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▼★両雄並び立つ!双頭COMBOアレコレ:セレクト商品

ゲッツ・ミーツ・マリガン・イン・ハイファイ(紙ジャケット仕様)ゲッツ・ミーツ・マリガン・イン・ハイファイ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ジェリー・マリガン&スタン・ゲッツ(アーティスト), ジェリー・マリガン(演奏), スタン・ゲッツ(演奏), ルー・レヴィー(演奏), レイ・ブラウン(演奏), スタン・リーヴィー(演奏)

「絶妙のコンビネーション」


ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ (詳細)
ミルト・ジャクソン(アーティスト), レイ・ブラウン(演奏), テディ・エドワーズ(演奏), モンティ・アレキサンダー(演奏), ディック・バーク(演奏)

「ミルト・ジャクソンの隠れた名盤です。」


ボディ・アンド・ソウルボディ・アンド・ソウル (詳細)
アル・コーン&ズート・シムズ(アーティスト), アル・コーン(演奏), ズート・シムズ(演奏), ジャッキー・バイアード(演奏), ジョージ・デュビビエ(演奏), メル・ルイス(演奏)


QuintessenceQuintessence (詳細)
Bill Evans(アーティスト)

「5人の名プレーヤーの絶品ケミストリー」「クインテットものでは一番おしゃれ!かっこいいですよ、これ。」


At the Opera HouseAt the Opera House (詳細)
Stan Getz with J.J. Johnson(アーティスト)

「57年極上のライブ」「実力派のがっぷり四つが繰り広げる100パーセントジャズの醍醐味」「いやはや」「ライヴならではの熱演」「絡みつくようなインタープレイ」


スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス+5スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス+5 (詳細)
スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス(アーティスト), リチャード・デイヴィス(演奏), ロン・カーター(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)

「超美技が結集したもう一つのポール・ウイナー盤」「エルヴィンジョーンズ×ゲッツ・エヴァンスの組み合わせの妙」


Francis Albert Sinatra & Antonio Carlos JobimFrancis Albert Sinatra & Antonio Carlos Jobim (詳細)
Antonio Carlos Jobim / Frank Sinatora(アーティスト)

「素晴らしい異色アルバム」「北と南の巨匠が集った世紀の夢アルバム」「francis Albert Sinatora&Antonio carlos Job」「シナトラのボサノヴァ」「何か違和感ありません?」


ゲッツ/ジルベルトゲッツ/ジルベルト (詳細)
スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト(アーティスト), アストラッド・ジルベルト(アーティスト), アントニオ・カルロス・ジョビン(演奏), トミー・ウィリアムス(演奏), ミルトン・バナナ(演奏)

「サックスの暖かい響き」「時代の申し子ボサノバの原点」「たまには反論を」「夏の夕暮れにピッタリ」「不朽の名作」


エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVOL.1+1エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVOL.1+1 (詳細)
エリック・ドルフィー(アーティスト), ブッカー・リトル(演奏), マル・ウォルドロン(演奏), リチャード・デイビス(演奏), エド・ブラックウェル(演奏)

「これぞアヴァンギャルド。若者たちの青春が渦巻く熱演盤」「ヤクザ映画を見た後のような…」「今聴くと意外にオーソドックススタイル」


ブッカー・リトルブッカー・リトル (詳細)
ブッカー・リトル(アーティスト), トミー・フラナガン(演奏), ウィントン・ケリー(演奏), スコット・ラファロ(演奏), ロイ・ヘインズ(演奏)

「二人の若者の運命」「スコット・ラフォロが・・・」「全然青臭くない!」「音質というよりも・・・」


イン・コンサート~コンプリート・ヴァージョンイン・コンサート~コンプリート・ヴァージョン (詳細)
クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ(アーティスト), ハロルド・ランド(演奏), テディ・エドワーズ(演奏), リッチー・パウエル(演奏), カール・パーキンス(演奏), ジョージ・モロウ(演奏), ジョージ・ブレッドソー(演奏)

「コンサートライブにおけるブラウン=ローチの最高傑作」「Brown-Roach Quintet の旗揚げライブ!」「JAZZの醍醐味」「JAZZは美しいもの」


ラウンド・アバウト・ミッドナイト+4ラウンド・アバウト・ミッドナイト+4 (詳細)
マイルス・デイヴィス(アーティスト), ジョン・コルトレーン(演奏), レッド・ガーランド(演奏), ポール・チェンバース(演奏), フィリー・ジョー・ジョーンズ(演奏)

「もう一つのマラソンセッション」「マイルスのクインテットの凄さに感動しました!」「マイルスの知名度を一気に上げた傑作」「メジャーならではの手の込んだ音作り」「私のマイルス原点」


Thelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie HallThelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie Hall (詳細)
Thelonious Monk(アーティスト), John Coltrane(アーティスト)

「歴史的発掘音源の米国盤はCCCDではない通常盤!」「半世紀を経て発見された歴史的名演!」「コレでしょう!!!無条件で推薦」「ビックリしたなあ」「歴史的発見」


ケニー・バレル&ジョン・コルトレーンケニー・バレル&ジョン・コルトレーン (詳細)
ジョン・コルトレーン ケニー・バレル(アーティスト), ケニー・バレル(演奏), ジョン・コルトレーン(演奏), トミー・フラナガン(演奏), ポール・チェンバース(演奏), ジミー・コブ(演奏)

「新進の二人が見せるインタープレイの妙味」「特に一騎打ちになっている『Why Was I Born?』は名演」「ポールチェンバースも良いよ」


バード・アンド・ディズ+3バード・アンド・ディズ+3 (詳細)
チャーリー・パーカー(アーティスト), ディジー・ガレスピー(演奏), セロニアス・モンク(演奏), カーリー・ラッセル(演奏), バディ・リッチ(演奏)

「抜群の録音でパーカーを味わいつくせ」「Verveレーベルにおける貴重なバードとディズの競演盤」


ザ・チェイス(紙ジャケット仕様)ザ・チェイス(紙ジャケット仕様) (詳細)
ワーデル・グレイ&デクスター・ゴードン(アーティスト), コンテ・カンドリ(演奏), ボビー・タッカー(演奏), ドン・バグレイ(演奏), チコ・ハミルトン(演奏)

「まさにテナー・バトル!ジャズの黄金期を飾るライブ名盤!」「テナー・バトルの原点 ガチンコ勝負」


ソニー・ミーツ・ホーク(紙ジャケット仕様)ソニー・ミーツ・ホーク(紙ジャケット仕様) (詳細)
ソニー・ロリンズ(アーティスト)


ブルースエットブルースエット (詳細)
カーティス・フラー(アーティスト), ベニー・ゴルソン(演奏), トミー・フラナガン(演奏), ジミー・ギャリソン(演奏), アル・ヘアウッド(演奏)

「青春時代のジャズ 中低音の魅力」「(星5つ)×2。ジャズの本質ここにあり!」「時代を超える至高の名盤」「不朽の名盤です」「なんだ―――!!!これは!!!」


ボス・テナーズボス・テナーズ (詳細)
ジーン・アモンズ&ソニー・スティット(アーティスト), ジーン・アモンズ(演奏), ソニー・スティット(演奏), チャールズ・ウィリアムス(演奏), ジョン・ヒューストン(演奏), ジョージ・ブラウン(演奏)

「微妙に性格の異なるふたり」


Full HouseFull House (詳細)
Wes Montgomery(アーティスト)

「名実共にウェス・モンゴメリーの最高傑作」「文句なしに楽しいアルバム!」「無茶苦茶気持ち良く聴けますね!」「乗りに乗ったソウルフルでスインギーなライブ」「Wesの最高傑作」


Joe's BluesJoe's Blues (詳細)
Joe Pass(アーティスト)

「楽しくウキウキする」「美しいジャズギター」「聴いてると自分を取り戻せる感じ」「大御所2人のデュオ」


アルト・マドネスアルト・マドネス (詳細)
ジャッキー・マクリーン(アーティスト), ジョン・ジェンキンス(演奏), ダグ・ワトキンス(演奏), ウェイド・レグ(演奏), アート・テイラー(演奏)


フィル・トークス・ウィズ・クィルフィル・トークス・ウィズ・クィル (詳細)
フィル・ウッズ=ジーン・クイル(アーティスト), フィル・ウッズ(演奏), ジーン・クィル(演奏), ソニー・ダラス(演奏), ボブ・コーウィン(演奏), ニック・スタビュラス(演奏)

「これはええでえー!!  持っていて損なし!!」「インタープレイの絶妙さを聴く一枚」


アイヴォリー・ハンターズ(紙)アイヴォリー・ハンターズ(紙) (詳細)
ボブ・ブルックマイヤー&ビル・エヴァンス(アーティスト), ボブ・ブルックマイヤー(演奏), ビル・エヴァンス(演奏), パーシー・ヒース(演奏), コニー・ケイ(演奏)

「後の多重録音シリーズのヒントになってとしか思えない、ピアノ連弾の傑作」「天は二物を与えたもうた」「三井さん、その通り!」


ジェイ・アンド・カイジェイ・アンド・カイ (詳細)
J.J.ジョンソン&カイ・ウィンディング(アーティスト), J.J.ジョンソン(演奏), カイ・ウィンディング(演奏), レオ・パーカー(演奏), ビリー・バウアー(演奏), チャールス・ミンガス(演奏), アル・ルーカス(演奏), ハンク・ジョーンズ(演奏), ウォーリー・シリロ(演奏), ケニー・クラーク(演奏), シャドー・ウィルソン(演奏)


