学問のすすめ (岩波文庫) (詳細)
福沢 諭吉(著)
「天下の名著・世紀の大ベストセラー」「学問はやっぱり必要!!」「明治→平成 時代を超えた必読書」「日本のあり方を考える人に」「まずはここから」
企業とは何か (詳細)
P.F.ドラッカー(著), 上田 惇生(翻訳)
「経営者にとっては必読書です」「びっくりしました」「骨太な古典」「「ドラッカーの助言」を拒否したGM、受容して成功した日本企業」「顧客と読者の創造」
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす (詳細)
マーカス バッキンガム(著), ドナルド・O. クリフトン(著), 田口 俊樹(翻訳)
「目からウロコ!」「自分を知るためにも良いと思います。」「才能とは無意識に繰り返される脳の思考パターンだった」「自分で認識していなかった強みにも気づく」「念入りなデータを基にして書かれた名著」
考えるヒント 2 新装版 (2) (文春文庫 こ 1-9) (詳細)
小林 秀雄(著)
「近世学問の雄へのオマージュ」「常識について」
人を動かす 新装版 (詳細)
デール カーネギー(著), Dale Carnegie(著), 山口 博(著)
「不朽の名著」「最強のマネジメント書」「自分を変えるきっかけとなる本」「古典ではあるが、現代にも十分通じる人材育成本の決定版」「ビジネスマンの方がよく読まれるようですが……」
ローマ人の物語〈5〉― ユリウス・カエサル-ルビコン以後 (詳細)
塩野 七生(著)
「理想のローマ人(下)」「愚かな暗殺者たち」「カエサルの魅力」「ローマ人の物語4のつづきです」「背中がザワザワ」
本を読む本 (講談社学術文庫) (詳細)
モーティマー・J. アドラー(著), C.V. ドーレン(著), Mortimer J. Adler(原著), Charles Van Doren(原著), 外山 滋比古(翻訳), 槇 未知子(翻訳)
「本質を読む・・欧米式読書技術」「大変参考になる技術論」「今、出会えてよかった」「有能な読書家になるための指南書です。」「こんな昔に、速読法の原点になる本が出ていたとは驚き!!」
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 (詳細)
バーバラ ミント(著), Barbara Minto(原著), 山崎 康司(翻訳)
「書くというテーマを通じて、考えるという本質論に踏み込む名著」「大学時代に読みたかった本」「頭の中がスッキリ整理されます。」「難しい本です」「マインドマップとは違う」
冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫) (詳細)
ジム・ロジャーズ(著), 林 康史(翻訳), 林 則行(翻訳)
「現代の宝島か東方見聞録か」「知性と教養と実行力の塊、投資家必読の書」「千里眼」「通貨の原則を知る」「エンターテイメント性、教養、実利の3点を併せ持つ」
7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則 (詳細)
スティーブン・R. コヴィー(著), レベッカ・R. メリル(著), A.ロジャー メリル(著), Stephen R. Covey(原著), Rebecca R. Merrill(原著), A.Roger Merrill(原著), 宮崎 伸治(翻訳)
「自分のバイブル」「僕としては前作を上回りました」「すべての時間貧乏の人に」「緊急度を重視しない人生」「これを読むと怠惰でいられなくなる」
・「天下の名著・世紀の大ベストセラー」
率直な感想としては、とにかくめちゃくちゃ面白かったです。学ぶべきところや気づかされるところがたくさんあります。福沢諭吉が目の前で講義をしてくれているような、そんな臨場感にも溢れた本です。
言葉を尽くして大絶賛したいぐらい、とにかく素晴らしい本でした。
学問の意義、国家と法、西洋思想、独立自尊、国際社会における日本、などなど盛りだくさんの内容になっています。明治時代に書かれた本ですが、今読んでも新鮮な発想や説教が心にしみいります。またもともと一般向けに書かれた本なので、文語文とはいえ平易な文章で語られており読みやすいのもありがたいです。
いまさらですが、本書はやはり日本人の一般教養として国民みんなが読むべき「原点」としての本だと思いました。安倍首相の「美しい国へ」なんか読むよりも、130年前に出版された本書を読む方がはるかに国民全体の底上げになり、本当の「美しい国」作りへ向けてのインフラ整備ができると思います。
政府にとって扱いやすいバカな国民にならないためにも、みなさんぜひ時間を作って「学問のすゝめ」を読まれることを強くお勧めいたします。
・「学問はやっぱり必要!!」
タイトルと著者名、『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』で始まる事は日本人のほとんどが知っているはずです。しかし、内容はあまり知られていないのが残念です。私も読んで初めて知ったのですが、「人は皆平等だが、その人に差をつけるものは学問である」と福沢諭吉さんは伝えたいのです。学問はした方が良いと痛感させられます。
文語体ですがわかりやすい文章で書かれていて読みやすいです。一生に一度は読むべき本だと思います。
・「明治→平成 時代を超えた必読書」
『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』この文章は本書の冒頭第一文にあり、学問のすすめと言えばこれを思い起こす人も多いだろう。しかし著者の最も言いたいことはこの文章ではない。
冒頭の文は、今の世の中の機会均等という性質を言っているにすぎない。
