Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols (詳細)
The Sex Pistols(アーティスト)
「みんな難しく考えすぎ」「戯言なんか気にするな!」「This is the history every rock fan can not skip :」「音楽を超えたエンターテイメント」「奇跡のパンクロック」
The Smiths (詳細)
The Smiths(アーティスト)
「美しくも散ってしまった彼らの記念碑的作品。」「例えば」
Psychocandy (詳細)
The Jesus and Mary Chain(アーティスト)
The Stone Roses (詳細)
The Stone Roses(アーティスト)
「伝説!」「炭鉱の中のダイヤモンド」「石と薔薇 ☆パンクとダンスへのロマンティシズム的解釈☆」「ギターポップの名盤」
Loveless (詳細)
My Bloody Valentine(アーティスト)
「参考までに。」「愛無き世界…」「崇拝してしまう。」「少しマニアックな比較」「ノイズの中の安らぎ」
Urban Hymns (詳細)
The Verve(アーティスト)
「90年代最後の名盤」「90年代UKロックの超名盤!」「時代を越えて受け継がれる名盤」「美しくもはかない伝説のアルバム」「祝再結成!ニューアルバムが待ち遠しい!」
Definitely Maybe (詳細)
Oasis(アーティスト)
「出発点であり、最高到達点」「20世紀最後の衝撃」「イギリス・マンチェスターの新生」「飽きがいつまでも来ない作品」「オアシス登場!」
Standing on the Shoulder of Giants (詳細)
Oasis(アーティスト)
「ジャケットとサウンドが本当にマッチしてます」「ガスパニック」「oasis!」「いいアルバム」「オアシス中古率ナンバーワン作品」
The Bends (詳細)
Radiohead(アーティスト)
「完璧なノイズのコントロール」「Radioheadの最高傑作!」「完璧なノイズのコントロール」「個人的ベスト1アルバムです。」「星5つ以上の作品」
OK Computer (詳細)
Radiohead(アーティスト)
「このアルバムが出て、はや10年」「KID A以前の話」「超名盤だけど...」「ノイズの騎士」「崩壊」
「気分が沈んでいる時に」「「トム・ヨークの虚無」というくだりについて」「覚醒」「レボリューションNo.9のバック・ドア」「当時はさっぱりわからなかった。」
● 泣けるROCK
● 洋楽
● punkwうぇw
● 好きな音楽
● 私的洋楽
● U.K.
● ラモーンズ ★ I Believe In Miracles のPV字幕に出るアーティスト.3
● 新鮮な妄言
輸入盤 掘り出し市>Alternative Rock & Punk
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オルタナティヴロック>アーティスト別>S>The Smiths
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オルタナティヴロック>アーティスト別>S>Stone Roses
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●Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols
・「みんな難しく考えすぎ」
初めてPistolsを聞いたのは15歳の冬。今から25年前。ちょうど高校受験を控えて、唯一の楽しみがレコードだった頃。
既にrealに聞ける環境では無かったワケだけど、それでも当時聞いていた他のあらゆる音楽より心に突き刺さった。恥ずかしながら?Deep PurpleやKissやQueenやStonesやClashと種々雑多に聞いていた。Pistolsの持っていた政治的な背景やスキャンダラスな部分についてはほとんど知らずに聞いたワケだけど、それまでに聞いたどんな音楽よりカッコよく聞こえた。僕はあわててRock'n Roll Swindleを買いにレコード店に走ったものだ。こちらはけなされることが多いけどJohnny B Goodなんかは見事にカッコよかった。
その後、いろんなスキャンダラスな事を勉強して、どんどん痺れていくわけだけど、それでも原点は彼らの音楽。下手だけどカッコイイとかなんとか言ってるヤツらが多いけど、そもそも楽器がほとんどひけない僕にはPistolsが下手でPurpleがうまいとか、そんな事はどうでもいい。
耳から入った音がハートにグサッと来て、全身が覚醒していく感じ。それで問題ないじゃない。
もちろんそういう曲は他のバンドも時々やってるけど、アルバム1枚通して痺れるって言うのは、僕はこの1枚しか知らない。
・「戯言なんか気にするな!」
ピストルズの一番の魅力は、ジョニー・ロットンの歌う歌だと思う。僕は不良じゃなければパンクスでもない。デカダンスへの憧れも別に無いが、このアルバムが大好きだ。なぜなら、ここには僕を楽にしてくれる歌があるからだ。しかしそれはメロディとかリリックとかをややこしく説明するようなレベルではなく、口を可能な限りおっぴろげて、バカみたいな声で「ア‾‾ィア‾ムァ‾ンナンチクライストォァッ!!!!!」 (I am an anti-Christ)てな事を堂々と歌えることにたまらなく魅力を感じるからだ。
