「不思議な感触」
One Day I'll Be on Time (詳細)
The Album Leaf(アーティスト)
「素敵名盤」「やっぱアコギは瑞々しいね」「溶け込む音」「遠くの情景の音楽。」「子守唄に似た、又は包まれている感覚」
Spine & Sensory (詳細)
Tristeza(アーティスト)
「いつまでもこの音に浸っていたい…」「クールに。」
夢博士の告白+1 (詳細)
ケヴィン・エアーズ(アーティスト)
「未練がましく顔なんかはり付けやがってみっともない!!」「夢博士ケビンの不思議な、万華鏡のような世界」「日本独自リマスターの紙ジャケ仕様」
Dr. Buzzard's Original Savannah Band (詳細)
Dr. Buzzard's Original Savannah Band(アーティスト)
「きらめく音世界」「「良質のポップ」の「お手本」盤」
Hold Me Thrill Me Kiss Me (詳細)
Gloria Estefan(アーティスト)
「カヴァー・アルバムです」
Filles de Kilimanjaro (詳細)
Miles Davis(アーティスト)
「ファンクとエレクトリックへの止めようのないベクトル」「緊張感のなさが良い!」「エレクトリックでもマイルスワールドは不滅です」「Miles' Process」「データです」
Cherry Blossom Girl (詳細)
Air(アーティスト)
「一目惚れ」「最高に落ち着く!!」
そっくりモグラ (詳細)
マッチング・モウル(アーティスト)
「」
Orange (詳細)
Al Stewart(アーティスト)
「変録音インスツルメンタル」「オレンジは素晴らしい!」
Ashes Are Burning (詳細)
Renaissance(アーティスト)
「大仰さが加わる前の純粋な美しさ」「Art-Rock,Prog-Rock」「彼女ららしい音楽性を確立した初期の代表作」「彼らの最高傑作といわれることも多いアルバムです」
ソート・オヴ(紙ジャケット仕様) (詳細)
スラップ・ハッピー(アーティスト)
「あの時代だからこその一枚。」「サイケ」「視聴してください」「青い花」
Pressure Drop (詳細)
Robert Palmer(アーティスト)
「見逃すな!名作です。」「ブルーアイドソウル」「英国ダンディズムを魅了するブラック・ミュージック」
Larks' Tongues in Aspic (詳細)
King Crimson(アーティスト)
「いまさらだが、」「パワーの爆発」「一番クリムゾンらしい時期」「フロイドの「狂気」とほぼ同時期に日本発売。どちらも頂点!」「とにかく素晴らしい!」
Everything and Nothing (詳細)
David Sylvian(アーティスト)
「いわゆるベスト盤ではないですよ」「ベストを遥かに超えた素晴らしさ」「一生聴ける」「日本盤レーベルの企画力、販売方針を疑う・・・」「どんな曲でも歌います」
The North Star Grassman and the Ravens (詳細)
Sandy Denny(アーティスト)
「サンディの'71年ソロデビューアルバム」
Quiet Sun (詳細)
Mainstream(アーティスト)
「ジャケが・・・」「英国産ジャズロックファン必聴の名盤」「イーノもいるでよ。」
Folky Soul (詳細)
wyolica(アーティスト)
「桜の花びらのように、あたたかな音。せつない気持ち」「優しさを感じながらなんだか切ない」「純度の高いわいよりか」「純度の高いわいよりか」「いやされます」
We'll Never Turn Back (詳細)
Mavis Staples(アーティスト)
「じっくりと聴きたいアルバム。手ごたえ十分な出来映え」「これは買いでしょ!」「素晴らしい」
The Parkerilla (詳細)
Graham Parker & the Rumour(アーティスト)
「Rock Monster = Parkerilla」
ザ・コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード1961 (詳細)
ビル・エヴァンス(アーティスト), スコット・ラファロ(演奏), ポール・モチアン(演奏)
「ドキュメント以上の内容をもつ3枚組」「歴史的ライブの全記録がここにある」「奇跡のようなライヴの全てが収録されています」「すばらしい企画です」「生でこの演奏を聴きたかった」
Heartbeat (詳細)
Tahiti 80(アーティスト)
Replicas Redux (詳細)
Gary Numan & the Tubeway Army(アーティスト)
Wanting (詳細)
Gabriela Anders(アーティスト)
「実にスタイリッシュでいいですねぇ」「もっと来日して欲しい方ナンバーワン」「アダルトコンテンポラリーボーカル」「ジャケにそそられ、歌声に魅了され、、、。」「期待どおりでした☆」
The Fabulous Baker Boys: Original Motion Picture Soundtrack (詳細)
Dave Grusin(アーティスト)
「純粋なジャズアルバムとしての傑作!!」「デイブグルーシン!」「映画音楽の名人=デイブグルーシンの技がさえるアルバム」「映画とは違う」「まあ寄せ集めです・・」
・「不思議な感触」
アリソン・スタットン、サイモン・ブース、スパイクの3人による唯一のアルバム(82年作)。
今日、先にヤング・マーブル・ジャイアンツを聴き、そのあとウィークエンドを聴いた。ヤング〜をニューウェイヴだと感じ、ウィークエンドは、ネオアコだと感じるはずだった。しかし、どうやらその解釈はちょっと間違っていたようだ。ウィークエンドも、ボサなどを匂わせながらも、どこを切ってもニューウェイヴだったというのが、僕の今の見解だ。それは、どちらもメロディや音色を楽しむというより、その方法論を楽しむべきものだという意味でニューウェイヴだと思った。ヤング〜が出来る限り簡素な音で、モノクロの世界を目指したように、ウィークエンドでは、ボサなどのラテンミュージックをいかに平板にやれるかに挑戦しているかのようだ。もし本当はそうでなかったとしても、僕にはとても実験的に感じた。そして、アリソンの淡々とした歌声を聴いていると、静かにヤング〜が浮かび上がってくるのが分かった。つまり、彼らはネオアコ20選とかに選ばれてはいるが、いわゆる初期のアズテックやオレンジジュースとは別物の音楽であるということだ。彼らの音楽からは、青春の甘酸っぱさみたいなものを感じ取ることはないと思う。彼らの音楽は、もっとデザイン的で、ポップアートに近い。そうそれは、ニューヨークパンクのテレビジョンやトーキング・ヘッズに近い。ロンドンパンクが閉塞感を示したとき、ある種のイギリスのバンドは、ニューヨークへと先祖帰りをしていたのだ。
・「素敵名盤」
ピコピコしてたりアコースティックだったり、な全編インストなアルバムです。
これを聞きながら外を散歩すると、もう世界が変わります・・・。このアルバムの曲と風景が同化しているような錯覚に陥りさえします。しかもとっても心地よくて・・・。懐かしいような、なんとも温かいような・・。とっても素晴らしいアルバムです。
この作品は殿堂入りです!
