THREE CHEERS FOR OUR (詳細)
Flipper's Guitar(アーティスト)
「パーフリ伝説、再び!」「JPOPの革命児たち」「サンバパレードの華麗な噂が」「色あせない名作 キラキラ」「邦楽ネオアコの本塁打」
ブッコロリー (詳細)
キャプテンストライダム(アーティスト), 永友聖也(その他)
「私も最初ブロッコリーだと思ってました。」「伝説の一枚!」「キャプストを知る上で」「よく伸びる声に」「もうワンパンチほしい」
「聴きどころが満載」「日本語、そして日本の日常の美しさ」「今も流れる風街ろまん」「松田聖子、YMO、ハッピーエンド」「聴きどころが満載」
アーント・サリー (詳細)
アーント・サリー(アーティスト)
「戸川純の先祖」「唯一無二」「めちゃくちゃいい」
FOUR SEASONS (詳細)
THE YELLOW MONKEY(アーティスト), 吉井和哉(その他)
「メジャーなアルバム」「いいっすよ」「間違いなく名盤!」「思春期真っ只中の人は是非聴いてみて下さい。」「自分の音楽観を変えたアルバム」
IvoryIII(ニュー・デジタル・リマスタリング) (詳細)
今井美樹(アーティスト)
「はて」「ベスト」「これは…」「断じて。」「予感と第一は。」
「自己嫌悪、復活!」「オリジナルのアルバム所収の「自己嫌悪」を聴くことができるようになって嬉しく思っています」「若き天才の金字塔」「不朽の名作」「「自己嫌悪」復活マンセー!!!」
名前をつけてやる (詳細)
スピッツ(アーティスト), 草野正宗(その他)
「何だか……」「5万年生きた猫」「」「心が溶けていきそうな・・・。」「初期の大傑作」
A(エース) (詳細)
電気グルーヴ(アーティスト), 石野卓球(その他), ピエール瀧(その他), 砂原良徳(その他)
「テクノマエストロの名前を確立したアルバム!」「つまりテクノ」「間違いなく名盤。」「文句無し。」「ホントニイイヨ」
ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER (詳細)
くるり(アーティスト)
「あの頃から現在までの軌跡。」「良い曲ばかりです」「まさにベスト」「いいベスト☆」「すごいぞくるり」
OMOIDE IN MY HEAD 1 ~BEST&B-SIDES~ (詳細)
ナンバーガール(アーティスト), NUMBER GIRL(アーティスト), 向井秀徳(その他), Black Francis(その他)
「終わった一つの歴史の回顧録」「予想だにしなかったベスト」「ぶっ飛んだ」「彼らは全速力で駆け抜けた」「商品説明」
「達郎サウンドの頂点」「比類なき最高傑作!」「我等の世代には説明不要の時代的名盤!!」「珠玉のメロディーを収めた宝石箱のような1枚」「「山下達郎」の個性の輝きを十二分に感じ取れるJ-POPの名アルバム」
安全地帯 ゴールデン☆ベスト (詳細)
安全地帯(アーティスト), 井上陽水(アーティスト)
「まあ、この人の「アニメ以外の世界」は限りなく広いと思いますが」「お手ごろ価格で発売」「良作」「買う価値なし」
Solid State Survivor (詳細)
Yellow Magic Orchestra(アーティスト)
かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう (詳細)
早川義夫(アーティスト)
「甘えたくてしょうもない人へ捧ぐ唄。」「暗いけどね、でもそれだけじゃないよ」「丸裸の歌」「ぜひ紙ジャケで」「暗くキレイな一本の川」
加爾基 精液 栗ノ花 (CCCD) (詳細)
椎名林檎(アーティスト)
「バライティーあふれる楽曲の数々」「コンセプト。」「やばいです!」「100%椎名林檎」「転身の一枚」
「さりげない日々」「体で聞くスガシカオ」「私の背中を押してくれる」「彼にとっては異色作アルバム」「スガさんを知るアルバムです!」
朝顔 (CCCD) (詳細)
レミオロメン(アーティスト), 藤巻亮太(その他)
「今だからこそ聞きたい。」「源泉の味わい」「知らない方は、とにかく聞いて欲しいです★」「優しいアルバム」「季節にたまった歌たち」
服部 (詳細)
UNICORN(アーティスト), 手島いさむ(その他), 川西幸一(その他), 奥田民生(その他), 堀内一史(その他), 阿部義晴(その他)
「笑える意味でも傑作!」「破天荒なブレイク作」「リズムが…」「「ユニコーンはまずこれから」」「ファンク!!」
A LONG VACATION 20th Anniversary Edition (詳細)
大滝詠一(アーティスト), 松本隆(その他), 大瀧詠一(その他)
「名盤中の名盤です!!」「想い出一杯」「■[史上空前の大滝詠一のAlbumは21世紀の恋人達にも聴いてほしい…]」「「選書盤」との違い、こっそり教えます・・・。」「失恋曲と勝負曲」
「教室の中で居眠りしながら・・・」「アナーキー1st」「驚き」「暗い時代の代弁者たち」「最高でした!!」
生きていてもいいですか (詳細)
中島みゆき(アーティスト)
「生きていても〜 これはエレーンの歌詞からです」「中島みゆきのブラックアルバム」「心を震わされる1枚でした」「暗いけどすてき」「かなりコアです。」
● 「ギターを手にするきっかけとなった 偉大なロックバンド達」
● Essential Recording 「90年代邦楽」
● 爆音と静寂
● 古今東西いい音楽
● 作詞する作曲するしかも歌声がいい三拍子揃ったアーティスト
● CD
● はっぴいえんど(細野晴臣、松本隆、大滝詠一、鈴木茂)とその後
・「パーフリ伝説、再び!」
渋谷系の元祖かつ教祖、パーフリのデビューアルバムです。再発ということで、まさにラブアンドドリームス、再び。全編英語詩です。小山田くんの英語の発音はつたないけど、そんなことは関係なし。渋谷系は歌の上手さや声量より、オシャレとハイセンスと高潔さなのです。事実、抜きん出ています。ジャケット、メロディー、歌詞の格好良さが。当時の邦楽界はもちろん、今の邦楽界と比べてみても。比べるまでもありませんが。オレンジレンジや大塚愛と、僕らのフリッパーズギターを比べるなんてまったくもって馬鹿げた話。今の若い子たちにも聴いて欲しいですね。たとえば、学校に馴染めないひねくれ者の優等生だとか。かなりドンピシャでハマるんじゃないでしょうか。2006年の今の時代に十代の子が、♪サンバパレード〜とか鼻歌で口ずさんで歩いていたら!
パーフリ信者の僕は倒れちゃうくらい喜んじゃうかもしれません。
・「JPOPの革命児たち」
80年代のJ−POPを一言で表せば「混沌」だったと思う。感性の鋭いバンドは揃ってポスト「パンク/NW」の創造に躍起となるが、技術が感性を上回る事はなく、新しい音楽の創造はおろか模倣すらできなかった時代。そして誰もが絶望し諦めかけた・・・その時、颯爽と現れたバンド。それがフリッパーズギターだった。彼らの音楽は模倣ではあったがクオリティーが異常に高かった。英詩ではあったが日本型ネオアコの雛形を提示して見せた。これは、当時の音楽シーンを踏まえて言えば、一言「奇跡」!、大げさでも何でもなくフリッパーズギターは私たち唯一の「希望」だったのだ。
私達の世代は、残念ながら「エルヴィス」も「ビートルズ」も「ピストルズ」もリアルタイムで体験する事はできなかった。しかし、幸運にもフリッパーズギターは体験する事ができた。これまでのリスナー人生の中で、これ程の至福の時はなかったと思う。「音楽は文化、同時代性が重要」。あの時のこの気持ち、きっといつまでも消え去る事はないと信じている。いつの日かフリッパーズを越えるバンドと出会うまで。
・「サンバパレードの華麗な噂が」
この再発でパーフリを知った高校生の僕。今まで現在の日本の音楽シーンを嫌い、海外の古典ロックを聴き漁っていた訳ですが、衝撃的でした。正直パーフリなんてただのお洒落バンドだろうとか考えてたのですから。じゃあなんで聴くに至ったかというと僕の幼少時代はオザケン1色だったからなんですね。自分の体の5%は「LIFE」でできているといっても過言ではない。(ですからあのアルバムはを聴くと良いとかを超越した感情が湧いてきます…)そして彼がパーフリの片割れだったと知った時(あるまじき無知ですね)CDショップをかけずり回ったということなのです。
このアルバムは名盤です。次のアルバムも名盤ですし次の次のアルバムも名盤です。それぞれに強烈な個性があり、僕に比べろと言われてもそれは無理な話です。特徴的なところは全曲英詩ってことでしょうか。小山田氏の舌ったらずで下手くそな発音は若気の至りを感じさせて素晴らしい。(僕が言えた事ではないかも)そして最高にポップでネオアコしてますね。全アルバムのなかで一番ストレートな感じがします。ゆえに口ずさんでしまう曲が多いです。へたっぴな英語なので歌いやすいことこの上無い!歌詞の内容も素晴らしいです。オザケンてやっぱり凄いなぁ。しかし!残念ながら僕はこんな甘酸っぱい青春は送ってません。うらやましい。ぼくは受験で青春を潰しているのに彼は3か月勉強して東大合格なんて…個人的にはパーフリの核はこの人だったと思っています。コーネリアスは小手先ばかりでどうも本質を見失ってる感じがしないでもないですから。そしてオザケンはソロでも素晴らしかった。
海外の音楽の要素を貪欲に取り込み、自分達を革新させながら、その活動期間を全速力で駆けていった彼等。アーティストとはこうあるべきなのだと思います。大衆音楽の場に於いてもこういう日本人がいることはうれしいですね。
・「色あせない名作 キラキラ」
日本人が英語の歌詞で歌うというスタイルが今日のように一般的になったのは、彼らがカテゴライズされていた渋谷系が発端だった気がします。全体的に爽やかで甘めのネオアコといった印象。
元アズテック・カメラのフレイムや、元オレンジ・ジュースのコリンズが持つポップな部分を日本に翻訳したらこうなります。
あの時代に青春を生きたリスナーたちにとって、この作品は不朽の名作だと思います。カメラ・トークから遡ってこちらに行きつく人も多かったはず。今なら、どれから聴いてもハズレはないはずです。
今聴きなおしてみると、パステルズ・バッジなどホロリときますね。キラキラした印象を受けるのは、リアルタイムで聴いていた思い出と重なっているのかもしれません。今の二十歳前後の世代の人々のレビューを楽しみにしています。
オリジナル版には英語の歌詞カードもついていたので、こちらも付いていることでしょう。
なお、小山田氏はKAHIMIではなく嶺川貴子の夫ですね。それだけ訂正しようと思い書きました。長文失礼いたしました。
・「邦楽ネオアコの本塁打」
フリッパーズの音楽性の先進性については書き尽くされた感もあるのですが、それまでの邦楽とは明らかに違うバックグラウンドを背負って出てきた当時の言葉で言うなら新人類と言う感じでしょうか。はっぴいえんど?そんなの知らないよ・・・・という感じの彼らがYMO人脈と合流するとは当時は考えられませんでした。
渋谷系と言う言葉が色あせて居なかった頃の大名盤。本当に東京でしか売れていなかったみたいですし・・・。エヴァーグリーン。全てのスタートにして到達点。
今回のリマスターでは以前の盤と随分と音像が違う印象です。ポップな感じの強かった旧盤、ロックな感じのリマスター盤・・・と言う感じでしょうか。
・「私も最初ブロッコリーだと思ってました。」
楽しくて、ちよっと切ない、おもしろアルバムです。ブッコロリー!ですよ!
