Requiem for Innocence (詳細)
ART-SCHOOL(アーティスト)
「ARTとの出会い」「うわー」「や~りよった~!」「心の闇 本当のコエ」「Sadness」
LOVE/HATE(初回) (詳細)
ART-SCHOOL(アーティスト)
「胸を掻き毟る音楽」「いいとは思う」「こういった作品を求める事はコアなリスナーのエゴなのか」「愛と憎しみ」「救われているよ」
「絶望から始めよう」「死のある風景」「誰も書こうともしかった音楽。」「頭に残る曲達」「中毒性」
symphony (詳細)
BURGER NUDS(アーティスト)
「ワンアンドオンリーなバンド!!」「全てのものへ」「荒削り・・・でも」
インソムニア (詳細)
鬼束ちひろ(アーティスト), 羽毛田丈史(その他), 土屋望(その他)
「綺麗で汚い世界」「インソムニア…この言葉をタイトルにするなんてセンス良すぎですね…」「最初で最高の出来」「結実点」「素晴らしい!」
Lifetime (詳細)
GRAPEVINE(アーティスト), 田中和将(その他), 金延幸子(その他), 根岸貴幸(その他)
「衝撃」「いけすかないぞ。」「どこへ向かうベクトル」「バイン色」「満を持した2nd」
Here (詳細)
GRAPEVINE(アーティスト), 田中和将(その他), 根岸孝旨(その他)
「素晴らしい流れ」「ロッケンロー!!」「GRAPEVINEというバンド」「難解と思われるかもしれない」「完璧!」
東京の空 (詳細)
エレファントカシマシ(アーティスト), 宮本浩次(その他), 村山達哉(その他)
「このアルバムをどんなに愛しているか。」「日本ロック史に残る名作」「個人的エレカシ最高傑作」「エレカシ集大成」「あなたはどうですか?」
・「ARTとの出会い」
初めて買ったARTのアルバムがこれでした。私にとって、とても思い出の詰まったアルバムです。車輪の下などの名曲がぎっしりです。木下さんいわく、「3分間のポップソング集」なので初心者ARTファンの方にはとても聴きやすいと思います。
・「うわー」
初っ端からとんでもない疾走感で鳴らされる音は最後まで息をつかせない。とんでもない新人がでてきたと思った。これ、もし僕が高校生の
時に聞いてたら、ARTを崇めただろう。しかしこのARTのボーカルがもつ世界観は非常に危険だと思う。RADIOHEADはボーカル トムの精神的成長で得た自分と世界を冷静に見つめる視線を奇跡的に音に結びつけた。尾崎豊は、20代になり、新たな音を模索したが、とうとう発見できないまま死んでしまった。ARTのボーカル、木下は自分の成長と共に音を進化させることができるだろうか?不安です。
・「や~りよった~!」
ここ半年で最高のアルバムだと思う。最初から最後までブッ通しで聴けるけど、敢えて一曲選ぶとするならM9です。ファルセットが冴えまくり、イントロから鳥肌立ちまくりボンバーです。
・「心の闇 本当のコエ」
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・「Sadness」
不安定なボーカルや、静から動へのワンパターンな曲展開、つたない歌詞etc...確かに、批判されうる点は数多くある。
だが、他の方のレビューでも触れられているように、メロディーが非常に良い。ポップミュージックというフォーマット上、こういった曲がコンスタントに書けるのは、大きな財産だ。
アルバム全体を覆う、初期衝動に満ちた疾走感、鬱屈した空気など。。木下理樹の描きたい世界観が上手く出ていると思う。
1stフルアルバムとしては十分な出来なのではないだろうか。
M-6「サッドマシーン」終盤における、木下氏のシャウトは必聴。(歌詞は痛々しいが。。)
・「胸を掻き毟る音楽」
汚濁の中で僅かに光きらめく何かに縋りつく、細い手の少年。私の中にあるART-SCHOOLのイメージはいつもそんなかんじだ。そしてその姿は無様でも、純粋に美しく感じられる。
音楽のことは詳しくないし、専門的なことは正直ぜんぜん分からないけれど、私は彼らのつくる澄み切った音や、悲痛で不安定な声、かなしみと諦念が入り混じった歌詞が大好きだ。
お気に入りは「プールサイド」「イノセント」「しとやかな獣」
・「いいとは思う」