・「やっぱアコギは瑞々しいね」
とっても体の力を抜いて聴けるアルバムですね。初めて聴いたとき、アコギの音色にうっとりしました。生音の美しさをしっかり出したエレクトロニカって感じかな?トリステザ解散してもこんな音源だしてくれるなら、納得です。
・「溶け込む音」
スルメのようなアルバムで、一聴しただけではその魅力はわかりづらいかもしれませんが、何度も聴いていると日常の一部になるような、いい意味で麻薬のような音楽。電子音楽に偏見を抱いている方には是非聴いてほしいです。やすらぎますよ。
・「遠くの情景の音楽。」
tristezaのフロントマンであるjimmy lavalleのソロプロジェクトによる2nd album。 リリースはtiger styleから11枚目かな。
前作からはかなり激しさは減って、今作はかなり落ち着いて幻想的。じわじわと日常に溶け込んで夢と現実の境を曖昧にして、どこか感覚だけ遠のいてしまうような陶酔感を覚えます。 これだけ少ない音数でもふんわり且つしっかりとした空気感があって、時間がとてもゆったり流れていくような雰囲気は読書をしたり寝ながら聴くのにはとてもイイのではないでしょうか。
音の感覚としては生音主体のelectronica / instrumental post rockといった感じで、ミニマルな電子音を基盤に生音の弦楽器や鍵盤楽器が叙情的な旋律と和音に包み込まれてしまう感じ。 低音〜中音の響きが心地良いのです。サンプリングにも野外の音や男性同士の会話などが使われていて、聴覚から視覚にまで影響を及ぼし、映画の一風景さえ見えてしまいそうな感じ。
アルバム全体をとおしてフラットなのが、ヒトによっては飽きるかも。
・「子守唄に似た、又は包まれている感覚」
ポストロックの代表格バンド、トリステザの中心人物が作った2ndソロアルバム。
柔らかに流れるギターとピアノの調べに低音の持続音が混じった時に訪れる幸福感。一曲目の「gust of...」が素晴らしい。その後に続く曲の音を無意識に感じ取ってしまう。
シンプルな楽器構成による音作りはある意味ミニマルで作り手の意思が伝わってくる様でもある。
インストアルバムならではの、終わりのないループ感。
このアルバムに、目覚めはあるのだろうか。
・「いつまでもこの音に浸っていたい…」
ポストロックを語る上では避けては通れない一枚、Tristezaの1stです。その割にはどうでしょう、とてもシンプルな一枚です。2本のつま弾かれるギター、ベース、ドラム、そしてわずかに添えられるピアノ(一曲のみ)とシンセサイザー。それだけでこの一枚は作られています。しかし、とても素晴らしいです。ポストロックというとギターエフェクターに凝って静と動の対比で聴かせたり、ジャズあるいはエレクトロニカの要素を取り入れたり、様々な変わった楽器を取り入れたり、ポストプロダクションに凝ったりと新奇性で聴かせるバンドが多いです。しかしこの一枚はあえて言うなら全てインストゥルメンタルと言う意外、特に特徴もありません。でもいいのです。とにかく楽曲がいい。どこまでもポジティブな雰囲気に溢れ、いつまでもこの音に浸っていたくなります。やや内省的になりがちな他のポストロック勢とは、一線を画しています。本当にギターのフレージングなど素直なものです。しかし、なかなかこの感覚は他のポストロックでは味わえません。
このCDはリマスター盤です。現在Tristezaは中心人物Jimmy LaValleがThe Album Leafとして一人プロジェクトで独立しています。一旦Tristezaは解散したものの、現在は再結成しており、よりエレクトロニックな方向性を模索しています。
・「クールに。」
実にクールなポストロック。淡々としかし起伏に富んだ、理知的な構造音楽。実に豊穣なサウンドデザインに坦懐させられた。穏やかなピアノの旋律も儚い。。クール。
・「未練がましく顔なんかはり付けやがってみっともない!!」
このボヘミアンを誰か叱ってやればいいのに!!このアルバムに彼には珍しく長尺の曲があるわけなんですがいいなあこれが。いいんだよなあ。一曲目からしてこのアルバムはずんずん歩く馬の足が生えた船のような感じでいつだって夢博士はチェルシーガールに旨いぶどうを食べさせてもらいながら月の海に浮かべた帆かけ舟で居眠りをしているのです。現代人でならベックとか好きな人はドツボナンジャアナイノカナア。
・「夢博士ケビンの不思議な、万華鏡のような世界」
ニコ、マイクオールドフィールド、マイクラトリッジ等のゲストにサポートを受けた74年の意欲作、サウンドについては何と表現すればいいのでしょうか?日本人アーティストで譬えられる人が思い浮かばない。日本人がこのような音楽を出してもきっと売れない。誰もついていけないオンリーワンな音楽といえる。123あたりまではまともな曲、4はソフトマシーン時代の曲の焼き直しらしいが、女性コーラスの迫力満点でインパクトの強烈な曲である。B面は組曲はニコとデュエットの曲がものすごく暗い、怖い、不気味な曲である。組曲はニコがからむこの曲以外は好きだ。特にラトリッジの浮遊感あふれるオルガンは前作収録の「インタビュー」のような感じ、「two goes into four」はライブの定番曲、今回の再発版で、前回未収録だった「アップソング」がボーナスで収録されている。このアルバムの宣伝のために企画されたライブが1974年6月1日に行われ、ライブ盤としてリリースされている。
・「日本独自リマスターの紙ジャケ仕様」
ケヴィン・エアーズの74年のアルバムが紙ジャケ、日本独自リマスターで登場。前作『Bananamour』でも登場したゴスペル調の1曲目を聴けば、やっぱりこの人も米黒人音楽からの影響があったんだと納得できる。本作はそれが顕著で、(4)、(6) はブルース、(5) ではジャズにも傾倒している。(2) のカントリーまで登場するに至っては異色作とも思えるが、(5)でのヘヴィなアレンジやアナログB面にあたる (7) 以降の退廃的な曲調では従来のエアーズらしさが全開している。ただアイランド移籍第1弾ということで気負い過ぎ、全体的に作為的な感は否めない。(4) のような秀逸なエアーズ流ブルースのさりげなさが最も彼本来の資質に近いのだろうと思う。ボーナス・トラックの (9)はオリジナル・アルバム未収録の74年シングルA面曲。型押しジャケが見事に再現されているのが嬉しい。
●Dr. Buzzard's Original Savannah Band
・「きらめく音世界」
1976の年作品です。キッド・クリオールことオーガスト・ダーネルがココナッツの前に在籍していたバンドの傑作。スイング・ジャズmeets70’Sとでも形容したい奇跡のようにきらめく音世界です。発売当時今野雄二氏が強力に推薦していたのが懐かしく思い出されます。つまり凄くおしゃれってこと。全世界中捜してもこんなサウンドのアルバムはこれだけなので聴く価値は充分に有りますよ。
・「「良質のポップ」の「お手本」盤」
1980年代に活躍した邦楽女性ポップシンガー、竹内まりや・原由子・渡辺満里奈etc.…この辺りの楽曲を好んで聴いていた人ならば、このアルバムはすんなり入っていけるかも。 このアルバムは、その「原点」、というか「お手本」のようなものだ。
オーケストラやブラスをバックにした贅沢さ。 分かり易く、口笛も出そうなメロディ。 聴いているときの心地良さ、聴き終えたときの爽快感。 ポップミュージシャンが目指している「良質のポップ」とは、まさにこのアルバムではなかろうか。
・「カヴァー・アルバムです」