・「伝説の一枚!」
こんなバンドを待ってました。ラブソングなのに「サンドバッグ」「ヘッドロック」と、怪しいワードが並び、「肉屋」「お化け・妖怪」など、およそ音楽とは関連の薄いものをテーマにして、見事な音楽を作り上げている。そして、やっぱり最強の一曲「マウンテン・ア・ゴーゴー」。これぞキャプストの象徴的な一曲だと思う。ノイジーなロックからやすらぎ系フォークまで、とにかくぶっ飛んだ一枚。普通じゃないものが好きなあなた、オススメしますよ。
・「キャプストを知る上で」
ライブでお馴染みのナンバーが数々収録された伝説の一枚です。はじめて聞いたときから楽しい音楽する人達だなぁと思っていましたが、このバンドは確実に進化していっていると断言できます!まだこのころは粗削りですがメロディの良さとお馬鹿さ加減が癖になりますよ!ラストの『サンドバックの夜』は名曲ですね。
・「よく伸びる声に」
「マウンテン・ア・ゴーゴー」を中心に詞が面白い。中々独特な楽曲で全体的にも面白いです。ボーカル永友さんの声は非常に間延びしていて、聴いていて気持ちよいです。ポップでありながらロック。そんな一枚です。
・「もうワンパンチほしい」
残念ながら「マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー」を聴いたときのインパクトには及びませんでした。元祖「マウンテン」や「肉屋の娘」など、面白いと思える曲はありますが、ユニコーンの影響が色濃く現れていて、もう一ひねりのオリジナリティと、元気なパワーがほしいところです。ほんとうは星3つにしようと思いましたが、永友君・梅田君・モリヨシ君それぞれキャラが面白いし可愛いので、今後に期待して星ひとつプレゼント。新作で頑張れキャプスト!
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「日本語、そして日本の日常の美しさ」
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。
今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。
けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。
声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。
曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。
尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、
はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。
全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。
・「今も流れる風街ろまん」
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。
・「松田聖子、YMO、ハッピーエンド」
松田聖子、YMO、ハッピーエンドのつながりを知らなかった。
FMラジオでハッピーエンドをリクエストしたら、そんなグループは知らないと言われた。
松本隆、細野春臣、大滝詠一、鈴木茂というメンバのリストを次に送ったら、松本隆は松田聖子の曲で知っている。細野春臣はYMOで知っていると言われた。
それでもCDがないと言われたので、サテライトスタジオにCDを持っていきました。持っていったCDを快く書けてくれました。
それ以来、はっぴいえんどの曲をリクエストするとかけてくれるようになりました。
最近では、テレビのコマーシャルで流れるので、知っている人も増えていますね。
ps.高校生の頃、先輩から借りたアルバムがこの作品。放送で流して、毎日聞いていました。今では、車にCDを入れています。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「戸川純の先祖」
なげやりなボーカルは一切のものを拒むようでいて、なぜか心地よい。
戸川純による「解説」は解説の域を超えて自らの音楽の原点の告白となっている。戸川純ファンはそれを読むだけでも価値があると思う。「かがみ」は名曲。戸川純ファン以外の人も必聴。
・「唯一無二」
このアルバムを初めて聴いた時の衝撃は、凄まじいものがあった。
こんなバンドが日本にいたというのは、奇跡だと思う。
「世界」に冷めた人は聴いて下さい。
・「めちゃくちゃいい」
ジャニス・ジョプリン・サンディ・デニー以来のショックでした
・「メジャーなアルバム」
彼らのアルバムの中で、最も健全で(笑)売れたアルバム。アルバムタイトル通り、季節感が溢れている曲が多い。メロディアスなメロディーと、エロティックで知的な詞。「追憶のマーメイド」や「太陽が燃えている」は嬉しいアルバムver。爽やかなんだけどどこか泣きたくなるような曲は、やっぱりイエローモンキーならでは。
とても入りやすいアルバムでしょう。
・「いいっすよ」
一曲目のFOUR SEASONSの詩が、最高です。聞いてください。ファンといっても、好き嫌いがあると思うけど、このアルバムには苦手な曲が無いです。
・「間違いなく名盤!」
一番好きなアルバムかもしれない。本当に聞きやすく、素晴らしいアルバムである。1曲目であるFour Seasonsは歌詞がよすぎる。曲も最高である。 彼らが初めてチャート1位を獲得した記念すべきアルバムでもある。イエローモンキーのファンならずとも聞いてほしいアルバム。間違いなく1回聞いたらもう離れられなくなります。捨て曲は1曲もない。曲の繋がりも全く問題ない。べた褒めしてるがべた褒めしたくなるアルバムなのである。
・「思春期真っ只中の人は是非聴いてみて下さい。」
リリースから10年も経っているが,今聴いても胸が熱くなる。前作まで遠まわしな表現が多かった吉井和哉の本領発揮!!という感じで,このアルバムほどイエモンの中で分かりやすい作品はない。初めてイエモン聴く人にもお薦めです。
・「自分の音楽観を変えたアルバム」
自分はJAMから聞き始めたなんちゃってイエモンファンですが(笑)、アルバムタイトルにもなっている1のfour seasonsを初めて聞いたときは、それまで他の人と同じようにミスチルなどを聞いていた自分には、あまりに衝撃的で鳥肌が立ちました。シングルだけ聞いて満足してる方は聞かないと後悔しますよ^^ あと自分はこのアルバムの中のエロチックな表現がすごく好きで、特に6には同じ男として思わず“にやっ”としてしまいます(笑)。思春期に聞くとスケベになるので中高生はあまり聞かないほうがいいかも?
