「世紀末の奇跡」「ヘヴィでドラマティックなサウンドが聴き応えのあるアルバムです」「Red-era King Crimson 」
The Book of the Dead (詳細)
Ars Nova(アーティスト)
The Snow Goose (詳細)
Camel(アーティスト)
「まるでゲームの中にいるような音楽」「とにかく美しい!!」「しみじみと好きだと思える作品」「たしかに今のゲーム音楽に近いジャンルかも」「オール・インスト・ノンストップの初期の代表作」
Common Daze (詳細)
Ravana(アーティスト)
A Song for All Seasons (詳細)
Renaissance(アーティスト)
「個人的には最高傑作!!!」「ルネッサンスは最初にこれを聞いてほしいです」「ライヴで聞いた「OPENING OUT」は感動のあまり涙腺が緩みそうになった」「肯定しながら葬送する。そう、それこそが再生(Renaissance)だ。」「自然体の美しさ」
Fifth (詳細)
Soft Machine(アーティスト)
「柔らかな機械 5号」「フリージャズ路線の到達点」「ジャズロック?」「フリージャズ!!!」
「イエスのアマチュアリズムが炸裂」「これは単なるリマスター再発盤ではない!」「迷走、迷妄、迷宮入り。」「賛否両論ある作品だが、30年後の結論として、傑作である。」「プログレの金字塔的大作」
Novella (詳細)
Renaissance(アーティスト)
「クリスタルボイスとメロディーが調和した音世界」「重厚な作品」
Moonmadness (詳細)
Camel(アーティスト)
「Peter Bardensよ永遠に」「美しいロック~おとぎ話やRPGのような音世界」「間違いなくキャメル最高のアルバム」「オリジナル・メンバーでのラスト作。名曲ルナシーはぜひ聞いてほしい」「「The Snow Goose」と並ぶ名盤。」
「だいぶ大人っぽくなった」
Death Walks Behind You (詳細)
Atomic Rooster(アーティスト)
「初期の代表作」
Air Cut (詳細)
Curved Air(アーティスト)
「E.ジョブソン参加で最高作に」「エディ・ジョブソンのデビュー盤・・・だけでは失礼な名盤」
Zink (Green Album) (詳細)
Eddie Jobson(アーティスト)
「エディージョブソンの最高傑作」
Gryphon/Midnight Mushrumps (詳細)
Gryphon(アーティスト)
「古楽ロック」
Abysmal Masquerade (詳細)
Pageant(アーティスト)
Meddle (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)
「ロックミュージックの可能性」「エコーズの為だけのレビューです」「ピンク・フロイドミュージックの完成形、「エコーズ」」「究極の名曲」「トップアーティストに」
地底探検(紙ジャケット仕様) (詳細)
リック・ウェイクマン(アーティスト)
「贅の限りを尽くした大作」「ロックバンド・混声合唱のための協奏交響組曲」「映画と物語と音楽―ロックと交響曲とプログレ―みんな違ってみんないい」「1974年発表」「オーケストラと共演した壮大なサウンドのコンセプトアルバムです」
デンジャー・マネー(紙ジャケット仕様) (詳細)
U.K.(アーティスト)
「エイジアより数段良い!」「この時代でのJ.WETTONの理想形に近いのでは…。」「「プログレ」過渡期の名盤」「文句なしのアルバム」
「プログレ好きには良いアルバムです。」
Photos of Ghosts (詳細)
PFM(アーティスト)
「世界進出の先駆的作品」「シンフォニックロックの真髄」「プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ」「あまりに繊細で美しいクラシカルロック」「ただ1曲のためにだけ」
The Lamb Lies Down on Broadway (詳細)
Genesis(アーティスト)
「やはりこれかな・・・」「傑作!」「ジェネシスではなく、ピーガブの最高傑作。」「バンドが2枚組の新作を作る時」「音楽の価値観を変える」
Nucleus (詳細)
Anekdoten(アーティスト)
「恐ろしくヘビー、恐ろしくダークなセカンドアルバム!」
Voyage of the Acolyte (詳細)
Steve Hackett(アーティスト)
「ジェネシス・ファンならマストアイテム」「幻想的な魅力溢れる傑作」「もう一つのGENESIS」「高い幻想性そして翳のあるギター」「プログレ」
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・「世紀末の奇跡」
80年代、90年代と、まさに「キング」たるキング・クリムゾンの、過激にプログレスする音楽に深く感銘を受けながらも、70年代のフリップ、ウェットン、ブラフォード、(+クロス、ミュアー)の作り出した音楽世界の奇跡に(後追いで聴いたとはいえ)触れたものとしては、何か違和感があったことも事実である。
それゆえ、あの70年代クリムゾンを超えるバンドなどありえないと思いつつも「70年代クリムゾンの再来!!」という謳い文句のバンドが出現するたびに、そのCDに手を出してしまう自分がいる。そして、それらの中には「なかなか雰囲気出てるじゃない」という好バンドもあるが、かと言って、所詮は一部のクリムゾン・ファンにしか認知されないものであった。
ところがアネクドテンの場合は、そのヴォーカル、サウンドに共通するクールなリリシズムが、クリムゾン的な幻想を示しながらも既に独自のアネクドテン固有のサウンドを紡ぎだしており、メロトロン、弦楽器(チェロ)などの響きとからみ合いながら、叙情性と悪魔的雰囲気が両立した実に強靭なサウンドを提示することに成功している。
という風にちょっと分析的に書いてみたが、最初聴いたときには、理由も分からずひたすら涙が止まらなかった。そう、前世紀末が生み、なお現在も続いている奇跡なのである。このバンドの音楽は。
・「ヘヴィでドラマティックなサウンドが聴き応えのあるアルバムです」
70年代KCファンとしては、クリムゾンフォロワーといわれるバンドが出ると、アルバムを買ってしまうものの、その殆どの場合、失望に終わることが多いのですが、このスウェーデンのアネクデトンのデビューアルバムに関しては良い意味で裏切られました。サウンドの特徴としては、バカ重いリズム隊をバックにエッジの効いたギター、重厚なメロトロン、美しい響きを聞かせるチェロ、ウェットンばりの湿ったボーカルがドラマティックで叙情性のあるメロディの上を飛び交うというものです。70年代KCに似ているというよりは、90年代のモダン性、北欧の叙情性を備えたヘヴィプログレといった方が良いでしょうか。KCファンに限らず、ドラマティックなプログレファンであれば、一聴に値するアルバムです。
・「Red-era King Crimson 」
クリムゾンの clone bandであり、YESの作曲手法に影響を受けていると自ら言っている。聞きやすい70年代プログレもどきという感じ。クリムゾンは個人的には1stしか好きではないので宮殿に似せた日本のみのトラックSAD RAINはに興味があったが、あれには及ばない。音楽の形態がドラマティックなプログレでも曲が悪いバンドがほとんどだが、このバンドはそこそこ聞ける良い楽曲郡あり。暗鬱という日本タイトルほど暗鬱でなはいが音質は暗鬱。5作目を出せるほど長続きする才能は見出せる。porcupine treeと並んで貴重な存在。もうちょっと録音が良ければなと思うが所々おっ、これはという劇的な展開がされ聞く価値あり。
・「まるでゲームの中にいるような音楽」
キャメルといえばこのアルバム。頭にこびりついて離れなくなるRhayaderのフレーズ。美しい曲です。うちの子供たちいわく、すぐにでもゲームの音楽で使えそうとの事。確かにそうかも。
・「とにかく美しい!!」
とにかく美しいアルバムである。メロディーはもちろんのこと、ジャケットも含めてである。キングクリムゾン等の重い感じのプログレを受けつけられないという人はこのアルバムを黙って聴いてほしい。オープニングからラストまで、片時もイヤホンを離せなくなるはずだ。特に「ラヤダー街へ行く」のラティマーのギターには鳥肌が立つ。ギターを弾く人にも是非この「名演」を聴いてほしい。
・「しみじみと好きだと思える作品」
購入して1年近く、毎日通して聴いていています。歌はなくとも、フルートが歌いギターが語っているかのようです。ラティマーのギターを聴くと、こうも一弾き一弾きに感情がこめられるのかと思います。特にそれが味わえるのが6曲目のThe Snow Gooseでしょう。ギターだけでなく、4人の調和のとれた高い演奏技術が地味ではありますが光ります。聴くたびに僕はこれが一番好きなんだ、と思える作品です。
・「たしかに今のゲーム音楽に近いジャンルかも」
プログレの古典・定番とされるこのアルバムでも僕の中のプログレのイメージとはちと違うゲームの音楽で使えそうと書いておられる方がいるが確かにそうだ小説をもとに創ったアルバムだからかとても劇的で綺麗でストーリーが垣間見れるような曲ばかりでジャンル的には今時のゲーム音楽に近いかもしれないでももしかしたらそれは逆にゲームクリエーターの人々がこのアルバムから影響を受けているからかもしれない・・・
とにかく今聞いてもまったく古臭さがまったくないしポップでドラマチックでロックでかっこいい!しかも当時は打ち込みとかじゃなくて、全部手で弾いてるんだからこれはすごい!当然ライブもすごい!