愛というものはロマンスなどとは遠く離れたところにある、憎しみは美しい、決して歪んだものなどではない、むしろ純粋なものである。このアルバムを聴いた、確かにすごくいい、しかしなにかがひっかかるのだ。そして、私はそのなにかに嫌気がさす。嫌いだといいながら聴き続けている一枚だ。このアルバムは異形なのかもしれない(非常に繊細であるがゆえに)、しかし私はそこに惹かれてやまない。これは人によって異なるものを投射するアルバムだと思う、私はこう思っただけだ。完成度は保障済みである、アナタはどう感じるだろう、気が向いたら手にとってみて欲しい。
・「こういった作品を求める事はコアなリスナーのエゴなのか」
ART SCHOOL一番の問題作といえば、このLOVE/HATEの他には無いものと思う。その、次の瞬間には崩れ落ちてしまいそうな世界観は確かにこの作品においてピークを迎えており、ここがART SCHOOLの最高期と話すファンが大勢いることもわからないではない。
しかしそこで考えてもらいたいのは、その世界観が何によってもたらされたものであるか、という事である。それは、木下理樹さんの心の揺らぎ、迷い、葛藤に起因する割合が大変大きい。人生を自分なりに悟っている人物には決してこんな世界観は出せないであろう。木下理樹さんは別に仙人になるわけでもなんでもないのだが、under my skinで綴られる「誰かを裏切る度に、これ以上はもう・・・ なんて」からも伺えるように、ここを自分という人間の終着点とはしようとしていないのである。
ART SCHOOLだけでなく、こういった、キャリアの中でも特異な作品が出来るときというのは、やはり作り手の転換期であり、その以前にも以後にも同じような作品を作ることは出来ないのだ。だからこそLOVE/HATEのような作品を聴いたリスナーは、次にも同じ味を味わいたいなどと安易に期待するべきではないと私は考えている。それは作り手に対して余りに酷だ。これより後に作られる作品は、転換期を乗り越えた上で生まれる楽曲群である筈なのだ。リスナーにはそれに喝采を贈れるだけの余裕を持ってもらいたい 三'・ω・`三
・「愛と憎しみ」
一言言うと、アートの最高結作。ここまで完成度の高いアルバムをリリースすることができたのは奇跡に感じるこの作品に出会えたことも...
氷を砕いて歩こう 何も話さなくていい何より 澄んでいるから 冷たく乾いた朝に彼女は優しく死んだ 何一つかなえられずに誰一人知らない場所で 声にもならない声で(Butterfly Kiss)
どんな時も 完璧で誰からも 愛されて一度だけ 味あわせてその気持ちを それだけでもういいもういいよ(LOVE/HATE)
飲みたいし 浴びたいよ その蜜を誰よりも人間のくずなんて 知ってるさ昔からこれさえも出来ないの? そう云われ育った感情を切るたびに あふれる物は(Sonnet)
木下の心の中にあるネガティブな気持ちがこもった名盤です。アートは、これで終わったような気がする...悲しいかな...2期の作品を聞いてそう感じるでも、この作品のお陰で僕は救われたんだ
・「救われているよ」
「音楽で自分みたいな人を救いたい」木下氏はどっかのインタビューでそんな事を言っていた。轟音であり青さを含むボーカルに、ただただ俺は救いを貰った。今のアートが墜ちたとは全く思わないが、このアルバムは俺の一生の名盤。人生を上手く歩めない人の為の音楽、ART-SCHOOL。木下氏、ありがとう。。。
・「絶望から始めよう」
アルバムごとに著しくキャラクターの異なる彼ら。静的なイメージの強いこのアルバムが個人的には一番好きだ。
五十嵐隆の紡ぐ詞には、どうしようもない絶望感、焦燥感が漂う。まずは絶望するところから始めてみよう、というのが彼のメッセージだと思う。根拠のない自信や人畜無害なヒューマニズムは決して人を成長させない。生きることの息苦しさや人間の醜さに対して絶望してみてはじめて見えてくるものがある。絶望することと諦めることは同じではないのだ。生きていくことはどうしようもなく絶望的だけれど、それでもなお歩き続けよう、という彼の歌詞に勇気づけられるリスナーは多いはずだ。特に、3曲目の『Reborn』は歴史に残る名曲。
・「死のある風景」