・「はて」
『IvoryII』から本作は12年が過ぎた。その間『PIECE OF MY WISH』『PRIDE』が生まれ、手あかがつくまで聞かされもした。フォーライフ・ワーナー・EMIと移籍もした。“Ivory”というタイトルに熱狂的なファン・コレクターにはたまらないかも知れない。しかし残念ながらかつての輝きはない…。
・「ベスト」
2004年の二枚組の『Ivory III』で充分ですよ。一年経っての“リマスタリング”もなにもないと思います。もとのCDも単なるベスト盤で、立派な和製歌謡ポップスの集大成です。ここまでくると、ほんと今井さんの前向きな音楽創造エネルギーは枯渇した、と痛感させられますね。過去の栄光にこだわり続けるのは、正直、もうやめて欲しいです。
・「これは…」
夫が『ALL TIME SUPER BEST』で音楽活動25周年を総括したので、今井さんも同20周年を二枚組で発表したが、“Ivory”という名前を冠した十数年ぶりの3作目、とするにはどうしても違和感があるため、数ヶ月であわててリマスタリングして一枚の本作『IvoryIII』、とした、のが正直な印象。曲は、これまでベスト盤やライブが多く出された定番曲ばかりでもあるので、初めて聞いたときの感動に手垢が付きすぎることの無いよう、祈るのみ。
・「断じて。」
これは断じて、かつての“Ivory”という輝きをもったタイトルを冠してはならない、ただのベスト盤の廉価再版にすぎない。これまでも、これからも、このひとは、ベスト・コンピレーション・タイアップ・定番曲ツアーの三点セット、いずれかのCD+DVD盤で売りに売って活動していくことだろう。現にこれまでも、20年間ブリッコして“爽やか・清楚・純情・ファッショナブル・奔放”女性、でやってきた。ただそれだけのことだ。なにしろ二枚組⇒3アイボリー⇒本作、だから。
・「予感と第一は。」
DVDつきの『IvoryIII』なる作品が出て数ヶ月。CDのみの再販ですが、また数ヶ月で同じCDがいま再販されてます。このところの今井美樹はジャケットからして、見てくれ第一です。さ来年あたりには曲順だけ変えて『IvoryIV』が出そうな予感がします。
●氷の世界
・「自己嫌悪、復活!」
曲目のところに、自己嫌悪が復活していますね。まさか、間違いではないと思われます。これでやっと、全篇が完全復活。音質も、先に発売となっているRemaster同様、クリアになっているでしょうし、紙ジャケも、当時の紙質にまで気を配って再現されているとのことで、とても価値ある再発といえますね。陽水ファンには、たまりませーん!
ポリドール時代は、全盤、(もう一度)買うぞー!
・「オリジナルのアルバム所収の「自己嫌悪」を聴くことができるようになって嬉しく思っています」
1973年3月の発売ですから、日本のフォークブームの絶頂の頃ですね。日本のレコード史上で始めてミリオンセラーを打ちたてたアルバムでした。確かに名曲揃いですね。今聴いても古さを全く感じさせないアルバムです。レコードを必死になって聴いたせいで、収録曲のほとんどを30年経った今でも歌うことができます。若い頃、楽譜を買って一生懸命練習した賜物かもしれません。
7曲目の「自己嫌悪」は、その歌詞に使われている言葉によって、制作会社がひととき自主規制をしたため、聴けなくなっていました。差別を生み出す土壌は問題ですが、芸術作品における「言葉狩り」は、表現の幅を狭くする恐れがあります。このCDでは、発売当初同様、全てを聴くことができるようになって幸いですが・・・。
「白い一日」の小椋佳と陽水の歌いまわしの違いが当時とても新鮮でした。どちらの声も魅力的ですが、内面の淋しさを声にのせられると言う意味で貴重な歌手ですね。その魅力的な声は、30年経ってもちっとも衰えていないのが不思議です。
これだけ個性溢れる曲がつまっているアルバムはないでしょうね。「永遠の名作アルバム」でしょう、特に我々の50歳を越した世代では・・。
・「若き天才の金字塔」
日本フォークの最高傑作だと思います。
「帰れない二人」、「心もよう」、「氷の世界」それに「おやすみ」。若き天才陽水と、当時としてはぶっ飛んだアレンジャー星勝という最高のタッグによる傑作です。このアルバムに特有のムードというのは、狂気じみたテンションの高さがヒリヒリと伝わってくるところです。陽水の絶望と官能を行ったり来たりするヴォーカルは、その後の陽水の甘いヴォーカルスタイルとは別人のよう。心を打つというか、怖い。 当時「これ、フォーク?」と感じたことを思い出します。J-POPをある程度体系的に勉強している方は必聴です。
・「不朽の名作」
日本のレコード史上初のミリオンセラーということで、音楽的な面だけでなく、経済的な面からも注目された大ヒットアルバム。 もちろん大ヒットしただけあって、収録されている曲はどれも皆名曲ばかり。いまだにカラオケのリクエストランキングフォークソング部門でトップを取っている「帰れない二人」や、表題作になっている「氷の世界」はもちろんのこと、一時期自主規制という不可思議な理由で収録されていなかった「自己嫌悪」、つい二年ほど前も若手のミュージシャンによってカバーされた「心もよう」など、並んでいる曲目はどれを取っても隙の無い素晴らしいものばかりです。 また、このアルバムの十曲目に収録されている「桜三月散歩道」では、滅多に聞くことの出来ない陽水の「語り」を聞くことが出来ます。「語り」を聞くことが出来るのは陽水の全ての曲の中でも恐らく、この「桜三月散歩道」と『ユナイテッドカバー』に収録されている「嵐を呼ぶ男」だけでしょう。 いつ聞いても、何度聞いても良い。これこそまさに不朽の名作と呼ぶに相応しいアルバムでしょう。
・「「自己嫌悪」復活マンセー!!!」
音楽で感動した最初のアルバムです。あれから30年近くたつんですねえ。このアルバムの魅力は少しも色褪せませんねえ。私の好きな曲は、清志郎さんと共に作った2曲です。
・「何だか……」
何だか……スピッツのレビューってどれも同じ様な言葉が並んでしまうので違いや魅力を十分に伝えられないのが歯痒く、残念なのだが、例によってこのアルバムも素敵な曲たちのオンパレードで是非とも聴いて欲しい一枚である。 それ位スピッツのテーマみたいなものが明確で、それでいて曲たちが活き活きとしているという証だろう。同じ様な曲が並んでいるのではない、それぞれは全く違った味を持っているのにそれでいてテーマがある、そんな芸術性があって好きだ。 このアルバムの魅力を初めてのリスナーに伝えるならば、第一に癖のある曲が少なくどれも心地良く置け止められる素敵な曲である点、次にメディアで取り上げられる様な大ヒット曲が収録されていない為、比較的新鮮味を持って聴ける点、最後にジャケットの猫が又癒し系である点(笑)であろうか。他のアルバムの曲たちを見ていても、どうもスピッツは猫が好きらしい。
・「5万年生きた猫」
「ショーユのしみも落ちたよ ほら」マサムネ氏の裏ワザがそこいらじゅうに光る1枚。猫の顔でうたう君の声に安らぎを覚えます。
スピッツに会えた、ドロドロになった。
・「」
スピッツには、ポップで甘美なメロディーと、胸を暖め、時に抉るような鋭く優しい歌詞を書くポップバンドとしての側面と、裏側に隠し持った変態的な狂気が同居してる。ヒット曲『チェリー』や、『ロビンソン』などでは姿を潜めている変態性。スピッツの初期の作品は、そんな変態性を隠しきれないポップソングとなっている。
バカテクベーシストと、手数の多い凄腕ドラマーが生み出す日本屈指のグルーヴはまだまだ荒削りといった感じだし、アレンジがアマチュアっぽいところがあることも否めない。しかし、それを補ってあまりある楽曲の良さ。
スピッツはコアなロックファンも納得させるクオリティーで、ライトリスナーにも訴えかける普遍的な楽曲を書ける日本有数のロックバンドだと思う。
・「心が溶けていきそうな・・・。」
気持ちが晴れないときにセレクトしても大丈夫なアルバムです。草野さんの詞は、抽象的なものが多いですがこのアルバムは特にそんな感じです。ある意味それは、どんな人にもどんな場面にも当てはまるので各々の解釈の中で、心のよりどころになると思います。最後の「魔女旅に出る」は、オーケストラ仕立てですがスピッツ色を損なわず、ステキな曲になっています。
・「初期の大傑作」
スピッツの初期3作はどれも傑作なのだが、特に第2作である今作は完成度的に図抜けている印象がある。しかしレコーディングがあまりに順調だったため、当のメンバーにはあまり制作過程の記憶がないらしい。それもそのはず、本作は前作から僅か8ヶ月でリリースされている。
初期スピッツ特有の一癖あるメロディーと、ロックバンドとしてのタフさと、シュゲイザー的な微かに霞がかったサウンドとがうまく共存している。一方詩は幻想的、空想的で力みというものと全く無縁である。そしてそれらが奇跡的なまでに、絶妙に解け合っている。そういった11曲が織りなすこのマスターピースは、聴く者を魅了する独特の色彩を放っている。
1曲目、川の流れのようなアルペジオのイントロを聴いた途端に理論や方法論は意味をなくし、終始美しい旋律に身を委ねることになる。アルバムとしての流れも良い。抑え目な1曲目から一気にアッパーな2曲目に突き抜け、かと思うとメロディーの立った名曲が2曲続き、いきなりパンク調の曲に。そのまま名作「プール」になだれ込む。何度聴いてもここまでの流れは完璧である。後半は後半で気の抜けた、どこかクセと毒気を孕んだ楽曲が続く。そしてラスト「魔女旅に出る」でハッピー、かつ切なく幕を閉じる。収録時間は38分台と短く、何度も繰り返し聴きたくなる。まるでそれが意図されているかのようでもある。
本作が人知れず世に放たれるのは、ヒット作を量産する態勢に入る5年も前のことだ。若さで乗り切っている面もあるし、バンドサウンドもなんとなく拙い。しかしながら、彼らが以後このような淡い空気感を持った作品を発表できていないのも事実である。それゆえ本作を聴く意義は未だに大きいのである。
・「テクノマエストロの名前を確立したアルバム!」
2006年にロックフェス、リキッドルームで行われたライヴでは、このアルバムから、多数のナンバーが取り上げられていた。やはり、メンバーにとっても気に入った楽曲が多いのでしょう。 まりん(砂原氏)が在籍した中での最後のアルバムであり、石野氏の有名な「いないいない病!」が頻発した時期(93年ごろ)に、まりんが他メンバーに珍しく言い放ったという「まだフリッパーズギターのヘッド博士みたいな傑作を作っていない!!」という当時言った一言を、はねのける傑作アルバムを作ったのです。 97年といえば、第1回目のフジロックに出演し、1曲目から「かっこいいジャンパー」を演奏し、ザーザー雨の中をこのアルバムからの曲をかたっぱしから演奏してました。 また音の工夫の仕方も聞いてください!人それぞれ、感じる印象は違うと思いますが、10年近く経つ今でも勉強になります! 必聴に決定しましょう!