シングル音源やライブ音源もオマケに入ってて、リマスターで音もいいこれは一家に1枚買いのアルバムですな
・「オール・インスト・ノンストップの初期の代表作」
75年発表の4作目。白雁をテーマ (ポール・ギャリコの同名の小説) にしたコンセプト・アルバムであり、ノン・ストップで演奏される一大絵巻である。彼らの作品としては唯一のオール・インスト作であり、デヴィッド・ベッドフォードによるオーケストラも参加している。叙情性に満ちた非常に美しい作品であり、アンディによるフルートの旋律も耳にいつまでも残る。「ヴォーカルが登場しないのはキャメルの魅力を半減する」とか何とか難くせを付けたいのではあるが、聴き終わった後では「それも止む無し」と納得してしまうなかなか聞かせる作品に仕上がっている。アンドリューのヴォーカル (スキットは登場するが・・・) があってこそのキャメルだとは思うし、それだけに本作を彼らの代表作と言ってしまうのは、いささか問題があると常々思っている。演奏も決してハイ・レベルではなく、雰囲気一発のピンク・フロイドに近いものがある。でも素晴しい作品なんですよね。これがキャメルの全てではないし、本質でもないが、これはこれで名盤。キャメルを置いておいて楽しむ作品。
・「個人的には最高傑作!!!」
最高傑作として[Novella]を挙げられる方が多いですが、より分かりやすく良い意味でポップになった本作のほうが万人受けするんじゃないかなぁ。BBCのTVシリーズ"Paper Lads"の主題歌[Back Home Once Again]やエンヤの世界か?と思わせる[She is Love]、これはシングルヒットしなきゃどうする?!と思わせる美しくもコンパクトでポップな[Northern Lights]…おおこれじゃアナログ時代のB面ばかり(汗)"A面"はもちろん[Day of the Dreamer:ドリーマー号の出航]、胸締めつけられる切ない歌詞とメロディ[Closer Than Yesterday]、歌姫アニーの音域の幅の広さをみせつけられる[Kindness (At the End)]が聴きモノでしょう。ASIAの[Rock And Roll Dreams]でもブっ飛びのストリングスをコンダクトしていたルイス・クラークの手腕も冴え渡ります。
・「ルネッサンスは最初にこれを聞いてほしいです」
アルバム全体が組曲のような構成になっているのですが、1曲ごとの密度の濃さに私は圧倒されます。最初の2曲だけでも展開はめまぐるしく変わり、あれよあれよという間に曲の世界に引き込まれます。このアルバムはコアなファンの間では評価がいまいちっぽいのですが、それは途中でアニーでなく男性ボーカルの曲があるからかもしれません。ルネッサンスにしてはわりとカラッとした明るい雰囲気であるのも、ブリティッシュロックファンには物足りないのかもしれません。しかし、アルバムにみなぎる前向きなパワーは彼らの全アルバムの中でも圧倒的と思います。なるべく大きめの音量でこの「四季」の世界に浸りきっていただければと思います。
・「ライヴで聞いた「OPENING OUT」は感動のあまり涙腺が緩みそうになった」
78年発表の8作目。何によって刷り込まれたものなのか覚えていないのだけどアニー・ハズラムの声には「SEASONS」という言葉が思い浮かぶ。その「SEASONS」がタイトルに入っている本作は最も彼女ららしい作品の一つだと思う。前作は大作路線を引きずった作品であり、次作はコンパクトなポップ路線の作品ということで、本作はその中間的なおいしい作品ということになるだろう。本作はオーケストラのアレンジがかなり動的で、かつスケールが大きい。前作よりはかなりカラフルでポップな仕上がりだが、クラシカルなアレンジの作品としても一つの頂点的な作品と言えるかもしれない。曲の出来も素晴しく、特に1.はライヴで聞いた時に、その素晴しさに思わず涙腺が緩みそうになったほど感動した名曲。その他の曲も出来がかなり良く、曲のみならずスリリングなアレンジも存分に楽しめるクオリティの高い仕上がりだと思う。静と動の対比を生かした流れるような曲展開は息を飲むほどの素晴しさ。まさに名盤と言う奴だと思う。アレンジャーとして今回参加しているのは、E.L.O.でも有名なルイス・クラーク。彼らしいど派手なアレンジが見事な効果を上げた作品と言えるだろう。
・「肯定しながら葬送する。そう、それこそが再生(Renaissance)だ。」
この一枚は確かに前作までとは創作姿勢が違うが、だからと云ってそれは決して過去を否定した訳ではなくて、新しい流れの中で再構成をしただけに過ぎません。この一枚にも「燃ゆる灰」や「お伽噺」に匹敵するほどRenaissanceの好さが詰まってます。
如実に再生の意を汲み取れてやはりそこからは凡百バンドとは一線を画するセンスの良さを感じて取れる小品群に、豪華絢爛なストリングスはRenaissanceだからこそ自然に融和し表現できると改めて感じさせてくれる「A Song for All Seasons」などは名曲です。
だがやはり本作のハイライトは...そう文字通り言葉通りのハイライトは「Northern Lights」しょう。もうね、、光(アニーの歌声)が降りそそいでくるわけさ。。本当に暖かい気持ちになれます。
最近久しぶりにRenaissanceの作品を聴いていて思いましたが、季節が巡るように音楽の評価と云うものも、その時分の時代性を反映して変わっていくものですが、今の過度に飽和状態になったが故に画一的な表現を良しとした音楽シーンが終わったとき、そこにあるのは良い意味で未知の価値観を追い求めず新旧をブレンドさせた動乱期が来るんじゃないかと個人的には思っていますが、その中で、Renaissanceが創り出したあまりに自然な音楽達は、その手本となるべく高い再評価を受けて然るべきだと個人的にそう強く思いますね。
・「自然体の美しさ」
英国のクラシカルロックバンド、ルネッサンスのアルバム。1978作個人的にルネッサンスというと「NOVELA」まで、という思い込みがあったので、まだこのアルバムを聴いておりませんでした。しかしながら、実際にはその素晴らしさはむしろ前作以上で、雄大なオーケストラをバックに、初期よりもキャッチーになったメロディと、歌姫アニー・ハズラムの美声がじつに耳に優しく響きます。「四季」というタイトルのように、自然体の美しさとやわらかさで聴かせる作品
・「柔らかな機械 5号」
ワイアットが抜けた1972年リリースの5作目。Side oneはフィル・ハワードが、Side twoはジョン・マーシャルが叩いてます。
全7曲の内4曲をラトリッジのオリジナルが占めてます。「All White」、「Drop」、「As If」、「Pigling Bland」とどれも彼らしいクールかつエキセントリックな内容で演奏の緊張感もすばらしいですね。ただ惜しいのは前半2曲はフィル・ハワードが叩いてるんですが、彼はやはりジョン・マーシャルと比べるとさすがに役者不足で、コチラもマーシャルが叩いてたらなぁーと思うのも事実だ。ただ曲の出来は申し分ない。滴の効果音を入れ、後は永遠ラトリッジのオルガンが唸りまくる「Drop」。まさにフリー・ジャズでゲスト参加してるロイ・バビントンのこの世のものとは思えないダブルベースの弓弾きが堪能できる「As If」。シンプルなテーマを繰り返すだけなのにインプロヴィゼーション要素を高めることによっていつ聴いても飽きない「Pigling Bland」と実に多彩。
