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▼バッハ鍵盤作品(CD):セレクト商品

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音)バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「旋律は流れる風のように」「まさにグールドベルク!」「ジャケット買いもアリ!」「ゴールドベルクの原点」「いつ聴いても新鮮な演奏」


バッハ:平均律クラヴィーア曲集バッハ:平均律クラヴィーア曲集 (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「最高の演奏」「すっきりとして清々しいバッハ。この曲の二番手、三番手としておすすめしたい」「バッハの平均率、リヒテルと並んで名盤です。」


バッハ:フランス組曲(全曲)バッハ:フランス組曲(全曲) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「比類なき銘品」「素晴らしい演奏です!!」「愛しき妻への贈り物」「天上から降り注ぐ音楽」


バッハ:イギリス組曲(全曲)バッハ:イギリス組曲(全曲) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「解釈のレンジ」「解釈のレンジ」「感情と雰囲気しか聞いてない人」「落ち着いて聴けるバッハ」


バッハ:パルティータ全曲バッハ:パルティータ全曲 (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「若き日のグールド,晩年の彼を聴き比べられる2枚」「グールドのバッハでも最も好きな曲。」「何度聴いても飽きないのは何故?」「格好良い、美しい」「なぜ『イタリヤ組曲』とは言わないのか(●^o^●)」


バッハ:フーガの技法バッハ:フーガの技法 (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「とくに付け加える事もなく...」「オルガン使用の理由」「グールド唯一のオルガン演奏」「グールドによるバッハ・フーガの技法の決定版」「何十回も聞いてしまいました。」


未完のイタリアン・アルバム未完のイタリアン・アルバム (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲), スカルラッティ(作曲), C.P.E.バッハ(作曲)

「イタリアバロックとバッハ、そしてグールド」「グールドのバッハ中指折りの名盤!」「涙が出そうなくらい傑作な上に色々思ってしまうアルバム」「27歳の記憶の曲や!」


バッハ:6つの小プレリュードバッハ:6つの小プレリュード (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「愉しいバッハ」「小品を光り輝かせる才能」


バッハ:リトル・バッハ・ブックバッハ:リトル・バッハ・ブック (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「グールド自身の選曲によるバッハ演奏のベスト盤」「おすすめです!」「未来永劫消えることのない光を放つバッハ」「すばらしい!」「良いです☆」


バッハ:ピアノ協奏曲第1番&第2番&第5番(初回生産限定盤)バッハ:ピアノ協奏曲第1番&第2番&第5番(初回生産限定盤) (詳細)
シュタットフェルト(マルティン)(アーティスト), バッハ(作曲), ベルク(作曲), シェーンベルク(作曲), フィードラー(アヒム)(指揮), ルツェルン祝祭弦楽合奏団(演奏)


プレイズ・バッハプレイズ・バッハ (詳細)
シュタットフェルト(マルティン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「こんな風に弾けたなら…」


バッハ:平均律クラヴィーア曲集 全曲バッハ:平均律クラヴィーア曲集 全曲 (詳細)
リヒテル(スヴャトスラフ)(アーティスト), バッハ(作曲)

「極上のバッハのピアノ曲」「リヒテルの内面性が余すことなく表現される名盤」「このCDを聴いての感想です。」「名盤です!」「異端にして標準」


バッハ:フーガの技法&クラヴィーア練習曲集第2巻バッハ:フーガの技法&クラヴィーア練習曲集第2巻 (詳細)
レオンハルト(グスタフ)(アーティスト), バッハ(作曲), アスペレン(ボブ・ファン)(演奏)

「レオンハルトの最高傑作のひとつ」「レオンハルトのベスト、バッハ演奏のone of the best」


バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲)バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲) (詳細)
レオンハルト(グスタフ)(アーティスト), バッハ(作曲)

「標準盤」


バッハ:インヴェンションとシンフォニアバッハ:インヴェンションとシンフォニア (詳細)
レオンハルト(グスタフ)(アーティスト), バッハ(作曲)

「模範的演奏である」「グスタフ・レオハルトの演奏、CD効果について。」


バッハ : 7つのトッカータBWV910ー916バッハ : 7つのトッカータBWV910ー916 (詳細)
アスペレン(ボブ・ファン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「爽快な気持ちのいい演奏」


J.S.バッハ:2声・3声のインヴェンションJ.S.バッハ:2声・3声のインヴェンション (詳細)
シフ(アンドラーシュ)(アーティスト), バッハ(作曲)

「バッハ特有の美しさを奏でる名曲集」「現代ピアノによるもっとも美しいバッハ演奏のひとつ」「ジャズピアニストがバッハを好む理由」「クリエイティブな演奏だが学術には...」「楽譜と違う・・・」


バッハ:小プレリュードと小フーバッハ:小プレリュードと小フー (詳細)
ニコラーエワ(タチアナ)(アーティスト), バッハ(作曲)

「ニコラーエワのバッハ」


インヴェンションとシンフォニアインヴェンションとシンフォニア (詳細)
ニコラーエワ(タチアナ)(アーティスト), バッハ(作曲)

「お手本としても演奏を楽しむにもベストな演奏」


バッハ:インヴェンションとシンフォニアバッハ:インヴェンションとシンフォニア (詳細)
ギルバート(ケネス)(アーティスト), バッハ(作曲)

「上品で知的な香りにあふれた演奏」


バッハ:小プレリュード集バッハ:小プレリュード集 (詳細)
ギルバート(ケネス)(アーティスト), バッハ(作曲)

「貴重な録音、真摯な演奏、これぞ「名盤」!」「バッハ器楽曲の入門盤」


▼クチコミ情報

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音)

・「旋律は流れる風のように
1981年のゴールドベルグ変奏曲が心に染み渡る水であればこの1955年のモノラル録音の方は吹き抜けていく風のようです、1981年は音の一つ一つに重みがあり「一言一言ちゃんと伝えたい」という感じ、それに対し1955年は「たくさん伝えたいことがあって自分の想いを一気に告げる」ような感じです。1981年は聞き終わった後に深い感動がありましたがこちらはある種の爽快感があるように思えました。どちらが好きかといわれたら1981年の方ですが単純に比較すべきではないのかもしれないです、それくらい同じ人が同じ曲を演奏しているのに雰囲気が、音が、伝わってくる感じが違います。

・「まさにグールドベルク!
私はグールドのゴルトベルク変奏曲(新録音)をはじめて耳にしたときかってない衝撃を受けた。そしてこの旧録はさらに上をいっていた。彼の強烈なキャラクターもさることながら、音楽もまた彼独自のスタイルがそのままピアノに反映され聴き手の心を引きつけてやまない魅力を醸し出している。「この旧録に出会った事は幸運だった。」そう言えるのは私だけではないと思っている。

