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▼ストレンジポップ:セレクト商品

Sunflower/Surf's UpSunflower/Surf's Up (詳細)
The Beach Boys(アーティスト)

「ブライアンだけじゃないビーチボーイズ」「名曲がぎっしり」「秀逸」「こちら大庭葉蔵です。」「2in1は嫌いだけれど・・・ブルース・ジョンストン大活躍の2大作品」


GorillaGorilla (詳細)
The Bonzo Dog Band(アーティスト)

「裏ビートルズと呼ばれています。」


ビギンビギン (詳細)
ミレニウム(アーティスト)

「奇跡的な7人のクリエーターたち!!」「ソフトプログレ」「奇跡的な名盤」「ソフト・ロックのテクノロジー。」「人類史上不世出」


Forever ChangesForever Changes (詳細)
Love(アーティスト)

「'67年3作目」「人生の1枚」「夢見るロック」「クールで粋なロック」「サージェント・ペパーズへの裏回答」


おもちゃの歓び(紙ジャケット仕様)おもちゃの歓び(紙ジャケット仕様) (詳細)
ケヴィン・エアーズ(アーティスト)

「ごめんねエアーズ本当は君のこと・・・」「管弦の響きが美しいサイケ・ポップの名盤」「ケびんにはまってさあ大変」


Dark Side of the MoonDark Side of the Moon (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)

「必須SACD」「狂気」「世紀の名盤が最新リマスタリングで再発売!!」「聴いた事の無い方も大丈夫。」「5.1chで聞いてみたいっす。」


トニーニョ・オルタトニーニョ・オルタ (詳細)
トニーニョ・オルタ(アーティスト)

「美しすぎる旋律、天才!トニーニョ・オルタ」「残念です。」「音楽って不思議です」「嬉しい復刻」「オ~、バッチリ!」


アナザー・グリーン・ワールドアナザー・グリーン・ワールド (詳細)
ブライアン・イーノ(アーティスト)

「発売当時の話」「イーノにとっての「音楽図鑑」・・・かな?」「イーノのアンビエント前の最高傑作」「何度聴いてもあきない」


オリジナル・サウンドトラック+2オリジナル・サウンドトラック+2 (詳細)
10CC(アーティスト)

「アイム・ノット・イン・ラヴを含む10ccの名盤!!」「映画のサントラではありません。10ccの3枚目のアルバムです」


ベスト・オブ・トッド・ラングレンベスト・オブ・トッド・ラングレン (詳細)
トッド・ラングレン(アーティスト), ユートピア(アーティスト)

「名曲満載。」「名曲だらけ。」「かっこいい^^」「古いけれど」「まとまりのあるベスト」


Uncle MeatUncle Meat (詳細)
Frank Zappa & The Mothers of Invention(アーティスト)

「笑うしかない」「ザッパ初期の傑作」「zappa入門に」「ザッパはすごい!」「Diamonds in a dump」


Where's Captain Kirk: Very B.O. SpizzWhere's Captain Kirk: Very B.O. Spizz (詳細)
Spizz Energi(アーティスト)


グレイテスト・ヒッツグレイテスト・ヒッツ (詳細)
ザ・キュアー(アーティスト)

「「ラヴソング」は歴史的名曲」


Volume, Contrast, Brilliance... Sessions & Singles, Vol. 1Volume, Contrast, Brilliance... Sessions & Singles, Vol. 1 (詳細)
The Monochrome Set(アーティスト)

「文句なし」「モノクロ聴くなら、これに尽きます。」


Richard D. James AlbumRichard D. James Album (詳細)
Aphex Twin(アーティスト)

「良いものは良い。」「奇才?天才!」「エイフェックス内でも」「暴虐とリリシズムと」「親に聞かせちゃダメだよ」


WunderWunder (詳細)
Wunder(アーティスト)

「普遍を志向するエレクトロニカの傑作」「ビリーホリデイの欠片が沁みる」


ダミー・バリエイションズダミー・バリエイションズ (詳細)
Joseph Nothing(アーティスト)

「えっと」


雨に撃たえば...!disc 2雨に撃たえば...!disc 2 (詳細)
七尾旅人(アーティスト)

「たましいにとどろく」「ちっぽけで壮大なサイケデリア」「果てしないサイケデリア」「良い意味で、青臭い。」「振れ幅がすごい前半が肝」


ホールズ・イン・ザ・ウォールホールズ・イン・ザ・ウォール (詳細)
エレクトリック・ソフト・パレード(アーティスト)

「巡りめぐって21世紀版ブリットポップ」「UK, UK, UK」「これは普通に良い」


Networks Circuits Streams HarmoniesNetworks Circuits Streams Harmonies (詳細)
Burnside Project(アーティスト)

「0と1をくぐり抜ける日々」「NYのスタイリッシュなアーティスト!」「久々の☆5!」


TenTen (詳細)
Clouddead(アーティスト)

「浜雄二」「どんなロックよりもポップ」「つまらないことは考えなくていいんだ」


MezmerizeMezmerize (詳細)
System of a Down(アーティスト)

「すげ〜」「久々の衝撃」「コイツらは誰にも似とらん!!!」「METAL RULES!」「ハードコア・メタル・ロックな民族音楽(?)」


The Sunlandic TwinsThe Sunlandic Twins (詳細)
Of Montreal(アーティスト)

「めくるめく音の魔法」「00年代に刻まれた、必聴盤です」「アダムとイブのPOPミュージック」「インディーロックといえばコレ。」「ゆーとぴあ」


ミッドリフ・ミュージックミッドリフ・ミュージック (詳細)
ジョシュ・マルティネス(アーティスト)

「きれい」


privateprivate (詳細)
広末涼子(アーティスト), 岡本真夜(その他), 広瀬香美(その他), 相田毅(その他), 古内東子(その他), 平岩英子(その他), 桜井秀俊(その他), シーナ・リンゴ(その他), 藤井丈司(その他), 有賀啓雄(その他), 朝本浩文(その他)

「広末のキモチ。」「曲は良いけど、インパクト不足かも」


▼クチコミ情報

Sunflower/Surf's Up

・「ブライアンだけじゃないビーチボーイズ
どうしてもビーチボーイズの評価は「Pet Sounds」で止まってしまう感じがします。「Smaile」の失敗以降のブライアンの不調などで、ビーチボーイズは終わってしまったと思われてしまっているからかもしれません。ビーチボーイズ=ブライアンという図式をとれば、そうかもしれません。私自身も勝手にそう思い込んで「Pet Sounds」以降のアルバムや曲には、あまり関心がありませんでした。そう思い込んでいた私にとって、このアルバムは衝撃でした。

ブライアンがバンド内での絶対的な作曲家としての地位を失った代わりに、ブライアン以外のメンバーが作曲のチャンスを与えられました。そして、このアルバムでその才能が芽を出し花を咲かせたのです。 「Sunflower」では、デニスによる美しく壮大なバラードForeverや、ブルースによるTears in the Morningなどは、アルバム全体の美しさに花を添えているようです。 「Surf's up」では、なんといってもブルースによるDisney Girls (1957)は避けて通れないでしょう。(個人的にビーチボーイズでのバラード曲の最高傑作だと思っています。) もちろん、ブライアンも負けていない! 「Surf's up」でのTill I DieやSurf's Upなどは、さすがブライアンといった出来の曲です。

とにかく、必聴のアルバムです。とくにベストアルバムや「Pet Sounds」だけを聴いて満足している方にはぜひ聴いてほしいアルバムです。新しいビーチボーイズに出会えるでしょう。しかも、2つのアルバムが1枚のCDに入っていてこの値段で買えるんですから、オススメしないわけにはいきませんね。

・「名曲がぎっしり
ほんとうにいい曲が入っています。2イン1でもお得なのにこの価格です。一般的なベスト盤を所有している人でも、間違いなく買いの一枚でしょう。サンフラワーは陽だまりのようなポップにして、甘酸っぱくも切なさが漂う名盤です。琴線に刺激が欲しい人には最適です。加えて、22のSurf's Upはブライアンによる稀代の名曲。多重コーラスが波のように重なり美しいメロディを神秘的な領域まで高めています。必聴ですよ。

・「秀逸
 このアルバムは「買い」です。 まずはSunflowerから。オープニングを飾るSlip on throughにはじまる佳作の数々は、前作20/20までのどんづまりを抜けて、まるで目の前がぱっとひらけたよう。ブライアンのThis whole world、永遠の名曲Add some music to your dayやブルースのTears in the morning、デニスのスケールを感じさせるForeverなどなど、キラキラ輝くような佳作がたくさん散りばめられ、仕上がりは最高。 ブライアンカラーは薄いものの、ブルースの感性が随所に輝き、デニスの才能の萌芽が感じられるこの作品はまさに秀逸。「Love You」以前の後期ビーチボーイズのベストだと言って良いと思います。 つづいてSurf's Up。前作Sunflowerとは対照的に当時のアルバムセールスでは久しぶりに好調を記録しています。ブルースの名作Disney girlsやブライアンの'Till I die、そして何と言ってもブライアンとヴァンダイクパークスの最初の作品Surf's upが素晴らしい。(リードはカール。個人的にはブライアンの弾き語りのデモの方が胸に沁みるのですが・・・)

