There's a Riot Goin' On (詳細)
Sly & the Family Stone(アーティスト)
「リマスター効果大」「アルバムを覆う絶望感、ドラッギーなグルーヴの中の快感」「傑作、しかし入門篇にあらず」「かつて聴いた作品で最も衝撃を受けたのがこれです。」「静かな音の洪水」
我 (詳細)
流(アーティスト), アニータ・ジャレット(アーティスト), Eri Ohno(アーティスト), BOSS THE MC(アーティスト), AH(アーティスト), E’z(その他), The Beat Knuckles(演奏), タンデ・アヤネミ(演奏), Shuzan Morita(演奏)
「ヒップホップあんまり聞かないけど・・・」
「Beautiful !!! フィナーレ !!!」「コムセプトは」
Madvillainy (詳細)
Madvillain(アーティスト), MF DOOM(アーティスト), Madlib(アーティスト)
「2004クラシック!」「未だにヘビーローテーション」「2004年を代表する一枚?」「dooooooooooooooooooooooom。」「流石。」
Automatic for the People (詳細)
R.E.M.(アーティスト)
「ベスト」「人生捨てたもんじゃない。」「世界の最重要バンドへ!」「彼らの傑作アルバムの1枚」「壮大で名盤」
「中毒性が異常に高い」「トリハダ」「深海魚」「Blackness」「ジャンルをこえて「音楽」として魅力的」
Future Days (詳細)
Can(アーティスト)
「新しすぎ」「葬式候補最右翼」「このページで購入しました。」「嘘はいけない」
Far East Suite (詳細)
Duke Ellington(アーティスト)
「怪しげなアジアの夜」「アジアの怪しげな夜・・・」「アジアの怪しげな夜・・・」
Liberated Brother (詳細)
Weldon Irvine(アーティスト)
The Low End Theory (詳細)
A Tribe Called Quest(アーティスト)
「Ron Carter plays!」「聴いてて気持ちいいアルバム」「トライブ最高」「91年、ラップミュージックをNEXT LEVELへと導いた歴史的名盤。」「これは名作」
Four & More (詳細)
Miles Davis(アーティスト)
「止めどなく楔を打ち続けるスゴイ演奏」「怒髪天の迫力。」「トニーのボディーブロー炸裂!!」「音楽批評もつのむなしさ」「元気でカッチョいいマイルス」
「時代を象徴する一枚」「東海岸復活の一枚」「JJ」「一生手放せない作品」「素晴らしい」
Yankee Hotel Foxtrot (詳細)
Wilco(アーティスト)
「野心に溢れた作品」「アメリカの代表選手。」「超名盤☆」「ロック史に残る名盤かも。」「5から」
Second Edition (詳細)
Public Image Ltd.(アーティスト)
「ここから、はじまったのだ。」「アホウドリが笑う」「Heavey Metal」「Poptones!」「PILの名盤」
Talking Book (詳細)
Stevie Wonder(アーティスト)
「サンシャイン」「黄金の3部作、第1弾!」「Talking book」「最高作」「このアルバムから始まった・・・・」
・「リマスター効果大」
元々ダンゴ状の音だったこの作品はリマスターで楽器の分離がクッキリしました。1曲目から左右に広がるコーラス!オリジナルのエピックUS盤LPでもモコモコでしたので(当時、あえてそういう音にしたのでしょうが)それに較べればかなりクリアに感じます。高音キツめ、ではなくあくまで中低音が前に出た感じなので「この作品特有の味」が生きたリマスターだと思います。ただし「以前のダンゴ状態の音が良い!」という方もいるかも。
・「アルバムを覆う絶望感、ドラッギーなグルーヴの中の快感」
前作"Stand!"がポジティヴな夢への「希望」を描いたアルバムであれば、このアルバムは「絶望」という言葉が1番相応しいかと思う。重く暗澹とした雰囲気がアルバム全体を覆い、ネガティヴな言葉で綴られた歌詞が痛々しいほど突き刺さってくる。一役時代の寵児とまで駆け上がった彼がこの作品を発売するまでに一体何があったのだろうか?それはこの作品が発売された時期と照らし合わせると見えてくるような気がする。公民権運動を率いたMartin Luther King, Jr.(キング牧師)の暗殺や、各地で起こる暴動。ベトナム戦争の激化やゲットーで暮らす黒人達の貧困。様々な社会問題がアメリカで発生していた。"Stand!"にて彼が説いた理想とする世界はそこには無かった。勿論彼が常用していた麻薬の影響もあるだろうけれど、Sly Stoneを絶望と諦めに満ちさせてしまう現実がこのアルバムを生み出してしまったのでは無いか?と僕は思う。
このアルバムはSly Stoneが殆ど1人で創ったもの。ドラムスに関してはリズムボックスを使用し、その他の楽器演奏は殆ど彼が弾いている。
初めてこのアルバムを聴いた時、とてつもない嫌悪感に襲われた。全体を通して倦怠感に満ち溢れ、これがファンクの名盤か?と思わせるような退屈なビートが鳴り続けていた。そして何よりもそのサウンドは僕を不安にさせた。もう聴く事はないだろうとその時思ったけれど、ふと数日経ってこのアルバムが聴きたくなった。何度かそうして聴いていたら、この不快なサウンドが妙に心地良くなってしまった。この作品は麻薬のような深い中毒性を持ち、ダウナーなノリがもたらす心地良さに、いつの間にか身体が依存してしまっている。これだけポップスとかけ離れた位置にいるアルバムが名盤と呼ばれる理由はそんな危険な魔力を潜めた作品であるからだと僕は思う。
・「傑作、しかし入門篇にあらず」
多重録音を重ねた事によるモコモコした音質は今回のリマスターによっても限界があったようです。しかし「スタンド!」以前のハレハレでイケイケのサウンドを通過した耳で聴くと、その音質も含めて圧倒的にクールで静謐なファンクネスの構成要素として楽しめます。
時代背景やバンド事情など、色んなマイナス要素が加味されて(?)できた大傑作。
・「かつて聴いた作品で最も衝撃を受けたのがこれです。」