▼クチコミ情報

ゲッツ・ミーツ・マリガン・イン・ハイファイ(紙ジャケット仕様)

・「絶妙のコンビネーション
ゲッツもマリガンも共に出しゃばることなく、スイングしています。トラムのスタン・リーヴィーも好アシスト。ピアノが少し弱いが、フロント二人が主役なのでバランス取れているのかな。ただし音については、ステレオ初期のせいかエコーがかかりすぎ。ベースのレイ・ブラウンの音もぼやけ気味で、ちょっと残念。それさえなければ星5つです。と言っても、決して損はしないと思います。

ゲッツ・ミーツ・マリガン・イン・ハイファイ(紙ジャケット仕様) (詳細)

ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ

・「ミルト・ジャクソンの隠れた名盤です。
ソウルフルなヴィブラフォーン奏者ミルト・ジャクソンとこちらもソウルフルなレイ・ブラウンの双頭クィンテットのライブ盤です。1曲目の"Frankie And Johnny"はブラウンのベース・ソロからスタートです。この時点でソウル度はかなり高しです。テナーのテディ・エドワーズのアドリブも短いながら

も熱さを感じますし、それに続くミルトのヴァイブがもう最高です!いつもよりペダルは使っていませんがとにかく、アドリブ・フレーズがカッコ良しなんです。ピアノのモンティ・アレキサンダーはもっと評価をされてもおかしくはない名手ですし、このクィンテットにピッタリハマっています!"Here's

That Rainy Day"ではミルトのステキなバラードを聴く事ができますし、"Tenderly"はレイ・ブラウンによるベース・ソロが聴き所となっています。タイトル曲の"That's The Way It Is"はメンバー全員ソウルの塊り状態でのミドル・テンポのブルースに仕上がっています。ここでの聴きはテディ・

エドワーズの"コテコテ・テナー"です!ミルトの声でメンバー・紹介も入っていて聴衆も最高に盛り上がっています!ミルト・ジャクソンの数あるアルバムの中では余り評価されない1枚ですが、ソウルフル・ジャクソンがお好きな方にはお勧めの1枚です!

ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ (詳細)

Quintessence

・「5人の名プレーヤーの絶品ケミストリー
エヴァンスのミニコンボものといえば若き日のフレディハバートのラッパが聞き物の"Interplay"が有名だけど、本作はこの日のためだけのエヴァンスクインテット:Bill Evans(p),Harold Land(ts),Kenny Burrell(g),Ray Brown(b),Philly Joe Jones(ds)による、ヴェテランプレーヤー達のじっくりと聴かせる化学反応に酔わされる作品。触媒としての役割を果たしているのがレイブラウンのベースで、ゆっくりとしたテンポを設定し、ダークで美しいメロディを奏でる。それに乗ってコクのある音色を聴かせるハロルドランドのテナーが好きだ。微に入り細に入ったプレイぶりで、まるで走馬燈のように切ない。そこに絡むビルのリリカルなピアノとバーレルのあのゆっくりとコードを刻むギターが美しい。いつになくおとなしいフィリージョーも場にピッタリと合っている。この5人のインナーファイヤーが燃える、静かな化学反応が絶品の一枚だ。ビルのトリオ作とは趣を異にするけどリスナーの心に染み込んでくる味わい深いハードバップジャズだ。タイトルのQuintessenceは元々は物事の本質という意味だけど、5人(Quintet)のVeteran Jazz MenのEssensceつまりQuintet-Essence溢れる演奏に、ただただ聴き惚れるだけの37分間だった。

・「クインテットものでは一番おしゃれ!かっこいいですよ、これ。
最初に買ってしまった頃、エライ後悔した。なぜなら、エヴァンスハピアノトリオでしょって先入主があったから、うっかりクインテットものを買っちまった!というだけのことですが、先入主とはおそろしいものでこんなになじむ(和むではない)かっこいい、小じゃれた音楽なのを理解するまでにはずいぶん遠回りしたものです。エヴァンスには同等の作品にinterplay(1961年)やWe Will Meet Again(1979年)がありますが、フレディハバードが入ることによって強引にハードバップ化してしまった前者や「日本人好み」でくくられそうな安っぽいロマンチシズム臭が強い後者(すいません、個人的な趣味ですから...)に比べ、このアルバムはジャケ写ままのクールで突き放した寂寥感がたまらなくかっこいい!フィリージョーも成長したって事か!うるさくなく、渋くサポートしているし、やはりジムホールよりもケニーバレルノブルージーさがプラスしたか、それよりもエヴァンス自身ひげが生えた分、いろいろあったって事だよね。A Child Is BornとかMartinaとか、やっぱ40、50代の(まだ知らないけど)のやるせない感じが迫ってきます。そうするとWe Will Meet Againがそんなでもないのが不思議だけど、それはまた別の機会に。このアルバム、マイナーだけどいいですよ、ほんと。

Quintessence (詳細)

At the Opera House

・「57年極上のライブ
ノーマングランツのJATPにおけるオペラハウスでのライブ。JATPで時にあるガサツな寄せ集めではなく、充実した内容のアルバム。JJもゲッツも落ち着いた演奏を聴かせてくれる。私的にはYesterdaysとIt never entered my mindの2曲がたまらない。57年録音だがステレオで音質も上々であることも書き添えたい。それにしてもスタン・ゲッツはその生涯を通して、いつの時代にも最良の作品を残していることに驚かざるを得ない。

・「実力派のがっぷり四つが繰り広げる100パーセントジャズの醍醐味
50年代のほとんどをポール・ウイナーとして輝き続けた実力派二人の名演。クール派の代表のゲッツだが、この頃はすでにホットで逞しいプレイに変化し、持ち前のスイング感と見事なフィンガーワークから繰り出されるメロディアスなアドリブは他の追随を許さない。一方、トロンボーンの帝王J.J・ジョンソンは50年代を通じてこの楽器の王座を渡さなかった自他共に認めるキング・オブ・トロンボーンである。彼のパッセージは、明快さがあり、歯切れのよいサウンド。まろやかなゲッツのサウンドとは見事な対照をなし、対位法的なバランスを保っている。テナー・サックスとトロンボーンは、ともに最も肉声に近い楽器だといわれる。それでいながら、これほど際立った違いがあり、しかも個性的なサウンドが交じり合いながら心地よく響きあうこと自体奇跡的な出来事である。実力派の二人の管が、がっぷり四つで繰り広げる100パーセントジャズの醍醐味を味わって欲しい。

・「いやはや
Stan GetzのテナーサックスとJ.J. Johnsonのトロンボーンは音色も個性も違うが、それがスリリングに混じり合って、気持ちのよい演奏が産まれている。これをOscar Peterson TrioにConnie Kay(ドラム)が加えたリズムセクションと共に聞けるというのは至福。ソロが長くて各人の演奏を心ゆくまで楽しめるのも、このアルバムの特徴。Oscar PetersonとHerb Ellisのソロはないが(どうしてだろう?)、Petersonは9曲目「It Never Entered My Mind」のイントロを味に聞かせてくれます。

・「ライヴならではの熱演
 ヴァーブ・レコードの創設者ノーマン・グランツがジャズ界に残した功績は絶大なものがある。しかし、彼の良く言えばファン気質そのままの物事にこだわらない、悪く言えば素人臭い安易な企画が、熱心なファンをある時は熱狂させ、時に頭を抱えさせるとことにもなった。 「オペラ・ハウスのゲッツとJJ」は、グランツが率いていた不特定メンバーからなるJATPのコンサートの一部を収めたもので、大物同士の顔合わせとして人気があり両者の演奏もライヴならではの熱気をはらんですばらしい。 面白いのは、レコード時代この作品にはステレオ盤とモノラル盤があって、演奏内容も違っていたこと。後年1957年10月の別の日に別の場所で録音されたものと判明したのだが、このあたりがいかにもグランツと思うわけ。本CDには,もちろん両日の演奏とも収められている。 なお,エラ・フィッツジェラルドの代表的ライヴ盤「エラ・アット・ジ・オペラハウス」は,このゲッツ盤と同様の経緯がある同日の録音で,CD化されるに当たってモノラル盤とステレオ盤がカップリングされた。 ともあれ,ライヴでなければ味わえない熱演は聞きもの。

・「絡みつくようなインタープレイ
ゲッツはマイルスと並んで、アルバム枚数が膨大だが、ジャンク盤は少ない。57年にライブ録音されたこのアルバム、トロンボーンのJJ、ハーブ・エリス(ギター)オスカー・ピーターソン(ピアノ)コニー・ケイ(ドラム)レイ・ブラウン(ベース)とまさに夢の競演。「マイ・ファニー・バレンタイン」は1曲目(ステレオ録音)と6曲目(モノラル録音)と2曲入っているが6曲目の出来がいい。JJのトロンボーンとゲッツのテナーが絡みつくようなインタプレイを聴いて欲しい。8曲目の「イエスタデイズ」にも感激。プロデューサーは名人ノーマン・グランツ(松本敏之

At the Opera House (詳細)

スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス+5

・「超美技が結集したもう一つのポール・ウイナー盤
ヴァーブが放った超豪華メンバーによる、超美技が繰り広げられるアルバムだ。かつてコンテンポラリーが人気投票の1位のメンバーを揃えてポール・ウイナーズなるボーナス盤を作製していたが、これはそのヴァーブ編といってよさそうなメンバーである。ボサノバで大成功して、不死鳥のようによみがえったゲッツにドル箱ビル・エバンスをかませ、さらにリチャード・デイビスとロン・カーターという重量級ベース。そして当時コルトレーン・カルテットで最も注目を集めていたドラマー、エルビン・ジョーンズ。まずは考えられる限りの最高の組み合わせといってよい。エルビンの複合リズムに導入されるナイト・アンド・デイ。ビル・エバンスのリリカルなイントロとゲッツのメロディアスなテナーがききどころのバット・ビューティフル。こんな贅沢な演奏は空前絶後だろう。できればこのメンバーで枯葉とステラ・バイ・スターライトが聴けたらというのは欲張りすぎる願いか。ロジャースとハートによるグランド・ファーザーズ・ワルツも美しくかわいらしいし、WNEWテーマ・ソングも小粋でしゃれている。数曲の別テイクもあり、お得なCDだが、惜しむらくは選曲と全体の流れにおいて今ひとつ乗り切れない構成である。映画もジャズもやはり主役が揃いすぎると難しいのだろう。

・「エルヴィンジョーンズ×ゲッツ・エヴァンスの組み合わせの妙
スタンゲッツにしろビルエヴァンスにしろ、ワタクシのようなトーシロウ的にはろまんちっく系でくくってしまうところがありますね。このふたりの共演盤ということでどんな魔法が起こりたつやら、.....と思って聴くと意外にもというか、やっぱりというかゲッツはゲッツでエヴァンスはエヴァンスという感じ。特に驚くべき化学変化は起きないのでした。そんなわけで、このアルバムの評価は一般的にはそんなに高くないようですが、意外とアップテンポで硬派に切り刻んでいくタイプにかっこいい演奏が多い。そんな中、エルヴィンジョーンズのハチャメチャどかどかドラムが炸裂する6.グランド・ファーザーズ・ワルツが白眉。とても美しいメロディーの曲なのだが、このエルヴィンのどかどかに煽られてエヴァンスがあやや、的によろめくにもかかわらず相変わらずクールに切り裂くゲッツのテナーがかっこいい。相当ミスマッチ感があるのだが(ナイト&デイはそのまんまの感じだな)この曲とメリンダではいい感じに成功してると思うんだな。

スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス+5 (詳細)

Francis Albert Sinatra & Antonio Carlos Jobim

・「素晴らしい異色アルバム
このアルバムはシナトラがボサノバはスタンダード・ナンバーにも成り得るし、そしてスタンダード・ナンバーもボサノバになると言う事を証明したアルバムだった

シナトラ、ジョビン、そしてアレンジャーのクラウス・オガ-マンの3人の結晶が、このアルバムを歴史に残る名アルバムにした

ジョビン作の「イパネマの娘」は、このアルバム発表前の1964年に全米チャート5位まで上がる大ヒット曲となっていたが、シナトラが歌う事によって、この曲も真のスタンダード・ナンバーとなったのだ!

この素晴らしい楽曲を、シナトラの洒落た歌い方と共にジョビンの右腕とも言えるアレンジャーのオガ-マンのアレンジにより尚一層素晴らしい曲に仕立て上げている

アーヴィング・バーリン作の「チェンジ・パートナーズ」、コール・ポーター作の「アイ・コンセントレート・オン・ユー」、この二つのスタンダード・ナンバーをボサノバ・アレンジにしてシナトラが歌う事で改めてボサノバのリズムはスタンダードにも合うと言う事を証明し、ミュージカル「キスメット」の中の楽曲「輝く腕輪とビーズ玉」をボサノバ・アレンジでシナトラが歌う事によって、改めてこの曲はボサノバ・アレンジが一番良く似合う曲と思い知らせる事になった このアルバムの中でもこの「輝く腕輪とビーズ玉」の出来が一番素晴らしい!

このアルバムが世に出る前にサラ・ボーンがボサノバを取り上げたアルバムを発表し、アストラッド・ジルベルトがスタンダード・ナンバーをボサノバにアレンジしたアルバムを発表していたが、ボサノバ・ブームも落ち着いた頃に改めてシナトラがボサノバを取り上げた事によって、ボサノバがジャズだけじゃなくスタンダードとしても認知されるようになったのだ

今はそのシナトラもジョビンもいない・・・

このアルバムは歴史に名を残す偉大な二人のアーティストを結び付けたアルバムであると共に、間違いなく時代のエポックメイキングになったアルバムでもある

・「北と南の巨匠が集った世紀の夢アルバム
ブラジルが生んだ現代最高の作曲家トム・ジョビンの数少ない<真の理解者>が、シナトラである。その出会いは、バールで友達と歓談中のジョビンの元へ、まだ彼に会ったこともないシナトラ本人が電話でレコーディングを依頼して来た事にはじまる。実はボサノヴァとシナトラの縁はとても深い。リオで最初にボサノヴァを築き上げた人々の多くは、シナトラ・ファンクラブのメンバーだったし、ジョビン自身も、(まだ彼と知り合ってもいない)無名時代の若年期から彼との共演を念頭に置いているかの如き発言をしていた。<素直な心をそのまま表現する>という基本精神において共感し合える部分が多かったのであろう。熱く語りかける歌唱スタイルが通常メインのシナトラも、このアルバムでは”サラッと、空白の間を大切に、小出しな歌い方”でボサノヴィスタしている。

・「francis Albert Sinatora&Antonio carlos Job
珍しい シナトラの ボサノバの アルバム です。ジョビン ととの デュエット が 渋くて いいです!もっと シナトラ に ボサノバ 歌って ほしかった !

・「シナトラのボサノヴァ
みなさんご承知のようにボサノヴァはブラジル生まれだが、アメリカで大ヒットしたため世界的な音楽になった。アメリカのシンガーもみな競ってボサノヴァを取り上げたが、やはりシナトラが真髄をついている。ブラジルのシンガーのボサノヴァとは乗りが違うが(英語とポルトガルの違いもあるだろう)、見事な歌いぶりというほかはない。乾いたロマンティシズムが芳香する名盤だ。シナトラは「こんな小さな声で歌ったのは風邪を引いた時以来」とジョークを飛ばしたとか。ボサノヴァ・シンギングの創始者ジョアン・ジルベルトも風邪引き声だった。

・「何か違和感ありません?
ジョビンはむちゃくちゃ好きです。シナトラも好きです。どちらのアルバムもうっとりしながら聴きほれます。だけど二人が組むことには一抹の不安があったのですが、皆さんいいとおっしゃるので買ってみました。…お叱りを覚悟で敢えて言わせて頂くと、いやな予感適中、という感じです。どちらもあまり楽しそうに聞こえないのです。かといって丁々発止のやりとりがあるわけでもなく、社交辞令のまま終わってしまった会話のような印象。特にシナトラにつらさを覚えました。I concentrate on youやBaubles,bangles and beadsではやや和んで聴こえるのですが、やはり手の中にある曲は寛いで歌えたということでしょうか。ジョビンもシナトラもラテン系だからうまく融合したのでは、という説をどこかで見かけましたが、私にはとてもそうは思えませんでした。でもとにかくどちらも好きなので、かなり甘めの☆3つです。勉強にはなりましたし。みたらし団子とチョコレートムースを同時に食べなくとも、どちらもおいしいですものね。(めちゃくちゃ変な例えですみません。どちらがどちらということでは全くないので、念のため。)…それにしても、やっぱり何か変、と感じた方は他にはあまりいらっしゃらないのでしょうか。そもそも大好きなのに、この両大御所に☆3つをつけるのは、個人的にも世間的にもすごくつらいものがあります。

Francis Albert Sinatra & Antonio Carlos Jobim (詳細)

ゲッツ/ジルベルト

・「サックスの暖かい響き
何と暖かいサックスの響きでしょうか、スタン・ゲッツの奏でるサックスには言葉では言い表せない、とろけるようなサウンドを感じます。そしてジョアンのささやくようなソフトボイスにも、ジョビンのリリカルなピアノにも心を動かされるものがあります。このアルバムは、ジャズというよりは、ボサノヴァの代表的な1枚と言えるものです。近年、ボサノヴァが見直され、オムニバスアルバムが数多く出されつつある中で、このアルバムのナンバーが数多く引用されていることでも、いかに多くの人々に共感を与えているかがわかると思います。とりわけ「イパネマの娘」や「デサフィード」「コルコヴァード」は数多い録音の中でも他に追随を許さない名演奏と言えるのではないでしょうか。ボサノヴァ入門用としても最適のアルバムと言えるでしょう。S.ゲッツのヴァーブ時代の代表作となるわけですが、当時米国で流行のきざしを見せていたボサノヴァの魅力にいち早く気づいた、彼のその先見の明にも敬意を表したいところです。なお、S.ゲッツのヴァーブ時代のジャズ・ボサとしては、このアルバムの曲目も含めた4枚組「イパネマの娘、ボサ・ノヴァ・イヤーズ」が出されているので、いっそのことまとめて聴きたい方にはそちらをお聴きになることをお奨めします。値段は高いけど聴き応え十分ですよ。