 以上、この後ブルースの離脱でしばらく下降線を辿るグループのサウンドのつかの間の輝きをこのアルバムで感じてみて下さい。

・「こちら大庭葉蔵です。
リアルタイムでは全人類が見過ごしていたアルバムたち。

Sunflower・・・

なんて美しいのですか!?ジャケットの純白さ!とくにブライアンがグ〜●音楽も素晴らしい。デニスとブルース・・・ この二人の曲は完全なオリジナルだ。そしてカールのボーカルも成熟してきている。ラストナンバーのCool Cool Water元はスマイルの曲だがすっかりこのアルバムに馴染んでいる。このような曲をできるバンドは偉大だ。

Forever目当てできたフルハウスファンへ

Forever美しいよ!!!もちろん ビーチボーイズの名曲のひとつでもこのアルバムをじっくり聞いてね。ビーチボーイズとの出会いが立ったこの一曲だなんてあまりにもったいない。

Surf's Upまたいうけどジャケットがいい!!この不気味な絵の上には”The Beach Boys Sur's Up”と書かれています。こんな矛盾あるでしょうか?ジャケットだけでビーチボーイズの本当の姿が描かれています。

一曲だけマイクのあまり意味のない曲もあるがほかの曲はイイ!特にカールの傑作Long Promised Road またもやブルースのDisney Girl 映画にも使われた哀愁感抜群のFeel Flow ブライアンの象徴Until I Die そしてSurf's Up・・・

ただこのSurf's Upは(もちろんスマイル関連)ブライアンらしくない。あのブライアンの完璧なプロドゥースではない。カールのボーカルも巧いけど曲にあっていない。BGMも何か抜けている。

ここはSunflowerと対極をなすところだ。

Cool Cool Waterは完全にスマイルの色をなくすことに成功しているがやはりこの重大な曲Surf's Upはあのスマイルの雰囲気をなくすことはできない。 あの1967年にしか完成できない曲だったのだ。それはブライアンのリメイク盤を聞いても明らかである。

私にはこのアルバムヴァージョンは一見美しい曲に聞こえる・・・つまり言い方は悪いが口当たりのよいポップソングに聞こえてしまう。まぁ曲の質はまったく違うのだが・・・ブライアンの中での基準で比べてしまうときの話ですよ。



この曲にはいいたいことがありすぎちゃう。。。

今日はここまで。

いつかビーチボーイズのサイトを作って書きまくるからそのときはヨロシクネ!!





                           大庭葉蔵

・「2in1は嫌いだけれど・・・ブルース・ジョンストン大活躍の2大作品
SUNFLOWER

70年発表。自身のレーベル、ブラザーからの第二弾。(第一弾はスマイリー・スマイル) おそらくこの時期のビーチボーイズは契約問題などでゴタゴタしていたのだろう。キャピトルからの移籍第一弾ということで、意欲的な姿勢が音に思いっきり出ていると思う。1.などはキャピトル時代終盤のソフト・ロック路線をよりメリ・ハリを付けて聞きやすく印象があり、それだけでも一皮剥けた感じがする。このアルバムからブルース・ジョンストンが、メンバーとして正式にクレジットされているが、その彼が提供した5.は名曲中の名曲。7.はミュゼット風ワルツの異色作。アメリカン・スプリングにブライアンが歌わせた9.もいわずもがなの名曲。スマイリー・スマイル以降の彼らの作品では最も分かりやすいメロディが満載の佳作だと思う。ちなみにこのアルバム「Add Some Music」なるアルバムを改作した作品らしい。

Surf's up

チャート的には絶不調だった60年代後期のソフト・ロック路線を押し進めた感じの作品で、イメージするビーチ・ボーイズとはちょっと違うかもしれないアルバム。イメージと違うというだけで作品の質はかなり高く、末永く付き合えるアルバムだと思います。70年代のビーチ・ボーイズの曲で好きなものを3曲挙げろと言われれば誰しもが必ず選ぶであろう名曲、ディズニーガールはノスタルジックで旧き良き時代のアメリカの情景が浮かぶかのようなブルース・ジョンストンの代表作。絶対に外せない曲です。この作品以降、徐々にソフト・ロック路線はなくなっていくので、結果的には60年代を引きずった過渡期の作品と評価され、おまけに落ち武者みたいで気持ち悪いジャケのせいもあってか敬遠されがちですが、まず聞いてほしい作品です。タイトル曲は幻だったスマイルの収録予定曲で、ブライアン盤のスマイルにもリニューアルされて収録されました。

Sunflower/Surf's Up (詳細)

Gorilla

・「裏ビートルズと呼ばれています。
ボンゾ・ドックバンドは、ラトルズと共に公認バンドです。ビートルズのミステリー・ツアーにもちらっと出演しています。このアルバムは、記念すべき1967年のデビューアルバムです。当時のROCK全盛時代から見てば一般受けそうもなく、古臭く感じるかも知りませんが、よく聞くとかなり斬新な曲と演奏です。

Gorilla (詳細)

ビギン

・「奇跡的な7人のクリエーターたち!!
このアルバムの画期的なのはポピュラー・ミュージック史上初の16チャンネル導入レコーディングの一つである。是非2つのスピーカーの前で聴いていただきたい。66年から録音が始まり、68年にリリースされるが同時期のアルバムと聞き比べて欲しい。例えばビートルズで云えば『ホワイト・アルバム』の時期にあたる。8トラック導入でそれまでに比べグッと音の厚みが増したが、こちらのとでは音像のあまりの違いに眼を見張ることだろう。計算つくされたコーラス・ワーク、見事なコラージュ。カートがそれまで裏方の仕事で培ってきた方法論がここきて一気に爆発!見事なまでに反映されている。内容については今更いうまでもないがデビュー・シングとなった「イッツ・ユー」を始め「イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ザ・セイムー」など全編において美しいメロディー、細部にわたる編曲に絡み合う楽曲がトータル性を醸しだしてる。またカートと共に共同プロデューサーである、キース・オルセンの手腕も見逃せない。オリジナル・アナログでは1~8がA面、9~14がB面、15、16がプロモ・シングルの未発表曲。

なお、『ミレニウム』の前身だった『ボール・ルーム』の存在もファンなら見逃せない。

・「ソフトプログレ
カート・ベッチャー/ゲイリー・アッシャーによる時代を超えたソフトロック名盤中の名盤(68年作)。

ソフトロックというジャンルをどのように見るかは結構難しい。カーペンターズやセルジオ・メンデスとブラジル66などが、ソフトロックとするなら、それはソフィティスケイトされたメロディの美しさや柔らかさが基準となっているように思うが、このミレニウムは、その要素も含みつつ、根っこにはビートルズの「サージェント・ペパーズ〜」から始まった実験音楽としての側面が強い。それは単に美しい音楽を目指したわけではなく、ちょっどブライアン・ウィルソンが「ペットサウンズ」でスタジオ録音での執拗なまでの緻密さを追求した行為とほぼ近い。そのためミレニウムは、正式バンドメンバーを決めずに、一流ミュージシャンを適材適所に配置するという、かなり特殊な形態を持っていた。つまりポップなオブラートに身を包みつつ、やっていることは、怖ろしいまでのプログレである。ソフトロックというより、ソフトプログレと呼びたいくらいにだ。

それでいて、いわゆるプログレから感じる難解さやとっつきにくさというのが、皆無であるのは、やはりそもそもがアソシエィションなどハーモーニーポップを手掛けてきた才人、カート・ベッチャーの恐るべき手腕にあるのだろう。これだけ実験的なことを試していても、人懐こさというのが、全く忘れらていない。むしろ奇抜なアレンジにより、その魅力を増しているくらいだ。全く当時最先端だった16トラック録音で、いきなりこれを作ってしまったというのは、本当に驚愕すべきことだ。ジャンルという壁をあっさりと飛び越えられる本当の意味での名盤だと思う。

・「奇跡的な名盤
 ミレニウムの唯一のアルバム(1968年)。美しいメロディとハーモニーをベースに、奇抜なアイディアに溢れ、しかもそれが奇異な感じにならずにまとめられ、不思議な音世界をたのしめます。 「革新的すぎた」ために会社から「ゴミ」扱いされ全く商業的成功をみなかった、なんて言うと、まるでヴェルヴェッツの「バナナ」やビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」のようです。 ソフト・ロックなんてジャンル分けをするから、このアルバムの知名度が低いんだと思いますが、これは「ペット・サウンズ」と並び称されるべき傑作と思います。