楽器を始めて約35年、ジャンルを問わず洋楽を聴き始めて約30年になりますが、どれが最高だったか、意義のある音楽(音楽そのもの、歌詞、あるいはそれらトータル的な表現としてメッセージ性をどれほど有する)だったかと聴かれれば悩みに悩んでコレを挙げます。 当時の時代背景等々、アメリカ社会についての勉強は必要ですが、とにかく他の方のレヴューにもあるとおり、音楽的にもロックとファンクの融合を図ってきたようにアメリカ社会におけるエボニー&アイボリーの融合を切望し未来は開けるとしていた夢は全く実現不可能なのだという絶望感がダイレクトに伝わる、言ってしまえば重い作品。ただし、当時のマイルスにも多大な影響を与えたとおり、Pファンク、JBと並び賞賛されるべく“ファンク”を確立した音楽的なインパクトも前述のメッセージ性もあって相当なもの。リズムボックスを使っていながら魂、腰から発せられるグルーヴはこの作品でしか接することが出来ないものです。 こんなこと考えてたらクスリ漬けになるわなっという静かなる“暴動”なのです。相当病んでた時期の作品で、これ以降ダメになったと思ったらゾンビのような復活を繰り返す訳ですが、その後のベースの概念を変えたチョッパー(スラップ)奏法を編み出したラリー・グラハムを擁したスライ、前後の作品もさることながらどれか一枚というのであれば是非本作からその世界に浸ってほしいです。
・「静かな音の洪水」
2年のブランクをおいて発表されたスライの名盤中の名盤。 前作「スタンド!」は、ヒット曲はあったが、結局は実験音楽であった。その後、スライの薬物中毒はひどくなり、また、ウッド・ストックなどでロックの限界をも知り、それでも、というか、それだからこそ、続いてのアルバムを作らねばならなかった。そういう極限的な状況の中作られたこのアルバムは、前作「スタンド!」をはるかに超えた実験音楽となった。 ここで聴かれる音楽は、いわゆる黒人音楽ではない。白人音楽でもない。さまざまな音楽を極めた知り尽くした者が出す音楽である。リズム・ボックス、シンセなどさまざまな電気楽器を使い、この前にもこの後にもない独特の音世界が提示される。自らの黒人としてのファンキーネスさえここではひとつの道具でしかない。ひたすら音の洪水である。そして、その洪水は不思議なことにとても静かなのだ。 それにしても、この紙ジャケのシリーズはボートラも良いが、音質面でもかなり良い。このアルバムなど、スライが目の前で暗い眼をしながら一人静かなスタジオに立ち尽くしているのが目に見えるようである。
●我
・「ヒップホップあんまり聞かないけど・・・」
自分は、ヒップホップがそんなに好きではないのですが、これは、今でも聞いています。コレはインスト曲もありビートが重要視されています。DJクラッシュなどが参加していて、クオリティもかなり高いと思います。歌詞も自分が言葉に意味を込めることに打ちこむ姿勢を表したものなど、好感が持てました。
・「Beautiful !!! フィナーレ !!!」
ひとつひとつの音がたまらなく濃厚で「美味しい!」輪郭のはっきりした自己主張の強い音達がお互いを侵食し合う事無く共存しています。音と音の隙間が浮き立つ事で立体感を感じさせる仕上がり。
音響系作品にありがちな「ごった煮鍋」ではなく、少ないが上質な食材を丁寧に調理し、ひとつひとつの味が際立ちながらも共存する事でトータルでひとつの料理になるような・・・そんなアルバムです。
1曲目”オーヴァーチャー”で耳を通り抜けて脳の中をうごめきながら移動する音に快感を覚えた瞬間からこの料理はあなたを虜にするでしょう。
そして時間の経過と共に現れては消える音達を楽しみながら最後に現れる曲、アルバムタイトルであり、曲順としての最後でもある8曲目”フィナーレ”の美しさが圧巻。「終わらずにいつまでもこの音が続いて欲しい」という願いが芽生える程。
これがファッションショーで使われる事の「自由度」にも思わずワクワク。
村上隆氏によるジャケット・アートも素晴らしい。
・「コムセプトは」
各曲のタイトルを綜合して「夜の水族館」。これで決まると思う。〈閉館〉の刻限からアルバムは正に始まる。喧騒は遠退いていった、やがては灯も落ちた。静寂の中を魚は躍る。鈍い魚や、鮮やかな魚――すこし仄明るいだけの館内。鈍い青の揺らめき。ひとけなさ。やがて夜は深まる。深闇、色とりどりの魚たちは、大いなる夜の眠りにいざなわれる――。はぁ言うに事欠いて、竹村延和をダシにして詩情を連ねる私って、わりと野暮。
・「2004クラシック!」
トラック担当はマッドリブ、MC担当は最近リリース量が凄まじいMF DOOM!大物同士の共作というと、期待が凄過ぎて外される事が多いのだが、二人の資質が近いのか最高のケミストリーが起こっている。
一曲が2~3分と短いせいもあって、マッドリブ特有のユルユルな世界観も意外にもタイトにまとまっているし、一曲一曲の完成度も高く、いい意味でいつもより気合が入ってるのかも。また、DOOMの鼻詰まり、喉枯れラップはもうファンクとしか言い様がない。滅茶苦茶グッと来ます。メダファーやカジモトの参加も良いスパイスとなっている。
・「未だにヘビーローテーション」
買って一年以上経つのに、俺の脳内オリコンでは常に3位以内をキープしてます。一曲2〜3分の中に押し込められたサンプリングの嵐にクラクラ。ライヒ、サン・ラ、ストリートファイター2〜〜!?てな具合のハチャメチャさがたまらない。怪しい古代の神殿に閉じ込められるようなイメージがボワーンと浮かびます。単に怪しいだけで無く、腰にくるビートもポイント高し。"money folder"のブレイクのカッコよさが、もう!!!DOOMのガラガラした声質もたまりません。マッドリブがビートを担当しているということですが、たま〜にDOOMっぽい手打ちのドラムフィルがあって新鮮な感じでした。
アンダーグラウンド好きには純粋にお薦めなんですが、世にも奇妙な音楽、を探している人にも是非とも聴いてほしい作品です。
・「2004年を代表する一枚?」
ヒップホップが嫌いで普段このてのジャンルのものは聴かないという人にこそ聴いてもらいたい作品です。これはマスターピース。音楽を愛するならばジャンルの壁なんてとっとと取り払って耳を傾けるべきです。ジャケもかっこよいし、これはおそらく2004年を代表する一枚になるでしょう。
・「dooooooooooooooooooooooom。」
いままでの両者の作品の中でも中毒性という意味では一番なんじゃないでしょうか?中々CDデッキから出てこない!MadvillainもMFDoomばりのリリース攻勢なら最高なのになあ....
