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▼2007年アルバムTOP5!!:セレクト商品

カラ KALAカラ KALA (詳細)
M.I.A.(アーティスト), ティンバランド(アーティスト), アフリカン・ボーイ(アーティスト), ウィルカンヤ・モブ(アーティスト)

「頭、大丈夫?」「世界中のあらゆる音の素材をサンプリングしてるのに、アルバムとしては奇妙なほどの整合感」「時代の停滞感を木っ端も感じさせないビートと過酷な時代を経て得た生きていくためのリーダーシップ。2007年のリアルな音。」「リボルバーがキャッシャーと同じ音に聞こえる現実」「鳥肌もの。」


ライヴ・イン・リヴァプールライヴ・イン・リヴァプール (詳細)
ザ・ゴシップ(アーティスト)

「生々しいほどに力強い。」


ビヨンドビヨンド (詳細)
ダイナソー・Jr.(アーティスト)

「ダイナソーjrはやっぱり最高!」「入門編としてもいいのでは?」「ジャケット良し」「グランジのギター好きには◎」「帰ってきたダイナソー」


スカイ・ブルー・スカイスカイ・ブルー・スカイ (詳細)
ウィルコ(アーティスト)

「光る大人のギターロック。詩情溢れる好盤!」「対訳歌詞を読んで!」


空洞です空洞です (詳細)
ゆらゆら帝国(アーティスト)

「トンネルを抜けたら空洞です」「なんとなく(満足)できない」「まさに「盛岡冷麺」の味わい」「恐怖の一曲」「大人のロック」


IN OUR NATUREIN OUR NATURE (詳細)
ホセ・ゴンザレス(アーティスト)

「繊細さと緊張感」


MirroredMirrored (詳細)
Battles(アーティスト)

「人力テクノ?」「クラッシュ高すぎるな」「精緻/豪胆/理知/野生」「個性の減退」


Is IsIs Is (詳細)
Yeah Yeah Yeahs(アーティスト)

「マストバイ(▽)★」


ボンヂ・ド・ホレ・ウィズ・レイザーズボンヂ・ド・ホレ・ウィズ・レイザーズ (詳細)
ボンヂ・ド・ホレ(アーティスト)


ヴォルタヴォルタ (詳細)
ビョーク(アーティスト)

「ビョークは燃えている。」「アントニーも最高!」「音楽!」「驚異的大変身!」「今回は、(従来のビョークにしては)躍動するリズムが特徴」


SUPER ROOTS(9)SUPER ROOTS(9) (詳細)
BOREDOMS(アーティスト)

「天使が舞い降りた」「クリスマスの奇跡。」「スーパールーツ・・・」「ボアに出会って20年…。」「鳥肌が立つ…」


Chrome Dreams IIChrome Dreams II (詳細)
Neil Young(アーティスト)

「ニール節健在。長尺の曲の迫力に脱帽。」


Trees Outside the AcademyTrees Outside the Academy (詳細)
Thurston Moore(アーティスト)

「これが、サーストン・ムーア」「このアルバムは本当に素晴らしく美しい。」「21世紀のフォーク・ミュージック」


マジックマジック (詳細)
ブルース・スプリングスティーン(アーティスト)

「待ってましたこの音を!」「これを待ってたのよ!」「これは期待大の絶対買いだ!」「素晴らしいの一言」「MAGIC」


トゥエルヴトゥエルヴ (詳細)
パティ・スミス(アーティスト)

「ロック」「選曲がサイコー!」「淡々としている気がします」「文句なし、参りました。」「ロックと愛しあった女」


Excellent Italian GreyhoundExcellent Italian Greyhound (詳細)
Shellac(アーティスト)

「悪意とも善意ともとれない〜変化の兆候か、マンネリ化の進行か」「え?なんで?」「今回は???」「54684」


カンセイ・ジ・セール・セクシー(デラックスエディション)カンセイ・ジ・セール・セクシー(デラックスエディション) (詳細)
CSS(アーティスト)


Neon BibleNeon Bible (詳細)
Arcade Fire(アーティスト)

「Funeralとは別モノ」「今からでも邦磐化希望」「クラシックが好きな方にもおススメ!」「ライヴが見たいです・・」「力強い壮大な情感☆」


スタンディング・イン・ザ・ウェイ・オブ・コントロールスタンディング・イン・ザ・ウェイ・オブ・コントロール (詳細)
ゴシップ(アーティスト)

「ミュージック・マガジンなんて信じない!」


イッキー・サンプイッキー・サンプ (詳細)
ザ・ホワイト・ストライプス(アーティスト)

「暴れる先進性」「2000年代のエース」「どこにもない世界!」「ホワイトストライプス史上最高の炎上度!!!」「誰も立っていない地点」


Fingers & ThumbsFingers & Thumbs (詳細)
Polly Paulusma(アーティスト)

「ミックスが・・」


ノット・トゥ・レイトノット・トゥ・レイト (詳細)
ノラ・ジョーンズ(アーティスト)

「やっぱり」「「ノラ」の歌声に何を求める。」「安心して聞ける」「おかえりなさいと思うファン」「成長」


イン・レインボウズイン・レインボウズ (詳細)
レディオヘッド(アーティスト)

「流通盤は音質が良いです」「ソングライティングと歌で勝負」「距離感の変化。」「ずいぶん変わったなぁ。」「沁みる☆」


グラデュエーション(期間限定特別価格)グラデュエーション(期間限定特別価格) (詳細)
カニエ・ウェスト(アーティスト), モス・デフ(アーティスト), ジョン・メイヤー(アーティスト), T-ペイン(アーティスト), リル・ウェイン(アーティスト), ドゥウェレ(アーティスト), アル・ビー(アーティスト), DJプレミア(演奏)

「商業芸術の理想像」「Good A Job (最高の仕事)」「やっぱ凄い!」「50CENTよりKANYE WEST!」「多少不満アリ」


ギタリストを殺さないでギタリストを殺さないで (詳細)
bloodthirsty butchers(アーティスト), 吉村秀樹(その他), 小松正宏(その他), 射守矢雄(その他)

「完全に□になったブッチャーズ」「安心する」「音楽は世界のことば」「最近買ったものの中ではナンバーワン」


▼クチコミ情報

カラ KALA

・「頭、大丈夫?
面白い音が好きで、いわゆる「第三世界」の売れてる曲をよく聴いていますが、MIAはそうした世界中の伝統的な音を集めて曲を作ったはずなのに、結局この世界のどこにもない音楽がそこにあると思います。どこかどれも似たような曲ばかりの欧米のミュージックシーンに食傷気味の人には特にオススメデス。また、強烈なオリジナリティで華々しくデビューを飾っても、巨大な市場に合わせてしだいにその魅力的な個性が薄れていってしまうアーティストが多い中、MAIは…ジャケットの鮮やかでクレイジーなアートワークが彼女のパワーアップを如実に表している気がする。まるで彼女の心臓の鼓動のようなビートにヤミツキです

・「世界中のあらゆる音の素材をサンプリングしてるのに、アルバムとしては奇妙なほどの整合感
この作品の音の素材を得るために世界中を旅して、娼婦たちのコーラスから、それこそ銃声までをレコーディングそしてサンプリングしたらしい。そのため、村落など僻地での収録もあったらしいから、聴く前は必然的にちょっと劣悪な音〜言い換えれば「ローファイ」みたいな〜にもなるかな、とも予想もしたが、どうしてどうして、かなりクオリティの高い音質だ。よほど質の良い機材を持って世界各地を巡ったか、それとも今現在のデジタル編集技術の飛躍的な向上のお陰か。。。驚きである。

この作品で、彼女は現ダンスシーンのオリジネーターとしての評価を一段と高め、他者を二歩も三歩もリードする存在となるだろう。そこには、もちろん唯一無比の存在ゆえの孤独も付きまとうだろうし、まだタフな女戦士としてのイメージが先行していて、か弱い女の子としての素顔(?)はあまり見せない彼女だが、インタビューを読む限りではメディア戦略などもしっかりしてるし、今後本格的な成功を収めたとしても、それに付随してくるプレッシャーに押し潰される事は無い、と見る(希望的観測も含めて)。今後もそのユニークな音楽性をどんどん突き詰めていってほしい。

あと、彼女がこのようなユニークではあるが、手間のかかる録音形態を敢えて選んだのは、スタジオにこもり、延々と作業を続けるだけという凡庸な方法論では、もはや新しいダンスミュージックを生み出す事は困難である、という切実な“事実”を本能的に感じ取ったからかもしれない。

・「時代の停滞感を木っ端も感じさせないビートと過酷な時代を経て得た生きていくためのリーダーシップ。2007年のリアルな音。
ファーストがややクラブミュージックより過ぎてそこまで入り込める作品でなかった一方、待望の今作はよりポップで単純明快な立ち位置と大胆なビートで格段にグレードアップした傑作となって帰ってきました。

ファーストPV「Birdflu」 Bird FluこのファーストPVをみて前作とは製作スタンスが違う作品ができるんだろうなぁと期待が膨らんでました。この曲は単体で聴くよりもアルバムの中の1曲として聴くと、そのリズムのパワーに圧倒されます。

セカンドPV「Boyz」 Boyzもとはミュージシャンというよりも1アーティストでCDジャケット製作から映像にまで携わっていた人。このPVも多分本人が作成しているのは間違いないと思うけど、旬のアーティストにしか出せないパワーみたいなものがこの作品には吹き込まれています。曲だけでもそのポップセンスに脱帽ですが、このPVと合わさってこそ傑作といえます。