グロリア・エステファンの人気は息が長いですが、1990年代半ばには低迷期を迎えました。マイアミ・サウンド・マシーン名義からソロ名義になった後にリリースされた2作品の内容はバンド名義時代に近いもので、続けてリリースした初のベスト盤で活動に一区切りついてしまった印象があります。 その後のグロリア・エステファンには模索の時期が続いたようです。続く3枚目Mi Tierraはスペイン語アルバム、4枚目Christmas Through Your Eyesが名前の通りクリスマス・アルバム、94年のソロ5枚目になる本作品は50-70年頃の曲のカヴァー集となっていますが、これらはどことなく指向がはっきりしていない中途半端な印象の作品のような気がします。 このアルバムで最も有名な曲はキャロル・キングのカヴァーでしょうか。これは比較的オリジナルに近い雰囲気です。ほかB,S&Tのカヴァーやラスカルズの名盤Groovin’収録曲のカヴァーHow Can I Be Sureなどが有名でしょう。アレンジに凝ったものからオリジナルに忠実なものとさまざまで、少しジャズっぽく古いスタイルで歌いあげたタイトル曲、プログラミングが目立つ3曲目、サティの「ジムノペディ」を引用した5曲目などが印象的でした。なお"Turn the Beat Around"はファースト・シングルとしてリリースされ、No.10ヒットになった曲です(この後5年間ヒット・チャートから遠ざかりました)。 ジャケの雰囲気は好きですが、内容は全然好きになれない作品でした。
・「ファンクとエレクトリックへの止めようのないベクトル」
1968年1月19・20・21日、9月24日ニューヨークで録音。サックス奏者としてだけでなく作編曲に素晴らしい才能を持っていたショーターの加入はマイルスが自身のアルバムで自身の曲を演奏するのではなく、メンバーの曲を演奏するという選択をさせるようになっていた。簡単にショーター加入後のアルバムを列記してみると、1965年1月『E.S.P.』1966年10月『マイルス・スマイルズ』1967年5月『ソーサラー』1967年6月・7月『ネフェルティティ』→ここで、ジョン・コルトレーン死去1968年1月・5月『マイルス・イン・ザ・スカイ』1968年1月・9月『キリマンジャロの娘』1969年2月『イン・ア・サイレント・ウエイ』と繋がっていく。『E.S.P.』では4曲作曲していたマイルスは『マイルス・スマイルズ』では1曲になり、1967年5月『ソーサラー』と1967年6月・7月『ネフェルティティ』ではついに0となっている。メンバーの成長によりメンバーの曲を演奏しながら、実はマイルスの奥底には1967年に登場したジミ・ヘンドリックスに強いインパクトを受け、ファンクとエレクトリックへの止めようのない芽が目覚めていたと僕は見る。それがついに爆発しだしたのが前作『マイルス・イン・ザ・スカイ』である。そしてほとんど同時進行的に録音された本作『キリマンジャロの娘』では、チック・コリアとデイブ・ホランドを参加させ、ファンクとエレクトリックへの止めようのないベクトルはついに完全にマイルスを貫いたのだ。ここからは怒濤のようである。完全体となる1969年8月の3日間CBSスタジオで録音された『ビッチズ・ブリュー』から、マイルスが一時沈黙するまでの間に演奏された作品群は、ジャズ・ファンクという強烈なベクトルに、才能あるミュージシャンを次々と放り込み、その渾沌から何が見えてくるかをマイルス自身も若手も同時体験する。本作はそのはじまりである。
・「緊張感のなさが良い!」
はっきりいって「Miles in the Sky」と比べて、激しいアドリブも無く地味ではあるが、どうも意識して静かに聴けるアルバムを念頭に作ったようなので当然かも。ちなみに次作「In a Silent Way」でロックを全面的に取り入れる事から、マイルス最後のジャズ・アルバムともいえます。1曲目「Frelon Brun」はチックとホランドの加入が目玉だが、実際の聴き所は安定感のあるウェインのサックスで、言われるようにチックのエレピは安いMidiのようなチャチな音色で存在感なしです…。「Tout de Suite」は沈む月明かりに寄り添うようなマイルスとウェインのホーンが美しく、ハンコックの作り出すリズムもエレピならではです。このアルバムは初の全曲マイルス作となってるが、「Petits Machins」の完成度の高さはどうもアレンジを手掛けたであろうギル・エバンスの手が多く入っているのでは?と思う。リズムも新しく素直に格好良い曲、たしかジャコ・パストリアスが自分のビッグバンドのテーマに取り上げてたはず。「Filles de Kilimanjaro」と「Mademoiselle Mobry」も何ともアンニュイな佳曲です。
あとロンの弾くエレベは巷でいわれるほど悪くないと思います、気のせいかトニーやハービーの演奏が自分の活動をしたくてウズウズしてるようにも聴こえますが…。CTI系(アーバン・フュージョン)っぽい静かな作品で、緊張感なく寝る前などに聴くとリラックスできるので、意外と良く聴くアルバムです!
・「エレクトリックでもマイルスワールドは不滅です」
前作「インザスカイ」からエレクトリックサウンドになったマイルスだが、「リトルスタッフ」をはじめ、良い曲ばかり。この時期、マイルスは、ブラックミュージックに傾倒し始め、「オンザコーナー」で頂点に達するが、このアルバムでは、その傾向は少ない。部分的にロックリズムを使っているが、まだ試行中という感じで、過渡的な印象もありますが、マイルスワールドは健在です。ファン必携!
・「Miles' Process」
●個人的にはこのアルバムはとても大好きです。第2期黄金クインテットのラストレコーディングが3曲(別テイクを含めると4曲)収録されていますが、むしろこのアルバムの主役は、チック・コリア、デイヴ・ホランドを迎えた2曲だと思います。もっとも、このアルバム収録時、第2期黄金クインテットは既に事実上解散したようなもの。特にロン・カーターのエレキ・ベースが、ぎこちなく目立って聴き取れます。
●このアルバムも所謂“過渡期”な作品に当たるのでしょう。傑作『Nefertiti』から『In a silent way』の間に収録された、マイルス史上さほど目立たない作品と言えるかもしれません。しかし、その“過渡期”に隠されたプロセスを見逃すことができません。マイルスは常に前進しているという事実を。特にアルバム最後の曲、当時のガールフレンドのBetty(後に結婚し、すぐ離婚)に捧げたバラードは、何か尋常ではないプロセスを感じるのです。私がこのアルバムを大好きな理由は、この曲のためであります。ジャケットのBettyの顔写真が、より一層プロセスを感じさせますね。
・「データです」
録音は1968,7/19,20,21,9/24.Miles Davis(t),wayne Shorter(ts),Herbie Hancock(p),Ron Carter(eb),Tony williams(dr),Chick Corea (ep),Dave Holland(b)
・「一目惚れ」
エールとの出会いがこのシングルに収められたタイトル曲のviberaphoneバージョンでした。
限りなくスイートな旋律と危険すぎる繊細さ。フランスが生んだ一大官能物語です。
・「最高に落ち着く!!」
ラジオで初めて聴いた!!ソッコータイトルを調べて購入決意!!
どこか物悲しいような感じだけど体にすーっとはいってくる最高に落ち着く曲だと思った!!