・「流石。」
という感じでしょうか。マドリブとドームの共作。
あの、奇作名曲のaccordionが入ってます。これだけでも聴く価値はあると思います。
DOOM好きには是非。
・「ベスト」
R.E.M.の通産8作目になる作品。NIRVANAのカート・コバーンが自殺をしたときに聞いていたアルバムとしても有名だが、日本では洋楽ファンでも意外とそのことを知る人は少ないのではないだろうか。カート・コバーンがかつてインタビューの中でR.E.M.のメロディーセンスについて「あれだけ美しいメロディーをデビュー以来書き続けているなんてまるで神のようだ」という種の発言をしていたが、このアルバムはまさにカートのそんな言葉通りの珠玉のメロディーであふれている。それでいて少しも媚びたところを感じさせずに、ロックとしての完全な立ち居地をも体現している様はまさに最強のロックバンドと呼ぶにふさわしい。
アルバム全体として重い空気が漂っているのだが、その重さは決してリスナーを拒否しているのではなくむしろ、その重みが絶対的な安心感を聴く側に与える。単なるナルシシズムとしての重みでも、誰かに強制するような類の重みでもないし、自虐的なそれでもない。かといって心地よい布団のような暖かみのある重みでもない。R.E.M.はいつもそうしてきたようにこのアルバムでもリスナーに問いかけているのである。そしてその問いかけは決してわかりやすいものではない。8曲目のIgnoreland のようなアメリカの政治に対する直接的なメッセージよりも、むしろその問いかけは個別の曲を越えてアルバムを聴き終えたときに漠然とリスナーに届く。本当にいい絵を見たとき、本当にいい本を読んだときにだけ心を叩く、静かだが時計の針のように確実な鼓動が頭のどこかで聞こえてくる。その感触が他のどのR.E.M.のアルバムよりも確かに僕には感じられる。ベストである。これはR.E.M.のベストであると同時にロックの一つのベストを提示している。
アルバムのハイライトは90年代オルタナが生んだ珠玉の名曲Man on the Moon、夏の終わりにこれ以上ふさわしい曲はないであろうNightswimming、そしてアルバムの抱えていたすべてを解き放つFind the Riverのラスト3曲。おそらくこのラスト3曲の流れはロック史全体を見渡しても最も美しい流れの一つではないだろうか。余談になるが05年のR.E.Mの10年振りの日本ツアーの大阪公演では観客のリクエストに答える形でNightswimming、Find the Riverの流れを彼らは披露している。
・「人生捨てたもんじゃない。」
1992年にリリースされた8枚目となるアルバムであり、彼らの史上最もポジティヴで生気溢れる素晴らしい作品であり、個人的には疑いようもないほど彼らの最高傑作であると声を大にして言いたい名作アルバムです。「死」という人間にとって最も重い、しかし切り離す事の出来ない普遍のテーマを題材にしたアルバムであるため、サウンドはどらかというと暗めな作りになっていますが、そんなテーマを受け入れた上で語られる歌詞に現れたポシティヴィティ、優しさ、思いやりが素晴らしくて、思わず涙してしまいます。アコースティックな作りのシンプルなサウンドでありますが、聴けば聴く程良さがでるという正にスルメ・アルバムで、何回も何回も繰り返し聞き続けた作品であります。『Out Of Time』に続いて、この作品をリリースした後にもライブツアーを行わなかったわけですが、それだけ集中して、また自身を消費してまで作り上げられた魂の結晶とさえ呼べる素晴らしいクオリティを持ったアルバム。誰だって泣くことがある、誰だって傷ついている、でも、前を向いて進むしかないんだという彼らのメッセージに励まされ、勇気づけられるアルバムです。傑作中の傑作といえるでしょう! 聴かずには通れません!
・「世界の最重要バンドへ!」
死をテーマにしてつくったという彼らの8枚目のアルバムです。そのテーマどおり聴こえてくる音は決して明るいものではありません。しかし不思議と魂が浄化されるようなそんな優しさを感じるアルバムです。しかもそれは、どうしようもできないイヤなこと、つらいことを受け止めた上での優しさだと思います。彼らにとっても、一つの到達点になったアルバムだと思います。REMのアルバムに駄作と呼ばれるようなアルバムはありませんが、その中でも最高傑作として挙げられることが多いアルバムです。ファンの間では、写真の歌と呼ばれている叙情的な11は、個人的に生涯の名曲、ここまで美しいアルバムはなかなかありません!
