しく書いてくれたものだ・・これぐらいインパクト与えないと 僕ら平和な日本にいてる人間は理解できん

ペドファイル(小児性愛者)

全員死ねーーーーーー!!!!

闇の子供たち (幻冬舎文庫) (詳細)

ソニアのショッピングマニュアル

・「幸せ気分
ショッピングマニュアルとはいっても、私がこれをマニュアルにして欲しいものを買うことは生涯不可能でしょう。。それは著者も読者に望んでいないようですが。それに、著者の好みはファッション業界関係者以外の男受けはしなそうですから合コンや男受けのためには実に経済効果が悪そうです(笑)。でも、自分のために装うのが楽しみな人には本当に飽きない本だと思います。それは、著者は頑固なまでの審美眼で自分の好きなものを選んでいるから。エルメスのバッグにしても、お金持ちに見えるからとか流行っているからではなく、この型が本当に好きだからだと思います。現状の自分の経済状態を省みて落ち込まないようにさえすれば、読んでいると幸せ気分になります。

・「男性が読んでも楽しいですよ
当代一流の女性スタイリストであるソニアが自分で選んだ逸品を見開き2ページずつで左ページに写真、右ページにその商品に関するウンチクや思い出をつづっている本です。

掲載されている品もファッションアイテムだけでなく例えばアロマキャンドルであったり豆乳であったりバスタオルであったりと色々で「生活全般」を彩ってくれるアイテムが紹介されています。

何よりうれしいのが、男性である私にとってもステキだな、と思える品が沢山あることで、この辺はユニセックスな好みのソニアさんのおかげかと思います。

ただ全般的にちょっと値が張るものが多いな〜という気はします。例えばタオルやパジャマだと3〜4万円、アロマキャンドルで6千円〜、包丁は数万円という感じで、絶対的には高額ではないものの、「うーんパジャマで3万か〜」という感じで、まあそれが本当の贅沢だということなのでしょうが、なかなか買い揃えていくのは時間がかかりますね。

どんな良さがあるのか?値段はどれくらいか?どこで買えるのか?についても掲載されているので本当に「ショッピングマニュアル」として利用できます。

ちょっと暇なときにでもソファーの上で眺めたりしながらチョッとまとまったお金が入ったときなどに「どれを買おうかな〜」と考えているととっても楽しいですよ。

・「コムデギャルソンから焼酎、最中まで。
ソニア・パークさんが使っているもの、食べているものが101コ掲載されています。最初、2000円近い金額は、正直高い!と思ったのですが、著者はきっと200万円も2000万円も買い物に費やしていることでしょう・・・ その結果を2000円くらいの金額で私たちがショートカットして、無駄をせずいいものを見られるのなら、それもいいのかも?と思いました。

洋服、リネン、ベッド周り、バッグ、食べ物にまで及び、全ての品物に値段が書いてあり、巻末には購入できるお店のインデックスが付いているとても丁寧なつくりです。

本自体も古めかしい辞書みたいなつくりになっていて持っているとうきうきします。

・「洋服や小物への愛を感じる一冊
人気スタイリスト、ソニア氏が選ぶこだわりのアイテムが雰囲気のある写真と共に紹介されている。今流行のものや最先端のクリエーションといったものより、シンプルで上質なアイテムが集められている。装丁や写真にも凝っていて、眺めているだけでも、心が温かくなってくる。洋服や小物好きにはたまらない一冊だと思う。細部までのソニア氏のこだわりが感じられ、大満足の一冊です。ただ、ソニア氏と趣味や考えが合う合わない、等により個人差はあるかもしれませんが・・・。

・「おしゃれ心の根源
デフレで物が安くなった時代とはいえ、安物買いの銭失い状態にあきあきしていた私には「本物を求める、こだわりを追求する」という忘れかけていた感覚を呼び起こさせてくれる、まさにバイブル的一冊でした。掲載されている商品は確かに入手困難(?)であり高価なものが多いけれど、最高の逸品に対する憧れの気持ちをまず持つこと。これこそおしゃれに対する探究心の根源にあるものではないでしょうか。「いつかこんな素敵な品々にであってやるぞ」そんな思いで自分に磨きをかける毎日です。