・「ジャケット買いもアリ!
このデビュー盤は、内容は言うまでもないが、そのジャケットが味わい深い。スタジオでの録音の際にDon Hunsteinによって撮影された30枚のグールドの写真。この曲に収められている変奏曲の数も30であるところが象徴的である。プロデューサーのHoward Scottと議論している写真。歌いながら演奏する写真。23歳の若者がこれほどまでに輝いている様子を羨望の眼差しで眺めないではいられない。

・「ゴールドベルクの原点
バッハは、誰が弾いてもバッハに聴こえ、何で弾いてもバッハに聴こえる。音楽自体が演ずる者、聴く者の概念を包摂する。だからこそ、無限の表現の可能性を秘めた音楽であり、またその表現を受け入れる音楽である。バッハの音楽は宇宙であるのだ。グールドはその可能性へ挑戦した最初の人である。そしてこの演奏はその証であった。

文化勲章を授かられた吉田秀和氏は大昔、国内で不評であったこのレコードを絶賛され、自らライナーノートを執筆された。(ご本人が初めてレコードのジャケットにものを書いた仕事だったらしい。)

吉田氏の言葉を借りて、「胸のすくような精緻なリズムとフレーズの区切り方、テンポの良さ。そういった全体がまるで苔の庭のような一分の隙もない緻密で濃密な音の敷物を作り上げるのだが、しかもその表面の艶々した瑞々しさと、その下を絶えず生きて流れている叙情の味わいの気韻の高さ」

ということか。

・「いつ聴いても新鮮な演奏
グールドのバッハ演奏については多くの方が書き記している。ゆえに何を今更という感がするではないが、コメントせずにはいられない不思議な魅力を持っている。早すぎた死を悼むばかりである。1981年盤と比べられる演奏であるが甲乙つけがたいと言うのが私個人の意見である。1981年盤のゆったりとした遅いテンポの演奏、哲学者と対話をするかのような間の取り方…。1955年盤では若さゆえの潔さ、古い慣習にとらわれることなく果敢に取り組む姿勢などが伝わるかのようなスピード感溢れる演奏。結局どちらも聴いてしまうのであるが…。いつ聴いても新鮮な演奏である。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音) (詳細)

バッハ:平均律クラヴィーア曲集

・「最高の演奏
バッハを弾かせたら、右に出るものはいないと思います。私は、グールドをゴールドベルク変奏曲(55年盤、81年盤両方)で知って聞くようになったのですが、このように録音を残してくれてありがたく思っています。完璧としか言いようがありません。

本CDは平均律クラヴィーアの抜粋ですが、それだけに良い曲目ばかり選ばれているとも言えます。1枚でじっくり味わえるCDです。

・「すっきりとして清々しいバッハ。この曲の二番手、三番手としておすすめしたい
 全然、平均的じゃないバッハ(笑)  あちこちで、はっ とさせられる箇所があり、清新の気に満ちたピアノでしたね。流れるようなバッハとは対極に位置する、めりはりを利かせた演奏。

 でも、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』の最初の一枚としてはどうなんだろう。私だったら、まず、リヒテルの全曲盤をおすすめしたいな。この作品の深みを味わうなら、リヒテルのピアノが一番だと思うし、実際に聴いてみて、とても感動したから。 続く二番手、三番手のチョイスとして、全く毛色の違う演奏を楽しんでみようかって方に、グールドのこの選集をおすすめしたいですね。明晰で、斬新な解釈のバッハ。もやもやしたところのない、すっきりとして清々しいバッハだなあって、そんな印象を持ちました。

 第1巻、第2巻の各24曲の「前奏曲とフーガ」から、それぞれ、8曲をセレクトした抜粋盤。第1巻は、1962〜1965年の録音。第2巻は、1966〜1971年の録音。 どちらかっていうと、第2巻のほうが、聴いていて面白かったな。

 肌に合う、合わないが、人によって大きく割れるのが、グレン・グールドのバッハ。 『ゴールドベルク変奏曲』の旧録音盤を筆頭に、私はこの人のバッハ、「躍動感にあふれていて面白いなあ」って、とても気に入っています。

・「バッハの平均率、リヒテルと並んで名盤です。
最初の第一番でリヒテルとはまったく違うアプローチで、なかなか楽しめます。ただ、最初に聴いたのがリヒテルのほうなので、個人的にはどうしてもリヒテルのほうが好きです。例の「刷り込み」ってやつですね。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 (詳細)

バッハ:フランス組曲(全曲)

・「比類なき銘品
バッハのフランス組曲ではグスタフレオンハルトのチェンバロ演奏がよく話題に上りますがピアノによる作品ではこのグールドの演奏が白眉ではないでしょうか?生き生きとしたタッチにこの作品の本来持つ美しさが滲んでいて世紀の天才、その所以が窺えようと言うもの。内向きな演奏で、聴いていて自身の内面深化を促されますが、ある意味でバッハの思うところを探り当てたような達観を感じさせる名演だと感じています。廉価盤でも手に入るようなので是非ご一聴を!

・「素晴らしい演奏です!!
趣味でピアノを習っており、現在フランス組曲を学んでいます。ただ、いま一つ「分かった!」という感じがなく、迷いながら弾いていました。で、このページの皆さんのレビューを見て、買ってみようかな・・・と。聞いてみてショックを受けると同時に、目の前がパーッと広がったような感覚がありました。すごい!!本当に生き生きとしたエネルギーが伝わってきますし、一音一音すごくクリア。突き抜けるような青い空というイメージで、「あ~、バッハだなぁ」と感じました。

ボキャブラリーが貧困なのでうまくコメントできませんが、イイです、本当に。オススメです。

・「愛しき妻への贈り物
バッハは10才の時に両親を亡くしている。そして最初の妻、マリーア・バルバラにも先立たれる。そして1721年12月、15才年下のケーテンの宮廷歌手だったアンナ・マグダレーナと結婚する。おそらくは明るい家庭生活を取り戻してくれた若妻に感謝の気持ちでいっぱいだったに違いない。それが、バッハのイマジネーションに火をつける。イギリス組曲・フランス組曲・パルティータはいずれも新婚早々に妻のために書いた2冊の『アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集』に由来するからだ。1722年の第一巻にはフランス組曲の5曲が含まれている。

フランス組曲とイギリス組曲の構成の差、それはアルマンドの前にプレリュードを持っていることである。よってフランス組曲を『小組曲』、イギリス組曲を『大組曲』と呼ぶこともできる。演奏してみるとこのプレリュードの部分が長大で、CD2枚にイギリス組曲がなってしまうのも無理はないと思う(●^o^●)。

