I Can't Stand Still (詳細)
Don Henley(アーティスト)
「ソロデビュー作」「参加ミュージシャンがまた豪華!」「生真面目に作ったソロデビュー作。」
Building the Perfect Beast (詳細)
Don Henley(アーティスト)
「ソロ第二弾の名作」「テクノロジーとノスタルジー」「大人の魅力」「西海岸ロックの完成系」「電気的な作品」
The End of the Innocence (詳細)
Don Henley(アーティスト)
「僕も10曲目のために買いました」「Don Henley 80年代最後の傑作」「前作を凌ぐソロ第三弾」「声の質感がすごく豊か」「dts-CDの最高峰」
Actual Miles: Henley's Greatest Hits (詳細)
Don Henley(アーティスト)
「アダルトコンテンポラリー、AOR」「懐かしさいっぱい」「たまにある名曲」「買いました・買いました」
Inside Job (詳細)
Don Henley(アーティスト)
「POP ROCK,AOR」「地味目だね。」
・「ソロデビュー作」
Voice of Hotel California イーグルスのドン・ヘンリーのソロデビュー作。イーグルス解散の不安感を反映したタイトル曲。スティーブ・ルカサー、ジョー・ウォルシュといった豪華なバックに支えられた⑥等聞き所は多いですが、③、⑤といったバラードにおける歌唱の深みがなんとも言えずいいです。特に⑤はライブビデオの中でも聞き所の一つ。
ダニー・コーチマーとのコラボレーションで、促成栽培で仕上げたという感じはしますが、傑作アルバムである次作、次々作へつながる掛け橋的な意味合いでも、意義の大きなアルバムです。彼のアルバムの中ではマストバイアイテムではないですが、彼に対する理解を深めるためには、ぜひ聞いておきたいアルバムです。
・「参加ミュージシャンがまた豪華!」
イーグルス解散後のファーストソロアルバム。私は当時イーグルスを知らなかった。(曲を聴けばホテル・カリフォルニアは聴いたことがあるといった程度)ファーストシングルの⑦JOHNNY CAN 'T READを聴いた時にはサウンドも昔っぽく、昔売れたビック・アーティストが昔の名前で売りに出た程度に感じてました。(ファンの方には失礼ッ!)ところが次(だったかな?)にシングルカットされた⑥DIRTY LAUNDRYがひじょうに良かった。(某チャートではその後1位になりました。)そこでこのアルバムを手にした訳です。
サウンドも結構重くPOPではなくROCKしてます!また個人的には小説のような歌詞が好きです。
・「生真面目に作ったソロデビュー作。」
ドン・ヘンリーがイーグルス解散後発表した初ソロ作。彼のこの後の3作品と比べると、作りこみは少ない感じがします。とは言っても同時期にリリースされた元相棒のグレン・フライのソロと比べると生真面目に作っている感じがして、二人の個性が対比されて興味深いですね。このアルバムでの個人的オススメは⑤。J.D.サウザーとの共作であるバラードの絶品。Aメロ、Bメロ、サビと美しいメロディーが3つもあるのに加えてさらにブリッジとして2種類のメロディーを配した贅沢な作り。アルバムとしては「いろんな曲を作っていろんな人を使ってまず1枚のアルバムを作ってみました」といったところか。80年代にソロとしても成功を収める彼のスタート地点を的確に振り返ることが出来る作品です。
・「ソロ第二弾の名作」
Don Henleyのソロアルバム第二弾。相変わらずクオリティーの高さは言うまでも無く。表題曲をはじめとしてどの曲もいかにも彼らしい詩とリズムを味わえる。その中でも一押しはやはり"The Boys Of Summer"だろう。哀愁を誘うどこか物悲しい雰囲気の詩と曲、まるで目を閉じれば詩の情景がそっくりそのまま浮かんでくるかのようである。この作品を経て、もう"元イーグルスの"という肩書きは不要なものになったと個人的に思う。
・「テクノロジーとノスタルジー」
「ボーイズ・オブ・サマー」…当時、私はPVに魅せられ、生まれて初めて洋楽のシングルを買い、余りの声の良さに、LPを買い、遅まきながらイーグルスを知り、現在、本作CDを愛聴している次第。あの頃も心ふるえたけれど、今聴くと、また心に染み入るのです。 打ち込みのリズムに、表情豊かで印象的なギター、枯れたボーカル…。この曲、そしてこのアルバムのテーマは、「テクノロジーとノスタルジー」なのだと思います。1969年以来スピリットは切らしています、と歌った「ホテル・カリフォルニア」が70年代を代表するナンバーであるなら、道には人通りはなく、浜辺にも人影はない、と歌い出す「ボーイズ・オブ・サマー」は80年代を代表する一曲だ、というのは過言でしょうか。 何はともあれ、70年代、80年代のロックを生き、ロックを歌として歌える稀有な存在である、ドン・ヘンリーの本作に、一度耳を傾けてみてはどうでしょう。