・「時代の申し子ボサノバの原点
モダン・ジャズとサンバの融合によって誕生したといわれるボサノバは20世紀のハイブリッド・ミュージックの元型のような音楽である。カルロス・ジョビンとジョアン・ジルベルトというブラジル人が伝統的なブラジル音楽をいかに現代的に蘇生させようかという努力をそれぞれ別の角度から行っていた。彼らの才能と出会いによってボサノバの基礎は築かれ、そこにアメリカのクールな都会派を代表するモダン・ジャズの巨人スタン・ゲッツが割り込む形でハイブリッドな音楽が完成した。三人はそれぞれに音楽性を異にしており、必ずしも一枚岩の明確な音楽理念によってボサノバが完成したものではない。しかし民族性や地域性を超えたボサノバの魅力は、そのような世界性と現代性によってモダン・ミュージックの地位を得たのだといえよう。ボサノバの代表的名曲イパネマの娘ではジョアン・ジルベルトの妻アストラッド・ジルベルトが英語で歌っているが、これほどの素人っぽい情感のこもらない不感症的な歌声がかえってボサノバの現代性とクールさを象徴しているように思う。デサフィナード、コルコヴァード、ソ・ダンソ・サンバなどいずれもボサノバの名曲が文明の衝突のような不思議なユニットによって繰り広げられる。彼らはやがて分裂し、それぞれの道を歩む事になるが、70年代のクロス・オーバーやフュージョンの最も素朴で新鮮な姿がここにある。ボサノバはまさに時代の申し子なのだといえる。

・「たまには反論を
異種格闘技戦を許容できない未熟なリスナーに酷評される悲運なアルバムと言ったら怒られるんでしょう。ルイ・カストロ著「ボサノヴァの歴史」の受け売りでこの作品をけなす風潮が未だにありますね。ジョアンの伯ODEON3部作との比較でしょうか?伝説CDをたまたま持ってたリスナーが通ぶって酷評してるようにしか思えません。

このアルバムを持っていない善良なリスナーは、是非買うべき作品だと思います。

・「夏の夕暮れにピッタリ
もう40年以上前の1963年の録音で、ボサノバとジャズを融合させ全世界で大ヒット。仕掛け人はのちにCTIレコードを創設するプロデューサーのクリード・テイラー。面子はスタン・ゲッツ、ホアン・ジルベルト、カルロス・ジョビンと豪華。あまりに有名になった一曲目「イパネマの娘」でジルベルトの美声と、妻のアストラッドのちょっとヘタで、ちょっと危なげなヴォーカルが話題を呼んだ。この「超名盤」何度聴いても古びず、飽きない。夏の夕暮れにピッタリ。殺伐とした日常を忘れてイパネマ海岸にひとっ飛び。(松本敏之)

・「不朽の名作
スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトがアントニオ・カルロス・ジョビンをフューチャーして、1963年にニューヨークで録音された作品。3年に渡る欧州でのブランクによって散々酷評を受けたスタン・ゲッツ、ボサノヴァリズムを作り上げたバイーア出身のジョアン・ジルベルト、多くの作曲もリズムに恵まれなかったアントニオ・カルロス・ジョビン。野合との指摘もあるが、3人の奇才によってこの傑作が生まれた。そして、この背景には当時ヴァーヴだったクリード・テイラーがプロデュースを担当していることも付け加えたい。結果、多くの賛同を得てスタン・ゲッツは本作でグラミー賞を受賞し、白人テナーとしてのゆるぎない地位を得た。また、本作は純粋な音楽とは違った側面からも多くの注目を集めた。ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツの音楽性の違いからくる確執や、本来、ギターとヴォイス程度の素朴な編成からくる音楽にサックスが執拗に入り込んでくるこの作品は果たしてボサノヴァといえるのか?等、様々な論議をかもし出した。しかし、その音楽性は極めて豊かで、いわゆる純粋なボサノヴァの作品の追随をも許さないものがある。それが顕著に出てくる場面は3者それぞれ特徴的で、スタン・ゲッツのバッキングプレイと、ジョアン・ジルベルトの声とギター、そして、アントニオ・カルロス・ジョビンのピアノである。いずれも”ささやく”ような演奏に徹していて、決して前に出てこない。しかし、ハマッタポイントに音を入れてくるので非常に目立つ。静かな音にも明確な主張が見て取れるのだ。ボサノヴァに限らず、ブラジル音楽を聴く上でこの作品を欠かす事は出来ない。いや、この作品の与えた影響はジャズを始めとした多くの国の音楽に色濃く現れており、音楽を聴く方全てが耳にすべき音ではないかと思う。それだけ画期的なのだ。今聴いても実に新鮮である。

ゲッツ/ジルベルト (詳細)

エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVOL.1+1

・「これぞアヴァンギャルド。若者たちの青春が渦巻く熱演盤
これほど熱気を感じるアルバムもそうない。ライブである点を差し引いてもエリック・ドルフィー以下の爆発的な情念、エネルギーは止められない。50年代からチャールス・ミンガスのグループで前衛的な活動を展開していたドルフィーと盟友マル・ウォルドロンが全体の雰囲気をお膳立てし、若き天才ブッカー・リトルの火を吐くようなトランペットがかぶさる。さらにヘビー級のベーシスト、リチャード・デイビスとエド・ブラックウェルのリズムが煽りたてる。映画スイングガールズで竹中直人演ずる教師がジャズのすばらしさを説くときにこのアルバムがフリー・ジャズの凄さの象徴として紹介したときは嬉しかった。リトルとドルフィーはこのあと立て続けに夭逝してしまい、夢の共演は文字通り真夏の夜の出来事と化した。が、若者たちの青春が渦巻く熱演は人々の記憶から決して消えることなく、次なる新たなジャズの胎動へと誘っていくのである。惜しむらくはドラムがややイモっぽいブラックウェルでなく、シャープなトニー・ウイリアムスかロイ・ヘインズあたりだとさらに面白かったと感じるのは僕だけではないだろう。

・「ヤクザ映画を見た後のような…
 作家の矢作俊彦氏が、エッセイで、ドルフィーとリトルとの絡みを「2機の戦闘機のよう」と評していた。 私は、深作欣二監督の「仁義なき戦い」を連想した。あの、グラグラと揺れるカメラ・ワークを。 疲れきっているときには、聞けない。深作映画と同じで、聴く側にもエネルギーを求められる。そうでないと、残っているわずかなエネルギーさえ絞り取られてしまいそうな気がする。 冒頭の「ファイヤー・ワルツ」での2人の絡みが一番すごいが、わずか3曲しかないものの、いずれも良い。マル・ウォルドロンの、重そうなんだけどキレのいいピアノもいい。 ジャズの好演の中でも、滅多に聞けない迫力に満ちていると言えよう。

・「今聴くと意外にオーソドックススタイル
「永遠の問題作」「ジャズ界に賛否両論を巻き起こした衝撃作」みたいな評価が一般的だが、今聴くと意外にスタイル的にはオーソドックス。フリージャズには程遠く、アバンギャルドと呼んで良いのかすら躊躇われる。まぁ、半世紀程が経過して、それだけ時代の耳の許容範囲が広くなったってことなのかな。

だからと言ってこのアルバムの価値が薄れてしまったワケではない。ブッ飛んだ、ハードボイルドなアドリブのぶつかり合いは、一切の馴れ合いを許さない。限界まで緊張感を高めた屈指の名演。

今の時代、サックスがフリーキーだ、バスクラリネットを使っていると言う程度では誰も驚かない。そのくらいなら、いくらでも巷に作品はあるからだ。逆に、その分今なら、ドルフィーのフレーズの持つ意味や、アンサンブルの微妙な綱渡りの駆け引きの面白さとか、そう言った部分に耳が行く。

現代的な耳で、先入観に囚われずに聴いてみたい一作。

エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVOL.1+1 (詳細)

ブッカー・リトル

・「二人の若者の運命
ブッカー・リトルのトランペットの響きは美しくそして切ない。将来有望な若武者であっただけに彼の23歳という若さでの他界は残念である。スコット・ラファロもビル・エバンス・トリオの一角を担った天才ベーシストであるが、彼も若くしてこの世を去ってしまった。リトルの輝かしいロングトーンとラファロのベースラインが絶妙に調和され独創的な雰囲気を醸し出している。二人の天才の共演は今思うと奇跡的な出来事である。更に他にもウィントン・ケリー(p)、トミー・フラナガン(p)、ロイ・ヘインズ(ds)といった大御所が顔を揃えている。特に絶好調ウィントン・ケリーのピアノ・ソロもこのアルバムの隠れた聞き所となっている。1960年当時の最良のサウンド収めた傑作である。

・「スコット・ラフォロが・・・
素晴らしい。 コレはベースを聞くためにある。

・「全然青臭くない!
若くして亡くなってしまう、しかも革新的な路半ばにして・・・なんて伝説のアーティストの作品って、年齢を重ねると聴いてるのが照れくさくなるようなものが多い気がします。(ジョン・レノン、とかダニー・ハサウェイとか・・・)