この耳触りの良さは何?これを聴いたとき、底の見えない泉を覗き込んでしまったような不安感に襲われた。とにかくメロディーラインがキレイで、一度聴くと、繰り返し、一日中聴かずにいられなくなる。でも、その描く世界は救いようもない現実の世界。透明な声で「希望は誰かの手だ 僕は持ってない(#10)」と歌う。
温かみのカケラも、攻撃の奥にある情熱すらもない空気の中を、永遠に漂い続けるような浮遊感と残酷さだ。覗かない方がいいよ、こんな世界は。
・「誰も書こうともしかった音楽。」
シロップにハマると抜け出せない。他の歌が全部キレイ事にしか聴けなくなる。本当に人生観を変えてしまう恐ろしい力を持つバンドだ。
・「頭に残る曲達」
色んな音楽雑誌で「Reborn」という曲は好評価を得ていて、確かにすごくいいと思う。だけど聴き終えた後に哀しいような、苦しいような重い感覚が残り、それが嫌な気もするのについまた聴いてしまう。不思議なアルバムです。
3曲目「水色の風」にはバンプオブチキンの藤原君がバックコーラスとして参加しているそうです。が、よく聴き取れず(私だけですか)。名前は載ってるんですけど。
・「中毒性」
テレビでセンチメンタル聴いてメロディ好きでCD買いましたそんでもって詩とかちゃんと聴いたらとても重い落堕 は自律神経失調系の歌?と思いましたでも、中毒性みたいなものがあるのでまた聴きたくなります
・「ワンアンドオンリーなバンド!!」
AM4:00を聴いた時から好きになったバンドです。あの暗い救いようのないイントロからラストの盛り上がりまでの演奏は鳥肌がたちました。このsymphonyも全曲捨て曲がなく恐ろしいほどの名盤!!それだけに去年の解散が本当に残念で仕方ありませんでした、、、けどこんな素敵な音楽をくれたburger nudsに感謝したいと思います。夢みたいな時間をありがとう!!
・「全てのものへ」
昔、ラジオで聞いたAM4:00が大好きだったけど初めて購入した作品はBEST。そして次に購入したのがこの作品。空気清浄機やNormal AbnormalなどBURGER NUDSらしい曲ですね。boys in blueのノリも好き。それ以前の作品は聴いたことがないのですが、この作品からは「優しさ」や「温かさ」が感じられます。「心の針が動くのならそれは全て愛の形」「全てのものにありがとう」「全てに笑いかける事」この作品の曲が収録されたベストの解説にそんなことが書かれていたけれど、痛く切なくも優しくそれが伝わってくる、色んな気持ちが伝わってくる、まさに「Symphony」(交響楽)。解散は惜しいけどでも最後に「全て」に歌うことが出来たなんて素晴らしいことでしょう。
・「荒削り・・・でも」
凄く後に響く音楽です。最初は何気なく通して聴いていたんですが。。最後に「あ、これもう一回聴きたい」と普通に思える曲ばかりでした。聴いて、詩を見て、馴染んで。それからもう一回・・・。何度聴いても違った感覚で聴こえてきます。彼らの集大成。形。音。全てを感じ取る事の出来る一枚です。
・「綺麗で汚い世界」
彼女の作品をレビューするのも「今更」という気もしますが、ジャンルなど問わず全ての人に聴いていただきたいのであえて書かせて頂きます。最初に耳に入ってきたのは彼女の透き通った声と詩の世界観の奥深さでした。誰の心にもある黒い部分。それを歌詞にしエモーショナルに歌い上げる。私は日々J-popのランキングに上がる人たち(一部を除く)が世間で「アーティスト」と呼ばれている事に違和感を感じていました。何をアートしているのか?リスナーに何を伝えたいのか?…などの訴えかけるものが無いに等しいからでした。本来アーティストとは「アート」をしている人を指すと思います。それは体だったり絵だったり音だったりする訳ですが、ランキング上に転がり込む人たちの多くはそれを全く感じさせられません。しかしこのインソムニアという作品を聴いて、それが100%では無いのだと教えられた気さえします。それと同時に鬼束ちひろはアーティストだと思いました。ふとした所で自分とリンクする部分があったり、冷静に色々な事柄を彼女の世界観と共に考えさせられます。歌声、歌詞、洗練された楽曲。このような良い作品と出会えた事をとても嬉しく思います。
・「インソムニア…この言葉をタイトルにするなんてセンス良すぎですね…」
デビューアルバムにして、鬼束ちひろを代表するアルバムです。これをデビューアルバムだとは信じられません。完成度が高すぎますよ…衝撃的でした…
