モリー先生との火曜日 (詳細)
ミック・ジャクソン(監督), ジャック・レモン(俳優), ハンク・アザリア(俳優), トム・リックマン(脚本)
「号泣した。」「人生に希望を見失いかけたとき希望の光を・・・」「先生は人生のコーチであり、そして友人として話せる人」「人生に向き合う」「何度も繰り返し見てしまう。泣いてしまうと分かっていても・・・」
SMOKE (詳細)
ウェイン・ワン(監督), ハーヴェイ・カイテル(俳優), ウィリアム・ハート(俳優), ストッカード・チャニング(俳優), フォレスト・ウィテカー(俳優), ポール・オースター(脚本)
「なにかを失ったときに観てください」「煙あっての映画」「タバコ好きな方にオススメ」「生きてくヒント」「自然な憩いの場にともる優しさ」
バベットの晩餐会 (詳細)
ガブリエル・アクセル(監督), ステファーヌ・オードラン(俳優)
「ベストヒット版で再発売して欲しい!」「心が洗われる「美味しい」映画」「永久保存版」「バベットの晩餐会」「廃盤に し続ける意味が解りません‥。」
やかまし村の子どもたち (詳細)
ラッセ・ハルストレム(監督), リンダ・ベリーストレム(俳優)
「スウェーデンらしさがやくでてます。」「癒されます。」「リンドグレーンの名作が映画に!」「何度も見たくなる」「なんとものんびりしてしまう」
やかまし村の春夏秋冬 (詳細)
ラッセ・ハルストレム(監督), リンダ・ベリーストレム(俳優)
「『やかまし村の子どもたち』の続編」「子供にとっても大人にとっても」
フライド・グリーン・トマト (詳細)
ジョン・アヴネット(監督), メアリー・スチュアート・マスターソン(俳優), キャシー・ベイツ(俳優), ジェシカ・タンディ(俳優), メアリー・ルイーズ・パーカー(俳優), ファニー・フラッグ(原著)
「生涯のベスト作品!」「時は超えても」「再販希望!」「心、アッタまります!!」「ジーンときます。」
グラン・ブルー<グレート・ブルー完全版> (詳細)
リュック・ベッソン(監督), ジャン=マルク・バール(俳優), ジャン・レノ(俳優), ロザンナ・アークェット(俳優)
「ブルーシーンに引き込まれそう」「どうにもならないことがある」「なぜか2回目の視聴を十数年避けている作品。」「青い海」「なぜか2回目の視聴を十数年避けている作品。」
イル・ポスティーノ (詳細)
マイケル・ラドフォード(監督), フィリップ・ノワレ(俳優), マッシモ・トロイージ(俳優), マリア・グラッツィア・クチノッタ(俳優)
「人生にめざめた詩人との出会い」「映画とはこういうもの」「完璧」「人を信じる心。」「何度見ても素晴らしい」
ガープの世界 (詳細)
ジョージ・ロイ・ヒル(監督), ロビン・ウィリアムス(俳優), グレン・クローズ(俳優), ジョン・リスゴー(俳優), ジョン・アービング(原著)
「life is beautiful」「人生はラ・ラ・ラ〜。」「確かに なぜか さわやか」「ジョージ・ロイ・ヒルの隠れた傑作」「人生☆」
グッドナイト・ムーン (詳細)
クリス・コロンバス(監督), ジュリア・ロバーツ(俳優), スーザン・サランドン(俳優), エド・ハリス(俳優), ジェナ・マローン(俳優), リーアム・エイケン(俳優)
「恋愛より、素敵な愛がある。」「母性に響く切なさ」
マイライフ・アズ・ア・ドッグ (詳細)
ラッセ・ハルストレム(監督), アントン・グランセリウス(俳優)
「相対的な幸せ ⇒ 絶対的な幸せ」「失いながら得ていく。それが少年から大人へと成長すること。」「大人って勝手だ、と思ってた子供のころを思い出します」「穏やかであたたかい映画」「何故かわからないけど元気が出ます!」
チャンス (詳細)
ハル・アシュビー(監督), ピーター・セラーズ(俳優), シャリー・マクレーン(俳優), メルビン・ダグラス(俳優)
「ピーター・セラーズが大好きだ!」「心が洗われます...」「Life is a state of mind.」「見始めて釘付けになります。」「皮肉」
ネバーランド (詳細)
マーク・フォースター(監督), ジョニー・デップ(俳優), ケイト・ウィンスレット(俳優), ダスティン・ホフマン(俳優), フレディ・ハイモア(俳優), デイヴィッド・マギー(脚本)
「心豊かな気持ちになれる秀作、ジョニー・デップはもう、最高の演技です」「決して消えない物語。」「創造の翼を持つならいつだって飛べる」「派手さはないけど素敵でした」「ネバーランドを見出すには・・・」
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション (詳細)
ロバート・ベントン(監督), ダスティン・ホフマン(俳優), メリル・ストリープ(俳優), ジャスティン・ヘンリー(俳優), ジェーン・アレクサンダー(俳優)
「パパが「本当の父親」になるまで」「完璧な映画!!」「気持ちいい人間臭さと感動を。」「家族とは?」
戦場のピアニスト (詳細)
ロマン・ポランスキー(監督), エイドリアン・ブロディ(俳優), トーマス・クレッチマン(俳優), フランク・フィンレイ(俳優), ウワディスワフ・シュピルマン(原著), ロナルド・ハーウッド(脚本)
「素晴らしいけれど・・・」「実話だからこそ」「もう一人のシンドラー、ホセンフェルド大尉について」「戦争に感動はない」「テーマは「人間」」
ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版 (詳細)
ヴィム・ヴェンダース(監督), ブルーノ・ガンツ(俳優), ソルヴェイグ・ドマルタン(俳優)
「むかしむかし東ベルリンに。」「画像が良くなりました。」「やっと再販」「深い!」「映画の神が降臨!!」
バグダッド・カフェ 完全版 (詳細)
パーシー・アドロン(監督), マリアンネ・ゼーゲブレヒト(俳優)
「前回発売のDVDを持っている方にも」「Friendly, America!」「バグダットカフェにようこそ。」「体温が感じられる映画」「拭い去れない残像」
ダンス・ウィズ・ウルブズ スペシャル・エディション (詳細)
ケビン・コスナー(監督), メアリー・マクドネル(俳優), グレアム・グリーン(俳優), マイケル・ブレイク(原著)
「最高傑作」「大自然をバックに真の男の友情と葛藤を描いた名作」「アメリカ映画の良心」「また観ました」「傑作」
ギルバート・グレイプ (詳細)
ラッセ・ハルストレム(監督), ジョニー・デップ(俳優), ジュリエット・ルイス(俳優), レオナルド・ディカプリオ(俳優)
「愛に満ち溢れた物語。」「再販して下さい!」「愛とはそこにいること 」「大好きな映画です!!」「壊れかけても直し育めるのが家族愛」
パッチ・アダムス (詳細)
トム・シャドヤック(監督), ロビン・ウイリアムズ(俳優), モニカ・ポッター(俳優)
「“笑い”に秘められた“癒し”の力」「単なるヒューマンものではない骨太の映画」「楽しむことと、楽しませることを信じる」「一度は観とくべし」「あったかい。」
仕立て屋の恋 (詳細)
パトリス・ルコント(監督), ミシェル・ブラン(俳優), サンドリーヌ・ボネール(俳優), リュック・テュイリエ(俳優), ジョルジュ・シムノン(原著)
「何度も見ました」「孤独な世界からこんにちは」
眺めのいい部屋 完全版 スペシャル・エディション (詳細)
マギー・スミス(俳優), ジェームズ・アイヴォリー(俳優), ヘレナ・ボナム・カーター(俳優), ジュリアン・サンズ(俳優), ダニエル・デイ・ルイス(俳優), ルース・プラヴァー・シャブヴァーラ(俳優), ルパート・グレイヴズ(俳優), ジュディ・デンチ(俳優)
「若い頃のヘレナ・ボナム・カーターが快活でかわいい」「お薦めです!!」「眺めのいい映画」「これまた感激の高画質化です」「最高です。」
ハワーズ・エンド (詳細)
ジェームズ・アイヴォリー(監督), アンソニー・ホプキンス(俳優), ヴァネッサ・レッドグレーヴ(俳優), ヘレナ・ボナム・カーター(俳優), エマ・トンプソン(俳優)
「静かな美しさ、アイヴォリー・ワールド」「一瞬たりとも目が離せません」「イギリス人の家観と翻弄される運命」「文学を映像でみる楽しさを満喫させてくれる傑作」「感激の高画質です」
日の名残り コレクターズ・エディション (詳細)
ジェームズ・アイヴォリー(監督), アンソニー・ホプキンス(俳優), エマ・トンプソン(俳優), ジェームズ・フォックス(俳優), クリストファー・リーヴ(俳優), ヒュー・グラント(俳優), カズオ・イシグロ(原著)
「静かで穏やかな、「大人の恋」」「こんなにせつない恋愛映画って、他にあるかい?」「気品と風格。」「美しく、ほろ苦く、そしてユーモラスな大人の映画 」「貴族とは・・・?」
ゲーム (詳細)
デビッド・フィンチャー(監督), マイケル・ダグラス(俳優), ショーン・ペン(俳優)
「内容の濃いエンターテイメント」「事前知識を一切耳に入れないで見てください」「これを超えるサスペンスなし」「東宝はやっぱり高い(^^ゞ」「最後までハラハラドキドキ」
・「号泣した。」
映画の途中から号泣した。涙が止まらなくなった。
原作はすでに読んでいたのでストーリーは知っていた。原作でも泣いたが、映画でも泣いた。
主人公はスポーツライターでデトロイトで忙しく働いている。ふとテレビを見ると難病に冒され死期の近い大学の恩師が出ていた。卒業時には連絡を取り合うと約束したのに16年も連絡していない。恩師はボストンにいて遠い。いまさら会いにいけるのだろうかと言い訳ばかり思いつく主人公。それを恋人にずばり指摘される。
そこで主人公は先生に会いに行く。大学時代のカウンセリングがあった火曜日に。
「人に触れられることは、私たちには必要なのだ」「愛は理にかなった行動だ。素直に受け入れよう」「人が人に依存することは、恥ずかしいことじゃない。」「人は、愛し合わねば、死んでしまう」
など、心に響いてくる言葉だ。
しかし、もちろん、モリー先生も完全ではない。夜中には死への恐怖ですすり泣いている。しかし、火曜日には、それを微塵も感じさせない。ジャックレモンの演技が、ノンフィクションのように感じさせるぐらい自然だ。ストーリーに驚きはない。淡々と進んでいくだけだ。そのため脚色の匂いがまるでしない。
この作品がジャックレモンの遺作となったのはいかにも残念だ。
この作品は万人に薦めたい!
