70’s J-ROCK LEGENDS VOL.1 日本ロック伝説 其の壱 (詳細)
オムニバス(アーティスト), 外道(アーティスト), めんたんぴん(アーティスト), トランザム(アーティスト), 憂歌団(アーティスト), サンハウス(アーティスト), ミッキーカーティスとポーカーフェイス(アーティスト), 花伸(アーティスト), かまやつひろし(アーティスト), エイプリル・フール(アーティスト), サリー&シロー(アーティスト)
安全バンドLIVE!1974~76 (詳細)
安全バンド(アーティスト)
あんぜんバンドのふしぎなたび (詳細)
あんぜんバンド(アーティスト)
おとぼけ LIVE at 屋根裏 (詳細)
ダディ竹千代&東京おとぼけCats(アーティスト), 加治木剛(その他)
「10.嘆きのチャールストン はOZの春日さん作曲だ!」「やったね!」
あゝ、我が良き友よ(紙ジャケット仕様) (詳細)
かまやつひろし(アーティスト)
「気品あふれるムッシュの不良性に脱帽」「格好いい」
「沖縄」「お!」
「そういう彼らに有頂天」「一言では語りつくせません!!」「元祖めんたいロック。」「出だしからヤバイ!!」「絶対聞くべし!」
ラリーズハウス・セッション AT福生 (詳細)
裸のラリーズ & YELLOW(アーティスト), 裸のラリーズ(アーティスト)
「伝説のセッション」「驚異であり脅威」「黄色のラリーズ」
SHINKI CHEN(紙ジャケット仕様) (詳細)
陳信輝(アーティスト)
「SHINKI CHEN」
Live at LIVE INN (詳細)
ダディ竹千代&東京おとぼけCats(アーティスト)
「そこのあんた、買いなはれ」
「ニューミュージックの先駆者」
ろっこうおろし(+4)(紙) (詳細)
ジプシー・ブラッド(アーティスト)
「フォークロックでしょう?」
ROOTS MUSIC DVD COLLECTION Vol.9 ROOTS MUSIC 音楽祭1 (詳細)
中川五郎(出演・声の出演), 高田渡(出演・声の出演), 遠藤賢司(出演・声の出演)
「ライブコンサートが最高でした!」
ライヴ!!はっぴぃえんど (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)
「LP時代から数えて、このアルバムは1000回以上は聴いている。」「はぴいえんど再び」「涙、涙の解散でした」「文京公会堂」「なるほど。」
MIXED‐UP (詳細)
コンディショングリーン(アーティスト), CONDITION GREEN(アーティスト)
「絶妙なる アレンジじゃ・・ありませんか」「ROCK聴くなら必聴盤!」「若い人たちにも是非」「日本HM夜明け前」
放送禁止歌 (知恵の森文庫) (詳細)
森 達也(著)
「興味深い論考で、労作だと思いました。」「放送禁止歌など、どこにもなかった」「規制するのは誰?」「放送禁止など存在しない?」「いわゆる、「放送禁止歌」の背景など」
Dead Stock (詳細)
ダディ竹千代&東京おとぼけCATS(アーティスト), キー坊金太(アーティスト), なかよし三郎(アーティスト), ダディ竹千代(アーティスト), ボーン助谷(演奏), ヤクハチ(演奏), 五反田靖(演奏)
「泣き笑い」「まさか!と思ったけれど・・・・」「感激のCD化」「25年待ってました!!」
「聴きどころが満載」「日本語、そして日本の日常の美しさ」「今も流れる風街ろまん」「聴きどころが満載」「骨太日本」
グレーテスト・ライヴ ! オン・ステージ (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)
ハルヲフォン メモリアル (詳細)
近田春夫&ハルヲフォン(アーティスト), ハルヲフォン(アーティスト), 近田春夫(アーティスト)
「ハルヲフォンの幻の曲が満載!」
二十歳の原点(+2)(紙) (詳細)
四人囃子(アーティスト)
「祝CD化!!丁寧な仕事振りに拍手喝采・・・よくぞ紙ジャケでリリースしてくれました!!」「THE ALFEEの原点?!」「CD化して欲しくなかった」「復刻仕事、最高!! ただ内容は…」
シングルス・はっぴいえんど (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)
「チャートには昇らなくても心をヒットしたシングルたち」「すべてがはっぴいえんどではない」「日本語ロック」「はっぴいの入り口」
HAPPY END (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)
「最後のはっぴい」「はっぴいえんどラストアルバム」「モダンな50年代のアメリカを思わせる一枚」「はっぴいえんどからの最後の贈り物」「まさに風来坊」
ピュア・エレクトリック・ソウル (詳細)
CREATION(アーティスト)
「はじめて聞いた音みたいだ。」「ドリー・ファンク・ジュニア!」「約30年前の竹田氏のプレイを聴け」「お願い!!!」「今....聞いてグッと」
ブルー・ジェイド (詳細)
エディ潘(アーティスト), エディ藩(アーティスト)
「心ある音楽ファンにこそ。」
・「10.嘆きのチャールストン はOZの春日さん作曲だ!」
もちろん、OZのシングル発表が先。これは現在「ゴールデン☆ベスト カルメン・マキ セブンティーズ・ロック」に収録してあるのでCD時代でも入手可能。
で、この「おとぼけ LIVE at 屋根裏」、当時、NHK FMで放送されたことがあり、自分はそのテープを今でも持っている。
当時、TV(確か東京12chだったと思うが)でもドコカの屋外ライブを放送したことがあり、「豆腐をピックにしたベース演奏」とか、観客から様々なモノ、傘?など借りてなんでもピックにして演奏していた。(傘はスライド?演奏にし、豆腐はチョッパー?だった。)豆腐が飛び散るが判っているのに、喜んで逃げ回っているお客さんがうらやましかった。
正直、おとぼけCatsのオリジナル曲より、本CDでも「ギターバトル」として一部分だけ収録されているが、「今日のゲストは○×▼◇さんを呼んでます〜!」のコーナーで、ビートルズやクイーンやフーやウォーやリッチーやスティーブガットやイアンペイスやジョンロードやジェフベックやクラプトンやペイジやポーナムやジャコやコージーパウエルが出てくるのが楽しみなのであった。(そうる透さんが加入したときはコージーがより「っぽく」なって良かった。)毎回同じで、それがお約束で、だから腹抱えて面白かった。「これがライブだよ!」「やっぱりお客様を乗せないとね?」とか音楽やってた仲間と盛り上がれた。
小学生が月曜日に、「一昨日(土曜日)のドリフ見た?」と言うことで会話が盛り上がっていたように、おとぼけCatsが放送された翌日は、「おとぼけキャッツ見た?」でしばらく盛り上がれた。
正直、このCDは収録できない部分をカットしているので音トビのように感じるだろう。「音トビ等があります」との注意書きもある。音もそんなに良いものでもない。でも、1979年当時、こんなに面白いライブをするバンドがいたんだ、という証明がここにある。今入手しとかないと後できっと後悔する。きっと・・。そう考えて(FM放送を録音したテープを持っているにも関わらず)購入した。
僕より先にレビューを書いている「銀座のカンカンオヤジ」さんも(そのペンネームからして)リアルタイムにおとぼけキャッツを体験している方であると思う。
下北音楽祭、見に行きたかったなぁ・・・(そのうちまた追記します。)
・「やったね!」
伝説のコミックバンドが今蘇る! 往年のディープなロックファンにはたまらない! ついて来れるならついて来て見ろ! 今時こんなライブ盤がでるなんて、いったい何を考えているのか? でも、うれしい! 今を去ること25年前、FMでライブの放送がありたまたま聞いていたらすっかりはまってしまった記憶があります。その後、とある大学の学園祭で実際にライブを見ることができ、ある意味感激しました。かつて、そしていままでにこんなすてきなコミックバンド(という言い方があっているか解りませんがあえて言い切ります。)があったでしょうか?決して、楽曲も手を抜かず、かと言ってひとたび演奏が始めればノリの良いロック! また是非傘を持って見に行きたい!
