SaturnzReturn (詳細)
Goldie(アーティスト)
dream’s end come true (詳細)
world’s end girlfriend(アーティスト)
「世界の果て。。。」「夢は最後に叶うのか?夢の終わりはきっと来るのか?」「同時発売」「50分ミニアルバム」
SUPER ROOTS(7) (詳細)
BOREDOMS(アーティスト)
「」
Loveless (詳細)
My Bloody Valentine(アーティスト)
「参考までに。」「愛無き世界…」「少しマニアックな比較」「崇拝してしまう。」「'91リリース...」
Isn't Anything (詳細)
My Bloody Valentine(アーティスト)
「平衡感覚が…」「こちらも是非」「LOVELESS と一緒に買って下さい!」「陶酔・絶頂・昇天」「LOVELESSばかりに目がいきがちだけど・・・」
ロスト・イン・トランスレーション オリジナル・サウンドトラック (詳細)
サントラ(アーティスト), ケヴィン・シールズ(アーティスト), マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(アーティスト), エール(アーティスト), ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア(アーティスト), ジーザス&メリー・チェイン(アーティスト), リチャード・ベッグス(アーティスト), セバスチャン・テリエ(アーティスト), スクエアプッシャー(アーティスト), デス・イン・ヴェガス(アーティスト), フェニックス(アーティスト)
「サントラ以上の存在感」「絶品コンピレーション」「映画そのままの世界です」「独特の浮遊感」「「外国人が考える東京」を表現しています。」
Yanqui Uxo (詳細)
Godspeed You Black Emperor(アーティスト)
「ヤンキー映画じゃないよ」「爆音オーケストラ」「none」「もう少しスピード感が?」
Lift Your Skinny Fists Like Antennas to Heaven (詳細)
Godspeed You Black Emperor!(アーティスト)
「虚無から始まる音楽」「“世界中の全ての囚人に捧げる”」「最初に聴くなら」「そして、我々はひとつの時代を耳にする」「うへー」
V (詳細)
United Future Organization(アーティスト), DUKE JORDAN(その他), ERIC HOCHBERG(その他), JON LUCIEN(その他), RICK LAZAR(その他)
「名作。」「山下洋輔ファン要注目。」
When you were a beauty (詳細)
GREAT3(アーティスト)
「言う事なし」「6作目で初体験の中年おじさんはびっくり!」「もうすぐ出るベスト盤よりもベスト的かも(推測)」「美しく、残酷に。」「4th以後のベスト」
雨に撃たえば...!disc 2 (詳細)
七尾旅人(アーティスト)
「たましいにとどろく」「ちっぽけで壮大なサイケデリア」「果てしないサイケデリア」「良い意味で、青臭い。」「振れ幅がすごい前半が肝」
Red Curb (詳細)
Rei Harakami(アーティスト)
「タラタラ言うよりも」「ゆらぎ せつなさ やさしさ」「美音。」「UAとのコラボも素敵」「脳ミソ整体音楽」
「再発売希望」「売り切れはもったいない…」「はらいそ」「これこそYMOだ」「早く再発して!」
イエロー・マジック・オーケストラ (詳細)
YMO(アーティスト)
「コンピューターサウンドの始まり!」「一時代のモニュメント」「気持ちイイ物」「冒涜かもしれないが」「かっこいい」
YMO REMIXES TECHNOPOLIS 2000-00 (詳細)
YMO(アーティスト)
「おもしろいです。」「イモ」「スルメ」「こんなCDあったんだ~」「各々色出してます」
Closer (詳細)
Joy Division(アーティスト)
「Heart and Soul」「どう表現したらいいか・・・」「音だけで伝わるもの」「閉ざされたのは」「芸術の域」
重音-DUB in JPN (詳細)
オムニバス(アーティスト), HIROSHI FUJIWARA(アーティスト), Dry&Heavy(アーティスト), 小泉今日子(アーティスト), CHIEKO BEAUTY(アーティスト), Luv Master X(アーティスト), KTU(演奏), KODAMA(演奏), MUTE BEAT(演奏), Hiroshi Fujiwara with DUB MASTER X(演奏), TR49(演奏)
「再評価されるべきアルバム」「とんでもない唱歌」「「ロック」なんていうのでは括れない。」「久しぶりに聴いて、やっぱりいいと思いました。」「タバコのみとどびん」
セレクテッド・アンビエント・ワークス・ヴォリューム 2 (詳細)
エイフェックス・ツイン(アーティスト)
「最高!」「リチャードの優しい<音>」「リチャードの優しい<音>」「傑作!!!」「心地良い環境音楽」
Untilted (詳細)
Autechre(アーティスト)
「円熟期のオウテカ」「壮絶…」「必聴!!!」「ダンスミュージックの可能性」「浴室。」
Mr. Bungle (詳細)
Mr. Bungle(アーティスト)
「希代の異能音楽集団のデビュー作」「もう知らん!論外にして最高!」「人生」「遊園地メタルです。ハイ」「MR.BUNGLEの最高傑作!!」
Collected Works (The Complete Studio Recordings 1991-1994) (詳細)
Tzadik
「内容充実ハード・コア・ジャズ!!」
f#a# (infinity symbol) (詳細)
Godspeed You Black Emperor!(アーティスト)
「深く静かに響くロック」「記念すべき1st」「陰欝」「そんなにいいとは思えないけどな・・・。」
Peanut Butter and Jelly Live at the Ginger Minge (詳細)
Coachwhips(アーティスト)
Kindermusik -キンダームジーク: 赤ちゃんの即興演奏- (紙ジャケット仕様) (詳細)
Maya Konishi(アーティスト), Alyssa Elliott(演奏), Aoi Sato(演奏), Bela Elektra Brillowska(演奏), Benjamin Deutsch(演奏), Erophey Dobrovolski(演奏), Goh Yokota(演奏), Hinata Miyazaki(演奏), Kristina Postic(演奏), Myona Sonobe(演奏)
・「世界の果て。。。」
このアルバムはすべての曲がいいです。singing under the rainbowは 海外でも評価された映画に使われ、all imperfect love songでは 七尾旅人さんが 語っているような 唄っているような、とても 謎めいた 深い世界へと導いてくださいます。caroling hellwalkerでは 少しアップテンポな しかし やはりworld's end girlfriendの精神性に流れている 聴覚で世界の果てに連れて行ってくれるような 強烈な力がメロディにあります。そして wonderland falling tomorrowでは 未来への希望へと導いてくれるような 最後となっています。
彼の音楽では いつも この世の果て、limit 生の終わり、 死、地平線の向こう。。。そんな 究極な ”孤独”みたいなものが流れています。
World's End Girlfriendは、いつも人間を見つめている。 人類の醜いところ、怒り、哀しみ、喜び、そして愛をつねに見つめ続け、 それらの混沌としての人間界を、それでも全て最終的には肯定する・・・っていう感じがします。
・「夢は最後に叶うのか?夢の終わりはきっと来るのか?」
~エレクトロニカ、ブレイクコアのアーティストとの交流の深いWorld's End Girlfriendによる3作目にあたるミニアルバム。本作品、4曲入りのミニアルバムとされてますが、計40分とかなりのボリュームです。
過去の作品のようにバイオリン、チェロ、サックスを取り入れているんですが、七尾旅人を迎えた "All Imperfect Love Song"~~ がとても印象的です。特にヘッドホンで聴くとわかるんですが、音が細かく左右振り分けられており、複数の七尾旅人が耳元で囁いているような錯覚に陥りかなりドキドキします。
それにしてもWorld's End Girlfriendという名前はすごいセンスですね。格好良すぎます。~
・「同時発売」
cubicmusicとMIDIと二つのレーベルから、二枚同時に発売されたもののうちMIDI盤がこれ。