彼らはロック史上でも稀に見るくらいにバカなことをやったバンドだと思う。しかし、本当にバカだったのではなく、完全に演じていたのだ。ライドンにいたっては未だに・・・。そして、そうすることによって、縮こまった世の中を笑い飛ばした。そこにピストルズの存在意義があるように思う。
時に傍若無人に笑いながら、時にふざけてムセ返りながら、しかし言いたい事全てをたった1枚のレコードで言い切ってしまうジョニー・ロットンの歌声に、きっと何かを突き動かされるに違いない。『ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン』において繰り返される「No future」という言葉に、僕は未来への希望を感じてしまうのだ。
・「This is the history every rock fan can not skip :」
一家に一枚。
・「音楽を超えたエンターテイメント」
何故だろう?滅茶苦茶な音楽なのに聴いていて全く気になりません。それどころか凄く「もっと、もっと!」という気になるのです。これを聴くと「音楽的ってなに?」「滅茶苦茶でなにが悪いの?」と思ってしまいます。ピストルズは決して芸術のような音楽ではなくて究極のエンターテイメントではないでしょうか。
一番のお気に入りは拝啓EMI殿でしょうか。散々言いたいこと言った挙句に、最後の最後でキッタねえ「ム゛ゥー」とかいう音…。本当に最高です。
・「奇跡のパンクロック」
「生涯で聴いたアルバムでは最高の出来」とピストルズを存在を含めて大絶賛したカート・コバーン。「無人島に絶対に持っていくアルバム」と評したアクセル・ローズ。まさに実際ピストルズよりも巨大なセールスと成功を収めようと彼らへの敬愛を忘れなかったアーティストの真剣な声だ。ジョニー・ロットンとシド・ヴィシャスという対照的なパンク・ロッカーのスターが在籍していただけではなく、彼らの「未来はない、俺たちこそが未来なのだ」と絶叫するゴッド・セイブ・ザ・クイーン。20歳前後のチンピラのなんと志の高いことか。グダグダと能書きを垂れる、あるいはただの勢いだけのパンクとは180度異なる人間の本質を抉り出すような歌詞とポップでラウドな彼らの音楽は今や優雅すぎるほどの余裕を持ってロックンロールの原点に君臨している。セックス・ピストルズは21世紀になっても色あせるどころかますます我々が発奮し決起し、まずは自らやってみろ!と勇気付けてくれる。
・「美しくも散ってしまった彼らの記念碑的作品。」
初めて聴いた20年前、最初に針を落とした1曲目(当時はレコードなので)正直ピンとはきませんでした。スローなリズムにアコースティックなギター、少し間延びした感もあるVo、何故に本国英で人気を博したか疑問に思いました。しかし、2曲目からテンポも上がり、M-⑥⑦⑧⑨でもう後戻りできないほど嵌ってしまいました。
アコースティックなギターというと牧歌的イメージを勝手に思い描いていたが、Rockというジャンルの中でこれ程に融合・昇華されたギターサウンドには嘗て触れた事も無く。その美しい旋律は、私にとってはPunkに触れた時よりも新鮮でショックな事でした。今でも「Still Ill」のリフを聴いただけでも泣きそうになります。モリッシーは、人間の弱さ、惨めさ、内なる暴力性等を散文詩的に放ち常に私の心を撃ちます。モリッシー、マーの2人の存在がクローズアップされる中、支えるリズム隊もかなり確りしたモノ。(Drは後にバズコックスへ)
今でもこのアルバムを聴く度にブート映像で見た、モリッシーが花束を抱え、ファンに服をつかまれ脱がされかかりながらも嫌な顔もせず歌い続ける様を思い浮かべます。
是非、ご一聴。
・「例えば」
正直、高校生の時買った当初は全くわからなかった。モリッシーの歌詞がいいとかそんなの全く思えなかった。ジョニー・マーのギターがいいとかそんなのも。当方23歳ですので、このアルバムを買った時はヒップホップのリリックのディスがあったし、ニルヴァーナのニヒリズムがあったし、ブリットポップの素晴らしいギターロックがあったし
ヘヴィロックの激しい破壊性があったから。で、しばらく棚の奥に眠ってたんですが、ここ最近のニューウェーブの盛り上がりを見て、もう一度聴いてみようかなと。
凄かった。4年たち色々な音楽体験を経てきてやっとわかった。スミスのすさまじさ。アルバムトータリティの素晴らしさ。モリッシーの内症的な歌詞から生まれる暴力性。愛。
1984年、マンチェスターから生まれた音楽は2004年、23歳の僕の胸を撃ちぬきました。
・「伝説!」
89年にリリースされたデビューアルバム。これに対するイギリスでの反応はとても早く、マンチェスター・ブームを引き起こし、更にはその年のベスト新人賞に選ばれたくらいなんです。今聴き返しても古いと感じさせないそのメロディーには感心を通り越してしまうほどのものがある。彼らには『光』とか『透明』と言ったような言葉がしっくり来る。
ブリティッシュの流れは充分に組んでいると思う。60年代、ビートルズやゾンビーズを彷彿させるようなメロディーを持ち、なおかつ80年代のダンス・ミュージックの要素を上手く取り入れている。彼らはそれ以上に、彼ら独特のグルーヴ感があった。ホント1度聴くと、このサウンドは病み付きになります(笑)
押し寄せてくる音の洪水。大音量で聴くと、ほんとに気持ち良いんですよー!興味のある人は是非聴いてみて欲しい。Waterfall・ELEPHANT STONE・MADE OF STONE・FOOLS GOLDなどは、特に好きな曲です!!でも、ローゼスの曲、どれも大好き!!!