・「気品あふれるムッシュの不良性に脱帽」
~日本のロックの草分け的な存在のムッシュことかまやつひろしのフォーク路線を代表する一枚。しかしフォークといってもせいぜい「我がよき友よ」の演奏にバンジョーが入っているくらいのもので、ほとんど全曲ロックである。しかもどれもカッコいい。なんだか危ない雰囲気をかもしながらも気品のある、ムッシュ独特の上質ロックが堪能できる。とにもかくにも~~、タワー・オブ・パワー(!!)を従えてのシティ・ブルース調の名曲「ゴロワーズを吸った事があるかい」だけで、買いです。~
・「格好いい」
我が良き友よという曲が格好いいです。
・「沖縄」
紫が1976年に発表したセカンド・アルバム。ファースト以上に、ディープ・パープル色が強くなってるような希ガス。 沖縄音楽を取り入れた曲なども収録されており面白い。
・「お!」
伝説の沖縄ロックバンド「MURASAKI」だよ!進駐軍の兵隊が国に帰る時、LPを持ち帰ったサウンド・テクニックを聞かなきゃ損です。
●有頂天
・「そういう彼らに有頂天」
おいらがこのアルバムを最初に聴いたのは、83年の再結成ライブ盤(クレイジー・ダイヤモンズ)発売後の、再発盤であった。その当時でさえ、音がペシャペシャだぁ~と思った程、原盤の録音された当時の技術が古い。言いかえると、サンハウス本来の迫力が伝わって来ません。こんなもんでは無いって気持ちも正直ある。それを差し引いても素晴らしいサンハウスの楽曲群なのではありますが、この有頂天だけを聴いて、「演奏の迫力がいまいち。」なんて誤解をしてもらいたくもない、複雑な気持ちになる一枚です。
・「一言では語りつくせません!!」
福岡に生まれ育ちバンドを組む人なら避けては通れない大先輩バンドSONHOUSEの75年に発売になったアルバムです!! 普通、海外のミュージシャンに魅せられてバンドを組みプロを目指しオーディションを受け東京へというパターンが支流ですが、福岡に限ってはSONHOUSEに影響を受けバンドを始めた人が多く、このバンドが活動の拠点を福岡から移さなかったからこそ後のメンタイビートに繋がり現在のROCK CITY福岡があるのである。 ストーンズがプレイしているR&R、BLUESを見事に日本語の歌詞を乗せプレイしている姿は日本人がR&Rをプレイする上で直面する言葉の壁を取り払い日本のROCK史上に足跡を残したと思うのだがいまいち世間の評価が低いと思うのは私だけだろうか? 1 KINGSNAKE BLUES 3 風よ吹け 5 レモンティ 6 ロックン ロールの真最中 8 地獄へドライブ・・・このアルバムを聞けば日本のロックとは何たるかが解ってもらえると思います。
・「元祖めんたいロック。」
元祖めんたいロックバンドと言われるサンハウスの1stアルバム。やはり必聴でしょう。やたらと意味深な菊の詞と鮎川誠によるギタープレイの創り出す音楽はそれだけでもう「サンハウス」であると思います。名曲「レモンティー」「地獄へドライブ」他収録の11曲。
・「出だしからヤバイ!!」
博多ロックという言葉すら分からなかった頃、高校の時に先輩から借りたCDがこの「有頂天」。出だしの「キングスネークブルース」から、もう虜になりました。「なまずの唄」もカッコイイです!!鮎川誠さんのギターが、とにかくすごい!!このアルバムを聴いた事がない方、もしくは「サンハウス」を知らないけどロックが好きだって方にはおすすめです。このアルバムで、あなたの人生は変わると思います!!
・「絶対聞くべし!」
このリズム、スピード感、粘っこさ、クールさ、画一化された今時のバンド小僧に無理やり聞かせたい1枚。黙って買え!
・「伝説のセッション」
いろいろと神話化されているラリーズの珍しい音源だ。水谷孝のディレイのかかったギターと森下のシンセサイザーがねじれるように闇のかなたへと聞くものを誘う。従来のラリーズを知る者からすれば、意外な演奏だろうが、ここにはサイケデリックはもちろん、ノイズはおろかアンビエントの原型もあり、ラリーズとその周辺がいかに早くから突出していたかが理解できた。やはり水谷はただものではない。Disc2のイエローのライブは荒削りだが、その独特のノイズギターとドライブ感はあのヒッピーと革命の時代を彷彿とさせ興味深く聞けた。とかくはっぴいえんどあたりが取りざたされるが、フォークロックとは異なる真のロックのビートを身近に感じた。
・「驚異であり脅威」
伝説の伝説の・・・なんて騒がれてる裸のラリーズ。伝説がなんぼのもんじゃい!!ってことで買いました。ラリーズ初体験。このCDに収録された音源のみでラリーズを語るのは憚れますが、興味を持っている人の為に、拙文を。
音楽的に言うと、正にサイケデリック。これが日本のバンドなんかいな!?ってな位サイケでびっくりしました。この音楽をロックに当てはめていいのか困惑します。ロックより音響系、現代音楽密教音楽を聴いてるような気になります。瞑想、トリップ、宇宙に飛びたい人向け。脳内麻薬出ます。部屋でお香焚きながら爆音で聴きたい。
森下さんの解説と71年から75年の日本、海外の音楽の出来事、事件、風俗、世相等を書いた解説がついており、日本ロックの黎明期の背景を知る上で貴重な資料になるかと思います。伝説を擬似体験できるこのライブ盤に本当に感謝。素晴らしい。名盤!!
