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▼第33回惑星開発大賞エントリー作品映画篇2:セレクト商品

転々 プレミアム・エディション転々 プレミアム・エディション (詳細)
三木聡(監督), 小泉今日子(俳優), オダギリ ジョー(俳優), 岸部一徳(俳優), 岩松了(俳優), 三浦友和(俳優), 石原良純(俳優), 笹野高史(俳優), ふせえり: 松重豊(俳優), 吉高由里子(俳優)

「深まり行く秋の東京の景観に、人間模様が切なく心にしみてくる」「三木監督×オダギリジョー×三浦友和」「オススメ」「せつない東京。」「長い夜にひとりで見る映画。」


クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組)クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組) (詳細)
松尾スズキ(監督), りょう(俳優), 内田有紀(俳優), 蒼井優(俳優), 宮藤官九郎(俳優), 大竹しのぶ(俳優), 妻夫木聡(俳優)

「絶望の描けない人に希望は描けない」「あえて軽く描くというリアリティ」「大竹しのぶ恐るべし」「重篤な患者」「一言では絶対に説明不可能な、松尾ワールド全開。」


それでもボクはやってない スタンダード・エディションそれでもボクはやってない スタンダード・エディション (詳細)
周防正行(監督), 加瀬亮;瀬戸朝香;山本耕史;もたいまさこ;役所広司(俳優)

「そわそわする展開」「娯楽性を犠牲にしないみごとなつくり」「怖いです」「こんなに恐い映画だったなんて。」「日本は中国を哂えるのか?(司法は日本の暗黒面だ〜)」


神童神童 (詳細)
萩生田宏治(監督), 成海璃子.松山ケンイチ(俳優)

「瑞々しさ」「悩める神童が救済される物語」「空前のクラシックブームの中で」「綺麗」「瑞々しい印象を与える映画。出演者が良い。欲を言えばもう一つ」


黄色い涙 【初回限定版】黄色い涙 【初回限定版】 (詳細)
犬童一心(監督), 二宮和也;相葉雅紀;大野 智;櫻井 翔;松本 潤;香椎由宇;田畑智子;松原智恵子(俳優)

「アイドル映画ではない」「人と語り合うために、夢はある。」「すごいよかった。。」「買うなら絶対限定版」「案外じわじわ来ました」


舞妓Haaaan!!!舞妓Haaaan!!! (詳細)
水田伸生(監督), 阿部サダヲ(俳優), 堤真一(俳優), 柴咲コウ(俳優)

「鬼塚公彦のストレートな性格と行動がとても気持ちよかった」「駒子役が可愛らし〜〜!」「見所は全部」「笑えるなかにも感動あり」「今年一番笑った映画」


キサラギ スタンダード・エディションキサラギ スタンダード・エディション (詳細)
佐藤祐市(監督), 香川照之(俳優), ユースケ・サンタマリア(俳優), 塚地武雅(ドランクドラゴン)(俳優), 小栗旬(俳優), 小出恵介(俳優), 酒井香奈子(俳優)

「最高の脚本」「見るべし!」「おもしろいですよ〜♪」「よくぞここまでよく練られた、見事な脚本です。」「密室のジェットコースター・ムービー!」


サイドカーに犬サイドカーに犬 (詳細)
根岸吉太郎(監督), 竹内結子(俳優), 古田新太(俳優), 松本花奈(俳優), 谷山毅(俳優), ミムラ(俳優), 鈴木砂羽(俳優), トミーズ雅(俳優), 長嶋有(原著), YUI(その他)

「つかみどころのない映画。」「ヨーコさんかっこいい!!」「ヨーコさんの名字がオノだと笑っちゃうなあ」「原作は原作,映画は映画の良さがある。」「ひと夏の宝物」


▼クチコミ情報

転々 プレミアム・エディション

・「深まり行く秋の東京の景観に、人間模様が切なく心にしみてくる
オダジョー演じる法学部”8年生”フミヤと、コワオモテの借金取り福原の長い”散歩”。福原は奥さんを殺しているのだが、フミヤとの道中で人間的なユーモアと、奥深い人情味をみせてゆく。東京の秋、散歩ならではの景観をぽ〜っと見ているうちに引き込まれ、そしてラストが近づくにつれ、なんともいえない切なさが胸にこみ上げて来る。。。

福原の散歩は重荷を降ろしていく儀式のようだ。そしてこれは吉祥寺から霞が関まで転々と歩くふたりの、失われた家族の物語でもある。福原の自首前日、二人はスナックのママ麻紀子 (小泉今日子さん)の家で、その姪と4人で、あたかもホンモノの家族のようにカレーライスを食べる。ここでのオダジョーの泣きのシーンがじ〜んとくる。ひとは孤島でありえないということばをおもいだす。終盤、彼らが訪れる遊園地の場面はただ切なく、こころに沁みてくる。ラストは。。。書いてはいけないでしょう、この佳作にふさわしい、心に残る名場面とおもいます。