ヒュー・ホッパー作の「M.C.」やエルトン・ディーン作の「Bone」も中々面白いが、ちょっと「狙いすぎ」かなぁーって感じも否めない。
「LBO」はジョン・マーシャルのドラムソロが2分間愉しめます。実に幸せ。
個人的には前作よりパワーアップしたこの路線は大好きですね。
・「フリージャズ路線の到達点」
ワイアット脱退後の新ドラマーにフィル・ハワード(キース・ティペット・グループ)、ジョン・マーシャル(キース・ティペット・グループ、ニュークリアス)が順に加入し、片面ずつを担当。管楽器奏者はエルトン・ディーンのみになり、これまで以上に彼のサックスが前面に押し出されている。特に前半はハワードのきめ細やかなシンバル・ワークを特徴とするジャズ的なプレイとも相まってグループ史上もっともジャズに接近した内容になっている。同時期に発表されたディーンのソロ作「ジャスト・アス」に近い感触もあるが、決してフリー一辺倒に流れることはない。グループらしいクールネスと整合感を生み出しているのはあくまでラトリッジ&ホッパーの存在である。緊張と弛緩、シャープな演奏と幻惑的な雰囲気が見事に調和したこの時期のグループが志向したフリージャズ路線の到達点だろう
・「ジャズロック?」
音楽の進化はとどまるとこを知らない。極限までジャズとロックの可能性を追求した第5作!エルトン・ディーン在籍、最後の作品。
ここにきて完全なジャズロックに変貌しまったソフツよりコンパクトにソリッドな音になった感じ。なかでもラドリッジのオルガンとディーンのエレピがからむ②が印象的!
・「フリージャズ!!!」
前作『FOURTH』を最後にロバート・ワイアットが脱退し、ドラムにフィル・ハワードと、ジョン・マーシャルが加入したソフツの5枚目のアルバム。前々作『THIRD』からジャズ嗜好を表面化させてきたが、今作ではその『THIRD』から加入したエルトン・ディーンが主導権を握り、ついに完全な(フリー)ジャズを演奏。『THIRD』、『FOURTH』にあったような大作はなく、どの曲もコンパクトにまとまっており、クールかつ聞きやすい作品に仕上がった。他の作品に比べ地味な感じは否めないが、完全ジャズモードのソフツを記録している意味でも傑作と言える。
・「イエスのアマチュアリズムが炸裂」
このアルバムでは、リック・ウェイクマンは前向きに参加していない。「古代文明」なんてひどいものだ。ボーナス・トラックの仮録りの方が、よっぽどリックの音が入っている。リックのソロの全盛期と重なったためではあるが、「海洋」ツアーも気持ち半分で参加したようだ。そういう流れで、ジョン・クリス・ハウ・アランといった、ほとんと独学でロックのビート・バンド、サイケデリック・ブームメントを渡り歩いた4人のロッカーの力で出来ている。ビルやリックといったクラシックを基本的にマスターした、力のあるミュージシャンが関わっていない。もちろんモラーツも。でも逆にそれが、イエスの曲作りの核であるジョン、ハウが制限なしに好き放題やれることになっていて、イエスファンとしては、そこが何ともうれしいのだ。
2.「追憶」はライブで演奏しなくなってしまったが、このアルバムのテイクで文句ないと思う。完璧である。後半の高揚感なんて、とても気持ちが良い。1.「神の啓示」、4.「儀式」は、今尚本人たちによって、最高の演奏を求めて再演・改編されて続けている名曲。そして、ことあるごとにバンドを出入りしているリックが、当然のごとく再演に協力しているのが、とてもうれしいのである。
・「これは単なるリマスター再発盤ではない!」
これまで何回となくリマスター盤とか紙ジャケ盤とかで再発が繰り返されてきたイエスの作品群。だが今回のボーナストラック付の再リマスターシリーズは注目したい。特にこの作品は要注目。まずは1曲目のイントロ。30年来、LP、CDで聴いてきたものは、いきなり例のお経のようなジョン・アンダーソンのヴォーカルではじまっていたわけだが、何と2分間のイントロが追加されているのである。音質も前回のリマスター盤より骨太な印象が強く、個人的には気に入っている。ボーナストラックに関しては、意見の分かれるところだろう。未公開トラックが聴ける楽しみと、オリジナルのコンセプトに徹して欲しかったという思い、ファンの気持はちょっと複雑かもしれない。
・「迷走、迷妄、迷宮入り。」
1973年リリースのイエスの2枚組みアルバムです。「神の啓示」、「追憶」、「古代文明」、「儀式」というパートにわかれていて全体を通して初めて世界観が構築されます。
この作品は本当に評価が難しくて、僕は基本ひねくれ者なのでこうゆうひねくれた作品だと余計に客観的に判断し易くなるんですが(笑)、ごく「自然」に聴くならばこの作品は本当に100か0になるじゃないかなと思います。深淵に臨むようであり、迷宮入りになりそうなその世界観への過程そのものに魅力を感じて、それこそ麻薬のように手放せなくなる人もいるだろうし、本作はやっぱり冗長でこれを聴くなら他のイエスのアルバム2枚に手が伸びるって人に極端にわかれる気がしますね。
賛否両論の意見の中でやはり一番は長さとゆう部分だろうし、詩の世界に関すれば散漫とゆうより抽象的すぎて意味不明ですからね。
ただ流れるままに耳をすませばハッと驚くようなものに遭遇したり、うっとりできる美しい場面に出遭ったり、本当に物語のある音響世界なんです。個人的にはハウのacoustic guitarの音色が美しい「古代文明」や、まさにイエスファンなら感情移入できる旋律で溢れている「儀式」などが好きですね。
癖になる作品であることは間違いないけど、その癖になるまでのお気に入りになるかどうかが人によって極端な作品だから誰にでもお奨めとはいかないんだけど、一聴の価値がある事だけは確かです。
・「賛否両論ある作品だが、30年後の結論として、傑作である。」
またリマスター版がでたわけだね。各リマスター版の音質の比較もどなたかにぜひしていただきたいが、私はそれぞれのバージョンのCDをもっているわけではないのでできない(今、これしか持ってない)。・・・リアルタイムで聞いていたときも、プログレ最盛期にあって、どのものにも(イエス自身の作品も含め)劣るものではないものとして聞いていたが、後に、この作品に賛否両論あると聞いた。否定的意見として、冗漫である、水増しされている、難解だ、などなどの意見があるが、(まあ確かに冗漫という意見はわからぬでもないけど)昔も今も、とても難解には聞こえない。きわめてPOPで色彩豊かな作品である(音の広がりや感触や作品の味に、録音に乗り気でなかったリック・ウエイクマンの貢献が大であると思う。特に1曲目がすばらしい)。『危機』のような緊迫した構成、時間軸で作品が作られてはいないのである。一緒にしてはいけない(ちなみに個人的には「リレイヤー」がベストである)。こうして30年後に聞きなおしてみても、今のさまざまなものを聞いてきた耳においても、新鮮さと、この作品の中でしかひたることのできない空気と彩りと、広がりと豊かさがある。これにひたらねばこのアルバムを聞く耳として損である。イエス初心者にも、気軽に聞く事ができるものであることと、フレッシュな風とイメージをいくつも耳を傾けるものに送る作品である事をお勧めいたします。ひたれよ。
・「プログレの金字塔的大作」
アルバム発表当初は、4楽章編成の長い曲が、いかにもプログレ全盛期を象徴していた様に思う。しかし、その内容の豊富さに、レコード針が擦り切れる程、繰り返し聴いた。このリマスター盤が発売されて、喜んで購入した。「神の啓示」の冒頭部分は平坦な旋律の神秘的で、曲全体のファンタジックな展開を予感させる。曲はタイトルからしてものものしいが、イエスの曲の常であるが、歌詞が観念的で、より神秘的な印象を受ける。