・「人生に希望を見失いかけたとき希望の光を・・・」
主人公のミッチは、現在もデトロイト在住で人気のスポーツライター。アメリカに短期留学しているとき、このドラマの話をしたら、「どうして知ってるの?」と驚かれると同時に、アメリカ人が誇らしげに「このお話はほんとにすばらしい」という評価で盛り上がりました。俳優の演技力もひかるものがあります。日本でもこんなドラマ作ってほしいですよね(色々な脚色や俳優、制作者側の意図や宣伝なしに)。
・「先生は人生のコーチであり、そして友人として話せる人」
名優ジャック・レモンの遺作というのはいろんな所で書かれていますし、また私自身、俳優さんにはあまり詳しくないのでそこらへんは、他の人にお任せします。
この作品は、モリー先生がミッチ(大学の教え子)に、今までの人生などから学んだ、「人生に大切な物」を自らの死を講義の教材として隣に置きつつ、ミッチとの最後の論文として作り上げた、モリー先生の遺作でもあります。
ミッチにとってモリー先生はコーチであり、友人です。私にとっても、この作品を通してモリー先生は、人生のコーチとして大切な人になりました。 モリー先生はあなたにとっても、忙しい人生を生きるためのコーチ、また友人となってくれるのではないでしょうか?
・「人生に向き合う」
スポーツライターの主人公は全てが旨く行っているようだが、肝心な点で全てが台無しになってしまいそうなタイミングで、死にかけている恩師との会話で自分と向合い自分の人生を取り戻した。「肩の鳥に問いかけよ。これで良いのか。」「全ての人を今すぐ赦せ」呼吸すら難しくなった恩師の力強い言葉。この映画で主人公同様、恐れで自ら目を背けている自分の課題が見えてくるはず。でもそれに立ち向かう勇気も貰える映画。
・「何度も繰り返し見てしまう。泣いてしまうと分かっていても・・・」
私はこのパッケージを見るだけで、ウルウルしてしまう。
誤解を恐れずに書くと、モリー先生は私にとっても先生だ。「死に方」の。
日常生活で意識しない死へのカウントダウン。現在から未来へ向けて思いをめぐらせる事はあっても、未来から現在を振り返る事は無かった。
この作品は未来(「生」の最終地点「死」)から現在へ、というもう一つの視点を私に示してくれた。「どんな風に死にたいか?」は「どんな風に生きたいか?」と対をなす問いであると。
そして、心を通わせられる人たち、ペット、etc.身近にいてくれる存在に感謝せずにはいられなくなった私がいる。
うまく表現できないのがもどかしい。
派手さは無いが、私の中では大きな作品だ。
ぜひ見て欲しい。
・「なにかを失ったときに観てください」
この作品にでてくるのは、なにかを失ってしまった人たちばかりです。永遠に失ってしまった人もあれば、取り返すことができるかもしれない人もいます。みんな打ちのめされ、失望しています。 それでも、この作品は「がんばれ」なんて言いません。「がんばらなくても大丈夫。人間てけっこう強いから、それでも生きていけるんだよ」と優しく語りかけてくれます。 まだこの作品を観ていない方は、なにかを失ったと思ったときや自分は幸せではないと感じたときに観ることをお勧めします。きっと、こんな思いを感じているのは自分だけでないと気づくことができるはずです。
・「煙あっての映画」
毎朝8時、同じ角に立ち写真を撮り続けるタバコ屋の中年店主。そこへタバコを買いに来る小説家、小説家と偶然知り合う黒人少年、ちょっとずつ絡み合う三人の日常、事情。煙草が嫌いな方には理解出来ないかも知れませんが、煙草なくしては完成されないシーンというものが映画には(もちろん現実にも)あります。この映画はまさしくそれの連続。煙の揺れ方ひとつひとつが登場人物の心情を映していて素晴らしい。そして、小説家が語るタバコの煙の重さを量る方法や、少年の父親が腕の代わりに受け取ったもの、店主が写真を撮るようになったきっかけなど、登場する全ての物語がどれも良いんです。イギリス映画のような、じんわりと心に残る映画です。特に煙草を吸う方は、煙草から生まれる「間」を実感できる分、より一層この映画が染みると思います。
・「タバコ好きな方にオススメ」
1995年, 米映画。世の中で大切なものは、煙のようなもの。つかみどころがなく、目に見えるようで実はよく見えない。それでも、人間は、本当に大切なものは永遠に(願わくば)失わないのだという暖かい哲学が感じられる映画である。
舞台は1990年のブルックリン。スラングが多く、せりふは聞き取りにくいが、面白いエピソードが語られ、単純ではない世界が描かれている。登場人物がそれぞれに深みがあり魅力的である。個人的には、ルビー役のストッカード・チャニングが好きだ。最後にタイトルバックで流れる白黒のオギーのクリスマス・ストーリーが感動的。タバコ好きな方に是非オススメしたい映画である。
・「生きてくヒント」
人生いろんなことがあってへこんだり立ち上がれなくなりそうなこともあったりするんだろうけれど、、、生きていくにはどんな呼吸のしかたをすればいいのか、、、そんなことを教えてくれるような生涯大事にしたい作品。ハーベィカイテル、いかつくわっるい顔してるんだけれど映画にでてくると根底にやさしくて弱い部分があって大好きです。
・「自然な憩いの場にともる優しさ」
純文学メタフィクションのポール・オースターが本を創った映画がこのような姿をとるとは当時全く予想できなかった.NYの街角にある小さな煙草屋とそこに集う人々のごくふつうの交流、云わば「常連の場所」だ.日本でこの姿を想像すると-悪い表現だが-友人の居ない人が集まる居酒屋的な寂寥感を想像してしまうが、ハーベイ・カイテルの店は違う.何故か明るく、開放的.嫌な村社会的な雰囲気とは遠く、楽しい優しさに満ちている.その中のウイリアム・ハート演じる作家の過去.そうなると大抵はかっこうの井戸端会議のネタになり、人の不幸は蜜の味的な興味を刺激し周囲はその傷をえぐる様に、大げさに慰める残酷を犯す.しかし店主はこの店で盗みを働いた少年の家族を語る.盲目の老女の孫のフリをした事、老女はきっとそれに気付いていたろう事.見方によってこれらの行為は虚しい寂しさを見出すかもしれない.しかし私は思う.自分と完全に同じ傷や痛みを共有する者など世界の何処にも居ない.できる事は、相手のささやかな思いに、嘘であっても身を寄せる事ギリギリのシンパシーが人を癒すのではないか、と.そして、そこには「自らの傷を語る」言葉はいらない.きっと、相手の思いに対して、自分の追想を重ねるだけで充分なのではないか....そんな映画だった.
・「ベストヒット版で再発売して欲しい!」
まだDVDじゃない時代にテレビからビデオ録画しましたが、もう寿命です。地味な作品ですが、見終わると幸せで満腹になります。何度見直しても、またふと見たくなる。多くは語らずとも、この作品をみると、人間の根本的な幸せってこういうことなんだなあ、いかに我々は余計なことにがんじがらめになっていることか・・・。晩餐会が進むごとにどんどん愛に満たされる人たち。そう、おいしい料理は愛情ですよね。こんな名作をどうしてほったらかしにしているのか不思議です。ベストヒット版でぜひ!!再発売して下さい!永久保存版として大切に見たいです。
マーケットプレイス・・・人間の欲の深さを見た思いが致します。シンデレラのビデオにしても、メーカーさんも変な希少価値をつけないで欲しいですよね。名作はみんなでわかちあいましょう!!
・「心が洗われる「美味しい」映画」
この映画は公開当初、内容も全く知らないのに無性に観に行きたくなり、映画館に入った記憶がある。観終わった後、映画の素晴らしさに動けなかった。心が洗われる素晴らしい映画である。
ストーリーの情報があまりないようなので、チョコットだけ紹介する。デンマークの漁村に敬虔なプロテスタントである二人の老姉妹が住んでおり、村の老人たちの食事の世話などして暮らしていた。この姉妹のところにパリ・コミューンで家族を失い、母国をすてたバベットという女性がやってきて、家政婦として住みつく。ある日、宝くじが当たったバベットは村人と姉妹に対してお礼の晩餐会を開きたいと提案する。二人の姉妹の少女時代の淡い恋なども絡めてラストの晩餐会へ...