・「つまりテクノ」
多くは語りません。聞いてみてください。ここに来た貴方は他の人よりがっつり聞ける音楽を探してるはずだ
・「間違いなく名盤。」
97年にシングルヒットを記録した「shangri-la」他、名曲が11曲収録されている。個人的にはラップ調のトラック2「VOLCANIC DRUMBEATS」と、現在は電気グルーヴを脱退している砂原良徳氏が作ったトラック5「パラシュート」がオススメ。
・「文句無し。」
言うまでも無く、本人達も認める電気グルーヴの最高傑作ですね。どんなアルバムにも1曲はあったりする「捨て曲」、そんなものありません。それぞれの曲にいろんな色があり、いろんな世界にトリップできます。全ての曲が綺麗につながっていて、芸術のような完成度。個人的にはVOXXXも好きですが、やはりこのアルバムは特別です。
・「ホントニイイヨ」
2006年になって初めて聞きました。電グル...耳ナジミのある曲も入っています。が、それは関係ないです。アルバムを通して素晴らしいと思いました。音楽が好きでしょうがないという人でジャンル問わない人は間違いなく聞いたほうがいいです。なんというか、beatlesのabbeyloadとか、a tribe called questのLOVEとか...音楽のマジックが....
●ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER
・「あの頃から現在までの軌跡。」
くるり、やっぱり凄いわ。くるりは僕の大好きな『街』の頃から、とても変わった。
それがいいことか悪いことかは判らないけど、そんなくるりの変遷を聴くことができるのがこのアルバムの魅力。今までのアルバムには収録されてなかった、あの『春風』が収録されているのも魅力のひとつ。
最近、くるりを知った人でもデビューから『ワンダーフォーゲル』くらいまでの朴訥な“くるりらしさ”を。そして、最近の洗練された“くるりらしさ”を知ることができる。“音は変わったけど、軸はぶれてないんだなぁ”ってことも発見できる。くるりを体感できる。そんな貴重な一枚です。
・「良い曲ばかりです」
スカパー!でたまたま見かけたチャンネルでたまたま見かけた「みんなの鉄道」という番組。もう10年以上も電車通学・通勤をやっているし、そこで利用している鉄道が紹介されていたのでなんとなく見続けることに。
で、その番組のオープニング・エンディングなどをはじめ、随所で流れている曲が気になり調べてみると「くるり」というバンドの曲との事。
CDはたくさん出ていたのでどれを買っていいのか不明でしたが、ベスト版が出ていたのでコレを購入してみました。早速聴いてみたところ、これがなんとも良い曲ばかりではありませんか。このベスト版は二枚組なので相当な曲数がありますが、いずれも聴き応えのある曲です。歌詞も良いですね。
車窓からの風景を眺める番組で流れていただけあって、ドライブとかの旅のシーンにも似合いそうな曲が多いですね。
ちなみに、番組内のオープニング、エンディング、駅舎紹介で使用されていた曲をはじめ、その他、車両紹介などで使用されていた複数の曲が収録されています。番組を見て曲が気になった方、安心して購入してください。
・「まさにベスト」
ただシングルを並べただけのベストはそんなにファンじゃない人には助かるが、すでに作品を持っているファンにはただコレクションを補うだけのアイテムになってしまいがち。かといって複雑な選曲をすればファンは賛否両論があるだろうし敷居が高くなって本来のベストの良さも薄れる。そもそもベストなんて、ファンなら自己流で思い入れのあるベストを作ることも可能だし、記念にかこつけた金儲けな気もして自分はあまり好きではない。しかしこのベストは素晴らしい。シングルを網羅し初心者も聴きやすい。なのに一般的なベストと違い、緩急の良さでオリジナルアルバムのような雰囲気を感じる。まるでライブのように新鮮な流れで聴け、オールドファンにも嬉しい。もうひとつ思ったこと。自分はベストを買ったアーティストのオリジナルにあまり手を出さない。オリジナルを買うほど聴きたくないがシングルで良い曲が何曲かあるから買う、って動機が多いからだ。その上、良いアルバム曲ならベストに収録されてることも少なくない。このベストもいわゆるシングル+αのタイプのベストだが、アルバム曲で選ばれてるのはなんと「THANK YOU MY GIRL」だけで、あとは全てカップリング曲など。要はこのベストでくるりにはまった人もすんなりオリジナルを聴ける(聴きたくなる)構成になっているし、なによりオリジナルを大事にしてるんだと思った。特にくるりはアルバムごとに色がはっきりしてるので、この選曲はそういう意味でもベストだと思った。これ一枚でくるりの多彩な音楽性が味わえる。そしてオリジナルアルバムにまだまだある名曲達へと先入観なしに導いてくれる。まさに、どんなリスナーにとっても良いベストアルバムだ。
・「いいベスト☆」
シングル曲を中心としたいわゆる代表曲が集ったベストアルバムです。値段もこのボリュームにして良心的だと思います。
くるりはその変化性ゆえ、どのアルバムから聴こうか迷うバンドでもあると思いますので、これをまず聴いて気に入った曲からオリジナルアルバムを選ぶ、という入門にも向いたアルバムですね。
またベストながらアルバムとしての流れも違和感なく聴けるのが好印象でした。(曲順は年代というわけではないですし、カラーの異なる曲が同時に収録されてるのに意外でした。)
個人的に一番好きなのはワールズエンドスーパーノヴァで、あとばらの花、ワンダーフォーゲル、ハローグッバイ、春風、赤い電車、東京、ロックンロール、サンデーモーニングなどお気に入りです。
・「すごいぞくるり」
引き込まれるようなイントロで始まる「ワンダーフォーゲル」聴いていると何故か切なくなってくる「ばらの花」気付いたら体でリズムを取っている自分がいる「ワールズエンド・スーパーノヴァ」ギターメロがとても素敵な「BABY I LOVE YOU」ゆっくりと、そして優しく歌われている「春風」電車に乗って知らない街に行きたくなる「赤い電車」切なさや悲しさ、懐かしさが込み上げてくる「東京」個人的には超ツボな「サンデーモーニング」
●OMOIDE IN MY HEAD 1 ~BEST&B-SIDES~
・「終わった一つの歴史の回顧録」
CD店の棚に面置きでずらりと並んでいるのを見て驚いた。前アルバムまでは小さな扱いだったのに、解散してから現在まで成長を続けているかのようで嬉しく思った。これがファンのマストアイテムだけで終わってしまうのはとても悲しい。透明少女が、omoideinmyheadが、鉄風鋭くなってが多くの人の鼓膜を鳴らして欲しい。そしてその多くの人と語りたい。ナンバーガールというバンドがいた。とてもいい曲を創っていた。
・「予想だにしなかったベスト」
2002年に解散したロックバンド「ナンバーガール」の二枚組ベストです。「OMOIDE IN MY HEAD PROJECT」第1弾として発表されました。ナンバーガールの代表曲とシングルのB面や廃盤の曲などで構成されており、新規ファンも従来のファンも満足出来る内容だと思います。(個人的に廃盤のDRUNKEN HEARTEDの曲が聴けるのは嬉しいところです)
しかし当然ベスト盤にはつきものの、「何であの曲が入ってないんだよ!!」といった意見もあると思います。(確かにオムニバスの音源や記録シリーズからの選曲はされてませんが)けれども入門編としてはこれ以上ない選曲だと僕は思います。
そしてこれは声を大にして言いたい。
彼らの魅力はオリジナルアルバム(特にライブ盤)でより濃く、より素晴らしく感じられます。ベストを聴いてハマった方は必ずオリジナルアルバムを聴きましょう。より彼らにハマれますよ。