私はあまり女性の曲を聞かない(特に嫌いとか、そういった理由ではありません。ただ、男性の方が好きな歌が多かっただけです)人だったのですが、このアルバムは何度も聴きなおしてしまいました。
一つ一つの曲が非常に丁寧に作りこまれている印象を受けました。
特に「月光」なんか…彼女以外には歌えませんね…是非
ps.最近は活動休止中かな?復帰して、また良い歌を聴かせてくれることを祈っています♪
・「最初で最高の出来」
ヒット曲満載でとても聞きやすいアルバム。ファーストアルバムのはずだけどすでにベストのような感じ。アルバム自体は全然買いの一枚である。
(売れてしまった歌がピアノ主体の落ち着いた曲な為その他のすこしはげし目の曲が浮いてみいえてしまうかもしれないが、自分の考えでは鬼束ちひろはもっと激しい曲を前面に出したいのではと思う。まったくの想像で勝手な推論なのだが)。
まだ若いのに歌もとても上手い。発声方法が違うのかこれが普通なのか解からないが、とても丁寧な歌い方をする。そのため若い人だけじゃなく、すこし年代が上の人でも楽しめるアルバムだと思う。
・「結実点」
このアルバムが世の中に広く受け入れられたのはある種救いだったと思う。かの名盤「Tapestry」さながらのピアノ・ポップなんだけど、実はすごくシリアス。それは当然彼女の書く詞に起因する。曲に詞を当てはめるのではなく、多少曲を歪めてでも詞を先行させる珍しいスタイル。思索的なその詞からは暗さ、激情、痛みが伝わってくる。対照的に静謐で聴きやすいメロディーが中和する。さらに特記すべきなのは彼女の声。壮大な世界観にふさわしく包容力のある歌声だ。完璧。すべては彼女の中で完結しているようにさえ思える。触れたら壊れてしまいそうだ。ポップに繊細さはつきものだが、ここまでセンチメンタル過多な傑作も少ないだろう。デビュー作にして結実点。
・「素晴らしい!」
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・「衝撃」
最近急に聴きたくなってPCに入れたこのアルバム。当時高校生だった私は、ラジオから流れてきた白日に衝撃を受けました。それまで何となく流行の音楽を聴いていたのに、一気に引き込まれてしまった。数え切れない程聴いて、授業中こっそり歌詞を暗記していた風景が甦ります。あの時初めて"ロック"に触れたのかもしれない。今聴いても鳥肌。1stも素晴らしいけど、これも捨て曲なしです。
・「いけすかないぞ。」
CDを整理しているとなんとなく目に留まったので、久しぶりに聞く。すると、このアルバムを、はじめて聞いたときの感情が、次から次へと溢れてきた。先ずは冒頭の「いけすかない」を聞いて衝撃。続く「スロウ」、「SUN」、「光について」楽曲の途中に入るインストまで。何か大きなものに揺り動かされたような感覚。楽曲的なセンスとしてももちろん抜群なのだが、なんと言っても、ボーカルの田中和将の歌詞が良い。なんとなく、脱力感のある雰囲気で聞く側を引きずり込む。「〜さ」といった言い回しも、奇妙な魅力を漂わせている。彼らはこのアルバムで商業的に成功したらしいが、納得。こんな出来の良いアルバムが売れないほうがおかしい。これからも私は、彼らの楽曲を聴き、引きずり込まれることだろう。そして彼らは、そ知らぬ顔で、魔法のかかった楽曲たちを、世に送り出し続けるのだろう。「いけすかないぞ。」
・「どこへ向かうベクトル」
人ごみの中で、ふと立ち止まったときに見える風景、と例えると抒情っぽいが、そんな雰囲気も併せ持つアルバム。「白日」のような、僅かな焦燥感さえ感じられる敏感な曲や「光について」のように、眩しさの中にこそある哀しさを描き出した名曲や、短い永遠にも似た「スロウ」、他の曲もすべて最高である。
遊び心も感じられ、何より不思議なことに「サイケデリック感」があるのだ。田中氏は文学青年だと何かで読んだが、昭和の文豪たちのそういう雰囲気を彼は自分の中でリミックスし、排出しているのかもしれない。
・「バイン色」