・「」
ソフトマシーンが本来持っていたユーモアを取り戻したくてワイアットが結成したマッチングモール。
緩やかなメロトロンにのって牧歌的ほのぼのメロディーで歌う『O CAROLINE』から始まるが、その後はこんな曲はひとつもないあたりもユーモアなのかな。
後には延々と初期ソフトマシーンのようなジャズロックが続く。
正直言ってこのバンドは気負った感が否めない。『O CAROLINE』は名曲だけど、狙った感が強いし、後に続くジャズロックもプログレ好きにはアピールするかもしれないが、そこまで。
この後のワイアットのソロ数作品の方が音楽として完成度が高く、余裕のあるユーモアで充ちていると思う。
・「変録音インスツルメンタル」
再録音(ですよね)の「News from Spain」も、けだるい「I'm Falling」もいいけど、なんてったって、インスツルメンタルの「Once an Orange,Always an Orange」は名曲。アルのギター、なかなかじゃん。A+B+Aの構成だけど、Aの部分のギター、録音したあと、はや回しして、音程をあげてるんでしょ。そうでしょ、絶対に変録音よねえ。
・「オレンジは素晴らしい!」
アル・スチュワートの数多い作品中の名盤である。どの曲も内証的な詩で何度聞いても飽きがこない。難点は「スペインからの手紙」のリック・ウェクマンのピアノは良いとは思えない事位。アナログレコードの時はB面の頭だった、アルが敬愛しているボブ・ディランの曲の出来は、特に素晴らしい。
・「大仰さが加わる前の純粋な美しさ」
後にオーケストラが加わり、大仰な作風へとシフトしていきますが、この時点ではオーケストレーションは殆ど目立たず、シンプルな作りです。その分、アコースティックギターの音色とアニーの歌声に純粋に酔える作品ともいえます。 音の仕掛けは少なくとも、楽曲の質は歴代最高かもしれません。イングランドの深い森を思わせる芸術性に満ち溢れた名曲が6曲並びます。ラストを飾る“Ashes Are Burning”は、びゅうびゅうと冷たい風が吹き荒れるような景色の中、ひしひしと感じるのは、透き通った空気の美しさ、もしくは焚き火のささやかな温かさ、といった雰囲気を持った、歴代最高傑作です。
・「Art-Rock,Prog-Rock」
英国プログレは70~75年に最盛期を迎えている。このアルバムもやはりそう。ロックがまだまだアートしていた時期。たしかにこのバンド、いろんなエレメントを消化して楽曲を組み上げている。ニューエイジでいまさかんなワールドミュージックを引き込むことである。そんな隠し味を持ちつつアルバムの完成度+楽曲の充実がここに提示された。これを聞くとのどかな田園風景を思い描いてしまう。ラナレーンだってやはりこれから影響されているはずだ。キーワードは『エレガンス+田園風景+プチノーブルな雰囲気』。10点中9点
・「彼女ららしい音楽性を確立した初期の代表作」
73年発表の4作目。前作は名曲揃いだったが、オリジナル・ルネッサンスをなぞったかのような習作だった。本作では彼女ららしいポップな側面が開花しており、タイトル曲のようなグループの代表曲も生まれている。このアルバムでのメンバーはアニー・ハズラム(vo)、ジョン・タウト(k)、ジョン・キャンプ(b)、テレンス・サリヴァン(Dr)の4人となっており、大半の曲を作曲して、ギターで参加しているマイケル・ダンフォードは正式には加入していない。前作までは関与していたジム・マッカートニーも本作からは関わっていないようだ。従来通りのフォーク/クラシックを消化した素晴しい楽曲が並んでいるが、アニーの高音を活かした一際メロディアスな2.が光る。ちなみにタイトル曲のエンディングで素晴しいギターを聞かせるのはウィッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエルである。全体的にはややあか抜けない雰囲気はあるものの、名盤としての貫禄は十分。初期の代表作としてお薦めしたい。
・「彼らの最高傑作といわれることも多いアルバムです」
代表曲tr6を含み、彼らの最高傑作といわれることも多いアルバムです。それだけに、サウンド面は非常に充実しており、ジェネシスらにも通じる美しく、叙情的な曲調に乗せて、泣きのg、シンフォニックなkeyにタイトなリズムセクションが絡み、聴き応えがあります。ただ、このバンドの評価・好き嫌いが分かれるのは、このバンドの顔と言うべきアニーハズラムのvo。彼女のあまりにも澄んだvoを、このアルバムの美しさを増していると見るか、緊張感を減じていると見るかで評価が分かれると思います。個人的には、彼女のvoで、緊張感あるプログレが、美しいフォークミュージックになった感があるので、星4つ。ドラマチックで緊張感あるプログレサウンドをお好みの方にはあまりお奨めできないアルバムです。
・「あの時代だからこその一枚。」
70年代初頭のドイツに、faust の名の下に音楽を作っていた集団がいて、彼らは当時、非常に特殊な環境にいたそうです。つまり、ある場所の廃校を改造し専任のエンジニアとそこに住み、レコーディング生活を行うことをレコード会社に保証させることに成功した、前代未聞の連中だったのです(何の実績もないのに!)。
そこの連中とつるんでいた anthony moore から誘いを受けた仲間の peter blegvad と、 moore の恋人 dagmar krause が slapp happy と称し、faust の根城兼スタジオで録音したのがこの1st。バック演奏やエンジニア・プロデュースも faust 組で固めてます。当初ポップ・ソングをバカにしていた連中が軽いもんだとばかりに挑んだそれは、やってみたらやはり難しく、結果開き直って出来たのがこの傑作。
どうしようもなくなって自分らなりの直球を投げ込んでみた結果、微妙な変化球を発明してしまった感アリ。3rdの頃の velvet underground の趣も感じます。
・「サイケ」
ムーアがファウストのプロデューサーにもうちょっとポップなもの作れといわれてできたのがこの作品らしいです。しかし、これポップか…?僕にはとてもそう聴こえないんですが。かなりヴェルヴェットアンダーグラウンドの影響が濃いサイケデリックな趣です。バックの演奏はファウストらしいです。これが実にしっちゃかめっちゃかで曲にあってます。このアルバムではダグマー以外にブレグヴァドもボーカルとってます。ダグマーの声好きなんで、全部ダグマーでもよかったかも。うだうだかきましたがとにかく傑作。
・「視聴してください」
1曲目は割合普通のポップソング、4曲目中盤はもろファウストでねじれた世界。ボーナストラックは両者の混合です。2ndで聞かれるポップソングとファウスト(およびアンソニームーア)の前衛的な(というかひねった)世界を融合した魅力はまだ十分ではありませんが、十分にその一端は感じ取れると思います。
・「青い花」
ヘンリーカウ周辺の音楽を漁っていくと必ず出会うことになるであろうバンド。ボーカルのダグマー・クラウゼはヘンリーカウでもマイクをとる。
アヴァンギャルドなポップということで世間には通っているが、ヘンリーカウとの協作であるdesperate straightsなどの与えた印象が強く、このアルバムではポップな面が大半を占めている。しかし、アンソニー・ムーアはやはりただのポップとしてこの作品を調理してはいない。ところどころにみられるひねくれたアレンジはやはり彼にしか成せない職人技といっても過言ではないだろう。
いくつか曲の紹介を簡単にしてこのレビューを終わらせることにする。
mono planeビートがなんともファンキーな曲。十年はさきをいっている音。
blue flowerヴェルベッツを思い起こさずにはいられない最高な一曲。これだけのためにこの作品をかっても損は無い。
sort ofなんとも昭和の日本歌謡を思い起こすメロ。インストであるが後の作品でダグマーのボーカルが乗ることになる。
heading for kyoto京都ですか。千年の都。お茶漬けでもいかが?