・「ソフト・ロックのテクノロジー。
詳細は解説を読んでいただくとして、私がいちばん感心するのは今から約40年前のサウンドであるにも関わらず、今、誰かが真似しようとしても創れない音だということ。

なぜなら「時代」という大きなバックグランドがサウンドの中にあるから。真似したとしても、オリジナルには勝てません。シンセをはじめ楽器や機材の進化、録音技術の進歩などを含めて当時は「変革の時代」。実際、アルバム制作は初の16チャンネルでの録音だったそうです。

テクノロジーの進歩+カート・ベッチャー=美しくて、かっこいいハーモニー。

そのサウンドは例えば、部屋の窓を開けて新鮮な空気を吸い込んだときの気分かな。とても爽快です。40年前の音なのに新鮮さがある、古さを感じさせない。

彼は、どういうサウンドでどうやってリスナーをハッピーにできるか、それをハーモニーで追求したかったのでしょう。まさに、ソフト・ロックのテクノロジーです。

個人的には、5曲目の『I'M WITH YOU』。ベースから入ってハーモニーが重なるイントロからブッ飛びです。サビの盛り上がりで胸キュン。歌の内容も60年代らしくキュート。素晴らしいです。そして、ポップで美しいハーモニーが存分に楽しめる8曲目から10曲目までの流れ、さらには13曲目(特にサビの部分)が好きです。

残念なことに、彼は1987年6月にエイズで他界しています。この世でいちばん美しくて、かっこいいハーモニーを聴くためには、ゴールドブライアーズなど60年代(一部、70年代)の彼の一連の作品を追い求めるしかございません。

『ビギン』は、カート・ベッチャーが残したソフト・ロックの偉大なる遺産のひとつです

・「人類史上不世出
ソフト・ロックの最高峰特に"語りつくして"は鳥肌が立つほど美しい。

ビギン (詳細)

Forever Changes

・「'67年3作目
アーサー・リーって本当に不思議な人だと思います。この当時の黒人にしてはブルーズ色は希薄でした。ラブの前身バンドでは自身のルーツに根ざした音楽をやっていた事もあるようですが、デビューアルバムはバーズ風ガレージパンクといった趣きでした。唯一セカンド、「ダ・カーポ」のLP時代でのB面全てを費やしたインプロヴィゼイションに黒人らしさを感じる事はできます。同期でロス出身の白人バンド、ドアーズでさえブルーズが根底に流れていた事を考えると、このような作品が生まれたのは、ギターのブライアンマクリーンの存在があったとは言え、あの時代がなし得た奇跡でしょう。10はボ・ディドリービートが出てきたり、ラップ調ではありますが曲全体を支配する要素でもなく一筋縄ではいかない曲。リーはジミヘンとも友人関係にあったらしく、確かにブルーズの奇形とも言えるジミヘンにも共通するところがあると思います。リー作、マクリーン作どれもが凝った曲構成やマイナー調的な展開など、何の情報もなしにこのアルバムを聴くとイギリスのバンドのようにも聴こえそうです。ボーナス13だけはポップな良質のソフトロックといった曲でこれがはずされたのも分かるような気がします。冒頭「アローンアゲインオア」(ダムドがカヴァー。先日の来日公演でもやってくれました)から、最後まで名曲群を完璧な演奏、アレンジ(ホーン、ストリングスアレンジも最高)で聴くことができます。3,4ではバーズやママス&パパスなどで活躍した名セッションドラマー、ハルブレインが参加しています。

・「人生の1枚
ラヴというバンドは、ベスト盤を聴いて以来凄く気に入っていたが、本当の意味で、ラヴの素晴らしさを痛感したのは、このアルバムを聴いてからだった。黒人でありながら、バーズやストーンズに深く傾倒したアーサー・リーが厭世感に取り憑かれながらも、自らの力を全て出し切った感のあるこの名作は、その名の通りに、聴く者すべての感性、人生観を永遠に変えてしまう魔力を持っている。フォーク、ガレージ、サイケデリック、マリアッチと豊富な音楽的語彙を持つアーサー・リーと、ドラッグでボロボロになっていたらしいバンドのスワンソングと言うべき一大叙情詩は、永遠に色褪せることは無い。

・「夢見るロック
60年代の空気、といっても僕は生まれてもいないのだからわからない。けれど、確実にこのアルバムはそれを孕んでいると思う。しかも矛盾するようだが、全然古びていない。単なる雰囲気としてではなく、本当にロックで夢を見ていたであろうサイケデリックな調べは、癖になるほど心地よい。

何かに憑かれたようなアレンジは、狂気的で且つこの上なくポップだ。アコースティックでフォーキーな楽曲は、他の人も書いているようにネオアコとかが好きな人なら間違いなくはまるだろう。永遠に覚めない夢を見ているようなアルバム。間違いなく必聴の一枚。

・「クールで粋なロック
このグループには、ペイルファウンテンズのルーツを辿って出会った。そのアコギのアルペジオにおける佇まい、トランペットのアレンジメントとギターのからみ等、成る程ニヤリとさせる瞬間を含んでいる。でもそれだけではなかった。曲によってはドアーズを思わせるものなどもあり、とにかくカッコいいのである。どの楽曲も相当計算されたものだが難しい印象はない。それはしっかりしたメロディラインがあってこその業。それぞれの曲の構成、楽器の入りなどの工夫は半端でない。ほどよいサイケ感も最高だ。アーサー・リー只者でないのである。個人的に黒いジェシ・コリン・ヤングと呼んでいる。それはヤングブラッツに見る粋をも感じさせるからだ。ロックが好きなら買いの一枚である。

・「サージェント・ペパーズへの裏回答
アコースティック・ギターとストリングスが妖艶に絡み合う60年代西海岸のアンセムとも形容しうるこの作品は、のちのUKネオアコあたりに多大な影響を与え、発売当時はさっぱりの売れ行きだったが今では『サージェント・ペパーズ』の対抗馬的な位置付けをごく一部のロックファンになされている。メロディアスでいながらどこかいびつなアレンジ、そして気ままなようでじっくり練り上げられた歌詞。コアなロックファンからJポッパーまでにおすすめの、人類のマストアイテムがボーナストラック(これも名曲揃い)つきでお買い得!

Forever Changes (詳細)

おもちゃの歓び(紙ジャケット仕様)

・「ごめんねエアーズ本当は君のこと・・・
みんな大好きなはずなのにどうしてこんなに黙殺されているのかわからないねいくら考えたって。まじめな言い方をすれば遊び心をそのまま放し飼いにすることはかなり重要であって今のベックなんかより(最も私は彼は彼で大好きですよ!)よっぽど暖かくてもの悲しいすばらしいアルバムなんだけど。ジャケットまずかっこよすぎるでしょう。買いなよつべこべいわずにさあ

シドバレットとの競演の「朝に歌えば」も収録!!!好きなんだろ?君も彼のことも。

・「管弦の響きが美しいサイケ・ポップの名盤
69年発表のソロ・デビュー作。バックにはソフトマシーンの2ndのメンバー3人がそのまま加わっており、タイトル曲はソフトマシーンの1st収録曲の続編になっているものの、ほとんどソフツらしさを感じさせない仕上がりになっている。デヴィッド・ベッドフォードの手によるオーケストレーションが素晴しく、初期ソフツとは全く異なるドリーミーなサイケ・ポップの名盤がこの作品。ケヴィンのけだるい低音ヴォイスの存在感がすこぶる高く、過剰と言ってもよいアレンジと見事に渡り合っている。2.は管弦の調べが美しいサイケ・ホップの名曲。3.はメロトロンをアタッキーに使った珍しい演奏が聞かれるメランコリックなポップ曲。6.ではエキセントリックとも言えるマイクのオルガン・ソロが素晴しい。7.はサイケ・フォークの名曲。サイケ・ポップとしては絶対に外してはならない作品の一つ。陽炎が立ち上るかのようなゆったりとした音世界を満喫してほしい。

・「ケびんにはまってさあ大変
60年代後半に出されたケビンのソロデビューアルバム、のんきで、メロディアスで、独創的なケビンの世界がこの作品ですでに確立されているが、この後に見られるプログレ的な展開や狂気的な曲はまだ見られない。ただし、9の「おれ〜おれ〜ばんじゅ〜ばんどんぐ」ではケビンの前衛的な面が現れている。個人的には4の「ぶらんこ」やソフトマシーンのメンバーが参加した5、7の「エリナーのケーキ」8の「レディレイチェル」そして、ハーモニカを使った10が大好きだ。当時ケビンはピンクフロイドを解雇されたシドバレットとバンドを組む計画を進めており、同時期に「朝に歌えば」という曲をデュエットしている。もしバレットの健康が回復して、バレットケビンバンドのアルバム製作が完成すればどんな内容になっていたか?もしも「夜明けの口笛吹き」に匹敵する良質な作品ができていたら、70年代前半にデビッドボウイの「ロウ」のような作品が次々に登場し、クラフトワークのようなバンドの隆盛時代が早まっていたのかも、ケビンの次作の「月に撃つ」の曲にもしシドバレッドが関わったらさらにトリップ感が倍増し、マイクオールドの曲作りにも栄養を与えたことだろう。聞きやすさと曲のよさを考えればケビンの入門編として最適のアルバムである。ケビンの声は日本人ににははじめは抵抗を感じるかもしれませんが、一度はまるとやみつきになります。後期ビートルズが好きな人、初期のピンクフロイドが好きな人には絶対にお勧めです。ぜひケビンにはまって幸せになってください。