機会均等すなわち、誰にでもチャンスはあるんだから努力して学問しないともったいないではないか、というのが著者の本当の主張したい点である。
ここからさらに派生して、本書では、我々が社会の一員としてより豊かな人生を送るために「最低限」必要かつ超重要な事項が多く書き記されてある。
人間として、そして特に日本人として現代を生き抜きたいという意気込みを持っている人(あるいは持てないでいる人も)、一度は読んでみる価値あり。
・「日本のあり方を考える人に」
日本が世界の中でいかに行動すべきか、日本国民はどのようにあるべきか、という問題は現代の国際化社会に住む私たちにとっても、明治の近代社会草創期においても同じです。
私たちは現在不況の真っ只中にあり、世界の国際化・情報化の時代に生きていますが、福沢諭吉のこの本は私たち日本人が今後どのように行動すべきか教えてくれていると思います。開国してまだまだ弱小国だった明治日本を支えた一人、福沢諭吉の考え方を今一度学んでみてはいかがでしょうか。
・「まずはここから」
独立自尊の精神を国民に説く。今一度読まれるべき時が来ている気がする。結局今に至るまで、国全体として体現できていないのだから。
・「経営者にとっては必読書です」
1946年に書かれた本を、2005年に読む。ところが、書かれている内容が、昨今のビジネストレンドでもある、「CSR(Corporate Social Responsibility):企業の社会的責任」に言及する内容である事に驚かされ、今更ながら、氏の視点の崇高さに敬服します。
もちろん、こちらもP.F.ドラッカーの書で、「企業とは何か」というタイトルであれば、そんな観点で書いていると想像して購入した訳です。
企業の本質と目的は、経営的な業績や組織の構造ではなく、企業と社会の関係、および企業内の人間との関係にある。
この言葉で展開する本書は、GMに禁本にされ、当時の経営層から無視されたとのこと。
今の時代でも「CSR」が企業の目的だと胸を張る企業は少ない。しかし、何年か先には、ドラッカーの言う企業だけが、社会に求められて存続する企業になるのかもしれない。
副題が「その社会的使命」だ。昨今の企業の不祥事のニュースを見ると、日本の経営者は、同書を読んでいないらしい・・・読むことを薦めたい。
・「びっくりしました」
まえがきなどをとばして読み始めたので、読み進めるうちに違和感を感じはじめました。それは私がこの本が少なくとも1985年以降に書かれたと勘違いしていたからで、具体的な年代が表示されるまで1940年代の話だとは思いませんでした。逆に、現在私たちが属している組織が抱える問題と同様の現象が当時既に顕在化しており、それに対する著者の意見には新鮮さを感じました。著者が既にこの世を去っているのは知っていましたが、とても50年以上前に書かれたものとは思えず、著者の慧眼には驚きを隠せません。
・「骨太な古典」
現在、日本経済新聞の『私の履歴書』に執筆中のピーター・ドラッカー氏を有名にした古典中の古典。1960年代に入ってからニューヨーク大学時代に書かれた『創造する経営者』や『経営者の条件』の方がマネジメントという観点からは氏の代表作とされるのかもしれないが、それ以前のGMと対等にやり合いながら書いたこの本のほうがずっと骨太で傑作だと僕は思える。『私の履歴書』でドラッカーが自らの半生を振り返りながら書いている内容とこの本を交互に読み進むと実に面白い。発売当時GM内ではこの本はあたかも存在しないかのように扱われ、経営に完全にタブー視されていた。ところが、トヨタやGEはこの本の内容に着目し実践を始める。かくてドラッカーの『経営学』はその正しさは、採用した企業の成長と無視した企業の凋落という厳しい現実で示されたと言えるだろう。大量のMBA取得者発生も、『民営化』という言葉も(これは英国保守党の基本政策にもりこまれたのがそもそもの始まりだ)、『経営学』という言葉や『マネージメント』という言葉すらも全ての起源はピーター・ドラッカーにある。品質管理(QC)の概念を持ち込んだエドワード・デミングもニューヨーク大の同僚だ。経営というものの起源を知るなら外せない一冊だろう。名著。
・「「ドラッカーの助言」を拒否したGM、受容して成功した日本企業」
本書を読んで、既に1946年にGMが今の危機的状況に陥る原因を持っていたことが検証される。また知的労働者が主役化して、最大の資源となり、最大のコストになること。しかし、企業のコンセプトと力学は大きく変わりようが無いことを本書は書いている。 本書はGMを描いているが、スローンの『GMとともに』も続いて読まれるとこの当時の米国の経済状況が良く理解できる。 日本企業の経営者にドラッカー信者が多いことが日本が世界的な経済大国になれた一つの要因かもしれない。
・「顧客と読者の創造」
ドラッカーの残した言葉で最も有名なものは、「顧客の創造」だと思う。ドラッカーを理解するのは、むしろこの言葉だけを押さえてけばいいかとも思う。「優秀なセールスマンは、エスキモーに氷を売る」というのは有名なたとえ、その彼の著作についても処女作の本書さえ読んでおけば、後の膨大な著作は全部読まなくてもいいだらう。むしろ、まとめるのが上手な日本人がまとめた様々なダイジェスト本で充分かと思われる。しかし、本書だけは省略せずに精読してしかるべき価値を持っている。半世紀も前にここまでGMを徹底的に分析し、問題点を明らかにした類書はない。本書以降、「現代の経営」とかで日本人に経営学ブームをもたらすことになるが、所詮は、二番煎じに過ぎない。むしろ、「傍観者の時代」のような軽く書いたものほうが面白くなってくるが、コンサルタントとしての彼の手腕は本書に尽くされている。21世紀になっても当分のところは、読み継がれていってしかるべき内容を持っている。少なくとも、GMが市場に生き残っている限りは・・・・
●さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