泣きのメロディとノイズ、ストリングスがからむエレクトロニカ。前回と比べれば、ROMZなどでのリリースでも見られる凶暴性が如実に表れている。感傷的なストリングスは健在。またボーカルには七尾旅人氏が参加し、前回のボーカルほどは個人的に苦痛じゃなかった。七尾氏の参加した25分に及ぶトラックはさすがに素晴らしい。しかし、1曲目のメロディが序曲とするにはあまりに安いので、それが気になる。ちなみにcubicmusicから出ているほうはとても静謐なエレクトロニカになっている。実はこちらのほうが好みで、個人的に2002年のベストの1枚になっている。
・「50分ミニアルバム」
1曲目はwegf節炸裂のファンタジックなナンバー。2曲目はコミカルな面が強調されたハイテンションなナンバー。ここらへんは90年代後半のエイフェックス・ツインを連想させる感じです。そして3曲目は本作の目玉と思われる、七尾旅人のパラノイアックなボーカルが入った25分に及ぶ大作。4曲目は同時発売された「enchanted landscape escape」(こちらはwonderland falling yesterday名義でリリースされています)との繋がりを意識した作風。
しかし、このミニアルバムが今までの作品と同じ水準に達しているとは思えません。まずはこれ以外の作品から入った方がいいと思います。その際の目安として、ゴッドスピードユーブラックエンペラーのような長尺でジワジワ盛り上がっていく壮大な感じが好きな人は2nd「farewell kingdom」、それ以外の人は1st「ending story」(この作品はとても聴きやすいです)か前述の別名義作品「enchanted landscape escape」(オリジナリティに溢れた素晴らしい作品です)をオススメします。
・「」
ジャケットを見てもらえばわかると思うのだけど、このアルバムと大傑作『Super Ae』によって、近年のボアダムスが生まれた、と言ってもいい。やたらと飛び交う電子音、爆音、トライバルなハンマービートも、全て計算尽くな極上の音響空間。
聴き易くポップでカッコイイ作品。ボアダムス初心者の方にもオススメ
・「参考までに。」
日本版にも歌詞はついてませんから輸入版でいいと思いますよ。
・「愛無き世界…」
Creationが、インディーレーベルとしては会社が傾くほどの大金(約5千万円!…破産寸前)を費やして完成「させた」、この大名盤にして超問題作。その裏には、レコード発売を迫るCreation総帥アラン・マッギーと、超(スロー)マイペースで制作に没頭するマイブラの頭脳・ケヴィン・シールズとの、こんな激しい戦いがあったという。
外界からの一切を断絶し、スタジオに篭もりっきりのマイブラ。会社が傾くほどの大金を費やしながらも、音源のひとつも届かない…。文字通り「音沙汰無し」の状況に、業を煮やしたアラン・マッギー。
「おい、いつ出来るんだ!?」と聞くと、
先行シングルには「soon(すぐ)」という曲名が。・・それから更に10ヵ月後。「アルバムはいつ出来るんだ!?」と聞くと、
次のシングルには「to here knows when(いつなのかと聞く)」という曲が。・・そして、さらに9ヵ月後。もうノイローゼ寸前のアラン。だが、全ての曲が終わり、ようやくアルバムは完成。
そこには『loveless(愛が無い)』ときたもんだ・・・。(アラン・マッギーとケヴィンの関係はボロボロだったらしい)
事実は小説よりも奇なり。嘘のようなほんとの話。
★詳しくは、「クリエイション・レコーズ物語(原題~This Ecstasy Romance Cannot Last)」を読みましょう!!(^-^)
・「少しマニアックな比較」
このアルバムが、音楽が、如何に素晴らしいかの説明は他の方に譲るとして、少しマニアックかつちょっと気になる事について書こうと思います。
このアルバム「loveless」は曲間がほとんどなく、曲の終わりと始まりが重なり合っている曲もあります。Sire盤は曲の頭がきっちりタイミングが合っていますが、現行のsony邦盤はややタイミングがずれています(旧コロンビア邦盤はほとんどタイミングが合っていて、大元のcreation盤が一番ずれています…)アルバムを最初から最後まで通して聴くのではなく曲単位で聴くとなると、これが案外気になります。
それと、Sire盤はジャケットが鮮明できれいです。裏ジャケットでは他の盤には見られない補色である青を重ねてあります。それに比べ現行のsony邦盤はカラーコピーしたようなぼやけた感じになっています。レコードではなくCDですがジャケットも重要だと考える人はちょっと注意です。
・「崇拝してしまう。」
躊躇したけど、やっぱこの作品については語りたいので書きます。
ラブレスの魅力が何かということについて考えると、まずそのエポックメイキングなサウンドメイクに論点が行くわけですが、それについてはもう何百何千の先人が薀蓄を述べているので私はここでは書きません。あまり触れられていないのが不思議なのですが、この作品、まずメロディーがいいとおもいませんか?私はこれこそこの作品を名盤たらしめる一番の理由であると捉えています。
ケヴィンシールズの書く曲は独特です。ISN'T ANYTHING収録のFeed Me With Your Kissやアルバム未収録のYou Made Me Realiseあたりが特に顕著で、これらの曲で彼はアグレッシブな曲調に乗せてコードをかき鳴らしていますのですが、そのコードの進行の仕方が実にスリリングでカッコいいのです。あんな曲調今まで聞いたこと無かった。初めて聴いた時はとてつもないショックを受けたものです。今作に於いてそれらの要素は、さらに甘美な世界観をもってしてマイブラのイメージを完全に確立しました。soonあたりははいうに及ばずですが、その一つ前のwhat you wantあたりをよくきいてみてください。面白いコード進行だと思いませんか?心はどうしようもなく高揚しているのに、なんでこんな寂しくて居心地がいいんだろうか。この曲調はケヴィンが例の衝撃的な音響の世界観を補完するためだけに編み出したものであると私は考えています。マイブラのフォロワーと呼ばれる人たちがこの一枚に追いつけないのは、勿論音作りの才能もあるでしょうが、その音響の奥行きに呼応するメロディを持っていないからだと思います。
完璧と呼ばれるにはやはりワケがある。表面だけなぞっただけでは永遠にこのクオリティには追いつけないでしょう。スタンダードにして孤高の逸品。
・「'91リリース...」
このアルバムのせいでマイブラの新譜をどれだけ待っているか。ケヴィンがスタジオに入ったとか、誰々と共作しているとか、真偽がわからない薄ーい希望にどれだけすがったか。あまりにも出ないもんだから、フォロワーに代わりを期待してどれだけ裏切られてきたか。10年位それの繰り返し。
フィードバックギターのオーバーダブでなんでこんな浮遊感が感じられるんだろう。
・「平衡感覚が…」
My Bloody Valentineの3rdにあたるアルバムです。これ以前の音源は2ndのEcstacy And Wineを除いて非常に入手困難になっています。
次作Lovelessと比べると明らかに疾走感のある早い曲が多く、フィードバック・ノイズも控えめですが、2.Lose My Breathや6.All I Needなど非常に耽美的な曲もあり、全体的に非常にサイケデリックです。
アルコールが回って、平衡感覚が危うくなりながらも何処か心地良い…そんな感じの雰囲気がします。そうなると、Lovelessはさらにアルコールが回って、眠ってしまた時に見た夢の中の世界みたいにも思います。
個人的にはノイジーなギターとPOPなメロディーがカッコイイ、10.You Never Shouldがかなり好きです。
・「こちらも是非」
1991年の傑作『Loveless』の完成度には及ばないが、既に1988年のこのアルバムの時点で、彼らを他のバンドとは違った特別なものにしている音楽的要素をすべて聴くことができる。『Loveless』のジャンルを超越した、摩訶不思議な音響空間に較べると、まだまだ「ロック」の範疇に留まっているとも言えるが、その点が好きだという人もいるだろう。「Feed Me With Your Kiss」以降の、ノイジーなギターとドラムが暴れ回る怒涛の展開は文句なしにカッコイイ。靴をじっと見つめるように、俯きながらギターをかき鳴らす姿から、シューゲイザー(Shoegazer)などと呼ばれたりもしたが、実際に彼らが見ていたのは、遥か彼方にある音楽の未来だった。
・「LOVELESS と一緒に買って下さい!」
LOVELESS が光の洪水、めくるめく色彩表現であり、エクスタシーを肯定する魅惑的な内容であるのに比べ、3年前の前作であるこれは、勿論この時点でイーノを始めとする先端のヒト達をノックダウンするほどに異彩を放つ、斬新な作品である一方、モノクロ的なイメージが強い。というのは、例えば欧州的な不協和音の美しい使い方や、変則的かつ変質者的なリフの構成、ストイックそうでありながらも退廃的な感触のアレンジがそう思わせているのかもしれない。いずれにしても、この時点でケヴィンはギタリストとしても、コード弾き/リズム・ギターにアーミングを多用する、というコロンブス的手法を示したり、4ADレーベルあたりに影響を受けつつもUSオルタナティヴ/グランジとシンクロするラウドなギター・ロックをベースにしたりと、独自性を充分感じさせてくれる内容からも、絶対ハズせないロックの名盤!