・「彼らの傑作アルバムの1枚」
R.E.Mの凄さは曲作りのセンスの良さ、独特のサウンド、マイケル スタイプスのユニ-クなボ-カルにある。そういう意味で彼らには何枚かの傑作アルバムがあるが、これはその1枚に入る。彼らがデビュ-した'80年代はある意味でロックミュ-ジック(正確にはハ-ドロックの、と言うべきか)の停滞期であったが、そこに彼らのような、斬新でアコ-スティックでいかにもアメリカらしいサウンドが現れ、あっというまに全米の、いや世界中の若者の心を掴んだのである。このアルバムに収められている全ての曲が素晴らしい。リ-ダ-格のマイケルはまさに天才に近いミュ-ジシャンである。マストバイアイテムの作品である。
・「壮大で名盤」
壮大というと何でもかんでもストリングスを使って安っぽいというイメージが僕にはある。しかしこのアルバムは違う。表情豊かに少しの狂いも無く最もその場面に合ったアレンジをされている。ストリングスが大嫌いな僕でもこれは絶賛せざるを得ない。そしてとても地味。うん、壮大であって地味。だから何度も聞き込むことでまた味が出てくる。ラストのfind the riverに向かって少しずつ流れるような曲順も素晴らしい。ロック好きもそうでない人も、このアルバムはずっと聞いていられる名盤だと思う。
・「中毒性が異常に高い」
新作が待ちきれなくて、もうずっとこればかり聴いています。一切の無駄を省いた編曲、絶妙なテンションとリラックスのさじ加減、トータルで聴いたときの統一感、すべてにおいて完璧です。そして録音も抜群。絶対に飽きないと言い切れる音楽に初めて出会った。
・「トリハダ」
一言で言うと、「グルーヴ」。
魂を突き刺されました。鳥肌たちます。ドロドロなんだけど、それでいてパキパキしてる。この人の感覚は怖いくらい研ぎ澄まされてます。やっぱり天才!!
この音を超えられるのは、D氏本人しかいません。。早く次のアルバム出して!
・「深海魚」
さっぱりキャッチーではないけれど、病み付きになってしまう。温度は低いけれど、水面下では色んなものがうごめいている。深海魚みたいですな。「天才」と呼ばれている所以は、聴き手の期待の10歩くらい先を行って、納得させてしまうところにある。
これが発売されてから何年も経つけど、これを越えるアルバムにはまだ出会えてない。
早く次作が聴きたいけど、また新しい世界に行ってるのだろうか?
・「Blackness」
Neo-soul系の男の中ではこの人が一番だと思う。Eric BenetとかDweleとかは割とポップな感じだけど(いや好きだけど)、D'angeloの音はなんか溜めがあるっていうか、うねってるっていうか…黒い!声もかっこいいし、詩もおもしろいし、完璧!やっぱ詩人だな。1stもよかったけど、9とか13みたいなR&BでもSOULでもFUNKでもない音みたいなのはD'angeloならではって感じで進化してるなと思いました。次のアルバムにも期待してしまう。HIPHOPがもはやポップミュージックになってしまってあのCommonとかも終わりかけてる今、新しくて、それでいていい音を作れる人っていうのはこのあたりの人しかいないと思うので、これからももっとがんばってほしい。っていうか男前だよなぁ…うらやましい。
・「ジャンルをこえて「音楽」として魅力的」
何度聞いても飽きない非常に濃いアルバムでひとつひとつの音へのこだわりの深さには聴く度に新鮮な気分になります。生音の色が強く、それらの演奏もハイレベル。黒い土っぽい音だけど、R&Bやソウルという枠をこえた奥の深さを持つ音楽だと思う。D'angeloはモータウンサウンドやプリンスなどにも影響を受けたそうで凝った音作りながらもどこかしらキャッチーな要素のある曲が多く、そのへんのセンスがすごく好きです。またオリジナルのみならずカバーも一流で、ロバータ・フラックのカバー「feel like makin' love」などは、もう完璧に自分のものとして歌っていて最高に良いです。「voodoo」というタイトルにもあるとおり、ミステリアスな黒さもあるアルバムでそこは好みのわかれるところかも。でも、ジャンル問わず音楽が好きな人なら、このアルバムには何かしらの魅力や面白さを感じるのでは。
・「新しすぎ」
この作品を支配する浮遊感はただ事ではない。 聞きすぎて水の音からしてぶるっと震えがきます。 実は俺プログレが苦手でカンも危うくスルーするとこだったんですが、ここにあるのはイエスとかキンクリとはまったく別の音。 ポストロックとか音響に通じるとこもあるかも。 傑作すぎ。んで斬新過ぎ。
・「葬式候補最右翼」
一般的にCANの最高傑作とされているが,僕は最高傑作はやっぱりTAGO-MAGOだと思う.では何故Future Daysなのか?それはひとえにアナログB面を占める奇跡の名曲「Bel Air」のためである.この天国的な浮遊感はただごとでなく,これ以上美しい曲に出会ったことがない.自分の葬式ミュージックに早々に決定している.ダモのユートピアボイスも飾りとして素敵であり,奇声逃亡前最後のいい仕事を永遠に残すことになった.ヤキのドラムが本当に凄いのはやはりTAGO-MAGOとEGE BAMYASHIであり,Future Days以降は単調さを増していったわけであるが,Bel Airでは最後の輝きが記されている.一旦曲が終ったと思われてその後おもむろにフェードインしてくる怒りの演奏には驚いた.こんな曲は二度と出現しまい.ロックが残した最高の宝物の一つ.