・「目からウロコ!」
とても面白い本です。「目からウロコ」です。そしてピッタリ、ビックリです。その上、役に立ちます。
何が面白いかと言いますと、この本には1冊ごとに違ったID番号が記載されており、このID番号を使ってWEBサイトを開いて180項目の簡単な設問に答えて入力すると、自分の天性の「才能(特長的な資質)」の上位5つが、解説付きで示されるということです。紙の情報媒体である書物とインターネット・ツールが合体した新しいビジネスモデルであることが面白いと感じられました。
「目からウロコ」は、やはりこの書物の内容です。人間は「才能」に「知識」と「技術」の三つが組み合わさって「強み」として発揮できる。「才能」は天賦のものであり、これは一生変わらない。そして、この「才能」の芽は誰でも固有に持っているものであるが、各人異なった独自のパターンを持っているという。要は人固有の弱みを克服するために無駄な努力をするより、個々人の持って生まれた資質(才能)にそって知識や技術を補強して「強み」にする方が、なんぼか近道で無駄が少ないということのようです。 実際に私が試して見ましたところ、ピッタリ、ビックリの頷ける内容でした。この5つの才能を持ち合わせている人への対処法も本文中に書かれています。本書の中には、それぞれの資質を自分自身がビジネスで活かす方法や組織内で活かして、強い競争企業体質をつくるためのヒントやアドバイスが述べられていて役に立ちます。社員の活き活きした働きぶりで経営のクオリティレベルを向上するには有効な情報源です。社員の採用や能力開発で色々な試行錯誤を繰り返して悩んでいる方、自分の能力の分野を見極めておきたい方、個人の能力を活かす経営をめざす方には是非お勧めです。社員満足度調査や上司と部下の関係把握の有効な示唆も本文中に書かれています。
・「自分を知るためにも良いと思います。」
ある経営コンサルタントの方の薦めで読み、早速「ストレングスファインダー」を試してみたところ、結果がどれも納得のいく内容なので怖いくらいです。これを知った前と後では部下へのアプローチが変わり、自分はなぜそう思うのか?、部下はなぜそう思わないのか?が分かるようになった気がします。最近では部下に薦めていて互いに強みを教え合っています。
ちなみに「ストレングスファインダー」は180問近くをWebサイト上で行うのですが、1回こっきりで1時間程度はかかるので安定した接続状態の中で行うことをお薦めします。
・「才能とは無意識に繰り返される脳の思考パターンだった」
著者は米国のコンサルティング企業ギャラップの元トップ。この本では才能という掴み所の無い概念を、「才能とは無意識に繰り返される思考、感情、行動パターンである」とし数十万人に及ぶ膨大な調査からデータを洗い出して「目標志向」「着想」「責任感」など34種類に分類しています。本についているIDを使ってインターネットでテストを受けることで、自分がどのような才能を持っているのかチェックできます。(テストは1回しかできないので、30分くらい集中できる時間を確保する必要があります)
一般論として自分の強みを生かした職業に就くべきとはよく言われることですが、実際に自分が何に向いているのか、漠然としかわからない人が大半だと思います。このテストによって自分にどのような才能があるのか、言いかえれると「自分はどのような特徴的思考パターンを持っているのか」を把握することによってより向いている仕事を見つけやすくなるのではないでしょうか。
この本では34の才能についてそれぞれ解説し、強みの生かし方を説いています。コンサルティングの本ですから網羅性があり解説も多岐に渡っています。しかし具体的な職業と才能についての統計的な詳細データ無いので、その点は少し残念です。例えば「優れたパイロットは○○の才能を持っているケースが多い」などの話題はあまり多くありません。読者が興味を持つのはこういったことですが、才能と職業を強く結びつけるのは好ましくないという筆者の判断なのだと思います。34の才能から一人一人に強く出る5つの才能を選ぶパターンは3000万通り以上あるので、(34個からその人特有の5つの才能を、特徴の強さの順番に選ぶ)ある才能とある職業が1対1で結びつくものでは無いからです。
大まかな傾向として「自分はいったいどのような思考パターンを持っているのか」を把握するためにこの本を活用すると良いと思います。
・「自分で認識していなかった強みにも気づく」
近年、ビジネスにおいて自分の強みを活かし、伸ばすということが重要視されているので本書に興味を持ちました。 強みを知ることの重要性として、強みを活かして成功を収める人はいても、弱点克服で成功する人はいない為、という記述には納得しました。 これまでは弱点補強にしか目が行かなかったのですが、本書のおかげで「強みの強化」を意識するようになりました。
またネット上で「Strength Finder」をやってみて、普段弱点だと思っていた部分が実は強みになるということ、自分では意識していなかったけれど言われてみればそうかも…という強みが認識できた点が大きかったです。 会社の同僚にも薦めていますが、互いの強みを認識し認め合うことでより良い仕事が出来るようになれば良いと考えています。
・「念入りなデータを基にして書かれた名著」
同じ著書によって書かれた『まずルールを破れ』。この本は実践的なものであり非常に難しかった。そのため、この本も同様に難解なのではないかと構えたが、そんなことはなく大変分かりやすく書かれていた。
著者は才能について(繰り返し現われる思考、行動、感情のパターン)と定義している。そして、強みは才能に自分なりの知識、技術を加えることで生まれるものだとも述べている。しかしここで問題になってくるのは「自分の才能が何なのか」に気づくということだろう。まったく心配はいらない。パソコンによって自分の才能に気づくツールをこの本は備えている。また、その才能をどう活かしていくかについての著者なりの見解も書かれている。
