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▼【悪役ベスト100】21-40位 某映画協会推薦:セレクト商品

影なき狙撃者 [DVD]影なき狙撃者 [DVD] (詳細)
ジョン・フランケンハイマー(監督), フランク・シナトラ(俳優), ローレンス・ハーベイ(俳優)

「The turn of a friendly card」「反共時代の米国感情を反映したスリラー」「朝鮮戦争下のアメリカの歴史を見るようなサスペンス」


ターミネーター〈特別編〉 [DVD]ターミネーター〈特別編〉 [DVD] (詳細)
ジェームズ・キャメロン(監督), アーノルド・シュワルツェネッガー(俳優), リンダ・ハミルトン(俳優), マイケル・ビーン(俳優), ランス・ヘンリクセン(俳優)

「J・キャメロンの苦労が実を結んだ瞬間」「小学生の私は衝撃をうけました」「私だけの為に存在する男達」「やはり、80年代のSF映画は最高です!」「「クロノ」のサラって、この映画から来たと思っているのは私だけか?」


イヴの総て [DVD]イヴの総て [DVD] (詳細)
ジョセフ・L・マンキーウィッツ(監督), アン・バクスター(俳優), マリリン・モンロー(俳優), ベティ・デイヴィス(俳優), ジョセフ・L・マンキウィッツ(俳優), ジョージ・サンダース(俳優), セレステ・ホルム(俳優)

「名女優と名監督の一つの頂点に相応しい一品」「堪能できます。女の野望と友情、そしてほくそ笑む男」


ウォール街〈特別編〉 [DVD]ウォール街〈特別編〉 [DVD] (詳細)
オリバー・ストーン(監督), マイケル・ダグラス(俳優), チャーリー・シーン(俳優), ダリル・ハンナ(俳優), スタンリー・ワイザー(脚本)

「80年代のアメリカ証券界を描いた大作」「経済の話など・・と敬遠するなかれ」「非常に完成度が高い」「日本はアメリカより20年遅れているかも、」「Greed is good.」


シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [DVD]シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [DVD] (詳細)
スタンリー・キューブリック(監督), ジャック・ニコルソン(俳優), シェリー・デュバル(俳優), ダニー・ロイド(俳優), スティーヴン・キング(原著)

「ずっと焼きつくあの顔」「人間を非情な環境下に置きおこる事態をえがく実験映画。」「現実と異世界との境界」「いまだにこの作品を超えるホラーはない」「どちらのバージョンも原作とは違うキューブリックの味付けの良さ。」


白熱 特別版白熱 特別版 (詳細)
ラオール・ウォルシュ(監督), ジェームズ・キャグニー(俳優), ヴァージニア・メイヨ(俳優), スティーヴ・コクラン(俳優), エドモンド・オブライエン(俳優), アイヴァン・ゴッフ(脚本), ベン・ロバーツ(脚本)

「完全にイカレた主人公」「あらっぽいが単純なギャング」


宇宙戦争 [DVD]宇宙戦争 [DVD] (詳細)
バイロン・ハスキン(監督), ジーン・バリー(俳優), アン・ロビンス(俳優), レス・トレメイン(俳優)

「恐怖」「謎の火星人 登場!」「真の名作」「当時の衝撃、」「マーシャンウォーマシン最高!」


恐怖の岬 [DVD]恐怖の岬 [DVD] (詳細)
J.リー・トンプソン(監督), ロバート・ミッチャム(俳優), グレゴリー・ペック(俳優), ローリー・マーティ(俳優), ポリー・バーゲン(俳優), ジョン・D・マクドナルド(原著)

「ロバート・ミッチャムの存在感」「“ヒーロー・タイプ”、ペック」「なにが起きるかの不安」


狩人の夜 [DVD]狩人の夜 [DVD] (詳細)
チャールズ・ロートン(監督), ロバート・ミッチャム(俳優), シェリー・ウィンタース(俳優), リリアン・ギッシュ(俳優), ピーター・グレイヴス(俳優), ジェームズ・アギー(脚本)

「詩情あふれる恐怖映画」「映像こそが能弁に揺ぎ無い「善」を語る、ダークファンタジー」「ただ1作の傑作」「悪夢風にアレンジされた寓話の世界」「カルト映画の王様」


タクシードライバー コレクターズ・エディション [DVD]タクシードライバー コレクターズ・エディション [DVD] (詳細)
マーティン・スコセッシ(監督), ロバート・デ・ニーロ(俳優), シビル・シェパード(俳優), ピーター・ボイル(俳優), ジョディ・フォスター(俳優), アルバート・ブルックス(俳優)

「GUN FIGHT」「時代を飛び越えた、真に恐ろしい作品」「リアリズム」「世の中腐ってるぜ!!!」「悪夢」


レベッカ [DVD]レベッカ [DVD] (詳細)
ローレンス・オリウ゛ィエ(監督), ローレンス・オリウ゛ィエ/ナイジェル・ブルースレオ・G・キャロルグラディス・クーパー/ジュディス・アンダーソン/ジョージ・サンダース/ジョーン・フォンティン/ローレンス・オリヴィエ(俳優), ナイジェル・ブルースレオ・G・キャロルグラディス・クーパー(俳優), ローレンス・オリヴィエ|アルフレッド・ヒッチコック|アルフレッド・ヒッチコック(俳優), ジョージ・サンダース(俳優), ジョーン・フォンティン(俳優), ジュディス・アンダーソン(俳優)

「見ていない人、是非」「レベッカ」「時間を超えて一級品です」「原作と決定的に違う点が不満です」「面白い推理小説のよう」


俺たちに明日はない [DVD]俺たちに明日はない [DVD] (詳細)
アーサー・ペン(監督), ウォーレン・ベイティ(俳優), フェイ・ダナウェイ(俳優), ジーン・ハックマン(俳優), エステル・パーソンズ(俳優)

「世代により評価が分かれるかも」「大好きな映画です!!」「衝撃的なラストシーン」「今見てもいい作品ですね。」「現代の残虐シーンとは明らかに違う何かが」


魔人ドラキュラ (ベスト・ヒット・コレクション 第9弾) 【初回生産限定】 [DVD]魔人ドラキュラ (ベスト・ヒット・コレクション 第9弾) 【初回生産限定】 [DVD] (詳細)
トッド・ブラウニング(監督), ベラ・ルゴシ.デヴィッド・マナーズ.ヘレン・チャンドラー.ドワイト・フライ.エドワード・ヴァン・スローン(俳優)

「格調高きゴシックホラー」


マラソン マン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]マラソン マン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (詳細)
ジョン・シュレシンジャー(監督), ダスティン・ホフマン(俳優), ローレンス・オリヴィエ(俳優), ロイ・シャイダー(俳優)

「歯医者に行くと今にも「安全かね?」と聞かれそうで・・」「恐怖の拷問映画。」「戦う老人達に拍手。」「トラウマ。」「ロイ・シャイダーを追悼し、そのクールで切れ味鋭い存在感を確認したい。」


成功の甘き香り [DVD]成功の甘き香り [DVD] (詳細)
アレクサンダー・マッケンドリック(監督), トニー・カーティス(俳優), バート・ランカスター(俳優), マーティン・ミルナー(俳優)

「突然の廉価版化は嬉しい。映画ファンもジャズファンも注目!」「バート・ランカスター主演作にしてはイマイチだなぁ」


ブルーベルベット 特別編 (オリジナル無修正版) [DVD]ブルーベルベット 特別編 (オリジナル無修正版) [DVD] (詳細)
デイヴィッド・リンチ(監督), カイル・マクラクラン(俳優), デニス・ホッパー(俳優), イザベラ・ロッセリーニ(俳優)

「リンチ語法による青春映画の大傑作」「リンチの世界」「観るたびにある発見」「リンチの代表作」「平和な田舎町に潜む異常な事件」


第三の男 [DVD]第三の男 [DVD] (詳細)
キャロル・リード(監督), オーソン・ウェルズ(俳優), ジョゼフ・コットン(俳優), アリダ・ヴァリ(俳優), バーナード・リー(俳優)

「参考までに」「未だ色褪せぬ感動」「映画の歴史に君臨する作品のひとつ」「モノクロ映画の名作」「映画の教科書」


犯罪王リコ 特別版 [DVD]犯罪王リコ 特別版 [DVD] (詳細)
マービン・ルロイ(監督), エドワード・G・ロビンソン(俳優), ダグラス・フェアバンクス・Jr.(俳優), シドニー・ブラックマー(俳優), ウィリアム・R・バーネット(原著), フランシス・エドワード・ファラゴー(脚本)


101匹わんちゃん プラチナ・エディション (期間限定) [DVD]101匹わんちゃん プラチナ・エディション (期間限定) [DVD] (詳細)
ディズニー(俳優)

「動物を飼ったことのない人も楽しめます!」「ついに登場。」「お薦めです!!」「もっているのはビデオなんですが・・・」


エルム街の悪夢 スペシャル・エディション [DVD]エルム街の悪夢 スペシャル・エディション [DVD] (詳細)
ウェス・クレイヴン(監督), ヘザー・ランゲンカンプ(俳優), ジョン・サクソン(俳優), ジョニー・デップ(俳優), ロバート・イングランド(俳優)

「ホラーの神髄!」「低予算で作られた故の恐怖」「ホラー?」「夢ものの元祖(?)」「お風呂で眠ってはいけません」


ぼくの採点表—西洋シネマ大系 (総索引) 20世紀ムーヴィーズぼくの採点表—西洋シネマ大系 (総索引) 20世紀ムーヴィーズ (詳細)
双葉 十三郎(著)

「映画ファンにはとても重宝する一冊です。」


外国映画ぼくの500本 (文春新書)外国映画ぼくの500本 (文春新書) (詳細)
双葉 十三郎(著)

「氏の映画歴史観にはまったく脱帽です。」「DVD購入の手引きとして最高!」「スクリーン連載時と点数の違うのもあります」「あくまでも双葉さんの500本」


大アンケートによる洋画ベスト150 (文春文庫―ビジュアル版)大アンケートによる洋画ベスト150 (文春文庫―ビジュアル版) (詳細)
文芸春秋(編集)

「バイブル!」「名画を見るきっかけになった本」


淀川長治 究極の映画ベスト100 (河出文庫)淀川長治 究極の映画ベスト100 (河出文庫) (詳細)
淀川 長治(著), 岡田 喜一郎(編集)

「1000本見れない人にオススメ。」「さすが!!鋭い感覚」「面白いが気になる点も」


ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200 (文春文庫)ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200 (文春文庫) (詳細)
小林 信彦(著)

「私は小林信彦の映画評を信用する」「鑑賞歴 うん十年!」「ちょっと、古いかな。」「「2001年映画の旅」という恥ずかしいタイトルが消えてうれしい」


▼クチコミ情報

影なき狙撃者 [DVD]

・「The turn of a friendly card
During the Korean War a platoon was mislead and abducted for nefarious purposes. This was well planned as there was only one person in the platoon that would serve further purpose SSgt. Raymond Shaw (Laurence Harvey) and was already in a position needed for the future. The rest of the platoon is used to support a story to help Raymond get the Congressional Metal of Honor

One other in the platoon Cap. /Maj. Bennett Marco (Frank Sinatra) finally realizes what happed and is in a position to thwart the plot this is because he is with Army Intelligence. As with real life luck would have it that he is assisted be a quirky woman who sees his potential and dumps her old beau for the new challenge.