・「このページで購入しました。」
表記が無く分り難いですが、Hybrid SACDです。
・「嘘はいけない」
このCDはHybrid SACDではございません。実際にSACDプレイヤーで再生していただいた方はお分かりになると思います。
・「怪しげなアジアの夜」
デュークエリントンが、アジアの国々を旅したときに、現地の音楽に刺激を受けてできたのがこのアルバムの曲々だとか。 アジアっぽさを感じさせながらも、ジャズのスタイルを崩していないのがとっても斬新な感じがします。 夜の怪しげな市場のような風景を思わせるTourist Point Of Viewから、日本の冬の、雪降る鉛色の暗い空を思わせるAd Lib On Nipponまで、極東、というアメリカ人からみたら異種独特なアジアの文化圏にながれる音、という1つの大きなテーマを持ったド迫力の9曲。夜のドライブには欠かせない一枚です。
・「アジアの怪しげな夜・・・」
デュークエリントンが、アジアの国々を旅したときに、現地の音楽に刺激を受けてできたのがこのアルバムの曲々だとか。 アジアっぽさを感じさせながらも、ジャズのスタイルを崩していないのがとっても斬新な感じがします。 夜の怪しげな市場のような風景を思わせるTourist Point Of Viewから、日本の冬の、雪降る鉛色の暗い空を思わせるAd Lib On Nipponまで、極東、欧米人からみた異種独特のアジア文化圏の音、という1つの大きなテーマを持ったド迫力の9曲。夜のドライブには欠かせない一枚です。
・「アジアの怪しげな夜・・・」
デュークエリントンが、アジアの国々を旅したときに、現地の音楽に刺激を受けてできたのがこのアルバムの曲々だとか。アジアっぽさを感じさせながらも、ジャズのスタイルを崩していないのがとっても斬新な感じがします。夜の怪しげな市場のような風景を思わせるTourist Point Of Viewから、日本の冬の、雪降る鉛色の暗い空を思わせるAd Lib On Nipponまで、極東、欧米人からみたアジアという異種独特の文化圏の音、という1つの大きなテーマを持ったド迫力の9曲。夜のドライブには欠かせない一枚です。
・「Ron Carter plays!」
無人島には必ず持っていく HipHopの1枚。アルバム全体を貫くジャジーでクールなトーンとタイトなビート。M 5じゃロン・カーターがベース弾いてるしね。このセンスの良さがトライブだねぇ~!(と感心しきり)もちろんラップもイケてます。Q-Tipもイイけど私はPhifeが大好き!M 15のマイクリレーもサイコーですよ。
初めて買ったHipHopのシングルがM 11:Jazz(we've got)←超名曲!という私にとっては忘れるに忘れられないエバーグリーン。初めて聴く人にとってもそうでありますように。
・「聴いてて気持ちいいアルバム」
出たのが古すぎて、リアルタイムで聴いてないので、このアルバムが持つ時代的な意味とかって全然分からないんだけど、よく言われる90年代前半のイーストコーストクラシックの中でも抜群に聴きやすいと思います。部屋の掃除のときとか生活の中のBGMとしてかけたくなる気持ちよさみたいなやつ。もちろん知らず知らずのうちに体がビートに乗って揺れてしまうんだけど。
・「トライブ最高」
hip hopを聞くようになったのはこのアルバムのおかげです。10年たった今も、けして色あせることない最高の作品だと思う。米ソース誌で最高評価を獲得。
・「91年、ラップミュージックをNEXT LEVELへと導いた歴史的名盤。」
ブンブン唸るウッドベース的低音、ドンドン響くキック、張りのあるスネアの絶妙な間。切れのあるQ-Tipのラップとそれを映えさせるPhifeのラップ。持ってないけど、アナログ版で大音量で聴いたら気持ちいいだろうなぁー。欠点なしの100点満点で、個人的に3rdより2ndのこっちのほうがお気に入り。recommends(#1,#2,#3,#5,#8,#9,#10,#13,#14)
・「これは名作」
最後の曲゛Seanario"はクラシック中のクラシック!!Busta Rhymesのクルー、リーダーズオブニュースクールを招いた掛け合いラップは最強すぎて、グウの音も出ません。
・「止めどなく楔を打ち続けるスゴイ演奏」
1964年2月12日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホールでのライヴ録音。5ヶ月後の1964年7月、日本で行われた『世界ジョズ・フェスティバル』において日本のファンはマイルス・デイビス・クインテットを初めて生で聴くことになる。そしてこのクインテットを完成させるウェイン・ショーターの参加は1964年9月15日である。(●^o^●)
同日にアルバム『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』も収録しているが、あちらのマイルスは『All Of You』以外フルーゲル・ホーン、そしてバラードが展開している。こちらはマイルスの設定したテンポが異様に速く、喧嘩腰に近い。その中を切り裂くようにマイルスのペットが止めどなく楔を打ち続けるスゴイ演奏になっていて、圧倒的にこちらの演奏に惹きつけられる。特に『ウォーキン』がスゴイ!!!
村上春樹・和田誠の名著『ポートレイト・イン・ジャズ』の中のマイルス・デイビスの紹介の中で特にこのアルバムを取り上げている。この素晴らしい文章を機会があれば是非とも読まれることをお勧めしたい。(●^o^●)
・「怒髪天の迫力。」
JAZZがロックにも負けない迫力を持った音楽だという事を実感できるアルバム。同日録音の『マイファニー~』がユニセックスのJAZZとすると、まさにこのアルバムは、男のJAZZ。最高だ。
『これでテナーがショーターだったら』という声をよく聞くが、コールマンのテナーは全然悪くない。
ライブ盤でショーターのテナーを堪能したければ、『プラグドニッケル』を聴けばいいではないか。
ブリブリゲロゲロ上下に移動するショーターのテナーを堪能する領域に達するには、ちと時間が掛かると思うので、こちらから入る事をお勧めする。
・「トニーのボディーブロー炸裂!!」