サードPV「Jimmy」中国の目の見えない人たちが十数人でやる千手観音のパフォーマンス(この前24時間テレビでやってましたね)と、曲のオリジナルのBollywoodの世界感が混じった何とも怪しいPV。キュートです。アルバム中こういった曲が入ってくるセンスもさすがです。

こんな感じの曲がぞろぞろと登場する今作ですが、ちょと分析してみると、音作りはより自身のルーツを中心に据えながら、世界中を旅して、クロスカルチャーと土着的なものを織り交ぜつつ、リズムでバッサバッサと調理していくというざっくばらんなものです。こうした表現をもちいたのは、いわゆる第三世界で生きてきて、そうした世界にアプローチできるもの、あるいは、そうした世界に目を向けさせようという意図によるもので、この作品の根本のエネルギーであり、Kalaの存在意義でもあります。こうしたポジションで活動できるアーティストは長い間ミュージックシーンの中で切望されていたはずです(少なくとも、私は待ち望んでいました!!)。彼女がインタビューで言っていた事ですが、ここまで辿り着くのに一番自由でなければならない音楽シーンがいかに組織として「異物」を排除してきたかを見てきたと。

Kalaの破壊力とバイタリティーは、そんな停滞する現状をぶち破ろうとするもので、現代人にもっとも欠けているパワーの源といっても過言ではないでしょう。

・「リボルバーがキャッシャーと同じ音に聞こえる現実
耳にした、ということは、同じ空間にいること。話されている内容、物音、どんな響きであれ、鼓膜を揺さぶられて音と認知するには、同じ空間にいることが前提だ。耳にした、というだけであって、自分にとって全く無関係かというと、必ずしもそうではない。電車の中で仕事の話しをしている会社員同士の話を耳にして、何かしら意識の中でイメージしている、あるいは、イメージを喚起させられてしまっているのではないだろうか。MIAのアルバムに溢れる音。その音が私に喚起させるものは、壮絶で凄惨な現実。といって、そこに感情はない。楽曲はむしろ明るく、キャッチーでポップだ。歌もまた、どこかしら飄々としている。それがMIAの世界に対する愛だと思う。ともすれば「うるさいな」で一蹴されてしまう無関係さでもって、世界に溢れている音=現実を聞かせてくれるのだ。発展途上国のゲリラ部隊や貧困、差別など私には関係ない。MIAはそれを嘆いたり煽動しようとしたりはしない。だからこそ、私はMIAの曲を耳にする度に、「うるさいな」で終わらせてはいけない同時性を痛いほどに感じてしまう。M11にサンプリングで挿入されている銃声。その銃弾は、いつも装填されたばかりの真新しいものであって、今ここにいる私の空間を揺らし、私の鼓膜を振動させるのだ。

・「鳥肌もの。
MIAはニルヴァーナ以来最高のアーティストである。多くの新人アーティストたちはその才能を開花させては散りつつあるが、MIAだけは違った。前作「ARULAR」の衝撃を上回る傑作だ。よりポップでキャッチーであるがだたの乗れる音楽では無い。歌詞は攻撃的で、哀愁さえ感じる曲もある。こういう曲のほとんどは作り物に見えてしまうが、MIAは違う。それは彼女の生い立ちが関係しているのだろう。つまりMIAはリアルなのだ。音楽を聴いて鳥肌が立つという衝撃は久しぶりだ。ビョークやマドンナはもちろん、KGBだって手が出ない。星5個では足りない、歴史的名盤である。

カラ KALA (詳細)

ライヴ・イン・リヴァプール

・「生々しいほどに力強い。
リック・ルービンに見出されメジャーに移籍したゴシップ。その一作目はなんとライヴ盤である。ここにはインディー時代の名曲が網羅している。ゴシップを知るには手っ取り早いという訳だ。ただその曲全てがライヴによって生々しいほどに力強くなっている。ライオット・ガールの再来と言われているが今のバンドでその精神とこれほどまでのライヴ・パフォーマンスを見せるバンドは彼らだけではないだろうか。さて、前作「スタンディング〜」はインディーからの発売とあって日本の各評論家からの評価は批判的なものが多かったが、メジャーに行った彼らをこれからは手のひら返して褒め称えるのであろう…。

ライヴ・イン・リヴァプール (詳細)

ビヨンド

・「ダイナソーjrはやっぱり最高!
久々のオリジナルメンバー(J、ルー、マーフ)での新作だが、J一人でやっていてもらいたいと思っている私としては、正直、不安だった。が完全な杞憂に終わりました。なかなかの傑作アルバムです。ビヨンドはいままでのダイナソーサウンドそのもので、セパドーでキャリアを積んだルーがでしゃばることもなく、相変わらずJの気だるそうにつぶやく歌声と哀愁漂う爆音ギターの魅力で溢れています。私のお気に入りは二曲目のcrumble。少しニューオーダーっぽい感じのする曲で、本当に感動ものです。Jの内面的な変化も結構、感じることが出来、なにか優しくなった印象です。かつてのように暗く沈んだり、暴力的になったりという感じはしませんでした。いずれにせよ、ビヨンドも他のダイナソーjrのアルバム同様、私の一生ものの宝物となりそうです。

・「入門編としてもいいのでは?
私が持っているのは1st〜4thのアルバムですが、爆音ノイズギターとヘロヘロヴォーカル、でもポップという奇跡のコラボレーションを見せているのは、やはり1st〜3rdのオリジナルメンバーの作品だと思います。Jのソロpjtとなってしまった4th以降がいいという方もいらっしゃいますが、意図的かどうか分かりませんが、4thでは爆音ギターの音量不足がちょっと気になり、それ以降は聞いてませんでした。(リマスターで再発されているみたいなので、改善されているのかな?)

で、本作ですが、久々にガツンとやられました。爆音、ヘロヘロ、でも超ポップ(前より)、やはり奇跡です。再結成バンドに良作なしと一般的にはいわれてますが、常識を完全に覆しています。

ポップ度が以前に比べて増しているので、以前のダイナソーはちょっと・・という方にもお勧め出来ます!流れが逆ですが、まだ聞いたことない人への入門編としてもいいですよ〜。

あ〜サマソニ楽しみです!

・「ジャケット良し
ジャケットいいんじゃないですかね。うん、いいと思いますよ。いいんじゃないですかね。浅く深くみたいな?こういうノリで畳み掛けて欲しいですね。サクっと。サッパリと。実はまだ中身聞いてないんです。すみません。近く買いに行きますんで。ダイナソーと言えばメタリックなギターとやる気があるのかないのかわからないボーカルが思い浮かびますね。ロック本来の(?)憂さ晴らし非日常的ショックインパクトに、わびさびの効いた脱力系ボーカルと、メタル好きから入っても面白いんじゃないですかね。何となく居場所が無さそうな人なんで勝手に感情移入して聞くのですね。ところで俺、風呂に四か月入っていないんですよ。えっ?アンタ何?ホームレス?フフフ。最近の合併ブームに乗じて、ロックンロール山頭火なんてどうでしょうかね。最近合併ブームなんですかね?実は山頭火も読んだことないんです。すみません。何となく場の雰囲気から星五つということで。

・「グランジのギター好きには◎
ギターソロが最高!サウンドやらメロディやら演出やら。脱力ヴォーカルと長いギターソロは相変わらず。自分はニルヴァーナやスマッシング・パンプキンズなどが好きだけど、またそれらとは違った良さがある。オルタナ・グランジ好きのギタリストには特にオススメ!

by,ミッシェル

・「帰ってきたダイナソー
オリジナルメンバーではBugから実に19年ぶりの新作。最近のJのソロのような内容だが、ルーが作曲した2曲も収録されておりドラムもマーフが叩いている。ルーの2曲はダイナソーらしく19年前の曲のようにも思える。新しさは特にないが、帰ってきたダイナソーとして大いに歓迎できる作品だ。ボーナストラックもGOOD!

ビヨンド (詳細)

スカイ・ブルー・スカイ

・「光る大人のギターロック。詩情溢れる好盤!
一足先に輸入盤で音を聞きましたが、美しいメロディとメランコリックなギターがとても印象的な、柔らかい日差しの中でリラックスしながら聴きたい大人のためのロック・アルバムです。とはいえ、まだ全曲の詩をじっくり感じたわけではないのですが、彼らが一貫して持ってきた問題意識をしっかり感じられる曲もちゃんとあります。一般的に名盤といわれる前々作「ヤンキー・ホテル・フォックストロット」に勝るとも劣らない作品だと思います。「ヤンキー〜」ではニューヨークでのテロという社会背景からの影響が少なからず感じ取れましたが、この新作ではジェフ・トゥイーディーが更なる深みの境地に達したような、一人の人間として信じられる、詩情にあふれたとても情緒豊かな楽曲が多いように思います。地元の盟友ジム・オルークもギター、パーカッションなどで参加しており、聴きこむにつれてその世界がどんどん滋味深く広がっていくようなアルバムです。ずいぶん長く来日していないので、日本でのライヴを見たくなりました。

・「対訳歌詞を読んで!
いろいろな音楽性を見せているWILCOですが、今回は今までのどのアルバムとも違います。でもこれこそROCK、と感じさせる音です。洋盤で歌詞の内容がわかる人以外は、日本盤をお勧めします。対訳歌詞を読みながら音を聴けば、その意味を知らずに聴いた時と、全く印象が変わってくるはず。この言葉あってこその、この音なんだと納得できます。確かに流行の音ではないかもしれない。でも、JEFFの歌声も、バンドの演奏も、何度か繰り返し聴けば、柔らかく深くこころに響いてきます。WILCOの新しい名盤です。

スカイ・ブルー・スカイ (詳細)