おもちゃの歓び(紙ジャケット仕様) (詳細)

Dark Side of the Moon

・「必須SACD
この一枚を聴くためにユニバーサルプレーヤーに買い換えました。1973年LP発売当時からサラウンド効果を意識して製作されたものなので、マルチで聞かなければ本当の良さを体感できないと考えたからです。SUPAER AUDIO 5.1CHで聴いた感想は・・・この一枚を所有していることだけでも高価な音響システムを購入した価値があると納得できました。3曲目から4曲目のTIMEへ移り変わっていく部分(TIMEのイントロ部分)は、スピーカーシステムの中心で目を閉じて聴いていると、空間に体が浮かび上がったかのような神秘的な音楽体験ができます。手持ちのCD盤 DARK SIDE OF THE MOON と聴き比べてみたところ、SACDの方が音場が立体感を増し、ドーム型コンサートホールの中で聞いているような感覚です。

SACDを高級羽毛布団に例えると、CDは煎餅布団?CDで聴くのならマルチよりもステレオの方が音が良いですが、あくまでも"録音された音"を聴く感覚になることは否定できません。SACDはまるで部屋の中にバンドがいて演奏しているかのような錯覚に陥ります。(本当です)SACD再生可能のプレーヤーをお持ちの方なら、これは買いです。SACDでもはずれはありますから・・・

・「狂気
ピンク・フロイドが作り上げた金字塔、プログレの一つの到達点・飽和点がこの作品だ。全編通して一つのスペクタクルなドラマになっていて聴く者を圧倒させる。ロジャー・ウォーターズの哲学的、映像的なリリックと、シンセサイザーを使った立体的な音作りが絶妙の均衡で溶け合っていて、まるでプカプカ浮いてるような浮遊感覚に襲われます。2「On The Run」の殺伐とした雰囲気、4「The Great Gig In The Sky」の直情的な表現、5「Money」で芸術性と大衆性を見事に融合し、8から9への壮大で陶酔感溢れるアンサンブルはまさに至福の瞬間だ。プログレ、いやロック全般の中でも、音楽の歴史の中でも、いつまでも輝かしく君臨するこの作品を是非たくさんの方に聴いてもらいたいです。

・「世紀の名盤が最新リマスタリングで再発売!!
様々な意見はあると思うが、79年の『The Wall』と並ぶ彼らの最高傑作の一つが、発売30周年を記念して、最新リマスタリング&SACDとCDのハイブリット使用として再発売。今まで持っている人も、これからピンク・フロイドに入門しようとしている人にもお奨めです。しかも、邦盤に比べるとこちらの輸入盤の方はだいぶ価格が抑えられてるし。

(特に、邦盤の方の解説がいつものT川氏の解説だったら、迷わずこちらの輸入盤をお奨めします。彼の感想文には付き合っていられないし、純粋に音楽を楽しむ為にも…)。

・「聴いた事の無い方も大丈夫。
 ピンクフロイドもプログレも全く聴いてないし、予備知識の無いまま購入し、聴いてみました。(勇気は要りましたが)このアルバムは簡単に言えばトータルアルバムとなっていて、曲間はほとんど繋がっています。よってどの曲がいいとかという評価はしにくく全体が好きか嫌いかというしか表現出来ない感じです。ちなみに僕は好きです。高い音楽性と素晴らしい音像で、なんども鳥肌が立ちました、本当に。聴いた事の無い方にどんな感じかと説明すると、デビッドボウイの「ジギースターダスト」の構成、ビートルズ「アビーロード」のB面(CD後半)、ジミヘン「エレクトリックレディランド」のステレオ処理が混然一体となった感じでしょうか?ちなみに日本のくるりも相当好きそうですね。2ndの「図鑑」になぜか近い印象を受けました。プログレといわず、間違いなくロックの最高傑作の一つです。作品の世界に「入り込む」感覚は中島みゆきの「愛していると言ってくれ」にも通じます。間違いなく、オススメの一枚。

・「5.1chで聞いてみたいっす。
私のステレオシステムではDVDでDOLBYの5.1chにのみしか対応できない6年前のシステムなので、このCDの本当の素晴らしさが体験出来てません。以下の文章は2ch mixのみでの感想です。今所持しているCDは1987年発売のMobile fidelity社の24金盤と20周年リマスターと今回の30周年リマスターの3枚です。Mobile盤はオリジナルマスターテープから直接デジタル化されたもので当時は音のよさに感動したものですが、今聞くとけっこうしょぼい痩せた音です。20周年盤では中音域が豊かになりアナログ盤的な優しい音に変化し今回の30周年盤はオープニングの鼓動音を聞けばわかりますがスタジオの空気間まで再現され、さらに豊かな音になっています。今までのCDを持っている人にもおすすめ。リマスターするたびにジャケットを変更するのも製作側の進化していく狂気!という自信の現れ。次の40周年はどう進化するのか、今から楽しみです。しかし、このCDを5.1chで聞くことの出来るRichな人は何%ぐらいなんだろうか?

Dark Side of the Moon (詳細)

トニーニョ・オルタ

・「美しすぎる旋律、天才!トニーニョ・オルタ
 くどくは言わぬ!!美しく荘厳なブラジルの蒼穹にたよとうていただきたい! ジャケは焦げたサンマみたいだが、伝説の名盤だよ!若かりし頃アナログ盤で聞いたときはトリップしたぞNO DRUGで。時は流れ、まるでこのアルバムを聴いた記憶自体が白日夢かと思っていたが、還ってきてくれたトニーニョ。 あらゆる意味でワールド・ミュージック!

 老若男女必聴!!

・「残念です。
これから聴いてみようと思った方には昔のCDをお勧めします。この復刻版は音のバランスが良くありません。アルバムの印象が変わる位です。昔の物の方が音が素直で良いと思います。私は、この復刻版で初めて聴いていたら好きになっていなかったと思います。

・「音楽って不思議です
~彼のギターã‚'ç"Ÿã§èžã„たのは10å¹'è¿'く前の矢野顕子さã‚"のライãƒ-だった。今ã"のアルバムã‚'è'いて、矢野さã‚"の発言がいかに的確だったかã‚'確信ã-まã-た。一回通ã-で聞いただã'で、トニーニョはいい人です。絶対。僕もそう思います。なぜかって?ã"ã‚"なに優ã-いæ-‹å¾‹ã§ã€éŸ³æ¥½ã«å¯¾ã™ã‚‹æ„›æƒ...が~~伝わったアルバムがä¹...ã-ぶりだったからです。ã"の人のå '合音楽に対する愛æƒ...はイコール人é-"に対するそれとæ¯"例ã-ています。絶対に。最後の曲で、瞬é-"的に泣きまã-た。メセニーのギターも数曲で聞ã'ますがまさにフュージョン(融合)ã-きってます。~~50分è¿'い時é-"ですが、あっちã‚...ーまです。音楽ã‚'愛ã-ている自分が、幸せだと再確認できる、まさにそã‚"なアルバムでã-た。トニーニョさã!‚"ありがとう。感謝ã-ます。トニーニョさã‚"ã‚'知るきかっã'ã‚'作ってくれた矢野顕子さã‚"にも感謝ã-ます。~

・「嬉しい復刻
本作はトニーニョのセカンド。一枚目のTerra Dos Passarosも評価が高いが、パット.メセニーを迎えた本作はより洗練された仕上がり。パッとはトニーニョを「ブラジル音楽界のハービー.ハンコック」と称していますが、実際、繊細なハーモニーの感覚と、メロディのセンスは、ビートルズを通過したミナス.ジェライス一派(すなわちミルトン.ナシメント周辺人脈)の中でも群を抜いていると思います。個人的にはM1のA Qui O!とM8のBons Amigosが好きです。個人的なことですが、実はこのCD、昔から持ってたのですが、阪神大震災のときにどっか行っちゃってずと復刻を待ってたんです。95年にニューヨークで偶然彼に会ったこととか、いろいろ思い出すことの多いアルバムです。