・「見逃すな!名作です。」
1976年の作品です。メロウなフィラデルフィア・ソウル・サイドはホール&オーツ好きな方はきっと気に入るはず。そしてリトルフィートがベスト・プレイでサポートしているニュー・オリンズ・ファンク・サイドはボーカルがぴたりとはまり、ローウェル亡き後この人がリトルフィートに入れば良かったのになあと本気で思える充実度。見逃しがちな作品ですけど紛れも無い名作です。
・「ブルーアイドソウル」
ニューアルバムがリリースされたベテランシンガー。この人のサウンドは『めちゃめちゃ渋い』ので、ライトユーザーにはなかなか理解されにくい難点を持っています。またロバートは世界中の『魅力的な音楽を』自分の中に取り込み料理するというかなり手の込んだことをする人なのですよね。なのでこれまたわかりにくいわけです。たとえば=ニューオーリアンズの音楽、スワンピーな音楽にいちはやく取り組み=それを『かなりかっこいい形で体現できている』というものすごさ。かなり本格的な黒人サウンド=まんま黒人なサウンドはびびります。
上記のような事情で日本ではマニアだけのものとなっていました。サウンドは限り無くファンキーであり、リトルフィートに近親性があると思われます=実際にバックにリトルフィートを起用してる。重心の低い音楽がロバートのお気に入りみたいですね。アラントゥーサンのカバー、レゲエ処理など彼の『趣味世界』が前面に出ているアルバムであります。ダリルホール、トッドラングレン、アランゴーリー、ポールキャラックが好きな人であるならば、はまれると思います。大衆に受けるかどうかなんて考えていなくて、『自分のハートにがつんとくるサウンドを追求』した成果なのではないでしょうか。声の説得力はへたな黒人を越えております。そしてまた特筆すべきは時代をかなり先取りしていたと言うのがよ~~くわかります。ロバートの声は本当に『黒い』のです。人間感情の深い部分をダイレクトに写し出しているものであります。10点中10点
・「英国ダンディズムを魅了するブラック・ミュージック」
英国ダンディズム男の
一、二をブライアン・フェリーと
争うロバート・パーマーの
土の香りと跳ねるビートが
炸裂するセカンド・アルバム。
トゥーツ&メイタルズのオリジナルであり、
クラッシュの名カバーで有名な
表題曲“PRESSURE DROP"で強靭な粘着力
を持つ喉を披露し、
アレン・トゥーサンをカバーする
プラスティック・ソウル期のボウイと
表裏一体的なソウルフル感覚は、
後のパワー・ステーションしか知らない
80’S野郎共は、聴いて度肝を抜かすだろう。
そやけど
なんで英国ダンディーおやじ達は
野暮ったい土臭さ漂う、
こんがり黒光りソウルが好きなんやろう?
摩訶不思議なエロティシズムとダンディズムの
相反する関係。
・「いまさらだが、」
傑作中の傑作です。ライブではもっと暴走していた時期のようだが、アルバムの方は以外に大人しめ?にまとまっている。まだウェットンのベースはあまり歪んでいないし、打楽器ふたりもレコーディングでは思考錯誤していたのでしょうね。ただしもう既に何百回と聞き込んだからそんなことが言えるのであって、最初に1曲目を聴いたときは愕然としたものです。音、構成等そんなんありか?という曲でした。ちなみにタイトルの意味はやはり男性と女性の隠喩なのですよね?
・「パワーの爆発」
シンフィールドと決別し、超絶ドラマー、B・ブラッフォードと、ベース&ヴォーカルにJ・ウエットン、さらには破天荒かつ変幻自在なパーカッショニスト、ジェイミー・ムーアを迎え、いよいよフリップ率いるクリムゾンは男性的パワーの爆発を起こす。1.Lark's Tongues In Aspic,Part1、5.The Talking Drumさらには6.Part2では、フリップが標榜する「エネルギー」が十分すぎるほど溢れかえっている。
この後のツアーでステージから転落して、音楽界から引退せざるを得なくなり、僧侶になったといわれるムーアの最高の味付けパフォーマンスは特筆モノだ。
静かで美しい2.Book Of Saturday 3.Exilesは、クリムゾンの妙技。アルバムに彩を添えている。
・「一番クリムゾンらしい時期」
人それぞれなので独断は出来ないが、私にとって「キング・クリムゾン」といわれれば、デビュー・アルバムからの数枚でなく、この「太陽と戦慄」から続く3枚になると思う。情緒たっぷりの世界より、静から動、動から静へと自在な変化を遂げ、しかも動の時の驚くべきパワー、ここにクリムゾンの本質を垣間見る気がしております。蛇足になりますが1曲目のいつ音が聞こえてくるかドキドキしながらじっと耳を凝らして聞いている時間が何ともいえない不思議な時間に思える。
・「フロイドの「狂気」とほぼ同時期に日本発売。どちらも頂点!」
LP発売当時、ピンク・フロイドのファンだったので、これを横目で見ながら「狂気」を購入。そして、これを聴いた時の衝撃は忘れられない!メンバーを一新してスタジオ録音したもので、特にジェイミー・ミューアとビル・ブラッフォードのパーカッションが「レッド」までの3部作の方向付けをしたといえるのではないだろうか。LPを意識した3曲づつの連続性、特にシームレスな後半3曲は続けて聴いてこそ、その真価が判る。3楽章の組曲として聴いて欲しい。すると、クラシックのソナタ形式の中間部に当たる「トーキング・ドラム」の緩やかなクレッシェンドが頂点に達して「Lark's Tongues in Aspic Part2」へとなだれ込む構成の素晴らしさに納得できるのでは?と個人的に考える。「狂気」の完成度の高さとは別次元の丘陵にそびえ立つ72~74年クリムゾンの姿がここに有る!
・「とにかく素晴らしい!」
クリムゾン史上で最も良いメンバーが揃っているCDだと思います。中でもジェイミー・ミューアの存在は大きいですね。彼が居たからこそこの時期のインプロ重視のスタイルが出来上がったのではないでしょうか?これ以降のアルバムにももし参加していたとしたらクリムゾンはまた違った道を辿った事でしょう。。悔やまれます。アルバム全体の流れは文句無いです。鳥肌が立ちます!静と動の対比が素晴らしい。本当の名盤というのはいつ聴いても全く色褪せません。これは本物です。
・「いわゆるベスト盤ではないですよ」
ジャパン、レイン・トゥリー・クロウ、ロバート・フリップとの競演からの曲も含むシルヴィアンのキャリアをすべてカバーする内容です。ただし、「レッド・ギター」や「テイキング・サ・ベイル」等のシングルがないことからわかる通り、いわゆる代表曲を並べたものではないです。その辺の選曲の真意がどこにあるのか想像するのも楽しいでしょう。
話題的にはジャパン時代の「ゴウスツ」の再演が大きいと思いますが、個人的にはミック・カーンのソロ作で唄った「ブイ」(これは絶品!!)、シングルのみだった坂本龍一との「ハートビート」の収録がうれしい。そして、未発表曲のすばらしさ!!彼のアルバムを全て持っていて「ベスト盤はいらない」と考えているかた。買わないと損しちゃいます。
・「ベストを遥かに超えた素晴らしさ」
A Secret of Beehiveが気に入ったのでベストアルバムを探していたらこれに行き当たりました。Japan解散後からフォローしていなかったのでほとんどの曲は聴いたことがありませんでしたが、Japan解散後坂本龍一とCollaborateした名曲”Forbidden Colours"をはるかにしのぐ出来の曲がめじろ押しです。ビートのきいたポップ色は薄れているのですが、Sylvianのvocalには一層磨きがかかっているし、曲調もさまざまなので聴きあきません。Creditをみると坂本龍一氏がKeyboard, Pianoだけでなく、Percussionほかさまざまな楽器を担当、多くの曲に参加しています。孤独の影に入れる予定だった"Some Kind of Fool"今回書き下ろした"Scent of Magnolia"など未発表曲はまさに絶品。ソロになってからの成長は奇跡的とすらいえると思います。
・「一生聴ける」
全曲通じて美しすぎる…DISC1の「The Scent of Magnolia」が流れだした瞬間、現実をすべて連れ去ってくれる。音をたてて血液が流れだす。まるで絵画のような世界へと連れ出され、後戻りの仕方さえ忘れてしまう…音の残像を追い掛けていくうちに未知の扉が次々と現れ、淡い色彩のその奥へと。空へ沈んでいく。海を渡る風に誘われて。