空洞です

・「トンネルを抜けたら空洞です
空洞です。このアルバムは、質のいい曲を、ただ単に一つのdiscに収めただけではない、と思います。

今までだと、例えば「発光体だけ」「ズックにロックだけ」「ラメパンだけ」、というような聞き方もできました。

『空洞です』はそれができません。まさにアルバム自体が、たった1つのトンネルです。入り口は一つ。出口も一つ。入り口から入ったら、あとはもう出口から出るしかないのです。

トンネルの中は、生暖かい風が…。癒されもせず、傷つきもせず。ただ抵抗することもなく音にやられるのみ。

CDを聞く。1回目、過去の歴史にとらわれない大胆なアプローチにびっくりして、2回目、具体的にどこがいいのかな?と思い、3回目、変な曲たちだなあ、と思っている間に4回目を聞いてしまうのです。

昨今の、i podに代表される、曲単位での視聴スタイル。『そこそこいい曲』の切り売り。着うた。アルバムの売れなくなった日本。

あなたは『たった一度きり、再生ボタンを押せばいい』のです。押せばもう、空洞です。

2、3回聞けば、もう中毒です。トンネルの出口は、入り口につながっているんです。

なんちゃって

・「なんとなく(満足)できない
無機質なものを想像していましたが、案外スウィートな感じです。歌モノもありますし。が、この作品、何回聴いても満足しません。なんか聴き足りないっていう感じではないですよね…一緒に買ったCDそっちのけで聴いてます。…いつの間にか私も空洞にされてしまったのでしょうか?聴いても聴いてもスーッと通り抜けていってしまう様です。だからいつまでも満足できないんですかね?自分でも不思議な感覚に陥っています。この感じ、坂本氏のねらい通りなのかもしれません(笑)こんなんでレビューどころでは無いのかもしれませんが、ひとりでも多くの人にこの感覚を共有してほしいという気持ちで、この作品を「なんとなく」おすすめします。

・「まさに「盛岡冷麺」の味わい
「盛岡冷麺」って知ってるかな。岩手・盛岡の名物で、もともとは朝鮮半島の伝統料理。噛み切れないほどのコシのある麺が特徴で、冷たく濃厚なスープが、トッピングの激辛キムチを混ぜると澄み切った味わいになる複雑怪奇なおいしさが格別だ。

「空洞です」のくねくねとコシのあるリズムとホットでクールな感触は、まさに「盛岡冷麺」そのもの。「盛岡冷麺物語」という本がある。この本、「空洞です」を聞きながら書かれたらしい。読みながら、聴くと非常に良い。ついでに冷麺も食べながらね。

・「恐怖の一曲
「学校へ行ってきます」が凄い。学校行きたくなさそうな、テンション低い感情の無い歌い方。絶対学校までたどり着けなさそうなヤバイ雰囲気が漂ってる、恐怖の一曲。でも、その後の「ひとりぼっちの人工衛星」の穏やかで優しい雰囲気に救われた感じになる。最後の「空洞です」は、聴く前は空虚で寂しい曲(前作の「宇宙人の引越し」みたいな)かと思ってたけど、予想に反してこのアルバムのなかで一番メロディアスで、美しい曲だった。もうこの曲が頭から離れないです(笑。

今回のアルバム、今までで一番気持ち悪いんじゃないかと思う。「できない」の、"できない"連呼するとことか、「やさしい動物」の"叫んでくーれー 歌ってくーれー"のとことか(笑。「なんとなく夢を」と「美しい」は、シングルとは全然別物になってます。特に「美しい」は、全然美しくない!(笑。もともと人を選ぶゆらゆら帝国の音楽ですが、今回のはさらに人を選ぶ内容じゃないかと思う。でも、一度はまるともう抜け出せなくなる。もうこれはただの音楽CDという域を超えて、ある種の芸術作品なんじゃないかと思う。絵画や彫刻のような。わかる人にはわかるっていうか。

うまく言えないけど、とりあえず「空洞です」は最高ですとだけ言っておきます。

・「大人のロック
肉体と精神をなし崩し的にとろとろにしてしまう傑作が誕生した。これまで彼等の最高傑作だと信じていた「しびれ」「めまい」を超えた。凌駕した。

空洞です、なんてのたまう坂本の言語感覚に脱帽であるが、何よりもそのサウンド構築能力に感嘆の言葉を禁じ得ない。ミニマル・ビートによるサイケ感覚が横溢する音楽だ。坂本はプロ中のプロだな。ゴルゴ13ばりの百発百中のスナイパー。あるいは、ぶれることを許されない明石の天文台の時計。これほどまでに、大人のロックに浸りたい欲望を叶えてくれるバンドはそうはいない。恐らくおっさんだけが味わうことが出来る、失望感、虚脱感、焦燥感、絶望感、そのすべてを表現してくれる。

ソリッドな轟音ロックだけが、ロックのダイナミズムを醸し出せるとは限らない。削ぎ落とされたビートだけが打ち出すことの出来る「凄い音」が歴然として存在するのだ。ダルなパンチがボディーブロー的に身体に効いてきて、もはや五臓六腑を起立させるだけのパワーなど何処にも残存していない。容赦ない。俺は何のためにゆら帝を愛してきたのかちょっと不安になるが、それは、こんな猛獣・珍獣を愛してきた俺が悪いのさ、と変な納得をしてみる。

表題曲のギターリフは素晴らしい。それは決して変な音ではなく、正統派な意味で素晴らしい。ソウルフルな匂いもする。坂本のボーカルも何か和製マービン・ゲイみたいで良い。1曲目と、最後のこの曲は割合非実験的、つまりは伝統的な面持ちで、面の皮が厚くて、空洞の表面の役割をしているのだと勝手に考えている。2曲目から9曲目の、あるようで無い「中身」が、これが実は恐ろしいことになっているから、皆さん聴いてください、と専属プロモーターよろしく言ってみたくなる。

空洞です (詳細)

IN OUR NATURE

・「繊細さと緊張感
スウェーデンに旅行した時にふらっと立ち寄ったCD屋の店頭でこのアルバムがかかっていたのですが、その場で即購入しました。北欧らしいはかなげでフォーキーな美しいメロディーと、繊細な歌とギターの絡みが、神秘的な空間を生み出しています。一見淡々と歌っているようですが、おそらくすごい集中力に支えられているのでしょう・・・独特の緊張感があります。私は現地盤を買ったのですが、国内盤には歌詞や対訳もついているようですね。おすすめです。

IN OUR NATURE (詳細)

Mirrored

・「人力テクノ?
以前の音源と比べると、幾らかポップになりましたね。MIXもだいぶ変わったように感じます。自分は、以前のようなラウドなドラムを聴かせてくれるMIXが好きだったのですが…。

Battlesは、ライブバンドです。CDをそこそこに聞いたら、是非ライブに行ってみてください。ホントぶっとびます。踊り狂ってしまいます!人は選ぶかもしれませんが。彼らの音源のどれかに共鳴できたなら、楽しめるはずです。

・「クラッシュ高すぎるな
ストイックというイメージが強かった数枚のEPとくらべて予想外にポップで、大胆なヴォーカルの導入にもよるが楽曲自体かなりバラエティに富んでいる

そしてループ度が増したことによるノリやすさ、つまりリズムに重きを置いたことである種の開放感のようなものもあるなんせ一曲目からシャッフルやしそれにしてもシンバル叩けるのか?

・「精緻/豪胆/理知/野生
体脂肪率一桁台の、異常に引き締まった音塊が飛ぶ。激ミニマリスティックなリズムの精緻な錯綜。その展開は、非情なまでにストイック。破片的な音の鈍い煌めきと、超人的なリズム/グルーヴを最前面に打ち出し進むそのスタイルは相当に斬新。

しかし同時に、粒子的に飛び交うミクロレベルの鮮烈に反し、そのストイックな構成により、マクロでの爆発を捻じ伏せるように抑え込む形で進行する楽曲は、良くも悪くも並でない緊張を聴き手に強いるようであり、EPレベルでさえ、オールで聴くにはそれなりの忍耐を必要とした。

全ての器楽がパーカッシヴに打ち鳴らされ、精密な狂騒で場を埋めていくTr.1"Race: In"や、祭的なグルーヴを醸成するTr.2"Atlas"、最もライブ的な熱量を感じさせるTr.10"Tij"などは聴いていて物凄く昂奮するのだが、全体として見れば、明確なエクスプロジョンの無い展開がフラストレーションを感じさせるだけという悪い側面が強く浮かび上がり、通して聴くのは非常にツライという、EPでのネガティヴな印象を払拭することは出来なかった。散漫ではないのだが、ひどく部分部分での感触ばかりが際立って響く作品だと感じた。

・「個性の減退
ようやくリリースされた初のフルアルバム。しかし期待が大きかったのもあって、個人的にかなりガッカリしてしまいました・・・。なんというか、全体的に薄い。静かに張り詰めた空気や音の粒の瑞々しさが失われていて、「彼らでなければ出せない音」とは感じられませんでした。曲の作りも何となくダラダラ続いていく感じ。バンドの根幹を担うジョン・スタイナーのドラムでさえ、その何となくな流れの中に埋もれてしまっている始末。これはマスタリングにも責任があると思います。ワープレコードは彼らと合わない気がします。結局"ATLAS"が一番良い出来でした("SZ2"などには遠く及ばないが)あとボーカルは明らかに無いほうがいいです。蛇足。批判ばかりになってしまいましたが、以前のシングル一枚、EP二枚に比べると、落ちたと言わざるを得ないです。ドンキャバの復活作の方が遥かに聴けたなあ。

Mirrored (詳細)