「儀式」はライヴのレパートリーとして、演奏される機会が多かったが、全体を締めくくるにふさわしい、ダイナミックな曲だ。曲はジョンが中心となり、ハウやクリスなどと共に作られているが、リックは参加していない。イエスにおけるリックの位置は、才能あふれるキーボードプレーヤーだが、イエスの音楽制作にあまり溶け込んでおらず、素晴らしい演奏だけを聴かせてくれる。リックの創作は、主にソロアルバムでなされている。
プログレの大作の歴史的金字塔だ。
・「クリスタルボイスとメロディーが調和した音世界」
美しい音楽を作り続けるRenaissanceの最高傑作のひとつです。透明感にあふれるアニーハスラムの声、メロディー、楽器、全てが調和しています。ここで彼らが到達した音世界には、盛り上がる部分も含めて、その調和ゆえにシンプルで静ひつな美しさが漂っています。マイケル・ダンフォード、アニーハスラムを擁してからの彼らの音楽はジャンルに納まらない、フォーク(トラッド)、ロック、クラシックの融合したものでしたが、このアルバムにいたっては、純粋に音楽として通じる普遍的な良さゆえに、もうプログレッシブロックに分類されるのが気の毒なくらいです。念のため書きますが、私はプログレは好きですが、その私でさえそう思うのです。イギリス版・日本版と、このアメリカ版はジャケットの絵が違いますが、中身の曲目は同じです。少し大げさかもしれませんが、このような音楽を生み出したイギリス文化の奥深さとこのバンドの才能と力量に、敬意を表します。
・「重厚な作品」
ルネッサンスの作品の中で最も湿度が高くなまめかしい音造りと思う。特に1から3曲への流れは世界観の変化がすばらしい。ジャケット違いで二種類あるがこちらはリマスターされている。
・「Peter Bardensよ永遠に」
昨年、Peter Bardensがこの世を去った。ちょうどこのアルバムをはじめとするCAMELの一連のリマスター盤の発売を前にしてのことで、ショックは大きかった。特に思い入れの深いこのアルバムでの彼のキーボードプレイは、Andy Latimerの独壇場を許さず、確固としたポジションをキープしている。
このアルバムほどサウンドとジャケットが一致するものも珍しい。淡い夢み心地の色合いそのままに展開する幻想的なサウンドは、ブリティッシュ・プログレと呼ばれるジャンルの中でもGENESISやフランスのTai Phongをまぜ合わせたような浮遊感に溢れている。傑作である。
・「美しいロック~おとぎ話やRPGのような音世界」
まるでロールプレイングゲームのテーマ曲のようなオープニングから、最後まで、とても美しく、ファンタジックな雰囲気のアルバムです。アルバム全編に渡って大々的にフューチュアされているキーボードはとても美しく、ギターも適度に湿り気を帯びた繊細なサウンドでとても良い感じです。エフェクトがかかったようなヴォーカルもひとつの楽器のような使われ方をしており、上手く楽曲に溶け込んでいます。またフルートが非常に効果的に使われており、このアルバムの魅力を増すことに貢献しているように思います。
ジャンル的にはプログレの部類に入るのかもしれませんが、どの曲もメロディが非常に美しく、とても聴きやすいので、普段そういった音楽に馴染みのない人でも、それほど身構える必要はないかと思います。 ブリティッシュロックならではの、美しく、気品に満ち溢れた音楽です。
・「間違いなくキャメル最高のアルバム」
キャメルの・・・。と云うよりアルバムとしての完成度では秀逸である。個人的には6曲目の"Air Born"が最高に気に入っているが、邦題は「ゆるやかな飛行」で、珍しく?ピッタリはまってくる。全体を通してファンタジックでムディーなトーンで覆われており、女性が聞いてもかなりしっくりくるのではないだろうか。アナログレコードに入っていなかった?8曲目以降のボーナストラックもファンならば喜ばれる。ただ1点残念なのは、CD化されたことによってか、低域と中高域のバランスが狂ったようで、アナログ盤にみられた包み込まれるような、やわらかく芳醇な低域がスポイルされてしまったことだ。全体的にレンジが狭くなった感じで時代に逆行する思いだ。キャメルを分からない人間がCD化したのかは知る由も無いがこういった手抜きのCD化は非常に残念だ。
・「オリジナル・メンバーでのラスト作。名曲ルナシーはぜひ聞いてほしい」
76年発表の4作目。オリジナル・メンバーによる最後の作品であり、本作をもってベースのダグ・ファーガスンが脱退する。本作はムーグのシンセが全編で大活躍しており、あの暖かみのある不器用な音色を楽しむには最適だと思う。またオルガンのプレイは特筆ものであり、エレピのプレイなどを含めて鍵盤関係は特に聞き応えがあると思う。作品としては地味なポジションになりそうだが、彼ららしい高水準の楽曲が揃っている。1.の現代音楽的な響きを持ったシンセを中心としたインストは聞き物。キャメルらしいトーンは保ってはいるものの、かなりエキセンントリックで刺激的なサウンドを出している。2.ではメランコリックな演奏にアンドリューの美しいフルートが絡み、直後に物憂気なヴォーカルが登場するキャメルらしい佳曲。この流れはなかなか素晴しい。3.はムーグとハモるギターの音色が美しいインスト曲。キャメルらしいフュージョンっぽい曲であり、この曲のオルガンのソロはキャメルのオルガン・プレイの中でも一、二位を争う出来だと思う。5.は哀感溢れるアンディのヴォーカルが素晴しい曲。プログレを強く意識した複雑な展開はこの時期のキャメルならでは。やはりピーターのオルガンが光っている。6.はピアノをバックに演奏されるフルートによるイントロが素晴しい。ちょっぴり演歌っぽいメロディと変則的なリズムはクリムゾンのファンなら直撃級。ソリーナ?っぽいストリング・マシンの音色も感動的。7.はスティーヴ・ハケットならば「スペクトラル・モーニング」的位置にあるキャメルのインスト曲の代表作の一つ。アンドリューの素晴しいギター・ソロが満喫出来る名曲である。
・「「The Snow Goose」と並ぶ名盤。」
名作コンセプトアルバム「The Snow Goose」でその地位を不動のものとした彼らが余裕を持って制作した4thアルバム。「Mirage」のような荒々しさに前作のような滑らかな感覚でかぶせた本作はファンの間からも人気が高く、前作と共に最高傑作と呼べる作品だ。名曲揃いの本作であるが、その中でも特筆すべきは最終曲「Lunar Sea」。7拍子の疾走が印象的で、本当に月面の湖の上を飛んでいるかのような感覚を味わうことができる。ドラマーのワードが作曲していて、彼のセンスをうかがわせる。プログレファンは勿論のこと、70年代のロックファンは是非とも聴いてほしい一枚だ。
●Ever
・「だいぶ大人っぽくなった」
ヴォーカルのピーター復帰作。モダンなプログレサウンドやってます。
・「初期の代表作」
1stアルバムではどちらかというと小奇麗にまとめられた典型的なブリティッシュハードロックをやっているのに比べ、2ndであるこのアルバム以降は、いい意味でかなりアクの強い内容である。暗く、重いそのサウンドの中にも、どこか受け入れ易さを感じる楽曲は、やはりリーダーでKbのVincent Craneの存在が大きいだろう(彼は80年代にはKim Wildeなどにも曲を提供している)。今聴いてみるとオールドでサイケなヘヴィーロックなのかも知れないが、いわゆるそのあたりの音をあらかじめ意識して作られたアルバムとは根本的に違う印象を受けるのは、それがオリジナリティの追求の結果だったからに違いない。ギター、ドラムも個性的なプレイを聴かせてくれる。Vincent Craneは80年代の終わりに他界されたという。もっともっと評価されるべきアーティストだと思う。・・・合掌。