エンディングテーマは70年代人気のあったムーンライダーズ。この映画、今の東京を描いているのだが、どこか70年代のひとびとの情景を眺めているような、ノスタルジックな雰囲気でした。笑えて、泣けて、ゆったりと時間が流れてゆくような、そしてしみじみとできる良作。東京の秋の散歩気分でどうぞ。星5つです。

・「三木監督×オダギリジョー×三浦友和
三木監督の中では一番心にぐっとくる作品です。もちろん今までみたいに小ネタも満載ですが、小ネタがメインになりつつある前回の作品とは違い、今回は東京を転々としてる男二人を邪魔しないように、適度にちりばめられています。だからやっぱり心に残るのはオダギリジョーと三浦友和ふたりのやり取りであり、ふたりの言葉。切ないけど、あったかくなりました。

何も考えず笑いたいときは『時効警察』、ほっこり浸りたい時は『転々』がオススメです。

・「オススメ
これは、とにかくオススメ。見たら「あぁ見てよかった」と思える暖かい映画。

・「せつない東京。
もしも『図鑑に載ってない虫』が最新作であったら、三木ワールドは意外と果てがあったかもしれない。正直、飽きが来ていたかもしれない。

ところが、『転々』である。

いつもの三木節が、あの愛おしい小ネタたちが、実は見た目の何倍もの力を持っていたことを知る。

『ダメジン』の終盤、『亀は・・・』でスパイが地下世界に戻ってしまうシーン、『時効警察』の最終回の終盤のバスでの会話、『帰・時効警察』最終回のおじさんの家、地震直前のふたりの会話・・・

思えば、実はこういう手法はちゃんと確信犯的に持っていたのだ。三木監督は。ジーンとするシーンを、思いっきりミニマムにする独特の手法。

この『転々』では、それらの手法を(三木監督独自のテクニックだと思う。)チクチクと使ってくれるから、観ているこちらは大変である。

ラストはそのミニマム演出の完成形を味わうことができる。

最後は、全国区な、"はっぴいえんど"に比較して、東京ローカルな"ムーンライダーズ"だもんなあ。

せつない東京。

何度でも鑑賞できる傑作中の傑作です。

・「長い夜にひとりで見る映画。
実は邦画独特の『間』が嫌いで邦画自体を余り観ない。しかしこの作品に限って言えば今回ばかりはその食わず嫌いが勿体ないかも。正直、エディターレビューを読んだ上でさして期待もせず鑑賞した。「ただ東京の下町を歩くだけ」の内容にこれといった興味をそそられなかったからだ。しかし意に反してなかなか良かった。確かに『間』はあるが他の邦画に見受けられるダレて無駄な『間』では無く、あるべくしてある『間』である。つまり『間』の使い方が絶妙。そして東京の風景。路地裏、児童公園、寂れた夜の時計屋、東京の狭い空しか見えない狭いビルの狭い屋上。

なぜこんなにも捉え方がうまいのかと思う。なぜか懐かしく思えてしかたなかった。東京生まれでもないのに。日本人が置き忘れてきた、と言うと言い過ぎかもしれないがバブルと供に消えていった(正確には消えてしまったのではなく時と供にどこかに潜んでしまった)なにかがこの作品にはある。最初、欝陶しく思えた三浦友和の長い後ろ髪でさえ最後にはしっくり見えてくるから不思議だ。

深夜ドラマ「時効警察」の雰囲気が好きだった人には勿論、日常の些細なことに苛々し疲れきっている現代人に特にお勧めしたい逸品。

転々 プレミアム・エディション (詳細)

クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組)

・「絶望の描けない人に希望は描けない
松尾スズキさんの舞台が好きでよく観にいっていました。初監督作「恋の門」も面白かったけれど、やっぱり原作も松尾さんのこちらの方が私にはしっくり感動できました。

松尾さんの舞台を観たときにいつも感じた、絶望とか人間のどうしようもない悲しさのなかのどうしようもない可笑しさの中で光り輝く、かすかな希望のようなもの。

いつも舞台を観るとそのかすかな希望に感動し、生きていくことに励まされました。この映画を観終わったときも、それと同じ感触で感動し、嬉しかったです。2007年の個人的NO.1です。笑いのツボもクドカンのリアクションとか、舞台観ているときと同じ感じで笑えました。

もっと松尾さん原作の映画を観てみたいです。過去の舞台のものとか。もちろん松尾さん監督で。「悪霊」とか。「マシーン日記」とか。「キレイ」も観たいけれど、映画化となると難しいかな・・

それにしても蒼井優!単にやせただけではあのオーラはでないはず!ゾクゾクしました。でも、せつなかったです。雰囲気かわいいよねみたいに言ってる蒼井優の実力をいまだ知らない人たちに送り付けたい!あぁテレビ放送してくれないかなぁ!