Is Is

・「マストバイ(▽)★
やっぱYYYSは最高なアーティスト=(芸術家)なんだなと思いしらされました♪特に個人的にはDOWNBOYが弾かれました。(笑)今一番熱い音楽家の一組だと断言出来ます。最近の若手アーティストに多いクオリティは高いけどしっくりこない只単に音数でパンクだロックだしてるようなアーティストに聴き飽きた人にはオススメだと思います。自分は雑食ですが初期NIN、TOOL、MARSVOLTA、PRIMAL、RADIOHEAD、DJSHADOW、NUJABES、MIA、etc聴きます。参考迄にm(__)m

Is Is (詳細)

ヴォルタ

・「ビョークは燃えている。
自分はこのアルバム、いたってシンプルだと思いました。

なぜなら、もうBjorkはデビュー当時のように真っ直ぐ一点しか見ていないからなのでしょう。。メダラやヴェスパタインの様に模索する必要はなくなったのです。

ジャケ写が今までと違って遠くを見ているのも、何だかそれを物語っている様な気がします。。。

『私は起源を失った。だけど取り戻そうとも思わない。』『(多分シンドリ君に対して)私の息子よ。あなたは私の最大の愛。』そして何より、ガンガンのクラブサウンドで『旗を揚げろ!独立を宣言するのだ!』………。

あんた、40にしていよいよ動き出したね。。。

・「アントニーも最高!
あのかわいくて(今や40こえたオバサンですが)へんてこで知的でアッパーでどこにもいない愛すべき生きものビョークが帰ってきた。ここんとこどうも我々の手のとどかない高尚な世界にいってる感じがしていたけど今回はパワフルでカラフル、ビョークの天才が我々の日常と地続きの路上やキッチンやダンスフロアで爆発している。ほんと今までで一番ポップ。以前の作品で時々感じられた、とってつけたような大げさなものも今回はまったくなく、実に軽やかだがサウンドはブッとい。リズムもトライバルでいい感じで激しい。結構ビョークは今の世界に怒っていて、でビョークが怒るとこうなるか?お母さんが怒ってる感じかな。しかしこの人、歌えばなんでもビョークになっちゃう個性の強さはあっぱれだな。あとゲストでビョークと2曲デュエットするアントニー、最高ですよ。このアルバムを聴いてアントニーの声を気に入ったビョークファンの皆さん、ぜひアントニー&ザ・ジョンソンズのアルバムも聴いてみてください。彼のアルバム「アイ・アム・ア・バード・ナウ」は素晴らしいですよ。

・「音楽!
 約3年ぶりのビョークのアルバムは、異なった人々との出会いと言うことを中心にすえたもの。それは、単なる観念的なものでなく、世界中さまざまな音楽奏者とのコラボレーションを行っていることにも表れている。 が、私が一番うれしいのは、そういった話になるよりも先ず第一に彼女が音楽に返ってきたと言うことである。最近少し、ビョークというとどうしても「アーティスト」と言う感が強くなり、音楽よりも観念的な話の方が先立っていた。が、ここで聴かれる音楽は、力強く、躍動的で、しなやかであり、誰よりも先にビョーク自身が音楽を楽しんでいるのがはっきり分かる。 衝撃のデビューから何年も経ち、いろんなことが変わってきたが、音楽を愛する気持ちは変わらない、そんな気持ちがひしひしと伝ってくる名盤だと思います。

・「驚異的大変身!
発売当初批判が6、戸惑いが2、絶賛が2ぐらいのときは大傑作である場合が多いのですがこのアルバムはまさしくそれです。前作で一つの極点を極めた彼女。天才らしく華麗で驚異的なな方向転換を図りました。今までの北欧的な、クリスタルガラスの煌きやヘアーラインフィニッシュのステンレスの表面のような冷たい空気や感性を感じさせる音楽から、漣立つ水面に反射する太陽の煌きや森林の木漏れ日を想起させるような温度感の高い音楽へと見事な変身を遂げたのです。曲間に挟まる自然音でさえ、温帯から亜熱帯の湿気を含んだ音へと変貌しています。理知的でスマートな音響から肉感的でアーシーな音塊へ。余りにも大きなサイズの音楽である為、音と対峙する聴き方でないとその真価が分かりにくいのですが、これはまさしく彼女のターニングポイントでありマイルストーンです。

・「今回は、(従来のビョークにしては)躍動するリズムが特徴
前作は、ヴォーカル・パーカッションが特徴でしたが、今回は、リズムに特徴があります。ダンス/テクノの雄・ティンバランドと共作した3曲に端的に表れているように、ビョーク独特の孤高な魂の叫びは、リズム・トラックと溶け合い、いくらか躍動しています。そういう意味では、ビョークのアルバムの中でもいちばん通俗的で、一般向けです。その一方で、ビョークは、ビョークと同じく精神的な祈祷をヴォーカルに表現するタイプのシンガー、「アントニー・アンド・ジョンソンズ」のアントニーとも、2曲で共演しており、ビョークの高踏的な側面も、通俗的な側面と同様に、コラボレーションによって、深化しています。ビョークが真の芸術家であることは疑えない事実です。しかし、商業主義的なアーティストの音楽になじんだ耳には、なかなかすっと入ってこない音楽でもあります。今回のアルバムは、ビョークの芸術性を一般化していくよい機会になるでしょう。強い歌声をもつ人は、どんなバック・トラックの中でも、力強く歌いますね。輸入盤にも歌詞はついていますが、日本盤は対訳つき。近年売れ始めている日本の女性シンガー達とアイドル歌手達を「アーティスト」だと勘違いして聴いている日本の中高生あたりに聴いてもらって、「これが本当の芸術家なのか」と衝撃を受けてほしいです。

ヴォルタ (詳細)

SUPER ROOTS(9)

・「天使が舞い降りた
人間の死ぬ間際から〜∞⇒の物語を、聖歌隊&ドラムで壮大に語られている。久々に音楽を聴いて鳥肌が立ったし、感動もした。BOREDOMSすごい領域に来ています。

・「クリスマスの奇跡。
にわかには信じがたいが、これはライブ音源。 2004年クリスマスの奇跡。

音が白い。

白いキャンバスにアートしていくようなイメージの鮮やかさは元々彼らに備わっている本質だと思っているけれど、今作の「白」は、聖夜の雪のような白。ジャケットが白基調だからそう思うのか?はたまた、クリスマス・ライブという先入観ゆえか?いや、違う。逆である。この曲はクリスマスに演奏しなければならなかったし、ジャケットは白基調で無ければいけなかったのだ。

冒頭、シンシンと粉雪の降る、静かなる聖夜の街並みから朦朧と浮き出てくるような聖歌隊の歌声。「神様、今夜だけはこの冷たい孤独から引っ張り出しておくれ」と、路上の真ん中で膝をついて指を組む男。そして、突如眩しい光に包まれる空。

眼を眩ませながら空を見上げる男。

加速するトライバル。 神秘的な電子音。 煌めく聖歌隊。 融合し得ないはずの三つの、凄まじく鮮烈な化学反応。

そして男は、 微笑みの顔で天へ召されていったとさ(勝手に殺すな)

音のミュージカル。 まさかこの領域まで踏み込んでしまうとは。 初めて「Super Are」を聴いた時のあの胸の高鳴りを、 このアルバムのお陰で再び感じることが出来た。

・「スーパールーツ・・・
でるんや〜。OKFREDには年内にでるって書いてあったけど。エイベックス。ATR抜けたから二人かー。はやくもとのボアダムスにもどらないかな。VOREはきげんつきのはずやからいづれはもとにもどるんやろうけどな。山塚愛は早くあのDJブースからでてステージで自由にやってもらうに限るわw9どんなんか楽しみ!!

・「ボアに出会って20年…。
ボアは結成当時からのファンでライブも何回も行きアイちゃんを大阪のレコ屋で何度も見掛けておりますが、いゃ〜ほんと昔に比べたらメジャーになりましたね。最近はdjばかりしていますが相変わらずこの人の感性や感覚やモノの捕らえかたに興味があります。まだまだ目が離せない存在です。アイちゃんにはほんと影響受けまくり。これからも頑張って欲しいなぁ

・「鳥肌が立つ…
ホントにすごい。数年前Rising SunでV∞REDOMSを見て感動して以来気になっていたが、このライブは本当に見たかった。ライブで見てたらちびっててもおかしくない。そんな凄まじいアルバムです。

SUPER ROOTS(9) (詳細)

Chrome Dreams II

・「ニール節健在。長尺の曲の迫力に脱帽。
本作のタイトルはクローム・ドリームス2だが、過去にクローム・ドリームス(1)が発表された訳ではない。その作品は76年11月に発売予定だったのがお蔵入りになり、ライク・ア・ハリケーン等の収録予定曲はアメリカン・スターズン・バーズ等のアルバムに散っていったのである。その作品と本作とは直接関係ないが、彼が30年前から引きずっていたアイデアが形を変えて結実し、今の世に問うべく発表されたのが本作ということになろうか。冒頭3曲は80年代後半に作られてこれまで未発表だった曲を新しく録音したものである。本作で彼を主にサポートするのはベン・キース、リック・ロサス(ベース)、そしてクレイジーホースからドラムのラルフ・モリーナ。ストレイゲーターズとクレイジーホースの混成のようだが、それに応じてか曲はアコースティックの穏やかな曲からエレクトリックのニール節全開の曲まで多様だ。

美しいアコースティック・サウンドのM1、バンジョー入りのM2、合唱隊を交えたM10、他にM4、M5、M8がフォーク/カントリー色の強い曲。特にM4はジョニ・ミッチェルのシャインに通じる祈りの歌詞が素晴らしい。その他の曲はニールならではのロック色が強いが、最大の聴きものは、それぞれ18分、14分を超す長尺のエレクトリック・ロックのM3、M9。ニール独特のギター・サウンドも声も健在。年齢を全く感じさせずこのような大曲に果敢に取り組むニールのアクティブさには脱帽する。M3は重厚なホーン・セクションの起用も要注目。