・「オ~、バッチリ!
とã-か聞ã"えない掛ã'声がå...¥ã£ãŸã€ã‚‚ろãƒ-ラジリアンなトッãƒ-ナンバーであなたはあっというé-"にトニーニョの虜!自身がアレンジã-たオーケストレーションが壮大なインストナンバーの3曲目では、ニãƒ'ァゥド・オルネラスのサックスが軽快に宙ã‚'舞う。現代ジャズ界の巨匠、ãƒ'ット・メセニーもトニーニョã‚'尊敬ã-、ã"のアルバムにも2曲で参加ã-ている。

ã"のéº-ã-い師弟愛がå¥'ç'„のé-¢ä¿‚で再CDåŒ-ã‚'難ã-くã-ており、長いé-"ファンã‚'泣かせてきた。何度でも言おう、祝再CDåŒ-!ミナスの天才作曲家、ロー・ボルジスの参加ã-たラストナンバーもトニーニョのè¶...名曲!熱いãƒ-ラジル人には夫婦の倦怠期もなã'れば、アルバムå†...の捨て曲もないのだ。

40分に満たないã"のアルバムの中に最高、è¶...一ç'šã®ãƒ-ラジã!ƒ«ãƒŸãƒ¥ãƒ¼ã‚¸ãƒƒã‚¯ã®ã‚¨ã‚­ã‚¹ãŒãŽã£ã-り詰まっているのだから、ã"のアルバムでãƒ-ラジル音楽ã‚'初めてè'く人は幸せè€...だ。

トニーニョ・オルタ (詳細)

アナザー・グリーン・ワールド

・「発売当時の話
イーノの最高傑作。1975年の発売当時、St. Elmo's Fire に「セントエルモの灯」などという、許せない邦題がついてました。さすがに最近「セント・エルモス・ファイアー」と、原題どおりになりましたが....どこが許せないかって...? 歌詞を読んでね。簡単だから。一聴して軽い曲、なんだけど、歌詞も含めて聴くと重いぞ。

・「イーノにとっての「音楽図鑑」・・・かな?
あらゆる要素の入った名盤です。ポップあり、アバンギャルドあり、アンビエントありの“イーノ”にとっての「音楽図鑑」となっています。後進のアーティスト達にも、多大な影響を与えました。坂本龍一もその一人です。リスナーにはやや散漫な印象を与えるかもしれませんが、コンセプトアルバムではないので、いたしかたありません。他のアルバムとは頭(耳?)を切り替えて聴くと、その良さがわかるはずです。

・「イーノのアンビエント前の最高傑作
交通事故に遭ってからの彼のはじめての作品。4半世紀たった今でもヒーリング効果の高い曲が含まれていてたまに聴きたくなること請け合い。

・「何度聴いてもあきない
 グリーンワールドとはホモセクシュアルな意味もあるのだというが(B’zの「グリーン」はおそらくパクリ)、英国の天才アーチスト、イーノによるポップと抽象性をミックスした不思議なアルバム。キングクリムゾンのロバートフリップなど多くの才能あふれるミュージシャンに自分のコンセプトに基づく曲作りをさせながらも、トータルなまとまりが感じられる。同時期のトッドラングレンにも通じる、おしゃれで時代を先取りしたようなポップで深みのある仕上がりだが、四半世紀経た今でも飽きない魅力がある。イーノ先生はデビッドボウイをはじめ、その後に多くのアーチストに影響を与え続けている。

アナザー・グリーン・ワールド (詳細)

オリジナル・サウンドトラック+2

・「アイム・ノット・イン・ラヴを含む10ccの名盤!!
10ccは、他のバンドにはない独特の個性的なサウンドを有するグループです。名曲アイム・ノット・イン・ラヴを含むこのアルバムが、正しく彼らの最高傑作!!また、洋楽ベストセレクションには必ず加えたい歴史的な名盤でもあります。ボートラの9. チャンネル・スウィーマー は、シングル「人生は野菜スープ」のB面。10. グッド・ニュースは、シングル「アイム・ノット・イン・ラヴ」のB面でした。ちなみに、アイム・ノット・イン・ラヴのシングルテイクは、短縮バージョンでした。やっぱ、アルバム収録のロングバージョンであの浮遊感に浸りたいですよね。

・「映画のサントラではありません。10ccの3枚目のアルバムです
75年発表の傑作サードアルバム、3枚目だがメンバー全員はそれぞれ60年代から音楽業界でのキャリアを重ねており、4人のメンバーともにこれまで経験してきた事(ヒット曲の作り方、アルバムに深みを持たせる組曲の作り方、アルバムのプロモーションなど)を活用し、前作を超える充実した作品を完成させている。(バンド結成以前は、ベースのグラハムはヤードバーズの「for your love」など多くのヒット曲を作手がけた作曲家で、ギターのエリックはマインドベンダーズのメンバー、ドラムのケビンとキーボードのロルのホッドレッグスのメンバーだった)。前作で見られた普通のバンドでは作れないような変な曲、凝った曲が本作にも多数収録されている。というか全曲が普通ではない。1はミュージカル映画のような曲で、映像が自然に頭の中に浮かんでくるような曲、大ヒットした2は、エリックとグラハムの共作で大変きれいなバラードなのだが、何度もコーラスをダビングして独特な重厚感のある世界を作り上げている。きっと明確な目的なしにコーラスのダビングで遊んでいるうちに偶然生み出されたのでは?(コーラスだけに集中して聞いているとけっこう怖い、異様なコーラスであることに気がつく)他の曲でもこのバンドの独自性(コーラスの使い方や変わった音、曲調が急変する等)が見られる。前作で使っていたギズモ(ケビンとロルがマンチェスター工科大学と連携して製作したギターアタッチメントエフェクト)も本作ではさらに効果的に使われている。(特に5、6、8で目立っている)。本作のヒットをきっかけにファン層が広がり、変わった音楽をやる一筋縄ではいかないアーティストとしての評価が80年代の売れっ子PV製作チームの活躍にもつながっていったのだろう。ビートルズの中期、後期が好きな人ならきっとこの作品の良さがわかると思いますが、慣れるまでは少々時間がかかるかもしれません。決まりきったスタイルのポップソングでは満足できない人、少し変わったポップな曲を聞きたい人にお勧めです。アルバムタイトルは映画好きのメンバーの発想で架空のオリジナルサウンドトラック盤という意味があり、知らない人は「10cc」という映画のサントラと勘違いするかもしれません。実際に「10CCの涙」という映画が製作されたら日本でヒットするかもしれません。

オリジナル・サウンドトラック+2 (詳細)

ベスト・オブ・トッド・ラングレン

・「名曲満載。
どちらかというと、トッドの”メロウ・サイド”に焦点が当てられている日本独自編集のベスト盤。今出ているベスト盤の中でも、もっとも充実した内容と言って良いでしょう。この1枚で彼の天才的なメロディ・メイカーぶりを、これでもか!とばかりに堪能できます。

トッドはやはり、”ベアズヴィル”時代の作品が一番充実していたと思うのですが、その”ベアズヴィル”時代の集大成的な決定盤です。トッド初心者の方にこそ強力にオススメしたいですね。リマスタリングも施されているので、サウンドも良いですよ。

・「名曲だらけ。
昭和の終わりと平成の始まりにロックに目覚めた私がトッドのような素晴らしいアーティストに巡り合えた事はもう奇跡に近いです。

正直に言うと彼のオリジナルアルバムで曲を飛ばさずに聞ける作品は一つも無く名曲半分、自己満実験音楽半分ってな具合ですが、そんなトッドが大好きだと言わざるを得なくなってしまうほど豪快にやりたいほうだいやってくれているのが彼の素晴らしいところです、適当臭さを名曲に消化させるレコーディングマジックも彼ならでは。

このベスト盤はお目当ての彼女をドライブに誘うときなんかにはもってこいではないでしょうか?トッドのコアでマッドな部分は切り捨てて美味しい部分だけ残していますので、普段ヒットチャートミュージックしか聞いていないような、さほど音楽に興味の無い人でも絶対に受け入れてもらえるはずです。

・「かっこいい^^
ホントに名曲の数々。1曲目が特に好きです。いろんな人がカヴァーしていますが、やっぱ原曲がいちばん素直でみずみずしくて、またボーカルが素晴らしい^^

・「古いけれど
今聴くと、ちょっと古く感じる部分もありますが、それでも当時はきっと斬新で先駆的、実験的だったんだろうなぁと充分に思わせてくれます。個人的に、コーラスとシンセサイザーの使い方には、とても時代を感じました。際立ったセンスのある歌詞やずば抜けた歌唱力、演奏力があるとは余り思いませんが、個性的な高い声とサウンドで自分の世界を創っていて、その中で様々な愛や希望、絶望を、普通の歌詞で歌い、表現している技術は凄いと思います。ただ、ジャケットのデザインがあまり・・・。

・「まとまりのあるベスト
2枚組みのシングルスより内容が凝縮された一枚になってます。やはり全体的にポップなメロディセンスが光ってます。"I SAW THE LIGHT"はケイコ・リーがカヴァーしていた名曲です。