・「炭鉱の中のダイヤモンド」
北イギリスの炭鉱の中から、こんなダイヤモンドが生まれ出るとは。このアルバムはまさにダイヤモンドである。グループ自体が後に、このアルバムで描いた軌道から道を外れてしまっただけに、よりいっそうそう思える。曲の一節一節が生き生きとしており、ギターはたくましく奏でられ、詞は率直に語りかけてくる。
マンチェスターのような腐りかけの産業都市に生まれた事についての憤怒と絶望や、そこからの脱出の欲望を。
I wanna be adored を聞くと未だにどこかに飛んでいきそうになる。
・「石と薔薇 ☆パンクとダンスへのロマンティシズム的解釈☆」
1曲目“憧れられたい” こんなに短い4分52秒があるのなら、人生に対する意味なんていらない。無駄を排除し、効果的な華やかさのみを添えるギター。波のように自由にうねるベース。覚醒のボーカル。そして、ストイックなまでに核心をついたドラムとバックボーカル。この1曲目は、アルバムの全編を物語る。このアルバムは、90年代のみならず2000年代以降をも予感させる。手にし、耳にしたいだけでなく、失いたくない音楽。
・「ギターポップの名盤」
本作、やたら「ロックとダンスの融合」「アシッドロック」「マンチェスタームーブメントを生んだ奇跡の名盤」などとガイド本なんかで書かれているもんだから、期待して聴いてみたら、普通のギターポップじゃないか。どこにもダンス色などない。シングルはダンスビートが強調されているが、本アルバムではジョンレッキーがまとめているため、ダンス色なしの地味バージョンでシングル曲も収録されている。本作はマンチェスタームーブメントの名盤とされているが、そのサウンドは意外にもマンチェスタームーブメントを殆ど体現していない。当時のマンチェの雰囲気を味わいたいなら、ハッピーマンディスやインスパイラルカーペッツやシャーラタンズの初期作を聴くほうが、イメージがつかみ易いでしょう。まあ典型的マンチェサウンドでないからこそ、ここまで生き残っていると言えるかもしれないが。ロックの歴史を変えた奇跡の一枚・・・とそこまでベタ褒めするほどの作品ではないと思うけど。同時期の作品ならハッピーマンディズのアルバムのほうがグルーヴを感じるけどなあ。
・「参考までに。」
日本版にも歌詞はついてませんから輸入版でいいと思いますよ。
・「愛無き世界…」
Creationが、インディーレーベルとしては会社が傾くほどの大金(約5千万円!…破産寸前)を費やして完成「させた」、この大名盤にして超問題作。その裏には、レコード発売を迫るCreation総帥アラン・マッギーと、超(スロー)マイペースで制作に没頭するマイブラの頭脳・ケヴィン・シールズとの、こんな激しい戦いがあったという。
外界からの一切を断絶し、スタジオに篭もりっきりのマイブラ。会社が傾くほどの大金を費やしながらも、音源のひとつも届かない…。文字通り「音沙汰無し」の状況に、業を煮やしたアラン・マッギー。
「おい、いつ出来るんだ!?」と聞くと、
先行シングルには「soon(すぐ)」という曲名が。・・それから更に10ヵ月後。「アルバムはいつ出来るんだ!?」と聞くと、
次のシングルには「to here knows when(いつなのかと聞く)」という曲が。・・そして、さらに9ヵ月後。もうノイローゼ寸前のアラン。だが、全ての曲が終わり、ようやくアルバムは完成。
そこには『loveless(愛が無い)』ときたもんだ・・・。(アラン・マッギーとケヴィンの関係はボロボロだったらしい)
事実は小説よりも奇なり。嘘のようなほんとの話。
★詳しくは、「クリエイション・レコーズ物語(原題~This Ecstasy Romance Cannot Last)」を読みましょう!!(^-^)
・「崇拝してしまう。」
躊躇したけど、やっぱこの作品については語りたいので書きます。
ラブレスの魅力が何かということについて考えると、まずそのエポックメイキングなサウンドメイクに論点が行くわけですが、それについてはもう何百何千の先人が薀蓄を述べているので私はここでは書きません。あまり触れられていないのが不思議なのですが、この作品、まずメロディーがいいとおもいませんか?私はこれこそこの作品を名盤たらしめる一番の理由であると捉えています。
ケヴィンシールズの書く曲は独特です。ISN'T ANYTHING収録のFeed Me With Your Kissやアルバム未収録のYou Made Me Realiseあたりが特に顕著で、これらの曲で彼はアグレッシブな曲調に乗せてコードをかき鳴らしていますのですが、そのコードの進行の仕方が実にスリリングでカッコいいのです。あんな曲調今まで聞いたこと無かった。初めて聴いた時はとてつもないショックを受けたものです。今作に於いてそれらの要素は、さらに甘美な世界観をもってしてマイブラのイメージを完全に確立しました。soonあたりははいうに及ばずですが、その一つ前のwhat you wantあたりをよくきいてみてください。面白いコード進行だと思いませんか?心はどうしようもなく高揚しているのに、なんでこんな寂しくて居心地がいいんだろうか。この曲調はケヴィンが例の衝撃的な音響の世界観を補完するためだけに編み出したものであると私は考えています。マイブラのフォロワーと呼ばれる人たちがこの一枚に追いつけないのは、勿論音作りの才能もあるでしょうが、その音響の奥行きに呼応するメロディを持っていないからだと思います。