3曲で道が重要なテーマになっているが、ブルース・スプリングスティーンのロング・ウォーク・ホームに通低するものを感じる。直接的に政治を批判する歌詞はないものの、社会に関わるニールの姿勢は健在だ。結論として本作はニールの快心作と位置づけられるだろう。

Chrome Dreams II (詳細)

Trees Outside the Academy

・「これが、サーストン・ムーア
歌ものソロとしては『Psychic Hearts』(1995)以来実に12年振り。自身のレーベル、エクスタティック・ピースからのリリースだ。

内容は、フォーク、そしてロックだ。殆どの曲でサーストンはアコースティック・ギターを弾き、真摯な歌を聴かせる。ソニック・ユースの曲でも垣間見える詩情と熱情が極めてシンプルに結晶化している。

ギターの音は言うまでも無く最高なのだが、サーストンの歌がとにかく良い。平熱の温度で歌っているから、どんなときにでもフィットし、届く。しかし実はヘヴィだ。真っ向から迫ってくる。こんな歌はなかなか聴けるものではない。真にオルタネイティヴで、極上だ。

ドラムがスティーヴ・シェリー、ヴァイオリンにサマラ・ルベルスキー、そしてエレクトリック・ギターにJ・マスシスと、ゲスト陣も豪華絢爛。エクスタティック・ピースから作品をリリースしている女性ノイジシャン、Leslie Kefferも一曲だけ参加している。

半永久的に慎ましく、そして鋭く煌めく作品。

・「このアルバムは本当に素晴らしく美しい。
前作「サイキック・ハーツ」以来の新作である。前作はエレキを使っておりSYの延長線上的アルバムであったが今回はエレキからアコギに持ち替えている。だが音はというとやっぱりSYである。アコギやストリングス、女性コーラスを使ったことでとても美しい曲に聴こえる。サーストンの作る音楽は楽器により七変化する。グランジムーブメント発足時からの盟友ダイナソーのJマスシスが数曲参加している。声をかければJがやってくる。逆にサーストンもダイナソーのPVに出演している。こういうコミュニティが彼らの音楽を支えてきているのではないだろうか。このアルバムは本当に素晴らしく美しい。SY次作へのカンフル剤となるだろう。

・「21世紀のフォーク・ミュージック
ソニック・ユースのサーストン・ムーアのソロとしては2作目のアルバム。サーストンはほとんど全編にわたってアコースティック・ギターを弾いている。これぞ「21世紀のフォーク・ミュージック」というのは言いすぎだろうか。

Trees Outside the Academy (詳細)

マジック

・「待ってましたこの音を!
ここの所 ボスの新譜が届く度に感じていたBorn To Run や The River 頃の様なRock'n Roll Album を E Street Band の音で作って欲しいと言う思いがやっと叶った! 素直に嬉しいです。

Radio Nowhere の クレモンズのサックスソロを聴いた時 本当にボスとその素晴らしき仲間たちが帰ってきてくれたと思いました。 このアルバムは聴けば聴くほど味が出てくる、そんな作品です。 後は、この素晴らしい楽曲とボス達の最高のライブパフォーマンスを是非とも日本で再び体験するだけだ!

・「これを待ってたのよ!
 細かいことは言わない。買いましょう。個人的には「Born To Run」「The River」以来の傑作。歌詞も大切なので「無理」しないで日本盤を購入してください。58歳になった今の時代にこの歌詞、凄い人だわ。ボブ・ディランとの比較は不毛ですけれど、永遠にその偉業は残る。 感動しすぎてレビューもまともに書けない。来日して欲しいですねぇ。

・「これは期待大の絶対買いだ!
 「ザ・ライジング」で“大人のロック”というものを示したブルースが、今度は“ロックの王道”を引っさげて帰ってきた!しかも、誰もがあの「Born In The USA」以来のサウンドと評するほどメインストリームで、かつポップと言うから一体どうしたの!?と驚くと同時に、今この場で飛び上がって喜びたい衝動に駆られる。 前触れは前作「ザ・シーガー・セッションズ」にも端的に表れている。近年にない明るさと初々しさに満ちたあのアルバムを初めて聴いたとき、「ああ、このノリでオリジナルが聴きたい」と何度思ったことか。ブルースも同じ思いだったに違いない。 本人も認めているように、本作はライブのためのアルバムであり、おそらく長期にわたるツアーのための楽曲群だと言える。原点回帰というよりは、もう一度バンドの素晴らしさ、予想できないパワー、すなわち「マジック」を味わいたいという純粋なアーティストとしての欲求だろう。 全10曲という、彼にしては少なすぎるその全てが純度の高い楽曲群に違いない。 しかも、90年代、00年代を経て到達した、彼の思いの詰まった歌詞の内容が、本当に楽しみである。 最後に、絶対にニッポンに来てくれ!そしてまた、10日間ぶっ続けで頼むぜ、ボス!!

・「素晴らしいの一言
とにかくおもちゃ箱。ゲーリーUSボンズあり、トム・ウェッツあり、ビーチ・ボーイズあり、ボブ・ディランあり、そして過去のブルース・スプリングスティーンありとロックンロールてんこ盛りです。毎度のことながら彼の音楽に対する造詣の深さには感心するばかりですが、それでいて非常に新鮮な印象を受け、私のようなオールドファンでなくても十二分に楽しめるアルバムです。ライブ映像を動画サイトで観ましたが、死ぬまでにもう一度生の彼らのライブを観たい!

・「MAGIC
 私達、ミドルエイジには懐かしさがこみ上げてくる曲の数々。ラジオから流れてきたロックンロールに夢中だった日々を思い出させてくれました。 今この時にブルースのこのアルバムに出会えたことは、最高の幸せです。サンキューブルース!! 歌詞も相変わらずドーンと響いてきます。 いつまでも、「Song Out」ブルース!!

マジック (詳細)

トゥエルヴ

・「ロック
 カバー集とはいうのは、謙遜であろうか。オリジナルアルバムと考えていい。 1曲目の「アー・ユー・エクスペリアンス」から完全に曲はパティのものになっている。まるで別の曲。「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」なんていう驚きの曲も入っているが、これも、元の曲と肩を並べるくらい素晴らしい出来である。全ての曲は解体され、パティの鋭い感性で曲中の最もロックなるものを抽出され、新たに構築しなおされている。 アメリカン、ブリティッシュ、60S、70Sと幅広い選曲となっているが、好きな曲を選んだと言うより、彼女が今最も表現したい事を表す曲を選んだものだろう。パティの懐メロソング集では決して無い。 パティはまだロックしているのである。音楽を聴いて身震いを憶えるなんてここ何十年も何百年も無かった。 ちなみに私は、日本盤を買ったが、歌詞も記載されておらず(パティの意向らしい。一曲一曲にパティのコメントがある)、もちろん対訳も無い。お高い日本盤を買うより輸入盤で良かったかなとも思っている。ご参考に。

・「選曲がサイコー!
 3月12日にニューヨークのウォルドルフ・アストリア・ホテルで行われた「The 2007 Rock and Roll Hall of Fame」授賞式に、パティ・スミスが居並ぶスターを前に「People Have A Power」を演奏した。その時ストーンズのキース・リチャーズを従えていて、最高にパワフルで、とてもロックしていた。 そのストーンズも入っており、古いのや新しいの、珠玉の名曲集である。1. Are You Experienced?(ジミ・ヘンドリックス)2. Everybody Wants To Rule The World (ティアーズ・フォー・フィアーズ)3. Helpless (ニール・ヤング)4. Gimme Shelter(ローリング・ストーンズ)5. Within You Without You (ビートルズ)6. White Rabbit(ジェファーソン・エアプレイン)7. Changing Of The Guards(ボブ・ディラン)8. The Boy In The Bubble (ポール・サイモン)9. Soul Kitchen (ドアーズ)10. Smells Like Teen Spirit(ニルヴァーナ)11. Midnight Rider (オールマン・ブラザーズ・バンド)12. Pastime Paradise(スティーヴィー・ワンダー)

・「淡々としている気がします
クールで尖ったイメージを勝手に持っていたアーティストですが、歳を重ねたカバー集はどんな感じになるのだろうと思い購入。ティアーズ・フォー・フィアーズなんて意外な選曲もあり興味がありました。全体としては抑えめで、「そーら、良い歌でしょう?」と語りかけてくるというよりもぐぐっと一人で歌っているような気がしました。パティ・スミスの人生を聞いているというか。そういう意味ではロックな姿勢は変わらないのかな?