質素で敬虔なプロテスタントの村人にとって見たことも、味わったこともないフランス料理やワイン。だからこそ、ラストの晩餐会の料理がより豪華に見え、料理を味わう人々の気持ちが徐々に変化する様が映画を観る者にも伝わってくる。特に、料理を味わうおばあちゃんの顔が徐々に至福の顔に変わっていくところは「ホッ!」した気持ちになった。料理に老姉妹の少女時代の恋のエッセンスも加わり、本当に観るものの心は洗われ、観終った後は何故かやさしい気持ちになれる。すさんだ現代では、必見の「優しく、美味しい」映画だろう。バベットの作るフランス料理は本当に美味しそうで、この後フランス料理で「ウズラ」を食べてみたくなった。
・「永久保存版」
湿気と寒さと短い春の静かな村に、革命の嵐が吹き荒れるパリからやってきた異国の女性。戒律の厳しいスカンジナビア半島のプロテスタントと、もはや形骸化していたフランスのカソリック。毎日をビールパンで過ごすような村民と、特権階級御用達の高級レストランのシェフ。
一つ間違えれば、ハリウッド産のような大袈裟な映画にすることもできたと思う。宗教色を出すところではBGMにプロの聖歌隊を使い、観客にわかりやすいよう言葉をちりばめる。パリコミューンの説明として、暴動シーンなども挿入するかもしれない。とどめに、晩餐の後、食事の感想を感動的な言葉で誰かに語らせるw
しかし、この映画は原作の「空気感」を忠実に再現し、美しい芸術作品に仕上げた。本当に素晴らしい映画だ。
主人公のバベットは、原作者ブリクセン(ディーネセン)に似ているのかもしれない。(原作者自身も大変なグルメであり、料理の腕前・こだわりも相当なものだった)
補足ですが、バベットの晩餐会のメニューは、エスコフィエのレシピが参考になると知り、彼の著書を探してみましたが、同じメニューは見つからず。(あれば教えてもらいたい)わかったことは、うずらの棺桶風(パイケースを棺桶と見立てた)のうずらは、何度も油をかけて焼いたものらしい。うずらを囓る時のパリッコリッとした音は、グリルではなくコンフィだったからなのだ!さぞ香ばしかったことだろう・・・
・「バベットの晩餐会」
この作品は、86年の米国アカデミー賞受賞作品『愛と哀しみの果て』の原作者として知られるデンマークの女流作家カレン・ブリクセン女史の同名小説を、同じくデンマーク出身のガブリエル・アクセル監督が自ら脚本を書き上げ映画化、それまで取り上げられることの少なかった『食』をテーマにした上質な作品に仕上げ、88年の米国アカデミー賞外国語映画賞を獲得しています。映画は、北欧デンマークの海辺の寒村を舞台に、厳格な牧師だった父の遺志を継いで神に仕える道を選んだ老姉妹マチーネとフィリパの慎ましやかな日常から始まります。そして、二人のもとに身を寄せるフランス人の召使いバベットが数奇な運命の末にこの家に住み着くまでのエピソードが、映画の前半を通して淡々と語られていきます。その間、この映画の特徴とも言える僅かに青みを帯びたアンティークな映像からは、北欧の地に根差した敬虔なプロテスタントの人々の実直な暮らしぶりがリアルに伝わり、あたかも華美を嫌ったフェルメールの絵画を思わせる居心地のよさを感じさせます。映画は中盤、バベットのもとに届いた一通の手紙が発端となり意外な展開を見せ、この映画のクライマックスとも言うべき牧師の生誕100年を祝う晩餐会へと移っていきます。かつて、パリの最高級レストランで天才料理長として名を馳せたバベットが腕によりをかけて拵えた芸術作品ともいえるフランス料理によって、『最後の晩餐』を暗示させる12人の客人ひとりひとりが心豊かに満たされ、忘れかけていた牧師の大切な教えをその胸のうちに呼び覚まされるという大団円の描写は圧巻で、観る者すべてに満ち足りた幸福感をもたらします。
・「廃盤に し続ける意味が解りません‥。」
凄く良い映画です。
商業ベースに乗らないつまらない作品をバッサリ切り捨てるのは結構です。しかし こういう本当の名画を切り捨てるのは 権利を持ってるポニーさんにとっても 物凄い損失だと思うんですけど…。
それから もし次にDVD或いはブルーレイを出されるのであれば きっちりとハイビジョンリマスターでお願いします。(現在廃盤になっているDVDは4:3のTVサイズで しかもノンリマスターという ファンをバカにしているような酷い仕様なので)
・「スウェーデンらしさがやくでてます。」
今はハリウッドでかつやくしているラッセ・ハレストレムが母国スウェーデンで、田舎で暮らす子どもたちの生活を丁寧に丁寧にとった映画。ハリウッドや他の国にはちょっとこの味はだせないかも?!素朴な感じがよくででいます。小さい頃はこんな風に毎日が沢山の冒険で溢れていいたことをおもいだしました。後ろで流れる音楽もとてもマッチしていてこれはお金をだして買うだけの価値はあると思います。この監督は他に‘ショコラ’‘サイダーハウスルール’なんかの秀作もありますが、同じくスウェーデンで撮った‘マイライフアズアドッグ’は本当におすすめ!ハリウッド映画に見飽きたらぜひともごらんあれ。視覚だけではなく心にうったえてきます。
・「癒されます。」
もう本当にため息が出るほど景色がきれいです。景色を見るだけでも十分に癒されます。ストーリーは主に美しい自然に囲まれた小さなやまかし村の六人の子供達の村での生活です。この映画は最近よくある動きのある映画と違って美しい風景の中でゆっくりと穏やかに時間が流れてゆきます。これといった起承転結の流れがなくそこに住む人たちの
ありのままの生活を描いた感じです。だから逆に何度見ても飽きないような感じがします。登場人物で激しい感情を見せたり野望を持ったりしている人は一人もいないです。でも風景や人物から人間の優しさが感じられます。
・「リンドグレーンの名作が映画に!」
『長くつしたのピッピ』『ロッタちゃん』などでおなじみの児童文学作家リンドグレーン女史の傑作が映画になった。監督は『ギルバート・グレイプ』『サイダーハウス・ルール』のラッセ・ハルストレム。
やかまし村は赤い屋根の家が3軒並んでいるだけの小さな村。リサ、ラッセ、ボッセ、隣のオッレ、その隣のブリッタとアンナの6人の子どもたちは、いつも一緒に遊んでいる仲良し。楽しい夏休み、子供たちはボートをこいで島へ宝探しに行ったり、干し草の中で眠ったり、美しい森と湖に囲まれたスウェーデンの自然の中で、たくさんの素敵な思い出を作っていく。想像力と好奇心をフル回転していきいきと遊び回る子供たちの姿が印象的。
・「何度も見たくなる」
毎日の普通の生活が、こんなにも楽しそうで美しくて活き活きしていることがうらやましくなります。テレビとか娯楽がありすぎることって、もしかしたら不幸せなことなのかも。生きることが素晴らしいことだと思える映画です。
・「なんとものんびりしてしまう」
自然のなかの田舎生活が天国のよう。悪人らしい人がまったく皆無。ちょっといじわるな爺さんなんてのは子供たちにとっては退屈しのぎ程度。お金なんていらない自然の中での毎日の子供たちの遊びが胸がわくわく・・熱くなるほど楽しそう。こんな子供時代を送るだけで、現代の低年齢犯罪なんて吹っ飛びそうだ。
一本の映画でこんなにくつろぐという経験は少ない。都会生活に疲れたすべての人のための映画かもしれない。いやそれとも大音響に目の回るSFXの刺激がないとだめですか?
・「『やかまし村の子どもたち』の続編」
スウェーデンが誇る児童文学作家リンドグレーン女史の傑作『やかまし村』シリーズ第2弾。第1弾ではスウェーデンの白夜の短くも美しい田園風景をあますところなく堪能させてくれたが、今回はスウェーデンの四季の美しさをたっぷりに見せてくれる。
リサたちが待ちこがれていたクリスマス、あたり一面を覆う白銀に光る雪。もみの木を切ったり、おいしいクッキーを作ったり、子どもたちもクリスマスの準備にすっかり夢中。新年は子供たちだけで眠らずに迎え、イースターの卵に模様をつけたり、生まれた子羊の世話をしたり・・・。子供たちの1年間はあっという間に、しかし美しい思い出と共に過ぎてゆく。
やかまし村の子どもたちはユーモアの才能も抜群!子どもたちが仕掛けるエイプリル・フールの嘘とは・・・!?ぜひ、一度私もやってみたいものです。
・「子供にとっても大人にとっても」
主人公のリサは7才。こどもは全部で7人います。夏休みからの一年間を追って、お話は進んでいきます。降臨祭や新年を迎えるエピソードもわくわくしますが、親子で出かける泊まりがけのザリガニつり(ザリガニといっても、綺麗な湖に住んでいるのでおいしそう)も、とっても楽しそうでした。湖でのスケートの場面では、本当に手に汗にぎりました。どうやって撮影したのかしら?
スウェーデンが舞台ですが、どこか懐かしい風景が広がります。子供同士の遊びや、家族や隣近所のみんなとの関わり合いがステキです。「大草原の小さな家」に通じるところがあります。80才のおじいちゃんを村のみんなで大切にしているところもいいですね。ごくごく自然に、思いやりをもってみんなで助け合って暮らしています。学校の先生や大きな村のお店の店主もいい人達です。(勿論、変わり者も出てきます)
こんな子供時代を過ごせたら、どんなに心が豊かになるだろうと思いました。子供も大好きですが、親の私も大好きなお話です。是非色々な方に見て欲しいです。「やかまし村のこどもたち」とあわせてお勧めです。
余談ですが、スウェーデンの人は、歌を作るのがすきなのでしょうか?ロッタちゃんでもそう感じましたが。私はソーセージの歌が大好きです。着ている服もとっても可愛いです。
・「生涯のベスト作品!」
ニニーもエブリンもルースもみんながみんな魅力的で、自分がそのアメリカ南部の古きいい時代に生きているようで心地いい作品。ラストは本と映画では違いますが、どっちも最高に面白いです!サスペンスもあり、笑いあり、友情あり、ファミリーがあり、老いの問題をからませながらもエンターテイメントに優れた作品。私はこの作品を生涯の最高傑作とみています^^/
・「時は超えても」
1940年代のアメリカ南部の女性達の生き方を話す1人の老女に出会ったエブリン(主人公)。ずっと自分の人生に満足できなかった現代に生きる彼女は老女のする話から勇気をもらい、少しづつ自尊心を取り戻していきます。40年代に生きた女性達の友情が時を超えて現代の女性達の間に友情の種をまく、女でよかったと思わせてくれる感動作。超おすすめです!