そして「黒い家」で観た以来の衝撃でした。大竹しのぶ。気迫、というのでしょうか。このはっちゃけキャラをここまで自分のモノにしてることにただ恐れ入ります。でも蒼井優はきっと将来大竹しのぶのような女優になるのではと一人で確信しました。

あと妻夫木くんの良さに初めて気づきました。やっぱり松尾さんの演出はすごい。

・「あえて軽く描くというリアリティ
深刻でディープな事件を、あえて軽く描く事でリアルさを出すという新しい作品だと思いました。ただふざけてユーモアを織り交ぜているのではなくリアルゆえに笑えてしまうような人の愚かさや哀しさや滑稽な姿。そんないまどきのちょっと病んじゃってるけどがんばって生きている人たちの共感と励みになるかもしれません。おススメです。

・「大竹しのぶ恐るべし
地を這うようにのたうちまわっている人たちの映画です。 そういう人たちを、変に同情したり、変に美化したりせず、ある意味シビアに、でも温かく描いています。 自分は個人的な理由もあって、泣きました。

にしても、大竹しのぶ、久しぶりに見たけど、すげえな。 あの人が出ると、他の役者がダイコンに見えるから、まずいんじゃないか。 個人的には、蒼井優とか、「リリー・シュシュ…」以来のファンで、かなり高く評価してるのですが、残念ながら格が違いました。まさに「舞台荒らし」!!

・「重篤な患者
精神科病院の保護室・隔離室を舞台にした映画。ところどころ創作もあるが、結構下調べをして製作されているように思う。

はじめはコメディタッチで笑いながら見ていることもできたが、徐々に否認されていた葛藤が明らかになっていき、様々な人の思いや悲しみが描かれてくるにつれて、映画の中にはまり込んでいってしまった。

重篤な患者は自分の行動障害や精神症状について「なんでもないこと」「たいしたことない」「すぐ治る」という風に言うことを病識の欠如というふうにまとめられてしまうが、そこには患者本人なりの理由や否認もあることを理解していくことが大切だなと思った。

・「一言では絶対に説明不可能な、松尾ワールド全開。
ファーストシーンからもう目が離せない。最初のクワイエットルームのシーンから怒濤のごとく物語が転がりだす。でも、全体的にゆっくり流れている、ある特殊な空気。一言では絶対に説明不可能な、松尾ワールド全開。「恋の門」よりこちらの方がとっつきやすい方は多いのでは?内田有紀は捨て身のヨゴレ感、蒼井優ちゃんは存在感、大竹しのぶは経験が生み出すリアル感で迫ってきます。役者としてのクドカンは、やっぱりイイ!妻夫木君も、やっぱり上手い!

クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組) (詳細)

それでもボクはやってない スタンダード・エディション

・「そわそわする展開
冤罪って誰にでも起こりうることなんだと思います。何もしてないんだから、話せばきっと分かってくれるはず・・・という普通の感覚が通用しない世界。普段当たり前に享受している自由な日常が、権力によって奪われてしまう。マイナスをゼロに戻すために、どれだけの労力が必要か、また、家族をも巻き込んで、どれだけの人を悲しませるか。非常にていねいに作られた作品で、そわそわしながら最後まで見ました。

・「娯楽性を犠牲にしないみごとなつくり
周防正行監督は、すごくプロな人だなあと思った。観客をスクリーンに引きずり込む力のある娯楽性、それをまったく犠牲にしていないつくりで、監督の映画の話法はたいしたもの。

観終ると、のちのち登場した人物たちの印象的なシーンが眼に焼き付いているのに気づく。ほんの短い映像だが、ぜったいに見逃しては勿体無い、そういう各役者たちの演出時におけるその場での完璧に計算されたような表情の、ある捜された角度で映されたシーンが網膜に残っている。いくつものシーンを夢うつつに思い出しながら、ぼくは明け方、目蓋に上映して反芻してしまった。

法廷内に集中する後半、冷徹に、無表情に書類に目を通す裁判官が映されるカットと、その表情を計りかねる弁護士の表情などまさに完璧。そのシーン、裁判官の眼鏡の奥にある眼の表情が伺えない。役にある裁判官の演技を映すそのカメラからの角度たるや、弁護士から見る裁判官の角度なのだが、監督は最上の構図を掴まえている。それは他にもあるのだが、周防正行という人は演出家として、職人的な意味でも相当実力のある人だ。

