ベートーヴェン:P協奏曲第5番 (詳細)
バックハウス(ウィルヘルム)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), クラウス(クレメンス)(指揮), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」/亡き子をしのぶ歌/リュッケルトの詩による5つの歌 (詳細)
ルートビッヒ(クリスタ)(アーティスト), マーラー(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「この曲の最左翼ともいうべき美演」「難点なく、満足できる演奏」「他にない魅力」「感動がない」
マーラー:交響曲第9番 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(アーティスト), マーラー(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮)
「斜陽の帝王」「改めて聴いてみて」「孤独な演奏です・・・」「本当に美しすぎます。笑」「美しい」
ブルックナー:交響曲第5番 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(アーティスト), ブルックナー(作曲), ヴァント(ギュンター)(指揮)
「別次元の第五」「ヴァント/BPO初のブルックナー。」「重量感溢れる5番の名演です」「文句なしの超名演」「綿密に構築された見事な建造物」
チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」 (詳細)
ムラヴィンスキー(エフゲニ)(アーティスト), チャイコフスキー(作曲), レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「正真正銘「名盤中の名盤」」「鋼鉄のアンサンブル」「凄まじいまでの演奏」「衝撃の名盤。」「第6はこれで決まり!」
チャイコフスキー:交響曲第6番 (詳細)
ニューヨーク・フィルハーモニック(アーティスト), チャイコフスキー(作曲), バーンスタイン(レナード)(指揮)
「チャイコでなく音楽を聴け!」「こんな演奏は他では聴けない!」「デフォルメの極致」
チャイコフスキー:交響曲第5番 (詳細)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ゲルギエフ(ワレリー)(アーティスト), チャイコフスキー(作曲), ゲルギエフ(ワレリー)(指揮), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「とにかく凄い演奏です!!」「熱演♪」「紛れもなくチャイ5のベスト!決定版!!」「借りてきた猫」
ニールセン:交響曲第4番 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(アーティスト), ニールセン(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮)
「ニールセンの魅力」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(紙ジャケット仕様) (詳細)
カッチェン(ジュリアス)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), ドホナーニ(作曲), ボールト(エイドリアン)(指揮), ショルティ(サー・ゲオルグ)(指揮), ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ロンドン交響楽団(演奏)
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>ナ・ハ行の作曲家>ベートーヴェン
Custom Stores>By Formats>国内盤>クラシック
Custom Stores>By Artists>クラシック>オーケストラ>ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ハ行>ベートーヴェン
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>マーラー
Custom Stores>By Artists>クラシック>オーケストラ>ベルリン・フィルハーモニー管弦楽
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>マ行>マーラー
Custom Stores>By Artists>クラシック>指揮者別>カラヤン
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>ナ・ハ行の作曲家>ブルックナー
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ハ行>ブルックナー
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>サ・タ行の作曲家>チャイコフスキー
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>ムラヴィンスキー
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>タ行>チャイコフスキー
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>ナ・ハ行の作曲家>バーンスタイン
●マーラー:交響曲第6番「悲劇的」/亡き子をしのぶ歌/リュッケルトの詩による5つの歌
・「この曲の最左翼ともいうべき美演」