・「再販希望!」
世代の違う女性の友情の話。ジェシカ・ダンディー、キャシー・ベイツが素敵です。是非再販してほしい!(70代の母にも見せたいので吹き替えも入れて)
男性がみるとつらいかもしれませんが、当時の女性が暴力でどれだけ犠牲になっているか‥キャシーベイツは黙秘や母の贈り物という映画でも伝えています。
・「心、アッタまります!!」
もう10年以上前に公開された映画で、海外では、興行成績も良く、評判が高かったのですが、日本では、散々な結果で、観た人たちは、いい映画なのに…と口を揃えていたのを今でも覚えています。その為か、今まで、日本でDVD化されず、首を長くして、くたびれ果てた方もいらしゃるでしょう。 ご存知!名女優、キャシー・ベイツと、ジェシカ・タンディが、出会い、50年代アメリカ南部での小さな町で生きてきた人々を等身大に語り、悩み多き女性に希望と、力を与えるような映画なのですが、小説自体に力があり、細部まできちんと描かれているあたりも、原作張りに再現されていて、観た後、画面の中から吹き抜けてくる「そよかぜ」の様な感動を感じる作品です。笑い、涙、感動はもちろん、サスペンスも加わり、観る者を飽きさせません!! ”スタンド バイ ミー”"カラーパ-プル”がお好きな方なら、気に入られること間違いなし!! 「クリスチャンて、いつも祈ってるばかりで、何もしないのよねー」この台詞が、今でもずーっと忘れることができません。人生のバイブルと呼ぶ様な、感慨深い作品ですが、押し付けがましくなく、演技も役にはまってます。鼻に付く様な表現も無く、良く出来の一作です。
・「ジーンときます。」
女性のたくましい生き様を過去と現在のエピソードをおりまぜ、二人の女性を軸に展開していきます。実によくできた作品です。特にキャシー・ベイツの演技は笑いと感動を呼びます。仕事、恋愛、生活につかれて八方ふさがりの時に観て、元気が出る映画です。女の方なら誰でも共感する作品のひとつだと思います。
フライド・グリーントマトもいつか食べてみたいですね。
DVD化されていないので値段が作品的にどうなのか検討がつきませんが、内容はお薦め度120%です。
・「ブルーシーンに引き込まれそう」
リュックベンソン監督&ジャンレノの組み合わせを不動にした作品といえるものですが、それ以上に、映画のタイトルどおりのブルーに彩られた映像美も見ごたえがあります。最初のモノクロシーンが、その後のブルーシーンを支えているあたりも気に入るのではないでしょうか?単なるラブスト-リではなくて、男の友情ものとしても見ごたえある内容に仕上がっていて、劇場公開版とあわせて、ディレクターズカット版である本作品も是非、御覧いただくことをお勧めしたいと思います。ちなみに、主演は、クレジットタイトルや最後のスーパインポーズからいえることは、女性なんですよねぇ。
ラストシーンが意味ありげで、考えさせられてしまいます。ハッピーエンドではないのかもしれませんが、そういう嫌味を感じさせない美しさがあるといったところでしょうか。本作を見て損は決してありません。
・「どうにもならないことがある」
海とイルカに魅せられた人間の物語。「何故、○○するの?」と聞かれても答えられないときがある。この映画はその答えを映像で表現されています。ぼんやりしながらご覧になるのをオススメします。
・「なぜか2回目の視聴を十数年避けている作品。」
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・「青い海」
ジャック・マイヨールという実在の人物を主人公にした物語。ベッソンの映像美学にほれました。「癒し」という言葉は、この言葉にためにあるのでは・・・。
・「なぜか2回目の視聴を十数年避けている作品。」
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・「人生にめざめた詩人との出会い」
はたらく意欲もなく無学な若者のマリオは漁師の父のもとでぶらぶらしている。ある日、チリの亡命詩人のパブロ・ネルーダが島に滞在するようになった。マリオは彼への郵便物をとどける仕事をえた。郵便を手渡しするうちにしだいに親密になり、詩人は詩の作り方の一端をおしえてくれる。マリオは島内きっての美人の娘をみそめて詩をおくる。というような素朴で叙情的な物語がこころにしみる音楽とともに流れる。マリオは自転車をひいて山道をのぼっていく。山と海のながめもひときわ美しく全編が詩のような映画だ。 マリオ役のマッシモ・トロイージは若者を演じるには老けすぎているが、適役で他にひとを見つけるのはむつかしいかもしれない。ネルーダ役のフィリップ・ノワレは近づきがたい風貌の中に親しみやすさをのぞかせてすばらしい。 マリオは共産党の大会で、ネルーダにささげる詩を朗読する機会をえたが、大会の混乱の中で命をおとす。無自覚だった若者が、偶然の出会いから詩にめざめて、生きる意味を見出したのだった。彼は詩を残すことはできなかったが、名のある詩人だけが詩人ではない。職業詩人よりも詩人であるひとは少なくないだろう。 ネルーダ(1904-1973)は国際的に名を知られた共産主義者で政治家。1971年にノーベル賞を得た。ねず・まさし氏の「現代史の断面」にも名が見えて、トロッキーの暗殺に失敗したシケイロスをチリに亡命させた、とある。筆名はチェコの詩人のイアン・ネルーダからとった。
・「映画とはこういうもの」
ハリウッドの制作費何百億円かけたとかいうくだらないクレジットに飽きた方が見るべき映画。ヨーロッパ映画ファンの私が久しぶりに感動しました。しかも公開から10年後にはじめて見ました。イタリアの小島、素朴な人びとの生活、きもったま母さん、美しい姪、そしてパブロとマリオの美しい言葉のささやき。 やはり悲しいかな 現実とオーバーラップする死。見る者の胸を締め付けます。これが本来映画のありかたと思う秀作です。
・「完璧」
イタリアのきれいな風景が描かれている。また天才詩人のパブロ・ネルーダもイタリアや世界の時代の背景に影響されている様もこの映画でも観ることは出来る。繊細かつ淡々と語られている詩やネルーダが口にする人生に対する哲学も興味深い。ポスティーノ=郵便屋でポスティーノは数々の美しい言葉を今も世界で配達している。
・「人を信じる心。」
かなり前にすでに鑑賞していたのですが、ここでレビューを書いてみます。
物語は、郵便配達の普通の人間と、著名な人間とのちょっとした交流のあと、いつまでも、その人を信じ続ける実直な郵便配達員の姿についての映像と音楽なのですが、とても心を打たれました。
ラストシーンは、映像にない深いメッセージがこめられてると思われます。すなわち、人間にとって大切なのは、人と人とがわかりあえることの困難な今においてなおも人を信じ続ける心、あるいは、人間にとって何かを信じ続けることこそ、尊いものであるということです。そして、この映画においては人間の友情というカタチで描かれているのかと思われます。
ほんとうに美しい映画です。また思い出し涙が出てきたかも(まじもう書けない、わーん!)。
記20070903
・「何度見ても素晴らしい」
私はこんなに素敵な映画をほかに知らない。きっとこの映画を見たら、誰でも詩を読んだり、書いたりしてみたくなるはず。ネルーダが語る、詩についての何気ない一言がとてもいい。たとえば詩人になるには?この質問に対する回答。ラストはとっても切なくなるけど、あの余韻がなんとも言えず素晴らしい。
・「life is beautiful」
キツくて辛いこともあれば、最高にハッピーなこともある。人生山あり谷あり。辛いことあっての幸せ。表裏一体。当たりもあればハズレもある。辛さがあればこそ幸せを実感できる。失って実感できる大事なもの。喪失と再生。毎日無事でいられること、家族とともに過ごせること、友人と他愛のない話ができること、毎日帰る家があるということ、常に複数の選択肢があるということ、ありがたいと思う感謝の気持ちを感じられること。結局人生は最高だとガープの世界は教えてくれる。
・「人生はラ・ラ・ラ〜。」
すでに20年以上前の作品ですが、このみずみずしさは一体何なのでしょう?かなり悲惨な結末にもかかわらず一種の爽快感というか開放感を感じさせる不思議な映画ですねぇ。監督のジョージ・ロイヒルと言えば「明日に向かって撃て」「スティング」と言った名作中の名作を世に送り出した「巨匠」なわけですが、そんな肩書きの重さを一切感じさせない繊細さと感受性は驚きの一言。結局、登場人物への視線が優しく包容力があるからでしょう。ほんとに優れたアメリカ映画を作る名匠でした。ジョン・アービングの原作に基づいた本作はセックス・バイオレンス・過激なイデオロギーと陰惨な要素も多々含まれるストーリーにも関わらず、それもガープを巡る人生の一部として描くことに成功しています。その上で生きることの意味や喜びをきちんと浮かび上がらせることができてるからこそ、の感動なのですね。最近、こういう「前向き」な作品が少なくなってしまった気がして残念です。
・「確かに なぜか さわやか」
ストーリーは例え何でもありのアメリカであっても随分ハチャメチャ。原作本も読みましたが上下あるにもかかわらず、読み応えあり。キャスティングや音楽は見事!!やはり全ての要素がそなわっての名作なのでしょう。ガープの母親…1人の少し(かなり?)変わった女性が世間に影響をもたらしていく様子がこわくて哀しい。それに少なからず巻き込まれていく家族を思うと痛ましい...独身時でみるのと親になってみるのとでは、やはり感慨も違いますね。ジョン・リスゴーの元アメフトスター選手の演技がどうかすればキモイのにこの映画には清涼剤になっているのが面白いです(^^♪
・「ジョージ・ロイ・ヒルの隠れた傑作」