「痴漢冤罪事件」への関心の発端から、取材と裁判傍聴などの体験となどの熟成で練りに練ったリアルなドラマ。しかし時折、脇役に存在する人たちの、それもリアルがゆえにユーモラスに映るようなエピソードが、ちよっと息抜きをさせてくれる。

だが、日本の刑事裁判への監督が込めた思いは、ハピ-エンドにしない現実性をどうしても選ばねばならなかった。そういう意味では後味の良い娯楽性ではないが、多くの観客は、はらはらし、希望し、がく然とし、落胆し、と主人公の行く末をともに案じながら、まったく疎いといわざるをえない刑事裁判における現場にある世界に目を開かされる。

「内容は全部僕が驚いたことで、そういうことだけをリアルに積み重ねただけなんです」という監督の驚きはぼくらの驚きになった。

・「怖いです
ムカムカしながら最後まで一気に観ました。私は女性ですが女子学生の勘違いという選択はどこにも出てきません。むしゃくしゃしてやったという昨今のニュースを見ていてもしこれが狂言だったら?と思うとゾッとします。これが現実という事があまりにも怖い。無防備で平和な私たちに投げかけられたものは重い。

あまりにも適材適所の配役すぎて誰も目立っていないくらい。映画としても十分満足。

・「こんなに恐い映画だったなんて。
 裁判は真相を明らかにするところだと思ってました。てっきり無罪を勝ち取ってハッピーエンドになるかと思いながら見ていた。しかしラストは…。無罪を言い渡す事が検察に楯突く事で決して裁判官には有益にならないのだと。観終わった後、恐くなりました。裁判官とは被告人を有罪にすることが仕事なのだと知ってとても恐ろしく思いました。あの留置場でも人間として最低の扱いでしかない。あんなとこに入れられたら例え無罪でもここから早く出れるなら、と考えてしまう。  瀬戸朝香の弁護士も最初はいやいや引き受けたが、ある時は女性の視点としてある時は司法を見る視点として新米弁護士役を好演してる。  鹿児島でも富山でも実際に冤罪事件は報じられている。現実に痴漢をデッチ上げ和解金を騙し取ろうとした事件も起きてしまった。もし共犯の女が自首しなければ…。一方で「体臭」で有罪判決の決め手となったり真実は闇の中です。現実には冤罪事件で戦っている人達はもっとたくさんいるのでしょう。日本の現在の司法制度と警察の調べ方に疑問と恐怖を感じました。「疑わしきは罰せず」と教えられたのに。

・「日本は中国を哂えるのか?(司法は日本の暗黒面だ〜)
監督の問題意識とエンターテイメント性が見事に両立した作品。

日本では、いわゆる先進国なら当たり前の警察での取調べの記録(録画、録音)も弁護士の同席も許されていない。そのため、映画でもあったように、警察がどんな違法な取調べをしても「そういう事実はない」で終わってしまう。このため、これまでどれだけの冤罪が生み出されてきただろうか。

昔から米兵による性犯罪が珍しくないが、かつてアメリカ側は犯人を日本国外に逃がすことが多かった。その理由として、日本ではアメリカで当然の被疑者の権利が守られていないということ(言い訳)があった。米兵を裁けないのは日本の警察、司法の問題もあったわけで、これは「日本ではどうせ捕まらない」という意識を米兵に持たせることになったはずだ。

考えてみて欲しい。男性が、女性から「この人、痴漢です」と訴えられたら、ほぼ100%、何をどう抗弁しても犯罪者になってしまうのが正常なことなのだろうか?

その他にも、裁判官の問題も非常に多い。刑事裁判以外の行政訴訟などでも、国が負けることがほとんどないことからも、司法は独立などしていないし、裁判官は自らの良心に基づいて判断を下していないことは明らかだ。

我々は、共産党独裁の人権後進国・中国を哂うことができるだろうか?

それでもボクはやってない スタンダード・エディション (詳細)

神童

・「瑞々しさ
に溢れる映画です。原作を全く知らないので私は素直に楽しめました。『北京ヴァイオリン』ほどの傑作ではないかもしれないけれど、クラシック音楽を題材にした場合にありがちな気取りや衒いを感じさせず、地方都市の純粋な若者たちが等身大に描かれている佳作だと思います。出演時間の少ない「周りの大人たち」も繊細な演技によって多くを雄弁に物語り、物語全体を本当にありそうな話として観客に提示することに成功していると思います。

・「悩める神童が救済される物語
『リンダリンダリンダ』の向井康介独特のオフビートな感覚を堪能できる佳作です。

・「空前のクラシックブームの中で
“神童”と呼ばれる少女の非凡なピアノ演奏と,ありふれた生活とのギャップを描いた,さそうあきら原作のコミックを映画化した作品です。一人でピアノと向き合ってきた孤高の天才少女‘うた’(成海璃子)が,落ちこぼれの音大受験生‘ワオ’(松山ケンイチ)と出会い,音楽の真の喜び,人とのつながりの暖かさに目覚めていく姿を描きます。「のだめカンタービレ」など空前のクラシック音楽を題材にした映像ブームの中で,最高に瑞々しいキャストが最高に美しい音と融合する,日本初の本格的クラシック映画の誕生です。