・「文句なし、参りました。
 ここ最近ずっと聞いてます。最高です。ロックの全てがここにあります。選曲、彼女の声、演奏するバックメンどれも最高。パンクの女王に乾杯です!!これは、カバーとかそういう類いではありません。是非、聴いてください。星5つじゃ足りません。

・「ロックと愛しあった女
ひとつのことを愛し続ける。一時の惚れたはれたの話ではない、愛し“続ける”のである。しかも、全身全霊をかけて。これは明らかに人として、「能力」という部分に属する問題であろう。そして、パティ・スミスという女性には「ロックを愛し続けるという能力」があった。

トゥエルヴ (詳細)

Excellent Italian Greyhound

・「悪意とも善意ともとれない〜変化の兆候か、マンネリ化の進行か
Shellacがただ録音や演奏の進化したBig BlackやRapemanでは無いと、最も明確に判るアルバム。パッケージも凝っていて可愛いイラストの中にはカラフルなフルーツに囲まれた犬の写真。わざわざ日本のエロ漫画をジャケットに使用してお叱りを受けていた頃とは随分変わってしまったかの様にも思えるが、逆に態度としては全く変わっていないともとれる。アルバムのハイライトは最後を飾る曲。冗談のようにポップに始まったかと思うと、一転して若干早めな声の裏返ったおっさんのがなりが聴ける。最高である。

この作品を通して聴いて、それほど大きな変化はないと思う。微妙な異物の混入具合に、それでも同時代の音楽を取り巻く状況にいる事が感じられるがもし次の作品がリリースされるとしても、おそらくこのような派手さの無いギターアルバムだろうと思う。長生きして欲しいバンドだ。

・「え?なんで?
評価の低さに腰を抜かした(笑)そんなに悪いかぁ?というのが私の感想。制作者の意図は知らんが未完成なのに聴き通してしまう未完成だから聴くたびに発見があるそんなアルバムだと私は思う。以前のアルバムとの比較だとしても言うほど緊張感の欠如したものだとは思えないのだが。熱心なファンの過度な期待には応えられていないアルバム、ということだろうか?Shellac未経験者向けかどうかは判断がつかないが、2回や3回聴いたくらいで判断はしないほうが良いんじゃないかなとだけ老婆心から言っておきましょう(笑)。

・「今回は???
楽器単体の録り音にこだわり過ぎてバンドとしての生々しさが損なわれてしまってる気がする鋭くないというか緊張感に欠ける

それに音質のいいデモテープ止まりの未完製さ正直???だらけだ

それでもしっかり通して聴いてしまうのは何故だわからんがshellac未体験者には薦められんものの、個人的にはありかもなぁと思ったりもする

・「54684
何か過去の作品に比べて精彩を欠いている アンチ・クライマックスというか点描的 2. Steady As She GoesはBurn To Shine DVDで何回も聴いているので好きです

Excellent Italian Greyhound (詳細)

Neon Bible

・「Funeralとは別モノ
前作「Funeral」」に続く、Arcade Fireの2ndアルバムです。まずはっきり言えるのは、コンセプトアルバムであったFuneralとは全く別のモノ、だということです。今作は、一曲一曲が小作品として並べられている、といった印象です。不穏な雰囲気でアルバムのオープニングを飾る「Black Mirror」、はねるリズムが新鮮な「Keep The Car Running」、シングルとして先行された、パイプオルガンの音色が印象的な「Intervention」、インディーズとして既に発表済みの名曲のリメイクである「No Cars Go」など、聴き所は多く、全体的に聴きやすい作品です。ただ、前作のように一貫した雰囲気を持つアルバムを望んでいた人には合わないかも知れません。

・「今からでも邦磐化希望
前作『フューネラル』はグルーヴで一気に引っ張っていく「動」のアルバムだったけど、今作はより一曲一曲深く聴かせる「静」のアルバムでしょうか。でもそれは今作にグルーヴが失われてる訳ではなくて、アルバムの雰囲気が、暗く…重く…静寂…といった感じなのです。個人的には前作がシガーロスの『アゲイティス・ビリュン』なら、今作は『( )』の様なものと感じました。

しかしなんで日本磐がないんだろ??権利関係とか??そうじゃなかったら、日本のレコード会社はどんだけ耳がないんだ、って話になりますが。

・「クラシックが好きな方にもおススメ!
私は前作より本作のほうが好きかな…

・「ライヴが見たいです・・
既に書かれているとおり、前作「Funeral」と比べると楽曲が小粒になった印象は拭えない。前作以上のエモーショナルかつドラマチックな世界観を期待してた身からすると正直残念。ただ楽曲個々の出来は良く、どの曲もキャッチーでやや人を選ぶ所のあった前作と比べるとかなりとっつき易くなった印象がある。彼ら独自のひんやりと、それでいてホットなサウンドは健在。ただこれから夏に向けてお勧めできるアルバムではないかもw寒い季節に聴きたいバンド・・って言うのは私の勝手な印象ですがwでも夏フェスには来て欲しかったなぁ・・ちなみに国内盤のリリースはバンド側からの意向でないみたいです。う〜ん、これまた残念。

・「力強い壮大な情感☆
どちらかと言われれば1stを選ぶかもしれません。ただこの2ndも十二分にいいと思います。

オーケストラサウンドも用いた数多くの楽器が有機的に機能し、その特有の奥深い壮大さ、情感は相変わらずです。そして今作ではよりスタイリッシュに、より真っ直ぐになった印象でしょうか。憂い感もさることながら、持ち上げられていくような力強さのようなものがより鮮明です。一聴した感は地味なようでも、ポップかつしっかり残ってくる歌と音像は味わいに溢れていると思います。

先の来日公演でも素晴らしい世界観を体感させてくれました。

Neon Bible (詳細)

スタンディング・イン・ザ・ウェイ・オブ・コントロール

・「ミュージック・マガジンなんて信じない!
前から気になっていたゴシップがついに日本上陸となった。ちょうど購入した本「ミュージック・マガジン」にレヴューが載っており、10点中3点や4点ととても低い評価となっていた。この評価をみて少し戸惑ったが買ってみたらなんのその!曲はYYYS風でありながらジャニス・ジョップリンをも思わせるR&Bも聴かせてくれる。R&Bといったら少し戸惑う人もいるかもしれない。しかし現代版にアレンジされているので全く問題なく、新鮮に聴こえる。ベス・ディットーの声に負けじとギター、ドラムも大音量でかき鳴らしている。最高にクールな音がここにある。

スタンディング・イン・ザ・ウェイ・オブ・コントロール (詳細)

イッキー・サンプ

・「暴れる先進性
 完全に頭を撃ち抜かれた一枚だった。やはりホワイトストライプスはすごい。一曲目、いきなり鼓膜を襲ってくるヘヴィなドラムとツェッぺリンばりの爆裂ギター。そしてただ暴れているだけでなく、一瞬たりとも聴き手に油断を許さない別格の緊張感を放っている。ストライプスの中でも類をみない、攻撃性に満ちた指折りの名曲といえよう。

 全体的にはやはり従来通りのブルースを基調とした泥臭いガレージロックという感じだが、バグパイプなどの民族楽器を取り入れることによってストライプス流ロックに新たな血が混ざり、かつてないほどバラエティに富んだ楽曲群に仕上がっている。この柔軟性・音楽的自由度と普遍的なガレージサウンドを持ち合わせることは容易ではないだろう。そこに、ジャックの天才としか言いようがない別格のクリエイティヴティによって生み出されたギター・リフと、メグの不安定ながらも重く、存在感のあるドラムが絡んでくる。尋常ではない。

 多くのアーティストはまず先人の創造物をもとに、その上にオリジナリティをかぶせていく。しかし僕には、ジャックは過去の産物をそのまま真っ当に進化させたように見える。そして、そこには紛れもないストライプスの「オリジナル」がある。

 

・「2000年代のエース
’60年代のビートルズ、’70年代のツェッペリン、’80年代のプリンス、’90年代のレイジ、そして、’00年代を代表するのが、このホワイト・ストライプスである。以上、私の考える各年代を代表するアーティスト達だが、もちろん他にもストーンズ、クリムゾン、ピストルズ、ニルヴァーナ、ストロークス等がいる。しかし、私が挙げたのは、「その時代の空気を作った」、「優れたアルバムを多数出している」、そして、「私の人生に大きな影響を与えた」アーティスト達である。

その2000年代を牽引するストライプスの最高傑作が届いた。この「ICKY THUMP」である。このバンドは進化している。基本のスタンスはデビュー当事と変わらないが、とにかくどんどんパワーを増している。前作「GET BEHIND ME SATAN」で、ガレージ・バンドという枠組みを超え、世界中に衝撃を与えたが、今作はその経験が生かされ、さらに普遍性をもった楽曲群が完成したといえる。特筆すべきはその「暴力性」である。私はこの「音の暴力」に今までになくやられた。

2000年代は、ロック界は大きな事件が無いと言われるが、私はそうは思わない。ストライプスの登場こそが「事件」であり、彼らは同時代の他のバンドに多大な刺激を与えているのだ。

・「どこにもない世界!
 個人的には4thにあたる「エレファント」を最高傑作として人に勧めていたのですが、今回のこのアルバムで、若干考えが変わりました。 私は、このバンドのあのアメリカン・フォークミュージックをルーツとしながらも、その独創性ゆえ、結局、英国ロック、米国ロックどちらとも言える、あるいは、どちらとも言えない、どこにもない音楽世界が好きだったのですが、ここに来て一気にその世界が大きくなったように思います。とにかく、若さと言うか、勢いにまかせた時代は終わり、じっくり、彼らも勝負するようになったと言う感じです。聴きこむアルバムです。 独特のボーカル、そして、なんと言ってもあの失踪するギターと本作こそ彼らのベストでは?とも思います。少なくとも、彼らのアルバムの中では、一番好きなアルバムになりそうです! ライヴでどのような展開になるのか楽しみです!

・「ホワイトストライプス史上最高の炎上度!!!
前作ではあえてエレキギターを使わずに、よりプリミティヴでエモーショナルなブルースを聴かせてくれたジャック・ホワイトでしたが、今作はもう有無を言わさぬハジケっぷりですね!ノンストップでテンション上がりっぱなしです!ホワイトストライプスを現代型のハイブリッドブルースとか、ガレージリヴァイバルとか(ちょっと古いか)いろいろ形容する言葉はあると思うのですが、私が思うにホワイトストライプスほど“炎”を連想させるバンドは他にいないのではないでしょうか。この動脈がドクドク脈打つような異様なグルーヴは火に例える以外ないでしょう!エレキギターはもちろん、アナログシンセ、オルガン、ホーン、そしてヴォーカル、どれをとっても火を噴くような激しさで暴れまわってますよ。特に今作はホワイトストライプス史上最高の炎上度!とにかく燃え上がってます!!『エレファント』『ホワイト・ブラッド・セルズ』も最高でしたが、今作のこの燃え上がり方はもう臨界点を超えちゃってます。このぶっ飛び方はもはやマーズ・ヴォルタのオマーかジャックにしか出来ない芸当でしょう。今年の夏はこの1枚で決まりです!