・「E.ジョブソン参加で最高作に」
イギリスのプログレバンド、カーヴド・エアの4th。1973作いったんバンドを離れたダリル・ウェイに代わり、若き日のエディ・ジョブソンが参加。そのことからも現在ではエディファンからの人気が高い作品であり、バンドのディスコグラフィー中でも異色のアルバムといえるだろう。サウンドは初期の頃に比べるとずいぶんすっきりと整理されてきていて軽やかで優雅な演奏に乗るソーニャー・クリスティーナの歌声が美しい。エディの艶やかなピアノはやはり素晴らしく、またヴァイオリンの方もダリルに負けじとテクニカルに弾きまくっていて、このアルバムをクラシカルに彩っている。前作「ファンタスマゴリア」とともにバンドの代表作と呼ぶにふさわしい出来だ。
・「エディ・ジョブソンのデビュー盤・・・だけでは失礼な名盤」
73年発表の4作目。プログレでは非常に人気の高い当時17歳だったエディ・ジョブソンのデビュー盤として長らくCD化が望まれていた作品であり、エアの最高傑作と評価する人も多い名盤。前作で主要メンバーの3人が脱退してしまい、グループはほぼ解散に近い状態にまでなってしまったが、残ったソーニャとマイク・ウェッジウッドはエディ・ジョブソン(k、vln)、カービー・グレゴリー(g)、ジム・ラッセル(dr) を加えて本作を発表した。キーボードとヴァイオリンという主要楽器と作曲という基幹を支えていたダリル・ウェイとフランシス・モンクマンの2人の役割を一人でこなしたエディの評価は本作でも非常に高く、技術的にも水準が高い。しかしながら本作での主役は明らかにギターのカービーだろう。ハード・ロックに近い硬質なプレイはグループに活気を与えているし、従来のグルーブにはなかったドライヴ感を加えている。1.はギターのカッティングが印象的なポップなナンバー。何となくポップ期のキャラバンに通じる明るい雰囲気を持っており、途中のシンセ、ギターのリードという流れもそれを感じさせる。何にしても従来のエアではあり得ないストレートなロック曲だ。2.はトラッド・フォークっぽい曲だが、屈折したコード進行とソーニャの歌声が悩ましい。モジュレーションを活かしたシンセの音色も個性的だ。3.はクラシカルなピアノが印象的なソーニャとエディの共作による、この時期のエアの代表曲。ルネッサンスに通じる雰囲気を持ちながら、エアらしさも兼ね備えた美しく、ドラマチックな曲である。中盤はエディの独壇場。5.ではエディのヴァイオリンも登場する。ダリル・ウェイと比べるとやや線が細いが、神経質そうな演奏はまた違った味わいがある。8.もこの時期の代表曲といえるドラマチックな曲であり、陰鬱で美しいメロディはエアの良い部分を摘出したかのようだ。名曲。グループは本作の後、一旦解散となり、マイクはキャラバンへ移籍、カービーとジムはストレッチを結成。エディはロキシー・ミュージックに移籍した。
・「エディージョブソンの最高傑作」
U.K.の頃から、ヤマハCS-80という伝説的なシンセを駆使して独特な音響を組み上げる事でも知られていたジョブソンは、プログレの世界観に基づいたアクロバット感覚のシンセ/キーボード演奏を好むリスナーにとって最高の作品を作りました。しかし残念ながら、この方法論に至高の価値を見出すリスナーは音楽シーンにおいては少数派であり、2005年末の段階で付けられている驚異的なプレミア価格は、この作品が如何に「少数派のリスナーからの熱狂的な支持」があるかという事を物語っている…と言えるでしょう。再リリースの予定はないそうですが、出来ればもう少し手に入れやすくなってほしいものです。
・「古楽ロック」
初期のアルバムだけあって古楽色が強い。1曲目のリコーダー早吹きは至芸。曲自体は変哲の無い古楽アンサンブル。やはりなんといっても12曲目Midnight Mushrumps。物悲しげなオルガン、牧歌的なファゴットの響き、繊細なギター演奏、ロックとは程遠く、かと言って古楽アンサンブルでもないオリジナリティー溢れる音楽。耳に優しく心に温かい作品。誰にでも薦められます。
・「ロックミュージックの可能性」
このアルバムはすごい。ある意味このアルバムのエッセンスは『Echoes』一曲に凝縮されているといってもいい。ロックという範疇では語れない人間の精神の深みと寂寥感そして希望を巡る旅を表現するかのような『Echoes』。虚無感にひたりながらもそうしたことの先には希望の明かりがあり、そこに向かっていくかのような展開。かつてこれまで精神性を表現したロックがあったろうか?アルバム『狂気』も素晴らしいがピンクフロイドの珠玉の一曲は『Echoes』ではないかと私は思う。素晴らしいアルバムである。
・「エコーズの為だけのレビューです」
あの「ピン!」という音は、何の象徴なんでしょうか。あの張り詰めた「ピン!」で始まり、以降はその「ピン!」を主題とした、壮大で無限大とも言える秀逸なイメージの探求を、このエコーズは、我々に要求します。イメージを、「見せつけられる」のではなく、自分の脳から「引きずり出される」感じでしょうか・・・・。とにかく恐ろしく「想像」を、「喚起」されるのです。
それは説明しようが無いくらい、おそろしく「抽象的」なものですが、決して曖昧でぼやけた脆弱な性質のものではありません。繰り返しますが、「抽象的」ですが、「正確」で、「強烈」なのです。
「宇宙創世時の特異点」「原始生命体誕生時の化学反応」「受精卵の神秘」「一人間としての誕生と意識の覚醒」・・・・・あの「ピン!」から引きずり出された私の代表的イメージはそれらのものですが、聴く人によってはイメージは正に無限大と言えるでしょう。私も体調と気分によっては、「ピン!」の主題は無限に変動します。いつか半覚醒状態で「エコーズ」を聴いてる時、「宇宙創世時の特異点」以上の怖ろしい何かが頭にめぐっていたような経験がありますが、それがどんなものであったかは、言葉では上手く言い表せません。
自分の中の「未知」の「想像力」を垣間見て見たい方・・・「エコーズ」・・・を聴くだけで、貴重な体験ができるかも知れません。
・「ピンク・フロイドミュージックの完成形、「エコーズ」」
「原子心母」における実験の成功によって、自分達の音楽性の追求が可能になったピンク・フロイド。そんな彼らがバンドとして最もまとまりのある時期の作品が本作。全体に陽光の暖かさのようなものが感じられ、傑作「狂気」と対を成しているようにも感じられる。ギルモアのギターが炸裂し、後の作品につながっている「吹けよ風、呼べよ嵐」、「Fearless」「A Pillow Of Winds」等良質な小品である。しかし、やはりこのアルバムはなんと言っても「エコーズ」、この曲に限る。この曲はサイケデリックだとか、プログレだとかそういう概念を超えて「ピンク・フロイドミュージック」を聴かせてくれる。この曲を一回目をつむって聴いてほしい。まるで宇宙を旅しているかのようなトリップ感覚を体験することができるはずだ。しかしこのアルバムが最高傑作と呼ばれる時期はすぐに終わってしまう。なぜなら、サントラ盤「雲の影」を挟んであの「狂気」がリリースされるからだ(私的には本作が一番好きだが)。にしてもこのアルバムのわずか4年後に「炎」のような暗黒的アルバムがリリースされるとは誰が予想しただろうか?