・「陶酔・絶頂・昇天」
1曲目を初めて耳にした瞬間、付き合ってた彼女が実は男だった、彼氏が女だった級の衝撃を受けた。未知の世界にこんにちわ さよならvirginity。そして2曲目lose my breathは一番大切な曲です。音楽を「この音は麻薬のようでたまらないわねえ」と形容している雑誌がよくあり、それを見るたび、執筆者のお姉さんたちに「麻薬やってるの」と聞きたくなるけど、マイブラってそういう風に形容されることが多い。麻薬が何やら知らないけれど、この浮遊感のある至福の音を真剣に聞いたら確かにトリップしたような気分にはなる。この気持ちよさは、踊り出したくなるようなThe Stone Rosesの気持ちよさとはまたちょっと違って ヘロヘロフニャフニャしたくなるような気持ちよさ。陶酔・絶頂・昇天
・「LOVELESSばかりに目がいきがちだけど・・・」
88年にリリースされた、LOVELESSと並ぶ彼らの代表作。LOVELESSがどこにも足場のないふわふわ浮遊する世界だとすれば本作isn't anythingは地に足をつけながらも酩酊し平均感覚を失った世界とでも言おうか。とくかく彼らは同年リリースしたYou Made Me Realise EPで一介のフォロワーとしての地位から脱し、ぶっちぎりの存在感とオリジナリティを獲得した。
本作はまさに鉄壁ともいえる内容でM1のSOFT AS SNOWからラスト曲のI CAN SEE ITまで唯一無二のサウンドと独自の美学、正気と狂気の狭間で曖昧に揺らめくどっぷりと濃密なサイケデリアが異常なほどのテンションで展開され息つく暇もない。彼ら独特のギターの歪み音もLOVELESSの洗練されたものとは違ってラフで荒々しくどこか不気味な色彩を帯びているのも特徴的だ。
●ロスト・イン・トランスレーション オリジナル・サウンドトラック
・「サントラ以上の存在感」
アルバムとして純粋に優れた一枚。独特のサウンドが、聞き手の目的に合わせて心に作用してくる。落ち着きたい時に聞けば癒やしになるし、気力を出したい時に聞けば、気分がハイになる。非現実の様な、懐かしくなるような、切なくなるような様々な感情が、脳の奥底から目を覚まして蘇り、音楽と共に全身の毛細血管に響き渡る、まさに感情の走馬灯の様なアルバムです。購入してから数年経ちますが、一向に聞き飽きません。個人的には、モーツァルトとかと同質の音楽だと思います。何言ってんだ?コイツ?と思われたかもしれませんが、是非聴いてみて下さい。
・「絶品コンピレーション」
ソフィア・コッポラの監督第2作「ロスト・イン・トランスレーション」のサントラ。前作「ヴァージン・スーサイズ」同様、女性の視点で進行する繊細な物語と、どこかはかなげできれいな映像が魅力的な映画だが、サントラも見事な出来ばえで、彼女の映画作りにおける全てに行き届いた思慮深さとセンスの良さにはいつも驚かされる。 東京を舞台に、ひとりの若き女性の孤独とつかの間の恋を描くとあって、テクノ系のインストが大半を占めるが、それらがネオンきらめくコンクリートジャングルの夜の雰囲気によくマッチしている。SQUAREPUSHERやDEATH IN VEGASら大物の楽曲提供が豪華。そして何よりの話題は、MY BLOODY VALENTINEのフロントマン・Kevin Shieldsの新曲が収められていることだろう。新境地を見せるインスト3曲に、優しくゆがんだギタープレイ健在の「歌もの」1曲・"City Girl"というラインナップは、ここ10年来、表舞台から姿を消していたひとりの天才ミュージシャンの堂々のカムバックを高らかに告げるものである。 主人公がタクシーから流れてゆく東京の街の景色を眺める時に流れる、MY BLOODY VALENTINE/"Sometimes"や、ラストの別れのシーンで使われるTHE JESUS & MARY CHAIN/"Just Like Honey"など、一組の男女の短い逢瀬を通して心に響いてくる、出会いと別れの切なさを象徴するかのような名曲の数々は、人間関係における、泣きたくなるほど美しいものを、おぼろげながらも聴くものに垣間見せてくれる。
・「映画そのままの世界です」
なんとも気持ちの良い気分にさせてくれるCDです。サントラって同じ曲が違うバージョンで何曲もはいってたり、あまりにもBGMてきだったり、買って結構ハズレだったりする場合も多くてがっかりするけど、ほんとこれは買ってよかった!何度聞いても不思議なくらいあきない軽さがある。個人的には映画ではうっすらとしかかかってなかった、かぜにふかれて、がお気に入りです。
・「独特の浮遊感」
まだ映画は見てないけど、サントラだけでもかなり質が高いと思います。久々に声を聞かせてくれたmy bloody valentineのkevin shieldsにはやられました。音楽を聴きたくない日でも、このサントラは聴ける。好き嫌い分かれそうな感じですが、全てのジャンルを網羅しているようなものなので、UKロックの好きな人なら絶対はまります!!
・「「外国人が考える東京」を表現しています。」
映画本編は駄作アート系映画だが、このサントラはかなり素晴らしいです。アンビエントやソフトロックを基調にした音楽は、本編を観なくてもサントラとして聴かなくても楽しめる程これ単体で聴ける程完成度が高いです。 日本を舞台にした映画だと、音楽が京都的な邦楽風(J−POPという意味ではありません、狭い意味での邦楽)か秋葉原的なピコピコテクノになりがちなのだが、それが全く無く普通のクラブサウンドになっているのが良いです。 東京を舞台にしたんだから禍々しく騒々しい世紀末的なアンダーグラウンド系のテクノを使って欲しいとか、藤原ヒロシが出演しているのだから彼の音楽を使って欲しいとか、マシュー南が出演しているのだから藤井隆に歌って欲しいとか思ってしまうのですが、本編のテーマは「日本人が考える東京」ではなく「外国人が考える東京」だからこれで良いのでしょう。 8曲目の『風をあつめて / はっぴいえんど』は、珍しく「日本人が考える東京」を表現した曲ですが、サントラから浮くどころか溶け込んでいて、本編にハマっています。(スタッフロールの最後で流れてきたのが感動的だった) 本編でボブ・ハリス(ビル・マーレイ)がカラオケで歌っていた『More Than This』が、16曲目が終わった後のシークレットトラックに収録されています。
・「ヤンキー映画じゃないよ」
メンバー写真非公開等、プロモーション的な要素が含まれる行為を一切排除した姿勢は、同系統として度々名の挙がるモグワイがポップに感じられる程。Tシャツすら作っていないとか。
惜しむらくはその認知度の低さだが、現代において最もパンクな活動を体現しているバンドの1つとして語られるべき存在。
今作のトラック4〜5と2曲構成になっている『マザーファッカー』は必聴。完全なるインストゥルメンタルだからこそ成し得た圧倒的な世界観は、下手なファンタジー映画を観るより余程か幻想的な世界に誘ってくれる。
・「爆音オーケストラ」
カナダの9人組インスト・オルタナティブロック。浪人中、大音量で聴いてたのを思い出します。壮大なストリングスの嵐でモグワイとはまた違った轟音ギターが楽しめます。静と動のリズムの組み合わせがかっこいい。
・「none」
ヘッドホンで大きめの音で聴けば、それぞれの音色のディテールの素晴しさに気付かされる。Yanqui U.X.O.だけに限った事ではないかもしれないけど、これを聴く時は、映画を見る時のように、その為だけの時間を作らなければならい。気力と時間が十分にある時に通して聴く事で、初めて、その良さに気付かされるのだと思います。
・「もう少しスピード感が?」
antennas to heaven の方が個人的にはスピード感があって良いが、このアルバムも一人で大音響で聴くと素晴らしい。
●Lift Your Skinny Fists Like Antennas to Heaven
・「虚無から始まる音楽」