ベスト・オブ・トッド・ラングレン (詳細)

Uncle Meat

・「笑うしかない
音楽による感動の、新たな質を発見させてくれた、今以て愛聴している1枚。

それは私にとって、音楽を聴いて「気持ちよすぎて笑ってしまう」という経験でした。

バラードで泣くのでもなく、テクノでアガるのでもなく、サビでカタルシスを得るのでもなく、

多分、脳味噌がすごく喜んでいるのだと思います。

これとブルース・ハークはいつの日か子ができたら必ず聴かせようと心に決めているのです。

・「ザッパ初期の傑作
'69年、マザーズの未完成映画のサントラ盤として発売された2枚組アルバム。メインテーマとなる1曲目の変奏曲が何度か出てきたり、インストが多いのもサントラ盤らしいです。曲そのものはコンパクトにまとまった物が多く、ザッパのメロディーメイカーとしての魅力もあります。

ジャズロックと言われるジャンルが好きな方には2枚目後半の「キング・コング」がお勧めです。ほとんどジャズといって差し支えない演奏だと思います。

難解な部分もありますが、ほぼストレートなロックアルバムと捉えていいと思います。2枚目は前半はCD化でのボーナストラックで、ビデオ発売された同名タイトルからの音声パートと'80年代の未発表曲です。

ザッパ初期の大傑作です。

・「zappa入門に
まだzappaのCDを20枚程度しか持っていません。まぁ、多ければ良いってもんじゃありませんが・・・実際有名所しか買ってないつもりなのに聴いてられないのも数枚出てきてますし・・・ 私のzappaデビューは父から貰った69年のオムニバスに入っていたuncle meat variationsでした。数ヶ月間ちょくちょく聴いていたら段々とヤバくなってきてuncle meatを購入したらぶっとびました!zappaを聞き出してからまだ半年ですがking kongを聴くと毎回必ず心の中で「やばい、マジやばいなんだこいつ!?ありえねぇ!」と思います。知る限りでking kongの収録アルバム全て集めましたが、一番ヤバイのはarkのking kongです。you can do that on stage vol.3収録のは前半がzappa全作の中でもかなり好きです。ふわふわしていて、どことなく切なくて美しさが漂っている感じです。後半のテンポチェンジからのギターも好きです。一番聴きやすいのがオリジナルの本作収録のではないでしょうか。'tis the season to be jellyというアルバムに試作段階のも収録されていますが、ちょっと元気がありません。けどかなり興味深く、聴きやすいと思います。make a jazz noise hereのは、ひどいです。まぁとりあえず、king kongはすごいです。要するに、真剣に、zappa天才!笑 jazz好き、特にコルトレーン(激しいソロ)好きにオススメです。

・「ザッパはすごい!
フェードラ姫はザッパの中でこのアルバムが一番好き!特に5曲目のドッグブレスの美しすぎる変調、変な声。ほかにもアンクルミート、キングコングなどザッパ先生の大傑作のオンパレード。プログレ好き、テクノ好き、ジャズ好きの皆さんにオススメです。

・「Diamonds in a dump
Some tracks are Zappa and the Mothers at the top of their musical form. But it's all burried under long tracks of the band and their friends' conversations which are often arrogant, sophomoric and laden with in-jokes. As a spoken-word album, it's a masterpiece (assuming you like spoken word albums...I don't). But as a music-centered purchase, I found it largely boring. Maybe I'm missing something, but if you are trying to build a library of Zappa's great "music," set this one low on your list, along with "Lumpy Gravy."

Uncle Meat (詳細)

グレイテスト・ヒッツ

・「「ラヴソング」は歴史的名曲
 発奮する情けない男について歌わせるとロバート・スミスの右に出る者はいないのではないのだろうか。アルベール・カミュの小説の主人公ムルソーを素材に歌をつくってしまうなどその典型であるのだが、何故かその作品「異邦人」が収録されていないのは、やはり9.11の影響なのだろうか? ちなみにザ・キュアーのデビューアルバムは1979年6月にイギリスで発売された『スリー・イマジナリー・ボーイズ』よりも、1980年1月にアメリカで発売された『ボーイズ・ドント・クライ』の方が出来が良い。前者は習作の域を出ていないと思う。

グレイテスト・ヒッツ (詳細)

Volume, Contrast, Brilliance... Sessions & Singles, Vol. 1

・「文句なし
ギターポップの最高峰と思うし、ポップさとひねくれと毒が入り混じった初期のコンビレーションはU.Kニューウエーブ好きなら家庭に1枚!

・「モノクロ聴くなら、これに尽きます。
この作品でモノクローム・セットを知った私は、本当に本当に幸福だった。彼らの怪しげな魅力が溢れんばかりに詰まった、宝石のような傑作。どれから手を付けようか迷っているなら、この作品から入るべき。乱暴に言えば、他の作品は聴く必要ないとすら思う。基本的にラジオ番組のセッション集であり、演奏は英国(便宜上、そう定義する)のバンドとして当然ガタピシいっているが、それ自体が最高の味付けなのだ。むせ返るような怪しい雰囲気を放つ極上のポップス。最高に愛しい一枚だ。

Volume, Contrast, Brilliance... Sessions & Singles, Vol. 1 (詳細)

Richard D. James Album

・「良いものは良い。
Aphex TwinのAlbumではSELECTED AMBIENT WORKSと並んで有名なアルバムですね。SquarepusherのTomと同じく、ドラムンベースの代名詞的に紹介されてますが…これは不適切だと思います。ドラムンであることには間違い無いですが、全く曲の持つ空気が違います。上手くジャンルに入れられませんが、Richard本人、真面目に話しているときに「ジャンルなんか気にしてたら駄目」「ジャンルを意識した途端、クソ音楽になっちゃうよ」という発言をしてますし、実は広範囲な意味でのテクノにも分類されたくないんでしょうね…

このアルバムは上記のTomとの交流が始まった後の作品なので、雰囲気に彼の影響が見られますが、Richard得意の童話のようにあどけない、無垢で綺麗なメロディとストリングスはやはり独自の魅力です。無論ハチャメチャなリズムが飛び交う実験的な曲もありますけど、それも今作はかなり少なく、優しい音像が実に聴き易いです。Aphex Twinを聴き始める人によく薦められている理由がわかります。特に名曲と言われる1.4や9.Boy/Girl Songは激しく壊れ気味のブレイク・ビーツと、無邪気なメロディの組み合わせは両者を強調し合っていて、ホントに良いです。

・「奇才?天才!
テクノ・アンビエント界の鬼才…奇才???エイフェックス・ツインことリチャードD.ジェイムス。

強烈なジャケット!!大丈夫か?と思わず手にしまうほどのインパクト。中身の方はというと、この変態ジャケットからは想像がつかないくらい綺麗でどこか可愛げがある。

悪意とユーモアにあふれた実験音。ヘッドホンで聞くと頭の中を音が前後左右に飛びかい気持ちが良い。なぜか言ってることが矛盾してきたが、やはり美しく癒されるといったイメージが最終的に残る。

私的な事だが、体調が悪く、今の状況にやる気の出ない私を癒してくれているのは、このアルバムかも

しれない。気負わず、ゆるく聞ける。こんな音楽を探している人にはお薦め。しかし、決してこのアルバムはネガティブなものではないので勢いのある人でも十分楽しめるはず

・「エイフェックス内でも
最強の部類に入るアルバムだと思います。アブラが一番乗ってた時期といった印象。兎に角やることなすことが面白かった時期のアルバムだけに今聞いてもなかなかの作品だと思います。エイフェックス聴くならはずせないアルバム。

・「暴虐とリリシズムと
「荒れ狂っている」「音の洪水」「ドリルン・ベース」という要素は確かにここにあるし、そういった表現は絶対に間違いではないのである。しかしながらこの暴力性と表裏一体関係になっているのが、残酷なほどに無垢な叙情性なのだ。田舎臭い素朴なメロディーが暴虐なノイズの中に混じり合うときのその美しさ・・・。自己の内面をじっくりと見つめたことがある人にのみ、理解できる音楽なのかもしれない。でも僕のようなクズの戯言など、気にする必要はない。

・「親に聞かせちゃダメだよ
このアルバムはエイフェックスツイン入門アルバムじゃないのかと思う。それまで、ケミカル、ファットボーイスリム、あたりを聞いていた。僕にとっては、本当にこの作品との出会いは革命でした。一曲目からいきなりやばいです。作品全体を通しても、明るかったり、暗かったり、人間の感情みたいなモノが、電子音楽として再現されている印象をうけました。

これから、テクノやら音響よりにはしりたいなんてかたにはすごくお勧めです。

Richard D. James Album (詳細)