ソニアのショッピングマニュアル (詳細)

ソニアのショッピングマニュアル 2 (2)

・「ライフスタイルの提案書
第一弾に続き購入。

本書で紹介されているアイテムには、とても庶民では手が届かないモノも多くある一方で(2,016,000円のティファニーのラインブレスレット、1,638,000円のパテック フィリップのカラトラバ、178,000円のグィディのブーツ、1,323,000円のエルメスのバーキン、81,900円〜のヤード・オ・レッドの万年筆、1,575,000円のノールのバルセロナカウチなど)、スウォッチや無印などのアイテムも掲載されている所に好感が持てます。

ソニアさんは、・メンズライン好き・アウトドアブランド好き(パタゴニアやモンベルなど)→機能性及び、環境に対する企業の取り組み姿勢などを評価・レザー好き(「タピールのレザーケア製品」も掲載←レザー製品を大切にする男性へのギフトに最適)・デザイン性+機能性の両立が必須の印象。本書が男性読者でも楽しめる所以です。

自分が好んで選んだこだわりのアイテムを愛し、末永く大切に使用する、アイテムの作り手やヒストリーに想像をめぐらせる、そして、愛するアイテムに囲まれて生活することで幸せな気分を味わえる「心の贅沢」、そんなライフスタイルを提案してくれる一冊として僕は読みました。

・「渋いセレクト
第1弾も読みましたが、第2弾も出たのですね。相変わらず、渋くてシックなセレクトです。

アマゾンを見てびっくりしたのは、この本の中にあったローズバッドバームが買えること!問い合わせ先は載っていましたが近所のドラッグストアにはないだろうなぁ、とあきらめていた矢先に!

感激です。

本の内容ですが、洋服のほかにも下着、靴下、ストッキング、お鍋、バケツ! コーヒーメーカー、冷凍うどん、歯磨き粉など幅広いセレクトですが、そのどれもシックで素敵です。写真の撮り方とすべて背景が黒、というのもしまって見える秘訣か、と思います。

第1弾で楽しまれた方ならオススメです。ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナシリーズなども載っていて、女性だけではなく、男性も楽しめるような、ちょっぴりメンズライクな、格好いいものがたくさん載っている本です。

本の中でソニアさん本人も仰っていましたが、メトロセクシャルの方にもオススメです。

ソニアのショッピングマニュアル 2 (2) (詳細)

図解入門業界研究 最新アパレル業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)

・「アパレル業界人の必読書!!(百貨店勤務)
先生の講演がとても実践的で分かりやすかったため、本を購入させていただきました。アパレル全体の仕組みから、動向まで、単なる業界本の枠を超えた内容に満足しています。これからアパレル業界に就職しようとしている人はもちろん、現在業界にかかわっている全ての人にとっての必読書だと断言できます。私も長年百貨店に勤務しておりますが、現状を客観的に見直す事が出来、また今後の戦略を考える上でとても参考になりました。

図解入門業界研究 最新アパレル業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book) (詳細)

セレクトショップバイヤーへの道―世界を視点に活躍するオーナーバイヤーが明かす

・「実践に役立つ内容です!
ファッションビジネス、特にセレクトショップのバイヤーを目指す方には是非お勧めしたい本です。

構成もよくできていて、前半は世界のセレクトショップの歴史に始まり、現在のショップ形態とその相違点(販売方法・収益方法・取り扱いブランド・顧客ターゲット等)、そして夫々の形態の今後の方向性までの考察・・後半は実際にセレクトショップオーナーである筆者からみた「あるべきバイヤーの姿(必要な能力)」と筆者の体験談。大変わかりやすく、どんなバイヤーになるべきか・・と考えさせられる本です。どちらかというとビジネス本の要素が多く含まれておりますが、さらっと読めるので「バイヤー」に興味がある方は是非一読をお勧めします。多分共感できた方はそのあと神戸のマトッティ(筆者のお店)に行きたくなるはず!