完璧と呼ばれるにはやはりワケがある。表面だけなぞっただけでは永遠にこのクオリティには追いつけないでしょう。スタンダードにして孤高の逸品。
・「少しマニアックな比較」
このアルバムが、音楽が、如何に素晴らしいかの説明は他の方に譲るとして、少しマニアックかつちょっと気になる事について書こうと思います。
このアルバム「loveless」は曲間がほとんどなく、曲の終わりと始まりが重なり合っている曲もあります。Sire盤は曲の頭がきっちりタイミングが合っていますが、現行のsony邦盤はややタイミングがずれています(旧コロンビア邦盤はほとんどタイミングが合っていて、大元のcreation盤が一番ずれています…)アルバムを最初から最後まで通して聴くのではなく曲単位で聴くとなると、これが案外気になります。
それと、Sire盤はジャケットが鮮明できれいです。裏ジャケットでは他の盤には見られない補色である青を重ねてあります。それに比べ現行のsony邦盤はカラーコピーしたようなぼやけた感じになっています。レコードではなくCDですがジャケットも重要だと考える人はちょっと注意です。
・「ノイズの中の安らぎ」
これほどの名盤が誕生した理由のひとつに、メンバー(主にケヴィン)が、ギターノイズの洪水の中に安らげる場所があるということを発見した、というのがあると思う。ジザメリをはじめ他のシューゲイザーバンドが、限りない破壊・暴力衝動に駆られギターをフィードバックさせたのに対して、まったく対極の位置にその必要を感じたと。まるで母親の胎内で聴いているかのような安堵感をこのアルバムから感じ取ることが出来る。これはこのアルバムが出て10年以上経った今でもマイブラを孤高の存在に至らすことを可能としている。とかなんとか、このキセキのようなアルバムを後世まで語り継いでいきたいなぁ、と思った次第であります。
・「90年代最後の名盤」
現在進行形ではないからか、どうしてもオアシスやレディオヘッドの影に隠れがちに見られるのが惜しい。Northern Soulに比べバラードが増えポップになっている事はコアなファンからすればもっと暴れて欲しいなリチャード、というのが心の隅でかすかに思うところですが、Bittersweet SymphonyやDrugs Don't Work, Velvet Morning, ヒップホップなThis Time,サイケポップなCatching The Butterflyなどが収められUrban Hymnsは掛け値無しの大名盤です。シューゲイザーの末端から場違いとも言える大時代的なサイケを鳴らして登場しブリットポップにも完全にはまりきらなかった点ではレディオヘッドと共通していますね。オアシスとレディオヘッドは水と油みたいですがヴァーヴはその中間に位置していたのでは無いでしょうか。そして同じ年に出たOk Computerとこのアルバムによってブリットポップは完全に終わりを告げ新しい時代の到来を確信させました。この後、バンドは解散しシーンを引っ張っていくのはレディオヘッドに委ねられ、出てくる新人はバラードばっかり歌う退屈なバンドばかりだったことはヴァーヴに責任があるかも…しれません。Urban Hymnsを最近のバンドで乱暴に説明するとkasabianみたいな曲も入ってkeaneのようなバラードもあるアルバムです。ただリチャードが唄うバラードは甘ったるくはなくハードな手応えのものです。今から初めて聴く方は何の驚きもないかもしれませんが是非歌詞を読んでこのシンプルな深みに心を開いて耳を澄まして傾けてみて下さい。
・「90年代UKロックの超名盤!」
日本ではあまりメジャーではないと思うのですが、イギリスではメガヒットしたヴァーヴの97年リリースのサードアルバムです。全体的にとても美しく、サイケデリックで、ある種異様な雰囲気があります(笑)。1曲目の「Bitter Sweet Symphony」と、4曲目の「The Drugs Don’t Work」は特にイイ曲です。
ちなみにverveはこのアルバムでやっとメジャーバンドになったのですが、このアルバムを最後に解散してしまってます。で、ヴォーカルのリチャードはソロ活動をしていて、2000年には初来日を果たし、ヴァーヴ時代の曲も披露してくれました。彼は今も本当のカリスマです。
・「時代を越えて受け継がれる名盤」
最高傑作である3rdにしてラスト・アルバム。代名詞とも言える名曲「ビタースウィートシンフォニー」収録。ストーンズの「LAST TIME」を流用しているとして、メロディに係る印税を全部もっていかれたスキャンダラスな面も持つが、この曲の輝きは少しも失われていない。収録曲はストリングス+アコースティックでオアシスの「モーニンググローリー」の影響を感じさせる美しい楽曲と、初期からのサイケ色強い楽曲で構成。来日懇願の署名が行われる等、国内での人気も上がっていただけに、アルバムツアー中の内紛から解散に至った事は非常に切ない。活動休止、大復活、解散。この過程で奇跡のように誕生した作品。
・「美しくもはかない伝説のアルバム」
客観的評価をしたくないと思う程の名作。サイケデリックでありながら、ポップでもあり、ロックでもあり、やさしさも、狂気もある。
・「祝再結成!ニューアルバムが待ち遠しい!」