人は自分の弱点に目を向ける傾向がある。しかし、この本を読むことで、弱点克服にではなく自分の強みに磨きをかけることに時間をまわした方が能率が上がることが分かる。
●考えるヒント 2 新装版 (2) (文春文庫 こ 1-9)
・「近世学問の雄へのオマージュ」
この本の中で小林秀雄が深い共感をもって取り上げている近世の学者の思想が、いかに「学問」への強い憧れによって支えられているか。そして、それを語る小林の文章に、真にあるべき学問の姿への希求がどれほど満ちていることか。それを読む我々の中にも、「学び」への憧れが湧きあがってくる。学問をする喜びと倫理とが一致した江戸学問の雄たちへのオマージュとして、これ以上のものはない。日本にこういう人々がいたということを知るだけでも、敬愛の念に支えられて、心が豊かになったような気がする。もちろん、小林のこの期の文体は円熟した見事なものである。
登場する中江藤樹も熊沢蕃山も仁斎も徂徠も、官製の学問ではなく、天地にひとりで生きてある己と一体となりうる「学問」を追求した。このわが国の思想の流れは宣長を経て、福沢諭吉にまでつながるものだ。小林による「学問のすすめ」として、強く推薦したいと思う。
・「常識について」
「考えるヒント」シリーズはとっつきやすく、文体も洗練されていて、小林秀雄を初めて読むにはおすすめ出来ます(値段も安いし)。
本書の最後にある「常識について」で、小林秀雄はその言葉の本質に迫るためにデカルトの仕事をたどる。これがとても読ませます。
「「私」という言葉にしても、他に言葉がないから使うものの、自分の確信のうちでは、 デカルト個人を指すとともに、これを超える何物かを指している。」 「これほどよく自分を信じて、よくもこれほど自己満足からも、自己欺瞞からも遠ざかる事が出来たものだと 感服するのです。近代的自我の発見者デカルトというような、解ったような解らないような言葉を 弄しているよりも、この自我発見者には、自我というような言葉に躓いたことはいっぺんもなかった」 「私が、常識という言葉は、定義を拒絶しているようだと言ったのは、この働きには、 どうしても内から自得しなければ、解らぬものがある、それが言いたかったからなのです。」
1つの言葉を抜き出し、徹底的に思索する有り様は哲学本来の思考法であり、「批評家小林秀雄」の仕事を垣間見ることが出来ます。
・「不朽の名著」
数十年前に書かれた内容であるが、今現在でも通用する大事なことが書かれています。笑顔を忘れない、心からほめる、おだやかに話す、人の身になる、顔をつぶさない、あら探しをしない、といった当たり前のことがわかりやすい事例で説明されています。
カーネーギーの人に対する深い愛情と慈悲の心から発せたれた言葉には重みがあり、自分の心もあたたかくなり、心から感動することができます。
ビジネスだけでなく日常生活においても、あらゆる人との接し方を改めて考え直すすばらしい機会を与えられたと思っています。
このギスギスした世の中で、できるだけ多くの人に読んでもらいたい名著です。
・「最強のマネジメント書」
題名「人を動かす」とあるが、原書を和訳すると「君の友人の一歩先を行き、多くの人に影響を与える法」となる。「人を動かす」という題名からは、ああしろこうしろと命令を下すようなイメージがあるが、全くそんなことはなく、この本では、いかに命令をしないで自主的に動いてもらうかということを主眼として、その方法が説かれている。(北風と太陽の太陽のイメージ)
「他人に重要感を与える」「心から褒める」「聞き手にまわる」「穏やかに話す」「否定しない」など、人は自分が間違っているとは露ほどにも思っていないため、そのことを理解することが人間関係を成功させる秘訣であると語ってくれているような気がします。
最強のマネジメント書として、天外伺朗氏の「マネジメント革命」とともに、推薦いたします。
・「自分を変えるきっかけとなる本」
今のままではいけない、自分を変えたい、などと思っていてもどう行動していいのか分からないという人も多いと思いますが、この本は実例がたくさん出てくるのでとても分かり易いです。家族・友達・恋人など、大事な人が自分の周りに集まってくるような人間関係を築きたい方は是非一度読んでみても損はないと思います。私が心に残ったのは
「この道は一度しか通らない道。だから、役に立つこと、人のためになることは今すぐやろう。先へ延ばしたり忘れたりしないように。この道は二度と通らない道だから。」というフレーズでした。
・「古典ではあるが、現代にも十分通じる人材育成本の決定版」
人間関係の洞察と実践におけるバイブルと言ってよいでしょう。
私、この種の本については重要な箇所にアンダーラインを引き、ノートに重要なフレーズをまとめることにしているのですが、本書については中身が詰まりすぎているため、重要箇所のピックアップができません。本書で書かれている内容を忘れないように、定期的に読み直すことにしました。 自分がひとかどの人間になったと思っている人ほど、本書を読み進めていくうちに、自分の行動がいかにカーネギーの教えと反対のことをしているかに気づくでしょう。
ただし、教えといっても、カーネギーの語り口は少しも押し付けがましくありません。 何十回・何百回と推敲し直し、玉のように磨かれた言葉の数々に、読者は自分自身の反省と将来への明るい希望を感じることでしょう。ここで言う希望とは、自分もきっと「人を動かす」ことのできる人間になれるのではないかという信念です。
・「ビジネスマンの方がよく読まれるようですが……」
本書の内容については他のレビュアーのみなさんがそれぞれに書かれているようですので、私は違った視点から感想を。