・「経営にまで踏み込んだ“生きた”情報
セレクトショップに関する本てなかなか無いです。最近、セレクトショップのバイヤーという仕事が注目され、憧れる方も多いと思います。これは相当役に立つと思います。

この本は、単なる表面的な知識だけでなく、しっかりと“経営”という観点まで踏み込んでいる点が、最も良い点です。

内容もポイントに別れていて分かりやすいです。

実際にセレクトショップを経営していらっしゃる筆者の、“生きた”情報を活用すべきですね。

セレクトショップバイヤーへの道―世界を視点に活躍するオーナーバイヤーが明かす (詳細)

20世紀ファッションの文化史―時代をつくった10人

・「ファッションを正しく時代のなかでとらえた本!
かつて特権階級のものだったファッション。それが100年の間に、誰もがお金さえ出せばブランドものを持てる時代になったが、自分自身、ファッションにいくらか興味を持ちファッション誌を時折読んでいたものの、20世紀の流行がどのような背景で生まれ、どのように移り変わってきたか、本当に何もわかっていなかったな、とこの本を読んで痛感した。確かに表面的な出来事は知っているが、知っているのはデザインの本質ではなくて、シャネルのスキャンダルだとか、デザイナーの交代劇だとかで、デザインを正面から見ていない話ばかりだからだ。ファッションが生まれていくには、時代の社会的な諸々の波や、他ジャンルのデザインや思想からの影響もあるらしい。有名デザイナーの人生にスポットを当てたものや、思想的に語られた本は多いが、このようにファッションを「文化史」の視点で書かれた本は、ほとんどないと思う。ファッションの大衆化にはアメリカの成金が案外役に立っていたことなど、なかなか面白い話もある。読後には「流行っているから着る」のではなく、もう少し真摯に服と向き合いたくなった。

・「すでに書かれたファッション史
たしかに初めてファッション史を読む人には、わかりやすい本だと思う。その時代のアートやデザイン思潮と絡めて書いているところも「文化史」になっている。ただし、ここに書かれていることのほとんどが、ファッション史もデザイン史も文化史も、すでに他の人によってより詳細に書かれたことである。それら深く掘り下げた先人の研究の表層をかすめ取って、読みやすく、編年構成で20世紀を概観しようとすれば、このような本はできるだろう。著者独自の新しい視点、新規な論はほとんどない。それが「教科書」としては、読みやすくはなっているのだろうが。著者は外国語文献は、やたらと本文に引用するが、内容の多くは日本の文献をもとに書いている。つまり自分の文章として書いている部分の多くは、すでに日本で誰かが書いたものなのである。リーバイスのジーンズの詳細、クレア・マッカーデル、スウィンギング・ロンドンの詳細、パンクとシチュエーショニストとの関係性、70年代に入ってのレトロ傾向の分析など、みなすでに他の人がより詳細に書いている。であるならば、より「独創的な視点」が必要ではないだろうか。

・「どこかで読んだことがあるものばかり!
ヒドイ本だと思う。巻末の参考文献を見ればわかるように、この本のそれぞれの章に書かれたことのずっと詳細が、参考文献になった本にすでに書かれているのだ。もちろんどんな評論や歴史本も参考にする本があるが、安易にその縮約文みたいなものは書いてはいけないわけで・・・ファッションだけでなく、美術・デザイン思潮も絡めて論じることで新奇さを出そうとしているが、それだってすでに書かれていること。何も新しさがなく、ただ他人の研究の上にのっかった本。これってアカデミズムの世界で、アリのことなんですか? あと当時のファッション雑誌などの一次資料に当たってないのが明白なのもイタい。研究ではなく、お金儲けのために簡便で読みやすい本を書いた、って感じかなあ。以前から雑誌や新聞に書いていた文章もそうだけれど、鷲田清一そっくりだったり、柏木博そっくりだったり、この人の論点てイタすぎるよ。参考文献だけ、コピーしてそっちを買ったほうが、ずっと楽しめるし、深い知識が得られます!