曲うんぬんは、前のレビュアーさんたちが説明してくださってますので、割愛。
・「出発点であり、最高到達点」
極論を言えば、オアシスはこの1stと、シングル「whatever」さえ聴けばもう十分である。とゆうか、別にレディヘやプライマルみたく音楽性を変化させてるバンドではないので(悪い意味ではない)、最高傑作さえ聴けば事足りるというのはすごく自然な発想だと思う。
いや、もっとざっくり言えば、このオアシスが最高到達点から始まるバンドとゆうことが事前の情報としてわかってる今の時代に、わざわざこの1stと比べて3rdやヒーザン(十分に高水準)を叩くなんつー野暮な批評をするくらいなら、もう最初からこれ以外は聴くな!っつーことだ。
逆に言えば、それだけの価値がこの1stにはある訳なので、きっちり輸入盤を一枚買って、擦りきれるまで聴きまくってくださいよ。ね。これから洋楽デビューしようかと考えてる人にもオススメな一枚。キラートラックは(もちろん輸入盤で)、1・3・6・10・11です。
・「20世紀最後の衝撃」
2008年現在37歳の俺。仕事を辞め職を探していた時田舎でバイト生活。ヴァージンメガストアの視聴で聴いた瞬間すぐにレジに向かいました。見事なまでに捨てる曲のない最高傑作です。何しろ「Rock'n Roll Star」ですよ。曲名だけでも勇気がいります。悲しいことにこのアルバムの衝撃後、今現在二度と衝撃を受けていません。
・「イギリス・マンチェスターの新生」
オアシスの1stアルバム。ビートルズを兄弟で溺愛しているのは有名な話だが、このアルバムはビートルズというよりもピストルズ、ジミー・ヘンドリクスを足してオアシスで割るといった感じで仕上がっている。多少録音が粗いものの、このアルバムの曲はオアシスの中でもパンクっぽくてかっこよく、「これから世界制覇だぜ!!」的なオラオラ感を聞き取る事ができる。 当然のようにインディ1位を獲ったオアシスデビューレコード[supersonic]、こんな名曲がこの世に存在するのかという程の[Live Forever]、サイケなパンク曲ではオアシス曲中no.1[Columbia]、この他にも[Bring It On Down]、[Slide Away]、[Shakermaker]、[Rockn'Roll Star]、[Cigarettes & Alcohol]などオアシスの中でも名曲ぞろいなこのアルバム。もし、このアルバムの内容をあなたが知っていて買うのならば、いくらお店が決めた値段とはいえ、「本当にこの価格でいいのか?そんなに安くていいのか?もっと金を払って苦労して手に入れたい!!」と思うはずだ。1994年9月U.K.アルバムチャート1位。トータル800万枚を売り上げたモンスター・アルバム。
・「飽きがいつまでも来ない作品」
今や世界を代表するグループになったオアシスのメジャーデビュー作品。1曲目の「ロックンロールスター」のように純粋なロックもあれば「スライドアウェイ」のようにロック・バラードともいうべき心を打つメロディーも聴かせてくれる。個人的には曲数の多い(しかも追加された曲も秀逸)日本版のほうが高くても買うべきとは思うが、それでも1500円足らずでロック史に残るアルバムが買えるのだから、この輸入版を買わない手はない。聴いてガッカリなんてことは100%ないはず。
・「オアシス登場!」
1994年リリース。オアシスの記念すべきデビュー・アルバム。マンチェスターに現れたこのメロディ・メーカーは既にインディーズでは有名で、この中の8.『Supersonic』はインディーズで1位を獲得していた。その詩、
I need to be myself, I can't be no one else
僕は僕自身でいなきゃならない、他の誰かになれやしないんだから
は、正に彼ら自身の信条そのもののだった。ノエルの創り出すシンプルにしてストレートなメロディは既にこのデビュー・アルバムにして健在である。 鬱屈した日常を吹っ飛ばしてくれる傑作だ(●^o^●)。
●Standing on the Shoulder of Giants
・「ジャケットとサウンドが本当にマッチしてます」
前編まったく受けを狙っていないメロディーで、それでいて好きになってしまうようなアルバム。だから個人的に一度好きになるともうべた褒めしたくなる一枚だと思います。僕は初めてGO LET IT OUT を聞いたとき「なんじゃこのダイナミックなサウンドは!?」ってな感じでほんとにアルバムのジャケットの視点で世界を見てる気分になってしまいました。まさしく「スタンディング オン ザ ショルダー オブ ジャイアンツ」ほんと気分爽快です。こんなロックンロールはホント初めてでした。OASISに感謝
・「ガスパニック」
大変だガスパニックだ
・「oasis!」
こんなに痛快なロックがどこにある?こんなにシンプルで、こんなにダークで、こんなに美しく、そしてこんなにも強いロック。それはOASISにしかならせない音、彼らにしか吹かせられない風。
・「いいアルバム」
このアルバムについても賛否両論あるようですが、いいアルバムじゃないでしょうか。M2「Go Let It Out」もオアシスの曲の中で5本の指に入る程好きです。リアム初オリジナルのM5「Little Jamus」もいい曲。批評家は2ndの印象をひきずりすぎだと思います。