・「誰も立っていない地点
ザ・ホワイト・ストライプスの6thアルバム。

聴いてもらえれば分かるが,とにかく音の強度がハンパじゃない。爆裂という言葉でも足りないくらいのサウンドプロダクションを提示している。ブルースやロックが21世紀になってもまだまだアバンギャルドな響きを持ちえることをこのアルバムは色んな形態で伝えてくれる。1曲目のアルバムタイトルナンバー「イッキー・サンプ」からジャックの尋常じゃない強度のギターが鳴り響き,このアルバムの内容の凄まじさをパイロットしてくれる。このアルバムに色んなタイプの曲が詰まっていて全てが聞き応えタップリの楽曲が揃っているのだが,敢えてベストを挙げれば4曲目の「コンクエスト」になるだろうか。この曲はカバーなのだが,そんなことは関係ないくらいホワイト・ストライプスの音として鳴っていて,はっきり言って2007年のロックというフォーマットで誰も立っていない地点で勝負している感じである。

これだけのサウンドをたった2人で成し遂げ,またこれからも進化して行こうとしているバンドの怪物性がこのアルバムからは怖いほど伝わってくる。

イッキー・サンプ (詳細)

Fingers & Thumbs

・「ミックスが・・
個性的とか孤高の存在とか言われているようだけど、思ったよりも既視感の強い音楽だった。SIXPENCE NONE THE RICHER が真っ先に思い浮かんだが,もう少しラウドな音作りになっている。だがこの音作りは疑問。Polly の声はアニメ声というか高域にキャラクターのある声だが、芯がないので歌が前に出てこない。ところがラウドなトラックではギターやドラムも高域に寄った音でレベルも大きいので、Polly の声のいちばん美味しいところとぶつかって興がそがれてしまう。静かな曲は十分魅力的なので、これはプロデュースとミックスの責任が大きいと思う。もっと重心の低い音にすべきだった。プロデューサーが女性ボーカルフェチでなかったせいかもしれない。でなければ、この素材をこんなふうに料理しないと思う。純粋にプロダクションの面だけで☆1つ減らさざるをえない。惜しい!

Fingers & Thumbs (詳細)

ノット・トゥ・レイト

・「やっぱり
レビューを見て賛否両論あり少し迷いましたが聞きたい欲が勝ってしまい購入。やっぱりいいよ!世界的ヒット、ツアー、プロモーション、様々なコラボレート、リトルウィリーズ…そんな中で一息ついて製作された一枚。やっぱりフォーク、カントリー色が強いかな。金延幸子を彷彿とさせる瞬間もあり…。こんなノラも、私は好きです。

・「「ノラ」の歌声に何を求める。
「癒す」とか「癒される」とかを必要以上に重要視すると、間違いなく過去の作品より「濃い作品」になっている本作の良さを見逃してしまうと思うんだけど.....。JAZZYでオシャレな雰囲気タップリのデビュー作に思い入れのある方には期待はずれであろう事は安易に想像がつく。きっと、ノラの過去の楽曲を知らない人が聴いたら素直に入ってくるんだろうなと思う。聴くたびに、力強い「ノラ」の歌声と自己主張が感じられる本作は、一番のお気に入りの作品です。

・「安心して聞ける
Norah Jonesの3枚目。相変わらず安心して聴けるクオリティ。

アンニュイな気だるさのあるジャジー&ソウルな作品がらも、この手の音楽にあまり触れたことのない人にも訴えかけれるようなキャッチーさと、歌声の説得力があります。にこやかに演奏しているNorah Jonesの顔が浮かんできそうな、なんとも優しい、心地良い音楽。ジャジーな中に見えるポップスの香りとカントリーな空気が、なんとも心つかまれます。

暖かい癒される歌声と、和やかな音楽を聴きたい人に、一度お薦めしたい1枚。

・「おかえりなさいと思うファン
一枚目、奇跡の完成度。二枚目、ちょっととまどいの佳作。三枚目、カントリーでルーツ確認?

なんとも言えない甘く哀しいハスキーボイスとルックス、自分の創造性をもてあましているんのかな〜と、

やや心配していました(笑)。

もともと、ニューヨークのアンダーグランドでもジャンルレスな活動をしてきたみたいだから、

そもそもそれがノラ・ジョーンズなのかなとも思いつつ。。

でも、やっぱり今回みたいなしっとりしたアルバムを出してくれると、ボクとしては素直に嬉しい。

ずっと聴いていて、いつまでも飽きないアルバムだと思いました。

・「成長
ファーストは奇跡だった。セカンドはコマーシャル過ぎた。そしてLittle WIlliesの活動を経て制作された今回のサードアルバム。そこに見られるのは、Norah自身の成長。プロデュースをバンドメンバーで恋人のLee Alexsanderが手がけていることも手伝うのだろう。Tom Waits,Neil Young等の大御所アーティスト、ニューオーリンズのジャズ、そしてジムジャームッシュの世界。それらをNorah本人のフィルターを通して表現した音世界には正直言って驚く。ファーストシングルのThinking about youのホーンセクションには、本物の感触を感じる。

ノット・トゥ・レイト (詳細)

イン・レインボウズ

・「流通盤は音質が良いです
前作から4年ぶりにリリースされた、レディオヘッドの通算7枚目のアルバム。既にダウンロードでリリースされていましたが、今回の流通盤はやはり音質がいいと思います。

サウンドは前作と似たような感じです(エレクトロニカな曲は#1の『15 Step』くらいでした)。曲は後半部分に盛り上がるものが多く、特に#5の『All I Need』は心に熱いものが込み上げます。全体的に美しい曲が多いのですが、#2や#9がキレ曲で、バランスが取れていると思います。

本作はとにかく一つ一つの曲が洗練されており、全10曲をすんなり聴くことができました。名盤です。

・「ソングライティングと歌で勝負
4年ぶりの7THアルバム。ダウンロードやらなにやらでやたら周辺が騒がしかったですが、今回はホステス・レーベル経由で発売となりました。

4年も経てば、シーンもがらっと変わるわけでアークティックが筆頭の若手バンド勢やクラクソンズやLCD、SMDが牽引するニューレイブ/ダンス勢など以前と景色は様変わり。

シンプルさやキャッチーさ、リアルさが求められる現在のシーンではレディオヘッドの音楽はむしろ真逆の存在でしょう。しかし、そんな中でも彼らのスタンスは特に変わらず、唯我独尊。

サウンド的にはリードトラックの15ステップにグライムのリズムが使われてるぐらいでむしろ全体的に楽曲や歌で勝負している印象です。特にボディスナッチャーのようにベンズっぽいギターロックが聞かれたのはびっくり。

ストリングスも効果的に使われていて、以前のようにサウンドの斬新性やテクスチャーを主眼においてはいません。もちろん音数自体はかなり多いんですが、メロディや歌はかなり聞きやすいです。レディオヘッドを敬遠していたリスナーにも勧めやすいアルバムだと思います。

総括としてはベンズの頃のギターロックを軸にダブステップやらポストロック経過後のサウンドを融合させた感じです。なんというかシンプルに聞こえるけど、実はかなり凝ってるというかそんなアルバムです。

ギターロックの方法論を最大限に生かした傑作だと思います。

・「距離感の変化。
Thom Yorkeのソロキャリアの影響がどれほど新作に出てくるのかと身構えたのですが、それはほとんどありません。このIn Rainbowsは今までのRadioheadの作品とは全く異なる質感を持つアルバムになっています。OK ComputerやKid Aに見られた内省的で、内側を掘り下げて作ったような曲は減っています。機械的な要素も減り、より生音を重視したというかオーガニックなサウンドプロダクションに傾倒しております。リードトラックの"15 Step"はKid-Aに入っていても可笑しくは無いドラムが印象的。90年代の彼らの活動からは想像出来ないほど穏やかでストリングスアレンジがいい"Nude"や"House of Cards"は、それまでRadioheadを生理的に受け付けなかった音楽ファンにもアプローチできそう。シンセ、ピアノ、グロッケンシュピールが柔軟に曲の中に織り込まれていることで、聴き易くもなっています。それまでのRadioheadが好きな人(特にOK ComputerやKid A)には好き嫌いが分かれそうですが、U2などが好きで尚且つこれまでのRadioheadはどうも入り込み辛かったという人にはこのアルバムは転換点になるかもしれません。