・「大人の魅力」
80年代、私は毎週「American Top40」を聴きチャートノートを作っていたが、このアルバムから次々と上位に送り込まれ続けてきた醍醐味をありありと覚えている。これはもうベスト盤と言ってもよい。「The Boys Of Summer」はビデオがあまりにもすばらしいために「聴く」ことをつい忘れがち。映像だけで音楽好きの心はつかめない。あらためて聴いてみると、「80年代の最もかっこいいメロウロック」という印象である。いろいろな仕掛けに感嘆するばかりだ。
・「西海岸ロックの完成系」
イーグルス解散後のソロ2作目。80年代前半の傑作です。82年に発表した前作はイーグルスのイメージが色濃く、本作はプロデュースのダニー&グレッグによる適度なテクノっぽさが絶妙。彼のエモーショナルなヴォーカルと調和して、まさに「アダルト・コンテンポラリー」な作品に仕上がっている。①や⑦のヒット曲だけでなく、ドライブのBGMに最適な④や⑨、キャッチーな⑩など、佳作曲が満載されている。Best盤も良いが、全曲おススメの本作は、彼のキャリアでも最高のもの。80年代の雰囲気を是非味わって欲しい。
・「電気的な作品」
Don Henleyの2枚目のソロアルバム。一枚目は多彩なゲストを迎えたシリアスなイーグルス続編アルバムみたいだったが、これはレコード会社も変わったことも影響してか非常にモダンな作りとなっている。Donにとってはヒット曲がいっぱい出たアルバムなんですが、私個人的にはこのアルバムのサウンド・曲は今ひとつの感じ。なにか売れ線を狙った彼らしくないアルバムという雰囲気がします。曲そのものは悪くないんですけどね。このアルバムが出た頃はもうCDが出ていて私もCDで最初に買ったので紙ジェケの再現度等はよくわかりません。
・「僕も10曲目のために買いました」
10曲目は94年のイーグルス再結成の時に「書くのに42年かかった」と紹介していたものです(日本盤での訳はメチャクチャ)。この歌は、「昔の恋人(you)」との共通の知人(she)から自分にかかってきた電話をきっかけに、自分と「昔の恋人」について、また過去と現在について考えをめぐらせる内容です。お互いが自分を見失い、過ちを犯したことを考えながら、最終的に「お互いを許すこと」について思いを馳せているわけです。しかも「もう愛していないにしても」という条件付きで。きれい事でなく、非常に苦い大人の歌です。イーグルス時代から素晴らしい歌を書いてきたドン・ヘンリーですが、この歌詞でますます好きになりました。
ちなみに、現在までの4枚のアルバムの中で、一番出来のいいアルバムと思うし、アクセル(GN'R)やP.スマイスなどの参加も貴重です。またデビュー前のシェリル・クロウがコーラスで参加していますが、彼女がこのとき「君ソロで契約して活動すべきだ」と勧められたというのは有名な話です。
・「Don Henley 80年代最後の傑作」
タイトル曲だけで買う価値ありです。美しいピアノはブルース・ホーンズビー、サックスはウェザーリポートのウェイン・ショーターでこれまた極上。
ブルース・ホーンズビーの曲ではThe Way It Isと並び最高傑作だと思います。
3曲目はバリバリのハードロックで、なんとアクセル・ローズがコーラスで参加。
4曲目、10曲目も美しい曲です。
・「前作を凌ぐソロ第三弾」
相変わらず素晴らしいの一言。表題曲"The End Of The Innocence"やラストを飾る"The Heart Of The Matter"などは何回聞いてもその味わい深さに惚れ惚れとさせられる。確かに派手さは無いが、こういうじっくりと聞き込める作品というのは最近ではあまり無いのではないだろうか。
・「声の質感がすごく豊か」
イーグルスの元メンバー。声がよすぎます。ジャズもあるサントラで歌っていましたが、スティングとともにすばらしい声であることはたしか。
リリシズムを感じさせる曲が多い。多彩なナンバーを含む幕の内弁当みたいなアルバム。ロッキンポップからAORまで見事に料理してみせるその手腕と歌の適応力には驚く。10点中7点
・「dts-CDの最高峰」
「ボイス・オブ・カリフォルニア」ドン・ヘンリーの甘く切なくそれでいて力強い極上のヴォーカルを、5.1chで見事に包み込んだdts-CDの傑作。あえてアナログ・レコーディング/ミックスを行ったステレオCDの良さを生かし、ヴォーカルを中心に置き、暖かくハーモニーが周囲に分散されている。分離は良いが、気持ちの良い一体感。