・「ぶっ飛んだ」
気になったら聴いてみてください。どの曲がいいとか言うと素直に聴いてもらえないような気がするので個人的な好みは控えます。ちなみに僕は初めて聞いたときぶっ飛ばされた感じがしました。ところでよく比較されるライヴ版の話になりますが、やはり原曲を聴いておかないとライヴ版の良さは分からない(かなりこっちよりとっつきにくい)し、個人的には原曲の方がいいとおもうものも結構あります。
・「彼らは全速力で駆け抜けた」
あの曲が入っていないと思ってる人もいるでしょう。あの曲はライブ版がいいとか、きっとあると思います。でも、許してください。もし、みんなの好きな曲をいれたならば、アルバムが5枚くらいになってしまいます。もしかしたら、全曲入れなければいけなくなってしまいます。
彼らは全速力で駆け抜けた。あの頃の4人を懐かしみながら聴いてます。改めて、聴きなおしていて(今でも初期のCDから全部聴いてますが)思うことは「素晴らしいバンド」だということ。命を削りながら彼らはバンドとしてやってきたのだなぁとしみじみ思います。
全くナンバーガールを知らない人には「ライヴ・アルバム ~サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態」を薦めてしまうかもしれません。
しかし、是非聴いて欲しいです。個人的には「TOKYO FREEZE」が入っていて欲しかったなと思ってみたり。
・「商品説明」
解散してしまったナンバーガール初のベスト盤。Disc1はベスト盤。disc2はシングルのカップリング曲集。両方とも発売順であり、こういったわかりやすい編集物は個人的に良いとも思える。ちなみにこのグループ、シングル曲のタイトル曲ですらアルバムに入っていないものあるで初めてアルバムで聴ける曲もあるということです。なのでオリジナルアルバムを持っている方も是非。(逆に今までシングルを集めてた人はこれを買えばシングルが不要になってしまうという悲しさに)
別に封入のブックレットはナンバーガールの雑誌に載ってた広告などが集められてる。そのブックレットとCDのケースが紙製のケースに入っており、ナンバーガールにしては豪華め(個人的に、このグループは無愛想なくらいのほうがいいと思うんだが…)。2枚組でこの値段というのも良いと思う。解説は大鷹俊一氏。
このグループ好きなのですし選曲もいいので☆5で。
・「達郎サウンドの頂点」
異論はあるだろうが、僕はこれが達郎サウンドのピークと言い切ってしまう。冒頭「Jody」の頭の音には、前作「For You」の冒頭のギター・カッティングほどのインパクトはないものの、そのJodyを含めて、収録された楽曲は粒ぞろいで中だるみなし。最後(昔風にいえばB面ラスト)に収められたのは、日本人なら誰でも知っている名曲「クリスマス・イブ」だが、このアルバム発売当時には、全く注目されなかった。しかし、その名曲をさしおいて、僕の一番のお気に入りは「あしおと」-というといつも変な顔をされる。
・「比類なき最高傑作!」
これぞ山下達郎の最高傑作にして歴史的名盤間違いなし。詩、曲、構成。歌唱のどれをとってもまちがいナシ。80年代の作品でありながらまったく古さを感じさせないどころか新鮮、エバーグリーンの魅力たっぷり。わたしは本番の冒頭に太陽のえくぼ、最後にFOEVERマインをダビングしているまったく違和感ナシ。これがまさしく時を越えた物の証明である。
・「我等の世代には説明不要の時代的名盤!!」
大滝詠一の「ロングバケーション」と並んで我々の世代の青春時代に燦然と輝く日本のPOPSの金字塔にして永遠のエヴァーグリーンミュージックである。正に一時代を築いたと言って良い。収録された各楽曲の良さは勿論、その曲順やジャケットの意匠までもトータル作品として比類なき一枚。今でこそ「クリスマスイブ」は老若男女を問わず知られた曲になったが昔は若い仲間内でのクリスマスのとっておきの1曲だった。その当時全盛を極めていたOFF COURSEのコーラスに対抗して一人アカペラで録音した(一緒にやる仲間が自分にはいなかったから、といつか話していた)というコーラスワークは見事という外ない。この名曲1曲で稀代の傑作アルバムのラストに鮮やかな大輪の華を添えるかの趣。どれも想い出深い曲ばかりだが、ある結婚式で「ひととき」という曲をPIANOで弾き語りをした友人がいて、実に感動的だった。その結婚式は素晴らしく高貴で神聖で愛情溢れた式典に思えたものだが素材としてのその楽曲が湛える深い慈愛によるものだと思う。いろんな意味で個人的にも歴史的にも愛聴に値するマスターピースである。
・「珠玉のメロディーを収めた宝石箱のような1枚」
発売当初は航空会社のCMソングだった「高気圧ガール」が話題性を呼んだ。いかにも夏のリゾート地にふさわしい陽気なアメリカン・ポップだったが,個人的には後に映画『Big Wave』にも起用される「悲しみのJODY(She Was Crying)」の方が大好きだった。爽やかだがセンチメンタルなナンバーで,ほろ苦く胸に染みる1曲である。ファンキーでゴージャスなダンス・ナンバーの「メリー・ゴー・ラウンド」もいい。そして何よりも,今や不朽の名曲となった「クリスマス・イブ」が収められている。珠玉のメロディーを収めた宝石箱のような1枚だ。
・「「山下達郎」の個性の輝きを十二分に感じ取れるJ-POPの名アルバム」
1983年発売、山下達郎初期のアルバムです。リアルタイム(LPでしたが)でよく聴いていましたので懐かしさにかられて再聴しました。
山下達郎が、1950年代のアメリカの下町で歌われていたドゥ・ワップ・スタイルのコーラスに凝っていた頃です。自分の声を多重録音してハーモニーを重ねるという手法を確立したアルバムとも言えましょう。伸びやかで艶やかな声は最大の魅力です。シンガーソングライターとして、多面的な能力が冴え渡り、この作品群に結実しています。その後の素晴らしい音楽活動の輝きを予感させるものです。
1曲目の「悲しみのJODY」から、達郎ワールドが全開です。ウェスト・コーストを中心に世界中で流行したAORサウンドも感じられますし、その後のJ-POPのリーダーとして牽引したポップス性も如何無く発揮しています。続く「高気圧ガール」も同様で、達郎というと「夏」という印象を持った曲群でした。
勿論、「夜翔(Night-Fly)」や「BLUE MiDNiGHT」のようなラヴ・バラードをしっとりと歌う達郎の魅力も際立っていました。透明感のある高音が、大人の音楽を創出しています。
名曲「クリスマス・イブ」がラストに収録されています。パッフェルベルのカノンをモティーフにしたアレンジが、それまでのJ-POPにはない華麗な雰囲気をもたらしました。バロックのフーガを印象的に用いての演奏効果は、今聴いても鮮やかです。テンポの速さと切れのよさは秀逸で、歌詞、メロディ、ハーモニー、どれをとっても、その後多くの人に愛される要素を全て兼ね備えたJ-POPを代表する曲です。解説は蛇足だったかも知れません・・・・・。
・「まあ、この人の「アニメ以外の世界」は限りなく広いと思いますが」
まあ、このグループもかなり名曲が多かったわけですし、これだけで「歌の世界の全部」を捉えようとしても少し無理があるように思います。ただ、そんな中にあって、アニメ「めぞん一刻(昭和61年3月〜昭和63年3月)」の関連曲として、挿入歌の「6」(これが使われていたとは意外でした)と、第2代OP曲の「10」が収録されたことは、それなりに評価できると思いますよ(#^.^#)。
でも、「10」がOPで流れていた頃の「めぞん一刻」って、その前、「悲しみよこんにちは(by斉藤由貴)」で始まっていた頃と比べると、やっぱり雰囲気の差はあったのでしょうか^_^;??