・「綺麗
ボートでの出会いのシーンから惹きこまれました。映画の中の音楽はもとより、どこか懐かしい商店街の風景、ぴんと張りつめた音大の佇まい、古いピアノ倉庫の静けさなど全てが美しく、その美しい情景に導かれて辿り着くラストシーンには神々しささえ感じました。主演の二人の清々しさも印象的でした。見終わった後も深い余韻の残る作品です。

でも、主人公うたの思い出のピアノ、どうしてヤマハなのでしょう?(原作ではスタインウェイ)。ヤマハが悪いというわけではないけれど、才能ある指揮者だった父親との思い出のピアノだけに、日本では「一般用」のイメージの強いYAMAHAの文字が画面に映ると、そこだけ妙に違和感があり・・・ でも譜面台の透かし彫りは美しかったですよ♪

・「瑞々しい印象を与える映画。出演者が良い。欲を言えばもう一つ
原作があると、しばしばそのエピソードをつなげただけで終わりになりがちな所を独自の場面やせりふを入れながら、ストーリーを少し変形し、でも原作の精神はそのまま受け継いでいる。一言で言えば良くできていると思いました。監督や脚本者は良くやっていると思います。でも星5つにならないのは、一つにはやはり誰かも言っているように、コンサートの代役を務めるところが、少し唐突であることが否めないこと(原作はもう少し複線の張り方がうまかった)と、そこからの展開が少し説明不足かな。これは時間の問題でやむをえないのかとは思います。でも最後のシーンは印象深くて美しい。また細かいことですが、私のような「クラッシックおたく」に言わせると、カノンとのはじめての出会いを、ドビュッシーからモーツアルトの歌曲に変えていましたが、やはりこれは原作どおりの「星降る夜」の方が良かったのではないでしょうか、ドビュッシーの初期の陶酔的な美しい作品で、なぜ熱に浮かれたように恋に落ちるかが良く分るような作品です。とはいえ、主役の二人が新鮮で魅力的で、脇役もよくて、父親役の八百屋の柄本明、それから声楽の先生役の吉田日出子なんかせりふが殆どない(わずかなせりふにも味がある)のに居るだけで存在感があるという感じです。結論。もうちょっとだけれど、瑞々しい印象を与える佳作だと思います。

神童 (詳細)

黄色い涙 【初回限定版】

・「アイドル映画ではない
昭和の素朴さを、トップアイドルの嵐が見事に演じていて、アイドルくささを感じさせない。このような作品によくアイドルを起用したと思うが、嵐のキャスティングが大正解。彼らのアイドルを越えた演技をぜひ見てほしい。

・「人と語り合うために、夢はある。
  『夢を語り合うことはとても大切だけれど、きっと人と語り合う時間  が楽しいから人は、夢を描くんじゃないか。』

 と、この映画のPRの過程で”ニノ”こと、二宮和也さんが話していた そうなのですが、この映画を見終わると、本当にその通りなんだろう と感じました。  映画の主人公達それぞれに夢を抱きますが、『他者を振るい落として でも自分が一番になる』我武者羅さは誰にもありません。 できるなら、『みんなで仲良く一番になりたい』と思う人達ばかりです。 実際、今の競争社会でそれは不可能なのかも知れませんが、それを信じ て、自分を信じて、それと同じだけの想いで他者を信じられた時代・・・、 そんな時代の1ページを嵐の5人が本当にうまく演じていたと思います。  そしてこの映画を見て嵐の5人もまた、自分を信じる気持ちと同じだけ メンバーのことを信頼しているのだなと感じられる作品で、本当に嵐に ピッタリの作品だったなと思います。  初回限定版の特典DISKでは、記者会見での5人の掛け合い、仲の良さや 各役柄それぞれにスポットを当てたメイキング、インタビュー等もあり ますし、本編DISKのコメンタリー(初回限定版のみ)での嵐5人の掛け 合いも面白かったです。 本編では出番の少ない松潤ですが、特典DISKを併せて見ると、本当に 5人の映画だったんだと再認識できますので、少し値はありますが、 初回限定版の購入をお勧めします。(o^▽^o)  

・「すごいよかった。。
嵐のファンなので、メイキング目当てで初回限定版を購入。はっきり言って本編はそれほど期待してませんでした。かっこいい嵐が好きなので・・。でも期待しないで見た本編がすごいよかった。ほかの方が書かれてる 大野君、相場君、桜井君のダメ3人がいい味だしてる。あと、ニノが最後に「俺ってばかだろ!」って言うシーン・・。ほれちゃいます。みんなよかった。大野君が特に今とダブって・・。この映画は見て損はないです。現代の嵐ファンの方でも!