いわずと知れたジョン・アーヴィングの大ベストセラーの映画化であり、ジョージ・ロイ・ヒル監督の隠れた傑作。原作は一読しかしていないが、これを映像化するのは難しいのではないかと思ったが、なかなか面白い作品になった。 ビートルズの名曲When I'm sixty-fourに乗せて赤ん坊が飛ぶオープニングから衝撃のエンディングまで面白い映像感覚で見せてくれます。冷静に考えればかなり悲劇的で暗いエピソードが多いにもかかわらず、ウェットにならず、妙にホンワカした雰囲気の語り口なのがいい。 主演のロビン・ウィリアムズも現在のようなしつこさやくどさがなく、脇を固めるグレン・クロース、ジョン・リスゴー、アマンダ・プラマーらが個性的な役柄を好演していたし、メアリー・ベス・ハートの美しさも印象的。 なお、途中で出てくる民家に飛行機で突っ込むパイロットはロイ・ヒル監督本人です。
・「人生☆」
ガープの人生を映し出すかたちで、物語は次々といろいろなことが起こっていきます。脈絡や突拍子がなかったり、アクの強い登場人物達がいたり、コクのあるエピソードばかりなのですが、いちいちド派手なズームアップがないおかけで、とても自然な形で見ることが出来ました。気難しくもなりそうなのに、ぜんぜん“説教”的じゃなくって、でも、“人生のイロハ”が詰まったような深みが感じらました。極端なようですが“人生”がよく描かれていると思います。
独特でどこか優しい余韻が残りました。
始まりと終わりもとても素敵ですね。
・「恋愛より、素敵な愛がある。」
ジュリア・ロバーツ、スーザン・サランドンが演じる二人の母。どちらの母親もとても魅力的です。とても切ない映画で涙が止まりませんでしたが、徐々に変わっていく親や子供たちの心に感動しました。
・「母性に響く切なさ」
ジュリアロバーツなりのもがき、スーザン・サランドンのやるせなさ・・そんな2人の女の確執とも呼べるものが母性でひとつになっていく。切なさには涙があふれて仕方がないけれど、ジュリアならではの子供の気持ちになっての行動にスカッとしたり、見所は満載。
・「相対的な幸せ ⇒ 絶対的な幸せ」
主人公は厳しい現状をやり過ごすためにいつも「呪文」を唱えています。曰く「僕は@@よりは幸せだ」「○○はもっと悲惨だったろう」話が進行するにつれて、魅力的なキャラが次々登場してほのぼのするというのに状況はどんどん悲惨になり、彼が必死に唱える呪文は残念なことに効き目を失っていきます。絶対的な不幸の前に彼の相対的な幸せは簡単に崩れさってしまうのです。
でも、ラストの彼(やサガを初めとする周囲の人達!)の笑顔を見てくださいよ。ラストの彼には「僕は△△より幸せだと思おう」と言う必要なんかもう全然無いんです。誰かと比較して確認するまでもなく彼は心の底から幸せなんだから!何故彼が幸せになったのか?その描き方を稚拙だと感じる人、エピソードが無いと批判する人、漫画的だと文句を言う人も、受け入れられない人もいるでしょう。でも、僕はこの映画を全面的に肯定します、この監督が全面的に人生を肯定したように。
・「失いながら得ていく。それが少年から大人へと成長すること。」
1950年代のスウェーデンに暮らすイングマル・ヨハンソン少年。父は外国へ出稼ぎ中、母は病に倒れている。踏んだり蹴ったりに思える人生だけど、スプートニクに乗せられた実験犬よりはまだましだと自分に言い聞かせる毎日だ。 そんな彼がひと夏、叔父夫婦に引き取られて片田舎の村で暮らすことになる。そこでの一風変わった人々との出逢いの中で、少年は確実に成長していくことになる…。
「ギルバート・グレイプ」と「サイダーハウス・ルール」の原点といえるハルストレム監督作品。お見事、と言って良い秀作です。
人生とは、様々なものを失いながら成長すること。そんなことを思う映画です。イングマルが犬のマネをするのは、これ以上自分から何かがもぎ取られることに少年なりに抵抗を示すための手段だといえます。自らの吠え声で、襲い掛かる世間を振り払おうとするかのようです。しかし怯えた犬ほど激しく吠えるもの。その吠え声は彼が押しつぶされる直前にあることを象徴しています。
しかし、彼は失うと同時に多くを得ていくのです。穏やかに眠る彼と“彼女”のラストシーンまで、見る者を捕らえて離さない魅力に満ちています。
ラストシーンのラジオ中継はスウェーデン人以外には理解しづらいものでしょう。 これはスウェーデン出身のプロ・ボクサーIngemar Johanssonのヘビー級タイトルマッチ(59年)です。彼はアマ時代のヘルシンキ五輪(52年)では準優勝しながら、試合でベストを尽くさなかったとみなされて銀メダルを剥奪されてしまいます。しかし彼はプロ転向後に世界チャンピオンとなった実在の人物。メダルは30年後、彼に返還されます。 つまり同姓同名の国民的英雄が勝利を収める試合を挿入することで、イングマル少年が不幸な現実に屈することなく、必ずや希望に満ちた人生を歩むに違いないということを、この映画は最後に明示しているのです。
・「大人って勝手だ、と思ってた子供のころを思い出します」
「マイ ライフ アズ ア ドッグ」、まず、タイトルで惹かれました。「犬のような僕の人生? 生活?」って、いったいどんな内容なんだって思いました。DVDは「スプートニクに積まれて宇宙を飛んだあのライカ犬、僕はそれよりマシだ。」そんな一人語りから始まります。
子供は子供なりに色々なことを考えているけど、それはなかなかうまくいかないし、大人には分かってもらえない。大人の事情というのも分かるけど、でも子供にだって子供の事情がある。なのに大人はそのことを受け入れてくれない。人間ではあるけれども、結局は自分じゃどうしようもできない子供の僕は、結局は犬みたいに周りの「人間」の事情に翻弄されながら生きていくしかないんだ。「マイ ライフ アズ ア ドッグ」は、そんなことを私に語りかけてきました。
一番印象に残っているシーンは、自分の感情を抑えていた主人公が、ある些細な事件がきっかけで自分をうまく保てなくなり、東屋に逃げ込み、その小さな天窓から一人で夜空を見上げるシーンです。スプートニクで打ち上げられた悲惨で孤独なライカ犬と重なりました。
こう書くと悲しいだけのお話のように聞こえるかもしれませんが、それだけではありません。このお話がどんなふうに終わるのか、それは是非このDVDを自分で観て知ってください。
このDVDは、自分が子供のころの、大人に振り回されていた自分を思い出させました。誰もがきっとそんな体験をしていると思います。そんな「犬のようだった自分の生活」を、このDVDを観てもう一度思い出してみるのもいいと思います。
・「穏やかであたたかい映画」
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・「何故かわからないけど元気が出ます!」
私の場合、良い(好きな)映画と悪い(嫌いな)映画の違いは、まず2回目が観たくなるかどうか。次に1回目より2回目の方がよりおもしろいと感じるかどうかなんです。大抵2回目はストーリー(オチ)が解っているのでおもしろさは半減しますが、良い映画は2回目の方が感動したりするんです。さらに、おもしろさや感動が突き抜けている作品はDVDなどを買い、何度も観て楽しむのです。
この映画は私が最も回数を観ている映画です。ストーリーとしては淡々としています。オチも特にありません。でも、主人公のイングマルを観ると何故か元気が出ます。糸で自分の唇をめくるシーンなど等身大の子供が描かれている所に好感が持てます。
●チャンス
・「ピーター・セラーズが大好きだ!」
ピーター・セラーズといえば、ブレイク・エドワーズ「ピンクパンサー」シリーズでのクルーゾー警部である。一人三役を演じたキューブリック「博士の異常な愛情」での元ナチス科学者ドクター・ストレンジラヴである。ポーカーフェイスでこれでもかとギャグをかましまくる、バスター・キートンの系譜に属する、スプラスティックなコメディ俳優である。
しかし、この映画は、「さらば冬のカモメ」「帰郷」の監督ハル・アシュビーの全体を静かなトーンでまとめた演出とともに、ピーター・セラーズのしっとりと抑制の効いた演技が実に印象的で、シャーリー・マクレーンはじめベテラン共演者たちの達者な芝居も手伝って、不思議な心地良さで包み込んでくれる。CGを駆使した商業大作映画に食傷気味の方には絶対おすすめ。しみじみと心に残る、大人のためのおとぎ話だ。
これは米映画だが、ピーター・セラーズは英国人で、クルーゾー警部はフランス人、ストレンジ博士はドイツ人だ。で、この「チャンス」である。なんという芸域の幅広さ、奥深さであろうか。
この映画製作の翌年1980年7月24日、ピーター・セラーズは持病の心臓疾患が悪化して54歳の若さでこの世を去った。が、「チャンス」が遺作ではない。最後の出演作は「天才悪魔フー・マンチュー」だ。コメディアン、ピーター・セラーズの最後を飾る作品として、なんとふさわしい映画であろうか。
米映画誌「プレミア」が実施した「映画史上最も偉大なキャラクター100人」のアンケートで、チャンス、クルーゾー警部、ドクター・ストレンジラヴは、それぞれ49位、67位、75位にランクインしている。ちなみに1位は「ゴッドファーザー」でマーロン・ブランドが演じたドン・コルレオーネだ。
実をいうとピーター・セラーズは存命で、レアル・マドリッドのマリアーノ・ガルシア・レモン監督は彼が扮装した人物であるという怪情報が一部に流れているが、その真偽のほどは定かではない。
・「心が洗われます...」
ピーター・セラーズ晩年の最高傑作にして、これまで私が観賞した映画のベスト1を飾る作品がこの「チャンス(原題:Being There)」。イエールジ・コジンスキーの原作を忠実に再現したのは名匠ハル・アシュビー監督。そして名優メルヴィン・ダグラスや大女優シャーリー・マクレーンがしっかり脇を固めて贈る超上質なコメディである。一庭師として人生を全うしかけていた世間知らずのチョンシー・ガーディナー(セラーズ)が、雇主の大往生を機に屋敷から追い出され、何も知らない世間に足を踏み入れる。そこからあれよあれよという間に米国大統領候補にまでのし上るストーリーは、大変上品でウィットに富んだ会話のお陰で最後まで飽きさせる事がない。庭師唯一のスキルである「植物」の育て方・育ち方といったうんちくを、現代人の汚い部分の比喩として効果的に散りばめ、思わず頷きながら、そして涙しながら観賞できる作品に仕上がっている。この作品完成後暫くしてピーターは逝ってしまうが、この作品を通じ、スピリチュアルヒーラーでもあるシャーリーに、自らが心臓病に病む本心を心から打ち明け涙したという逸話があるそうだ。とにかく、上質なコメディをお望みなら、迷わず観るべしの映画なのです。