グールドはこのバッハの妻への愛に満ちた作品をいつものようにとつとつと弾いて見せる(●^o^●)。グールドはいつも一度に8時間録音していたそうだが1時間以上ピアノに向かっていることはなかったそうである。あとはただ再生テープを聴き、最良の自己表現たるテイクまで試行を続けるのだ。それがとつとつと弾いているように聴こえるというのも面白い(●^o^●)。

閑話休題。フランス組曲はELPのファーストの名曲『ナイフ・エッジ』の中間部にも(3:22以降(●^o^●))使われているのでロック・オンリーの人も聴けば、あーあの曲かと言うでしょう(●^o^●)。

・「天上から降り注ぐ音楽
 ゴールドベルク変奏曲(新旧)に限らずグールドの演奏にはほんとうに魅せられる。聞いているとこのCDもまるで天上から音楽が降り注いでくるようである。棚から楽譜をひっぱりだしてなるたけ弾けそうな曲に挑戦してみるけどああなるほどグールドはこんな風に弾いているんだ、バッハはこう弾くんだ、と感心しきり。忽ち弾くのはあきらめてグールドの世界に引き込まれてしまう。恐るべしグールド。

フランス組曲に続き、イギリス組曲、インヴェンションとシンフォニアとまだまだ至福の時は続きそうだ。

バッハ:フランス組曲(全曲) (詳細)

バッハ:イギリス組曲(全曲)

・「解釈のレンジ
1973年3月11日から1976年5月24日にかけて録音。この録音の様子は実はブルーノ・モンサンジョンの映像4部作『音楽のいくつかの道』(1974年)の第二部に登場する。グールドはアーキュレーション、アゴーギク、デュナーミクを変えながら様々にこの曲を弾く。その度に新しい解釈が生まれ、解釈のレンジがどんどん広がっていく様が解る貴重な映像である。グールドのレコーディングというのはどういうものだったのか、が理解出来る。

イギリス組曲も愛しき新妻アンナ・マグダレーナのために最初に作られたと考えられる曲である。イギリス組曲・フランス組曲・パルティータはいずれも新婚早々に妻のために書いた2冊の『アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集』に由来するからだ。フランス組曲とイギリス組曲の構成の差、それはアルマンドの前にプレリュードを持っていることである。よってフランス組曲を『小組曲』、イギリス組曲を『大組曲』と呼ぶこともできる。演奏してみるとこのプレリュードの部分が長大で、CD2枚にイギリス組曲がなってしまうのも無理はないと思う(●^o^●)。

つまりイギリス組曲はプレリュードで決まる、と僕は思う。グールドが3年の歳月を費やして解釈したこの録音の解釈の奥に幾多の解釈のレンジが存在することに感動を覚える。

・「解釈のレンジ
1973年3月11日から1976年5月24日にかけて録音。この録音の様子は実はブルーノ・モンサンジョンの映像4部作『音楽のいくつかの道』(1974年)の第二部に登場する。グールドはアーキュレーション、アゴーギク、デュナーミクを変えながら様々にこの曲を弾く。その度に新しい解釈が生まれ、解釈のレンジがどんどん広がっていく様が解る貴重な映像である。グールドのレコーディングというのはどういうものだったのか、が理解出来る。

イギリス組曲も愛しき新妻アンナ・マグダレーナのために最初に作られたと考えられる曲である。イギリス組曲・フランス組曲・パルティータはいずれも新婚早々に妻のために書いた2冊の『アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集』に由来するからだ。フランス組曲とイギリス組曲の構成の差、それはアルマンドの前にプレリュードを持っていることである。よってフランス組曲を『小組曲』、イギリス組曲を『大組曲』と呼ぶこともできる。演奏してみるとこのプレリュードの部分が長大で、CD2枚にイギリス組曲がなってしまうのも無理はないと思う(●^o^●)。

つまりイギリス組曲はプレリュードで決まる、と僕は思う。グールドが3年の歳月を費やして解釈したこの録音の解釈の奥に幾多の解釈のレンジが存在することに感動を覚える。

・「感情と雰囲気しか聞いてない人
感情・雰囲気が速いテンポで変わっていきますが、最初から最後まで感情あるいは雰囲気が感じられないところがないという、すごいCDです。ぼくは感情と雰囲気しか聞いてない、理解できない人なので、クラシックの曲を聞いてて感情・雰囲気がないくだりはつまんなくてしょうがないのですが、このCDは最高です。バッハってこんな感情の変化が豊富な曲書くんですね。

・「落ち着いて聴けるバッハ
 グールドのバッハの中では、比較的地味な存在ではありますが、私の20年来の愛聴盤の一つです。 例によって、グールドのしなやかな左手の動きによって、生き生きとした低音域の躍動感が楽しめます。バッハの鍵盤作品はともすれば平板な演奏になりがちだろうと思いますが、グールドの手にかかると再び生命を吹き込まるかのようです。

 グールドのバッハは「フランス組曲」もありますが、私が聴くのは「イギリス組曲」の方に偏ります。秋の夜長など落ち着いて時間を過ごしたいときに、いかがでしょうか。

バッハ:イギリス組曲(全曲) (詳細)

バッハ:パルティータ全曲

・「若き日のグールド,晩年の彼を聴き比べられる2枚
グールドは剃刀のように鋭い1955年の「ゴルトベルク変奏曲」で本格的にレコード界に登場したが,次に録音したのがパルティータ全曲である.2番ハ短調の第1曲(シンフォニア)はフランス風序曲のスタイルで書かれた冒頭部,イタリア風に書かれた甘美でホモフォニックな中間部,そしてドイツ風の厳しいフーガ形式を取る終結部を持ち,3つの文化を融合させたバッハの能力には感嘆を禁じ得ない.グールドは3つの部分をそれぞれの特徴を実にうまく表現している.左利きであったグールドはしばしば低声部を強調することを好んだが,フーガ部分で嵐のように叩かれるバスの歩みは感動的だ.

この2枚のCDにはパルティータ全曲だけでなく,所謂「小プレリュードと小フーガ」も含まれている.グールドはこれらの小品にち?まり興味を示さず,録音は晩年までなされなかった.従って2枚のCDで若き日のグールドと晩年の彼を聴き比べることができる.(因みにピアノもスタンウェイとヤマハで異なっている.)小プレリュードでは,ホ短調BWV938が感動的だ.この曲は2声の易しい曲だが,潜在的ポリフォニーを多用しており3声に聞こえる部分が多い.(例えば33小節からのソプラノ.)33小節からのバスの上行の表現は(左利きの)グールドらしい.