・「買うなら絶対限定版
映画館で一度見ました。トップアイドルなのに素朴さを失わない、そして本当に仲のよい彼らだからこそ醸し出せる雰囲気がとても優しい気持ちにさせてくれる映画だと思いました。どうせなら特典がある方が、と思い初回限定版を買いましたが、特典映像などもさることながら、本編のオーディオコメンタリーがとてもいいですね。犬童監督と嵐の5人が改めて映画を見ながら、裏話や思い出、見所などをまったりと語っていて、作品も彼らそのものもますます魅力的に見えます。ちょっと値段は高いけどそれだけの価値はあると思います。

・「案外じわじわ来ました
嵐のファンなのでDVDを買いました。

が、正直、映画的にはどうなのかなぁとあまり期待しないで観ました。もともと熱心な邦画ファンでもないですし、むしろ、邦画にありがちな「勝手なこだわりと自己満足」「退屈な展開」みたいなのがキライなほうなので、この映画もやっちゃっているんじゃないかと思っていたのです。

そんな態度でしたので、1回目は他の事をしながら流し気味で観たのですが、観終わった後の感じが、何ともしみじみとさわやかで「あれ?何だか結構面白かったかも知れない。」という気持ちになりまして・・・。

届いてから3日ほどですが、もう3回くらい観ました。

観るたびに段々、この映画の世界が心の中に広がってくるみたいで、感銘が深まります。

初めは嵐のファンと言うこともあって「嵐」のメンバーの本来のキャラクターと言うフィルターが邪魔をしていたのが、回を重ねるごとにスムーズに「黄色い涙」の世界に入っていけるようになった・・・ということかも知れません。

従って、嵐のファンでない方は、かえって案外スムーズに、この世界に入っていけるのではないかと思います。

1960年代と言う昭和時代の空間を立体的にも温かく作り出しているところも好感が持てますし、5人の演技も見ごたえがあったと思います。

自分が生まれる前の世界で、自分の親世代の青春の息遣いを体感できる、何だか懐かしくてしみじみとした、素敵な映画です。

嵐ファンにも、そうでない方にも、楽しんで、そして青春の甘酸っぱさにちょっとだけ涙していただけるのではないでしょうか。

黄色い涙 【初回限定版】 (詳細)

舞妓Haaaan!!!

・「鬼塚公彦のストレートな性格と行動がとても気持ちよかった
 食品会社のサラリーマン鬼塚公彦のストレートな性格と行動がとても気持ちよかった。ストーリーも「予測不可能」なんだけど、とても素直な表現が最初から最後まで貫かれているのは、「やられた!」という感じ。柴崎コウ、この映画でも熱演。独特の存在感と演技力は天晴れです。 ここの登場人物の「ハイテンション」から元気をもらいました。

・「駒子役が可愛らし〜〜!
期待を裏切らない出来栄えです。柴咲コウの舞妓役は、さぞかし見がいがあるだろうと、楽しみにしてレンタルしたのですが。。

意外や意外、釘付けになったのは同じ舞妓役の駒子さんでした。この女優さんは京都出身・在住だそうで、醸し出す空気が違う!や〜うっとりしてしまいました。。この人の出てくるシーンは、ただただ見とれるばかり・・ボンの気持ちが分かります(笑)。

同じく良かったのは、京野ことみさん。この方も舞妓から芸妓への変化を、見事に演じ分けてました。

駒子役の小出早織さんは、「1Lの涙」や「時効警察」に出ていた頃は、地味な顔立ちであまり印象になかったんですが、この作品ではピカイチに光ってます。

京美人の真髄は、容姿だけにあらず。脈々と通う京都の血に、おみそれしました。。

・「見所は全部
 映画を観た後に知り合いなどに、「観るときはここのシーンが見所」と言って勧めると思いますが、本作品ではそれがありません。なぜかと言うと、「初めから終わりまで全部見所」だからです。

 「つまらない」と思うことが一秒もなかった映画でした。冒頭の鬼塚と内藤のネットバトルも面白かったし、京都に転勤する前に彼女の出身地が京都ではなくて三重だと分かった後のシーンも面白かったし、「あんさんのラーメン」の開発のシーンも良かったし、とにかく全て良かったです。

 キャストも良かったです。点数をつけるならほぼ100点でしょう。映画初主演の阿部サダヲもさすがの演技だったし、堤真一も柴咲コウも良かったし、主要キャスト全員良かった。1シーンか2シーンくらいだったけど、北村一輝や山田孝之なども良かったです。そして、一番感動したのは、先日亡くなった植木等さんが出ていたところです。DVDの終わりには「植木等さん、日本に笑顔と元気を、ありがとうございました」と出てとても良かったです。