・「究極の名曲」
もう四半世紀以上ロックを聴いてきましたが、一曲挙げろと言われたら「a day in the life 」 beatlesか、この「echoes」のどちらかを躊躇せずに挙げます。要するに私にとってロックとは、耳から入る無害な麻薬だったと思います。ベスト版にも短縮されたものが入っていますが、あれじゃ困ります。この催眠性のある「繰り返し」が大切だからです。
・「トップアーティストに」
ずっとデビューから聞いていた者としては、この「エコーズ」の入っている「おせっかい」でトップにたったと思っている。毎日学校から帰ったらまずこれを聞いていた。単純な構成なんですがねえ・・・今聞いても良いですね。その後のオフィシャルのライブには収録されないのが残念です。レコード時代は各国のジャケットの色が微妙に違っていて面白がって買い集めたから何枚あるか分からないです。中間の宇宙的世界から段々ベースラインが響いてきてボーカルが被さる一瞬が聞き所です。この一瞬を聞くためにそれまでの音があると言っても過言ではありません。
・「贅の限りを尽くした大作」
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・「ロックバンド・混声合唱のための協奏交響組曲」
クラシック風にこの大曲を表現するとタイトルのようになります。この作品、もちろんプログレッシブロックの金字塔の一つと言えますがロックバンドの部分を、慎重にオケのほかの楽器に移行すればそのままクラシック音楽の「交響組曲」になると言っても差し支えありません。ロンドン交響楽団とのオリジナル公演は1時間40分だったので当初はレコード2枚組み、リックによる220ページのブックレットに数枚のスライド同梱、円型ジャケットという計画だったようですがオイルショックなどの影響で45分、レコード1枚、見開きジャケットに数ページの写真集という体裁になったようです。(当時の日本語ライナー・ノートより)翌年には次作の「アーサー王と円卓の騎士」の一部もひっさげてワールドツアーに出ました。アメリカ大陸(カナダではナショナル・フィルと競演)・日本(指揮はレコードと同じD・ミーシャム)・オーストラリア(TV放送がDVD化されています)など一大イベントでした。リックの音楽観は映像との並存、ストーリー性、オーケストラ的音響などを尊重するものだったのでしょう、この後「ホワイト・ロック」や「バーニング」などの映画音楽へ活動の場を広げてゆきました。私にとっては「アーサー王と円卓の騎士」と共に正にベスト・オブ・ベストのフエイバリッツ・アルバムです。
・「映画と物語と音楽―ロックと交響曲とプログレ―みんな違ってみんないい」
リアルタイムで聞いた人間としては、身近に置いておきたい名盤の一つ。今でも聴いていて落ち着くし、作品世界の中に入っていけるし、何よりも、飽きない。そして、ある意味「古き良き時代」を思い出させてくれる。 プログレがプログレたる所以として、その「超大作」ぶりと長時間演奏、実験的作品効果、意図的表現がよく取り上げられるけれど、まさにこれはそのいい例だなあと思う。リック・ウエイクマンは色々バッシングも浴び、キース・エマーソンと比較されるけれど、二人ともしたいことをして、オーケストレーションにこだわった点では同じ。リックは視覚的要素と物語性にもイマジネーションの源泉を見出していて、どうしてもそれを同時並行して使いたがった、発表したがったという点では、キースと一線を画すると思う。 本当に若かりし頃の作品という感じで、メロディラインが甘い。楽器にしか聞こえない下手糞なボーカル選びまで、合唱を付ける「大作」特別盤仕立てにこだわる辺りが、リックの贅沢好みを反映させているかもしれない。実際ワイルドに目立つよりも、知的に目立ちたいタイプだしね、リックは。(その顔の割に)
みんな違ってみんないい。やりたい事やればいいで、イエスから脱退したり再加入したりと忙しかったリックの軌跡を思うと、ホント正直なミュージシャンだったなあと思う(私は年取ったのでしょうか?)。
・「1974年発表」
初期3部作の2作目。ロンドン交響楽団などとの実況録音盤です。ジュール・ヴェルヌの同名作をもとに制作された大作で、朗読やコーラス、クラシカルなオーケストラにロック・アンサンブルと、盛りだくさんの内容。
・「オーケストラと共演した壮大なサウンドのコンセプトアルバムです」
74年発表のソロ3部作の2作目となるアルバムです。前作同様、コンセプトアルバムとなっているのですが、今作では、ヴォーカル、コーラス、ナレーションに加え、ロンドン交響楽団までが共演したライブアルバムとなっており、ジュールベルヌの「地底旅行」をモチーフにウェイクマンが描いたストーリーを4パートに渡り展開していきます。ウェイクマンのキーボードも、オーケストラやヴォーカルの間を縦横無尽にかけめぐり、壮大で聞き応えのあるサウンドになっています。また、セールス的にも、全英1位、全米3位を獲得した大ヒットアルバムです。ただ、前作がイエスの「こわれもの」等にも通じるサウンドであったのに対し、今作は、完全にウェイクマンワールドになっておりイエスサウンドを期待して購入されると、がっかりされるかもわかりません。個人的には、ハイトーン気味のヴォーカルが苦手なので、星は4つにしますが、壮大なロックシンフォニーが好きな方にお奨めのアルバムです。
・「エイジアより数段良い!」
yes、family人脈で聴いたUKはファーストが小難しくていまいちでしたが、これは分かり易くて傑作となりました。ジャケもヒプノシスですし、トータルのパッケージングにも力入ってます。BILLのファンでしたが、ZAPPA人脈のTERRYがすんごい。並みのドラマーではありませんでした。楽曲が粒揃いです。捨て曲なし。ポップだけどディティールまで聴ける本物プログレですな。WETTONのボーカルもお子さま向けエイジアなんかより数段良い。クリムゾンの太陽と戦慄の好きな方、絶対どーぞ。
・「この時代でのJ.WETTONの理想形に近いのでは…。」
J.WETTONのポピュラー指向を嫌ってアラン、ビルの脱退を招き“また一枚で終わりか”とのムードを打開するかの如く、所謂「プログレ」のレンジを大きく広げた功績は大きい作品ではないかと思います。特に、ザッパスクールの伝手でE.JOBSONが担ぎ出したT.BOZZIO大先生の貢献があっての話。当時、ザッパ(テリー在籍の頃はレコード会社との契約の問題で、御大が納得して送り出した作品は少なかった時期)在籍後半からブレッカーズ等々、その独自のコンセプトに基づく超絶ドラミングがひっぱりだことなり、このUKのセカンド、次で最後になるライブインジャパン『NIGHT AFTER NIGHT』で当時のドラミングのピーク(その後のMISSING PERSONS以降は長くなるので話は割愛)を迎えたと思っています。トリオでのプログレ、限界的なところまで追求できている、かつライブでも手数の多いBOZZIO大先生、E.JOBSON師匠の活躍もあってスカスカ感が全くない素晴らしい仕上がりになっています。曲も前述のとおり凝り過ぎたものはなく、変拍子、少し長めの曲にプログレ的な要素が感じられるものの、多くの方に受け入れ易くなった、つまりはJ.WETTONのコンセプトがうまく反映し、メンバーもそれに呼応できたと思います。『NIGHT AFTER NIGHT』も併せてお聴きいただけると良いと思います。本作がなければASIAはなかったでしょう!