What is the plot and will it succeed?Or will Marco be able to foil it?Who is the mysterious American Control?Who are we supposed to root for?

Watch as the story unfolds and remember they can not hear you when you say “Watch out!”----------------------------------------------------------

I was shocked to see Angela Lansbury, "Murder She Wrote" not being quite as nice as I remember her. A real advantage was not recognizing Laurence Harvey from anywhere and so this did not distract from his acting.

I really enjoyed watching this just as a movie and not trying to make any connections to underlying messages. But I was really surprised to find out who the American control was. And so much for the theory that you can't be forced to do anything that is not within your nature. I was surprised to the last.

With out the immediate threat of the cold war the movie still holds suspense for us. John Candy did a parody of this in the movie "Volunteers"

・「反共時代の米国感情を反映したスリラー
米国のアクション・スリラー・戦争映画は、明確な敵を常に必要として来たが、この作品は朝鮮戦争の影響を強く残しており、ソ連、北朝鮮、中国などの共産圏諸国を敵対国として位置付けている。朝鮮戦争の最中に共産軍に誘拐された米国陸軍の小隊がソ連のパブロフ理論を活用した洗脳に会い、軍曹がスペードのクイーンを見るとそれが活性化されて別人と化し、命令されるとおりに殺人を犯して行く。同時に洗脳された大尉は、洗脳の悪夢に悩まされつつ、殺人者を追い詰めていく過程を、監督のフランケンハイマーは独特のテンポで描いている。洗脳された軍曹に電話で殺人を指示するなぞの人物は誰か、かれらの狙いは何か、軍曹の母親はなぜ異常なほどの反共産主義者なのかなどの謎が快調なテンポで展開して行き、!!最後にはどんでん返しが用意されている。共産主義者の非情さが強調されているのも時代のなせるわざであることを強く感じさせる。

・「朝鮮戦争下のアメリカの歴史を見るようなサスペンス
朝鮮戦争時代のアメリカと東側のスパイ戦を洗脳と催眠を軸に描いたジョン・フランケンハイマー監督の秀作。リチャード・コンドンが原作で原題は「The Manchurian Candidate」(直訳すると「満州人の候補者」)。朝鮮戦争で捕虜になり洗脳された兵士達の苦悩から紐とかれる真実とスペードのクイーンを見ると催眠状態に陥り暗殺者となるショー(ローレンス・ハーベイ)行動をパラレルに描き、骨太のサスペンスとなっている。特にラストの党大会での暗殺のシーンは後の同監督の「ブラック・サンデー」のラストのスタジアムのシーンを彷彿させる迫力の出来だ。ただ、催眠状態がどのタイミングで解けるのか(映画のなかで池に飛び込むシーンでは催眠が解けたが、通常何かのサインで解けるのでは?)が不明なのと、何故か北朝鮮のスパイ役に若き日のヘンリー・シルバ起用されているところなどアラが見え隠れする。それでも朝鮮戦争が終わってから間もないアメリカで作られたこの作品は、共産主義に対する敵対意識が全面に表れ作品に迫力を追加している。ある意味アメリカの歴史の一ページを見ているようでもある。ジョン・フランケンハイマー監督は「ブラック・サンデー」で早々とアラブテロリストを敵に回し、この作品では共産主義を敵に回した作品と常に体制側にたって描いている。いわゆる体制派の監督なのだろうか。

「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督が2004年に「クライシス・オブ・アメリカ」でリメイクしているが、こちらは企業が洗脳を利用し政治に介入しようというものでいまいち。しかも、原題が「The Manchurian Candidate」のままで、なんで満州人が関係しなければならないのかわからないものだった。

影なき狙撃者 [DVD] (詳細)

ターミネーター〈特別編〉 [DVD]

・「J・キャメロンの苦労が実を結んだ瞬間
 学生当時に何気なく映画館で観て衝撃を受けた作品です。物語が半分近くまで進むまで真相が判らず、謎が解けた後も緻密なストーリー構成とターミネーターの迫力で一気にラストまで見せてしまう脚本の出来のよさが第1だと思います。僕はこの作品1本でJ・キャメロンのファンになり、彼の関わった作品を探しました(ギャラクシー・オブ・テラー、ニューヨーク1997、宇宙の7人、ピラニア2、ランボー2等です。)それぞれ美術監督、特撮監督、第2班監督、脚本(ピラニア2では監督をしているが、自分のやりたいようにやらせてもらえなかったようで、出来は最低)と全般的に渡る仕事をこなし、資金は少ないながらも今まで培ってきた経験と情熱を注ぎ込んで作った会心の1作であると思います。

 確かに”T2”も素晴らしい娯楽作だと思いますが、既に1流監督となった後の作品であり制作費にも差があり、比べられないと思います。

・「小学生の私は衝撃をうけました
ターミネーターを見たのは小学校4年生のとき。両親の影響で映画をみるお年頃が早熟だった私ですが、ターミネーターにはやられました。いまだにその熱はさめません。1年に1回はなぜか見たくなる作品です。アクション映画としての評価もそうですが、私は愛の映画として最高の作品だと思っています。あのラブシーンで、私の性教育は完成しました。

あれ以上の素敵なラブシーンをまだ見ていません。とにかく2よりも断然いい映画だと思っています。

・「私だけの為に存在する男達
未来からやってきた男が二人。一人は自分を殺すためだけにこの世に存在するターミネーター。そしてもう一人は自分を守るためだけに過去の世界にやってきたカイル。

使命も見た目もまったく対照的な二人はサラ・コナーだけを見て、サラ・コナーだけを欲し、それ以外に存在意義を見出さない。 これはある意味、女性にとってはこんな素敵な設定は無い。

どんな良い男にも自分の世界があり、自分のしたい事を優先する。 しかし彼らにはそれが無い。この設定が女性のツボってヤツなんですよ。 ターミネーターは全然壊れないし、逆にカイルはヒーローと言うには弱すぎて、「私が守ってやらなきゃ」って思わせるタイプ。この対照的な設定がまた良いわけで。主人公のサラがもうちょっと美人だったら言う事無しだったのが。

・「やはり、80年代のSF映画は最高です!
80年代前半はどれほどアクション&SFの名作が製作されたものか。当時はSF映画の最盛期と言えよう。今時のSFはむしろ、ハリウッドが便乗したもう一つのジャンルに過ぎない。『ターミネーター』に関してはやはり若きシュワルツェネッガーの最初の5~6本が一番良い、『コナン ザ グレート』から『プレデター』辺りまで、この顎の形はいつの間にか消えてしまったなぁ。『ターミネーター』には当時ならではのプレゼンス感もあり圧迫感もある。今時の「ハリウッド映画」ではあり得ない作り方だと思う。『T2』は確かに楽しいけれど(僕はシュワファンなので)、しかし、あの<殺人機>が<人殺し>をやめてしまえばやはりアメコミ系映画つまりスーパーヒーロー系映画に近づいてしまうのでは?とにかく僕は『ターミネーター』にある、キャメロン監督の妥協なき作り方が観客を釘付けにする力を持っていると思う。『エイリアン』などを観ると当時の映画が懐かしい。シュワルツェネッガーに関しては、同年作製の『コマンドー』も話の内容は笑い物だけれど(面白い!)、この映画を観てもやはり今時のアクション映画はもう当時のインパクト感がないとつくづく感じる。『T3』を観る前に、『ターミネーター』を観てほしい。

・「「クロノ」のサラって、この映画から来たと思っているのは私だけか?
 たたみ掛けるヴァイオレンスの迫力が注目される「ターミネーター」だけど、個人的には、サラとカイルの時空を超えた愛を鑑賞するための映画かも知れない・・。

 「恋人はいない・・」といって背中を向けるカイルに、サラが涙ぐんで「可愛そうね・・」と手を差し伸べる・・。 機械が人間を狩る過酷な未来社会で、カイルが唯一安らぎを感じるのは、サラを映した擦り切れている写真を見ることだった。そのサラを守るために時空を超えてカイルは、この世界にやって来た。残酷なターミネーターとの戦いを覚悟してまで・・。  二人の掌が硬く結ばれる余りにも印象的なショットは、その後の映画やドラマで模倣されまくったために、陳腐なラブシーンの代名詞にまでなったほど。哀感迫る切々とした音楽も、力強く二人を盛り立てくれます。(サントラ、どこも在庫切れで、なかなか手に入らない・・・)

 個人的に、映画で観た一番美しい愛の交歓シーンは「黒い瞳」のマストロヤンニとマリア・ロフォーノワのそれなのだけれども、気持がグッとくるということにおいては、「ターミネーター」のサラとカイルにとどめを刺します。

 シュワルツェネッガーも、二人をとことん追い詰めるハードな悪役ぶりで、このドラマに大きな貢献を果たしてくれた。シュワちゃん、ありがとー。  

ターミネーター〈特別編〉 [DVD] (詳細)

イヴの総て [DVD]

・「名女優と名監督の一つの頂点に相応しい一品
B.デイヴィスの歯切れの良いセリフ回しと、マンキーウィッツ監督の脚本が絶妙で、単にブロードウェイの裏を暴露した物語では終わらぬ緊張感があります。名女優と名監督の一つの頂点に相応しい一品です。

・「堪能できます。女の野望と友情、そしてほくそ笑む男
タフでドライな作品です。そして、誰も断罪されないところがまた味わい深い。

ベティの狂おしい嫉妬、アンの狡猾さもさることながら、セレステ・ホルムの神経質そうな目つきと善良そうな笑顔がセクシー。

確かに“女優の映画”ですが、ジョージ・サンダースが演じる劇評家ドゥーイットも印象的。どことなくロバート・ボーン似のサンダース。「レベッカ」ではたかり損ねるトホホな役どころでしたが、本作品では徹頭徹尾シニカルな人物を好演。

イヴの総て [DVD] (詳細)

ウォール街〈特別編〉 [DVD]

・「80年代のアメリカ証券界を描いた大作
若き証券セールスマン、バド・フォックス(チャーリー・シーン)は、貧乏人から巨万の富を築いた成功者ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)をいつか追い抜こうという野望に燃えていた。ゲッコーと5分間の面会時間をとるのに数カ月もかかった。バドはブルースター航空に技師として働く労働者階級の父(マーティン・シーン)から会社の経営状況に関する情報を入手し、それをゲッコーに流した。彼はバドをすっかり気に入り、バドの証券会社を通して取り引きするようになった。バドはゲッコーのやり口を徹底的に研究し、実績をあげていき期待に応えた。バドが流したインサイダー情報を利用した取引は違法行為だが、莫大な報酬を手に入れたバドは成功の甘い香りに酔っていた・・・。