GRAPEVINEのアルバムはどれも素晴らしいが、『光について』のリリースで彼らの認知度が上がったことからこのアルバムは彼らの出世作といえるのではないでしょうか?『退屈の花』は割と歌詞が中性的でしたが、このアルバムはガッツリとしたロックサウンドを聴かせてくれます。バインの良さは某子ども達4人組バンドみたいにアンサンブル(弦楽器のみやピアノのみの曲でボーカル以外のメンバーが楽器に参加しない曲が多い)ではなく生楽器のみの演奏で今現在も変わらぬスタンスでいることです。メジャーとまではいかなくともバインには確固たるファンが多いのも納得がいきます、好きになると絶対にやめられなくなるバンドですよ♪
・「満を持した2nd」
「光について」「白日」などのヒットを飛ばし、満を持してのメジャー2枚目。
冒頭からの「いけすかない」、メロディアスなサビに空間系のエフェクトであっという間に世界に飲まれてしまいます。シングル曲の配置もしっかりアルバムの一部になっていて自然に聴ける上に「RUBBERGIRL」や「RUGGERGIRL No.8 」などの飛び道具的な曲も登場して面白い。1stの「退屈の花」より重厚で洗練された印象を受けます。「白日」は文句なしにカッコイイですね。
1stから2ndへのこの勢い。この2枚で本格的にバインにはまった人も多いでしょう。とどめを刺されるような一枚です。
●Here
・「素晴らしい流れ」
このアルバムの一曲目を飾る『想うということ』は歌詞をたどりながら聴いていただきたい名曲ですね。シングル曲『Reberb』『羽根』はこのアルバムの中ではいいアクセントになっていると思います。『ポートレート』から『Here』までの流れはとても綺麗でこの配列は流石だなぁとうなってしまいました!『南行き』で終わる辺りがバインらしいかな(笑)他のバインのアルバムとも違うよさと言えば、バインにしては割と分かり易い歌詞の歌が多いというところです。ということから聞きやすいアルバムだと私は思いました。
・「ロッケンロー!!」
僕が最初に買ったアルバムがこれだった。
タテノリのバンドが多い日本で、こんな渋くてかっこいい音楽をやってるバンドがいるなんて♪歌詞も男っぽいというか、クールで好きです。「餌付けは日に三度、すぐ壊れちゃうからね、おまえら」って部分なんて最高。「あせんなよ、稼いでんだろ?」なんて。やってるのは凄くオーソドックスなのにとってもスタイリシュです。歌と声もちょっと凡百の歌手にはまねできない。
・「GRAPEVINEというバンド」
GRAPEVINEのアルバムは、一作一作、全く違った景色が見えるのが面白いと思う。
『退屈の花』はどこか閉鎖的で、田中の詞からは孤独感・虚しさ・自虐・厭世観…そんな感じが漂っていた。けれどこのアルバム『Here』からは、また一つ変化したGRAPEVINEが見れる気がする。一曲目の「想うということ」からも感じ取れる。
“Just Turn Around/振り返ればいつも/誰かが笑いかけていて/君が誰かを想って/生きているなら/明日には ええ/明日には晴れそうです”
中でも、九曲目「here」は決定的。
“君や家族を/傍にいる彼らを/あの夏を そういう街を/愛せることに今更気付いて/突き抜ける身体を/胸躍らせ/移りゆく時間の水脈/あなただけ/見失わぬよう/手 離すなって/声が聞こえたなら/思いがけない人へ”
この曲で綺麗に終わるのかな?と思ったけれど、最後に「南行き」を持ってくるところがバインらしいですね。遊び心も忘れていない。
相変わらず切ないメロディーは健在。これ聴いたら、バインにはまること間違いなしですよ。
・「難解と思われるかもしれない」
印象として「切なさをちょっと含んだ哀しみ」。
バインがもつ独特な影の部分が浮き彫りになったアルバムだと思います。当初は1曲目、2曲目(シングル曲Revarb)、3曲目の「ナポリを見て死ね」以降がなかなか聴き進むことが出来ませんでした。今振り返っても私には異色な一枚。世界観の断固さという意味で強烈なアルバムです。歌詞もかなり大きな書体で「/」区切りされていて、伝えたいという思いが感じ取れます。
統一感は素晴らしいですが、知らない人に最初の一枚としてはあまりオススメできない気がします。これから聴こうと思われてる方には1stから順番にこのアルバムには触れて欲しいです。
・「完璧!」
一般受けはしないメロディですが、ツボにハマればなかなか抜けられません。田中さんの書く詞も独特で面白いです。個人的には名曲揃いのアルバムだと思います。本当に全曲良くて一番好きな曲が決められないです。(^^;興味があるならぜひ聴いてみてください!