・「オアシス中古率ナンバーワン作品」
一般的には「ビーヒアナウ」が評価が低いが、本作はマーケットプレイス、中古CD屋での圧倒的な出回り率と激安値から本作が最もオアシスのアルバムで不人気なのだろう。まあ、本作以降のアルバムは中古で出回るほど皆が買ってないのかもしれないが・・・。その意味ではオアシスがファン以外にもアピールできていた最後の作品と言えるかもしれない。前半はなかなかメロデイもよく聴きやすいが、後半は殆ど印象に残らない。前半のテンションで全編いけていたら、これほど不人気作にはならなかったと思われる。ブレイクビーツっぽいサウンドやサイケ色の濃いものなどなかなかアレンジは工夫のあとは伺える。
・「完璧なノイズのコントロール」
トム・ヨークのファルセットを駆使したヴォーカルが確立されたコンセプチュアルなアルバム。彼等の音楽はこのアルバムから始まったと思う。トム・ヨークのファルセットにアコースティック・ギターを中心に置き、ノイズが周りを固め、彩りを添えていく。完璧なノイズのコントロール。これこそが彼等の音の本質だと思う。
これは言ってみれば最初の大ヒットとなった「クリープ」に背を向け、その方向性を引き戻し、自らの正しい方向性を示したという事でもある。それだけこのセカンドの音楽は強く、考え抜いて作られている。ストレートな単純な演奏はファーストとはうって変わって1曲もない。特にジョニー・グリーンウッドのギターの存在感がどんどん増してきている。単なる歪み系でなく、思うがままに!歪んでいる。1994年12月にこのアルバムが完成するまで徹底して曲をいじり続け、録音に録音を続けている。
あわせてCDジャケットもアーティステイックになってきている。素晴らしい。妥協というものが全くない、完全なる彼等のサウンドがここにある。
・「Radioheadの最高傑作!」
プロデューサーには、私も大好きなストーン・ローゼスを手がけたジョン・レッキーを迎えて挑んだ、2ndアルバム。前作、クリープの意外な反響によって、大きなプレッシャーを抱き、尚、過酷なスケジュールを課せられて作った2ndを、彼等は「THE BENDS(潜水病)」という言葉で象徴した。
個人的に、レディオヘッドのアルバムの中では最も好きなアルバムです。と、言うより、あたしの持っているアルバムの中で最も好きなレベルのアルバムです!アルバム構成、曲、なにもかもが文句無しで、ただ、虚無的刹那を抱かされるアルバムです。刹那的メロディーに乗せたトム・ヨークの歌声も泣けてきます。私的にお勧めなのは、High and Dry・Fake Plastic Trees・Street Spiritこの3曲は、哀しめの曲調なんですが、聴いてトリップ出来る感覚です。ですが、どの曲もホント粒揃いなんで、是非聴いてみて欲しいです。(Nice Dreams)やBlack Starなんかも大好き!!!最近はKiller Cars(ボーナストラックに収録されています)にはまっていて死ぬ程聴いてます(笑)
曲に没頭する。ホントにそんな感じで、何度聴いても、最高のアルバムと思います。このアルバムはきっと何年経っても尚皆に愛されていくモノだと思います。きっと、このアルバムでレディヘのファンになった人も多いはずです。もし、UKを聴いてみようかな?と、興味を持ってる人。このアルバムから聴いてみる事をお勧めします!!!
・「完璧なノイズのコントロール」
トム・ヨークのファルセットを駆使したヴォーカルが確立されたコンセプチュアルなアルバム。彼等の音楽はこのアルバムから始まったと思う。トム・ヨークのファルセットにアコースティック・ギターを中心に置き、ノイズが周りを固め、彩りを添えていく。完璧なノイズのコントロール。これこそが彼等の音の本質だと思う。
これは言ってみれば最初の大ヒットとなった「クリープ」に背を向け、その方向性を引き戻し、自らの正しい方向性を示したという事でもある。それだけこのセカンドの音楽は強く、考え抜いて作られている。ストレートな単純な演奏はファーストとはうって変わって1曲もない。特にジョニー・グリーンウッドのギターの存在感がどんどん増してきている。単なる歪み系でなく、思うがままに!歪んでいる。1994年12月にこのアルバムが完成するまで徹底して曲をいじり続け、録音に録音を続けている。
あわせてCDジャケットもアーティステイックになってきている。素晴らしい。妥協というものが全くない、完全なる彼等のサウンドがここにある。
・「個人的ベスト1アルバムです。」
もう随分前に何気なく買ったアルバムですが、今でもよく聴くし、これからも聴くはずです。正直現在のレディオヘッドの音楽は理解できませんが、このアルバムは私にとって、全てがパーフェクトです。音楽でも聴こう、と思ったときに選んで、毎回”あぁ、やっぱり良いなぁ”と思っています。
・「星5つ以上の作品」
レディオヘッドはUKの中でも最も好きなバンドの1つで、どの作品を取っても素晴らしいものばかり。その中でも個人的にもっとも好きなのがこの2nd「ザ・ベンズ」。デビュー作「パブロハニー」をジャケ買いして、そのセンスの良さになかなかと思っていたその後、この作品が発売されて愕然とした。中々良いというレベルではなかった。素晴らしい作品(曲)群に呆然として聴き入ってしまったほど。実験的という言葉がこのベンズの時点で既に使われていましたが、そんな言葉も関係ないところで、体の芯に振動のように伝わってくるものがあり、久々に良い作品に巡りあえたと感動でした。特にFake Plastic Trees 、Black Star 、Street Spirit (Fade Out)は秀逸です。彼らのその後の作品も大変素晴らしいものばかりですが、初めて聴く方はぜひ、この作品を聴いてみてください。