MOGWAIはプロモーションをよくするから「ポストロック」の代表格とされているけれど、GYBEも同じくらいラディカルな音楽を探求しているバンドだ。商業主義的な音楽シーンにアンチを唱えているバンドは沢山いるけれど、ここまで徹底しているのはGYBEだけだろう。インタビュー、メンバーの写真の公開は一切なし。だから世の中にまだ認知されていないだけで、やっていることは究極的にすごい。2枚組で4曲。全編インスト。楽器はギターとドラムと数種類の弦楽器だけ。ノイズの嵐の中に途方もない美しさがある。そしてインストなのに音楽に政治的メッセ-ジまでもを託しているのだ。今リアルにロックしているバンドが他にいくつあるだろうか?21世紀に聞かれるべき音楽はこれだ。
・「“世界中の全ての囚人に捧げる”」
NME誌をして「今世紀最後のロックバンド」と言わしめたカナダモントリオール出身のバンドGodspeed You Black Emperor!そんな周囲の喧騒など意にも介さないかのような、新たな傑作アルバム。2枚組、4曲収録で80分以上に及ぶ今作は「f#a#∞」、「Slow Riot For New Zero Kanada」ら前2作で提示した
世紀末的なカオスはそのままに、その音はさらなる広がりを見せている。それは時に悲惨さに満ち、あるときは陽気に鳴り響く。あらゆる狂気と向き合うかのごとく表れる旋律の数々はやはり悲しみに溢れていて、でも涙が出るほど美しい。これが希望でなくて何だというのだろう。
“世界中の全ての囚人に捧げる”という言葉が象徴するように、彼らの音楽は
現代社会という檻の中に囚われた私達へ捧げられる。現代の狂気、混沌と向かい合おうとする全ての人たちへ。今この時、彼らのようなバンドとめぐり合えたことを幸運に思う。
・「最初に聴くなら」
いろいろ意見はあると思いますが、ここから聴くのが一番ではないでしょうか。2枚組みで、分量も丁度いいです。
・「そして、我々はひとつの時代を耳にする」
21世紀を迎えて誰もが根拠なき熱狂に酔いしれつつ「ええじゃないか」音頭を取ってしまいそうな状況下で、かつてのロック求道者をほうふつとさせる「コミューン」をカナダに形成し、そして人知れず自らの音をかき鳴らしていたGYBE!なる存在は、ある意味では永遠のアホウであり字義通りのパンクですらある。
60年代の若者がロックに信託していた「世界の変革」が自分自身を「ここではないどこか」に連れ去ってくれる絶対的な何かだったとすれば、その記憶の追体験に甘んじざるを得なかった80年代後半のロッカー達が行き着いたのは、「誰も聴いてくれなくたってかまわない」という精神を持ったシュー・ゲイザー/オルタナティヴによる閉じられた円環の世界であり、対極の刹那主義者が行き着いた先は、肉体ではなく精神の「トリップ」により「ここではないどこか」を束の間実現してくれるハシェンダという失楽園であった。
然るにそれはその場しのぎのためのデフォルメされた「何か」でしかなく、その後に残されたのは「世界は結局変わらない」などという馬鹿げたペシミズムであり、MTVに始まりMTVに終わるというどこかで見た予定調和の世界であった。
ロックとはある物書きの言葉によれば、「名もない少年がある日突然世界を見下ろす視座を獲得してしまう、その飛躍的跳躍のこと」らしい。ロックが世界を変えると信じられ、そして実際に世界を少しだけ変えてくれた幸福な60年代は過ぎ去った栄光にすぎない。
ひとつだけ確かなことは、我々はGYBE!を介して「記憶の追体験」ではない「現実」に立ち会っているということである。無邪気に「天に向かってコブシを突き上げ」たくなるくらい世界がすばらしいとして、あなたにとってこの一枚がそんな「忘れていた何か」を与えてくれる音像となることを望みたい。
・「うへー」
二枚組みでたった4曲というボリュームでMOGWAIやLow好きは必聴!!!!!!少し明るい。
●V
・「名作。」
クラブとかテクノ聞かない友人も普通に聞けるとのたまった、聞きやすいものです。癒しというか、寝転がりながら聞くのにいい感じです。テクノというよりアコースティックヒーリングでしょうか。
・「山下洋輔ファン要注目。」
特に良いのが9曲目のlisten love これはPRIDE.31ノゲイラVS田村戦の煽り映像で使われていたあの曲です曲名が分からずに探していた人も多いのではないでしょうか鮮烈なピアノがなんとも良い と思ったら それもそのはず9曲目のlisten loveに限りピアノを山下洋輔さんが弾いていましたこの曲だけでも買う価値があったと思います
・「言う事なし」
前作以降、より繊細により本質的にメロウになったシカゴ2作目。まずサウンドが素晴らしい、そしてメロディが美しい、詩が美しい。1曲目rubyのイントロからラストのONOまでやるせなくて溜息出っぱなしです。特にruby、snow bird、echo、caravan、そしてONO、ヤバイです、これほどひんやりとしたメロウネスは他には見当たりません。
勿論ジョンの手腕なくしてはありえない質感なんだけど、ジョンにしてもトータスでは出来ないPOPなアレンジとかアイディアが入ってたりするのかな?と思うくらいメロディアスなアレンジが光ります。
POPでメロディアスなのにG3が売れないのは、その音楽の中心がハードコアだからです。しかしそれゆえハマると魔力的にズルズルその世界に引きずり込まれる事必死です。最高傑作
・「6作目で初体験の中年おじさんはびっくり!」
CDã'èãå§ãã¦ããã«ãã"ãï¼'ï¼ï¼ï¼'å¹'ã®æ-°èï¼ãã¨æã£ããã©ã"ãæãã-ãã®ã§ããï¼ç§ï¼§ï¼²ï¼¥ï¼¡ï¼'ï¼"ã"ããåãã¦ã§ãï¼ãï¼-ï¼å¹'代ã¢ã¡ãªã«ã®ãµã¸ã¿ãªã¦ã¹ãã¸ã§ãã¡ã¼ã½ã³ã»ï¼¡ãã¯ã¤ãã¯ã·ã«ãã¼ã»ï¼ã»ï¼³ãªã©ã'ä½"é¨"ã-ã¦ããè³ã«ã¯å®ã«ãã"ãªãã¨å...¥ã£ã¦ãããµã¦ã³ããªã®ã§ããã
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・「もうすぐ出るベスト盤よりもベスト的かも(推測)」
さまざまな音楽をごちゃまぜ(いい意味で)にしてしまう彼らの、今までのキャリアをすべてミキサーに放りこんで、グルグルかき回した後でおいしいところだけを抽出したようなアルバム。今までのミクスチャー感は、時折ツギハギ感にも見えていたけど、今作はつぎめがまったくない。でも聴けば聴くほど深い音響を感じる仕上がり。特に6曲めが美しいイントロからはじまって、ふと気づくとレゲエのリズムになってるあたりには、ぼくはかなり参りましたにゃん。
・「美しく、残酷に。」
前作と同じくシカゴでジョン・マッケンタイアと共に作られた今作。前作の良い点をふまえ、さらに自分達の色を出す。そういう意味でも今作は(3rdアルバムとは違う意味での)傑作といえるだろう。今回の歌詞は難解に見えるかもしれないが、そこに書かれているのは現実に対しての怒りであったりする。エゴ・不条理・欲望・そこから生まれる醜さと美しさ。彼らの音楽が美しいのは、現実が内包するいろんな側面を余すことなく見ているからに違いない。
・「4th以後のベスト」
Great 3の6th.前作「May and December」ではアイデアは悪くないもののいまいち消化しきれなかったものが一つの作品として結実。「Without Onion」と並び彼らのアルバムで手を出しておくべきものでしょう。6曲目「Echo]、12曲目「ONO」素晴らしくて言うこと無し。
・「たましいにとどろく」
胸を打つ、心をふるわせる。七尾旅人の歌を聴くと、動揺してしまう。なんでそんな歌が作れるんだろう?と、彼の才能にびびる。心を病む一歩手前の人なんじゃなかろうか・・?と思ってしまうほど、彼は天才的なのだ。
上記の、CDジャーナルのレビューには呆れてしまう。
たぶん、「こんな二番煎じのアブノーマル気味なアーティストは排除すべきだ」っていう思いがあるんじゃなかろうか。だけど、こんな風に言うとずいぶん陳腐な感じがするけれど、例えば七尾君のように、人の心を無意識に揺さぶる音楽って、実はそんなに多くないぜ?