本書、「人を動かす」というタイトルだが、実際には「人の心をつかむ」、つまり自らの「人間力」を高めるための方法が提示されているのであり、むしろ、道に悩める人、人としての徳を高めたい人が読むといいのではないかと思う。人間関係がうまくいかない、いまの自分はいつわりの自分なのではないか、など、自分の人格についての悩みは誰でももっているはず。そんな悩みを一掃する大きな力となる書。
世に出ている自己啓発本は、そのほとんどがカーネギーをベースにしている(と思う)ので、どうしても既読感を否めず、1冊選ぶのであれば絶対的にこの「人を動かす」を勧めるが、「7日間で人生を変えよう」という英国のトップ催眠療法師による本はオリジナリティがあり、かつ実践的、実用的で併読に適していると思う。
・「理想のローマ人(下)」
もう本書全体から、著者のカエサルへの思い入れがあふれ出ている名作です。伝えたい魅力は無数に思いつき、すべてを書き連ねていたら、それこそレビュー規約をオーバーしてしまいます。そこで、私もカエサルと、著者に倣って、ひとつ箇条書きで本書の見所と感じたことを書き綴ってみたいと思います。
1、主観も交えながらも感情に走らない客観的な視点(本書は一応カエサルが主人公な訳ですが、敵役であるポンペイウスや無為の暗殺を実行したブルータスらにも理解すべき部分があったことをしっかりと指摘している)2、小さな挿話でも無下にしない(カエサルの頭に何が載るかも重要ですが、カエサルの頭から何が抜け落ちて行ったかも興味深い事実。このような身近な話題は、厚みのある歴史叙述には重要)3、目先のドラマより深い歴史の面白さ(私はこの時代を扱った歴史ものの中でクレオパトラが異様に高く評価される、判官びいきにも似た状態をつとに苦々しく思っており、かといって明確な反論が出来る力もなく、どうもこの時代自体敬遠しがちだったのです。ところが著者は、自分も女であるので、女の浅はかさとは言いたくないが、クレオパトラは浅はかであった、と一蹴。その鼻が高かろうが低かろうが、歴史の趨勢にさしたる影響のないことを理路整然と証明してくれ、私は思わず喝采を叫びました。これこそ目立つものばかりに徹底的に光を当てまくる、薄っぺらい歴史ものでないことの証拠)4、個々のものを重視する帰納的姿勢(戦時、平時を問わず、カエサルの行動を一つ一つ追って行くことによって、むしろカエサルとはどんな人間だと説明することなくその姿を自然と浮き彫りにしていく。著者の追体験をしているようで、まったくうまい) 以上は私の感想ですが、本書は、おそらく読者の方それぞれにまた違った無数の感銘を与えてくれることでしょう。
・「愚かな暗殺者たち」
カエサル(シーザー)は、軍事、民政両方の天才だった。帝政に向かってローマを導こうとしたのも、それが超大国となったローマを統治する最も適した政体だと考えたからだ。ところが王政アレルギーの強い一部の人間たちによって暗殺されてしまった。ここで驚くのが、暗殺者たちが、「カエサル後」について何も準備していなかったことだ。カエサルの信条である「寛容」、未来を見通す透徹した眼、偉大な人間を失った悲しみが、読者にも伝わる。
・「カエサルの魅力」
見たくない現実も見ることができる能力を冷徹という。まさにその意味で、カエサルは冷徹そのものだった。カエサルは天才だということは周知のとおりだが、じゃあどう天才だったの、という疑問には本書が答えてくれると思う。
・「ローマ人の物語4のつづきです」
この本を読む前にローマ人の物語4を読んでおきましょう。なぜならこの二つは、上下の二巻といった関係だからです。すでに4を読み終わり、これからこの巻を読む人には期待を裏切らないできになっています。ですからゆっくり味わって読みましょう。おもしろい本はあっという間に読み終わってしまいますからね。
・「背中がザワザワ」
なんでこんなに心が動かされるのだろう。2000年以上前に生きた不世出の天才カエサルの一生は。いつも冷静すぎるほど冷静な著者が、カエサルについては、感情を隠し切れないほど厚い文章を書く。「ローマ人の物語」のシリーズの中では、ある意味この章は異質かも。
ただ、ギリギリのところで著者の客観的な目が残っているから読みやすいのだけれど、何度読んでも最後はなんとも言えない切ない気持ちにさせられる。
「兎に角、これを読まなくちゃはじまらない!」そんな一冊です。
・「本質を読む・・欧米式読書技術」
欧米には、学校教育の中で読書技術を指導する伝統がある。物語を語り聞かせて自分の言葉で語らせるところから始め、要約、分析、解釈、批判の技術などが段階的に指導され、高校生ともなれば、全ての技術を駆使して難解な哲学論文や言語学関係の論文、高度な内容の文学作品を本当の意味で「読める」ようにカリキュラムが組まれている。さらには、歴史、社会学、経済学、政治学などあらゆる教科で必要な情報分析の技術にも応用される。芸術分野ですら読書技術教育の中で培われた技術が適用されるのである。欧米各国で名称は異なるが、読書のための技術はほぼ同じである。さらに欧米の読書技術教育では、ただ「読む」だけでなく、読後に必ず作文(小論文)を科せられ、最終的に自分自身で本に向き合い、自分の考えをまとめ上げることを要求される。アドラーの「本を読む本」は、日本の国語教育の中で実施されていない欧米式の読書技術教育の本質を、非常に分かりやすく説明している。本書は、教養人の必読書にとどめるべきではなく、日本の国語教育をどのような方向へ持って行くべきかについての、有効な資料として活用すべき本である。
・「大変参考になる技術論」