 もしまだ見ていない人がいるなら絶対に見るべき作品です。予告などを見て敬遠している人は、騙されたと思って一度見てみてください。きっと気に入ってもらえると思います。

・「笑えるなかにも感動あり
正直期待せずに見た映画ですが見終わったあとは今年で3本の指に入る快作!と思いました。最初のうちは、あまりにもおバカな急展開に呆れていたのですが、ふっとはさみこまれる人間ドラマ、興味深い京都の御茶屋の裏側など、徐々に引き込まれていき、最後は静かな感動に涙してしまいました。一緒に行った女の子も、DVDでもう一度見たいと行ってます。男として、かなり共感できる作品です!

・「今年一番笑った映画
阿部サダヲと堤真一が異様なほどハイテンションな役を演じる。次から次へテンポの良く展開する。あまりにも舞妓さんに身を投じる2人が面白く声を出して何度も笑う。奇想天外な物語で、見ていて何がなんだかわからなくなる漫画のような筋立てだが、そこが良かった。今年一番笑った映画です。

舞妓Haaaan!!! (詳細)

キサラギ スタンダード・エディション

・「最高の脚本
近年の邦画で小説や漫画に頼らず、ここまで脚本の力で魅せてくれる映画はなかなかない。映画作りは原作本探しからと思っている映画製作者に天誅を下す良作です。

・「見るべし!
とにかく誰が欠けても成り立たない!素晴らしいキャスト陣が大暴れです(実際は暴れてません)

ワンシチュエーションの傑作ですね。まるで舞台を見ているような臨場感があります。劇場公開を見逃してしまった方はもちろんリピーターにもオススメです。私は絶対買います☆

・「おもしろいですよ〜♪
塚地のファンだし、プラス「旬な」男たちが出演してるので映画館に観に行きましたが…予想以上の傑作です(^^♪アイドル、ホームページのカキコミ、ハンドルネーム、オッカケ等etc..どっちかといえばオタク系のコトバとテーマなのに、まるで舞台劇を見ているような錯覚をおこさせる展開。良質な脚本、カメラワーク、そして出演者の個性あふれる演技力に脱帽!!ついついオフィシャルブックも購入しちゃいました(^^)

・「よくぞここまでよく練られた、見事な脚本です。
派手とか大作とか、そういった類の映画ではないけれど、ここまで観る人を魅了する映画は中々ない。一見チープに思えるタイトル・あらすじとは真逆に、極めて綿密に練られた脚本に、抜群のコメディセンスと作者のそこはかとない優しさが混ざり合う。そこに出演者たちの魂のこもった熱演が加わり、絶妙のハーモニーが奏でられています。映画という表現媒体に大いなる可能性を見出せる、一流の名作です。

・「密室のジェットコースター・ムービー!
これほどDVDに向いている作品はエヴァ以来じゃないだろうか。繰り返し観られることを前提に作り込まれた愛すべきフィクション。何を書いてもストーリーのネタバレになりそうなので困ってしまうのだが。自殺したアイドルの一周忌にネットを通じて集まった5人の男たちがあれ程までに愛した「如月ミキ」がどんなルックスだったのか、観客なら必ず知りたくなる作りでありながら劇中その顔は必ずぼかしがかかってのぞき見ることは出来ない。物語は5人の男たちが意図せずも都合良く作り上げた結論で脳内ハッピーエンドを迎え、最後に声優・酒井香奈子が演じる「如月ミキ」が映し出されてカタルシスを得る。この作品を鑑賞中ずっと「十二人の怒れる男」が頭をよぎっていたが、むしろこのスピード感とコミカルさは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だなと見終わって納得した。もっとも本当に以下次週的な続編を作ってしまっては冗談になってしまうだろうがこの映画の場合。それにしてもネタバレを恐れずに書くと、あのハリガネの謎・・・知りて〜!

キサラギ スタンダード・エディション (詳細)

サイドカーに犬

・「つかみどころのない映画。
監督や竹内さんが似たような趣旨のことを発言していましたが、この映画は全くつかみどころのない映画です。

例えばアクションだとか、恋愛だとか、青春だとかに分類することが非常に難しく感じました。

観終わってすぐの感想は、「なんだか甘酸っぱいなぁ」でした。

作品自体もそうですが、挿入歌のRCサクセションの曲や主題歌のYUIさんの曲がそんな気持ちを増大させました。

これといったテーマがはっきりしないので万人に受け入れられるのは難しいかもしれませんが、個人的には好きな作品です。

特典DISCではメイキング・インタビュー・完成披露試写会・舞台挨拶が観られます。

なかでも舞台挨拶はかなり面白かったのでファンの方には2枚組みをお勧めします。

・「ヨーコさんかっこいい!!
竹内結子が大胆でいて繊細なヨーコを見事に演じ、綺麗でカッコイイという評をずいぶん目にしました。ヨーコという女性がカッコイイのであって役に恵まれたという側面もあるように思いますが、役者としての成長は感じました。特に、愛人である薫の父親から縁切の話のあと、ふと見せる涙のシーンは、とってもよかったです。