・「このアルバムが出て、はや10年」
当時の世界情勢、イギリスの社会状況を反映し、音楽によって現実世界のヘドロのような状況を表現した作品。90年代後半から00年代前半にかけてのエレクトロニカ、ポストロックの活況の原点にもなったポリフェリックなロック・アルバム。シューゲイザー、ギターロック、エレクトロニカなどを分解、脱構築し、ブリットポップ以降のUKロックの指標。
・「KID A以前の話」
20世紀が終わりに差し掛かった頃、多くの人がこのアルバムを90年代のベストに挙げた。とにかく当時は、猫も杓子もOKコンピューターだった。ファンに限っても、このアルバムが圧倒的であるという認識が通低音であったと思う。ただ、現在ではベンズの評価が前よりも上がった感がある。だからこそ、このアルバムをフラットな感覚で楽しめる気がする。時代と共に変化してくレディへのようなバンドは、時代によってベストと思えるアルバムが変わっていくのではないだろうか(例えばビートルズのように)。まずはベンズから買うべきだけど、とにかく時代を作ったアルバムなので、この値段なら買って損は無いでしょう。
・「超名盤だけど...」
~いわずとしれた超名盤ですけれども、私にはこのアルバムが何故一般受けしたかわかりません。すごく地味だし、爽快感など皆無です。誰もが口ずさんでしまうような必殺メロディーもありません。下手すれば一部の音楽ファンがひっそりと聴いているだけの、もっと言えばファンからも支持を得られないような、~~マイナーなアルバムにもなりえたんじゃないかと思うほどです。誤解されないように書きますが私は、トムヨークのディープで孤独な精神世界を美しく表現したこのアルバムが大好きです。UKの最高傑作とも思います。ただ、非常にマニアックで、前作のthe bendsの方がよっぽど一般受けがいいと思うのですが。~~世紀末の暗い世界観がRADIOHEADを選んだのでしょうか?~
・「ノイズの騎士」
1997年発売、Radioheadの3rdアルバム。ジョニー・グリーンウッドのロバート・フィリップばりのリードで始まる『Airbag』。トム・ヨークのアコースティック・ギターで蠢き出す『Paranoid Android』。アコースティク・ピアノで始まり、トム・ヨークのファルセット最高潮の『Karma Police』と名曲がめじろ押しだ。コンピューター音声やノイズを随所に織り込み、既存のロックの概念を覆す実験性の高いサウンドは、ブライアン・イーノが作り出した一連のノイズ系・効果音系音楽をはるかに進化させている。それはまるでノイズやコンピューターを子飼いにし、対話しながらサウンドを構築しているノイズの騎士だ。『Fitter Happier』などはまるでビートルズの『レボリューションNo.9』をすら思い出させる。
1990年代を代表する大傑作。
・「崩壊」
RADIOHEADのRADIOHEADたる地位を確立した(してしまった)3rd。当時の彼らにとってはお荷物になってしまいましたが、作品のクオリティはまさにモンスターと呼ぶに相応しい、尋常ではない高純度の音楽の結晶です。"THE BENDS"の方法論からの決別、そして"KID A"という新たな地平へ向かうまさにターニングポイントでした。
#1"Airbag"のイントロのギターは、まるで今まで保たれていた均衡を一気に崩壊させるかのようでした。何かが崩れゆくその瞬間を捉えたような切迫感と浮遊感、そして不安感。僕にとってこの曲はあまりに偉大過ぎました。おかげで僕にとってのRAIOHEADはいまだに"Airbag"です。チェロと共にジョニーの歪んだギターが印象的なメロディを低音弦で奏で始めるあの瞬間は、まさにカタストロフィです。そしてサンプラーでめちゃくちゃに作り込んだドラムと、バラバラにちぎれたベースラインは他のどこにもないようなグルーヴを生み出しました。歌詞もあまりに完璧で、非の打ち所がありません。エンディングはイントロを上回る高揚感で行き場のないエネルギーが飛び交います。この素晴らしいアルバムのリードトラックとしては充分過ぎるインパクトとクオリティでした。
#2"Paranoid Android"の組曲形式に則った執拗なアレンジ、劇的な展開はこの作品をモンスターアルバムにするのにどの曲よりも貢献した(してしまった)と言えるでしょう。ジョニーのギターが縦横無尽に楽曲を切り裂きます。#4"Exit Music"の息が詰まるようなトムの歌声。静かなアコースティックギターの弾き語りで始まるこの曲は、徐々に熱を帯びながらフィナーレへ向けて異形の情愛、いびつな感情を吐露すると共に天へ昇り詰めていきます。ファズベースの重苦しいサウンドが凄まじい。#5"Let Down"では左右から語りかけるトムの歌声、シンセの紡ぐ無機的な表情、その全てが「移動」していって、同じ場所に留まることを許してくれない。おそらくはアルバム中でも最も美しい楽曲だと思います。