「プラトーン」のオリヴァー・ストーン監督が、ニューヨーク・ウォール街を舞台に一獲千金を狙う男たちの世界を描いた作品。

M&Aをはじめとした証券ビジネス、やっちゃいけないインサイダー取引等の証券取引法違反等、好景気に沸いた80年代のアメリカ産業界の表の部分と裏の部分が実によく表現されています。LBO、ホワイトナイト、ゴールデン・パラシュート、パックマン・ディフェンス等、最近日本でも話題の企業買収防衛策も実例として登場します。そして、大物投資家を演じたマイケル・ダグラスと若き証券マンを演じたチャーリー・シーンが共に好演し、映画を盛り上げています(マイケル・ダグラスは、同年主演した「危険な情事」ではとれませんでしたが、この作品でオスカー受賞)。

「摩天楼はバラ色に」同様、大好きな作品の一つです。

・「経済の話など・・と敬遠するなかれ
オリヴァー・ストーンが、脚本と監督を担当。一攫千金を夢見る若き証券マン、バド(C・シーン)の目を通して陰謀渦巻く証券業界の舞台裏をのぞく。ウォール街で生きる人間たちにとっては「金」が全て。金のためなら利用できる人間は徹底的に使うという、富豪ゲッコー(マイケル・ダグラス)の非情が、象徴的なメッセージとなっている。どんなに非情でもこれがウォール街なのだ。

富豪ゲッコーの対極に航空会社に勤めるバドの父親(M・シーン)を据えることで、世界経済の中心であるウォール街におけるマネー戦争の汚さを、大衆向けにわかりやすい形で見せてくれた。マイケル・ダグラス、C・シーン、M・シーンの丁々発止の心理描写が見所。社会派エンタテインメントでありながら、心理サスペンス・ドラマの要素も存在。この世界を全く知らない人間も大いに楽しめる大作となった。だからこそゲッコー役のM・ダグラスは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞するなど、大衆の支持も厚かったものと思う。

・「非常に完成度が高い
非常に完成度が高い。ダイヤモンドのように重要な要素が凝縮した感じ。文学で言うと純文学ということになるのだろうか。オリーバー・ストーン一流のスピード感と、非常に洗練されたストーリー構成は天才的。エンターテインメント映画だと思うんだけれど、あまりにも完成度が高い。あぁ、この映画を褒める語彙が足りない自分の表現力の低さが嫌だ。それほど、いい映画。最近、株や資本主義の本を読む機会が多いが何度か著名人の発言の中にこの映画のタイトルが出てきたので今回借りてみてみた。主人公はウォールストリートで働く証券マン。執拗な営業努力が実り、超ビッグな投資会社のドンと一緒に仕事をすることになった。映画の中で主人公は大変な成長を遂げるが、その間に大きな事件に巻き込まれ非常にエキサイティングな緊張感を感じさせる。こりゃすごい。

・「日本はアメリカより20年遅れているかも、
1980年代の金満アメリカを描いた映画、時代を越えて娯楽映画としても楽しめるオリバー・ストーンの最高作品、チャーリー・シーンが若手ナンバー1だった時代の代表作にしてマイケル・ダグラスは本作でアカデミー主演男優賞受賞を弾みに以後今日までAクラス主演男優としてハリウッドに君臨するきっかけとなった重要な作品、などと評価できます、

同時代のウォール街の同じ職業を題材にしたヒット映画を思い出せば、プリティ・ウーマン、ゴースト、アメリカン・サイコそして本作が代表となろうが、本作はM&Aの現場を正面から取り上げながら娯楽性が損なわれていない点からも万人に鑑賞を薦められます、

本作で主人公が株主総会へ乗りこむ場面こそがいわゆる「敵対的買収」の実体、すると昨今わが国でマスコミをにぎわすIT企業によるラジオ企業の買収などは一般的な買収にしか見えないわけで、M&Aに関する日本人の理解度はアメリカよりも20年遅れているのかもなどとも思わせる作品、

リムジンの後部シートから信号待ちするビジネスマンとホームレスを比較し、彼らの違いは「運」だけだと思うか?と問うマイケル・ダグラスと困惑するチャーリー・シーン、そして続く次の場面を見るだけでも人生観がちょっと変化するかもしれません、

かなり重たい内容なのに何となくとぼけた印象も受けるのはトーキング・ヘッズを始めとする挿入歌によるとおもいます、

・「Greed is good.
映画シナリオ本「スクリーンプレイ」でゴードン・ゲッコーのセリフを一字一句暗記したのも今は昔。顔と同じくらいデカい携帯電話が時代を感じさせますが、ゴードン・ゲッコーの魅力は今でも色褪せない。

ウォール街〈特別編〉 [DVD] (詳細)

シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [DVD]

・「ずっと焼きつくあの顔
 印象的なシーンがいくつもあって、映像表現というものを考えさせるキッカケにもなった。原作を知る前に見たためもあってか、ジャックが狂気に走る移行も原作とは違ったいきさつの中に自然に感じ取れた。一番印象に残っていて好きな場面は、(少々ネタバレだが)ジャックが広い静かな部屋の中に視点の定まらないような目でじっとなにかをにらみつけていた場面。家族を襲い出す部分よりも、ホテルの異様な雰囲気と閉塞感のようなものの中から恨みのようなものが彼自身全てを支配していく過程が怖い。そういう意味で、自分の中ではホラーとしての意識より、人間自身を描いた映画としての意識が強い。また、冒頭にも書いたが、印象としてずっと残るシーンがいくつもあるというのは映画そのものの完成度をかなり高めていると思う。もちろん、そういったシーンに好きなものが多いから言えることで、過剰だといえるものも多い。

・「人間を非情な環境下に置きおこる事態をえがく実験映画。
 設定状況が異様。夏のシーズンが終わると冬には5ヶ月間閉じるホテル。その管理をまかせられた一家。巨大なホテル。昔、管理人で発狂し殺人事件がおこったことがあったという曰く因縁あるホテル。 男は小説家志望。妻は従順。息子は口から声が聞こえる、未来を予見できる超能力児童。 そして、豪雪。外界との電話連絡不能となる。奇怪な、現象が次々起こってくる。シックスセンス程度かと思いきや、どうもそんな人間くさい物語ではない。 作り物の空間を人工的に映像として作っていく。このやり方は、キュービックが特異な感性で周囲を感じ取っていたことを示す。人間的な部分を削ぎ取り、人間を生き物として新しい環境下に置くことを実験的に取り組んだ男。キューブリックはスピルバーグのような適当なバランス感覚がない。妥協しなかった。

・「現実と異世界との境界
非常に怖い映画です。一般的なホラー映画の領域を越えていると思います。文学でいうのならば、エンターテインメントを超えて純文学的な表現方法でしょう。非常に不思議な舞台設定で、現実の世界と日現実の世界の境界が描かれていると思います。異世界の住人と思われる異形の人が1箇所で現れるのですが、その場面のインパクトが非常に強い。新しい世界を知った気分です。

・「いまだにこの作品を超えるホラーはない
これより怖い映画を教えてください? ね? 教えられないでしょ。「コンチネンタルバージョン」には「ディレクターズカット版」になかったシーンがあるのでしょうか。私はオリジナルで十分怖いし、「ディレクターズ」でも腐った死体が怖かったけれども。原作より怖い。というか、まぁ常識としてどんな映画も原作とはまったく別物です。ですから両方楽しめる時間のある人はそうしてください。なければ映画でOK。映画のほうが怖い。怖いという感覚も、人様によってさまざまだから、ホントは正確ではないのだけれど。でも、少なくとも私には、そして多くの人が怖いと言っていることだけは間違いないことだから、若者にも触れてほしいと40のオジサンは思うのだ。これ知らなくっちゃあ、話になんないぜ!

・「どちらのバージョンも原作とは違うキューブリックの味付けの良さ。
この映画、なぜ、血しぶきが流れているのでしょう。最後の写真とそれにつながる舞踏会のシーン。少女2人の幻影の根拠。いろいろと謎が多い話ですね。 サイコホラーとしても一流だと思います。私はスティーブン・キング氏が出来が原本と違うと異論を言われても、ホラーの最高峰の一つだと思います。

魂の交流、シャイニング、ここがキューブリック監督のほうはちょっと強調が足らない所以すなわち、以前の惨劇と今回の惨劇がうまく結びついていない点があるのかと思います。

私見ですが、このホテルはもともとインディアンの聖地だったと思いますし、その聖地を侵略したあたりから呪われた場所だったと思うのです。実際に最後の方で舞踏会と重要な写真で明示される、ホテルとなってからの惨!劇も元はここにあると思います(インディアンの虐殺)し、今回までつながっている事件だと思います。

ではなぜ、前回と同じ犯人が(少なくても顔は同じ)今回も?さらにはその後もあの少女達を惨殺した事件は?この辺の結びつきの読み取りがキューブリックバージョンでは確かに理解しにくいのです。これはロングバージョンで解決される問題ではなく、原作を離れたスタンリー・キューブリック監督の映画だと考えた方が良いと思います。

そう、この巨匠の独自のサイコホラー作品としては一流の作品だと思います。

古い映画になってきましたが、なかなかひとりで密室というか自分の部屋で観るのは怖い作品ですね。その怖さは精神的な圧迫感にあると思います。この作品では霊の存在は子供を介してしか示され㡊??いですが、呪われた場所という見方をしてみてください。キューブリックはやはり巨匠です。

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白熱 特別版

・「完全にイカレた主人公
この作品の凄いところは、何といってもジェームズ・ギャグニー演じるコーディ・ジャレットのイカレッぷり。近年まれにみるイカレたキャラで観る者を圧倒する。さすが、アメリカ映画協会選出の悪役ベスト100の26位にランキングされるだけのことはある(2003年に選んでいるのに1949年の映画がこの順位を獲得するとは如何に観るものに強い印象を残しているかがわかる)。ある意味犯罪アクション映画の悪役のキャラをこれだけ丁寧に描いている作品も珍しい(最近のハリウッドの作品はこの辺がお粗末なものが多いからそう感じるのか)。凶暴でマザコン、そして頭痛の発作に悩まされるギャグニーの演技は凄みがあり、特に刑務所の食堂のテーブルの上をのた打ち回る姿やラストでガスタンクの上で「ママ、世界一になったよ」と叫ぶシーンは圧巻。他にこのキャラを凌ぐ悪役はない。イカレたコーディの一味に潜入する刑事ファロン(エドモンド・オブライエン)もなかなか良い。何度も正体を見破られそうになるが機転をきかせて乗り切っていくところ(刑務所に郵送される連絡員の女性の顔写真をコーディら見られるところは特にドキドキもの)が単純なアクション映画とは違ってサスペンス性も楽しめる。イカレた悪役コーディの魅力と彼を追う警察側(特に潜入刑事)との駆け引きを楽しめるフィルム・ノワールの傑作だ。