・「グールドのバッハでも最も好きな曲。
これは私がグールドのバッハの中でも最も好きなアルバムである。勿論平均率、ゴールドベルクも素晴らしい。しかしながら、パルティータのように比較的独立した曲が並ぶ曲集の場合、グールドの素晴らしさが一層引き立つように思われる。それは平均率1巻よりも2巻の方がグールドに合っていると思われる理由と合致しているのではないだろうか。さて、パルティータといえばチャーミングな1番、ドラマティックな2番が有名であるが、私のお気に入りはフランス序曲風に始まる4番、ワーグナー的なものさえ感じさせる6番である。特に6番の第1曲は異色の曲で、大変長い。しかしながらその長さを感じさせない、素晴らしい演奏であると思う。

・「何度聴いても飽きないのは何故?
グールドのバッハは沢山聞きましたが、どれかひとつ、と言われたら、この曲集を挙げるかも知れません。組曲では、イギリス組曲やフランス組曲も勿論素晴らしいのですが、このパルティータは、本当に病み付きになります。グールドやバッハが好きで、万が一これを聴いていない方、人生損してます!

・「格好良い、美しい
グールドの演奏で好きなのは「ゴールドベルグ」と「平均率」、ピアノ演奏の「ジークフリード牧歌」、そしてこの曲である。「格好良い」と言った言葉を捧げたい。

グールドに対して、「ニュータウン的デオドランティスト」と言った批判がある。言っていること自体はわかるが、その人がロマンティストだろうがデオドランティストだろうが、私としては美しい作品を提供してもらえれば良い。

グールドの名演には人間の本源に達する魂が宿っている。彼はルビンシュタインを愛する人でもあったのだ。

ちなみにグールドの著作集も面白いので、そちらもお勧め。

・「なぜ『イタリヤ組曲』とは言わないのか(●^o^●)
パルティータ第一番・第二番が1959年、第三番が1962年、第四番は1963年、第五番・第六番は1957年に録音されている。つまりグールドは5→6→1→2→3→4の順に7年もの月日をかけて取り組んだ事を意味している。イギリス組曲などは1973年スタートの録音であるからして最初に手がけたかった作品が本作だったことも予想できる。(●^o^●)

バッハは10才の時に両親を亡くしている。そして最初の妻、マリーア・バルバラにも先立たれる。そして1721年12月、15才年下のケーテンの宮廷歌手だったアンナ・マグダレーナと結婚する。おそらくは明るい家庭生活を取り戻してくれた若妻に感謝の気持ちでいっぱいだったに違いない。それが、バッハのイマジネーションに火をつける。イギリス組曲・フランス組曲・パルティータはいずれも新婚早々に妻のために書いた2冊の『アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集』に由来するからだ。

フランス組曲・イギリス組曲ときて、なぜイタリヤ組曲といかないのか、が不思議ではある(●^o^●)。『パルティータ』とは舞曲の組曲のことだ。ちなみに『イタリヤ組曲』というのはイゴール・ストラビンスキーの作品にある。

グールドはこのバッハの妻への愛に満ちた作品をいつものようにとつとつと弾いて見せる(●^o^●)。グールドはいつも一度に8時間録音していたそうだが1時間以上ピアノに向かっていることはなかったそうである。あとはただ再生テープを聴き、最良の自己表現たるテイクまで試行を続けるのだ。それがとつとつと弾いているように聴こえるというのも面白い。

バッハ:パルティータ全曲 (詳細)

バッハ:フーガの技法

・「とくに付け加える事もなく...
前半のオルガン演奏についてはマイクを極端に近づけているわけですが、これは残響を排除して空間性をはぎ取るという明確な意図によるものです。曲の構造を重視するグールドらしい意図ではありま~~す。オルガン=スピーカーというわけです。教会の火災で録音が中絶した後、総てをピアノで一気に録音し直すことも考えたものの実現せず、ばらばらに録音されたものがこのCDの後半に纏められています。そのために音質にもばらつきがありますが、充分に楽しめるものです。ピアノ演奏が纏められているという点で、フーガの技法についてはこのエディション版を購入~~されることを強くお薦めします。~

・「オルガン使用の理由
 レオンハルト盤と並ぶ決定版と考えている。 ここでのグールドのオルガン使用の意図ははっきりしている。彼はオルガンをピアノ化して使用したのだ。それは本曲の「構造」を明らかにしようという意図であり、十分理解できる。「怪演」という評価は当たっていないと思われる。組曲系(フランス、パルティータ等)とは違って複数の旋律線の織りなす構造を重視する平均律系(インヴェンションや本曲集)の演奏としてはグールドのアプローチは適切であり、従来のオルガン演奏の枠内で考えるべきではない。 ピアノ演奏も含まれている本エディション盤を購入すべきである。

・「グールド唯一のオルガン演奏
1962年1月31日から2月21日録音。バッハの最晩年の曲『フーガの技法(1748年か1749年に作曲に着手、バッハは1950年に没している)』には指定楽器がない。指定楽器がないことからかグールドはこの曲だけなんとオルガンを選択する。使用されたオルガンはトロント市キングスウェイのオール・セインツ教会のもので、ケベック州サント・セサントのカサヴァン兄弟有限会社建造のものだった。このオルガンの特徴は教会堂の内陣の南面にむき出しになっているポジティブ・オルガンの部分にある。グールドのマイクのセッティングも相当に変わっていて、楽器の送風音をワザと拾うようにセッティングされている感じである。ピアノにおいても徹底して自分の好みのセッティングに変えてしまうグールドであるからしてパイプ・オルガンにおいてもしかりであるのは頷けるところだ(●^o^●)。

全てを自らの思うままにして『オルガニスト』グールドはこの曲に立ち向かう。おそらくはグールドの数多いアルバムの中でも『怪演』の一つであるはずなのだが、聴きだすとその世界にすっかり入り込んでしまう自分を見つけてしまう(●^o^●)。

こういうグールドもいいなぁ、と思う一枚である。(●^o^●)

・「グールドによるバッハ・フーガの技法の決定版
グールドによるバッハ・フーガの技法のCDは、オルガン演奏30分だけ収録したもの、何故かインヴェンションとシンフォニアを組み合わせたもの等が発売されているが、私はこの1997年発売の本作が決定版だと思う。コントラプンクトゥス第1番〜第9番が有名なグールド唯一のオルガン演奏約31分で、私は「怪演」などではなく、ピアノが本職のグールドらしさを感じさせつつも堂々とした名演だと思う。そして、本作を決定版と私が考えるのは、ピアノ演奏も収録されていること。即ち、コントラプンクトゥス第1、2、4番、正規音源による初発売となる同第9、11、13番、そして未完の同第14番のピアノ演奏であり、合計30分を超す。このうち、モノーラル録音は9、11、13番だけ。第1番等はオルガン演奏とピアノ演奏の比較に感興をそそられるし、何と言っても未完の第14番でピアノ演奏が止まる瞬間が時空の深淵をのぞくようで壮絶です。この瞬間の後にBACHの名によるプレリュードとフーガ変ロ長調BWV898(初発売)約5分が収録されているが、この曲はない方が、余韻があって良かったのではと思う。ジャケットもグールドがオルガンを弾いている写真の方が私は好きだ。そのような点を差し引いても本作は星5個に値する名盤である。

・「何十回も聞いてしまいました。
ついに買いました!やっぱめちゃいいです。2番がお気に入りです。どっちもいいけどオルガンの方が好きかな。麻薬のようにやめられなくなりました〜!