この人の作品はなんでか聴いてて照れくさくなることがありません。太く、だけど鈍い独特のトーンのなせる業です。

・「音質というよりも・・・
内容は勿論いうまでもなく素晴らしいのですが、音質云々以前の問題としてマスターテープの傷みがひどいのか・・音がぶれています。特にラストの曲など聴くに耐えられないほどの「ぶよぶよ状態」・・※2つのプレイヤーで聴いてみましたが、やはり同じ状態でした。

僕が買ったCDのみが・・そうなのか、どうかはわかりませんがご参考までに書いておきます。

ブッカー・リトル (詳細)

イン・コンサート~コンプリート・ヴァージョン

・「コンサートライブにおけるブラウン=ローチの最高傑作
スタジオ録音をいくつか残しているブラウン=ローチのコラボレイトにとってコンサートでの録音は珍しく、それだけに両者の本領を発揮したライブになっている。ジョードゥ、言い出しかねて、君にこそ心ときめく、パリの舗道といったポピュラーなナンバーに加えサンセット・アイズ、クリフォード・アクスなどの美しいオリジナルなども披露し、彼らのフォーマットのレベルの高さ、実力が遺憾なく発揮されたアルバムである。僕個人としてはテンダリーのブラウンのソロに彼の歌心の真髄を見た思いである。54年から56年という2年程度のコラボレイトのなかで、彼らが掴みつつあった、ハードバップの本質と来るべきジャズの可能性がこのアルバムに凝縮されている。パーカーにせよ、ブラウンにせよ少なくとも後4,5年活躍させたかったという気持ちは僕だけではないだろう。それは、セロニアス・モンクやブレイキーの変わらぬ素晴らしさとは違った、ジャズのイノベーターとしての可能性ゆえの期待なのである。しかし、それを言っちゃーおしまいよ!という声もすぐに聞こえてきそうなのが、いつもながらの自問自答なのだが・・・・。どのような状況においても、最善、最良のソロを残したブラウニー。それは、紛れもなく、かけがえのないジャズの遺産であり、常にスタンダードにたちかえった歌心を僕らに教えてくれるのだ。

・「Brown-Roach Quintet の旗揚げライブ!
 ハードバップ3大バンドの1つ、Brown-Roach Quintet のロサンゼルス「California Club」における、前半4曲は54年8月、後半4曲は54年4月の、2回のライブを収めたコンプリート・バージョン。Clifford Brown は2ヶ月前の54年2月には Art Blakey 「A Night at Birdland」に出ていたわけで、まさに自分の名前を冠したバンドを結成したばかりの初々しい奮発も伝わってくる、華やかさに充ちたデビュー・ライブ。

 メロディアスで自信あふれるフレージングと、ジャズそのものといえる見事なアーティキュレーション。前に車でかけていたときに彼女が「これ誰?」ときいてきた、というだけでも(えっ? 聴いてたの、という感じ)、強烈な輝きを発している演奏ということが明らかに。個人的には後半4曲から先に、続いて前半4曲の順に聴く。メンバー紹介のアナウンスがライブの雰囲気で楽しいし、名盤「Stitt, Powell, J.J.」でも証明されたように、「All God’s Chillun Got Rhythm」は「Jor-du」「Delilah」「Cherokee」にも増して冒頭が似合う。

・「JAZZの醍醐味
文春新書のシリーズに「ジャズの名盤」というタイトルの本がある。アーティスト別に、3人の評論家が名盤を紹介している。この本に紹介されているのがこのCDである。流れるような心地よいリズム感と幾分哀愁を帯びたトランペット、マックス・ローチのこ気味よいドラムは、このCDの世界に知らず知らずの内に引き込まれてしまう。録音もよく、このアーティストを知るためにもう1枚別の演奏を買いたいと思わせる1枚である。

・「JAZZは美しいもの
ブラウニーも好きなアーティストの一人で、私個人の印象は非常にまじめな青年が頭に浮かびます。マックス・ローチもどちらかと言えばまじめ路線の人物ではないでしょうか?これらはあくまで私個人の印象です。比べてマイルスはマフィアの親分のような鋭い怖さがあります。モンクも何だか近寄りがたく感じます。ブラウン・ローチのデビューとなるこのアルバムも。ブラウンの流れるような美しいメロディとリズム楽器とは思えないローチのドラムが堪能できます。スタディ・イン・ブラウンなども名盤なので、このアルバムをキッカケにお勧めします。

イン・コンサート~コンプリート・ヴァージョン (詳細)

ラウンド・アバウト・ミッドナイト+4

・「もう一つのマラソンセッション
この時期のマイルスといえばプレスティジのマラソンセッションとして有名な4部作があるが、同時期のCBSにおける代表作。とりわけ標題曲であるセロニアス・モンクのRound About Midnight はビ・バップ時代からの名曲だが、ノン・ビブラートによるクールなミュート・トランペットでこれほどモダンに再生したのは、マイルスのセンスのよさ以外の何者でもない。コルトレーンというほとんど無名に近かったテナー・サックスをフイーチャーし、ガーランド、チェンバース、フィーリー・ジョーという黄金のリズム隊によるオリジナル・クインテットは50年代後半のモダン・ジャズシーンのベーシックを確立する。All of You、Bye Bye Blackbird、Dear Old Stockholm といった歌ものやバラードのロマンティックな選曲とジャケットのモノトーンかっこよさは50年代ジャズの醍醐味を伝えてくれる。

・「マイルスのクインテットの凄さに感動しました!
マイルスのアルバムですが、他のメンバーも凄い演奏です。この5人がそれぞれ素晴らしい演奏をしたことによってこのアルバムは生まれました。「Round Midnight」の印象が強いのでしっとりしたアルバムと思う方もいるかもしれませんが、曲調はバラエティーに富んでおり飽きることなく、ある意味発見や驚き、感動しながら

最後の曲まで一気に聴くことが出来ますよ!聴いて「得したな」と素直に思えるお奨めの一枚です。

・「マイルスの知名度を一気に上げた傑作
1956年に発表したマイルスのアルバムです。1曲目はセロニアス・モンクの曲を「マイルスの知恵袋」とも呼ばれたギル・エヴァンスがアレンジしたものです。あとはチャーリー・パーカーの「アー・リュー・チャ」など良質な楽曲が次々と飛び出してきて、これ以上ない満足感と陶酔感を得られる作品です。ジャズ通の方から、ジャズを聴いてみようかなって方まで誰にでもお勧めです^^

・「メジャーならではの手の込んだ音作り
マイルスデイビスのCBSからのデビューを飾った本作のサウンドプロダクションは、あのプレステージ時代のマイルスとはだいぶ違っている。「せーの」で録音していたプレステージでの、おおらかでライブのようなドライブ感あふれるテイストは失われている。だが、細かな処まで十分神経の行き届いた演出がされていて、この時期のマイルスを見事に演出していて感心する。名プロデューサージョージアバキャンの手腕だろう。全曲とても良くできたハードバップを代表する作品集と言える。10数年前にリリースされたColumbia Jazz Masterpieces シリーズでの本作はテオマセロによってデジタルリマスターされていて、ラウンドミッドナイトでのマイルスのミュートトランペットの音にかなり強いエコーがかかっていて他のものとは音が違うので要注意だ。

・「私のマイルス原点
●今から17年程前、私が初めて買ったマイルスのアルバムがこれです。当時、何となくジャズに興味を持ち始めて、「何かイイCDないかなぁ」と適当に選んだ1枚がこれでした。その後、ジャズのCDをたくさん購入してきましたが、どういう訳かマイルス以外のアーティストは次第に飽きてきて、結局、大半のCDをディスクユニオン等の中古屋へ売ってしまいました。現在マイルスのCDだけが私の手元に残っています(公式盤・ブート盤合わせて200タイトル以上はあると思う)。

●一昨年前の夏、このアルバムのLegacy Editionを購入しました。このアルバムの買い換えはこれが4度目でした。改めて聴きながら思ったことは、どの時代のマイルスも本当カッコいい、ということです。大袈裟な言い方ですが、ある種の美学をマイルスから教わった私であります。

ラウンド・アバウト・ミッドナイト+4 (詳細)

Thelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie Hall

・「歴史的発掘音源の米国盤はCCCDではない通常盤!
MonkとColtraneの共演盤の発掘というだけでも,歴史的快挙であるが,この予想を上回る音質の良さにはある種の驚きさえ感じざるを得ない。演奏はMonk,Traneともに好調であるが,本録音(1957年11月29日)の段階でTraneのフレージングにはかなりの成長のあとが見られるし,既にシーツ・オブ・サウンドの萌芽が見られることがわかる。注目がTraneに集まるのは仕方ないところだが,最良の共演者を迎えたMonkの演奏も素晴らしい。いずれにしても本年最大の発掘音源の一つであることは間違いないところ。尚,欧州,日本ではCCCDやセキュアCDで発売されている本盤も,EMIの毎度のパターンのとおり,米国盤は通常CDフォーマットでの発売である。デリバリーに多少の時間が掛かっても,米国盤の入手にこだわるべきアルバムである。