・「ちっぽけで壮大なサイケデリア」
素晴らしすぎるメロディセンスと類稀なる言語感覚が光る1stアルバム。ほぼ作った順に曲が並べられているらしいが、とにかく後半の素晴らしさが目立つ。6曲目以降は全曲決定的名曲。
様々な音楽的要素が未消化のまま詰め込まれ、また、生と死の境界線の上で綱渡りでもしているかのような登場人物たちが混在し、ひたすらカオティックでそして本質的に危うい印象を受ける本作はグランジとテクノに塗れた日本版ブリジット・フォンテーヌ「ラジオのように」
・「果てしないサイケデリア」
ぶっ飛んだ言語感覚と狂いまくった歌唱法。一度聞いたら耳を離れないねばっこいアメーバボイス。ポップで切なくて愛しいメロディ。そしてそれらがざらついた独特のアレンジで纏め上げられた、唯一無二の音響世界。オリジナリティというものがもし「どこにもないもの」を指し示すのならば、この七尾旅人のファーストアルバムは決定的にオリジナルだと言えます。本人も自らのホームページで語ってるようにジャズの影響を強く受けたらしく、このアルバムでも特にゆらぎを意識したリズム、ビート感覚においてそのフリーキーな魅力の萌芽を嗅ぎ取れます(それは3枚目「ハミングバード」で決定的なものになるのだが)。徹底的に未知なる調べとしてつむがれるその音世界に存分に浸ってください。まさしくここには歓喜と絶望が激しく同居しています。本人によると思われる歌詞カードのデザインも最高。
・「良い意味で、青臭い。」
七尾旅人ほど青臭く、日常の泥と幸福の中を歩くような、すごく単純に言うなら、青春を体現するアーティストはいない。ひとりで夜中に考えた、くだらなくて深刻なこと。好きな人と一緒にいる幸福感や、それと同時に味わってしまう疎外感。冷静、拘泥、前向き、夢見、怖い、好き。
そんな、誰もが過去、とくに10代のころ味わったことの在るはずの感情が「雨に撃たえば...!disc 2」を聞くと押し寄せてくる。ちょっと不快、でもいとおしい。
ごたくはともかく。七尾旅人はメロディが良いです。口ずさむと、癒されます。ストレス・イライラの解消にはもってこいだと思う。ぜひ購入を。
・「振れ幅がすごい前半が肝」
ヨーロピアンな一曲目に続き仏教的な二曲目、続いてジャジーな三曲目が来たかと思えばゴスペルな四曲目。ビートルズのグラスオニオンを彷彿とさせる不思議な五曲目。後半は耳馴染みの良いポップスが並んでいるように見えて、実は一筋縄でいかないクセのある曲たち。多種多様な音を繰り広げているが、それでいてどの曲でも声、歌が大きな存在感を持っている。特にルイノンでの歌は至高の芸術。ハイライトは中盤のガリバー2か。長尺で歌詞も一見カオスなこの曲だが、実はタイトルの意味をひもとくと表れる言葉に全てが統合される世界なのだ。しかし今の若いバンドマンたちならこの曲をこんなにスローなテンポでは絶対にやらないはず。表現したいものが体の内からあふれ出てくるような、そんな切迫したものを感じずにはいられない絶対的名曲。セピアカラーに統一されたジャケットや手書きの歌詞など、アートワークもアルバムの世界観を上手くサポートしている。これはぜひCDとして手元に置いておこう。絶対損しない。
・「タラタラ言うよりも」
冷たい電子楽器の音がこの人の手に掛かると、柔らかく温かく優しくなる。音もそんなに凝ってないのに、優しい世界に感情移入できる。テクノやエレクトロニカのうねうねしてて頭痛くなると思ってるイメージをもってる人がいたら聴いてみて欲しい。タラタラ能書きをたれるよりもまず聴いてみるといいと思う。とてもいい音楽です。おすすめします。
・「ゆらぎ せつなさ やさしさ」
電子音がこんなに「ゆらぐ」とは知らなかった。そしてこんなにも心を揺さぶるということも。せつなくて、涙しそうになる。ふと見た夕日が美しすぎた時のように。レイハラカミの作り出す音は、「やさしさ」に満ちている。
・「美音。」
クラシックとかジャズとか一通り聞いてきた人ならこの作品は無視できないでしょう。自分はテクノ経由でこのレイ・ハラカミに辿りついた人間ですがその後、ジャズやらなんやらを聞きだして、クラシックは後期ロマン派だよなあなんて思うようになった後にこのCDを聞きなおしてたまげた次第です。美しい音楽にはジャンル分けなど必要ないことを教えてくれるCDです。この音の美しさだけで星五つの価値があります。
・「UAとのコラボも素敵」
ミニマムでオリエンタルな音の連なり。キラキラ。 強迫観念のように、同じパターンを繰り返さないので、聴いて飽きることがありません。浮遊。 エレクトロニカ、という事になるのでしょうが、最早レイ・ハラカミの世界、です。日常と非日常、揺れとグルーヴ。変拍子とフロア対応。 ジャズ好きな人なんかにもお奨めできるのでは。
・「脳ミソ整体音楽」
レイハラカミという名前はずっと気になっていたのですが、不覚にも最近まで聴くのをサボっていて、先日、これまたずっと気になっていた某日立の CM の「あなた」のメチャメチャ格好いいアレンジをやったのが彼だと知って、あわててまとめて聴いた次第です。
彼の場合、エレクトロニカと言っても、生楽器でも成立するような音楽を単に電子音でやっているだけではもちろんないし、かと言って、極端な不協和音があったり、調性がひたすら拡散していったり、単調なミニマルフレーズが延々続くわけでもありません。ただ、彼の音楽は、コード進行にしてもリズムにしても、聴き手の「次はこう来るだろうな」という瞬間瞬間の予想を、常に微妙に裏切っていくのです。
ですから、確かに「癒し系」的な要素もあるのですが、他の癒し系作品のように、作品の持つヒーリング世界にリスナーを引き込んでいくのではなく、むしろ、リスナーの感情のさざなみを打ち消し中和していくことによって、結果的に頭の中を真っ白にしていく感じなのです。脳ミソの関節を全部はずされてグニャグニャにされてしまった感じ、と言っては言いすぎでしょうか。
ハラカミさんの音楽は、半野喜弘さんの重厚な和音とも、竹村延和さんのジャジーな感じとも違い、一見ポップでとっつきやすい音楽ですが、その奥には、まるで整体やマッサージにはまったときのような不思議な中毒性を秘めています。ぜひ一度おためしあれ。
●はらいそ
・「再発売希望」
なかなか、再発売しませんね。半年くらいずーっとチェックしてます。昔良く聞いてました。混沌とした東京を脱出して、アジアを渡りあるいた挙句にたどりついた’天国=はらいそ’ いつか僕も町のたそがれ。。。このフレーズは心に残ってます。人生の旅とアジアの旅とがラップして、悟ったかのような心の行き着く先それが、’はらいそ’。テクノにアジア的な解釈を取り入れたからYM0が世界に認められた。そんなルーツを感じさせた1枚です。早く再発売してくださいーーー。
・「売り切れはもったいない…」
このアルバムは細野さんが今まで作ったアルバムで二度と作れない程の傑作だと思います。特にフジヤマ・ママやジャァパニーズ・ルンバのリズム感は素晴らしい。今のデジタル時代は中々再現出来ないアナログ・サウンドは本当に綺麗で暖かい。是非、再販していただきたい。
・「はらいそ」
遥か昔22~3年前、ラジオから録音したウォーリービーズのフレーズを秋葉原の某電気店レコード売り場でまったくの他人にウォークマンで聞かせ、探し当てたアルバムです。CDになったら買うつもりが今になり、あの南国の海に浮かぶような世界(まさにはらいそ)に浸りたい!それなのに、ずっと在庫切れ・・・どうか再発売してください。殺伐として癒されたい人があふれている今なら絶対売れる!