自分の中ではマイルスのアルバムといえばこのアルバムです!!といってもここでの主役はトニー・ウィリアムスでしょう!トニーのバスドラのドコッ!ドコッ!ドス!ドス!!このボディーブローのようなドラムを聴きたいが為のアルバムです。これを聴くとジャズを生かすも殺すもドラム次第だなぁと思う、痛快です!!あとコールマンが役不足という意見もあるけど、このストレートさが魅力のアルバムにはピッタリだったと思う。本音を書くとトニーあるいはマイルスとも、ショーターとは本来のスタイルからそんなに相性が合っていたとは思えないのだ。いけいけドンドン!なアルバムだけに聴く方も体力が要ります。『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』と混ぜてくれてたらいいのにと思ったりしたけど、テンションの違いで違和感があるか。
・「音楽批評もつのむなしさ」
このアルバムはマイルスのテクニックがよく出た名盤で、これ以上のものは出ないしょう。この評は1964年から70年にかけてジャズに取り付かれた、モンクのよさもジョン・ルイスのよさも理解しない、そのくせショパンとワグナーなしには一日がなり行かなかったファンの見解です。
芸術は好き嫌いで決まるので、つまり知性とは関係がない(=普遍性がない)ので、自己の感性(=個別性、だが共通感覚はある)で語ることができるので、どんな批評も妥当性をもちます。それ故、一番困るのは職業批評家です。この人たちは自分の好きでないものの批評をもちこまれたらどうするのでしょうか。断るのでしょうか。この疑問は今になっても解けないなぞのひとつです。
だから、このCDは直接に聴いてもらうしかありません。曲の特徴は一曲を除いて全部超アップテンポの曲で構成され、曲の最後に今はあるのかどうか知りませんが、グループのテーマ曲が最後につくのです。この曲は何という曲か知りません。当時はこれを聴くとマイルスを聴いたという満足感が得られたものです。とはいっても、主題曲がそれぞれ異なるぐらいで、主題が終わるとどれもこれもみな同じ内容の曲、他の曲と入れ替えても分からない。
目立つのは太鼓のアンソニー・ウィリアムズで、ここではジョージ・コールマンというテナーがとてもいいのです。ジャケットにもマイルスは自伝で、彼は「この晩かつてないほどよかった」と記している。このぐらいのテナーがちょうどよいのではないでしょうか。次の次にウエイン・ショーターが入るが私にはマイルスとはどこか合わないところ、音楽観の違いというか、あったように思います。ついでに私の嫌いなマイルスを挙げると、「Skeches of Spain」です。とにかくこれは偶然とはいえ一代の名演奏です。
・「元気でカッチョいいマイルス」
エレクトリック期以前の作品で私が一番よく聴くのはこれ!iPodにも入れてます。アコースティックなジャズって「ステレオででかい音で聴かないと気持ちよくない」みたいなイメージがありますが、これはたぶんAMラジオで聴いても盛り上がれます。なぜなら、とにかくこのライブ盤ではマイルスが吹きまくっていて(!)最高にカッチョイイのです。録音は1964年、メンバー的には黄金クインテットのウエイン・ショーター加入前でsaxはジョージ・コールマン、こちらも熱演しています。
・「時代を象徴する一枚」
90年代のヒップホップシーンを振り返るときに必ず出てくるであろう1枚。
この頃、西の勢いに圧されぎみだった東のヒップホップシーン。この状況を打開すべく、すべてを託されて投入された若干20歳の青年Nas(ナズ)。DJ Premier、Large Professor、Pete Rock、Q-tip、L.E.Sがそれぞれトラックを提供するという今では考えられない布陣で製作された本作。もはや東海岸(NY)の極みである。
特にプロデューサー陣の力の入れようは半端ではなく、制作中にお互いのトラックを聴いて一種の競争になったらしい。「PeteとTipのトラックを聴いた後、"ちくちょう!lab(実験室)に戻らなきゃ!"と思った」(by DJ Premier)。こいつは凄い。。。
言うまでもなくそれぞれのトラックは鮮やかで強烈なカラーを放っているわけだが、特にLarge Professor提供の"Halftime"は頭を振らずにはいられない。太いベースラインにNasが「Strike that!」とライムするところはくそかっこいい。
90年代のヒップホップに興味のある方は必須の1枚。
・「東海岸復活の一枚」
西海岸が主流となりつつあってたアメリカのミュージックシーンでビギーの1stとともに、東海岸ヒップホップの復活を掲げた一枚だと思います。特に映画ワイルドスタイルをサンプルしている辺りは東海岸らしくていいかと・・・。難しい話は抜きにして、聴ける1枚だと思います。
・「JJ」
↓でHIP(かっこよく) HOP(ノリノリで踊る)こそがHIPHOPでNASをただのRAPとコメントでいちいち言ってる人がいるがおれはこのアルバムでノリノリになれる。HIPHOPは枠にとらわれない。だから聞く人間も枠にとらわれず聞けばHIPHOPの楽しさはもっと広がっていくだろう。
・「一生手放せない作品」
このアルバムは唯一無二の傑作だと思う、nasのスキルはmain sourceのlive at the BBQを聴いた人ならわかるだろう。そして満を持してのソロデビューがこのillmaticだ、当時これだけのバックアップを受けて駄作を作った方が歴史に残る、それがnasなのだから最高の作品になる事はしごく当然の事だ。
ただこの傑作にもひとつ欠点がある、それは初心者にこの良さが伝わりにくいという事。ましてや「B-BOY系」という言葉を恥ずかしげもなく使っている人間にはわかるはずがない。初心者は聴かず嫌いをしないでこのアルバムの良さに気づいてもらいたい。きっと少しづつでも気にいって最後は一生手放せなくなるはずだ。
・「素晴らしい」
80年代のミドルサウンドと趣は違うが、90年代以降のヒップホップの中では間違いなく、最高といえる盤のひとつだし、これの何が悪い?と逆に聞きたくなる。ナスのラップも物凄いですが、Pete Rockのコスリが決まりまくる④や最高の相性を見せるAZとの③、ドープなプレミアの②、⑥、⑨など。外部のメンツも良く目立つ。ナスのほかのアルバムは正直、どうでもいいと言い切ってしまえるほどこのアルバムは素晴らしい。ナスのクールなラップにやられちゃってください。
・「野心に溢れた作品」
シンセなどのエレクトロ二クスを積極的に取り入れ実験性を感じさせる一方で決して前衛的になり過ぎずポップ性を残しつつも安定した素晴らしいサウンドを聴かせてくれます。彼らのキャリアのなかで最も野心に溢れた最高傑作であると思います。これは必聴盤です!!