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世界のスターデザイナー43

・「読みごたえ十分!!!ファッションに関わる人・そして興味ある人の必読書!!
日本最強のファッションジャーナリスト堀江瑠璃子氏による彼女しか綴れない裏話&トップデザイナーたちの紹介・インタビューがぎっしり。マークジェイコブスのようなノリノリのデザイナーの行き先明るそうな紹介、そして先行き不透明な(でもぜひとも期待したい)ジルサンダーの隠れたエピソードなどなど。分厚い本ですがこれだけ濃い内容がつまっているとお買い得としかいいようがないでしょう。ほかの本でこれほど内容の濃い、そして綿密な情報は得られませんよ!

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じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)

・「もっと早く読めばよかった
じぶん」ってなんだろう、と誰もが一度は考えたことがあるかと思う。 「じぶんらしさ」とは何か。じぶんの中にその答えを探しても、他人には無く、じぶんに固有のものなどありはしない。 その答えは本書にあるかと言えばそうではなく、問いかけで終わっている。 第一章を読むだけでこの本の価値は十分あると思う。

じぶんらしさなんか本当はどこにもない。

・「存在の不思議
「こだわりやしがみつきを手放すこと」についてあれこれ思う昨今であるが、人がとかくこだわり、そして悩みの種となっている問題に、〈わたし〉とか〈じぶん〉とかいったものがあるのではなかろうか。

これほど自明に見えて、これほど突き詰めていけばいくほど曖昧模糊として掴み所のないものは、他にそうないだろう。その困難を前にして、「自分はしょせん自分でしかない」といった類の思考停止を超えたところに、著者の思索の領域はある。実に言葉にしづらいテーマであるはずなのだが、著者の繊細な筆はそうした微妙なところをうまく言葉に乗せている。

語っても語っても伝わらないという体験は、誰にでもあると思う。とりわけ、「自己と他者」といったテーマにくくられるようなことについてそうした体験を持つ人は、この本を大いに参考とすることができるのではないか。

・「驚いた
115ページ(自他関係の発生)の挿話を読んで驚いた。なにしろタイプ4の最も危ない親子関係が、自分の家庭にそっくりだったからだ。(これがうちの家庭が滅茶苦茶な理由のひとつだったのかと妙に納得)過剰な合理主義とひきこもりの共通点の話も面白かった。

自己と他者との関係というのは、あまりに身近過ぎて普段は意識しないもの。この本はそれを意識的に考えるきっかけをくれたように思う。

・「雄弁な薀蓄
追求すれば追及するほど、「じぶん」の存在が不可思議で壮大さが増して可笑しくなっていく。小難しい箇所もあるが、気が付けば本書に惹きつけられてハイペースに読破できてしまう面白みのある一冊である。

・「電車のなかで化粧する<思想>
名著である。哲学的な訓練を積み、なおかつ考え抜いた知性だけが能くし得る文章といえる。一点だけ、電車内で化粧する女性についての一文は秀逸であり、考えさせられる。それは脳の問題ではない。<他我問題>である。これを<脳の問題>とする議論こそが「問題」である。『唯脳論』や大手メーカーの研究所で高給を取るらしいチンケな脳学者の本は端から御免蒙るが、ケータイ脳やケータイ猿といった議論も非常に危険なイデオロギーを含んでいることが、本書でハッキリわかる。「電車でお化粧」はハッキリと思想・哲学問題なのだ!もちろんこれだけでなく、他の文章も繰り返し読むに耐える逸品の数々である。小林秀雄のエッセイ『考えるヒント』といったものにいまだに魅了される御仁には、是非読ませたい。文体に対する感覚、思考することの流儀がまったく変わってしまうだろう。

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ストリートファッション 1945‐1995―若者スタイルの50年史 (時代を読むシリーズ)