・「ずいぶん変わったなぁ。
これまでのレディオヘッドのアルバムは、「あぁ今からレディヘッド聴くんだ」と、気構え

をしてというか、肩肘を張って聴かなければいけない、それでなければ一枚聴き通せないよう

な緊張感、そしてなんとも表現しがたい彼らの音楽特有の陰鬱さがあった。焦燥感、強迫観

念、神経症的世界観・・・。(逆に言えばそれらを秀逸に表現できていたからこそ彼らは「特

別」だった。)ときにレディオヘッドの音楽にあんまり深く入り込みすぎて、つらくなって耳

を覆いたくなるような瞬間もあった。

それでもそんな音楽を、僕が何年も飽きもせず聴き続けたのは、そのなかに日常生活で溜まる

どうしようもないフラストレーションの解放を感じ、自分の素の感情を世間に向けて激しくぶ

つける様に歌うトムヨークに単純に共感を覚えたからだ。それはたぶん、他の多くの熱心なレ

ディオヘッドファンにも言える事なんじゃないかと思う。

だから「イン・レインボウズ」を聴いて僕はかなり動揺した。これまでの「レディオヘッド的要

素」が全く無いとはいわないまでも、ずいぶんと薄まっていると感じたからだ。脳内に突き刺さ

るような衝撃がなくなった代わりに、耳にすんなり抵抗無く入ってくる。優しく、やわらかく

なり、気付いたらアルバム一枚聞きとおしている。が、決して浅くはなくむしろ聞き込むほど

に深みが増してゆくように感じる。

そのあたりの変化を肯定的に捉えるか否定的に捉えるかでこのアルバムに対する評価は変わっ

てくるだろう。こんなのレディオヘッドじゃないと思う人もいるだろう。

でも僕は好きだ。改めてレディオヘッドのファンでいてよかったと思う。

・「沁みる☆
レディオヘッドから連想してしまうような衝撃性はないんですが、決して音楽として薄っぺらになってしまったわけではなく、丁寧・綿密に築かれた心に沁み入る音楽だと思います。ただ聴き入りやすいだけではなく、本当に深くから納得させてくれるような心地良さを感じました。

歌も音も構成も、当てはまるところに当てはまっているようにナチュラルかつシンプル、気張って聴く必要もなく疲れず、また何度もリピートしたくなります。優しく温かく自分の中に浸透してくるようでした。

一方で、求めるものによって物足りないという人もいるのもわかる気がします。新しさや驚きをフューチャーされたものはなく、深いと言っても内へ内へ引きずり込むような種のものではありません。攻撃的でもないです。

ただそこを切り離して見れば、本当にいい作品だと思います。過不足を感じさせないひとつのまとまりで、美しくも儚くて、個人的には想像以上の一枚になりました。長く、いつでも聴けそうです。とても満足しています。

イン・レインボウズ (詳細)

グラデュエーション(期間限定特別価格)

・「商業芸術の理想像
このアルバムの世間的な評価があまりに軽はずみすぎる気がする。

ヒップホップの可能性をあらゆる意味で押し広げたカニエの3枚目のアルバム。独自のトラックメイキングの技術をさらに押し進めて、もはや誰も予想していなかったようなネタ使いや、どこかにソウルを残しつつのポップな感覚など、実に画期的な作品だと思う。聞きやすいことは決して評価のマイナスに繋がることではない。

PVやジャケットにアーティストを起用していることや、その作品全体の内容からカニエ・ウェストがヒップホップを一音楽という視点からというより、アートのコンセプチュアルな視点から見ていることも伺える。自分にはこれらのアーティストの起用は売名というよりも必然に写る。

今回のアルバムの目的は歌詞へのメッセージ性以上に、トラックやコンセプトを利用してのヒップホップの可能性の提示だったのではないだろうか。そういう意味ではこのアルバムは大成功だ。

さらに村上のスーパーフラットという作品コンセプトは、ヒップホップのサウンドメイキングを表すのにふさわしいコンセプトだと思う。よく見ればこのジャケットの配色や線の太さ等を巧く利用して、この平面のジャケットの中に非常に立体感のある世界を村上氏は作り上げている。この線一本の配色にまでこだわるのはまさに一流の仕事だろう。

トラックメイキングの手法や、相変わらずのユーモア、アルバムの流れなどを考慮しても評価は揺るぎないが、なにより彼の提示したヒップホップの可能性に☆5つを与えたい。

・「Good A Job (最高の仕事)
4作目Good A Jobの前にKanyeさんは最高の仕事をしてくれました!!!

・「やっぱ凄い!
ハズレませんねぇ蟹江さん。前二作品同様高いクオリティーに感服いたしました。

内容は多少クロスオーバー化が進みましたが安心の内容です。ですが個人的に7と8は他と違ってダークな色が強いんでアクセントには良いんだろうけど受け付けないです。10にプリモがスクラッチでまた参加してるけど曲のテンポがトロく、参加自体嬉しいですが別にいなくていいんじゃねって感じです(the gameと比べるとどうしても存在感が希薄)。あと13ですがやってくれましたDJ Toomp!前作のjust blazeに引き続き外部として頑張ってくれました(Nottzは・・・)あとボートラ2曲ともいいですし満足です。

・「50CENTよりKANYE WEST!
DUFT PUNKとのSTRONGERにはやられてしまいました。かなり中毒性があるし、とてもカッコイイ曲でもあります。これは普段HIPHOPとか聴かない人にもオススメです。トークボックス?みたいな声も◎全体的にHIPHOP過ぎない、色々な人が聴きやすい曲が多いと思います。これはKANYE WESTの良さであると思います。テリヤキボーイズやDUFT PUNKなどで興味を持った人にもぜひ聴いてほしいです。 ただ、個人的に残念なのはJAY-Zとの共演曲がないことです。これはJAY-ZからGRADUATION(卒業)ということでしょうか?

・「多少不満アリ
Kanye westの3枚目今作もかなり豪華なゲスト。特にdaft pank との「ストロンガー」がかなり期待大だったし、実際に聞けば聞くほどハマる。不満があるのは曲じゃなくってCDのほう。まず前作ではボーナストラック以外全部歌詞と対訳がついてたのに今作は一部の曲だけ。これはかなりイタかった。せめて英歌詞だけでも全曲につけてほしかった。あとこれは自分のCDプレーヤーが悪いのかもしれないけど、ボーナストラックに入るまでに5分位の間がある。前作みたいに20秒くらいなら逆に演出みたいな感じがするけどさすがにながすぎる。リンプビズキットのアルバムにもこんなんあった気がするけどこれはダメだろう。曲自体にはかなり満足してるだけにかなり残念。

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ギタリストを殺さないで

・「完全に□になったブッチャーズ
ブッチャーズ2年ぶりのニューアルバム。

そもそも前作は正に4人になって最高潮!みたいなテンションの高い作品だったがインストの多さも含め実験的な作品であった。なので本質が見えにくかったのだ。しかし今作、正にその実験が実を結んだ傑作である。隙が全くない。

まずこのアルバムは全ての曲において同じ空気が流れている。ここ数作はそういう感じではなかったので3人の頃に近いのかな。また前作はサビを丸々田渕ひさ子が歌う曲がありそれが個人的に微妙だったのだが今回はその不満点も解消、あくまでメインでは歌わず違和感は消えた。2人で歌う「ギタリストを殺さないで」も次第にハマって来てしまった。

このアルバムを聴いて思うことはやはりブッチャーズのロックは唯一無二であり、次第にメディアからの注目度が下がってる今、伝えなければいけないということ。特に「yeah#1」なんかは絶対キャッチーだと思う。確かにゴツゴツとしてるがサビの「Yeah」を繰り返す所の開放感が非常に良いのだ。またブッチャーズは地味ながら色々な人々がリスペクトの意を上げているのでその才能を確認する意味でも是非。バッキバキのロックンロールが鳴ってます。

・「安心する
なぜ、こんなにもうるさく、こんなにもざっくりしているのに、こんなにも気持いいのだろう。不思議だ。常に何らかの雑音が鳴っている、時に吉村英樹の声さえも雑音かもしれない、しかしこの音のカーテンに包まれると、安心すら感じる。自分をとりまく何かから守ってもらっているような感覚。いままで幾多のロック音楽を聴いてきたが、こんなことを感じるバンドは他にいなかった。なぜ、日本人は、彼らの音を、歌を聴かないのか。なぜ、日本人は、彼らの存在を大切にしないのか。それもまた、僕には不思議なのだ。

・「音楽は世界のことば
ビートルズが「Yeah Yeah Yeah」と日本の音楽文化を開国してから40数年。未だに「邦楽ロック=ださい」と偏見を持つ奴がいる。かくいう自分もそうだった。そんな過去の僕を葬ってくれたのがブッチャーズ。日本人でもこんな詩を唄えるんだ。日本人でもこんな風にギターを唄わせられるんだ。

赤ん坊だった僕の世界は広がった。イースタンユースやバンドアパート……日本にはすげぇバンドがいっぱいだ。僕を待っていてくれた。

音楽は世界のことば。今日も僕らは「Yeah」と叫ぶ。

……レビューになってないね、これ(笑)とにかく「洋楽派」にも聴いて欲しいバンドです。(洋/邦で価値観が分けられるのが、日本音楽界のおかしいとこだこどもん)

・「最近買ったものの中ではナンバーワン
長年聴いてるけど結成20年のバンドが今になってこんなアルバムを出してくるとはいったいどういうモチベーションなんだ。いまさらですがこれは名盤です。

特にYEAHは振り切れてます。やわらかいカミソリのような音で全編明るく血管ぶち切れた感じ+大人の余裕。

なんか深い部分ですでに日本のバンドじゃないみたいなところがちらほら。今までと何が変わってこうなったんだ(笑)40歳過ぎて(失礼)こんなアルバムを出すなんてあんたらすごすぎる。

このバンドはいつも思うけど実は彼ら固有の新しいジャンルなんじゃないかと。基本的に他の人たちがやると破綻しそうな部分も「味」に聴こえてしまう。でもその理由がわからない。

いつのまにかゴージャスじゃない無骨な味を田淵ひさ子嬢の存在が増幅させてます。洗練よりも素朴な声とかガキューン、ドッカーンな音の壁を作りつつ「でも根暗」とかその辺がどうも彼女にとって天職のように思えるんだけど、どうだろう。

ギタリストを殺さないで (詳細)
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