・「半世紀を経て発見された歴史的名演!
 マイルスが1957年に一時グループを解散した後、コルトレーンは4月からの9ヶ月間、モンクの教えを乞うために、毎朝ベッドで寝ていたモンクを起こし、練習に励んだ。4月16日には早速「セロニアス・ヒムセルフ」というソロ・ピアノアルバムの最後に「モンクスムード」をウィルバー・ウェアのベースとともにトリオ演奏の録音をしている。このCDの1曲目であり、モンク独特のタイム感覚でここでも演奏されています。 このCDは、2005年2月に発見された38cm/秒のテープスピードによるモノラル録音テープが音源となっています。CDが実用化されるまで、家庭用オープンリールデッキは38cm/秒が最高峰だった事を見ても、音質的に充分! 11月29日のコンサートは、午後8時30分からのステージと深夜の2回演奏され、5曲目までが最初のステージ、6曲目からが2回目のステージとなっており、5曲目までは、ほぼモンクのピアノを中心とした演奏ですが、2回目が凄い! 7曲目の「スイート・アンド・ラブリー」の中盤4分58秒からテンポが早まり、モンクは伴奏に徹し、コルトレーンの強烈なサックス「シーツ・オブ・サウンド」の完成された演奏を聴く事が出来る! ここに至るまで、6月26日の「モンクス・ミュージック」と「セロニアス・モンク ウィズ ジョン・コルトレーン」の録音、7月からのファイブ・スポットへの出演という過程を踏み、ついにこのCDでは「コルトレーン」の誕生を耳にする事が出来ます。これは素晴らしい! 上記3枚と合わせて聴く事により、コルトレーンの進歩する姿を聴く事ができます。このCDだけでも無論充分ですが、興味をお持ちなら是非、聞き比べてみましょう。熱心に修行した「コルトレーン」の成果がここに有ります!素晴らしいテープが存在していた事に感謝!

・「コレでしょう!!!無条件で推薦
ああ、遂にこんなものが聴けるとは!!50年近く、その存在が捜し求められてきた音源を耳にできるとは!!しかも素晴らしい音質で!!

実際、ファイブスポットではなく、大観衆を前にしてのカーネギーホール、ということもあって、やや前半は少しおとなし気味ながら、段々と…アルペジオ、ダブルタイムを多用したシーツオブサウンドの世界へ!こんなサウンドは、勿論それまで存在しなかった。

少しオフマイク気味のトレーンですが、実際の音はこんな感じだったのでしょう。素晴らしい。モンクのピアノもいいですよ。聴きながら、立ち上がってクルクル同じところを回りたくなりますね。怪しさ100%!

日本盤はCCCDで、大分問題になって、輸入盤を求める人も多いと思います。まあそれを抜きにしても、この内容なら今すぐ聴くべきだと思います。

・「ビックリしたなあ
もはやジャズ史の伝説と化している、1957年のセロニアス・モンク・カルテット・ウィズ・コルトレーンのライブ。十数年前に出たファイヴ・スポットでのプライヴェート録音(トレーンの最初の奥さんのナイーマさんがポータブル・レコーダーを持ち込んで録音していた!)のCDの音質があまりにも悲惨だったので、本作の音の良さには感動します。

演奏が若干おとなしくて、キッチリしすぎているのは場所がライヴハウスではなくてコンサートホールだからか。それでもトレーンのソロの随所に「シーツ・オヴ・サウンド」の萌芽が垣間見られるのがスリリング。

一般的にわが国ではコルトレーンが大化けしたのは、マイルズ・デイヴィスのバンドにいるときにモード演奏を吸収および学習してから、というのが定説になっているが、それは誤りで「シーツ・オヴ・サウンド」のアイディアはモンクから得たというのが真実らしい。

あのソニー・ロリンズもモンクから多大の教えを受けていて、「モンクは教師というよりヒンズ−教でいうグールー(導師)のような人だった」とまで発言しているのである。そう考えるとモンクはわが国では過小評価されすぎですよね。

・「歴史的発見
モダンジャズファンにとって偶然見つかったというこのテープの発見は歴史的です。これから聞く人はスタジオ録音の「モンク・ウィズ・コルトレーン」は聞いておいた方がいいでしょうが、これも歴史的と言われ心震わせて聞いたあの録音状態のライブ「ファイブスポット」はもう聞く必要がないでしょう。曲目はお馴染みのものばかりですが、前述の2枚に比べ、コルトレーンは自信満々で吹いてます。なお、私のは輸入盤のCCCDですが、安物のミニコンポ・CDラジカセ・カーステでの再生は全く問題なしです。

Thelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie Hall (詳細)

ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン

・「新進の二人が見せるインタープレイの妙味
当時はプレスティジで数々のオールスターセッションが組まれ、さまざまな組み合わせにより魅力的なレコーディングが試みられていった。コルトレーンとバレルはともに当時の売り出し中で、急速に台頭してきた新進プレイヤーとして注目されていた。ギターとテナーの組み合わせといっても、ロリンズのコンボのように、ギターがピアノレスによるリズム楽器としてバッキングを務めるというケースが多く、このアルバムのように両者が対等な立場でインタープレイを繰り広げるのは意外と珍しい。バレルのブルース・フィーリングあふれるシングルトーンはリズム楽器というよりホーン楽器的な魅力を前面に打ち出しているといえよう。もちろんジャズ・ギターはホーン奏者的演奏を試みたチャーリー・クリスチャンという革新者によってビ・バップ(モダン・ジャズ)の成立に大きく貢献した事実はあるが、総合的な機能を持ったギターがホーン奏者と対等に張り合うにはやはりバレルのような個性とオリジナリティをもったギタリストの登場を待つしかないであろう。また、コルトレーンにとっても、やがてこれら対外試合で力をつけ、大きく飛翔するための大切な腕試しの時期であった。その意味でも重要で新鮮なセッションだといえよう。

・「特に一騎打ちになっている『Why Was I Born?』は名演
1958年3月7日録音。表題からすると2人のデュオ・アルバムのような気がするが、実際はデュオなのは4『Why Was I Born?』1曲だけで、残りはトミー・フラナガン(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)というリズム部隊が支えるアルバムだ。このアルバムのカバー・デザインは当時としてはかなりステキだとぼくは思うのだが残念ながらデザイナーは誰かという記述がない。

この時期のコルトレーンは自身のアルバムでも様々な組み合わせのミュージシャンと録音を重ねていて、その上デュオでアルバムを作ることも多かった。その中でもこのアルバムとセロニアス・モンクとのデュオ・アルバム(1957-58年録音)がぼくは特に好みだ。コルトレーンにしてみればメンバーを様々にスクランブルさせながらアルバムを量産し、徐々に自分の目指す音楽に最適なメンバーと奏法を構築していたのだろう。その完成型が『あの』カルテットということになるのだろう。

曲はトミー・フラナガンのオリジナルが2曲、ケニー・バレルのオリジナルが1曲。いずれもすばらしい演奏だ。特に一騎打ちになっている4『Why Was I Born?』は名演だと思う。コルトレーン好きには外せないアルバムだ。

・「ポールチェンバースも良いよ
コルトレーンとバレルのバトルは勿論良いけど、ポールチェンバースが淡々と刻むリズムが心地よい、ラストの「ビッグポール」もお勧めです。

ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン (詳細)

バード・アンド・ディズ+3

・「抜群の録音でパーカーを味わいつくせ
チャーリー・パーカーが Verve に残した作品の中でも最高なのがこの "Bird and Diz" だ。パーカーとガレスピーの黄金タッグにセロニアス・モンクがからむトンでもない名盤である。何よりも録音が抜群によく、パーカーの艶のある音色をどっぷり味わうことができる。

しかしこのアルバムについて昔から相も変わらず言われ続けているのが、「ドラムの人選ミス」だ。「スイング派」のバディ・リッチだから駄目だというわけだが、そういうことをほざくやつは、そもそもスイング・ジャズのドラミングがどういうものかまったくわかっていない。ジーン・クルーパを聴いたことがないのか。「コンセプトの違い」って何だよ。

このアルバムのリッチのプレイは、バッキングからソロまで、フレージングがもう「ウンパ・ウンパ・ウンパ・ウンパ」の完全なバップ・ドラミングだ。しかもかなり上等な演奏である。おかげでものすごいドライブ感が生まれていて、どう聴いても、パーカーもガレスピーもモンクもごきげんで演っている。少なくとも同じ Verve の "Now's the time"(ドラムはマックス・ローチ)よりは成功している。アタマで決めつけずに音を聴くべきだ。まあ、ドラムがロイ・ヘインズだったら、それはそれで面白かったとは思うが。

ジャズについて語る人って、ベースまでは理解できるんだが、ドラムについてはてんで無知・無理解なんだ。

・「Verveレーベルにおける貴重なバードとディズの競演盤
Verveレーベルにおける貴重なバードとディズの競演盤。ビ・バップの立役者の二人は数多くのセッションを残し、そのすさまじい演奏によってモダン・ジャズの歴史の基礎を築いていった。二人の天才は、性格、生い立ち、生涯があまりに異なっているが、それだけにその邂逅の意義は計り知れない。この競演でもいずれ劣らぬアドリブを展開し、ビ・バップとはこのようなものだという手本を示している。またバックの共演者がセロニアス・モンクとバディ・リッチというのも異色で面白い。超ユニーク・ピアノと超テクニシャン・ドラムのミスマッチがバードとディズの天才ぶりをさらに引き立てているように思える。モダン・ジャズの古典といえるアルバムである。赤いモノクロームのジャケットも時代を感じさせてくれ、捨てがたい味わいである。

バード・アンド・ディズ+3 (詳細)

ザ・チェイス(紙ジャケット仕様)