・「「プログレ」過渡期の名盤」
長らく日本盤廃盤となっていた作品が再発されました。プログレッシブロックの叙情性、ロックのグルーヴ、ポップの分かりやすさが高いレベルで融合した名盤です。個人的にはファーストより好きです。ファーストは小難しい、エイジアはポップすぎるという方も一聴の価値ありです。
・「文句なしのアルバム」
ファーストと比べると、演奏・曲・サウンドがまるでちがう。前作でのうっぷんをはらすかのように力強く迫力のある仕上がりだ。プログレとしては聴きやすいほうだが、なんといってもカッコ良さがある。やはり、ジョン・ウェットンはすばらしい(よくこんな曲つくれるな〜って関心する)。『デンジャー・マネー』『ジ・オンリー・シング・シー・ニーズ』『キャリング・ノー・クロス』は特にドラマティックで聴く者を圧倒させる(しつこいようだが、かっこいいな〜)。プログレ聴いてみようかなと思っている方には、ぜひ買ってもらいたいおすすめの一枚だ。
●妖精の森
・「プログレ好きには良いアルバムです。」
1曲目を聴いた時は、ジャズ要素の強い作品かと思っていたのですが、全体通して聴くと、意外と幻想的で、心地よいアルバムでした。ちなみにvoなどはほとんどありません。延々と爽やかな音が流れてます。おいらはいつも何か作業する時にBGMとしてよく部屋の中に流しています。とにかくいいアルバムです。
あ、ちなみにこれ演奏してるの日本人です。
・「世界進出の先駆的作品」
イタリアを代表するプログレ・バンド、PFMの世界進出を狙った’73年発表の作品。 イタリア本国で既に発表されていた1st、2ndから曲をえり抜き、英語の歌詞をつけて(⑤はイタリア語)編集された内容となっている。 本作がヒットしたという事実は、これが安易な寄せ集め作品ではないことを立派に証明されたといえるだろう。
確かな演奏技術は勿論、クラシック、ジャズに加え民族音楽的なバロック音楽のエッセンスをふんだんに取り入れ、静と動のコントラストが自然な形で、美しいメロディとなっている曲、その壮大なスケール感は全く否の打ち所がない。 世界進出に相応しい優れた作品は現在もなお、その魅力は輝いている。
・「シンフォニックロックの真髄」
最初の川が海に流れてくるような壮大なシンフォニーに度肝を抜かれます。そのあとののりのいいロックナンバーにもシンフォニーの要素が取り込まれています。それから素晴らしいのが三曲目のタイトル曲でこれはイタリアンなシンフォニック曲です。その後のインストゥルメンタル曲のオールドレインは部屋の雰囲気が変わるほど美しい・・・絶品です
・「プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ」
タイトルに書いた名前が略さないP・F・Mです。知り合いのチョコレート屋の名前をもらった、という伝説がありますが本当かどうかは知りません。
LPレコード時代はA面ばかり聴いていました。 1曲目から「セレブレイション」までは本当に名組曲。その後少しダレ気味になるからですが、そこらへんがちょっと惜しいと思います。 CDになってからは全曲通して聴きますが、LPレコード時代はひっくり返すのが面倒だったという理由もあったと思います。
でもイタリアン・プログレッシブ・ロックの名盤であることに疑う余地は全くありません。転調や変拍子も多く使われていますが、そこに奇をてらったような感触が全く感じられないことに加えて、主旋律の美しい曲が多いことが現代まで名盤と言われ続けている理由の一つであると思います。
なおその頃「イル・パエーゼ・ディ・パロッキ(子供達の国)」も良く聴きました。スタイルはちょっと違うけれどこちらも間違いなく名盤です。機会が有れば聴いてみて下さいね。
・「あまりに繊細で美しいクラシカルロック」
「こんなにも美しいロックがあるなんて!」最初聞いた時はかなりショックを受けた。イタリアを代表するプログレバンド、73年の世界デビュー作。EL&P、クリムゾン、ジェントルジャイアントなど英国プログレの影響をうけたサウンドにイタリアならではの叙情美を吹き込み、独特の優美でロマンチックな世界を形成。1stからの1曲と2ndにピートシンフィールドが英詩をつけたもの(1曲だけイタリア語のまま)に新曲を1曲加えた内容。イタリア盤の方が伊語独特の美しさがあったが、アレンジの点ではどちらかと言えば本作の方が私は好き。どちらにもそれぞれ違った良い所があるので優劣はつけられない。「人生は川のようなもの」は本当に、涙が出るほど美しい。クラシカルで寂しげなアコースティックギターで静かに始まり、フルート、オルガンなどだんだんと音が増えてきて、荘厳で悲劇的で激しいシンフォニックロックへとなだれ込むドラマチックな展開はいつ聞いても鳥肌立つ。「セレブレイション」は1stより短い曲構成。演奏の歯切れよさはこっちが上か。勢いある演奏から甘美な静寂に変化しフルートが踊る瞬間は相変わらずステキ!終わり方などは特にジェントルジャイアント。「幻の映像」は美しい夜の風景を連想させるような妖しい雰囲気で始まるが、複雑にして流麗な展開に翻弄される内に気付けば牧歌的でポップな空気に包まれる…あまりに鮮やか。新曲「オールドレイン」はクラシックの美しさとジャズのムーディーさが見事に溶け合うインスト。「晩餐会の3人の客」は伊語。端整なアコギ、フルートも絶妙。格調高いピアノソロが好き。「ミスター9〜5時」は元はインストだった「生誕」に英詩をつけた。テクニカルで奇抜。「プロムナードザパズル」は中盤、悲劇的なピアノ旋律をなぞり舞い上がるような美しさを見せるバイオリンに感動。
・「ただ1曲のためにだけ」
確か、ジャズ畑のある評論家先生(故油井正一先生だったか?)が書いておられたか、語っておられたか、その辺は定かではないのだが、「アルバムの中に1曲だけでも心ひかれる曲があるのなら、その1曲のためだけにそのアルバムを買うべし」という主旨の発言があったように思う。その教えを長年実践してきた自分にとって、このアルバムはまさにその好例である。個々の楽曲の質は非常に高いし、演奏技術も凄まじいものだが、ELP、イエス、キング・クリムゾンを聴き慣れてしまった耳には、まずまず標準的なプログレの音なのだ。1級品ではあるが、特級品かと言われると、思わず口ごもってしまう。 にもかかわらず、このアルバムを推す理由はただひとつ。冒頭を飾る1曲"River Of Life"の存在である。クラシックの室内楽を彷彿とさせる典雅なアンサンブルから始まり、予想外の展開を見せつつ(聴かせつつ?)、怒涛のロックサウンドになだれ込み、古き良きアナログシンセ+メロトロンの極上の響きで、いかにも日本人好みの涙腺ウルウル旋律をこれでもかこれでもかとばかりにたたみかけてくる。演歌とはほど遠い音でありながら、演歌に通ずるナニモノカを感じさせる、日本人の情感をくすぐってやまない名曲である。パッヘルベルのカノンや「メンコン」、あるいはフォーレのパヴァーヌなどを聴くたびに泣けて泣けて仕方がない、そんなセンチメンタルなあなたにぴったりの1曲。 くどいようだが、他の曲がショボいわけではない。1曲目が突出しているのだ。
●The Lamb Lies Down on Broadway
・「やはりこれかな・・・」
30年間も聞いているので、実は自分でも何が私の結論か分かりません。
ピーターガブリエルのエゴ大爆発と言う意見に「確かに・・」別に2枚する必要なかったんじゃない。冗長だ。「確かに・・」これはロックンロールだ。でもこれが僕は好きなんだ。とガブリエルは最後の曲で言っている。「そうなんだ。そうだろうな・・」いい曲も多いよ。「そうそう・・」