Wunder

・「普遍を志向するエレクトロニカの傑作
ここまで懐の広いエレクトロニカはめったにないです。ビリーホリデイなど古い音楽のサンプリングによるノスタルジー。ジャズやブラジル音楽の影響が感じらる豊潤なサウンドが気持ち良過ぎてついつい何度も聴いてしまいます。一応エレクトロニカというカテゴリーに入れられていますが、この作品を聴くとそういったジャンル分けが無意味に思えてきます。時代を超えて聴き継がれていく魅力をそなえていると思います。ちなみに今はwunder名義はやめてしまってwechsel garland名義で活動しています。

・「ビリーホリデイの欠片が沁みる
今はヴェクセル・ガーランド名義で活躍しているヨルグ・フォラートのエポックメイキングな傑作。morrやkaraokekalkといった癒しのエレクトロニカの流行は、この作品によるところが少なからずあると思います。

本人が「あまりに簡単に出来てしまった」と語るとおり、プロダクトは非常にシンプル。古いレコードやウォームな感触のパーカッションといった音素材をサンプリングで穏やかに紡いでいく。過度なエディットやプログラミングでアピールするのでなく、あくまで音楽上の文法として、普遍的なエレクトロニクスを志向している。今はむしろこういうサウンドが台頭してますよね。喜ばしい風潮であると思います。しかしそのなかでもこの作品の独特のオールドタイミーでノスタルジックな幸福感は格別です。柔らかで暖かな霧雨に身を任せているかのよう。空気を吸い込めば水蒸気とともに体に浸透する、ジャジーな音像。たまりませんね。

癒されたい音楽ファン必携です。マニアックなジャンルの音楽なのですが、名作が往々にしてそうであるようにジャンルを超越した魅力があります。お試しあれ。

Wunder (詳細)

ダミー・バリエイションズ

・「えっと
RUINSの吉田達也さんとは別人です

ダミー・バリエイションズ (詳細)

雨に撃たえば...!disc 2

・「たましいにとどろく
胸を打つ、心をふるわせる。七尾旅人の歌を聴くと、動揺してしまう。なんでそんな歌が作れるんだろう?と、彼の才能にびびる。心を病む一歩手前の人なんじゃなかろうか・・?と思ってしまうほど、彼は天才的なのだ。

上記の、CDジャーナルのレビューには呆れてしまう。

たぶん、「こんな二番煎じのアブノーマル気味なアーティストは排除すべきだ」っていう思いがあるんじゃなかろうか。だけど、こんな風に言うとずいぶん陳腐な感じがするけれど、例えば七尾君のように、人の心を無意識に揺さぶる音楽って、実はそんなに多くないぜ?

・「ちっぽけで壮大なサイケデリア
素晴らしすぎるメロディセンスと類稀なる言語感覚が光る1stアルバム。ほぼ作った順に曲が並べられているらしいが、とにかく後半の素晴らしさが目立つ。6曲目以降は全曲決定的名曲。

様々な音楽的要素が未消化のまま詰め込まれ、また、生と死の境界線の上で綱渡りでもしているかのような登場人物たちが混在し、ひたすらカオティックでそして本質的に危うい印象を受ける本作はグランジとテクノに塗れた日本版ブリジット・フォンテーヌ「ラジオのように」

・「果てしないサイケデリア
ぶっ飛んだ言語感覚と狂いまくった歌唱法。一度聞いたら耳を離れないねばっこいアメーバボイス。ポップで切なくて愛しいメロディ。そしてそれらがざらついた独特のアレンジで纏め上げられた、唯一無二の音響世界。オリジナリティというものがもし「どこにもないもの」を指し示すのならば、この七尾旅人のファーストアルバムは決定的にオリジナルだと言えます。本人も自らのホームページで語ってるようにジャズの影響を強く受けたらしく、このアルバムでも特にゆらぎを意識したリズム、ビート感覚においてそのフリーキーな魅力の萌芽を嗅ぎ取れます(それは3枚目「ハミングバード」で決定的なものになるのだが)。徹底的に未知なる調べとしてつむがれるその音世界に存分に浸ってください。まさしくここには歓喜と絶望が激しく同居しています。本人によると思われる歌詞カードのデザインも最高。

・「良い意味で、青臭い。
七尾旅人ほど青臭く、日常の泥と幸福の中を歩くような、すごく単純に言うなら、青春を体現するアーティストはいない。ひとりで夜中に考えた、くだらなくて深刻なこと。好きな人と一緒にいる幸福感や、それと同時に味わってしまう疎外感。冷静、拘泥、前向き、夢見、怖い、好き。

そんな、誰もが過去、とくに10代のころ味わったことの在るはずの感情が「雨に撃たえば...!disc 2」を聞くと押し寄せてくる。ちょっと不快、でもいとおしい。

ごたくはともかく。七尾旅人はメロディが良いです。口ずさむと、癒されます。ストレス・イライラの解消にはもってこいだと思う。ぜひ購入を。

・「振れ幅がすごい前半が肝
ヨーロピアンな一曲目に続き仏教的な二曲目、続いてジャジーな三曲目が来たかと思えばゴスペルな四曲目。ビートルズのグラスオニオンを彷彿とさせる不思議な五曲目。後半は耳馴染みの良いポップスが並んでいるように見えて、実は一筋縄でいかないクセのある曲たち。多種多様な音を繰り広げているが、それでいてどの曲でも声、歌が大きな存在感を持っている。特にルイノンでの歌は至高の芸術。ハイライトは中盤のガリバー2か。長尺で歌詞も一見カオスなこの曲だが、実はタイトルの意味をひもとくと表れる言葉に全てが統合される世界なのだ。しかし今の若いバンドマンたちならこの曲をこんなにスローなテンポでは絶対にやらないはず。表現したいものが体の内からあふれ出てくるような、そんな切迫したものを感じずにはいられない絶対的名曲。セピアカラーに統一されたジャケットや手書きの歌詞など、アートワークもアルバムの世界観を上手くサポートしている。これはぜひCDとして手元に置いておこう。絶対損しない。

雨に撃たえば...!disc 2 (詳細)

ホールズ・イン・ザ・ウォール

・「巡りめぐって21世紀版ブリットポップ
時は廻る。行き着く先がいつも+360度のスタート地点というわけではないが、やはり音楽も巡りめぐってムーブメントが作られる。それはほとんどの作り手も聴き手としての時期を通過し、その当時に流行っていた音というものを十分に浴びて育ったわけであるから当然といえば当然だ。そしてここに紹介するUKの新星兄弟バンド、Electric Soft Paradeのナンバーからはすごくブリットポップの匂いが漂ってくる。まだ10年経つか経たないかのサイクルだが、このバンドの中心でもあるTom White(弟)とAlex White(兄)が17歳と19歳ということだから、Blurの3rdアルバム”Parklife”をそれぞれ9歳と11歳で経験したわけことになる。アルバム前半部分に特にブリットポップ的なメロディーが顕著で、どこかBlurを思わせる2曲目”Empty At The End”、3曲目”There's A Silence”などキャッチーナンバーが目白押し。今年はUK新人バンドにいろいろと注目が集まることだろうが、Electric Soft Parade、彼らのことを忘れることなかれ!

・「UK, UK, UK
UKでチャートヒットしていた6曲目を聴いてすぐにCDを買いました。すごく地味なのに、それぞれの曲の、完成度の高さにびっくりです。UK-POPは元々よく聴いていたけれど、これはけっこうな衝撃でした。いつか本国でライヴを観たいと思います。新作アルバムの方も最高!

・「これは普通に良い
いやあ、何か別に文句の付けようもないし、逆にいまいち心にひっかかるところもない良質なUKポップであろう。あと、ブリットポップと比べられることが多い気がするが、個人的にはボーイや、初期のスエードっぽいグラムな雰囲気を感じた。しかしこいつら2枚目出るのかなあ・・・。

ホールズ・イン・ザ・ウォール (詳細)

Networks Circuits Streams Harmonies

・「0と1をくぐり抜ける日々
エレクトリックなビートとアナログな弦&浮遊感のあるVoが絡むサウンド。センチメンタルな旋律。聴いて浮かぶ情景は、コンピュータだらけの社会の中で、いろんなことを考えながら生活する少年少女の姿だ。なんだか目まぐるしく変わっていっている辺りに追いつこうと走り、ときには身を委ね生活する姿。もし人の思考回路をそのまま電子音楽に変換出来たとしたら、こうなるんだろうか?と思ったほど、表現に富んだ名作。

・「NYのスタイリッシュなアーティスト!
印象派のようなカバーアートに惹かれてジャケ買いした1枚。

実験性に満ち、ノイズ・サンプリング・スクラッチ・打ち込みがバンドサウンドと混然と溶け合い、とってもクール。さざなみのように変化するサウンドが、文句なしにかっこいい!まさに、進化した印象派。

なんでも、レコード店員が組んだプロジェクトだとか。NYは、奥が深い。

真に「アーティスト」といえるアーティストです。

・「久々の☆5!
なんだろう、この感じ・・・スクラッチ、打ち込み、ROCKギター、HIP HOP,TECHNO,ROCK等すべての要素が散りばめられうまくMIXされている。久々にかっちょいい!と思える作品に出会ったような気がする。

アーティストでいえばSUPERCARをもっと×2かっちょよくした感じ、UNDERWORLDにいろんな要素を詰め込んだ感じ。

彼らは「shortlist music prize」(?)といった賞にRADIOHEADやMOGWAIと肩を並べてノミネートされている。私が聴いた感じではこの二つに引けは取らないだろう。ちなみにこの賞は第1回目のグランプリはSIGUR ROSであった、なんともアーティスティック性の高い賞である。

とにかく必聴盤だ!