・「黄色のラリーズ」
「裸のラリーズ」って銘打たれればなんでも素晴らしい!って???DISC1はラリーズのかけらも感じられません。確かに貴重な音源ですが。これをラリーズ初体験のテキストとしないように御願い致します。「これがラリーズか・・」なんて思う不幸な人が増えませんように。現時点で唯一の入手可能な「HIROSI伝説」の方を先に聞いてください。できればオフィシャルの[77Live]をなんとしても入手して欲しいです。これを聞くと音楽感変ります。
・「SHINKI CHEN」
NEW ROCKと呼ばれ、ミュージシャン達が新しい音を模索していたというのがうかがえる貴重な作品です。中でも陳信輝のギターと柳ジョージのボーカルが素晴らしい。4曲目「憂うつな潜行」や6曲目「屍」は聴き入ってしまいます。ラストの「偽善者からの決別」は名作です。
・「そこのあんた、買いなはれ」
廻し者じゃ無いけれど、貴方の『家宝』として現在発売されてるんは全部買いなはれっ。音飛びやとかD.リマスターじゃ無いとかは二の次の話。日本ROCK史を語る上で、遠藤賢司、パンタ&ハル、カルメン・マキ&OZ、J.L&Char、はっぴぃえんど、井上陽水、村八分などと同様に外せない“楽団”である。無論近年のアーティストのクォリティの向上は客観的に認めよう。がしかし混迷の70年代を駆け抜けてきた彼等の島国アンチテーゼには半永久的に「足元にも及ばない」のである。使い古されている「不朽の名作」などと言う代物では決してあるまい。がしかしである、東京おとぼけキャッツは「一家に一枚!」必要なんである。ちなみに、リーダーの‘ダディ竹千代’とは‘加治木剛’の事でありカルメン・マキ&OZの不朽の名作「26の時」他、多数のOZの作詞をやらかしている。
●和作
・「ニューミュージックの先駆者」
こんなアーチストなんて知らない。と思ったのは私だけではないでしょう。でも一曲目からやってくれました。(ドライブ日和)ハーモニーの素晴らしさには脱帽です。ジャンルとしては全体的にソフトロックという言葉が一番ではないでしょうか?当時、もし売れていたならば、フォークミュージック捉えられていたでしょう。歌詞が凄くフォークしている物もあります。 74年に出たアルバムということで、ユーミン ハイ ファイ セットと同期と言ってもいいと思います。サウンズの洒落た感じは、早すぎたニューミュージックと言う言葉が一番あっていると思います。
・「フォークロックでしょう?」
70年代の混沌としている状況の中に、活動したグループだ。 ウエストコースト風。と感じればそういう風に聞えるが。カントリー風なやつもある。私は名前のとおりジプシー音楽と考えるのが妥当と思う。フィードルの入った曲ではなお一層感じさせる。これといったヒット曲もないし、アルバム一枚だけで消えてしまったグループだけれども、音楽性は高いと思う。 はっぴーえんどの影響も受けている曲もある。(まったくはっぴーえんどになっている。)商業路線を狙ったシングル曲(末期GS調)が入っているのも面白い。音楽性の多彩なことでトータルなアルバムとして評価出来る。
●ROOTS MUSIC DVD COLLECTION Vol.9 ROOTS MUSIC 音楽祭1
・「ライブコンサートが最高でした!」
ライブコンサートに行きました。ライティングにも凝っていて、曲の雰囲気もすばらしく、とっても若い!!!!遠藤賢司さんがいました。歯のないうさぎの口とか、夜汽車のブルースとかもう本当に良かったです。ちょっと哀しい感じがしましたが、そこも大変すばらしかった。みんなにわけてあげたい!!!けどわけたくない!!!みたいな感じです。
・「LP時代から数えて、このアルバムは1000回以上は聴いている。」
という次第であるので、このアルバムの音は身体の一部になっているのだと思う。ぼくが最初に買った「はっぴいえんど」のアルバムが、これだったのである。
ゆでめんからLA録音にいたるまでの、どのアルバムとも異なる不思議な奥行きや艶のある、ギター、ベース、歌、ピアノ、ドラムスのひとつひとつの音。そして、「もうこの4人じゃないと・・・」と語る大滝さんのMC。
「夏なんです」の大滝さんと茂さんのギターの絡み。「空模様の隙間を・・・」の少し前のあたり。
それから、長い、長い、「かくれんぼ」の前奏。アコースティック12弦ギターの音。全体の音の織り成す艶かしさ。
このアルバムの1曲、1曲のアレンジも音の選択も、73年9月の時点で「はっぴいえんど」はさらなる高みに達していた。後にも先にも・・ということなのだ。
願わくば、この日のはっぴいえんどの演奏の全貌の聴ける音源が世に出んことを。
一点、あえて苦言を呈するとすれば・・、オリジナルのLPにおいて、松本隆さんが、はっぴいえんどの経緯を記し、はっぴいえんどを総括する稀代の名文「早すぎた回想録」が、どうも、掲載されていないようなのである。
あの文章も、これまで1000回以上は読んでみて、実に、はっぴいえんどの在り方にじかに触れるに近い感覚をもったものであるので、ぜひ、後世においてはっぴいえんどに初めて触れる人のためにも、掲載しておいていただきたいと思うのである。
これ、勘違いでしたら、ごめんなさい。
・「はぴいえんど再び」
1973年9月21日、東京文京公会堂で行われた「CITY」コンサートのライヴである。この日のチケットは前売り1000円だった・・・・・
大瀧詠一はその後、ナイアガラレーベルを立ち上げ、かの有名な「三つ矢サイダー」などのCMソングを次々生み出し音遊びの面白さを見せてくれたが、その第一歩であるココナツバンクを引き連れ登場。細野晴臣はその後「イエローマジックオーケストラ」を坂本龍一らと立ち上げ世界に飛び出すが、そのずっと前に組んだ幻のバンド、一枚の単独アルバムを出す事なく解散したキャラメルママを鈴木茂と共に引きつれ登場。そして、今や作詞家としての頂点を極めた松本隆は、はっぴい解散後に活動したムーンライダーズとして登場。それぞれのゆかりの、あるいは育てたアーティスト、南佳孝、吉田美奈子、西岡恭蔵 それに山下達郎、大貫妙子、伊藤銀次らを輩出したシュガーベイブなどが演奏の後、一年前1972年、12月に事実上の解散をしたはっぴいえんどが登場した。実際、其の演奏を目の当たりにして、アレンジの違ったはっぴいサウンドに驚きを感じずにはいられなかった・・というのが、まずの感想。