#6"Karma Police"のブレイクはThe Beatlesの"Sexy Sadie"と全く同じコード進行で、フォークソングとしてアルバム中でも妙な存在感を放っています。最後のリフレインは本当に素晴らしい。#8"Electioneering"はまさにジョニーの独壇場で、始終キレっぱなしの彼のギターがこの曲を生かしている。強烈な焦燥感に駆られたロック・チューン。#10"No Surprises"は皮肉の極みとも言える歌詞とあまりにも美しい子守歌のようなメロディがやりきれない思いを伝えてきます。鉄琴の使い方が印象的。#12"The Tourist"がこの作品の幕引きを静かに執り行います。トムの咆哮と、ジョニーの余力を全て絞りきったかのようなギターソロが楽曲を思い切りかきまわし、静寂の中この作品は終わりを告げます。
アルバム全体を覆う異常な緊張感といい、終始しっかりと貫かれたサウンドの統一感といい、この種のギターロックの作品としては間違いなく頂点を極めたものだと思います。死ぬまで聴き続けます。
・「気分が沈んでいる時に」
このアルバムの雰囲気は非常に暗いが、私はむしろ気分が沈んでいる時に聴くことを薦めたい。私は実際沈んだ時に決まってこのアルバムを聴いている。「Everything In Its Right Place」、「Kid A」で脳内が浮遊し、「How To Disappear Completely」の陰鬱なギターに泣きそうになり、 そして「Motion Picture Soundtrack」で全てが終わり、現実に戻る。その瞬間、よりリアルに現実を感じることができる。別世界から帰ってきたような、浅い夢から覚醒するような感覚に近い。その時に何故だか少し気持ちが楽になっているはずだ。部屋を暗くして、じっと耳を傾け、是非とも聴き終わったあとの静寂も楽しんで欲しい。
・「「トム・ヨークの虚無」というくだりについて」
2ndのThe Bendsを中心とする、Radioheadのギターサウンドに惚れている自分としては、当初このKID Aというアルバムが非常に不快でした。How To Disappear Completely、Optimistic のような、トムの声やギターによる比較的なじみ易い曲もありますが、「メランコリック」という領域を逸脱したアルバム全体のその無機質さに拒否反応が出たのです。また、常々いわれる「トム・ヨークの虚無感が云々」ということについても、納得出来るような出来ないようなという感じでした。
ところがしばらくして、ある状況で聴いたことで一気に疑問が解消すると共に、アルバムの評価が180度変わってしまいました。皆さんも是非同様に試してください。夜の一人ドライブの時に聴くのです。これは効きます。
音が出始めた途端、車窓の外の風景は現実感を失い、妙な孤立感を感じました。自分は確かに(運転して)現実の社会を動き回っているはずが、まるでこの世界に重なって存在する虚像のような世界に自分ひとりだけ生きているような、狭間にあるような、そんな感覚を呼び起こしたのです。そして思いました。アルバム制作時のトムは、こんな心境だったのかもしれない、と。孤立感、虚像、などと書くとひどく陰鬱なイメージが湧きそうですが、実際のところ、そこでの音は極めてニュートラルに感じられ、ちっとも苦ではありませんでした。
何のベクトルも持たず、聴く者に訴えかけもせず、ただ虚空に浮かんでは勝手に消えてゆく音たち。決して複数の人間で聴けるようなものではないですが、しかし一度「聴き方」を発見してしまうと、これをひとつの「至上のアルバム」と評価しないわけにはいかないのではないでしょうか。
・「覚醒」
へたな薬物より効きます。リリース当時は衝撃的な音でしたが、今でも十分効きます。こんな音が全米No.1になってしまう世の中はどうなんでしょう? SACDもしくはDVD-Audioで5.1chサラウンド化を切に希望します。
・「レボリューションNo.9のバック・ドア」
2000年発売、Radioheadの第4作。より拡散し、ノイズと混ざり合い渾沌とする本作は前作『OKコンピューター』の中の『Fitter Happier』から入り込んだビートルズの『レボリューションNo.9』な世界の奥また奥へと入り込んで行くような感覚を覚える。このアルバムが始まった瞬間から、周辺の景色は消え自分は単なるデータとなってバック・ドアからこのプログラムへと入り込んで行くような感覚を覚える。そうこのアルバムはリスナーに感覚を喚起する作品だ。
80年代のプログレシブ・ロックを聴き尽くした僕もこのアルバム以上にアートなアルバムを思いつかない。
・「当時はさっぱりわからなかった。」
~今でこそ星5つなんて言えるが、当時はあまりの暗さに怖じ気付いてしまった。このアルバムを聴くのが苦痛で仕方なかった。好きになるきっかけとなったのは、最近BSで放送された、レディオヘッドのライヴ映像だった。そこで、”イディオティック”を聴いて、やっと目覚めた。それで買い直して聴いてみて、なぜあの時わからなかったのかと後悔した。ああ、横浜ア~~リーナ、観たかった。幕張メッセも、行っておけばよかった。”ザ・ナショナル・アンセム”ライヴで聴きたいよ・・・。(未だに生レディオヘッド経験なし)。~
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