カラヤンのマーラーというと、多くの人は「9番以外はどうもね」と鼻白む方が多いですが、まずはこの6番をお試しあれ。 オーケストラの機能が100%生かされた凄まじい演奏。こう書くと大音量、アレグロの突撃、スポーツカーの疾走みたいなイメージを持たれるでしょうが、実はさにあらず。その正反対で、決めるべき場所でのピアニシモのすごさ、ゆったりとホールトーンに任せた美しい音響、泉からいぶし銀の水がこんこんと湧き出るような綿密なたゆまぬ流れ。これがカラヤンの6番です。 カラヤンの才能は多々ありますが、まずはそのオーケストラコントロールの素晴らしさです。彼の後任がこのオーケストラを楽団員のやりたいようにやらせた結果、音がだんだんとすさんできたのとは正反対に、カラヤンは団員に憎まれながらも自分の音作りに絶対に妥協しませんでした。その成果は1970年代後半の録音、たとえばローマの松や、このマーラーの6番で大きく花開いています。 その結果、思わぬ精神性の深さが余禄で付随してくるのです。よく「美しい演奏など魂がこもってない」と誤解される方が多いのですが、どうしてどうして。美しさの極致はまた深さの極致でもありうるわけです。 昔、何気なく買ったカラヤンの6番のLP。よく知ってたはずの6番なのに、プレーヤーに針を落としたとたんにその素晴らしく豊かで深い世界に圧倒されました。この曲の美しさから彫り深めていった、最左翼ともいうべき美しい名盤です。多くの方に聞いていただきたいと思います。
・「難点なく、満足できる演奏」
カラヤンはベルリンフィルの力を存分に発揮し、大編成オーケストラの音を非常に聞きやすくまとめている。それでいてこの曲のもつスケールの大きさ、音の深みも失っていない。とくに感動的なのは第3楽章のアダージョ。カラヤンの装飾の仕方が絶妙であり、静かに、決して急ぐことなく進行する。
カラヤンのマーラーはあまり有名でないかもしれないが、ハメをはずさない演奏として評価したい。
・「他にない魅力」
~思い入れたっぷりのマーラー指揮者しかマーラーは振れない、という偏狭な時代が過ぎ、様々なマーラー像が聴ける時代になった。そうした認識のもとで、このコンビが提示するマーラーは魅力あるものであったと気付く。確かに他の指揮者で聴かれるドロドロとした悲劇性や絶望感は薄いし対立的な緊張感よりも精緻で壮麗な響きが優先する。「悲劇的」というタイト~~ルの、この曲の姿をたっぷり堪能した人にこそ、この演奏を聴いていただきたい。どの「音」にも惹き付けられるものを感じるし、1,4楽章における推進力が生む快感、3楽章における壮大で豊かな響きに魅力があると思う。マーラーらしさが有るか無いか、などといった表皮的な聴き方を優先する方にはお薦めしない。また、この曲を初めて聴く方にはその方面で定~~評のある、例えばテンシュテットのスタジオor'91ライブなどを薦める。~
・「感動がない」
これまでいくつかの演奏を聴いてきたが、カラヤンの演奏はぜんぜん面白くなかった。ベルリンフィルと一緒でもただ上手いだけで、鳥肌の立つような演奏ではない。アバドとベルリンフィルのコンビによる第6番が出たようだが、まだこっちの方がましである。アバド版もオケは上手いが、それ以外何の魅力もない。この作品はオケが上手くてもダメだと言うことを教えてくれる1枚になった。初めてこの曲を聞く人には向いていると思う。しかしこの作品が好きになってある程度経っている人には、絶対お勧めできない。
・「斜陽の帝王」
この交響曲を語る上で、人間の死生観というものを避けて通ることは出来ないだろう。だがそれはオーケストラの緻密なアンサンブル能力があって始めて感じ取ることができる。カラヤンはベルリンフィルのすべてを駆使し、ライブ録音とは思えない、幾何学的にも整理された音楽を展開する。その上に、晩年の帝王の想いが伺われる。死をただ嘆くのではなく、なぜか、とても美しくさえ感じさせる。彼には珍しいライブ録音だけに、カラヤンファンだけでなく、この曲を知る上でも是非聴いておきたいCDである。
・「改めて聴いてみて」
たいへんな名演だと思う。録音の良さ、といっても色々でしょうが、少なくとも私の知る限りのCDではマーラー第9番の最高録音であると感ずる。それぞれの楽器の立体感、とくに弦楽器の凄さ。弦の軋みや、ヤニの飛び散る音まで聴こえるようだ。音楽に何を求めるか、最後に判断するのは聴き手。バーンスタイン=ベルリンは聴いていて辛くなる。同=コンセルトヘボウ盤は打ちのめされる。芸術としては、きっと圧倒的なものだ。しかしこの歳になると、もともと「そのような」ものと知りすぎているせいか、音楽そのものを楽しみたいと思うのだ。最初に買ったマラ9。カラヤン盤。手放せない名盤だ。
・「孤独な演奏です・・・」
ライブとは思えないものすごい完成度で、終楽章はとても美しい演奏になっています。よく、この演奏を「人間味がない」と言う方がいらっしゃいますが、逆にこれこそがカラヤンの人間味ではないでしょうか。聞くものに訴えかけるバーンスタインの演奏に対して、「どうせ誰もわかってくれない」とでも言っているような、冷め切った演奏。なんだか、カラヤンはどんなことを思って振っていたのだろうと考えながらこの演奏を聴くと、とてもかわいそうな気がしてなりません・・・
・「本当に美しすぎます。笑」
本当に、すべてが美しいです。ここまで美しいと、聴いていて笑いが出ます。汚いと思わせる所が、全く、ほんの一瞬たりともありません。音色も、バランスも、音形も、流れも、歌わせ方も、すべてが美しい。笑これを読んで、美しいと言いすぎと思った方、演奏を聞いてみればわかります。何度でも美しいと言いたくなります。それも、ただ美しいだけではありません。その裏にあるオケや指揮者の思いも、ちゃんと伝わってきます。それが、人間臭くないのです。いや、その人間臭さが美しくなっちゃっているというべきか・・・
ともかく、こんなに透き通るような、絹のような、美しい演奏は他にありません。絶対に聴いて欲しい!