Networks Circuits Streams Harmonies (詳細)

Ten

・「浜雄二
猫が喋っとうみたい。

・「どんなロックよりもポップ
Anticonより、Dose one、WHY?、odd nosdamによるユニット、cLOUDDEADの2ndにしてラストアルバム。前作よりもアブストラクト色が薄れて、よりポップになった。WHY?のソロとWHY?とfogによるhymie's basementの中間のような音。ヒップホップであっても、どんなロックよりもポップだと思う。

・「つまらないことは考えなくていいんだ
あんだーぐらうんどひっぷほっぷがどうしたって?

肩の血から/力抜いて何か新しいものを、ただ、『全ては新しくない』ものを聴きたいとは思いませんか?

この壊れた暖かい音はもしかしてあなたの探していた音かもしれません。

ファーストプレスはBOCリミックスがついていてお得ですが12インチアナログで買えますのでガッカリなさらぬよう。

Ten (詳細)

Mezmerize

・「すげ〜
とにかく一曲の中の展開性が凄いです。リズム隊の演奏技術もさることながら、サージ・タンキアンの怒濤の歌声には狂気すら感じ、ただただ圧倒されます。普通のへヴィロック、ミクスチャーロックに飽きた方にオススメします。

ただ、こんな素晴らしいバンドが活動を休止してしまったことが残念でなりません。いつか復活してくれることを願っております。

・「久々の衝撃
はじめにこれを聞かされ、ありきたりな感想ではあるが、「衝撃」だった。「B.Y.O.B」のイントロでは、またニューメタルか、と思ったのだが・・・。正直かなりのメタルファンでなければこれを聞いてから1st、2ndを聞いてもこの作品以上に評価はできないだろうと思う(もちろん今溢れている音楽からはだいぶ抜きんでている、とも思う。)。圧倒的にメロディーも理解しやすい。なので個人的にはこれから全作聞こうという方には順を追って聞いていただきたい。

・「コイツらは誰にも似とらん!!!
このアルバムを聴いて、本当にアホなヤツが言っていた一言。

「この激しさ、ドラゴンフォースに近くない?」

………流石の天才も腰を抜かしたぜ。

一体どう聴いたらドラゴンフォースと繋がるんや……。

ワシャ、ドラゴンフォースからはコイツらにあるグルーヴ感やエモーショナルさ、攻撃性も全く感じんわい!!

別にS・O・A・Dは速さ勝負でもないし……



一生耳掃除をしていなさい!

・「METAL RULES!
かなりメロディアスになったな、と思った。ヒスパニック的な情熱的にクサいメロディなので、そのへんのメタルのクサいメロディとは一線を画している。それがサージのド変態ボーカルと鋭いリフとで絡み合ってSOADの異世界を構築している。

ギターリフを始め、昔のメタルに回帰している印象だった。ベイエリア・クランチと言われていたスラッシュメタルだけでなくDissectionやPossessedといったサタニスト系メタルみたいなマニアックなリフが刻まれたかと思うと、サージが情熱的に歌い上げる。それを違和感なくやってしまう彼らには脱帽。

最高のメタル・アルバムだ。

・「ハードコア・メタル・ロックな民族音楽(?)
『SYSTEM OF A DOWN』という名前を全く知らなかったにもかかわらず、インパクトのあるジャケットに惹かれ、CD屋で試聴、即買いでした。これでもかといわんばかりにリズムチェンジの嵐をぶちかますリズムセクチョン,時に激しくうなり 時にメロディアスに奏でるギター,ぶちぎれそうになりながら歌っているかと思いきや歌い上げるパートは歌い上げ、時にはラップでメッセージを伝えるボーカル、これらのアンサンブルが最高にかっこいい。ハードコアであり、メタルであり、ロックである、そんなアルバム。捨て曲なしですよ、このアルバムは。個人的にはM5,M7がお勧めです。ただ、曲もかっこいいけど、メンバー全員がアルメニア移民ということで政治的なメッセージ色が強い歌詞となっているので、歌詞も注目して聴いて欲しいですね。はっきり言ってイチオシのアルバムです。

Mezmerize (詳細)

The Sunlandic Twins

・「めくるめく音の魔法
天才発見。

本作でプロデュース、作編曲、演奏、エンジニアリング、ミックスをほぼ一人で手がけているKevin Barnesはオルタナ世代のBrian Wilsonだな。おじさんたちがBeach Boysを初めて聴いたときの衝撃ってこんな感じじゃなかろうか。

万華鏡のようなサウンドスケープは、これもバーンズの手がけたジャケットの雰囲気そのもの。Cornelius、Tahiti 80、The High Llamsなどが好きな人は絶対気に入るはず。

これ以上ないくらいポップで、これ以上ないくらいマニアック。まさしくそれこそ優れた芸術。

・「00年代に刻まれた、必聴盤です
何が素晴らしいって80年代から活動して、コンスタントに作品を発表し続けてきたベテランバンドが2005年の現在にこんな魔法にかけられた様な(まるで若かりし頃のブライアン・ウィルソンが乗り移ったかの様な)アルバムを発表してくれた事実ですよ。

内容は過去最高に多彩なものとなっています。The Carsを彷彿とさせるギターポップありエレクトロニカの影響を感じさせるものもあり(5曲目のイントロはモロにドラムンベースです)9曲目ではストリングスを大胆に用いています。

4曲入りのボーナスCDにはOf Montrealに対しての最大公約数的イメージを具象化した様なひねくれポップが詰まっています。

いやー、間違いなく今年のベストの1枚ですよ。聴かないと損しますよ!

・「アダムとイブのPOPミュージック
米国ジョージア州アセンズのポップバンドof montrealの通算12作目。

ほとんどの楽曲を手がけるケビン・バーンズの才気迸るPOPオタクぶりも爽快なまたまた、大傑作。

Kevin Burnsと結婚して加入したノルウェーのEthnobabesの元メンバー、ニーナの影響だろうか。80'sニューウェーヴ感覚や70'sアフロビートなども盛り込まれさらに幅広いPOPワールドを展開する。

ひねくれてて、マジカル。ドリーミーでノスタルジック。

ポップなメロディはキラキラと弾けストレンジに展開する。

エレファント6系のなかでも際立ったポップセンスを見せる彼らのポップ・オペラともマジカル・ミステリー・ポップともいえるようなトータルPOPアルバム。

ジャケットの男女はバーンズ夫妻だろうか。ポップ・ミュージックの光に輝く新世紀のアダムとイブのようにも思える。

その尽きないアイデアと豊かなPOPマジシャンぶりにますます目が離せなくなってきた。

・「インディーロックといえばコレ。
結構キャリアも長いIndie Rock Band, Of Montreal。日本では知る人ぞ知るというバンドではないでしょうか。The Shinsが好き!という人は是非チェックしてみてください。「僕らはエレクトロ・ポップ・オペラを演じている」とバンド自身が言っているようにポップ、ロック、オペラなど、ジャンルを問わないバンドです。この「The Sunlandic Twins」にはボーナスEPもついていてその中の一曲の「Keep Sending Me Black Fireworks」ではケヴィン・バーンズの妻のニーナがボーカルをとっています。とにかくどの曲も捨て曲一切ナシ、最高のアルバムです。

・「ゆーとぴあ
ポップ。めくるめく展開。ベタベタは全くしていないドリーミングさ。なにか歪んだ感じ、それを包み込むユートピアな感じ。ドキドキしました。

The Sunlandic Twins (詳細)

ミッドリフ・ミュージック

・「きれい
HIPHOP聴いてて良かったなと思った作品です、ともかくきれいな音がよい⑥とかもうなんかね、聴いててごめんなさいって言いたいくらいともかく偶然このレビューと出会った人、一度お試しください。

ミッドリフ・ミュージック (詳細)

private

・「広末のキモチ。
自作詞「向日葵」は当時の彼女のキモチを代弁してるし、椎名林檎作の「プライベイト」も秀逸。地味ながらも部屋で流すBGM的に使用してます、このアルバム。やっぱりシングル「ジーンズ」は大好き。

・「曲は良いけど、インパクト不足かも
単品で聞くにはとても良いのに、アルバム通して聞くにはコンセプトが見えず、前作よりインパクトに欠けるかも。

private (詳細)
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