・「お手ごろ価格で発売」
「ワインレッドの心」以降のシングルでヒットした曲が収録されています。「プレゼント」等玉置さんを最近知ったという新規ファンが安全地帯時代のヒット曲を確認するにはもってこいのアイテムです。「月に濡れた二人」「We're alive」はライブ曲となってます。
・「良作」
安全地帯の代表的な曲は、ほぼ網羅されています。コアなファンではなかったが、安全地帯の曲好きだったなぁという方にお薦め
・「買う価値なし」
安全地帯=玉置浩二のファンである私が言います。買う価値0。それは何故か。まずこのベストを出す前に安全地帯のシングルベストは何枚も出てます。ベストアルバムっていうのは傑作と駄作が必ずあるので、88年に活動休止した直後に出た『I love youからはじめよう』という80年代のヒットシングルベスト。入門程度ならこれが一番傑作だと私は思ってます。やはり安全地帯というバンドは80年代中旬、84〜87年にかけて活躍したバンドなので90年に活動を再会してからは歌ってる曲も哀愁歌ではなく、故郷を思う『あの頃へ』や卒業ソングとして使われている『ひとりぼっちのエール』など格好じゃなくて自然で暖かい曲を歌ってます。もし、80〜90年代の曲も流れで一緒に聴きたいのであればコンプリートベストが良いのではと思います。でも私が一番、オススメするのは安全地帯とソロになってからの80〜90年代のテーマソングベストですね。 このベストは安全地帯の曲とソロの曲が主題歌やテーマソングとして使われたシングル、アルバム曲をバランスよく収録されてるので安全地帯の曲もソロの曲も一度に聴いてみたいと思う人はこのベストが一番だと思います。しかし、80年代の安全地帯のヒットシングルだけを聴きたいのであれば最初に出したベストが傑作ではないかとオススメします。作詞家・
・「甘えたくてしょうもない人へ捧ぐ唄。」
ジャックス解散後の69年にURCから発売された早川義夫のファ-スト・ソロ・アルバム。URCのアルバムがエイベックスから復刻されたのは驚きだが、名作が手軽に聴ける様になったことを素直に喜びたい。
内容はシンプルそのもの。ほとんどがピアノもしくはアコ-スティック・ギタ-の伴奏と彼のヴォ-カルのみの全12曲。だから良いのである。流行に無関係な分、色褪せないメロディ。余計なものがない分、妖気ただよう唄。ジャックスのファ-スト・アルバムに匹敵する必聴盤であることは間違いない。
それにしても、次のアルバムまで四半世紀も待たされることになるとは誰も想像出来なかったのではないかと思う。
・「暗いけどね、でもそれだけじゃないよ」
初めてこのアルバムを聴いたときは、言葉を失った。沈鬱というか、ひたすら暗いというか。でも、それだけには終わらない何かを感じたのも確か。特に名曲「サルビアの花」の「教会の鐘の音はなんて嘘っぱちなのさ」というフレーズには、後頭部をガツンとやられたような衝撃を受けた。 早川氏自身が裏ジャケのライナーでこのアルバムを「時代遅れ」と形容しているが、しかし、当時時代遅れだと形容されたものが、三十年以上を経た今日でも聞き継がれているのだ。まさに音楽のマジックである。 それはともかく、このアルバムで聞かれる、早川義夫のヴォーカルの吸引力はちょっと普通じゃない。一つ一つの言葉が際だっている。このアルバムで歌詞が彼によるものは、「聖なるかな願い」ただ一曲だけだけれども、他の曲でも完全に歌詞の言葉を自分のものにして歌っていることを如実に感じさせる。 後に何かのインタビューでも語っていたが、「シャンソン」の歌詞そのままに彼がシャンソンを再び歌えるようになるまで、多くのファンは待ち続け、それが実現した。待たせたほうも、待ち続けたほうもさぞかし感無量だったに違いない。 そして先程、この曲の作詞者高田渡氏が亡くなられた。合掌。
・「丸裸の歌」
伝説のバンド、ジャックス解散後に出された94年の復活までは唯一だったソロアルバム。殆どデモテープ状態の弾き語りで、最後まで大きなうねりを持つ事なく突き放すようにひっそりと歌われる楽曲は、今聴いてもちょっと戸惑う。ロックでもフォークでもない、早川義夫の音楽としか言いようのない独特の世界。ジャックス時代の曲と合わせてここからの曲ももう少し時代に寄り添った分かりやすいアレンジで再演されているが、ここに収められたどの歌もこの形がいちばんしっくりくるように思われる。実際私も復活後に新しいアレンジで歌われた「サルビアの花」や「埋葬」にはっとさせられてもう一度このアルバムに戻り、改めてここにある裸のオリジナルに惚れ直したりしました。一度聴いてからしばらく寝かせて、何度も噛み締めるように聴くと、ゆっくり、じわじわと、しかし確実に効いてくる。丸裸だからこそ醗酵を待たないといけず、聴く側にも熟成を必要とするアルバムだと思います。だからこそ今も聴かれ続ける長く付き合える作品といえるのではないでしょうか?復活後に出された「花のような一瞬」も90年代の「かっこいいことは…」として対で聴いてほしいですね。
・「ぜひ紙ジャケで」
個人的には「ジョンの魂」並みの名作だと思います。 よく怨念とか情念とか言う言葉で語られますが、実はとてもストレートな歌の数々が心を裸にしてくれます。 歌詞は、理解しようとすれば非常に難解です、ただ、一つひとつのフレーズを単純に受け入れていけば歌の世界のイメージがぼんやりと浮かんできます。 腹の底に消化されずに残りますが、決して胃もたれのようではなく不思議なさわやかさが残ります。何ヶ月かに一度必ず聴きたくなるアルバムです。
・「暗くキレイな一本の川」
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」まさに今の時代にもそのままあてはまる一行ですね。個人的には最後の「埋葬」、大好きです。私はこれで泣きました。全曲通して本当に暗いのですが、その底にはちゃんと水晶体のようにキレイな一本の川が流れています。せわしない現代だからこそ、ふと立ち止まり、時にこの「静かで優しい闇の川」に身を浸す時間が大切なのだと思います。早川さんは日本の産んだ本物の天才。本物の歌を唄える数少ない歌い手の一人です。
・「バライティーあふれる楽曲の数々」
宗教に始まり葬列に終わるこのアルバム。林檎上級者向け。このアルバムに今までのロックな感じはあまり感じられなく、いろいろな楽器(バイオリンなど)が使用されていて、聞いていて面白い楽曲がたくさんあります。(中でも葬列は傑作)なおこのアルバムの楽曲には電車や飛行機など乗り物に関係した音声が隠されている曲もあり、旅でもしたかったんでしょうか?日本でこれほどの個性あふれる楽曲を書く方も珍しいです。最近のJ-POPに飽きたという方は聞いてみてはいかがでしょうか?
・「コンセプト。」
前二作とは毛色が違います。それほど変化を遂げた一枚。椎名林檎さんを初めて聴く人にとってはかなり聴きづらいと思います。それに、前二作のロックな感じが好きだった人にも聴きづらいはずです。しかし、このアルバムは聴けば聴くほど一曲一曲のすごさ、アルバムとしての統一感がわかってきます。そこまで来るのには多少時間がかかるわけですが、そこまで来てしまうともう病み付きになるでしょう。林檎さんの深い部分、暗の部分を知ることの出来る一枚です。
・「やばいです!」
このアルバムは素晴らしすぎると思います。最近の邦楽は洋楽の二番煎じばかりでうんざりですが、このアルバムは独自の路線を突っ走ってくれていてとてもいいです。確かにこのアルバムは一般うけは難しいかもしれませんが、それは独創性が強くて、よくあるどっかで聞いたことあるな的歌々とは一線を画しているからなだけです。
必ずや、聞きほれること間違いないです。最大の欠点はCCCD、どうせ解除できるのだから、ホントにやめていただきたい。
・「100%椎名林檎」
これを聴かずして「椎名林檎」を語ることはできません。昔から椎名林檎は一貫して「女としての生き方、決意」などを曲のベースに描いてきたように思う。このアルバムはそれが顕著に表れた作品ではないでしょうか。それに加えて以前よりも増したタイトルの意味不明さ、楽曲の完璧なシンメトリー配置、何より彼女の曲を歌い上げる姿勢がこのアルバムの神秘性を高めているように感じます。「宗教」の荘厳なイントロで始まり、「葬列」の混沌とした爆音(終わる瞬間が最高にしびれる!)で締めるというセンスの良さにはただただ溜め息を吐くばかり。今までの彼女のアルバムの中では最も賛否両論の意見が別れる1枚だと思いますが、個人的には墓場まで持って行きたい1枚です。
・「転身の一枚」
彼女は真の音楽家であり、芸術家であると私は断言します。何にも染まらず、ただ痛々しい程に彼女は自身の世界を表現しているんです。「無罪モラトリアム」も「勝訴ストリップ」も、名盤中の名盤であることは間違いありませんが、いろいろな意味でこの一枚は私の心を最も放しません。
この一枚のアルバムには生への執着心や、彼女の転身の意味が込められていると思います。始めから終わりまでの途切れる事の無い曲の流れはまさに見事であり、恐怖を感じる程の凄味があります。この曲達をバラバラに並べる事は意味の無い事だし、シンメトリーに構成された事の意味の深さには脱帽します。
そして最後の曲名は「葬列」このアルバムを期に彼女は音楽活動に区切りを付け、後に「りんごのうた」を発表し、生まれ変わった彼女を披露してくれました。「葬列」と言う曲の終りには今までの彼女の曲の断片が凝縮されて入って居ます。
このアルバムは、一人の天才が生まれ変わる瞬間が詰まって居ます。
・「さりげない日々」
スガシカオさんとはもう10年ファンです!初めて聴いた、愛について、でコレだと思って今になります。このアルバムは全体的にアップテンポなファンクが広がり、中にしっとり切ない夏陰、センチで夜な7月7日、そしてハウステンポのノリノリなタイトル曲、そして思い浮かびそうで浮かばない、ごもっともな歌詞のプログレスと、爽快感と憂欝感のスレッスレのスガワールドまたまた見参ってな感じで、へビーローテーションです!!!