・「Life is a state of mind.」
ピーター・セラーズの、無垢で朴訥とした庭師の演技が秀逸です。ピンクパンサーの喜劇俳優として有名だそうですが、これを機に見てみたいと思いました。原書も読んでみましたが、映画は原作を超えているかも、と思いました。シャーリー・マクレーンなど、脇の俳優陣や、原作にないセリフも素晴らしく、終盤、チャンスが湖の水面を歩いていくシーンとともに、Life is a state of mind.という言葉も暗示的な余韻を残し心に沁みました。
・「見始めて釘付けになります。」
ピーターセラーズにしては異色の作品ですが見ると最高に面白くピンクパンサーにはないユニークさや最後のシーンでの主人公の映像(見てみればわかりますが・・・)が人間の素直、誠実、などをすべて表現していると思います。挫折しそうな人、人間不信な方、この作品で希望を得て下さい。人生のチャンスです。
・「皮肉」
文句ナシの5つ星です。是非多くの人に観て欲しい。
・「心豊かな気持ちになれる秀作、ジョニー・デップはもう、最高の演技です」
単なるピーターパン創作秘話ではありません。
劇作家バリが、未亡人シルヴィアと息子たちとの交流の中で、心の安らぎをみつけ、日常でつかれた自分の緊張感を癒しながらも、みずからも成長してゆき、やがて「ピーターパン」を誕生させるのです。これは愛と死と、ひととひととの心の交流、そしてこどもたちと主人公自身の成長のものがたりなのだとおもいます。
ここでのジョニー・デップが穏やかで、こどもたちへの思いやりにあふれた人間的な作家役を、素晴らしく、とても感動的に演じています。彼の人間性をきっと反映しているんだろう、と確信してしまうほどの、名演で、秀逸、です。「ギルバート・グレイプ」のときの彼をおもいだし、うれしくなりました。
彼はこどもたちのひとり、ピーターの閉ざされた心を、辛抱強く、愛情深く、徐々に、徐々に、解き放ってゆくのです。泣けるのは、 終盤の「ネバーランドのシーン」と、ラストでふたりがついに心を通わせる、素晴らしく美しいシーンです。みているものの心の奥底に響く、とても感動的な場面です。
アカデミー作品賞は候補どまりだったそうですが、この作品は05年の”マイ作品賞”です。みおえたとき、心が豊かな気持ちになれる映画はそんなに多くはないでしょう。この映画は数少ないそんな映画のひとつで、星6つあげたいくらいでした。 おおくのひとにみてほしいです。
・「決して消えない物語。」
「感動」という気持ちがどういうものかを思い出させてくれた作品。ストーリーといえば、「ピーターパンという話ができるまで」というたったそれだけのことなのに、この中に詰まっているのは、子どもと大人のすれ違いや、本当の愛の気持ちや、夢への憧れ・迷いなど、人生で必ず誰もが感じる気持ちの衝突の場面が織り成されている。共感を得ない人はいないだろう。静かに静かに流れていく話のなかでの映像は、こだわりもあって、特殊な撮り方をされた場面もある。そうしてピーターパンが住む、ネバーランドの世界の造りはとっても美しい。
何か、その先の希望を忘れかけたときに、ふと見返してみることで涙して、また頑張ろうとなぜか思わせてくれる映画だ。
・「創造の翼を持つならいつだって飛べる」
久々に泣ける映画でした。『二度と傷つくまいと、大人になり急ぐ少年』ピーター。少年のままの心と創造力を持ち続けるバリ。 名作『ピーターパン』の誕生秘話に、この物語が どこまで忠実なのかは知りませんが、この映画に『忘れてはならない物』を改めて教えられた気がします。『芝居とは?』=Play、つまり、もともと『遊び』なんだよ..と。凧揚げのエピソードと『妖精を信じなければ妖精が死んでしまう』という件では『心から信じなければ何事も実現しない』という事を。機械化や情報化の進歩で、遊ぶ物やその方法を与えられる続けている現代の子供たちが、どんどん空想力や創造力の翼を無くしている。そんな気がします。
『たてまえ』や『世間体』、そんな物に縛られなかった、未熟だけれど夢に溢れていた。そんな自分に戻りたい時、元気や勇気が欲しい時、何度でも観返したくなる。そんな作品だと思いました。
・「派手さはないけど素敵でした」
劇場のライトが点灯された時の音楽…弦楽器が奏でるメロディーが耳にいつまでも残ります。優しいその旋律がまさにジェームス・バリそのものだと。それから(当然のことながら)映像が奇麗でした。(前にも書きましたが)劇場の雰囲気しかり、凧揚げ風景しかり、森の中の別荘しかり、そしてラストのネバーランド…ピーター・パンというおとぎ話はどうもディズニー色が濃くて、きっと小さい頃に読んだのでしょうがあまり印象に残っていない…だからこの映画でのピーター・パンがとても新鮮でした。パイレーツのようなハラハラドキドキはもちろんないです!が、静かに緩やかに物語の世界に浸れる作品です。
・「ネバーランドを見出すには・・・」
ピーターの母親は人生の最後にネバーランドを見出すことができました。痛むこと、慰めを受け入けいれること、断ち切られた願い、なお望みをもつこと、人を愛しく思うこと・・・「心の痛み」を理解できないと(豊かさだけでは)ネバーランドは見出せないのでしょう。
バリは原作「ピーターパン」のラストで大人になったウェンディに語らせます。「私の中の小さな子供が、おばさん、私を放して!といっている」と。ウェンディは自分の娘をピーターパンと共にネバーランドへ見送ります。
派手さはありませんが大変良質で心を豊にする映画になっています。現実には見えないネバーランドを「信じる」ことで人々に見せた作家をジョニー・ディップが好演しています。(海賊とは異なる魅力ですね。)幼なさ、弱さというものへの同情と共感を失わず、世間の非難とも戦ったバリは存外現実というものを知り尽くしていたのかもしれません。
・「パパが「本当の父親」になるまで」
広告会社でバリバリ働くテッドだが、仕事中毒の夫との結婚生活に希望をなくした妻ジョアンナは、5歳の息子ビリーを残して家を出た。残されたテッドは、今まで妻に任せていた家事やビリーの世話を一気に引き受ける羽目になり、大慌て。また、母親の不在に戸惑うビリーと、それまでの生活の変化に苛立つテッドは上手くかみ合わず、時には激昂してビリーを怒鳴りつけてしまうことも。こうして、父子2人の生活が始まった。・・・今まで仕事一筋だったテッドが、ビリーを抱えて途方にくれる様子はお見事。フレンチトーストを作るのに失敗したり、買い物をするのにもビリーの指示に従ったり・・・。以前、「育児をしない父親を父親とは呼ばない」というキャッチフレーズがありましたが、この映画はまさしくテッドが本当の父親に成長するまでを描いた物語です。物語が進むにつれて、だんだんビリーとの間にあたたかな感情が流れているのがわかって微笑ましいです。中でも、フレンチトーストを作る場面は最高!無言だけど手際よい連係プレーに、テッドとビリーがいいコンビになったことを感じました。そして何と言っても、この映画の見どころはビリー!表情だけで、両親が別れた悲しさ、寂しさを表現していて、上手い子役だと感心しました。この映画がこんなにも素晴らしいのは、夫婦役の2人はもちろん、ビリー役の男の子の熱演があったからだと思います。
・「完璧な映画!!」
私の今まで見た映画の中で一番です。子どもがいるとなおさら、現実味をおびてさらに完璧と思いました。子どもがいなくても、関わるお仕事をされてる方等も、そうなるよねーと思わせるシーンがいくつかあるのではないでしょうか。ダスティンホフマン、メリルストリープ、完璧です。本当に、配役、スタッフ等、全ての条件がいい状態でできあがったんでしょうね。ある意味、恵まれた映画でもあると思いました。
・「気持ちいい人間臭さと感動を。」
短気でかっとなり易い父親(ホフマン)だけど子供に対する愛情は人一倍強い。子供は家を出た母親が恋しくて父親にわがままを言って困らせたり「パパなんて嫌いだ」とわざと父親を傷つけるようなことを言ったりする。完璧じゃない父親が、子供の信頼を得て、子供に愛され必要とされるようになるまでの過程は困難の連続で、父親は子供のために多くの時間を割き、今まで仕事人間だった男がそのために職を失った。多くの犠牲を払い、やっとお互いに信頼し合い必要とし合える仲になった。こんな時に子供を連れ戻しにやってくる母親(メリルストリープ)は憎らしい。法廷シーンで父親は言う。「いったい良い親の条件とは何でしょう。放り出さず耐えること。我慢強く子供の話を聞くこと。耐えられなくなったら聞いているフリをすること。そして、子供を愛することでしょう」これは「アイ・アム・サム」でも使われた名台詞だ。全ての父親・母親の胸にこの言葉を。
・「家族とは?」
この映画を見ていて家族とは何か?を考えさせられました。ダスティン・ホフマンがフレンチトーストを朝食に作る場面が有名ですが、それよりも現代を現している社会派の映画だなと思いました。少し考えさせられる部分はありますね。
・「素晴らしいけれど・・・」
個人的には、「シンドラーのリスト」より好きかもしれません。シュピルマン役のE・ブロディが、シュピルマン本人には似ていないけれど、良いですね。音楽も素晴らしい。ただ、シュピルマンの書いた原作を読んでから観た私には、ホーゼンフェルト大尉との会話の時の字幕と脚本に不満があります。脚本はともかく、字幕に関しては多分、原作を読んだ方は同じように感じていると思います。
シュピルマンの「ドイツ人ですか?」の問いに「そうだ。恥ずかしい事だ。こうなってしまっては!」と答える場面が映画ではなかったのが、凄く残念。その一言で彼の人間性がわかる筈なのに。また、映画では大尉がシュピルマンに「おい、ユダヤ人。いるか?」と呼びかけるシーンがあったけれど、本では「君、いるか?」と呼びかけています。細かいけれど、印象は随分違ってしまう。あの字幕の翻訳のために、大尉が誤解されそうで、悲しいです。元々は教師で、人道主義者のとても心の優しい人で、助けたユダヤ人もシュピルマンだけではない事も、原作本についている日記等や、シュピルマンのご子息の書かれた本を読むとわかります。