●東京の空
・「このアルバムをどんなに愛しているか。」
何があっても手放したくない名盤です。特に「東京の空」は素晴らしく、壮大なトランペットの音色と美しく強く真直ぐな宮本氏の歌声が、絡まりながらよどんだ空に広がりながら吸い込まれて行くようです。
・「日本ロック史に残る名作」
'94年作、エピックソニー時代最後の作品です。あまり売れなかったようで、これを最後にソニーとの契約も切れてしまいました。次作「ココロに花を」で大ブレイク、大復活を遂げるのですが、ソニー時代とは別バンドと考えた方がよいでしょう。私はどちらの作品も大好きですが、どちらかと聞かれれば、こちらですね。タテのりパンクナンバーはそれほど多くはなく、2、5、7のような哀愁漂うフォーク調なメロディや4のようなRCサクセション風の曲、タイトル曲の前衛的とも言える曲、そしてラストのプログレッシヴでサイケデリックな凝ったナンバーなどエレカシの全てが詰まったようなアルバムです。特にラストはエレカシのルーツである、ツェッペリン、ビートルズ、'70年代ブリティッシュロック、日本のフォークが見事に融合されており、日本のロック史に残る名曲だと思います。そしてどの曲も詞において、当時の宮本の多面性が窺えて興味深いです。激しい自己嫌悪を持つ、やり場のない怒りを持つ宮本、ヤケクソ破滅型人間としての宮本、一方でロマンチストとしての宮本、友情賛歌、人生賛歌もありの人間としての、男としての彼が100%表現されています。評価されようがされまいが、日本のロック史に残る作品だと確信します。
・「個人的エレカシ最高傑作」
1stアルバムで聴く人全ての度肝を抜いたであろうエレカシ。ルックス冴えない、愛想無い、一般受けしないと負の要素ばかりだったにも関わらず、「卓越した楽曲の素晴らしさ」と「ほとばしるような情念」との融合で瞬く間に熱狂的な信者を獲得していった。しかし、2nd・3rdと進むにつれ楽曲よりも情念の濃さばかりが目立つようになり、4thの『生活』に至っては最早完全にライトなリスナーを置いてけぼり。勿論素晴らしい曲も多いのだが、明らかに気持ちばかりが先行して詩と曲が噛み合っていない感がありあり。伝えたいことが上手く表現できず宮本はイライラ、売り上げ芳しくなく事務所もイライラ。正にBLUE DAYS、泥沼状態であった。大傑作アルバム『東京の空』はそんな中で生まれた。このアルバムもそれほどのセールスは上げられなかったようで結局エレカシは事務所を首になってしまうのだが、それでもこのアルバムが日本ロック史上に燦然と輝く名作であることは疑う余地が無い。天才・宮本の魂と極上のメロディが初めて完璧に近くシンクロしたのだから、素晴らしくならない筈が無い。第一、唄っている宮本自身が本当に楽しそうである。「そうだよ、俺はこういうのがやりたかったんだ!」―そんな宮本の声が聞こえてきそうな気さえする。エレカシの良いエッセンスが全て凝縮された捨て曲一切無しの奇跡のようなアルバム。興味を持った方は是非、聴いてみてください。全身全霊をもってお薦め致します。
・「エレカシ集大成」
移籍前最後の作品であり、この後エレカシは大きく路線変更をしてゆく。
この作品には、押しの強い威圧的な曲と、世俗から一歩離れた視点といったデビュー以来共通する特徴がある。逆に宮本の独白に終始したこれまでのアルバムに比べ、「暮れゆく夕べの空」などには吹っ切れたような外に向かう開放感も感じることが出来る。どの曲も聴き応えがありアルバム全体としての音楽的な完成度は非常に高く、エレカシ前期の集大成であることは間違いない。
アルバムタイトルにもなっている「東京の空」は、構成が素晴らしく最後まで惹き付ける。宮本の硬く締まった声とトランペットの相性もよく、硬派な曲に仕上げている。
個人的には「東京の空」のジャケット写真はエレカシジャケットの中では最も良いと思う。
・「あなたはどうですか?」
CDのジャケット、歌詞カードのもあるようにおそらく宮本自身がこのアルバムの無限の可能性を信じきっていたのだろうし、惚れ込んでいたのだと思う。もちろん俺もそうだ。 デーデというビッグバンで生まれ出でたエレカシは暗い暗黒の世界で大きくなり続けた。もちろんこの時期のアルバムも天才的だと俺は思っている。「生活」「浮世の夢」なんかはもう涙が溢れてくるほどだ。 そしてこの「東京の空」。 奴隷天国で猛ダッシュの助走をとったエレカシは、東京の空高く舞い上がった。 セールスがぱっとしなかろうが、万人に受け入れられなかろうが、これは日本ロック史上、不滅の名盤である。 俺は聞いた。そしてはまった。 あなたはどうですか?
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