ところで、ラストの襲撃に向けて準備をするコーディらを見ていると、なぜか「レザボア・ドッグス」を思い出してしまうのは私だけだろうか(タランティーノもこの作品から影響を受けているのか)。

・「あらっぽいが単純なギャング
 ジェイムズ・ギャグニーは現金強奪を得意とするあらっぽいギャングである。よろこんで悪事のかぎりをつくすが、母親には頭があがらない。 その母親がジェイムズ・ギャグニーの上をいく悪党であるのもおもしろいではないか。ジェイムズ・ギャグニーが刑務所にいる間に、愛人と跡目を狙う子分がずらかろうとする。それを阻むのが母親で、彼女の悪知恵は本作の一番の見所である。 彼らには罪の意識はさらさらない。ある意味では単純な人種である。思うに、現実の社会はさらに複雑でもっとわるい。ジェイムズ・ギャグニーがかわいらしくさへ見える。 さて、捜査の方はといえば、予定外のことがおきたりして順調とはいえないが、警察はすこしずつギャング団を追いつめていく。このあたりは緊迫感もあって興味深い。そして派手なエンディング。 

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・「恐怖
見る前はただ宇宙人との戦いで人類を守る、とかのレベルの低いものかと思ったら、全然そうではなくて、未知の者からの侵略と絶対的な破壊の怖さがとても伝わる映画で、見ていて恐怖を覚えた。また、そのような恐怖から家族を守り、その絆の大切さも伝わってきた。

・「謎の火星人 登場!
H・G・ウェルズの同名小説を、1953年に「バイロン・ハスキン監督」と「ジョージ・パル」がSFXの総力を集め2年の歳月を費やして作り上げた、SF映画史上に残る傑作中の傑作作品。【ある夜、隕石と思われるものが落下する。各地に同様の奇怪な隕石が次々と落下するが・・・・・・。】無気味に登場する宇宙船・驚きの怪奇光線による攻撃・宇宙船の襲撃に必死に防戦する地球軍・地球の兵器は全く歯が立たない展開など、スリルとサスペンスたっぷりで描く娯楽編。そして、地球上の細菌によりあっけなく火星人が死滅する衝撃のラストシーンなどの奇想天外なストーリーの面白さと、特撮シーン(:CG方式の無い時代に、手の込んだ特撮シーン)はお見事!(余談:VHSでは気にならない特撮シーンが、DVDの鮮明さにより一部明かされるのはご愛嬌!)

・「真の名作
いかにCGなどの映像技術が進歩しても、必ずしもより優れた映画になるわけではないことを教えてくれる不滅の名作である。もちろん、本作の映像も今見ても十分に素晴らしく、楽しめるはずだ。現在(2007年)、この作品が作られてから半世紀以上経つが、人類として内面的に我々がどれだけ進歩したかも考えさせてくれる。火星人の円盤に一人で進み出た神父が言った言葉が印象的だ。「我々より進んでいるなら・・・より神に近いはずだ」そして、万策尽きた時にこそ人間の値打ちが分かることも見せてくれる。全く個人的印象であるが、神は人類が果たして救うに値するかを見ていたように思う。もし自分が神であったなら・・・最後はそんなことを考えてしまった。

・「当時の衝撃、
公開当時、見た方々はw(゚o゚)w「リメイク版」で地中から出てくるトライポッドのCG以上にこの映像は衝撃だったのでは?と考える1本。たしかに自然に微笑んでしまうほど、合成やラストのコーラスを聞くと(笑)時代の流れを感じますが…改めてスピルバーグは、「完全なリメイク作品」にせず「尊敬を込めたオマージュ作品」にした事は彼らしい表現だと感じますし、本作の古さに嘆くより『SFの名作』として鑑賞していただきたいと思います。50年代の作品とは思えない迫力と、艶やかにも見えるトライポッドのデザインが秀逸ですよ(^^(33歳・男性)

・「マーシャンウォーマシン最高!
スピルバーグ&トムクルーズでリメイクされているのでオリジナル版である本作に興味を持たれてる人も多いと思います。はっきり言って名作です。隕石に乗ってやってきたマーシャン・ウォーマシンが、圧倒的なパワーで街を破壊するカタルシスが最大の魅力です。もう、本当に容赦ないんです(涙)友好的に白旗振って近づく男性達に容赦なく破壊光線をバリバリッと浴びせたり、人類の持つ兵器はまったく効かないし、とうとう原爆まで使うのですが、そのキノコ雲の向こうから無傷なウォーマシンが涼しい顔で飛んでくる姿には戦慄しました。

...ただ作品が古過ぎなんです。子どもの頃にドキドキしながら見たけれど今見直すと特撮がバレバレで切なくなってくる程でした。(ウォーマシーンや火星人のデザインの美しさは不変ですが...)

レトロ映画に寛大でその辺を含めて楽しめる方には超おすすめです。映画の始まり方を含めてリメイク版で引用されているシーンも数多くあるのでリメイク版を見た後に見てみるのも楽しいと思います。

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恐怖の岬 [DVD]

・「ロバート・ミッチャムの存在感
 近年、マーティン・スコセッシ監督によるリメイク「ケープ・フィアー」が作れましたが、さすがのスコセッシをしてもオリジナルを超えることは出来ませんでした。オリジナルの方が優れている点はなんといってもロバート・ミッチャムの存在感にあります。リメイクのデ・ニーロが全身刺青でオーバーアクトしてもスリーピング・アイのロバート・ミッチャムがぼさっと突っ立ている不気味さにはかないません。多くの戦争映画の軍人役のイメージが強いミッチャムですが、この作品とチャールズ・ロートン監督の超カルト作品「狩人の夜」で変質者を演じても超一流であることを証明しました。さらに後年「ライアンの娘」で静かな名演を見せ、フィリップ・マーロウも演じてしまうのだから、実は演技派だったのでしょう。監督のJ・リー・トンプソンにとっても「ナバロンの要塞」と並ぶ代表作となりました。

・「“ヒーロー・タイプ”、ペック
主人公の弁護士を演じるグレゴリー・ペックが、とても誠実で勇敢に映っていて頼もしかったです。 悪の手から体を張って家族を守ろうとする、その姿は「パトリオット・ゲーム」でのハリソン・フォードを彷彿とさせます。(『恐怖の岬』の方が30年ぐらい昔の映画ですが…。)  また、この作品では悪役のロバート・ミッチャムも、執念深い犯罪者を見事に演じていて存在感抜群でした。

・「なにが起きるかの不安
 題名のとおり恐怖映画である。ロバート・ミッチャムは8年の刑をおえて出所してきた。彼に不利な証言をしたのがグレゴリー・ペック。ミッチャムはペックの家族につきまとう。お礼参りである。 ペックは弁護士で警察にも顔がきく。で、町からミッチャムを追い出すべく、画策するのだが、この対応が弁護士らしからぬ下策だった。この間のやりとりは、ミッチャムの言い分がまさっているし、彼が姿をみせただけで恐ろしさがただよってくる。 ミッチャムの方がけんかが上手なのである。教育がある弁護士よりも知恵がまわる悪党はいるものだ。そしていよいよ家族に手をだしてくる。こうなると犯罪だから対応しやすくなる。なにが起きるか分からない不安感は消えてふつうのアクションになって終わった。

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狩人の夜 [DVD]

・「詩情あふれる恐怖映画
「両手の甲に刺青された『LOVE』(愛しい)と『HATE』(憎い)が絡まるとき,男はまた人を殺す」  映画史上まれにみる傑作のDVDがついに発売されました。デイヴィス グラッブの原作(創元推理文庫刊)を,『情婦』の弁護士役などで知られた名優チャールズ・ロートンが監督した,詩情あふれる恐怖映画です。

 非情な犯罪者に追われる兄妹の運命を描いたものですが,犯罪者の人物造形の恐ろしさと,逃亡中の子供たちの視点から描かれデフォルメされたように見える自然の異様な美しさが絶妙の陰影を作っています。 この映画が興行不振だったため,チャールズ・ロートンは映画監督を続けることを断念したとのこと。早すぎた天才の典型的な例だと思います。

 主演のロバート・ミッチャムの目が凄い。瞳孔が開いたような彼の眼差しは、 酒精中毒が原因だと噂されていますが、それだけでは説明しきれない凄みがあると思います。

・「映像こそが能弁に揺ぎ無い「善」を語る、ダークファンタジー
原作がノベライズに思えるほど、プロットは概ね忠実。だが映画の全体の構成は、原作の意図を汲みつつダークファンタジー調にまとめられている。昔話を語り始める老婆のような、冒頭のリリアン・ギッシュのモノローグでまず悩殺されてしまうのだが、ファンタジー調にすることで逆に、テーマはより洗練されたのだ。

本作は、大恐慌に端を発し、生活が行き詰った一家の主が強盗殺人を犯す事から始まる、考えうる最悪の形で一家離散迎えた男の子(まだ少年とも呼べない)の現実認識の物語である。原作でも主人公ジョンが再三「これは悪い夢だ」と自分に言い聞かせる描写をもって、悪夢的画面構成でこの映画は綴られていく。

原作には無いシークエンスを演出した、クーパー夫人vsハリーの第二ラウンドが白眉。

捨て台詞の通りハリーは、夜中に再びクーパーの家に現れる。聖職者の黒衣とナイフを月明かりに煌々と照らされ、聖歌を歌いながら。迎えるクーパー夫人は家の明かりを消して、闇の中、猟銃を握り締め目だけを輝かせ、椅子に座している。そして、ハリーの歌う聖歌と唱和を始めるのだ!