・「お洒落って、本当にいいものですね
当時の写真が非常に多く、しかも大きく掲載されています。(時には見開きで!)もちろん写真なので、服装だけでなく、それを着た人の表情、バックの町並み、周りの人の目線など全部が見られますよ。ファッションに合わせてその時代の社会現象や音楽、映画などの解説もあるので、読めばちょっとした戦後日本通です。こういう本でよくあるのが、時代のファッションたちをイラストで分かりやすく説明したもの。いや、私はそれはそれですごく好きなのですが、やっぱり写真で実際見るよりは興奮も感動も味わえないかなあ、と。何度読んでも(見ても)その度に面白い発見が出来そうな本です。表紙もおしゃれ!買う価値ありです。

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顔の現象学―見られることの権利 (講談社学術文庫)

・「読めば読むほど深い本です。
顔、という部位を人間的に捉えたのが本書である。最近は目を見ながら話す方も少なくなりました。薄っぺらではない、顔の味を思い出したい人は是非一読してください。防犯パトロールをしている方も是非見てください。顔、という中に様々な言い尽くせない、言い難い事を本書は解りやすく導いてくれます。読めば読むほど深い本です。

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時代を拓いたファションデザイナー

・「そして伝説となるであろうデザイナー達
いかにして彼らは時代を担うデザイナーとなりえたか?現在「揺ぎ無い」地位を確立し、後世語られてゆくであろうデザイナーを語る本である。・生い立ち、ファッションへの姿勢、彼らの夢。

伝説になるデザイナーの功績は、誰をとっても他のデザイナーには踏み出せなかった偉大な一歩である事がわかるはず。

あのデザイナーが何ですごいのかわからない、そういう疑問が解ける。ファッションは時代を切り拓けるものなのだ。

・「つまらないです
デザイナー、およびその作品の分析が無さ過ぎます。ただ、経歴が書いてあるだけの本という感じがします。あえて比べさせていただくとヴィジョナリーズ―ファッション・デザイナーたちの哲学の方が素晴らしいです。

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わたしのせいじゃない―せきにんについて (あなたへ)

・「その責任の重さ。
どこにでもありそうなイジメ。泣いている子の前で繰り広げられる、様々な言い訳。「わたしのせいじゃないわ」「ぼくのせいじゃない」半永久的に続きそうな言い訳の果てにある世界に、かわいらしいイラストから、モノクロの写真に変わる瞬間に、私は言葉を失いました。だけど、きっと、これが現実です。絵本のくせに、全然甘くない。

・「なんらかの見て見ぬふりをしている
~ 『わたしのせいじゃない』では、イジメを見たこどもたちやイジメに加わったこどもの意見が次々に出てくるのが、ページを追うごとに不気味に感じられる迫力を持っており、「わたしのせいじゃない?」として掲載されている写真を見て、「わたしのせいじゃない」と言える人は、この世に生きている限り誰もいないはずです。私達は誰でもなんらかの見て見ぬふり~~をしているのですから。教育の現場だけではなく、家庭でもぜひみんなで読んでおきたい本です。家庭での見て見ぬふりが、学校や社会でのそれにつながっていくのですから。~

・「是非子供たちに。
誰でも一度は思い当たりのあることだと思います。みんなでしてれば、一人の罪が軽くなるようなそういう錯覚。その責任の重さを感じさせてくれる絵本です。自分の行動が他人に与える影響の大きさを感じ取って欲しいと思い、子供たちに贈った絵本です。私自身も考えさせられました。

・「あなたたち全員がやったのと同じなのよ
「わたしのいもうと」とセットで読むと、いじめられる側といじめる側の心理が浮き彫りにされて現実が、より心に迫りくる本。

いじめられ、叩かれ、泣いている子を前にして、その他のクラスメイト全員が、自分のせいじゃない、と自己弁護する。

「そんなことはない。あなたたち全員がやったのと同じなのよ。 皆と同じことをしているからといって、 やっていることが免除されるわけではないの。 一人で止められなければ、助けを借りて止める努力があってもいい」