一年もそれぞれの道を歩いてきた彼らが、再び、はっぴいの歌を唄っている・・・と言う感動とは別に、何とファンキーで素敵なのだろう、何と自然なのだろう、何とフレンドリーなのだろうと感じずにはいられない。攻撃的な感も有った曲も、この日は、実に自然な力の抜けた素敵な曲に変わっていた。
少々のトチリなどはあるが、はっぴいえんどを知りたい方は、是非是非聞いてほしいアルバムである。
細野と大瀧の音楽性の違いは、元々解散の理由だったし、その後の彼らのアルバムを聞けば、なるほど頷ける事なのだが、だからこそ、このライヴにその音楽性の違いが、すべてプラスになって出て来ているのを、聞き逃さないで欲しい。3枚のアルバムを残し解散し、今や幻とまで言われたはっぴいえんどは、確かにあの時代、常に新鮮な「街」の風を送りこんでくれていたのだ。
・「涙、涙の解散でした」
はっぴいえんどとしての最後のアルバムである。1973年9月21日東京文京公会堂で行われたコンサートのライブである。解散後のはっぴいえんどのそれぞれのバンドや、関係するアーティスト達の演奏後、いよいよ、はっぴいえんどが登場。
熱狂的なファンに迎えられ演奏が始まって、耳をつんざくようなギターの音も負けてしまうようなファンの声援・・というより、大瀧のしゃべる声がかき消されるような、悲鳴に近い騒ぎだった。寡黙な彼らは、次々曲を演奏して行き、ファンの歓声と興奮も、解散を惜しむ叫び声も巻き込んで行き、会場は、興奮のるつぼと化したが、完成度の高い本当にこれで終わりなのかと、泣きたくなるような演奏だった。すでにバンド活動は、停止し、それぞれの活動を開始していたものの、4人が集まれば、其の凄さはまさに「はっぴいえんど」であった。
大瀧と細野のギターがよくフィーチャーされ、松本のドラムに少々の乱れが有ったが、そこはご愛嬌。最後だからしかたないか・・・という感であった。特に「はいからはくち」「抱きしめたい」は、本編のアルバムの出来よりファンキーで、これぞ「日本のロック」という感がして良かった。
ライヴ盤は、得てして本編より出来の良くない物があるが、このライヴ盤に関しては、はっぴいの魅力が十二分に引き出され、益々、日本初の日本語のロックバンドの面目躍如たる出来だと、強くお薦めしたい。特に、解散後の大瀧のバンドの演奏と、はっぴいえんどの大瀧と一枚のアルバムの中で比べられるのも、面白い。
・「文京公会堂」
くしくもこのCDを入手したのは数年後の9月21日でした。地方にいたので、当時は「解散した!」との噂を耳にしてガックリしてました。でも、この4人がこの後に活動した軌跡はリバプール出身のグループを意識したのか?と、思うこともあります。松本隆の詩はとても新鮮だった!大瀧詠一、細野晴臣、鈴木茂のメロディは心に響いた!まあ、ヴァン・ダイクス・パークスのプロデュースも良かったな~。
・「なるほど。」
知ってはいても、今までアルバムとして聴いたことのなかった「はっぴい えんど」。このライブが初体験です。なるほど、というのが第一印象。時代を考えると、早すぎたのかな。よいサウンドだと思うのですが、時代の先端すぎたみたい。松本隆さんのドラムに興味あったのですが、意外にもしっかり叩いててビックリ(松本さん、スミマセン)。16ビートも叩いてる。細野さんのファンキーなベースと、鈴木さんのシャープなバッキングギターも良い。残念なのは「さよならニッポン、さよならアメリカ」をやって欲しかったこと。この曲大好きなので。今度はスタジオ盤も聴いてみよう、と思わずにはいられませんでした。マルです。
・「絶妙なる アレンジじゃ・・ありませんか」
コンデショングリーン・・やっぱりライブが売りのバンドですよネ。そんな意味では、ボニーモロニーがなんと言っても彼ららしさ、というかコンデショングリーンそのものを、感じることが出来ると言えます。たしか26年ほど前のTV番組(安田講堂での・・ライブ??)ではこのCDよりも、もっとかっこよくPLAYしてました。VOのひげのkatchanの店に行くと、そんなビデオがながれてたなあ・・ハブ酒飲みに又行くか・・サードアルバムは、たしかライブ版・・・で でていたらしが・ほしい1枚ですね。
・「ROCK聴くなら必聴盤!」
今頃になってこれを手にしたのは遅いであろうが、このアルバムはROCKを聴く人なら必ず押さえるべきものであろう。全曲捨て曲なし、ステッペンウルフのカバー(M6)も含め、珠玉の名曲揃い。79年の作品ながら、ツインドラムの迫力を加えた抜群の演奏力と展開をもって、今でも十分に響くアルバムである。中でもTYPHOON(M3)は演奏、構成とも抜群で、一聴の価値あり。
・「若い人たちにも是非」
過激なライブのイメージが先行しがちだが、本作は良い意味で「オーソドックスな」ロックであり、これぞロックバンドという音に仕上がっている。特に(おそらく一発取りと思われる)Track5,6,7で、ライブバンドとしての彼らの実力を聴くことができる。若いバンド少年にも是非聞いてもらいたい一枚。
・「日本HM夜明け前」
感じとしてはBOWBOWっぽい所もあるハード・ロック。1stの方が面白い曲が多いけど、今となってはこれも名盤!紫とは一味違った沖縄ハード・ロックです。
・「興味深い論考で、労作だと思いました。」
筆者の森達也さんは、テレビのドキュメンタリー番組のディレクターです。1999年11月6日の深夜に放送されたフジテレビの「『放送禁止歌』〜歌っているのは誰?規制しているのは誰?〜」という番組製作の過程で知り得たことに加えて、いろいろな取材を通して知り得た情報をこの『放送禁止歌』というタイトルの本にまとめました。
当方は筆者の2歳上ですので、その問題意識や時代感覚は共有しています。自分自身の青春時代を振り返りながら、1970年代にあれだけ支持された岡林信康の「手紙」や赤い鳥の「竹田の子守唄」が何故放送禁止になっていったのかを知りたいと思うのは当然です。そのあたりの経緯に付きましては、藤田正著の『竹田の子守唄―名曲に隠された真実』に詳しく記されていますので、併せてお読みください。