それよりなにより、小4の薫役の松本花奈が素晴らしい!! 彼女の演技、特に視線が素晴らしかった。20年後の30歳になった薫の回想という設定で、この小4の薫の視点で物語が語られるわけですから、もう映画の出来が保障されたようなもんです。 買い物シーンのヨーコの大雑把っぷりの小気味よさ。大好きなお菓子ムギチョコを買うところで、2種類の袋を差し出されてどっち買う? と促されても、もごもごしてしまう薫をよそにヨーコはポイポイと袋を籠に放り込んでしまう。それを見ている薫のびっくりした表情が本当に素晴らしい。

また、カレー皿にチョコを盛って「ほれ、エサだ」と弟に渡すヨーコを不思議な目で見つめる複雑な表情とか。母親はこういうことはしない...ということを前提とすれば、これは、子供にとっては夢のようなことなんだよね。

『自転車に乗れると人生変わるよ、大げさじゃなくて本当だから』『嫌いなものを好きになるより、好きなものを嫌いになるほうが難しい』とヨーコのさりげないセリフが心にしみます。こういう何でもないような、でも後から振り返ると人生の大きなポイントになっているような、そんな話っていいよね。   ほんの20年前の話なのに、こんなに懐かしい風景があったっけ。コーラ(プルタブ式250ml缶)、パックマン、ガンプラ...。車もスカイラインとかスバルとか...。最近多い高度成長期を舞台にしたノスタルジー物と違って、ほんのちょっと前80年台が舞台ってのは新鮮でした。そして、もっともっと昔、初めて自転車に乗れた時の、あの『ふわっ』とした感じを思い出しました。

・「ヨーコさんの名字がオノだと笑っちゃうなあ
とにかく、竹内結子のヨーコさんがすばらしい! 煙草スパスパ、性格サバサバ、気が強くて大らか。大口開けて笑ったかと思えば、シンミリ涙を見せたりする。自由な精神に溢れてるようだけど、実はとっても繊細で、やさしい。そんなアンビバレントなヨーコっていう難役を、リキみもせず、ユルみもせず、演じ切ってる。笑い声がとくにいい。見事としか言いようがない。

・「原作は原作,映画は映画の良さがある。
一般に原作物が映画化されたときには,まず原作との比較をして映画を批評する人がいますが,本作ではそういった物差しで見るのは無意味だと思います。本作には,映画だからこそ表現できる,素晴らしいオリジナリティがあり,まさに日本映画の存在価値を証明する作品に仕上がっていると思います。そこには,根岸監督の「原作にあまりこだわらない」というか,「ヨーコのキャラクターをマンガのようにはしたくない」という意向がまずあって,スクリーンバージョンの“ヨーコさん”キャラを作り上げ,2年ぶりの映画出演となる竹内結子さんが,その期待に見事に応えて,ぶっきらぼうだが,おおらかで愛情深い“ヨーコさん”を好演しました。

父が会社を辞め,母が家を出て行った数日後,“ヨーコさん”という女性が家に来るようになりました。“ヨーコさん”は,たばこをスパスパ吸い,ドロップハンドルの自転車を颯爽と乗り回し,夕食には,「エサ」と言って麦チョコを食べさせる,そんな破天荒な人でしたが,子どもと対等に向き合って話をしてくれる“ヨーコさん”を薫は好きになっていきます。薫にとっての“ヨーコさん”は,色々教えてくれたり経験させてくれたから有難いというだけではなく,むしろ大人である“ヨーコさん”が薫を必要としていて,「こんな私でも必要とされているんだ。」と薫に思わせたからこそ,薫にとっても“ヨーコさん”は強く思い出に残る存在となったのでしょう。

本作には,ヨーコの髪型や頭突きのシーンなど原作と違う面も多いのですが,余韻のぬくもりは原作を超えていると思います。根岸監督と竹内結子さんのさりげない心の温かさが作り上げたものだと感じますね。

・「ひと夏の宝物
素晴らしいです。「リンダリンダリンダ」と「菊次郎の夏」の世界観を足したような傑作。RCサクセションがナイスタイミングで流れるシーン、日本映画史上に残るくらいだと思います。毎年、夏が来ると観たくなる、ひと夏の宝物的な映画になるでしょう。

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