・「アメリカの代表選手。」
やってくれた。まずそれが第一印象。
ジムオルークをプロデューサーに迎えて作られた4作目。なんともスウィングしている。ジムオルークだからと言って、ただの音響系かと思われたら大間違い。イニシアチブはジェフにある。そこにジムオルークのフレイバーが散りばめられている。奇跡的な合体。良いバンドだけどイマイチ突き抜けられなかったwilcoを突き抜けさせてくれました。オルタナカントリー?そんなジャンルは野暮。
このバンドを信じなくてどうする?wilcoこそが、アメリカのロックの未来を背負っている。その証明のアルバム。
・「超名盤☆」
様々な音を立体的に組み合わせた現代的なポストロック実験サウンドと懐かしく切ないポップなメロディが一体化。とても味のあるノイジーな音像の中で、自然に流れるアナログシンセみたいな深みを持つ歌声がたまらなく気持ちいいです。静かな強い熱と深い優しさに溢れていますね。
音楽の好みは合いそうで合わないため、あくまで個人的になりますが、BECKのシーチェンジやBLURの13が好きな方にもオススメしたいです。
この上なくお気に入りの一枚!!来日祈願☆m(__)m
・「ロック史に残る名盤かも。」
ウィルコとジム・オルークによるプロデュースがとにかく素晴らしい!オルタナティヴなノイズによる「緊張」とポップなカントリーロックによる「弛緩」がアルバム全体を通して完璧な配分で構成されていて、リスナーに予断を許さない。このアルバムは、世界貿易センタービルへの自爆テロというパンドラの箱を開けてしまった世界に捧げられる「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」だと言っても過言ではないと思う。
・「5から」
9,11なぞに興味は無いのですが、歌詞がとてもよいです。輸入盤にも歌詞カードがついているのでぜひ。エリオットスミス、ビートルズとか。温度の低いポップさが、すてき。
・「ここから、はじまったのだ。」
発表時は「メタルボックス」というタイトルで、45RPMの12inchビニール盤3枚が缶に入っていた。オーディオマニアのジョンが音質を考慮して敢えてそんなスタイルで発表したのだ。「このアルバムで踊ってほしい」。彼は雑誌のインタビューでそう語った。レゲェが好きだ、とも言っていた。クラッシュ好きな中学生には、正直、理解できなかった。こんな音楽は当時なかったのだ。今でこそ「カンやダブ・ミュージックの影響」としたり顔で言う輩もいるが、発表当時は本当に衝撃的だった、というより「わけわからない」が本音のところだった。こんな肌触りの音楽は皆無だった! とはっきりと言える。だが今思えば確かに、ここから、はじまったのだ。彼にとってはパンクは一通過点でしかなく、ピストルズ時代からもっと先を見つめていたのだ。自分の本当にやりたい音楽。ダブ、オルタナティブ・・・・80年代に切り開いた「テクニックよりアイデア、ロックよりミクスチャー音楽」ニューウェイヴという華を咲かせたひとりに、確実に彼の存在がある。私の音楽遍歴も、ここから跳んだのだ。
・「アホウドリが笑う」
1979年パンク全盛の真っ只中、最高人気バンドSEX PISTOLSをあっさり解散させたジョニー=ロットンがジョン=ライドンの名で再開させたのがパブリック・イメージ・リミテッド(限られた公衆の印象?)だ。
彼らにゴッド・セイブ・クイーンのサウンドを期待していた当時大学生の私は2NDアルバム(つまりこの盤)1曲目ALBATROS(アホウドリ)を聴いてぶったまげた。
トレブルを完全に消した地を這い回るベース、逆にトレブリーなギターピッキングサウンド、不気味なくらい無機質なドラムを配して、孤島の上でアホウドリの首を絞めているようなジョンライドンのボイスだ。PUNKの自己完結と当時言われていた閉塞感を表現したこのアルバムはFLOWERS OF ROMANCEという次のアルバムで、トレードマークの重低音ベースさえも取り去ってしまう。常にリスナー(固定観念をもつパブリック)の期待を裏切り続けたジョンライドンは、この後残念ながら失速し、時代に追いつかれてしまう。そのこともあって、彼(彼ら)が一番異彩を放っていたサウンドがこのアルバムだ。
・「Heavey Metal」
この作品は、私の中では、「最高のヘヴィ・メタルのアルバム」です。ヘヴィ・メタルと言っても、ハード・ロックを基本としたメタル系の音楽とはまったくの別物ですが…「重く」、そして「金属質」な音は、私にとってはヘヴィ・メタル以外の何物でもなかったのです。昔、ジョン・ライドンはインタビューでこんなことを言っていました。「Albatrossのベースラインをギターで弾いたら、ご機嫌なヘヴィ・メタルの曲になるだろうよ。」
ファーストアルバムでは、(ほんの少しだけど)ピストルズ的な印象が残る曲と、ジョンが新たに取り組んだアヴァンギャルドな展開の曲との境目がはっきりとしていましたが、この作品ではまったくそういう印象は受けません。一曲目からラストの曲まで、統一されたひとつの作品として完全に出来上がっています。ジョン・ライドンの作ろうとしていた音の形が、本作で完成したと言っていいでしょう。このバンドのピークは、この作品だった!と私は思っています。(Flowers of Romanceも素晴らしい作品ですが、ベースのジャー・ウォブルが抜けてしまっているので…)
万人が聴いて楽しめる思える作品ではないと思うのですが、間違いなく心に残る作品です。呪文のようなジョンのヴォーカル、神経質で繊細なキースのギター地響きのようなジャーのベース。どこまでが計算で、どこまでが偶然なのかはわからないのですが、彼らの奏でる音が複雑に折り重なって創り出された世界は、美しさすら感じて、聴くたびに引き込まれていきます。
ただ、ベースの破壊力に関しては、アナログ盤の方がはるかに上なので、体験されたい方は、アナログ盤を探して聴いてみてください。
ちなみに、「Careering」は、カーステレオのCMに使われたこともあります。もう20年以上も昔のことだったと思いますが、当時、突然テレビからPILの曲が流れ出してきて、ひっくり返った記憶があります(笑)今だったら何の不思議もないのですが、あの頃、PILの曲がCMに使われるなんて、考えられないことでしたから…
・「Poptones!」