・「体で聞くスガシカオ」
暑い日にふと涼しい風が吹いた夏の情景が目に浮かぶ、爽やか風味の強いアルバムです。特に1〜5曲目までの流れが素晴らしいです。初期の「clover」「FAMILY」「Sweet」も聞きましたが、傾向が大分変わったなと感じました。Popで爽やかになったと言うだけでなく、より「音楽的」になったなぁという印象があります。初期の作品では、スガシカオが奏でた音楽は「何か得体の知れないもの」として私の耳に、感覚に入ってきていたのです。そしてその不穏な、または美しい「何か」に酔っていました。しかし「PARADE」は音楽は音楽として直接感覚に届き、そのメロディやリズムやグルーヴで私を揺らします。大抵こういったどちらかの特性を持つミュージシャンというのはその性質のままなのですが、スガシカオのように変化していった人物は彼が初めてです。賛否両論がありますが、少なくとも以前のスガシカオよりつまらない音楽になったとは思いません。
・「私の背中を押してくれる」
スガシカオというアーティストは知ってましたが自分自身、あえて聞こうというまで好きではありませんでした。
しかし友人が聞いているのを知ったことと「19才」のPVの衝撃があったので手にしてみました。
多才ってこういう人の事をいうんだろうな・・・という位沢山の種類の曲が入っていて素晴らしい。
NHKで放送された「トップランナー」をみてから彼の言葉の後ろに隠されている苦悩を想像して・・・・そういう彼の言葉に、背中を押してもらえるアルバムの様な気がします。
辛いとき、苦しいとき聞きたい。私は今聴いて勇気もらってます。
・「彼にとっては異色作アルバム」
夏のイメージで統一された最新アルバム。毛色の変わった曲が少なく、一曲でも完結できるシングルカット系の曲が多い。だから、一回聞いたときはスガのアルバムにしてはガーンとインパクトのある曲がなくおとなしくまとまった感じだった。っていうか、メジャー・コードの展開が多くてビックリ。またまた苦手分野に挑戦したのですね。チャレンジャーだなあ。 そもそも、「奇跡」が甲子園野球のイメージソングとして発表された段階で、オイオイ複雑な冗談しかけてんのか?とは思ったんだけど。歌詞も微妙に前向き。だけど良く聞くと、「真夏の夜のユメ」の吸血鬼とか「Rush」の不幸の手紙とか、相変わらず『歌詞』という固定観念を突き崩す語彙が満載。「19才」とか、カラオケで歌ったら全員がヒいちゃう言葉の数々にニンマリ。
・「スガさんを知るアルバムです!」
スガさんのアルバムを初めて購入したのがこれです。いろいろな意見がありますが、僕自身、“初スガシカオ”でしたが、非常に聞きやすかったですよ!スガさんがつくる曲、というものを感じることが出来ると思います。初めてスガさんの曲を聴こうと思っている方は、ベストが発売されたのでそちらをまず聞く方が多いとは思いますが、ぜひこちらもチェックしてみてください。きっとスガさんの魅力がどこにあるのか、はっきりすると思います。
・「今だからこそ聞きたい。」
今となっては、本当に懐かしくなってしまったこのアルバム。
青臭い、草の匂いがぷーんと漂ってくる。自動販売機に群がる小さな虫たちを払いのけて買ったコーヒー。
そういう、何気ない日常の風景をものの見事に表現した曲ばかりが集まった、本当にレミオロメンの心臓ともいえるアルバムだ。
それは歌詞だけがそうさせているのでは無く、ギターとドラムとベースというシンプルな構成から出される音がますます私の胸を締め付けてくる。
もうアルバムが出されてだいぶ経ったが、今でもこのCDを聞くと最近の彼等の曲には無い、ドキドキ感がするのだ。
戻れない、もう二度と作られないような曲だからこそ上にあげたような思いを持たせるのかもしれない。
そっと過去のことを振り返りたい今だからこそ聞きたいアルバムだ。
・「源泉の味わい」
現在ではポップの旗手の色彩が強いレミオロメンだが、本作はポップさよりもバンド色が強い作品である。爽快な「雨上がり」、等身大な世界観の「電話」「ビールとプリン」、文学的な「まめ電球」や「フェスタ」など、捨て曲のない編成が光る。おお、レミオロメンいいじゃん、と思える。
藤巻氏は、「もう『朝顔』のようなものは創れない」とどこかで発言していたが、私はもう一度ここに立ち返ってほしいと思う。「粉雪」で「感動」した方々にも、ぜひじっくり聴いてほしい一枚。
・「知らない方は、とにかく聞いて欲しいです★」
一足先に、全曲聴きました。はじめ、収録曲を知った時には、ミニアルバムとシングルの曲目ばかりがならんでいたので、正直ちょっとがっかりしましたが・・。けれども、「曲順でここまでイメージがかわるとは!」という位、聞き甲斐のあるアルバムとなってしました。
ミニアルバム収録曲や、シングルの曲は、他にレビューがありますので、割愛しますが(でも個人的に、「すきま風」のアレンジは、こちらのアルバムの方が好きかもしれません)、タイトルナンバーでもある「朝顔」は、リズムが良くって、最後の「ララララ~♪」というところは、一緒に口ずさみたくなるほどです。前向きになれるメロディだと思います。
「追いかけっこ」は、ラストナンバーにふさわしい明るいような、しっとりしているよ!うな、心が優しくなるようなメロディです。
レミオロメンを知らない方、これから聞いてみようと思っていらっしゃった方には、ぜひオススメです。個人的な好みかもしれませんが、ファーストアルバムにして、この出来はすばらしいと思います。
・「優しいアルバム」
一曲一曲に優しさを感じるレミオロメンのファーストです。今のレミオロメンはポップな歌が多いですが、このアルバムでは3ピース体制のロックです。日本語を大切にした、優しさを感じるような歌の数々はとても好きです。
・「季節にたまった歌たち」
流れるメロディーのギター、屋台骨を支えるベース、畳み掛けるビートのドラム、シンプルなサウンドのロックアルバム。一番等身大のレミオロメンに近い。懐かしさ、もどかしさ、やるせなさ、そんな感情が情景描写によって切り取られ季節を彩っていく。前向きに生きるだけじゃだめだ、明るいだけの世界はつらい。朝は咲いて夜はしぼむ花、「朝顔」は光と影の両方を奏でている。
叙情的な感情が込み上げるバンドは他にもいる。フジファブリックや音速ラインなんかがそうだ。フジファブリックの遊び心のあるアレンジも、音速ラインの繊細なサウンドもそれぞれ良いが、このレミオロメンの「朝顔」がアルバムとして一番込み上げるものがある。広くないが深いサウンドスケール、身近に感じる歌詞、優しく丸みのあるボーカル、そして「地味さ」「泥臭さ」がまたいい。特に好きな歌詞を挙げれば「日めくりカレンダー」の「日影なぞってさ 歩いた帰り道」だったり「ビールとプリン」の「何だか切ないからテレビをつけてみても、見るでもなく聞くでもなくレンジが鳴って」だったり「雨上がり」の「泥が飛び跳ねた自販機前 いつからか好きになってたコーヒー」だったり「すきま風」の「乾かないまま横になった髪が枕濡らす」だったり、もう書ききれないほどある。この生活が見えるような距離感、日常がそのまま伝わってくるような描き方がたまらない。
ブレイク後のレミオとは違った魅力が閉じ込められている人間味溢れる作品。宇宙よりも世界よりも、日常の風景こそリアル。明日に架かる橋の上から希望の色を見せてくれるレミオも悪くないが、細い路地の水溜まりに映る空の色に気付かせてくれるレミオのほうが好きだ。
●服部
・「笑える意味でも傑作!」
多彩な作品集となっている1989年のサードアルバム『服部』。ここでアイドル視されていたユニコーンが一気にブレイクをはじめた。ジャケットからしてふざけているのだが、アルバムの内容も笑えたりして楽しめる。この『服部』から加入した阿部が歌う傑作や「人生は上々だ」、パンクとオーケストラを混ぜ合わせて、サラリーマンの悲哀を見事に歌い上げたユニコーンの代表作「大迷惑」といった燦然と輝く作品が並ぶ。この頃から奥田の才能は以前にも増して輝き始めた。そして、メンバー各々の才能のぶつかり合いが始まったのもこのアルバムからともいえる。
・「破天荒なブレイク作」
シングル曲「大迷惑」を収録した89年発売の3RDアルバム。この作品でユニコーンは真の大ブレイクをした。前作で見せていた音楽面の変化の兆しは、この作品で完全なものとなり世間のファンを大きく驚かせると共に、新たなオリジナリティーをもった彼らの登場を絶賛した。タイトル、ジャケット写真からして破天荒である。
これ以降のサウンドはどんどんオリジナリティーを強くしていくが、その先駆けとなったアルバムである。サウンド的にも、普通のロックから脱皮しようとしているのがわかる。
・「リズムが…」
リズムが耳について離れない。マンネリ化したメロディが蔓延するなか、これはかなり衝撃的でした。凄いファンキーで、なんだか説得力ある歌詞に、ようわからんテンション…今の民生もマシマロがなんだのかんだの言ってるけどこっちはテンションが違うんだな。
・「「ユニコーンはまずこれから」」
今現在、最も復活を希望されている伝説のバンドで、私もその中の一人でもある。とにかくこのバンドは所謂「ミクスチャー」に近いジャンルではあるが、アルバム全体を通して、さまざまなジャンルを実験的に作業している。まぁ、バラエティに富んだ内容とも言うか。中心人物の奥田民生の世界に留まらず、各メンバーがそれぞれに作詞作曲を手がけている事で無限大のユニコーンワールドが展開されていて、ただ単にミクスチャーと言うのでは収拾がつかないくらいプラス喜怒哀楽の要素がふんだんに取り込まれていて、全く飽きのこないバンドなのである。このアルバムでは、ジャケットのオッサンから想像出来る(?)ように、ユニコーンワールドが全開でどの曲を掻い摘んで聴いても後味スッキリである。特に⑬の「大迷惑」で、初のオリコンヒットを飛ばし、名実ともにスターへの道を駆け上がる事になるのだがまずはこのアルバムで、ユニコーンを勉強すると良い。当時、10歳の男の子に大人の男の不埒な感情の歌詞を歌わせたり、同性愛同士のプラトニックな恋愛を歌ったりと数々の問題作が目白押しなので、斜に構えて聴かない限り、十二分に堪能できるであろう。