バッハ:フーガの技法 (詳細)

未完のイタリアン・アルバム

・「イタリアバロックとバッハ、そしてグールド
 私にとってのグールド開眼のきっかけとなった一枚。それまで正統派のピアノによるバッハ演奏に耳慣れていたせいでか、いまひとつグールドの演奏にのめり込むことができないでいた。ところがこのアルバムに収められているマルチェルロのオーボエコンチェルトを原曲とするピアノ曲の演奏を聴いて、目から鱗が落ちる思いがした。うなり声とともに聞こえてくるのは、孤高の魂の調べであった。また、他のレビュアーが採りあげていないようなので、あえて言っておきたいのだが、アルビノーニの音楽を原曲とする二つのフーガはすごいの一言に尽きる名演である。これを聴くと、バッハがアルビノーニからいかに多くを学んだかがわかる。他の演奏もすばらしいものばかり。グールド入門にはこういうアルバムからのほうがいいかもしれない。

・「グールドのバッハ中指折りの名盤!
 ここには、普段チェンバロぐらいでしか聴けないC.P.E.Bachの「ヴュルテンベルクソナタ1番」が収録されていますが、ピアノでしか表現し得ない様々なニュアンスをたっぷりと堪能することができます。

 他にも「マルチェロの主題によるオーボエ協奏曲」が非常におもしろい!個人的にはイタリアンコンチェルトがお勧め。とくに3楽章は驚異的な速さ。それにもかかわらず細かな表情がしっかりとつけられていて、聞く方も息苦しさを感じることなく曲に入り込めます。グールドは左利きだったらしいですが、それを知らずともこの盤を聞くだけで「もしかして・・」と感づいてしまいます。

・「涙が出そうなくらい傑作な上に色々思ってしまうアルバム
1971,79,80年 トロント、イートンズ・オーディトリアムにて録音。グールド没後15年たった1997年に発表された。1982年に亡くなったグールドの晩年期かつ未発表のバッハを多数含むアルバムとして注目すべきアルバムである。

特に『マルチェルロの主題による協奏曲ニ短調』の弾きっぷりに圧倒される。明確で強いセンテンス。右手と左手の独立性。それから構築されたコンポジションのはっきりした建築物のようなバッハだ。グールドのバッハはむしろ晩年に行くほど輝きを増しているように感じられる。

余談だがギドン・クレーメルの著書『琴線の触れ合い』には、グールドの晩年に共演を打ち合わせしたことが綴られている。1982年トロントでコンサートを開いた後、CBSはグールドとクレーメルを会わせようと尽力し、アンドラーシュ・シフとクレーメルは夜行性のグールドと真夜中近くに初対面している。話は盛り上がりグールドはまだ未発表だった新録『ゴルドベルグ変奏曲』のビデオを見せてくれたらしい!!!その後、話はリヒャルト・シュトラウスのソナタに移り(このソナタはグールドの最後の録音となった)、クレーメルの予想の倍のテンポで口ずさんだそうだ。もしかしたらリヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタあたりを共演していたかも知れなかったのだ。

何しろこういう素晴らしい演奏を聴くともっともっとグールドに生きて欲しかった、と思うのは僕だけではないだろう。涙が出そうなくらい傑作な上に色々思ってしまうアルバムだ。

・「27歳の記憶の曲や!
オン・ザ・レコードのビデオは母が持っていて、イタリアン・コンチェルトの録音風景が強く印象に残っていました、私は元気いっぱいの3楽章が大好き!録音スタジオでの若き日のグールドの真剣な表情や、満足いくまでやり直したり真剣そのもので怖いくらいの緊張感でした、テープ編集を音の捏造と非難されたらしいけど、結果よければ全てよし!

何故かDomenico Scarlattiのソナタも入っていて選曲は???ですが、大好きな一枚です。

明日も気張ったろか~と、いう気持ちにしてくれる不思議なCDです。買わへんかったら、損やと思います、安いしお得や~

未完のイタリアン・アルバム (詳細)

バッハ:6つの小プレリュード

・「愉しいバッハ
個人的にはこれを平均律曲集なんかよりも良く聴く。自分でピアノで弾いても難しくはないし単純に書かれている分わかり易く(グールドは完璧に各声部を弾き分ける)、その愉しさがとても印象的だ。一度聴いただけで記憶に残る。この小気味良いリズム感がグールドがこの小品集で表現しようとしていたこと。

確かグールドをめぐる33の情景とか言う映画にも効果的に使われていた。バッハの鍵盤器楽曲がわかり難いと感じてらっしゃる方、またはグールドは面白くないと思ってらっしゃる方はこれから入ってゆくのがお勧めですね。

・「小品を光り輝かせる才能
1979年10月10日、1980年1月10・11日、2月2日トロント、イートンズ・スタジオにて録音。ニューヨーク30thストリート・スタジオに次ぐ彼の根城である。(●^o^●)

このアルバムにおさめられた曲はバッハの小品集とも言うべき作品だが、グールドはむしろこうした小品を光り輝かせる才能に長けていた。ケーテン時代の1720年頃のこれらの小品たちはグールドのピアノにより見事に磨かれ光り輝いている。

これらの曲はピアノのために作られたものではなく、クラーヴィア(チェンバロ)のための作品である。それをピアノの中でいかにバッハの意図を表現するかがグールドの生命線であった。そのために彼は多種多様なレコーディング・アプローチを繰り返し、多くの解釈を捨て去り残された1つの解釈としてアルバムを発表してきた。こういうピアニストは他にはいない。そしてバッハの奥の奥までレコーディングをしたピアニストもいないし、今後も登場しないだろう。

頭の中でシナプスが蠢き出し、ここは左手でこう弾いているな、ここは右手でこのタッチか、と両手が疼いてしまう演奏である。(●^o^●)

バッハ:6つの小プレリュード (詳細)