・「これこそYMOだ」
これはある意味実験的なものだと思う最後のはらいそは凄いです LPもCDも両方もってますが・・・とにかくリマスターしてほしいです。それだけです。また、出てほしいです。
・「早く再発して!」
アルバム最後のこの次はモアベターよ!からYMOに連なったんですよねえ。このアルバムだけどうしても手に入らない。はらいそ、なんか最高ですよ。その歌詞とメロディが。SASの桑田が細野ファンなのがなぜかうなずける1枚です。
・「コンピューターサウンドの始まり!」
YMOのデビューアルバム。今でこそ珍しくもないコンピューターサウンドだが、小学校5年生の私には体に電気が走ったのを今でも覚えています。デビューアルバムから世界中をイエローマジックにかけたコンピューターサウンド。“ピエロの風船割り”“インベーダー”に始まり大ヒット曲“東風”“中国女”デビュー曲でもある“ファイアークラッカー”どれをとってもYMOの魅力いっぱいの曲ばかりである。あの懐かしい時代を思い出して、もう一度聴いてみて下さい。
・「一時代のモニュメント」
細野・坂本・高橋といった才能あるアーティストが集結して創り上げた、「イエローマジックオーケストラ」というコンセプト。そのエッセンスが十二分に詰まった記念碑的アルバム。今思えば、BGMとして使うにはこれほど完成されたアルバムも少ないのではないかと感じる。もちろん良い意味で。
日本が誇る、そして日本でなければ作りえない作品であると思います。そのキッチュな雰囲気・皮肉たっぷりの遊びゴコロ・センスある音創りなど、全編に染み渡る彼らのエッセンスが最初から最後まで堪能出来ます。何故全曲英語歌詞に拘ったのかも、今聴いてみると良く分かりますね。
今更紹介する必要もないメジャーな曲(東風やファイヤークラッカー等)以外に、素敵な名曲「シムーン」や「マッドピエロ」など、聴き所も一杯。最初にして既に完成形を創り上げてしまった、という意味では、やはり長続きはしない宿命のユニットだったのかもしれません。それはともかく今の若い人には是非一聴をお薦めします。
・「気持ちイイ物」
音楽も含めて芸術の気持ちよさは理屈ではない。しかし、評論家はその作業や道具にこだわる。コンピューターを使うと言うことは、そのほうが便利だったからに他ならず、それそのものがテーマではない。オリエンタルという響きはこのアルバムあたりで市民権を得た言葉だろうが、その気持ちよさは十分に伝わる。しかし、忘れてはいけないのは、この音楽が作られたのが70年代であるという事だ。既にクラシックなのにクラシックと呼べない独立した世界観がこのアルバムにはあるのだ。
・「冒涜かもしれないが」
ボーナス・トラックを期待していた。「INDO」なんか、入れちゃってもいいんじゃないかと思うが??? 私はこの音源を最初、カセットで聴いた(カセットで売れていた。しかもメタルテープを使った高音質バージョンとかもあった)が、ドルビーBでも消せないヒスノイズの彼方から、ゲーム音が聞こえてきてテープを間違えたかと思った(笑)後のUSヴァージョンを聞いたから余計なのかもしれないが、本当にゲーム機のような音楽だと最初思った。この盤を今聴いても、その感覚は変わらない。 終始、ゲーム音楽の導入という基本線があったのだろう、最後の「アクロバット」は「負けた」時の音がそのまま盛られている。無責任な造り(恰好よく言えば「メンバーの顔の見えない」造り)のはずが、そういうコンセプトはしっかり貫かれている作品だ。US盤はカットされている分は「ジョルジオ・モロダーものまね」という趣に変わっちゃっているが(笑)「アクロバット」はやっぱりあっても良かったんじゃ・・・なんて今更言っても遅いか。
・「かっこいい」
YMOを初めて聴いた時、僕は桃源郷にいた。無意識に口ずさむことがあるくらいかっこよく耳に残る。そのあまりのかっこ良さに興奮し曲に合わせて
酔拳と太極拳とフラダンスを合体したようなトンチンカンな踊りを踊っていた。
●YMO REMIXES TECHNOPOLIS 2000-00
・「おもしろいです。」
原曲をここまでアレンジしてしまってよいものかと、びっくりしていました。でも、原曲が好きであれば、アレンジも面白く聞けるようにできていると思います。テクノポリスがアブソリュートエゴダンスに聞こえたりして、一般に「remixes」として発売されているものと比較しても、原曲の良い部分を生かして誇張するという方向より、原曲を限りなくぶち壊している感じがとても心地よいと思いました。そういう意味では、「remixes」が一般に好きな人でも、好き嫌いは二分されるのではないでしょうか。最近、パフュームのヒットで、テクノポップがまた若い人の間でうけているようですが、今聞いても、古いという印象は受けない作品といってよいと思います。
・「イモ」
懐かしい!!と想うひとにも始めましてのひとにも、テクノの中間地点を味会って欲しいですね。テイ・トウワも、原点が此処からなんですし・・・
・「スルメ」
最初聞いたときは「"テクノポリス"と"磁世紀"以外は面白くねえなあ、全体的に散漫でまとまりがないよな」などと思っていたけれど……なかなかスルメな出来で、聞いてるうちに良くなってきた。
オリジナルの硬質感を誇張させた"中国女-Groove That Soul Mix-" タイトルのForestどおり不安感漂う、霧のかかったような"Key-Forest 808 Mix-" あまり取り上げられない東京MIXの(USMIXの吉田美奈子ボーカルも付加されているが)"東風"など、なかなかステキな楽曲多し。
・「こんなCDあったんだ~」
前からライディーンの曲を探していたのですが、なかなか見つからなくて、最近になってこのCDを見つけ早速購入しました。しかし、ライディーンは自分の創造とは違った感じの曲で、始めはガックリしてました。しかし、何度か聞いてみると、こういう歌い方もあるのかな~って感じで今ではかなりのお気に入りです。ライディーン以外の曲も結構いい曲がそろ
っていて、このCD以外のYMO関連のCDを聞いたことが無いので詳しくはどうかわかりませんが、このCDはオススメですよ!
・「各々色出してます」
『ライディーン』のリミックス聞きてえなあと思い購入したのだが、ラッパ我リヤの『ようじぎゃくたい』をのせた山田マンリミックスにやられた!1+1で10いっちゃったね。また、POLYSICSの『磁気性』もはまった。行進的な、小西康陽的なドラムパターンが好きな人におすすめ。部屋で踊りまくって壺を割らないように。YMOとはいい意味で別物に仕上がってます。クーラーキンキンにきいた部屋で聴きましょう。
・「Heart and Soul」
今までに音楽の名盤は幾枚も登場しているが、その作品が発表されていらい幾年にも渡り人々の「心と魂」に訴えかけ影響を与える歴史的芸術作品は数少ない。 本作は音楽の多様化過渡期の'80代前半にイギリスのインディーレーベル「ファクトリー」より発表された、あるボーカリストが人生の終焉を迎える直前の「魂の動と静」を記録した20世紀最後ともいえる歴史的芸術作品である。 たんたんと刻まれるドラムパターンに破壊的なギター、無機質でありながら「心」に入り込むシンセ音。「肉体と魂」を揺するベース音。そしてベース音よりもさらに低い、人の心をまでも不安定にさせる、しかし、崇高的なボーカル。 それらが織り成す音楽世界はまさに、それまでには体験できない音空間であった。 しかし、やはり本作が歴史的芸術作品である意味は、ギター音が消えた、ラスト2曲が存在しているからである。 また、この2曲がなければ、20数年たった今デジタルビートでモンキーダンスを踊るイアン・カーチスの姿を見れたのかもしれない。
・「どう表現したらいいか・・・」
あまりにも病的で、緊張感とストイックなムードに満ちて深淵に臨むようにいった先には混沌とした世界が待っている・・・はっきりいって表現できないと素直にいったほうがいいのかも・・・。すでに2枚目の作品で(最後の作品だが・・)円熟味を帯びている。洗練されて研ぎ澄まされているバーナード君のギター、神経質なほど精密なスティーヴン君のドラミング、疾走感とタイム感両方完璧なピーター君のベース技術。そして唯一無二な歌声と哲学的で誰よりも人格者(僕はそう思う。)を思わせる歌詞を書くイアン君。
ポストパンクなんて簡単に決め付けれない音の空間がここにある。そしてその空間と僕の身体が響きでつながっていく。
ある種の宗教的体験の原型・・・
・「音だけで伝わるもの」
とにかく全体的に暗く、絶望の淵からは、何も見えてこないような世界観で構成されているようなアルバムです。タイトルや歌詞が理解できなくても、それは十分に伝わってきて、イアン・カーティスの静かな絶叫が、聴く者の鼓膜を揺さぶり続けます。このアルバム発表直前に自殺した彼にとっての遺書がわりだったのでしょうか。そして良くも悪くも、自殺という方法による死によって、イアン・カーティスは伝説的な存在になりました。自殺を肯定はしないけど、なぜか夭折(早死に)する人物に、思いを寄せたりする複雑な感受性。自分は若いのか、それとも単なるできそこないの大人なのか。きっと後者なのでしょうが、そんな感受性は大事に持っていたいものです。
・「閉ざされたのは」
音楽とは「音」を「楽しむ」と読むのがセオリーですが、Joy Divisionはその点の「音楽」とは対極を成すものだと感じます。歌い上げるイアン・カーティスの声には「絶望」「孤独」そんな感情が「噴出すように」聞こえてくるのです。言ってしまえばベクトルの違う「情熱」さえも感じるようです。