・「美しい」
生前のカラヤンの演奏は、好きになれなかった。しかし50歳にして再びカラヤンが指揮する音楽を改めて聴くと実に美しい。カラヤンは音楽を切れめ無く流れる川の水のごとく音の流れをつくる。マーラーの交響曲9番長大にして壮大。美しいアタージョに人生を感じるのは、私だけだろうか?美しいカラヤンの指揮する9番。是非皆様も一聴することをお勧めする
・「別次元の第五」
ヴァントとベルリン・フィルによるブルックナー・シリーズの最初のものであり、結果的には代表作になったのではないか。
演奏内容はとにかく圧倒的である。ベルリン・フィルの演奏力とヴァントの資質がうまく結合した結果、密度の高い緊張感のある第五が生まれたのだ。重厚だが鈍重にならずスムーズだし、華麗さと深みを合わせ持っている。他の第五の演奏とは別次元の趣がある。 録音もこのシリーズでは第八に次いで優秀なので、お薦めしたい。
・「ヴァント/BPO初のブルックナー。」
~この演奏から分かることは、ベルリンフィルが驚くほど緊張していることである。いや、むしろ恐ろしいほど集中しているというべきだろうか。明らかにカラヤンやアバドの下でのベルリンフィルではない。もはや別のオーケストラになったといってもいい。この緊張感が、演奏にストレートに反映している。
ヴァントは、かつてこう言ったことがある。「ブルック~~ナーの『第5』と『第9』は、世評、世間というものに完全に背を向けている。これほどの例は彼にしてもめずらしい」と。
ブルックナーの生きていた当時、交響曲のみならず、音楽の創作というものは、常に聴衆と「一体」であった。彼には聴衆を無視する「権利」は存在しなかった。だからこそ、実際には宗教音楽とは無縁のはずの交響曲という様式で書いた作~~品でさえ、「ブルックナーらしくない」として改訂を余儀なくされたのである。「自身の作品に懐疑的になり」云々という記述をよく見かけるが、そうではない。いわば彼は「周囲から抑圧された交響曲作家」なのである。そして、そのような「抑圧」からまるで逃れるように書いたのが、(「独白的」と言ってもよい)この『第5』であった(シャルク版は改訂版とい~~うよりも完全な改悪版だ)。
私には、このディスクから感じられる緊張感と、『第5』の独白的な作品の性格とが、最終的に見事に調和しているように思われる。
ヨッフムのブルックナーをはじめとする、あまりにも宗教的なものを求める人には全く向かない。ああいう演奏は交響曲作家としてのブルックナーの意図を全く無視している。私も個人的に17、8~~年くらい、この『第5』のスコアを研究してきた末の結論だ。
それから、いわゆる「怒濤のクライマックス」を期待する人にもおすすめできない。ヴァントが目指したものは、あくまでも違和感のない、流れるような音楽である。「それは、ただ流れていた。これが音楽だ!」。ヴァントが好んで口にした、トスカニーニにまつわるエピソードからも、このことは明~~白である。
ブルックナー自身はこの『第5』を評して、「対位法による書法の傑作」と言っていた。宗教的なムードとは無縁の、まさに交響曲作家としての姿が伺える言葉である。この言葉をはっきりと理解できるのは、今のところ、私にとってはヴァントの演奏からだけである。~
・「重量感溢れる5番の名演です」
96年にベルリンで録音されたライブアルバムです。ブルックナーの5番といえば、ブルックナーの交響曲の中でも最も重厚感にあふれた大作です。