・「ファンク!!」
バンドブーム全盛期の象徴といえる。ユニコーンは実にユニークな音楽性を持ち、共感する歌詞が多い。そのためか、解散しても支持する方は多い。それだけユニコーン(奥田民生)が好かれている証拠だと思う。
●A LONG VACATION 20th Anniversary Edition
・「名盤中の名盤です!!」
早いもので、この作品が発表されてから20年になる。しかし、松本隆の素敵な詩と大滝詠一のコラボレーションは今も全く色あせてはいない。そんな名曲ばかりが収められているこの作品が、なんと大滝詠一自身によってリマスターされ、再発売されたのでさっそく購入し聴いてみたが、うれしくなるくらいの音質の良さだ。音圧もすごく高い。
しかもインストナンバー9曲が追加された超お徳用CDに仕上がっているから驚きだ。いままでの作品を聴きなじんでいた方ならば、ぜひともこの「20世紀記念盤」をもう一度耳にしてほしい。あのせつない夏の思い出が再び甦って来るだろう。ちなみに9曲目の「散歩しない?」と歌っている女性の声は太田裕美さんです。
・「想い出一杯」
80年代に青春を過ごした人には忘れられない名盤。リラックスした雰囲気に満ちたアルバムはそこでまるで時間が止まっているような錯覚を覚えます。今聴くと松本隆の詞がホントに素敵だと思います。「薄く切ったオレンジをアイスティーに浮かべて、・・・」なんて視覚的で素敵な詞は他の誰にも書けないなあと思います。それとボーカル・・・。希有なアルバムです。
・「■[史上空前の大滝詠一のAlbumは21世紀の恋人達にも聴いてほしい…]」
A LONG VACATIONは♪(音符)が色になって時代にペイントした、1981年正に時代に求められた傑作中の傑作!!その20周年2001/03/22に発売の21世紀版大滝詠一からの刻印がこのAlbum。松本隆の作詞と、大滝詠一の曲がこれほどバランス良く聴けるのは、時代を超えた永遠の恋人達のサウンド・トラックだからなのかもしれません。あえてOriginalを1枚+αにしなかったのは、価格を抑えるため…そしてCD選書からも解るように大滝詠一氏の音楽に対する姿勢からと考えます。サービス精神満載、priceも感無量。素晴らしい記憶に価格がつかないように…このAlbumに定価はないのかもしれません。…Thank You大滝詠一&松本隆&このAlbumに関わった全ての人達!!だから僕らは永遠にPOPSに恋をする。…
・「「選書盤」との違い、こっそり教えます・・・。」
内容は言うまでもないので、「選書盤」との音質の違いを述べたいと思う。まず「選書盤」の方が残響が多くムーディーです。『ロンバケ』のジャケットみたいな音がします。ロマンテックで、感傷的で、まさに「ええ『ロンバケ』ですから…」って感じ。
んで「20th盤」は、残響が減って、声が前に飛び出して、全体的にソリッドな音質になっています。こーれに、俺は最初戸惑った。でも、おかげで大滝氏の歌が腹にたまる。埋もれがちだったオケもクッキリと聞こえる。いわゆる『ロンバケ』的な音ではなくなったけど、これはこれですごく魅力的。
彼女を口説くなら「選書盤」。大滝氏のあの鼻声に酔うなら「20th盤」ってとこでしょうかねぇ。
・「失恋曲と勝負曲」
「君は天然色」を皮切りに繰り広げられる大滝詠一ワールドは、このアルバムでJ-POPの一つの頂点を築いたと思う。
どの曲も、ものすごく良質なポップスになっているけど、個人的に一番思い入れがあるのは、恋するカレン。何度も繰り返した失恋の度にこの曲を聞いては涙にくれたものでした。。。次の曲FUN×4が、素敵な彼女を手に入れちゃう、っていう曲だってのも、このアルバムの構成のすごいところだと思う。
このCDを聴くと必ず、真夜中のドライブだとかサークルの合宿みたいな風景をひとつふたつ思い出してしまう。
・「教室の中で居眠りしながら・・・」
渋谷の屋根裏に初めて奴らを見に行ったとき周りは皮ジャンのお兄さん達ばっかで、最初はビビッたけど演奏が始まってみれば、シンプルな歌詞がダイレクトにガキの心臓に飛び込んできてポゴダンスをしながら唾を吐いていた。
人並み目指せばいい事があるさ、なんて誰に教わってきたんだい?そんな嘘っぱち!この歌詞が身に沁みる今日この頃・・・
・「アナーキー1st」
アナーキー1st。‘東京イズバーニング‘がCD化にあたってカットされたのは残念。1曲目の‘ノットサティスファイド‘から最終曲の‘アナーキー‘まで1曲1曲が短いこともあって一気に駆け抜ける。‘ノットサティスファイド‘と‘団地のオバサン‘は傑作。元祖日本のパンクロック!。
・「驚き」
正直あまり期待せずに聴いてみたアルバムなんですが、一曲目から打ちのめされました。演奏も詩もシンプルそのものですが、とても切実なものがあります。これほどの激情は本当に貴重だと思います。
そういえば、意外にもBOREDOMSの山塚EYヨさんがこのアルバムは名盤だと言ってました。
・「暗い時代の代弁者たち」
校内暴力や受験戦争といった今や死語と化した言葉が氾濫していた時代の産物が、このアルバムでしょう。有名曲に彼らの歌詞をのせたナンバーが多いですが、どの曲もよく出来ていてカッコいいです。閉塞感への怒りに満ちた名盤です。1曲カットされてのCD化が残念ですが、一聴の価値ありです。
・「最高でした!!」
アナーキーとの出会いは、中学二年生の時。あれから何十年もたったけれど、やっぱりアナーキー最高です!何も信じられなかった中学生の時の自分に、勇気を与えてくれたのがアナーキーでした。「人並み目指せばいいことがあるなんて、誰に教わってきたんだい? そんな嘘っぱち」この言葉に支えられて生きてきたと言っても過言ではありません。でもやっぱり、「東京イズバーニング」が収録されていなかったのは、すごーく残念です。
・「生きていても〜 これはエレーンの歌詞からです」
エレーンはジャパユキさん(死語?)の歌です。 この曲のとおり当時フィリピンなんかから出稼ぎに来る彼女たちの背中には両親や弟・妹を背負っていた。だから慣れぬ酒の席そして時には体さえオモチャにされる事さえ甘受せねばならなっか彼女たちの悲哀を切々と歌ったこの曲は、とても重い。 【生きる】ということの根源的な意味を問う、このアルバムの意味は大きい。 全体として社会から阻害されている人々への応援歌とでもいうべき曲ばかりを集めたアルバムだから疲れた人、人生に疑問を持つ若者には是非聴いて欲しい。
・「中島みゆきのブラックアルバム」
70年代後半〜80年代に、もっとも濃い曲を書いていた人の、最も濃いアルバムです。手始めに1曲目、マジ泣きしながら収録→OK→アルバム化って、当時からショッキングでした。そのあとも死ぬほど濃い曲が続きます。B面のインスト〜エレーン〜異国のつなぎは、日本の音楽史に残る「つなぎ」です。自分としては、これが生まれてはじめての「コンセプトアルバム」だったと思います。
・「心を震わされる1枚でした」
かねてからこのアルバムのことは聞いてはいましたが、90年代からの歌から聴き始めた自分にとって、なかなか手を出せない1枚でした。
全くあずかり知らぬうちに生まれ落ちてしまい、自分ではどうすることも出来ない、生きているということ、そのことに由来する不条理。自分以外(もしかしたら自分自身も?)の全ては全く不可知の他者(人に限らずこの世界の存在全てが)で、我が身一つでその全てに対しなければならないという絶対的な孤独。それでも「生きていてもいいですか」と、なお問わざるを得ない矛盾。
今日の「転生」に至るにはこの「生きていてもいいですか」を経なければならなかったのかと、にわかファンの自分としては改めて中島みゆきの歌の世界の奥行きの深さを実感しました。
特に「エレーン」の最後の絶唱は地の底から響いてくるような、まさに心を震わされる歌でした。
・「暗いけどすてき」
"みゆきってtokioやアイドルに曲をあげてる人だとしか思ってない人はこれを聞いてください。いろんなテーマが重く、たまにかわいく描かれています。
歌に意味があってもいいんだ、メッセージって言いたいことだけ言えばいいわけじゃないんだ、と思いました。
暗いみゆきが聴きたい人はまずこれから
・「かなりコアです。」
私はLP時代にみゆきにハマリマシタ。当時、オールナイト・ニッポンのパーソナリティをしていた彼女とギャップを、だいぶ感じた一枚でした。「うらみます」は文句なく怖いです。タイトルの、「生きていてもいいですか」は、「エレーン」の中の歌詞の一部にでてきて、彼女の住んでいたアパートで実在にいた人をモデルにしたとかしないとか。コンサートでいっておりました。これもとにかく怖いです。「異国」は名ドラマの「北の国から」でも話題になった曲。その歌詞が心を揺さぶります。ちなみに同ドラマでは会話の中に「中島みゆきっていくつなんだろ」とセリフで言わせてしまうあたりが、みゆきがまとっていたオーラを感じさせます。とにかくすごい!みゆき様の代表作と言っていいでしょう。で☆5つです。
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