衝動的で荒々しく唸るギター、ベース、ドラム。その混沌の中で孤独を静かに叫ぶボーカル。イアン・カーティスの哲学ここにあり。
・「芸術の域」
厨バンドといわれようがこのバンドが大好きだ!極端に陰鬱なムードが支配する暗いアルバム。とはいってもジャケットよろしく前半は割と清らかで滑らかで軽やかでもある。ところが後半になるとなにかが憑いてしまったような絶望が支配し始める。傑作といわれるアルバムは数あれど聞き手の心を思いっきり音楽で変えてしまうアルバムってあんまりない。何かを感じずに聞くのは無理。それくらい絶望的。死にたくなってくるくらい美しい曲たち。Isolationはテクノポップって感じで、いいなあ。イアンってクラフトワーク好きなんですね。
●浮世の夢
・「再評価されるべきアルバム」
エレファントカシマシ3枚目のアルバム。先の2作とは全く異質の作品に感じられ、初めて聴いた時の衝撃は、今でも昨日のことのように憶えている。新たな試みというよりは、これが彼らの現時点での純粋な問いであり答えだっただように思う。自問自答を繰り返し、我が道を突き進む姿こそが、このバンドの真骨頂である。再評価されるべき日本の名盤。
・「とんでもない唱歌」
もうぶっとびました。なんだこれは?と。どこからこんな音楽を作ろうという考えが芽生えたのか?と。ギターをギャーンと鳴らして、前のめりな演奏をするのがロックとするならば、これはその対極。誰もやったことがないようなアイデアを魂込めてやりきるのがロックならば、これこそロック。
「序曲 夢のちまた」で静かに始まる。チープなリフ(?)がいい。「珍奇男」などは最高のロックンロールと言っていい。「浮雲男」の楽しさ。思わずニヤリとしてしまう。「見果てぬ夢」では何度鳥肌が立ったか。「我も彼らに負けまいと、やさしい日本の四季を見て」という叫びに。「月と歩いた」〜「冬の夜」はメドレーのよう。ギター間違えながらの弾き語り。「風呂の中口笛吹いた、誰かの歌よ」でホッとする。
宮本の才能が大爆発する前夜の初期微動。しかし大爆発して崩壊してないところがよかったりする。演奏などはシンプルでスカスカだが、行間が心地よい。
日本の唱歌みたいな曲が多めで、明治時代の「和」の感じ。それを4ピースのバンド編成でやっている。当時はイカ天ホコ天などのバンドブームだったが、丸っきりそれに背を向ける決意表明。ロックのヘビーさ、かっこよさなら「エレファントカシマシ2」が上だが、とんでもなさで「浮世の夢」。エレカシ特有の暑苦しさも感じつつ、どこか飄々としていて、たまにニンマリとしてしまう作品です。
・「「ロック」なんていうのでは括れない。」
このアルバムを聞くとき、BGMとして聞き流す事などできない。スピーカーの向こうの宮本氏と対峙するか、畳の4畳半に寝転がって虚空を見つめながら聞くか、いずれかだろう。このアルバムは刺々しさと全てを受け入れる優しさを併せ持っている。「ロック」などと言う括りでは語れない叫びがここにある。
・「久しぶりに聴いて、やっぱりいいと思いました。」
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・「タバコのみとどびん」
このアルバム最高!もう、ロックじゃないの!語り・・・じゃないな・・・。わめき!?音楽とかちょっとどっかいっちゃってる。詞ではなく詩です。すごく完成度の高い日本語で自問自答をアルバム通して繰り返してる。自分の内面のぐちゃぐちゃしたところを吐露してる。ただ、宮本の内面はあまりにも魅力的すぎて、何度も聴いてしまう、お気に入りアルバムになってしまうんだけどね。これ、ソニーが本当に発売を許可したのって言うくらい、音が悪いのはご愛嬌。多分、カセットレコーダーに口つけて宮本がダビングしたんやろ?って位の音の悪さです。ある意味、そこすらおもろいしな。
・「最高!」
APHEXの作品は大体聞いていますが、コレが最高だと思います。初期にはガバみたいなハードコアをやっていて、この後には広く評価されるようなゴリゴリしたドラムンベース的な音楽をやっていく彼ですが、このような作品もつくれてしまうところに彼の守備範囲の広さを感じます。
スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンと接近している最近には、もう作らないと思われるジャンルです。彼の作品群の中でも特殊なジャンル(アンビエントテクノ)になっています。「APHEXTWIN、評判いいし聞いてみようかな」という方は、これではなくて「リチャード・D・ジェイムス・アルバム」や「ドラッグス」なんかがいいと思います。
正直、他の作品に比べて評価は低いようです。グローバルコミュニケーションとの別れもそうかもしれませんが、おそらく彼の興味も、もうここには無いのでしょう。こういう方面にはもう戻ってこないのかと思うと、コレを最も評価している自分としてはさびしいところです。
・「リチャードの優しい<音>」
アンビエントワークス85ー92と比較されがちな作品だが(しかも大抵このアルバムのほうが評価が低い),僕はこっちのほうが断然良いと思う。85ー92よりも純粋かつ洗練された音が鳴っている。今聴いても全然古くない。リチャードのつくる音楽を愛しているなら絶対に好きになると思います。
・「リチャードの優しい<音>」
アンビエントワークス85ー92と比較されがちな作品だが(しかも大抵このアルバムのほうが評価が低い),僕はこっちのほうが断然良いと思う。85ー92よりも純粋かつ洗練された音が鳴っている。今聴いても全然古くない。リチャードのつくる音楽を愛しているなら絶対に好きになると思います。
・「傑作!!!」
この作品は数あるAphex作品の中で、ひと際異彩を放っているということは、だれしも首肯するところであろう。AphexTwinにどっぷり漬かり込んでいた高校時代の私は、はじめてこれを聞いた時には理解できなかった記憶があるが、AphexTwinもほとんど聞かなくなってしまった今でも聞く唯一のアルバムである。非常に抽象的であるがゆえに、ここにはリスナーの想像力を喚起させる作用がある。 ブライアンイーノのアンビエントシリーズの影響を受けているのは明白だが、イーノとは若干ベクトルが異なっているのが、本作の価値であり、魅力でもあるのだ。
・「心地良い環境音楽」
このアルバムは「どう聴くか」によって評価がまるで変わってくるアルバムだ。速いリズムで電子音がピコピコ、ノイズがガンガン鳴ってるような音楽を聴きたいなら手を出してはいけない。
このアルバムで聴くことのできる音は一言でいえば「静かな音」。明確なリズムもなく派手な抑揚もなく同じような音が反復される。これを退屈だと感じる人は多いだろうし、そういう人には縁のない音楽だと思う。そもそもこのアルバムは、能動的に楽しもうと思って聴く音楽ではなく、静かに流しておく環境音楽なのだ。
他の人がどんな聴き方をしているのかは知らないが、私がこのアルバムを聴くのは、「音楽を聴いて楽しもう、という気分ではないが何かしらの音を聴いていたいとき」。そんなときそばに寄り添ってくれるのがこのアルバムだ。
音楽アルバムはあまたあるが空気のように存在感のない、それでいて心地良い音楽というのは数少ない。そういう点でこのアルバムには星5つつけてもいいのだが、たまに恐ろしい音が鳴ったりして少しひねくれているのでひとつ減点した。(寝る前に聴くときなどは変な音が鳴らない曲だけを選んで聴いている)
・「円熟期のオウテカ」
オウテカも早いもので1st「INCUNABULA」から12年の時が経過し、アルバムとしては今作が8枚目の作品となる。この分野ではもはや大ベテランといってもいいだろう。音楽的にもいよいよ円熟期に差しかかろうとしているのか、今作は今までになくスマートな音作りになっている。音的には前作「Draft7.30」や別名義のGescom「is:sa」の延長にあるような印象だが、かつてのように(特に近作に顕著だった)怒涛の音塊にぐったりするほど攻め続けられるということがなく、のしかかるような重厚さや、奇抜さは適度に希釈され、一歩引いた視点で音を選択しているような非常に醒めた印象がある。ある意味BGMとしても機能するのではないかと思うほど、角の取れた、耳触りの良いサウンドは彼らにしては本当に珍しいことだと思う。しかしオウテカだけに言うまでもなくスポーティな汗臭さとは無縁である。奇妙なサンプル、リバーブの使い方、意外な音の運びなど、彼ららしさは今作も健在だ。表層的な派手さはなくなったが、何度もリピートしたくなるような、実に深みのある作品に仕上がっていると思う。個人的には歓迎したい変化だ。
・「壮絶…」
Autechreの2005年にリリースされた9th(?←EPを含めて良いのかどうか…)アルバムです。ちなみにタイトルはアルバム製作中の「Untitled(タイトル未定)」という文字を眺めていたら、「Untilted」に見えてきて、やがてそれにしか見えなくなって来たからというエピソードから命名(リットー・ミュージック Sound&Recording誌2005.Augより)
・「必聴!!!」
ありえないくらいの出来!今までAUTECHREのCDはかわずにきたけどこの作品は最高級!!思わず買っちゃいました
最高だと思った1番のポイントは。。。音の厚み!これに尽きるでしょ機械的な音、サスティーンのない音の連続で音の粒の1つ1つがしっかりした厚みをもって聴かせてくれますただ低いだけの音ってわけでもないこの音は最高です