あぁ、これにはぶっ飛んだ。「迷い子よ主を頼れ」という内容の歌を、対峙する善と悪の象徴が共に歌う。同じ歌詞でも歌い手の込める意味合いは全く逆だ。しかも、悪は光の中にあり、善は闇の中に偲ぶという画面構成のアイロニー。

だが悪しきものはみな光の中にという単純なものではない。物語終盤でのクーパー夫人の台詞、「子供たちは耐える力を持っている」「子供たちは従順に耐え忍ぶ」という台詞を象徴しているのだ。これらは更に「だから主よ、御手を差し伸べてください」という台詞に繋がる。絶望の淵に立った子供たちに、現実を肯定しつつ終わらぬ夜はないという、希望を諭す名演出なのだ。

・「ただ1作の傑作
ビデオで持っているですが、DVDを待ち焦がれておりました。ひたひたと忍び寄る静かな恐ろしさ、陰影の美しい映像、トリュフォーやゴダールら、当時のフランス映画人を熱狂させた作品。ロバート・ミッチャムの演技も渋い。この映画のディテールは、時代を経て「恐怖の岬」のリメイク版「ケープフィアー」のデニーロに受け継がれることになる。

おすすめです。

・「悪夢風にアレンジされた寓話の世界
この1作だけの監督となったチャールズ・ロートンはこの映画を「マザーグースの話を悪夢風にアレンジしたものを作りたかった」と語っている。まさにその意図通りに仕上がった傑作だと思う。映像はモノクロだが、どのシーンをとっても、寓話の挿絵のような美しく幻想的なシーンに仕上がっている。特に、後半伝道師が子供を追うシーンにはカエル、ウサギ、キツネ、フクロウ、くもの巣等を絡めてまさに寓話の世界の「狼と赤ずきんちゃん」のような世界を作り出している。だが、この映画は寓話でなく子供の恐怖を描いた世界であり、決して美しい映像だけでなく、あわせて底知れぬ恐怖が漂っている。

銀行強盗で死刑になった父が隠した金を追う伝道師に母を殺され、家から逃げる幼い兄妹は、大人を信じることができず川を小舟で下る。兄妹は大人を誰も信じることができなくなり、助けを求めずただ無心に逃げるが、伝道師はいつのまにか追いついてしまう。この恐怖の追いつくシチュエーションはジョン・カーペンターの「ハロウィン」で逃げるヒロインに決して走らないブギーマンがいつのまにか追いつくシーンにも継承されている。特に、逃げる兄妹が眠る納屋の2階から見える馬に乗る伝道師の影(いつのまにか追いついた)は最も恐ろしいシーンだ。

でも、伝道師は決してホラーの怪物ではなく、弱者にだけ強い寓話の狼(「赤ずきんちゃん」で狩人には全くその凶暴さを発揮しない狼のごとく)のようであり、意思をしっかり持つ者は決して彼に騙されず、逆に彼は無力となる。とにかく、寓話の本質を見たような不思議な恐怖映画の傑作だ。

・「カルト映画の王様
 数あるカルト映画のなかでも最も評価が高く、チャールズ・ロートン唯一の監督作品であることがさらにこの映画のカルト性を高めている。まさにking of cult moviesである。 白黒の映像の陰影の美しさは表現できないほど素晴らしい。ロバート・ミッチャムの不気味な存在感も「恐怖の岬」と並ぶ出来。(ただしミッチャム本人はこの映画の役柄は好きでなかったらしい) カルト映画の多くは、名作ではないが欠点も含めて熱狂的に支持されていたり、グロテスクな描写やただひたすら陰惨だったりするが、この映画はたとえカルト映画でなかったとしても名作である。監督デビュー作がこれですから、ロートン監督が2作目、3作めを撮っていたらさらに凄い傑作が出来たのかもしれないが、この映画の興行的失敗で以後、ロートンがメガホンを取ることはなく、俳優として「スパルタカス」などに出演しているが、俳優としても(その巨体のせいもあって)存在感抜群だった。

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・「GUN FIGHT
ロバート・デ・ニーロが使用する拳銃について、密売人から4丁の拳銃を買います。一番小さく右手の袖から出すのがコルト25ACPラストで重要な働きをします。スーパーの強盗を撃つのがワルサーPPK/S 38ACP,シルバーのスナブノーズリボリバーがコルトディテクティブ38SPLのパールグリップ付き、一番でかいのがS&W M29 8 3/8INCH 44MAGでソフトポイントの弾丸に、ナイフで切れ込みを入れダムダム弾の代わりにしてます。ロバート・デ・ニーロ最高傑作ですよ。

・「時代を飛び越えた、真に恐ろしい作品
 中学生の頃に今はなき「月曜ロードショー」で初めて見て、意味不明で、荻昌弘さんの解説が更に意味不明で、なのにどうしても忘れられない作品として心に残り続けてきました。

 それから何度も見ました。今では「この作品こそ時代を飛び越えたマスターピースであり、そして他人に勧めることが出来ない真に恐ろしい作品だ」と確信します。自閉し、人生と自尊心の一発逆転を試み、そしてテロリストになっていく人間の心理をこれほどまでにリアルに描いた作品はありません。世に受け入れられられないことによる底知れぬルサンチマン。N.Y.だけでなく、この日本にも無数のトラビスが街を徘徊している時代になりました。私自身もまたトラビス的な一面を自分の中に見いださざるを得ません。本当に恐ろしい作品です。

 トラビスは女性と生身の関係が持てません。ベッツィとデートしても成人映画に行き、アイリスを買っても説教しか出来ず、そしてTVの中のラブシーンを恨めしげに傍観するしかないのです。まるでビデオで全ての性欲を処理しようとする現代の男性像を先見しているかのようです。そして肉体改造、微細に渡る日記の独白…。彼のルサンチマンのはけ口は政治家やもてる男などの成功者に向けられ、そしてマグナムとなって発射されるのです。

 スコセッシ監督演じる乗客が重要な役割を担いますが、監督自身虚弱体質のため学生時代疎外感を抱いていた若者でした。しかし彼は映画監督として自分自身思っていなかった成功をおさめることになります。トラビスが何故か英雄となる結末はそこから来ているのだと思います。なお、スコセッシ監督の『キング・オブ・コメディ』も全く同じ構造を持っており、もう一つの『タクシードライバー』となっております。必見です。語るべき事はまだまだ尽きませんが、今回はここまで。

・「リアリズム
リアリズム映画の傑作と言えよう。全編通してリアルな映像があり、見る人をドキュメンタリーフィルムを見ているような気にさせる。それゆえ極めて危険な映画であり、この映画がレーガン狙撃事件を引き起こしたのは有名である。デニーロの演技だけを注目する人が多数だが彼以外の有名無名問わず俳優陣の演技は絶妙なものとなっていて、例えば場末のカフェでのタクシー仲間と会話、先輩運転手の説教など、これほどリアルな映像は映画史全体を見ても極めて稀であり、特にこれがハリウッド映画というのがまた奇跡を思わせる。スコセッシの演出の賜物であり、ハリウッド映画の中で唯一の才能と言わせていただこう。ぽん引きヤクザや少女娼婦、銃の売人とのやりとり、選挙事務所、改造銃の製造場面等あらゆる場面が傑作映像となっています。

・「世の中腐ってるぜ!!!
この映画を見る前にニューヨークに行ったのですが70年代のニューヨークの不陰気を感じた映画でした。とにかく気に入り一日3回ぐらい見てました。銃を買うシーンとか筋トレそして最後のあのシーンとかを何回も見ました。友人や知人に貸して回ったりして一時期かなりトラヴィスになってました。とにかく買う事をお勧めしますがこのジャケットが気に入りませんね。

・「悪夢
 私はよくおかしな夢を見る子どもだった。夢から覚めるとはきけとめまいがした。とくに昼寝の後がひどかった。世界を自分のフレームにいれ直すのに時間が掛った。この映画をみるとあの感覚がよみがえる。 トラヴィスは悪夢的意識世界に閉じ込められた男のようだ。その意識のレンズを通してみた街や人は歪んでいる。よって彼が結ぶ人間関係も歪まざるを得ない。 この映画は妙に静かだ。血なまぐさいシーンにさえ、奇妙な静謐感がある。私の見た夢にも音はさしてなかったことを思い出す・・・。 ラストシーンのトラヴィス。彼はいつか夢から覚醒するのだろうか。それともこれはまた新たな悪夢の始まりなのか。 スコセッシ34歳・デニーロ33歳・カイテル37歳・フォスター14歳。若き日のドリームチ―ムが放った気の遠くなるような傑作。

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レベッカ [DVD]

・「見ていない人、是非
コレが、DVDで出ていたなんて。ジョン・フォンティンという女優さんが、始終狐につままれたような悩ましい表情で翻弄されます。かつ、美しい。観客は最後まで騙されたまま、この女優さんと一緒にあれやコレやと気をもまされます。話としては良く出来ていて、薄暗い海辺の邸宅は、推理小説の王道を歩くものです。なにか面白いモノないかなー、って探しておられる方、モノクロですが絶対オススメ。

・「レベッカ
この作品は、ヒチコック監督の代表作の1つであるが、映画のタッチは、むしろ製作者のセルズニックの色彩が濃く、「風と共に去りぬ」的なロマンティックな大作に感じられた。最も優れていると感じたのはアカデミー賞をとったジョージバーンズによる撮影の素晴らしさだ。冒頭の廃墟となったマンダレーのシーンから、モンテカルロの断崖、ホテルへの進行のうまさ。ところどころに挿入される海のシーン。原作の雰囲気を壊さず、スピーディーにこの映画を進行させ2時間の映画に終わらせたのは、撮影の絶妙さが欠かせないと思う。もちろん、1年前に若く無骨なヒースクリフを演じながら、今度は、正反対とも言える、偏屈な大富豪マクシムを演じきったオリビエ、新人でありながら、そのつたなさが主人公のキャラクターに見事に一致したフォンテーン、ワーグナーのライトモティーフのようににマンダレーや主人公、レベッカの暗示に使われる音楽の見事さなど、あらゆる要素が、この作品では、最高峰のレヴェルで発揮されてはいる。しかし今でもレベッカと言うと、マンダレーの屋敷を取り囲み込み、レベッカを死においやった海のシーンや、雨の中から登場する屋敷、最後に、Rの文字と共に燃えていく屋敷の場面が印象的な作品である。

・「時間を超えて一級品です
研究社の『英語青年』という主に英語英米文学の研究者やそれに関心のある人向けの専門誌に『レベッカ』とデュ・モーリアを特集した号がありました。そこで映画版の『レベッカ』が取り上げられていて,興味を持ち購入しました。原書でも読んでみようとは思っていますが,ローレンス・オリビエ,ジョーン・フォンティン,そしてヒッチコックによる映画版『レベッカ』はそれ独自の世界を築き,60年以上の時間を超えて一級品の作品になっています。ジョーンはとても美しくもどことなくおどおどしている演技で,一度も名前が出てこないヒロインをしっかりと表現しています。レベッカは彼女以上に美しい女性だったというのですから,どれほど美人だったのでしょう。オリビエも喪失の苦悩の深さを表情や仕草ににじみ出る演技で,役者としてのうまさを見せてくれています。一番特色が薄かったのは監督のヒッチコックでしょうか。彼らしさが抑えられているところがよさでもあり,悪い点でもあるかもしれません。いたるところに残るRの刺繍が白黒画像なのに,私には赤い色のイメージに映りました。他の方にはどのような色にイメージされるでしょうか。

・「原作と決定的に違う点が不満です
ヒッチコックの代表作の一つです。トリュフォーとヒッチコックの対談「映画術」も是非合わせて読みましょう。

ただ、映画としてはとてもおもしろいのですが、デュモーリアの原作を先に読んでしまった者としては、ストーリーにむちゃくちゃ無理があると思うのです。まあ、セルズニックの映画ですから、どうしたって原作のままというわけにはいかなかったし、ご都合主義的にならざるをえないのでしょうが。。。