そんな感覚が目を覚ます紛れもない芸術。
・「日本盤レーベルの企画力、販売方針を疑う・・・」
作品の商品内容については、他の方が詳しい解説をされているので触れません。
・「どんな曲でも歌います」
デビットさんは、ロックからジャズから不思議な音から、とにかくどんな曲にでも歌詞を付けて歌ってしまいます。その集大成がここにあります。マイベストは"Buoy"、ミックかーんのぐにょぐにょベースとの掛け合いがたまらない。ジャパンファンには新しく録音したという"Ghosts"が、あまり変わっていなくて懐かしい。
●The North Star Grassman and the Ravens
・「サンディの'71年ソロデビューアルバム」
フェアポートコンヴェンション、フォザリンゲイを経て発表された彼女の1stソロアルバムです。バックはみな気心の知れた仲間たちです。ギターはリチャードトンプソン、ベース、ドラムスは元フォザリンゲイの面々。ちなみにドラムスのジェリーコンウェイは現フェアポートです。彼女のオリジナルソロ作品4枚中、当然ながらジャケ含めて一番英国の薫り高い作品となっています。彼女のソロ時代の代表曲ともなった5を始め、ジミーペイジが「BlackMountainSide」として発表したトラディショナルナンバー、2や、ディランのカヴァー、4などオリジナルはもちろん、トラッド、カヴァーとも全曲見事なサポート陣に囲まれサンディの天使の歌声が満喫できます。1のトンプソンによる間奏はフェアポート時代のサンディの名唱「クレイジーマンマイケル」での間奏にも並ぶくらいだと思います。やはりこの作品がソロの中では一番好きですね。ジャケットはコーヒー豆占いをしているところだそうです。
・「ジャケが・・・」
カンタベリーの垣根を越えた名盤。75年フィル・マンザネラのダイヤモンド・ヘッド録音時にかつてのメンバーによって再録音された。
メンバーはフィル・マンザネラ、チャールズ・ヘイワード、ビル・マコーミック、デイヴ・ジャレット。このバンドはソフト・マシーンの影響下にあるが、音楽はまたソフト・マシーンとは違うジャズ・ロックになっている。
ちなみにレア・トラックスも出ているので、こちらのほうも聴いてみると面白い。(ソフツの影響がかなり覗える)とりあえず、ロックの裏名盤であることには間違いなく、素晴らしい緊張感を味わうことができる。このメインストリームと801 LIVEを合わせて聴くことをお薦めする。
ちなみにジャケはこの再発盤では、太陽だけになってしまった。
非常に残念。
・「英国産ジャズロックファン必聴の名盤」
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・「イーノもいるでよ。」
メンバーはTHIS HEAT の charles haywardROXY MUSIC の pill manzanera801 の bill mccormic(あれつづり変か?)まだまだオカマっぽい brian enoもう一人いたが名前忘れた。(失礼)
音はカナタベリー派とクリムゾンの間のような感じ。ガツンと来る展開と、しっとりしたメロディラインのボーカルが印象的。pill manzaneraのソロに入っている曲の原曲が聞ける。
しかも、こちらの方が数倍良い。
・「桜の花びらのように、あたたかな音。せつない気持ち」
Folky Soulという名前が全てを表現しつくしています。azumiのやさしい声は、ギターの暖かい生音につつまれて、直に心へ届きました。歌われている内容はどれもせつなくて、それだけでは悲しくなってしまいそう。でも、何度もこのアルバムを聴いてしまいます。ワイヨリカの暖かな音や声は、僕らをやさしくつつむ、しっかりとした「うた」でした。
このアルバムがもつ空気は、とにかく切なく、なのにやさしい。
・「優しさを感じながらなんだか切ない」
ほっとするWyolicaの音楽。過ぎた恋を歌ってるから切ない。
「あのときの私もそうだったなぁ・・・」と感じた。
優しさと悔しさがあふれる歌詞。でもやっぱ好きだからオススメです。
・「純度の高いわいよりか」
より、純度の高いWyolicaが見える感じがする。so-toのギターって、こんなふうだったんだって目の前で弾いている感じがするのもアコギの利点か。3曲目の「きみのうた」が好きだな。いかにもフォークっぽくって。
・「純度の高いわいよりか」
より、純度の高いWyolicaが見える感じがする。so-toのギターって、こんなふうだったんだって目の前で弾いている感じがするのもアコギの利点か。3曲目の「きみのうた」が好きだな。いかにもフォークっぽくって。
・「いやされます」
「癒し系」とよばれるモノ、現象のほぼ全てに関して違和感を抱き続けてきた私ですが、wyolicaは別でした。azumiちゃんの透明感のある歌声は私が世界で一番好きな声です。私が一番好きなのは「もしも」。(この曲に限ったことじゃないですが)ぜひヘッドホンで聴いてみて下さい、めちゃめちゃいやされます。so-to氏のギターがこれまたタマラン。
・「じっくりと聴きたいアルバム。手ごたえ十分な出来映え」
このアルバムは一人でじっくり聴くべきものだと感じた。聴くほどに深く深く訴えかけられている様な気がしてならない。バックのライ・クーダーのギターも雰囲気を高めている。非常に手ごたえのあるヘビーなアルバムだ。このアルバムを聴いていたらカサンドラ・ウィルソンのニュームーン・ドーターやブルー・ムーンを思い出した。どれもハスキーボイスで味わい深い作品である。
・「これは買いでしょ!」
メイヴィスのこの新しい作品はピカイチです。Ry Cooderがプロデユースしただけあって、ルーツィーなギターが堪能できるほか、メイヴィスのスモーキーな声にぴったり合った仕上がりです。こんどこそ、メイヴィスはグラミーを受賞されると思いますよ。
・「素晴らしい」
今年夏、ケンタッキーへ出張する際に飛行機で聴いて即購入しました。ルーツですね。混ざり物が無いというか。のっけからヤラレました。素晴らしい作品だと思います。個人的には限りなく星5つに近い4つです。やや前半の似た曲調が続いたので、その辺りだけ幅が欲しかったのですが、たいした問題ではないですかね。We'll Never Turn Backに何度も泣いてます。
・「Rock Monster = Parkerilla」
'78年リリースのParkerさんにとっては4作目で有り、Promotion Onlyの"Live At Marble Arch"(Chain Of Fool/You Can't Hurry Love/Kansas City等 全10曲からなるデビュー直後のバンドのタイトで活の言い演奏が聴ける貴重Live音源集 初期の2枚組Best盤"Vertigo"に目出度く全曲収録されたが、現在廃盤。中古はまだ有り!)を除けば彼らに取って初めてのLive盤と成った。
ジャケットで狼男?に変身したPerkerさんだが、PerkaerillaはGorillaとPakerの造語か?パブロックの名バンド出身の猛者達から成るRumourをバックに4管から成るホーン隊を従え、マンチェスター・オックスホード・ニューヨークで録音された。
当時の彼らはオーソドックスなR&R/R&Bに敬意を払いつつ、時代を鋭く抉る歌で時代に牙を剥いていた。結果的にパンクへの橋渡し的な存在と成ったが、彼らが居なければ、パンクの登場は困難になっていただろう。
本作はどの曲もStudioバージョンよりスピードUpされ、やり場の無い怒りから来る切迫感に拍車が掛かっている。#9の躍動感は見事だし、#8/11のスピード感は聴いているだけで腕が攣りそうだ!特筆すべきは#4で、アンドリューの良く動くベースライン、ブリンズレーのソロと言い凄いの一言!バンドの緊迫感が迫る演奏が素晴らしい!#13はシンセ類をフューチャーした新録スタジオバージョンだが、オリジナルに有った緊張感が薄れてしまった。Disco対策だったんだろうが、俺はオリジナルの方が百倍好き。
全体のミキシングにも不満で、バンドの生の姿を捉えていた前述のMarble Archに対してこちらは音質等をいじり回した「作り物」っぽい感じが苦手でした。早い曲では勢いが感じられ良いんですが、ミドル・スローでは軽く感じちゃって・・・ 今回のRemasterでボトムを強調した腰の据わった音質へ変身する事を望む!