ブルックナー解釈で定評のあったヴァントは、ここでもスコアに忠実に、ベルリンフィルの能力を最大限に引き出し、重量感に富んだ演奏を聴かせてくれます。とりわけ、燃え上がるような第一、四楽章が聴き応えがあるのですが、中でもヴァントのブルックナー解釈が威力を発揮するのは、複雑に書かれたフィナーレ部分で、各楽器がからみあいながら、爆発的なクライマックスを迎えます。ブルックナーの5番の名演といってよいアルバムであり、ブルックナーファンにはお奨めの1枚です。
・「文句なしの超名演」
大器晩成の代表格のような、ギュンター・ヴァント氏。私もクラシック歴30年ですが、この指揮者の演奏を聴く機会が全くありませんでした。5番というと、ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘンフィルに長年親しんできたのですが、この演奏には参りました。とにかく、ベルリンフィルならではの超絶なアンサンブルはもちろん、ヴァント氏の技量は素晴らしい文句無しのこの曲のベスト1です。でも・・・他の交響曲については星4つです。遅すぎたり急ぎすぎたりでイマイチでした。
・「綿密に構築された見事な建造物」
この曲に対するヴァントの思い入れの深さが感じられる名演。彼は用意周到、ベルリンフィルを統率し、楽曲に強かなアプローチを見せている。楽団員達がヴァントに心酔している様が、ひしひしと伝わってくる。類稀な集中度でブルックナーの音楽が朗々と充実して鳴り響く、ベルリンフィルの性能が豊かな音楽性に結実した幸福な時間。今まで5番を取っつきにくさから敬遠してきた向きも、この演奏は是非とも聴いてみるべきだ。
・「正真正銘「名盤中の名盤」」
この一連の演奏に始めて出会ったのが30数年前。以降この3曲に関してはこれを超えるレコーディングに出会った事が無い。カラヤンが如何に気障に演奏しようが、アッバードがいくらオーケストラの尻を叩こうがムラヴィンスキーの足元にも及ばない。どの曲もロシア人らしい体臭に充ち満ちた演奏で、指揮者の飽くなき要求にオーケストラが驚異的に応えているのが素晴らしい。レコード時代とは違いCD化された事でチャイコフスキー独特の超ワイドレンジな音の洪水に安心して浸る事が出来る。蛇足になるが旧ソ連時代の演奏家は本番で一度トチると即座に極東送りが待っていたそうだ。そう考えるとここで演奏しているオーケストラのメンバー達の緊迫感も伝わって来ようと云うもの。今聴いても思わずゾクゾクする「名盤中の名盤」である。
・「鋼鉄のアンサンブル」
このムラヴィンスキーの演奏を聴くと、私が今まで聴き続けてきたカラヤンの演奏がどれだけロマンティックに彩られたものであったか、ということに驚かされる。速いテンポと、決して乱れる事の無いアンサンブル。これまで、旋律は歌心たっぷりに歌われるものだ、と受けとめてきた私にとっては目の醒めるような演奏だった。チャイコフスキーの美しい旋律が、ここまで厳しい表現をされることに、今でも違和感を感じないわけではないのだが…。
・「凄まじいまでの演奏」
半世紀前の演奏であるが、未だに色あせない名演である。
まず、ムラビンスキー率いるレニングラードフィルの一糸乱れない人間離れした演奏に驚きを感じる。おそらくは長時間のトレーニングを積んだ運動会系の、一つの楽器であるかのように響く音色は驚異的でさえある。この統率されたオーケストラから紡ぎだされる緊張感のあるピンと張り切った演奏は、他に真似のできないものである。おそらく、社会主義を背景に、国内の名手を集めたレニングラードフィルと名トレーナー・ムラビンスキーのなせる技で、今日の自由主義的なオーケストラにはもう真似できない演奏のように思えてならない。とにかく、チャイコフスキーの交響曲後期3部作はこの壮絶な演奏を聞かずして語るなかれ!