しかし、映画ではレベッカの死因がなんだかわからないし、後半のレベッカの元愛人のジョージ・サンダースが出てきて一気にハラハラドキドキとなるはずが、映画では今ひとつ迫力不足です。

先の「映画術」の中ではヒッチコックは原作を読んでいないか、読んだとしても忘れてしまっているようで、脚本がヘンだというようなことをちょっと認めるような発言をしていたと記憶しています。

もし原作をまだお読みでなく、この映画をご覧になった方は是非原作もお読みください。どちらも楽しめると思います。

配役はローレンス・オリビエはまさにはまり役。ジョーン・フォンテーンはオーソン・ウエルズの「ジェーン・エア」でも似たような役柄を演じていますが、これまたピッタリではないでしょうか。

・「面白い推理小説のよう
作品全体が、マキシムと亡き妻レベッカの複雑だった関係から起こった事件を解明する、という、推理小説仕立てになっている。途中までは少々退屈なストーリーだったのだが、真相が暴かれていく段階になるとスリルがあり面白い。さすが、ヒッチコック映画、とも言えるだろう。この作品の中で、亡き妻レベッカと、女使用人の関係というものがかなり密接だったことがわかる。病院で使った偽名もメイドの名前、というのがそれを物語っていた。最後のシーンでもそれが強く感じられた。

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俺たちに明日はない [DVD]

・「世代により評価が分かれるかも
最初に書いておきますが、衝撃のラストシーンに対しての評価は世代によって大きく分かれると思います。

・「大好きな映画です!!
言葉数も少なくて、その分一つ一つが深い!!銀行強盗に憧れるわけじゃないんだけど、ここまで深く結びつきあった二人は本当に憧れる。・。なによりラストに近ずくにつれて本当切なくなる。殺される前日に初めて結ばれた二人。あのときのボニーの本当に嬉しそうな笑顔が最高にかわいい!それにしてもダナウェイが綺麗すぎる。。憧れます!!殺される直前に二人で顔を見合わせるシーン。。。本当何回停止してみたかってかんじ!この映画は本当ここではないどこはここにはないなにかを求めつずけた二人。。

本当大好き!!!

・「衝撃的なラストシーン
冒頭のシーン、ベットの上で暇を持て余し気味にしている半裸のフェイ・ダナウェイ、いつも口が「への字」に曲がっているような不満顔・仏頂面、「ムダに垂れ流されている青春」「エネルギーを持て余している若者」の姿が一瞬にして伝わってきます。すごい存在感、当時としてはかなり斬新なタイプだったと思います。彼女を得たことがこの映画の成功の最大の理由です。

初めて押し入った銀行が倒産して盗むものがないのも不況時代を思わせるエピソード、この他にもコミカルでドジなシーンがここかしこに挟まれていて、意外とのどかな味わいで演出されています。犯罪を重ねる度にどんどん「いい顔」になっていくビューティーとダナウェイ、最初は不細工にも思えたダナウェイの顔が美しく変貌していきます。時にはヒステリックに泣き叫んだりもしますが、後半ではビューティーを支える女性として母性的な色が濃くなっていきます。

この映画をいつまでも忘れられないものにしているのは、衝撃的なラストシーンです。車を降りたビューティーと、まだ座席にいるダナウェイが待ち伏せした警官達に蜂の巣のように弾丸をぶち込まれるのだけれど、その前に一瞬写しだだされる2人の顔のアップ、何かを悟ってお互いを見合ってお互いを求め合うその表情に・・・大泣きしました。犯罪を賛美する気持ちはサラサラありませんが、ほんの一時でも愛し合い、これ以上ない位に結び合った2人の姿が今でも目に焼き付いています。

・「今見てもいい作品ですね。
この作品、「ボニー&クライドの映画」と言った方が解る人多いかもしれませんね。大昔の作品だと言うのに現在でも色あせないのはすごいと思います。

この2人、徹底してワルなんですよ。ギャングですしね。しかしそれを思わせない。なぜか逃避行を応援してしまう。

2人はどうなるのか?どこまで逃げるのか?最後までハラハラしっぱなしです。そして2人を取り巻く仲間達。気のいい奴や、かなり腹の立つオバサンなどなど(笑)今見ても十分楽しめる作品です。

・「現代の残虐シーンとは明らかに違う何かが
この映画にはあると思う。

たしかに、主人公が犯罪者ということで、感情移入できない観客もいるかもしれない。モラルで彼らを否定するのはたやすい。しかし、明日の見えない時代の中でもがき苦しみ破滅する彼らが現代の閉塞感とどこかオーバーラップし、少し共感することができた。その共感があったからこそ、ラストシーンは胸が痛み、切ない。最後に死ぬフェイ・ダナウェイのなんと美しいことだろう。

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魔人ドラキュラ (ベスト・ヒット・コレクション 第9弾) 【初回生産限定】 [DVD]

・「格調高きゴシックホラー
ブラム・ストーカー原作の同名小説のトーキーでは初めての映画化。

本作の見所として不可欠なのが、現在に至るまでのドラキュラのイメージを決定付けてしまった(そして同時に俳優自身を役柄のイメージに縛ってしまうことになった)ベラ・ルゴシの存在。その存在感たるや動かざる山の如し。

舞台をただ撮っただけで退屈という意見をよく耳にするけれど、個人的には覚悟して見ていたのでそこまで退屈には感じなかったです。

音楽がほとんどないのが退屈と言えば退屈だけど、それがかえってOPロールで流れる“白鳥の湖”の美しさを一層引き立てているような気がする。狙って演出したのか偶然の産物なのか・・・。

なおこのDVDは版権主のユニバーサル製だけあって特典が非常に豊富。約30分のメイキング(進行役は劇中最初のセリフをしゃべった少女※現おばあさん)では本作以前の吸血鬼映画・舞台について語られたり、ルゴシの素顔を彼の息子が語ったりとファンも満足の仕様。それに加えてトリビア満載の音声解説もあるんだから、何をかいわんや。

こんな豪華な仕様のDVDが980円で手に入るんだから、ゴシックホラーが好きな方は購入して損はないと思います。

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・「歯医者に行くと今にも「安全かね?」と聞かれそうで・・
 この映画を見た人の多くは満足しているとは思うが、公開当時から現在にいたるまで、この映画に関する評価は定まっていないような気がする。ニュー・シネマの巨匠ジョン・シュレシンジャー監督ということで見る側が余計な先入感を持ってしまうのかも知れない。 しかしサスペンス・スリラーのようであり、ニュー・シネマのようであり、名優の演技合戦でもあり、様々な映画的要素を織り込みながら、シュレシンジャーが描く当時のニューヨークの街の雑多な風俗描写や、冒頭の何が何だか判らない、老人同士の喧嘩から衝突事故にいたる場面やパリの冷たい描写なども秀逸で、ついつい映画の世界のに引き込まれてしまう。主人公がマラソンを日課としていることや、父親の過去の汚名、恋人との恋愛関係の描き方に若干の物足りなさはあるが、ニュー・シネマのヒーローとして当時、もっとも脂の乗っていたダスティン・ホフマン、まだ新人だったマルト・ケラー、メイキングで本人も語っていたほどに適役だったロイ・シェイダー、そして本作でアケデミー賞ノミネートのオーレンス・オリビエまで、出演者のハイレベルな演技だけでも見ごたえ十分だった。 特にローレンス・オリビエの演技は凄かった!!メイキングで語られていたが、癌の転移による病魔との闘いの最中の演技とはとても思えない。「安全かね?」と聞きながら淡々と拷問の準備をする姿、ユダヤ人街を歩く姿の緊張感、隠していたダイヤを見たときの興奮した奇声、ホフマンにダイヤをばら撒かれた時の苦悩と屈辱の表情まで、後半はオリビエの主演作みたいだった。

・「恐怖の拷問映画。
1976年に製作されたショッキングなサスペンス映画。「真夜中のカーボーイ」のジョン・シュレシンジャー監督の冷酷な演出が冴え渡った恐怖の拷問映画とも言える。ナチスの残党で戦争犯罪者のゼルを名優ローレンス・オリビエが演じているのだが恐ろしいほど残酷かつ冷酷な演技で凄まじい存在感を示している。ゼルに追われる大学院生役のダスティン・ホフマンも恐怖に怯える凄まじい演技でダスティン・ホフマンといっしょに歯の痛みを疑似体験させられてしまうほど苦痛に満ちた演技はすごい。拷問シーンやニューヨークでゼルの正体がばれる場面は時代を超越した神がかり的な素晴らしさで、もちろんラストの浄水場での対決シーンも素晴らしかった。1976年を代表するサスペンス映画の傑作だ。

・「戦う老人達に拍手。
風変わりな名前だが、風変わりなスタートから始まる。ユタや人とナチスの残党。2人とも老人。彼らの勇ましい闘いぶりから始まるサスペンスドラマ。内容は引き締まっている。脚本、役者もいい。監督も無駄なくまとめている。結末もこの種のドラマとしては上出来。金の亡者と化したナチス老人。あっけない死。

・「トラウマ。
皆さんおっしゃるとうり,歯医者トラウマになります。ホフマン上半身裸で走るシーンかっこいいですね。予告編でその場面にマラソンマーーーン。ってナレーションかぶさってかっこよすぎでした。

・「ロイ・シャイダーを追悼し、そのクールで切れ味鋭い存在感を確認したい。
 ロイ・シャイダーが亡くなった。70年代から80年代半ばのアメリカ映画を語る際にはやはり忘れてはならない俳優だった。その代表作と言うと、一般的には、ボブ・フォッシーの自叙伝的傑作で酒とタバコと女性をこよなく愛したワーカホリックな舞台演出家を演じた「オール・ザット・ジャズ」やスーパー・ヒット作「JAWS・ジョーズ」辺りが挙げられるのだろうが、ハードなアクション映画でも、実に「絵」になる俳優だった。それはシャイダーがハリウッドで最初に認められたのが、ジーン・ハックマンのポパイ刑事の相棒を演じた「フレンチコネクション」であった事や、初の主演作が、ハードなポリス・アクション「ザ・セブン・アップス」だった事を思い返してもらえれば納得してもらえると思う。中でも今作での、ダスティン・ホフマンの兄でCIAの特務機関に属するドク役は、その贅肉を削ぎ落としたような鍛え抜かれた肉体に精悍な顔立ちの中に見える鋭い眼光と冷徹な顎もとで、寡黙で超クールなエージェントとして強烈なムードを放っていた。映画は、J・シュレシンジャー(監督)&W・ゴールドマン(原作、脚本)の名手によるサスペンス・スリラーの傑作で、ホフマンとローレンス・オリビエの新旧の名優の共演が話題になったが、個人的には最もシャイダーが際立っていたと思うし、出来る事ならスピン・オフ企画で、ドク主演のハードなスパイアクション映画が製作されないかと当時夢想したものだ。ここ数年はあまりスクリーンでお目にかかれる事がなかったが、突然の悲報は残念。