この『放送禁止歌』の取材の過程で、「規制の事実」というものは、放送局内の者たちが状況を理解しないまま、それらの作品を「タブー」扱いしたことから端を発したことを知りえましたし、メディアの世界のいい加減さに呆れもしました。
なお、本書に収録された「放送禁止歌」の作品の数々に久しぶりに再会できたのはうれしかったですね。註釈も詳しく、フォーク世代にとってそれらの作品は青春の思い出とオーバーラップします。1970年代に青春時代を送った方々には是非オススメしたい著作だと思います。
・「放送禁止歌など、どこにもなかった」
「東京番外地」で著者の森達也氏を知り、本書にも興味を持った。
本書はテレビディレクターである森氏が1999年に制作、放映したテレビドキュメンタリー「放送禁止歌」の取材過程をつづったものである。
当初のテーマは、特定の歌謡曲を放送禁止処分にする「権力」を追う、というものだったが、取材が進むうち、そんな「権力」はおろか「放送禁止歌」すらも存在しないことがわかる。ではなぜ、放送されない歌、発売されない歌があるのか。それはメディア自身の過剰な自主規制が原因であった。放送禁止歌は「お上」や「圧力団体」ではなく、メディア側の人間(=森氏自身)が自ら生み出したものであった。
表現の自由は思考の自由と等価であり、絶対に守られるべきものである。しかし、差別用語やわいせつな性的表現、暴力シーンなど、ある種の表現が相手を不快にさせたり、尊厳を冒涜したり、名誉を傷つけることもある。だからこそ、批判やクレームを引き受ける覚悟なしに、本来、自由な表現はありえない。
メディアは、そうした批判やクレームを引き受ける覚悟もなく、トラブルを避けたい一心で、放送禁止歌を生み出してしまった。そしてそれとひきかえに、表現の自由、思想の自由という、メディアにとってもっとも重要なものを放棄してしまった。これが、森氏のメディア批判、自己批判である。
なかなかに骨の太い本である。残念ながら筆者は映像は未見だが機会があればぜひ見てみたい。
・「規制するのは誰?」
以前、「放送禁止歌」と題したドキュメント番組が放送された。「放送禁止歌」を他ならぬTVで「放送」するという試みに惹かれて、深夜の放送にもかかわらずチャンネルを合わせたのだが、TV界の「規制」に対する真摯な問いかけが非常に印象的だった。そしてこの番組が本になったと聞き、早速購入した。それが本書である。本書では、番組では語り尽くせなかった内容を、より深く掘り下げている。歌を「規制」するものの正体、そして規制された「歌」の本当の姿が描き出されている。TVを見た人にとってだけでなく、独立した書物として読んでも非常に興味深い。メディアに関わるすべての人が、すなわちメディアから情報を受け取る私たちも含めて、「差別」や「規制」について考えるにあたって、読む価値の!ある本だ。
・「放送禁止など存在しない?」
初めから卑劣で馬鹿にした内容の歌ならともかく、差別用語と同じ言葉で意味の違う言葉が入っているだけで放送禁止にされたり、差別などの悲しい事実を歌った物が当事者達を傷つけるからといった理由で放送禁止になっていたり。実際は放送禁止歌を取り締まったりする物は何もなく、むしろこういった歌によって差別など世に訴えることが出来ることもあるのだと改めて感じました。学生時代友人から60~70年代のフォークをおさめたカセットをもらった。遠藤賢二「カレーライス」、加川良「教訓Ⅰ」と言った歌に混じって、初めて聞いて衝撃を受けた岡林信康「手紙」。悲しく切ないあの歌は、今もなをフルコーラス口ずさめる程だ。傷つける、抗議があったなどと、いつしか勝手な噂や憶測で、数々の名曲が自主規制されてしまう。歌をきっかけに考えさせられることは多く、自分もそうだったように若い世代に聞いて色々と考えてもらいたい歌が多数載っている。森氏の作成したドキュメンタリー番組を見ていないので、是非再放送して欲しい。
・「いわゆる、「放送禁止歌」の背景など」
一言でいえば、いわゆる、「放送禁止歌」(厳密には、「要注意歌謡曲」)の背景、日米比較、放送禁止歌の一曲「竹田の子守唄」についての取材、についてまとめたものである。
解放出版社の本だったからか、最後には部落差別の問題になっているところは評価が分かれるだろう(「放送禁止歌」のうち、なぜ「竹田の子守唄」など、部落がらみのことだけが詳しいのだろう、という疑問は私は正当だと思う)。しかし、メディアの自主規制により傷ついた人がいること(アーティストや被差別部落の方など)に対する配慮、日本のメディアの志のなさの追及(アメリカの放送禁止歌は表現の自由を守るためのものらしいのに対し、日本のそれは単にクレームが怖いだけだったりする)、歌の意味など、いろいろなことが考えられるいい本なので、星5つとする。
・「泣き笑い」
おとぼけCatsが現役だった頃、私は小学校三年生。モチロン当時の私が知る筈ありません。最近、そうる透つながりでこのバンドの存在を知り、なにげなく聴いてみたのですが・・・。初めて聴いたのにも関わらず、初めての気がしないというか・・・。若造の私が言うのもヘンですが、郷愁を誘うメロディとカッコイイ演奏と芸人魂が炸裂するMCのアンバランス感覚が物凄く新鮮なんだけど懐かしいような気がして・・・。とにかく一言で言い表す事はむずかしいけど、一度聴いたらクセになること請け合いです。ロックというものがこんなにもあったかくて、楽しいものなのだという事を改めて教えてくれるダディ竹千代&東京おとぼけCats。純真無垢な少年少女の情操教育のために、そしてくたびれた中年男女の憩いのひと時のために是非ライブをやって頂きたいです。尚、本作は我が家の家宝にします。
・「まさか!と思ったけれど・・・・」
気づいて良かった!CDが発売されてたなんて!もう二度と聴くことなど出来ないと思っていた音が、チョットくたびれたオヤジの青春を蘇させてくれるなんて・・・・
音程がどうの、チューニングがどうの・・なんて小難しい事なんて関係ないよ。車の中で聴いていると、小さなライブハウスにでもいるようで大声で歌ったり&笑ったりで、他の車の運転手からみれば、かなり危ないオヤジに映ってるんだろうなー。今回収録されてない曲も聴きたいな。うん、良かったよ!