・「衝撃の名盤。」
もしこれを聴かぬまま死んでいたら・・・とぞっとさせられた演奏である。
自分がこのCDに含まれている交響曲第5番のフィナーレを初めて聴いたときは心臓を直接つかまれたかのような感触を味わい,演奏が終わってもしばらく身動きもとれないほどのショックを受けた。6番,4番も劣らぬ凄絶さである。
クラシックに少しでも興味がある方が気まぐれでもこのレビューにたどり着くようなことがあったなら,何かの啓示か因縁と思ってぜひとも聴いてみるきっかけとしてみてほしい。
・「第6はこれで決まり!」
ムラヴィンスキーは、現代の指揮者の中では、極端にレパートリーの少ない指揮者である。しかし、レパートリーの1曲1曲がムラヴィンスキーの考え抜かれた解釈のもとの熱演で、どれも他の追従を許さないと言っても過言ではない。このチャイコフスキーの後期交響曲集も、どれも傑出した出来だとおもう。時に第6「悲愴」はこの演奏がベスト盤ではないだろうか。第1楽章の冒頭から異様な緊張感に包まれ、フィナーレまで持続する。これはムラヴィンスキー一世一代の名演奏で、おそらくオーケストラも含め録音の時からライヴ以上に緊張感のある環境だったのではないかと思うほどだ。歴史的名演奏だ。
・「チャイコでなく音楽を聴け!」
人を感動させる音楽がある。余計なことを考えずに音楽に浸らないといけない。冷静に聴いてると彼の感動は伝わらない。レニーと一緒に音楽に酔おう。この演奏を聴いてから他の演奏では感動できなくなってしまいました。
・「こんな演奏は他では聴けない!」
DGに録音したチャイコフスキーの3大交響曲の中でも最も異彩を放った演奏です。DG録音はバーンスタインのロマンチシズム溢れる音楽を楽しめますが、これは、究極と言って良いのではないでしょうか。第4楽章のテンポの遅さは、想像を絶するものがあります。決してスコアに忠実とは言えませんし、オーケストラも失速寸前です。初めて聴いた時に、裏ジャケットを見て録音時間が間違いではないか?と思った程です。これを好きになれたら、もう、他の演奏を聴けなくなる一種の中毒性を持っていると言えます。ドボルザークの「新世界」の有名なテーマも遅かったが、この遅さは空前絶後でしょう。かつて、モノラル録音でアーベントロートの指揮による第6交響曲もかなり遅いテンポで、個人的には気に入っていましたが、これを聴いたらもうバーンスタインの録音でなければ済まなくなりました。人によって好き嫌いの分かれる録音ですが、一度は聴いてみる価値があります。
・「デフォルメの極致」
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・「とにかく凄い演奏です!!」
終楽章後すぐに聴衆のブラヴォーの連発なんだけど、思わず一緒にブラヴォーと言いたくなるような、何度聴いても感動的でこんな演奏は初めてです。 広大な大地を感じさせるロシアらしさや野性的、情熱的で轟く様な部分と繊細で流麗な旋律の表現の格差の大きさがまた両方を魅力的に引き立て、ぐいぐいと聴く者の気持ちを惹きつけていきます。 そして破滅寸前でありながら、本当に優美なウィーンフィル。ゲルギエフとウィーンフィルならではの見事な出来栄えです。
・「熱演♪」
まるでホールで聴いているような臨場感に圧倒!繊細で美しい旋律はより美しく優しく、そして、力強く激しい音響の渦に飲み込まれていくような感覚。。アンサンブルの乱れさえも気にならないほどの心を揺さぶる感動!心底すごい!と思いました♪
・「紛れもなくチャイ5のベスト!決定版!!」
これは凄い!ゲルギエフも凄いがVPOも凄い!演奏巧いです、ホントに。テンポもちょうど良く全曲46分!どちらかというとテンポの起伏が激しい演奏、そこが効果的で集中力が途切れない。
そりゃブラボー!!も出ますよ。唯一対抗できるのはカラヤンの71年のBPOくらいのものだろう。カラヤンは前半の楽章が良かったが、この演奏のフィナーレは他のどの演奏聴いても太刀打ちできない!コーダに至ってはもう言うことがない!
俺にも言わせてくれ!ブラボー!
・「借りてきた猫」
手兵のキーロフ歌劇場管弦楽団とは傍若無人な演奏をするゲロギエフだが、ウィーンフィルとの5番6番は借りてきた猫。つまんない演奏。
・「ニールセンの魅力」
私は恥ずかしながら、このCDを聴くまで、ニールセンという作曲家をほとんど知りませんでした。デンマークの作曲家の曲を聴くのもこれが初めてでした。他の演奏と聴き比べたわけではないので、演奏の批評は出来ませんが、ただ、率直な感想を言いますと、ベルリン・フィルの弦がまさに、虹を描くように次々と鮮やかな音色を聴かせ、カラヤンが壮大でダイナミックにまとめているようです。カラヤンとベルリン・フィルの演奏だからこそここまで演奏に感動できたのかもしれません。以来、この曲には個人的に興味を持ってよくきいています。
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