バッハ:リトル・バッハ・ブック

・「グールド自身の選曲によるバッハ演奏のベスト盤
本作品は、1980年に彼のレコード・デビュー25周年を記念して企画されたもの。その時点までの彼のピアノによるバッハ演奏の録音の中から選曲したのはグールド自身。個々の演奏もさることながら、その選曲にいかにも彼らしさが滲み出ている。1曲目は55年の記念すべきデビューとなったあまりにも有名なゴールドベルグ変奏曲の冒頭のアリア。その直後の小プレリュードは当時の最新録音から選んでいる。そして本作全体の最後をイギリス組曲第2番の最後の3曲で締めくくっている。このように彼が世界をリードした25年に亘るバッハ演奏の中から偏りなく選曲された珠玉の名演の数々は、バッハに対して敷居の高さを感じている人や、これからグールドを聴いてみようという人にとって、格好の入門編になること間違いなし。グールドのレコードを買い始めて2,3枚目というときに本作(当時はLPでしたが)に出合うことが出来た私がそうでした。インヴェンションのレコードをあわてて買いに行ったものです。なお、グールド入門編としては彼の死後に企画・発売された「イマージュ」のDisc1もバッハの名演を集めていますが、バッハだけに限るなら、グールド自身の選曲ということもあり、こちらの方がお薦めかな、と思います。(バッハ以外の曲を含めてグールドの全体像をてっとり早く知りたいなら「イマージュ」がお薦めであることは間違いありませんが。)なお、本作は入門編としてだけでなく、一種のベスト盤として、ふとした折に繰り返し聴きたくなる優れた名演集なので、既にグールドによるバッハ演奏への関心を深めている方にもお薦めです。最後に、アルバム・カバーの写真はグールド11歳の時のものなので、それだけでもコレクターの心をくすぐることでしょう。

・「おすすめです!
第1曲目のゴールドベルク変奏曲を聴いた瞬間から惹きこまれました。こんな演奏を聴いたのははじめてです。非常に繊細でありながらそのピアノの響きはクリアで、なんだか穏やかな情景が眼に浮かぶような一品です。もちろん、1曲目に続くほかの演奏もすばらしい限り。とにかく聴いてみてください。特にバッハ初心者にはお勧めだと思います。

・「未来永劫消えることのない光を放つバッハ
1980年リリース。この年にレコード・デビューして25年になったのを記念して創られた。つまり衝撃のデビュー盤『ゴルドベルグ変奏曲』(1955)から1979年のBWV933・934の『小プレリュード』までのグールド録音のバッハを自身選曲したものだ。グールドは1982年10月にわずか50才で亡くなっていて、最後のバッハが1981年録音の2度目の『ゴルドベルグ変奏曲』であるからしてグールドのバッハはこの2枚である程度学習可能ということでもある(●^o^●)。

グールドの創り出す『バッハ宇宙』の素晴らしさは、このように『斜め聴き』しても充分に堪能出来る。ひとつひとつの曲は短くはかない。しかしながら頭の中に広がる活性化された広野の様な感覚がずんずん広がっていく(●^o^●)。同じようにピアノで弾きたいと思っても実は最も弾くのに遠いバッハであるのも同時に感じる。

未来永劫消えることのない光を放つバッハだ。

・「すばらしい!
 グールドのCDを初めて手にしたのがこれでした。聞き流した時点ではすごいけど退屈、という感想でしたが、聴きこむにつれて夢中になりました。私はそれほどクラシックに詳しいわけでもないし、特にバッハが好きというのでもなかったけれど、このCDを買ったことに心底ガッツポーズです。この感動は言葉では表現できません。 これが気に入った方は1982年に再録音したアリアもぜひ聴いて欲しいです。グールドの技巧的なところがよく言われがちですが、それだけではこれだけ人の気持ちを打つことはできないと思います。 とにかくすばらしい!グールドのバッハは50年、100年経っても色あせることなく同じように人に語りかける作品なのだろうなあと思いました。

・「良いです☆
グールドのCDで初めて買ったのが、これでした。最初はゴールドベルク変奏曲から始まり、とても聴きやすくて良かったです。このCDでゴールドベルク変奏曲に興味をもち、とても大好きになってしまいました。ぜひ、聴いてみてください。

バッハ:リトル・バッハ・ブック (詳細)

プレイズ・バッハ

・「こんな風に弾けたなら…
 最初、演奏者よりも、好きな曲目、オルガン原曲の「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」と、シロティが編曲した前奏曲ロ短調が収録されていたので、このCDを手に取りました。今まではどうしても関心のある曲目を念頭に、CDを選んでしまうので、数あるバッハのピアノ演奏者の中から、今回、シュタットフェルトを知ることが出来たのは幸運だったと思います。緩急自在に操り、若者らしい気負いを抑えた冷静な粒のそろったタッチ…、シュタットフェルトの演奏からは、そんなイメージを思い浮かべました。 下手の物好きで、大人になってからピアノを始めた者にとって、ここに収録されているインベンションとシンフォニアは、まさに理想とすべきお手本のようなもの、特に、インベンションの第八番は、羨ましい、こんな風に弾いてみたいと思わせます。短い曲ながらも、完成され余裕を持った演奏がかっこいいの一言です。 若さと老練さが同居し、それが嫌味にならないシュタットフェルトの演奏、実際にコンサートに行ってみたく思いました。どんな表情でバッハを弾いているのか、興味があります。

プレイズ・バッハ (詳細)

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 全曲

・「極上のバッハのピアノ曲
バッハの時代には現代のようなピアノは存在せず、チェンバロもしくはクラウ゛ィコードが鍵盤楽器の主流だったようです。オリジナルにこだわるとどの楽器で演奏されているのが本家本元なのかということになりますが、ここでは巨匠リヒテルが現代の鍵盤楽器の雄であるピアノを用いて極上の平均律を聴かせてくれます。よりチェンバロ的なピアノによる平均律を聴きたい方にはグールドを、もろにチェンバロによる演奏を聴きたい方にはヴァルハやレオンハルトの演奏をお勧めしますが...ピアノで表現できるバッハの美しさが凝集されており、万人にお勧めのCDです。

・「リヒテルの内面性が余すことなく表現される名盤
リヒテルの平均律は、子供の頃に初めてLP盤で聞いて以来、何度聞いたかわからない。かっちりとしたバッハが、抑制されながらも、こんなにも様々なニュアンスを帯び、深い演奏ができるものかと感嘆したレコーディングである。特に第一巻の柔らかい音色と、珍しいぐらいの響き(宮殿内で録音しているので)と音の広がり、そこから生み出される表現の豊かさ…。このレコーディングにはまって、ついにリヒテルの生涯についてのビデオまで買ってしまったぐらい。協奏曲などでみせる伸びやかさ、超人的、圧倒的なテクニックや、ぐいぐいと人を引き込む魅力とは異質の、リヒテルの深い内面性を表現している、文句なしの傑作と言えると思う。