あの字幕は非常に頭にきます。おかげで感動が半減してしまいました。本当に残念です。しかし、それでも、シュピルマンと監督の思いは十分に伝わってくる、見ごたえのある作品であると思います。観る価値は十分にあります。
・「実話だからこそ」
観終わって何が一番怖かったって、これが実話だと言うことでした。単なる映画用の脚本ではないのです。私はシュピルマン氏の回想録も読みましたが、ほぼ忠実に再現されていました。大きく違っていたのは、主人公が収容所行きの列車に乗るのを免れた時、原作では「走って逃げた」とあるのを本作品では「歩いて逃げた」のです。これは同じくゲットーでの生活を経験したポランスキー監督の体験(逃げるときに「走るな」と言われた)から変更したものです。そしてもう一点は、ドイツ人将校に見つかって弾く曲が、映画の中ではより感動的な曲になっています。シュピルマン自身が有名なピアニストであったからこそ列車から一人降ろされ、かくまってくれる同志がいて、ドイツ将校にも助けられたのです。作り話な!らばあまりにも都合のいい作品だと評されても当然ですが、この数奇な運命を生き延びた実在のピアニストの回想録であり、また監督自身のすさまじい実体験を真正面からとらえた作品です。
・「もう一人のシンドラー、ホセンフェルド大尉について」
映画だけを見ると、ホセンフェルド大尉がまるでピアノ演奏に感動してシュピルマンを助けたような印象を受けますが、実は彼はもう一人のシンドラーとも言うべき人物で、戦争中ずっとナチのユダヤ人政策に密かに反感を抱き、多数のユダヤ人を間接的に助けた人物なのです。彼の日記には、ナチの残虐な行為に対する非難が吐露されています。この映画でこういう人が人々の記憶に残ることは、すばらしいことです。
・「戦争に感動はない」
視ている最中は,主人公シュピルマンの情けなさを少々腹立たしく思っていた。しかし,この映画がノンフィクションであることを知ったとき,この映画で表現されていたを一気に理解できたような気がした。作者は,言い訳がましいことを一切抜きにして,同胞レジスタンスの戦いを覗き見しつつ惨めに生き抜いた自身の姿をありのままに描いていたわけである。私は,戦争の無意味さ,虚しさを,今一度,直視できたような気がした。涙を誘うような戦争映画に毒されていた私は,戦争をどこかで誤解していたかもしれない。
・「テーマは「人間」」
音楽の事は実はあまり重要なテーマでは無いような気がします。ロマン監督は「愛する家族を失った後、音楽に対する情熱が主人公の生きる原動力となったんだ」と話していましたが、、、私が主人公に感じたのはもっとギトギトした人間の生への理由無き欲望です。ピアニストという小奇麗な職業をしていた彼だからこそ極限状態の時とのギャップが浮き彫りになっていて、そのリアリティに心打たれます。缶詰を大切に抱えながら命乞いのためにピアノを弾くシーンはとても美しく、また残酷です。
また、主人公を助けたナチス将校は彼以外にも戦争中何人かのユダヤ人を非合法に助けることをしていたようです。ナチス将校の中にも良心を持っていた人間がいた事、或いはレジスタンスの中にもカンパで私腹を肥していた人間がいたことなど、非常に「人間」にスポットが当たっている映画だと思います。戦争映画において国家でもなく組織でもなく「人間」をきちんと描こうとした作品は案外少ないのではないでしょうか。その点からもこの映画は本当に素晴らしいと思います。
・「むかしむかし東ベルリンに。」
大昔、東西ベルリンという存在があった頃の映像です。まだ瓦礫の山(?)だったのか、町は荒れています。そこに天使が一人佇んでいます。素敵な風景です。子供には見えるけど大人には見えない、そんな存在って確かにあると感じます。こんな優しい顔をした大きなおじさんが今私の前に表れて何も言わずに優しく抱き締めてくれたら良いなあと思います。そしてその人が私の為に人間になってくれたら、これは大人のおとぎ話ですね。ストレスを抱えて苛立っている時、悲しい事があった時、そんな時に毎日の様に見たくなる映画です。
・「画像が良くなりました。」
作品は冷戦崩壊、壁崩壊前夜のベルリンを描いた貴重な映像資料としての価値もあるし、音楽もかっこええし、映像も渋いです。最後だけは、なんか無理矢理まとめた印象はありますけど。映画として何回も鑑賞に耐えうる作品ですね。
・「やっと再販」
これまで死蔵されていたヴェンダース作品ですが、これを機会にどんどん「都会のアリス」なども再販していって欲しいものです。なにより不朽の名作「ベルリン・天使の詩」を再販してくれただけでも十分嬉しいです。デジタルニューマスターということでダミエルの人間になれた喜びがより鮮やかに蘇る事でしょう。
・「深い!」
良い詩が読む人、聞く人によって様々な種類の感動を与えるように、良い映画も様々な種類の感動を与えます。この映画もその意味で『良い映画』といえると思います。
私の感動はどんなものだったかというと、
深い!
に尽きると思います。全然表現出来ていませんが(笑)
天使は白いヴェールに身を包んだ美しい姿で舞い降りてくるだけではなくて、いつも私たちのことを素朴な姿でそっと見守ってくれているということでしょうか。
何年、何十年先になるか分かりませんが、私が落ち込んでいるときには、この深い感動がよみがえって天使たちがそっと力を貸してくれる気がします。
・「映画の神が降臨!!」
子供が子供だったころいつも不思議だったどうして僕は僕で君ではないの?
というペーター・ハントケ「わらべうた」の一節から始まるこの物語は、とかく叙情的な美しさやメランコリックで幻想的な寓話という側面において評価されているが、むしろそのような映像美に戯れる前に、この作品の本質に触れなければなりません。それは思想的叡知や歴史的経験に対する揺らぐ価値観は、なおも渾沌から逸脱できずに、いまもなおシンボリックな場所としてのベルリン(ドイツ)を輻輳するロジックの中に封印した状況になっている。この物語は、人類の過去から現在、そして未来へ向かって、その過ちを克服し、乗り越えることを可能にする唯一無二の手段である、天使の俯瞰の存在によってみつけた、限界の方法論でのみ成立した奇跡の映画だといえます。語るべきことは色々とあるが、歴史上の試練に対してベルリンで、先の見える天使が、先の見えない人間に憧れるという、パラドクスめいた願望に秘められた本質こそが、これからの人類に必要な最も重要な叡知と希望なのかもしれない。
・「前回発売のDVDを持っている方にも」
やっと、本当の意味で「完全版」に出会えました。私は絶版になった前回発売の日本版「完全版」と、アメリカから取り寄せたアメリカ版「完全版」を持っていますが、本当の意味で完全なのはこの製品です。前回発売のものは・・・チャプター分けがしてなかった4:3サイズの採用により、画面をカットしてあった
・・・と不満もあったのですが、この製品は、ちゃんとシーン毎にチャプター分けしてあり、16:9ビスタサイズの採用により、画面をカットすることなく収録されています。また、音声はドルビー・デジタル対応になってます。それにプラスして、予告編、ポスター画像、スライドショー、インタビューなどおまけもたくさん。
前回発売されたものを持っている方でも、十分楽しめる内容です。もちろん内容は、他の方が書かれているように、ハートフルな気持ちのいい映画です。
ちなみに、アメリカ版の内容はこの製品に近いですが、字幕がフランス語とスペイン語だったのが不満でした(せめて英語を入れてほしかった)
・「Friendly, America!」
なぜこの作品は見るたびに懐かしい、そして優しい気持ちを呼び起こすのだろう。すべてに疲れてしまったブレンダの心を、真っ直ぐな優しさで包み込むジャスミン。これといって特別大きな出来事はないけれど、日々の生活の中で人はお互いつながり、そして助け合っていける。そんな幻想を現実として教えてくれたのがこの作品だった。I am caling you,can you hear me?のフレーズが繰り返されるたびに、自ら心を閉ざす愚を改めて感じ、その一方でそれでもそんな人たちに誠心誠意接しようと心を尽くす人たちがいることに一筋の光明を感じる。誰かを信じたい、信じても大丈夫、そう思わせてくれる素敵な作品である。
・「バグダットカフェにようこそ。」
随分前にこの作品に出会い、今までに4~5回程見ましたが、何度見ても感動します。派手な映画では無いけれど、静かに、確実に心の深いところに染込む感じがあります。私もいつか人生の中でバクダットカフェに出会いたい。あなたも是非その扉をたたいてみてください。お勧めの映画です。
・「体温が感じられる映画」
こんなにもキュートなおデブさんを観た事がありません。そんなジャスミン役のマリアンネさんが物凄く魅力的。ストーリーよりもオフビート感あるテンポに引き込まれました。ダラッとした暑く何も無いバクダッドカフェに聖水を注ぎ込むようなジャスミンの存在。このカフェに住み着いている画家が、彼女を神聖なイメージで描いている気持ちがわかります。圧倒的に魅力的なんです。初めて彼女の出演映画を観たのですが、もう私の中では大好きな女優さんになりました。こんなおばさんが私の近くにいたらいいのになぁーと観終わった後に思いました。ブレンダとジャスミンの女二人が抱き合うシーンにはグッときました。・゚・。是非このバグダッドカフェで一服してみたいです。実際には寂れたドライブインカフェに入る機会ってホントないですから・・・。
・「拭い去れない残像」
この映画を見たのは10年位前?以来とにかく美しい映像と音楽で強烈な印象を受け、脳裏に焼きついて離れなかった。好き嫌いは様々でしょうが、私の中では見た映画の中で1、2位を争う・・・と言っても過言ではない作品。
映像、音楽の美しさに加えストーリーも印象的で、けなげに、強く、優しく、そしてたくましく生きる女性にとても感動し共感を覚えました。
壁に飾っておきたいお気に入りの絵のような映画・・・。永久保存版にして繰り返し見たい作品だったので、DVDを見つけて感激!あの、美しい映画がDVDで見れるなんて・・・・即、買いです!