読書の「技術論」です。こんな本が1960年代に書かれてたことが純粋な驚きでした。 「楽しいからする」読書は、読み方も自由だ。しかし、効率的に書かれていることを読み取ったり、いろいろな意見や主張を比較しながら読み進める読書というのはそれなりに「技術論」を押さえておくというのは重要。 本書は、そんなニーズをお持ちの方に一読をお薦めします。この通りにやる必要は必ずしも必要ありませんが、本というのはすべからく1ページから順に読んでいくという読み方に何の疑問を持たずにきた人もぜひ一読を。 「フォトリーディング」の講座を受講した人は、講座の中で聞いたと思いますが、この本は何を隠そう「フォトリーディングホールマインドシステム」のネタ本なのです。
・「今、出会えてよかった」
まず、題名が面白い。『本を読む本』。原著は、”How to Read a Book”という名前である。 内容は、読書という行為を、4レベルに分け、字を読み始めた頃の幼い子がする浅いものから、研究者がすると考えられるような深いものまで説明している。 中でも、『点検読書』と『分析読書』については、とても参考になった。本が持っているポテンシャルを点検読書によって効率的に見きわめ、その中でも読むに値する良書については、分析読書によってポテンシャルを最大限に引き出す読書法が紹介されている。 「本を読んで効率的に知識などを得たい」「本を読んで人間力を高めたい」というような、成長のための読書を、これから本格的に行おうと考えている人、また、すでに行っている人は、一度読んでみるといいだろう。
・「有能な読書家になるための指南書です。」
もっと早く出会いたかった本です。主にノンフィクション・良書といわれる本をいかに読み解くかの本を読む技術を初級か学究活動まで段階を追って理論整然と解説されていて、大変読みやすい本にまとまってます。 また、書かれているスキルが実践的で実用性が高いのも魅力です。 僕の場合、タイトルに曳かれて買ってはみたものの読んでみて失敗したと思ったことがありますが、本屋での短時間の立ち読みで本の良し悪しを判断するのに、点検読書のスキルがすぐに使えます。 欧米では、本書が学校教育に使われてそうですが、日本でも採用して欲しいと思いますし、自分の子供に対しての読書力を着けさせる上での指標になると考えます。非常にお勧めの本です。
・「こんな昔に、速読法の原点になる本が出ていたとは驚き!!」
本や通信講座で速読をマスターしようと四苦八苦し、「やはり速読などマヤカシだったのか?」とあきらめかけていたところに、書評でこの本を見つけました。
まだ半分しか読んでいませんが,ここに書いてある「点検読書」は,「右脳を使う」という表現が無いことを除けば、まさに昨日まで読んでいたフォトリーデイングなどの速読の本に書いてあることそのものですし、「シントピカル読書」は、「レバレッジ・・・」等のビジネス書などにも良く書かれている、「多読の勧め」に相当するものとだと思います。
私は、速読を習得しようとしていろいろ本を読んだり、通信講座にまで手を出したけれども成果が上がらず、「もしかして自分が悪いのか?」と、速読のセミナー受講まで考えていたのですが、この本に出会うことができたおかげで、右脳やら潜在意識やらを持ち出さなくても、自分でも理屈が十分納得できる、実用的な速読法的読書法を習得できそうです。
この本を読めて本当に良かったです。高額の速読セミナーを申し込まなくてもよさそうですから。
・「書くというテーマを通じて、考えるという本質論に踏み込む名著」
ビジネスマンを対象として、平明にして論理的なビジネス文章の書き方を解説する一冊。書くというテーマを通じて、考える本質にまで踏み込んでいる、「ロジカル・シンキング」や「ライティング」部門の古典的名著である。
本書は、もともと経営コンサルタントを対象として書かれたものであり、読むにはそれなりの知的耐久力が要求される。しかし、本書に従い、まず考え、そのあとに書くという作業を続けていくうちに、文書作成能力の向上を実感できるだろう。
・「大学時代に読みたかった本」
学生時代は書くこととは何かと考えずに文章を書いてきた。枚数を増やすことを目的としていたかもしれない。しかし、会社に入り文章がわかりにくいと怒られた。なぜわかりにくいのだろうか、そんな疑問にこの本は答えてくれた。
わかりやすい文章とは、長いものでも、体裁が整っているものでもない。
脳が理解する仕方(ピラミッド型)に文章が書かれていることなのだ。こうすることで、自分の書くべき文章の構造(ピラミッド型)が目に見えてくる。さらに、この構造を批判的に見直すことで、欠陥に気づき、さらに深く問題とは何かを考えていける。このようなスパイラル的な文章の作成手法をこの「考える技術・書く技術」は伝えたかったのだろう。
「考えること」と「書くこと」は切!り離してはいけないのだ。
・「頭の中がスッキリ整理されます。」
文章読本や文章の書き方を指南したハウツー本は数多くありますが、本書の様に読んで非常にタメになったと思える本はなかなかありません。本書では最初から最後まで、文章の読み手がどう読み、考え、感じるかを前提にして、どう書けば読み手に分かりやすい文章になるか説明しています。そして、ためしにここで勧められているような書き方をしてみますと、確かにわかりやすい文章が書けることがわかります。文章の巧拙というよりは、読者がわかりやすく感じられるかどうか、という点に関して本書はとても有効な解決策を提示してくれています。本書が旧版を含めこれだけ長い間、支持され読み継がれてきたのはわかりやすい文章を作成する本質を突いているからだと思います。是非、一度ためしに読んで見てくだ!い。きっと貴方の悩みを解決してくれることでしょう。
・「難しい本です」
大学の教授に勧められて読んでみましたが、かなり難しかったです。別に読むのが苦痛ということではないのです。実際に実行するのが難しいのです。この本はただ読むだけでは力はつきません。本書の隣にレポート用紙かワープロを置いて、読み進めるとともに自分でとにかく書いてみるという作業を繰り返さないと、この本で書かれていることを自分のモノにすることは出来ないのではないでしょうか?