後にも先にもこんなアルバムは出てこないでしょう。一時代の最高傑作です。
1stではまだ"ジョニーロットン"の面影を追う期待に応えるようなヴォーカルもこの2ndで正真正銘"ジョンライドン"に帰っています。「僕はたったふたつの音で曲を作ることができる」とブランク期に吸収した"アバ"の作曲法をレゲエのリズムとキースレヴィンのギターとで調和しています。
ボードレールの詩にインスピレーションを得た1曲目の"Albatross"はまるで日本の三味線の様なノイズに包まれたギターのトレモロが放射状に展開されます。同じく三味線の様なギターで展開される"白鳥の湖"はいかにもジョンライドン的です。後にジョンライドンは様々に形を変え、様々な音を作っていきますが、キースレヴィンと作ったこのアルバムは"Never Mind The Bollocks"と並ぶ音楽史上に今でも燦然と輝く名盤と呼ぶに相応しいアルバムです。
東洋的なノイズを既存の楽器で表現した名盤です。
・「PILの名盤」
ロマンスの花とこのメタルボックスが、PILのファンの間ではマストアイテムとして重用されているが、2ndに当たるこの作品が、実際にPILとしての輪郭をはっきりさせた作品なのだと思う。形骸化するパンクの爪痕を、ジョンがどう考えていたのかはわからない。だが、こう言ったスノッブとも揶揄されそうな音楽に、ピストルズのロットンが志向していたというのは有る意味で逆説的とも捕らえられる。内容はというと、酷く沈鬱な雰囲気を醸し出すベースの上を、のたうち狂ったようにギターがついて回るような、非日常的なダブサウンド。地の底から響き出るようなロットン(ライドン)の声が、なかなか面白い。ある意味で、ジョイディビジョンなどが好きな人には気に入られそうな作風。
・「サンシャイン」
柔和で甘美なこの曲に耳を澄ませば
どこまでも幸せな気持ちになれる。思わず笑みがこぼれる。
スティーヴィーは僕のサンシャイン。
いや皆のサンシャイン。
・「黄金の3部作、第1弾!」
前作"Music Of My Mind"の制作でシンセサイザー等による独自の創作スタイルを確立し、その経験はStevie自身に大きな自信を与える事になった。そして、前作よりもクオリティと完成度のハードルを高く、そしてより多くの聴衆に受け入れられやすいように大衆性も考慮した今作"Talking Book"こそStevie Wonderのキャリアを語る上で欠かせない名盤だ。このアルバムの成功をきっかけに、この作品と並べて「黄金の3部作」と謳われた"Innervisions"と"Fulfillingness' First Finale"、そして2枚組の大作"Songs in the Key of Life"と立て続けに大成功を収める事となる。そしてStevie Wonderが世界的なトップアーティストとしての地位を確立する事となる。
このアルバムも前作と同じく、Malcolm Cesil、Robert Margouleffの2人とコンビを組みシンセサイザーを主体とする制作となっている。そしてソウルやR&Bという枠を飛び抜けて、様々なジャンルの要素を取り入れた強力なサウンドはこれまでのような黒人聴衆のみだけではなく白人達にも訴えかける力があった。作品に込められたメッセージはより内省的な色を帯びStevie自身の言葉が前面に押し出されている。
何よりもこのアルバムに収録されている楽曲が全てシングルになってもおかしくない位の出来映えで、僕個人的に全ての曲が心に残る大事な楽曲でもある。芸術性と大衆性を丁度良いバランスで配置し、そしてStevieが持つ絶妙なメロディメイクがより作品自身の魅力を深めている。"You Are The Sunshine Of My Life"、"Superstition"のような名曲は彼のキャリアの中でも飛び抜けている。そして究極に美しい"You And I"に、甘酸っぱいセンチメンタルな気持ちにさせられる"Tuesday Heartbreak"や"Blame It On The Sun"。どれを取っても見事な出来でこのアルバム1枚の中で何度も感動させられた。人々の心に残る素晴らしい名盤だと思う。
・「Talking book」
この作品は、スティーヴィーワンダーの代表曲のひとつ「You Are the Sunshine of My Life」から始まる。バラード系の曲の比率が高い。6曲目の「Superstition]は、元はスティーヴィーがジェフベックに曲提供した曲である。ジェフベックはBBAのアルバムのためにこの曲をレコーディングしたが、スティーヴィーがこのアルバムで先にリリースしてしまったため、ジェフベックが怒ったという曰くつきの1曲。そのジェフベックだが、9曲目の「Lookin' for Another Pure Love 」にギターで参加している。ジェフベックもスティーヴィーの音楽が大好きであるため、とても愛に満ちたギターが聴ける。
・「最高作」
この作以降のアルバムから、スティービーはその才能を全開させていますが、結局のところ最もよく出来たのは本作だと思います。この後の『Songs in the Key of Life』(キー・オブ・ザ・ライフ)あたりが技術的にはいちばん熟れているのかもしれませんが、ある意味で演歌チックなスティービー節の世界になり、悪達者な感じは否めません。この『Talking Book』では、良い意味でルーズな拙さのある、固まりかけたプリンのような音が却って彼の非常な才能を示しています。それは生得の官能性溢れる音なのです。
・「このアルバムから始まった・・・・」
まさに、このアルバムから始まりました。スティービーのグラミー賞の獲得が、このアルバム以降、出すもの、出すもの、次々と授賞するまさに黄金伝説の始まりです。ひとつの記念碑的なものでもあるので評価は5つとします。当時の奥さんの事を歌ったサンシャインが一番のお気に入りです。ひとつのスタイルを作ったと言っていい迷信も捨てがたい!初めて聞いた時の驚きは「な、なんだ!」というのが感想でした。今までに聞いた事のないメロディーに打ちのめされました。個人的にはこれ以降の3枚が好きです。大御所となる前のスティービーが良い!本件もお勧め!!!
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