・「最高傑作」
初めて見たのは、BSだった。長い映画だなぁと思って見ていたが、どんどん話に引き込まれ、あっという間に見終わった。心に残ったのは、なんて奇麗な映像・音楽。 そして、待望のDVD化。満足のいく仕様。公開から何年も経ちましたが、今見ても少しも古くない。 ケビン・コスナー監督・主演作品ということで、ためらう人もいるかと思いますが、これを見ないと損します。それほど素晴らしい作品なんです。アカデミーも取ってるし…。 ケビン・コスナーの演技もいいのですが、ツー・ソックス(狼)の演技?が素晴らしいのです。よく撮れれたなぁと。先住民達との交流、バッファロー狩り、先住民同士の戦い、そしてラスト。見所満載です。長いとお思いかもしれませんが、見ればあっという間です。ラストシーンは清々しい涙があふれます。男と男の友情、素晴らしいものですね。 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」、間違いなく最高傑作のひとつだと思います。間違いない。
DVDの仕様もほぼ完璧です。2タイプのバージョン(特に4時間バージョンは必見)が収録されていますし、音声解説、DTS音声と素晴らしいです。永久保存版のDVDになることは間違いありません。
・「大自然をバックに真の男の友情と葛藤を描いた名作」
50~60年代のハリウッドで大きなウェイトを占めていた西部劇。一時代を築いたこのジャンルも、ネイティブアメリカン=ヒールと云った公式が問題視され始め、そのテーマを失い凋落の一途を辿った。代わりにマカロニ・ウェスタンがもてはやされたが、余りのワンパターンさに観衆も飽きてしまった。
数十年の時を経てケビン・コスナーが私財を抛ち挑戦した全く別の視点から描いた「もう一つの西部劇」がこの作品。ここでは白人がある種のヒールとして扱われ、それが逆に共感を以て受け入れられる結果となった。文明が発達し過ぎた現代にあって自然回帰への憧れも手伝い、コスナーの代表作として未だに高い評価を受けている。第63回アカデミー賞で最優秀作品賞を始め7部門、ゴールデングローブ賞等を総ナメにしたのも記憶に新しい。
嘗ての戦闘シーン中心の西部劇とは違いヒューマニズムに焦点をあて、大自然をバックに真の男の友情と葛藤等が見事に描かれている。観ている我々もいつの間にかスー族の仲間となって、未だ汚れを知らなかった西部の大地を駆け巡るのだ。題名の「ダンス・ウィズ・ウルブス」は主役のダンバー中尉がスーの仲間からつけられた名前。「名は体を表す」とは言い得て妙。彼らの素朴な生活習慣が凝縮された素晴らしい哲学だ。
このバージョンでは劇場公開時に割愛されていた重要なシーンが多数追加され、監督自身が描きたかった物語の核心をより理解し易くなっている。ジョン・バリーの楽曲も劇中の大自然をより一層スケールアップしていて何とも素晴らしい。監督・主演のコスナーは勿論、脇を固めるグレアム・グリーン他が実に素晴らしい味を出している。
ここに登場する「白人側」を現代に置き換えると、アメリカは中東の地で似た様な事を繰り返しているのではないか?兵士達に罪は無いが、あの国の歴代指導者達は余程に「ダークサイド」好きらしい…。
・「アメリカ映画の良心」
映画封切りの時に、あの辛口の朝日新聞の天声人語で「美しい映画、いつまでも見ていたい映画」と評された名作。この映画を作った時のコスナーは本当に神がかり的な輝きを持っていたと思う。冒頭の南北戦争でのエピソード、バッファロー狩り、エンディングのシークエンス、全てに間然とすることのない。名作とはこのような映画を言うのではないか。「西部劇」と馬鹿にすることなかれ。末尾で、インディアンの仲間と別れて山奥深く入っていくシーンは本当に胸に迫るものがあります。
・「また観ました」
先日、またまた観てしまいました。前回も似たような事を書きましたが、’2つの靴下’=’失われた自然、文化’という事なのだと思う。日本でもアイヌ文化に触れる映画があればいいのに、と思いました。音楽もすばらしく、自信をもって人にお勧めできる映画です。
・「傑作」
南北戦争中、北軍の兵士(Kevin Costner)は、負傷した脚を切断されると宣告されるが、嫌で脱走。南軍の集中砲火の中を潜り抜けて武勇を立てたということで、本人の希望どおり、最西部の原住民居住地の近くの要塞で兵役に就くことなり・・・。
今までのハリウッド映画にありがちな、「インディアンが白人を
襲撃して」というパターンから完全に脱却した画期的な映画。原住民の「聖なる男」を演じるグラハム・グリーンは、カナダ出身の原住民の俳優ですが、大変存在感があり、威厳すら感じさせます。この映画撮影のために、原住民を演じる演技者たち(全員様々な部族の原住民)は、皆この種族の原語を学んだそうです。
Costner演ずる兵士とMary McDonnell演ずる原住民に育てたれた白人女性の心の交流もとても繊細に描かれており、Costnerという人の人柄が察せられる映画です。
・「愛に満ち溢れた物語。」
ラッセ・ハルストレム監督。私のツボを見事に刺激してくれます。「家族」について「人の絆」について静かに深く描かれています。カメラが時折、遠景で彼らをそして家を捉えます。自然が彼らの成長を暖かく見守っているかのようです。重苦しい展開になりがちところも、ユーモアたっぷりの演出によって制御され―例えば、葬儀の途中でハンバーガーの新店舗が乗り込んで来たり、逆に同店舗の開店祝時には、霊柩車が突っ込んできたりと仄かな笑いを誘う―観る者の心に沁みてきます。役者では、レオナルド・ディカプリオが傑出してますが、ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイスをはじめ他の出演者も皆、抑えた演技で好感が持てます。別の方も仰られていますが、余韻に浸れる素晴らしいエンディングです。心が洗われるような珠玉の一本です。
・「再販して下さい!」
ジョニーデップの演技力は今更語らずとも、ですがやはり、この映画で魅せる彼の優しさや、切なさに引き込まれてしまいます。殺伐とした世の中で、家族愛さえ薄れ行く現代社会だからこそ、沢山の人に観てもらいたい映画です。偏見や、いじめ問題等、誰しもが持っている心の弱さ脆さを考えさせてくれる映画ではないでしょうか。
・「愛とはそこにいること 」
こんなに愛に溢れた作品を見たのは久しぶりです。ここに描かれているのは、もしかしたら近所からつまはじきにされかねない家族の日常。家族とは自分を育み、癒してくれる存在であると同時に、時に小さな世界の中に縛り付ける存在でもある。でもやはり愛さずにはいられない、だってかけがえのない家族だから。鯨のような母と知的障害を持つ弟の面倒を見る兄という複雑な役どころを、ちょっと疲れたような優しさと、そこはかとなく漂うエロスでデップさんは完璧に演じ切っていましたね。彼の雰囲気がこの映画のトーンを決定ずけたと思います。また弟を演じたデイカプリオ君も凄い。もうデイカプリオという俳優を見ているのか、この少年を見ているのか分からなくなるほどの名演でした。この作品は凄いアクションシーンもないし、場面もとても限られている。でもこれほど静かに、しっかりと人の愛と成長を語る映画はそうはありません。この監督はまさに名手だと感服しました。
・「大好きな映画です!!」
ほんっと〜うに!大好きな映画です!!アメリカの田舎町の映像が美しく、家族愛をテーマにしたストーリーも最高に好きです。淡々とした印象をもつひともいるかもしれませんが、それがまたいい!!
ジョニーディップとデカプリオが演じる兄弟の関わりも最高!ジュリエット・ルイスのさわやかさも好印象ですね!
見ていてあったかい気持ちになる映画です!
・「壊れかけても直し育めるのが家族愛」
家族間のさまざまな葛藤を描きながら、最後は兄弟、姉妹が心をひとつにしてそれぞれの希望に向かって人生を歩んでいこうとする姿に私自身が励まされます。 ともすれば重く暗いものになりがちな物語なのですが、ジョニー・デップ特有のひょうひょうとした雰囲気が映画全体を不思議な感じに仕上げていると思います。 これぞ、ジョニー・マジック!そのジョニー以上の存在感を際立たせているのがレオ君。 ここでの彼は天才的です。 彼と最初に出会った映画、という点でも印象深い作品です。
・「“笑い”に秘められた“癒し”の力」
病める人々のために、笑いをヒーリングに取り入れて、心の医者を目指した医師ハンター・アダムスの実話の物語です。
・「単なるヒューマンものではない骨太の映画」
患者をジョークで笑わせたり、楽しい気持ちにさせながら病気を治していくユニークなお医者さんのお話です。コメディ・タッチでありながら、一本筋の入った骨太の映画です。人に善行を施すと、それが自分にも良い形で返ってくることがありますが、悪意を持って利用されたり、大変な目に遭うことがあることもありますね。この映画は、そうした現実も避けずにしっかり描いています(実話だからかな?)。この主人公がすごいのは、何があっても恐れずに前進し続けたところでしょうか。それでいて、愛と慎みを決して忘れない。分野はどうであれ、こんな人になりたいと思わせる映画です。
・「楽しむことと、楽しませる