・「ダンスミュージックの可能性」
本作は、ビートが強調された分かりやすいダンスミュージックであるという外面的性質を持っている一方で、微妙かつ巧妙にビートを変化させていくことにより独特のアンビエンスを生み出し、聞き慣れた者にも新鮮な驚きを与えてくれる。以前のオウテカには、理解しようとする者に伝われば良いという、ある意味閉鎖的な姿勢ばかりが見受けられがちであったが、本作はそういった誤解を一掃してくれるに違いない。硬質でシリアスな部分は陰を潜め、「ダンス」というアクティブな要素が姿を現したのだ。そういう意味では、彼らのライブに非常に近いアルバムと言えるだろう。特に3曲目は、2005年の来日公演やエレクトラグライドを思い出させてくれる。音楽を聴くという、実は能動的な活動に参加してみようではないか。
・「浴室。」
僕は今作を聴きながら今作のレビューを思い付いた時、自ずと尊敬する作家・阿部和重へのオマージュとして彼独特の文体を模倣して書けと今作に迫られた気がした。同じように今作に通じる強迫観念に感性を刺激されたオサダイチロウは、ある朝ベッドから起きるとそのままパジャマを脱ぎ今作をデッキに入れリピート機能にし浴室に入った。ドアは開けたままだ。僕は普段(特に冬は)湯船に浸かったまま頭だけを浴槽から突き出し髪だけを洗うといった癖を持っているのだが(これは一般的に可笑しな癖の部類である)このアルバムに詰め込まれた音の洪水はオサダイチロウの髪を洗うシャワーの水飛沫の音と必然的に同期して僕の耳に垂れてくる。そして必ずといっていいほどオサダイチロウはその可笑しなポーズのまま髪の洗剤を洗い流したあと浴槽に両手でしがみ付いたままいつも何かしらの妄想に浸る。その時彼は頭の中で今作の楽曲全てを一つにしたPVを制作していた、カメラを後部に固定し長回しにするらしい。僕はそのまま頭も固定し自らの髪から滴り落ちる不規則な水滴の連続を見続ける「きっとジョナサン・グレイザーの企画になれば予算も貰えるだろうにな」彼の悪い癖はそれだけではない。例えば彼はありとあらゆる場所に点在し延々反復を繰り返すエスカレーターの微妙な速度の違いを見つめ続け徹底語尾記録したノートを持ち歩いていたりもする、正に今作を比喩したようなノートをだ。オサダイチロウはどこまでオウテカに近付こうとしているのか。作家・阿部和重は今作と同じ「9作目」に書いた「グランドフィナーレ」で初めて「文学がようやく彼に追いついた」と称されたが、同じく今作が「9作目」のオウテカはまだ「音楽」に追いつかれるどころか今作に於いて「音楽」を超越してしまったと思う。「音楽」がコヨーテなら「オウテカ」はロードランナーのように。ましてやオウテカは「文学」など、とうに追い越している。
・「希代の異能音楽集団のデビュー作」
当時ミクスチャーバンドブームという、主にへヴィ・メタルとファンクを融合させたバンドが注目を集めた時期があったけれど、これだけ文字通り様々な音楽をミックスさせた例は古今東西、昔も今もそうそう見当たらない。それぐらい個性的なバンドだった。
フェイス・ノー・モアのマイク・パットンを中心にキャロライナー・レインボウやファックスト・ヘッドのギタリストしても知られるトレイ・スプランス(当時はスカミーという名前で主にジョン・ゾーン関連作品でも良く名前を見かけた)らを中心にプロデューサーとして参加したジョン・ゾーンによって作られた正に音の玉手箱。
アルバム全体がラジオ・ドラマのようなコンセプト仕立てになっていて様々な効果音や妙な寸劇が(変態的な仕掛け多数あり)謎!めいたムードを醸し出している。ファンク、スラッシュ・メタルは当たり前。スカ、ジャズ、ハードコア、オペラ、ロシア民謡(笑)等が複雑怪奇なアレンジで次々に繰り出される。彼らのディスコグラフィーの中では全体の音作りが最も本家フェイス・ノー・モアに近く聴きやすい。 このアルバムによって一部で絶賛された彼らは次作で更に狂った前人未到のハイパー・ミクスチャー・サウンドを完成させることになる。
・「もう知らん!論外にして最高!」
ギャグ・ヴァイオレンス。 変態発狂暗黒舞踏。 アダルティ・イカレポンチ。 地獄遊園地。 スクラップ・どろどろ。
まーアルバムを形容するために幾らでも新たな熟語を作れるね。 全人類の思考回路をいじって、六法全書も焼き払い、 血だらけ☆メルヘンワールドを築き上げた時には 間違いなく1億万枚売れるポップミュージックとなるでしょう♪
ジャズの名演をテレビで観ながら 中島みゆきを左のスピーカーから流して、 スリップノットを右のスピーカーから流して ダンレボっぽい踊りを踊って「ひゃっほう!」とか叫ぶような人は 間違いなくストライクゾーンですよ!そういう人は必聴!!!
・「人生」
このアルバムを聞いたのが高校生の時。それから今まで、何回きいたことか?このアルバムを例えるならば、遊園地。とにかく、みんなに聞いてもらいたいな!人生変わるから!飽きないから、絶対!!!
・「遊園地メタルです。ハイ」
FAITH NO MOREのヴォーカルであるマイク・パットンの別ユニット(と云うよりはオリジナルユニット)。彼は俺が敬愛するヴォーカリストの一人 ・・・と云うよりはアーチストだな。FAITH NO MOREを聴いてマイクに惚れた人はこちらも聴いてみるコトをお薦めする。…全然違うから。わはは俺の友人の一人が、このバンドを評して一言 ・・・『遊園地メタル』! 「言い得て妙」とはこの事だ。まぁ、あの奇才ジョン・ゾーンがプロデュースしてるんだから「マトモ」な筈はないけどね。
・「MR.BUNGLEの最高傑作!!」
めちゃくちゃやっているようで聴いた後にしっかり耳に残るアルバム。スカのようでスカにあらずといったごった煮音楽だが、クオリティーは高いと思う。数枚アルバムは出しているもののこのファーストアルバムがわたし的には一番である。
●Collected Works (The Complete Studio Recordings 1991-1994)
・「内容充実ハード・コア・ジャズ!!」
NYの変態サックス・プレイヤー、ジョン・ゾーンのハード・コア・トリオ・バンドのコンプリート・ボックスです。
ベースが変態雑食ユニット「マテリアル」のビル・ラズウェル。ドラムが、高速ドラミングの達人ミック・ハリス(知る人ぞ知る、グラインド・コア・バンド「ナパーム・デス」のドラマー)。
ジョン・ゾーンが飛び切りのブロウを聞かせてくれるこのユニット。音楽的にもただのハード・コアじゃなく、リズムの展開、コード進行など、ロックの領域を超えた破天荒っぷり。マニアはモチロン、初心者にこそ聞いてもらいたい。
・「深く静かに響くロック」
とても好きなバンドです。特にこのアルバムが気に入っています。来日されたときは必ずライブに行ってます。ただ聴き手によって評価が大きく分かれるバンドだと思います。全曲インストです。音色・曲調・リズムなど全体の印象はDark・Heavy・Deepの三つです。一つの曲の中で起承転結がいくつも入れ子状態になった構成です。プログレというより映画音楽に近いのではないでしょうか。
例えば、 Lou Reed 「Berlin」 Kate Bush 「Dreaming」 mogwai 「come on die young」 DJ Shadow 「Endtorducing」・「Preemptive Strike」なんかが好きな人はどっぷりはまれることでしょう。逆にこのバンドが好きな人には上記アーティストがお薦めです。
・「記念すべき1st」
詩映像ならぬ詩音楽を”観てている”感覚。自然に頭に風景が浮かんできて一つのストーリーになる。イマジネーション豊かな方ほどこの音楽を楽しめるんじゃないか。そんな気がします。モグワイのお気に入りバンドで、僕はモグワイ→ゴッドスピードという感じでこのCDを買ったのですが、モグワイのように曲の沸点に期待する音ではなく、淡々と流れていくメロディーに身をゆだねる。ゆだねざるを得ない。CDが回るのを止め、ふと気が付いたら、そこは元の世界です。 そんな感覚を味あわせてくれる
・「陰欝」
カナダ出身の9人組のバンドのファースト。メンバーの中にチェロなどのパートがいるのが特徴的です。
長尺のインスト三曲からなるアルバム。三曲と言っても、曲の中でさらに分けられて、まるで高名な音楽家が作った組曲のようです。
全体的にゆったりとした感じのM1。軽くアイリッシュ風味?に始まり、中盤に一気に加速し、ノイズで幕を閉じるM2。たくさんの音が重なり、行進曲のような展開まで見せ、カオスを感じさせるM3。
淡々と進んでいく曲には、なにか硬い雰囲気を放っていて、曲の世界に引き込まれてしまいます。
じっくり聞けばあっと言う間に時間が過ぎていくでしょう。プログレが好きな人はどうぞ。アートワークも含め、センスある一枚だと思います。
・「そんなにいいとは思えないけどな・・・。」
バンド名がやたら長いこのバンド。そんなにいいとは思えないというのが正直なところです。ミニマルをロックバンドがやってるだけみたいに感じてしまいます。 プログレ好きには受けるかもしれません。私はプログレ好きではないので。 画期的かなとは感じましたが、特に心に来るものはありませんでしたね。こんな意見もあるので、ご購入の際は検討を。
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