・「マインドマップとは違う」
今や、マインドマップも有名になったが、私としてこちらのピラミッドの方が自分に合っている。どれが良いかは、人それぞれだと思う。上から下に順番に、理論的に考える方法を丁寧に、分かりやすく、教えてくれる本だ。
思考方法を毎日鍛えることは仕事だけでなく、人生の中で最も重要だと思う。すべての人が、自分に合った思考方法を絶対にものにすべきだ。
●冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)
・「現代の宝島か東方見聞録か」
投資には縁のない私のような読者にとっては、これは、投資の本ではない。ワクワクするような、現代の宝探しの物語だ。大人の冒険譚と言っていいだろう。なぜ、「大人の」か、といえば、それが空想ではなく、現実であるからで、また、著者の行動が受身の選択ではなく、自分の意思で道を拓いていくものだからだ。著者は旅が投資の極意と言う。
自分自身で見て、肌で感じて探し出した「宝の山」に「投資」するのだ。これは私のような一技術者にとっても、あらゆる職業の人にとっても忘れてはならない基本姿勢である。現場を見、体感しなくては身に付けられない技術、思考方法は必ず有り、それは机に着いて考えるだけでは絶対見つからないものである。
著者はこの「現場でしか見つけられないもの」を見出す嗅覚が他人より遥かに優れている訳ではないと思う。唯、自分の夢、好奇心を追いかけ、苦難にも挫けず、現実を忠実に見取っているだけなのだ。しかし世の中にそれを実践している人間は非常に少ない。男であればこの本を読めば一念発起せずには居られない。男のロマンの一典型をリアルに描いた本だ。
・「知性と教養と実行力の塊、投資家必読の書」
村上龍氏絶賛との表紙から始まる本ですが、それすらも過小広告でした。非常に読みやすい、冒険小説としても、楽しい本ですが、折々に、ちりばめられた本物の知性と教養に、ただただ、感服するのみです。株式投資に何が必要か。投資家必読の書です。
・「千里眼」
~切れ者、まさにこの人にぴたりの言葉であろう。あのジョージソロスとともにヘッジファンド時代を確立した大立者だけあり、バイクでめぐる各国の経済事情、また経済発展はその国の国民の質次第、、その発想をベースに持ち前の膨大な知識で分析してみせる政治経済各国論は興味深い。またバイクツーリングの楽しさも織りまぜ旅行記としても楽しめる、異色の経済~~評論である。個人的に、96年に単行本で購入したが、今回続編も出版され、それと手軽に比較するためにこの文庫版は重宝しそうである。~
・「通貨の原則を知る」
「大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代 」の著者でもあるジム・ロジャーズの冒険記1作目。村上龍氏、絶賛。面白い
「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 」を読んだ後に、本書を読んだためそこまでの新鮮味はなかったものの、変わらず、ジム(親しみを込めて呼び捨て...)の鋭い世界観を窺い知ることができた。旅行記としても面白く、ビクトリア瀑布やイグアスの滝など、世界三大瀑布に興味を持つことができた。海外旅行にいく前に、ジムの世界観をあらかじめ確認してから行くと、実り多き旅になるだろう。
特に、自国の通貨(米ドル)と他国の通貨に対する洞察には脱帽です。外貨を得ることの意味をいまいち理解していませんでしたが、本書を含め、冒険記2作を読むことで、単純に海外から何かを買うことができなくなる、というシンプルな原理が分かってきました。
村上龍氏の解説で心に残ったジムの言葉 "人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ"
・「エンターテイメント性、教養、実利の3点を併せ持つ」
地理と歴史への深い造詣と、 旅を通して発見で、地域の経済発展性を見通す。 金融工学全盛のなか、 異色の投資法で巨利を稼ぐ著者の世界旅行記です。
冒険記、地理や歴史の勉強、経済や投資の勉強。 エンターテイメント性、教養、実利の3点を 高いレベルで併せ持っていて、私が読んだなかで、 最もエキサイティングだった本の中の一冊です。 「金持ち父さん」や村上龍氏も絶賛。
・「自分のバイブル」
何回読み返しても原著と読み比べても興味が尽きない。フランクリンコビー社の第4世代の手帳も使っているが、少なくとも、この著者の言う通り、毎日毎日何が重要なのかを考えながら生活をすると、いらいらや不安はなくなる。大事なことをしている安心感は大事なことをしないと得られない。外堀を埋めるような毎日ではなく、本丸を攻めている充実感を味わうためにも、是非読み尽くしてほしい。先延ばしする家族との交流などは、日本人の親父にはよく見られる。仕事と家族、仕事と自分自身。何かわからないがイライラがある。あるいはいつも不満、不機嫌なヒトは是非読むべきである。大著なので、一気に読み通すのではなく、毎日時間があるときに読み込んでほしい。自分をB級と思いこんでいるヒトは読むべき一冊。