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成功の甘き香り [DVD]

・「突然の廉価版化は嬉しい。映画ファンもジャズファンも注目!
 各メーカーが定期的に張る廉価版キャンペーン、正直な処、既に何度も低価格化されているソフトが“手を変え、装いを変え”発売されるケースが殆どだが、稀に、埋もれた傑作やマ二アックな逸品が出てくるのが、映画ファンとしては喜ばしいことだ。今作は、正に、そんな気持ちにさせられる秀作。一流新聞社のコラムニストが、妹とジャズ・バンドのアーチストの仲を引き裂く為、上昇志向の強い出版エージェントを利用し、画策する。なにしろ、深酒した後の、深夜のTV劇場で1度観たきりなので、ディテールは記憶にないが、全編を支配するニヒリズムとマス・メディアへの辛辣な眼差しが、モノクロームの映像とクール・ジャズの鮮烈な響と共に、酩酊、睡魔から意識を覚醒させ、最後まで魅入ったことは鮮明に覚えている。監督はアレキサンダー・マッケンドリック、今作の前に「マダムと泥棒」と言う、それこそ極めつけのカルト的喜劇を撮っていることで有名だが、一見相異なるジャンルに見えて、どちらも、ドライでブラックなムードを感じる辺り、この監督の作風なのだろうと思う。それと、チコ・ハミルトン本人が出演し、自身のクィンテットでプレイするシーンがあるのが、ジャズ・ファンは押えておきたい処、実は、この映画は、アメリカ映画で初めてモダン・ジャズが映画音楽として使われたことでも名高いのだ。

・「バート・ランカスター主演作にしてはイマイチだなぁ
正直、鑑賞前の期待度は相当なものだったが、いざ観てみると歯切れの悪い演出で途中から眠たくなってしまった。アレクサンダー・マッケンドリックって寡作主義者で生涯5本しか撮っていないおらず、「マダムと泥棒」以上に評価されている作品なんだが、俺にはイマイチなんだなぁ。芸能コラムニストのドロドロとした世界を描いており、もっとグイグイ引き込まれてもおかしくないThemaなのに、この監督の技量なのか。スタンリー・クレイマー辺りが撮っていたらなぁとつくづく思ってしまう、今日この頃。

でもHallywoodで五本の指に入る大根役者と言われたトニー・カーティスが正にはまり役を演じております。彼の一世一代の名演技と言えるのではないでしょうか(「手錠のまゝの脱獄 」や「絞殺魔」の彼も良いけどね)。それだけにくどいようですが、演出家の力量が...

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ブルーベルベット 特別編 (オリジナル無修正版) [DVD]

・「リンチ語法による青春映画の大傑作
確かにジャンル分けするなら「サスペンス」がおさまりが良いだろうが,この作品は私には「青春映画」の大傑作として刻まれている。

リンチ世界の要素としての、エキセントリックな人物(脇役)、変態的な性、暴力、そして眩暈を感じる位対照的な美しい色彩と音楽。

これらはこの作品ですでに完成されているが、本作品や「ワイルド・アット・ハート」、「ツイン・ピークス」ではそれらの要素は「純愛」をより際立たせるために使用されている。

近年の作品でのリンチの語りは「ナイトメア」を語るが、本作品では「デイドリーム、白日夢」が描かれる。それはジェフリーがサンディに、歌手のアパートに忍び込むプランを話した時にサンディが言うセリフにはっきりと言及されている(「それはデイドリームのよう。実際に実行することは別のこと。」)。

この後ジェフリーが経験する出来事は、純真無垢なサンディとの青春時代の恋愛から大人のドロドロした愛憎の世界にジェフリーを放り込み、そして自分の身を危険にさらしても守る正義の重さと、サンディの心を傷つける苦悩を通過させて、彼を大人として成長させるのだ。

だから作品の中でのクライマックスはフランクとジェフリーの対決では無く、裸のドロシーをサンディの前で抱きしめざるおえないジェフリーの苦悩とサンディの流す涙だ。

サンディの純真無垢さもドロシーやフランクのエキセントリックさも一歩間違えると笑ってしまうくらいの極端さで、それをそうは感じさせないのは、サスペンスフルなプロットとリンチの語り口調の巧みさのせいだ。

エンディングはすがすがしく、この甘酸っぱい美しさがこの作品に特別の輝きを与えている。

・「リンチの世界
リンチの作品ではおなじみのカイル・マクラクランが主演です。彼の少し病的なハンサムさがリンチ独特の美しい映像と異様なシナリオに良くマッチしています。物語を取り巻く異常な人物たちも魅力的で『ロスト・ハイウェイ』、『マルホランド・ドライブ』に並んでリンチ色の強い作品です。リンチ好きなら必ず楽しめる作品です。

・「観るたびにある発見
ボビー・ビントンが甘く澄み切った声で歌う「ブルーベルベット」をBGMに青(空)白(フェンス)赤(薔薇)、水とじゃれあう犬、という明るく健康的な雰囲気で始まるオープニングは実に印象的。ボビー・ビントンの歌う「ブルーベルベット」からひらめいたストーリーだと言っていたデヴィッド・リンチのこだわりが感じられた。しかし、一転してカメラは地面の中の虫を映し出す。デヴィッド・リンチの世界がいよいよ始まるという感じ。

特典からの様々な情報、特にスタッフ、キャストが語ったエピソードで、面白さが何倍にも膨らんだ。特に当時のデニス・ホッパーは「酒とヤク」のリハビリ復帰後第一作目で、「素」の状態で演技できるか心配だったというエピソードには驚いた。「素」であれだけできれば充分。彼が吸引していたのは「酸素」ではなく「ハイになるクスリ」だったことで、あの演技の意味をはじめて理解した。「何度もあったイザベラの全裸の演技」に関するいろいろなエピソードは非常に興味深かった。彼女自身の解釈を聞けたのもよかった。

製作当時、評判が悪かったそうだが、徐々に評価は上がったという。数年前ビデオで観た時と全く異なる印象を持った自分に驚いた。この作品に限らず、「リンチの世界」は観る度に発見がある。実感した。

・「リンチの代表作
リンチの代表作だと思います。カイル・マクラクランもかっこいいですよ。ドラマ「ツイン・ピークス」が好きな人、必見ですよね。バックで流れる音楽も良いです。

・「平和な田舎町に潜む異常な事件
 大ヒットしたドラマ「ツインピークス」の世界観が好きな人には、強くお勧めできる。どこにでもある平和な田舎町。切り落とされた、人間の耳が発見されたことをきっかけに、麻薬取引や誘拐監禁といった恐ろしい事件が明らかになっていく。

 耳の穴が、平和の裏に隠された異常な事件への入り口を象徴しており、耳を発見した主人公ジェフリーが事件を調べ、自らも巻き込まれていく期待通りのストーリーが展開される。描写は、この監督ならではの何ともいえないまがまがしさに彩られており、惹きつけられる。出演者はいずれも個性的で、監督の意図した世界観をよくあらわしている。好き嫌いはあるだろうが、完成度の高い傑作。

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第三の男 [DVD]

・「参考までに
商品に対する評価ではありませんが…。この500円シリーズは、本のコーナーにも同じ商品があります。時期のよってはそちらのほうが安く買えることがありますので、本のコーナーで検索されることをおすすめします。

・「未だ色褪せぬ感動
 ジョセフ・コットン, オーソン・ウェルズの迫真の演技。他の登場人物も猫一匹に至るまで印象に残る場面があって、しかも筋がぴんと通っている。 チターの音楽も効果的。 ウィーンの雰囲気と合わせて、何度も観たくなる映画でなるほど、人様が名作とこぞっていうだけのことはあると納得です。 どのシーンも印象に残りますが、特に印象に残るのは、終盤近くかな、あの遊園地のシーン。 後の007にもオマージュしたシーンが出てきますが、オーソン・ウェルズの微妙な表情とそれを観て迷う主人公の表情の対比が面白いです。悪い奴なんですけど、どこかにくめないんですね。オーソン・ウエルズの役が。色気があるというか。 あと、ラストの締め方も美しい。これが映画という締め方で唖然としました。 この映画は何回も見て、宝物になりました。

・「映画の歴史に君臨する作品のひとつ
製作から50年以上が経過しているせいか版権が”テキトー”になっているためIVCと旧パイオニアからも同タイトルのDVDが発売されています。また英米の二大プロデューサーが絡んでいるため英国コルダ版、米国セルズニック版の編集違いが存在しています。どこがどう違うのか比べたことがないので詳細は知りませんけど。

そんなバックボーンはともかく、モノクロ映画の頂点を極めたといってもいい一本。夜の街角にハリーライムの顔が浮かび上がる場面は鳥肌モノ。このロバートクラスカーの撮影に影響を受けたカメラマンは数知れません。音楽といい、脚本といい、画面の構図や編集など、その完成度は世界の映画学校の教材としても使われている傑作中の傑作です。「150年のスイスの平和が何を生んだ。鳩時計だけだ!」という台詞が有名な観覧車の場面など、出来れば大きな画面で味わいたいところですなぁ。

・「モノクロ映画の名作
これだけの作品が、この値段で買って安直に見れてしまうというのは、非常に幸せな時代だ。ただ、これが単にどれくらい若い人たちを獲得できているのかどうかははなはだ疑問。名作が安価に売られることで、かえって安っぽさを演出してはいないか?