・「このCDを聴いての感想です。
とても自然なバッハの平均律クラヴィーア曲集で、心癒される演奏でした。リヒテルは20世紀最大のピアニストだと言ってもよいと思いますが、この録音に3年かけたというこの力作は素晴しい財産になっていると感じます。全曲、4枚組でこの価格はお買い得でした。

・「名盤です!
 普段は4種類の平均律を聴いております。アンドラーシュ・シフの平均律は丁寧・繊細・粘着質で修飾音が多い、キース・ジャレットの平均律は丁寧・平坦・清冽、グレン・グールドの平均律は奇抜で音楽的興奮に満ちている、と感じております。このリヒテルのバッハはこれらの中で最も温もりがあり荘厳な雰囲気に満ちた作品と思っています。やや生真面目すぎる感じがするのと、音がこもっているのが多少気になることはありますが、いずれにしても名盤であるのには間違いないですね。多分一生聴きます。

・「異端にして標準
かつて金字塔とされた名演奏。夢見るような第一巻とストイックな第二巻の好対照な演奏にも納得させられる。LP時代には感無量で何度鳴らしたかわからない。以前のCDにはそのコメントに期したように大きな問題点があったが、この版ではそれらの問題は解決されている。まず、曲想の異なる第一巻と第二巻ははっきりと分けられている。また、リヒテル自身がけなしたらしい第二巻の録音はおいておくとして、以前のCDではパッとしなかった第一巻の美しい残響は確かに甦っている。同時にノイズも大幅に低減していて気にならない。これでリヒテルの名演奏に集中できるようになったわけで、真に喜ばしい。以前のCDをお持ちの方も買い直す価値がある。是非おすすめする。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 全曲 (詳細)

バッハ:フーガの技法&クラヴィーア練習曲集第2巻

・「レオンハルトの最高傑作のひとつ
 初期録音のひとつであるが、録音も優れているし、内容もレオンハルトの最高水準の演奏の部類に入る。 本曲集はバッハが演奏楽器を指定しなかったため、合奏やオルガン、クラヴィコードといったありとあらゆる楽器で演奏されている。レオンハルトはこれをチェンバロの曲として考えた。 この曲を弾くためには何よりもスコアを読む力、全体の構成力を考える力が必要になってくるが、チェンバロという楽器を通じて、レオンハルトはその優れた解釈能力を遺憾なく示している。同一テーマがさまざまに変奏されるという曲集だけに、旋律よりもバッハの展開の妙技を鑑賞するという側面を持っているが、対位法の作曲家であるバッハの特質を誰よりもよく理解しているレオンハルトにまさにぴったりはまった曲だと言えるだろう。 よって、すでに高い評価を受けた本アルバムは彼の代表盤のひとつと言える。アスペレンの好サポートも特筆すべきだろう。まるで一台のチェンバロで弾いているようにさえ聴こえる。オルガンで弾かれたグールドの演奏と共に、まず第一に指を屈しなければならない演奏だ。

・「レオンハルトのベスト、バッハ演奏のone of the best
「本当の」バッハを聴くならこの「フーガの技法」だと思う。何もかも剥ぎ取ったエッセンスとしてのバッハは、この演奏だ。ハルモニアムンディは音楽史のレーベルではアルヒーフ以上に粒が揃っているが、中でもこの演奏は自分が聞いた中では一番だ。でも、「バッハのエッセンス」なんて言うと、いかにも、堅苦しくて地味みたいな感じがするが、そうではない。たしかに派手ではないけれど、肩が凝ることも、退屈することも無い。気張らず衒わず、とにかく楽譜そのものに静かに対峙して、自分の呼吸で弾いていく。緊張感は強すぎず、しかし緩むことは無い、理想的な平静さで、聴き手を引き込んでいくかのような名演奏だ。個人的には、グールド盤に絶対に勝っていると思える「古楽演奏」だと思う。

バッハ:フーガの技法&クラヴィーア練習曲集第2巻 (詳細)

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲)

・「標準盤
  本作品をチェンバロで弾くうえの標準的演奏と言える録音だ。「標準的」というのは、水準を満たしている、という意味ではない。本アルバムに達しないレベルの演奏がほとんどだからである。 レオンハルトはなぜか第二巻の録音を先行させ、この第一巻を後回しにした。使用チェンバロもフレミッシュ・タイプからフレンチ・タイプに変更しているので、録音年代の変化とともに使用チェンバロの変化も反映して、音の印象がかなり違うので、それは注意しておいたほうがよい。 しかしレオンハルトの演奏スタイルにはほとんど差は見られない。そして第二巻よりも第一巻のほうが音楽のクオリティが上の分、それだけレオンハルトの演奏の威力が発揮されていると言えるだろう。 ピアノ演奏のような派手さはないが、「どうして不自由なチェンバロをわざわざ使うのか」という問いに対して十分な解答を出している名演である。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲) (詳細)

バッハ:インヴェンションとシンフォニア

・「模範的演奏である
 誤解のないように記しておきたい。まずこの曲はもともとチェンバロのために書かれた曲だ。だからピアニスティックな発想で弾くのはありだが、そういう演奏は面白くても「模範的な演奏」のはずがない。そして、レオンハルトの別の録音のところで何度も書いている通り、チェンバロはタッチによる音の差も強弱の差もつけることができない、とても不自由な楽器である(実際にチェンバロに触れたり見たりすればすぐにわかる)。その楽器のために書かれた曲を、その楽器を使って弾こうとすれば、レオンハルトのアプローチは自然で説得力のあるものなのである。ピアノを用いた演奏をスタンダードとみなしてチェンバロの演奏を批判するのは、端的にわかっていないだけなのである。

・「グスタフ・レオハルトの演奏、CD効果について。
最新技術のデジタルマスタリングにより、CDの音ではなく臨場感のある音である。また、演奏のほうも、細かい技術にあふれている。しかし全体的にテンポが速いため、模範的演奏とは言い難い。

バッハ:インヴェンションとシンフォニア (詳細)

バッハ : 7つのトッカータBWV910ー916

・「爽快な気持ちのいい演奏
バッハのチェンバロのためのトッカータ7曲を収録したCDで、「BACH2000」からの分売盤です。アスペレンの演奏は完璧なテクニックに熱い気持ちのこもった見事なものです。このCDでも速めのテンポで流れるように爽快な、実に気持ちのいい演奏を披露しています。

チェンバロ(ミヒャエル・ミートケ製作、1700年頃)の美しい音色にも心がシビれるCDです。

バッハ : 7つのトッカータBWV910ー916 (詳細)

J.S.バッハ:2声・3声のインヴェンション

・「バッハ特有の美しさを奏でる名曲集
インヴェンションというのは、右手だけでなく左手も主旋律を弾く形式のことです。左手も右手と同じようにメロディーを弾かなければならないので、伴奏に慣れきった左手には良い?トレーニングになります。そしてさすがバッハ、この難しい形式で美しいメロディーを歌い上げています。シンフォニアになると、インヴェンションの2声と違って3声になり、より技術がパワーアップします。弾くと難しいインヴェンション、シンフォニアですが、弾くうちにだんだんと楽しくなってきます。シフの演奏はあちこちで主旋律、副旋律が隠れていて、「あ、今度はここで弾いている」と聴くのも楽しいです。聴いたあとは、ぜひチャレンジされてはいかがでしょうか?