・「感激のCD化」
あのキャロルなき後、日本のロックンロールは終わったかのようであった。しかし、この「ダディ竹千代と東京おとぼけキャッツ」はロックのリアリティーを追求するバンドとして、女のお客様にはエクスタシーを、男のお客様にはジェラシーを与えるバンドとして日本のロック史に、そして私の心にずっとずっと残っていたのでした。その素晴らしいバンドの未発表音源等を収録した貴重なCDです。「おとぼけ」ファン以外もぜひ聴いてください。コミカルなライブと哀愁の楽曲が目白押しです。ここに収録されなかった作品も、素敵なものがたくさんありますが、今CDで聴けるのは、このCDだけです。宴会芸バンドと馬鹿にしないで心して聴いて、そして、泣いてください。そして第2弾、第3弾も発売されますよう応援してください。おすすめ曲はCD2枚目の「舟乗りの夢」のライブかな。哀愁のメロディでサビを歌わずにはおられませんであります。星が5つでないのは、もっともっと聴きたくなってしまって、物足りなくなってしまうからです。
・「25年待ってました!!」
思い起こせば高校時代、友人にダビングしてもらったテープを聴いてからのファンです。その後出たCDは「伊賀の影丸」のみ…待ちにまった1枚です(2枚組みだが)。おとぼけといえばライブ、その未発表音源集みたいなこのアルバム、ファンにはたまらない!音がどうとか、この曲がどうとかこむずかしー事は言わずに、まず聴いてみてください!本当は星5つですが、「EASY GIRL」が入ってないのと、第2弾及び「FIRST」「イデオット・プロット」CD化を期待しての星4つです。旧作CD化の際にはシングルをボーナス・トラックに是非!
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「日本語、そして日本の日常の美しさ」
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。
今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。
けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。
声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。
曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。
尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、
はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。
全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。
・「今も流れる風街ろまん」
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「骨太日本」
今から4・5年前、大学入りたての頃に喫茶店で時間を潰しながらよく聴いてたアルバム。などと言うと、「風をあつめて」の歌詞の様ですが、実際、音楽好きな学生達が楽しんで創っている情景が感じられて、大好きでした。 日本のビートルズと言っても過言ではない彼等ですが、サニーデイサービスやキリンジ、ハナレグミ等、現代の注目ミュージシャンへの影響もはかり知れません。日本的な情緒を匂わせながらも、音は極めて60年代の英米ロックよりであり、明らかにクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングや、ザ・バンド等の影響がかい間見えます。「夏なんです」のギターリフはどう考えても、モビーグレイプと言われる方々も結局は好きなんです。元ネタどうあれ、はっぴえんど唯一無二のサウンドです。 大瀧詠一の1STアルバムが極めてビートルズ以前のポップス、フィルスペクターを匂わせるものであるのに対し、こちらの大瀧氏の歌唱はどう聞いてもバッファロースプリングフィールド。器用な方なんですね。「ロング・バケーション」等の洗練されたAORよりのサウンドとは違った骨太さ、イナタさが濃縮されています。そんな部分にもスティーリー・ダン的な要素を感じてしまいます。 また、カントリーやフォークを独自に煮詰めた細野氏の「hosono house」、現代的な視点からフリーソウルやボッサとも言える鈴木氏の「band wagon」どちらも合わせて大好きです。 はっぴいえんどの1STの出だしのギターサウンドを始めて聴いた時から、洋楽コンプレックスの様なものが氷解された方も多いと思います。
・「ハルヲフォンの幻の曲が満載!」
近田春夫氏の初期の活動を知るのに貴重な一枚。
「電撃的東京」「天然の美」さらには、YMOとの関係、テクノポップという歴史的ムーブメントの基礎となった楽曲が並んでいる。
歌謡ロック研究には必携の一枚だろう。
・「祝CD化!!丁寧な仕事振りに拍手喝采・・・よくぞ紙ジャケでリリースしてくれました!!」
ハガクレレコードの仕事は本当素晴らしい・・・よくぞCD化それも紙ジャケでリリースしてくれました!!1973年東宝レコードから発表された映画「二十歳の原点」のサウンドトラック盤・・・四人囃子初レコーディング作品と言う事で、大名盤「一触即発」につながる重要なアルバム!!アナログLPはとにかくプレミアムがついていて入手困難でしたが、今回の完全オリジナル形態CD復刻はまさにファンにとっては待ちに待ったものです!!僕はリアルタイムでのファンではありませんが、ずっと聴きたくてたまらないアルバムでした。(1998年P-VINEから台詞抜きはリリースされていましたが・・・)正直高野悦子さん(女優によるナレーション)の詩が入ると辛いものがありましたが、この時代を実䡊??!!験した方には感慨深いものだと思います・・・高野さんって自殺してしまうんですよね。四人囃子はサントラ盤という事でかなり制限があったようですが、その音楽性の高さ(年齢的にみても)は突出した凄さを持っています。森園氏の歌(弱いのですが)は、味のある普遍の魅力があります。ラスト「四人囃子から高野悦子さん江」は泣けます!!ボーナストラックはサントラ未収録のBGMⅠ・BGMⅡの2曲・・・スタジオで即興で作った2曲、本当BGM(笑)。素晴らしい価値ある復刻CDです!!