そんなに良く聞くアルバムではないですが、大好きなアルバムです。GENESIS聞いたこと無い人は3枚目位に買うとイイと思います。とか言ってホントは最初に買って欲しい。でもそれでスグ嫌われても・・・というのも本心。
PS.私は「Anyway」が好きです。八方ふさがりのとき聞きます。いい言葉です。
・「傑作!」
ミュージカル・演劇を想像させるイマジネーション溢れる音世界が素晴らしい。ガブリエル在籍時最後の、そして最高のアルバム。まずは、その音に浸ってみて欲しい。そしてThe Lamia。これが個人的にはこのアルバムで、そしてガブリエル時代で最も美しい楽曲と思っている。
ガブリエル独特の影の有る歌声、バンクスの美しいキーボード、そして曲のエンディングのハケットの素晴らしいギターソロとガブリエルのフルート、それを支えるフィルの繊細で表現豊かなドラムス。フィルがリードボーカルを担当してからも傑作は数多く生まれたが、このアルバムはガブリエルによって創造された芸術と思う。
・「ジェネシスではなく、ピーガブの最高傑作。」
まずジャケット。これまでの「Foxtrot」や「月影の騎士」等のファンタジックな絵とは違うヒプノシスのリアルなアートワークに目を奪われます。そして中のサウンドもファンタジックな前作とは対照的にソリッドで緊張感が張りめぐっています。そしてガブリエルの歌詞もファンタジー路線から、現実を直視したシュールなものに変わっています。この作品がピーガブ期の作品としては最後になってしまいましたが、その完成度は疑うべくもなく、今までの作品の集大成となっています。曲は基本的に全曲つながっているものの、あまりまとまりがなく、流れを意図的に断ち切りながら進んでいくような感じさえします。すると私たちリスナーは不思議と迷宮に迷い込んだような感覚になってきます。この「感覚」を気に入るか、気に入らないかでこのアルバムへの評価が決まるような気がします。私自身はすっかりはまってしまい、今では「Foxtrot」とともにヘビー・ローテーションが続いてます。ちなみに、この感覚を気に入った人は歌詞もじっくり読んでみて下さい。ますます迷宮に入れることうけあいです(笑)。
・「バンドが2枚組の新作を作る時」
バンドが2枚組の新作を作る時。それはイマジネーションもパッションも最高潮に達している時だというのが僕の持論です。Led Zeppelinの『フィジカル・グラフティ』、YESの『海洋地計画の物語』、ビートルズの『White Album』みんな新しい事をやりたいエネルギーに充ち満ちています。
ピーターのボーカル。トニー・バンクスのキーボート。フィルのドラム。ラザフォードのリズム。そしてハケットのギター。どれもがこのアルバムで完成の領域に達します。
『Rael』の物語。アルバムのインナーに綴られ、ヒプノシスに彩られています。この正確な日本語訳がどこかにないかなって思いながら、このジェネシスの最高傑作を僕も30年味わっています。
・「音楽の価値観を変える」
このアルバムに対するimpactは非常に大きかった!最初聴いたときはよくわからないというのが率直な感想。しかし聞き込めば聞き込むほど味が出てくるというか...アルバムひとつで壮大な音楽が完結する。曲をひとつ取り出して聴いてもわからないでしょう。一般うけは難しいと思います。2枚のCDを時間かけてゆっくり聴ける方のための贅沢な一品。
Genesisの最高傑作だと思います。(このLive Videoなんかあったら最高なんだけどね。)
・「恐ろしくヘビー、恐ろしくダークなセカンドアルバム!」
「Larks' Tongues In Aspic」から「Red」までのクリムゾンが好きな人にオススメのアルバムです。クリムゾンの世界に観られるような乾いた哀感を北欧のアーティストらしく冷ややかな、そして耽美的なサウンドで表現しています。荘厳に響き渡るメロトロンと、とてつもなくヘビーなリズム・セクションのコンビネーションは圧巻!
90年代を代表するプログレの名盤間違いなしです。
・「ジェネシス・ファンならマストアイテム」
1975年発表のスティーブ・ハケットの1stソロ。ジェネシスの全メンバーの中でもっとも早くに作られたソロ・アルバムです。リズム隊がフィル・コリンズにマイク・ラザフォードとジェネシスと同じというのもあってか、その音楽性は初期~中期ジェネシスと寸分も違いませんが、インストゥルメンタルの比重が大きいのがソロならではでしょうか。"Selling England by the Pound"や"Wind and Wuthering"あたりと聴き比べてみると面白いかもしれません。ボーカルの入った曲は3曲で、"The Hermit"ではスティーブ自身が、"Star of Sirius"ではフィル・コリンズが、"Shadow of the Hierophant"ではサリー・オールドフィールドがうたっています。また、弟ジョン・ハケットのフルートはガブリエルより達者です。
・「幻想的な魅力溢れる傑作」
超有名な傑作アルバム。スティーブ・ハケットといえば、ジェネシスのギタリストとして有名ですが、本当にジェネシスのおいしい所をかっさらったようなアルバム(笑)
もちろん、あの素晴らしい音楽性は彼の功績といっても過言ではないので、ソロが良い感じになるのはあたりまえ。
ヨーロッパ中世のおとぎ話を思わせる不思議な感じ。
それを高度な音楽性、技術で非常にうまく表現していて、多分、マニアは泣いて聞けます(笑)
基本的にインストで、絶妙のタイミングで歌もあります。
プログレにはまりたい人はマストです。後期ジェネシスやフィルコリンズから想像して買うと、この音楽性は全然違うのでビックリするかも。
グレコリオも含む聖歌のような中世っぽい感じが好きな人は全然問題ないかも♪
・「もう一つのGENESIS」
GENESISの怪奇幻想趣味の一翼を担ったギタリストの脱退後初のソロ・アロバム。ファンタジックなプログレッシヴ・ロックの傑作です。充実した楽曲の生み出す幻想的な空気がギタリストのソロ作品にありがちな弾き捲くり大会とは次元の異なる高い芸術性を感じさせます。
ポップでアクセスしやすいメロディにどこかダークな翳があるのが一番の特徴でしょう。初期のGENSISのファンにはお薦め。
・「高い幻想性そして翳のあるギター」
メンバーにフィル・コリンズとマイク・ラザフォードを加え、高い幻想性そして翳のあるギターで魅力一杯のアルバムに仕上がっている。何といっても特筆したいのはあのマイク・オールドフィールドの姉サリー・オールドフィールドの参加だ。『Shadow Of The Hierophant』での彼女の歌声を聴くだけでも価値があると思う。
このアルバム是非ともリマスターして欲しい!!!
・「プログレ」
ええええええと、スティーブハケットがまたまた来日するってんで、一緒に演奏する人物が=ヌーノベッテンコート、ポールギルバートだってんでええちいいと驚きを禁じえず。ハケットはすでに50才を過ぎている。やっぱリッチーコッツェンならわかるけどおおおお。
つうううわけでこのアルバムだ。幻想性、イマジネーションを大切にするカラフルなギタリスト。今聞いてもいいものはいいんだ。75年録音だからさ。ライブ会場には50代の男性ファンと20代の両方のファンでいっぱいになるのではないのか。プログレのマスターピース。10点中8点
もう少し共演するギタリストを考えた方がいいよ。やっぱリッチーコッツェンかグレッグハウかト二ーマカパインが妥当だろ。
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