・「現代ピアノによるもっとも美しいバッハ演奏のひとつ
 アンドラーシュ・シフによるバッハ演奏の諸作は、現代ピアノによるもっとも美しいバッハ演奏のひとつと言えます。すみずみまで配慮された豊かな響きと、創意に満ちたフレージングは聴く者にやすらぎと新鮮な驚きを与えます。 「バッハの時代には作曲者と演奏者がしばしば同一人物であったために、書かれた版は速記的なもので一般的に十分だった」とシフは語り、バッハ自身がしばしば装飾音を書き加えていた例として2声のインベンションの一曲目を挙げています。・ドレミファレミドのファレミドをファミレ/ミレドと三連符に書き直したバッハの自筆稿(1723年)などをもとに、ここでの録音は原典版として流布された楽譜とは随所で異なる装飾音が加えられて演奏されています。 それをもって「学習者の参考にならない」という意見も発達段階においては十分正しいのですが、ひとりの芸術家としてシフが真摯に取り組んでいる作業に、耳を傾けてみませんか。 もう一度シフの言葉を引用しましょう。「われわれは誰もバッハを電話で呼び出して意見や助言を求めることはできないので、私はまず彼の音楽−−私にとっては最もすばらしい音楽−−の中に飛びこんで、できるだけ深く潜ってみて、”私のやり方”がいつか夢の中、理想郷の中で、彼に許しを貰えるようにはならないか、と願うだけである−−たとえ”私のやり方”が”彼のやり方”と同じになる日はこないとしても。」

・「ジャズピアニストがバッハを好む理由
キースジャレットのバッハを聴いた。グレングールドのインヴェンションを聴いた。そして今度はシフのそれを聴いた。シフのバッハは、綿密に計画されたバッハの記譜を、その自由な演奏技のグールドの向こうを張る奔放さでわれわれの耳に飛び込んでくる感じがする。前の3人の演奏法で、一番まじめに弾いているのは、はじめのジャズピアニストだと思う。

・「クリエイティブな演奏だが学術には...
非常に独特的な演奏でおもしろいのだが、インヴェンションを勉強したい人向けではないだろう。時に主旋律が浮かび出て、時には隠れ、副旋律が目立ち...と2声、3声である意味をなさない箇所が多い。

ルバートや装飾音は独創的で興味深いのだが、バロック音楽のアプローチとして首をかしげたくなる場面が多い。

現代楽器を使っての演奏として、悪いわけわけではないが、バッハの演奏の解釈としては優れたものではないだろう。

・「楽譜と違う・・・
カスタマーレヴューを最後まで読まずに、☆4つというところで購入してしまいました。楽譜に無い音が沢山追加されていて驚きました。自分で弾く参考にするつもりでしたが、参考にはなりません。アレンジされている事が判っていれば購入しませんでした。鑑賞については主観ですので・・・美しい音ですけれど・・・

J.S.バッハ:2声・3声のインヴェンション (詳細)

バッハ:小プレリュードと小フー

・「ニコラーエワのバッハ
バッハのこの12の小プレリュードと6の小プレリュードはクラヴィーア演奏の初心者向け作品集であるが、ニコラーエワのピアノによる演奏は聴く者をいやしの世界に導いてくれる。”最も優れたバッハを弾くピアニスト”といわれるニコラーエワは、神秘的とさえいえるタッチでピアノの持つ繊細な、ふくよかでまろやかな響きを表情豊かに心にしみて聴かせてくれる。チェンバロでは味わえないピアノの持つ音色をこれほど質の高い演奏に仕上げているニコラーエワのCDは他に類を見ない。バッハ愛好者必携の名盤。

バッハ:小プレリュードと小フー (詳細)

インヴェンションとシンフォニア

・「お手本としても演奏を楽しむにもベストな演奏
子供時代、初めて買ったバッハのCDがこれでした。ちょうどインベンションを習い始めたばかりでお手本に欲しくてだったのです。長調はドライに短調はウェットにと弾かれた演奏はそれぞれが完成された小宇宙であり、暖かくかつ磨かれた宝石のような冷たさを持ち合わせた演奏でした。虚飾もてらいもなく、ただまっすぐにバッハとピアノに向き合って弾いているような凜とした演奏に、今も魅了され続けて時々引っ張り出しては聴いています。

インヴェンションとシンフォニア (詳細)

バッハ:インヴェンションとシンフォニア

・「上品で知的な香りにあふれた演奏
ギルバートの演奏は堅実で、奇をてらった真似は決してしない。しかし決して無味乾燥で退屈な表現には陥らず、上品で知的な香りにあふれている。この「インヴェンションとシンフォニア」は、チェンバロによる演奏のCDの中でもベストを争う名演だ。チェンバロの音もとても美しい。寝る前に聴くと快眠できる。おすすめ!

バッハ:インヴェンションとシンフォニア (詳細)

バッハ:小プレリュード集

・「貴重な録音、真摯な演奏、これぞ「名盤」!
「小プレリュード集」の録音は正直言って少ない。「初心者向け」でプロのピアノ&チェンバロ奏者には物足りないからだろうか・・・?

ギルバートのこのCDはそんな意味でも貴重な録音だ。演奏も真摯な態度で曲に正面から取り組んだもので、知的で高貴な香り漂う見事なものである。他にBWV998やBWV904といった聴き応えのある曲も併録されているので、価格以上の価値のある「名盤」と言っていい。

・「バッハ器楽曲の入門盤
私が初めてこの録音を聴いてからはや15年近くが経ちますが、いまだに楽しく聴くことが出来ます。それは内容の易しさから来るものもありますが、チェンバロの表現が極めて適切に伝えられているからと言った方がいいでしょう。ギルバートはこの初心者向け作品にも真面目に取り組んでいますが、ベテランにも充分評価されるような演奏です。解説には「ピアノの初心者にも是非…」とありますが、チェンバロの再評価がされるようになってもう数十年が過ぎていますから、このようにチェンバロの演奏によって聴くことでこの作品の魅力を最もよくとらえる事が出来るものと思います。ギルバートはバッハのチェンバロ用作品のほとんどを録音していますが、他の難曲にも負けない優れたアルバムと言っていいでしょう。

バッハ:小プレリュード集 (詳細)
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