ただし、多くの人に見てもらいたい傑作ではあるのだ。

映画は、非常に総合的な芸術だが、とりわけ映画において特徴的なのは映像があることだ。その意味で、この映画は非常に映画的な映画といえる。凝ったカメラワーク。光と影の効果的な利用法。効果的な音楽の利用法。ストーリや心理を主に映像を利用して表現するという手法の古典のひとつだと思う。そういったオリジナルだけが持つよさをこの作品はたくさん抱えている。ただ、やはりそれだけにTV画面むきではない。このインパクトは暗い映画館でしか体験できないものなのだ。これは、白黒映画全体にいえることでもあると思う。テレビで見ると構図の迫力が半減してしまうのだ。

本当は映画観のスクリーンでみるべきもの。大画面のTVをお持ちなら、部屋を少し暗くしてみるといい。

当時の戦後のウィーンの雰囲気がよく味わえる作品だ。

・「映画の教科書
 考え抜かれた画面の構図、白黒の特性を生かしつくした光と影のコントラスト、オーソン・ウェルズをはじめとした魅力的な脇役。この全く隙が見当たらない映像表現は、「映画の中の映画」の称号に恥じない、まさに「映画の教科書」としての資質を十分に備えた大傑作。

 地下水道の逃走、大観覧車、そしてラストの並木道での別れ等々、これほどふんだんに名シーンのある映画もそうはない。そして、全編を覆うはかなげなチターの調べが、かつての栄華をほのかに漂わせる廃墟のウィーンの風景に溶け込み、忘れがたい印象を与えている。

 「150年のスイスの平和が何を生んだ。鳩時計だけだ!」

 大自然と平和の国のイメージしか持てない多くの日本人にはわからない、狡猾に生き延びる国家・スイスの本質を表現したこの言葉の中に、未曾有の戦禍を蒙った、敗戦国の人々のやるせない叫びがこめられている。

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101匹わんちゃん プラチナ・エディション (期間限定) [DVD]

・「動物を飼ったことのない人も楽しめます!
随分前からお蔵入りになってしまっていたため,ずっと自宅では見ることができなかった「101匹わんちゃん」(101 Dalmatians)がようやくの再販です!!長かった・・・・日本での公開は1962年7月です。

・「ついに登場。
今までディズニーの初期の作品がDVD化されていく中で、残っていたのがこの101匹わんちゃんです。

またもや期間限定なのが気に入りませんが、これは手に入れておかなければ。プラチナ・エディションとスペシャル・エディションの2種類がありますが少し割高でもプラチナ・エディションの方をお勧めします。

他のDVDでもそうでしたが、映像特典に含まれる「制作の舞台裏」というのがなかなか興味深い物です。実際に人が踊って見せてその動きをアニメーターが絵にしていくなど、年月が経っても古びることなく鑑賞に堪えうる美しい映像は、丁寧な仕事の中で生み出されてきたのだということがこれを見ればわかります。そのための出費は決して無駄ではないでしょう。

それにしても、何故このような優れた作品をいつでも買える商品として提供しないんでしょうか。

・「お薦めです!!
随分昔に限定で発売されたVIDEOを買ったのですが、子供が何度も繰り返し観ているうちに、テープが壊れてしまいました。再販をずっと待っていたのでとても嬉しいです。

・「もっているのはビデオなんですが・・・
DVDのほうがやはりきれいなのでしょうね。

お話に関してだけ申し上げると、犬の動きが本当に見事です。ポンゴがご主人様を結婚に導くところは、とても楽しいです。

悪役のクルエラはほんとうに悪い人ですが今3歳の息子は「クルエラが大好き」だそうです。オーバーアクションなところが面白いようです。動物たちのやり取りもとても楽しく全体の雰囲気がとても上品です。余計な登場人物が出てこないのもいいのかもしれません。

それにしても・・・昔のロンドンでは稼ぎの少ない新婚さんでもお手伝いさんがいたのですねぇ。。。

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エルム街の悪夢 スペシャル・エディション [DVD]

・「ホラーの神髄!
これはね、非常に良い作品ですよ。同じホラー映画でも13金とは異質の作品であり個人的にはこちらをオススメします。しかし第一作目のこの作品だけにエールを送りたいと思う。理由はこの本編以降のエルム街には一作目のダーティなアロマ(香り)が足りないからです。フレディーも三作目ぐらいからパロディに走りだして妙に口達者になり作品の雰囲気を壊し始めるという結果になり残念でありません。でもこれは傑作であると断言できます!

・「低予算で作られた故の恐怖
人間にとって絶対欠かせない物の一つ、睡眠。その安らぎの時間に死ぬかもしれない恐怖を描いたこの作品はアイデアとして素晴らしいと思います。低予算ゆえにいろんな部分でチープな所が見られますが、シナリオでそれをカバーしています。

ホラージャンルにおける名作の1つとして、モンスターのデザイン、設定、シナリオ共々この作品は必見ではないでしょうか。

・「ホラー?
いや、ホラーって感じしなかったです。なんかNHKの年末に2時間連夜よくやる長編海外ドラマな感じで普通に内容が面白かったです。

フレディもあんまり出てきませんし、暗いシーンばっかで何やってるのか良く見えないですし、逆に主人公を中心としたホームドラマ的な感じで気楽に楽しめました。それに+幽霊って感じで、食い入って見てました。

ジョニー・デップもなんか知らないで見てたら「ん?何かこの人、どこかで見た事ある顔だけど…。」てな具合で気付かないかも…。※主人公のボーイフレンドがジョニーですよ!

結構アイデアも凝ってて20年以上前の、しかもしかも低予算でありながら全然作り物っぽい感じがしなかったし…っていうか作り物が出てくるようなシーンないですけど、前半はホラーテイストで中盤からちょっとスプラッタ。

そしてクライマックスは…ホーム・アローン?

・「夢ものの元祖(?)
どこから夢で、どこから現実か分からず怖いというネタは小説などでは、昔から、たくさんあると思いますが、ホラーとして、そのネタをポピュラーにしたのは、この作品ではないでしょうか。続編やテレビシリーズも作られ、有名になったフレディですが、この作品では、まだコミカルになりすぎていないのが良いです。

また、都市伝説ものとしても古い方ですので、両方で楽しめます。音楽も幻想的で良いです。

まだ、観た事のない方には、おすすめです。

・「お風呂で眠ってはいけません
小学生の頃、エルム街の映画CMが流れると、逃げてました。でも、TVで放映されたのを観て、一気に虜になりました。夢か現実か解らない、描写が素晴らしい。フレディが、襲ってくるのが悪夢だと解るが、これが後々重要な伏線になるんですよね。ラストは、クレイヴンが考えてたラストとはちがうようですが、考えられたラストなんですよね。悪夢の迷宮の出口は、あるのか。

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ぼくの採点表—西洋シネマ大系 (総索引) 20世紀ムーヴィーズ

・「映画ファンにはとても重宝する一冊です。
 双葉十三郎氏が一世紀の間手がけてきた映画採点表のすべてが凝縮された一冊です。確かな批評家を挙げれば、拙者はまず氏を仰ぎます。それ程素晴らしい慧眼がその人生においても(90歳代!)伝わってきます。自分の採点と、氏との採点を見比べることが本書の特徴ですが、その他にもいろいろな発見ができると思います。特に、採点が高い作品はどのような作品群が多いのかという氏の特徴や、また、氏が付けた採点が高い作品のさらなる魅力を探ってみようとするのも良いのではないでしょうか。採点が低い作品はだいたいどういうものかも理解できますし、また、自分の採点と氏の採点と食い違うときのshockも何ともいえない悔しさが残ります。自分のお宝作品は正直採点を変えたくないものですが、多分その譲れない作品が本当の一番自分のお気に入りではないか、と考えてしまいます。

ぼくの採点表—西洋シネマ大系 (総索引) 20世紀ムーヴィーズ (詳細)

外国映画ぼくの500本 (文春新書)

・「氏の映画歴史観にはまったく脱帽です。
 ほぼ一世紀の歴史を持つart、「映画」について今後も含めてどのように向き合っていけば良いのか考えいた末に、やっと本書に出会えました。僕のよき相談相手になっていただいた本書もご紹介させてください。感銘を受けたのは氏の成長ちから語られる貴重な映画論の数々です。氏もほぼ一世紀のお歳で映画の歴史とほぼ同時進行しているので、ある種哲学書を読んでいるかのような気分にさせられました。最も印象深かったthemeは、映画の栄枯盛衰を年代で分析されており、戦前の映画は未開拓的な夢と手製の技術、戦後の60年代までは手法の限界とrealism。そして、僕がこれまで腑に落ちなかった氏の評価が70年代以降どうして下降していったのか、という謎がここで明らかにされており、大いなる感銘を受けました。もはや映画自体が別の方向に独り立ちしていった感もあり、評価は個人相応自由という原則も語られた上で、もしかすれば近年、2000年以降の映画、若しくは音楽も含めてその評価水準を新時代に適合させていかなければならないかも知れません。映画funの方必読!!

・「DVD購入の手引きとして最高!
昔の映画のことを調べるとき、辞書代わりとして重宝する、500本の名画を厳選したシネマガイドです。1910年生まれの双葉十三郎氏の映画の選び方は意外とオーソドックスで、読んでいるうち、この本の母体となった「僕の採点表」(全6巻)も読んでみたくなりました。

・「スクリーン連載時と点数の違うのもあります
スクリーンに連載していた時と若干違う点数になっているのがこの本のいいところです。

例えば「ゴッド・ファーザー」なんかはスクリーン連載時には☆☆☆★★だったのが、その後の世の中の評価と、改めて見直して、この本では☆☆☆☆にしています。

本当の意味での公正な判断をしている映画評論家の第一人者だと感じさせてくれるところです。

・「あくまでも双葉さんの500本
1960年代までは、いつも「スクリーン」誌の「ぼくの採点表」の採点を参考にして、見る映画を選んでいましたが、双葉さんの採点に納得がいかないということは、まずありませんでした。番組名は忘れましたが、NHK の FM 放送でも、双葉さんや淀川さん、飯島正さんなどが出演されている映画批評の番組を毎週聞いておりましたが、一番客観的かつ適切な批評をされるのが、淀川さんと双葉さんだったという印象があります。70年頃からは、あまり見たい映画が無くなってしまって、映画館から足が遠のき、「ほくの採点表」を見ることも少なくなってしまいました。そういう意味で、私にとってはこの本は、昔の映画全盛期を思い出させてくれる、懐かしい本であり、また私が知らない映画を見るときの、良い参考書でもあります。内容は基本的に当時の「ぼくの採点表」と同じですが、ご本人も書いておられるとおり、「ぼくの採点表」の採点と異なるものがかなりあります。また、本書で扱われているのは、古今の映画の BEST 500選ではありません。あくまでも双葉さんの500本ですから、当然のことながら双葉さんの好みがかなり強く反映されているように思います。例えば有名な監督の作品について言えば、トリュフォーやフェリーニ、ベルイマンの作品などは沢山扱われていますが、ゴダール、アントニオーニ、アラン・レネなどの作品は、殆ど収められていません。また、東欧の映画など入っていません。もしかしたら、商業ベースに載らないような映画は、「ぼくの採点表」で扱うことができなかったということなのかもしれません。

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大アンケートによる洋画ベスト150 (文春文庫―ビジュアル版)

・「バイブル!
もうこれは私の人生になくてはならない大切な本です。初版の頃に買って、ボロボロになった今でも手元に置いてちょくちょく見ています。作品を選ばれたのが高名な映画評論家・作家という玄人さんたちなので、中にはムズカシイかも..というものもあります。それでも、好きな理由の箇所を読むと不思議と「なるほど、納得」させられてしまいます。コメントそのものがひとつの作品みたいな美しさを持っています。ホントに豪華なアンケートだわ。。この本に載っているのが本当の名画なんだ、と10代で次々と観てしまったため、幸か不幸かハリウッド娯楽映画のよさが未だに解らず。。人生変わってしまったかも。

ただ、芸術性を求めたりする人だけがコメントしているわけではなく純粋に娯楽として楽しんでいる方も多いので、ちゃーんと「ローマの休日」や西部劇が入っているところもいいです。

ベスト150に入っている映画は映画史そのものといえるかもしれません。

若い人にも是非読んでもらいたいです。本当にお薦めです。

・「名画を見るきっかけになった本