・「僕としては前作を上回りました」
「最優先事項」この言葉から僕はこの本を、前作「7つの習慣」から重要な箇所を抜粋したものであると考えていた。しかし、実際に読み始めて、その考えが間違っていることに気づかされた。
つまりそれはどういうことかと言えば、この本は7つの習慣の
内の一つである、時間の使い方(前作を読んだことがある人であれば分かると思うが、緊急度、重要度のマトリックスからみた時間の使い方)について、さらに深く学べる内容になっているということである。しかも、前とそれほどかぶっている箇所も多くなく、新鮮な気持ちで読んでいくことができた。そして、僕はこの本は前作よりも優れていると思う。
なぜなら、内容がかなり実践的であるからだ。前作は僕にとってやや難解であり、どうも読みにくいものであった。でも、今回は違う。コビィー氏や共著の方の体験談も豊富に盛り込まれていて、興味を持って読むことができた。前作で挫折?もしくは理解しにくかったな~と思っているそこのあなた!是非読んで見て下さい。
やはり、時間はかかるけども、その時間の投資に対しての見返りはかなり大きいものがあると個人的に思っています
・「すべての時間貧乏の人に」
意味のないネットを長時間しているくせに時間がないと嘆いたり、直前になってあわてて課題を仕上げて、雑なものを出したり…私も典型的なそういう人でした。でもこの本に書いてある通りに計画表をコピーして作ってみました。「こんなにたくさん時間があったんだ…。」
お金持ちな人も貧乏な人も、時間だけは24時間、平等にわけられています。初めは面倒だと思っていたのですがもしかして計画を作ってその通りに実行したほうがずっと楽だし、たくさんのことが出来るのかなと思いはじめました。まだ私は始めたばかりですが、時間がないと思っている人にこの本を読んでもらいたいです。そして実践してもらいたいです。
・「緊急度を重視しない人生」
本書は私が日頃なにげなく感じている事を理論的に代弁してくれたようで、読み終わって何とも言えぬ爽快感を感じました。
著者は、物事には「緊急」か「緊急でない」と、「重要」か「重要でない」で分類される4つの「時間管理のマトリックス」があると説いています。「緊急で重要」な事は病気や事故、危機や災害などで人生を豊かにするものではなく、一番大切な事は「緊急でない」が「重要」な事だと説明しています。
しかし私たちは、物事の優先順序を重要度でなく緊急度で決定しています。そして緊急な事をすればするほど、重要な事をする時間がなくなるというパラドックスに陥るのです。緊急に遭遇した時に放出されるアドレナリンに慣れてしまっている人は、興奮とエネルギーを得るためにさらに緊急を求めます。ただ動き続けるために緊急を求める緊急中毒になってしまっている人もいます。つまり私たちは、忙しくすることで安心感を得ているのであり、重要事項が実行できない格好の言い訳としているのです。
ただちに対応しなければならないニーズばかりに対応していると緊急中毒になり、「忙しいのだから、効率的でなければならない」と思いこんで緊急事項にさらに優先順位をつけ、他人の緊急な要求に応えることで放出されるアドレナリンの「爽快感」にますます依存するようになります。
大きな目標のために役立つ行動や、人生に豊かさや意義をもたらす重要なことが私たちに働きかけてくることはありません。なぜなら、それらは「緊急」ではないからです。それらは、私たちのほうから働きかけなければならないのです。人生こんなはずではなかったという原因は自分自身の中にもあるのです。「重要度」で物事を優先させる人生がどれだけ大切か、またそれはどうしたら実行できるのか。それを知るのに非常に有用な良書です。
・「これを読むと怠惰でいられなくなる」
凄い本です。大抵の書籍は人間の「脳みそ」に働きかけてきます。しかし行動までも変えてくれた書籍に貴方は出会った事がありますか?例え行動を変えられたとしてもその行動を継続して維持できていますか?「ようし、やるぞ!」と燃える事は出来ても継続させる事は出来ない、そんな事が多くないでしょうか?
この本は「正直者が報われる」ための本です。この書籍に書かれてある事をバカ正直に実行してみてください。私自身「テレビ依存症」がすっかり直り、仕事への時間配分を「苦しむ事なく」実行できる様になりました。
毎朝5時起床してますがそれは、「嫌がる自分に打ち勝っているから」ではなく、この本を読んだ事で「怠惰でいない自分が気持ちいい」という域に達したからだと思ってます。
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