・「まさにテナー・バトル!ジャズの黄金期を飾るライブ名盤!
永き間,CD化が待ち望まれていたアイテムの1枚。1952年2月にカリフォルニア州パサデナ公会堂で行われたライブ音源です。

収録曲は2曲_"The Chase(追いかけっこ)","The Steeplechase(競走馬の障害レース)"_で演奏時間も25分少々と短いですが,音質も悪くなく,当時の西海岸におけるウェスト・コースト・ジャズの熱気の一端を垣間見る(聴く)ことができます。

二人のテナー・バトルをサポートする(というか煽り立てる)チコ・ハミルトンのドラミングも冴えわたっています。

・「テナー・バトルの原点 ガチンコ勝負
ビ・バップといえばチャーリー・パーカーの偉大さの影にほとんどのプレイヤーの存在が希薄にならざるを得ない。ソニー・スティットほどの名手でも、パーカの影に隠れ、アルトからテナーに持ち替え、なんとか耐えていたのだから。パーカーが没した1955年はその意味で、パーカーから開放されたミュージシャンたちが新たなハード・バップという船出を果たした年でもある。パーカーと同じ年に他界してしまったワーデル・グレイはその意味で二重の不幸を背負ったサックス奏者である。パーカー存命中に彼に肉薄した数少ないプレイヤーであったにもかかわらずこれからというときに夭折したことは惜しんでも惜しみきれない。確かにロリンズ、コルトレーンといった天才がこの後にモダン・ジャズを牽引していったわけだが、グレイのけれんみのないスムーズでイマジネーションにとんだソロはおそらく50年代前半の最良のものであったといえよう。デクスター・ゴードンは40年代から強烈な個性を持ったテナーとしてグレイのライバル的存在であったが、その後もスケールの大きなプレイヤーに成長していった。そんな二人の52年のテナー・バトルは、ガチンコ勝負の熱気漂うものであり、後のバトルの原型となった。70~80年代の二人のバトルの再演を聞くことが出来たらどんなにすばらしかったことであろうか。

ザ・チェイス(紙ジャケット仕様) (詳細)

ブルースエット

・「青春時代のジャズ 中低音の魅力
若い頃ジャズ喫茶で必ずといっていいほどかかっていた人気盤。リクエストするのがやや恥ずかしいくらいの頻度で、かけられていた。カーティス・フラーとベニー・ゴルソンのユニゾンが同じく人気盤、クールストラッティンにおけるトランペットとアルト・サックスとのコントラストを見せていた。すなわちこのフロントラインは中低音の落ち着いたサウンドが魅力でもあった。ファイヴ・スポット・アフター・ダークは、一度聴いたら忘れられないメロディであり、58年というハード・バップの爛熟期に開花した完成度の高い名曲だ。標題曲ブルースエットもファンキーだが、マイナー・バンプのスピード感とぐいぐい迫るアドリブのドライブ感がもう一つの聴き所だろう。カーティス・フラーはJ.J.ジョンソンという帝王の牙城は崩せなかったものの、50年代終わりから60年代前半にかけて最も活躍したモダン・トロンボーンの一人であり、後にジャズ・メッセンジャーズでも何度か来日を果たした。また、同じくジャズ・メッセンジャーズに在籍し音楽監督を務めたベニー・ゴルソンは、作編曲者としてだけでなくもっと評価されてもいい実力派のサックス・プレイヤーだ。50年代の古きよき時代の青春のエッセンスがぎっしり詰まったアルバムだといえよう。

・「(星5つ)×2。ジャズの本質ここにあり!
1959年の録音。デトロイト出身のトロンボーン奏者カーティス・フラーのリーダー作。25歳の若さとは思えない、しっかりと落ち着いてブロウするフラーとサックスのベーニー・ゴルソンとの双頭コンビによる演奏は必聴だ。

その他のメンバーも凄い。ピアノは同じくデトロイト出身のトミー・フラナガン、ベースはジミー・ギャリンソン、そしてドラムはアル・ヘアウッド。「あんまり知らん人ばっかりやなぁ」と思うなかれ。

ドラム&ベースのリズム隊は本当に凄い名手。この2人は冷静で乱れず、端正なジャズを底からしっかりと支える。凝ったアレンジの中で変幻自在に演奏する彼らのテクニックは、どこを切り出しても楽しめる。

そして特筆すべきは、トミー・フラナガンの存在。「名盤にフラナガンあり」などといわれるが、あえて言わせてもらうと「フラナガンが名盤にする」ということだ。ピアノのイントロ、ソロを聞けば、そのインパクトある存在感は、脳裏に焼きついて消えることはないだろう。なんでもないようなバッキングですら耳に残る。鍛え抜かれたリズム感がピアノという楽器を通じて放出されているのである。「さりげない強烈さ」。これぞ、粋人フラナガンの魅力である。

ボーナス・トラックが3曲も追加されていて、聞き比べても面白い。5人のバランスは絶好調、また考え抜かれた構成・アレンジで仕上がった楽曲の数々、極めつけのジャズが楽しめる。

・「時代を超える至高の名盤
FIVE SPOT AFTER DARKこれが最初の曲のタイトルです。タイトルを知らなくても、出だしを聴けば「ああ、あの曲か!」とわかる有名な曲です。この曲ばかりでなく、どの曲も、一度聴いたら忘れられない名曲、名演。トロンボーンとテナーサックスの組み合わせですから、音域的にはどうしても低音に片寄りますが、そのふたつの楽器が持つ暖かさが、耳に心地よく染みこんできます。粋で明るく堂々と、調子が良くて爽やかに、存分にそんな世界に浸れることでしょう。

・「不朽の名盤です
このアルバムを初めて聴いたのは、もう20年も前になります。もちろん当時はLPで聴いていたのですが、その後、このアルバムを聴くためにレコードプレイヤーを新しく買ったほど惚れ込んでいます。一曲目の「ファイヴ・スポット・アフター・ダーク」が特に素晴らしいです。暖かな、心を和ませてくれる文句なしのお勧めの、まさに不朽の名盤です。

・「なんだ―――!!!これは!!!
トランペットの音を聞くと耳鳴りがし、コルトレーンなんぞを切々と語られたら逃げ出したくなる。そんなわたしが生まれて初めてジャズっていいなー、と今心底思っている。1曲目、ファイヴ・スポット・アフター・ダークを耳にしたとたん、なんだー!!!これは!!!と、ひっくり返ってしまいました。

音楽で心がひっくり返るなんて久しぶり。息づかいが・・・まるで、そこにいるかのように届いてくる。素敵な1枚です。

ブルースエット (詳細)

ボス・テナーズ

・「微妙に性格の異なるふたり
 ブロウ型のテナー奏者ということで共通した側面を持つスティットとアモンズだが、ブラインドで聴いてもどちらがどちらかすぐにわかってしまう。その違いは何だろうか。 まずスティットの方が明らかに「手数」が多い。つまり、「吹きまくって」いるのはアモンズではなくスティットの方なのだ。そしてアドリヴの発想もスティットの方がメロディアス。それに比べてアモンズは「ボス・テナー」と言われながら、実はチャーリー・パーカーとは全く異なり、マイクを使わないと音が聞こえないくらいの小音量で吹く奏者だったらしい。ゆえに、豪快に聞こえるのは豪快を装っているからだというのが真相のようである。アモンズのプレイは豪快さを演出するために、むしろ落ち着いてゆったり吹くのが特徴だ。そして、いかにも黒人的な、同じ音を8小節くらいずっと吹きまくるという下品な禁じ手を使うのもアモンズだ。スティットすらアモンズと比べた場合上品な印象を受けてしまう。 ただ、このアルバムで二人のブロウ合戦になっているのは、「ブルース・アップ・アンド・ダウン」くらいだから、そういう意味ではちょっと拍子抜けするかも。どちらかというとじっくり二人のソロの違いを観賞するアルバムと言える。

ボス・テナーズ (詳細)

Full House

・「名実共にウェス・モンゴメリーの最高傑作
私が初めて聞いたのは30年前。その頃の私はフォークやエレキのアマチュアバンドでギターを担当していた。ジャズには全く興味は無かったが噂で聞いてこのアルバムを購入した。ショックだった。何とか真似をしようと毎日毎日、擦り切れるぐらい聞いた。音楽ジャンルなんて関係なかった。

数年後に別のアルバム(バグズグルーブ)に出合ってジャズにのめり込む事になったが私にとってウェス・モンゴメリーだけは別格だ。今でも傷だらけのLPを持っているがCDで買いなおした。このアルバムは神様ウェスの最高傑作だと思っている。

・「文句なしに楽しいアルバム!
 1962年6月、San Francisco でギグを行っていた Miles Davis Sextet から、Wynton Kelly、Paul Chambers、Jimmy Cobb のリズム・セクションを借りて、Berkeley は「Tsubo」というコーヒー・ハウスで Wes が行ったレコーディング・セッション。

 元々ライブではないので別テイクも繰り返しているが、コーヒーハウスは噂を聞いて集まった人々で溢れかえっていて、結果的にライブの雰囲気を重ねたレコーディングとなった。ちなみに、Johnny Griffin と Wes Montgomery はこれが初顔合わせ。

 聴衆のざわめきや掛け声などの反応が、いかにもジャズを聴いてノッっているアフリカン・アメリカンの感じが出ていて最高。Wes のギターが絶好調なのはもちろん、Johnny Griffin のテナーもメリハリが効いている。曲想のはっきりした勢いある曲が続くのも魅力。人の集まりで流すと、場の気分も盛り上げてくれる。