「わたしのいもうと」のすぐ後に読んだので、こうつぶやきながら思わず、この本を机に叩きつけてしまった。こころに訴えかける本である。

・「人のせいにしてはいけない―自分が惨めになるから
わたしのせいじゃない、というストレートなタイトル。その通りの言葉を、たくさんの子供がいう。ほんとうだろうか、と自分に問い返さずには要られなくなる本。もし、神さまがいて人生の清算をするとき、僕たちはこの言葉を使うだろうか。わたしのせいじゃない。精神科医の斉藤茂太は言っている。失敗(うまくゆかないこと)を人のせいにしてはいけない。自分が惨めになるから・・・その通りなのだろう。そう考えると、人災と言われるもののほとんどは人の惨めさの結果なのかもしれない。

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ぼくと1ルピーの神様

・「文句なしの面白さ
この本はフィクションではあるが、ストーリーは、インドの現実を基にして、展開している。格差社会、暴力、孤児、売春など、絶望的な生活のなかで暮らす主人公が、そのなかで生き抜こうとする過程で、様々なことを学んでいく。それらが、クイズ番組で勝ち抜いていく糧となる。主人公の経験が、偶然にクイズに出題されたわけではなく、主人公の正義感、まじめさ、絶望に屈しないたくましさが、彼を導く。決して運ではなく、彼の人生観が、彼の人生を救う。救われない人々の描写もあり、残酷な部分もある。著者はインド人の外交官であり、こと細かな描写が、ストーリー展開を、よりリアル感のあるものに仕立てている。もし、ストーリーに、この描写がなければ、薄っぺらいものになっていたかと思う。インドの悲しい現実を反映したこの小説に対して、「面白い」というのは不謹慎かと思うが、とにかく引き込まれた。雰囲気は、ドミニク・ラピエールの「歓喜の街カルカッタ」を軽くしたような感じ。ショッキングであり、スリリングであり、最後にはほっとさせられる本書は、自分にとっては、今年ベスト1の小説。お勧めです。

・「現代インドの抱えている現実
非常に良くできていて面白い本でした。

クイズ番組に正解し、十億ルピーの賞金を手に入れた主人公が、警察に逮捕されるところから始まります。

合計13問の問いと答えの間には、主人公の波瀾万丈の人生がありました。その貧困層の彼が舐めた辛酸は、現代インドの抱えている現実そのものでした。作者の意図はここに尽きると思います。更に言えば、ラム・ムハンマド・トーマスという主人公の名前で、宗教による偏見や差別にもちくりと釘を刺します。

最後は、ハッピー・エンドで終わるのですが、他人のための行いをしていれば、報われるとともに、「幸運」というのは向こうからくるものではなく、自分でつかみ取るものだと言っているようです。

・「息をつかせぬ展開
あまりの面白さに一気に読んでしまった。主人公だけでなく、個性溢れる人々が周りを固めている。また、インド社会の様々な問題点をからめており、考えさせられるものの、肩の力を抜いて娯楽作品として楽しめる。

・「21世紀のハックルーベリー=フィンここにあり!
2005年にイギリスで出版され、16ヶ国に翻訳されてるこの本。あまりにも面白くて傑作で、この本を読んだ後1週間他の本が読めませんでした。主人公ラムがクイズ番組「十億は誰の手に?」出演で13全問正解したのが、本当に彼の人生から学んだことなのか。クイズ出題順にラムの人生が交互して、インド社会が抱える宗教対立、経済格差、性的虐待、売春など、子供のラムがどう乗り越えてきたのか語られる。浮かび上がるインドが抱える問題に、ラムが乗り越えてきた苦労。ラムだけが苦労してる訳でもなく。ラムだけが幸運な訳でもない。自分の人生をラムがどう生きてきたのか。そのラムの姿勢が、読者を熱くさせる。タイトルにもある1ルピーも、ラストで最高の小道具になる。

・「インドには行く勇気はないな
何かで読んだ気がするが、インドに旅行すると反応は二つに分かれると。もう二度と行きたくないと思う人と惹き付けられてとりこになる人に。下痢で苦しむ人と平気な人。