・「THE ALFEEの原点?!」
このアルバムに収録されている「夜」という作品は、高見沢さんの知られざるプロデビュー作です。クレジットは、アルフィー生誕の元となったグループ名、「コンフィデンス」となっていますが、「THE ALFEE BOOK VOL.1」の17ページ目に書かれているエピソードによると、高見沢さんの書かれた詞であることがはっきりと記述されています。詩を読んでみると、言葉の端々に、しっかりと高見沢さんらしさがでていますよ。そう、このアルバムは、THE ALFEEの原点でもあるのです。「四人囃子」というグループも「二十歳の原点」という小説も一切知らない、そんなあなたも、是非、手に取ってみてください。中面までレコードジャケットを再現した紙ジャケや、レコード中央に貼られたレーベルを模したCD盤の印刷、レコード袋風のCDインナーポケットなどのこだわりタップリの仕様が、購入した喜びをさらに引き立ててくれます。
・「CD化して欲しくなかった」
多くの人に影響を与えた高野悦子さん。根強いファンがいる四人囃子。
ファンの間では必須のコレクターアイテムでした。ですが、アルバムの演奏すべてが四人囃子ではありませんので、その辺はご理解を。
地井武夫さんしか映画で知っている人は出ていませんでした。
レコードは渋谷で10年前に12000円で買いました、とほほ。
四人囃子の全身、ザ、サンニン時代の同級生の森 雪之丞フューチャリング音源ってのもあるそうなんで、片っ端から復刻して欲しいですね。
・「復刻仕事、最高!! ただ内容は…」
四人囃子と高野悦子の熱心なファンにはとても大切な作品なので、今回のオリジナル盤完全復刻は、感謝感激雨アラレです♪しかしファンでない方には、あまりオススメできません。四人囃子を未だ聴いていない方は、先ず『一触即発』を聴いて下さい。彼らの演奏の本領はそっちです。
それと収録されているセリフは原作と異なる点がいくつかあり、原作への誤解を与えかねませんので、先ずは原作を読んで下さい。両者のファンだと感動倍増ですが、そうでないと一寸ツライ作品です。
・「チャートには昇らなくても心をヒットしたシングルたち」
僕がこのLPを購入したのは、高校時代。「はっぴいえんど」や「風街ろまん」などを聴いて感激していたものの、それ以外にラジオなどではっぴいえんどの曲が流れていました。 アルバムに入っていないために気になっていた折に発売されたのが、このLPでした。
・「すべてがはっぴいえんどではない」
このアルバムの半分は、はっぴい解散後の細野晴臣のソロアルバムと、音楽性の違いから解散のきっかけになった大瀧のソロアルバムからの抜粋。後半「十二月の雨の日」からが、はっぴいえんどのオリジナル。ですから、正確には、はっぴいえんどのシングルスではない。
何故なら、はっぴいえんどは、松本隆、鈴木茂、大瀧詠一、細野晴臣の4人であって、この4人が作り出す音が歌が「はっぴいえんど」だからである。細野のソロアルバムに大瀧の参加はない。
もともと、大瀧と、細野の音楽性の違いから、解散したのであるから、最もな事であるが、前半、大瀧と、細野のアルバムからの抜粋は、その後ナイアガラレーベルを立ち上げ、伝説の「三ツ矢サイダー」コマーシャルソングなどさんざん音遊びを見せてくれた大瀧と、松任谷正隆らと「キャラメル・ママ」(非常に残念な事にキャラメル・ママの独自のアルバムは一枚も無い)その後「イエローマジックオーケストラ」を坂本龍一らと立ち上げ、世界に飛び出した細野の音楽性の違いが分り、面白い。そして、勿論の事、後半のはっぴいえんど時代の曲は、文句無く、良い。和製ロックの幕開けとなった「はっぴいえんど」を、ほんの少し知るには、良いアルバムだろう。
・「日本語ロック」
日本語ロックが可能か、などという論争があった時代の嚆矢となった作品。そして、彼らはその根っこの部分。であるからには、はっぴいえんどは当然押さえておくべきモノ。といっても、はっぴいえんどはオリジナル(スタジオ)アルバム自体三枚しかないのだから、ベスト盤ではなくて、それらのアルバムをちゃんと集めましょう。
・「はっぴいの入り口」
わたしが初めてはっぴいえんどを聞いたのはこのアルバムです。大滝や細野のソロ曲なども入っていて、ビートルズで言えばホワイトアルバム的な感じ。(?)とりあえず最初は「はいからはくち」(アルバムとはバージョン違い)にやっつけられました。それぞれ色目の違う曲が多く聞きやすいのではないでしょうか。入門編としておすすめ。私はこれをきっかけにはっぴいえんどはもとより、ナイアガラや細野の系譜に絡め採られることになりました。
・「最後のはっぴい」
はっぴいえんどが残した3枚のアルバム(解散後に行われた「CITY」ライヴ盤は別とし)の一番最後のアルバムです。
日本語をロックにしたバンドとしてこだわりのデビューから、続々と日本語のロックを唄うバンドが出現する中、日本語にこだわった曲作りから、音、リズムを重視し、日本語の「言葉」と「音」、ロックの真髄である「リズム」という三拍子を重視した、ロックバンド本来の「はっぴいえんど」として、完成度の高さを追求したのがよく分るアルバムです。
「風来坊」のリズミカルな音運びと、ギターのコード進行の心地良さは、格別です。「明日あたりはきっと春」の完成度の高さ。「無風状態」の力の抜けた洗練されたメロディ。「相合傘」は細野の特徴を前面に出した軽さが売り。そして「田舎道は正に絶品。泣きたくなるような「外はいい天気」の優しい音、そしてはっぴいえんどの最後にふさわしい「さよならアメリカ、さよならニッポン」でしめくくられています。この曲から感じた事は、「はっぴいのロックは、アメリカのロックでも、ニッポンのロックでもない、はっぴいえんどのロックだったのだ・・」ということ。
岡林信康のバックバンドだった「はっぴいえんど」は3枚のアルバムを残し解散。
その後の4人は、それぞれココナツバンク、ムーンライダーズ、キャラメルママに分れ、今日の山下達郎、大貫妙子、松任谷由美、伊藤銀次、吉田美奈子、などそうそうたるアーティストを育て、日本のポップス界には、なくてはならない存在となるが、彼らの原点は、やはり「はっぴいえんど」という「登場するのが早すぎた」と言われ続けた日本初のロックバンドにあったのではないだろうか。