●ザ・コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード1961
・「ドキュメント以上の内容をもつ3枚組」
価格を遥かに上回る内容と満足を与えてくれるアルバムである。1961年の6月にBill Evans Trio が見せた奇跡をそのままの形で聴くことが出来るのは、単なるドキュメント性を超えて、このトリオの持ち得たすごさをまざまざと見せつけてくれる。電源切れによる音切れのために今まで収録されることのなかったGloria's Step がすばらしい。この音切れさえなければ、Sunday At The Village Vanguard の一曲目にはこちらが採用されていただろう。Disk2の内容は特に充実している。
・「歴史的ライブの全記録がここにある」
ジャズ史に輝く「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジヴァンガード」と「ワルツ・フォー・デビィ」の二枚のアルバムを生み出したニューヨークはヴィレッジ・ヴァンガードおけるライブのコンプリート盤である。伝説となった1961年6月25日の日曜日のビル・エヴァンス・トリオの4セットにわたるステージがそっくりそのまま記録されている。驚くことに、メンバー紹介に続く一曲目演奏中に起こった約2分間の停電(CDでは数秒に短縮)のアクシデントまで克明に収められている。但し、残念ながら1曲、2nd セットの"My Man's Gone Now"のみ、マスターテープ紛失のため未収録らしい。さて、エヴァンス・トリオはこの日のメインアクトであるコーラスグループLambert,Hendricks, and Rossのインターミッションに登場した。そんな訳で、エヴァンス・トリオ演奏中の客席でのラウドな話声や、食器の音だったわけである。つまり聴衆のこの日のお目当てはエヴァンス・トリオではなかった!もったいないことに、彼らの演奏中はお食事中、お話中、電話中、おトイレ中?・・・の休憩タイムだったのである。ビルエヴァンス・トリオの一世一代の名演奏をバックグランドミュージックにしてのお食事とは、なんともはや豪勢な・・・これが歴史のアイロニーなのか?狭苦しいジャズクラブでの悪条件下での演奏も、当時まだ比較的無名だったエヴァンスにとっては、何の苦にもならなかった。トリオの光り輝くようにリリカルで繊細な演奏26曲があっけなく記録された。ベースのスコット・ラファロはこのライブ10日後に自動車事故で夭折。凡人には全く理解不能な偶然の積み重なりによって、二枚のライブ名盤は生まれたのである。"歴史的ライブ"と言われる所以であろう。この日、動物的感?でテープを回したオリン・キープニュースに感謝するのみである。今日、最高の音質で、この日の演奏に触れられるのは幸いである。夜の遅い時間にヘッドホーンで一人じっくり聴くと良い。1961年6月25日のニューヨークはヴィレッジ・ヴァンガードに、153分22秒タイムトリップ出来る。
・「奇跡のようなライヴの全てが収録されています」
1961年6月25日のジャズのライヴ・ハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」で演奏された曲を全て収録したアルバムです。ビル・エヴァンス・ファンにとっては、この「奇跡の1日」のライヴの全容が手に取るようにわかるわけで、その素晴らしい瞬間を堪能するのには打ってつけの企画だといえましょう。
一つ一つの曲については、すでに語り尽くされた感もありますし、ジャズの数多くの曲目の中でも筆頭に君臨する名演奏集だという評価はすでに固まっていると思います。
このロマンティックで抒情的な演奏はどうでしょう。いつになくエヴァンスは、ここでは所謂「ノッタ」演奏を聴かせてくれています。それはきっとベースのスコット・ラファロの雄弁で絶妙のプレイとの会話で生まれたものでしょうし、ドラムスのポール・モティアンの関わりも秀逸です。難解さとは縁遠い演奏でそれでいてとても熱を帯びたライヴでもありました。ミューズの降臨を招いたような奇跡が起こったとも言えましょう。
残念なことに、ベースのラファロは、このセッションの11日後に自動車事故で亡くなっています。つまり、彼の最期の録音ということになります。それだけに、とても貴重なセッションとなりました。
エヴァンスにとって、この日を超えるようなメンバーでのセッションは生涯おとずれませんでした。この珠玉のような演奏がたった1日の演奏だったという事実にこそ、改めて驚きを禁じ得ません。
・「すばらしい企画です」
このCDは、日本の企画でしたね。このこだわりが日本らしい。たしかに、みんな、すでに発売されているものだけど、買いたくなったのは、演奏された順番に並んでいるからです。セットがこういうように構成されていたなんて、興味がつきません。たしかに、モノずきだといわれればそうですね。マイフーリッシハートは何故、一回しか演奏しなかったんだろうとか、何で最後にラファロのソロばっかし演奏したんだろうなんて、疑問がでて、いろいろと楽しい。もちろん、ラファロのベースが、既発より、前にでているというのがうれしい。難しいこと抜きに楽しくなります。。。
・「生でこの演奏を聴きたかった」
この日の演奏を収録したアルバムを全て持っていますが、演奏順に収録されて発売されたのでまた購入しました。このCDを聞くとこのトリオがいかにこの時期優れた演奏をしていたのかが判ります。この演奏を生で聞けた人はほんとに幸運だったと思います。この素晴らしい内容でこの値段はとてもお得だと思います。ジャズを聞いたことのない人もこのCDを聞くときっと好きになると思います。
・「実にスタイリッシュでいいですねぇ」
誰もが認めるこのCDカバージャケットのかっこよさ。正直それだけでも、買いです。ジャケットは何より、このCD、音楽、の全ての「顔」ですから大事です。
もちろん音楽もいいですね。恥ずかしながら、このGabriela Andersを知りませんでした。でも、正解。良い人を知って嬉しいな。
このジャケットの大人なムードより、声はむしろ幼いあやうさがあっていい。南米と言っても、アルゼンチンのせいなのか、ブラジルのボーカルに比べいい意味で軽い。妙な圧迫感がなくって、聴いてて疲れない。それがとても都会っぽくって、夏の夜、けだるく一杯やりながら何気なく聴いている。素敵な、一枚です。
・「もっと来日して欲しい方ナンバーワン」
ガブリエラアンダースが、日本初のアーティストであったことご存知ですか? ベレーザというグループのリードボーカルでした。そのころから、スタイルといい(音楽もルックスも)、セクシーな声質といい、絶対メジャーデビューすると思っていたらやっぱりしました。でも、このファーストが出てから何年もたちましたね。何度も聴いたのですが相変わらず飽きません。一曲目の"Fire of Love"が僕にとっての彼女のイメージそのもの。リックブラウンのソロがしっとり支えているところが素晴らしい。他の曲もそれぞれ魅力的ですが、”Fantasia”のスペイン語曲がラテン調のバラードでいい感じ。あとは多分好きな方が多いでしょうが、"Brasilieira"のスキャット。ただ見かけがキュートでセクシーなだけではなく、天才的な実力を持つシンガー。ぜひ注目して下さい。新作も出てますのでそちらもチェック!