・「無茶苦茶気持ち良く聴けますね!
さいこ~です。ビールとおつまみで一気に最後まで聴いてにっこり今夜も最高!ですね。 ジョニーグリフィンが素晴らしく勢いがあって、いかにもテナーサックスな音がぐっと来ます。右のスピーカーでブンブン渋くやってるポールチェンバースがいい感じでグルーブ感を出してるし、ジミーコブもばしばし盛上がって楽しいですね! ウエスをコピーしました的プレイヤーはたくさんいるものの、やはり最初にこのスタイルを確立した方が、ばりばりギターを弾いているのを聴くのはなんとも凄い迫力。やはりオリジナリティが全てだと思いました。"Come rain or come shine"なんか聴くと、観客がいい感じで盛上がっていて羨ましいです。その場にいたかったですね。必殺のオクターブ奏法もシングルノートも冴えまくり流石に名盤と言われるだけある一枚。

・「乗りに乗ったソウルフルでスインギーなライブ
ウエス・モンゴメリーとジョニー・グリフィンの共演盤だが同時に当時のマイルス・デイビスのリズム・セクションとの共演でもあり、オールスターの豪華な顔合わせが実現したセッション。当時のウエスはオクターブ奏法によるアドリブを引っさげ比類なきテクニックと楽想の豊かさでジャズギターの新星として注目されていた。一方のジョニー・グリフィンもモンクとの共演などを経て、ロリンズ、コルトレーンらとならぶ重量級テナー・サックス奏者としての地位を築き上げていた。併せて、ウイントン・ケリーも最も脂の乗り切っていた頃であり、ノリのよい実力派がスリリングでなライブを聞かせている。標題曲のフル・ハウスはもちろんブルーン・ブギ、降っても晴れてもなどいずれも劣らぬホットでソウルフルな展開がご機嫌である。アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ハー・フェイスではウエスのソロが聞かれ、デリケートな一面も除かせている。ジャズの楽しさを無条件に伝えてくれる名盤だといえる。

・「Wesの最高傑作
WesがMiles Davisのリズム隊とJohnny Griffinを迎えて吹き込んだライブ盤の傑作。オクターブ奏法を交えながら,熱く燃えるWesのアドリブ,豪快なGriffinのブロー等,これこそジャズの醍醐味というべき要素が目一杯に詰まっている。Incredible Jazz Guitarと並び称されるべきWesの最高傑作である。録音も素晴らしい。

Full House (詳細)

Joe's Blues

・「楽しくウキウキする
ハーブエリスとの競演で演奏されているこのCDは、本当に楽しい雰囲気がする。ギターの音もときどきひずんでいるが、またそれが生々しい感じで気に入りました。バトルという感じはないし、なごめる1枚ですよ。

・「美しいジャズギター
歴史的な音源を供給している「レザーライト・ジャズ」というレーベルの作品は、ウエス・モンゴメリーのライブで始めて知りました。今回、ジョー・パスの録音をAmazon.jpから安価で購入できたわけですが、聞いてみてしっとりとしました。コンコードで出ている「JAZZ」はカッコイイ作品ですが、こちらの「JOE‘S BLUES」は美しいという感じです。先に見たカスタマーレビューの通り聞いていて楽を味わえます。加えて二人の歴史を垣間見ることもできます。「いそしぎ」においては、メロディーに当てるアプローチノートが多かったりして「この頃は、そうだったんだ〜。」と感じたりしました。安価で貴重な製品ですが一部広域の楽器(シンバル)の音色がインターネットの試聴で聞くようなビット変換した際の「きらきら音」になっているので耳障りな方もいると思いますが、ギター演奏は美しい1枚です。私は、ハーブ・エリスの演奏が楽しめました。CDにプリントされているひげのないジョー・パスの引き締まった口元は実にカッコヨイです!

・「聴いてると自分を取り戻せる感じ
HERB ELLISとの競演はいつも楽しそうで好きですが、中でもこのアルバムは聴いててウキウキしてきます。ジャケットの写真のように気楽な感じがいいですね。68年の録音で、音質はあんまりですが、それもまた構えて聴かなくていい良さかな。JOE PASSの、どのアルバムより気楽に聴けて、聴いてると楽しくなって『自分らしく生きてけばいいや』って和めます。

・「大御所2人のデュオ
ジャズ・ギターの大御所2人、ジョー・パスとハーブ・エリスに、ベースにドラムスが加わるが、いわば2人のデュオともいうべきアルバム。演奏時間が短い曲ばかりだが、「ジョージア・オン・マイ・マインド」「ザ・シャドー・オブ・ユア・スマイル」などスタンダードナンバーがいい。この値段だったら買いですね。(松本敏之)

Joe's Blues (詳細)

フィル・トークス・ウィズ・クィル

・「これはええでえー!!  持っていて損なし!!
この一枚に関しては持っていて、全く損なしと断言します。フィル・ウッズのファンである私は甘めの採点になっているかも知れませんがJAZZの楽しさ、醍醐味を十二分に教えてくれる作品だと思います。長らく廃盤だったことも踏まえ、これは押さえておいてほしいと切に思います。名手が揃うとこんなに楽しくも美しい作品が出来るのかとほれぼれしますから。

・「インタープレイの絶妙さを聴く一枚
アルト・サックス2人の「バトル」(戦い)というより「アンサンブル」と、2人の「掛け合い」の妙が心に沁みる。半世紀も前の盤だが、古臭さは微塵もない。なにしろ、選曲がいい。ロリンズの名曲「ドキシー」「チュニジアの夜」「ディア・オールド・ストックホルム」などなど。フィルは白人でありながら、黒人のフィーリングを持っている。最近亡くなったが、最近では数年前に、ヴィーナスから「スリル・イズ・ゴーン」というアルバムを出しているが、そちらもおすすめ。

フィル・トークス・ウィズ・クィル (詳細)

アイヴォリー・ハンターズ(紙)

・「後の多重録音シリーズのヒントになってとしか思えない、ピアノ連弾の傑作
このアルバム、明らかにオリジナルはボブブルックマイヤー名義だったことでしょう。この人はビルクロウの「さよならバードランド」にも頻繁に名前の出てくるバルヴトロンボーン奏者で、おそらくクールジャズの時代に西海岸で人気のあった人だろう。(ワタクシのライブラリーではスタンゲッツの共演者として記憶している)というわけで、本来ワンホーンカルテットの録音になるはずが、スタジオにはサイドマンとして雇われたまだマイルスを通過していない頃の無名なエヴァンスが弾く分の他にもう一台ピアノがあった。ブルックマイヤーはトロンボーンを取り出す前に興に乗ってこれを弾き出す、エヴァンス伴奏する....うちにありゃ、これおもしれいじゃん、ってことになって世にも珍しいWピアノ+ベース、ドラ!ムスという編成で計6曲録音した、ということらしい。

この数奇な運命ゆえにジャケにエヴァンスが収まり、ブルックマイヤーが忘れ去られたいまではビルエヴァンスコーナーのCD棚に並ぶというわけである。しかし、ピアノの主役は当然ブルックマイヤー。エヴァンスは伴奏という立場。けれども同じ楽器だけに、しかも相手は日頃フロントに立つホーン奏者であるがために、単に主役と伴奏ではなくピアノによる掛け合い、チェイス的なニュアンスが生まれ、これがたぐいまれな妙味を醸し出している。この人を喰ったようなふざけたジャケットそのままに楽しいムード満点。一方でこのくっついては離れていくピアノのラインの味わいが後年のエヴァンスカンバセイションシリーズにつながるひんとになっていったのではない!かと思われる

・「天は二物を与えたもうた
始めにアーティスト紹介がBob Brookmeyer with Ivory Joe Hunterとなっているがこれは間違いで、正しくはBob Brookmeyer & Bill Evansである。確かにIvory (Joe)Hunterは実在するアーティストではあるが音楽を聴いていただければすぐに解ることだし、ジャケットもビル本人である。さて肝心の曲はというと、バルブトロンボーン奏者のBob Brookmeyerが最後までピアノ1本で録音を終わらせてしまった所にこのアルバム価値があるように思う。乗りが良くて聴き応えのあるのはラストのI Got The Rhythmだが、頭のHoney Suckle Roseも捨てがたい!ユニークさだけではなく、アルバムそのものも、すばらしい質に仕上がった1枚であることは疑う余地がない。メンバーはこのBob Brookmeyer,Bill EvansのほかにベースがConnie Kay,ドラムがPercy Heath、ぜひお聞きのほどを。

・「三井さん、その通り!
三井さんのおっしゃる通り、とても50年近く前の演奏とは思えない、すばらしい演奏ですね!私は30年前に買ったアナログ盤で楽しんでます。ちょっとだけ、三井さんのレビューに間違いがあるので、訂正です。このアルバムは、タイトルがThe Ivory Huntersで、副題がDouble Barrelled Pianoです。Ivory Hunterは人名ではありません(ivory hunterって、"スカウト"のことを言うらしいですが、この場合はそのまま象牙採りのことかな)。それから、Percy Heathがベースで、Connie Keyがドラムです。

アイヴォリー・ハンターズ(紙) (詳細)
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