今、彼らが解散した頃に生まれた者達が活躍し、次々新しいバンドが出現しているが、あの頃、はっぴいえんどは、確かに生きていた。日本のロックは正に息づき始めていたのだ。このアルバムだけでなく、彼らの残した3枚のアルバムを是非、聞き比べて欲しいと切に思う。
・「はっぴいえんどラストアルバム」
もう終わっていたはずのはっぴいえんどが、ヴァンダイクパークスとアメリカでレコーディングできるならと再び集まった。ほとんど趣味のようなアルバム。すでにソロ活動に入っていた大滝、細野は曲を渋り、多くの曲は鈴木茂のもので出来上がっている。
ラストに入っているさよならあめりかさよならにっぽんの詩は現場で松本隆が思いついた言葉でその場で絶賛を受けたらしい。最後にふさわしい曲が、アルバムの最後に入りはっぴいえんどはすべてをきれいに終える。
・「モダンな50年代のアメリカを思わせる一枚」
彼らのアルバムとしては、モダンな感じです。今までになく、このアルバムでは、妙な落ち着きを感じます。 この頃は、すでに大物アーティストになっているのですが、曲にも風格を感じます。それぞれの個性が生きたアルバムで、すでにこの頃から独立を意識したセンスを感じます。 「風来坊」は、松本隆の詞の中にいつも出てくる風を、細野晴臣が擬人化して歌っています。余り意味をもった詩ではないのですが、大変口ずさみやすい曲です。 「氷雨月のスケッチ」「田舎道」などは、松本隆らしい詩が際立ちます。 最後の「さよならアメリカ、さよならニッポン」は、当時ラジオの深夜番組で流されていたせいか、懐かしさを感じます。 ロックの象徴だった激しさから、心を誘う感性的なロックとなっています。ジャケットから、50年代のアメリカを感じることができそうです。
・「はっぴいえんどからの最後の贈り物」
現在大学生の僕は今年(2001年)の6月にこのアルバムを購入して聞きましたが、前2作がアルバム全体で統一されたひとつの空気をかもし出しているのとは異なって、個々の楽曲がそれぞれに独自でいて、かつ時代を指定しない世界を展開しているという印象を受けました。特に「風来坊」、「明日あたりはきっと春」、「無風状態」の3つは、聴く度に強く想像力をかきたてられるエバーグリーンな美しい曲でして、このアルバムを手にして以来本当によく聴きます。そして間違いなくこれからも。
・「まさに風来坊」
正直言ってしまえば、僕はこのアルバムあまり好きではない。と言っても嫌いな訳ではない。ただ、収録曲の「風来坊」のように、掴み所もなくフラフラと僕の(心の)中を彷徨うのだ。 このアルバムは、メンバーの思いが前作「風街ろまん」で終焉を迎えて、各自それぞれの道を歩き始めた、そんな気持ちの込められたアルバムなのである。
どの曲をとってみても、出来はいい。ただ張りがないというか、秋(飽き)がきたのである。僕はこの一連の「はっぴいえんど」レヴューを季節に例えてきた。前進バンド「エイプリル・フール」の冬の時代から始まり、「はっぴいえんど」が春、「風街ろまん」は夏。そして「HAPPY END」は秋なのである。とは言え、やはり名盤なのである。
・「はじめて聞いた音みたいだ。」
アナログ盤で聴いていますが、不思議な音です。当時はラジオ、TVでもたまには、クリエイションの音を聴いていたに、初めて接する音のようです。熱いクリエイションの演奏の姿が思いだされます。甲斐バンドなんて、目じゃないぜと弾きまくる竹田さんを見ていました。今もカッコイイですよ。
・「ドリー・ファンク・ジュニア!」
ロックとプロレスは良く似合う?一時期、ドリー・ファンク・ジュニアとテリー・ファンクの「ファンクス」のテーマソング?に使われていた「スピニング・トゥ・ホールド」(逆ですよね、元々彼らの必殺技の名前ですから)とかのヤードバーズの「幻の10年」の2曲を聞かねば日本のロックを語れない。脱線してしまいますが、ザ・ファンクスとブッチャー&シーク組みの死闘は凄かったですね。
・「約30年前の竹田氏のプレイを聴け」
当時を知っている人も知らない人も必聴です。特にSPINNING TOE-HOLDやヤードバーズのカバー曲のHAPPENINGS TEN YEARS TIME AGOはいいですよ。SPINNING TOE-HOLDはB'zの松本さんのカバーするほどの曲です。
・「お願い!!!」
この時期のクリエイションは全米ツァーを決行し(野外フェスティバルでは、サンタナやフリートウッド・マックと共演し、観衆の中にはあのジェフ・ベックが居たらしい)まさに破竹の勢いが、そのままアルバムに反映されている。日本ではまだまだROCKが定着?しずらい状況だっただけに、このアルバムは未だ色褪せる事の無い日本ROCKの財産である。後期、ギタリストを加えツインギターで作られたアルバム『ライジング・サン』 是非、このアルバムのCD化を東芝さんに切実に願います!外タレバンドかと思える超一級の名盤です!!!
・「今....聞いてグッと」
くるものはなかったです。竹田氏をリーダーとするこのバンドはかの樋口氏を要するかつてのジャパニーズロックの代表格であったと思います。しかしこれにロックをあまり感じませんでした。おそらくは、竹田氏のギターが技術的には優位でも、心踊らす、また、きらびやかな感じ、雄大なものが少ないからと思います。ゆえに彼は思うほどにはブレイクしなかったではないかと....。ここまでの作品を聞いてくると、その限界を感じます。
・「心ある音楽ファンにこそ。」
日本のシティ・ブルース/アーバン・ブルースの名盤が待望のCD再発。82年のオリジナル盤はもとより、90年の再発CDにも凄いプレミアが付いていた作品だけに、今回の再発で多くの音楽ファンの耳に届く事を望みます。多くの人が言うように、60〜70年代におけるエディ藩の「激しさ」はここには無い。しかし、横浜の街を舞台に、大人の悲しみや深みが静かに展開される姿は、<カップスのその先>にある彼の等身大の姿を映し出している気がする。楽曲も唄も演奏も素晴らしい。
内容的にも、再発の貴重さにおいても、★5つは当然なのだが、いかんせん再発クレジットが一切無く(発表年の記載すらない!)、リイシュー盤としては減点対象。音源は宝。レコード会社の真面目な復刻作業を切に願う。
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