この本の迫力に圧倒されるとともに、とても旅できる国ではないなと痛感した。公共のトイレがコインもいらず、ペーパーも用意され、清潔な状態で安心して使えることに慣れた国の人間である自分にはとうてい無理だろう。ドブネズミのつつく便所・汚い路地にゴミだめ・狭い部屋それに耐えられる神経を持ち合わせない。

それでもインドの厳しい環境の中で、一生懸命健気に生きる姿に感動したことは、やっぱり自分の中に残るだろう。自国の安全であるありがたさと、たくましさに欠ける今の日本人の姿へのアンチテーゼとして。

ぼくと1ルピーの神様 (詳細)

NYのおさんぽ

・「Real NY
その土地土地の生の雰囲気を感じてみるには、その場にいってみるしかないのだとあきらめていました。ほとんどのガイドブックは、高級ホテル、ディナー、スポーツやテーマパークの特集ばかりで、たとえば路地裏だったり、建物だったりを写している写真はほとんど掲載されていないものだったからです。この「おさんぽ」シリーズ、4作とも見ましたが、このNYが一番よいと思います。というのも、写真がまずとてもきれいです。つぎはぎも、気にならない程度で、とてもきれいに写真をつなげてあります。お店の紹介、文章も読みやすく、見ていてぜんぜん飽きません。表紙の写真からしてほかの3作との差がついていると思うのですが、中身も格段の差があります。NYが好きなかた、NYにいってみたいかたは、ぜひ。

・「そのままのNew Yorkを楽しめるフォト・ガイドブック!!
表紙の雰囲気そのままに、可愛いくって素敵な写真をページいっぱいに紹介。定番スポットも新たな魅力を詳しく説明。New Yorkに数回訪れた事のある人、在り来りのスポットには行きつくしたそんな人にピッタリの編集になっています。New Yorkで生活をしている人の視線とその中で本当に心地よいエリア、スポットを紹介してくれています。「訪れてみたい」から「必ず行く!!」とつい変わってしまうお店も多数紹介、アルファベット・アベニュー、インウッド、ローワー・イースト、アトランティック・アベニュー、キャロル・ガーデンズ、パーク・スロープの街角も覘けます。最終ページの Brooklyn Bridgeからのパノラマ写真は圧巻!!New York 大好きには堪らない一冊です。

・「通り一辺のガイドブックに飽きてしまった方に
派手な観光地めぐりには興味なく、とにかくその土地の雰囲気を住んでいる人のように味わいたい。この本はツーリストではなかなか味わえない普通のニューヨークへ、まさに「おさんぽ」気分で連れて行ってくれます。写真集として、見ているだけで楽しい本です。しかしガイドブックとしても侮れない。普通のガイドブックにはほとんど載っていない、最近注目のブルックリン各エリアのみならず、おそらくほとんど観光情報のないクィーンズのアストリアやブライトンビーチなど、本当の地元民しか行かないようなエリアまでカバーしていてびっくりです。私はこの本を見て色々な移民街に興味を持ち、何度目かのニューヨーク旅行で実際に行ってみることを決めました。特にブライトンビーチはニューヨークであることを忘れそうになるぐらいのロシア人街。歩いているだけで楽しいです。写真に出ていたピロシキ屋さんにも行きました。たくさん載ってるわけじゃないけど、B級グルメガイドとしてもおすすめ。巻末に地図が出ているので実際に行くときに参考になりますよ。

・「新感覚の観光ガイドブック
 今まで旅行する国について様々なガイドブックを購入しましたが、今回購入した、このニューヨークのおさんぽはガイドブックとしてとても斬新です。 特に写真が美しくいわゆる読んで行きたい都市という感覚にさせてくれる小気味の良い本です。人によっては様々な意見があるでしょうが、とても良いガイドブックです。ニューヨークに行く機会のある人は是非、一読してくださいね。オススメです。

・「宝物
写真のセンス、抜群です!

以前NYに住んでいたことがあるのですが自分の近所の写真や、こんなとこあったんだ?!という写真があり大好きな写真集。

見ているだけでNYにいる気分になれる、宝物です。

NYのおさんぽ (詳細)
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