・「アダルトコンテンポラリーボーカル」
ブラジル音楽に影響を受けているアルゼンチン出身のボーカリスト。無理に例えるなら=シャーディー=ですね。さわやかでソフトな声がまる。ローラフィジー好きならはまれるかも。ジャズとR&Bのいいとこどりという感じ。だが弱点はボサノバテイスト以上の何かが聞こえてこないこと。ルックス、スタイルがいいのでかなり日本では有利
10点中5点 個性が希薄
・「ジャケにそそられ、歌声に魅了され、、、。」
まず、何よりそそられるジャケットである。アルゼンチンと思しき街並、本通から1本入った街路路でポーズを取るワンレングスのスレンダー美女、八頭身でワインレッドに違いないドレス姿が眩しいガブリエラ・アンダースを捉えたモノクロームの構図、「ジャケ買い」と言う淫らで悦楽な衝動(笑)に駆られてしまう事確実なクールさなのである。しかも、である。驚くべき事に、アルバム自身も、実に素晴らしい!過去、ジャケ買いをして、中身を聴いて、やっぱりこんなもんなんだろうと感じてしまう事が多い中、これは何とも嬉しい誤算なのだ。ボサ・ノヴァ、ラテン・ジャズを中心に、ブラコン、ポップスまで、ヒーリング音楽の如き癒しとラテン系の情熱、そしてとろけるような媚薬が混在した魅惑の歌声、暫し桃源郷の夢心地気分が味わえる。ガブリエラは、元々ボサ・ノヴァグループのリード・ヴォーカリストとして活躍していた人、今作でソロ・デビューを果たし、以後、意外にも、その作家性を重視したアルバムで、ラテン・ミュージックとジャズの融合を図っているが、その優美な歌声は変わらない。もっと、日本で認められてしかるべきシンガーである。
・「期待どおりでした☆」
ジャケットのカッコよさに惹かれて、購入しましたが期待を裏切らないボーカルでした。リピートでずっと部屋に流していたい音楽です。
●The Fabulous Baker Boys: Original Motion Picture Soundtrack
・「純粋なジャズアルバムとしての傑作!!」
ジャズ鍵盤奏者デイブグルーシンのサウンドトラックアルバムでも傑作中の傑作で完成度が高い。単なるサントラなんてレベルは軽く超えている。映画がなくてもこれだけで十分楽しめる内容になっている。演奏陣も凄いがサックスのアーニ-ワッツのソウルフルな演奏が光る(この人のソロも良い)。デイブグルーシンのすばらしいところはアレンジ能力がずば抜けていることである、すごくしゃれていて、ストリングアレンジなんか鳥肌ものである。収穫としてはミシェルファイファーのボーカルが聞けることである。才能があるとはいえないが、曲の雰囲気に溶け込んでいてよい。その他の曲でもよくスイングしており、バラードではサックスがすばらしい感情表現をしている。後半のデュークエリントンオーケストラの演奏もレトロでいい味を出している。捨て曲なしの珍しいアルバムである。こんなのを作ってしまうデイブグルーシンの音楽的な才能はほんとすごいのひとこと。
・「デイブグルーシン!」
僕は、ミッシェルファイファーの大ファン。地球上で一番好きな女優。そしてデイブグルーシンは、地球上で一番好きなアーティスト。ということで、このアルバムに満点をつけないでどうするんだって感じ。まずメインタイトルの曲の美しさに心を打たれます。アーニーワッツの心のこもったテナーの音が感動的。"SOFT ON ME"。綺麗な曲ですね。"まさか私が好きになったんじゃないわよね”のあのシーンで流れた曲ですね。デイブのロマンチックな面がふわっと出てきていて素晴らしいです。ミュートで素敵なソロをとっているのは、サルマルケスですね。デイブのサウンドに彼のトランペットはぴったり。。でも何と言っても、最後に入っている"マイ・ファニー・ヴァレンタイン"。ミッシェルファイファー、歌うまい! デイブのアレンジもピアノの歌伴も最高で涙ものです。
P.S. ところで、"Lullaby of Birdland"ですが、映画で弾いていたピアニストとは多分この人違うでしょ? 曲に対するアプローチの仕方も、ソロのニュアンスも違っている。僕は映画での演奏の方が好きでした。でも、あれはデイブグルーシンが弾いていた訳でもないでしょうから、いったい誰が弾いていたんでしょうか?
・「映画音楽の名人=デイブグルーシンの技がさえるアルバム」
現在ジェームスニュートンハワード、デビッドフォスターとともにジャズ系のサウンドトラックのメジャーなコンポーザーのうちのひとり鮮やかなアレンジとゴージャスなジャズフィーリングが見事にブレンドされた音楽。10点中10点。最も優れたジャズキーボーディストのうちのひとり。
・「映画とは違う」
映画ではミッシェルファイファーがとても色っぽく、そんな雰囲気の伝わるアルバムかと思っていましたが、サウンドトラックというよりは、Dave Grusinのアルバムという雰囲気です。
収録曲を見ればその辺りのことは分かりますが、そういった視点で購入すると失敗するかもしれません。とはいえ、実際に収録されているミッシェルファイファーの
歌も、Jazzとしてはとても聴けたものではなく、Dave Grusinのアルバムとして購入すれば問題ないと思います。
Duke EllintonのDo Nothin' Till You Hear from Meのクラーク・テリーのトランペットソロは格別です。これだけでも聞く価値はあると個人的には思っています。
・「まあ寄せ集めです・・」
ハリウッド女優として有名なファイファーが主演した映画『恋の行方』のサントラ盤として,1989年に発表された本盤。映画は,落ち目なピアノ・デュオの中年兄弟が,心機一転オーディションした勝ち気なヴォーカルの彼女と恋模様を演じる・・というほどのもの。彼女はこの映画で,受賞こそ逃したもののアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ,ゴールデン・グローブ女優賞を受賞した。グルーシンにとっても,このサントラでアカデミー賞を貰うことになったから,得難い作品だったことだろう。
イニシアチブは,プロデュースを担当した彼が掌握。ちょっぴりエレガントでムーディな,スムースジャズ風伴奏に乗り,元ザッパ・グループのラッパ吹きサル・マルケスと,職人アーニー・ワッツがソロを取る曲が全体の半分。ここにファイファーが歌う2曲が呼びものとして添えられ,エリントン楽団とグッドマン楽団の旧録が各1曲,ファッツ・ドミノの伴奏者にしてバック・ビート奏法の開拓者だったアール・パーマーのトリオが1曲という体裁だ。
何しろ映像と物語が先にあり,添え物として作られるサントラ盤。グルーシンの作る前者と,後者とはまるっきりアルバム中で噛み合わない。前者は「水曜ロードショー」冒頭のBGM風で耳障りは悪くない反面引っかかりに乏しく,後者については,下手ではないものの発声そのものがジャズ的でなく,素人っぽさムンムンなヴォーカルと,ドラムは上手いがピアノがヘタクソなトリオに,趣旨違いな吹奏楽が無理矢理添えられる。ジャジーな気分をBGM程度に味わえればオッケーな方,映画そのものが懐かしい方,グルーシンの達者な編曲とピアノを拾い聴きしようとなさる方以外は,取り立ててお探しになるほどのものでもない。
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