●Actual Miles: Henley's Greatest Hits
・「アダルトコンテンポラリー、AOR」
所属のゲフィンと裁判ざたでもめたドンヘンリー。そのためにこのアルバムのリリースが遅れたらしい。編集のされかたは=『I CAN'T STAND STLL』から1曲『BUILDING THE PERFECT BEAST』から5曲『THE END OF THE INNOCENCE』から5曲新曲が2曲と言う構成。中にはレナードコーエンのカバーが含まれる。
崩れ落ちていく社会の断面を切り取って歌ってみせたドンヘンリー。シリアスなシンガー。アルバムの編集方針の基本は『トップ40にチャートインした歌』ということ。これだけのヒット曲を出すのは容易ではない。イーグルスからソロになって成功するのはさらに困難である。
このアルバムからドンのイーグルスでの貢献度が推察できる点が興味深い。サウンドは80年代のAOR。ドンのもう一つの側面=リリシズムあふれる美しいメロディーラインがすばらしい。毒を吐き出すもうひとつの側面はことごとくゲフィンの圧力のために排除された印象。
トップ40に入った曲を持つならば=グレイティストヒッツは作る資格があると言える。ドンはその資格を持っている。10点中10点 レナードコーエンのカバーが彼の反骨精神を出している。ジャケ写真でも皮肉をにおわせているが=このアルバムは『燃費がいい』といえる。まさに皮肉屋ドンのお遊び精神全開。
実際の燃費はあなたがこの車=CD=に乗ってお確かめくださいということですね。さすがドンヘンリー。
・「懐かしさいっぱい」
イーグルスの来日公演で、20年ぶりに「The boys of summer」「Dirty laundry」など聴きました。もう懐かしくなりたまらなくなって、<また聴いてみたい>と、探していたらありました、身近なベスト盤が。「All she wants to do is dance」の時には、なんとグレン・フライが、ヤンキーなダンスを披露してました(笑)。あれから車のBGMに聴いていますが、それとは関係なくもドン・ヘンリー節に酔いしれてます。それまでイーグルスのソロ・メンバーの曲は何となく避けていたのですが、機会あって聴いてみるとソロはソロで、とても聴きやすく、いいアルバムですよ。イーグルスの時にはできなかった音が、ここにあるような気がします。
・「たまにある名曲」
このベスト盤は、"The boys of summer"と"The end of the innocece"の2曲を聴くだけでも価値があります。特に前者のPVはものすごく人気が高く、当時のMTVで年間ビデオ賞かなにかを取ったのではないかと記憶しています。
・「買いました・買いました」
丼じゃなかった、ドンヘンリー
・「POP ROCK,AOR」
なんだか『怒り』が少ない印象。いつものワイルドなボーカルはやや少ない。わりと落ち着いたサウンドに終始している様子。ソロアルバムを90年代は出してなかった。自分にとって音楽的な自由を最大限に許容してくれるレーベルを探した結果だと思われる。またこのアルバムは彼の90年代の日記になっているところも興味深い。結婚して子供もできて幸せな生活を送っているようだ。ロスの家が災害で崩壊してテキサス=出身地=に引っ越したようである。アルバムの中の歌詞にはかなりメッセージが込められている。ドンは多くのチャリティーや基金に参加して積極的に活動しているようである。環境破壊について触れているものもあれば、自分の娘さんについて=『アナベラ』=の楽曲も存在する、結婚式を祝う楽桊??もあり、全体的に『幸せムード満点』なので、やや激しさや怒りは後退している。レイドバックしているというのが全体の印象か。このアルバムは彼のメッセージ=『感謝の気持ちを忘れるべきではない』というのが強く伝わるアルバムである。やや今回はフックは弱めで、あまりコマーシャルな配慮は少ない様です。10点中6点
・「地味目だね。」
ドン・ヘンリーは綿密にアルバムを作り上げる人という印象がある。その印象は3枚目のアルバムから堅固なものになったが、今回のアルバムは正にその証明のようなもの。曲全体に派手なものはないが、すべて丁寧に作られどっしりとした感じを受ける。歌詞にもちゃらちゃらしたものはないし、面白半分で聞くことを拒否しているようなアルバムだ。ただ、その重みがポップさも消しており、いつもの作品にくらべ地味なのは確か。この人、レコード会社とよく喧嘩するし、イーグルスのツアーやりながら個人ツアーも並行してやるしあまり妥協しない人なんだろうな。くそ真面目な人が作った本当に丁寧で重みのあるアルバム。
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